JPH08313332A - 車両荷重測定用センシング素子の取り付け構造 - Google Patents
車両荷重測定用センシング素子の取り付け構造Info
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- JPH08313332A JPH08313332A JP7124860A JP12486095A JPH08313332A JP H08313332 A JPH08313332 A JP H08313332A JP 7124860 A JP7124860 A JP 7124860A JP 12486095 A JP12486095 A JP 12486095A JP H08313332 A JPH08313332 A JP H08313332A
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- shackle pin
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 荷台上での荷物の積載状態や路面の傾きの状
態、ハンドルの切り具合等に影響されることなく、実際
の荷重に応じた検出値がセンシング素子から得られるよ
うにすることができる車両荷重測定用センシング素子の
取り付け構造を提供すること。 【構成】 車両の荷重Gが両端に分散してかかる軸部材
5に対する荷重測定用のセンシング素子7の取り付け構
造であって、前記軸部材5の両端部5a,5bに、該軸
部材5の軸方向に沿って収容凹部5f,5gをそれぞれ
形成し、前記各収容凹部5f,5gに、前記軸部材5の
周方向及び径方向における向きを互いに合致させて前記
センシング素子7をそれぞれ収容し取り付け固定したこ
とを特徴とする。
態、ハンドルの切り具合等に影響されることなく、実際
の荷重に応じた検出値がセンシング素子から得られるよ
うにすることができる車両荷重測定用センシング素子の
取り付け構造を提供すること。 【構成】 車両の荷重Gが両端に分散してかかる軸部材
5に対する荷重測定用のセンシング素子7の取り付け構
造であって、前記軸部材5の両端部5a,5bに、該軸
部材5の軸方向に沿って収容凹部5f,5gをそれぞれ
形成し、前記各収容凹部5f,5gに、前記軸部材5の
周方向及び径方向における向きを互いに合致させて前記
センシング素子7をそれぞれ収容し取り付け固定したこ
とを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トラック等の車両に設
けられる荷重測定用のセンシング素子の取り付け構造に
関する。
けられる荷重測定用のセンシング素子の取り付け構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】車両の荷重測定は、主としてトラック等
の大型車両を対象とし、例えば過積載による横転等の交
通事故や、車両、路面の劣化の促進を防ぐ目的で行われ
ている。在来の車両の荷重測定は、俗に看貫(かんか
ん)と呼ばれる台秤に測定対象の車両を載せて行ってい
たが、施設が大かかりで広い設置スペースを必要とする
ため、設置できる台秤の台数が制限され多くの車両を測
定することができない他、設置コストが嵩んでしまう。
そこで、近年では、車両自体に搭載して荷重を測定する
荷重測定装置が提供されている。
の大型車両を対象とし、例えば過積載による横転等の交
通事故や、車両、路面の劣化の促進を防ぐ目的で行われ
ている。在来の車両の荷重測定は、俗に看貫(かんか
ん)と呼ばれる台秤に測定対象の車両を載せて行ってい
たが、施設が大かかりで広い設置スペースを必要とする
ため、設置できる台秤の台数が制限され多くの車両を測
定することができない他、設置コストが嵩んでしまう。
そこで、近年では、車両自体に搭載して荷重を測定する
荷重測定装置が提供されている。
【0003】車両搭載型の従来の荷重測定装置では一般
に、荷台フレームと車軸の間に介設される円弧状のリー
フスプリングに、例えばひずみ式ゲージセンサ等、荷重
測定用のセンシング素子を取り付け、全センシング素子
の測定値の合計を基に荷重を算出するようにしている。
に、荷台フレームと車軸の間に介設される円弧状のリー
フスプリングに、例えばひずみ式ゲージセンサ等、荷重
測定用のセンシング素子を取り付け、全センシング素子
の測定値の合計を基に荷重を算出するようにしている。
【0004】以下、図8及び図9を参照して、本出願人
が過去に提案した従来の荷重測定装置の構成を説明す
る。図8は荷重測定装置により荷重測定を行う車両箇所
を示すトラック等の大型車両の分解斜視図であり、図中
31はサスペンションとして機能するリーフスプリン
グ、32は荷台フレームをそれぞれ示す。
が過去に提案した従来の荷重測定装置の構成を説明す
る。図8は荷重測定装置により荷重測定を行う車両箇所
を示すトラック等の大型車両の分解斜視図であり、図中
31はサスペンションとして機能するリーフスプリン
グ、32は荷台フレームをそれぞれ示す。
【0005】前記荷台フレーム32には、前記リーフス
プリング31に対応する寸法だけ長手方向に間隔を置い
て二股状のブラケット33が2つ固着されており、一方
のブラケット33には円柱状のピン33Aを介して前記
リーフスプリング31の一端が揺動可能に連結されてい
る。また、他方のブラケット33には、円柱状のシャッ
クルピン3を介して二股状のシャックル34が揺動可能
に連結され、このシャックル34に前記リーフスプリン
グ31の他端が円柱状のピン34Aを介して揺動可能に
連結されており、これにより、リーフスプリング31が
荷台フレーム32に対して取り付けられ、さらに、この
リーフスプリング31を介して車軸(図示せず)が荷台
フレーム32に対して取り付けられる。
プリング31に対応する寸法だけ長手方向に間隔を置い
て二股状のブラケット33が2つ固着されており、一方
のブラケット33には円柱状のピン33Aを介して前記
リーフスプリング31の一端が揺動可能に連結されてい
る。また、他方のブラケット33には、円柱状のシャッ
クルピン3を介して二股状のシャックル34が揺動可能
に連結され、このシャックル34に前記リーフスプリン
グ31の他端が円柱状のピン34Aを介して揺動可能に
連結されており、これにより、リーフスプリング31が
荷台フレーム32に対して取り付けられ、さらに、この
リーフスプリング31を介して車軸(図示せず)が荷台
フレーム32に対して取り付けられる。
【0006】図9(a)は本出願人の提案による荷重測
定装置におけるセンシング素子の配置を示すシャックル
ピン3の断面図、図9(b)は図9(a)のA矢視図で
ある。図9(a)に示すように、二股状のブラケット3
3の各側面33aには、シャックルピン3の挿入孔33
bがそれぞれ形成されており、一方の側面33aには、
図9(b)に示すように、その先端から前記挿入孔33
bに亘るスリット33cが形成されている。
定装置におけるセンシング素子の配置を示すシャックル
ピン3の断面図、図9(b)は図9(a)のA矢視図で
ある。図9(a)に示すように、二股状のブラケット3
3の各側面33aには、シャックルピン3の挿入孔33
bがそれぞれ形成されており、一方の側面33aには、
図9(b)に示すように、その先端から前記挿入孔33
bに亘るスリット33cが形成されている。
【0007】また、前記一方の側面33aには、図9
(a)に示すように、前記挿入孔33bと直交する方向
に延在し前記スリット33cの両側の側面33a部分間
を貫通する通孔33dが形成されている。前記通孔33
dは、シャックルピン3の固定用ボルト16を図9
(b)に示すように挿通した状態で、図9(a)に示す
ように、この固定用ボルト16がシャックルピン3の端
部近傍の表面に形成された環状の溝3aに係合できるよ
うに構成されている。なお、シャックル34の基部に
は、前記挿入孔33bに対応する内径で挿入孔34aが
形成されている。
(a)に示すように、前記挿入孔33bと直交する方向
に延在し前記スリット33cの両側の側面33a部分間
を貫通する通孔33dが形成されている。前記通孔33
dは、シャックルピン3の固定用ボルト16を図9
(b)に示すように挿通した状態で、図9(a)に示す
ように、この固定用ボルト16がシャックルピン3の端
部近傍の表面に形成された環状の溝3aに係合できるよ
うに構成されている。なお、シャックル34の基部に
は、前記挿入孔33bに対応する内径で挿入孔34aが
形成されている。
【0008】前記ブラケット33へのシャックル34の
取り付けは、次のようにして行われる。まず、互いに位
置を合わせたブラケット33の両側面33aとシャック
ル34のそれぞれの挿入孔33b,34a,33bにシ
ャックルピン3を挿入し、前記通孔33dに固定用ボル
ト16を挿通してシャックルピン3の溝3aに係合させ
る。次に、図9(b)に示すように、固定用ボルト16
の先端に螺着したナット16Aの螺動により前記スリッ
ト33cの間隔を縮め、これにより、一方の側面33a
の挿入孔33bの内径を縮小させてシャックルピン3を
挟持、固定させる。以上で取り付けが完了する。
取り付けは、次のようにして行われる。まず、互いに位
置を合わせたブラケット33の両側面33aとシャック
ル34のそれぞれの挿入孔33b,34a,33bにシ
ャックルピン3を挿入し、前記通孔33dに固定用ボル
ト16を挿通してシャックルピン3の溝3aに係合させ
る。次に、図9(b)に示すように、固定用ボルト16
の先端に螺着したナット16Aの螺動により前記スリッ
ト33cの間隔を縮め、これにより、一方の側面33a
の挿入孔33bの内径を縮小させてシャックルピン3を
挟持、固定させる。以上で取り付けが完了する。
【0009】そして、図9(a)に示すように、荷重測
定用のセンシング素子2は、前記シャックルピン3の一
端の中心部から軸方向に穿設された中空状の孔3b内に
嵌合装着され、前記孔3bの入口付近にはネジ溝3cが
設けられている。前記センシング素子2は、中央の板状
部材2eとその両側の円柱状の固着部材(ホルダ)2d
とにより、パーマロイ等の磁性材料で形成されており、
板状部材2e部分にはセンシング部としての抵抗線2a
が接着されていて、この抵抗線2aから引き出されたリ
ード線2cは、シャックルピン3の孔3b内を導かれ
て、孔3bから外部に引き出される。なお、該孔3bの
入口には、泥よけの栓17がネジ溝3cを利用して螺合
され、前記リード線2cは、栓17の中心部に形成され
た孔を通して孔3bの外側に引き出される。また、シャ
ックルピン3の孔3bと反対側に設けられている孔3d
はグリス供給用の孔である。
定用のセンシング素子2は、前記シャックルピン3の一
端の中心部から軸方向に穿設された中空状の孔3b内に
嵌合装着され、前記孔3bの入口付近にはネジ溝3cが
設けられている。前記センシング素子2は、中央の板状
部材2eとその両側の円柱状の固着部材(ホルダ)2d
とにより、パーマロイ等の磁性材料で形成されており、
板状部材2e部分にはセンシング部としての抵抗線2a
が接着されていて、この抵抗線2aから引き出されたリ
ード線2cは、シャックルピン3の孔3b内を導かれ
て、孔3bから外部に引き出される。なお、該孔3bの
入口には、泥よけの栓17がネジ溝3cを利用して螺合
され、前記リード線2cは、栓17の中心部に形成され
た孔を通して孔3bの外側に引き出される。また、シャ
ックルピン3の孔3bと反対側に設けられている孔3d
はグリス供給用の孔である。
【0010】上述した従来の荷重測定装置のセンシング
素子2は、前記シャックルピン3の孔3b内で、シャッ
