JPH08312334A - ディーゼルパティキュレートフィルターの再生装置 - Google Patents
ディーゼルパティキュレートフィルターの再生装置Info
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- JPH08312334A JPH08312334A JP7118815A JP11881595A JPH08312334A JP H08312334 A JPH08312334 A JP H08312334A JP 7118815 A JP7118815 A JP 7118815A JP 11881595 A JP11881595 A JP 11881595A JP H08312334 A JPH08312334 A JP H08312334A
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- JP
- Japan
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- filter
- air
- temperature
- regeneration
- diesel particulate
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B3/00—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
- F02B3/06—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition
Landscapes
- Processes For Solid Components From Exhaust (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】従来と比較して、捕集したパティキュレートの
燃え残りを少なく、かつ再生時間を短く、消費電力を小
さくすることができるディーゼルパティキュレートフィ
ルターの再生装置を提供する。 【構成】フィルターケース2は外箱3と整流筒体4から
なる多層構造を有している。整流筒体4には複数の空気
孔5,5,5,……が形成されている。また、フィルタ
ーケース2内に設置されているフィルターユニット1に
は、フィルターユニットを加熱するためのヒーターが一
体形成されている。フィルターユニット1の再生に必要
な再生用の空気は、複数の空気孔5,5,5,……を通
して加熱されたフィルターユニット1の外周全体から供
給される。
燃え残りを少なく、かつ再生時間を短く、消費電力を小
さくすることができるディーゼルパティキュレートフィ
ルターの再生装置を提供する。 【構成】フィルターケース2は外箱3と整流筒体4から
なる多層構造を有している。整流筒体4には複数の空気
孔5,5,5,……が形成されている。また、フィルタ
ーケース2内に設置されているフィルターユニット1に
は、フィルターユニットを加熱するためのヒーターが一
体形成されている。フィルターユニット1の再生に必要
な再生用の空気は、複数の空気孔5,5,5,……を通
して加熱されたフィルターユニット1の外周全体から供
給される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ディーゼルエンジン
の排気ガス中のパティキュレートを浄化するためのフィ
ルターを再生するディーゼルパティキュレートフィルタ
ーの再生装置に関する。
の排気ガス中のパティキュレートを浄化するためのフィ
ルターを再生するディーゼルパティキュレートフィルタ
ーの再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ディーゼルエンジンが排出するデ
ィーゼルパティキュレートを浄化するための装置は、パ
ティキュレートを捕集するためのフィルター(ディーゼ
ルパティキュレートフィルター)と、フィルターが捕集
したパティキュレートを燃焼させて、フィルターを再生
するための再生装置とから構成されている。フィルター
に捕集されたパティキュレートは、雰囲気温度が約60
0℃以上で、かつ燃焼に必要な酸素が十分供給されてい
る場合に燃焼を開始する。一旦燃焼が開始すると、燃焼
熱によってフィルターの温度が上昇する。この燃焼熱が
大きすぎる場合には、フィルターが溶損してしまう可能
性がある。したがって、従来の再生装置においては、フ
ィルターの温度を検出し、検出した温度に応じて供給す
る空気(再生補助用空気)の流量を制御する等して燃焼
制御を行い、フィルターが過熱しないようにしている。
しかし、燃焼温度を過度に抑制してしまうと、パティキ
ュレートが十分に燃焼されずに燃え残りが発生し、再生
が十分に行われないという問題が発生する。
ィーゼルパティキュレートを浄化するための装置は、パ
ティキュレートを捕集するためのフィルター(ディーゼ
ルパティキュレートフィルター)と、フィルターが捕集
したパティキュレートを燃焼させて、フィルターを再生
するための再生装置とから構成されている。フィルター
に捕集されたパティキュレートは、雰囲気温度が約60
0℃以上で、かつ燃焼に必要な酸素が十分供給されてい
る場合に燃焼を開始する。一旦燃焼が開始すると、燃焼
熱によってフィルターの温度が上昇する。この燃焼熱が
大きすぎる場合には、フィルターが溶損してしまう可能
性がある。したがって、従来の再生装置においては、フ
ィルターの温度を検出し、検出した温度に応じて供給す
る空気(再生補助用空気)の流量を制御する等して燃焼
制御を行い、フィルターが過熱しないようにしている。
しかし、燃焼温度を過度に抑制してしまうと、パティキ
ュレートが十分に燃焼されずに燃え残りが発生し、再生
が十分に行われないという問題が発生する。
【0003】このような問題を解決するために提案され
た従来の装置として、特開平5−156927号公報に
記載された「ディーゼルエンジン排気浄化装置」があ
る。この装置は、加熱するフィルターの前端および後端
に設けられたパティキュレートの燃焼に必要な再生用空
気を送る2本の導入管と、各導入管に制御弁とエアポン
プとを配して構成れている。そして、再生用空気の流通
方向を順方向と逆方向に交互に切り換えることによっ
て、燃焼を効率よく伝搬させ、フィルターの燃え残りや
過熱によるフィルターの溶損防止を図っている。
た従来の装置として、特開平5−156927号公報に
記載された「ディーゼルエンジン排気浄化装置」があ
る。この装置は、加熱するフィルターの前端および後端
に設けられたパティキュレートの燃焼に必要な再生用空
気を送る2本の導入管と、各導入管に制御弁とエアポン
プとを配して構成れている。そして、再生用空気の流通
方向を順方向と逆方向に交互に切り換えることによっ
て、燃焼を効率よく伝搬させ、フィルターの燃え残りや
過熱によるフィルターの溶損防止を図っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来の排
気浄化装置では、フィルターの周辺部のパティキュレー
トの燃焼ガスによってフィルターの中心付近が酸素欠乏
状態になり、中心部に燃え残りが発生しまったり、また
はフィルター中心部のパティキュレートが完全に燃焼す
るまで再生用空気(以下、単に再生空気という)を送り
続けるので、フィルター周辺部が冷却されてしまった
り、もしくは全体として再生に必要な電力が大きくなっ
てしまうという問題があった。
気浄化装置では、フィルターの周辺部のパティキュレー
トの燃焼ガスによってフィルターの中心付近が酸素欠乏
状態になり、中心部に燃え残りが発生しまったり、また
はフィルター中心部のパティキュレートが完全に燃焼す
るまで再生用空気(以下、単に再生空気という)を送り
続けるので、フィルター周辺部が冷却されてしまった
り、もしくは全体として再生に必要な電力が大きくなっ
てしまうという問題があった。
【0005】この発明は、このような背景の下になされ
たもので、従来と比較して、捕集したパティキュレート
の燃え残りを少なく、かつ再生時間を短く、そして消費
電力を小さくすることができるディーゼルパティキュレ
ートフィルターの再生装置を提供することを目的とす
る。
たもので、従来と比較して、捕集したパティキュレート
の燃え残りを少なく、かつ再生時間を短く、そして消費
電力を小さくすることができるディーゼルパティキュレ
ートフィルターの再生装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、空気源に夫々空気導入管を
介して連結する複数の再生空気導入口が軸方向に所定の
間隔を有して形成されている外箱と、外箱内に設置され
ているフィルターと、フィルターの加熱手段とを具備
し、再生空気を、複数の再生空気導入口を通して加熱さ
れたフィルターの外周全体から供給することを特徴とし
