JPH0831023A - 中心部に貫通孔を有しないディスクの製造方法及び中心部に小径貫通孔を有するディスクの製造方法並びにディスク - Google Patents

中心部に貫通孔を有しないディスクの製造方法及び中心部に小径貫通孔を有するディスクの製造方法並びにディスク

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JPH0831023A
JPH0831023A JP6159792A JP15979294A JPH0831023A JP H0831023 A JPH0831023 A JP H0831023A JP 6159792 A JP6159792 A JP 6159792A JP 15979294 A JP15979294 A JP 15979294A JP H0831023 A JPH0831023 A JP H0831023A
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disc
disk
center
stamper
hole
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JP6159792A
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English (en)
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Masahiro Higuchi
政廣 樋口
Takaya Kusafuka
孝也 草深
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/26Moulds
    • B29C45/263Moulds with mould wall parts provided with fine grooves or impressions, e.g. for record discs

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  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ディスクの中心部付近に至るまでデータが記
録可能なこと。 【構成】 中心部付近にまでデータ信号等が記録された
スタンパ1を可動型Aにスタンパ吸引ポート6の真空バ
キュームの作用により、データ情報記録領域の反対面を
吸引固定する。固定型Bと型締めされた後、射出口5か
ら熱溶解した成形材料が射出され、この時の射出圧力に
よりスタンパ1に記録されたデータ信号等が成形材料に
転写される。そして、冷却して成形材料を硬化させレプ
リカディスク2を得る。レプリカディスク2、即ち、光
ディスクが得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、中心部に貫通孔を有し
ないディスクの中心部付近までデータの記録領域を設け
たことを特徴とする光ディスク、光−磁気ディスク等の
ディスクとその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、音声、映像、画像、コンピュータ
データ等のデジタルデータを記録する記録媒体として、
光ディスクが主流になってきている。光ディスクは記録
するメディアに応じて様々な大きさが存在し、例えば、
音声に代表されるディスクは直経120mmまたは80
mmのコンパクトディスク、映像は直経300mmのレ
ーザディスク、コンピュータデータ等は直経120mm
のCD−ROM等が存在している。
【0003】この種の中心部に貫通孔を有しない光ディ
スクの製造方法としては、一般に、データが記録された
スタンパを熱溶解した樹脂等の成形材料と金型に封じ込
めて、記録されたデータを成形材料に転写することで所
定の光ディスクを得るインジェクション−コンプレッシ
ョン法と呼ばれる射出成形法による方法が挙げられ、こ
の方法は特公昭61−34370号公報等に開示された
ような金型と称するもの、またはこれに類似する構造の
ものを使用して形成される。このような方法によって成
形される光ディスクの例を、図9に示す。