クル34とブラケット33の一方の側面33aとに丁度
跨がる箇所に配置され、車両から荷台フレーム32及び
ブラケット33を介してシャックルピン3に荷重Fがか
かると、シャックルピン3に剪断力が作用し、内部に配
置されたセンシング素子2が歪むことによってセンシン
グ出力が変わり車両の荷重が検出される。
素子2は、前記シャックルピン3の孔3b内で、シャッ
クル34とブラケット33の一方の側面33aとに丁度
跨がる箇所に配置され、車両から荷台フレーム32及び
ブラケット33を介してシャックルピン3に荷重Fがか
かると、シャックルピン3に剪断力が作用し、内部に配
置されたセンシング素子2が歪むことによってセンシン
グ出力が変わり車両の荷重が検出される。
【0011】ところで、前記センシング素子2は、板状
部材2eの向きがシャックルピン3への荷重方向と一致
するように、孔3bの内部で固定させる必要がある。そ
のために旧来は、接着剤をセンシング素子2の表面に塗
布しておいてシャックルピン3の孔3b内に嵌合する方
法と、シャックルピン3の外周から孔3bに至る小孔を
径方向に沿って貫設し、この小孔から孔3b内のセンシ
ング素子2にビームを照射してセンシング素子2を孔3
bの内壁に溶着する方法が主に用いられていた。しか
し、接着剤による固定は接着強度に問題があり、また、
ビーム溶着による固定は、シャックルピン3に小孔を開
けたり、ビーム光軸をこの小孔に精度よく合わせなけれ
ばならない等の煩雑さがあった。そこで、本出願人は過
去に、この点を解決できるセンシング素子及びその固定
方法を、特開平6−6814号において提案した。
部材2eの向きがシャックルピン3への荷重方向と一致
するように、孔3bの内部で固定させる必要がある。そ
のために旧来は、接着剤をセンシング素子2の表面に塗
布しておいてシャックルピン3の孔3b内に嵌合する方
法と、シャックルピン3の外周から孔3bに至る小孔を
径方向に沿って貫設し、この小孔から孔3b内のセンシ
ング素子2にビームを照射してセンシング素子2を孔3
bの内壁に溶着する方法が主に用いられていた。しか
し、接着剤による固定は接着強度に問題があり、また、
ビーム溶着による固定は、シャックルピン3に小孔を開
けたり、ビーム光軸をこの小孔に精度よく合わせなけれ
ばならない等の煩雑さがあった。そこで、本出願人は過
去に、この点を解決できるセンシング素子及びその固定
方法を、特開平6−6814号において提案した。
【0012】図10はその提案によるセンシング素子の
斜視図であり、このセンシング素子22は、上述した従
来のセンシング素子2と同様に、中央の板状部材22e
とその両側の固定部材22da,22dbとで構成され
ている。そして、前記センシング素子22では、一方の
固定部材22daを、先細りのテーパを有する略円錐台
状に形成し、他方の固定部材22dbに、中央の板状部
材22eから図中不図示の抵抗線のリード線を引き出す
ための溝22dcと、楔止め用のキー4(図11)が圧
入されるキー溝22ddとを形成している。
斜視図であり、このセンシング素子22は、上述した従
来のセンシング素子2と同様に、中央の板状部材22e
とその両側の固定部材22da,22dbとで構成され
ている。そして、前記センシング素子22では、一方の
固定部材22daを、先細りのテーパを有する略円錐台
状に形成し、他方の固定部材22dbに、中央の板状部
材22eから図中不図示の抵抗線のリード線を引き出す
ための溝22dcと、楔止め用のキー4(図11)が圧
入されるキー溝22ddとを形成している。
【0013】このように構成されたセンシング素子22
を内部に収容して固定するために、シャックルピン3の
孔3bは、図11に断面図で示すように、入口に近い孔
3b部分と奥側の孔3b部分との内径に差を持たせてお
り、具体的には、センシング素子22を収容した状態で
前記一方の固定部材22daに臨む孔3b部分が、この
固定部材22daの外径に対応する先細り状のテーパ面
3baに形成されている。そして、センシング素子22
を一方の固定部材22da側から孔3b内に挿入して行
き、固定部材22daの外周がテーパ面3baに接して
センシング素子22が孔3bの奥で止まったならば、前
記キー溝22ddと孔3bの内周との隙間に楔型のキー
4を圧入してセンシング素子22を挿入方向及び孔3b
の周方向に固定し、最後に、孔3bの入口のネジ溝3c
に栓17を螺合して孔3bを塞ぐ。
を内部に収容して固定するために、シャックルピン3の
孔3bは、図11に断面図で示すように、入口に近い孔
3b部分と奥側の孔3b部分との内径に差を持たせてお
り、具体的には、センシング素子22を収容した状態で
前記一方の固定部材22daに臨む孔3b部分が、この
固定部材22daの外径に対応する先細り状のテーパ面
3baに形成されている。そして、センシング素子22
を一方の固定部材22da側から孔3b内に挿入して行
き、固定部材22daの外周がテーパ面3baに接して
センシング素子22が孔3bの奥で止まったならば、前
記キー溝22ddと孔3bの内周との隙間に楔型のキー
4を圧入してセンシング素子22を挿入方向及び孔3b
の周方向に固定し、最後に、孔3bの入口のネジ溝3c
に栓17を螺合して孔3bを塞ぐ。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】このような図9乃至図
11に示すシャックルピン3内のセンシング素子2,2
2による車両の荷重Fの測定は、ブラケット33が荷台
フレーム32に固着され一体化していることから、残る
ブラケット33とシャックル34とが一体化されていれ
ば、荷台フレーム32からシャックル34まで全て一体
化されたこととなる。従って、シャックルピン3に作用
する荷重中心がこのシャックルピン3の軸方向における
どの位置にあるかに関係なく、即ち、荷台上での荷物の
積載状態や路面の傾きの状態、ハンドルの切り具合等に
影響されることなく、実際の荷重に応じた検出値がセン
シング素子2,22の出力から得られる。
11に示すシャックルピン3内のセンシング素子2,2
2による車両の荷重Fの測定は、ブラケット33が荷台
フレーム32に固着され一体化していることから、残る
ブラケット33とシャックル34とが一体化されていれ
ば、荷台フレーム32からシャックル34まで全て一体
化されたこととなる。従って、シャックルピン3に作用
する荷重中心がこのシャックルピン3の軸方向における
どの位置にあるかに関係なく、即ち、荷台上での荷物の
積載状態や路面の傾きの状態、ハンドルの切り具合等に
影響されることなく、実際の荷重に応じた検出値がセン
シング素子2,22の出力から得られる。
【0015】しかし、実際には、ブラケット33の両側
面33aとシャックル34のそれぞれの挿入孔33b,
34a,33bに対するシャックルピン3の挿入を容易
にするため、シャックルピン3の外径よりも挿入孔33
b,34a,33bの内径の方が大きく、図9(a)中
にも示されているように、両者の間には若干のクリアラ
ンスが生じるため、シャックルピン3を介してブラケッ
ト33とシャックル34とが一体化されている訳ではな
い。
面33aとシャックル34のそれぞれの挿入孔33b,
34a,33bに対するシャックルピン3の挿入を容易
にするため、シャックルピン3の外径よりも挿入孔33
b,34a,33bの内径の方が大きく、図9(a)中
にも示されているように、両者の間には若干のクリアラ
ンスが生じるため、シャックルピン3を介してブラケッ
ト33とシャックル34とが一体化されている訳ではな
い。
【0016】そのため、例えば、車両の左右方向におけ
る荷重の分散が均等である状態では、図12(a)に模
式的に示すように、シャックルピン3に作用する荷重中
心Wが、シャックルピン3の軸方向における略中央箇所
に位置し、ブラケット33の両側面33aからシャック
ルピン3の軸方向両端に荷重Fが1/2ずつ均等にかか
り、前記センシング素子2の出力を2倍する等して正し
い荷重を割り出すことができ、何ら問題はない。ところ
が、図12(b)に模式的に示すように、車両の荷重分
散が左右方向のどちらかにずれると、前記荷重中心Wが
シャックルピン3の軸方向の一端側にずれ、例えば、ブ
ラケット33の一方の側面33aからシャックルピン3
の軸方向一端側に荷重Fの3/4がかかり、ブラケット
33の他方の側面33aからシャックルピン3の他端側
に荷重Fの1/4がかかるというように、シャックルピ
ン3の両端への荷重のかかり方にアンバランスが生じ
て、前記センシング素子2の出力で正しい荷重を割り出
すことができなくなってしまうという不具合が生じる。
る荷重の分散が均等である状態では、図12(a)に模
式的に示すように、シャックルピン3に作用する荷重中
心Wが、シャックルピン3の軸方向における略中央箇所
に位置し、ブラケット33の両側面33aからシャック
ルピン3の軸方向両端に荷重Fが1/2ずつ均等にかか
り、前記センシング素子2の出力を2倍する等して正し
い荷重を割り出すことができ、何ら問題はない。ところ
が、図12(b)に模式的に示すように、車両の荷重分
散が左右方向のどちらかにずれると、前記荷重中心Wが
シャックルピン3の軸方向の一端側にずれ、例えば、ブ
ラケット33の一方の側面33aからシャックルピン3
の軸方向一端側に荷重Fの3/4がかかり、ブラケット
33の他方の側面33aからシャックルピン3の他端側
に荷重Fの1/4がかかるというように、シャックルピ
ン3の両端への荷重のかかり方にアンバランスが生じ
て、前記センシング素子2の出力で正しい荷重を割り出
すことができなくなってしまうという不具合が生じる。
【0017】また、図10及び図11に示すセンシング
素子22のシャックルピン3内への固定方法では、セン
シング素子22の一方の固定部材22daとシャックル
ピン3のテーパ面3baとをそれぞれ先細りのテーパ状
に形成する必要があり、しかも、センシング素子22の
固定を確実にするためには、前記一方の固定部材22d
a及びテーパ面3baを共に高い精度で加工しなければ
ならないという不具合がある。さらに、上述した固定方
法では、前記一方の固定部材22daの外周がテーパ面
3baに密着するように、ある程度の力を加えてセンシ
ング素子22を孔3bに圧入し奥側に押し付けることと
なるが、その際と、キー溝22ddと孔3bの内周との
隙間に楔型のキー4を圧入する際に、力のかかり具合が
適度となるように管理する必要があり、組み付け工程が
煩雑となり製造コストが嵩むという不具合があった。
素子22のシャックルピン3内への固定方法では、セン
シング素子22の一方の固定部材22daとシャックル
ピン3のテーパ面3baとをそれぞれ先細りのテーパ状
に形成する必要があり、しかも、センシング素子22の
固定を確実にするためには、前記一方の固定部材22d
a及びテーパ面3baを共に高い精度で加工しなければ
ならないという不具合がある。さらに、上述した固定方
法では、前記一方の固定部材22daの外周がテーパ面
3baに密着するように、ある程度の力を加えてセンシ
ング素子22を孔3bに圧入し奥側に押し付けることと
なるが、その際と、キー溝22ddと孔3bの内周との
隙間に楔型のキー4を圧入する際に、力のかかり具合が
適度となるように管理する必要があり、組み付け工程が
煩雑となり製造コストが嵩むという不具合があった。
【0018】本発明は前記事情に鑑みなされたもので、
本発明の第1の目的は、車両の荷重が両端に分散してか
かる軸部材内のセンシング素子により車両の荷重を測定
する荷重測定装置において、荷台上での荷物の積載状態
