JPH08310096A - 感熱粘着性複写伝票類の加熱活性化方法 - Google Patents

感熱粘着性複写伝票類の加熱活性化方法

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JPH08310096A
JPH08310096A JP11960695A JP11960695A JPH08310096A JP H08310096 A JPH08310096 A JP H08310096A JP 11960695 A JP11960695 A JP 11960695A JP 11960695 A JP11960695 A JP 11960695A JP H08310096 A JPH08310096 A JP H08310096A
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heat
sheet
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carbon
slips
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JP11960695A
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English (en)
Inventor
Yuichi Nishikawa
祐一 西川
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Toppan Inc
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Toppan Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】粘着性を付与するための加熱操作を施した時
に、着色カーボン層が熱で溶融して、各基材シート面に
複写印字された記入事項を汚損したり不鮮明にしたりし
ないようにすることにある。 【構成】基材シート1の裏面に複写用カーボン層2を設
けたカーボンシート3を複数枚重ね合わせたカーボンシ
ート群Aと、基材シート1の裏面に感熱粘着層4を設け
た粘着性シートBとを重ね合わせ、互いにその一端部乃
至対向する両端部又は周囲にて接合されている感熱粘着
性複写伝票類の前記感熱粘着層4を加熱活性化して粘着
性の付与を行う感熱粘着性複写伝票類の加熱活性化方法
において、カーボンシート群Aと粘着性シートBとの重
ね合わせ内面に熱遮蔽板8を介在させて、感熱粘着層4
を加熱し活性化して粘着性を付与する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ボールペンなどにて筆
記することにより又は印字用金型を用いてプレスするこ
とにより複写可能な複写用カーボン層を備えたカーボン
シート群と、感熱粘着層を裏面に備えた粘着性シートと
により構成される感熱粘着性複写伝票類の加熱活性化方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の複写伝票類として、伝票類の裏面
に粘着層を備え、生産品や発送品など所定の物品に貼着
して使用する機能をもった粘着性複写伝票類がある。
【0003】上記従来の粘着性複写伝票類は、図5の全
体斜視図又は図6の模式的な積層状態の側面図に示すよ
うに、伝票類に必要とする所定の記入欄など所望の表示
層5が印刷形成された基材シート1の裏面にワックス
(パラフィンなどのワックス)を主成分とするワックス
カーボン層2(ブラック、ブルーなど所望色の複写用着
色層)を設けたカーボンシート3を複数枚重ね合わせた
カーボンシート群Aと、伝票類に必要とする所望の表示
層5が印刷形成された基材シート1の裏面に感圧性の粘
着剤又は感熱性の粘着剤を塗布した粘着層14を設けた
粘着性シートBとにより構成され、前記シート群Aの最
下層に前記粘着性シートBを重ね合わせ、前記各々基材
シート1を、例えば一方の端部に沿う帯状の接合部6に
て、接着剤若しくはホッチキスなどにより互いに綴じ付
けして粘着性複写伝票類となっているものである。
