JPH0831346A - フラット形表示装置 - Google Patents
フラット形表示装置Info
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- JPH0831346A JPH0831346A JP16352594A JP16352594A JPH0831346A JP H0831346 A JPH0831346 A JP H0831346A JP 16352594 A JP16352594 A JP 16352594A JP 16352594 A JP16352594 A JP 16352594A JP H0831346 A JPH0831346 A JP H0831346A
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- Japan
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- grooves
- light emitting
- unit light
- matrix display
- groove
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- Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)
- Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)
- Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】FEDにおいてアーク放電を誘発するガス圧上
昇を抑制するとともに、隣接する単位発光領域へのアー
ク放電の拡がりを防止することを目的とする。 【構成】蛍光膜12を有した前面パネル10と、蛍光膜
を選択的に励起する電界放出陰極22を有した背面パネ
ル20とが、真空間隙30を介して対向する構造のマト
リクス表示方式のフラット形表示装置1であって、前面
パネル10の内壁面に、マトリクス表示領域を一方向に
沿って単位発光領域毎に区画する互いに平行な第1方向
の溝17が設けられ、背面パネル20の内壁面に、マト
リクス表示領域を第1方向の溝17の延長方向に沿って
単位発光領域毎に区画する互いに平行な第2方向の溝2
7が設けられている。
昇を抑制するとともに、隣接する単位発光領域へのアー
ク放電の拡がりを防止することを目的とする。 【構成】蛍光膜12を有した前面パネル10と、蛍光膜
を選択的に励起する電界放出陰極22を有した背面パネ
ル20とが、真空間隙30を介して対向する構造のマト
リクス表示方式のフラット形表示装置1であって、前面
パネル10の内壁面に、マトリクス表示領域を一方向に
沿って単位発光領域毎に区画する互いに平行な第1方向
の溝17が設けられ、背面パネル20の内壁面に、マト
リクス表示領域を第1方向の溝17の延長方向に沿って
単位発光領域毎に区画する互いに平行な第2方向の溝2
7が設けられている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、蛍光面を励起する電子
源(電子銃)として多数の電界放出陰極を備えたフラッ
ト形表示装置に関する。
源(電子銃)として多数の電界放出陰極を備えたフラッ
ト形表示装置に関する。
【0002】電界放出(冷陰極放出ともいう)を利用し
た表示装置(FED:FieldEmitter De
splay)は、高精細で高輝度の表示が可能であり、
次世代の表示デバイスとして注目されている。
た表示装置(FED:FieldEmitter De
splay)は、高精細で高輝度の表示が可能であり、
次世代の表示デバイスとして注目されている。
【0003】
【従来の技術】FEDは、微小間隙を介して一対のパネ
ルを対向配置し、それらパネルの周囲を封着した厚さ数
mm程度の偏平状の表示管である。表示面側の前面パネ
ルの内面に蛍光膜が設けられ、背面パネル上に個々の単
位発光領域毎に電界放出陰極が配列されている。電界放
出陰極は、エミッタティップと呼称される数十〜100
0個のミクロンサイズの錐状突起を有しており、このよ
うな電界放出陰極の配列領域が画面表示領域となる。な
お、単色表示の場合には単位発光領域が1画素に対応
し、フルカラー表示の場合には3原色(R,G,B)の
各色の単位発光領域が1画素に対応する。
ルを対向配置し、それらパネルの周囲を封着した厚さ数
mm程度の偏平状の表示管である。表示面側の前面パネ