や路面の傾きの状態、ハンドルの切り具合等に影響され
ることなく、実際の荷重に応じた検出値がセンシング素
子から得られるようにすることができる車両荷重測定用
センシング素子の取り付け構造を提供することにある。
また、本発明の第2の目的は、前記軸部材へのセンシン
グ素子の組み付け工程を簡略化し製造コストを低減する
ことができる車両荷重測定用センシング素子の取り付け
構造を提供することにある。
本発明の第1の目的は、車両の荷重が両端に分散してか
かる軸部材内のセンシング素子により車両の荷重を測定
する荷重測定装置において、荷台上での荷物の積載状態
や路面の傾きの状態、ハンドルの切り具合等に影響され
ることなく、実際の荷重に応じた検出値がセンシング素
子から得られるようにすることができる車両荷重測定用
センシング素子の取り付け構造を提供することにある。
また、本発明の第2の目的は、前記軸部材へのセンシン
グ素子の組み付け工程を簡略化し製造コストを低減する
ことができる車両荷重測定用センシング素子の取り付け
構造を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明は、車両の荷重が両端に分散してかかる軸部材に
対する荷重測定用のセンシング素子の取り付け構造であ
って、前記軸部材の両端部に、該軸部材の軸方向に沿っ
て収容凹部をそれぞれ形成し、前記各収容凹部に、前記
軸部材の周方向及び径方向における向きを互いに合致さ
せて前記センシング素子7をそれぞれ収容し取り付け固
定したことを特徴とする。
本発明は、車両の荷重が両端に分散してかかる軸部材に
対する荷重測定用のセンシング素子の取り付け構造であ
って、前記軸部材の両端部に、該軸部材の軸方向に沿っ
て収容凹部をそれぞれ形成し、前記各収容凹部に、前記
軸部材の周方向及び径方向における向きを互いに合致さ
せて前記センシング素子7をそれぞれ収容し取り付け固
定したことを特徴とする。
【0020】また、本発明は、前記センシング素子が内
部にそれぞれ収容固定される2つのケース部材を備え、
該各ケース部材と共に前記センシング素子を前記軸部材
の各収容凹部にそれぞれ収容し、前記ケース部材を介し
て前記センシング素子を前記各収容凹部内にそれぞれ取
り付け固定するものとした。
部にそれぞれ収容固定される2つのケース部材を備え、
該各ケース部材と共に前記センシング素子を前記軸部材
の各収容凹部にそれぞれ収容し、前記ケース部材を介し
て前記センシング素子を前記各収容凹部内にそれぞれ取
り付け固定するものとした。
【0021】さらに、本発明は、前記軸部材の一端側の
前記収容凹部と他端側の収容凹部とを連通する貫通孔を
該軸部材に形成し、前記他端側の収容凹部に取り付け固
定した前記センシング素子の信号出力用リード部を、前
記貫通孔を通して前記一端側の収容凹部に引き出し、前
記軸部材の両端部のセンシング素子の前記リード部を、
前記一端側の収容凹部から前記軸部材の一端外方にそれ
ぞれ引き出すものとした。
前記収容凹部と他端側の収容凹部とを連通する貫通孔を
該軸部材に形成し、前記他端側の収容凹部に取り付け固
定した前記センシング素子の信号出力用リード部を、前
記貫通孔を通して前記一端側の収容凹部に引き出し、前
記軸部材の両端部のセンシング素子の前記リード部を、
前記一端側の収容凹部から前記軸部材の一端外方にそれ
ぞれ引き出すものとした。
【0022】
【作用】本発明によれば、車両の軸部材に該車両からの
荷重が分散してかかると、前記軸部材の両端部の収容凹
部に、前記軸部材の周方向及び径方向における向きを互
いに合致させてそれぞれ収容され取り付け固定された2
つのセンシング素子が、分散した車両からの荷重によっ
てそれぞれ歪み、その分散荷重に応じたセンシング出力
が2つのセンシング素子にそれぞれ発生する。従って、
軸部材の軸方向における車両からの荷重の分散が均等で
あるか、或は、軸部材のどちらかの端部寄りに車両から
の荷重の分散がずれているかに拘らず、これら2つのセ
ンシング素子のセンシング出力を足し合わせることで、
軸部材に作用する車両からの全荷重に相当するセンシン
グ出力が得られ、これに基づいて車両の正しい荷重を割
り出すことが可能となる。
荷重が分散してかかると、前記軸部材の両端部の収容凹
部に、前記軸部材の周方向及び径方向における向きを互
いに合致させてそれぞれ収容され取り付け固定された2
つのセンシング素子が、分散した車両からの荷重によっ
てそれぞれ歪み、その分散荷重に応じたセンシング出力
が2つのセンシング素子にそれぞれ発生する。従って、
軸部材の軸方向における車両からの荷重の分散が均等で
あるか、或は、軸部材のどちらかの端部寄りに車両から
の荷重の分散がずれているかに拘らず、これら2つのセ
ンシング素子のセンシング出力を足し合わせることで、
軸部材に作用する車両からの全荷重に相当するセンシン
グ出力が得られ、これに基づいて車両の正しい荷重を割
り出すことが可能となる。
【0023】また、本発明によれば、各センシング素子
を軸部材の両端部の収容凹部に収容するに当たり、これ
ら各センシング素子が内部にそれぞれ収容固定される2
つのケース部材を用い、これらケース部材を軸部材の各
収容凹部に収容し取り付け固定することから、センシン
グ素子の形状に合わせてケース部材の内部を形成し、し
かも、各収容凹部の形状に合わせてケース部材の外側を
形成することで、車両からの荷重が軸部材にかかってい
ないにも拘らずセンシング素子が収容凹部内で歪むのを
避けるために、センシング素子及び収容凹部の形状を工
夫し、或は、センシング素子の軸部材への組み付けを工
夫しなければならないといった煩雑さをなくし、製造コ
ストの低減を図ることが可能となる。
を軸部材の両端部の収容凹部に収容するに当たり、これ
ら各センシング素子が内部にそれぞれ収容固定される2
つのケース部材を用い、これらケース部材を軸部材の各
収容凹部に収容し取り付け固定することから、センシン
グ素子の形状に合わせてケース部材の内部を形成し、し
かも、各収容凹部の形状に合わせてケース部材の外側を
形成することで、車両からの荷重が軸部材にかかってい
ないにも拘らずセンシング素子が収容凹部内で歪むのを
避けるために、センシング素子及び収容凹部の形状を工
夫し、或は、センシング素子の軸部材への組み付けを工
夫しなければならないといった煩雑さをなくし、製造コ
ストの低減を図ることが可能となる。
【0024】さらに、前記軸部材の一端側の前記収容凹
部と他端側の収容凹部とを連通する貫通孔を通して、前
記他端側の収容凹部に取り付け固定した前記センシング
素子の信号出力用リード部を、軸部材の一端側の収容凹
部に引き出し、さらに、軸部材の両端部の各センシング
素子の前記リード部を、一端側の収容凹部から軸部材の
一端外方にそれぞれ引き出すことで、各リード部を軸部
材の両端部からそれぞれの外方に引き出す場合に比べ
て、これらリード線の引き回しを容易にし、且つ、軸部
材が取り付けられる車両の周辺部品への接触等によるリ
ード線の破損や異常なセンシング出力の発生等を防止す
ることが可能となる。
部と他端側の収容凹部とを連通する貫通孔を通して、前
記他端側の収容凹部に取り付け固定した前記センシング
素子の信号出力用リード部を、軸部材の一端側の収容凹
部に引き出し、さらに、軸部材の両端部の各センシング
素子の前記リード部を、一端側の収容凹部から軸部材の
一端外方にそれぞれ引き出すことで、各リード部を軸部
材の両端部からそれぞれの外方に引き出す場合に比べ
て、これらリード線の引き回しを容易にし、且つ、軸部
材が取り付けられる車両の周辺部品への接触等によるリ
ード線の破損や異常なセンシング出力の発生等を防止す
ることが可能となる。
【0025】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の実施例について
説明する。なお、従来の技術のところで説明したものと
同一あるいは相当する部分には同一符号を付す。
説明する。なお、従来の技術のところで説明したものと
同一あるいは相当する部分には同一符号を付す。
【0026】図1は図9(a)に示すブラケット33と
シャックル34の連結に用いるシャックルピン内にセン
シング素子を収容した本発明の一実施例に係るセンシン
グ素子の取り付け構造の断面図である。図に示すよう
に、本実施例のシャックルピン5(軸部材に相当)は、
前記ブラケット33の両側面33aとシャックル34の
それぞれの挿入孔33b,34a,33bの内径よりも
若干小さい外径の円柱状に形成されている。
シャックル34の連結に用いるシャックルピン内にセン
シング素子を収容した本発明の一実施例に係るセンシン
グ素子の取り付け構造の断面図である。図に示すよう
に、本実施例のシャックルピン5(軸部材に相当)は、
前記ブラケット33の両側面33aとシャックル34の
それぞれの挿入孔33b,34a,33bの内径よりも
若干小さい外径の円柱状に形成されている。
【0027】前記シャックルピン5の軸方向における一
端5a寄りの外周面箇所には、通孔33dが形成された
ブラケット33の側面33a側から、互いに位置を合わ
せたブラケット33の両側面33aとシャックル34の
それぞれの挿入孔33b,34a,33bに、他端5b
側からシャックルピン5を挿入した状態で、前記通孔3
3dに挿通した固定用ボルト16と係合可能な環状の溝
5cが形成されており、この溝5cと対称なシャックル
ピン5の他端5b寄りの外周面箇所にも同様の溝5cが
形成されている。また、前記シャックルピン5の軸方向
における中間の外周面箇所には、断面円弧状のグリース
溝5pが形成されている。
端5a寄りの外周面箇所には、通孔33dが形成された
ブラケット33の側面33a側から、互いに位置を合わ
せたブラケット33の両側面33aとシャックル34の
それぞれの挿入孔33b,34a,33bに、他端5b
側からシャックルピン5を挿入した状態で、前記通孔3
3dに挿通した固定用ボルト16と係合可能な環状の溝
5cが形成されており、この溝5cと対称なシャックル
ピン5の他端5b寄りの外周面箇所にも同様の溝5cが
形成されている。また、前記シャックルピン5の軸方向
における中間の外周面箇所には、断面円弧状のグリース
溝5pが形成されている。
【0028】また、前記シャックルピン5には、その一
端5aから他端5bに至る通孔5dが貫設されている。
前記通孔5dは、シャックルピン5の軸方向中央よりも
若干一端5a寄りの小径部5e(貫通孔に相当)と、こ
の小径部5eの軸方向両側に連なる第1及び第2の中径
部5f,5g(収容凹部に相当)と、一端5aから第1
中径部5fに亘る第1大径部5hと、他端5bから第2
中径部5gに亘る第2大径部5jで構成されており、前
記小径部5e寄りの第2中径部箇所から前記グリース溝
5pに亘り、シャックルピン5の径方向に沿ってグリー
ス供給孔5rが貫設されている。前記第1大径部5hは
第2大径部5jよりも若干大きい径で形成され、第1及
び第2中径部5f,5gは互いに同じ径で形成され、こ
れら第1及び第2中径部5f,5gにそれぞれ荷重測定
用のセンシング素子7,7が収容される。
端5aから他端5bに至る通孔5dが貫設されている。
前記通孔5dは、シャックルピン5の軸方向中央よりも
若干一端5a寄りの小径部5e(貫通孔に相当)と、こ
の小径部5eの軸方向両側に連なる第1及び第2の中径
部5f,5g(収容凹部に相当)と、一端5aから第1
中径部5fに亘る第1大径部5hと、他端5bから第2
中径部5gに亘る第2大径部5jで構成されており、前
記小径部5e寄りの第2中径部箇所から前記グリース溝
5pに亘り、シャックルピン5の径方向に沿ってグリー
