JPH08311497A - 脂肪酸塩組成物 - Google Patents

脂肪酸塩組成物

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JPH08311497A
JPH08311497A JP7144185A JP14418595A JPH08311497A JP H08311497 A JPH08311497 A JP H08311497A JP 7144185 A JP7144185 A JP 7144185A JP 14418595 A JP14418595 A JP 14418595A JP H08311497 A JPH08311497 A JP H08311497A
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fatty acid
acid
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JP7144185A
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Kuniaki Tsuruoka
邦昭 鶴岡
Kenji Sakagami
研二 坂上
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Nippon Oil and Fats Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】下記の成分(a)〜(e) 成分(a);炭素数12〜14の飽和脂肪酸で40〜7
0重量% 成分(b);炭素数18で二重結合を2個有する脂肪酸
で10〜30重量% 成分(c);炭素数18で二重結合を1個有する脂肪酸
で10〜30重量% 成分(d);炭素数16〜18の飽和脂肪酸で5〜20
重量% 成分(e);上記成分(a)〜成分(d)に該当しない
炭素数5〜54の脂肪酸で0〜10重量% とからなる脂肪酸の塩の組成物で、その塩がアルカリ金
属塩、アルカノールアミン塩およびアンモニウム塩から
選ばれる1種以上の脂肪酸塩組成物である。 【効果】水への溶解性が良好で洗浄力が高く、異臭がし
ないので、洗濯用に好適である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、脂肪酸塩組成物に関す
る。さらに詳しくは、水への溶解性が良好で洗浄力が高
く、異臭のしない脂肪酸塩組成物に関し、特に洗濯用石
鹸として好適な脂肪酸塩組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に洗濯用石鹸は脂肪酸塩と抗酸化
剤、ビルダー、漂白剤、香料などの補助成分から構成さ
れる組成物であるが、その性能の良否には脂肪酸塩が大
きく関わっている。洗濯用石鹸に用いられる脂肪酸塩は
通常炭素数12〜18の複数の種類の脂肪酸塩の組成物
であり、その組成によって泡立ち、酸化安定性、洗浄力
などの性能が決まる。洗濯用石鹸に求められる重要な性
能の一つに水への溶解性が挙げられるが、特に冬季に
は、低温で使用される機会が多いため、水への溶解性が
重要である。水への溶解性を高めるには、炭素数の短い
脂肪酸塩の脂肪酸塩組成物中の含量を高めるとよい。し
かし、炭素数の短い脂肪酸塩の洗浄力は低いので、過度
の使用は洗浄力が低く問題である。この問題を解決する
ため、例えば特開昭54−16513号公報では、分岐
飽和脂肪酸の塩を用いる技術が開示されている。しか
し、このような洗濯用石鹸でさえも、十分満足できる水
への溶解性、洗浄力を有していない。また、水への溶解
性を高めるためには、不飽和脂肪酸塩の脂肪酸塩組成物
中の含量を高めるとよいことも知られている。しかし、
不飽和脂肪酸塩は酸化安定性が悪いため、過度の使用は
悪臭の発生の原因となり問題である。悪臭を防止する目
的で、抗酸化剤を添加することがよく行われているが、
抗酸化剤は石鹸の着色の原因となることがあり、その使
用は制限される。このように、洗濯用石鹸に求められ
る、水への溶解性、洗浄力、悪臭の少なさを同時に満足
できる脂肪酸塩組成物は存在しないのが現状である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、水へ