【0004】前記粘着性複写伝票類のうち、例えば感圧
性の粘着剤を粘着層14とする感圧粘着性複写伝票類
は、粘着層14面にシート状のセパレータ(シリコーン
樹脂、パラフィンなどを塗布した剥離シート)を必要と
するが、感熱性の粘着剤を粘着層14とする感熱粘着性
複写伝票類は、常温若しくは所定の温度未満では粘着層
14が粘着性をもっておらず、伝票類を使用時に所定温
度以上に加熱することによって粘着性を帯びるようにな
っており、セパレータを必要としないため便利である。
【0005】このような従来の粘着性複写伝票類のカー
ボンシート群Aは、カーボンシート3を2枚〜5枚乃至
2枚〜8枚程度重ね合わせたものであり、粘着性シート
Bの基材シート1表面に、該カーボンシート群Aの最下
層にある感圧性のワックスカーボン層2を重ね合わせ、
それぞれ基材シート1を、その一端部若しくは対向する
両端部、あるいは周囲にて、互いに接着剤若しくはホッ
チキスなどにより接合部6にて接合して綴じ付けしたも
のである。
【0006】また、上記従来の粘着性複写伝票類のワッ
クスカーボン層2は、筆記圧力による複写機能を備える
不乾性層であり、基材シート1面にカーボンインキを塗
布方式若しくは凸版印刷方式など印刷方式により層形成
したものである。
【0007】上記カーボンインキは、一般的に30〜7
0重量%のワックス(植物性ワックス、瀝青性ワック
ス、炭化水素系ワックス、合成変性ワックス、融点;4
0〜110℃)と、20〜40重量%の不乾性油と、5
〜35重量%の色材(カーボンブラックなど)とを混合
してインキ化したものであって、90〜110℃程度で
軟化溶融するものである。
【0008】また、上記従来の粘着性複写伝票類は、図
5に示すように伝票類の一方の端部若しくは対向する両
端部に、コンピュータ出力用紙としてのパーフォレーシ
ョン7が孔設されている。
【0009】また、上記従来の粘着性複写伝票類として
は、図5に示す伝票類を1単位として、その複数単位を
重ね合わせて綴じ付けした冊子状の複写伝票類や、多数
単位を横方向に連続して形成した長尺状(ウエブ状)の
複写伝票類がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】セパレータを必要とし
ない上記感熱粘着性複写伝票類は、最上層の基材シート
1の印刷形成された表示層5の記入欄に、ボールペンな
どにて所定事項を筆記することにより、その筆記圧力に
より筆記に対応する個所のワックスカーボン層2が下層
の各基材シート1に転写して、筆記事項が複写される。
【0011】このようにして筆記した後は、適宜熱源
(電熱ヒーター又は熱風ブロアなど)を用いて感熱粘着
層14を加熱することにより粘着性を付与し、該複写伝
票類を感熱粘着層14を介して貼着すべき所定の物品
(例えば発送用の荷物など)の表面に貼着して、発送用
複写伝票、帳票などとして使用するものである。
【0012】図7(a)〜(b)は、ロール状に巻き取
った従来のウエブ状の粘着性複写伝票類W(カーボンシ
ート群Aと粘着シートBとの綴じ付けされたもの)に、
ポールペンなどの筆記用具により筆記印字若しくは印字
金型(若しくはドットプリンターヘッド)などを用いて
プレス印字し、所定のカッティングラインCに沿ってシ
ート状にカッティングして、シート状の複写伝票類(図
5参照)を形成する従来の複写伝票類作成工程を示す概
要側面図である。
【0013】図7(a)は、順次巻き出されるウエブ状
の感圧粘着性複写伝票類W1 からシート状の複写伝票類
1 を作成する工程であり、複写伝票類W1 の表面に、
印字圧力Pに所定の記入事項(情報)を印字して複写し
た後、カッティングラインCに沿ってカッティングする
ことによりシート状の複写伝票類S1 を得るもので、上
記感圧粘着性複写伝票類W1 は加熱を必要とせず、作成
されたシート状の複写伝票類S1 は、感圧性の粘着層1
4を介して適宜物品に押圧のみにて貼着することができ
る。
【0014】図7(b)は、順次巻き出されるウエブ状
の感熱粘着性複写伝票類W2 からシート状の複写伝票類
2 を作成する工程であり、複写伝票類W2 の表面に、
印字圧力Pに所定の記入事項(情報)を印字して複写し
た後、カッティングラインCに沿ってカッティングする
