JPH08312814A - 自動調圧弁および湯水混合装置 - Google Patents
自動調圧弁および湯水混合装置Info
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- JPH08312814A JPH08312814A JP7115508A JP11550895A JPH08312814A JP H08312814 A JPH08312814 A JP H08312814A JP 7115508 A JP7115508 A JP 7115508A JP 11550895 A JP11550895 A JP 11550895A JP H08312814 A JPH08312814 A JP H08312814A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 応答性がよく、正確に等圧化が行えるととも
に、ごみ詰まりによりピストンがロックすることのない
自動調圧弁を提供することを目的としている。 【構成】 ピストン17にセットされた弾性シール材2
5の外周面と、シリンダ18との間には所定量の隙間を
設け、ピストン17の摺動抵抗を大幅に軽減しているの
で、応答性がよく、正確に等圧化が行える。また、所定
の隙間にごみやスケールが詰まっても、弾性シール材2
5が変形することによりごみやスケールがその隙間を通
過でき、ピストン17がロックされることがないので、
調圧機能の低下を防止できるものである。
に、ごみ詰まりによりピストンがロックすることのない
自動調圧弁を提供することを目的としている。 【構成】 ピストン17にセットされた弾性シール材2
5の外周面と、シリンダ18との間には所定量の隙間を
設け、ピストン17の摺動抵抗を大幅に軽減しているの
で、応答性がよく、正確に等圧化が行える。また、所定
の隙間にごみやスケールが詰まっても、弾性シール材2
5が変形することによりごみやスケールがその隙間を通
過でき、ピストン17がロックされることがないので、
調圧機能の低下を防止できるものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、二つの異なった圧力を
持つ流体を等圧化させる自動調圧弁および湯と水の混合
比率を調節し、設定温度に混合する湯水混合装置に関す
るものである。
持つ流体を等圧化させる自動調圧弁および湯と水の混合
比率を調節し、設定温度に混合する湯水混合装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の自動調圧弁(例えば特開
昭60−215169号公報)を、図12に示す。同図
において、1は第一の流体の一次側経路であり、2は第
二の流体の一次側経路である。第一の弁体3と第一の弁
座4、および、第二の弁体5と第二の弁座6は、それぞ
れ第一と第二の流体経路の一次圧力を減圧するものであ
り、7は第一の弁体3と第二の弁体5を連結し、第一の
弁体3と弁座4で減圧された後の第一の流体の二次側経
路8における二次圧と、第二の弁体5と弁座6で減圧さ
れた後の第二の流体の二次側経路9における二次圧との
圧力差で動作するピストンであり、10はピストン7と
ピストン7の外周に設けられたシリンダ11の間に設け
られたシール材である。スプリング12および13は、
シリンダ11とピストンの摺動抵抗を軽減するために第
一の弁体3および第二の弁体5に装置されている。
昭60−215169号公報)を、図12に示す。同図
において、1は第一の流体の一次側経路であり、2は第
二の流体の一次側経路である。第一の弁体3と第一の弁
座4、および、第二の弁体5と第二の弁座6は、それぞ
れ第一と第二の流体経路の一次圧力を減圧するものであ
り、7は第一の弁体3と第二の弁体5を連結し、第一の
弁体3と弁座4で減圧された後の第一の流体の二次側経
路8における二次圧と、第二の弁体5と弁座6で減圧さ
れた後の第二の流体の二次側経路9における二次圧との
圧力差で動作するピストンであり、10はピストン7と
ピストン7の外周に設けられたシリンダ11の間に設け
られたシール材である。スプリング12および13は、
シリンダ11とピストンの摺動抵抗を軽減するために第
一の弁体3および第二の弁体5に装置されている。
【0003】第一の流体の一次側経路1内の一次圧と第
二の流体の一次側経路2内の一次圧がピストン7と第一
および第二の弁体3、4にかかる受圧面積を等しくする
ことにより一次圧は互いに相殺され、第一の流体の二次
側経路8における二次圧と第二の流体の二次側経路9に
おける二次圧との圧力差のみにより、ピストン7は作動
する。二次圧のバランスが崩れると圧力差によりピスト
ン7が移動し、それに従って第一および第二の弁体3、
4のリフト量が変化し、それによって一次圧の減圧割合
を変化させ二次圧を等圧化するものである。またシール
材10を設けたことにより、ピストン7とシリンダ11
の摺動抵抗が生じるので、ピストンの作動する摺動抵抗
を軽減するため第一および第二の弁体3、4にスプリン
グ12、13を装置している。シール材10は第一の流
体および第二の流体間の漏れがないようにシールを行っ
ているものである。
二の流体の一次側経路2内の一次圧がピストン7と第一
および第二の弁体3、4にかかる受圧面積を等しくする
ことにより一次圧は互いに相殺され、第一の流体の二次
側経路8における二次圧と第二の流体の二次側経路9に
おける二次圧との圧力差のみにより、ピストン7は作動
する。二次圧のバランスが崩れると圧力差によりピスト
ン7が移動し、それに従って第一および第二の弁体3、
4のリフト量が変化し、それによって一次圧の減圧割合
を変化させ二次圧を等圧化するものである。またシール
材10を設けたことにより、ピストン7とシリンダ11
の摺動抵抗が生じるので、ピストンの作動する摺動抵抗
を軽減するため第一および第二の弁体3、4にスプリン
グ12、13を装置している。シール材10は第一の流
体および第二の流体間の漏れがないようにシールを行っ
ているものである。
【0004】また図13に示すように、ピストン7にシ
ール材を設けることなく等圧化を行うものもあった。
ール材を設けることなく等圧化を行うものもあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の自動調圧弁では、シール材10がシリンダ11と摺動
するため、ピストン7の摺動抵抗が大きく第一の流体と
第二の流体の二次側圧に圧力差が生じたり、応答性が悪
くなるという課題があった。
の自動調圧弁では、シール材10がシリンダ11と摺動
するため、ピストン7の摺動抵抗が大きく第一の流体と
第二の流体の二次側圧に圧力差が生じたり、応答性が悪
くなるという課題があった。
【0006】また、スプリング12、13にヒステリシ
スが、弁体3、4のリフト量に影響するため、第一の流
体と第二の流体の二次側圧の等圧化を妨げるという課題
があった。
スが、弁体3、4のリフト量に影響するため、第一の流
体と第二の流体の二次側圧の等圧化を妨げるという課題
があった。
【0007】さらに、シール材10が完全にシリンダ1
1と密着しているためごみやスケールがシール材10と
シリンダ11間に食い込みピストン7がロックされてし
まう可能性があった。
1と密着しているためごみやスケールがシール材10と
シリンダ11間に食い込みピストン7がロックされてし
まう可能性があった。
【0008】また、ピストン7にシール材を設けない場
合には、ごみやスケールがピストン7とシリンダ11の
間に食い込みピストン7がロックするため、ごみづまり
をしないようにピストン7とシリンダ11の間に一定以
上の隙間を設けなければならないとともに、漏れ量を小
さくするため大きな隙間を設けられないので、シリンダ
11の径およびピストン7の径に寸法精度が要求され、
加工しにくいとともに、加工コストがかかってしまうと
いう課題があった。
合には、ごみやスケールがピストン7とシリンダ11の
間に食い込みピストン7がロックするため、ごみづまり
をしないようにピストン7とシリンダ11の間に一定以
上の隙間を設けなければならないとともに、漏れ量を小
さくするため大きな隙間を設けられないので、シリンダ
11の径およびピストン7の径に寸法精度が要求され、
加工しにくいとともに、加工コストがかかってしまうと
いう課題があった。