の溶解性が良好であり、洗浄力が高く、悪臭のしない脂
肪酸塩組成物を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、かかる問
題に鑑み鋭意検討した結果、特定のアルキル組成を有す
る脂肪酸塩組成物が、水への溶解性が非常に良好であ
り、洗浄力も非常に高く、悪臭も少ないことを見いだし
本発明を完成させるに至った。即ち、本発明は、次の成
分(a)〜(e) 成分(a);炭素数12〜14の飽和脂肪酸で40〜7
0重量% 成分(b);炭素数18で二重結合を2個有する脂肪酸
で10〜30重量% 成分(c);炭素数18で二重結合を1個有する脂肪酸
で10〜30重量% 成分(d);炭素数16〜18の飽和脂肪酸塩脂肪酸換
算で5〜20重量% 成分(e);成分(a)〜(d)に該当しない炭素数5
〜54の脂肪酸で0〜10重量% からなる脂肪酸の塩の組成物で、その塩がアルカリ金属
塩、アルカノールアミン塩およびアンモニウム塩から選
ばれる1種以上の脂肪酸塩組成物である。
【0005】本発明に用いる成分(a)は炭素数12〜
14の飽和脂肪酸で、具体的には、ラウリン酸やミリス
チン酸などが挙げられる。これらの脂肪酸は単独で用い
ても、複数を併用して用いても良い。本発明に用いる
(a)の脂肪酸の量は、で40〜70重量%であり、好
ましくは50〜65重量%である。40重量%未満とな
ると水への溶解性が悪くなり、70重量%を越えると洗
浄力が低下する。なお、本発明では、石鹸組成物中の各
脂肪酸塩の割合を脂肪酸塩を構成する脂肪酸部分(塩を
構成する前の脂肪酸)をもとに示した。
【0006】本発明に用いる成分(b)は炭素数18で
二重結合を2個有する脂肪酸であり、具体的には、トラ
ンス−8−トランス10−オクタデカジエン酸、リノー
ル酸、リノエライジン酸、シス−9−トランス−11−
オクタデカジエン酸、トランス−10−シス−12−オ
クタデカジエン酸、シス−9−シス−12−オクタデカ
ジエン酸、シス−10−シス−12−オクタデカジエン
酸、トランス−10−トランス−12−オクタデカジエ
ン酸、トランス−9−トランス−11−オクタデカジエ
ン酸、トランス−8−トランス−10−オクタデカジエ
ン酸、トランス−9−トランス−11−オクタデカジエ
ン酸などの脂肪酸が挙げられる。これらの脂肪酸は単独
で用いても、複数を併用して用いても良い。(b)の脂
肪酸の量は、10〜30重量%であり、好ましくは15
〜25重量%である。10重量%未満では水への溶解性
が低くくなるので好ましくなく、30重量%を越えると
悪臭が強くなり好ましくない。
【0007】本発明に用いる成分(c)は炭素数18で
二重結合を1個有する脂肪酸であり、具体的には、シス
−2−オクタデセン酸、トランス−2−オクタデセン
酸、シス−3−オクタデセン酸、トランス−3−オクタ
デセン酸、シス−4−オクタデセン酸、トランス−4−
オクタデセン酸、シス−5−オクタデセン酸、トランス
−5−オクタデセン酸、シス−6−オクタデセン酸、ト
ランス−6−オクタデセン酸、シス−7−オクタデセン
酸、トランス−7−オクタデセン酸、シス−8−オクタ
デセン酸、トランス−8−オクタデセン酸、オレイン
酸、エライジン酸、シス−10−オクタデセン酸、トラ
ンス−10−オクタデセン酸、シス−11−オクタデセ
ン酸、バセニン酸、シス−12−オクタデセン酸、トラ
ンス−12−オクタデセン酸、シス−13−オクタデセ
ン酸、トランス−13−オクタデセン酸、シス−14−
オクタデセン酸、トランス−14−オクタデセン酸、シ
ス−15−オクタデセン酸、トランス−15−オクタデ
セン酸、シス−16−オクタデセン酸、トランス−16
−オクタデセン酸などの脂肪酸が挙げられる。これらの
脂肪酸は単独で用いても、複数を併用して用いても良
い。成分(c)の脂肪酸の量は、10〜30重量%であ
り、好ましくは15〜22重量%である。10重量%未
満となると水への溶解性及び洗浄力が低くくなるので好
ましくなく、30重量%を越えると悪臭が強くなるので
好ましくない。
【0008】本発明に用いる成分(d)は炭素数16〜
18の飽和脂肪酸塩であり、具体的には、パルミチン
酸、マルガリン酸、ステアリン酸などの脂肪酸が挙げら
れる。これらの脂肪酸は単独で用いても、複数を用いて