ス供給孔5rが貫設されている。前記第1大径部5hは
第2大径部5jよりも若干大きい径で形成され、第1及
び第2中径部5f,5gは互いに同じ径で形成され、こ
れら第1及び第2中径部5f,5gにそれぞれ荷重測定
用のセンシング素子7,7が収容される。
【0029】前記各センシング素子7,7は共に、図2
に斜視図で示すように、板状部材7aと、センシング部
としての抵抗線7gを備えている。前記板状部材7a
は、パーマロイ等の磁性材料により扁平な平面視略矩形
状に形成され、長手方向略中央のコイル部7bと、その
両側の固定部7c,7cとで構成されている。前記長手
方向と直交する板状部材7aの幅方向の両縁部で、前記
コイル部7bと両固定部7c,7cとの境界の合わせて
4つの縁部箇所には、板状部材7aにかかる応力を緩和
する略半円状の切欠部7eがそれぞれ形成され、この4
つの切欠部7eの内側に画成される前記コイル部7bに
は、前記長手方向及び幅方向にそれぞれ間隔を置いて4
つの通孔7fが貫設されている。前記抵抗線7gは、前
記長手方向及び幅方向に対向する2つの通孔7f,7f
に巻回された後、残る2つの通孔7f,7fに巻回され
て、その両端のリード部7hが通孔7f,7fから引き
出され、ビニール等の絶縁材により被覆されている。
に斜視図で示すように、板状部材7aと、センシング部
としての抵抗線7gを備えている。前記板状部材7a
は、パーマロイ等の磁性材料により扁平な平面視略矩形
状に形成され、長手方向略中央のコイル部7bと、その
両側の固定部7c,7cとで構成されている。前記長手
方向と直交する板状部材7aの幅方向の両縁部で、前記
コイル部7bと両固定部7c,7cとの境界の合わせて
4つの縁部箇所には、板状部材7aにかかる応力を緩和
する略半円状の切欠部7eがそれぞれ形成され、この4
つの切欠部7eの内側に画成される前記コイル部7bに
は、前記長手方向及び幅方向にそれぞれ間隔を置いて4
つの通孔7fが貫設されている。前記抵抗線7gは、前
記長手方向及び幅方向に対向する2つの通孔7f,7f
に巻回された後、残る2つの通孔7f,7fに巻回され
て、その両端のリード部7hが通孔7f,7fから引き
出され、ビニール等の絶縁材により被覆されている。
【0030】このように構成されたセンシング素子7の
一方は、図1に示すように、第1ケースアッシー9(ケ
ース部材に相当)に収容されてこの第1ケースアッシー
9ごと前記シャックルピン5の第1中径部5fに収容さ
れ、他方のセンシング素子7は、第2ケースアッシー1
1(ケース部材に相当)に収容されてこの第2ケースア
ッシー11ごとシャックルピン5の第2中径部5gに収
容される。
一方は、図1に示すように、第1ケースアッシー9(ケ
ース部材に相当)に収容されてこの第1ケースアッシー
9ごと前記シャックルピン5の第1中径部5fに収容さ
れ、他方のセンシング素子7は、第2ケースアッシー1
1(ケース部材に相当)に収容されてこの第2ケースア
ッシー11ごとシャックルピン5の第2中径部5gに収
容される。
【0031】前記第1ケースアッシー9は、図3
(a),(b)にセンシング素子7を収容した状態の断
面図及び側面図で示すように、一端が閉塞された有底の
筒状を呈している。前記第1ケースアッシー9の外径
は、図1に示すように、前記第1中径部5fの内径に略
合致する寸法で形成され、内径は、前記板状部材7aの
幅方向の寸法と略合致する寸法に形成されている。ま
た、第1ケースアッシー9の内部にセンシング素子7を
収容し底部側まで押し込んだ状態で、前記板状部材7a
の両固定部7c,7cの幅方向両縁に臨む第1ケースア
ッシー9の4つの外周面箇所には、図3(a)に示すよ
うに、レーザスポット溶接により各固定部7c,7cの
縁部箇所を内周面に溶着するための凹部9aがそれぞれ
形成されている。さらに、前記凹部9aから第1ケース
アッシー9の周方向に90°位相をずらした外周面箇所
には、図3(b)に示すように、第1ケースアッシー9
の両端間に亘り一対の通線用凹溝9bが形成されてい
る。
(a),(b)にセンシング素子7を収容した状態の断
面図及び側面図で示すように、一端が閉塞された有底の
筒状を呈している。前記第1ケースアッシー9の外径
は、図1に示すように、前記第1中径部5fの内径に略
合致する寸法で形成され、内径は、前記板状部材7aの
幅方向の寸法と略合致する寸法に形成されている。ま
た、第1ケースアッシー9の内部にセンシング素子7を
収容し底部側まで押し込んだ状態で、前記板状部材7a
の両固定部7c,7cの幅方向両縁に臨む第1ケースア
ッシー9の4つの外周面箇所には、図3(a)に示すよ
うに、レーザスポット溶接により各固定部7c,7cの
縁部箇所を内周面に溶着するための凹部9aがそれぞれ
形成されている。さらに、前記凹部9aから第1ケース
アッシー9の周方向に90°位相をずらした外周面箇所
には、図3(b)に示すように、第1ケースアッシー9
の両端間に亘り一対の通線用凹溝9bが形成されてい
る。
【0032】上述した第1ケースアッシー9は、図1に
示すように、有底端部側から前記シャックルピン5の第
1中径部5f内に挿入し、この第1中径部5fの内周壁
から内側に突設された環状のストッパ溝5kに有底端部
が係合するまで挿入することで、第1中径部5f内に周
方向に回転不能に収容されるように構成されている。
示すように、有底端部側から前記シャックルピン5の第
1中径部5f内に挿入し、この第1中径部5fの内周壁
から内側に突設された環状のストッパ溝5kに有底端部
が係合するまで挿入することで、第1中径部5f内に周
方向に回転不能に収容されるように構成されている。
【0033】前記第2ケースアッシー11は、図4
(a),(b)にセンシング素子7を収容した状態の断
面図及び両側面図で示すように、筒状を呈している。前
記第2ケースアッシー11の外径は、図1に示すよう
に、前記シャックルピン5の第2中径部5gの内径に略
合致する寸法で形成され、内径は、前記板状部材7aの
幅方向の寸法と略合致する寸法に形成され、第2ケース
アッシー11の一端11cの内径は、板状部材7aの幅
方向の寸法よりも小さい径で形成されている。また、第
2ケースアッシー11の他端11dから内部にセンシン
グ素子7を収容し一端11c側まで押し込んだ状態で、
図4(a)に示すように、前記板状部材7aの両固定部
7c,7cの幅方向両縁に臨む第2ケースアッシー11
の4つの外周面箇所には、レーザスポット溶接により各
固定部7c,7cの縁部箇所を内周面に溶着するための
凹部11aがそれぞれ形成されている。さらに、前記凹
部11aから第2ケースアッシー11の周方向に90°
位相をずらした外周面箇所には、図4(b)に示すよう
に、第2ケースアッシー11の両端11c,11d間に
亘り一対の凹溝11bが形成されている。
(a),(b)にセンシング素子7を収容した状態の断
面図及び両側面図で示すように、筒状を呈している。前
記第2ケースアッシー11の外径は、図1に示すよう
に、前記シャックルピン5の第2中径部5gの内径に略
合致する寸法で形成され、内径は、前記板状部材7aの
幅方向の寸法と略合致する寸法に形成され、第2ケース
アッシー11の一端11cの内径は、板状部材7aの幅
方向の寸法よりも小さい径で形成されている。また、第
2ケースアッシー11の他端11dから内部にセンシン
グ素子7を収容し一端11c側まで押し込んだ状態で、
図4(a)に示すように、前記板状部材7aの両固定部
7c,7cの幅方向両縁に臨む第2ケースアッシー11
の4つの外周面箇所には、レーザスポット溶接により各
固定部7c,7cの縁部箇所を内周面に溶着するための
凹部11aがそれぞれ形成されている。さらに、前記凹
部11aから第2ケースアッシー11の周方向に90°
位相をずらした外周面箇所には、図4(b)に示すよう
に、第2ケースアッシー11の両端11c,11d間に
亘り一対の凹溝11bが形成されている。
【0034】図5は前記第2ケースアッシー11の小径
に形成された一端11cに連結される通線パイプ13の
断面図を示す。前記通線パイプ13は筒状を呈し、その
内径は、前記絶縁材により被覆された2本のリード部7
hが挿通可能な寸法で形成され、外径は、前記シャック
ルピン5の小径部5eの外径と略合致する寸法で形成さ
れている。前記通線パイプ13の基端13a側の外周面
部分は、図4(a)に示すように、前記第2ケースアッ
シー11の一端11cの内径と略合致するように、他の
外周面箇所よりも若干小さい径に形成されており、通線
パイプ13の先端13b側の外周面部分は、先細りのテ
ーパ状に形成されている。
に形成された一端11cに連結される通線パイプ13の
断面図を示す。前記通線パイプ13は筒状を呈し、その
内径は、前記絶縁材により被覆された2本のリード部7
hが挿通可能な寸法で形成され、外径は、前記シャック
ルピン5の小径部5eの外径と略合致する寸法で形成さ
れている。前記通線パイプ13の基端13a側の外周面
部分は、図4(a)に示すように、前記第2ケースアッ
シー11の一端11cの内径と略合致するように、他の
外周面箇所よりも若干小さい径に形成されており、通線
パイプ13の先端13b側の外周面部分は、先細りのテ
ーパ状に形成されている。
【0035】上述した第2ケースアッシー11及び通線
パイプ13は、図1に示すように、第2ケースアッシー
11の一端11cに通線パイプ13の基端13aを連結
した状態で、この通線パイプ13を前記第2中径部5g
から小径部5e内へと挿入しつつ、第2ケースアッシー
11を第2中径部5g内に挿入する。尚、この挿入は、
シャックルピン5の軸方向における第2中径部5gの略
中央の内周壁箇所から内側に突設されたストッパ溝5m
に、第2ケースアッシー11の一端11cが係合するま
で行う。そして、第2ケースアッシー11及び通線パイ
プ13は、ストッパ溝5mに第2ケースアッシー11の
一端11cが係合した状態で、第2ケースアッシー11
の全体が第2中径部5g内に周方向に回転不能に収容さ
れると共に、通線パイプ13の全体が小径部5e内に周
方向に回転不能に収容され、且つ、小径部5eと第2中
径部5fの境界位置に通線パイプ13の先端13bが達
するように構成されている。
パイプ13は、図1に示すように、第2ケースアッシー
11の一端11cに通線パイプ13の基端13aを連結
した状態で、この通線パイプ13を前記第2中径部5g
から小径部5e内へと挿入しつつ、第2ケースアッシー
11を第2中径部5g内に挿入する。尚、この挿入は、
シャックルピン5の軸方向における第2中径部5gの略
中央の内周壁箇所から内側に突設されたストッパ溝5m
に、第2ケースアッシー11の一端11cが係合するま
で行う。そして、第2ケースアッシー11及び通線パイ
プ13は、ストッパ溝5mに第2ケースアッシー11の
一端11cが係合した状態で、第2ケースアッシー11
の全体が第2中径部5g内に周方向に回転不能に収容さ
れると共に、通線パイプ13の全体が小径部5e内に周
方向に回転不能に収容され、且つ、小径部5eと第2中
径部5fの境界位置に通線パイプ13の先端13bが達
するように構成されている。
【0036】以上のように、シャックルピン5の通孔5
d内に第1及び第2ケースアッシー9,11を介して2
つのセンシング素子7を挿入した状態で、前記第1大径
部5hは、図6(a),(b)に断面図及び側面図で示
すキャップアッシー15により塞がれる。前記キャップ
アッシー15は、図6(a)に示すように、ゴムブッシ
ュ15aと、中継基板15eと、配線用フラットケーブ
ル15fとを備えている。
d内に第1及び第2ケースアッシー9,11を介して2
