JPH08312749A - トルクコンバータ - Google Patents

トルクコンバータ

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JPH08312749A
JPH08312749A JP7119963A JP11996395A JPH08312749A JP H08312749 A JPH08312749 A JP H08312749A JP 7119963 A JP7119963 A JP 7119963A JP 11996395 A JP11996395 A JP 11996395A JP H08312749 A JPH08312749 A JP H08312749A
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JP
Japan
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turbine
torque converter
lockup
lock
rotation
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JP7119963A
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English (en)
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Jiro Kumada
治郎 熊田
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • F16H45/00Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches 
    • F16H45/02Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches  with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H45/00Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches 
    • F16H45/02Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches  with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F16H2045/0221Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches  with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type with damping means
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • F16H45/02Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches  with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type
    • F16H2045/0273Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches  with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type characterised by the type of the friction surface of the lock-up clutch
    • F16H2045/0278Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches  with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type characterised by the type of the friction surface of the lock-up clutch comprising only two co-acting friction surfaces

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロックアップ機構を有するトルクコンバータ
に特有の不具合を、ロックアップ部材とタービンとを一
体化することにより改善する。 【構成】 タービン102 をロックアップピストン105 に
固定し、タービン102 およびロックアップ部材の回転外
周部を連結させて一体化することにより、トルクコンバ
ータ内部の回転に起因する不均衡な圧力差を低減し、ロ
ックアップピストンの作動性およびロックアップ引きず
りの問題を解決する一方、タービン変形問題も低減し
た。またトルクコンバータの部品点数を削減し、スペー
ス効率を向上した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車などに使用され
るロックアップ機構を有するトルクコンバータに係わ
り、特にロックアップ部材とタービンを一体化構造とし
て性能改善を図った技術に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的なロックアップ機構を有するトル
クコンバータの構造を図3に示す。このトルクコンバー
タにおいては、インペラ301、タービン302、ステ
ータ303で構成される3要素が対称的に配列されてい
る。インペラ301はエンジンの回転と同調して回転
し、タービン302は歯車変速機のインプットシャフト
304と結合されている。ここで、速度比e(タービン
回転速度/インペラ回転速度)は、例えば惰性運転など
のコースト時においてはe>1で、ロックアップ時はe
=1、ドライブ時はe=0.8 〜1.0 程度、発進時などの
ストール時はe<0.3 程度である。
【0003】タービン302の支持方法としては、ター
ビン302のロックアップピストン305側の軸直角面
307と、タービンハブ306のタービン302側の軸
直角面308が軸方向に重合され、締結部材310によ
りタービン302の回転方向および軸方向に固定されて
おり、また同様にトーションダンパ309も、タービン
ハブ306に固定されている。
【0004】ロックアップピストン305は回転外周側
が前記トーションダンパ309と係合して回転方向の動
きを拘束されつつ中心軸側の円筒面311が前記タービ
ンハブ306の軸部に嵌合して軸方向摺動可能に配設さ
れている。タービンハブ306はインプットシャフト3
04とスプラインにより嵌め合わされてタービンの回転
を歯車変速機に伝達している。
【0005】このようなトルクコンバータにおいて、ロ
ックアップ機構を作動させるには、まず、ロックアップ
ピストン305とタービン302とで囲まれたアプライ
室314に油を供給し、アプライ室314の圧力(アプ
ライ圧)を、その図において左方のロックアップピスト
ン305とトルクコンバータカバー312とで囲まれた
リリース室313の圧力(リリース圧)より高める。す
ると、ロックアップピストン305が図で左方に移動
し、ロックアップピストン305の摩擦部316がトル
クコンバータカバー312に圧着するためロックアップ
機構が作動する。
【0006】また、ロックアップ機構を解除するには、
油を供給する油路をアプライ室からリリース室に切換え
てリリース圧をアプライ圧より高める。これにより、ロ
ックアップピストン305がトルクコンバータカバー3
12から引き戻されるので、ロックアップ機構を解除す
ることができる。これらの油路の切換は、電子制御装置
からの電気信号を油圧制御装置に送ることにより制御
し、オイルポンプにより油を油路に供給する。
【0007】このようなロックアップ機構を作動・解除
することにより、動力の伝達方法を変化させることがで
きる。即ち、ロックアップピストン305がトルクコン
バータカバー312に締結されると、エンジン出力であ
る入力側と歯車変速機への出力である出力側とが直接的
に伝達される。一方、ロックアップピストン305はト
ルクコンバータカバー312との締結が開放されると、
入力側と出力側とがインペラ301とタービン302と
の動力伝達を介して動力が伝達されるようになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
トルクコンバータにおいては以下に示す問題点がある。 (1)ロックアップピストンの作動性の問題 リリース室313内の油の回転速度はリリース室313
を囲むトルクコンバータカバー312がエンジン回転速
度で回転し、ロックアップピストン305はタービン3
02と同一速度で回転するのでエンジン回転速度をNe、
タービンの回転速度をNtとすると、両方の平均速度(Ne+
Nt)/2 と仮定できる。一方、アプライ室314内の油の
回転速度はNtと仮定できる。
【0009】ここで、トルクコンバータの速度比eが1
を超えるコースト状態等の場合には、Ne<Ntのため、ア
プライ室314内の油の速度Ntがリリース室313内の
油の速度(Ne+Nt)/2 より大きくなり、ベルヌーイの定理
によりリリース圧がアプライ圧より高くなるので、ロッ
クアップピストン305はトルクコンバータカバー31
2から離れ、タービン302側に移動する。この状態か
らロックアップをするためには、前記油圧制御装置によ
