JPH08313687A - 沸騰水型原子力発電所の給水制御装置 - Google Patents
沸騰水型原子力発電所の給水制御装置Info
- Publication number
- JPH08313687A JPH08313687A JP7146924A JP14692495A JPH08313687A JP H08313687 A JPH08313687 A JP H08313687A JP 7146924 A JP7146924 A JP 7146924A JP 14692495 A JP14692495 A JP 14692495A JP H08313687 A JPH08313687 A JP H08313687A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reactor
- water supply
- water level
- water
- supply system
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 給水系統の不具合による原子炉スクラム後の
不必要な原子炉水位の低下を抑制すると共に、給水系統
の不具合以外の要因で原子炉スクラムが発生した場合に
も不必要な原子炉水位の上昇を抑制することができる沸
騰水型原子力発電所の給水制御装置を提供することであ
る。 【構成】 原子炉スクラム信号の発生から一定時間が経
過し、かつ原子炉の給水系統が正常であるときには、原
子炉水位の設定点を所定の変更幅だけ下方に変更し、原
子炉の給水系統が正常でないときには、その状態での給
水能力に応じた変更幅だけ原子炉水位の設定点を変更す
るようにしたものである。
不必要な原子炉水位の低下を抑制すると共に、給水系統
の不具合以外の要因で原子炉スクラムが発生した場合に
も不必要な原子炉水位の上昇を抑制することができる沸
騰水型原子力発電所の給水制御装置を提供することであ
る。 【構成】 原子炉スクラム信号の発生から一定時間が経
過し、かつ原子炉の給水系統が正常であるときには、原
子炉水位の設定点を所定の変更幅だけ下方に変更し、原
子炉の給水系統が正常でないときには、その状態での給
水能力に応じた変更幅だけ原子炉水位の設定点を変更す
るようにしたものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原子炉に給水を供給す
る沸騰水型原子力発電所の給水制御装置に関する。
る沸騰水型原子力発電所の給水制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に沸騰水型原子力発電所は、図8に
示すように構成されている。原子炉の圧力容器9内の炉
心部16で発生した蒸気は、主蒸気管1の各々の主蒸気
隔離弁12及び主蒸気止め弁13を通り、主蒸気加減弁
2によって蒸気流量を調整されてタービン3に導かれ
る。タービン3で仕事を終えた蒸気及びタービンバイパ
ス弁4を通った余分な蒸気は、復水器5で凝縮される。
そして、凝縮された水は2台のタービン駆動給水ポンプ
6a,6bにより昇圧され、給水配管8を通して再び圧
力容器9内に給水される。圧力容器9内の冷却水は、再
循環ポンプ7a,7bにより再循環配管10a,10b
を通してジェットポンプ11a,11bにより炉心部1
6に強制的に送りこまれ炉出力を制御することになる。
また、給水流量は、給水制御装置17により、タービン
駆動給水ポンプ6の回転数を調整し制御される。これに
より、原子炉水位18は一定に制御される。
示すように構成されている。原子炉の圧力容器9内の炉
心部16で発生した蒸気は、主蒸気管1の各々の主蒸気
隔離弁12及び主蒸気止め弁13を通り、主蒸気加減弁
2によって蒸気流量を調整されてタービン3に導かれ
る。タービン3で仕事を終えた蒸気及びタービンバイパ
ス弁4を通った余分な蒸気は、復水器5で凝縮される。
そして、凝縮された水は2台のタービン駆動給水ポンプ