つのセンシング素子7を挿入した状態で、前記第1大径
部5hは、図6(a),(b)に断面図及び側面図で示
すキャップアッシー15により塞がれる。前記キャップ
アッシー15は、図6(a)に示すように、ゴムブッシ
ュ15aと、中継基板15eと、配線用フラットケーブ
ル15fとを備えている。
【0037】前記ゴムブッシュ15aは、弾性を有する
軟質ゴム等により形成され、互いに外径が異なる小径部
15b及び大径部15cと、これら小径部15b及び大
径部15cを貫通する通孔15dとにより、中空の略円
筒状を呈している。前記小径部15bの外径は、図1に
示すように、前記シャックルピン5の第1大径部5hの
内径に略合致する寸法に形成され、前記大径部15cの
外径は、前記第1大径部5hの内径よりも大きく、且
つ、シャックルピン5の外径よりも小さい寸法に形成さ
れ、前記小径部15bを第1大径部5hに嵌着した状態
で、大径部15cで小径部15b側の端面がシャックル
ピン5の一端に密着できるように構成されている。
軟質ゴム等により形成され、互いに外径が異なる小径部
15b及び大径部15cと、これら小径部15b及び大
径部15cを貫通する通孔15dとにより、中空の略円
筒状を呈している。前記小径部15bの外径は、図1に
示すように、前記シャックルピン5の第1大径部5hの
内径に略合致する寸法に形成され、前記大径部15cの
外径は、前記第1大径部5hの内径よりも大きく、且
つ、シャックルピン5の外径よりも小さい寸法に形成さ
れ、前記小径部15bを第1大径部5hに嵌着した状態
で、大径部15cで小径部15b側の端面がシャックル
ピン5の一端に密着できるように構成されている。
【0038】前記中継基板15eは、図6(a)に示す
ように、前記ゴムブッシュ15aの通孔15d内に収容
保持されており、少なくともその一方の面上には導電パ
ターン(図示せず)が形成されている。前記配線用フラ
ットケーブル15fは、ビニール等の絶縁材により被覆
された4本のリード線を互いに接着して扁平に形成され
ており、各リード線は、その一端側で被覆が剥がされて
その芯線が半田付け等により前記中継基板15eの導電
パターンにそれぞれ接続されている。また、前記配線用
フラットケーブル15fの他端は、前記ゴムブッシュ1
5aの通孔15dから大径部15cの外周面に亘って貫
設された通孔15gを通して、ゴムブッシュ15aの径
方向外方に引き出されており、図6(a),(b)中1
5hは、ゴムブッシュ15aの外方に引き出した配線用
フラットケーブル15fの大径部15c寄り部分の断線
防止用サポート部である。
ように、前記ゴムブッシュ15aの通孔15d内に収容
保持されており、少なくともその一方の面上には導電パ
ターン(図示せず)が形成されている。前記配線用フラ
ットケーブル15fは、ビニール等の絶縁材により被覆
された4本のリード線を互いに接着して扁平に形成され
ており、各リード線は、その一端側で被覆が剥がされて
その芯線が半田付け等により前記中継基板15eの導電
パターンにそれぞれ接続されている。また、前記配線用
フラットケーブル15fの他端は、前記ゴムブッシュ1
5aの通孔15dから大径部15cの外周面に亘って貫
設された通孔15gを通して、ゴムブッシュ15aの径
方向外方に引き出されており、図6(a),(b)中1
5hは、ゴムブッシュ15aの外方に引き出した配線用
フラットケーブル15fの大径部15c寄り部分の断線
防止用サポート部である。
【0039】次に、シャックルピン5に対するセンシン
グ素子7の組み付けについて説明する。まず、第2ケー
スアッシー11の一端11cに前記通線パイプ13の基
端13aを連結し、センシング素子7を第2ケースアッ
シー11の内部に収容して、2本のリード部7hを通線
パイプ13の先端13bから外方に引き出す。次に、こ
の状態で、センシング素子7の両固定部7c,7cで板
状部材7aの幅方向における両縁部部分が凹部11aに
それぞれ臨むように、第2ケースアッシー11の周方向
におけるセンシング素子7の第2ケースアッシー11に
対する位置を合わせ、前記凹部11aのレーザスポット
溶接と、第2ケースアッシー11内部へのモールド剤の
充填とにより、収容したセンシング素子7を第2ケース
アッシー11の内部に固定する。
グ素子7の組み付けについて説明する。まず、第2ケー
スアッシー11の一端11cに前記通線パイプ13の基
端13aを連結し、センシング素子7を第2ケースアッ
シー11の内部に収容して、2本のリード部7hを通線
パイプ13の先端13bから外方に引き出す。次に、こ
の状態で、センシング素子7の両固定部7c,7cで板
状部材7aの幅方向における両縁部部分が凹部11aに
それぞれ臨むように、第2ケースアッシー11の周方向
におけるセンシング素子7の第2ケースアッシー11に
対する位置を合わせ、前記凹部11aのレーザスポット
溶接と、第2ケースアッシー11内部へのモールド剤の
充填とにより、収容したセンシング素子7を第2ケース
アッシー11の内部に固定する。
【0040】固定が済んだならば、シャックルピン5の
第2大径部5j及び第2中径部5gを挿通して通線パイ
プ13を小径部5eに挿入しつつ、ストッパ溝5mに一
端11cが係合するまで第2ケースアッシー11を第2
中径部5gに挿入し、小径部5eと第2中径部5fの境
界位置に達した通線パイプ13の先端13bから、セン
シング素子7のリード部7hを第1中径部5f側に引き
出し、さらにその先端を第1大径部5hの外側に引き出
しておく。
第2大径部5j及び第2中径部5gを挿通して通線パイ
プ13を小径部5eに挿入しつつ、ストッパ溝5mに一
端11cが係合するまで第2ケースアッシー11を第2
中径部5gに挿入し、小径部5eと第2中径部5fの境
界位置に達した通線パイプ13の先端13bから、セン
シング素子7のリード部7hを第1中径部5f側に引き
出し、さらにその先端を第1大径部5hの外側に引き出
しておく。
【0041】続いて、第2ケースアッシー11に対する
センシング素子7の固定と同様に、センシング素子7の
両固定部7c,7cで板状部材7aの幅方向における両
縁部部分が凹部9aにそれぞれ臨むように、第1ケース
アッシー9の周方向におけるセンシング素子7の第1ケ
ースアッシー9に対する位置を合わせ、前記凹部9aの
レーザスポット溶接と、第1ケースアッシー9内部への
モールド剤の充填とにより、収容したセンシング素子7
を第1ケースアッシー9の内部に固定する。
センシング素子7の固定と同様に、センシング素子7の
両固定部7c,7cで板状部材7aの幅方向における両
縁部部分が凹部9aにそれぞれ臨むように、第1ケース
アッシー9の周方向におけるセンシング素子7の第1ケ
ースアッシー9に対する位置を合わせ、前記凹部9aの
レーザスポット溶接と、第1ケースアッシー9内部への
モールド剤の充填とにより、収容したセンシング素子7
を第1ケースアッシー9の内部に固定する。
【0042】固定が済んだならば、シャックルピン5の
周方向における板状部材7aの向きを第2ケースアッシ
ー11のセンシング素子7と合致させ、且つ、先端を第
1大径部5hの外側に引き出した第2ケースアッシー1
1のセンシング素子7のリード部7hを、第1ケースア
ッシー9の通線用凹溝9bに収容した状態で、ストッパ
溝5kに有底端部が係合するまで第1ケースアッシー9
を第1中径部5fに挿入する。これにより、第2ケース
アッシー11のセンシング素子7のリード部7hは、第
1中径部5fと第1ケースアッシー9の通線用凹溝9b
との隙間を通して第1大径部5h側に引き出された状態
となる。
周方向における板状部材7aの向きを第2ケースアッシ
ー11のセンシング素子7と合致させ、且つ、先端を第
1大径部5hの外側に引き出した第2ケースアッシー1
1のセンシング素子7のリード部7hを、第1ケースア
ッシー9の通線用凹溝9bに収容した状態で、ストッパ
溝5kに有底端部が係合するまで第1ケースアッシー9
を第1中径部5fに挿入する。これにより、第2ケース
アッシー11のセンシング素子7のリード部7hは、第
1中径部5fと第1ケースアッシー9の通線用凹溝9b
との隙間を通して第1大径部5h側に引き出された状態
となる。
【0043】次に、第1ケースアッシー9のセンシング
素子7のリード部7hを、第1ケースアッシー9の開放
端部から第1大径部5h側に引き出し、さらに、第2ケ
ースアッシー11のセンシング素子7のリード部7hと
共に、第1大径部5hの外側に引き出す。そして、これ
ら両センシング素子7のリード部7hの被覆を剥がして
芯線(図示せず)を剥き出し、この芯線を、キャップア
ッシー15の配線用フラットケーブル15fの4本のリ
ード線と1対1に電気的に接続されるように、中継基板
15e上の導電パターンに半田付け等によってそれぞれ
接続する。
素子7のリード部7hを、第1ケースアッシー9の開放
端部から第1大径部5h側に引き出し、さらに、第2ケ
ースアッシー11のセンシング素子7のリード部7hと
共に、第1大径部5hの外側に引き出す。そして、これ
ら両センシング素子7のリード部7hの被覆を剥がして
芯線(図示せず)を剥き出し、この芯線を、キャップア
ッシー15の配線用フラットケーブル15fの4本のリ
ード線と1対1に電気的に接続されるように、中継基板
15e上の導電パターンに半田付け等によってそれぞれ
接続する。
【0044】最後に、キャップアッシー15のゴムブッ
シュ15aの小径部15bを第1大径部5hに嵌め込ん
で、シャックルピン5の一端5a側を塞ぐと共に、第2
ケースアッシー11の凹溝11bと第2中径部5gの間
の空間から、ストッパ溝5mよりも小径部15b側の第
2中径部5g部分に、前記シャックル34の挿入孔34
aの内壁とシャックルピン5の外周との摩擦を減らすグ
リースを注入充填し、その後、第2大径部5jに不図示
の栓を嵌め込んで、シャックルピン5の他端5b側を塞
ぐ。以上で、シャックルピン5に対するセンシング素子
7の組み付けが完了する。
シュ15aの小径部15bを第1大径部5hに嵌め込ん
で、シャックルピン5の一端5a側を塞ぐと共に、第2
ケースアッシー11の凹溝11bと第2中径部5gの間
の空間から、ストッパ溝5mよりも小径部15b側の第
2中径部5g部分に、前記シャックル34の挿入孔34
aの内壁とシャックルピン5の外周との摩擦を減らすグ
リースを注入充填し、その後、第2大径部5jに不図示
の栓を嵌め込んで、シャックルピン5の他端5b側を塞
ぐ。以上で、シャックルピン5に対するセンシング素子
7の組み付けが完了する。
【0045】次に、両端5a,5bの内部にセンシング
素子7を組み付けたシャックルピン5を用いての、ブラ
ケット33に対するシャックル34の取り付けについて
説明する。まず、互いに位置を合わせたブラケット33
の両側面33aとシャックル34のそれぞれの挿入孔3
3b,34a,33bにシャックルピン5を第2大径部
5j側から挿入し、この状態で、ブラケット33の一方
の側面33aの通孔33dに固定用ボルト16を挿通し
てシャックルピン5の溝5cに係合させる。次に、固定
用ボルト16の先端に螺着したナット17の螺動により
前記スリット33cの間隔を縮め、これにより、一方の
側面33aの挿入孔33bの内径を縮小させてシャック
ルピン5を挟持、固定させる。
素子7を組み付けたシャックルピン5を用いての、ブラ
ケット33に対するシャックル34の取り付けについて
説明する。まず、互いに位置を合わせたブラケット33
の両側面33aとシャックル34のそれぞれの挿入孔3
3b,34a,33bにシャックルピン5を第2大径部
5j側から挿入し、この状態で、ブラケット33の一方