ている。
め、請求項1記載の発明は、空気源に夫々空気導入管を
介して連結する複数の再生空気導入口が軸方向に所定の
間隔を有して形成されている外箱と、外箱内に設置され
ているフィルターと、フィルターの加熱手段とを具備
し、再生空気を、複数の再生空気導入口を通して加熱さ
れたフィルターの外周全体から供給することを特徴とし
ている。
【0007】また、請求項2記載の発明は、外箱内に、
前記複数の再生空気導入口に対応して分割された複数の
空気導入室を形成したことを特徴としている。
前記複数の再生空気導入口に対応して分割された複数の
空気導入室を形成したことを特徴としている。
【0008】また、請求項3記載の発明は、前記空気導
入管の夫々に空気流量可変手段を設け、その空気流量可
変手段を制御することによって、再生空気の流量を制御
することを特徴としている。
入管の夫々に空気流量可変手段を設け、その空気流量可
変手段を制御することによって、再生空気の流量を制御
することを特徴としている。
【0009】また、請求項4記載の発明は、フィルター
の温度を検出する温度検出手段が、複数の空気導入室に
対応して複数設けられ、複数の空気流量可変手段が、対
応する複数の温度検出手段で検出された温度勾配の変化
分によって、各々制御されることを特徴としている。
の温度を検出する温度検出手段が、複数の空気導入室に
対応して複数設けられ、複数の空気流量可変手段が、対
応する複数の温度検出手段で検出された温度勾配の変化
分によって、各々制御されることを特徴としている。
【0010】また、請求項5記載の発明は、外箱の内側
に、複数の空気孔を形成した整流筒体を設けたことを特
徴としている。
に、複数の空気孔を形成した整流筒体を設けたことを特
徴としている。
【0011】
【作用】請求項1記載の発明の構成によれば、再生空気
が、外箱の多層構造の内周面に設けられた複数の貫通孔
を通って、加熱されたフィルターの外周全体から供給さ
れる。したがって、フィルターの再生が、全体で均一
に、効率よく行われる。
が、外箱の多層構造の内周面に設けられた複数の貫通孔
を通って、加熱されたフィルターの外周全体から供給さ
れる。したがって、フィルターの再生が、全体で均一
に、効率よく行われる。
【0012】また、請求項2記載の発明の構成によれ
ば、複数の再生空気導入口に対応して間仕切り板により
分割された複数の空気導入室が形成されているので、フ
ィルターの軸方向の位置の差によるフィルター再生特性
の違いをなくして、フィルターの再生が全体で均一に、
効率よく行われる。
ば、複数の再生空気導入口に対応して間仕切り板により
分割された複数の空気導入室が形成されているので、フ
ィルターの軸方向の位置の差によるフィルター再生特性
の違いをなくして、フィルターの再生が全体で均一に、
効率よく行われる。
【0013】また、請求項3記載の発明の構成によれ
ば、空気導入室毎に設けられている複数の空気流量可変
手段によって再生空気の流量が制御されるので、再生空
気を加熱したフィルターの外周全体から供給する際に、
フィルターの軸方向の位置の差によるフィルターの再生
特性の違いに合わせて、再生空気の流量をそれぞれ制御
することができる。
ば、空気導入室毎に設けられている複数の空気流量可変
手段によって再生空気の流量が制御されるので、再生空
気を加熱したフィルターの外周全体から供給する際に、
フィルターの軸方向の位置の差によるフィルターの再生
特性の違いに合わせて、再生空気の流量をそれぞれ制御
することができる。
【0014】また、請求項4記載の発明の構成によれ
ば、温度検出手段が、複数の空気導入室に対応したフィ
ルター上の複数の検出点における温度を検出し、複数の
空気流量可変手段が、それぞれに対応する温度検出手段
で検出された温度勾配の変化分によって、空気流量を制
御する。したがって、それぞれの位置で実際に検出した
温度に基づいて、フィルターの軸方向の位置の差による
フィルターの再生特性の違いに応じた流量の制御を行う
ことができる。
ば、温度検出手段が、複数の空気導入室に対応したフィ
ルター上の複数の検出点における温度を検出し、複数の
空気流量可変手段が、それぞれに対応する温度検出手段
で検出された温度勾配の変化分によって、空気流量を制
御する。したがって、それぞれの位置で実際に検出した
温度に基づいて、フィルターの軸方向の位置の差による
フィルターの再生特性の違いに応じた流量の制御を行う
ことができる。
【0015】また、請求項5記載の発明の構成によれ
ば、外箱の内側に、複数の空気孔を有する整流筒体を設
けたので、フィルターにその外周全体から再生空気が均
一に供給されるため、フィルターの再生空気導入口から
の外周上の位置の差によるフィルターの再生特性の違い
をなくして、フィルターの再生が均一に、効率よく行わ
れる。
ば、外箱の内側に、複数の空気孔を有する整流筒体を設
けたので、フィルターにその外周全体から再生空気が均
一に供給されるため、フィルターの再生空気導入口から
の外周上の位置の差によるフィルターの再生特性の違い
をなくして、フィルターの再生が均一に、効率よく行わ
れる。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明の一実施例
について説明する。図1はこの発明の一実施例によるデ
ィーゼルパティキュレートフィルターの再生装置および
その周辺装置を表す構成図である。この図において、1
はディーゼルパティキュレートフィルター/ヒーターユ
ニット(以下、フィルターユニットと称する)、2はデ
ィーゼルパティキュレートフィルターケース(以下、フ
ィルターケースと称する)、3は略円筒形状のフィルタ
ーケース2の外箱、4は外箱3と同心円の略円筒形状を
成し、複数の空気孔5,5,5,…が設けられているフ
ィルターケース2の内側に設けられた整流筒体である。
この整流筒体4は、2枚の環状の間仕切り板6,7によ
って所定の空隙を有して外箱3に固定されている。した
がって、外箱3の内周面と整流筒体4の外周面との空隙
は、間仕切り板6,7によって3分割された3つの補助
空気導入室8,9,10を形成している。
について説明する。図1はこの発明の一実施例によるデ
ィーゼルパティキュレートフィルターの再生装置および
その周辺装置を表す構成図である。この図において、1
はディーゼルパティキュレートフィルター/ヒーターユ
ニット(以下、フィルターユニットと称する)、2はデ
ィーゼルパティキュレートフィルターケース(以下、フ
ィルターケースと称する)、3は略円筒形状のフィルタ
ーケース2の外箱、4は外箱3と同心円の略円筒形状を
成し、複数の空気孔5,5,5,…が設けられているフ
ィルターケース2の内側に設けられた整流筒体である。
この整流筒体4は、2枚の環状の間仕切り板6,7によ
って所定の空隙を有して外箱3に固定されている。した
がって、外箱3の内周面と整流筒体4の外周面との空隙
は、間仕切り板6,7によって3分割された3つの補助
空気導入室8,9,10を形成している。
【0017】フィルターケース2は、一方、その円錐状
の前壁11が分岐管12と接合されていて、他方、その
環状の後壁13が集合管14と接合されている。この前
壁11および後壁13は、上記外箱3および整流筒体4
の両端部と接合されている。分岐管12は、図示してい
ないディーゼルエンジンから排出された排気ガスAの流
れを、切り換え弁15によって切り換え、フィルターケ
ース2またはそれと同様に構成されているフィルターケ
ース16のどちらかに供給する。この図に示すように、
切り換え弁15が実線で示す(ア)の位置にある場合、
排気ガスAはフィルターケース16に導入されて、フィ
ルターユニット17を通って浄化された後、集合管14
を通って(図中B)、図示していないマフラー等を介し
て排気される。
の前壁11が分岐管12と接合されていて、他方、その
環状の後壁13が集合管14と接合されている。この前
壁11および後壁13は、上記外箱3および整流筒体4
の両端部と接合されている。分岐管12は、図示してい
ないディーゼルエンジンから排出された排気ガスAの流
れを、切り換え弁15によって切り換え、フィルターケ
ース2またはそれと同様に構成されているフィルターケ
ース16のどちらかに供給する。この図に示すように、
切り換え弁15が実線で示す(ア)の位置にある場合、
排気ガスAはフィルターケース16に導入されて、フィ
ルターユニット17を通って浄化された後、集合管14
を通って(図中B)、図示していないマフラー等を介し
て排気される。
【0018】一方、切り換え弁15が2点鎖線で示す
(イ)の位置にある場合、排気ガスAは、フィルターケ
ース2へ導入され、フィルターユニット1で浄化された
後、集合管14を通って送出される。したがって、切り
換え弁15を交互に切り換えることによって、フィルタ
