JPH08311565A - 線材焼鈍装置 - Google Patents
線材焼鈍装置Info
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- JPH08311565A JPH08311565A JP11277295A JP11277295A JPH08311565A JP H08311565 A JPH08311565 A JP H08311565A JP 11277295 A JP11277295 A JP 11277295A JP 11277295 A JP11277295 A JP 11277295A JP H08311565 A JPH08311565 A JP H08311565A
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- electrode
- wire
- sheave
- electrode sheave
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- Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 線材の滑りによる電極シーブの摩耗を減らし
て、寿命を延ばす。 【構成】 第一電極シーブ1と第二電極シーブ2との間
において、線材Wに接触するローラ32を設け、ローラ
32を揺動レバー33で支持する。駆動モータ35によ
り揺動レバー33を揺動させ、ローラ32を水平方向に
振って線材Wを揺らす。第二電極シーブ2の周面上で線
材Wの通過位置が移動する。
て、寿命を延ばす。 【構成】 第一電極シーブ1と第二電極シーブ2との間
において、線材Wに接触するローラ32を設け、ローラ
32を揺動レバー33で支持する。駆動モータ35によ
り揺動レバー33を揺動させ、ローラ32を水平方向に
振って線材Wを揺らす。第二電極シーブ2の周面上で線
材Wの通過位置が移動する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、引き抜き加工により加
工硬化した線材の焼きなましを行う連続式線材焼鈍装置
に関する。
工硬化した線材の焼きなましを行う連続式線材焼鈍装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、伸線機により引き抜き加工され
た線材あるいは撚り合された線材は、加工硬化を除去す
るためにサプライスタンド等より搬送され、線材焼鈍装
置で焼きなましされる。これを行うための連続式線材焼
鈍装置は、図3の如く、5個の回転自在な第一〜第五電
極シーブ1〜5と、加熱された線材Wを冷却するための
冷却ケース6とを備えており、線材進行方向上流から順
に第一〜第五電極シーブ1〜5が配されている。
た線材あるいは撚り合された線材は、加工硬化を除去す
るためにサプライスタンド等より搬送され、線材焼鈍装
置で焼きなましされる。これを行うための連続式線材焼
鈍装置は、図3の如く、5個の回転自在な第一〜第五電
極シーブ1〜5と、加熱された線材Wを冷却するための
冷却ケース6とを備えており、線材進行方向上流から順
に第一〜第五電極シーブ1〜5が配されている。
【0003】前記電極シーブ1〜5は、図4の如く、電
極シーブ本体リング7とこれに着脱自在な押付リング8
とからなり、両リング7,8によって形成される周面に
金属帯板9が巻きつけられている。金属帯板9は通常導
電性のよい非鉄金属、例えばニッケル板、銅板、真鍮板
等が使われている。そして、金属帯板9に線材Wが接触
して摩耗すると、金属帯板9のみを交換することにより
対処でき、交換費用の低減を図れる。
極シーブ本体リング7とこれに着脱自在な押付リング8
とからなり、両リング7,8によって形成される周面に
金属帯板9が巻きつけられている。金属帯板9は通常導
電性のよい非鉄金属、例えばニッケル板、銅板、真鍮板
等が使われている。そして、金属帯板9に線材Wが接触
して摩耗すると、金属帯板9のみを交換することにより
対処でき、交換費用の低減を図れる。
【0004】そして、図5の如く、本体リング7の中央
孔7aに、一端に供電シーブ10を備えた回転筒11の
他端が嵌合され、回転筒11は内フレーム12を貫通し
た駆動軸13に外嵌固定されている。駆動軸13は、外
フレーム14に絶縁板15を介して取り付けられた支持