ってアプライ圧を上昇させればよいが、ロックアップピ
ストン305とトルクコンバータカバー312との距離
が既に離れているため、両室間の連通度合いが大きく、
ロックアップピストン305を移動させるには連通度合
いが小さい状態よりリリース圧とアプライ圧との差圧が
発生しにくく、そのため大きな流量が必要になる。
【0010】そして、アプライ圧を高めてロックアップ
ピストン305をトルクコンバータカバー312側に移
動させると、トルクコンバータカバー312と摩擦部3
16との間のオリフィス効果によりアプライ室314と
リリース室313との連通度合が減少し、絞り効果が増
大する。そのためアプライ室314とリリース室313
との差圧が増大するというように、一旦ロックアップピ
ストン305が動き始めると圧力差がさらに拡大すると
いう発散系の作用をするので、加速度的にロックアップ
ピストン305がトルクコンバータカバー312側に移
動するようになる。
【0011】従って、ロックアップ時の締結ショックが
起きやすく、且つロックアップピストンの移動の制御が
困難となる。 (2)ロックアップ引きずりの問題 リリース圧をアプライ圧より高めてロックアップ機構を
解除した状態で、加速等によって速度比eが大きく低下
(0.3 以下程度まで低下)すると、エンジン回転速度Ne
がタービン回転速度Ntを大きく上回り、リリース室31
3の負圧が増大する結果、アプライ圧がリリース圧を上
回って、ロックアップピストン305はトルクコンバー
タカバー312側に押し付けられる。
【0012】その結果、摩擦部316がトルクコンバー
タカバー312に接触する引きずりを起こし、摩擦部3
16の摩耗を起こす場合がある。 (3)タービンの変形問題 ストール発進時等における速度比eが小さく、入力トル
クが大きいときには、トルクコンバータ内部の油の循環
流量Qt が大きく、且つ流速が速いため、タービン内部
において圧力低下が生じる(a) 。一方、アプライ室31
4内の圧力は、タービン302およびロックアップピス
トン305の回転が停止に近い状態であるため油は殆ど
流れない。したがって、回転差による速度差によっても
タービン内部315の圧力がアプライ室314の圧力と
比較して大きく低下する(b) 。
【0013】これら(a),(b) によるタービン内部の圧力
低下のため、タービン302は油の圧力によるインペラ
301側からの力Pt および、アプライ室314側から
の力Pd のバランスが崩れ、Pt がPd に比較して相当
大きくなる。その結果、タービンは外側から内側に倒れ
るように変形する。この変形が大きい場合には、タービ
ン302とインペラ301の隙間Tが小さくなり、つい
には接触しタービン302およびインペラ301が摩耗
する。
【0014】また、このようなトルクコンバータにおい
ては、小型・軽量化,低コスト化のために、できるだけ
部品点数を削減しスペース効率を向上させたい要望があ
る。そこで、本発明はこのような従来の問題点に着目し
てなされたもので、ロックアップ部材とタービンを一体
化することにより、上記(1)〜(3)の問題を解決
し、またトルクコンバータの部品点数を低減すると共
に、スペース効率を向上させることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、入力側のインペラと、インペラに流体を介して動力
伝達するタービンと、出力軸に対して軸方向摺動自由に
一体回転し、インペラ側部材と接離自由に対向するロッ
クアップ部材と、を含んで構成されるトルクコンバータ
において、前記ロックアップ部材はタービンに固定され
るようにした。
【0016】請求項2に記載の発明は、前記ロックアッ
プ部材は、回転外周部がタービンの回転外周側に固定さ
れ、回転内周部が前記出力軸の継手部に軸方向摺動自由
に嵌合されているロックアップピストンと、前記ロック
アップ部材の回転外周部に配設され前記インペラ側部材
と接触可能な一端面を有する接触部支持部材と、前記タ
ービンと前記継手部との間に配設される緩衝部材と、を
含んで構成するようにした。
【0017】請求項3に記載の発明は、前記緩衝部材
は、回転外周側を前記ロックアップピストン側に固定す
る一方、前記緩衝部材の径方向断面中央部で、前記継手
部に形成されたフランジ先端部の円筒面を軸方向摺動可
能に係合するようにした。請求項4に記載の発明は、前
記緩衝部材は、回転外周側を前記接触部支持部材側に固
定する一方、回転内周側を前記継手部の端部に、回転方
向に固定し軸方向に摺動可能に嵌合するようにした。
【0018】
【作用】請求項1に記載の発明は、タービンをロックア
ップ部材に固定して、タービンとロックアップ部材を一
体構造とすることにより、ロックアップピストンとター
ビンとの間の圧力に起因して、勝手にロックアップ部材
