JPH08310399A - 運行ダイヤ作成方法 - Google Patents

運行ダイヤ作成方法

Info

Publication number
JPH08310399A
JPH08310399A JP11953995A JP11953995A JPH08310399A JP H08310399 A JPH08310399 A JP H08310399A JP 11953995 A JP11953995 A JP 11953995A JP 11953995 A JP11953995 A JP 11953995A JP H08310399 A JPH08310399 A JP H08310399A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
schedule
group
priority
horizontal line
mountain
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11953995A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Sasage
保浩 捧
Hiroaki Sengoku
浩明 仙石
Hiroshi Kawashima
宏 川島
Kenichiro Okada
健一郎 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP11953995A priority Critical patent/JPH08310399A/ja
Publication of JPH08310399A publication Critical patent/JPH08310399A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】山ダイヤからの仕業ダイヤ作成において、少な
い労力で最適な仕業ダイヤの生成を可能とする運行ダイ
ヤ作成方法を提供する。 【構成】山ダイヤを構成する各斜線に優先度を付与す
る。優先度の列を染色体とし、その染色体の集合である
第1の集団を生成する。第1の集団の各染色体に対して
交叉および突然変異を所定の基準に基づき行なわせ、新
たな染色体からなる第2の集団を生成する。第1の集団
および第2の集団の各染色体に基づき、各斜線に対応す
る各横線を所定の列数に分けて配列し、仕業ダイヤを生
成する。生成された仕業ダイヤを所定の基準に基づき評
価し、評価基準を満たす各仕業ダイヤに対応する染色体
からなる第3の集団を生成する。第3の集団を第1の集
団として上記の処理を繰り返して仕業ダイヤを生成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バスや列車等の仕業ダ
イヤを自動生成する方法に関し、特に、バスや列車全体
の運行状況を表す山ダイヤを基に、各乗務員毎あるいは
各車両毎の仕業内容を表す仕業ダイヤを自動生成する運
行ダイヤ作成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】路線バスや列車などを運行する交通輸送
業務においては、所定の営業線区内の全運行状況を一目
で把握するために、通常、山ダイヤと呼ばれる図を用い
る。一方、各乗務員あるいは各車両に対してどの仕業が
どのような順序で割り当てられたかを一目で把握するた
めに、仕業ダイヤと呼ばれる図が用いられる。
【0003】山ダイヤとは、図4に示すように、縦軸方
向に営業線区内の各停留所を距離(実際的距離または時
間的距離)に基づいて順に配置し、横軸方向に時間軸を
配置してなる座標平面上に、斜線401、402、…、
406で表される各車両(この例ではバス)の運行状況
を記載したものである。また、斜線401、402、
…、406の各斜線は、同一の乗務員および同一の車両
による始点から終点までの1回の運行(1仕業)の様子
を示している。1つの斜線は、始点および終点それぞれ
の位置(停留所名)と出発(または到着)時刻とにより
一意に定まる。各停留所の位置を表す横軸方向の直線と
上記の斜線401、402、…、406との交点は、車
両がその停留所に到着(またはそこを出発)する時刻を
表している。例えば、斜線402で表されるバスが「B
市役所」に到着(またはそこを出発)する時刻は交点4
07が示す「7時」となる。
【0004】仕業ダイヤとは、図6に示すように、縦方
向に乗務員を同定する番号または名称(図中の001お
よび002)を乗務員の数(ここでは2人)だけ配置
し、横軸方向に時間軸を配置し、斜線401、402、
…、406の各線の始点を左端に、終点を右端に対応さ
せた横線601、602、…、606のような各線分を
斜線の数だけ互いに重ならないように配置したものであ
る。仕業ダイヤは、山ダイヤが表す一日の全運行を各乗
務員に勤務条件等を加味して割り当てたものとみること