ことによりシート状の複写伝票類S2 を得るもので、上
記感熱粘着性複写伝票類W2 は加熱を必要とし、カッテ
ィング直前若しくは直後に、裏面の感熱性の粘着層14
に対して適宜温度(例えば160〜180℃、若しくは
180〜200℃程度)にて加熱工程Hにて加熱操作を
行って、粘着層14に粘着性を付与した後に、粘着性を
帯びた粘着層14を介して適宜物品に貼着する必要があ
る。
【0015】上記感熱粘着性複写伝票類W2 を用いた場
合において、例えば160〜180℃程度で加熱工程H
にて加熱を施した時には、図7(b)に示す斜線個所が
加熱されて、カーボンシート群Aの加熱個所の層間に存
在する90〜110℃程度の軟化溶融温度を示すワック
スカーボン層2(図6参照)が溶融し、溶融した加圧印
字部分以外の各カーボン層2が、それぞれ各基材シート
1面に転移付着して、各基材シート1面に複写印字され
た所定の記入事項やその周囲が汚損したり、記入事項を
不鮮明にしたりする場合があった。
【0016】本発明の目的は、感熱粘着性複写伝票類を
用いた場合において、粘着性を付与するための加熱工程
Hにて加熱を施した時に、ワックスカーボン層が熱で溶
融しないように工夫することにより、各基材シート面に
複写印字された記入事項が汚損したり不鮮明になったり
しないようにすることにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、基材シート1
の裏面に複写用カーボン層2を設けたカーボンシート3
を複数枚重ね合わせたカーボンシート群Aと、基材シー
ト1の裏面に感熱粘着層4を設けた粘着性シートBとを
重ね合わせ、互いにその一端部乃至対向する両端部又は
周囲にて接合されている感熱粘着性複写伝票類の前記感
熱粘着層4を加熱活性化して粘着性の付与を行う感熱粘
着性複写伝票類の加熱活性化方法において、カーボンシ
ート群Aと粘着性シートBとの重ね合わせ内面に熱遮蔽
板8を介在させて、前記感熱粘着層4を加熱し活性化し
て粘着性を付与することを特徴とする感熱粘着性複写伝
票類の加熱活性化方法である。
【0018】
【実施例】本発明の感熱粘着性複写伝票類の加熱活性化
方法を、実施例に従って以下に詳細に説明する。
【0019】図1(a)〜(d)、及び図2(a)〜
(c)は、本発明の一実施例におけるウエブ状の感熱粘
着性複写伝票類W2 の加熱活性化工程、及び複写伝票類
2 の加熱活性化工程により粘着性の付与されたウエブ
状の複写伝票類W2 からシート状の複写伝票類S2 を作
成する工程を模式的に示す側面図である。
【0020】ウエブ状の感熱粘着性複写伝票類W2 は、
前述の図5及び図7(b)にて示すような複写伝票類で
あり、カーボンシート群Aと、粘着性シートBとにより
構成され、伝票類に必要な所望の表示層が印刷形成され
た長尺状の基材シート1の裏面にワックスカーボン層2
を設けたカーボンシート3を複数枚重ね合わせたカーボ
ンシート群Aと、所望の表示層が印刷形成された長尺状
の基材シート1の裏面に感熱粘着層4を設けた粘着性シ
ートBとにより構成され、前記カーボンシート群Aの最
下層にあるワックスカーボン層2面と、前記粘着性シー
トBの基材シート1面とを重ね合わせ、各々前記基材シ
ート1を互いにその一端部(例えば複写伝票類W2 の長
さ方向に沿う一端部)にて接合され、綴じ付けされてい
るものである。
【0021】上記感熱粘着性複写伝票類W2 のカーボン
シート群Aは、図5に示すように、ワックスを主体とす
るカーボン着色剤(カーボンインキ)を、長尺状の基材
シート1の裏面に全面的若しくは部分的に塗布して形成
したワックスカーボン層2を設けたカーボンシート3
を、2枚以上複数枚(例えば5枚〜8枚程度若しくはそ
れ以上)重ね合わせたものである。
【0022】また、上記感熱粘着性複写伝票類の粘着性
シートBは、前記カーボンシート3に用いられる基材シ
ートと同様若しくは異なる長尺状の基材シート1の裏面
に感熱性の粘着剤を塗布することにより、感熱粘着層4
を設けたものである。
【0023】感熱性の粘着剤は、ある温度(例えば、常
温又は70℃〜80℃)未満では粘着性(感圧粘着力)
が不十分で、ある温度以上に加熱することにより粘着性
