JPH0831246A - 撚線機で製造されたカッドなどの電気特性試験方法及び電気特性試験装置 - Google Patents

撚線機で製造されたカッドなどの電気特性試験方法及び電気特性試験装置

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JPH0831246A
JPH0831246A JP6183903A JP18390394A JPH0831246A JP H0831246 A JPH0831246 A JP H0831246A JP 6183903 A JP6183903 A JP 6183903A JP 18390394 A JP18390394 A JP 18390394A JP H0831246 A JPH0831246 A JP H0831246A
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twisting machine
twisting
winding bobbin
winding
test
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JP6183903A
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English (en)
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Toshio Sasai
敏男 笹井
Toshitaka Uno
寿高 宇野
Toshihide Iwakiri
利秀 岩切
Nobuo Uramoto
伸夫 浦本
Yoshio Koshidaka
嘉生 腰高
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MIYAZAKI TEKKO KK
Tatsuta Electric Wire and Cable Co Ltd
Original Assignee
MIYAZAKI TEKKO KK
Tatsuta Electric Wire and Cable Co Ltd
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  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
  • Processes Specially Adapted For Manufacturing Cables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 カッドなどの巻取ボビン巻き上がり・停止時
に、自動的且つ簡単に、電気特性を試験する方法及びそ
のための装置を提供する。 【構成】 撚り口から供給される複数の素線を撚り合わ
せて巻取ボビンに巻き取る撚線機で製造されたカッドな
どの導通試験及び静電結合試験又はそのいずれかを、撚
線機を停止させた後に行う方法であって、前記巻取ボビ
ンにおける巻き始め端末をアースされた状態で把持し、
前記撚り口の素線の絶縁を破って導通試験器に導通さ
せ、巻取ボビンが撚線機内にある状態のまま導通試験を
し、その後、前記巻取ボビンにおける巻き始め端末を解
放して絶縁状態にし、前記撚り口の素線を静電結合試験
器に導通させ、巻取ボビンが撚線機内にある状態のまま
静電結合試験をすること、又はそのいずれかを行うこと
を特徴とする撚線機で製造されたカッドなどの電気特性
試験方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、撚り口から供給される
複数の素線を撚り合わせて巻取ボビンに巻き取る撚線機
で製造されたカッドなどの導通試験及び静電結合試験な
どを、撚線機を停止した状態で行うようにした電気特性
試験方法及び電気特性試験装置に関する。
【0002】
【従来の技術】4本の素線を星型に撚り合わせするとカ
ッドになり、2本の素線を撚り合わせると対になる。こ
のようなカッドや対を集合して通信ケーブルが形成され
る。カッドケーブルの場合、同一カッド内の回線間で生
じるカッド内漏話と、異なるカッドの回線間で生じるカ
ッド間漏話とがあり、これらの漏話の程度は静電結合の