【0009】さらに、第一および第二の流体の一次側圧
が高い場合や、第一の流体と第二の流体の一次側圧の圧
力差が大きい場合など、ピストン7とシリンダ11の間
からの漏れ量が大きくなってしまい、第一と第二の流体
の自動調圧弁内での混合量が増えることによって支障を
きたす可能性があった。
が高い場合や、第一の流体と第二の流体の一次側圧の圧
力差が大きい場合など、ピストン7とシリンダ11の間
からの漏れ量が大きくなってしまい、第一と第二の流体
の自動調圧弁内での混合量が増えることによって支障を
きたす可能性があった。
【0010】また、上記したような従来の自動調圧弁を
用いた湯水混合装置では、等圧化が迅速に行えないた
め、一次側圧が急激に変動したり、流量調節弁によって
流量が変更された場合に、混合湯温が変動してしまうと
ともに、混合弁によって湯水の混合比が調節されるまで
の応答遅れによるオーバーシュート及びアンダーシュー
トが発生する可能性があった。
用いた湯水混合装置では、等圧化が迅速に行えないた
め、一次側圧が急激に変動したり、流量調節弁によって
流量が変更された場合に、混合湯温が変動してしまうと
ともに、混合弁によって湯水の混合比が調節されるまで
の応答遅れによるオーバーシュート及びアンダーシュー
トが発生する可能性があった。
【0011】本発明は上記課題を解決するものであり、
シリンダと弾性シール材の摺動抵抗を軽減することによ
って正確な調圧が行えるとともに、ピストンがごみやス
ケールによってロックされない自動調圧弁を提供するこ
とを第一の目的としている。
シリンダと弾性シール材の摺動抵抗を軽減することによ
って正確な調圧が行えるとともに、ピストンがごみやス
ケールによってロックされない自動調圧弁を提供するこ
とを第一の目的としている。
【0012】第二の目的は、ピストンがごみやスケール
の食い込みによりロックしないとともに、さら第一の流
体および第二の流体間の漏れ量が少ない自動調圧弁を提
供することにある。
の食い込みによりロックしないとともに、さら第一の流
体および第二の流体間の漏れ量が少ない自動調圧弁を提
供することにある。
【0013】第三の目的は、弾性シール材とピストンを
摺動させて大幅に摺動抵抗を軽減することによって、応
答性を向上するとともに、より正確な調圧が行える自動
調圧弁を提供することにある。
摺動させて大幅に摺動抵抗を軽減することによって、応
答性を向上するとともに、より正確な調圧が行える自動
調圧弁を提供することにある。
【0014】第四の目的は、第一の流体および第二の流
体間の差圧が大きい場合でも弾性シール材が固定され、
確実に弾性シール材とピストンを摺動させることができ
る自動調圧弁を提供することにある。
体間の差圧が大きい場合でも弾性シール材が固定され、
確実に弾性シール材とピストンを摺動させることができ
る自動調圧弁を提供することにある。
【0015】第五の目的は、より確実に弾性シール材を
固定できるとともに、弾性シール材とピストンの摺動抵
抗をより軽減することができる自動調圧弁を提供するこ
とにある。
固定できるとともに、弾性シール材とピストンの摺動抵
抗をより軽減することができる自動調圧弁を提供するこ
とにある。
【0016】第六の目的は、ピストンが長時間駆動され
ない場合においても、ピストンと弾性シール材の固着を
防止するとともに、ピストンの溝部へのスケールの付着
を防止できる自動調圧弁を提供することにある。
ない場合においても、ピストンと弾性シール材の固着を
防止するとともに、ピストンの溝部へのスケールの付着
を防止できる自動調圧弁を提供することにある。
【0017】第七の目的は、一次側圧が急激に変動した
り、流量調節弁によって流量が変更された場合でも、湯
水の混合比を調節することなく、オーバーシュートやア
ンダーシュートが小さい湯水混合装置を提供することに
ある。
り、流量調節弁によって流量が変更された場合でも、湯
水の混合比を調節することなく、オーバーシュートやア
ンダーシュートが小さい湯水混合装置を提供することに
ある。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記第一の目的を達成す
るために本発明の自動調圧弁は、第一の流体経路と、第
二の流体経路と、第一の流体経路の一次圧力を減圧する
第一の弁体および第一の弁座と、第二の流体経路の一次
圧力を減圧する第二の弁体および第二の弁座と、第一の
弁体と第二の弁体に連結され、第一の流体と第二の流体
の減圧後の二次圧力差で動作するピストンと、ピストン
外周に設けたシリンダと、ピストンに設けられた溝部
と、シリンダとの間に所定の隙間ができるよう溝部に設
けた弾性シール材とから構成したものである。
るために本発明の自動調圧弁は、第一の流体経路と、第
二の流体経路と、第一の流体経路の一次圧力を減圧する
第一の弁体および第一の弁座と、第二の流体経路の一次
圧力を減圧する第二の弁体および第二の弁座と、第一の
弁体と第二の弁体に連結され、第一の流体と第二の流体
の減圧後の二次圧力差で動作するピストンと、ピストン
外周に設けたシリンダと、ピストンに設けられた溝部
と、シリンダとの間に所定の隙間ができるよう溝部に設
けた弾性シール材とから構成したものである。
【0019】上記第二の目的を達成するために本発明の
自動調圧弁は、弾性シール材のシリンダ側断面形状を凸
部形状とし、ピストン側断面形状を凹部形状として構成
したものである。
自動調圧弁は、弾性シール材のシリンダ側断面形状を凸
部形状とし、ピストン側断面形状を凹部形状として構成
したものである。
【0020】また、上記第二の目的を達成するために本
発明の自動調圧弁は、弾性シール材のシリンダ側にビー
ドを設けて構成したものである。
発明の自動調圧弁は、弾性シール材のシリンダ側にビー
ドを設けて構成したものである。
【0021】上記第三の目的を達成するために本発明の
自動調圧弁は、第一の流体経路と、第二の流体経路と、
第一の流体経路の一次圧力を減圧する第一の弁体および
第一の弁座と、第二の流体経路の一次圧力を減圧する第
二の弁体および第二の弁座と、前記第一の弁体と第二の
弁体に連結され、第一の流体と第二の流体の減圧後の二
次圧力差で動作するピストンと、ピストン外周に設けた
シリンダと、ピストンに設けられ、ピストンの軸方向の
可動範囲以上の幅を有する溝部と、溝部に設けた弾性シ
ール材とから構成したものである。
自動調圧弁は、第一の流体経路と、第二の流体経路と、
第一の流体経路の一次圧力を減圧する第一の弁体および
第一の弁座と、第二の流体経路の一次圧力を減圧する第
二の弁体および第二の弁座と、前記第一の弁体と第二の
弁体に連結され、第一の流体と第二の流体の減圧後の二
次圧力差で動作するピストンと、ピストン外周に設けた
シリンダと、ピストンに設けられ、ピストンの軸方向の
可動範囲以上の幅を有する溝部と、溝部に設けた弾性シ
ール材とから構成したものである。
【0022】上記第四の目的を達成するために本発明の
自動調圧弁は、第一の流体経路と、第二の流体経路と、
第一の流体経路の一次圧力を減圧する第一の弁体および
第一の弁座と、第二の流体経路の一次圧力を減圧する第
二の弁体および第二の弁座と、第一の弁体と第二の弁体
に連結され、第一の流体と第二の流体の減圧後の二次圧
力差で動作するピストンと、ピストン外周に設けたシリ
ンダと、ピストンに設けられ、ピストンの軸方向の可動
範囲以上の幅を有する溝部と、溝部に設けた弾性シール
材と、シリンダに弾性シール材を固定する固定溝とから
構成したものである。
自動調圧弁は、第一の流体経路と、第二の流体経路と、
第一の流体経路の一次圧力を減圧する第一の弁体および
第一の弁座と、第二の流体経路の一次圧力を減圧する第
二の弁体および第二の弁座と、第一の弁体と第二の弁体
に連結され、第一の流体と第二の流体の減圧後の二次圧
力差で動作するピストンと、ピストン外周に設けたシリ
ンダと、ピストンに設けられ、ピストンの軸方向の可動
範囲以上の幅を有する溝部と、溝部に設けた弾性シール
材と、シリンダに弾性シール材を固定する固定溝とから
構成したものである。
【0023】上記第五の目的を達成するために本発明の
自動調圧弁は、弾性シール材のシリンダ側の断面形状を
固定溝と同形状とし、ピストン側の断面形状を円弧形状
として構成したものである。
自動調圧弁は、弾性シール材のシリンダ側の断面形状を