ができる。各横線の長さは車両が運行している時間を表
し、左端に始点の停留所名(図では頭文字のみを示す)
およびそこを出発する時刻(図では分表示のみ)が、右
端に終点の停留所名およびそこに到着する時刻が添えら
れる。図6の横線601、602、…、606はそれぞ
れ図4の斜線401、402、…、406に対応してい
る。図6を見ると、乗務員001は横線601、60
4、605、および606が表す各仕業をこの順序で担
当し、乗務員002は横線602および603が表す各
仕業をこの順序で担当することが分かる。乗務員001
は横線601を見ることにより、自分が担当するこの仕
業が6時30分B市役所発、6時50分A駅着のB市役
所発A駅行であることを確認できる。
【0005】事業者は1つの山ダイヤを作成した後、こ
の山ダイヤ通りに、かつ勤務条件等の諸条件を満足して
バスを運行させることができる最適な仕業ダイヤを1つ
得ようとする。従来はこの一連の作業を人手によって行
っていた。しかし、一般に仕業ダイヤは山ダイヤから一
意に定まらず、複数通りの対応が考えられるので、人手
による方法では効率が悪い。そこで従来、専門家の知識
を蓄積させた知識ベースを利用してこの作業を行なうと
いうAI的手法が提案されている。例えば、特開平3−
112769などがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】1つの山ダイヤから生
成可能な仕業ダイヤは、その山ダイヤを構成するすべて
の斜線の順列・組合せの数と同程度存在する。このた
め、山ダイヤの作成は比較的容易だが、作成された山ダ
イヤに基づき仕業ダイヤを作成する作業は通常困難なも
のとなる。
【0007】この作業を人手により行なう場合、専門家
の長年の経験に基づく知識と勘に頼る手作業を基本とす
るため、作業者である専門家の経験、技能レベル、癖な
どの個人差により、作業者によって得られる結果が異な
るという問題があった。また、1つの山ダイヤから作成
可能な仕業ダイヤの種類は組合せにより一般に膨大とな
り、さらに勤務条件などが加味されるとダイヤ編成作業
はより複雑となる。このため、条件に適した仕業ダイヤ
を人手によって得るには相当な時間と労力とを要し、そ
の上、必ずしも最適解が得られるとは限らないという問
題があった。
【0008】また、知識ベースに基づくAI的手法で
は、仕業ダイヤ作成の専門的知識を専門家から引き出
し、これを整理して知識ベース上に蓄積していかなけれ
ばならない。この知識ベース構築の際の知識獲得に膨大
な時間と労力とがかかるという問題があった。
【0009】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、仕業ダイヤの作成において、どの作業者が作成
しても一様な結果が得られるようにし、少ない時間と労
力で最適解が得られるようにし、かつ専門家の知識を蓄
積する作業を不要にして、最適な仕業ダイヤの生成を可
能とする運行ダイヤ作成方法を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、山ダイヤを構
成する各斜線に優先度を付与し、優先度の並びである1
つの記号列を1つの染色体とみたててこれを1つの仕業
ダイヤに対応させ、山ダイヤから仕業ダイヤを生成する
処理に遺伝的アルゴリズムを適用するというものであ
る。
【0011】山ダイヤが入力されたシステムは、その山
ダイヤを構成する各斜線のそれぞれに、斜線の個数と同
数の要素からなる順序記号列の各要素を優先度として1
つずつ無作為に対応させて付与する。このように、優先
度を無作為に付与することにより構成される1つの記号
列が1つの染色体となる。優先度を無作為に付与する動
作を所定の回数繰り返すことにより、複数の染色体が生
成される。これらの染色体からなる集合を第1の集団
(初期集団)とする。次に、第1の集団を構成する各染
色体に対して優先度の並べ替えを所定の基準に基づき行
なわせることにより、新たな染色体からなる第2の集団
を生成する。優先度の並べ替えの方法としては、染色体
をある1つまたは複数の境界線で分割してできる部分列
を複数染色体にまたがって互いに入れ替える交叉や、染
色体を構成する優先度のいくつかを無作為に別のものに
変更する突然変異などがあり、これらを所定の割合(突
然変異率)ずつ行わせてもよい。ここまででいわゆる
「世代交代」が行われたことになり、第1の集団を
「親」とすると第2の集団は「子」に相当する。
【0012】次に、第1の集団および第2の集団を構成
する各染色体に対して、1つの染色体を構成する各優先
度に対応する各斜線をその優先度に基づいて配列するこ
とにより、仕業ダイヤを生成する。この仕業ダイヤの生
成は具体的には、まず各斜線を横線に変換し、その横線
を優先度に基づき所定の列数に分けて配列する割当て処