6a,6bにより昇圧され、給水配管8を通して再び圧
力容器9内に給水される。圧力容器9内の冷却水は、再
循環ポンプ7a,7bにより再循環配管10a,10b
を通してジェットポンプ11a,11bにより炉心部1
6に強制的に送りこまれ炉出力を制御することになる。
また、給水流量は、給水制御装置17により、タービン
駆動給水ポンプ6の回転数を調整し制御される。これに
より、原子炉水位18は一定に制御される。
【0003】このような沸騰水型原子力発電所では、原
子炉スクラムが発生すると主蒸気隔離弁12a,12b
全弁が全閉となるので、蒸気流量と給水流量とのミスマ
ッチにより原子炉水位が上昇する。その原子炉水位の上
昇を抑制するために、原子炉スクラム信号の発生から一
定時間が経過したときに、給水制御装置17における原
子炉水位の設定点を所定の変更幅だけ下方に変更するよ
うにしている。
子炉スクラムが発生すると主蒸気隔離弁12a,12b
全弁が全閉となるので、蒸気流量と給水流量とのミスマ
ッチにより原子炉水位が上昇する。その原子炉水位の上
昇を抑制するために、原子炉スクラム信号の発生から一
定時間が経過したときに、給水制御装置17における原
子炉水位の設定点を所定の変更幅だけ下方に変更するよ
うにしている。
【0004】即ち、原子炉スクラム発生時には、給水制
御装置17内で原子炉水位の設定点の変更機能が動作す
る。図9に示すように、主蒸気隔離弁12の全閉時に
は、スクラム信号の発生時点から一定時間(例えば10
秒)経過後に、原子炉水位の設定点を基準点より所定の
変更幅(例えば60cm)だけ下方に変更させる信号が
ステップ状に出力される。これにより、原子炉スクラム
時の原子炉水位の上昇を抑制している。
御装置17内で原子炉水位の設定点の変更機能が動作す
る。図9に示すように、主蒸気隔離弁12の全閉時に
は、スクラム信号の発生時点から一定時間(例えば10
秒)経過後に、原子炉水位の設定点を基準点より所定の
変更幅(例えば60cm)だけ下方に変更させる信号が
ステップ状に出力される。これにより、原子炉スクラム
時の原子炉水位の上昇を抑制している。
【0005】図10は、その場合の動作フローチャート
であり、原子炉スクラム発生時には、主蒸気隔離弁12
の全閉指令が出され(S1)、これにより主蒸気隔離弁
12の弁ストロークが減少し(S2)、弁ストローク位
置が所定の位置になると原子炉スクラム信号が発生し
(S3)、給水制御装置17にその原子炉スクラム信号
が入力される(S4)。そして、スクラム信号の発生時
点から一定時間、例えば10秒経過後に(S5)、原子
炉水位の設定点を基準点より所定の変更幅、例えば60
cmだけ下方に変更させる信号がステップ状に出力され
る(S6)。
であり、原子炉スクラム発生時には、主蒸気隔離弁12
の全閉指令が出され(S1)、これにより主蒸気隔離弁
12の弁ストロークが減少し(S2)、弁ストローク位
置が所定の位置になると原子炉スクラム信号が発生し
(S3)、給水制御装置17にその原子炉スクラム信号
が入力される(S4)。そして、スクラム信号の発生時
点から一定時間、例えば10秒経過後に(S5)、原子
炉水位の設定点を基準点より所定の変更幅、例えば60
cmだけ下方に変更させる信号がステップ状に出力され
る(S6)。
【0006】図11は、原子炉スクラム発生時の主蒸気
流量Q1及び給水流量Q2の特性図である。いま、時刻
0で原子炉スクラムが発生したとすると、主蒸気隔離弁
12の全弁が閉鎖し、原子炉スクラム発生後の主蒸気流
量Q1は急激に減少する。一方、給水流量Q2は、しば
らくの間、原子炉の圧力容器9内に注入し続ける。この
ことから、主蒸気流量Q1と給水流量Q2との間にはミ
スマッチが生じ、そのままでは、その後の原子炉水位の
上昇につながる。
流量Q1及び給水流量Q2の特性図である。いま、時刻
0で原子炉スクラムが発生したとすると、主蒸気隔離弁
12の全弁が閉鎖し、原子炉スクラム発生後の主蒸気流