筒16に内装され、軸受17により回転自在に支持され
ている。駆動軸13の端部にはプーリ18が取り付けら
れ、モータ等の駆動源からの回転駆動力がベルト等を介
して駆動軸13に伝達され、電極シーブ1〜5は回転さ
れる。
孔7aに、一端に供電シーブ10を備えた回転筒11の
他端が嵌合され、回転筒11は内フレーム12を貫通し
た駆動軸13に外嵌固定されている。駆動軸13は、外
フレーム14に絶縁板15を介して取り付けられた支持
筒16に内装され、軸受17により回転自在に支持され
ている。駆動軸13の端部にはプーリ18が取り付けら
れ、モータ等の駆動源からの回転駆動力がベルト等を介
して駆動軸13に伝達され、電極シーブ1〜5は回転さ
れる。
【0005】さらに、各電極シーブ1〜5は伝達部材を
介して一つの駆動源で駆動されており、線材Wの緩みを
なくすため、第一電極シーブ1から第五電極シーブ5の
順に回転比を微かながら徐々に大きく設定している。例
えば、第一電極シーブ1の回転比を1.0とすると第二
電極シーブ2の回転比は1.001、第三電極シーブ3
の回転比は1.0015、第四電極シーブ4の回転比は
1.002、第五電極シーブ5の回転比は1.0025と
している。
介して一つの駆動源で駆動されており、線材Wの緩みを
なくすため、第一電極シーブ1から第五電極シーブ5の
順に回転比を微かながら徐々に大きく設定している。例
えば、第一電極シーブ1の回転比を1.0とすると第二
電極シーブ2の回転比は1.001、第三電極シーブ3
の回転比は1.0015、第四電極シーブ4の回転比は
1.002、第五電極シーブ5の回転比は1.0025と
している。
【0006】前記冷却ケース6は線材Wの焼きなまし工
程経路において、第二電極シーブ2と第四電極シーブ4
との間に介装されており、第三電極シーブ3が内装され
ている。また、内部は加熱室と第一冷却室と第二冷却室
の3室に区画されている。なお、図3中、19は線材W
に付着した水分を圧縮空気により吹き飛ばすワイパー装
置、20は冷却水タンク、21は給水パイプ、22は第
一冷却室のドレンパイプ、23は流路切換えレバー、2
4,25はガイドローラである。
程経路において、第二電極シーブ2と第四電極シーブ4
との間に介装されており、第三電極シーブ3が内装され
ている。また、内部は加熱室と第一冷却室と第二冷却室
の3室に区画されている。なお、図3中、19は線材W
に付着した水分を圧縮空気により吹き飛ばすワイパー装
置、20は冷却水タンク、21は給水パイプ、22は第
一冷却室のドレンパイプ、23は流路切換えレバー、2
4,25はガイドローラである。
【0007】連続式線材焼鈍装置は伸線機Aと組み合わ
せて使用され、伸線機Aから送り出され、線材焼鈍装置
に搬送された線材Wが、第一電極シーブ1から第二電極
シーブ2を通って、さらに第三電極シーブ3、第四電極
シーブ4、第五電極シーブ5を順に通過して焼きなまし
処理工程が進行する。そして、第一電極シーブ1から第
二電極シーブ2の間では、両電極シーブ1,2間に架け
渡された線材Wを介して通電され、線材Wの電気的抵抗
による発熱作用によって予熱される。
せて使用され、伸線機Aから送り出され、線材焼鈍装置
に搬送された線材Wが、第一電極シーブ1から第二電極
シーブ2を通って、さらに第三電極シーブ3、第四電極
シーブ4、第五電極シーブ5を順に通過して焼きなまし
処理工程が進行する。そして、第一電極シーブ1から第
二電極シーブ2の間では、両電極シーブ1,2間に架け
渡された線材Wを介して通電され、線材Wの電気的抵抗
による発熱作用によって予熱される。
【0008】また、第二電極シーブ2から第三電極シー
ブ3の間で予熱工程と同様の発熱作用で本加熱されて軟
化焼鈍され、さらに冷却ケース6内の各冷却室において
冷却される。そして、冷却工程を終えると線材Wは、第
四電極シーブ4から第五電極シーブ5の間で、前記同様
の発熱作用により再度加熱され乾燥される。このよう
に、線材Wは予熱、加熱、冷却、乾燥の焼きなまし処理
がなされた後、図示しない巻取機で巻取られる。また、
この工程中には各電極シーブ1〜5の回転比の違いによ
り、線材Wと各電極シーブ1〜5の表面は僅かにスリッ
プしながら運転されている。
ブ3の間で予熱工程と同様の発熱作用で本加熱されて軟
化焼鈍され、さらに冷却ケース6内の各冷却室において