【0004】図9は一般的な射出成形法によって成形さ
れたコンパクトディスクの平面図である。
【0005】図9に示すように、ディスク本体30の斜
線部の情報記録領域31の領域に対し、量産用に使用さ
れている金型は、殆どが国際電気標準会議IECで規定
されている内径15±0.1mm(コンパクトディスク
の場合)または35±0.1mm(レーザディスクの場
合)の口径の貫通孔32の穴打抜きを成形中に行ってい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、多様化するマ
ルチメディアの中で情報量の拡大と共にコンパクト化す
る記録媒体に、従来記録されていなかったディスクの中
心部に至るまでデータを記録し、1枚のディスク当たり
の記録容量を拡大させることに着目したものである。更
に、ディスクの直径が縮小し、20mm乃至30mm程
度またはそれ以下の超小型ディスクの必要性が生じた場
合、ディスクの中心部に穴を無くし、中心部付近にまで
データが記録される光ディスクの要望が生じることが考
えられる。
【0007】特に、市販のビデオディスクの一つの例と
しては、図10の公知のビデオディスクの平面のレイア
ウトを示す斜視図のように、 外径=300mm 情報記録領域の最大径=290mm 情報記録領域の最小径=110mm レーベル外径= 93mm 貫通孔= 35mm である。ここで、外径が300mmであっても情報記録
領域の最大径、即ち、リードアウトROが290mm、
情報記録領域の最小径、即ち、リードインRIが110
mmであり、情報記録面積としてはディスク全面積の8
0パーセント程度の面積が使用されているにすぎない。
また、径の小さくなるコンパクトディスク及びミニディ
スクになると更に利用率が低下する。したがって、情報
記録領域の有効利用面積を大きくする必要がある。
【0008】そこで、本発明は、ディスクの中心部付近
に至るまでデータの記録を可能とすべく従来のディスク
にみられるクランピング用の中心穴を削除し、その部分
にまでもデータの記録を可能とすべく中心部に貫通孔を
有しないディスクの製造方法及び中心部に小径貫通孔を
有するディスクの製造方法並びにディスクの提供を課題
とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1にかかる中心部
に貫通孔を有しない光ディスクの製造方法は、中心部を
除く転写面にデータが記録されたスタンパの転写面の反
対側を一方の金型に面で取付け、その外周を拘束する工
程と、成形材料を射出する射出口を略中心位置に有する
他方の金型を、前記スタンパが取付けられた前記金型と
型締めする工程と、前記金型の略中心位置の射出口から
成形材料を射出して円板状のディスクを成形する工程と
を具備するものである。
【0010】請求項2にかかる中心部に貫通孔を有しな
い光ディスクの製造方法は、転写面にデータが記録され
たスタンパの転写面の反対面を金型に対する面での取付
けを、吸引としたものである。
【0011】請求項3にかかる中心部に小径貫通孔を有
するディスクの製造方法は、中心部付近までデータが記
録されたスタンパの転写面の反対側を一方の金型に面で
取付ける工程と、成形材料を射出する射出口を略中心位
置に有する他方の金型を、前記スタンパが取付けられた
前記金型と型締めする工程と、前記金型の略中心位置の
射出口から成形材料を射出して円板状のディスクを成形
する工程とを具備するものである。
【0012】請求項4にかかる中心部に小径貫通孔を有
するディスクの製造方法は、転写面にデータが記録され
たスタンパの転写面の反対面を金型に対する面での取付
けは、吸引としたものである。
【0013】請求項5にかかるディスクは、円板状のデ
ィスク本体と、前記ディスク本体の一方側の表面に形成
され、レーザ光を反射させることにより情報の読出しを
可能とする情報記録領域とを具備するディスクにおい
て、前記情報記録領域は、その記録可能領域を85パー
セント程度以上に設定したものである。
【0014】請求項6にかかる中心部に貫通孔を有しな
いディスクは、円板状のディスク本体と、前記ディスク
本体の一方側の表面に形成され、レーザ光を反射させる
ことにより情報の読出しを可能とする情報記録領域とを
