JPH08312250A - 金庫室 - Google Patents

金庫室

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JPH08312250A
JPH08312250A JP11675495A JP11675495A JPH08312250A JP H08312250 A JPH08312250 A JP H08312250A JP 11675495 A JP11675495 A JP 11675495A JP 11675495 A JP11675495 A JP 11675495A JP H08312250 A JPH08312250 A JP H08312250A
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JP
Japan
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synthetic resin
body layer
concrete
resin foamed
layer
Prior art date
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Pending
Application number
JP11675495A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Umetsu
浩之 梅津
Hideki Takiguchi
英喜 滝口
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IG Technical Research Inc
Original Assignee
IG Technical Research Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高断熱性能、能率の良い施工性、低コストを
実現する。 【構成】 壁の構造が合成樹脂発泡体層Aの表、裏面を
コンクリート層Bでサンドイッチしてなる金庫室とした
ので、合成樹脂発泡体層Aの持つ高断熱性により壁厚を
薄くしても従来以上の断熱性能を有し、しかも、軽量で
あるために施工性がよく、コストの減少、結露発生の防
止に有用な金庫室である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は主に断熱性能、耐火性
能、防犯性能を必要とする備え付けの金庫室に関するも
のであり、建築物内の一部(一室)としても使用できる
金庫室に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、金庫室の壁、天井、床等の外装構
造としては、コンクリートを主原料とした厚い単層構造
のものが一般的であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような金庫室では、断熱性能、耐火性能、防犯性能を向
上するため、外装(コンクリート壁等)の厚さを厚くし
なければならず、コストの増大、施工性の悪さ等の問題
点があった。また、コンクリート系壁は特に断熱性能に
劣り、内部に結露が発生し貴重品等の保管品に被害が発
生してしまうことが多々あり、また、結露を防止するた
めには、空調設備等が膨大になってしまう問題点があっ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような欠点
を除去するために、少なくとも金庫室の壁を合成樹脂発
泡体層の表、裏面をコンクリート層でサンドイッチして
形成したので、合成樹脂発泡体層の持つ高断熱性により
壁厚を薄くしても従来以上の断熱性能を有し、しかも、
軽量であるために施工性がよく、コストの減少、結露発
生の防止に有用な金庫室を提案するものである。
【0005】
【実施例】以下に図面を用いて本発明に係る金庫室の一
実施例について詳細に説明する。図1は上記金庫室の代
表例を示す説明図であり、壁1、天井2、床3等の外装
部分の断面図を示したものである。
【0006】すなわち、壁1および天井2は同様な構造
をしており、図1のイ部分の拡大図である図2に示すよ
うに、内部の合成樹脂発泡体層Aの表、裏面にコンクリ
ート層Bを積層した構造からなるものである。
【0007】合成樹脂発泡体層Aは特に耐火性能および
断熱性能に優れる、ヌレートフォームやフェノールフォ
ーム(レゾールタイプ、ノボラックタイプ)等からなる
ものであり、施工現場にて吹き付け発泡することにより
形成する場合と、あらかじめ成形体に形成したパネル状
のものを取付施工する場合とに大きく2つに大別される
ものである。
【0008】すなわち、前者の現場吹き付け発泡型で合
成樹脂発泡体層Aを形成する際には、その素材としては
硬質のウレタンフォーム、もしくは難燃2級、3級(J
IS−A−1321)合格品のフェノール+イソシアネ
ート+難燃材を用いるものである。勿論、ノンフロンの
合成樹脂を用いると共に、フェノールにより難燃化を図
ったものである。
【0009】また、現場吹き付け発泡型の合成樹脂発泡
体層Aを形成する施工順序としては、左右どちらか一方
のコンクリート層Bを形成した後、合成樹脂発泡体層A
を吹き付けにより形成し、もう一方のコンクリート層B
を形成するか、もしくは、左右のコンクリート層Bを型
枠等を使用してあらかじめ形成しておき、その後型枠を
除去し、それにより生じた空隙に吹き付け、注入して合
成樹脂発泡体層Aを形成するものである。
【0010】さらに、後者のパネル状成形体の例として