固定溝と同形状とし、ピストン側の断面形状を円弧形状
として構成したものである。
【0024】上記第六の目的を達成するために本発明の
自動調圧弁は、ピストンに設けられた溝部に樹脂を用い
て構成したものである。
自動調圧弁は、ピストンに設けられた溝部に樹脂を用い
て構成したものである。
【0025】上記第二の目的を達成するために本発明の
自動調圧弁は、弾性シール材と溝部との間に所定の隙間
を設けて構成したものである。
自動調圧弁は、弾性シール材と溝部との間に所定の隙間
を設けて構成したものである。
【0026】上記第七の目的を達成するために本発明の
湯水混合装置は、自動調圧弁と、自動調圧弁の下流側に
設けられ、湯および水の混合比を調節する混合弁と、混
合弁下流側に混合流体の閉止および流量調節を行う流量
調節弁とから構成したものである。
湯水混合装置は、自動調圧弁と、自動調圧弁の下流側に
設けられ、湯および水の混合比を調節する混合弁と、混
合弁下流側に混合流体の閉止および流量調節を行う流量
調節弁とから構成したものである。
【0027】
【作用】本発明の自動調圧弁は上記した構成により、シ
リンダと弾性シール材との間に所定の隙間を設けている
ので、ピストンの摺動抵抗が軽減され正確な調圧を行う
ことができるとともに、所定の隙間にごみやスケールが
食い込むことなく通過でき、ピストンがロックされるこ
とがないので、調圧機能の低下を防止できる。また、第
一と第二の流体が高圧の場合でも弾性シール材が第一の
流体と第二の流体の一次側圧によってピストンの径方向
に潰されるので、所定の隙間が小さくなり漏れ量の増加
を抑制できる。
リンダと弾性シール材との間に所定の隙間を設けている
ので、ピストンの摺動抵抗が軽減され正確な調圧を行う
ことができるとともに、所定の隙間にごみやスケールが
食い込むことなく通過でき、ピストンがロックされるこ
とがないので、調圧機能の低下を防止できる。また、第
一と第二の流体が高圧の場合でも弾性シール材が第一の
流体と第二の流体の一次側圧によってピストンの径方向
に潰されるので、所定の隙間が小さくなり漏れ量の増加
を抑制できる。
【0028】また本発明の自動調圧弁は上記した構成に
より、弾性シール材をピストン径方向に変形しやすい形
状としているので、ごみやスケールの食い込みによるピ
ストンのロックに対しての安全性を向上できるものであ
る。
より、弾性シール材をピストン径方向に変形しやすい形
状としているので、ごみやスケールの食い込みによるピ
ストンのロックに対しての安全性を向上できるものであ
る。
【0029】さらに本発明の自動調圧弁は上記した構成
により、ビード部分が第一の流体と第二の流体の一次側
圧によってピストンの径方向により潰されやすくなって
いるので、第一と第二の流体が高圧の場合において、よ
り所定の隙間が小さくなり、漏れ量の増加をさらに抑制
できるものである。
により、ビード部分が第一の流体と第二の流体の一次側
圧によってピストンの径方向により潰されやすくなって
いるので、第一と第二の流体が高圧の場合において、よ
り所定の隙間が小さくなり、漏れ量の増加をさらに抑制
できるものである。
【0030】また本発明の自動調圧弁は上記した構成に
より、弾性シール材をピストンと摺動させることによ
り、摺動面積を低減しているので、摺動抵抗を大幅に軽
減でき正確な調圧を行えるとともに、調圧の応答性を向
上することができる。
より、弾性シール材をピストンと摺動させることによ
り、摺動面積を低減しているので、摺動抵抗を大幅に軽
減でき正確な調圧を行えるとともに、調圧の応答性を向
上することができる。
【0031】さらに本発明の自動調圧弁は上記した構成
により、第一の流体と第二の流体の一次側圧の圧力差が
大きい場合でも、固定溝によって弾性シール材が固定さ
れており、移動することがないので、確実に摺動抵抗を
大幅に軽減できる。
により、第一の流体と第二の流体の一次側圧の圧力差が
大きい場合でも、固定溝によって弾性シール材が固定さ
れており、移動することがないので、確実に摺動抵抗を
大幅に軽減できる。
【0032】加えて本発明の自動調圧弁は上記した構成
により、固定溝と弾性シール材の形状を同形状としてい
るので、より確実に弾性シールの固定が可能となるとと
もに、弾性シール材の円弧形状としているので、さらに
摺動抵抗を軽減できる。
により、固定溝と弾性シール材の形状を同形状としてい
るので、より確実に弾性シールの固定が可能となるとと
もに、弾性シール材の円弧形状としているので、さらに
摺動抵抗を軽減できる。
【0033】また本発明の自動調圧弁は上記した構成に
より、弾性シール材とピストンとの固着を防止できると
ともに、ピストンへのスケールの付着を低減できるの
で、調圧機能の低下を防止できる。
より、弾性シール材とピストンとの固着を防止できると
ともに、ピストンへのスケールの付着を低減できるの
で、調圧機能の低下を防止できる。
【0034】さらに本発明の自動調圧弁は上記した構成
により、ピストンと弾性シール材との間に所定の隙間を
設けているので、ピストンの摺動抵抗が軽減され正確な
調圧を行うことができるとともに、所定の隙間にごみや
スケールが食い込むことなく通過でき、ピストンがロッ
クされることがないので、調圧機能の低下を防止でき
る。また、第一と第二の流体が高圧の場合でも弾性シー
ル材が第一の流体と第二の流体の一次側圧によってピス
トンの径方向に潰されるとともに、隙間の面積を小さく
できるので、第一の流体と第二の流体の間の漏れ量を低
減できる。
により、ピストンと弾性シール材との間に所定の隙間を
設けているので、ピストンの摺動抵抗が軽減され正確な
調圧を行うことができるとともに、所定の隙間にごみや
スケールが食い込むことなく通過でき、ピストンがロッ
クされることがないので、調圧機能の低下を防止でき
る。また、第一と第二の流体が高圧の場合でも弾性シー
ル材が第一の流体と第二の流体の一次側圧によってピス
トンの径方向に潰されるとともに、隙間の面積を小さく
できるので、第一の流体と第二の流体の間の漏れ量を低
減できる。
【0035】また本発明の湯水混合装置は上記した構成
により、一次側圧が急激に変動したり、流量調節弁によ
って混合湯量が変更された場合でも、自動調圧弁によっ
て直ちに二次側圧の等圧化を行うことによって、混合湯
温の変動を防止するとともに、混合弁によって湯水の混
合比が調節されるまでの応答遅れによるオーバーシュー
ト及びアンダーシュートの発生を防止するものである。
により、一次側圧が急激に変動したり、流量調節弁によ
って混合湯量が変更された場合でも、自動調圧弁によっ
て直ちに二次側圧の等圧化を行うことによって、混合湯
温の変動を防止するとともに、混合弁によって湯水の混
合比が調節されるまでの応答遅れによるオーバーシュー
ト及びアンダーシュートの発生を防止するものである。
【0036】
【実施例】以下本発明の実施例を図面にもとづいて説明
する。
する。
【0037】図1は本発明の第一の実施例を示す自動調
圧弁である等圧化弁14の構成図であり、図2は図1の
A部分の拡大図である。同図において15は第一の流体
経路である給水管、また16は第二の流体経路である給
湯管であり、それぞれ等圧化弁14に水または湯を供給
している。17は第一の弁体18と第二の弁体19とを
連結するピストンであり、ピストン17の外周に設けら
れたシリンダ18内を可動できるようにセットされてい
る。第一の弁体19及び第二の弁体20は、シリンダ1
8に設けてある第一の弁座21と第二の弁座22とのリ
フト量に応じて、それぞれ水及び湯の一次側圧力を減圧
し、水と湯の流出路23、24の二次側圧の等圧化を行
っている。またピストン17の中心には、弾性シール材
25をセットする溝部26が設けられており、ピストン
17に密着してセットされた弾性シール材25の外周面
と、シリンダ18との間には所定量の隙間ができるよう
になっている。溝部26の弁体側受圧面積と第一の弁体
19及び第二の弁体20の一次圧側受圧面積は、一次圧
の影響を排除するため、それぞれほぼ同一にされてい
る。ピストン17の軸のこじれを防止するためガイド部
27、28が設けられている。なお、29は組立時にピ
ストン17を挿入するための挿入孔であり、ピストン1
7が挿入された後、ガイド部27を設けたプラグ30を
ねじ込むようになっている。
圧弁である等圧化弁14の構成図であり、図2は図1の