理によって行なうことができる。この割当て処理は、例
えば、割り当てようとする横線を、既に割り当てられて
いる横線であって各列において最後に割り当てられたも
ののうち、付与されている優先度が最も高い横線に後続
させて行なう。
【0013】次に、生成された仕業ダイヤのそれぞれを
所定の基準に基づき評価することにより、評価基準を満
たす各仕業ダイヤについては対応する染色体からなる第
3の集団を生成し、評価基準を満たさない各仕業ダイヤ
については対応する染色体を消去する。これを淘汰とい
う。評価の仕方としては、例えば、各乗務員の休憩時間
および車両の回送時間が所定の時間数以上である仕業ダ
イヤのうち、未割り当てとなった各横線の総時間数が小
さいものほど高い評価値を与えて行うことができる。こ
のように評価すれば、評価値の高いものから順に所定の
数だけ染色体を残し、残された染色体で第3の集団を構
成することによって淘汰を実現できる。第3の集団は、
淘汰により「洗練された生き残り」であり、次の選択交
配における「親」となる資格を有する。
【0014】こうして、第3の集団を構成する各染色体
に対して上記の交叉あるいは突然変異を第1の集団につ
いて行なう場合と同様に行わせ、以上の交叉・突然変
異、割当て、および淘汰を繰り返す遺伝的アルゴリズム
により最適な仕業ダイヤを生成する。
【0015】
【作用】本発明は、遺伝的アルゴリズムがルールを記述
することなくシステム構築に適用でき、かつ局所的な解
からの脱出が可能であることに着眼し、バスや列車等の
運行状況を表す山ダイヤから乗務員毎の仕業内容を表す
仕業ダイヤを作成する処理にこのアルゴリズムを適用し
たものである。本発明の運行ダイヤ作成方法を用いるこ
とにより、仕業ダイヤの作成が、ダイヤ作成者の築いた
ルールに捕らわれることなく行え、また、評価条件によ
りバスや列車等を運行する事業者それぞれに適した仕業
ダイヤを作成することができる。さらに、ルールの記述
が不要であるためシステム構築が短時間で可能となる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の運行ダイヤ作成方法の一実施
例を示し、本発明を図を用いて実施例によって説明す
る。なお、本実施例は、路線バスの仕業ダイヤを作成す
る場合の例である。
【0017】図3は、本実施例のハードウェア構成を示
すものである。入力手段301は、操作者からの情報を
入力するためのもので、キーボードやポインティングデ
バイス等、公知の入力手段を用いることができる。制御
手段302は、本発明の運行ダイヤ作成方法に適用する
遺伝的アルゴリズムを実行する部分であり、CPUおよ
び一時記憶手段を有し、入力された情報に従って仕業ダ
イヤを作成、または修正する。制御手段302には、公
知のワークステーションやパーソナルコンピュータなど
を用いることができる。作業領域303は、制御装置3
02に含まれる一時記憶手段上に割り当てられ、本実施
例における山ダイヤ作成および仕業ダイヤ作成の際の作
業領域として用いられるものである。基礎データファイ
ル304は、仕業ダイヤを作成するために入力された情
報を記憶する手段である。基礎データファイル304に
は、例えば、勤務条件として入力された勤務時間帯、拘
束時間、食事時間帯、ハンドルタイム等、あるいはバス
の発着場所情報として入力された発着場所名、車庫の有
無、食事の可否等が記憶される。山ダイヤデータファイ
ル305は、基礎データファイル304の情報を基に制
御手段302で作成または修正された山ダイヤのデータ
を記憶する手段である。仕業ダイヤデータファイル30
6は基礎データファイル304および山ダイヤデータフ
ァイル305の情報を基に制御装置302で作成または
修正された仕業ダイヤのデータを記憶する手段である。
パラメタデータファイル307は遺伝的アルゴリズムの
実行に必要なパラメタ情報を記憶・保持する手段であ
る。パラメタデータファイル307には、例えば、生成
する世代数、生成する個体数、突然変異発生率等のパラ
メタ情報が記憶・保持される。各ファイル304〜30
7には、例えば磁気ディスク装置や任意の記憶装置を使
うことができる。表示手段308は、制御手段302に
よって作成された仕業ダイヤを可視的に表示するもの
で、CRTディスプレイ装置等を用いることができる。
なお、図3には図示しないが、このほかプリンタなどの
出力装置や、その他のコンピュータ周辺機器を設けるこ
とができることは言うまでもない。
【0018】次に、図1および図2に示す処理の流れに
沿って、本実施例における仕業ダイヤの作成方法を詳細
に説明する。
【0019】システムの操作者はまず、バスの運行時刻
に関する情報のほか、勤務条件として勤務時間帯、拘束
時間、食事時間帯、ハンドルタイム等を、また、バスの
発着場所情報として発着場所名、車庫の有無、食事の可
否等を入力手段301により入力し、これらの情報を基