も良い。成分(d)の脂肪酸の量は、5〜20重量%で
ある。5重量%未満となると洗浄力が低くくなるので好
ましくなく、20重量%を越えると水への溶解性が低く
なるので好ましくない。
【0009】本発明に用いる成分(e)は、前記の成分
(a)〜(d)に該当しない炭素数5〜54の脂肪酸塩
であり、具体的には、吉草酸、カプロン酸、エナント
酸、カプリル酸、ペラルゴン酸、カプリン酸、ウンデカ
ン酸、アラキン酸、ベヘン酸、リグノセリン酸、セロチ
ン酸、モンタン酸、メリシン酸、ソルビン酸、α−エレ
オステアリン酸、β−エレオステアリン酸、リノレン
酸、リノレンエライジン酸、プソイドエレオステアリン
酸、α−パリナリン酸、β−パリナリン酸、アラキドン
酸、クルパノドン酸、エルカ酸などのカルボン酸が挙げ
られる。入手のしやすさから、特に炭素数8〜22の脂
肪酸が好ましい。これらの脂肪酸は単独で用いても、複
数を用いても良い。成分(e)の脂肪酸の量は、0〜1
0重量部である。10重量%を越えると水への溶解性、
及び洗浄力を共に向上させることができなくなるので好
ましくない。
【0010】本発明で用いる脂肪酸の塩は、ナトリウ
ム、カリウムなどのアルカリ金属塩;モノエタノールア
ミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミンなど
のアルカノールアミン塩;アンモニウム塩から選ばれる
1種以上の脂肪酸塩組成物であり、これらのアルカリ塩
は、単独でも、複数併用して用いても良い。
【0011】本発明の脂肪酸塩組成物の原料としては、
油脂が挙げられる。油脂の具体的な例としては、牛脂、
豚脂、骨油、魚油、皮脂などの動物油;パーム油、パー
ム核油、ヤシ油、大豆油、米糠油、トウモロコシ油、オ
リーブ油、綿実油、ナタネ油、ミツバ種子油などの植物
油;家庭や飲食店、食品工業などで揚げ物などに使用さ
れた回収油などが挙げられる。これらの油脂は、蒸留、
分別、水蒸気脱臭、脱酸、脱ガム、吸着剤処理、酸処
理、部分水素添加処理などの精製を行い使用してもよ
い。
【0012】また、本発明の脂肪酸塩組成物の原料とし
て脂肪酸も挙げられる。脂肪酸は上記の油脂の加水分解
によって得ることがでる。加水分解によって得られた脂
肪酸は蒸留、精留、分別、水蒸気脱臭、吸着剤処理、酸
処理、部分水素添加処理などの精製を行い使用してもよ
い。
【0013】さらに、本発明の脂肪酸塩組成物の原料と
して低級アルコールと脂肪酸のエステルも挙げられる。
低級アルコールと脂肪酸のエステルは、上記の油脂とメ
タノールなど低級アルコールとのエステル交換によって
得ることができる。低級アルコールと脂肪酸のエステル
は、蒸留、精留、分別、水蒸気脱臭、吸着剤処理、酸処
理、部分水素添加処理などの精製を行い使用してもよ
い。
【0014】本発明の脂肪酸塩組成物の原料である油
脂、脂肪酸、低級アルコールと脂肪酸のエステルの過酸
化物価は7以下が好ましく、さらにより好ましくは5以
下である。過酸化物価が7を越えると脂肪酸塩組成物の
臭気が強くなる。なお、本発明でいう過酸化物価とは、
日本油化学協会制定基準油脂分析試験法2.4.12−
86に記載された方法で測定した値をいう。
【0015】本発明の脂肪酸塩組成物の製造方法は、上
述の油脂、脂肪酸、または低級アルコールと脂肪酸のエ
ステルを脂肪酸塩の原料として、水酸化ナトリウムや水
酸化カリウムなどのアルカリ金属水酸化物;炭酸ナトリ
ウム、炭酸カリウムなどの炭酸塩;トリエタノールアミ
ン、ジエタノールアミンなどのアルカノールアミン、ま
たはアンモニアなどで鹸化、あるいは中和することによ
って容易に得ることができる。また、成分(a)〜
(e)のそれぞれの脂肪酸塩を別々に製造し、所定の配
合組成に配合しても良い。
【0016】本発明の脂肪酸塩組成物は、単独で用いる
こともできるが、本発明の効果を損なわないように、洗
浄力をさらに高めるために脂肪酸塩とは別の他の界面活
性剤を本発明の脂肪酸塩組成物に添加することもでき
る。そのような界面活性剤としては、例えば、α-スル
ホ脂肪酸エステル、イセチオン酸エステル、アルキルア
リールスルホン酸、アルコール硫酸エステル、アルコー
ルエトキシレートの硫酸エステル、オレフィンスルホン
酸、パラフィンスルホン酸、N-アシルグルタミン酸およ
びそれらのエステルや塩類、さらにはアルキルベタイ