やタービンが軸方向へ移動することを防止できる。
【0019】また、一体化されたタービンとロックアッ
プ部材における軸方向両端部は、それぞれインペラ側部
材に対する相対速度が等しいため前記軸方向両端部の圧
力はほぼ等しくなる。そのため、一体化されたタービン
とロックアップ部材は、前記軸方向両端部の圧力が等し
くなった位置でバランスし、軸方向に静止することがで
きる。
【0020】その結果、速度比が1を超える場合にロッ
クアップピストンがトルクコンバータカバーから必要以
上に離れることを防止でき、また速度比が小さい場合に
ロックアップピストンがトルクコンバータカバーに必要
以上に接近して引きずりを生じることを防止したり、タ
ービンがインペラ側に倒れることを軽減することができ
る。
【0021】請求項2に記載の発明は、前記ロックアッ
プ部材はロックアップピストンにタービンを直接固定す
るため、前記ロックアップ部材をコンパクトにすること
ができ、スペース効率を向上させることができる。請求
項3に記載の発明は、前記緩衝部材の回転外周側を前記
ロックアップピストンに固定し、前記緩衝部材の径方向
断面における中央部を、前記軸継手のフランジ先端部と
係合させることにより、前記緩衝部材を軸方向摺動自由
に支持することができる。
【0022】請求項4に記載の発明は、前記緩衝部材の
回転外周側を前記接触部支持部材側に固定し、回転内周
側を前記軸継手の端部に係合することにより、前記緩衝
部材を回転方向に固定し、軸方向に摺動自由に支持する
ことができる。
【0023】
【実施例】以下に本発明の具体的な実施例について図1
および図2を基にして説明する。まず、第1の実施例に
ついて図1を用いて説明する。インペラ101およびス
テータ103は図3に示した従来例と同じ構造である
が、タービン102はロックアップピストン105と一
体化構造となっており、ロックアップピストン105や
タービン102が独立して軸方向に移動することはなく
なる。
【0024】タービン102はロックアップピストン1
05の回転外周部のインペラ101側に固定され、ロッ
クアップピストン105は、回転内周部の円筒面113
がタービンハブ106の軸部に嵌合して、タービンハブ
106に対して回転方向に固定され軸方向に摺動可能に
支持されている。また、タービンハブ106に形成され
たフランジ先端部の円筒部107は、トーションダンパ
108と軸方向移動可能に係合されている。このトーシ
ョンダンパ108は、締結部材109により回転方向の
動きを拘束されつつロックアップピストン105に固定
され、ロックアップ時のエンジンのトルク変動を吸収し
ている。
【0025】さらに、ロックアップピストン105の回
転外周部のトルクコンバータカバー110側の面で、そ
の反対面がタービン102の回転外周部の縁部が固定さ
れている位置に台座111の一端部が固定され、また台
座111の他端部が、締結部材109側に固定されてい
る。そして、この台座111のトルクコンバータカバー
110側に対面する面上に摩擦部112が、トルクコン
バータカバー110に面接触可能に配設されている。
【0026】このように、台座111とタービン102
の回転外周部をロックアップピストン105回転外周部
に固定することにより、ロックアップ部材とタービン1
02とを一体形成する。この一体形成されたロックアッ
プ部材とタービン102は、インペラ101側とトルク
コンバータカバー110側との圧力差に応じて、ロック
アップピストン105の円筒面113およびタービンハ
ブ106のフランジ先端部の円筒面107における軸方
向の摺動により、タービンハブ106に対して回転方向
に固定され軸方向に移動可能に支持されている。
【0027】このようなトルクコンバータのロックアッ
プ機構を作動させるには、油圧制御装置により油をター
ビン内部114に供給されるように油路の切換え制御を
して、タービン内部114の圧力をリリース室115の
圧力より高めることにより、ロックアップピストン10
5を図で左方に移動させ、摩擦部112をトルクコンバ
ータカバー110に圧着させる。これにより、エンジン
の回転と同調するトルクコンバータカバー110の回転
を、インペラ101とタービン102による動力伝達を
介さずにインプットシャフト104へ直接的に伝達する
ことができる。
【0028】また、ロックアップ機構を解除するには、
油路を切換えて油をリリース室115に供給し、タービ
ン内部114の圧力をリリース室115の圧力より低下
させ、ロックアップピストン105をトルクコンバータ
カバー110から引き戻すことにより、摩擦部112が
トルクコンバータカバー110から離れ、ロックアップ
機構を解除することができる。
【0029】ここにおいて、ロックアップ部材とタービ
ン102を一体構造とし、回転外周部を台座111とロ