の側面33aの通孔33dに固定用ボルト16を挿通し
てシャックルピン5の溝5cに係合させる。次に、固定
用ボルト16の先端に螺着したナット17の螺動により
前記スリット33cの間隔を縮め、これにより、一方の
側面33aの挿入孔33bの内径を縮小させてシャック
ルピン5を挟持、固定させる。
【0046】以上で取り付けが完了し、この状態で、シ
ャックルピン5の外周と、ブラケット33及びシャック
ル34の挿入孔33b,34a,33bの内周との間に
は、若干のクリアランスが生じる。また、固定用ボルト
16とシャックルピン5の溝5cとの係合により軸方向
に位置決めされたシャックルピン5内の第1ケースアッ
シー9は、ブラケット33のスリット33cが形成され
た側面33aの挿入孔33bとシャックル34の挿入孔
34aとに跨がるように配置され、同様に、第2ケース
アッシー11は、ブラケット33のもう1つの側面33
aの挿入孔33bとシャックル34の挿入孔34aとに
跨がるように配置される。
ャックルピン5の外周と、ブラケット33及びシャック
ル34の挿入孔33b,34a,33bの内周との間に
は、若干のクリアランスが生じる。また、固定用ボルト
16とシャックルピン5の溝5cとの係合により軸方向
に位置決めされたシャックルピン5内の第1ケースアッ
シー9は、ブラケット33のスリット33cが形成され
た側面33aの挿入孔33bとシャックル34の挿入孔
34aとに跨がるように配置され、同様に、第2ケース
アッシー11は、ブラケット33のもう1つの側面33
aの挿入孔33bとシャックル34の挿入孔34aとに
跨がるように配置される。
【0047】次に、作用(動作)について説明する。車
両から荷台フレーム32及びブラケット33の両側面3
3aを介して、シャックルピン5に荷重Gがかかると、
シャックルピン5に剪断力が作用し、内部に配置された
各センシング素子7,7が歪むことによってセンシング
出力が変わり、これら各センシング出力の合計から車両
の荷重が検出される。
両から荷台フレーム32及びブラケット33の両側面3
3aを介して、シャックルピン5に荷重Gがかかると、
シャックルピン5に剪断力が作用し、内部に配置された
各センシング素子7,7が歪むことによってセンシング
出力が変わり、これら各センシング出力の合計から車両
の荷重が検出される。
【0048】具体的に詳説すると、例えば、車両の左右
方向における荷重の分散が均等である状態では、図7
(a)に模式的に示すように、シャックルピン5に作用
する荷重Gの中心Sが、シャックルピン5の軸方向にお
ける略中央箇所に位置し、ブラケット33の両側面33
aからシャックルピン5の軸方向両端5a,5bに荷重
Gが1/2ずつ均等にかかり、そのG/2の荷重に応じ
て各センシング素子7,7が歪む。従って、前記各セン
シング素子7,7のセンシング出力を足し合わせること
で、(G/2)+(G/2)=荷重Gに相当するセンシ
ング出力が得られ、これに基づいて車両の正しい荷重が
割り出される。
方向における荷重の分散が均等である状態では、図7
(a)に模式的に示すように、シャックルピン5に作用
する荷重Gの中心Sが、シャックルピン5の軸方向にお
ける略中央箇所に位置し、ブラケット33の両側面33
aからシャックルピン5の軸方向両端5a,5bに荷重
Gが1/2ずつ均等にかかり、そのG/2の荷重に応じ
て各センシング素子7,7が歪む。従って、前記各セン
シング素子7,7のセンシング出力を足し合わせること
で、(G/2)+(G/2)=荷重Gに相当するセンシ
ング出力が得られ、これに基づいて車両の正しい荷重が
割り出される。
【0049】また、車両の荷重分散が左右方向のどちら
かにずれ、図7(b)に模式的に示すように、前記荷重
Gの中心Sがシャックルピン5の軸方向の一端5a側に
ずれて、例えば、ブラケット33の一方の側面33aか
らシャックルピン5の一端5a側に荷重Gの3/4がか
かり、ブラケット33の他方の側面33aからシャック
ルピン5の他端5b側に荷重Gの1/4がかかると、第
1ケースアッシー9内のセンシング素子7が3G/4の
荷重に応じて歪み、第2ケースアッシー11内のセンシ
ング素子7がG/4の荷重に応じて歪む。従って、この
場合にも、前記各センシング素子7,7のセンシング出
力を足し合わせることで、(3G/4)+(G/4)=
荷重Gに相当するセンシング出力が得られ、これに基づ
いて車両の正しい荷重が割り出される。
かにずれ、図7(b)に模式的に示すように、前記荷重
Gの中心Sがシャックルピン5の軸方向の一端5a側に
ずれて、例えば、ブラケット33の一方の側面33aか
らシャックルピン5の一端5a側に荷重Gの3/4がか
かり、ブラケット33の他方の側面33aからシャック
ルピン5の他端5b側に荷重Gの1/4がかかると、第
1ケースアッシー9内のセンシング素子7が3G/4の
荷重に応じて歪み、第2ケースアッシー11内のセンシ
ング素子7がG/4の荷重に応じて歪む。従って、この
場合にも、前記各センシング素子7,7のセンシング出
力を足し合わせることで、(3G/4)+(G/4)=
荷重Gに相当するセンシング出力が得られ、これに基づ
いて車両の正しい荷重が割り出される。
【0050】このように、本実施例に係る荷重測定用セ
ンシング素子の取り付け構造によれば、車両の荷台フレ
ーム32に固着した二股状のブラケット33の両側面3
3aとシャックル34との連結に用いるシャックルピン
5の両端部5a,5b間に、通孔5dを形成し、この通
孔5dでシャックルピン5の両端部5a,5b寄り部分
を構成する第1及び第2大径部5h,5jに、センシン
グ素子7をそれぞれ収容固定する構成とした。そして、
シャックルピン5によりブラケット33の両側面33a
とシャックル34とを連結した状態で、シャックルピン
5の一端5a側のセンシング素子7が、ブラケット33
のスリット33cが形成された側面33aの挿入孔33
bとシャックル34の挿入孔34aとに跨がるように配
置され、同様に、シャックルピン5の他端5b側のセン
シング素子7が、ブラケット33のもう1つの側面33
aの挿入孔33bとシャックル34の挿入孔34aとに
跨がるように配置される構成とした。
ンシング素子の取り付け構造によれば、車両の荷台フレ
ーム32に固着した二股状のブラケット33の両側面3
3aとシャックル34との連結に用いるシャックルピン
5の両端部5a,5b間に、通孔5dを形成し、この通
孔5dでシャックルピン5の両端部5a,5b寄り部分
を構成する第1及び第2大径部5h,5jに、センシン
グ素子7をそれぞれ収容固定する構成とした。そして、
シャックルピン5によりブラケット33の両側面33a
とシャックル34とを連結した状態で、シャックルピン
5の一端5a側のセンシング素子7が、ブラケット33
のスリット33cが形成された側面33aの挿入孔33
bとシャックル34の挿入孔34aとに跨がるように配
置され、同様に、シャックルピン5の他端5b側のセン
シング素子7が、ブラケット33のもう1つの側面33
aの挿入孔33bとシャックル34の挿入孔34aとに
跨がるように配置される構成とした。
【0051】このため、シャックルピン5に作用する車
両からの荷重Gのうち、シャックルピン5の各端部5
a,5bにそれぞれかかる部分荷重に応じて各センシン
グ素子7,7が歪んで、その歪みに応じたセンシング出
力が各センシング素子7,7に発生する。従って、車両
の左右方向における荷重の分散が均等であるか、或は、
車両の荷重分散が左右方向のどちらかにずれているかに
拘らず、各センシング素子7,7のセンシング出力を足
し合わせることで、シャックルピン5に作用する車両か
らの荷重Gに相当するセンシング出力を得て、これに基
づいて車両の正しい荷重を割り出すことができる。
両からの荷重Gのうち、シャックルピン5の各端部5
a,5bにそれぞれかかる部分荷重に応じて各センシン
グ素子7,7が歪んで、その歪みに応じたセンシング出
力が各センシング素子7,7に発生する。従って、車両
の左右方向における荷重の分散が均等であるか、或は、
車両の荷重分散が左右方向のどちらかにずれているかに
拘らず、各センシング素子7,7のセンシング出力を足
し合わせることで、シャックルピン5に作用する車両か
らの荷重Gに相当するセンシング出力を得て、これに基
づいて車両の正しい荷重を割り出すことができる。
【0052】また、本実施例によれば、シャックルピン
5の両端5a,5bにセンシング素子7をそれぞれ配設
するに当たり、シャックルピン5の他端5b側のセンシ
ング素子7のリード部7hを、シャックルピン5の両端
5a,5b間に貫設された通孔5dを通してシャックル
ピン5の一端5a側に引き出し、この一端5a側のセン
シング素子7のリード部7hと共にシャックルピン5か
ら外側に引き出す構成とした。このため、各センシング
素子7のリード部7hをシャックルピン5の両端5a,
5bからそれぞれ引き出すのに比べて、ブラケット33
とシャックル34をシャックルピン5により連結する際
の各リード部7hの引き回しを容易にし、且つ、ブラケ
ット33やシャックル34、並びに、それらの周辺部材
への接触によるリード部7h、ひいては、センシング素
子7,7の破損(ショート等)や、異常なセンシング出
力の発生等を防ぐことができる。
5の両端5a,5bにセンシング素子7をそれぞれ配設
するに当たり、シャックルピン5の他端5b側のセンシ
ング素子7のリード部7hを、シャックルピン5の両端
5a,5b間に貫設された通孔5dを通してシャックル
ピン5の一端5a側に引き出し、この一端5a側のセン
シング素子7のリード部7hと共にシャックルピン5か
ら外側に引き出す構成とした。このため、各センシング
素子7のリード部7hをシャックルピン5の両端5a,
5bからそれぞれ引き出すのに比べて、ブラケット33
とシャックル34をシャックルピン5により連結する際
の各リード部7hの引き回しを容易にし、且つ、ブラケ
ット33やシャックル34、並びに、それらの周辺部材
への接触によるリード部7h、ひいては、センシング素
子7,7の破損(ショート等)や、異常なセンシング出
力の発生等を防ぐことができる。
【0053】尚、シャックルピン5の第1及び第2大径
部5h,5jに対する各センシング素子7,7の取り付
けは、本実施例のように第1及び第2ケースアッシー
9,11を用いず、各センシング素子7,7を第1及び
第2大径部5h,5jに対して直接固定するようにして
もよい。しかし、本実施例のように、センシング素子7
を第1及び第2ケースアッシー9,11に収容固定した
後に、この第1及び第2ケースアッシー9,11をシャ
ックルピン5の第1及び第2大径部5h,5jにそれぞ
れ挿入し、この第1及び第2ケースアッシー9,11を
介して各センシング素子7,7をシャックルピン5の第
1及び及び第2大径部5h,5jにそれぞれ固定される
構成とすれば、次のような利点があり有利である。
部5h,5jに対する各センシング素子7,7の取り付
けは、本実施例のように第1及び第2ケースアッシー
9,11を用いず、各センシング素子7,7を第1及び
第2大径部5h,5jに対して直接固定するようにして
もよい。しかし、本実施例のように、センシング素子7
を第1及び第2ケースアッシー9,11に収容固定した
後に、この第1及び第2ケースアッシー9,11をシャ
ックルピン5の第1及び第2大径部5h,5jにそれぞ
れ挿入し、この第1及び第2ケースアッシー9,11を
介して各センシング素子7,7をシャックルピン5の第
1及び及び第2大径部5h,5jにそれぞれ固定される
構成とすれば、次のような利点があり有利である。