度合いによって検査される。また、カッドケーブルの場
合、一本の素線に断線があると、通話不能の回線を含む
ことになる。そこで、撚線機によって巻取ボビンに巻き
取られたカッドについて、導通試験及び静電結合試験な
どの電気特性試験が施される。
【0003】この静電結合試験及び導通試験の従来例を
図7及び図8により説明する。いずれの試験も撚線機か
ら巻取ボビンを取り出した後に、試験が施される。満巻
となった巻取ボビン150の第1の孔151から巻き始
め端末152が導出されており、第2の孔153から巻
き終わり端末154が導出されている。
【0004】図7は静電結合試験の状態図である。巻き
終わり端末154の各素線が互いに触れないように広げ
て端末154を絶縁状態にする。巻き始め端末152の
各素線を2本単位でクリップ155で把持して導通状態
にし、静電結合試験器156に接続する。この2本単位
の接続は回線同士又は異なる回線同士の両方の接続があ
る。そして、静電結合試験器156で測定した数値を記
録表に記入する。
【0005】図8は導通試験の状態図である。巻き終わ
り端末154の各素線を連結して互いに導通する状態に
し、導通試験器157の一方のクリップ158で把持し
て、マイナス端に接続する。巻き始め端末152の素線
の1本をクリップ159で把持してプラス端に接続す
る。そして、導通試験器157で導通を確認する。クリ
ップ159で他の素線を把持しなおすというように、各
素線の全てについて順次導通を確認する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した導通試験及び
静電結合試験などの電気特性試験は、撚線機から取り出
した巻取ボビンに対して行われるため、試験台に巻取ボ
ビンを載せて、試験器に端末を接続し、試験器を操作す
るという手順で行われるため、試験のための人手が必要
になるという問題点があった。
【0007】なお、特開昭54−45786号公報に
は、撚線機の巻取ボビンに摺動電極(スリップカップリ
ング)を設け、巻取中の各素線に対する漏話減衰量を測
定する方法が開示されている。さらに、特公昭58−2
3683号公報には、撚線機の撚り口に至る各素線に非
接触の給電電極及び受信電極を設け、巻取中に漏話信号
を受信できる方法が開示されている。しかしながら、こ
れらの方法は、いずれも巻取中の電気特性試験方法に関
するものであり、巻取後の電気特性試験方法に適用する
には複雑すぎるという問題点がある。また、運転中に絶
縁体破損(被覆やぶれ)の検出をする場合には巻始端末
をアースさせているので、上記電気特性試験方法は採用
できない。
【0008】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、撚線機での巻取ボビンに所定巻量が巻き取られ
た後の停止時に、自動的且つ簡単に、電気特性を試験す
る方法及びそのための装置を提供することを目的として
いる。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の電気特性試験方法は、撚り口から供給される複数の素
線を撚り合わせて巻取ボビンに巻き取る撚線機で製造さ
れたカッドなどの電気特性を撚線機を停止させた後に試
験する方法であって、前記撚り口の素線の絶縁を破って
電気特性試験器に導通させ、巻取ボビンが撚線機内にあ
る状態のまま電気特性を試験する方法である。
【0010】導通試験に対しては、前記巻取ボビンにお
ける巻き始め端末をアースされた状態で把持し、前記撚
り口の素線の絶縁を破って導通試験器に導通させ、巻取
ボビンが撚線機内にある状態のまま導通試験をする。こ
の導通試験を確実にするために、前記巻取ボビンの巻始
めに、前記撚り口の素線の絶縁を破って導通試験器に導
通させ、前記巻き始め端末のアースを確認することが望
ましい。
【0011】静電結合試験に対しては、前記巻取ボビン
における巻き始め端末を解放して絶縁状態にし、前記撚
り口の素線の絶縁を破って静電結合試験器に導通させ、
巻取ボビンが撚線機内にある状態のまま静電結合試験を
する。
【0012】導通試験と静電結合試験を連続して行うた
めには、前記巻取ボビンにおける巻き始め端末をアース