ルの内面に蛍光膜が設けられ、背面パネル上に個々の単
位発光領域毎に電界放出陰極が配列されている。電界放
出陰極は、エミッタティップと呼称される数十〜100
0個のミクロンサイズの錐状突起を有しており、このよ
うな電界放出陰極の配列領域が画面表示領域となる。な
お、単色表示の場合には単位発光領域が1画素に対応
し、フルカラー表示の場合には3原色(R,G,B)の
各色の単位発光領域が1画素に対応する。
【0004】FEDの製造に際しては、一対のパネルの
周囲を封着し、それと同時に予め背面側パネルの周縁部
の排気口に仮止めしておいたチップオフ管を接着し、そ
の後にチップオフ管を介して内部の排気を行う。そし
て、チップオフ管を溶断して排気口を塞ぎ、内部の真空
間隙を密閉する。
周囲を封着し、それと同時に予め背面側パネルの周縁部
の排気口に仮止めしておいたチップオフ管を接着し、そ
の後にチップオフ管を介して内部の排気を行う。そし
て、チップオフ管を溶断して排気口を塞ぎ、内部の真空
間隙を密閉する。
【0005】FEDにおいて、電界放出陰極(以下では
「エミッタ」という)が確実に機能するには、エミッタ
と蛍光面との間隙を10-7〜10-8Torrのいわゆる
超高真空に保つ必要がある。このため、通常はチップオ
フ管内に非蒸発型ゲッタ(バルクゲッタ)が固定されて
いる。
「エミッタ」という)が確実に機能するには、エミッタ
と蛍光面との間隙を10-7〜10-8Torrのいわゆる
超高真空に保つ必要がある。このため、通常はチップオ
フ管内に非蒸発型ゲッタ(バルクゲッタ)が固定されて
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、FEDで
は、真空間隙の寸法は100〜200μm程度であり、
内部におけるガス流動のコンダタンスは小さい。したが
って、組立て時の排気処理による内表面の完全な清浄化
が困難であること、加えて、使用中において内壁からの
ガス放出が避けられないことから、局部的に真空度が損
なわれてアーク放電が生じる場合があった。アーク放電
は、微細なエミッタを破壊し、その部分の表示機能を消
失させてしまう。
は、真空間隙の寸法は100〜200μm程度であり、
内部におけるガス流動のコンダタンスは小さい。したが
って、組立て時の排気処理による内表面の完全な清浄化
が困難であること、加えて、使用中において内壁からの
ガス放出が避けられないことから、局部的に真空度が損
なわれてアーク放電が生じる場合があった。アーク放電
は、微細なエミッタを破壊し、その部分の表示機能を消
失させてしまう。
【0007】なお、PDP(プラズマディスプレイパネ
ル)のように、内部間隙を単位発光領域毎に区画する隔
壁を設けることにより、アーク放電の拡がりを阻止し
て、破損領域を最小限に抑えることが考えられる。隔壁
は電極の上を横切るように形成すればよいので、例えば
格子状の隔壁を設けても電極を表示領域内からパネル端
部まで引き出すことができる。しかし、隔壁を設けた場
合には、コンダクタンスが以前にも増して小さくなり、
排気工程の処理効率が低下するとともに、各単位発光領
域のガス圧上昇が促進されてアーク放電が発生し易くな
る。
ル)のように、内部間隙を単位発光領域毎に区画する隔
壁を設けることにより、アーク放電の拡がりを阻止し
て、破損領域を最小限に抑えることが考えられる。隔壁
は電極の上を横切るように形成すればよいので、例えば
格子状の隔壁を設けても電極を表示領域内からパネル端
部まで引き出すことができる。しかし、隔壁を設けた場
合には、コンダクタンスが以前にも増して小さくなり、
排気工程の処理効率が低下するとともに、各単位発光領
域のガス圧上昇が促進されてアーク放電が発生し易くな
る。
【0008】本発明は、上述の問題に鑑みてなされたも
ので、アーク放電を誘発するガス圧上昇を抑制するとと
もに、隣接する単位発光領域へのアーク放電の拡がりを
防止することを目的としている。
ので、アーク放電を誘発するガス圧上昇を抑制するとと
もに、隣接する単位発光領域へのアーク放電の拡がりを
防止することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の装置
は、上述の課題を解決するため、図1及び図2に示すよ
うに、蛍光膜を有した前面パネルと、前記蛍光膜を選択
的に励起する電界放出陰極を有した背面パネルとが、真
空間隙を介して対向する構造のマトリクス表示方式のフ
ラット形表示装置であって、前記前面パネルの内壁面
に、マトリクス表示領域を一方向に沿って単位発光領域