具備するディスクにおいて、前記情報記録領域は、その
記録可能領域を85パーセント程度以上に設定したもの
である。
【0015】請求項7にかかる中心部に小径貫通孔を有
するディスクは、円板状のディスク本体と、前記ディス
ク本体の一方側の表面に形成され、レーザ光を反射させ
ることにより情報の読出しを可能とする情報記録領域と
を具備するディスクにおいて、前記情報記録領域は、そ
の記録可能領域を85パーセント程度以上に設定したも
のである。
【0016】請求項8にかかるディスクの情報記録領域
を、前記情報記録の開始位置を前記ディスクの中心部近
傍としたものである。
【0017】
【作用】請求項1においては、中心部を除く転写面にデ
ータが記録されたスタンパの転写面の反対側を一方の金
型に取付け、成形材料を射出する射出口を略中心に有
し、前記スタンパが取付けられた他方の金型と型締め
し、前記金型の略中心の射出口から成形材を射出して、
中心部穴無しの光ディスクを成形する。
【0018】請求項2においては、請求項1のスタンパ
の転写面の反対側を金型に取付ける工程で、吸引により
スタンパを取付ける。
【0019】請求項3においては、中心部を除く転写面
にデータが記録されたスタンパの転写面の反対側を一方
の金型に取付け、成形材料を射出する射出口を略中心に
有し、前記スタンパが取付けられた他方の金型と型締め
し、前記金型の略中心の射出口から成形材を射出して、
中心部に小径貫通孔を有するディスクを成形する。
【0020】請求項4においては、請求項3のスタンパ
の転写面の反対側を金型に取付ける工程で、吸引により
スタンパを取付ける。
【0021】請求項5においては、ディスク本体の一方
側の表面に形成され、レーザ光を反射させることにより
情報の読出しを可能とする情報記録領域を、85パーセ
ント程度以上に設定し、その記憶容量を大きくする。
【0022】請求項6においては、中心部に貫通孔を有
しないディスク本体の一方側の表面に形成され、レーザ
光を反射させることにより情報の読出しを可能とする情
報記録領域を、85パーセント程度以上に設定し、その
記憶容量を大きくする。
【0023】請求項7においては、中心部に小径貫通孔
を有するディスク本体の一方側の表面に形成され、レー
ザ光を反射させることにより情報の読出しを可能とする
情報記録領域を、85パーセント程度以上に設定し、そ
の記憶容量を大きくする。
【0024】請求項8においては、円板状のディスク本
体の中心部まで記録領域とすることができる。
【0025】
【実施例】以下、本発明のディスクの製造方法における
実施例について、図を用いて説明する。
【0026】図1は本発明の一実施例における中心部に
貫通孔を有しない光ディスクの製造方法を説明するため
の金型の構造図である。図2乃至図7は図1の金型によ
るディスク成形のプロセスを示す説明図で、特に、図2
は可動型と固定型が開いた状態、図3は可動型と固定型
が閉じた状態、図4は射出・冷却状態、図5は可動型と
固定型を開いた状態、図6は光ディスクの取出し状態を
示す説明図である。
【0027】図1において、1は中心部付近にまでデー
タが記録されたスタンパで、2は成形された製品の光デ
ィスクとなるレプリカディスクである。3はスタンパ1
の外周を拘束すると共に、スタンパ1を吸着固定する鏡
面3aをもつ可動側ミラーブロック3を有する可動型A
と、熱溶解した成形材料が射出される鏡面4bをもつ固
定側ミラーブロック4を有する固定型B、5は熱溶解し
た成形材料を射出する射出口、6は可動側ミラーブロッ
ク3の鏡面3aにスタンパ1を真空バキューム等によっ
て吸引固定するスタンパ吸引ポートである。ここで、イ
ンジェクタノズルに接続される射出口5は、成形材料を
射出するもので、固定型Bの中央に形成され、かつ、固
定側ミラーブロック4に連通している。
【0028】次に、図2乃至図6を用いて本発明の一実
施例の光ディスクのディスク成形のプロセスを説明す
る。
【0029】先ず、二つの金型、即ち、可動型Aと固定
型Bが開いた状態(図2)において、スタンパ1がスタ
ンパ吸引ポート6の真空バキュームの作用によりデータ
の転写面(情報記録領域)が外側になるよう可動型Aの
可動側ミラーブロック3の鏡面3aに吸引固定する。そ