礎データファイル304に記憶させる。制御手段302
は操作者の指示および基礎データファイル304に記憶
されている入力情報に基づいて山ダイヤを作成し、山ダ
イヤデータファイル305に記憶させる(ステップ10
1)。山ダイヤの作成には公知の手法を利用することが
できる。
【0020】制御手段302は、山ダイヤデータファイ
ル305に記憶された山ダイヤのデータに基づき、山ダ
イヤリストを作成する(ステップ102)。図5は図4
の山ダイヤから作成された山ダイヤリストである。この
例では、各斜線401、402、…、406が表す各仕
業の内容を、優先度502、始点の停留所名および出発
時刻503、ならびに終点の停留所名および到着時刻5
04からなる情報の組として表現し、これを始点の出発
時刻順に並べたものを山ダイヤリストとしている。図4
の斜線401、402、…、406は、それぞれ図5の
リスト上の順番501の1、2、…、6に対応する。本
実施例では山ダイヤリストを作成する際、各斜線を始点
の出発時刻順に並べることとしたが、並べ方はこれに限
るものではなく、並べ方に一定の規則があり山ダイヤか
ら山ダイヤリストが一意に定まるものであれば任意でよ
い。
【0021】作成された山ダイヤリストを基に、遺伝的
アルゴリズム(以下「GA」と記す)を実行する。GA
の基本的な考え方については、北野宏明編「遺伝的アル
ゴリズム」(産業図書)第3頁〜第16頁に記載されて
いる。GAの適用に必要となる概念には、染色体、個体
数、世代数、突然変異発生率、淘汰、評価基準等があ
り、これらの意味や役割については上記公知文献に詳述
されている。
【0022】本発明では、図4の各斜線401、40
2、…、406に無作為に付与された優先度502のそ
れぞれを要素遺伝子とし、これらの要素遺伝子を並べた
列を染色体とする。例えば、図7に示す要素遺伝子70
1、702、…、706を任意の順に並べてできる71
1、712、…のような列を染色体とする。番号721
は山ダイヤリスト上の順番501を表す。
【0023】本実施例では要素遺伝子を1からnまでの
整数とする。nは横線の本数であり、ここでは6とな
る。これらを任意の順で並べた長さnの数列が染色体と
なる。
【0024】優先度とは、これから割り当てようとする
横線を、既に割り当てられた横線のうちのどれに後続さ
せて割り当てるかを決定するための情報である。これか
ら割り当てようとする横線は、既に割り当て済みでかつ
それに後続割り当て可能な横線のうち、その優先度が最
高(優先度の値が最小)のものの後に続けて割り当てら
れる。
【0025】例えば、図7の染色体711に基づき図5
の山ダイヤリストを仕業ダイヤに割り当てることを考え
る。なお、ここで用いる番号はリスト上の順番501の
番号とする。まず、番号1のデータは先頭の斜線401
であり、先行する割当済み横線が存在しないので、横線
601に変換して無条件に乗務員001に割り当てる。
番号2に対応する斜線402は先行する横線として横線
601が存在するが、乗務員002が空なので、横線6
02に変換して無条件に乗務員002に割り当てる。次
に、番号3に対応する斜線403は、先行する2つの横
線601および602の優先度2と1とを比較し、小さ
い方の1を優先度として持つ横線602に後続させて横
線603として割り当てられる。さらに、番号4に対応
する斜線404は、先行する2つの横線601および6
03の優先度2と5とを比較し、小さい方の2を優先度
として持つ横線601に後続させて横線604として割
り当てられる。以下、同様の処理を最後の番号6まで繰
り返す。割り当ててできあがった仕業ダイヤは図6のよ
うになる。
【0026】このように割り当てると、優先度の列であ
る染色体から割当てのパターンが一意に定まる。すなわ
ち、1つの染色体は1つの仕業ダイヤに対応する(ただ
し、異なる複数の染色体が同一の仕業ダイヤに対応する
ことはある)。上述のように、図7の染色体711は図
6の仕業ダイヤに対応し、これ以外の仕業ダイヤに対応
することはない。
【0027】以下、本実施例におけるGAの実行を詳細
に説明する。
【0028】初期集団を発生させる(ステップ10
3)。ここで、集団とは複数の染色体の集合を意味す
る。初期集団の発生は、要素遺伝子である整数の並び順
をランダムに決定し、それを繰り返すことにより複数の
染色体を発生させて行なう。
【0029】発生した初期集団に対し選択交配を行なう
(ステップ104)。交配の仕方は、本実施例では、数
列をある一点で切断して互いに組み替える単純交叉を適
用するものとする。
【0030】選択交配により得られた各染色体を山ダイ
ヤリストとみなし、各山ダイヤリストについて割当て処
理を行なう(ステップ107)。なお、ステップ107
の詳細を図2に示す。
【0031】取り出された1つの山ダイヤリストから先
頭の横線の優先度を表す要素遺伝子を1つ取り出す(ス