毎に区画する互いに平行な第1方向の溝が設けられ、前
記背面パネルの内壁面に、前記マトリクス表示領域を前
記第1方向の溝の延長方向に沿って単位発光領域毎に区
画する互いに平行な第2方向の溝が設けられてなる。
は、上述の課題を解決するため、図1及び図2に示すよ
うに、蛍光膜を有した前面パネルと、前記蛍光膜を選択
的に励起する電界放出陰極を有した背面パネルとが、真
空間隙を介して対向する構造のマトリクス表示方式のフ
ラット形表示装置であって、前記前面パネルの内壁面
に、マトリクス表示領域を一方向に沿って単位発光領域
毎に区画する互いに平行な第1方向の溝が設けられ、前
記背面パネルの内壁面に、前記マトリクス表示領域を前
記第1方向の溝の延長方向に沿って単位発光領域毎に区
画する互いに平行な第2方向の溝が設けられてなる。
【0010】請求項2の発明の装置は、前記第1方向の
溝の一端側に、前記第1方向の溝の配列方向に延び前記
各第1方向の溝を接続する第1の連通溝が設けられ、前
記第2方向の溝の一端側に、前記第2方向の溝の配列方
向に延び前記各第2方向の溝を接続する第2の連通溝が
設けられてなる。
溝の一端側に、前記第1方向の溝の配列方向に延び前記
各第1方向の溝を接続する第1の連通溝が設けられ、前
記第2方向の溝の一端側に、前記第2方向の溝の配列方
向に延び前記各第2方向の溝を接続する第2の連通溝が
設けられてなる。
【0011】請求項3の発明の装置は、前記マトリクス
表示領域の外側の隅部に、前記第1及び第2の連通溝の
内の一方と接し且つ他方と前記真空間隙を介して対向す
る排気孔を有してなる。
表示領域の外側の隅部に、前記第1及び第2の連通溝の
内の一方と接し且つ他方と前記真空間隙を介して対向す
る排気孔を有してなる。
【0012】請求項4の発明の装置は、前記第2方向の
溝が、前記電界放出陰極を囲む絶縁層のパターニングに
よって形成されてなる。請求項5の発明の装置は、蛍光
膜を有した前面パネルと、前記蛍光膜を選択的に励起す
る電界放出陰極を有した背面パネルとが、真空間隙を介
して対向する構造のマトリクス表示方式のフラット形表
示装置であって、前記真空間隙の同一壁面に、マトリク
ス表示領域を一方向に沿って単位発光領域毎に区画する
互いに平行な第1方向の溝と、前記マトリクス表示領域
を前記第1方向の溝の延長方向に沿って単位発光領域毎
に区画し且つ前記単位発光領域毎に分断された互いに平
行な第2方向の溝とが設けられてなる。
溝が、前記電界放出陰極を囲む絶縁層のパターニングに
よって形成されてなる。請求項5の発明の装置は、蛍光
膜を有した前面パネルと、前記蛍光膜を選択的に励起す
る電界放出陰極を有した背面パネルとが、真空間隙を介
して対向する構造のマトリクス表示方式のフラット形表
示装置であって、前記真空間隙の同一壁面に、マトリク
ス表示領域を一方向に沿って単位発光領域毎に区画する
互いに平行な第1方向の溝と、前記マトリクス表示領域
を前記第1方向の溝の延長方向に沿って単位発光領域毎
に区画し且つ前記単位発光領域毎に分断された互いに平
行な第2方向の溝とが設けられてなる。
【0013】
【作用】マトリクス表示の各単位発光領域を囲むよう
に、真空間隙を介して第1方向の溝と第2方向の溝とが
交差する。これらの溝によって、マトリクス表示領域内
の縦横のコンダクタンスが高まり、局部的なガス圧上昇
が軽減される。また、溝の部分では他の部分よりも真空
間隙の寸法が増大してガスが拡散し易いことから、各単
位発光領域は隣接する単位発光領域と真空条件の上で区
画される。
に、真空間隙を介して第1方向の溝と第2方向の溝とが
交差する。これらの溝によって、マトリクス表示領域内
の縦横のコンダクタンスが高まり、局部的なガス圧上昇
が軽減される。また、溝の部分では他の部分よりも真空
間隙の寸法が増大してガスが拡散し易いことから、各単
位発光領域は隣接する単位発光領域と真空条件の上で区
画される。
【0014】マトリクス表示領域内の不純ガスは、第1
方向の溝、第1の連通溝、第2方向の溝、及び第2の連
通溝を通じて排気孔へ円滑に流れ、真空間隙は超高真空
状態に保たれる。
方向の溝、第1の連通溝、第2方向の溝、及び第2の連
通溝を通じて排気孔へ円滑に流れ、真空間隙は超高真空
状態に保たれる。
【0015】
【実施例】図1は第1実施例のFED1の内部構造を示
す部分斜視図、図2は図1のFED1の平面構造を示す
模式図、図3は図1のFED1の外観図、図4はエミッ
タ22の構造の一例を示す斜視図、図5は背面パネル2
0の製造工程を示す図である。
す部分斜視図、図2は図1のFED1の平面構造を示す