して、可動型Aを固定型Bに向けて摺動させ、両金型を
衝合して一体化される(図3)。そして、熱溶解した成
形材料、例えば、ポリカーボネート等の樹脂を射出口5
より射出する(図4)。可動型Aの可動側ミラーブロッ
ク3の鏡面3aと固定型Bの固定側ミラーブロック4の
鏡面4bで形成された空隙部分7に成形材料が充填され
ると、そのときの成形材料の射出圧力によってスタンパ
1に記録されたデータがスタンパ1と成形材料の境界面
に転写される。次に、成形材料を硬化するために冷却さ
れる。
【0030】その後、可動型Aが図示の左側に移動し、
金型が開いて(図5)、スタンパ1に記録されたデータ
が転写され、かつ、中心部に穴が無いレプリカディスク
2、即ち、光ディスクが取り出される(図6)。
【0031】こうして取り出された中心部に貫通孔のな
い光ディスクの例を図7に示す。
【0032】図7は本発明の一実施例における中心部に
貫通孔を有しない光ディスクの製造方法で製造された光
ディスクの平面図である。
【0033】図7において、光ディスク本体10の平面
の斜線部はスタンパ1に記録されたデータが転写された
情報記録領域(記録面または転写面)11で、この領域
は中心部付近までデータが記録されており、そして、極
めて極中心の中心部12のみはデータが記録されていな
い領域で、ここでは直径約0.5mmとなっている。本
実施例においては、データの記録を中心部12にまで限
りなく近づけることが可能である。しかし、光ディスク
からデータを読み取る際、光ピックアップの読み取り精
度と再生装置のハードウェアの構成に依存するため、本
数値は一概に特定できるものではない。
【0034】次に、本発明の中心部に貫通孔を有しない
光ディスクの製造方法によって成形されるレプリカディ
スクと従来の光ディスクとの記録領域の増加分につい
て、図7及び図9を用いて説明する。
【0035】図9において、例えば、従来のコンパクト
ディスクであるとするならば、斜線部で示された情報記
録領域は、国際電気標準化会議(IEC908;198
7)及び日本工業規格(JIS S−8605−199
3)の規格により、記録スタート位置が中心から半径2
2.5mmで、記憶終了位置が中心から半径58.5m
mである。したがって、情報記録領域の面積は約916
1mm2 となる。これに対し、本発明の実施例の情報記
録領域は、図7に示すように、記録スタート位置が中心
から半径0.25mmで、記録終了位置が中心から半径
58.5mmとするならば、その情報記録領域の面積は
約10751mm2 となり、従来のディスクに比べ情報
記録領域の面積が約17%増加となる。したがって、音
楽ならば3乃至4曲分の増加となり、記録領域が一段と
拡大する。
【0036】このように、中心部を除く全ての転写面に
データが記録されたスタンパの転写面の反対側を例えば
可動型Aからなる一方の金型に取付ける図2に示す工程
と、成形材料を射出する射出口5を略中心に有する固定
型Bからなる他方の金型を、前記スタンパ1が取付けら
れた前記可動型Aからなる金型と型締めする図3に示す
工程と、前記金型の略中心の射出口から成形材を射出し
て、中心部に貫通孔を有することのない光ディスクを成
形する図4乃至図6に示す工程とを具備するものであ
り、これを請求項1の実施例とすることができる。
【0037】したがって、スタンパ1の中心の一部を除
いてデータを記録し、真空バキュームの作用によってそ
のデータ情報記録領域の反対側の面を可動型Aに吸引固
定し、射出口5が組み込まれたもう一つの固定型Bと型
締めし、このとき、射出口5が熱溶解した成形材料を射
出口5から射出し、しかる後、冷却し、成形材料が硬化
した後、スタンパ1に記録されたデータが転写された光
ディスクを取り出すことができる。
【0038】このとき、射出口5はスタンパ1の中心に
位置するから、射出圧力が全周に分散され、特定のベク
トル力が大きくなることがないから、スタンパ1が移動
することなく、射出成形が可能となる。勿論、射出口5
はスタンパ1の中心に位置することを理想とするが、射
出口を複数としたもの、或いは射出口5を中心から若干
ずれた略中心に設定してもよい。即ち、射出口5を略中
心に有する固定型4においても、同様の効果を期待する