冷却される。そして、冷却工程を終えると線材Wは、第
四電極シーブ4から第五電極シーブ5の間で、前記同様
の発熱作用により再度加熱され乾燥される。このよう
に、線材Wは予熱、加熱、冷却、乾燥の焼きなまし処理
がなされた後、図示しない巻取機で巻取られる。また、
この工程中には各電極シーブ1〜5の回転比の違いによ
り、線材Wと各電極シーブ1〜5の表面は僅かにスリッ
プしながら運転されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】伸線機Aに連結して連
続運転が行われると、各電極シーブ1〜5の金属帯板9
は線材Wとの滑りにより摩耗していく。その摩耗の度合
は電極シーブ1〜5の位置によって異なる。例えば、線
材Wとして直径0.18mmの銅線を使用して、速度1
800m/minで一日24時間運転した場合、第一電
極シーブ1、第三電極シーブ3、第四電極シーブ4、第
五電極シーブ5の寿命が1〜3ケ月であるのに対して、
第二電極シーブ2の寿命は1週間位、最悪3日で使用不
可の場合もあり、寿命が極端に短い。
続運転が行われると、各電極シーブ1〜5の金属帯板9
は線材Wとの滑りにより摩耗していく。その摩耗の度合
は電極シーブ1〜5の位置によって異なる。例えば、線
材Wとして直径0.18mmの銅線を使用して、速度1
800m/minで一日24時間運転した場合、第一電
極シーブ1、第三電極シーブ3、第四電極シーブ4、第
五電極シーブ5の寿命が1〜3ケ月であるのに対して、
第二電極シーブ2の寿命は1週間位、最悪3日で使用不
可の場合もあり、寿命が極端に短い。
【0010】このような第二電極シーブ2と他の電極シ
ーブ1,3,4,5との寿命の差を解析してみると、第
一電極シーブ1に接触する線材Wは表面に伸線機Aで使
用された伸線潤滑剤の被膜が残っている。また、通常、
防錆剤が混入された潤滑性がある冷却液内で第三電極シ
ーブ3に線材Wが接触している。そして、第四電極シー
ブ4および第五電極シーブ5に接触する線材Wの表面に
は、冷却液の防錆剤の被膜が残留しているため潤滑性が
ある。このように第一電極シーブ1、第三電極シーブ
3、第四電極シーブ4、第五電極シーブ5の線材Wの表
面には潤滑効果のある被膜があるため、線材Wは各電極
シーブ1,3,4,5の周面での滑りがなめらかであ
り、金属帯板9の周面上に傷が入りにくく、スパークも
起こりにくい。そのため、摩耗が減り寿命が長くなる。
ーブ1,3,4,5との寿命の差を解析してみると、第
一電極シーブ1に接触する線材Wは表面に伸線機Aで使
用された伸線潤滑剤の被膜が残っている。また、通常、
防錆剤が混入された潤滑性がある冷却液内で第三電極シ
ーブ3に線材Wが接触している。そして、第四電極シー
ブ4および第五電極シーブ5に接触する線材Wの表面に
は、冷却液の防錆剤の被膜が残留しているため潤滑性が
ある。このように第一電極シーブ1、第三電極シーブ
3、第四電極シーブ4、第五電極シーブ5の線材Wの表
面には潤滑効果のある被膜があるため、線材Wは各電極
シーブ1,3,4,5の周面での滑りがなめらかであ
り、金属帯板9の周面上に傷が入りにくく、スパークも
起こりにくい。そのため、摩耗が減り寿命が長くなる。
【0011】ところが、第一電極シーブ1と第二電極シ
ーブ2の間に行われる予熱工程の熱により、線材Wの表
面の潤滑被膜が破壊される。さらに、第二電極シーブ2
と第三電極シーブ3との間の電圧が最も高く、線材Wの
表面の潤滑被膜がさらに破壊され、無潤滑状態となる。
このように第二電極シーブ2に対して線材Wが無潤滑状
態で接触すると、第二電極シーブ2の金属帯板9に微小
な滑り痕が早期に発生し、スパークが発生する。そし
て、金属帯板9が急激に摩耗して、極端な寿命の低下と
なっている。
ーブ2の間に行われる予熱工程の熱により、線材Wの表
面の潤滑被膜が破壊される。さらに、第二電極シーブ2
と第三電極シーブ3との間の電圧が最も高く、線材Wの
表面の潤滑被膜がさらに破壊され、無潤滑状態となる。
このように第二電極シーブ2に対して線材Wが無潤滑状
態で接触すると、第二電極シーブ2の金属帯板9に微小
な滑り痕が早期に発生し、スパークが発生する。そし
て、金属帯板9が急激に摩耗して、極端な寿命の低下と
なっている。
【0012】さらに、無潤滑状態の線材Wの滑りによる
微小な滑り痕の発生の原因を解析すると、線材Wが第二
電極シーブ2の周面の同一円周上を通過するためである