された状態で把持し、前記撚り口の素線の絶縁を破って
導通試験器に導通させ、巻取ボビンが撚線機内にある状
態のまま導通試験をし、その後、前記巻取ボビンにおけ
る巻き始め端末を解放して絶縁状態にし、前記撚り口の
素線を静電結合試験器に導通させ、巻取ボビンが撚線機
内にある状態のまま静電結合試験をする。
【0013】上記課題を解決するための電気特性試験方
法は、撚り口から供給される複数の素線を撚り合わせて
巻取ボビンに巻き取る撚線機に備えられるカッドなどの
電気特性試験装置であって、前記撚り口前に設けられ各
素線に対する導通手段と、前記巻取ボビンの巻き始め端
末に対して設けられたチャック手段と、前記導通手段に
接続される静電結合器及び導通試験器とからなり、前記
導通手段は、撚線機が停止すると、退避位置から素線の
絶縁をカットして導体と接触する進出位置となるもので
あり、前記チャック手段は、撚線機が停止した後に、素
線の絶縁をカットして導体と接触してアースする進出位
置から素線を解放して絶縁する退避位置となるものであ
り、前記導通手段が進出位置にあり、前記チャック手段
が進出位置にあると、前記導通手段が前記導通試験器に
接続されるか、または、前記導通手段が進出位置にあ
り、前記チャック手段が退避位置にあると、前記導通手
段が前記静電結合試験器に接続されるようにしたもので
ある。
【0014】
【作用】撚り口前に設けられた導通手段によって素線の
絶縁を破って電気特性試験器に導通させると、巻取ボビ
ンに巻かれたカッドなどの電気特性試験が可能な状態に
なる。静電結合試験に対しては、巻き始め端末をチャッ
ク手段から解放して絶縁状態にし、上記導通手段を静電
結合試験器に接続する。導通試験に対しては、巻き始め
端末をチャック手段でアースして、上記導通手段を導通
試験器に接続する。静電結合試験と導通試験を行う場
合、まず導通試験を行うと、巻き始め端末をチャック手
段で把持した停止状態のまま、導通手段を進出させると
試験可能な状態になる。いずれも、撚線機にセットされ
た巻取ボビンが満巻で停止した状態のままで電気特性試
験が行われる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。図1は本発明装置の全体図である。まず、装置
全体を説明した後、方法を説明する。
【0016】図示の撚線機1は二度撚り式であってカッ
ドケーブルを製造するためのものであり、撚線機本体2
と、サプライスタンド3とからなっている。サプライス
タンド3は、4個のサプライボビン81を撚り戻し自在
に支持し、4本の素線Wを繰り出し、ガイド82,8
3,84を経て、撚線機本体2の撚り口4に導くもので
ある。撚線機本体2は、撚り口4の中心孔117から供
給される素線Wを、第1撚りローラ118を経て回転す
る弓型のガイド116に導き、第2撚りローラ119を
経て二度撚りされたカッドにし、このカッドをガイド1
16内で静止している巻取装置5に導入する構造になっ
ている。なお、この撚線機本体2の詳細構造は後述す
る。
【0017】前述した撚線機1に設けられる電気特性試
験装置は、撚り口4の前に設けられる導通手段6と、こ
の導通手段6に切換器7を介して接続される静電結合器
8及び導通試験器9と、巻取装置5に設けられるチャッ
ク手段10とからなっている。なお、11はチャック手
段10の駆動手段であり、12は切換器7、静電結合器
8、導通試験器9、駆動手段11などを制御する制御装
置である。
【0018】図2は導通手段6の詳細構造を示す図であ
り、同図(a)は正面図、同図(b)は側面図である。
この導通手段6は各素線W1〜W4の各々に対して設け
られる絶縁カッター15の集合である。そして、同図
(a)のように一つの円周上に等分配設された素線に対
して各絶縁カッター15が位置しており、同図(b)の
ように素線の長手方向に各絶縁カッター15がずらされ
て位置している。
【0019】一つの絶縁カッター15の構造は以下の通
りである。コの字型のブラット16の内側空間に向かっ
て固定刃17が固設されると共にガイド18が固定刃1
7に対して押し込み可能に設けられている。固定刃17
は受け口17aと素線の心線が通る幅のスリット17b
を有している。ガイド18は、固定刃17が入り込むよ