ことができる。
【0039】なお、本発明の実施例においては、スタン
パ1を可動型Aの可動側ミラーブロック3の鏡面3aに
吸引するものであり、これを請求項2の実施例とするこ
とができる。特に、スタンパーの外周は可動側ミラーブ
ロック3で移動を規制できるから、吸引により離型時の
固着を確実にできる。特に、本実施例においては、吸着
固定するものであるから、スタンパ1を固定型Bの固定
側ミラーブロック4の鏡面4bに固定し、射出口5を可
動型Aの可動側ミラーブロック3に連通する方法にも適
用が可能である。
【0040】また、図1において、従来のように光ディ
スクの中心部の貫通孔がないため、可動型Bの構造を簡
単にすることができ、また、可動型Aを複数のディスク
が成形されるような構造にすることで、一回の射出成形
行程で複数同一内容または各種のスタンパ1を用いて異
なるデータの光ディスクを形成することができる。
【0041】そして、本実施例の中心部に従来例の貫通
孔32を有しないディスクの製造方法によれば、成形さ
れる光ディスクの中心部に貫通孔32がないため、将来
的に、より小さな径の中心部に貫通孔を有しないまたは
中心部に微細な貫通孔を有する光ディスクの規格にも十
分適用することが可能である。
【0042】即ち、円板状の光ディスク本体10と、光
ディスク本体10の一方側の表面に形成され、レーザ光
を反射させることにより情報の読出しを可能とする情報
記録領域11とを具備する中心部に貫通孔を有しないデ
ィスクにおいて、前記情報記録領域11は、リードイン
RI(0.5mm)とし、従来と同一のリードアウトR
O(290mm)とすると、情報記録領域11の面積は
93パーセント程度以上となり、トラック単位で記憶容
量をみると更に大きな情報容量となる。即ち、リードイ
ンRIの位置を多少拡大したとしても、少なくとも情報
記録領域11の面積を85パーセント程度以上とするこ
とができる。これを請求項6の実施例とすることができ
る。
【0043】したがって、単一のディスクで記憶領域を
拡大でき、また、記録密度を高くすることにより、更
に、記憶容量を大きくすることができる。特に、リード
インRIから所定の領域までをインデックス等の管理情
報領域とすることにより、ディスクの管理が容易にな
る。
【0044】しかし、本発明を実施する場合には、リー
ドインRIに至るまでの径の大きさを問題としないの
で、中心部に貫通孔を有しないディスク以外にも使用が
可能である。例えば、中心部に小径貫通孔を有するディ
スクにも使用でき、これを請求項7の実施例とすること
ができる。或いは、従来と同様に35±0.1mmの口
径の貫通孔32を穿設したものとしても、87パーセン
ト程度の情報記録領域を得ることもでき、これを請求項
5の実施例とすることができる。
【0045】特に、中心部に貫通孔を有しないディスク
及び中心部に小径貫通孔を有するディスクの情報記憶領
域外を有効的に使用することができる。
【0046】ところで、上記実施例においては、光ディ
スクの中心部に従来例の貫通孔32を有しないものであ
るが、貫通孔32の有無は射出された成形材料の流動を
均一化でき、中心部附近までデータ領域とできるもので
ある。
【0047】しかし、本発明を実施する場合には、前記
貫通孔32は小径であれば、その有無に関係しない。
【0048】即ち、本実施例の中心部に小径貫通孔を有
するディスクの製造方法は、中心部を除く転写面にデー
タが記録されたスタンパ1の転写面の反対側を一方の可
動型Aからなる金型に面で取付ける工程と、成形材料を
射出する射出口5を略中心位置に有する他方の固定型B
からなる金型を、前記スタンパ1が取付けられた前記金
型と型締めする工程と、前記金型の略中心位置の射出口
5から成形材料を射出してディスクを成形する工程とを
具備するものであり、これを請求項3の実施例とするこ
とができる。
【0049】前述の請求項1の実施例の効果に加えて、
特に、この種の実施例では、中心部に小径貫通孔を有す
るディスクは対応するスタンパ1の中心にも小径貫通孔
を形成することができ、それをスタンパ1の位置決めと
して使用することもできる。このとき、射出口5を中心
から偏位させて略中心位置とするか、或いは射出口5の
中心の周囲に複数配設することができる。また、ディス