テップ202)。例えば、既に横線501および線50
2に対する処理が終わっている場合、山ダイヤリストの
先頭は横線503を表す遺伝子となっているので、これ
取り出す。取り出された遺伝子に対応する横線を乗務員
(運転手)に割り当てる(ステップ204)。既に割り
当て済みの横線があれば、これから割り当てようとする
横線がそれと重ならないかチェックする(ステップ20
5)。例えば、横線503を割り当てようとすると、仕
業ダイヤ中に既に横線601および横線602の各横線
が存在し、それらと時間的に重ならないかチェックす
る。この場合は重ならない。これから割り当てようとす
る横線が、割り当てられる運転手の勤務形態に合うかチ
ェックする(ステップ206)。これから割り当てよう
とする横線に隣合う横線の優先度を調べ、優先度が最小
の横線にこれを割り当てる(ステップ207,208,
209)。例えば、横線501と横線502の優先度を
比較すると横線502の方が小さいので横線502の後
に線403を割り当てる。なお、ステップ205、20
6、および208のチェックにより割り当てられなかっ
た横線については、未割当領域に格納する(ステップ2
13)。
【0032】すべての横線について割当て処理が終了し
たかをチェックし(ステップ215)、終了していなけ
れば、山ダイヤリスト中の次の横線を取り出し、以上の
動作を繰り返す。これを山ダイヤリスト中のすべての横
線に対して行ない、ひとつの仕業ダイヤを作成する(ス
テップ216)。
【0033】以上の割当て処理(ステップ107)をす
べての山ダイヤリストに対して行なう。
【0034】作成された仕業ダイヤを評価する(ステッ
プ110)。評価基準としては、未割り当てとなった各
横線の総時間数、各運転手の休憩時間、食事時間、回送
時間などが考えられる。これらに基づき評価値を決め
る。なお、評価基準は、システムの操作者が必要に応じ
て変更、追加できることは言うまでもない。それぞれの
仕業ダイヤに評価値が与えられたところで、評価の低い
仕業ダイヤを決められた個数、淘汰により取り除く(ス
テップ111)。淘汰とは、評価の低い仕業ダイヤを表
す染色体を次回の交配対象から取り除き、評価の高い仕
業ダイヤを表す染色体だけを次の選択交配における親と
して残すことである。
【0035】図8は本実施例における選択交配から淘汰
までの様子を示す。初期集団または前回の淘汰で生き残
った集団の中の2つの染色体801および802を親と
し、境界線811を境に互いに交叉させることにより生
成される染色体803および804を子とする。次に、
各染色体801、802、803、804のそれぞれが
対応する仕業ダイヤを評価し、基準を満たす染色体80
2および803を次の選択交配における親805および
806として残し、基準を満たさない染色体801およ
び804を取り除く。
【0036】以上、ステップ104からステップ111
までの処理を世代数に達するまで繰り返す(ステップ1
12)。繰返しが終了した段階で残っている染色体が対
応する仕業ダイヤを、求めるべき解とする(ステップ1
13)。
【0037】以上説明した実施例によって、最適な仕業
ダイヤを生成することができる。
【0038】なお、本発明は実施例に限定されず、いろ
いろな応用・変形が可能である。例えば、本実施例はバ
スの運行ダイヤ作成に関するものであるが、これに限る
ものではなく、鉄道、航空、船舶等、あらゆる交通輸送
業務に適用可能である。また、本実施例では仕業ダイヤ
の縦方向に配置する属性を乗務員としたが、これに限る
ものではなく、車両でもよい。さらに、本実施例では選
択交配の際、単純交叉を適用するものとしたが、これに
限るものではなく、予め設定した突然変異率に基づき所
定の割合で突然変異(要素遺伝子のいくつかを無作為に
別のものに変更すること)を起こさせてもよい。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、仕業ダイヤの生成
に遺伝的アルゴリズムを適用した本発明の運行ダイヤ作
成方法を用いることにより、局所的な解の探索では求め
られなかった最適解を求めることが可能となり、また評
価条件で解の候補を淘汰することにより、より優れた解
を得ることができ、最適な仕業ダイヤを作成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の動作を示すフローチャート
である。
【図2】本発明の一実施例において山ダイヤを仕業ダイ
ヤに割り当てるフローチャートである。
【図3】本発明のハードウェア構成の一実施例を示す図
である。
【図4】本発明の一実施例における山ダイヤを示す図で
ある。
【図5】本発明の一実施例における山ダイヤリストを示
す図である。
【図6】本発明の一実施例における仕業ダイヤを示す図
である。
【図7】本発明の一実施例における染色体を示す図であ
る。