ン、アルキルスルホベタイン等を挙げることができる。
また、本発明の脂肪酸塩組成物には、石鹸かす生成防止
のためカルシウム石鹸分散剤として、α−スルホ脂肪酸
メチルエステルナトリウム、硫酸化牛脂脂肪酸アルカノ
ールアミドナトリウム、牛脂脂肪酸アミドスルホベタイ
ンなどを加えてもよく、酸性石鹸の生成を防止、硬度成
分の低下、及び再汚染を防止するためビルダーとしてC
MC、ピロリン酸ナトリウム、トリポリリン酸ナトリウ
ム、ケイ酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、ホウ酸ナトリ
ウム、硫酸ナトリウム、アルミノケイ酸ナトリウム、N
TA、DTPA、シュウ酸、酒石酸、クエン酸、グルコ
ン酸、ピロメリット酸、ベンゾポリカルボン酸、ポリマ
ーカルボキシレート、アミノスルホネートなどを加えて
もよい。
【0017】本発明の脂肪酸塩組成物には、酸化安定性
を高め、保存時の着色、変質、悪臭の発生を防ぐ目的
で、EDTA、エタン-1-ヒドロキシ-1,1-ジホスホン酸
またはそのアルカリ金属塩などの安定剤、またはBH
T、トコフェロールなどの酸化防止剤を用いることが好
ましい。これらの酸化防止剤の添加量は、脂肪酸塩にた
いし5〜500ppmが好ましく、さらに10〜100
ppmか好ましい。5ppmより少ないと効果が現れ
ず、500ppmを越えると着色し易くなる。また、洗
浄力向上のために、プロテーアーゼ、リパーゼ、セルラ
ーゼなどの酵素を用いてもよく、またさらに、蛍光漂白
剤や過炭酸ナトリウムや過ホウ酸ナトリウムなどの漂白
剤を用いてもよい。
【0018】さらに、本発明の脂肪酸塩組成物には、そ
の使用目的に応じて、色素、香料の他、アラントインや
グリチルリチン酸ジカリウム等の消炎剤、2,4,4'-トリ
クロロ-2'-ヒドロキシジフェニルエーテル、3,4,4'-ト
リクロロカルバニリド、安息香酸等の殺菌剤を添加して
もよい。
【0019】
【発明の効果】本発明の脂肪酸塩組成物は、水への溶解
性が良好であり、かつ洗浄力が高く臭気がしないので、
特に洗濯用石鹸として好適であり、また化粧石鹸やボデ
ィーソープにも適している。本発明の脂肪酸塩組成物
は、固形状、チップ状、粉状、液状で用いることができ
る。
【0020】
【実施例】以下、本発明を更に実施例を用いて詳細に説
明する。 実施例1 ラウリン酸50重量%、リノール酸15重量%、オレイ
ン酸15重量%、パルミチン酸10重量%、ステアリン
酸5重量%(成分a=52.6重量%、成分b=15.
8重量%、成分c=15.8重量%、成分d=15.8
重量%、成分e=0重量%)からなる混合脂肪酸に対し
等モルの28重量%水酸化ナトリウム水溶液を加えた。
混練機(入江商会(株)製PNV−5型)で混合し水分
を全体の15重量%まで乾燥し、押し出し機((株)佐
藤鉄工所製)で圧縮した後型打ち機(理研精機(株)製
MP−2B型)で成形し脂肪酸塩組成物を得た。この脂
肪酸の組成及び性能の評価結果を表1に示した。
【0021】実施例2 ラウリン酸60重量%、米糠油脂肪酸(米糠油の脂肪酸
中ミリスチン酸0.1重量%、リノール酸酸37.5量
%、オレイン酸39.5重量%、パルミチン酸17.8
重量%、ステアリン酸2.0重量%、(e)の脂肪酸
3.1重量%)40重量%から脂肪酸(成分a=60重
量%、成分b=15重量%、成分c=15.8重量%、
成分d=7.9重量%、成分e=1.2重量%)を用い
て実施例1と同様にして脂肪酸塩組成物を得た。この脂
肪酸の組成及び性能の評価結果を表1に示した。
【0022】実施例3 ラウリン酸45重量%、大豆油脂肪酸(全脂肪酸中ミリ
スチン酸0.1重量%、リノール酸酸51.3重量%、
オレイン酸22.6重量%、パルミチン酸14.3重量
%、ステアリン酸3.1重量%、(e)の脂肪酸8.6
%)55重量%からなる脂肪酸(成分a=45.1重量
%、成分b=28.2重量%、成分c=12.4重量
%、成分d=9.6重量%、成分e=4.7重量%)を
用いて、実施例1と同様にして石鹸組成物を得た。この
脂肪酸の組成及び性能の評価結果を表1に示した。
【0023】実施例4 ラウリン酸30重量%、ミリスチン酸20重量%、リノ
ール酸10重量%、オレイン酸10重量%、パルミチン
酸10重量%、ステアリン酸7重量%(成分a=57.