クの中心部の小径貫通孔は、ディスクを成形した後のゲ
ートの除去の際に、打抜きで処理することができる。
【0050】また、本発明の実施例においても、スタン
パ1を可動型Aの可動側ミラーブロック3の鏡面3aに
吸引するものであり、これを請求項4の実施例とするこ
とができる。特に、スタンパ1の外周は可動型Aの可動
側ミラーブロック3で移動を規制できるから、吸引によ
り離型時の固着を確実にできる。特に、本実施例におい
ては、吸着固定するものであるから、スタンパ1を固定
型Bの固定側ミラーブロック4の鏡面4bに固定し、射
出口5を可動型Aにする方法にも適用が可能である。
【0051】そして、データが記録されたスタンパ1を
固着した一方の可動型Aからなる金型と、成形材料を射
出する射出口を有する他方の固定型Bからなる金型によ
り、光ディスク本体10より直径が大きいレプリカディ
スクを得る。その後、レプリカディスクが冷え切らない
うちに外周を受刃で切断することにより、複屈折率が高
いディスクの外周部を切り落とし、光ディスク本体10
に一様に低い複屈折率で所定の大きさの外周部を切断し
た光ディスクを得る構成とすることもできる。
【0052】したがって、データが記録されたスタンパ
1を固着した一方の金型と、成形材料を射出する射出口
を有する他方の金型により、所定以上の直径のディスク
を射出成形によって得て、前記射出成形によって得られ
たディスクが所定の直径になるよう前記ディスクの外周
部を切断するものであるから、外周部を切断することに
よって、複屈折率が一様に低い所定の大きさの光ディス
クを得ることができる。故に、外周部分を切断したディ
スクは成形材料の内部歪みが最も生じやすいディスクの
外周部を切り取っているために、全体の複屈折率が低く
安定しており、ディスクの外周部に至るまで記録領域を
拡大することが可能である。特に、情報記録領域が不足
で他のディスクを使用しなければならない場合には、こ
の記録容量の拡大により充足されることになる。
【0053】なお、上記実施例では光ディスクについて
説明したが、本発明を実施できるのは光ディスクに限定
されるものではなく、光ディスク、光−磁気ディスク等
のディスク一般に使用でき、また、スパイラル状または
仮想中心軸の同心円上のトラックとすることもできる。
【0054】また、上記実施例のディスクにおける読出
しとは、記録及び再生が可能なディスクの読出し、及び
再生のみ可能なディスクの読出しを含むものである。
【0055】
【発明の効果】以上のように、請求項1の中心部に貫通
孔を有しない光ディスクの製造方法は、略中心部を除く
転写面にデータが記録されたスタンパの転写面の反対側
を一方の金型に取付け、成形材料を射出する射出口を中
心に有し、前記スタンパが取付けられた他方の金型と型
締めし、前記金型の中心の射出口から成形材を射出し
て、中心部穴無しの光ディスクを成形するものである。
【0056】したがって、射出口はスタンパの略中心に
位置するから、射出圧力が全周に分散され、特定方向の
ベクトル力が働くことがないから、スタンパが移動する
ことなく射出成形が可能となる。成形したディスクは略
中心部に至るまでデータが記録できるため、ディスクの
中心部付近に至るまでデータが記録可能であり、記憶領
域が拡大する。
【0057】また、ディスクに貫通孔が形成されておら
ず、円板が均一に成形できるから、従来のものに比較し
て歪が少なく、複屈折特性が良くなる。また、ゲートが
ピンポイント形状になり、材料ロス及びその切断の際の
歪が入り難い。そして、貫通孔を打ち(切り)抜く機構
が不要となり金型が簡単化でき、同時に複数成形が可能
となる。
【0058】請求項2の中心部に貫通孔を有しない光デ
ィスクの製造方法は、請求項1のスタンパの転写面の反
対側を金型に取付ける工程で、吸引によりスタンパを取
付けるものである。したがって、上記請求項1の効果に
加えて、外周は金型で移動規制できるから、吸引により
離型時の固着を確実にできる。
【0059】請求項3の中心部に小径貫通孔を有する光
ディスクの製造方法は、中心部を除く転写面にデータが
記録されたスタンパの転写面の反対側を一方の金型に取
付け、成形材料を射出する射出口を中心に有し、前記ス
