JPH08312790A - メカニカルシール - Google Patents

メカニカルシール

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Publication number
JPH08312790A
JPH08312790A JP11810895A JP11810895A JPH08312790A JP H08312790 A JPH08312790 A JP H08312790A JP 11810895 A JP11810895 A JP 11810895A JP 11810895 A JP11810895 A JP 11810895A JP H08312790 A JPH08312790 A JP H08312790A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ring
casing
face
fixed
peripheral surface
Prior art date
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Pending
Application number
JP11810895A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiro Abe
勝寛 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Shibaura Machinery Corp
Original Assignee
IHI Shibaura Machinery Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by IHI Shibaura Machinery Corp filed Critical IHI Shibaura Machinery Corp
Priority to JP11810895A priority Critical patent/JPH08312790A/ja
Publication of JPH08312790A publication Critical patent/JPH08312790A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ケーシング外への潤滑油の漏れ出し量を低減
させることができ、かつ、固定リングと回転リングとの
間の摺動端面における焼付きやブリスタの発生を防止す
ることができるメカニカルシールを提供する。 【構成】 ケーシング1に固定されて回転軸2が挿通さ
れると共にこの回転軸2の外周面が回転自在に摺接され
る固定リング8と、ケーシング1内に位置して回転軸2
の外周面に固定された回転リング9とを有し、回転リン
グ9の一方の端面9aを固定リング8の一方の端面8a
に摺動自在に押圧させたメカニカルシールにおいて、摺
動自在に押圧された回転リング9の端面9aと固定リン
グ8の端面8aとのいずれか一方に略同心円上に位置す
る複数の溝10を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ケーシングを貫通する
回転軸を有する装置において、そのケーシング内の潤滑
油がケーシング外に漏れ出すことを防止するメカニカル
シールに関する。
【0002】
【従来の技術】従来例のメカニカルシールの構造を図3
に基づいて説明する。まず、ケーシング1を貫通する回
転軸2が設けられている。このケーシング1にはシート
リング3の外周面側が嵌合固定され、回転軸2がこのシ
ートリング3に挿通されると共に回転軸2の外周面がシ
ートリング3の内周面に回転自在に摺接されている。な
お、シートリング3の外周面とケーシング1との間には
Oリング4が介装されている。
【0003】つぎに、前記回転軸2の外周面における前
記ケーシング1内に位置する部分にはカーボンリング5
が嵌合固定され、カーボンリング5の内周面と回転軸2
の外周面との間にはOリング6が介装されている。さら
に、前記回転軸2の外周部には、前記カーボンリング5
の一方の端面5aを前記シートリング3の一方の端面3
aに押圧させるようにカーボンリング5を付勢するスプ
リング7が配置されている。
【0004】ここで、回転軸2はカーボンリング5と一
体に回転すると共に回転軸2の外周面がシートリング3
の内周面に回転自在に摺接し、及び、スプリング7の付
勢力によってカーボンリング5の端面5aとシートリン
グ3の端面3aとが摺動自在に押圧されている。これに
より、ケーシング1内の潤滑油が端面3a,5a同士の
間、及び、回転軸2の外周面とシートリング3の内周面
との間を通過してケーシング1外に漏れ出すことを防止
している。
【0005】ケーシング1外への潤滑油の漏れ出しを効
果的に防止するためには、端面3a,5a間の押圧力を
強くして端面3a,5a間の隙間を小さくする必要があ
る。しかし、端面3a,5a間の押圧力が強過ぎるため
に端面3a,5a間の隙間が狭くなり過ぎると、端面3
a,5a間における潤滑油の油膜が切れてしまい、端面
3a,5a間で焼付きが発生し易くなる。一方、端面3
a,5a間の押圧力が弱過ぎるために端面3a,5a間
の隙間が広くなり過ぎると、潤滑油がこの隙間を通過し
易くなるためにケーシング1外へ漏れ出す潤滑油の量が
多くなる。従って、端面3a,5a間の隙間が最適値と