は、例えば図3に示すようにヌレートフォーム、もしく
は、フェノールフォームを板状に成形したもの(3尺×
6尺板等)を順次張り合わせて施工し、合成樹脂発泡体
層Aを形成するものである。この際、特に成形密度を2
00〜500Kg/m3 に形成した高密度板(例えば、
商品名:モックビルド、クボタ社製)を用いれば、断熱
性、耐火性、強度の面でも好ましいものである。また、
合成樹脂発泡体層Aの中には各種難燃材として軽量骨材
(パーライト粒、ガラスビーズ、石膏スラグ、タルク
石、シラスバルーン等)、繊維状物(グラスウール、ロ
ックウール、カーボン繊維、グラファイト等)を混在さ
せ、耐火性、防火性を向上させることもできる。
【0011】また、図4は表面材4、裏面材5にて合成
樹脂発泡体からなる芯材6をサンドイッチした複合板C
としたものであり、順次張り合わせていくことにより、
合成樹脂発泡体層Aを形成するものである。さらに、図
4では複合板Cの木口面を被覆する木口カバー材7を形
成したものであり、芯材6の周囲を不通気性物質で被覆
することにより、全体としてガスバリア構造とし、湿気
の侵入防止に有用なものである。
【0012】表面材4、裏面材5、木口カバー材7の素
材としては、酸、アルカリ成分に強い耐食性のある金属
薄板、例えば鉄、アルミニウム、銅、ステンレス、チタ
ン、アルミ・亜鉛合金メッキ鋼板、ホーロー鋼板、ガル
バリウム鋼板、クラッド鋼板、ラミネート鋼板(塩ビ鋼
板等)、サンドイッチ鋼板(制振鋼板等)等(勿論、こ
れらを各種色調に塗装したカラー金属板を含む)の一種
をロール成形、プレス成形、押出成形等によって各種形
状に成形したもの、あるいは無機質材を押出成形、プレ
ス成形、オートクレーブ養生成形等して各種任意形状に
形成したもの、さらには、アルミニウム蒸着紙、アスベ
スト紙、クラフト紙、アスファルトフェルト、金属箔
(Al、Fe、Pb、Cu)、合成樹脂シート、ゴムシ
ート、布シート、石膏紙、水酸化アルミ紙、ガラス繊維
不織布等の1種、または2種以上をラミネートしたも
の、あるいは防水処理、難燃処理されたシート状物から
なるものである。
【0013】さらに、表面材4および裏面材5と芯材6
の複合の仕方としては、芯材6を合成樹脂原液と、硬化
剤、発泡剤を混合し、表面材4、もしくは裏面材5の裏
面側に吐出させ、連続的にもしくはバッジ方式によっ
て、加熱、反応発泡させて形成した際には、芯材6自体
の持つ自己接着性を利用して一体に複合するものであ
る。また、芯材6が成形体の場合には、別途接着剤(図
示せず)を介して、芯材6と表面材4、裏面材5、木口
カバー材7とを接着し一体に複合するものである。
【0014】図5は各種合成樹脂発泡体による芯材6の
表、裏面に繊維混入布8、樹脂フィルム1aの順に積層
して一体化した複合板Cの例を示すものである。繊維混
入布8には炭素繊維、ガラス繊維、無機質繊維等が混合
されている布状物であり、アンカー効果による芯材6と
の接着性の向上と耐火性能の向上を図ったものである。
また、樹脂フィルム1aは表面の保護材として機能する
ものであり、樹脂フィルム1aの表面を塗装して塗膜
(図示せず)を形成し、一層の耐候性、耐久性の向上と
表面意匠性の向上を図ることもできる。
【0015】なお、芯材6と繊維混入布8の接着は芯材
6の持つ自己接着性を利用するか別途接着剤(図示せ
ず)を介して複合するものである。また、繊維混入布8
と樹脂フィルム1aの接着は、樹脂フィルム1a自体を
熱融着するか別途接着剤(図示せず)を介して複合する
ものである。
【0016】図6は表面材4と裏面材5とで芯材6をサ
ンドイッチすると共に、断面形状を任意形状に成形し
て、雄嵌合部9、雌嵌合部10を形成し、順次雄雌嵌
合、横張りすることで、高能率で合成樹脂発泡体層Aを
形成できる複合板である。雄嵌合部9、雌嵌合部10付
近にはケイ酸カルシウム板等の無機ボード11を、嵌合
部にガラス繊維マット11aを介在し、特に耐火性能を
向上させたものである。
【0017】また、特に芯材6はレゾール型のフェノー
ルレジンに、発泡剤、水酸化アルミニウム(Al(O
H)3 )、炭酸バリウム、グラファイト、硬化剤、珪酸
カルシウムあるいは炭酸カルシウム等の無機材等を混入
し、発泡、硬化させ、仕上がり密度で50〜300Kg
/m3 位に形成し、単体でJIS−A−1301(建築
物の木造部分の防火試験方法)、JIS−A−1302
(建築物の不燃構造部分の防火試験方法)での防火構造
試験に合格する防火性能と、JIS−A−1304の耐
火構造1時間の試験に合格する耐火性能を有する複合板
Cである。勿論、JIS−S−1037(耐火庫)にも
合格するものである。
【0018】また、コンクリート層Bは図1、図2に示
すように、合成樹脂発泡体層Aの両面に積層して形成す
るものであり、金庫室に耐火性能、工作機械等での破壊
防止機能、遮音機能等を付加するものである。
【0019】コンクリート層Bは別途型枠を利用して、
現場打ち込み型のコンクリート層Bとしたり、あらかじ
めパネル状に形成したコンクリートパネル(PC板)を
順次施工して形成しても良いものである。勿論、コンク
リート層Bの内部には強度向上のため、鉄筋を埋め込ん
だり、各種骨材を埋め込んだりすることもできる。
【0020】また、図2に2点鎖線で示すように、コン
クリート層Bの表面には、任意に内装材12、外装材1
3を形成することもできる。すなわち、内装材12、外
装材13はパネル、化粧クロス、吹き付け塗料等からな
るものである。なお、図2において合成樹脂発泡体層A
の厚さをT2、コンクリート層Bの厚さをT1とする
と、T2=30〜200mm、T1=30〜150mm