タンパが取付けられた他方の金型と型締めし、前記金型
の中心の射出口から成形材を射出して、中心部穴無しの
光ディスクを成形するものである。
【0060】したがって、射出口はスタンパの略中心に
位置するから、射出圧力が全周に分散され、特定方向の
ベクトル力が働くことがないから、スタンパが移動する
ことなく射出成形が可能となる。成形したディスクは略
中心部に至るまでデータが記録できるため、ディスクの
中心部付近に至るまでデータが記録可能であり、記憶領
域が拡大する。
【0061】また、中心部に小径貫通孔を有するディス
クは対応するスタンパの中心にも小径貫通孔を形成する
ことができ、それをスタンパの位置決めとして使用する
こともできる。このとき、射出口を中心から偏位させて
略中心位置とするか、或いは射出口の中心の周囲に複数
配設することができる。また、ディスクの中心部の小径
貫通孔は、ディスクを成形した後のゲートの除去の際
に、打抜きで処理することができる。
【0062】請求項4の中心部に小径貫通孔を有する光
ディスクの製造方法は、請求項3のスタンパの転写面の
反対側を金型に取付ける工程で、吸引によりスタンパを
取付けるものである。したがって、上記請求項3の効果
に加えて、外周は金型で移動規制できるから、吸引によ
り離型時の固着を確実にできる。
【0063】請求項5のディスクは、円板状のディスク
本体と、前記ディスク本体の一方側の表面に形成され、
レーザ光を反射させることにより情報の読出しを可能と
する情報記録領域を、その記録可能領域を85パーセン
ト程度以上に設定したものであるから、中心部付近に至
るまでデータが記録可能であり、かつ、その記憶面積を
大きくでき、単一のディスクで記憶領域を拡大でき、ま
た、記録密度を高くすることにより、更に、記憶容量を
大きくすることができる。特に、リードインの位置が中
心に近くなるから読出し及び書込み速度の応答性を高め
ることができる。
【0064】請求項6にかかる中心部に貫通孔を有しな
いディスクは、円板状のディスク本体と、前記ディスク
本体の一方側の表面に形成され、レーザ光を反射させる
ことにより情報の読出しを可能とする情報記録領域とを
具備するディスクにおいて、前記情報記録領域を85パ
ーセント程度以上に設定したものであるから、中心部付
近に至るまでデータが記録可能であり、その記憶面積を
大きくでき、単一のディスクで記憶領域を拡大でき、ま
た、記録密度を高くすることにより、更に、記憶容量を
大きくすることができる。特に、リードインの位置が中
心に近くなるから読出し及び書込み速度の応答性を高め
ることができる。
【0065】請求項7にかかる中心部に小径貫通孔を有
するディスクは、円板状のディスク本体と、前記ディス
ク本体の一方側の表面に形成され、レーザ光を反射させ
ることにより情報の読出しを可能とする情報記録領域と
を具備するディスクにおいて、前記情報記録領域を85
パーセント程度以上に設定したものであるから、中心部
付近に至るまでデータが記録可能であり、その記憶面積
を大きくでき、単一のディスクで記憶領域を拡大でき、
また、記録密度を高くすることにより、更に、記憶容量
を大きくすることができる。特に、リードインの位置が
中心に近くなるから読出し及び書込み速度の応答性を高
めることができる。
【0066】請求項8におけるディスクは、請求項5ま
たは請求項6または請求項7の効果に加えて、円板状の
ディスク本体の中心部まで情報記憶領域としたものであ
るから、ディスク本体の中心部まで有効利用することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の一実施例における中心部に貫
通孔を有しない光ディスクの製造方法を説明するための
金型の構造図である。
【図2】 図2は図1の金型によるディスク成形のプロ
セスを示す可動型と固定型が開いた状態の説明図であ
る。
【図3】 図3は図1の金型によるディスク成形のプロ
セスを示す可動型と固定型が閉じた状態の説明図であ
る。
【図4】 図4は図1の金型によるディスク成形のプロ
セスを示す射出・冷却状態の説明図である。
【図5】 図5は図1の金型によるディスク成形のプロ
セスを示す成形後に可動型と固定型を開いた状態の説明
図である。