ーユニット1とフィルターユニット17の浄化と再生を
交互に行い、常に、フィルターユニット1および17を
浄化可能な状態に維持しておくことができる。なお、分
岐管12の分岐前の部分(切り換え弁15のディーゼル
エンジン側の部分)には圧力センサー18が取り付けら
れており、また、集合管14は、フィルターユニット1
および17の内壁面に嵌合されていてる。
(イ)の位置にある場合、排気ガスAは、フィルターケ
ース2へ導入され、フィルターユニット1で浄化された
後、集合管14を通って送出される。したがって、切り
換え弁15を交互に切り換えることによって、フィルタ
ーユニット1とフィルターユニット17の浄化と再生を
交互に行い、常に、フィルターユニット1および17を
浄化可能な状態に維持しておくことができる。なお、分
岐管12の分岐前の部分(切り換え弁15のディーゼル
エンジン側の部分)には圧力センサー18が取り付けら
れており、また、集合管14は、フィルターユニット1
および17の内壁面に嵌合されていてる。
【0019】19は空気導管であり、図示していないエ
アーポンプ(空気源)から送出されてきた空気を3本の
空気導入管20,21,22へ分岐する。この空気導入
管20,21,22には、それぞれ各1個の空気流量可
変手段としての制御弁V1,V2,V3が設けられてい
る。さらに、空気導入管20,21,22の先端口は、
補助空気導入室8,9,10にそれぞれ対応して外箱3
に設けられている3箇所の開口部と、その先端口を突き
合わされて接合されている。制御弁V1,V2,V3は、
電子制御装置(ECU)23に電気的に接続されてい
て、各弁の開度α1,α2,α3が電子制御装置23によ
って連続的に可変制御される。また、電子制御装置23
は、内部にA/D変換器,タイマー,メモリ等を備え、
フィルターユニット1上に設置されている熱電対T
C1,TC2,TC3、圧力センサー18、切り換え弁1
5、他方のフィルターケース16に関連して設けられて
いる制御弁V4,V5,V6および図示していない熱電
対、空気導管19,24へ空気を送出するエアポンプの
電力供給装置、フィルタユニット1,17へ電力を供給
するヒーター電源等に接続され、それら各装置との間の
入出力制御を行う。
アーポンプ(空気源)から送出されてきた空気を3本の
空気導入管20,21,22へ分岐する。この空気導入
管20,21,22には、それぞれ各1個の空気流量可
変手段としての制御弁V1,V2,V3が設けられてい
る。さらに、空気導入管20,21,22の先端口は、
補助空気導入室8,9,10にそれぞれ対応して外箱3
に設けられている3箇所の開口部と、その先端口を突き
合わされて接合されている。制御弁V1,V2,V3は、
電子制御装置(ECU)23に電気的に接続されてい
て、各弁の開度α1,α2,α3が電子制御装置23によ
って連続的に可変制御される。また、電子制御装置23
は、内部にA/D変換器,タイマー,メモリ等を備え、
フィルターユニット1上に設置されている熱電対T
C1,TC2,TC3、圧力センサー18、切り換え弁1
5、他方のフィルターケース16に関連して設けられて
いる制御弁V4,V5,V6および図示していない熱電
対、空気導管19,24へ空気を送出するエアポンプの
電力供給装置、フィルタユニット1,17へ電力を供給
するヒーター電源等に接続され、それら各装置との間の
入出力制御を行う。
【0020】なお、フィルターユニット1には、ヒータ
ー用の電極25,26と電極25に接続されている電極
板27と電極26に接続されている電極板28が設けら
れている。そして、フィルターユニット1へは、電極2
5,26に接続された電源線29,30を通して外部の
ヒーター電源から電力が供給されるようになっている。
この電源線29,30は、前壁11の壁面に設けられて
いる貫通孔からフィルターケース2の外部へ引き出され
ている。
ー用の電極25,26と電極25に接続されている電極
板27と電極26に接続されている電極板28が設けら
れている。そして、フィルターユニット1へは、電極2
5,26に接続された電源線29,30を通して外部の
ヒーター電源から電力が供給されるようになっている。
この電源線29,30は、前壁11の壁面に設けられて
いる貫通孔からフィルターケース2の外部へ引き出され
ている。
【0021】つぎに、図2および図3を参照して、図1
に示すフィルターユニット1およびフィルターケース2
の詳細構成について説明する。図2は、フィルターユニ
ット1およびフィルターケース2を示す断面図、図3は
図2に示すA部の詳細を示す断面図であり、図1に示す
ものに対応する構成には同一の符号を付けている。図3
に示すように、フィルターユニット1は、2種類のセラ
ミック長繊維で形成された不織布32,33とそれらを
挟んで形成されているヒーター金網31と金網34とか
ら構成され、図2に示すように断面アコーデオン状で、
かつ円筒状に形成されている。なお、フィルターユニッ
ト1の軸(長手)方向の両端部には、ヒーター金網31
と金網34の両方に接合されてる遮蔽板が各1枚、設け
られており、図1に示す分岐管12と集合管14との間
に、不織布32,33を通らない排気流路が形成されな
いようにしている。したがって、図1において切り換え
弁15が(イ)の位置に制御されている場合には、分岐
管12から流れてきた排気ガスAは、図3に示すよう
に、ヒーター金網31→不織布32→不織布33→金網
34を通って流れ、そして金網34の内周面に嵌合され
ている集合管14から浄化された排気ガスBとして放流
される。その際、排気ガスAに含まれるディーゼルパテ
ィキュレートは、不織布32,33に捕集され、堆積す
る。
に示すフィルターユニット1およびフィルターケース2
の詳細構成について説明する。図2は、フィルターユニ
ット1およびフィルターケース2を示す断面図、図3は
図2に示すA部の詳細を示す断面図であり、図1に示す
ものに対応する構成には同一の符号を付けている。図3
に示すように、フィルターユニット1は、2種類のセラ
ミック長繊維で形成された不織布32,33とそれらを
挟んで形成されているヒーター金網31と金網34とか
ら構成され、図2に示すように断面アコーデオン状で、
かつ円筒状に形成されている。なお、フィルターユニッ
ト1の軸(長手)方向の両端部には、ヒーター金網31
と金網34の両方に接合されてる遮蔽板が各1枚、設け
られており、図1に示す分岐管12と集合管14との間
に、不織布32,33を通らない排気流路が形成されな
いようにしている。したがって、図1において切り換え
弁15が(イ)の位置に制御されている場合には、分岐
管12から流れてきた排気ガスAは、図3に示すよう
に、ヒーター金網31→不織布32→不織布33→金網
34を通って流れ、そして金網34の内周面に嵌合され
ている集合管14から浄化された排気ガスBとして放流
される。その際、排気ガスAに含まれるディーゼルパテ
ィキュレートは、不織布32,33に捕集され、堆積す
る。
【0022】以上のように構成されているディーゼルパ
ティキュレートフィルターの再生装置の動作を、図1お
よび図4に示すフローチャートを参照して説明する。い
ま、フィルタユニット1の目詰まり状態が検知し、それ
まで図1に示す(イ)の位置で動作していた切り換え弁
15を(ア)の位置に切り換えたとすると、電子制御装
置23はフィルタユニット1の再生処理を開始する(図
4に示すステップS1)。ただし、ステップS1の段階
では、すべての制御弁V1〜V3の弁は閉じられた状態に
なっている。なお、フィルタユニット1の目詰まり状態
の検出は、本実施例においては例えば、圧力センサー1
8で分岐管12内の圧力を検出して、検出された圧力が
所定値(例えば200mmHg程度)より大きくなったかどう
かを判断することによって検知することができる。
ティキュレートフィルターの再生装置の動作を、図1お
よび図4に示すフローチャートを参照して説明する。い
ま、フィルタユニット1の目詰まり状態が検知し、それ
まで図1に示す(イ)の位置で動作していた切り換え弁
15を(ア)の位置に切り換えたとすると、電子制御装
置23はフィルタユニット1の再生処理を開始する(図
4に示すステップS1)。ただし、ステップS1の段階
では、すべての制御弁V1〜V3の弁は閉じられた状態に
なっている。なお、フィルタユニット1の目詰まり状態
の検出は、本実施例においては例えば、圧力センサー1
8で分岐管12内の圧力を検出して、検出された圧力が
所定値(例えば200mmHg程度)より大きくなったかどう
かを判断することによって検知することができる。
【0023】また、図4に示すフローチャートの各処理
では、各熱電対が検出した温度および各制御弁(図1で
は熱電対TC1〜TC3の温度および制御弁V1〜V3)を
温度Ti(i=1〜k)および制御弁Vi(i=1〜k)
というように一般化して示している。したがって、以下