【図8】本発明の一実施例における選択交配および淘汰
を示す図である。
【符号の説明】
101 開始 102 山ダイヤリストの作成 103 初期集団発生 104 選択交配 107 割当て処理 110 個体評価 111 淘汰 112 世代数による条件分岐 113 終了
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // G06F 17/60 G06F 15/21 C (72)発明者 岡田 健一郎 神奈川県川崎市幸区鹿島田890番地の12 株式会社日立製作所情報システム事業部内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】山ダイヤに基づき仕業ダイヤを生成するシ
    ステムにおいて、 イ)前記山ダイヤを構成する各斜線のそれぞれと対応さ
    せて優先度を付与し、 ロ)付与された各優先度を並べることにより記号列を作
    成し、 ハ)前記優先度の付与の仕方を変えて前記イ)〜ロ)の
    ステップを所定の回数繰り返すことにより、複数の前記
    記号列からなる第1の集団を生成し、 ニ)前記第1の集団を構成する各記号列に対して優先度
    の並べ替えを行なわせることにより、新たな記号列から
    なる第2の集団を生成し、 ホ)前記第1の集団および第2の集団を構成する各記号
    列に対して、前記優先度に基づいて、1つの記号列を構
    成する各優先度に対応する各斜線から仕業ダイヤを生成
    し、 ヘ)生成された仕業ダイヤを評価することにより、評価
    基準を満たす各仕業ダイヤについては対応する前記記号
    列からなる第3の集団を生成し、評価基準を満たさない
    各仕業ダイヤについては対応する前記記号列を消去し、 ト)前記第3の集団を前記第1の集団として前記ニ)〜
    ヘ)のステップを繰り返すことによって仕業ダイヤを生
    成することを特徴とする運行ダイヤ作成方法。
  2. 【請求項2】請求項1の運行ダイヤ作成方法は、遺伝的
    アルゴリズムによって行なうものであって、前記記号列
    は染色体に相当し、前記並べ替えは交叉に相当し、前記
    へ)のステップは淘汰に相当することを特徴とする運行
    ダイヤ作成方法。
  3. 【請求項3】請求項1において、 前記ニ)のステップにおける前記優先度の並べ替えは、
    規則性のある並べ替えと規則性のない並べ替えとからな
    ることを特徴とする運行ダイヤ作成方法。
  4. 【請求項4】請求項1において、 前記ホ)のステップは、前記第1の集団および第2の集
    団を構成する各記号列に対して、1つの記号列を構成す
    る各優先度に対応する各斜線を、仕業ダイヤの構成要素
    となる横線に変換し、該横線を前記優先度に基づき所定
    の列数に分けて配列して仕業ダイヤを生成することを特
    徴とする運行ダイヤ作成方法。
  5. 【請求項5】請求項4において、 前記ホ)のステップは、配列すべき横線を、既に配列さ
    れている横線であって各列において最後に割り当てられ
    たもののうち、付与されている優先度が高い横線に後続
    させて配列することを特徴とする運行ダイヤ作成方法。
  6. 【請求項6】請求項4において、 前記ヘ)のステップにおける前記評価は、前記横線に対
    応する各車両の回送時間、各乗務員の休憩時間、および
    未配列となった各横線の総時間数に基づき行なうことを
    特徴とする運行ダイヤ作成方法。
JP11953995A 1995-05-18 1995-05-18 運行ダイヤ作成方法 Pending JPH08310399A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11953995A JPH08310399A (ja) 1995-05-18 1995-05-18 運行ダイヤ作成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11953995A JPH08310399A (ja) 1995-05-18 1995-05-18 運行ダイヤ作成方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08310399A true JPH08310399A (ja) 1996-11-26

Family

ID=14763798

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11953995A Pending JPH08310399A (ja) 1995-05-18 1995-05-18 運行ダイヤ作成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08310399A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006123750A (ja) * 2004-10-29 2006-05-18 West Japan Railway Co 運行ダイヤの割り当て支援装置及びプログラム