A部分の拡大図である。同図において15は第一の流体
経路である給水管、また16は第二の流体経路である給
湯管であり、それぞれ等圧化弁14に水または湯を供給
している。17は第一の弁体18と第二の弁体19とを
連結するピストンであり、ピストン17の外周に設けら
れたシリンダ18内を可動できるようにセットされてい
る。第一の弁体19及び第二の弁体20は、シリンダ1
8に設けてある第一の弁座21と第二の弁座22とのリ
フト量に応じて、それぞれ水及び湯の一次側圧力を減圧
し、水と湯の流出路23、24の二次側圧の等圧化を行
っている。またピストン17の中心には、弾性シール材
25をセットする溝部26が設けられており、ピストン
17に密着してセットされた弾性シール材25の外周面
と、シリンダ18との間には所定量の隙間ができるよう
になっている。溝部26の弁体側受圧面積と第一の弁体
19及び第二の弁体20の一次圧側受圧面積は、一次圧
の影響を排除するため、それぞれほぼ同一にされてい
る。ピストン17の軸のこじれを防止するためガイド部
27、28が設けられている。なお、29は組立時にピ
ストン17を挿入するための挿入孔であり、ピストン1
7が挿入された後、ガイド部27を設けたプラグ30を
ねじ込むようになっている。
【0038】以上の構成において本実施例の動作につい
て説明する。ピストン17にかかる力を考えた場合、給
水管15及び給湯管16における一次側圧の影響は、第
一の弁体19及び第二の弁体20とピストン17の溝部
26の弁体側の受圧面積を等しくしているので、相殺で
きる。従って、ピストン17は、湯と水の流出路23、
24の二次側圧が第一の弁体19及び第二の弁体20に
及ぼす力(すなわち流出路23、24における二次側圧
の圧力差)によって作動し、第一の弁体19及び第二の
弁体20の二次側受圧面積は等しくしてあるので、湯と
水の二次側圧が等しくなったとき停止する。すなわち、
二次側圧の圧力バランスが崩れると圧力差によってピス
トン17が移動し、それに従って第一の弁体19及び第
二の弁体20のリフトが変化することで、一次側圧の減
圧の割合を変化させ、二次側圧を等圧化するというもの
である。
て説明する。ピストン17にかかる力を考えた場合、給
水管15及び給湯管16における一次側圧の影響は、第
一の弁体19及び第二の弁体20とピストン17の溝部
26の弁体側の受圧面積を等しくしているので、相殺で
きる。従って、ピストン17は、湯と水の流出路23、
24の二次側圧が第一の弁体19及び第二の弁体20に
及ぼす力(すなわち流出路23、24における二次側圧
の圧力差)によって作動し、第一の弁体19及び第二の
弁体20の二次側受圧面積は等しくしてあるので、湯と
水の二次側圧が等しくなったとき停止する。すなわち、
二次側圧の圧力バランスが崩れると圧力差によってピス
トン17が移動し、それに従って第一の弁体19及び第
二の弁体20のリフトが変化することで、一次側圧の減
圧の割合を変化させ、二次側圧を等圧化するというもの
である。
【0039】このとき、ピストン17に摺動抵抗がある
と、その摺動抵抗を越える力がピストン17に加わるま
でピストン17は作動しない。すなわち摺動抵抗分の圧
力差が二次側圧に生じてしまうことになる。しかし、弾
性シール材25とシリンダ18との間に隙間が設けられ
ているためほとんど摺動抵抗が発生せず、二次側圧を確
実に等圧化できる。
と、その摺動抵抗を越える力がピストン17に加わるま
でピストン17は作動しない。すなわち摺動抵抗分の圧
力差が二次側圧に生じてしまうことになる。しかし、弾
性シール材25とシリンダ18との間に隙間が設けられ
ているためほとんど摺動抵抗が発生せず、二次側圧を確
実に等圧化できる。
【0040】弾性シール材25とシリンダ18との間に
隙間を設けているため、一次側圧の圧力差が大きい場合
に、ごみやスケールが一次圧の高い方から低い方へと流
体とともに弾性シール材25とシリンダ18の隙間を通
過する。このとき隙間よりも大きいごみ等がいったん隙
間にたまってしまうが、ピストン17が作動すると、弾
性シール材25が変形し、ごみ等はその隙間を通過する
ので、ごみがその隙間に蓄積されることがなく、ピスト
ン17がごみ詰まり等によってロックしてしまうことが
ない。
隙間を設けているため、一次側圧の圧力差が大きい場合
に、ごみやスケールが一次圧の高い方から低い方へと流
体とともに弾性シール材25とシリンダ18の隙間を通
過する。このとき隙間よりも大きいごみ等がいったん隙
間にたまってしまうが、ピストン17が作動すると、弾
性シール材25が変形し、ごみ等はその隙間を通過する
ので、ごみがその隙間に蓄積されることがなく、ピスト
ン17がごみ詰まり等によってロックしてしまうことが
ない。
【0041】また弾性シール材25とシリンダ18との
間に隙間を設けているため、湯と水の間に若干の漏れ量
が生じる。このときの一次側圧力とピストン部からの漏
れ量の関係を図3に示す。シール材を用いていないシリ
ンダの場合は、圧力に応じてもれ量が増加し、湯の温度
低下を招くため、高圧化での使用には支障をきたす可能
性があった。しかし、本実施例では低圧下においては弾
性シール材25は図2の実線で示す形状となり、ほぼ同
様の漏れ量を生じるが、高圧の場合には一次側圧力によ
り弾性シール材25が点線で示す形状に変形され、弾性
シール材25とシリンダ18との隙間が小さくなるの
で、漏れ量は逆に減少する。従って、弾性シール材25
とシリンダ18との隙間の設定によって、漏れ量を所定
量以下とすることが可能となる。なお弾性シール材25
と溝部26はシールが行われるように密着されているの
で、弾性シール材25と溝部26の間での漏れはない。
間に隙間を設けているため、湯と水の間に若干の漏れ量
が生じる。このときの一次側圧力とピストン部からの漏
れ量の関係を図3に示す。シール材を用いていないシリ
ンダの場合は、圧力に応じてもれ量が増加し、湯の温度
低下を招くため、高圧化での使用には支障をきたす可能
性があった。しかし、本実施例では低圧下においては弾
性シール材25は図2の実線で示す形状となり、ほぼ同
様の漏れ量を生じるが、高圧の場合には一次側圧力によ
り弾性シール材25が点線で示す形状に変形され、弾性
シール材25とシリンダ18との隙間が小さくなるの
で、漏れ量は逆に減少する。従って、弾性シール材25
とシリンダ18との隙間の設定によって、漏れ量を所定
量以下とすることが可能となる。なお弾性シール材25
と溝部26はシールが行われるように密着されているの
で、弾性シール材25と溝部26の間での漏れはない。
【0042】以上述べたように本実施例によれば、弾性
シール材25とシリンダ18との間に隙間を設けている
ので弾性シール材25とシリンダ18との間に摺動抵抗
が発生せず、二次側圧を確実に等圧化できるという効果
がある。また、弾性シール材25を用いているのでピス
トン17が作動すると、弾性シール材25が変形し、ご
み等はその隙間を通り過ぎてしまい、ごみがその隙間に
蓄積されることがなく、ピストン17がごみ詰まり等に
よってロックしないという効果がある。さらに、高圧の
場合でも一次側圧力により弾性シール材25が変形し、
弾性シール材25とシリンダ18との隙間が小さくなる
ので、漏れ量を所定量以下とすることが可能である。
シール材25とシリンダ18との間に隙間を設けている
ので弾性シール材25とシリンダ18との間に摺動抵抗
が発生せず、二次側圧を確実に等圧化できるという効果
がある。また、弾性シール材25を用いているのでピス
トン17が作動すると、弾性シール材25が変形し、ご
み等はその隙間を通り過ぎてしまい、ごみがその隙間に
蓄積されることがなく、ピストン17がごみ詰まり等に
よってロックしないという効果がある。さらに、高圧の
場合でも一次側圧力により弾性シール材25が変形し、
弾性シール材25とシリンダ18との隙間が小さくなる
ので、漏れ量を所定量以下とすることが可能である。
【0043】なお、弾性シール材25の断面形状を図4
に示す弾性シール材25aのようにピストン17側およ
びシリンダ18側にビード25bを設けた形状とするこ
とで、同様の効果が得られる。加えて、ピストン17が
こじれたり、かなりの高圧がかかることによって、弾性
シール材25aがシリンダ18に当接しても、ビード2
5bがシリンダ18に当接するので、その接触面積が大
きくならず、ピストン17の摺動抵抗を軽減できるとい
