JPH08313108A - エンジン排熱利用吸収式冷凍機 - Google Patents

エンジン排熱利用吸収式冷凍機

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JPH08313108A
JPH08313108A JP7118344A JP11834495A JPH08313108A JP H08313108 A JPH08313108 A JP H08313108A JP 7118344 A JP7118344 A JP 7118344A JP 11834495 A JP11834495 A JP 11834495A JP H08313108 A JPH08313108 A JP H08313108A
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JP
Japan
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dilute solution
solvent
regenerator
concentrated
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JP7118344A
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English (en)
Inventor
Yukihiko Takeda
幸彦 武田
Kenji Nakajima
謙司 中島
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 短時間で定常運転にいたることのできる吸収
式冷凍機を提供する。 【構成】 希溶液流路42の溶液ポンプ9の下流側と吸
収器7との間には、バルブ13を有するバイパス流路1
8が設けられる。吸収式冷凍機Aの運転終了時には、バ
ルブ16、17を閉じ、バルブ13を開ける。この際、
高温再生器1の内部の圧力は吸収器7の内部の圧力より
も高いため、希溶液管25内部の希溶液はバイパス流路
18を経て吸収器7へと移動し、希溶液管25の液面は
低下する。十分に希溶液管25の液面が低下した後、バ
ルブ13を閉じる。このようにバルブ13、16、17
を開閉させることにより、吸収式冷凍機Aの運転再開時
の希溶液管25の液面を低くすることができ、短時間で
希溶液管25内の希溶液温を上昇させることができる。
その結果、短時間で吸収式冷凍機Aを定常運転に到らせ
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジンの排熱を利用
した吸収式冷凍機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、エンジンの排熱を有効に利用した
吸収式冷凍機としては、特開平1−239354号公報
に開示されているように、エンジン排気ガスを高温再生
器、エンジン冷却水を低温再生器にそれぞれ導き、吸収
溶液を加熱する2重効用の吸収式冷凍サイクルを構成す
るものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記特
開平1−239354号公報に開示されているような冷
凍機の場合、その起動時には、高温再生器には吸収溶液
が滞留しているため、エンジンの排気ガスは過剰に冷却
され、排気管の内部に凝縮水が発生する。すると、吸収
溶液を加熱するための排気ガスの熱が、まずこの凝縮水
の蒸発に用いられるため、吸収溶液の温度を上昇させる
のに時間を要する。この結果、冷凍機が定常運転に到る
までの時間が長くなってしまうという問題点があった。
【0004】そこで本発明では上記の点に鑑み、定常運
転に到るまでの時間を短縮できる構造を有するエンジン
排熱利用吸収式冷凍機を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1は、エンジン(8)と、内部に吸収溶液と
しての希溶液が封入され、前記エンジン(8)の排熱を
熱源として前記希溶液を加熱、濃縮し、濃溶液とすると
ともに、前記吸収溶液の溶媒の蒸気を発生させる再生器
(1)、(4)と、この再生器(1)、(4)で発生し
た前記溶媒の蒸気を凝縮し、液化する凝縮器(5)と、
この凝縮器(5)で液化した前記溶媒を利用水と熱交換
させることにより、再び蒸発気化させ、溶媒の蒸気とす
る蒸発器(6)と、この蒸発器(6)で再び蒸発気化し
た溶媒の蒸気を、前記再生器(1)、(4)で濃縮した