CN119905008A (zh) * 2025-03-28 2025-04-29 济南市城市交通研究中心有限公司 一种基于公共交通的信息数据共享方法、系统及存储介质

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006123750A (ja) * 2004-10-29 2006-05-18 West Japan Railway Co 運行ダイヤの割り当て支援装置及びプログラム
CN119905008A (zh) * 2025-03-28 2025-04-29 济南市城市交通研究中心有限公司 一种基于公共交通的信息数据共享方法、系统及存储介质

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Cattaruzza et al. The multi-trip vehicle routing problem with time windows and release dates
Liu et al. Scheduling trains as a blocking parallel-machine job shop scheduling problem
US8606386B2 (en) Multi-agent system for distributed manufacturing scheduling with Genetic Algorithms and Tabu Search
JP5075577B2 (ja) 車両運用計画作成装置および方法
König A review on railway delay management
US20150039279A1 (en) Systems and methods for modeling a complex system using abridged petri nets
US6651046B1 (en) Optimizing apparatus, optimizing method, and storage medium
Haouari et al. A new compact formulation for the daily crew pairing problem
JP4241584B2 (ja) 車両基地構内入換シーケンス作成装置、方法及びプログラム
Hartog et al. Decision support for crew rostering at NS
JP3928268B2 (ja) 運行機材の運用計画作成方法及びシステム
CN114912797B (zh) 乘务排班交路表生成方法、装置、设备及存储介质
JP4113594B2 (ja) 乗務行路作成支援装置
Veresnikov et al. Methods for solving of the aircraft landing problem. II. Approximate solution methods
JP7530248B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及びコンピュータプログラム
JPH08310399A (ja) 運行ダイヤ作成方法
Guo et al. Solving the airline crew recovery problem by a genetic algorithm with local improvement
CN115731748A (zh) 航班跑道排序方法及存储介质
JPH10293784A (ja) スケジューリング方法及び装置
JP6649121B2 (ja) 乗務員運用管理システムおよび乗務員運用管理方法
JP2019182262A (ja) 番線使用計画作成装置および番線使用計画作成方法
Ardekani et al. Scheduling and routing ambulances that provide inter-facility patient transfers
Dávid et al. A model and fast heuristics for the multiple depot bus rescheduling problem
Amberg et al. Increasing delay-tolerance of vehicle and crew schedules in public transport by sequential, partial-integrated and integrated approaches
JPH1091691A (ja) 時系列パターン自動作成方法