うな溝18aを有する上面解放の箱18bになってお
り、箱18bの側面に受け口17aに対向する受け部1
8cが設けられ、受け部18cには素線Wを引き止める
ピン18dが横にかけわたされている。このガイド18
はシリンダ19で固定刃17に対して進退自在であり、
図示の状態は素線Wがガイド18の受け部18cの中を
非接触で通過する退避状態である。、シリンダ19が伸
長すると、素線Wは受け口17aと受け部18cの三角
形状のコーナで挟まれ、スリット17bに押し込まれ
る。この時、素線の絶縁が破られ、素線の心線と固定刃
17が導通する進出状態になる。しかし、心線自体が切
断されるわけではなく、この絶縁カッター15の作動は
素線Wの走行停止時に限られる。
【0020】すなわち、導通手段6として求められる機
能は、素線走行停止時に、素線毎に絶縁を破る機能と、
心線自体を切ることなく接触導通する機能を有している
ものである。そのために、図2の構造に限られるもので
はなく、心線を切断しない程度の噛み合い隙間を有する
ニッパーを4個それぞれ素線に配置し、ニッパーが別個
に開閉自在とするものであってもよい。
【0021】図3はチャック手段10の詳細構造を示す
図であり、同図(a)は端末を解放する退避位置にある
正面図、同図(b)は端末の各素線をアースさせる進出
位置にある正面図である。図外の巻取ボビン固定用コー
ンプレートに立設された2本のガイド棒21を摺動する
一対のチャックピース22,23が巻取ボビンの鍔から
取り出された巻き始め端末を挟むように配置されてい
る。このチャックピース22,23は巻取ボビンと連れ
回りするものの、角度θだけ相対回転自在なガイドプレ
ート24に設けられたカム溝25,26に係合するピン
27,28を有しており、ガイドプレート24が角度θ
だけ回転することによって、同図(a)のように端末を
解放する退避位置と、同図(b)のように端末を把持し
てアースする進出位置とをとりうる。同図(b)の進出
位置では、チャックピース22,23のぎざぎざ歯27
が噛み合っており、素線の絶縁を破って心線と接触し、
機械部品を通じてアースされる。
【0022】なお、このチャック手段10は巻き始め端
末の固定手段を兼ねており、その構造と作用を図4及び
図5により説明する。端末線取出手段としての線引き出
し具31がボビン30の貫通孔32を通って鍔の内側ま
で伸長し、巻き始め端末を引っ掛ける。線引き出し具3
1が引っ込むと、チャックピース22,23間を通って
引き出される。そして、ローラ48の転接により、ガイ
ドプレート24が角度θだけ回転し、チャックピース2
2,23が閉じる進出位置になって、巻き始め端末を把
持して固定し、巻取に備える。なお、この時に小ピスト
ン42によって駆動ギヤ33、大径コーンプレート3
4、ガイドプレート24が連結され同一の回転体とたな
る。
【0023】空ボビン30は大径コーンプレート34と
小径コーンプレート35で支持される。この大径コーン
プレート34に対してガイドプレート24が回転自在に
支持されて、角度θだけ独立して回転できる。このガイ
ドプレート24には涙型の孔36が設けられ、角度θの
回転で端末と干渉しないようになっている。また、ガイ
ドプレート24にストッパー孔37が開けられ、大径コ
ーンプレート34に二段突出ストッパー38が設けられ
ている。二段突出ストッパー38は、大径コーンプレー
ト24の孔39に嵌入されバネ40aで空ボビン30に
向かって付勢された大ピストン41と、大ピストン41
内でバネ40でガイドプレート24側に付勢された先端
が傾斜した小ピストン42とからなっている。この小ピ
ストン42の先端傾斜部42aが片側傾斜溝を有するス
トッパー孔37に嵌まると、チャックピース22,23
が閉じた状態のまま、ボビン30を支持する大径コーン
プレート34とガイドプレート24が一体となる。
【0024】ボビン30が図示のように大径及び小径コ
ーンプレート34,35間で支持されると、ボビン30
の突起30aが大ピストン41を実線位置まで押して、
小ピストン42の先端42aがガイドプレート24に当
たって押し込まれた状態となる。そして、ガイドプレー
ト24が図示の状態より、角度θだけ時計方向に回転す
ると、チャックピース22,23が閉じ、小ピストン4