5重量%、成分b=11.5重量%、成分c=11.5
重量%、成分d=19.5重量%、成分e=0重量%)
から、実施例1と同様にして石鹸組成物を得た。この脂
肪酸の組成及び性能の評価結果を表1に示した。
【0024】実施例5 実施例4の脂肪酸混合物(成分a=57.5重量%、成
分b=11.5重量%、成分c=11.5重量%、成分
d=19.5重量%、成分e=0重量%で過酸化物価
0.2)を大気中、100℃で3時間300rpmで攪
拌した。熱処理後の過酸化物価は5.8であった。次に
この熱処理した脂肪酸混合物から、実施例1と同様にし
て脂肪酸塩組成物を得た。この脂肪酸の組成および性能
の評価結果を表1に示した。
【0025】実施例6 実施例3の脂肪酸塩混合物(成分a=45.1重量%、
成分b=28.2重量%、成分c=12.4重量%、成
分d=9.6重量%、成分e=4.7重量%)に対し、
BHTを20ppm添加し溶解させた。この組成物の性
能の評価結果を表1に示した。
【0026】比較例1 ラウリン酸20重量%、大豆油脂肪酸80重量%からな
る脂肪酸(成分a=20.1重量%、成分b=41重量
%、成分c=18.1重量%、成分d=13.9重量
%、成分e=6.9重量%)を用いて、実施例1と同様
にして脂肪酸塩組成物を得た。この脂肪酸の組成及び性
能の評価結果を表2に示した。
【0027】比較例2 ラウリン酸40重量%、リノール酸10重量%、オレイ
ン酸40重量%、パルミチン酸10重量%(成分a=4
0重量%、成分b=10重量%、成分c=40重量%、
成分d=10重量%、成分e=0重量%)を用い、実施
例1と同様にして脂肪酸塩組成物を得た。この脂肪酸の
組成及び性能の評価結果を表2に示した。
【0028】比較例3 ラウリン酸50重量%に、リノール酸20重量%、オレ
イン酸20重量%、パルミチン酸10重量%、リノレン
酸5重量%、カプリル酸10重量%、エルカ酸5重量%
からなる脂肪酸(成分a=41.7重量%、成分b=1
6.7重量%、成分c=16.7重量%、成分d=8.
3重量%、成分e=16.7重量%)を用い、実施例1
と同様にして脂肪酸塩組成物を得た。この脂肪酸の組成
及び性能の評価結果を表2に示した。
【0029】比較例4 ラウリン酸50重量%、リノール酸10重量%、オレイ
ン酸5重量%、ステアリン酸2重量%からなる脂肪酸
(成分a=74.6重量%、成分b=14.9重量%、
成分c=7.5重量%、成分d=3.0重量%、成分e
=0重量%)を用い、実施例1と同様にして脂肪酸塩組
成物を得た。この脂肪酸の組成及び性能の評価結果を表
2に示した。
【0030】比較例5 市販の洗濯用石鹸の脂肪酸の組成についてガスクロマト
グラム分析を行った。また、この組成の脂肪酸塩組成物
(成分a=3.7重量%、成分b=29.8重量%、成
分c=38.0重量%、成分d=23.2重量%、成分
e=5.3重量%)を実施例1と同様にして脂肪酸塩組
成物を得た。脂肪酸組成および性能評価の結果を表2に
示した。
【0031】比較例6 市販の化粧石鹸の脂肪酸の組成についてのガスクロマト
グラム分析を行った。また、この組成の脂肪酸塩組成物
を実施例1と同様にして得た。脂肪酸組成および性能評
価の結果を表2に示した。
【0032】
【表1】
【0033】注;なお表中に用いた成分は次の通り。 成分(a):炭素数12〜14の飽和脂肪酸の重量% 成分(b);炭素数18で二重結合を2個有する脂肪酸
の重量% 成分(c);炭素数18で二重結合を1個有する脂肪酸
の重量% 成分(d);炭素数16〜18の飽和脂肪酸の重量% 成分(e)上記の(a)〜(d)に該当しない炭素数5
〜54の脂肪酸の重量%
【0034】なお、用いた試験方法および評価した項目
は次のとおりである。 <溶解性試験>1リットルビーカーに蒸留水700ml
を入れ、長さ4cm、高さ1cm、奥行き3mmの攪拌
羽根のついた攪拌器で300rpmで攪拌し、温度を2
0℃に保った。成型された石鹸組成物から作った直径7
mm、高さ7mmの円柱状試料を水中に投入し、完全に