う効果もある。さらに、シリンダ18側にビード25b
を複数設ければ、弾性シール材25aにより湯水間の流
体抵抗が増大するので、さらに湯水間の漏れ量を低減す
ることが可能である。
に示す弾性シール材25aのようにピストン17側およ
びシリンダ18側にビード25bを設けた形状とするこ
とで、同様の効果が得られる。加えて、ピストン17が
こじれたり、かなりの高圧がかかることによって、弾性
シール材25aがシリンダ18に当接しても、ビード2
5bがシリンダ18に当接するので、その接触面積が大
きくならず、ピストン17の摺動抵抗を軽減できるとい
う効果もある。さらに、シリンダ18側にビード25b
を複数設ければ、弾性シール材25aにより湯水間の流
体抵抗が増大するので、さらに湯水間の漏れ量を低減す
ることが可能である。
【0044】また、弾性シール材25の断面形状を図5
に示す弾性シール材25cのような逆V字形状(シリン
ダ側を凸形状とし、ピストン側を凹形状とする)にする
と、隙間よりも大きいごみ等がいったん隙間にたまった
場合でも、弾性シール材25cがより変形しやすいの
で、ピストン17のごみ詰まり等によるロックに対して
安全性をより向上できるという効果も得られる。
に示す弾性シール材25cのような逆V字形状(シリン
ダ側を凸形状とし、ピストン側を凹形状とする)にする
と、隙間よりも大きいごみ等がいったん隙間にたまった
場合でも、弾性シール材25cがより変形しやすいの
で、ピストン17のごみ詰まり等によるロックに対して
安全性をより向上できるという効果も得られる。
【0045】図6は本発明の第二の実施例を示す自動調
圧弁である等圧化弁31の構成図であり、図7は図6の
B部分の拡大図であり、等圧化弁31については図1の
等圧化弁14の構成と異なる点のみ説明する。ピストン
17の中心には、ピストン17の可動範囲よりも大きい
溝部32が樹脂で設けられており、ピストン17が作動
しても、シリンダ18の固定溝33に溝部32と所定の
隙間を設けてセットされた弾性シール材34がピストン
17の当たりとならないようにされている(すなわち溝
部32の弾性シール材34側の側面35が、ピストン1
7が作動しても弾性シール材34には当接しない。)。
弾性シール材34のシリンダ18側形状は、固定溝33
の形状と同形状としてあり、弾性シール材34が一次側
圧の圧力差によって移動しにくい構成となっている。ま
た、弾性シール材34のピストン17側形状は円弧と
し、弾性シール材34とピストン17が当接しても摺動
抵抗がほとんどないようにしてある。
圧弁である等圧化弁31の構成図であり、図7は図6の
B部分の拡大図であり、等圧化弁31については図1の
等圧化弁14の構成と異なる点のみ説明する。ピストン
17の中心には、ピストン17の可動範囲よりも大きい
溝部32が樹脂で設けられており、ピストン17が作動
しても、シリンダ18の固定溝33に溝部32と所定の
隙間を設けてセットされた弾性シール材34がピストン
17の当たりとならないようにされている(すなわち溝
部32の弾性シール材34側の側面35が、ピストン1
7が作動しても弾性シール材34には当接しない。)。
弾性シール材34のシリンダ18側形状は、固定溝33
の形状と同形状としてあり、弾性シール材34が一次側
圧の圧力差によって移動しにくい構成となっている。ま
た、弾性シール材34のピストン17側形状は円弧と
し、弾性シール材34とピストン17が当接しても摺動
抵抗がほとんどないようにしてある。
【0046】以上の構成において本実施例の動作につい
て第一の実施例との相違点のみ説明する。ピストン17
に摺動抵抗があると、その摺動抵抗を越える力がピスト
ン17に加わるまでピストン17は作動しない。すなわ
ち摺動抵抗分の圧力差が二次側圧に生じてしまうことに
なる。しかし、弾性シール材34と溝部32との間に隙
間が設けられているためほとんど摺動抵抗が発生せず、
二次側圧を確実かつ迅速に等圧化できる。ピストン17
が軸ぶれ等により弾性シール材34に当接してもピスト
ン側の形状が円弧であり、かつピストン17の溝部32
が樹脂であるため、摺動抵抗はほとんど発生しない。
て第一の実施例との相違点のみ説明する。ピストン17
に摺動抵抗があると、その摺動抵抗を越える力がピスト
ン17に加わるまでピストン17は作動しない。すなわ
ち摺動抵抗分の圧力差が二次側圧に生じてしまうことに
なる。しかし、弾性シール材34と溝部32との間に隙
間が設けられているためほとんど摺動抵抗が発生せず、
二次側圧を確実かつ迅速に等圧化できる。ピストン17
が軸ぶれ等により弾性シール材34に当接してもピスト
ン側の形状が円弧であり、かつピストン17の溝部32
が樹脂であるため、摺動抵抗はほとんど発生しない。
【0047】またシリンダ18と弾性シール材の間に隙
間を設けたものよりも、隙間断面積を小さくできるた
め、より漏れ量を低減することが可能である。このとき
の一次側圧力とピストン部からの漏れ量の関係を図8に
示す。低圧下においては図7の実線で示す形状であった
弾性シール材34は、高圧の場合には一次側圧力により
点線で示す形状に変形され、弾性シール材34とピスト
ン17との隙間はさらに小さくなる。従って、一次側圧
が高圧となっても、漏れ量は減少する。
間を設けたものよりも、隙間断面積を小さくできるた
め、より漏れ量を低減することが可能である。このとき
の一次側圧力とピストン部からの漏れ量の関係を図8に
示す。低圧下においては図7の実線で示す形状であった
弾性シール材34は、高圧の場合には一次側圧力により
点線で示す形状に変形され、弾性シール材34とピスト
ン17との隙間はさらに小さくなる。従って、一次側圧
が高圧となっても、漏れ量は減少する。
【0048】以上述べたように本実施例によれば、ピス
トン17の中心にピストン17の可動範囲よりも大きい
溝部32を設けるとともに、溝部32と弾性シール材3
4との間に隙間を設けているので、弾性シール材34と
溝部32との間に摺動抵抗が発生せず、二次側圧を確実
かつ迅速に等圧化できるという効果がある。また、溝部
32と弾性シール材34との間の隙間面積をさらに小さ
くできるので、湯と水の間の漏れ量をより低減すること
ができる。さらに弾性シール材34のシリンダ18側形
状と固定溝33の形状を同形状としているので、一次側
圧の圧力差が大きくても弾性シール材34が移動するこ
となく、確実に等圧化が行える。加えて、ピストン17
が軸ぶれ等により弾性シール材34に当接しても、ピス
トン側の形状が円弧であり、かつピストン17の溝部3
2が樹脂であるため、摺動抵抗はほとんど発生しない。
また溝部32が樹脂であるため溝部32へのスケールの
付着を防止でき、耐久性が向上するという効果がある。
さらにピストン17が作動すると、弾性シール材34が
変形し、ごみ等は隙間を通り過ぎてしまい、ごみがその
隙間に蓄積されることがなく、ピストン17がごみ詰ま
り等によってロックしないという効果がある。加えて、
湯と水の間の漏れ量が少ないとともに、ごみ詰まり等に
よるピストン17がロックする可能性がないので、溝部
32と弾性シール材34の隙間の寸法公差許容範囲を広
くすることができ、加工コストを低減することができ
る。
トン17の中心にピストン17の可動範囲よりも大きい
溝部32を設けるとともに、溝部32と弾性シール材3
4との間に隙間を設けているので、弾性シール材34と
溝部32との間に摺動抵抗が発生せず、二次側圧を確実
かつ迅速に等圧化できるという効果がある。また、溝部
32と弾性シール材34との間の隙間面積をさらに小さ
くできるので、湯と水の間の漏れ量をより低減すること
ができる。さらに弾性シール材34のシリンダ18側形
状と固定溝33の形状を同形状としているので、一次側
圧の圧力差が大きくても弾性シール材34が移動するこ
となく、確実に等圧化が行える。加えて、ピストン17
が軸ぶれ等により弾性シール材34に当接しても、ピス
トン側の形状が円弧であり、かつピストン17の溝部3
2が樹脂であるため、摺動抵抗はほとんど発生しない。
また溝部32が樹脂であるため溝部32へのスケールの
付着を防止でき、耐久性が向上するという効果がある。
さらにピストン17が作動すると、弾性シール材34が
変形し、ごみ等は隙間を通り過ぎてしまい、ごみがその
隙間に蓄積されることがなく、ピストン17がごみ詰ま