量Q1は急激に減少する。一方、給水流量Q2は、しば
らくの間、原子炉の圧力容器9内に注入し続ける。この
ことから、主蒸気流量Q1と給水流量Q2との間にはミ
スマッチが生じ、そのままでは、その後の原子炉水位の
上昇につながる。
【0007】そこで、上述の原子炉水位の設定点の変更
機能により原子炉水位を低下させる。図12にその場合
の原子炉水位Hの特性図を示す。上述の原子炉水位の設
定点の変更機能により原子炉水位は低下する。一方、給
水流量Q2は、しばらくの間、原子炉の圧力容器9内に
注入し続け、原子炉水位は徐々に元の基準値に回復す
る。このように、給水制御装置における原子炉水位の設
定点の変更機能は、原子炉スクラム発生時に生じる原子
炉水位の上昇を抑制するものである。
機能により原子炉水位を低下させる。図12にその場合
の原子炉水位Hの特性図を示す。上述の原子炉水位の設
定点の変更機能により原子炉水位は低下する。一方、給
水流量Q2は、しばらくの間、原子炉の圧力容器9内に
注入し続け、原子炉水位は徐々に元の基準値に回復す
る。このように、給水制御装置における原子炉水位の設
定点の変更機能は、原子炉スクラム発生時に生じる原子
炉水位の上昇を抑制するものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、原子炉
の給水系統に異常が発生し、原子炉水位が低下して原子
炉スクラムに至った場合にも、給水制御装置における原
子炉水位の設定点の変更機能は作動するので、過度の原
子炉水位の低下を招く恐れがあった。
の給水系統に異常が発生し、原子炉水位が低下して原子
炉スクラムに至った場合にも、給水制御装置における原
子炉水位の設定点の変更機能は作動するので、過度の原
子炉水位の低下を招く恐れがあった。
【0009】例えば、図8において、タービン駆動給水
ポンプ6のいずれか1台がトリップしたとすると、通
常、図示されていない予備機の2台のモータ駆動給水ポ
ンプが駆動されバックアップするようになっているが、
もし、その予備機が起動しない場合には、原子炉の圧力
容器9への供給する流量が減少するので、原子炉水位1
8が低下し、原子炉は原子炉水位低により原子炉スクラ
ムすることになる。
ポンプ6のいずれか1台がトリップしたとすると、通
常、図示されていない予備機の2台のモータ駆動給水ポ
ンプが駆動されバックアップするようになっているが、
もし、その予備機が起動しない場合には、原子炉の圧力
容器9への供給する流量が減少するので、原子炉水位1
8が低下し、原子炉は原子炉水位低により原子炉スクラ
ムすることになる。
【0010】即ち、給水系統の給水ポンプがトリップし
たときには、原子炉が要求する給水流量を供給すること
ができなくなるので、原子炉水位は低下する。原子炉水
位が低下により、炉心部16が冷却水から露出するよう
な事態が生じるのを防止するために、原子炉水位が所定
値未満になると原子炉スクラムが発生する。このような
原子炉水位低による原子炉スクラムに対して、給水制御
装置における原子炉水位の設定点の変更機能を作動させ
ると、過度の給水流量の減少による不必要な原子炉水位
の低下を招くことになる。
たときには、原子炉が要求する給水流量を供給すること
ができなくなるので、原子炉水位は低下する。原子炉水
位が低下により、炉心部16が冷却水から露出するよう
な事態が生じるのを防止するために、原子炉水位が所定
値未満になると原子炉スクラムが発生する。このような
原子炉水位低による原子炉スクラムに対して、給水制御
装置における原子炉水位の設定点の変更機能を作動させ
ると、過度の給水流量の減少による不必要な原子炉水位
の低下を招くことになる。
【0011】本発明の目的は、給水系統の不具合による
原子炉スクラム後の不必要な原子炉水位の低下を抑制す
ると共に、給水系統の不具合以外の要因で原子炉スクラ
ムが発生した場合にも不必要な原子炉水位の上昇を抑制
することができる沸騰水型原子力発電所の給水制御装置
を提供することである。