模式図、図3は図1のFED1の外観図、図4はエミッ
タ22の構造の一例を示す斜視図、図5は背面パネル2
0の製造工程を示す図である。
【0016】図3のように、FED1は、ガラス板11
を基体とする前面パネル10と、シリコン板(ウエハ)
21を基体とする背面パネル20とから構成されてい
る。パネル面の中央部が任意の画像を表示するマトリク
ス表示領域(スクリーン)IAである。両パネル10,
20は、約100μmの間隙を設けて対向配置され、対
向領域の周縁部が低融点ガラス層35によって封着され
ている。内部は10-7〜10-8Torrの真空であり、
間隙寸法は図示しないビーズスペーサの点在配置によっ
て均一化されている。
を基体とする前面パネル10と、シリコン板(ウエハ)
21を基体とする背面パネル20とから構成されてい
る。パネル面の中央部が任意の画像を表示するマトリク
ス表示領域(スクリーン)IAである。両パネル10,
20は、約100μmの間隙を設けて対向配置され、対
向領域の周縁部が低融点ガラス層35によって封着され
ている。内部は10-7〜10-8Torrの真空であり、
間隙寸法は図示しないビーズスペーサの点在配置によっ
て均一化されている。
【0017】FED1では、前面パネル10の外面に、
製造に際して内部の排気に用いるチップオフ管50が取
り付けられている。すなわち、ガラス板11に排気孔2
1a(図2参照)となる貫通孔が設けられている。チッ
プオフ管50の先端は塞がれ、管内にはバルクゲッタが
メタルシールなどによって固定されている。
製造に際して内部の排気に用いるチップオフ管50が取
り付けられている。すなわち、ガラス板11に排気孔2
1a(図2参照)となる貫通孔が設けられている。チッ
プオフ管50の先端は塞がれ、管内にはバルクゲッタが
メタルシールなどによって固定されている。
【0018】図1のように、前面パネル10の内面に蛍
光膜12が設けられ、背面パネル20の内面に蛍光膜1
2を励起するためのエミッタ(電界放出陰極)22が配
置されている。蛍光膜12の配置パターンは、図2のよ
うに単位発光領域毎に分割されたドットパターンとさ
れ、各蛍光膜12とガラス板11との間には、透明導電
膜からなる図示しないアノード電極が設けられている。
光膜12が設けられ、背面パネル20の内面に蛍光膜1
2を励起するためのエミッタ(電界放出陰極)22が配
置されている。蛍光膜12の配置パターンは、図2のよ
うに単位発光領域毎に分割されたドットパターンとさ
れ、各蛍光膜12とガラス板11との間には、透明導電
膜からなる図示しないアノード電極が設けられている。
【0019】背面パネル20においては、ガラス板21
上に配列されたカソード電極23とゲート電極26とに
よって電極マトリクスが構成されている。カソード電極
23及びゲート電極26は、絶縁層24を介して交差
し、それによって各交差部にマトリクス表示の単位発光
領域を画定するエミッタ22が形成されている。単位発
光領域の大きさは、例えば100μm角程度である。
上に配列されたカソード電極23とゲート電極26とに
よって電極マトリクスが構成されている。カソード電極
23及びゲート電極26は、絶縁層24を介して交差
し、それによって各交差部にマトリクス表示の単位発光
領域を画定するエミッタ22が形成されている。単位発
光領域の大きさは、例えば100μm角程度である。
【0020】エミッタ22は、図4のように、カソード
電極23と電気的に一体化された円錐状のエミッタティ
ップ25、エミッタティップ25を露出させる開口26
aを有したゲート電極26、及びエミッタティップ25
の周囲に空隙を形成する絶縁層24などから構成されて
おり、実際には数百以上のエミッタティップ25を有す
る。エミッタ22の形成方法は後述する。
電極23と電気的に一体化された円錐状のエミッタティ
ップ25、エミッタティップ25を露出させる開口26
aを有したゲート電極26、及びエミッタティップ25
の周囲に空隙を形成する絶縁層24などから構成されて
おり、実際には数百以上のエミッタティップ25を有す
る。エミッタ22の形成方法は後述する。
【0021】エミッタティップ25とゲート電極26と
の間に所定の電圧を印加すると、エミッタティップ25
の先端部で電界放出が生じる。したがって、例えばライ
ン順次形式でカソード電極23とゲート電極26とを選
択し、特定のエミッタ22から電子ビームを射出させる
ことにより、エミッタ22と対向する蛍光膜12を選択
的に発光させることができる。フルカラー表示の場合に