り等によってロックしないという効果がある。加えて、
湯と水の間の漏れ量が少ないとともに、ごみ詰まり等に
よるピストン17がロックする可能性がないので、溝部
32と弾性シール材34の隙間の寸法公差許容範囲を広
くすることができ、加工コストを低減することができ
る。
【0049】なお、本実施例ではピストン17と弾性シ
ール材34の間に所定の隙間を設けているが、ピストン
17と弾性シール材34の間に所定の隙間を設けなくて
も、摺動面積がかなり低減され、摺動抵抗を軽減するこ
とができるので、湯と水の間の漏れ量がなく、応答性の
よい等圧化弁を供給できる。
ール材34の間に所定の隙間を設けているが、ピストン
17と弾性シール材34の間に所定の隙間を設けなくて
も、摺動面積がかなり低減され、摺動抵抗を軽減するこ
とができるので、湯と水の間の漏れ量がなく、応答性の
よい等圧化弁を供給できる。
【0050】図9は本発明の第三の実施例を示す湯水混
合装置36の構成図であり、図10は図9のC部分の拡
大図であり、第二の実施例の構成と異なる点のみ説明す
る。シリンダ18の固定溝33には、溝部32と所定の
隙間ができるように弾性シール材であるXリング37が
セットされている。ここで溝部32の側面35が、ピス
トン17が作動してもXリング37には当たらないよう
になっている。固定溝33の形状は矩形となっており、
Xリング37が一次側圧の圧力差によって固定溝からは
ずれ、移動しない構成となっている。
合装置36の構成図であり、図10は図9のC部分の拡
大図であり、第二の実施例の構成と異なる点のみ説明す
る。シリンダ18の固定溝33には、溝部32と所定の
隙間ができるように弾性シール材であるXリング37が
セットされている。ここで溝部32の側面35が、ピス
トン17が作動してもXリング37には当たらないよう
になっている。固定溝33の形状は矩形となっており、
Xリング37が一次側圧の圧力差によって固定溝からは
ずれ、移動しない構成となっている。
【0051】38は等圧化弁31によって等圧化された
湯と水を任意の割合で混合できる混合弁であり、39は
混合弁38によって混合された混合湯の温度を検出する
混合湯温検出手段である。40は混合弁38における湯
水の混合比率の制御を行う制御手段であり、混合湯温検
出手段39からの検出温度が予め設定された温度と等し
くなるように、混合弁38での湯水の混合比率を制御し
ている。41は混合弁下流側に設けられた止水及び流量
調節を行う流量調節弁であり、出湯端末42からの混合
湯の出湯量を調節している。
湯と水を任意の割合で混合できる混合弁であり、39は
混合弁38によって混合された混合湯の温度を検出する
混合湯温検出手段である。40は混合弁38における湯
水の混合比率の制御を行う制御手段であり、混合湯温検
出手段39からの検出温度が予め設定された温度と等し
くなるように、混合弁38での湯水の混合比率を制御し
ている。41は混合弁下流側に設けられた止水及び流量
調節を行う流量調節弁であり、出湯端末42からの混合
湯の出湯量を調節している。
【0052】以上の構成において本実施例の動作につい
て第二の実施例との相違点のみ説明する。Xリング37
と溝部32との間に隙間が設けられているためほとんど
摺動抵抗が発生せず、湯または水の一次側圧が急激に変
動しても、二次側圧を確実かつ迅速に等圧化される。低
圧下においては図10の実線で示す形状であったXリン
グ37は、高圧の場合には一次側圧力により点線で示す
形状に変形され、Xリングとピストン17との隙間はさ
らに小さくなる。従って、第二の実施例において図8で
示したように一次側圧が高圧となっても、湯と水の間の
漏れ量は減少するので、混合弁38に供給される湯の温
度が低下することがなく、確実に高温の混合湯を得るこ
とができる。なおXリング37と固定溝33は密着され
ており、確実にシールされているものである。
て第二の実施例との相違点のみ説明する。Xリング37
と溝部32との間に隙間が設けられているためほとんど
摺動抵抗が発生せず、湯または水の一次側圧が急激に変
動しても、二次側圧を確実かつ迅速に等圧化される。低
圧下においては図10の実線で示す形状であったXリン
グ37は、高圧の場合には一次側圧力により点線で示す
形状に変形され、Xリングとピストン17との隙間はさ
らに小さくなる。従って、第二の実施例において図8で
示したように一次側圧が高圧となっても、湯と水の間の
漏れ量は減少するので、混合弁38に供給される湯の温
度が低下することがなく、確実に高温の混合湯を得るこ
とができる。なおXリング37と固定溝33は密着され
ており、確実にシールされているものである。
【0053】等圧化弁31によって等圧化された湯と水
は、それぞれ混合弁38に供給される。制御手段40
は、予め設定された設定温度と混合湯温検出手段39か
らの検出温度との偏差を小さくするように混合弁38に
おける湯水の混合比を調節している。すなわちフィード
バック制御により、検出温度と混合湯温を一致させてい
る。混合弁38によって設定温度に混合された混合湯
は、流量調節弁41によって設定流量に調節され、出湯
端末42から供給される。
は、それぞれ混合弁38に供給される。制御手段40
は、予め設定された設定温度と混合湯温検出手段39か
らの検出温度との偏差を小さくするように混合弁38に
おける湯水の混合比を調節している。すなわちフィード
バック制御により、検出温度と混合湯温を一致させてい
る。混合弁38によって設定温度に混合された混合湯
は、流量調節弁41によって設定流量に調節され、出湯
端末42から供給される。
【0054】一般に等圧化弁がない場合、湯または水の
一次側圧力が急激に変化すると混合湯温が急激に変化す
る。また、流量調節弁41によって流量を大きく変更し
た場合も、一次側圧及び二次側圧が変動するため同様に
混合湯温が急激に変化する。その湯温変動が混合湯温検
出手段39によって検出された後、混合弁38により湯
水の混合比が調節されるため、図9の点線で示すような
オーバーシュートまたはアンダーシュートが発生してい
た。また、等圧化弁31がある場合においても、その摺
動抵抗が大きく、応答性が悪いと、迅速に等圧化が行わ
れないため、混合弁38によって湯水の混合比を調節し
なければならず、その遅れによってオーバーシュートま
たはアンダーシュートが発生していた。しかし本実施例
のようにXリング37と溝部32との間に隙間を設け、
摺動抵抗を軽減することで、二次側圧が確実かつ迅速に
等圧化されるので、混合弁38により湯水の混合比を変
更する必要がなく、図11に示すようにほとんどオーバ
ーシュートまたはアンダーシュートは発生しない。
一次側圧力が急激に変化すると混合湯温が急激に変化す
る。また、流量調節弁41によって流量を大きく変更し
た場合も、一次側圧及び二次側圧が変動するため同様に
混合湯温が急激に変化する。その湯温変動が混合湯温検
出手段39によって検出された後、混合弁38により湯
水の混合比が調節されるため、図9の点線で示すような
オーバーシュートまたはアンダーシュートが発生してい
た。また、等圧化弁31がある場合においても、その摺
動抵抗が大きく、応答性が悪いと、迅速に等圧化が行わ
れないため、混合弁38によって湯水の混合比を調節し
なければならず、その遅れによってオーバーシュートま
たはアンダーシュートが発生していた。しかし本実施例
のようにXリング37と溝部32との間に隙間を設け、
摺動抵抗を軽減することで、二次側圧が確実かつ迅速に
等圧化されるので、混合弁38により湯水の混合比を変
更する必要がなく、図11に示すようにほとんどオーバ
ーシュートまたはアンダーシュートは発生しない。
【0055】なお二次側圧を確実かつ迅速に等圧化する
ことによって、設定温度変更時のオーバーシュートまた
はアンダーシュートも防止することができる。
ことによって、設定温度変更時のオーバーシュートまた
はアンダーシュートも防止することができる。
【0056】以上述べたように本実施例によれば、ピス
トン17の中心にピストン17の可動範囲よりも大きい
溝部32を設けるとともに、溝部32とXリング37と
の間に隙間を設けているので、Xリング37と溝部32
との間に摺動抵抗が発生せず、二次側圧を確実かつ迅速
に等圧化できる。従って、一次側圧が急激に変化した
り、流量調節弁41によって流量変更が行われても、混
合弁38により湯水の混合比を調節する必要がなく、ほ