2の先端傾斜部42aがストッパー孔37に嵌まる。な
お、小ピストン42は軸の周りには回転せず、軸方向に
のみスライドする。逆に、チャックピース22,23を
開く場合は、ガイドプレート24の外周をローラ48で
転接することにより、ガイドプレート24が反時計方向
に回転し、小ピストン42の先端傾斜部42aがこれに
対応したガイドプレートの傾斜部24aと摺動して、小
ピストン42がストッパー孔37から外れ、ガイドプレ
ート24が角度θだけ回転し、チャックピース22,2
3が開く。
【0025】上述した巻取ボビンの巻き始め端末処理の
作動は図6に示される通りである。空ボビン30の貫通
孔32が真上の所定位置とされ、図4のコーンプレート
34,35が入って図示の状態となる。この時、ガイド
プレート24の孔37と二段突出ストッパー38の先端
傾斜部42aは角度θずれた状態である。そして、図6
(a)のように、線引き出し具31のU字状金具31a
を貫通孔32に通す。つぎに把持装置45,46間で保
持された端末が鍔の内側にあるU字状金具31a内に入
る位置まで縦横スライド移動及び下降する。そして、図
6(b)のように、U字状金具31aに入った端末を貫
通孔32の外へ引き出す。この時、トラバーサ47側の
把持装置45が先ず解放され、端末線が貫通孔32から
引き出された後に把持装置46が解放され、図6(c)
の状態となる。そして、図6(c)のガイドプレート2
4をローラ48で矢印j方向に回転させ、チャック手段
10が端末を把持し、図6(d)の状態となる。この
時、図4のガイドプレート24の孔37に二段突出スト
ッパー38の先端42aが入り、ガイドプレート24は
端末を把持したままコーンプレート34と一緒に回転す
る。
【0026】つぎに、上述した装置による電気特性試験
方法を図1により説明する。空ボビンが撚線機本体2に
セットされ、巻き始め端末が処理された状態では、チャ
ック手段10が閉じた進出位置にあって、端末を固定す
ると共にアースに接続している。この状態のままカッド
の巻取が行われる。そして、巻取ボビン104が満巻に
なると、撚線機が停止し、素線の走行も停止する。この
時、チャック手段10の閉じたままである。
【0027】すると、導通手段6の4つの絶縁カッター
15が退避位置から進出位置となり、素線の絶縁を破っ
て心線に導通する導通状態になる。まず、切換器7が導
通試験器9と4つの絶縁カッター15とを接続する。チ
ャック手段10は閉じたままであり、巻き始め端末の4
本の素線がアースされているため、素線に電気が流れる
かどうかで、4本の素線各々の導通が検査される。
【0028】導通確認後、チャック手段10を図示のよ
うな退避位置にすると、巻き始め端末は解放され、絶縁
状態になる。同時に、切換器7が4つの絶縁カッター1
5を静電結合器8に接続する。通常はカッドの対角同士
で静電結合の測定を行う。そして、静電結合試験の結果
が自動的に記録される。
【0029】上述した導通試験と静電結合試験が自動的
に行われ後に、満巻の巻取ボビンは撚線機本体2から取
り出され、代わりに空ボビンが装着される。装着の際
に、巻き始め端末は図6(d)のようにチャック手段1
0で固定されると共に、素線の絶縁が破られてアースさ
れる。そこで、図1の導通手段6を進出位置にして素線
の絶縁を破る導通状態にし、導通試験器9で導通試験を
行い、チャック手段10で全部の素線がアースされてい
ることを確認する。このチャック手段10のアースを確
認しておくと、満巻となった後の巻取ボビンのカッドの
確実な導通が確認され、巻き始め端末のアース不良に起
因する導通不良をカッド自体の導通不良と間違えること
がない。
【0030】それから、チャック手段10を退避位置に
し、図2(a)のように素線がチャック手段10から解
放される状態にする。この素線は心線はつながってお
り、巻取には支障がなく、撚線機の運転を開始する。こ
のため、巻き始め端末には絶縁が破れた部分を含むこと
になるが、この巻き始め端末は捨てられる部分であり、
問題は生じない。
【0031】つぎに、本発明装置が適用される二度撚り
式撚線機の詳細構造を図1により説明する。この二度撚
式撚線機は、撚線機本体101に駆動軸105,106