前記濃溶液に吸収させて前記希溶液とする吸収器(7)
と、この吸収器(7)から前記再生器(1)、(4)へ
と前記希溶液を送る希溶液流路(42)と、前記再生器
(1)、(4)から前記吸収器(7)へと前記濃溶液を
送る濃溶液流路(44)と、前記再生器(1)、(4)
から前記凝縮器(5)へと前記溶媒の蒸気を送る気溶媒
流路(31)と、前記凝縮器(5)から前記蒸発器
(6)へと凝縮された前記溶媒を送る液溶媒流路(3
3)と、前記希溶液流路(42)に設けられ、前記希溶
液に前記吸収器(7)から前記再生器(1)、(4)へ
の流れを発生させる溶液流発生手段(9)と、この溶液
流発生手段(9)よりも前記希溶液流路の下流の部分に
取り付けられる逆流防止弁(14)と、この逆流防止弁
(14)よりも前記希溶液流路(42)の下流の部分と
前記吸収器(7)とをつなぎ、前記溶液流発生手段
(9)を介さずに前記希溶液が流れるバイパス流路(1
8)と、このバイパス流路(18)と、前記濃溶液流路
(44)と、前記気溶媒流路(31)とにそれぞれ取り
付けられる可変絞り弁(13)、(17)、(16)
と、を有し、前記エンジン(8)の運転時には、前記濃
溶液流路(44)に取り付けられた前記可変絞り弁(1
7)と前記気溶媒流路(31)に取り付けられた前記可
変絞り弁(16)とを開いた状態とし、前記バイパス流
路(18)に取り付けられた前記可変絞り弁(13)を
閉じた状態とし、前記エンジン(8)の運転終了時に
は、前記バイパス流路(18)に取り付けられた前記可
変絞り弁(13)を開き、前記濃溶液流路(44)と前
記気溶媒流路(31)とに取り付けられた前記可変絞り
弁(17)、(16)を閉じ、前記再生器(1)、
(4)に封入された前記希溶液の液面が所定の位置とな
ったら、前記バイパス流路(18)に取り付けられた前
記可変絞り弁(13)を閉じるという技術的手段を採用
するものである。
【0006】さらに、請求項2は、請求項1において、
前記再生器(1)、(4)が、内部に前記希溶液が封入
され、前記エンジン(8)の排熱により前記希溶液を濃
縮する第1の再生器(1)と、内部に前記希溶液が封入
されるとともに、前記第1の再生器(1)の内部に封入
された前記希溶液が濃縮される際に発生する前記溶媒の
蒸気の熱により、自身の内部に封入される前記希溶液を
濃縮する第2の再生器(4)とを備え、2重効用式であ
るという技術的手段を採用するものである。
【0007】また、請求項3は、請求項1又は2におい
て、前記再生器(1)、(4)が、前記エンジン(8)
の排熱を伝える媒体が内部を流れる媒体配管(3)と、
前記媒体により加熱、濃縮される前記希溶液が内部に貯
留される希溶液配管(25)と前記希溶液が濃縮された
濃溶液と、前記希溶液を濃縮する際に発生する前記溶媒
の蒸気とを気液分離する気液分離器(2)とが多重管と
なった多重管構造であるという技術的手段を採用するも
のである。
【0008】また、請求項4は、請求項1ないし3のい
ずれか1つにおいて、前記再生器(1)、(4)に封入
される前記希溶液の温度を検知する温度検出手段(1
9)、(21)を備え、前記エンジン(8)の運転再開
時において、前記温度検出手段(19)、(21)が前
記希溶液の温度が所定の温度以上になったと検知する
と、前記濃溶液流路(44)に取り付けられた前記可変
絞り弁(17)と前記気溶媒流路(31)に取り付けら
れた前記可変絞り弁(16)とを開くという技術的手段
を採用するものである。
【0009】また、請求項5は、請求項1ないし4のい
ずれか1つにおいて、前記吸収溶液として、臭化リチウ
ム水溶液を用いたという技術的手段を採用するものであ
る。
【0010】
【作用及び発明の効果】請求項1に示したように、エン
ジンの運転時、つまり吸収式冷凍機の運転時には、希溶
液は再生器で濃縮されて濃溶液となり、溶媒の蒸気を発
生する。再生器で濃縮された濃溶液は、吸収器へと送ら
れる。一方、再生器で発生した溶媒の蒸気は凝縮器で凝
縮液化され、続いて、蒸発器で利用水と熱交換しながら
蒸発し、再び蒸気となる。蒸発器で再び蒸気となった溶
媒は、吸収器において濃溶液に吸収されて希溶液とな
り、吸収器から希溶液流路を経て再生器へと戻る。この
際、再生器はエンジンの排熱により加熱されているの
で、再生器の内部は、溶媒の蒸気圧のために吸収器の内
部よりも高圧となっている。
【0011】一方、エンジンの運転終了時には、溶液流
発生手段は運転を終了する。そのため、再生器の内部と
吸収器の内部との圧力差により、希溶液は希溶液流路を