は、カソード電極23の延長方向に並ぶ3個の単位発光
領域に3原色の各色の蛍光膜12が配置され、画素の表
示色に応じて発光時間制御などによる各色の階調表示が
行われる。
の間に所定の電圧を印加すると、エミッタティップ25
の先端部で電界放出が生じる。したがって、例えばライ
ン順次形式でカソード電極23とゲート電極26とを選
択し、特定のエミッタ22から電子ビームを射出させる
ことにより、エミッタ22と対向する蛍光膜12を選択
的に発光させることができる。フルカラー表示の場合に
は、カソード電極23の延長方向に並ぶ3個の単位発光
領域に3原色の各色の蛍光膜12が配置され、画素の表
示色に応じて発光時間制御などによる各色の階調表示が
行われる。
【0022】なお、カソード電極23、ゲート電極2
6、及びアノード電極はマトリクス表示領域IAからパ
ネル端部まで導出され、これら電極を外部の回路と接続
するために、一方のパネルの電極導出部が他方のパネル
に対して張り出すように、前面側及び背面側のパネルサ
イズと重ね合わせ位置とが選定されている。
6、及びアノード電極はマトリクス表示領域IAからパ
ネル端部まで導出され、これら電極を外部の回路と接続
するために、一方のパネルの電極導出部が他方のパネル
に対して張り出すように、前面側及び背面側のパネルサ
イズと重ね合わせ位置とが選定されている。
【0023】さて、図1及び図2のように、FED1に
おいては、前面パネル10の内壁面に、マトリクス表示
領域IAをゲート電極26の延長方向に沿って単位発光
領域毎に区画する互いに平行な溝17が設けられ、背面
パネル20の内壁面に、マトリクス表示領域IAを溝1
7の延長方向に沿って単位発光領域毎に区画する互いに
平行な溝27が設けられている。また、溝17の一端側
に、溝17の配列方向に延びて各溝17を接続する連通
溝18が設けられ、溝27の一端側に、溝27の配列方
向に延びて各溝27を接続する連通溝28が設けられて
いる。
おいては、前面パネル10の内壁面に、マトリクス表示
領域IAをゲート電極26の延長方向に沿って単位発光
領域毎に区画する互いに平行な溝17が設けられ、背面
パネル20の内壁面に、マトリクス表示領域IAを溝1
7の延長方向に沿って単位発光領域毎に区画する互いに
平行な溝27が設けられている。また、溝17の一端側
に、溝17の配列方向に延びて各溝17を接続する連通
溝18が設けられ、溝27の一端側に、溝27の配列方
向に延びて各溝27を接続する連通溝28が設けられて
いる。
【0024】溝17の他端側の内壁面は、アノード電極
をパネル端部へ引き出すために平坦面とされている。同
様に、溝27の他端側の内壁面は、ゲート電極26をパ
ネル端部へ引き出すために平坦面とされている。つま
り、溝のような段部に電極層を設けると、断線不良が発
生し易くなる。なお、カソード電極23は、溝27の下
方を通過するので溝27に影響されない。
をパネル端部へ引き出すために平坦面とされている。同
様に、溝27の他端側の内壁面は、ゲート電極26をパ
ネル端部へ引き出すために平坦面とされている。つま
り、溝のような段部に電極層を設けると、断線不良が発
生し易くなる。なお、カソード電極23は、溝27の下
方を通過するので溝27に影響されない。
【0025】一方、上述のようにチップオフ管50の取
り付け位置を決める排気孔21a、すなわち真空間隙3
0とチップオフ管50内のバルクゲッタとを連通させる
通気路は、マトリクス表示領域IAの外側の隅部に設け
られており、連通溝18と接し且つ連通溝28と真空間
隙30を介して対向する。
り付け位置を決める排気孔21a、すなわち真空間隙3
0とチップオフ管50内のバルクゲッタとを連通させる
通気路は、マトリクス表示領域IAの外側の隅部に設け
られており、連通溝18と接し且つ連通溝28と真空間
隙30を介して対向する。
【0026】以上の構成のFED1においては、マトリ
クス表示の各単位発光領域を囲むように、真空間隙30
を介して前面側の溝17と背面側の溝27とが交差す
る。これらの溝17,27によって、マトリクス表示領
域IA内の縦横のコンダクタンスが増大し、局部的なガ
ス圧上昇が軽減される。そして、マトリクス表示領域I
A内の残留ガスは、溝17,27及び連通溝18,28
を通じて排気孔21aへ円滑に流れ、チップオフ管50
内のバルクゲッタに速やかに吸着される。これにより、
真空間隙は超高真空状態に保たれる。
クス表示の各単位発光領域を囲むように、真空間隙30
を介して前面側の溝17と背面側の溝27とが交差す