【0054】即ち、従来のように、センシング素子の一
方の固定部材と、これに対応する第1及び第2大径部5
h,5jの内周壁部分を、先細りのテーパ面を有する円
錐台状に精度よく加工する必要がなくなる。しかも、固
定部材と第1及び第2大径部5h,5jの両テーパ面ど
うしが密着するように、第1及び第2ケースアッシー
9,11の外周にキー溝を形成し、第1及び第2大径部
5h,5jへの挿入後に、力のかかり具合を適度に管理
しながら前記キー溝に楔型のキーを圧入し、ある程度の
力を加えて第1及び第2ケースアッシー9,11の有底
端部及び一端11cをストッパ溝5k,5m側に押し付
ける必要もなくなる。従って、センシング素子7のシャ
ックルピン5に対する組み付け工程を簡略化し、製造コ
ストの低減を図ることができる。
方の固定部材と、これに対応する第1及び第2大径部5
h,5jの内周壁部分を、先細りのテーパ面を有する円
錐台状に精度よく加工する必要がなくなる。しかも、固
定部材と第1及び第2大径部5h,5jの両テーパ面ど
うしが密着するように、第1及び第2ケースアッシー
9,11の外周にキー溝を形成し、第1及び第2大径部
5h,5jへの挿入後に、力のかかり具合を適度に管理
しながら前記キー溝に楔型のキーを圧入し、ある程度の
力を加えて第1及び第2ケースアッシー9,11の有底
端部及び一端11cをストッパ溝5k,5m側に押し付
ける必要もなくなる。従って、センシング素子7のシャ
ックルピン5に対する組み付け工程を簡略化し、製造コ
ストの低減を図ることができる。
【0055】尚、本実施例では、ブラケット33とシャ
ックル34の連結に用いるシャックルピン5の両端5
a,5bに対するセンシング素子7,7の取り付け構造
を例にとって説明したが、本発明は、車両の荷重が両端
に分散してかかる車両中のあらゆる軸部材に荷重測定用
のセンシング素子を取り付ける際に広く適用可能である
ことは言うまでもない。
ックル34の連結に用いるシャックルピン5の両端5
a,5bに対するセンシング素子7,7の取り付け構造
を例にとって説明したが、本発明は、車両の荷重が両端
に分散してかかる車両中のあらゆる軸部材に荷重測定用
のセンシング素子を取り付ける際に広く適用可能である
ことは言うまでもない。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、車
両の荷重が両端に分散してかかる軸部材に対する荷重測
定用のセンシング素子の取り付け構造であって、前記軸
部材の両端部に、該軸部材の軸方向に沿って収容凹部を
それぞれ形成し、前記各収容凹部に、前記軸部材の周方
向及び径方向における向きを互いに合致させて前記セン
シング素子7をそれぞれ収容し取り付け固定する構成と
した。
両の荷重が両端に分散してかかる軸部材に対する荷重測
定用のセンシング素子の取り付け構造であって、前記軸
部材の両端部に、該軸部材の軸方向に沿って収容凹部を
それぞれ形成し、前記各収容凹部に、前記軸部材の周方
向及び径方向における向きを互いに合致させて前記セン
シング素子7をそれぞれ収容し取り付け固定する構成と
した。
【0057】このため、車両の軸部材に該車両からの荷
重が分散してかかると、前記軸部材の両端部の収容凹部
に、前記軸部材の周方向及び径方向における向きを互い
に合致させてそれぞれ収容され取り付け固定された2つ
のセンシング素子が、分散した車両からの荷重によって
それぞれ歪み、その分散荷重に応じたセンシング出力が
2つのセンシング素子にそれぞれ発生する。従って、軸
部材の軸方向における車両からの荷重の分散が均等であ
るか、或は、軸部材のどちらかの端部寄りに車両からの
荷重の分散がずれているかに拘らず、これら2つのセン
シング素子のセンシング出力を足し合わせることで、軸
部材に作用する車両からの全荷重に相当するセンシング
出力が得られ、これに基づいて車両の正しい荷重を割り
出すことができる。
重が分散してかかると、前記軸部材の両端部の収容凹部
に、前記軸部材の周方向及び径方向における向きを互い
に合致させてそれぞれ収容され取り付け固定された2つ
のセンシング素子が、分散した車両からの荷重によって
それぞれ歪み、その分散荷重に応じたセンシング出力が
2つのセンシング素子にそれぞれ発生する。従って、軸
部材の軸方向における車両からの荷重の分散が均等であ
るか、或は、軸部材のどちらかの端部寄りに車両からの
荷重の分散がずれているかに拘らず、これら2つのセン
シング素子のセンシング出力を足し合わせることで、軸
部材に作用する車両からの全荷重に相当するセンシング
出力が得られ、これに基づいて車両の正しい荷重を割り
出すことができる。
【0058】また、本発明によれば、前記センシング素
子が内部にそれぞれ収容固定される2つのケース部材を
備え、該各ケース部材と共に前記センシング素子を前記
軸部材の各収容凹部にそれぞれ収容し、前記ケース部材
を介して前記センシング素子を前記各収容凹部内にそれ
ぞれ取り付け固定する構成としたので、車両からの荷重
が軸部材にかかっていないにも拘らずセンシング素子が
収容凹部内で歪むのを避けるために、センシング素子及
び収容凹部の形状を工夫し、或は、センシング素子の軸
部材への組み付けを工夫しなければならないといった煩
雑さをなくし、製造コストの低減を図ることができる。
子が内部にそれぞれ収容固定される2つのケース部材を
備え、該各ケース部材と共に前記センシング素子を前記
軸部材の各収容凹部にそれぞれ収容し、前記ケース部材
を介して前記センシング素子を前記各収容凹部内にそれ
ぞれ取り付け固定する構成としたので、車両からの荷重
が軸部材にかかっていないにも拘らずセンシング素子が
収容凹部内で歪むのを避けるために、センシング素子及
び収容凹部の形状を工夫し、或は、センシング素子の軸
部材への組み付けを工夫しなければならないといった煩
雑さをなくし、製造コストの低減を図ることができる。
【0059】さらに、本発明によれば、前記軸部材の一
端側の前記収容凹部と他端側の収容凹部とを連通する貫
通孔を該軸部材に形成し、前記他端側の収容凹部に取り
付け固定した前記センシング素子の信号出力用リード部
を、前記貫通孔を通して前記一端側の収容凹部に引き出
し、前記軸部材の両端部のセンシング素子の前記リード
部を、前記一端側の収容凹部から前記軸部材の一端外方
にそれぞれ引き出す構成としたので、各リード部を軸部
材の両端部からそれぞれの外方に引き出す場合に比べ
て、これらリード線の引き回しを容易にし、且つ、軸部
材が取り付けられる車両の周辺部品への接触等によるリ
ード線の破損や異常なセンシング出力の発生等を防止す
ることができる等の効果を奏する。
端側の前記収容凹部と他端側の収容凹部とを連通する貫
通孔を該軸部材に形成し、前記他端側の収容凹部に取り
付け固定した前記センシング素子の信号出力用リード部
を、前記貫通孔を通して前記一端側の収容凹部に引き出
し、前記軸部材の両端部のセンシング素子の前記リード
部を、前記一端側の収容凹部から前記軸部材の一端外方
にそれぞれ引き出す構成としたので、各リード部を軸部
材の両端部からそれぞれの外方に引き出す場合に比べ
て、これらリード線の引き回しを容易にし、且つ、軸部
材が取り付けられる車両の周辺部品への接触等によるリ
ード線の破損や異常なセンシング出力の発生等を防止す
ることができる等の効果を奏する。
【図1】本発明の一実施例に係るセンシング素子の取り
付け構造の断面図である。
付け構造の断面図である。
【図2】図1に示すセンシング素子の斜視図である。
【図3】図1の第1ケースアッシーにセンシング素子を
収容した状態を示し、図3(a)は断面図、図3(b)
は同側面図である。
収容した状態を示し、図3(a)は断面図、図3(b)
は同側面図である。
【図4】図1の第2ケースアッシーにセンシング素子を
収容した状態を示し、図4(a)は断面図、図4(b)
は同側面図である。
収容した状態を示し、図4(a)は断面図、図4(b)
は同側面図である。
【図5】図4に示す第2ケースアッシーの一端に連結さ
れる通線パイプの断面図である。
れる通線パイプの断面図である。
【図6】図6(a)は図1に示すキャップアッシーの断
面図、図6(b)は同側面図である。
面図、図6(b)は同側面図である。
【図7】図1のシャックルピン及びその内部の各センシ
ング素子にかかる車両からの分散荷重を示し、図7
(a)は均等分散状態の説明図、図7(b)は不均等分
散状態の説明図である。
ング素子にかかる車両からの分散荷重を示し、図7
(a)は均等分散状態の説明図、図7(b)は不均等分
散状態の説明図である。
【図8】本発明が適用される荷重測定装置により荷重測
定を行う車両箇所を示すトラック等の大型車両の分解斜
視図である。
定を行う車両箇所を示すトラック等の大型車両の分解斜
視図である。
【図9】従来例に係り、本出願人が既に提案しているセ
ンシング素子の固定方法を示し、図9(a)はセンシン
グ素子を嵌め込んだ車両のシャックルピン部分の断面
図、図9(b)は同正面図である。
ンシング素子の固定方法を示し、図9(a)はセンシン
グ素子を嵌め込んだ車両のシャックルピン部分の断面
図、図9(b)は同正面図である。
【図10】従来例に係り、本出願人が既に提案している
センシング素子の斜視図である。
センシング素子の斜視図である。
【図11】従来例に係り、本出願人が既に提案している
図10のセンシング素子のシャックルピンに対する取り
付け構造を示すシャックルピンの断面図である。
図10のセンシング素子のシャックルピンに対する取り
付け構造を示すシャックルピンの断面図である。
【図12】従来例に係り、図11のシャックルピン及び
その内部の各センシング素子にかかる車両からの分散荷
重を示し、図12(a)は均等分散状態の説明図、図1
2(b)は不均等分散状態の説明図である。
その内部の各センシング素子にかかる車両からの分散荷
重を示し、図12(a)は均等分散状態の説明図、図1
2(b)は不均等分散状態の説明図である。
5 シャックルピン(軸部材) 5a シャックルピン一端 5b シャックルピン他端 5e 小径部(貫通孔) 5f,5g 中径部(収容凹部) 7 センシング素子 7h センシング素子信号出力用リード部 9 第1ケースアッシー(ケース部材) 11 第2ケースアッシー(ケース部材) G 荷重
Claims (3)
- 【請求項1】 車両の荷重が両端に分散してかかる軸部
材に対する荷重測定用のセンシング素子の取り付け構造
であって、 前記軸部材の両端部に、該軸部材の軸方向に沿って収容
凹部をそれぞれ形成し、 前記各収容凹部に、前記軸部材の周方向及び径方向にお
ける向きを互いに合致させて前記センシング素子をそれ
ぞれ収容し取り付け固定した、 ことを特徴とする車両荷重測定用センシング素子の取り
付け構造。 - 【請求項2】 前記センシング素子が内部にそれぞれ収
容固定される2つのケース部材を備え、該各ケース部材
と共に前記センシング素子を前記軸部材の各収容凹部に
それぞれ収容し、前記ケース部材を介して前記センシン
グ素子を前記各収容凹部内にそれぞれ取り付け固定した
請求項1記載の車両荷重測定用センシング素子の取り付
け構造。 - 【請求項3】 前記軸部材の一端側の前記収容凹部と他
端側の収容凹部とを連通する貫通孔を該軸部材に形成
し、前記他端側の収容凹部に取り付け固定した前記セン
シング素子の信号出力用リード部を、前記貫通孔を通し
て前記一端側の収容凹部に引き出し、前記軸部材の両端
部のセンシング素子の前記リード部を、前記一端側の収
容凹部から前記軸部材の一端外方にそれぞれ引き出した
請求項1又は2記載の車両荷重測定用センシング素子の