再生器から吸収器へと移動しようとする。また、溶媒の
蒸気と濃溶液とは再生器から流出しようとする。しか
し、溶液流発生手段よりも下流に逆流防止弁が設けられ
ているので、希溶液は溶液発生手段を経て吸収器へと移
動できない。一方、濃溶液流路と気溶媒流路とに取り付
けられた可変絞り弁とを閉じ、バイパス流路に取り付け
られた可変絞り弁を開けることにより、再生器と吸収器
とはバイパス流路を介してのみ連通した状態となる。す
ると、再生器の内部と吸収器の内部との圧力差により、
希溶液は再生器から吸収器へとバイパス流路を経て移動
し、再生器に封入された希溶液の液面は低下する。
【0012】さらに、再生器に封入された希溶液の液面
が所定の位置となったら、バイパス流路に取り付けられ
た絞り弁を閉じることにより、冷凍機の運転再開時まで
再生器に封入される希溶液の液面を低く保つことがで
き、冷凍機の運転再開時において、再生器に封入される
希溶液の液温を短時間で上昇させることができる。その
結果、吸収式冷凍機が定常運転に到るまでの時間を短く
することができる。
【0013】また、請求項2では、請求項1と同様の作
用と効果が得られるとともに、第1の再生器で希溶液を
濃縮させる際に発生させた溶媒の蒸気の熱を、第2の再
生器で希溶液を濃縮させる際に用いることにより、熱を
有効に利用することが可能となり、2重効用化させるこ
とができる。また、2重効用化させることにより、第1
の再生器の内部と吸収器の内部との圧力差を大きくする
ことができ、希溶液の第1の再生器から吸収器への希溶
液の移動をより容易に起こすことができる。
【0014】さらに、請求項3では、請求項1または2
と同様の作用と効果が得られるとともに、再生器を、媒
体配管と希溶液配管と分離器とが多重管となった多重管
構造とすることで、運転終了時に少量の希溶液をバイパ
ス流路を経て再生器から吸収器へ移動させることで、希
溶液配管の希溶液の液面の高さを大きく変化させること
ができる。また、希溶液とエンジンの排熱との間の熱交
換量の制御を容易にすることができる。
【0015】さらに、請求項4では、請求項1ないし3
のいずれか1つと同様の効果が得られるとともに、再生
器に封入された希溶液の温度を検知する温度検出手段を
設け、この温度検出手段により濃溶液流路に取り付けら
れた可変絞り弁と気溶媒流路に取り付けられた可変絞り
弁との開閉状態を制御することにより、運転再開時に、
再生器に封入された希溶液を確実に所定の温度以上に上
昇させることができる。
【0016】さらに、請求項5では、請求項1ないし4
のいずれか1つと同様の効果が得られる。
【0017】
【実施例】以下、本発明をエンジンの排熱を利用した2
重効用の吸収式冷凍機に適用した実施例について図面に
基づいて説明する。 〔実施例〕図1はエンジンの排熱を有効に利用した2重
効用の吸収式冷凍機Aを示した模式的システム図であ
る。
【0018】2重効用の吸収式冷凍機Aは、水冷式エン
ジン8、溶媒流路30、溶液回路40、冷却水が循環す
る冷却水配管であるコイルチューブ22、23、利用水
が循環する利用水配管であるコイルチューブ24、高温
再生器1、低温再生器4、凝縮器5、蒸発器6、および
吸収器7等から構成されている。なお、この実施例で
は、吸収溶液である希溶液として55重量%程度の臭化
リチウム水溶液を用いた。また、濃溶液として60重量
%程度の臭化リチウム水溶液を用いた。
【0019】エンジン8は、負荷に応じた動力を発生す
る内燃機関で、天然ガスまたはディーゼル油等の燃料を
燃焼することにより排熱が発生するものである。媒体配
管である排気管3は、エンジン8の燃焼時に発生した、
エンジン8の排熱を伝える媒体であるエンジン排気を外
部へ排出する排気管で、高温再生器1の内部を貫通して
おり、内部を通過する高温のエンジンの排気は高温再生
器1内の希溶液を加熱する。排気管3は、高温再生器1
を通過した後、熱交換器11を通過し、外部へ排出され
る。
【0020】エンジン冷却水管20は、エンジン冷却水
が熱交換器11および低温再生器4を通過した後、再び
エンジン8に戻ってくるように、循環経路を形成してい
る。なお、エンジン冷却水管20の低温再生器4を通過
する部分は、コイルチューブ20aとなっている。第1
の再生器である高温再生器1は、排気管3の外側に設け
られる希溶液を貯留する希溶液管25と、さらに希溶液
管25の外側上部に、吸収溶液の溶媒の蒸気である高温
蒸気と濃縮された濃溶液とを分離する気液分離器2とを