原子炉スクラム後の不必要な原子炉水位の低下を抑制す
ると共に、給水系統の不具合以外の要因で原子炉スクラ
ムが発生した場合にも不必要な原子炉水位の上昇を抑制
することができる沸騰水型原子力発電所の給水制御装置
を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、原子
炉スクラム信号の発生から一定時間が経過し、かつ原子
炉の給水系統が正常であるときには、原子炉水位の設定
点を所定の変更幅だけ下方に変更し、原子炉の給水系統
が正常でないときには、その状態での給水能力に応じた
変更幅だけ原子炉水位の設定点を変更するようにしたも
のである。
炉スクラム信号の発生から一定時間が経過し、かつ原子
炉の給水系統が正常であるときには、原子炉水位の設定
点を所定の変更幅だけ下方に変更し、原子炉の給水系統
が正常でないときには、その状態での給水能力に応じた
変更幅だけ原子炉水位の設定点を変更するようにしたも
のである。
【0013】請求項2の発明は、原子炉スクラム信号の
発生から一定時間が経過し、かつ原子炉の給水系統が正
常であるときに、原子炉水位の設定点を所定の変更幅だ
け下方に変更するようにしたものである。
発生から一定時間が経過し、かつ原子炉の給水系統が正
常であるときに、原子炉水位の設定点を所定の変更幅だ
け下方に変更するようにしたものである。
【0014】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
の発明において、原子炉の給水系統が正常であることの
条件は、タービン駆動給水ポンプが2台運転中であるこ
ととしたものである。
の発明において、原子炉の給水系統が正常であることの
条件は、タービン駆動給水ポンプが2台運転中であるこ
ととしたものである。
【0015】請求項4の発明は、請求項1又は請求項2
の発明において、原子炉の給水系統が正常であることの
条件は、原子炉水位が所定値以上であることとしたもの
である。
の発明において、原子炉の給水系統が正常であることの
条件は、原子炉水位が所定値以上であることとしたもの
である。
【0016】請求項5の発明は、請求項1又は請求項2
の発明において、原子炉の給水系統が正常であることの
条件は、タービン駆動給水ポンプが2台運転中であり、
かつ原子炉水位が所定値以上であることとしたものであ
る。
の発明において、原子炉の給水系統が正常であることの
条件は、タービン駆動給水ポンプが2台運転中であり、
かつ原子炉水位が所定値以上であることとしたものであ
る。
【0017】
【作用】請求項1の発明では、原子炉スクラム信号の発
生から一定時間が経過したときに、原子炉の給水系統の
状態に基づいて、原子炉に供給可能な給水能力に応じた
変更幅だけ原子炉水位の設定点を変更する。従って、原
子炉スクラム時において給水能力に変動があったとして
も、適正に原子炉水位を保持することが可能となる。
生から一定時間が経過したときに、原子炉の給水系統の
状態に基づいて、原子炉に供給可能な給水能力に応じた
変更幅だけ原子炉水位の設定点を変更する。従って、原
子炉スクラム時において給水能力に変動があったとして
も、適正に原子炉水位を保持することが可能となる。
【0018】請求項2の発明では、原子炉スクラム信号
の発生から一定時間が経過したときに、原子炉の給水系
統の状態に基づいて原子炉の給水系統が正常であると判
定したときだけ、原子炉水位の設定点を所定の変更幅だ
け下方に変更する。従って、原子炉スクラム時において
過度の原子炉水位低下を招くことがない。
の発生から一定時間が経過したときに、原子炉の給水系
統の状態に基づいて原子炉の給水系統が正常であると判
定したときだけ、原子炉水位の設定点を所定の変更幅だ
け下方に変更する。従って、原子炉スクラム時において
過度の原子炉水位低下を招くことがない。
【0019】請求項3の発明では、請求項1又は請求項
2の発明の作用に加え、タービン駆動給水ポンプが2台