の説明では、図1に示す実施例に対応するようにk=3
として各部の動作の説明を行う。なお、以下では詳述し
ないが、他方のフィルタユニット17の浄化を行う場合
には制御弁V4〜V6の添え字を1〜3と読み替えて同様
の処理が実施される。
では、各熱電対が検出した温度および各制御弁(図1で
は熱電対TC1〜TC3の温度および制御弁V1〜V3)を
温度Ti(i=1〜k)および制御弁Vi(i=1〜k)
というように一般化して示している。したがって、以下
の説明では、図1に示す実施例に対応するようにk=3
として各部の動作の説明を行う。なお、以下では詳述し
ないが、他方のフィルタユニット17の浄化を行う場合
には制御弁V4〜V6の添え字を1〜3と読み替えて同様
の処理が実施される。
【0024】ステップS2では、電子制御装置23が、
フィルタユニット1の金網フィルタ31に電力を供給す
る電源を投入する。そして、ステップS3へ進む。ステ
ップS3では、各熱電対TC1,TC2,TC3の温度
T1,T2,T3を検出して記憶する。そして、ステップ
S4へ進む。ステップS4では、すべての熱電対T1,
T2,T3の温度が、パティキュレートが燃焼を開始する
所定の温度(例えば600℃)に達したかどうかを判断
し、その温度に達していない場合にはステップS3へ戻
り、他方、所定の温度に達していた場合にはステップS
5へ進む。通常の動作においては、ステップS2で電源
を投入してから所定時間が経過すると、すべての熱電対
TC1〜TC3の温度T1,T2,T3が600℃に達する
ので、その時点で、ステップS3〜S4のループから抜
けて、ステップS5へ進む。
フィルタユニット1の金網フィルタ31に電力を供給す
る電源を投入する。そして、ステップS3へ進む。ステ
ップS3では、各熱電対TC1,TC2,TC3の温度
T1,T2,T3を検出して記憶する。そして、ステップ
S4へ進む。ステップS4では、すべての熱電対T1,
T2,T3の温度が、パティキュレートが燃焼を開始する
所定の温度(例えば600℃)に達したかどうかを判断
し、その温度に達していない場合にはステップS3へ戻
り、他方、所定の温度に達していた場合にはステップS
5へ進む。通常の動作においては、ステップS2で電源
を投入してから所定時間が経過すると、すべての熱電対
TC1〜TC3の温度T1,T2,T3が600℃に達する
ので、その時点で、ステップS3〜S4のループから抜
けて、ステップS5へ進む。
【0025】ステップS5へ進むと、電子制御装置23
内部のタイマーの計時時間tが“0”にリセットされ、
計時が開始される。そして、ステップS6へ進み、ステ
ップS6では、すべての制御弁V1〜V3の弁が開かれる
(例えば全開状態に開かれる)。制御弁V1〜V3の弁が
開かれると、空気源から供給された再生補助用の空気
が、空気導管19を通り、各空気導入管20,21,2
2へ分岐され、各制御弁V1〜V3を介して補助空気導入
室8,9,10へ供給される。そして、例えば、空気導
入管20から補助空気導入室8へ供給された再生補助用
の空気は、補助空気導入室8内を流れてフィルターケー
ス2の全周にわたって広がって行き(図2参照)、複数
の空気孔5,5,5,…を通してフィルターユニット1
の外周全体から内周方向へ向かって導入され行く。そし
て、導入された空気中の酸素と反応してフィルタユニッ
ト1に堆積したディーゼルパティキュレートが燃焼を開
始する。他の補助空気導入室9,10へ供給された再生
補助用の空気もこれと同様にして、それぞれの補助空気
導入室9,10に設けられている複数の空気孔5,5,
5,…を通してフィルターユニット1の外周全体から内
周方向へ向かって導入される。
内部のタイマーの計時時間tが“0”にリセットされ、
計時が開始される。そして、ステップS6へ進み、ステ
ップS6では、すべての制御弁V1〜V3の弁が開かれる
(例えば全開状態に開かれる)。制御弁V1〜V3の弁が
開かれると、空気源から供給された再生補助用の空気
が、空気導管19を通り、各空気導入管20,21,2
2へ分岐され、各制御弁V1〜V3を介して補助空気導入
室8,9,10へ供給される。そして、例えば、空気導
入管20から補助空気導入室8へ供給された再生補助用
の空気は、補助空気導入室8内を流れてフィルターケー
ス2の全周にわたって広がって行き(図2参照)、複数
の空気孔5,5,5,…を通してフィルターユニット1
の外周全体から内周方向へ向かって導入され行く。そし
て、導入された空気中の酸素と反応してフィルタユニッ
ト1に堆積したディーゼルパティキュレートが燃焼を開
始する。他の補助空気導入室9,10へ供給された再生
補助用の空気もこれと同様にして、それぞれの補助空気
導入室9,10に設けられている複数の空気孔5,5,
5,…を通してフィルターユニット1の外周全体から内
周方向へ向かって導入される。
【0026】つぎに、ステップS7へ進むと、タイマー
の計時時間tが20分未満であるかどうかが判断され
る。この場合は20分未満なので、判断結果が“YES”
となりステップS8へ進む。ステップS8では、各熱電
対の温度T1,T2,T3が読み込まれる。ただし、ステ
ップS8による処理は、ステップS6の処理が実行され
てから所定時間経過するまでは実行されず、それまでは
ステップS8の処理が待機状態となり、その後に実行さ
れるようになっている。この待機時間は、ステップS6
において制御弁V1〜V3の弁を開いた直後に多量の再生
補助用の空気が導入されてフィルタユニット1の温度が
一時的に低下し、その後、再び元の温度に復帰するのに
必要な時間を確保するためのものである。したがって、
この場合は、ステップS8において、所定の待機時間が
経過するまで待機状態となり、所定の待機時間が経過し
た後、各熱電対の温度T1,T2,T3が読み込まれ、記
憶される。そして、ステップS9へ進む。
の計時時間tが20分未満であるかどうかが判断され
る。この場合は20分未満なので、判断結果が“YES”
となりステップS8へ進む。ステップS8では、各熱電
対の温度T1,T2,T3が読み込まれる。ただし、ステ
ップS8による処理は、ステップS6の処理が実行され
てから所定時間経過するまでは実行されず、それまでは
ステップS8の処理が待機状態となり、その後に実行さ
れるようになっている。この待機時間は、ステップS6
において制御弁V1〜V3の弁を開いた直後に多量の再生
補助用の空気が導入されてフィルタユニット1の温度が
一時的に低下し、その後、再び元の温度に復帰するのに
必要な時間を確保するためのものである。したがって、
この場合は、ステップS8において、所定の待機時間が
経過するまで待機状態となり、所定の待機時間が経過し
た後、各熱電対の温度T1,T2,T3が読み込まれ、記
憶される。そして、ステップS9へ進む。
【0027】ステップS9では、ステップS8で読み込
んだ各熱電対の温度T1,T2,T3が600℃を越えて
いるかどうかが判断される。そして、すべての温度
T1,T2,T3が600℃を越えていた場合、判断結果
が“YES”となりステップS10へ進み、一方、温度
T1,T2,T3のいずれかが600℃以下であった場
合、判断結果が“NO”となりステップS20へ進む。通
常の動作においては、上述したように、ステップS6に
おいて燃焼が開始され、さらにステップS8において所
定時間の待機が行われた場合には、各熱電対の温度
T1,T2,T3が燃焼開始時の温度、600℃からさら
に上昇している状態にあるので、ステップS9の判断は
“YES”となる。ここでは、すべての温度T1,T2,T3
が600℃を越えていて、ステップS9の判断が“YE
S”となり、ステップS10へ進んだものとする。
んだ各熱電対の温度T1,T2,T3が600℃を越えて
いるかどうかが判断される。そして、すべての温度
T1,T2,T3が600℃を越えていた場合、判断結果
が“YES”となりステップS10へ進み、一方、温度
T1,T2,T3のいずれかが600℃以下であった場
合、判断結果が“NO”となりステップS20へ進む。通
常の動作においては、上述したように、ステップS6に
おいて燃焼が開始され、さらにステップS8において所
定時間の待機が行われた場合には、各熱電対の温度
T1,T2,T3が燃焼開始時の温度、600℃からさら
に上昇している状態にあるので、ステップS9の判断は
“YES”となる。ここでは、すべての温度T1,T2,T3
が600℃を越えていて、ステップS9の判断が“YE
S”となり、ステップS10へ進んだものとする。
【0028】ステップS10では、変数i(メモリの所
定の記憶番地)に“1”が格納され、ステップS11へ
進む。ステップS11では、各熱電対TCiが検出した
温度Tiの時間変化の傾きつまり温度上昇の勾配dTi/
dtが正であるかどうかが判断される。そして、温度上