溶解する時間を測定した。時間が短いほど溶解性がよい
と判断される。表中用いた溶解性の評価は次に示したよ
うに4段階で評価した。 溶解性の評価; 記号 ; 溶解時間 ; 評価 × ;30分以上〜 ; 悪い △ ;20分以上〜 30分未満; 普通 ○ ;10分以上〜 20分未満; 良い ◎ ; 〜 10分未満; 極めて良い
【0035】<洗浄力試験>襟垢汚染布を用い、JIS
K−3303の方法に基ずき、洗浄力試験を行った。
試料は0.5g、試験温度は20℃とした。評価は一
対比較法に準じ、洗浄力判定用指標粉末洗濯石鹸で洗浄
した襟垢布の汚れ落ちと比較した。一対比較法の評価; 明らかに劣る場合・・・ −2 やや劣る場合・・・ −1 ほとんど差がない場合・・・0 やや勝る場合 ・・+1 明らかに勝る場合・・・・+2 上記の評価点で、15枚の布の評価点の合計を求めた。
3人の判定者の評価点の合計の平均値を次に示したよう
に4段階で評価した。 洗浄力の評価; 記号 ; 評価点 ; 評価 ◎ ;15以上〜 ; 悪い ○ ; 5 〜 15未満; 普通 △ ;−5 〜 5未満; 良い × ; 〜 −5未満; 極めて良い
【0036】<臭気の評価方法>20人のパネラーによ
り脂肪酸塩組成物の臭気について、次の3段階で評価し
た。 パネラーの評価点; ○:悪臭がなく気にならない・・・・・ 2点 △:悪臭がややあるが気にならない・・ 1点 ×:悪臭が多く気になる・・・・・・・ 0点 その合計点からパネラーの評価を次に示したように4段
階で分類した。 臭気の評価 記号;評価点(20人の合計);評価 ◎ ; 32〜40 点 ;極めて良い ○ ; 24〜31 点 ;良い △ ; 16〜23 点 ;普通 × ; 0〜15 点 ;悪い
【0037】以上の結果から明らかなように、本発明の
脂肪酸塩組成物は、水への溶解性、洗浄力、臭気のすべ
てにおいて良好であった。
【表2】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】次の成分(a)〜(e) 成分(a);炭素数12〜14の飽和脂肪酸で40〜7
    0重量% 成分(b);炭素数18で二重結合を2個有する脂肪酸
    で10〜30重量% 成分(c);炭素数18で二重結合を1個有する脂肪酸
    で10〜30重量% 成分(d);炭素数16〜18の飽和脂肪酸で5〜20
    重量% 成分(e);成分(a)〜(d)に該当しない炭素数5
    〜54の脂肪酸で0〜10重量% からなる脂肪酸の塩の組成物で、その塩がアルカリ金属
    塩、アルカノールアミン塩およびアンモニウム塩から選
    ばれる1種以上の脂肪酸塩組成物。
JP7144185A 1995-05-19 1995-05-19 脂肪酸塩組成物 Pending JPH08311497A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2780411A1 (fr) * 1998-06-29 1999-12-31 Eric Gilles Guerin Composition d'un melange de corps gras, utilise pour la fabrication par saponification d'un savon de toilette, procede de fabrication et savon dur
WO2004058215A3 (en) * 2002-12-20 2004-09-10 St Tropez Stain remover composition for skin care
JP2023519802A (ja) * 2020-02-20 2023-05-15 ユニリーバー・アイピー・ホールディングス・ベスローテン・ヴェンノーツハップ 石けん組成物
JP2024079142A (ja) * 2022-11-30 2024-06-11 太陽油脂株式会社 洗浄用組成物

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