運転中であるときは、原子炉の給水系統は正常であると
判定する。
2の発明の作用に加え、タービン駆動給水ポンプが2台
運転中であるときは、原子炉の給水系統は正常であると
判定する。
【0020】請求項4の発明では、請求項1又は請求項
2の発明の作用に加え、原子炉水位が所定値以上である
ときは、原子炉の給水系統は正常であると判定する。
2の発明の作用に加え、原子炉水位が所定値以上である
ときは、原子炉の給水系統は正常であると判定する。
【0021】請求項5の発明では、請求項1又は請求項
2の発明の作用に加え、タービン駆動給水ポンプが2台
運転中であり、かつ原子炉水位が所定値以上であるとき
に、原子炉の給水系統が正常であると判定する。
2の発明の作用に加え、タービン駆動給水ポンプが2台
運転中であり、かつ原子炉水位が所定値以上であるとき
に、原子炉の給水系統が正常であると判定する。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。図1は本
発明の第1の実施例を示すロジック構成図である。この
第1の実施例は、原子炉スクラム信号の発生から一定時
間が経過し、かつ原子炉の給水系統が正常であるときに
は、原子炉水位の設定点を所定の変更幅だけ下方に変更
し、原子炉の給水系統が正常でないときには、その状態
での給水能力に応じた変更幅だけ原子炉水位の設定点を
変更するようにしたものである。そして、原子炉の給水
系統が正常であるか否かの判断はタービン駆動給水ポン
プの運転台数で判断するようにしている。
発明の第1の実施例を示すロジック構成図である。この
第1の実施例は、原子炉スクラム信号の発生から一定時
間が経過し、かつ原子炉の給水系統が正常であるときに
は、原子炉水位の設定点を所定の変更幅だけ下方に変更
し、原子炉の給水系統が正常でないときには、その状態
での給水能力に応じた変更幅だけ原子炉水位の設定点を
変更するようにしたものである。そして、原子炉の給水
系統が正常であるか否かの判断はタービン駆動給水ポン
プの運転台数で判断するようにしている。
【0023】図1において、原子炉スクラム信号の発生
から一定時間経過後、例えば10秒後に成立する信号a
をAND回路14a及びAND回路14bに入力する。
また、AND回路14aには、原子炉の給水系統が正常
であることを示すタービン駆動給水ポンプ2台運転中の
信号bが入力される。一方、AND回路14bには、原
子炉の給水系統が正常でないときの給水系統の状態信号
として、タービン駆動給水ポンプ1台運転中の信号cが
入力される。
から一定時間経過後、例えば10秒後に成立する信号a
をAND回路14a及びAND回路14bに入力する。
また、AND回路14aには、原子炉の給水系統が正常
であることを示すタービン駆動給水ポンプ2台運転中の
信号bが入力される。一方、AND回路14bには、原
子炉の給水系統が正常でないときの給水系統の状態信号
として、タービン駆動給水ポンプ1台運転中の信号cが
入力される。
【0024】そして、AND回路14aにより、原子炉
スクラム信号の発生から一定時間が経過し、かつ原子炉
の給水系統が正常であることを判定し、原子炉水位の設
定点の第1の変更幅指令を出力する。この第1の変更幅
指令は、図9に示した従来の変更幅と同様に原子炉水位
を下方に60cm下げるようにしたものである。これ
は、タービン駆動給水ポンプ6が2台運転中であるとき
は、給水能力は正常であり、従来と同様に原子炉水位を
下方にするように、その設定点を変更させても問題がな
いからである。
スクラム信号の発生から一定時間が経過し、かつ原子炉
の給水系統が正常であることを判定し、原子炉水位の設
定点の第1の変更幅指令を出力する。この第1の変更幅
指令は、図9に示した従来の変更幅と同様に原子炉水位
を下方に60cm下げるようにしたものである。これ
は、タービン駆動給水ポンプ6が2台運転中であるとき
は、給水能力は正常であり、従来と同様に原子炉水位を