備えており、多重管構造となっている。また、高温再生
器1は、高温再生器1に封入される希溶液の温度を検知
する、温度検知手段である温度センサ19を有してい
る。
【0021】希溶液管25の下方部には、希溶液が溶液
回路40の高温側希溶液流路42aから希溶液管25に
流入する希溶液流入口25aが形成される。一方、希溶
液管25の上方部には、排気管3を流れるエンジンの排
気により加熱され、発生した高温蒸気と濃縮された濃溶
液とが気液分離器2へと流出する流出口25bが形成さ
れる。
【0022】気液分離器2の下方部には、気液分離され
た濃溶液が高温側濃溶液流路44aへと流出する濃溶液
流出口2aが形成される。一方、気液分離器2の上方部
には、高温蒸気が気溶媒流路31へと流出する蒸気流出
口2bが形成される。第2の再生器である低温再生器4
は、気溶媒流路31の一部であるコイルチューブ32、
エンジン冷却水管の一部であるコイルチューブ20a、
およびこれらのコイルチューブ20a、コイルチューブ
32を収容する真空容器71とを備えている。また、低
温再生器4は、低温再生器4に封入される希溶液の温度
を検知する温度センサ21を有している。
【0023】この低温再生器4は、溶液回路40の低温
側希溶液流路42bから真空容器71内に流入した希溶
液を、コイルチューブ32内を通過する高温蒸気の潜熱
およびコイルチューブ20a内を通過するエンジン冷却
水の潜熱にて加熱して低温、低圧の溶媒の蒸気を発生さ
せ、希溶液を濃縮させる。凝縮器5は、コイルチューブ
22、およびこのコイルチューブ22を収容する低温再
生器4と共通の真空容器71等を備えている。この凝縮
器5は、低温再生器4で発生する溶媒の蒸気をコイルチ
ューブ22内を通過する冷却水により凝縮液化させ、こ
の冷却水を加熱する。
【0024】なお、真空容器71の内部の、低温再生器
4の下方と凝縮器5の下方とは分離板71aにより分離
されている。一方、図示しないが、低温再生器4の上部
と凝縮器5の上部とは仕切り板により仕切られており、
この仕切り板には、低温再生器4の上部雰囲気と凝縮器
5の上部雰囲気とを連通するための複数の連通口(図示
しない)が形成されている。
【0025】蒸発器6は、利用水を循環させるコイルチ
ューブ24、およびこのコイルチューブ24を収容する
真空容器72等を備えている。この蒸発器6は、液溶媒
流路33のノズル34よりコイルチューブ24上に噴霧
された霧化溶媒と、コイルチューブ24内を通過する利
用冷水とを熱交換させて溶媒を蒸発気化させ、利用冷水
を冷却する。
【0026】吸収器7は、コイルチューブ23、および
このコイルチューブ23を収容する、蒸発器6と共通の
真空容器72等を備えている。この吸収器7は、吸収器
側濃溶液流路44cのノズル45よりコイルチューブ2
3上に噴霧された濃溶液に蒸発器6で発生した溶媒の蒸
気を吸収させ、希薄化し、希溶液とするものである。な
お、真空容器72の内部は、真空容器71の内部と同様
に、蒸発器6の下方と吸収器7の下方とは分離板72a
により分離され、蒸発器6の上部と吸収器7の上部とは
仕切り板(図示しない)により仕切られており、この仕
切り板には、真空容器71の仕切り板と同様に、蒸発器
6の上部雰囲気と吸収器7の上部雰囲気とを連通するた
めの複数の連通口(図示しない)が形成されている。
【0027】気溶媒流路31は蒸気流出口2bと連通し
ており、高温再生器1で発生した高温、高圧の溶媒の蒸
気を低温再生器4内のコイルチューブ32を通して凝縮
器5へ供給する。コイルチューブ32は、内部を通過す
る高温、高圧の溶媒の蒸気と低温再生器4内の溶液とを
熱交換させて溶媒の蒸気の潜熱にて溶液を加熱する。液
溶媒流路33は、凝縮器5内の液溶媒を蒸発器6へ供給
し、先端部に液溶媒を蒸発器6内に噴霧する噴霧手段と
してのノズル34を設けている。このような気溶媒流路
31と液溶媒流路33とにより、溶媒流路30は構成さ
れている。
【0028】溶液ポンプ9、バイパス流路18、希溶液
流路42と濃溶液流路44等により、溶液回路40は構
成される。溶液ポンプ9は、例えばキャンドモータポン
プが使用され、図示しない電動モータにより回転駆動さ
れ、溶液回路40内に溶液の流れを発生させる溶液流発
生手段であり、後述する吸収器側希溶液流路42cに取
り付けられている。
【0029】希溶液流路42は、高温側希溶液流路42
a、低温側希溶液流路42b、吸収器側希溶液流路42
cとからなり、吸収器7内で希薄化された希溶液を吸収
器7から高温再生器1内および低温再生器4内へと送