昇の勾配が正である場合には判断結果が“YES”となっ
てステップS12へ進み、他方、温度上昇の勾配が零又
は負の場合には判断結果が“NO”となりステップS13
へ進む。この場合、変数iの値が“1”であるので、熱
電対TC1が検出した温度T1の温度変化の勾配dT1/
dtが正であるかどうかが判断される。この場合には、
ディーゼルパティキュレートが燃焼中であって、温度勾
配が正であると仮定すると、判断結果が“YES”とな
り、ステップS12へ進む。
定の記憶番地)に“1”が格納され、ステップS11へ
進む。ステップS11では、各熱電対TCiが検出した
温度Tiの時間変化の傾きつまり温度上昇の勾配dTi/
dtが正であるかどうかが判断される。そして、温度上
昇の勾配が正である場合には判断結果が“YES”となっ
てステップS12へ進み、他方、温度上昇の勾配が零又
は負の場合には判断結果が“NO”となりステップS13
へ進む。この場合、変数iの値が“1”であるので、熱
電対TC1が検出した温度T1の温度変化の勾配dT1/
dtが正であるかどうかが判断される。この場合には、
ディーゼルパティキュレートが燃焼中であって、温度勾
配が正であると仮定すると、判断結果が“YES”とな
り、ステップS12へ進む。
【0029】ステップS12では、変数iによって決ま
る所定の制御弁Viの開度αiが、熱電対VCiの温度変
化に応じて所定の任意の制御方法によって設定され、制
御される。この実施例においては、開度αiは、温度上
昇の変化の大きさ、すなわち、今回(n回)の温度変化
の勾配dTi n/dtと前回(n−1回)の温度変化の
勾配dTi n-1/dtの値との差に応じて、所定の関数
fあるいはマップに格納されている値によって決定され
るものとする。すなわち、温度変化の勾配の時間変化が
大きいときには、開度αiを絞り、逆に時間変化が小さ
いときには開度αiを開くように、制御弁Viの開度αi
が制御される。これによって結果として、過度なフィル
タユニット1の温度上昇が発生しないようにした上で、
最適なディーゼルパティキュレートが燃焼すなわち再生
処理が行われる。ここでは、変数iの値が“1”なの
で、制御弁V1の開度α1がdT1 n/dtとdT1 n-1/
dtとの差に応じて所定の関数fに基づいて決定され
る。ただし、この場合(すねわちステップS12の処理
が初めて実行される場合)には、前回の温度変化の勾配
dT1 n-1/dtの値として、例えば仮に所定の定数あ
るいは今回の温度変化の勾配dT1 n/dtが代用され
る。そして、決定した開度α1に応じて制御弁V1の制御
が行われた後、ステップS14へ進む。
る所定の制御弁Viの開度αiが、熱電対VCiの温度変
化に応じて所定の任意の制御方法によって設定され、制
御される。この実施例においては、開度αiは、温度上
昇の変化の大きさ、すなわち、今回(n回)の温度変化
の勾配dTi n/dtと前回(n−1回)の温度変化の
勾配dTi n-1/dtの値との差に応じて、所定の関数
fあるいはマップに格納されている値によって決定され
るものとする。すなわち、温度変化の勾配の時間変化が
大きいときには、開度αiを絞り、逆に時間変化が小さ
いときには開度αiを開くように、制御弁Viの開度αi
が制御される。これによって結果として、過度なフィル
タユニット1の温度上昇が発生しないようにした上で、
最適なディーゼルパティキュレートが燃焼すなわち再生
処理が行われる。ここでは、変数iの値が“1”なの
で、制御弁V1の開度α1がdT1 n/dtとdT1 n-1/
dtとの差に応じて所定の関数fに基づいて決定され
る。ただし、この場合(すねわちステップS12の処理
が初めて実行される場合)には、前回の温度変化の勾配
dT1 n-1/dtの値として、例えば仮に所定の定数あ
るいは今回の温度変化の勾配dT1 n/dtが代用され
る。そして、決定した開度α1に応じて制御弁V1の制御
が行われた後、ステップS14へ進む。
【0030】ステップS14では、変数iの値に“1”
が加算される。そして、ステップS15へ進む。ステッ
プS15では変数iの値と定数kの値が比較され、i>
kの場合には判断結果が“YES”となってステップS1
6へ進み、i≦kの場合には判断結果が“NO”となりス
テップS11へ戻る。この場合、変数iの値はステップ
S14での処理の結果“2”となっているので、判断結
果が“NO”となりステップS11へ戻る。
が加算される。そして、ステップS15へ進む。ステッ
プS15では変数iの値と定数kの値が比較され、i>
kの場合には判断結果が“YES”となってステップS1
6へ進み、i≦kの場合には判断結果が“NO”となりス
テップS11へ戻る。この場合、変数iの値はステップ
S14での処理の結果“2”となっているので、判断結
果が“NO”となりステップS11へ戻る。
【0031】ステップS11では、熱電対TC2が検出
した温度T2の温度変化の勾配dT2/dtが正であるか
どうかが判断される。上述と同様にここでの判断結果が
“YE”であると仮定すると、ステップS12へ進む。ス
テップS12では、i=1の場合と同様にして、制御弁
V2の開度α2が制御される。そして、ステップS14へ
進む。ステップS14では変数iの値が“3”となり、
ステップS15へ進む。ステップS15では、判断結果
が“NO”となるので、再びステップS11へ戻る。そし
て、上述した場合と同様にして、熱電対TC3が検出し
た温度T3の温度変化に応じて、ステップS11および
ステップS12の処理がなされて、制御弁V3の開度α3
が制御される。そして、ステップS14へ進む。
した温度T2の温度変化の勾配dT2/dtが正であるか
どうかが判断される。上述と同様にここでの判断結果が
“YE”であると仮定すると、ステップS12へ進む。ス
テップS12では、i=1の場合と同様にして、制御弁
V2の開度α2が制御される。そして、ステップS14へ
進む。ステップS14では変数iの値が“3”となり、
ステップS15へ進む。ステップS15では、判断結果
が“NO”となるので、再びステップS11へ戻る。そし
て、上述した場合と同様にして、熱電対TC3が検出し
た温度T3の温度変化に応じて、ステップS11および
ステップS12の処理がなされて、制御弁V3の開度α3
が制御される。そして、ステップS14へ進む。
【0032】ステップS14では変数iの値が“4”と
なり、つぎにステップS15へ進むと、i>k(“4”
>“3”)となるので、ステップS15の判断結果が
“YES”となり、ステップS16へ進む。ステップS1
6では、すべての制御弁Vi(この場合、制御弁V1〜V
3)が閉じられている状態(すなわちα1〜α3が零の状
態)であるかどうかが判断される。そして、すべての制
御弁Viが閉じられていた場合には、判断結果が“YES”
となりステップS17へ進み、いずれかの制御弁Viの
開度αiが零より大きい場合には判断結果が“NO”とな
りステップS7へ戻る。この場合、すべての制御弁V1
〜V3の開度α1〜α3は閉じられた状態ではないので判
断結果が“NO”となり、ステップS7へ戻る。
なり、つぎにステップS15へ進むと、i>k(“4”
>“3”)となるので、ステップS15の判断結果が
“YES”となり、ステップS16へ進む。ステップS1
6では、すべての制御弁Vi(この場合、制御弁V1〜V
3)が閉じられている状態(すなわちα1〜α3が零の状
態)であるかどうかが判断される。そして、すべての制
御弁Viが閉じられていた場合には、判断結果が“YES”
となりステップS17へ進み、いずれかの制御弁Viの
開度αiが零より大きい場合には判断結果が“NO”とな
りステップS7へ戻る。この場合、すべての制御弁V1
〜V3の開度α1〜α3は閉じられた状態ではないので判
断結果が“NO”となり、ステップS7へ戻る。
【0033】以降、ステップS7〜ステップS16のル
ープがタイマーtの計時時間が20分を越えるまで繰り
返し実行される。すなわち、ディーゼルパティキュレー
トの燃焼が正常に実行されている場合つまりステップS
9の判断が常に“YES”の状態である場合には、ステッ
プS7→ステップS8→ステップS9→ステップS10
〜ステップS15のループ→ステップS16→ステップ
S7→……の処理が繰り返し実行される。この繰り返し
処理においては、ディーゼルパティキュレートの燃焼が
進み、数分〜十数分が経過して燃焼が完了したところ
で、フィルタユニット1の温度が低下し始める。この場
合に上記の繰り返し処理において、ステップS11の判
断結果が“NO”となり、ステップS13の処理が実行さ
れる。
ープがタイマーtの計時時間が20分を越えるまで繰り
返し実行される。すなわち、ディーゼルパティキュレー
トの燃焼が正常に実行されている場合つまりステップS
9の判断が常に“YES”の状態である場合には、ステッ
プS7→ステップS8→ステップS9→ステップS10