下方にするように、その設定点を変更させても問題がな
いからである。
【0025】一方、AND回路14bにより、タービン
駆動給水ポンプ6のうちの1台がトリップしたような給
水系統の状態を判定し、そのような場合には、原子炉ス
クラム信号の発生後の10秒の時間遅れ後に、第2の変
更幅指令を出力する。この第2の変更幅指令は、図1に
示すようにランプ状に原子炉水位の設定点を下方に変更
するもので、その変更幅はタービン駆動給水ポンプ6の
2台運転中の状態時に半分である30cmとしている。
また、ランプ状の傾斜は20秒間に30cmだけ下降す
る特性としている。これは、原子炉に供給可能な給水能
力に応じた変更幅だけ原子炉水位の設定点を変更するた
めである。
駆動給水ポンプ6のうちの1台がトリップしたような給
水系統の状態を判定し、そのような場合には、原子炉ス
クラム信号の発生後の10秒の時間遅れ後に、第2の変
更幅指令を出力する。この第2の変更幅指令は、図1に
示すようにランプ状に原子炉水位の設定点を下方に変更
するもので、その変更幅はタービン駆動給水ポンプ6の
2台運転中の状態時に半分である30cmとしている。
また、ランプ状の傾斜は20秒間に30cmだけ下降す
る特性としている。これは、原子炉に供給可能な給水能
力に応じた変更幅だけ原子炉水位の設定点を変更するた
めである。
【0026】図2は、第1の実施例において、原子炉の
給水系統に異常が発生し、原子炉水位が低下して原子炉
スクラムに至った場合に、その状態での給水能力に応じ
た変更幅だけ、原子炉水位の設定点を変更する場合の動
作を示すフローチャートである。このような場合、給水
制御装置17は、第2の変更幅指令を出力することにな
る。
給水系統に異常が発生し、原子炉水位が低下して原子炉
スクラムに至った場合に、その状態での給水能力に応じ
た変更幅だけ、原子炉水位の設定点を変更する場合の動
作を示すフローチャートである。このような場合、給水
制御装置17は、第2の変更幅指令を出力することにな
る。
【0027】図2において、まず、原子炉の給水系統の
異常としてタービン駆動給水ポンプ6の2台のうちの1
台がトリップしているときは(S1)、予備機であるモ
ーター駆動給水ポンプが起動されているか否かを確認す
る(S2)。予備機が起動されている場合は、原子炉水
位は回復し原子炉スクラムに至る水位まで低下すること
はない(S3)。予備機が駆動されていないときは徐々
に原子炉水位が低下する(S4)。そして、原子炉水位
が原子炉スクラムに至る所定値(水位低レベル3)未満
まで低下すると(S5)、原子炉スクラム信号が給水制
御装置17に入力される(S6)。一方、給水制御装置
17にはタービン駆動給水ポンプ6の運転台数が入力さ
れており、タービン駆動給水ポンプ6の2台のうちの1
台が運転中であることが入力されている。この状態で、
原子炉スクラム信号の発生から一定時間経過後、例えば
10秒後に(S7)、AND回路14bが成立し、給水
制御装置17は第2の変更幅指令を出力することにな
る。
異常としてタービン駆動給水ポンプ6の2台のうちの1
台がトリップしているときは(S1)、予備機であるモ
ーター駆動給水ポンプが起動されているか否かを確認す
る(S2)。予備機が起動されている場合は、原子炉水
位は回復し原子炉スクラムに至る水位まで低下すること
はない(S3)。予備機が駆動されていないときは徐々
に原子炉水位が低下する(S4)。そして、原子炉水位
が原子炉スクラムに至る所定値(水位低レベル3)未満
まで低下すると(S5)、原子炉スクラム信号が給水制
御装置17に入力される(S6)。一方、給水制御装置
17にはタービン駆動給水ポンプ6の運転台数が入力さ
れており、タービン駆動給水ポンプ6の2台のうちの1
台が運転中であることが入力されている。この状態で、
原子炉スクラム信号の発生から一定時間経過後、例えば
10秒後に(S7)、AND回路14bが成立し、給水
制御装置17は第2の変更幅指令を出力することにな