が付与される、所謂ディレイドタック性を備えた粘着剤
である。
【0024】上記感熱性粘着剤の基本的な組成は、高分
子材料、粘着付与剤、固体可塑剤から成り、ある温度
(例えば、常温又は70℃〜80℃)未満では粘着性
(感圧接着性)が不十分で、ある温度以上に加熱するこ
とにより粘着性が生じて、それが冷却後もかなりの期間
持続する、所謂ディレイドタック性を備えた接着剤(粘
着剤)であり、乾燥塗膜はタックがなく、セパレータ
(剥離紙)が不要である。
【0025】上記感熱性粘着剤の組成である高分子材料
は、接着力を与える成分であって、例えば、ポリ酢酸ビ
ニル、コポリエチレン−酢酸 ビニル、ポリアクリル酸
エステル系、ポリ塩化ビニル系、天然ゴム、合成ゴム、
コポリ酢酸ビニル−アクリル酸エステル、ポリエステル
系、ポリウレタン系の高分子化合物類などがある。
【0026】また、上記感熱性粘着剤の組成である粘着
付与剤は、加熱により活性化された際に粘着性を増強す
るための成分であって、例えば、ロジン誘導体、テルペ
ン樹脂系、石油樹脂系、フェノール樹脂系、キシレン樹
脂系などの樹脂類がある。
【0027】また、上記感熱性粘着剤の組成である固体
可塑剤は、常温では固体で融点以上に加熱されると溶融
し、高分子材料や粘着付与剤を膨潤・溶解して粘・接着
性を発現させ、一旦溶融した後は、なかなか結晶化しな
いので、熱活性化後の粘着保持時間を長くとることがで
きるものであり、例えば、フタル酸ジフェニル、フタル
酸ジヘキシル、フタル酸ジシクロヘキシル、フタル酸ジ
ヒドロアビエチル、イソフタル酸ジメチル、安息香酸ス
クロース、ジ安息香酸エチレングリコール、トリ安息香
酸トリメチロールエタン、トリ安息香酸グリセリド、テ
トラ安息香酸ペンタエリエット、オクタ酢酸スクロー
ス、クエン酸トリシクロヘキシルN−シクロヘキシル−
P−トルエンスルホンアミド等の常温で固体の有機化合
物がある。
【0028】このように、上記感熱粘着性複写伝票類W
2 とは、前記カーボンシート群Aの最下層にあるワック
スカーボン層2を、前記粘着性シートBの基材シート1
上に重ね合わせて、それぞれ前記基材シート1を、その
一端部にて互いに接着剤あるいはホッチキスなどの接合
部6にて接合し、綴じ付けしたものである。
【0029】また、上記感熱粘着性複写伝票類W2
は、前述のようにカーボンシート群Aと、粘着性シート
Bとの重ね合わせにより、1組の複写伝票類が構成され
るものであるが、この複数組を互いに重ね合わせ、その
重ね合わせ一端部を互いに綴じ付けする(あるいは各組
毎に切り離し可能に互いに綴じ付けする)ことにより、
小冊子状の複写伝票類の形態を採るようにしてもよい。
【0030】前記基材シート1の材料としては、上質紙
などの紙シートが適当であるが、その他に合成紙(若し
くは合成樹脂性フィルム、シート)などが使用される
が、限定はされない。
【0031】また、カーボンシート群Aに使用する前記
基材シート1と、粘着性シートBに使用する前記基材シ
ート1とは、同一の材料、厚さであってもよいし、異な
る材料、厚さの場合もある。
【0032】前記基材シート1に使用する材料厚さは、
例えば上質紙であれば、A全判サイズ若しくはB全判サ
イズ換算で連量39〜41kg若しくは41〜45kg
程度(連量;紙の総重量/1000枚)が適当とされる
が、特に限定はされない。
【0033】前記基材シート1に塗布するワックスカー
ボン層2は、筆記圧力による複写機能(転移性能)を備
えた不乾性層であり、基材シート1の裏面に全面的に若
しくは所定領域にパターン状に塗布されており、ワック
スと、不乾性油とを混合したワックスバインダー中に、
カーボンブラックなど適宜色の着色剤(色材)を適量混
合した少なくとも不乾性の着色ワックスカーボンインキ
が使用される。
【0034】上記着色ワックスカーボンインキは、例え
ば30〜70重量%のワックス(植物性ワックス、瀝青
性ワックス、炭化水素系ワックス、合成変性ワックス、
融点;40〜110℃)と、20〜40重量%の不乾性
油と、5〜35重量%の色材(カーボンブラックなど)
とを混合してインキ化したものであって、90〜110
℃程度で軟化溶融するものである。
【0035】上記ワックスカーボン層2の層厚は、3〜