ックアップピストン105により連結したため、台座1
11の摩擦部112側とトルクコンバータカバー110
との間の流体の速度、およびタービン102の回転外周
部のインペラ101側の流体の速度はほぼ等しくなると
考えられる。従って、タービン内部114とリリース室
115における流体の圧力もほぼ等しくなり、一体化さ
れたロックアップ機構とタービン102は軸方向両端側
の圧力が等しくなる位置でバランスして静止する。
【0030】このため、速度比が1以上に大きい場合に
ロックアップピストン105側に設けられた摩擦部11
2とトルクコンバータカバー110との間隔が必要以上
に広がることが防止され、速度比が小さい場合に上記間
隔が狭まり摩擦部112とトルクコンバータカバー11
0とが接触するような引きずりの発生が防止される。ま
た、従来例に見られるアプライ圧に対するタービン内部
の圧力低下(a) 、およびトルクコンバータ内の油の循環
により生じるタービン内部の圧力低下(b) に起因するタ
ービン変形は、この場合においては(a) による圧力低下
分が無くなるため、タービン102のインペラ側への接
近を低減して接触磨耗を防止できる。
【0031】さらに、トルクコンバータ内の予測困難な
油の流れを低減することができるので、圧力制御をより
簡単に行なうことができる。また、従来例と比較してロ
ックアップピストン105をタービン102側に配設す
ることができるので、トルクコンバータ自体のスペース
効率が向上し、トルクコンバータの構造が簡略化され
る。そのため、トルクコンバータの部品点数等を削減す
ることができ、軽量化や製造コストを低減する効果を得
ることができる。
【0032】次に、本発明の第2の実施例を図2を用い
て説明する。第2の実施例におけるインペラ201およ
びステータ203は図3に示す従来例と同じ構造であ
り、タービン202とロックアップピストン205は第
1の実施例と同様に一体構造としているが、ロックアッ
プピストン205がロックアップダンパ211よりター
ビン202側に配設された構造になっている。
【0033】まず、第2の実施例のトルクコンバータに
おける構成を説明する。タービン202はロックアップ
ピストン205のインペラ201側に固定され、ロック
アップピストン205の回転内周部の円筒面207はタ
ービンハブ206に嵌合して、ロックアップピストン2
05が回転方向には固定され軸方向に摺動可能に配設さ
れている。
【0034】また、ロックアップピストン205の回転
外周部のトルクコンバータカバー208側の面には台座
210の一端部が固定され、この台座210の他端部は
トーションダンパ211側に固定されている。さらに、
この台座210のトルクコンバータカバー208に対面
する面には、トルクコンバータカバー208と接触する
摩擦部209が設けられている。
【0035】トーションダンバ211は、回転内周側を
トーションダンバ支持部材213により支持され、回転
外周側を台座210側に締結部材212により回転方向
の動きを拘束しつつ回転の径方向に摺動自由に支持され
ている。そして、タービンハブ206軸部のトルクコン
バータカバー208側に、前記トーションダンパを支持
したトーションダンパ支持部材213が、セレーション
によりタービンハブ206に対して回転方向に固定され
軸方向に摺動可能に嵌合されている。
【0036】次に、第2の実施例におけるトルクコンバ
ータの作用を説明する。まず、ロックアップ機構を作動
させるには第1の実施例と同様に、油圧制御装置により
油をタービン内部214に供給することにより、タービ
ン内部214の圧力をリリース室215の圧力より高
め、ロックアップピストン205を図で左方に移動させ
る。そして、ロックアップピストン205に固定されて
いる台座210上の摩擦部209をトルクコンバータカ
バー208に圧着させ固定させる。これにより、エンジ
ンの回転と同調するトルクコンバータカバー208の回
転を、インペラ201とタービン202とによる動力伝
達を介さず直接的にインプットシャフト204に伝達す
ることができる。
【0037】また、ロックアップ機構を解除するには、
油圧制御装置によりリリース室215に油を供給するこ
とにより、タービン内部214の圧力をリリース室21
5の圧力より高めて、ロックアップピストン105をト
ルクコンバータカバー110から引き戻す。これによ
り、摩擦部112がトルクコンバータカバー110から
離れ、ロックアップ機構を解除することができる。
【0038】ここにおいて、第1の実施例と同様にロッ
クアップ部材とタービン202を一体構造としたため、
トルクコンバータカバー208側の油の速度とインペラ
201側の油の速度はほぼ等しくなるので、双方の圧力
もほぼ等しいと考えられる。その結果、一体化されたロ
ックアップ部材とタービン202は、双方の圧力が等し