取り付け構造。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7124860A JPH08313332A (ja) | 1995-05-24 | 1995-05-24 | 車両荷重測定用センシング素子の取り付け構造 |
| EP96914416A EP0829706A4 (en) | 1995-05-24 | 1996-05-23 | FASTENING DEVICE FOR A LOAD MEASURING ELEMENT OF A VEHICLE |
| CA002216310A CA2216310C (en) | 1995-05-24 | 1996-05-23 | Structure for mounting sensing devices for measuring a vehicle load |
| US08/836,952 US5892181A (en) | 1995-05-24 | 1996-05-23 | Structure for mounting sensing devices for measuring a vehicle load |
| PCT/JP1996/001374 WO1996037760A1 (en) | 1995-05-24 | 1996-05-23 | Mounting structure for a vehicle load measuring sensing element |
| KR1019970707687A KR100231197B1 (ko) | 1995-05-24 | 1996-05-23 | 차량하중 측정용 센싱소자의 부착구조 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7124860A JPH08313332A (ja) | 1995-05-24 | 1995-05-24 | 車両荷重測定用センシング素子の取り付け構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08313332A true JPH08313332A (ja) | 1996-11-29 |
Family
ID=14895897
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7124860A Pending JPH08313332A (ja) | 1995-05-24 | 1995-05-24 | 車両荷重測定用センシング素子の取り付け構造 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5892181A (ja) |
| EP (1) | EP0829706A4 (ja) |
| JP (1) | JPH08313332A (ja) |
| KR (1) | KR100231197B1 (ja) |
| CA (1) | CA2216310C (ja) |
| WO (1) | WO1996037760A1 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5965849A (en) * | 1996-11-27 | 1999-10-12 | Yazaki Corporation | Structure for mounting a sensing element for measuring a load of a vehicle |
| US6069474A (en) * | 1996-10-17 | 2000-05-30 | Yazaki Corporation | Load sensing device with load detection signal correction apparatus and method |
| US6122979A (en) * | 1997-05-13 | 2000-09-26 | Yazaki Corporation | Vehicle load measuring apparatus |
| US6983665B2 (en) | 2000-10-27 | 2006-01-10 | Yazaki Corporation | Fixing structure for sensing element |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10120977A1 (de) * | 2001-05-01 | 2002-11-14 | Bizerba Gmbh & Co Kg | Fahrzeugsitz |
| US6858809B2 (en) * | 2002-12-03 | 2005-02-22 | Caterpillar Inc. | Dump truck with payload weight measuring system and method of using same |
| US7009118B2 (en) * | 2003-05-13 | 2006-03-07 | Dynamic Datum Llc | Vehicle load weighing system and load cells for such systems |
| US7214893B2 (en) | 2005-02-15 | 2007-05-08 | Electric Arc Technologies, Llc | Load cell system |
| US7612669B2 (en) * | 2006-09-13 | 2009-11-03 | Savi Technology, Inc. | Bolt for security seal |
| KR100882485B1 (ko) * | 2007-08-10 | 2009-02-09 | 주식회사 큐리오텍 | 하중측정장치 |
| RU176599U1 (ru) * | 2017-06-01 | 2018-01-24 | Сергей Алексеевич Максимов | Устройство для определения нагрузки на ось транспортного средства |
| US10687472B2 (en) * | 2018-05-09 | 2020-06-23 | Deere & Company | Bale weight measurement device |
Family Cites Families (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS503369A (ja) * | 1973-04-24 | 1975-01-14 | ||
| JPS539861B2 (ja) * | 1973-12-25 | 1978-04-08 | ||
| EP0072646A3 (en) * | 1981-08-18 | 1984-11-28 | LUCAS INDUSTRIES public limited company | Load monitoring arrangement for a vehicle axle and vehicle fitted with same |
| US4576053A (en) * | 1984-03-20 | 1986-03-18 | Yotaro Hatamura | Load detector |
| JPH01172711A (ja) * | 1987-12-28 | 1989-07-07 | Komatsu Ltd | 車両の重量測定装置 |
| EP0543568A2 (en) * | 1991-11-22 | 1993-05-26 | AT&T Corp. | High resolution filtering using low resolution processors |
| JPH06313740A (ja) * | 1993-03-04 | 1994-11-08 | Yazaki Corp | センシング素子及びその固定方法 |
| JPH0669758U (ja) * | 1993-03-04 | 1994-09-30 | 矢崎総業株式会社 | 車両の荷重測定装置用センシング素子 |
| DE4408762C2 (de) * | 1993-03-16 | 1999-02-11 | Yazaki Corp | Fahrzeuglastmeßvorrichtung |
-
1995
- 1995-05-24 JP JP7124860A patent/JPH08313332A/ja active Pending
-
1996
- 1996-05-23 EP EP96914416A patent/EP0829706A4/en not_active Withdrawn
- 1996-05-23 WO PCT/JP1996/001374 patent/WO1996037760A1/ja not_active Ceased
- 1996-05-23 US US08/836,952 patent/US5892181A/en not_active Expired - Fee Related
- 1996-05-23 CA CA002216310A patent/CA2216310C/en not_active Expired - Fee Related
- 1996-05-23 KR KR1019970707687A patent/KR100231197B1/ko not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US6069474A (en) * | 1996-10-17 | 2000-05-30 | Yazaki Corporation | Load sensing device with load detection signal correction apparatus and method |
| US5965849A (en) * | 1996-11-27 | 1999-10-12 | Yazaki Corporation | Structure for mounting a sensing element for measuring a load of a vehicle |
| US6122979A (en) * | 1997-05-13 | 2000-09-26 | Yazaki Corporation | Vehicle load measuring apparatus |
| US6983665B2 (en) | 2000-10-27 | 2006-01-10 | Yazaki Corporation | Fixing structure for sensing element |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR100231197B1 (ko) | 1999-11-15 |
| CA2216310A1 (en) | 1996-11-28 |
| EP0829706A1 (en) | 1998-03-18 |
| KR19990008162A (ko) | 1999-01-25 |
| US5892181A (en) | 1999-04-06 |
| CA2216310C (en) | 2000-06-27 |
| WO1996037760A1 (en) | 1996-11-28 |
| EP0829706A4 (en) | 1999-08-18 |
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