る。吸収器側希溶液流路42cは、溶液ポンプ9の下流
側で、高温側希溶液流路42aと低温側希溶液流路42
bとに分岐している。なお、高温側希溶液流路42aは
希溶液管25の希溶液の流入口25aと連結している。
【0030】濃溶液流路44は、高温側濃溶液流路44
a、低温側濃溶液流路44b、吸収器側濃溶液流路44
cとからなり、高温再生器1内で濃縮された濃溶液を、
高温再生器1から吸収器7内へと送る。なお、高温側濃
溶液流路44aは気液分離器2の濃溶液流出口2aと連
結しており、低温側濃溶液流路44bは低温再生器4と
連結している。高温側濃溶液流路44aと低温側濃溶液
流路44bとは合流し、吸収器側濃溶液流路44cとな
る。また、吸収器側濃溶液流路44cの最も下流側に
は、濃溶液を吸収器7内に噴霧する噴霧手段としてのノ
ズル45が設けられている。
【0031】バイパス流路18は、溶液ポンプ9を介さ
ずに、高温側希溶液流路42aの、後述するバルブ14
よりも下流と吸収器7との間をつないでいる。したがっ
て、吸収器側希溶液流路42cとは異なる希溶液の流路
となっている。溶液回路40には熱交換器10、12が
備えられている。熱交換器10は、高温側濃溶液流路4
4aと高温側希溶液流路42aとが近接する位置に配置
れている。一方、熱交換器12は、吸収器側濃溶液流路
44cと低温側希溶液流路42bとが近接する位置に配
置されている。
【0032】また、溶媒流路30にはバルブ15、16
が、溶液回路40にはバルブ13、14、17が、それ
ぞれ取り付けられている。バルブ13はバイパス流路1
8の、バルブ15は液溶媒流路33の、バルブ16は気
溶媒流路31の、バルブ17は高温側濃溶液流路44a
の、それぞれの循環量を調整する可変絞り弁である。な
お、バルブ14は逆流防止弁であり、溶液ポンプ9の保
護のために、溶液ポンプ9側への希溶液の逆流を防止し
ている。
【0033】コイルチューブ22、23は、室外ファン
および室外熱交換器よりなるものや、クーリングタワー
等よりなる室外ユニット(図示せず)で冷却された冷却
水を再度室外ユニットに戻す冷却水循環手段の一部であ
る。コイルチューブ22は、内部を通過する冷却水と凝
縮器5内の溶媒蒸気とを熱交換させて溶媒を凝縮液化さ
せる。一方、コイルチューブ23は、内部を通過する低
温の冷却水によって、吸収器7内で溶液に溶媒が吸収さ
れる際に発生する吸収熱を除熱する。
【0034】コイルチューブ24は、室内ファンおよび
室内熱交換器よりなる室内ユニット(図示せず)で温ま
った利用冷水を、再度室内ユニットに戻す冷却水流路の
一部であり、内部を通過する冷却水と蒸発器6内の霧化
溶媒を熱交換させて溶媒を蒸発気化させる溶媒気化手段
である。なお、室内ユニットは、百貨店、スーパーマー
ケット、コンビニエンスストア等の建築物の室内の冷房
(または暖房)を行う。
【0035】次に、この実施例の2重効用の吸収式冷凍
機Aの作動を図1に基づいて簡単に説明する。運転スイ
ッチをオンすると、エンジン8、室内ファン、室外ファ
ン、および溶液ポンプ9等の冷凍機器の冷房運転が開始
される。エンジン8が運転を開始することによりエンジ
ン8内で発生した高温(例えば500℃〜700℃)の
エンジン排気は、高温再生器1内の排気管3を通過す
る。エンジン排気は排気管3内を通過する際に、高温再
生器1内の希溶液と熱交換し、高温再生器1内の希溶液
を加熱する。さらに、エンジン排気は、熱交換器11内
でエンジン冷却水と熱交換した後に大気へ放出される。
【0036】高温再生器1は、溶液回路40の希溶液流
路42から希溶液管25内に流入した希溶液を、排気管
3内を通過する高温のエンジン排気の排熱により加熱し
て高温、高圧の溶媒の蒸気を発生させ、希溶液を濃縮さ
せる。濃縮された高温の濃溶液は、気液分離器2の濃溶
液流出口2aから高温側濃溶液流路44a、吸収器側濃
溶液流路44cを通って熱交換器10、12内で低温の
希溶液と熱交換した後に、ノズル45へと送られ、ノズ
ル45により吸収器7内に噴霧される。
【0037】また、高温再生器1内で発生した高温の溶
媒の蒸気は、気溶媒流路31を通って低温再生器4内の
コイルチューブ32内に導かれる。そして、コイルチュ
ーブ32内に導かれた高温の溶媒の蒸気は、コイルチュ
ーブ32内を通過する際に低温再生器4内の希溶液を加
熱して低温再生器4内の希溶液からの蒸気発生量を増大
させて、自身は凝縮した後に凝縮器5へ送り込まれる。
【0038】また、低温再生器4で濃縮された濃溶液