くなる位置で軸方向にバランスして静止する。
【0039】このため、第2の実施例においても、第1
の実施例と同様に速度比が1以上に大きい場合のロック
アップピストン作動性の問題、および速度比が小さい場
合のロックアップ引きずりの問題が解決され、さらに、
タービンの変形問題についてもこれを軽減する効果が得
られ、圧力制御が容易になる。また、このような構成と
することにより、ロックアップ機構とタービン202を
タービンハブ206により簡単に支持させることがで
き、以て、部品点数が削減され軽量化や製造コストを低
減する効果が得られる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載の発
明によれば、ロックアップ部材とタービンとを一体化す
ることにより、速度比が1を超える場合のロックアップ
時の締結ショックが緩和され、ロックアップピストン作
動性の問題が解決される。また速度比が小さい場合のロ
ックアップ引きずりの問題が解決され、タービンの変形
問題も軽減することができる。さらに、トルクコンバー
タの作動状態に対するトルクコンバータ内部の予測不可
能な流れが低減されるため、ロックアップピストン移動
の制御を容易にすることができる。
【0041】請求項2に記載の発明によれば、ロックア
ップ部材が簡略化されるためスペース効率が向上し、ト
ルクコンバータ本体をコンパクト化することができる。
その結果、トルクコンバータの軽量化、部品点数の削
減、および製造コストを低減する効果をより向上させる
ことができる。請求項3に記載の発明によれば、緩衝部
材の回転外周側をロックアップピストンに固定し、緩衝
部材の径方向断面における中央部を、継手部におけるフ
ランジ先端部と軸方向摺動自由に係合させることによ
り、ロックアップ部材をより安定して支持することがで
き、ロックアップ部材と継手部との接続部をより簡略化
することができ、部品点数を削減することができる。
【0042】請求項4に記載の発明によれば、緩衝部材
の回転外周側を接触部支持部材側に固定し、内周側を継
手部の端部に軸方向摺動自由に嵌合することにより、ロ
ックアップ部材とタービンとをより簡単に支持すること
ができ、ロックアップ部材および継手部の簡略化が図ら
れ、部品点数をより削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 タービンとロックアップ部材を一体化した第
1の実施例におけるトルクコンバータの構成図
【図2】 タービンとロックアップ部材を一体化した第
2の実施例におけるトルクコンバータの構成図
【図3】 ロックアップ機構を有するトルクコンバータ
の従来例を示す構成図。
【符号の説明】
101 インペラ 102 タービン 104 インプットシャフト 105 ロックアップピストン 106 タービンハブ 108 トーションダンパ 110 トルクコンバータカバー 111 台座 112 摩擦部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力側のインペラと、 インペラに流体を介して動力伝達するタービンと、 出力軸に対して軸方向摺動自由に一体回転し、インペラ
    側部材と接離自由に対向するロックアップ部材と、を含
    んで構成されるトルクコンバータにおいて、 前記ロックアップ部材はタービンに固定されたことを特
    徴とするトルクコンバータ。
  2. 【請求項2】前記ロックアップ部材は、回転外周部がタ
    ービンの回転外周側に固定され、回転内周部が前記出力
    軸の継手部に軸方向摺動自由に嵌合されているロックア
    ップピストンと、 前記ロックアップ部材の回転外周部に配設され前記イン
    ペラ側部材と接触可能な一端面を有する接触部支持部材
    と、 前記タービンと前記継手部との間に配設される緩衝部材
    と、を含んで構成したことを特徴とする請求項1に記載
    のトルクコンバータ。
  3. 【請求項3】前記緩衝部材は、回転外周側を前記ロック
    アップピストン側に固定する一方、前記緩衝部材の径方
    向断面中央部で、前記継手部に形成されたフランジ先端
    部の円筒面を軸方向摺動可能に係合したことを特徴とす
    る請求項2に記載のトルクコンバータ。
  4. 【請求項4】前記緩衝部材は、回転外周側を前記接触部
    支持部材側に固定する一方、回転内周側を前記継手部の
    端部に、回転方向に固定し軸方向に摺動可能に嵌合した
    ことを特徴とする請求項2に記載のトルクコンバータ。
JP7119963A 1995-05-18 1995-05-18 トルクコンバータ Pending JPH08312749A (ja)

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