を介して揺動自在に支持された矩形状のクレドル102
と、このクレドル102の内側に先端がコーンプレート
となった支持軸103a,103bを介して回転自在に
支持されたボビン104と、前記クレドル102の外周
部に前記支持軸103a,103bと直交する前記駆動
軸105,106を中心として回転自在に配された回転
体107とを備えている。
【0032】前記駆動軸105の一端は、ベルト108
を介して駆動モータ109のプーリ110に接続されて
おり、駆動軸105の他端がギヤ111、クラッチ11
2を介して支持軸103aを回転させるボビン駆動プー
リ113に接続されている。回転体107とボビン10
4とは同じ駆動系であり、ボビン104を一定の回転速
度で回転すると、線材の巻取径が大になるに従ってその
周速が速くなるため、駆動系にパウダークラッチ112
が介在され、ボビン104とその案内ローラ122間の
線材張力を一定に保ちながら一定の線速で巻取ってい
る。
【0033】そして、前記駆動側支持軸103aは、前
記ボビン駆動用プーリ113に連結され、これに対向し
た従動側支持軸103bは、支持体114に内装された
ばねにより内方向に付勢されており、ピン115で支持
体114に固定され、クレドル102に取付けられてい
る。前記回転体107は、対向した一対の弓形のガイド
116を備え、該回転体107の一端に従動軸106に
形成された中心孔117を通って供給される線材をガイ
ド116に案内する第一撚りローラ118が支持され、
回転体107の他端駆動軸105側にガイド116に案
内された線材をボビン104側へ案内する第二撚りロー
ラ119が支持されている。そして、この回転体107
の回転により、第一撚りローラ118で線材に1度目の
撚りがかかり、第二撚りローラ119で2度目の撚りが
かかるようになる。
【0034】また、クレドル102の内側に巻取装置5
が設けられ、この巻取装置5は二度撚りされた線材を一
旦巻取る一対の引取車120と該引取車120に巻取ら
れた線材をボビン104に案内するトラバーサとしての
案内ローラ122などとから成っている。前記引取車1
20は、前記ギヤ111に連結され、一定速度で回転駆
動される。そして、前記案内ローラ122は、トラバー
ス機構121によりボビン104の軸方向に往復動自在
とされる。このトラバース機構121は、クレドル10
2間に支持軸103a,103bと平行に差渡されたト
ラバース軸121aにより案内ローラ122を支持する
支持台121bを支持軸103a,103bの軸方向へ
往復移動案内する。
【0035】
【発明の効果】本発明の電気特性試験方法及び電気特性
試験装置は、撚り口前の素線を導通状態にして電気特性
試験器に接続する構成であり、撚線機にセットされた巻
取ボビンが満巻で停止した状態のままで自動的に電気特
性試験を行うことができるという効果を奏する。また、
チャック手段は元々存在するもの改造するだけでよく、
導通手段は撚り口前に設置するだけでよいので、簡単の
機器構成で自動的な電気特性試験を行うことができると
いう効果を奏する。さらに、特願平4−34565号
(巻取ボビン自動交換装置)に本発明を付加することに
より無人連続操業ができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の全体図である。
【図2】導通手段を示す図である。
【図3】チャック手段の構造と作動を示す図である。
【図4】巻き始め端末処理手段を示す図である。
【図5】巻き始め端末処理手段の要部断面図である。
【図6】巻き始め端末処理手段の作動図である。
【図7】従来の静電結合試験方法を示す図である。
【図8】従来の導通試験方法を示す図である。
【符号の説明】
1 撚線機 2 撚線機本体 3 サプライスタンド 4 撚り口 5 巻取装置 6 導通手段 7 切換器 8 静電結合試験器 9 導通試験器 10 チャック手段 15 絶縁カッター 22,23 チャックピース
フロントページの続き (72)発明者 岩切 利秀 大阪府東大阪市岩田町2丁目3番1号 タ ツタ電線株式会社内 (72)発明者 浦本 伸夫 大阪府東大阪市岩田町2丁目3番1号 タ ツタ電線株式会社内 (72)発明者 腰高 嘉生 大阪府貝塚市新井1番地 宮崎鉄工株式会 社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撚り口から供給される複数の素線を撚り