は、低温側濃溶液流路44bを経て、吸収器側濃溶液流
路44cを流れる高温再生器1で濃縮された濃溶液に合
流し、ノズル45へと送られ、ノズル45により吸収器
7内に噴霧される。低温再生器4内の希溶液は、気溶媒
流路31のコイルチューブ32内を流れる溶媒の蒸気の
潜熱と,エンジン冷却水管20のコイルチューブ20a
内を流れるエンジン冷却水の潜熱とを回収して加熱され
て高温再生器1内で発生する溶媒の蒸気より低温、低圧
の溶媒の蒸気を発生し、濃縮される。濃縮された濃溶液
は、吸収器側濃溶液流路44cを通って熱交換器12内
で低温の希溶液と熱交換した後に吸収器7へ送り込まれ
る。一方、低温再生器4内で発生した溶媒の蒸気は凝縮
器5内へ送り込まれる。
【0039】凝縮器5内に送り込まれた溶媒の蒸気は、
凝縮器5内のコイルチューブ22上に散布されて、コイ
ルチューブ22内を流れる冷却水に熱を与えて凝縮液化
される。そして、凝縮器5内で液化された溶媒は液溶媒
流路33を通ってノズル34から蒸発器6内のコイルチ
ューブ24上に散布されて、コイルチューブ24内を流
れる利用冷水から熱を奪って蒸発気化して、高温再生器
1内で発生する溶媒の蒸気より低温、低圧の溶媒の蒸気
となる。したがって、コイルチューブ24内を流れる利
用冷水は、液溶媒に熱を与えることにより冷却され、こ
の利用冷水を室内ユニットに導くことにより百貨店、ス
ーパーマーケット、コンビニエンスストア等の建築物の
室内が冷房される。
【0040】この蒸発器6内で発生した溶媒の蒸気は、
吸収器7内に導かれて、吸収器側濃溶液流路44cのノ
ズル45から吸収器7内のコイルチューブ23上に散布
された濃溶液に吸収される。したがって、この濃溶液は
希薄化され、希溶液となり、吸収器7の下部に溜まる。
そして、吸収器7内の希溶液は、溶液ポンプ9により汲
み上げられて吸収器側希溶液流路42cを通り、高温側
希溶液流路42aおよび低温側希溶液流路42bにわか
れて流入する。高温側希溶液流路42aを通過した希溶
液は、熱交換器10内に導かれ、高温の濃溶液と熱交換
して加熱されて希溶液流入口25aを経て高温再生器1
へと送り込まれる。一方、低温側希溶液流路42bを通
過した希溶液は、熱交換器12内に導かれ、高温の濃溶
液と熱交換して加熱された後、低温再生器4へ送り込ま
れる。以上のようにして、2重効用の吸収式の冷凍サイ
クルは完了する。
【0041】熱交換器10、12は、濃溶液を希溶液で
冷却することにより吸収器7内での溶媒の吸収性能を高
めると共に、希溶液を濃溶液で加熱することにより、高
温再生器1、低温再生器4内での溶液の加熱性能を高め
る。ところで、このような2重効用の吸収式冷凍サイク
ルにおいて、バルブ13、14、15、16、17は、
それぞれ、図示しない制御装置から出力される制御信号
(電流信号または電圧信号等の電気信号)に応じて、溶
媒流路30および溶液回路40の開口度合(開度)をそ
れぞれ調節する。
【0042】バルブ13はバイパス流路18に取り付け
られており、バイパス流路18を通過する希溶液の流量
を調整している。バルブ14は、高温側希溶液流路42
aに取り付けられており、高温側希溶液流路42aを通
過する希溶液の流量を調整している。バルブ15は液溶
媒流路33に取り付けられており、液溶媒流路33を通
過する溶媒の流量を調整している。また、バルブ16は
気溶媒流路31に取り付けられており、気溶媒流路31
を通過する溶媒の流量を調整している。バルブ17は、
高温側濃溶液流路44aに取り付けられており、高温側
濃溶液流路44aを通過する濃溶液の循環量を調整して
いる。
【0043】また、バルブ14は、高温再生器1内へ流
入する希溶液の流量を調整することにより、高温再生器
1内の吸収溶液の液温を調整している。さらに、バルブ
14は溶液ポンプ9の下流側に設けられており、これを
閉じることにより運転終了時における希溶液の逆流防止
弁としてもはたらく。これらのバルブ13、14、1
6、17は、エンジンの作動状態に応じて以下に述べる
ように開閉する。
【0044】エンジンの通常運転時には、バルブ13は
閉じられ、バルブ14、15、16、17は開かれ、上
述した冷凍サイクルによって、外気を冷房する。一方、
エンジン8の運転終了時、つまり溶液ポンプ9の運転終
了時には、バルブ13が開かれ、バルブ16、17は閉
じられる。また、バルブ14は逆流防止弁であるので、
溶液ポンプ9側への希溶液の逆流は防止されている。し
たがって、高温再生器1の希溶液管25の内部は、バイ
パス流路18を介して吸収器7の内部のみと連通した状