とわかった。
微小な滑り痕の発生の原因を解析すると、線材Wが第二
電極シーブ2の周面の同一円周上を通過するためである
とわかった。
【0013】そこで、本発明は、上記に鑑み、線材の通
過位置を変化させて電極シーブの寿命を長くした線材焼
鈍装置の提供を目的とする。
過位置を変化させて電極シーブの寿命を長くした線材焼
鈍装置の提供を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明による課題解決手
段は、図1,2の如く、回転自在な複数個の電極シーブ
1〜5を有する線材焼鈍装置において、第一,第二電極
シーブ1,2に架け渡された線材Wの第二電極シーブ2
の周面上における通過位置を変える線材移動手段26を
設けたものである。
段は、図1,2の如く、回転自在な複数個の電極シーブ
1〜5を有する線材焼鈍装置において、第一,第二電極
シーブ1,2に架け渡された線材Wの第二電極シーブ2
の周面上における通過位置を変える線材移動手段26を
設けたものである。
【0015】
【作用】上記課題解決手段において、第一電極シーブ1
と第二電極シーブ2との間で、線材移動手段26により
線材Wを進行方向に対して横方向に移動させる。する
と、線材Wがずれるため、第二電極シーブ2の周面上を
線材Wがずらされ、その通過位置は変わる。したがっ
て、線材Wは同じ位置を通過しなくなり、線材Wの滑り
痕の発生が抑制され、第二電極シーブ2の寿命を延ばせ
る。
と第二電極シーブ2との間で、線材移動手段26により
線材Wを進行方向に対して横方向に移動させる。する
と、線材Wがずれるため、第二電極シーブ2の周面上を
線材Wがずらされ、その通過位置は変わる。したがっ
て、線材Wは同じ位置を通過しなくなり、線材Wの滑り
痕の発生が抑制され、第二電極シーブ2の寿命を延ばせ
る。
【0016】
【実施例】本実施例では、図1の如く、5個の回転自在
な第一〜第五電極シーブ1〜5と、加熱された線材Wを
冷却するための冷却ケース6とを備えた線材焼鈍装置に
対して、特に摩耗の激しい第二電極シーブ2の周面上に
おける線材Wの通過位置を変えるために線材移動手段2
6を設けている。
な第一〜第五電極シーブ1〜5と、加熱された線材Wを
冷却するための冷却ケース6とを備えた線材焼鈍装置に
対して、特に摩耗の激しい第二電極シーブ2の周面上に
おける線材Wの通過位置を変えるために線材移動手段2
6を設けている。
【0017】そして、冷却ケース6は線材Wの焼きなま
し処理工程において第二電極シーブ2と第四電極シーブ
4との間に介装されており、第三電極シーブ3が内装さ
れている。また、内部は加熱室27と冷却水の注入され
た第一冷却室28と第二冷却室29との3室に区画され
ている。そして、前面には蓋が開閉自在に設けられ、シ
ール材によって開口部分の全周がシールされている。
し処理工程において第二電極シーブ2と第四電極シーブ
4との間に介装されており、第三電極シーブ3が内装さ
れている。また、内部は加熱室27と冷却水の注入され
た第一冷却室28と第二冷却室29との3室に区画され
ている。そして、前面には蓋が開閉自在に設けられ、シ
ール材によって開口部分の全周がシールされている。
【0018】前記第一冷却室28の線材Wの挿通する入
口と出口には、第一冷却室28を密閉に近い状態として
第一冷却室28内の冷却水の水圧を上げ、第三電極シー
ブ3の回転により発生する冷却水内の気泡の発生を防ぐ
ブッシュ30a,30bがそれぞれ嵌合されている。ま
た、図示されていないが、第一冷却室28の第三電極シ
ーブ3の外周側に遠心力による冷却水中の渦の発生を防
止する固定羽根が設けられている。さらに、第三電極シ
ーブ3の内周側に対向して渦による空洞化を防止する空
洞防止体が設けられている。また、加熱室27に線材W
を挿通するパイプ31が取り付けられている。
口と出口には、第一冷却室28を密閉に近い状態として
第一冷却室28内の冷却水の水圧を上げ、第三電極シー
ブ3の回転により発生する冷却水内の気泡の発生を防ぐ
ブッシュ30a,30bがそれぞれ嵌合されている。ま
た、図示されていないが、第一冷却室28の第三電極シ
ーブ3の外周側に遠心力による冷却水中の渦の発生を防
止する固定羽根が設けられている。さらに、第三電極シ
ーブ3の内周側に対向して渦による空洞化を防止する空
洞防止体が設けられている。また、加熱室27に線材W