とんどオーバーシュートまたはアンダーシュートが発生
しないという効果が得られる。また、一次側圧が高圧と
なっても、Xリング37が変形することによって、Xリ
ング37とピストン17との隙間が狭くなり、湯と水の
間の漏れ量は減少するので、混合弁38に供給される湯
の温度が低下することがなく、確実に高温の混合湯を得
ることができる。
トン17の中心にピストン17の可動範囲よりも大きい
溝部32を設けるとともに、溝部32とXリング37と
の間に隙間を設けているので、Xリング37と溝部32
との間に摺動抵抗が発生せず、二次側圧を確実かつ迅速
に等圧化できる。従って、一次側圧が急激に変化した
り、流量調節弁41によって流量変更が行われても、混
合弁38により湯水の混合比を調節する必要がなく、ほ
とんどオーバーシュートまたはアンダーシュートが発生
しないという効果が得られる。また、一次側圧が高圧と
なっても、Xリング37が変形することによって、Xリ
ング37とピストン17との隙間が狭くなり、湯と水の
間の漏れ量は減少するので、混合弁38に供給される湯
の温度が低下することがなく、確実に高温の混合湯を得
ることができる。
【0057】なお、第一及び第二の実施例に示した等圧
化弁を、第三の実施例と同様に湯水混合装置の等圧化弁
31とすることで、同様の効果が得られる。
化弁を、第三の実施例と同様に湯水混合装置の等圧化弁
31とすることで、同様の効果が得られる。
【0058】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の自動調圧弁
は、シリンダと弾性シール材との間に所定の隙間を設け
ているので、ピストンの摺動抵抗が軽減され正確な調圧
を行うことができるとともに、所定の隙間にごみやスケ
ールが食い込むことなく通過でき、ピストンがロックさ
れることがないので、調圧機能の低下を防止できる。ま
た、第一と第二の流体が高圧の場合でも弾性シール材が
第一の流体と第二の流体の一次側圧によってピストンの
径方向に潰されるので、漏れ量の増加を抑制できる。
は、シリンダと弾性シール材との間に所定の隙間を設け
ているので、ピストンの摺動抵抗が軽減され正確な調圧
を行うことができるとともに、所定の隙間にごみやスケ
ールが食い込むことなく通過でき、ピストンがロックさ
れることがないので、調圧機能の低下を防止できる。ま
た、第一と第二の流体が高圧の場合でも弾性シール材が
第一の流体と第二の流体の一次側圧によってピストンの
径方向に潰されるので、漏れ量の増加を抑制できる。
【0059】また本発明の自動調圧弁は、弾性シール材
のシリンダ側断面形状を凸部形状とし、ピストン側断面
形状を凹部形状としているので、弾性シール材がピスト
ン径方向に変形しやすく、ごみやスケールの食い込みに
よるピストンのロックに対しての安全性をより向上でき
るとともに、第一と第二の流体が高圧の場合でも漏れ量
の増加を抑制できる。
のシリンダ側断面形状を凸部形状とし、ピストン側断面
形状を凹部形状としているので、弾性シール材がピスト
ン径方向に変形しやすく、ごみやスケールの食い込みに
よるピストンのロックに対しての安全性をより向上でき
るとともに、第一と第二の流体が高圧の場合でも漏れ量
の増加を抑制できる。
【0060】さらに本発明の自動調圧弁は、弾性シール
材のシリンダ側にビードを設けているので、第一と第二
の流体が高圧の場合において、ビード部分が第一の流体
と第二の流体の一次側圧によってピストンの径方向によ
り潰されやすく、より所定の隙間を小さくすることがで
きる。すなわち、第一と第二の流体間の漏れ量を低減で
きるものである。
材のシリンダ側にビードを設けているので、第一と第二
の流体が高圧の場合において、ビード部分が第一の流体
と第二の流体の一次側圧によってピストンの径方向によ
り潰されやすく、より所定の隙間を小さくすることがで
きる。すなわち、第一と第二の流体間の漏れ量を低減で
きるものである。
【0061】また本発明の自動調圧弁は、弾性シール材
をピストンと摺動させることにより、摺動面積を低減し
ているので、摺動抵抗を大幅に軽減でき正確な調圧を行
えるとともに、調圧の応答性を向上することができる。
をピストンと摺動させることにより、摺動面積を低減し
ているので、摺動抵抗を大幅に軽減でき正確な調圧を行
えるとともに、調圧の応答性を向上することができる。
【0062】さらに本発明の自動調圧弁は、シリンダに
固定溝を設け、弾性シール材を固定しているので、第一
の流体と第二の流体の一次側圧の圧力差が大きい場合で
も、弾性シール材が移動せず、確実に摺動抵抗を大幅に
軽減できる。
固定溝を設け、弾性シール材を固定しているので、第一
の流体と第二の流体の一次側圧の圧力差が大きい場合で
も、弾性シール材が移動せず、確実に摺動抵抗を大幅に
軽減できる。
【0063】加えて本発明の自動調圧弁は、固定溝と弾
性シール材の形状を同形状としているので、より確実に
弾性シールの固定が可能となるとともに、弾性シール材
の円弧形状としているので、さらに摺動抵抗を軽減でき
る。
性シール材の形状を同形状としているので、より確実に
弾性シールの固定が可能となるとともに、弾性シール材
の円弧形状としているので、さらに摺動抵抗を軽減でき
る。
【0064】また本発明の自動調圧弁は、溝部を樹脂で
構成しているので、弾性シール材とピストンとの固着を
防止できるとともに、ピストンへのスケールの付着を低
減できる。従って、長期間使用しない場合における調圧
機能の低下を防止できるとともに、耐久性能を向上でき
る。
構成しているので、弾性シール材とピストンとの固着を
防止できるとともに、ピストンへのスケールの付着を低
減できる。従って、長期間使用しない場合における調圧
機能の低下を防止できるとともに、耐久性能を向上でき
る。
【0065】さらに本発明の自動調圧弁は、ピストンと
弾性シール材との間に所定の隙間を設けているので、ピ
ストンの摺動抵抗が軽減され正確な調圧を行うことがで
きる。また、所定の隙間にごみやスケールが詰まって
も、弾性シール材が変形することによりごみやスケール
がその隙間を通過でき、ピストンがロックされることが
ないので、調圧機能の低下を防止できる。また、第一と
第二の流体が高圧の場合でも弾性シール材が第一の流体
と第二の流体の一次側圧によってピストンの径方向に潰
され、隙間面積が小さくなるので、第一の流体と第二の
流体の間の漏れ量を低減できる。加えて、第一の流体と
第二の流体の間の漏れ量が少ないとともに、ごみ詰まり
等のによるピストンのロックする可能性がないので、溝
部32と弾性シール材34の隙間の寸法公差許容範囲を
広くすることができ、加工コストを低減することができ
る。
弾性シール材との間に所定の隙間を設けているので、ピ
ストンの摺動抵抗が軽減され正確な調圧を行うことがで
きる。また、所定の隙間にごみやスケールが詰まって
も、弾性シール材が変形することによりごみやスケール
がその隙間を通過でき、ピストンがロックされることが
ないので、調圧機能の低下を防止できる。また、第一と
第二の流体が高圧の場合でも弾性シール材が第一の流体
と第二の流体の一次側圧によってピストンの径方向に潰
され、隙間面積が小さくなるので、第一の流体と第二の
流体の間の漏れ量を低減できる。加えて、第一の流体と
第二の流体の間の漏れ量が少ないとともに、ごみ詰まり
等のによるピストンのロックする可能性がないので、溝
部32と弾性シール材34の隙間の寸法公差許容範囲を
広くすることができ、加工コストを低減することができ
る。
【0066】加えて本発明の湯水混合装置は、ピストン
の摺動抵抗を軽減した自動調圧弁と、湯水の混合比率を
調節する混合弁と、混合湯の流量調節を行う流量調節弁
を設けているので、一次側圧が急激に変動したり、流量
調節弁によって流量が変更された場合でも、自動調圧弁
によって直ちに二次側圧の等圧化を行うことができ、混
合湯温の変動を防止することができるとともに、混合弁
によって湯水の混合比が調節されるまでの応答遅れによ
るオーバーシュート及びアンダーシュートの発生を防止
することができる。また、一次側圧が高圧となっても、
弾性シール材が変形することによって、湯と水の間の漏
れ量は減少するので、混合弁に供給される湯の温度が低
下することがなく、確実に高温の混合湯を得ることがで
きる。
の摺動抵抗を軽減した自動調圧弁と、湯水の混合比率を