態となる。
【0045】この時、希溶液管25の希溶液の温度はま
だ低下していないので、希溶液の蒸気圧により、高温再
生器1の一部である希溶液管25内部の圧力は吸収器7
の内部の圧力よりも高い。したがって、希溶液管25内
の希溶液は、バイパス流路18を経て吸収器7へと移動
し、希溶液管25の希溶液の液面は徐々に低下する。液
面が十分に低下した時点でバルブ13を閉じ、吸収式冷
凍機Aの運転再開時まで希溶液管25の希溶液の液面を
低く保つ。エンジン8の運転再開時には、温度センサ1
9により希溶液管25に封入される希溶液の温度が所定
の温度となったと検知されると、バルブ14、16、1
7を開け、通常運転を行う。
【0046】また、運転再開時において、コイルチュー
ブ22への冷却水の循環を一時停止させ、温度センサ2
1が低温再生器4内に封入される希溶液の温度が所定の
温度以上となったと検知した時点で、コイルチューブ2
2への冷却水の循環を再開する。このように、冷凍サイ
クルの運転終了時に、希溶液管25の希溶液の液面を低
下させることにより、冷凍サイクルの運転再開時におい
て、希溶液管25に存在する希溶液の液量を少なくして
おくことから、短時間で希溶液管25に存在する希溶液
の液温を上昇させることができ、短時間で吸収式冷凍機
Aを定常運転に到らせることができる。また、希溶液管
25の希溶液の液面が低いため、排気の熱が過剰に希溶
液に奪われることがなく、排気ガスが過剰に冷却される
ことによる凝縮水の発生を防止することができ、短時間
で吸収式冷凍機Aを定常運転に到らせることができる。
【0047】また、温度センサ21により低温再生器4
内の希溶液の液温が所定の温度以上となったと検知した
時点まで、コイルチューブ22への冷却水の循環を停止
させることにより、真空容器71の内部の温度を上昇さ
せることができ、低温再生器4の希溶液の液温を短時間
で上昇させることができ、吸収式冷凍機Aを短時間で定
常運転に到らせることができる。
【0048】なお、以上の実施例では、希溶液として5
5重量%程度の臭化リチウム水溶液を、濃溶液として6
0重量%程度の臭化リチウム水溶液を用いたが、希溶液
および濃溶液をこれらに限定するものではない。また、
希溶液および濃溶液として臭化リチウム水溶液を用いた
が、希溶液および濃溶液の種類はこれに限定されるもの
ではない。
【0049】また、以上の実施例では、熱交換器を、溶
媒回路に1つ、溶液回路に2つ設けたが、熱交換器の数
はこれに限定されるものではない。また、以上の実施例
では、本発明を2重効用の吸収式冷凍機に適用した実施
例を示したが、3重効用、またはさらに多重効用化した
吸収式冷凍機に適用しても、本発明を適用しても同様の
効果が得られる。また、以上の実施例の2重効用サイク
ルは並列型(パラレルフロー)のものについて示した
が、直列型(シリーズフロー)のものであっても本発明
を適用することができる。
【0050】また、以上の実施例では、熱源としてエン
ジンの排気ガスを用いたが、エンジンの冷却水もエンジ
ンの排熱の熱源として利用することができ、熱源をこれ
に限定するものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明における2重効用の吸収式冷凍
サイクルの系統図である。
【符号の説明】
1 第1の再生器である高温再生器 2 気液分離器 3 媒体配管である排気管 4 第2の再生器である低温再生器 5 凝縮器 6 蒸発器 7 吸収器 8 エンジン 9 溶液流発生手段である溶液ポンプ 13 可変絞り弁であるバルブ 14 逆流防止弁であるバルブ 16 可変絞り弁であるバルブ 17 可変絞り弁であるバルブ 18 バイパス流路 19 温度検知手段である温度センサ 21 温度検知手段である温度センサ 25 希溶液管 31 気溶媒流路 33 液溶媒流路 42 希溶液流路 44 濃溶液流路 A 吸収式冷凍機

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンと、 内部に吸収溶液としての希溶液が封入され、前記エンジ
    ンの排熱を熱源として前記希溶液を加熱、濃縮し、濃溶
    液とするとともに、前記吸収溶液の溶媒の蒸気を発生さ
    せる再生器と、 この再生器で発生した前記溶媒の蒸気を凝縮し、液化す
    る凝縮器と、 この凝縮器で液化した前記溶媒を利用水と熱交換させる
    ことにより、再び蒸発気化させ、溶媒の蒸気とする蒸発