位の厚さである。
【0021】金庫室の床3部分の構造は、図1における
ロ部分の拡大図である図7に示すように、地面14の上
に前記した合成樹脂発泡体層A、コンクリート層Bおよ
び床材15の順に積層したものである。特に床材15は
防湿、耐摩耗性、防塵性の点からウレタンエラストマー
を吹き付けたもの、もしくはウレタンエラストマーを主
成分とする複合体とするのが好ましいものである。
【0022】なお、図7において合成樹脂発泡体層Aの
厚さをH3、コンクリート層Bの厚さをH1、床材15
の厚さをH2とすると、H3=30〜150mm、H1
=100〜300mm、H2=2〜15mm位である。
【0023】また、図1において、Dは換気装置であ
り、室内の空気と外気を入れ替えるため、天井2もしく
は壁1の1ヶ以上に必要に応じて形成するものである。
換気装置Dの具体例としては、例えば熱交換型換気扇等
がエネルギー効率からも好ましいものである。なお、図
において矢印は空気の出入り、流れを示したものであ
る。
【0024】以上説明したのは本発明に係る金庫室の一
実施例であり、例えば、図8、図9に示すような壁1、
天井2の構造とすることもできる。すなわち、図8はコ
ンクリート層B内部に合成樹脂発泡体層Aを2層以上形
成した例、図9はコンクリート層Bの外表面に高密度型
の合成樹脂発泡体層Aを形成した例であり、ボルト−ナ
ット等の固定具αを介して一体に形成したものである。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る金庫
室によれば、従来のコンクリートのみからなる外装構
造に比べて、コンクリート層に合成樹脂発泡体層を介在
したので、断熱性、気密性、防湿性が格段に向上する。
合成樹脂発泡体層を難燃性の高いフェノールフォーム
とした際には、耐火性能も従来と比べて劣ることはな
い。従来に比べて、壁厚さを薄くしても性能的に劣る
ことがないので、コスト、施工の面で有利となる。等の
特徴、効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る金庫室の代表例を示す説明図であ
る。
【図2】図1におけるイ部分の拡大図である。
【図3】図1における合成樹脂発泡体層の一例を示す説
明図である。
【図4】図1における合成樹脂発泡体層の一例を示す説
明図である。
【図5】図1における合成樹脂発泡体層の一例を示す説
明図である。
【図6】図1における合成樹脂発泡体層の一例を示す説
明図である。
【図7】図1におけるロ部分の拡大図である。
【図8】本発明に係る金庫室のその他の例を示す説明図
である。
【図9】本発明に係る金庫室のその他の例を示す説明図
である。
【符号の説明】
A 合成樹脂発泡体層 B コンクリート層 C 複合板 D 換気装置 α 固定具 1 壁 1a 樹脂フィルム 2 天井 3 床 4 表面材 5 裏面材 6 芯材 7 木口カバー材 8 繊維混入布 9 雄嵌合部 10 雌嵌合部 11 無機ボード 11a ガラス繊維マット 12 内装材 13 外装材 14 地面 15 床材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、壁の構造が合成樹脂発泡体
    層の表、裏面をコンクリート層でサンドイッチしてなる
    ことを特徴とする金庫室。
JP11675495A 1995-05-16 1995-05-16 金庫室 Pending JPH08312250A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11675495A JPH08312250A (ja) 1995-05-16 1995-05-16 金庫室

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11675495A JPH08312250A (ja) 1995-05-16 1995-05-16 金庫室

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JPH08312250A true JPH08312250A (ja) 1996-11-26

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ID=14694924

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11675495A Pending JPH08312250A (ja) 1995-05-16 1995-05-16 金庫室

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JP (1) JPH08312250A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017218371A (ja) * 2016-06-02 2017-12-14 太平洋セメント株式会社 金庫室構築用パネル及びその製造方法
JP2019104650A (ja) * 2017-12-13 2019-06-27 太平洋セメント株式会社 金庫室構築用パネル及びその製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017218371A (ja) * 2016-06-02 2017-12-14 太平洋セメント株式会社 金庫室構築用パネル及びその製造方法
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