調節する混合弁と、混合湯の流量調節を行う流量調節弁
を設けているので、一次側圧が急激に変動したり、流量
調節弁によって流量が変更された場合でも、自動調圧弁
によって直ちに二次側圧の等圧化を行うことができ、混
合湯温の変動を防止することができるとともに、混合弁
によって湯水の混合比が調節されるまでの応答遅れによ
るオーバーシュート及びアンダーシュートの発生を防止
することができる。また、一次側圧が高圧となっても、
弾性シール材が変形することによって、湯と水の間の漏
れ量は減少するので、混合弁に供給される湯の温度が低
下することがなく、確実に高温の混合湯を得ることがで
きる。
【図1】本発明の第一の実施例を示す自動調圧弁の断面
図
図
【図2】同自動調圧弁のA部拡大断面図
【図3】同自動調圧弁における一次側圧力と流体間の漏
れ量の関係を示す特性図
れ量の関係を示す特性図
【図4】同自動調圧弁において他の弾性シール材を用い
たA部拡大断面図
たA部拡大断面図
【図5】同自動調圧弁において他の弾性シール材を用い
たA部拡大断面図
たA部拡大断面図
【図6】本発明の第二の実施例を示す自動調圧弁の断面
図
図
【図7】同自動調圧弁のB部拡大断面図
【図8】同自動調圧弁における一次側圧力と流体間の漏
れ量の関係を示す特性図
れ量の関係を示す特性図
【図9】本発明の第三の実施例を示す湯水混合装置の断
面図
面図
【図10】同湯水混合装置のC部拡大断面図
【図11】同湯水混合装置における混合湯温を示す特性
図
図
【図12】従来の自動調圧弁の断面図
【図13】従来の他の自動調圧弁の断面図
14 等圧化弁(自動調圧弁) 15 給水管(第一の流体経路) 16 給湯管(第二の流体経路) 17 ピストン 18 シリンダ 19 第一の弁体 20 第二の弁体 21 第一の弁座 22 第二の弁座 25 弾性シール材 25a 弾性シール材 25b ビード 25c 弾性シール材 26 溝部 31 等圧化弁(自動調圧弁) 32 溝部 33 固定溝 34 弾性シール材 37 Xリング(弾性シール材) 38 混合弁 41 流量調節弁
Claims (9)
- 【請求項1】第一の流体経路と、第二の流体経路と、前
記第一の流体経路の一次圧力を減圧する第一の弁体およ
び第一の弁座と、前記第二の流体経路の一次圧力を減圧
する第二の弁体および第二の弁座と、前記第一の弁体と
第二の弁体に連結され前記第一の流体と第二の流体の減
圧後の二次圧力差で動作するピストンと、前記ピストン
外周に設けたシリンダと、前記ピストンに設けられた溝
部と、前記シリンダとの間に所定の隙間ができるよう前
記溝部に設けた弾性シール材とからなる自動調圧弁。 - 【請求項2】弾性シール材の断面形状は、シリンダ側を
凸部形状としピストン側を凹部形状とした請求項1記載
の自動調圧弁。 - 【請求項3】弾性シール材のシリンダ側にビードを設け
た請求項1記載の自動調圧弁。 - 【請求項4】第一の流体経路と、第二の流体経路と、前
記第一の流体経路の一次圧力を減圧する第一の弁体およ
び第一の弁座と、前記第二の流体経路の一次圧力を減圧
する第二の弁体および第二の弁座と、前記第一の弁体と
第二の弁体に連結され前記第一の流体と第二の流体の減
圧後の二次圧力差で動作するピストンと、前記ピストン
外周に設けたシリンダと、前記ピストンに設けられ前記
ピストンの軸方向の可動範囲以上の幅を有する溝部と、
前記溝部に設けた弾性シール材とからなる自動調圧弁。 - 【請求項5】第一の流体経路と、第二の流体経路と、前
記第一の流体経路の一次圧力を減圧する第一の弁体およ
び第一の弁座と、前記第二の流体経路の一次圧力を減圧
する第二の弁体および第二の弁座と、前記第一の弁体と
第二の弁体に連結され、前記第一の流体と第二の流体の
減圧後の二次圧力差で動作するピストンと、前記ピスト
ン外周に設けたシリンダと、前記ピストンに設けられ、
前記ピストンの軸方向の可動範囲以上の幅を有する溝部
と、前記溝部に設けた弾性シール材と、前記シリンダに
前記弾性シール材を固定する固定溝とからなる自動調圧
弁。 - 【請求項6】弾性シール材の断面形状は、シリンダ側を
前記固定溝と同形状とし、ピストン側を円弧形状とした
請求項3記載の自動調圧弁。 - 【請求項7】ピストンに設けられた溝部に樹脂を用いた
請求項3又は請求項4記載の自動調圧弁。 - 【請求項8】弾性シール材と溝部との間に所定の隙間を
設けた請求項3、4又は5記載の自動調圧弁。 - 【請求項9】自動調圧弁の下流側に設けられ湯および水
の混合比を調節する混合弁と、前記混合弁下流側に混合
流体の閉止および流量調節を行う流量調節弁とを備えた
請求項1〜8のいずれか1項に記載の湯水混合装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11550895A JP2947120B2 (ja) | 1995-05-15 | 1995-05-15 | 自動調圧弁および湯水混合装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11550895A JP2947120B2 (ja) | 1995-05-15 | 1995-05-15 | 自動調圧弁および湯水混合装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08312814A true JPH08312814A (ja) | 1996-11-26 |
| JP2947120B2 JP2947120B2 (ja) | 1999-09-13 |
Family
ID=14664264
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11550895A Expired - Fee Related JP2947120B2 (ja) | 1995-05-15 | 1995-05-15 | 自動調圧弁および湯水混合装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2947120B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09296871A (ja) * | 1996-05-07 | 1997-11-18 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | シール構造およびそれを用いた湯水混合装置 |
| JP2005211959A (ja) * | 2004-01-30 | 2005-08-11 | Jfe Steel Kk | オンラインロールグラインダおよびそれを用いた圧延機ワークロールの研削方法 |
| JP2017223312A (ja) * | 2016-06-16 | 2017-12-21 | 大電株式会社 | スプール弁機構 |
| JP2025088206A (ja) * | 2023-11-30 | 2025-06-11 | Toto株式会社 | 湯水混合装置 |
-
1995
- 1995-05-15 JP JP11550895A patent/JP2947120B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09296871A (ja) * | 1996-05-07 | 1997-11-18 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | シール構造およびそれを用いた湯水混合装置 |
| JP2005211959A (ja) * | 2004-01-30 | 2005-08-11 | Jfe Steel Kk | オンラインロールグラインダおよびそれを用いた圧延機ワークロールの研削方法 |
| JP2017223312A (ja) * | 2016-06-16 | 2017-12-21 | 大電株式会社 | スプール弁機構 |
| JP2025088206A (ja) * | 2023-11-30 | 2025-06-11 | Toto株式会社 | 湯水混合装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2947120B2 (ja) | 1999-09-13 |
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