〜ステップS15のループ→ステップS16→ステップ
S7→……の処理が繰り返し実行される。この繰り返し
処理においては、ディーゼルパティキュレートの燃焼が
進み、数分〜十数分が経過して燃焼が完了したところ
で、フィルタユニット1の温度が低下し始める。この場
合に上記の繰り返し処理において、ステップS11の判
断結果が“NO”となり、ステップS13の処理が実行さ
れる。
【0034】ステップS13では、ステップS11の判
断において温度変化の勾配dTi/dtが零または負で
あると判断された該当する制御弁Viの弁が閉じられ
る。たとえば、熱電対TC1の再生が終了し、温度変化
の勾配dT1/dtが負であったとすると、制御弁V1の
開度α1が零に制御される。そして、ステップS14へ
進む。以降、ステップS15→ステップS16→ステッ
プS7→……の処理が継続して行われる。ただし、これ
以降の処理においては、制御弁V1の開度α1が常に閉じ
られた状態に保持され、他の制御弁V2およびV3の開度
α2およびα3の制御のみがそれぞれの対応する熱電対T
C2およびTC3の検出温度T2およびT3に応じて、上述
したように、各々独立に制御される。そして、さらに時
間が経過して検出温度T2およびT3の温度変化の勾配が
それぞれ独立して零または負の値になった場合に、ステ
ップS13の処理が実行されて、該当する制御弁V2ま
たはV3の開度α2またはα3が零に制御される。
断において温度変化の勾配dTi/dtが零または負で
あると判断された該当する制御弁Viの弁が閉じられ
る。たとえば、熱電対TC1の再生が終了し、温度変化
の勾配dT1/dtが負であったとすると、制御弁V1の
開度α1が零に制御される。そして、ステップS14へ
進む。以降、ステップS15→ステップS16→ステッ
プS7→……の処理が継続して行われる。ただし、これ
以降の処理においては、制御弁V1の開度α1が常に閉じ
られた状態に保持され、他の制御弁V2およびV3の開度
α2およびα3の制御のみがそれぞれの対応する熱電対T
C2およびTC3の検出温度T2およびT3に応じて、上述
したように、各々独立に制御される。そして、さらに時
間が経過して検出温度T2およびT3の温度変化の勾配が
それぞれ独立して零または負の値になった場合に、ステ
ップS13の処理が実行されて、該当する制御弁V2ま
たはV3の開度α2またはα3が零に制御される。
【0035】すべての制御弁Viの弁が閉じられると、
上記のループ処理において、ステップS16の判断結果
が“NO”となるので、この場合にはステップS17へ進
み、フィルタユニット1へ供給されている電力が遮断さ
れる。そしてステップS18へ進み、再生処理が終了す
る。
上記のループ処理において、ステップS16の判断結果
が“NO”となるので、この場合にはステップS17へ進
み、フィルタユニット1へ供給されている電力が遮断さ
れる。そしてステップS18へ進み、再生処理が終了す
る。
【0036】一方、ステップS7の判断において、タイ
マーtの計時時間が20分以上であると判断された場合
には、判断結果が“NO”となり、ステップS19へ進
む。ステップS19では、すべての制御弁Vi(この場
合には制御弁V1〜V3)の弁が閉じられる。そして、ス
テップS17へ進み、上記と同様にフィルタユニット1
の金網フィルタ31に電力を供給していた電源が遮断さ
れて、ステップS18へ進み、処理が終了する。このス
テップS20での判断によって、金網フィルタ31への
電力源であるバッテリー(図示せず)からの過度な放電
等の不具合を防止することができる。
マーtの計時時間が20分以上であると判断された場合
には、判断結果が“NO”となり、ステップS19へ進
む。ステップS19では、すべての制御弁Vi(この場
合には制御弁V1〜V3)の弁が閉じられる。そして、ス
テップS17へ進み、上記と同様にフィルタユニット1
の金網フィルタ31に電力を供給していた電源が遮断さ
れて、ステップS18へ進み、処理が終了する。このス
テップS20での判断によって、金網フィルタ31への
電力源であるバッテリー(図示せず)からの過度な放電
等の不具合を防止することができる。
【0037】つぎに、上記の処理において、ステップS
9の判断結果が“NO”となる場合について説明する。い
ずれかの熱電対TCiの温度Tiが600℃以下となった
場合には、ステップS9の判断結果が“NO”となりステ
ップS20へ進む。ステップS20では、フィルタユニ
ット1等における燃焼状態が正常であるかどうかの確認
処理が行われる。ここでの確認処理は、例えば、(1)ま
ず、すべての制御弁Viの弁を閉じて、(2)繰り返し熱電
対TCiの温度Tiを読み込み、(3)すべての熱電対TCi
の温度Tiが例えば650℃を越えたところで、(4)再
び、すべての制御弁Viの弁を開く。(5)そして、あらか
じめ定められている所定の時間が経過した後に再び各熱
電対TCiの温度Tiを読み込み、(6)ここで元の温度6
50℃を越えているかどうかを確認する。(7)ここでの
確認の結果、すべての熱電対TCiの温度Tiが650℃
を越えていた場合には、ディーゼルパティキュレートの
燃焼が正常に開始されたと判断して、動作正常との判断
結果を記憶する。
9の判断結果が“NO”となる場合について説明する。い
ずれかの熱電対TCiの温度Tiが600℃以下となった
場合には、ステップS9の判断結果が“NO”となりステ
ップS20へ進む。ステップS20では、フィルタユニ
ット1等における燃焼状態が正常であるかどうかの確認
処理が行われる。ここでの確認処理は、例えば、(1)ま
ず、すべての制御弁Viの弁を閉じて、(2)繰り返し熱電
対TCiの温度Tiを読み込み、(3)すべての熱電対TCi
の温度Tiが例えば650℃を越えたところで、(4)再
び、すべての制御弁Viの弁を開く。(5)そして、あらか
じめ定められている所定の時間が経過した後に再び各熱
電対TCiの温度Tiを読み込み、(6)ここで元の温度6
50℃を越えているかどうかを確認する。(7)ここでの
確認の結果、すべての熱電対TCiの温度Tiが650℃
を越えていた場合には、ディーゼルパティキュレートの
燃焼が正常に開始されたと判断して、動作正常との判断
結果を記憶する。
【0038】一方、(8)いずれかの熱電対TCiの温度T
iが650℃を越えていなかった場合には、(9)再び、す
べての制御弁Viの弁を閉じて、(10)今回は、すべての
熱電対TCiの温度Tiが700℃を越えるまで、各熱電
対TCiの温度Tiを繰り返し読み込む。(11)そして、す
べての熱電対TCiの温度Tiが700℃を越えたところ
で、再度、すべての制御弁Viの弁を開く。(12)そし
て、所定時間が経過した後に、各熱電対TCiの温度Ti
を読み込み、(13)ここですべての温度Tiが700℃を
越えていた場合には、動作正常との判断結果を記憶し、
(14)700℃以下であった場合には、再び、上述と同様
に今度は判断温度を750℃に上げて確認処理を行う。
(15)そして、750℃の判断温度で動作正常との判断さ
れた場合にはその結果を記憶し、(16)動作正常と判断さ
れない場合には、さらに50℃設定温度を上げて800
℃の判断温度で上記と同様の確認処理を行う。(17)80
0℃の判断温度で動作正常との判断された場合にはその
結果を記憶し、(18)動作正常と判断されない場合には動
作が非正常であると判断してその判断結果を記憶する。
iが650℃を越えていなかった場合には、(9)再び、す
べての制御弁Viの弁を閉じて、(10)今回は、すべての
熱電対TCiの温度Tiが700℃を越えるまで、各熱電
対TCiの温度Tiを繰り返し読み込む。(11)そして、す
べての熱電対TCiの温度Tiが700℃を越えたところ
で、再度、すべての制御弁Viの弁を開く。(12)そし
て、所定時間が経過した後に、各熱電対TCiの温度Ti
を読み込み、(13)ここですべての温度Tiが700℃を
越えていた場合には、動作正常との判断結果を記憶し、
(14)700℃以下であった場合には、再び、上述と同様
に今度は判断温度を750℃に上げて確認処理を行う。
(15)そして、750℃の判断温度で動作正常との判断さ
れた場合にはその結果を記憶し、(16)動作正常と判断さ
れない場合には、さらに50℃設定温度を上げて800
℃の判断温度で上記と同様の確認処理を行う。(17)80
0℃の判断温度で動作正常との判断された場合にはその
結果を記憶し、(18)動作正常と判断されない場合には動
作が非正常であると判断してその判断結果を記憶する。
【0039】上記の確認処理において正常または非正常
が記憶された場合には、その時点でステップS20の処
理は途中でまたは最後まで完了して終了し、ステップS
21へ進む。ステップS21では、ステップS20にお
ける判断結果に応じて、動作が正常であったかどうかが