    器と、 この蒸発器で再び蒸発気化した溶媒の蒸気を、前記再生
    器で濃縮した前記濃溶液に吸収させて前記希溶液とする
    吸収器と、 この吸収器から前記再生器へと前記希溶液を送る希溶液
    流路と、 前記再生器から前記吸収器へと前記濃溶液を送る濃溶液
    流路と、 前記再生器から前記凝縮器へと前記溶媒の蒸気を送る気
    溶媒流路と、 前記凝縮器から前記蒸発器へと凝縮された前記溶媒を送
    る液溶媒流路と、 前記希溶液流路に設けられ、前記希溶液に前記吸収器か
    ら前記再生器への流れを発生させる溶液流発生手段と、 この溶液流発生手段よりも前記希溶液流路の下流の部分
    に取り付けられる逆流防止弁と、 この逆流防止弁よりも前記希溶液流路の下流の部分と前
    記吸収器とをつなぎ、前記溶液流発生手段を介さずに前
    記希溶液が流れるバイパス流路と、 このバイパス流路と、前記濃溶液流路と、前記気溶媒流
    路とにそれぞれ取り付けられる可変絞り弁と、 を有し、 前記エンジンの運転時には、前記濃溶液流路に取り付け
    られた前記可変絞り弁と前記気溶媒流路に取り付けられ
    た前記可変絞り弁とを開いた状態とし、前記バイパス流
    路に取り付けられた前記可変絞り弁を閉じた状態とし、 前記エンジンの運転終了時には、前記バイパス流路に取
    り付けられた前記可変絞り弁を開き、前記濃溶液流路と
    前記気溶媒流路とに取り付けられた前記可変絞り弁を閉
    じ、 前記再生器に封入された前記希溶液の液面が所定の位置
    となったら、前記バイパス流路に取り付けられた前記可
    変絞り弁を閉じることを特徴とする吸収式冷凍機。
  2. 【請求項2】 前記再生器が、 内部に前記希溶液が封入され、前記エンジンの排熱によ
    り前記希溶液を濃縮する第1の再生器と、 内部に前記希溶液が封入されるとともに、前記第1の再
    生器の内部に封入された前記希溶液が濃縮される際に発
    生する前記溶媒の蒸気の熱により、自身の内部に封入さ
    れる前記希溶液を濃縮する第2の再生器とを備え、2重
    効用式であることを特徴とする請求項1記載の吸収式冷
    凍機。
  3. 【請求項3】 前記再生器が、 前記エンジンの排熱を伝える媒体が内部を流れる媒体配
    管と、 前記媒体により加熱、濃縮される前記希溶液が内部に貯
    留される希溶液配管と、 前記希溶液が濃縮された濃溶液と、前記希溶液を濃縮す
    る際に発生する前記溶媒の蒸気とを気液分離する気液分
    離器とが多重管となった多重管構造であることを特徴と
    する請求項1または2記載の吸収式冷凍機。
  4. 【請求項4】 前記再生器に封入される前記希溶液の温
    度を検知する温度検出手段を備え、前記エンジンの運転
    再開時において、前記温度検出手段が前記希溶液の温度
    が所定の温度以上になったと検知すると、前記濃溶液流
    路に取り付けられた前記可変絞り弁と前記気溶媒流路に
    取り付けられた前記可変絞り弁とを開くことを特徴とす
    る請求項1ないし3のいずれか1つに記載の吸収式冷凍
    機。
  5. 【請求項5】 前記吸収溶液として、臭化リチウム水溶
    液を用いたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれ
    か1つに記載の吸収式冷凍機。
JP7118344A 1995-05-17 1995-05-17 エンジン排熱利用吸収式冷凍機 Withdrawn JPH08313108A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017135161A1 (ja) * 2016-02-03 2017-08-10 アイシン精機株式会社 吸収式ヒートポンプ装置
CN113124583A (zh) * 2020-01-15 2021-07-16 Lg电子株式会社 冷却机

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KR20210092031A (ko) * 2020-01-15 2021-07-23 엘지전자 주식회사 냉동기
US11768015B2 (en) 2020-01-15 2023-09-26 Lg Electronics Inc. Cooling machine

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