    合わせて巻取ボビンに巻き取る撚線機で製造されたカッ
    ドなどの電気特性を撚線機を停止させた後に試験する方
    法であって、前記撚り口の素線の絶縁を破って電気特性
    試験器に導通させ、巻取ボビンが撚線機内にある状態の
    まま電気特性を試験することを特徴とする撚線機で製造
    されたカッドなどの電気特性試験方法。
  2. 【請求項2】 撚り口から供給される複数の素線を撚り
    合わせて巻取ボビンに巻き取る撚線機で製造されたカッ
    ドなどの導通試験を撚線機を停止させた後に行う方法で
    あって、前記巻取ボビンにおける巻き始め端末をアース
    された状態で把持し、前記撚り口の素線の絶縁を破って
    導通試験器に導通させ、巻取ボビンが撚線機内にある状
    態のまま導通試験をすることを特徴とする撚線機で製造
    されたカッドなどの電気特性試験方法。
  3. 【請求項3】 前記巻取ボビンの巻始めに、前記撚り口
    の素線の絶縁を破って導通試験器に導通させ、前記巻き
    始め端末のアースを確認する請求項2記載の撚線機で製
    造されたカッドなどの電気特性試験方法。
  4. 【請求項4】 撚り口から供給される複数の素線を撚り
    合わせて巻取ボビンに巻き取る撚線機で製造されたカッ
    ドなどの静電結合試験を撚線機を停止させた後に行う方
    法であって、前記巻取ボビンにおける巻き始め端末を解
    放して絶縁状態にし、前記撚り口の素線の絶縁を破って
    静電結合試験器に導通させ、巻取ボビンが撚線機内にあ
    る状態のまま静電結合試験をすることを特徴とする撚線
    機で製造されたカッドなどの電気特性試験方法。
  5. 【請求項5】 撚り口から供給される複数の素線を撚り
    合わせて巻取ボビンに巻き取る撚線機で製造されたカッ
    ドなどの導通試験及び静電結合試験を撚線機を停止させ
    た後に行う方法であって、前記巻取ボビンにおける巻き
    始め端末をアースされた状態で把持し、前記撚り口の素
    線の絶縁を破って導通試験器に導通させ、巻取ボビンが
    撚線機内にある状態のまま導通試験をし、その後、前記
    巻取ボビンにおける巻き始め端末を解放して絶縁状態に
    し、前記撚り口の素線を静電結合試験器に導通させ、巻
    取ボビンが撚線機内にある状態のまま静電結合試験をす
    ることを特徴とする撚線機で製造されたカッドなどの電
    気特性試験方法。
  6. 【請求項6】 撚り口から供給される複数の素線を撚り
    合わせて巻取ボビンに巻き取る撚線機に備えられるカッ
    ドなどの電気特性試験装置であって、 前記撚り口前に設けられ各素線に対する導通手段と、前
    記巻取ボビンの巻き始め端末に対して設けられたチャッ
    ク手段と、前記導通手段に接続される静電結合器及び導
    通試験器とからなり、 前記導通手段は、撚線機が停止すると、退避位置から素
    線の絶縁をカットして導体と接触する進出位置となるも
    のであり、 前記チャック手段は、撚線機が停止した後に、素線の絶
    縁をカットして導体と接触してアースする進出位置から
    素線を解放して絶縁する退避位置となるものであり、 前記導通手段が進出位置にあり、前記チャック手段が進
    出位置にあると、前記導通手段が前記導通試験器に接続
    されるか、または、前記導通手段が進出位置にあり、前
    記チャック手段が退避位置にあると、前記導通手段が前
    記静電容量器に接続されるようにした撚線機で製造され
    たカッドなどの電気特性試験装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113808793A (zh) * 2021-09-16 2021-12-17 重庆泰山电缆有限公司 一种导体绞制使用的断线报警装置

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