判断され、動作が正常であった場合には判断結果が“YE
S”となりステップS10へ進み、他方、動作が正常で
なかった場合には判断結果が“NO”となりステップS1
9へ進む。そして、ステップS10へ進んだ場合には、
上述したように各制御弁Viの弁の制御が行われ、ステ
ップS19へ進んだ場合には、すべての制御弁Viが閉
じられ、ステップS17を経て、ステップS18へ進
み、処理が終了する。
が記憶された場合には、その時点でステップS20の処
理は途中でまたは最後まで完了して終了し、ステップS
21へ進む。ステップS21では、ステップS20にお
ける判断結果に応じて、動作が正常であったかどうかが
判断され、動作が正常であった場合には判断結果が“YE
S”となりステップS10へ進み、他方、動作が正常で
なかった場合には判断結果が“NO”となりステップS1
9へ進む。そして、ステップS10へ進んだ場合には、
上述したように各制御弁Viの弁の制御が行われ、ステ
ップS19へ進んだ場合には、すべての制御弁Viが閉
じられ、ステップS17を経て、ステップS18へ進
み、処理が終了する。
【0040】このステップS20における処理は、例え
ばディーゼルパティキュレートが湿気を多く含んでい
て、600℃では燃焼が開始しない(着火しない)よう
な場合、徐々に温度を上げて行きながら、着火を試みる
ことによって装置の動作の正常/非正常を判断するもの
である。
ばディーゼルパティキュレートが湿気を多く含んでい
て、600℃では燃焼が開始しない(着火しない)よう
な場合、徐々に温度を上げて行きながら、着火を試みる
ことによって装置の動作の正常/非正常を判断するもの
である。
【0041】つぎに、図5〜図7を参照して、本発明に
よる実施例を実験的に検討した結果について説明する。
図5(a)は、図1〜図4に示す本発明による実施例を
用いてディーゼルパティキュレートフィルターの再生を
行った際の実験結果を示すグラフであり、横軸にフィル
ターユニット1に電力を供給した時点を0とする時間を
示し、縦軸に各熱電対TC1〜TC3の温度T1〜T3の検
出結果を示している。この場合、各熱電対TC1〜TC3
の温度T1〜T3が600℃に達し(経過約8分)、各制
御弁V1〜V3のそれぞれの弁が開かれた後、熱電対TC
1の温度T1がもっとも急に変化した。そして、約950
℃に達したところで温度変化の勾配dT1/dtが零に
なり、そこで制御弁V1の弁が閉じられた。一方、熱電
対TC2およびTC3の温度T2およびT3は、制御弁V1
の弁が閉じられた後も上昇を続けて、13〜14分経過
したところで熱電対TC2、熱電対TC3の順に温度変化
の勾配が零になり、それぞれの制御弁V2,V3の弁が閉
じられた。そして、約15分経過したところでディーゼ
ルパティキュレートフィルターの再生がほぼ終了したこ
とが確認された。
よる実施例を実験的に検討した結果について説明する。
図5(a)は、図1〜図4に示す本発明による実施例を
用いてディーゼルパティキュレートフィルターの再生を
行った際の実験結果を示すグラフであり、横軸にフィル
ターユニット1に電力を供給した時点を0とする時間を
示し、縦軸に各熱電対TC1〜TC3の温度T1〜T3の検
出結果を示している。この場合、各熱電対TC1〜TC3
の温度T1〜T3が600℃に達し(経過約8分)、各制
御弁V1〜V3のそれぞれの弁が開かれた後、熱電対TC
1の温度T1がもっとも急に変化した。そして、約950
℃に達したところで温度変化の勾配dT1/dtが零に
なり、そこで制御弁V1の弁が閉じられた。一方、熱電
対TC2およびTC3の温度T2およびT3は、制御弁V1
の弁が閉じられた後も上昇を続けて、13〜14分経過
したところで熱電対TC2、熱電対TC3の順に温度変化
の勾配が零になり、それぞれの制御弁V2,V3の弁が閉
じられた。そして、約15分経過したところでディーゼ
ルパティキュレートフィルターの再生がほぼ終了したこ
とが確認された。
【0042】他方、図5(b)および図5(c)は、比
較のために従来の補助用空気導入方法を適用したサンプ
ルを用いて、図5(a)と同等の条件でディーゼルパテ
ィキュレートフィルターの再生を行った際の実験結果を
示すグラフである。各比較サンプルの構成を図6および
図7に示す。図6は、図5(b)に示す実験結果を採取
した際に用いたサンプルの構成を示す図である。この図
に示すサンプルは、図1に示す再生装置と比べて、フィ
ルターケース100が整流筒体を有していないこと、分
岐管101の切り換え弁15のフィルターユニット1側
に空気導入管102が設けられていること、が異なって
いる。なお、図6に示すフィルターユニット1には、図
1に示す熱電対TC1〜TC3に対応する熱電対TC1b〜
TC3bが測定用に取り付けられている。また、各熱電対
TC1b、TC2bおよびTC3bが検出した温度T1b、T2b
およびT3bは温度記録計103によって記録されるよう
になっている。
較のために従来の補助用空気導入方法を適用したサンプ
ルを用いて、図5(a)と同等の条件でディーゼルパテ
ィキュレートフィルターの再生を行った際の実験結果を
示すグラフである。各比較サンプルの構成を図6および
図7に示す。図6は、図5(b)に示す実験結果を採取
した際に用いたサンプルの構成を示す図である。この図
に示すサンプルは、図1に示す再生装置と比べて、フィ
ルターケース100が整流筒体を有していないこと、分
岐管101の切り換え弁15のフィルターユニット1側
に空気導入管102が設けられていること、が異なって
いる。なお、図6に示すフィルターユニット1には、図
1に示す熱電対TC1〜TC3に対応する熱電対TC1b〜
TC3bが測定用に取り付けられている。また、各熱電対
TC1b、TC2bおよびTC3bが検出した温度T1b、T2b
およびT3bは温度記録計103によって記録されるよう
になっている。
【0043】一方、図5(c)に示す実験結果を採取し
た際に用いたサンプルの構成は、図7に示すように、分
岐管101に設けた空気導入管102に加え、集合管1
04にも空気導入管105を設け、フィルターユニット
1の長手方向の前後から再生補助用の空気を導入するよ
うにしたものである。また、フィルターユニット1の
前、中、後部に熱電対TC1c、TC2cおよびTC3cを上
述と同様に設置し、各部の温度T1c、T2cおよびT3cを
測定した。なお、図6および図7に示す各空気導入管1
01,102から導入する空気(酸素)量は、それぞれ
のサンプルで再生所要時間が最短となるように調整した
上で、図5(b),(c)に示す実験結果の測定を行っ
た。
た際に用いたサンプルの構成は、図7に示すように、分
岐管101に設けた空気導入管102に加え、集合管1
04にも空気導入管105を設け、フィルターユニット
1の長手方向の前後から再生補助用の空気を導入するよ
うにしたものである。また、フィルターユニット1の
前、中、後部に熱電対TC1c、TC2cおよびTC3cを上
述と同様に設置し、各部の温度T1c、T2cおよびT3cを
測定した。なお、図6および図7に示す各空気導入管1
01,102から導入する空気(酸素)量は、それぞれ
のサンプルで再生所要時間が最短となるように調整した
上で、図5(b),(c)に示す実験結果の測定を行っ
た。
【0044】図5(b)に示すように、図6に示すサン
プルを用いた場合、空気導入管102を設置した側の前
部の温度T1bは図5(a)に示す本発明の再生装置より
早く上昇して、燃焼が終了するのに要する時間も8〜9
分と短い。しかし、空気導入管102から最も遠い後部
(温度T3b)部分の再生には時間がかかり、結局、すべ
ての部分の再生が終了するのに要した時間は20分を越
えていた。一方、図5(c)をみると、図7に示すサン
プルでは、後部の温度T3cは比較的早く上昇するもの
の、空気導入管102および104から最も離れた位置
である中央部の温度T2cの温度変化は他の温度T1c,T
3cに比べてゆるやかであり、すべての部分の再生が終了
するのに要した時間はこの場合、20分を少し下回る程
度であった。
プルを用いた場合、空気導入管102を設置した側の前
部の温度T1bは図5(a)に示す本発明の再生装置より
早く上昇して、燃焼が終了するのに要する時間も8〜9
分と短い。しかし、空気導入管102から最も遠い後部
(温度T3b)部分の再生には時間がかかり、結局、すべ
ての部分の再生が終了するのに要した時間は20分を越
えていた。一方、図5(c)をみると、図7に示すサン
プルでは、後部の温度T3cは比較的早く上昇するもの
の、空気導入管102および104から最も離れた位置
である中央部の温度T2cの温度変化は他の温度T1c,T
3cに比べてゆるやかであり、すべての部分の再生が終了
するのに要した時間はこの場合、20分を少し下回る程
度であった。
【0045】このように、実験によって比較した結果、