なるようにスプリング7の付勢力を調節する必要があ
る。
【0006】また、端面3a,5a同士を押圧させるシ
ートリング3とカーボンリング5とは、同一材料で形成
すると焼付きを生じ易くなるため、シートリング3をス
テンレス材で形成し、カーボンリング5をカーボン材で
形成している。さらに、端面3a,5a間のシール効果
を高めるために、端面3a,5aをそれぞれ鏡面仕上げ
している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、スクリューコ
ンプレッサ等のようにケーシング1内の圧力が変動する
装置においては、変動するケーシング1内の圧力も端面
3a,5a間の隙間に影響を与える。即ち、変動するケ
ーシング1内の圧力は、スプリング7の付勢力と共にカ
ーボンリング5の端面5aをシートリング3の端面3a
に押圧させる力として作用する。このため、ケーシング
1内の圧力が最大となった時にも端面3a,5a間の圧
力が強過ぎる状態とならないようにスプリング7の付勢
力を弱くしている。従って、端面3a,5a間の隙間が
最適値よりも広くなる傾向となり、ケーシング1外への
潤滑油の漏れ出し量が多くなっている。
【0008】また、シール効果を高めるために端面3
a,5aを鏡面仕上げした場合には、ケーシング1内の
圧力増大や潤滑油の粘度上昇によって端面3a,5a間
の油膜の粘性抵抗が大幅に増大し、カーボンリング5の
端面5aの表面に火ぶくれ状に盛り上がるブリスタが発
生する場合がある。このようなブリスタが発生すると、
端面3a,5a間の隙間が大きくなって潤滑油が漏れ出
し易くなり、また、このブリスタが破壊されたときに潤
滑油の漏れ出し量が急激に増大する。そして、このよう
なブリスタの発生、破壊の繰返しによってメカニカルシ
ールとしての寿命が大幅に低下する。このため、ブリス
タが発生しにくいカーボンリング5の材料の研究が進め
られている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、ケーシングに
固定されて回転軸が挿通されると共にこの回転軸の外周
面が回転自在に摺接される固定リングと、前記ケーシン
グ内に位置して前記回転軸の外周面に固定された回転リ
ングとを有し、前記回転リングの一方の端面を前記固定
リングの一方の端面に摺動自在に押圧させたメカニカル
シールにおいて、摺動自在に押圧された前記回転リング
の端面と前記固定リングの端面とのいずれか一方に略同
心円上に位置する複数の溝を形成した。
【0010】
【作用】本発明では、回転リングの端面と固定リングの
端面との一方に形成した溝内には潤滑油が入り込んでい
るため、回転リングの端面を固定リングの端面に押圧さ
せる押圧力を大きい値に設定しても、これらの端面間で
は潤滑油の油膜切れが起こらず、潤滑油の油膜切れによ
る焼付きの発生が防止される。また、端面に溝を形成し
たことにより、端面間の油膜の粘性抵抗が大幅に増大す
るということが起こらず、端面間の油膜の粘性抵抗が大
幅に増大することによるブリスタの発生が防止される。
また、端面間の押圧力を大きい値に設定できることによ
り、潤滑油の漏れ出し量が減少する。さらに、溝を端面
の略同心円上に形成しているため、この溝内に入り込ん
だ潤滑油はラビリンス効果によって軸心方向への移動が
抑えられ、潤滑油の漏れ出しがより一層低減される。
【0011】
【実施例】本発明の一実施例を図1及び図2に基づいて
説明する。なお、図3において説明した部分と同一部分
は同一符号で示し、説明も省略する。回転軸2が貫通さ
れるケーシング1には固定リングであるシートリング8
の外周面側が嵌合固定され、回転軸2はこのシートリン
グ8に挿通されると共に回転軸2の外周面がシートリン
グ8の内周面に回転自在に摺接されている。なお、シー
トリング8の外周面とケーシング1との間にはOリング
4が介装されている。また、シートリング8はステンレ
ス材で形成されている。
【0012】つぎに、前記回転軸2の外周面における前
記ケーシング1内に位置する部分には、カーボン材で形
成した回転リングであるカーボンリング9が嵌合固定さ
れ、カーボンリング9の内周面と回転軸2の外周面との
間にはOリング6が介装されている。さらに、前記回転
軸2の外周部には、前記カーボンリング9の一方の端面
9aを前記シートリング8の一方の端面8aに押圧させ
るようにカーボンリング9を付勢するスプリング7が配
置されている。さらに、前記シートリング8の端面に
は、同心円上に位置する複数のリング状の溝10が形成
されている。
【0013】このような構成において、回転軸2の回転
駆動時には、カーボンリング9が回転軸2と一体に回転
すると共に回転軸2の外周面がシートリング8の内周面
に回転自在に摺接する。さらに、スプリング7の付勢力
によってカーボンリング9の端面9aがシートリング8
の端面8aに押圧され、これらの端面8a,9a同士は
摺動自在に押圧されている。
【0014】ここで、シートリング8の端面8aには複
数のリング状の溝10が形成されているため、ケーシン
グ1内の潤滑油はこれらの溝10内に入り込んだ状態と
なっている。従って、端面8a,9a間の押圧力が大き
な値となるようにスプリング7の付勢力を設定しても、
これらの端面8a,9a間では、潤滑油の油膜切れが起
こらず、油膜切れによる焼付きの発生が防止される。ま
た、この溝10が存在することにより、端面8a,9a