【図6】 図6は図1の金型によるディスク成形のプロ
セスを示す光ディスクの取出し状態の説明図である。
【図7】 図7は本発明の一実施例における中心部に貫
通孔を有しない光ディスクの製造方法で製造された光デ
ィスクの平面図である。
【図8】 図8は本発明の一実施例におけるレーベルを
有する光ディスクの平面図である。
【図9】 図9は従来の中心部に貫通孔を有しない光デ
ィスクの製造方法で製造された光ディスクの平面図であ
る。
【図10】 図10の従来のビデオディスクの平面のレ
イアウトを示す斜視図である。
【符号の説明】
A 可動型 B 固定型 1 スタンパ 2 レプリカディスク 3a 可動側鏡面 4b 固定側鏡面 5 射出口 6 スタンパ吸引ポート 10 光ディスク本体 11 情報記録領域 20 レーベル RI リードイン RO リードアウト

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中心部を除く転写面にデータが記録され
    たスタンパの転写面の反対側を一方の金型に面で取付
    け、その外周を拘束する工程と、 成形材料を射出する射出口を略中心位置に有する他方の
    金型を、前記スタンパが取付けられた前記金型と型締め
    する工程と、 前記金型の略中心位置の射出口から成形材料を射出して
    円板状のディスクを成形する工程とを具備することを特
    徴とする中心部に貫通孔を有しないディスクの製造方
    法。
  2. 【請求項2】 転写面にデータが記録されたスタンパの
    転写面の反対面を金型に対する面での取付けは、吸引に
    より取付けたことを特徴とする請求項1に記載の略中心
    部に貫通孔を有しないディスクの製造方法。
  3. 【請求項3】 中心部を除く転写面にデータが記録され
    たスタンパの転写面の反対側を一方の金型に面で取付け
    る工程と、 成形材料を射出する射出口を略中心位置に有する他方の
    金型を、前記スタンパが取付けられた前記金型と型締め
    する工程と、 前記金型の略中心位置の射出口から成形材料を射出して
    ディスクを成形する工程とを具備することを特徴とする
    中心部に小径貫通孔を有するディスクの製造方法。
  4. 【請求項4】 転写面にデータが記録されたスタンパの
    転写面の反対面を金型に対する面での取付けは、吸引に
    より取付けたことを特徴とする請求項3に記載の略中心
    部に小径貫通孔を有するディスクの製造方法。
  5. 【請求項5】 円板状のディスク本体と、前記ディスク
    本体の一方側の表面に形成され、レーザ光を反射させる
    ことにより情報の読出しを可能とする情報記録領域とを
    具備するディスクにおいて、 前記情報記録領域は、その記録可能領域を85パーセン
    ト程度以上に設定したことを特徴とするディスク。
  6. 【請求項6】 円板状のディスク本体と、前記ディスク
    本体の一方側の表面に形成され、レーザ光を反射させる
    ことにより情報の読出しを可能とする情報記録領域とを
    具備するディスクにおいて、 前記情報記録領域は、その記録可能領域を85パーセン
    ト程度以上に設定したことを特徴とする中心部に貫通孔
    を有しないディスク。
  7. 【請求項7】 円板状のディスク本体と、前記ディスク
    本体の一方側の表面に形成され、レーザ光を反射させる
    ことにより情報の読出しを可能とする情報記録領域とを
    具備するディスクにおいて、 前記情報記録領域は、その記録可能領域を85パーセン
    ト程度以上に設定したことを特徴とする中心部に小径貫
    通孔を有するディスク。
  8. 【請求項8】 前記情報記録領域は、前記情報記録の開
    始位置を前記ディスクの中心部近傍よりとし、その記録
    可能領域を85パーセント程度以上に設定したことを特
    徴とする請求項5に記載のディスクまたは請求項6に記
    載の中心部に貫通孔を有しないディスクまたは請求項7
    に記載の中心部に小径貫通孔を有するディスク。
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