を挿通するパイプ31が取り付けられている。
【0019】前記線材移動手段26は、ガイドローラ2
4と第二電極シーブ2との間に配され、図2の如く、線
材Wに当接してガイドするローラ32と、該ローラ32
を回転自在に支持する揺動レバー33と、揺動レバー3
3を縦軸周りに揺動させる偏心カム34と、偏心カム3
4を駆動する駆動モータ35とからなる。
4と第二電極シーブ2との間に配され、図2の如く、線
材Wに当接してガイドするローラ32と、該ローラ32
を回転自在に支持する揺動レバー33と、揺動レバー3
3を縦軸周りに揺動させる偏心カム34と、偏心カム3
4を駆動する駆動モータ35とからなる。
【0020】前記ローラ32は、外周にV字状の溝が切
りかかれ、揺動レバー33の一端に取り付けられた横軸
36に軸受37を介して支持されている。前記揺動レバ
ー33は、中央部において内フレームBに支持具38を
介して取り付けられた縦軸39に揺動自在に支持され、
他端に上下方向に貫通した平面視U字状の凹み40が形
成され、偏心カム34が遊嵌されている。
りかかれ、揺動レバー33の一端に取り付けられた横軸
36に軸受37を介して支持されている。前記揺動レバ
ー33は、中央部において内フレームBに支持具38を
介して取り付けられた縦軸39に揺動自在に支持され、
他端に上下方向に貫通した平面視U字状の凹み40が形
成され、偏心カム34が遊嵌されている。
【0021】前記偏心カム34は、駆動モータ35の駆
動軸35aに外嵌固定された軸部41と揺動レバー33
の凹み40に摺動自在に嵌合された円環部42とからな
る。前記軸部41は、大径の第一軸41aと、小径の第
二軸41bとが上下方向に一体形成されており、第一軸
41aの下面には、第二軸41bより偏心した位置に駆
動モータ35の駆動軸35aの挿入用穴が形成され、第
二軸41bには円環部42が外嵌固定されている。
動軸35aに外嵌固定された軸部41と揺動レバー33
の凹み40に摺動自在に嵌合された円環部42とからな
る。前記軸部41は、大径の第一軸41aと、小径の第
二軸41bとが上下方向に一体形成されており、第一軸
41aの下面には、第二軸41bより偏心した位置に駆
動モータ35の駆動軸35aの挿入用穴が形成され、第
二軸41bには円環部42が外嵌固定されている。
【0022】前記駆動モータ35は、内フレームBに取
り付け部材43によって駆動軸35aを上向きにした状
態にねじ止めされている。そして、線材焼鈍装置の運転
中、駆動モータ35は常時駆動されている。なお、取り
付け部材43には駆動軸貫通用孔43aとねじ止め孔4
3bが形成され、駆動モータ35がねじ止めされてお
り、取り付け部材43は一対のボルト44によって内フ
レームBに取り付けられている。その他の構成は、従来
の連続式線材焼鈍装置と同様であり、同じ機能を有する
部材には同符号を付してある。
り付け部材43によって駆動軸35aを上向きにした状
態にねじ止めされている。そして、線材焼鈍装置の運転
中、駆動モータ35は常時駆動されている。なお、取り
付け部材43には駆動軸貫通用孔43aとねじ止め孔4
3bが形成され、駆動モータ35がねじ止めされてお
り、取り付け部材43は一対のボルト44によって内フ
レームBに取り付けられている。その他の構成は、従来
の連続式線材焼鈍装置と同様であり、同じ機能を有する
部材には同符号を付してある。
【0023】上記構成において、伸線機により引き抜き
加工された線材Wあるいは撚り合された線材Wは、連続
焼鈍装置で加工硬化を除去するために加熱焼鈍される。
伸線機から送り出された線材Wは、第一電極シーブ1か
ら第二電極シーブ2を通って、さらに第三電極シーブ
3、第四電極シーブ4、第五電極シーブ5を順に通過し
て、連続的に焼きなまし処理工程が進行する。
加工された線材Wあるいは撚り合された線材Wは、連続
焼鈍装置で加工硬化を除去するために加熱焼鈍される。
伸線機から送り出された線材Wは、第一電極シーブ1か
ら第二電極シーブ2を通って、さらに第三電極シーブ
3、第四電極シーブ4、第五電極シーブ5を順に通過し
て、連続的に焼きなまし処理工程が進行する。
【0024】そして、第一電極シーブ1から第二電極シ
ーブ2の間では、両電極シーブ1,2間に架け渡された
線材Wを介して通電され、線材Wの電気的抵抗による発
熱作用で予熱される。さらに、第二電極シーブ2から第