4g/m2 若しくは4〜6g/m2程度が適当とされる
が、特に限定はされない。
【0036】また、上記ワックスカーボン層2を形成す
るために使用する不乾性の着色ワックスカーボンインキ
の組成分である不乾性油としては、沸点350℃以上の
パラフィン系、ナフテン系、芳香族系、混合系の鉱物
油、あるいはひまし油などの不乾性植物油が使用され、
その他に界面活性剤も用途に応じて使用される。
【0037】また上記不乾性のワックスカーボンインキ
の着色に使用する色材としては、例えば下記のものがあ
る。 黒色;カーボンブラック、オイルブラック 青色;紺青、シアニンブルー、アルカリブルー、メチル
バイオレット・レーキ 赤色;レーキレッド、カーミン 白色;炭酸カルシウム、アルミナホワイト、クレー、チ
タンホワイト
【0038】前記感熱粘着層4は、各1組の上記複写伝
票類W2 の最下層にある基材シート1の裏面に塗布され
ているものであり、塗布厚は10〜15g/m2 、若し
くは15〜20g/m2 程度である。
【0039】前記表示層5は、各基材シート1の適宜位
置に印刷により形成されており、筆記具による筆圧など
印字圧力により記入すべき伝票などの記入欄などであ
る。
【0040】前記接合部6は、一端部以外に、各基材シ
ート1の対向する両端部、あるいは周囲に沿って形成さ
れており、接合部6は、接着剤により形成されている
か、ホッチキスなどの綴具により接合して綴じ付けされ
ている。
【0041】本発明の感熱粘着性複写伝票類の加熱活性
化方法は、上記感熱粘着性複写伝票類W2 の感熱粘着層
4を加熱することにより活性化して、粘着性(感圧接着
性)を付与するものであり、図1(a)〜(d)に示す
一実施例に従って説明する。
【0042】まず図1(a)、ロール状に巻き取ったウ
エブ状の感熱粘着性複写伝票類W2を矢印方向に巻き出
し、印字工程Pにて印字圧力p1 を加圧して、所定の記
入事項(発送伝票などの宛て先、品名など必要事項)を
印字し、印字圧力p1 に応じてワックスカーボン層2を
下層の各基材シート1に転移させて複写を行う。
【0043】なお、複写伝票類W2 の送り出し送行動作
は、該伝票類W2 の巻き出し方向と直交する幅方向の両
端に規則的に孔設したパーフォレーション7(図5参
照)と所定速度で駆動回転するスプロケットとにより行
う。
【0044】続いて、図1(b)、複写伝票類W2 の先
端部側と熱遮蔽板8とを相対的に接近させてカーボンシ
ート群Aと、粘着性シートBとの間に、熱遮蔽板8を挿
入する。
【0045】なお、熱遮蔽板8は、熱をなるべく遮断で
きるものであれば、特に材質、形状などは限定されない
が、銅、鉄、銀、ニッケル、クロム、アルミニウムな
ど、あるいはこれらの合金製の適宜厚さの金属板、ある
いは耐熱性のある樹脂により形成された適宜厚さのプラ
スチック板が適当であり、熱伝導率の低い、あるいは比
熱の低い材料が適当である。
【0046】また、熱遮蔽板8は、カーボンシート群A
と粘着性シートBとの間に円滑に挿入できるように、熱
遮蔽板8の端部に向かって徐々に薄く設定されているこ
とが適当である。
【0047】例えば、同図1(b)に図示するように複
写伝票類W2 を巻き出しながら、定位置に設置された熱
遮蔽板8を、その伝票類W2 の先端部のカーボンシート
群Aと粘着性シートBとの間に挿入するとともに加熱工
程Hに導入する。
【0048】続いて、図1(c)、熱遮蔽板8の下側
に、粘着性シートBを挟んで対向設置した加熱手段(ヒ
ーター加熱板、又は熱風ブロア)にて、感熱粘着層4に
対して所定の温度(例えば160℃〜200℃)の熱h
1 を付与して、該粘着層4の斜線で示す部分を活性化し
て粘着性(感圧接着性)を付与する。その間に、印字工
程Pにて、前記同様に印字圧力p1 にて加圧して記入事
項を印字複写する。
【0049】続いて、図1(d)、複写伝票類W2 を一
定長さ(例えば、図示する印字工程P、加熱工程Hの長
さと同等、若しくはそれより僅かに長く)巻き出すこと
により、粘着層4の活性化された領域の伝票類W2 を熱
遮蔽板8より外れた位置まで搬出し、粘着層4の活性化
されていない新規な領域の伝票類W2 のカーボンシート
群Aと粘着性シートBとの間に、熱遮蔽板8を挿入する