る。これらの溝17,27によって、マトリクス表示領
域IA内の縦横のコンダクタンスが増大し、局部的なガ
ス圧上昇が軽減される。そして、マトリクス表示領域I
A内の残留ガスは、溝17,27及び連通溝18,28
を通じて排気孔21aへ円滑に流れ、チップオフ管50
内のバルクゲッタに速やかに吸着される。これにより、
真空間隙は超高真空状態に保たれる。
【0027】加えて、溝17,27の部分では他の部分
よりも真空間隙30の寸法が増大してガスが拡散し易い
ことから、各単位発光領域は真空条件の上で隣接する単
位発光領域と区画される。このため、任意の単位発光領
域で大量のガスが湧き出てアーク放電が生じたとしても
も、アーク放電が隣接する単位発光領域へ拡がらず、エ
ミッタティップ25の破損領域が最小限に抑えられる。
よりも真空間隙30の寸法が増大してガスが拡散し易い
ことから、各単位発光領域は真空条件の上で隣接する単
位発光領域と区画される。このため、任意の単位発光領
域で大量のガスが湧き出てアーク放電が生じたとしても
も、アーク放電が隣接する単位発光領域へ拡がらず、エ
ミッタティップ25の破損領域が最小限に抑えられる。
【0028】次に、FED1の各パネルの製造工程を簡
単に説明する。前面パネル10については、ガラス板1
1を部分的にエッチングし、又は逆にガラス板11の表
面に部分的に低融点ガラスを積層し、溝17と連通溝1
8とを設ける。そして、透明導電膜(アノード電極)と
蛍光膜12とを順に形成する。
単に説明する。前面パネル10については、ガラス板1
1を部分的にエッチングし、又は逆にガラス板11の表
面に部分的に低融点ガラスを積層し、溝17と連通溝1
8とを設ける。そして、透明導電膜(アノード電極)と
蛍光膜12とを順に形成する。
【0029】背面パネル20については、図5(A)の
ように、例えばn型のシリコンウエハ21の表層部に、
イオン注入法などによってカソード電極23としてp型
層を形成する。エミッタティップ25を形成するため
に、直径2μm程度の円形のマスク71を設けてカソー
ド電極23をエッチングし〔図5(B)〕、表面に熱酸
化膜230を形成する〔図5(C)〕。
ように、例えばn型のシリコンウエハ21の表層部に、
イオン注入法などによってカソード電極23としてp型
層を形成する。エミッタティップ25を形成するため
に、直径2μm程度の円形のマスク71を設けてカソー
ド電極23をエッチングし〔図5(B)〕、表面に熱酸
化膜230を形成する〔図5(C)〕。
【0030】続いて、絶縁層24及びゲート金属膜26
aを順に積層し〔図5(D)〕、熱酸化膜230の露出
部を取り去るリフトオフによってエミッタティップ25
を完成する〔図5(E)〕。そして、ゲート金属膜26
aをパターニングして帯状のゲート電極26を形成し
〔図5(F)〕、エミッタ22を囲む絶縁層24をパタ
ーニングして深さ5μm程度の溝27及び図示しない連
通溝28を同時に形成する〔図5(G)〕。
aを順に積層し〔図5(D)〕、熱酸化膜230の露出
部を取り去るリフトオフによってエミッタティップ25
を完成する〔図5(E)〕。そして、ゲート金属膜26
aをパターニングして帯状のゲート電極26を形成し
〔図5(F)〕、エミッタ22を囲む絶縁層24をパタ
ーニングして深さ5μm程度の溝27及び図示しない連
通溝28を同時に形成する〔図5(G)〕。
【0031】図6は第2実施例のFED2の構成を示す
図である。同図において、図1〜図3に対応する構成要
素には形状に差異に係わらず同一の符号を付してある。
FED2は、蛍光膜12を有した前面パネル10と、蛍
光膜12を選択的に励起するエミッタ22を有した背面
パネル20とが、真空間隙30を介して対向する構造の
マトリクス表示方式のフラット形表示装置である。前面
パネル10の基体はガラス板11であり、背面パネル2
0の基体はシリコン板21である。
図である。同図において、図1〜図3に対応する構成要
素には形状に差異に係わらず同一の符号を付してある。
FED2は、蛍光膜12を有した前面パネル10と、蛍
光膜12を選択的に励起するエミッタ22を有した背面
パネル20とが、真空間隙30を介して対向する構造の
マトリクス表示方式のフラット形表示装置である。前面
パネル10の基体はガラス板11であり、背面パネル2
0の基体はシリコン板21である。
【0032】FED2においては、背面パネル20の内
壁面に、マトリクス表示領域を一方向に沿って単位発光
領域毎に区画する互いに平行な溝27Aと、マトリクス
表示領域を溝27Aの延長方向に沿って単位発光領域毎