る。
【0028】従って、この第1の実施例においては、原
子炉の給水系統が異常となって原子炉スクラムした場
合、その状態での給水能力に応じた変更幅だけ原子炉水
位の設定点を変更するので、給水能力に変動があったと
しても、適正に原子炉水位を保持することが可能とな
る。
子炉の給水系統が異常となって原子炉スクラムした場
合、その状態での給水能力に応じた変更幅だけ原子炉水
位の設定点を変更するので、給水能力に変動があったと
しても、適正に原子炉水位を保持することが可能とな
る。
【0029】図3は、原子炉の給水系統が異常となって
原子炉スクラムした場合の主蒸気流量Q1及び給水流量
Q2の特性図である。なお、曲線Q3は従来例における
給水流量の特性曲線であり、第2の変更幅指令によらず
に第1の変更幅指令で制御した場合の給水流量Q3の特
性を示すものである。
原子炉スクラムした場合の主蒸気流量Q1及び給水流量
Q2の特性図である。なお、曲線Q3は従来例における
給水流量の特性曲線であり、第2の変更幅指令によらず
に第1の変更幅指令で制御した場合の給水流量Q3の特
性を示すものである。
【0030】いま、時刻0で原子炉スクラムが発生した
とすると、主蒸気隔離弁12の全弁が閉鎖し、原子炉ス
クラム発生後の主蒸気流量Q1は急激に減少する。一
方、給水流量Q2は、しばらくの間、原子炉の圧力容器
9内に注入し続ける。このことから、主蒸気流量Q1と
給水流量Q2との間にはミスマッチが生じ、そのままで
は、その後の原子炉水位の上昇につながる。そこで、上
述の原子炉水位の設定点の変更機能により原子炉水位を
低下させる。この場合、給水系統の異常で原子炉水位低
で原子炉スクラムした場合には、原子炉水位が低いの
で、本発明では、原子炉水位の設定点の変更を第2の変
更幅指令により、第1の変更幅指令の半分の値にランプ
状に変更する。従って、本発明では給水流量Q2は従来
の給水流量Q3に比較し、給水流量の減少が少なくな
る。
とすると、主蒸気隔離弁12の全弁が閉鎖し、原子炉ス
クラム発生後の主蒸気流量Q1は急激に減少する。一
方、給水流量Q2は、しばらくの間、原子炉の圧力容器
9内に注入し続ける。このことから、主蒸気流量Q1と
給水流量Q2との間にはミスマッチが生じ、そのままで
は、その後の原子炉水位の上昇につながる。そこで、上
述の原子炉水位の設定点の変更機能により原子炉水位を
低下させる。この場合、給水系統の異常で原子炉水位低
で原子炉スクラムした場合には、原子炉水位が低いの
で、本発明では、原子炉水位の設定点の変更を第2の変
更幅指令により、第1の変更幅指令の半分の値にランプ
状に変更する。従って、本発明では給水流量Q2は従来
の給水流量Q3に比較し、給水流量の減少が少なくな
る。
【0031】図4にその場合の原子炉水位H1の特性図
を示す。なお、図4中の曲線H2は従来の原子炉水位の
特性曲線である。上述の原子炉水位の設定点の変更機能
により原子炉水位は低下するが、給水流量Q2は従来よ
り多めに供給されるので、その給水流量Q2が原子炉の
圧力容器9内に注入し続け、原子炉水位H1は従来ほど
低下することはなく、原子炉水位H1は徐々に基の基準
値に回復する。
を示す。なお、図4中の曲線H2は従来の原子炉水位の
特性曲線である。上述の原子炉水位の設定点の変更機能
により原子炉水位は低下するが、給水流量Q2は従来よ
り多めに供給されるので、その給水流量Q2が原子炉の
圧力容器9内に注入し続け、原子炉水位H1は従来ほど
低下することはなく、原子炉水位H1は徐々に基の基準
値に回復する。
【0032】このように、給水系統におけるタービン駆
動給水ポンプ6の2台のいずれか1台がトリップするよ
うな異常が発生し、予備機であるモータ駆動の給水ポン
プが起動しなかった場合には、原子炉は原子炉水位低
(レベル3)により原子炉スクラムに至り、原子炉水位
は原子炉スクラムに伴う急激なボイドの減少によりさら
に低下する。この場合、本発明では、原子炉スクラム時