本発明による実施例においては、3つの補助空気導入室
8,9,10に対応したフィルターユニット1の前、
中、後部において、燃焼が比較的均一に行われ、さらに
すべての部分の再生に必要な時間が他の2例に比べて最
も短いことが確認された。
本発明による実施例においては、3つの補助空気導入室
8,9,10に対応したフィルターユニット1の前、
中、後部において、燃焼が比較的均一に行われ、さらに
すべての部分の再生に必要な時間が他の2例に比べて最
も短いことが確認された。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明は、 従来と比較して、捕集したパティキュレートの
燃え残りを少なく、かつ再生時間を短く、そして消費電
力を小さくすることができるという効果を奏する。
明は、 従来と比較して、捕集したパティキュレートの
燃え残りを少なく、かつ再生時間を短く、そして消費電
力を小さくすることができるという効果を奏する。
【0047】また、請求項2記載の発明は、フィルター
の軸方向の位置の差によるフィルターの再生特性の違い
をなくして、フィルターの再生が全体で均一に、効率よ
く行われるという効果を奏する。
の軸方向の位置の差によるフィルターの再生特性の違い
をなくして、フィルターの再生が全体で均一に、効率よ
く行われるという効果を奏する。
【0048】また、請求項3記載の発明は、複数の空気
流量可変手段を制御することによって、さらに、効率良
くディーゼルパティキュレートフィルターの再生を行う
ことができるという効果を奏する。
流量可変手段を制御することによって、さらに、効率良
くディーゼルパティキュレートフィルターの再生を行う
ことができるという効果を奏する。
【0049】また、請求項4記載の発明は、フィルター
の温度を検出する温度検出手段が複数の空気導入室に対
応して複数設けられ、複数の空気流量可変手段が対応す
る複数の温度検出手段で検出された温度勾配の変化分に
よって各々制御されるので、空気流量を各部の温度にあ
わせて適切に制御することができる。
の温度を検出する温度検出手段が複数の空気導入室に対
応して複数設けられ、複数の空気流量可変手段が対応す
る複数の温度検出手段で検出された温度勾配の変化分に
よって各々制御されるので、空気流量を各部の温度にあ
わせて適切に制御することができる。
【0050】また、請求項5記載の発明は、フィルター
にその外周全体から再生空気が均一に供給されるため、
フィルターの再生空気導入口からの外周上の位置の差に
よるフィルターの再生特性の差をなくして、フィルター
の再生が均一に、効率よく行われる。
にその外周全体から再生空気が均一に供給されるため、
フィルターの再生空気導入口からの外周上の位置の差に
よるフィルターの再生特性の差をなくして、フィルター
の再生が均一に、効率よく行われる。
【図1】この発明の一実施例によるディーゼルパティキ
ュレートフィルターの再生装置の構成を示すブロック図
である。
ュレートフィルターの再生装置の構成を示すブロック図
である。
【図2】図1に示すフィルターユニット1およびフィル
ターケース2を示す断面図である。
ターケース2を示す断面図である。
【図3】図2に示すフィルターケース2のA部詳細を示
す断面図である。
す断面図である。
【図4】図1に示す電子制御装置23における処理の流
れを示すフローチャートである。
れを示すフローチャートである。
【図5】図1に示す本発明の一実施例(図5(a))お
よび比較のために行った従来技術(図5(b),
(c))によるディーゼルパティキュレートフィルター
の再生装置を用いた実験結果を示すグラフである。
よび比較のために行った従来技術(図5(b),
(c))によるディーゼルパティキュレートフィルター
の再生装置を用いた実験結果を示すグラフである。
【図6】図5(b)に示す実験結果を測定した再生装置
の構成を表す図である。
の構成を表す図である。
【図7】図5(c)に示す実験結果を測定した再生装置
の構成を表す図である。
の構成を表す図である。
1 フィルターユニット 2 フィルターケース 3 外箱 4 整流筒体 5,5,5,…,5 空気孔 6,7 間仕切り板 8,9,10 補助空気導入室 20,21,22 空気導入管 23 電子制御装置 31 ヒーター金網 32,33 不織布 34 金網 V1,V2,V3,V4,V5,V6 制御弁 TC1,TC2,TC3 熱電対
Claims (5)
- 【請求項1】 空気源に夫々空気導入管を介して連結す
る複数の再生空気導入口が軸方向に所定の間隔を有して
形成されている外箱と、 前記外箱内に設置されているフィルターと、 前記フィルターの加熱手段とを具備し、 再生空気を、前記複数の再生空気導入口を通して加熱さ
れた前記フィルターの外周全体から供給することを特徴
とするディーゼルパティキュレートフィルターの再生装
置。 - 【請求項2】 前記外箱内に、前記複数の再生空気導入
口に対応して間仕切り板により分割された複数の空気導
入室を形成したことを特徴とする請求項1記載のディー
ゼルパティキュレートフィルターの再生装置。 - 【請求項3】 前記空気導入管の夫々に空気流量可変手
段を設け、その空気流量可変手段を制御することによっ
て、再生空気の流量を制御することを特徴とする請求項
2記載のディーゼルパティキュレートフィルターの再生
装置。 - 【請求項4】 前記フィルターの温度を検出する温度検
出手段が、前記複数の空気導入室に対応して複数設けら
れ、 前記複数の空気流量可変手段が、対応する前記複数の温
度検出手段で検出された温度勾配の変化分によって、各
々制御されることを特徴とする請求項3記載のディーゼ
ルパティキュレートフィルターの再生装置。 - 【請求項5】 前記外箱の内側に、複数の空気孔を形成
した整流筒体を設けたことを特徴とする請求項1〜4の
いずれか1項に記載のディーゼルパティキュレートフィ
ルターの再生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7118815A JPH08312334A (ja) | 1995-05-17 | 1995-05-17 | ディーゼルパティキュレートフィルターの再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7118815A JPH08312334A (ja) | 1995-05-17 | 1995-05-17 | ディーゼルパティキュレートフィルターの再生装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08312334A true JPH08312334A (ja) | 1996-11-26 |
Family
ID=14745830
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7118815A Withdrawn JPH08312334A (ja) | 1995-05-17 | 1995-05-17 | ディーゼルパティキュレートフィルターの再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08312334A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006291932A (ja) * | 2005-04-14 | 2006-10-26 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の排気浄化システム |
| US7794679B2 (en) | 2007-01-12 | 2010-09-14 | Honda Motor Co., Ltd. | Catalyst and method for purification of diesel engine exhaust gas |
-
1995
- 1995-05-17 JP JP7118815A patent/JPH08312334A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006291932A (ja) * | 2005-04-14 | 2006-10-26 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の排気浄化システム |
| US7794679B2 (en) | 2007-01-12 | 2010-09-14 | Honda Motor Co., Ltd. | Catalyst and method for purification of diesel engine exhaust gas |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020806 |