三電極シーブ3の間では、予熱工程と同様の発熱作用に
より本加熱される。また、冷却工程に移ると、各冷却室
28,29内を通過して冷却液により冷却される。そし
て、第二冷却室29から出た線材Wは、第四電極シーブ
4から第五電極シーブ5の間で、前記同様の発熱作用に
よる加熱で乾燥される。その後、図示しない巻取機で巻
取られる。
ーブ2の間では、両電極シーブ1,2間に架け渡された
線材Wを介して通電され、線材Wの電気的抵抗による発
熱作用で予熱される。さらに、第二電極シーブ2から第
三電極シーブ3の間では、予熱工程と同様の発熱作用に
より本加熱される。また、冷却工程に移ると、各冷却室
28,29内を通過して冷却液により冷却される。そし
て、第二冷却室29から出た線材Wは、第四電極シーブ
4から第五電極シーブ5の間で、前記同様の発熱作用に
よる加熱で乾燥される。その後、図示しない巻取機で巻
取られる。
【0025】この工程の途中において、線材Wが第一電
極シーブ1からガイドローラ24を経て第二電極シーブ
2に達するまでの間に、予熱されることによって潤滑皮
膜が破壊され、線材Wは無潤滑状態となる。しかしなが
ら、この間において、線材Wはローラ32に接触しなが
ら通過している。そこで、駆動モータ35を駆動する
と、偏心カム34が駆動モータ35の駆動軸35aを中
心にして回転する。この回転により揺動レバー33の凹
み40は水平に左右方向に力を受け、揺動レバー33は
縦軸39周りに揺動され、ローラ32も水平に左右方向
に揺すられる。したがって、線材Wが進行方向に対して
左右に移動するため、第二電極シーブ2の周面上におけ
る線材Wの通過位置が移動し、同一円周上を通過し続け
ることがなくなる。
極シーブ1からガイドローラ24を経て第二電極シーブ
2に達するまでの間に、予熱されることによって潤滑皮
膜が破壊され、線材Wは無潤滑状態となる。しかしなが
ら、この間において、線材Wはローラ32に接触しなが
ら通過している。そこで、駆動モータ35を駆動する
と、偏心カム34が駆動モータ35の駆動軸35aを中
心にして回転する。この回転により揺動レバー33の凹
み40は水平に左右方向に力を受け、揺動レバー33は
縦軸39周りに揺動され、ローラ32も水平に左右方向
に揺すられる。したがって、線材Wが進行方向に対して
左右に移動するため、第二電極シーブ2の周面上におけ
る線材Wの通過位置が移動し、同一円周上を通過し続け
ることがなくなる。
【0026】このように、線材移動手段26によって一
番摩耗の激しい第二電極シーブ2の周面上における線材
Wの通過位置を移動させることで、線材Wが第2電極シ
ーブ2の同一円周上を通過し続けることがなくなり、滑
り痕ができにくくなるため、スパークが少なくなる。そ
のため、第二電極シーブ2は摩耗が減少して寿命が長く
なる。すなわち、第二電極シーブ2の金属帯板9の寿命
が1週間だったものが、1〜3カ月間と飛躍的に延び
た。したがって、機械の稼働率アップ、メンテナンス時
間の削減、並びにランニングコストの低減となる。
番摩耗の激しい第二電極シーブ2の周面上における線材
Wの通過位置を移動させることで、線材Wが第2電極シ
ーブ2の同一円周上を通過し続けることがなくなり、滑
り痕ができにくくなるため、スパークが少なくなる。そ
のため、第二電極シーブ2は摩耗が減少して寿命が長く
なる。すなわち、第二電極シーブ2の金属帯板9の寿命
が1週間だったものが、1〜3カ月間と飛躍的に延び
た。したがって、機械の稼働率アップ、メンテナンス時
間の削減、並びにランニングコストの低減となる。
【0027】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ものではなく、本発明の範囲内で上記実施例に多くの修
正および変更を加え得ることは勿論である。例えば、駆
動モータをタイマー等を用いて間欠的に駆動することも
考えられる。また、シリンダーの往復運動によりローラ
を動かしてもよい。さらに、本実施例では第二電極シー
ブ2の周面上における線材Wの通過位置を変えるもので
あるが、他の電極シーブにおける線材Wの通過位置を変
えるようにして、寿命の延長を図ってもよい。
ものではなく、本発明の範囲内で上記実施例に多くの修
正および変更を加え得ることは勿論である。例えば、駆
動モータをタイマー等を用いて間欠的に駆動することも
考えられる。また、シリンダーの往復運動によりローラ