間の潤滑油の油膜の粘性抵抗が大幅に増大するというこ
とが防止され、これにより、カーボンリング9の端面9
aにおけるブリスタの発生が防止される。
【0015】そして、カーボンリング9の端面9aにお
けるブリスタの発生が防止されることにより、カーボン
リング9をブリスタが発生しにくい材料で形成するとい
う制約がなくなり、カーボンリング9の材料の選択幅が
広くなると共に製造コストの低減化を図ることができ
る。
【0016】また、端面8a,9a間の押圧力を大きく
しても端面8a,9a間における潤滑油の油膜切れや端
面9aにおけるブリスタの発生を防止できるため、スプ
リング7の付勢力を大きくすると共に端面8a,9a間
の押圧力を大きくすることによってケーシング1外への
潤滑油の漏れ出し量を低減させることができる。特に、
スクリューコンプレッサ等のようにケーシング1内の圧
力が変化する装置では、ケーシング1内の圧力変化を考
慮することなく端面8a,9a間の押圧力を大きく設定
することが可能となり、ケーシング1外への潤滑油の漏
れ出し量の低減に大きく寄与することになる。さらに、
溝10を端面8aの略同心円上に形成しているため、こ
の溝10内に入り込んだ潤滑油はラビリンス効果によっ
て軸心方向への移動が抑えられ、潤滑油の漏れ出しがよ
り一層低減される。
【0017】なお、本実施例においては、シートリング
8の端面8aに溝10を形成したものを例に挙げて説明
したが、このような溝10をシートリング8の端面8a
ではなくカーボンリング9の端面9aに形成してもよ
い。
【0018】また、溝10の形状としては始端と終端と
が連続したリング状のものを例に挙げて説明したが、始
端と終端とが連続していない弧状の溝を略同心円上に形
成してもよい。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、ケーシング内からの潤
滑油の漏れ出しを防止するメカニカルシールにおいて、
摺動自在に押圧される固定リングの端面と回転リングの
端面とのいずれか一方に略同心円上に位置する複数の溝
を形成したので、これらの溝内にはケーシング内の潤滑
油が入り込んだ状態となるため、回転リングの端面を固
定リングの端面に押圧させる押圧力を大きい値に設定し
てもこれらの端面間では潤滑油の油膜切れが起こらず、
潤滑油の油膜切れによる焼付きの発生を防止することが
でき、また、端面に溝を形成したために端面間の油膜の
粘性抵抗が大幅に増大するということが起こらず、端面
間の油膜の粘性抵抗が大幅に増大することによるブリス
タの発生を防止することができ、そして、ブリスタの発
生を防止できることにより固定リングや回転リングの材
料の選択幅を広げることができると共に製造コストの低
減を図ることができ、さらに、端面間の押圧力を大きい
値に設定できるために潤滑油の漏れ出し量を減少させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す縦断正面図である。
【図2】シートリングを拡大して示すもので、(a)は
縦断正面図、(b)は側面図である。
【図3】従来例を示す縦断正面図である。
【符号の説明】 1 ケーシング 2 回転軸 8 固定リング 8a 端面 9 回転リング 9a 端面 10 溝

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシングに固定されて回転軸が挿通さ
    れると共にこの回転軸の外周面が回転自在に摺接される
    固定リングと、前記ケーシング内に位置して前記回転軸
    の外周面に固定された回転リングとを有し、前記回転リ
    ングの一方の端面を前記固定リングの一方の端面に摺動
    自在に押圧させたメカニカルシールにおいて、摺動自在
    に押圧された前記回転リングの端面と前記固定リングの
    端面とのいずれか一方に略同心円上に位置する複数の溝
    を形成したことを特徴とするメカニカルシール。
JP11810895A 1995-05-17 1995-05-17 メカニカルシール Pending JPH08312790A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11810895A JPH08312790A (ja) 1995-05-17 1995-05-17 メカニカルシール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11810895A JPH08312790A (ja) 1995-05-17 1995-05-17 メカニカルシール

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Publication Number Publication Date
JPH08312790A true JPH08312790A (ja) 1996-11-26

Family

ID=14728223

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11810895A Pending JPH08312790A (ja) 1995-05-17 1995-05-17 メカニカルシール

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20020806