とともに、該新規な領域を前記加熱工程Hに導入する。
【0050】続いて、図2(a)、加熱工程Hの前記加
熱手段にて、前記新規な領域の感熱粘着層4に対して前
記所定の温度の熱h1 を付与して、該粘着層4の斜線で
示す部分を活性化して粘着性(感圧接着性)を付与す
る。その間に、印字工程Pにて、前記同様に印字圧力p
1 にて加圧して記入事項を印字複写する。
【0051】続いて、図2(b)、複写伝票類W2 を前
記同様に一定長さ巻き出すことにより、粘着層4の活性
化された領域の伝票類W2 を熱遮蔽板8より外れた位置
まで搬出し、粘着層4の活性化されていない新規な領域
の伝票類W2 のカーボンシート群Aと粘着性シートBと
の間に、熱遮蔽板8を挿入するとともに、該新規な領域
を前記加熱工程Hに導入する。
【0052】続いて、図2(c)、粘着層4の活性化さ
れた領域の複写伝票類W2 をカッティングラインCに沿
ってカッティングすることにより、シート状の伝票類S
2 を作成する。なお図2(c)においては、カッティン
グラインCは、ある幅(活性化されていない粘着層4の
領域の幅)をもって離間する2本のラインで示されてい
るが、他の方法としては、活性化されていない粘着層4
の領域の幅が0になるように、複写伝票類W2 の送り出
し長さを設定し、印字工程Pにて印字を行い、加熱工程
Hにて加熱を行うことによって、1本のカッティングラ
インCによってカッティングするようにしてもよい。
【0053】以上の動作を繰り返すことにより、感熱粘
着性複写伝票類W2 の粘着層4に対して活性化を行い、
シート状の複写伝票類S2 を作成する。
【0054】本発明の感熱粘着性複写伝票類の加熱活性
化方法の他の実施例を、図3(a)〜(d)、及び図4
(a)〜(c)に従って説明する。
【0055】まず図3(a)、ロール状に巻き取ったウ
エブ状の感熱粘着性複写伝票類W2を矢印方向に巻き出
した後、印字工程Pにて印字圧力p1 を加圧して、所定
の記入事項(発送伝票などの宛て先、品名など必要事
項)を印字し、印字圧力p1 に応じてワックスカーボン
層2を下層の各基材シート1に転移させて複写を行う。
【0056】なお、複写伝票類W2 の送り出し送行動作
は、上記一実施例と同様にして行うものである。
【0057】続いて、図3(b)、感熱粘着性複写伝票
類W2 を矢印方向に一定の長さ(例えば図示する印字工
程Pの長さ)巻き出す。
【0058】続いて、図3(c)、複写伝票類W2 の巻
き出し先端側をカッティングラインCに沿ってカッティ
ングすることにより、シート状の伝票類S2 を作成す
る。
【0059】続いて、図3(d)、加熱工程Hにて、シ
ート状の伝票類S2 のカーボンシート群Aと粘着性シー
トBとの間に、熱遮蔽板8を挿入する。
【0060】続いて、図4(a)、熱遮蔽板8の下側
に、粘着性シートBを挟んで対向設置した加熱手段(ヒ
ーター加熱板、又は熱風ブロア)にて、感熱粘着層4に
対して所定の温度(例えば160℃〜200℃)の熱h
1 を付与して、該粘着層4の斜線で示す部分を活性化し
て粘着性(感圧接着性)を付与する。
【0061】続いて、図4(b)、粘着層4の活性化さ
れたシート状の伝票類S2 を加熱工程Hの外側に搬出す
るとともに、印字工程Pにて、粘着層4の活性化されて
いない新規な領域の伝票類W2 に、前記図3(a)と同
様にして印字圧力p1 にて印字を行う。
【0062】続いて、図4(c)、感熱粘着性複写伝票
類W2 を、図3(b)と同様にして矢印方向に一定の長
さ(例えば図示する印字工程Pの長さ)巻き出す。
【0063】以上の動作を繰り返すことにより、感熱粘
着性複写伝票類W2 の粘着層4に対して活性化を行い、
シート状の複写伝票類S2 を作成する。
【0064】
【作用】本発明の感熱粘着性複写伝票類の加熱活性化方
法は、カーボンシート群Aと粘着性シートBとの重ね合
わせ内面に熱遮蔽板8を介在させて、前記感熱粘着層4
を加熱して活性化し、粘着性を付与するため、前記粘着
層4の活性化に要する熱が、熱遮蔽板8によって遮断さ
れ、カーボンシート群A側に熱が伝達され難くなり、熱
によるカーボンシート群Aのワックスカーボン層2の溶
融を阻止でき、該カーボン層2の溶融による基材シート