に区画し且つ単位発光領域毎に分断された互いに平行な
27Bとが設けられている。そして、溝27Bの分断部
分にゲート電極26が配列され、一方向の各エミッタ2
2に対して共通の制御電圧が印加される。
壁面に、マトリクス表示領域を一方向に沿って単位発光
領域毎に区画する互いに平行な溝27Aと、マトリクス
表示領域を溝27Aの延長方向に沿って単位発光領域毎
に区画し且つ単位発光領域毎に分断された互いに平行な
27Bとが設けられている。そして、溝27Bの分断部
分にゲート電極26が配列され、一方向の各エミッタ2
2に対して共通の制御電圧が印加される。
【0033】溝27A,27Bによって、各単位発光領
域(つまりエミッタ22)をほぼ囲む凹部が形成され、
マトリクス表示領域内のコンダクタンスが増大され、且
つアーク放電の拡がりが防止されている。
域(つまりエミッタ22)をほぼ囲む凹部が形成され、
マトリクス表示領域内のコンダクタンスが増大され、且
つアーク放電の拡がりが防止されている。
【0034】上述の実施例によれば、排気孔21aが連
通溝18,28の交差する隅部に設けられているので、
マトリクス表示領域IA内の各点において、前面側の溝
17及び連通溝18を通って排気孔21aに至る流路長
と、背面側の溝27及び連通溝28を通って排気孔21
aに至る流路長とがほぼ等しくなる。このことから、各
点に対する排気条件が流動方向に左右されない最適排気
を実現することができる。
通溝18,28の交差する隅部に設けられているので、
マトリクス表示領域IA内の各点において、前面側の溝
17及び連通溝18を通って排気孔21aに至る流路長
と、背面側の溝27及び連通溝28を通って排気孔21
aに至る流路長とがほぼ等しくなる。このことから、各
点に対する排気条件が流動方向に左右されない最適排気
を実現することができる。
【0035】上述の実施例において、溝17,27,2
7A,27B及び連通溝18,28の幅と深さは、画素
ピッチなどに応じて適宜選定することができる。また、
各パネル10,20の基体の材質、各部の構造、溝の形
状、寸法などについて、種々の変更が可能である。例え
ば、背面パネル20の基体をガラス板とし、金属からな
るエミッタティップ25を設けてもよい。
7A,27B及び連通溝18,28の幅と深さは、画素
ピッチなどに応じて適宜選定することができる。また、
各パネル10,20の基体の材質、各部の構造、溝の形
状、寸法などについて、種々の変更が可能である。例え
ば、背面パネル20の基体をガラス板とし、金属からな
るエミッタティップ25を設けてもよい。
【0036】図6の実施例においては、背面パネル20
の内壁面のみに溝27A,27Bを有したFED2を例
示したが、前面パネル10の内壁面のみに、又は両方の
パネル10,20の内壁面に、単位発光領域を縦横に区
画し且つ一方向において単位発光領域毎に分断された溝
マトリクスを設けてもよい。
の内壁面のみに溝27A,27Bを有したFED2を例
示したが、前面パネル10の内壁面のみに、又は両方の
パネル10,20の内壁面に、単位発光領域を縦横に区
画し且つ一方向において単位発光領域毎に分断された溝
マトリクスを設けてもよい。
【0037】
【発明の効果】請求項1乃至請求項5の発明によれば、
真空間隙のコンダクタンスが増大して残留ガスの拡散が
促進されるので、アーク放電を誘発するガス圧上昇を抑
制することができ、隣接する単位発光領域へのアーク放
電の拡がりを防止することができる。
真空間隙のコンダクタンスが増大して残留ガスの拡散が
促進されるので、アーク放電を誘発するガス圧上昇を抑
制することができ、隣接する単位発光領域へのアーク放
電の拡がりを防止することができる。
【0038】特に、請求項2の発明によれば、電極のパ
ネル端部への引き出しを困難にすることなく、残留ガス
の拡散がより促進される。請求項3の発明によれば、排
気条件が流動方向に左右されない最適排気を実現するこ
とができる。
ネル端部への引き出しを困難にすることなく、残留ガス
の拡散がより促進される。請求項3の発明によれば、排
気条件が流動方向に左右されない最適排気を実現するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のFEDの内部構造を示す部分斜視
図である。
図である。
【図2】図1のFEDの平面構造を示す模式図である。
【図3】図1のFEDの外観図である。
【図4】エミッタの構造の一例を示す斜視図である。
【図5】背面パネルの製造工程を示す図である。