を動かしてもよい。さらに、本実施例では第二電極シー
ブ2の周面上における線材Wの通過位置を変えるもので
あるが、他の電極シーブにおける線材Wの通過位置を変
えるようにして、寿命の延長を図ってもよい。
【0028】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明に
よると、電極シーブの周面上における線材の通過位置を
変える線材移動手段を設けることにより、線材は電極シ
ーブの同一円周上を滑り続けることがなくなり、滑り痕
の発生を抑えることができ、電極シーブの摩耗が減少し
て寿命が長くなる。そのため、機械の稼働率アップ、メ
ンテナンス時間の削減、ランニングコストの低減といっ
た優れた効果がある。
よると、電極シーブの周面上における線材の通過位置を
変える線材移動手段を設けることにより、線材は電極シ
ーブの同一円周上を滑り続けることがなくなり、滑り痕
の発生を抑えることができ、電極シーブの摩耗が減少し
て寿命が長くなる。そのため、機械の稼働率アップ、メ
ンテナンス時間の削減、ランニングコストの低減といっ
た優れた効果がある。
【図1】本発明の線材焼鈍装置の全体構成図
【図2】線材移動手段を示し、(a)は平面図、(b)
は正面図
は正面図
【図3】従来例の線材焼鈍装置を示す図
【図4】電極シーブの縦断面図
【図5】電極シーブの取り付け部を示す断面図
1〜5 電極シーブ 26 線材移動手段 32 ローラ 33 揺動レバー 34 偏心カム 35 駆動モータ
Claims (1)
- 【請求項1】 回転自在な複数個の電極シーブを有し、
各電極シーブに架け渡された線材を介して通電して、該
線材を加熱した後に冷却する線材焼鈍装置において、前
記電極シーブの周面上における前記線材の通過位置を変
える線材移動手段が設けられたことを特徴とする線材焼
鈍装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11277295A JPH08311565A (ja) | 1995-05-11 | 1995-05-11 | 線材焼鈍装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11277295A JPH08311565A (ja) | 1995-05-11 | 1995-05-11 | 線材焼鈍装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08311565A true JPH08311565A (ja) | 1996-11-26 |
Family
ID=14595127
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11277295A Pending JPH08311565A (ja) | 1995-05-11 | 1995-05-11 | 線材焼鈍装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08311565A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007154267A (ja) * | 2005-12-06 | 2007-06-21 | Daido Steel Co Ltd | 金属線材の連続熱処理装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS507526A (ja) * | 1973-05-17 | 1975-01-25 |
-
1995
- 1995-05-11 JP JP11277295A patent/JPH08311565A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS507526A (ja) * | 1973-05-17 | 1975-01-25 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007154267A (ja) * | 2005-12-06 | 2007-06-21 | Daido Steel Co Ltd | 金属線材の連続熱処理装置 |
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