1面への汚損の発生を防止できる。
【0065】
【発明の効果】本発明の感熱粘着性複写伝票類の加熱活
性化方法は、複写伝票類の感熱粘着層を加熱により活性
化して粘着性を付与する際に、熱遮蔽板が、熱によるカ
ーボンシート群のワックスカーボン層の溶融を阻止し
て、該カーボン層の溶融による基材シート1面への汚損
の発生を防止でき、複写伝票類の各基材シート面及び複
写印字された記入事項が、色材により汚損されたり不鮮
明になったりせずに、良好な複写を行うことができる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)〜(d)は本発明の一実施例における感
熱粘着性複写伝票類の加熱活性化工程を模式的に説明す
る概要側面図である。
【図2】(a)〜(c)は本発明の一実施例における感
熱粘着性複写伝票類の加熱活性化工程及びシート状の複
写伝票類を作成する工程を模式的に説明する概要側面図
である。
【図3】(a)〜(d)は本発明の他の実施例における
感熱粘着性複写伝票類のシート状の複写伝票類を作成す
る工程、及び加熱活性化工程を模式的に説明する概要側
面図である。
【図4】(a)〜(c)は本発明の他の実施例における
感熱粘着性複写伝票類のシート状の複写伝票類を作成す
る工程、及び加熱活性化工程を模式的に説明する概要側
面図である。
【図5】一般的な粘着性複写伝票類の全体を説明する外
観斜視図である。
【図6】一般的な粘着性複写伝票類を模式的に説明する
側面図である。
【図7】(a)は一般的な感圧粘着性複写伝票類の印字
工程、及びシート状の複写伝票類を作成する工程を示す
概要側面図、(b)は一般的な感熱粘着性複写伝票類の
印字工程、及び加熱活性化工程、及びシート状の複写伝
票類を作成する工程を示す概要側面図である。
【符号の説明】
1…基材シート 2…ワックスカーボン層 3…カーボ
ンシート 4…感熱粘着層 5…表示層 6…接合部 7…パーフ
ォレーション 8…熱遮蔽板 A…カーボンシート群 B…粘着性シート C…カッテ
ィングライン H…加熱工程 P…印字工程 W1 …ウエブ状の感圧粘着性複写伝票類 W2 …ウエブ状の感熱粘着性複写伝票類 S1 …シート状の感圧粘着性複写伝票類 S2 …シート状の感熱粘着性複写伝票類

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基材シート1の裏面に複写用カーボン層2
    を設けたカーボンシート3を複数枚重ね合わせたカーボ
    ンシート群Aと、基材シート1の裏面に感熱粘着層4を
    設けた粘着性シートBとを重ね合わせ、互いにその一端
    部乃至対向する両端部又は周囲にて接合されている感熱
    粘着性複写伝票類の前記感熱粘着層4を加熱活性化して
    粘着性の付与を行う感熱粘着性複写伝票類の加熱活性化
    方法において、カーボンシート群Aと粘着性シートBと
    の重ね合わせ内面に熱遮蔽板8を介在させて、前記感熱
    粘着層4を加熱し活性化して粘着性を付与することを特
    徴とする感熱粘着性複写伝票類の加熱活性化方法。
  2. 【請求項2】カーボンシート群Aと粘着性シートBのそ
    れぞれ基材シート1に同一若しくは異なる材料を使用す
    る請求項1記載の感熱粘着性複写伝票類の加熱活性化方
    法。
JP11960695A 1995-05-18 1995-05-18 感熱粘着性複写伝票類の加熱活性化方法 Pending JPH08310096A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002160473A (ja) * 2000-11-27 2002-06-04 Kobayashi Kirokushi Co Ltd 複写帳票

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JP2002160473A (ja) * 2000-11-27 2002-06-04 Kobayashi Kirokushi Co Ltd 複写帳票

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