【図6】第2実施例のFEDの構成を示す図である。
1,2 FED(フラット形表示装置) 10 前面パネル 12 蛍光膜 17 27A 第1方向の溝 18 第1の連通溝 20 背面パネル 21a 排気孔 22 エミッタ(電界放出陰極) 24 絶縁層 30 真空間隙 27,27B 第2方向の溝 28 第2の連通溝 IA マトリクス表示領域
Claims (5)
- 【請求項1】蛍光膜を有した前面パネルと、前記蛍光膜
を選択的に励起する多数の電界放出陰極を有した背面パ
ネルとが、真空間隙を介して対向する構造のマトリクス
表示方式のフラット形表示装置であって、 前記前面パネルの内壁面に、マトリクス表示領域を一方
向に沿って単位発光領域毎に区画する互いに平行な第1
方向の溝が設けられ、 前記背面パネルの内壁面に、前記マトリクス表示領域を
前記第1方向の溝の延長方向に沿って単位発光領域毎に
区画する互いに平行な第2方向の溝が設けられてなるこ
とを特徴とするフラット形表示装置。 - 【請求項2】前記第1方向の溝の一端側に、前記第1方
向の溝の配列方向に延び前記各第1方向の溝を接続する
第1の連通溝が設けられ、 前記第2方向の溝の一端側に、前記第2方向の溝の配列
方向に延び前記各第2方向の溝を接続する第2の連通溝
が設けられ、 てなることを特徴とする請求項1記載のフラット形表示
装置。 - 【請求項3】前記マトリクス表示領域の外側の隅部に、
前記第1及び第2の連通溝の内の一方と接し且つ他方と
前記真空間隙を介して対向する排気孔を有し、 てなることを特徴とする請求項2記載のフラット形表示
装置。 - 【請求項4】前記第2方向の溝が、前記電界放出陰極を
囲む絶縁層のパターニングによって形成されてなること
を特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の
フラット形表示装置。 - 【請求項5】蛍光膜を有した前面パネルと、前記蛍光膜
を選択的に励起する多数の電界放出陰極を有した背面パ
ネルとが、真空間隙を介して対向する構造のマトリクス
表示方式のフラット形表示装置であって、 前記真空間隙の同一壁面に、マトリクス表示領域を一方
向に沿って単位発光領域毎に区画する互いに平行な第1
方向の溝と、前記マトリクス表示領域を前記第1方向の
溝の延長方向に沿って単位発光領域毎に区画し且つ前記
単位発光領域毎に分断された互いに平行な第2方向の溝
とが設けられ、 てなることを特徴とするフラット形表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16352594A JPH0831346A (ja) | 1994-07-15 | 1994-07-15 | フラット形表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16352594A JPH0831346A (ja) | 1994-07-15 | 1994-07-15 | フラット形表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0831346A true JPH0831346A (ja) | 1996-02-02 |
Family
ID=15775532
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16352594A Withdrawn JPH0831346A (ja) | 1994-07-15 | 1994-07-15 | フラット形表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0831346A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100542318B1 (ko) * | 1999-12-28 | 2006-01-12 | 비오이 하이디스 테크놀로지 주식회사 | 전계방출표시소자 및 그 제조방법 |
-
1994
- 1994-07-15 JP JP16352594A patent/JPH0831346A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100542318B1 (ko) * | 1999-12-28 | 2006-01-12 | 비오이 하이디스 테크놀로지 주식회사 | 전계방출표시소자 및 그 제조방법 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20011002 |