の原子炉水位の設定点の変更を第2の変更幅指令により
ランプ状に変更するので、原子炉水位の低下は抑制され
る。また、主蒸気流量Q1と給水流量Q2とのミスマッ
チにより原子炉水位は上昇するものの、本発明による給
水系統の異常による原子炉スクラム時の原子炉水位の設
定点の変更機能の最適化により適正な水位上昇に留ま
る。
動給水ポンプ6の2台のいずれか1台がトリップするよ
うな異常が発生し、予備機であるモータ駆動の給水ポン
プが起動しなかった場合には、原子炉は原子炉水位低
(レベル3)により原子炉スクラムに至り、原子炉水位
は原子炉スクラムに伴う急激なボイドの減少によりさら
に低下する。この場合、本発明では、原子炉スクラム時
の原子炉水位の設定点の変更を第2の変更幅指令により
ランプ状に変更するので、原子炉水位の低下は抑制され
る。また、主蒸気流量Q1と給水流量Q2とのミスマッ
チにより原子炉水位は上昇するものの、本発明による給
水系統の異常による原子炉スクラム時の原子炉水位の設
定点の変更機能の最適化により適正な水位上昇に留ま
る。
【0033】次に、図5は本発明の第2の実施例を示す
ロジック構成図である。この第2の実施例は、図1に示
した第1の実施例に対し、AND回路14bを省略した
ものである。つまり、原子炉スクラム信号の発生から一
定時間が経過したときに、原子炉の給水系統の状態に基
づいて原子炉の給水系統が正常であると判定したときだ
け、原子炉水位の設定点を所定の変更幅だけ下方に変更
する。従って、給水系統の異常により原子炉スクラムが
発生した場合には、原子炉水位の設定点を下方に変更す
る動作は行わないが、それ以外の原子炉スクラム時には
原子炉水位の設定点を所定の変更幅だけ下方に変更する
ので、原子炉スクラム時において過度の原子炉水位低下
を招くことがない。
ロジック構成図である。この第2の実施例は、図1に示
した第1の実施例に対し、AND回路14bを省略した
ものである。つまり、原子炉スクラム信号の発生から一
定時間が経過したときに、原子炉の給水系統の状態に基
づいて原子炉の給水系統が正常であると判定したときだ
け、原子炉水位の設定点を所定の変更幅だけ下方に変更
する。従って、給水系統の異常により原子炉スクラムが
発生した場合には、原子炉水位の設定点を下方に変更す
る動作は行わないが、それ以外の原子炉スクラム時には
原子炉水位の設定点を所定の変更幅だけ下方に変更する
ので、原子炉スクラム時において過度の原子炉水位低下
を招くことがない。
【0034】図5において、原子炉スクラム信号の発生
から一定時間経過後、例えば10秒後に成立する信号a
をAND回路14aに入力する。また、AND回路14
aには、原子炉の給水系統が正常であることを示すター
ビン駆動給水ポンプ2台運転中の信号bが入力される。
そして、AND回路14aにより、原子炉スクラム信号
の発生から一定時間が経過し、かつ原子炉の給水系統が
正常であることを判定し、原子炉水位の設定点の第1の
変更幅指令を出力する。この第1の変更幅指令は、図9
に示した従来の変更幅と同様に原子炉水位を下方に60
cm下げるようにしたものである。これは、タービン駆
動給水ポンプ6が2台運転中であるときは、給水能力は
正常であり、従来と同様に原子炉水位を下方にするよう
な設定点に変更させても問題がないからである。
から一定時間経過後、例えば10秒後に成立する信号a
をAND回路14aに入力する。また、AND回路14
aには、原子炉の給水系統が正常であることを示すター
ビン駆動給水ポンプ2台運転中の信号bが入力される。
そして、AND回路14aにより、原子炉スクラム信号
の発生から一定時間が経過し、かつ原子炉の給水系統が
正常であることを判定し、原子炉水位の設定点の第1の
変更幅指令を出力する。この第1の変更幅指令は、図9
に示した従来の変更幅と同様に原子炉水位を下方に60
cm下げるようにしたものである。これは、タービン駆
動給水ポンプ6が2台運転中であるときは、給水能力は
正常であり、従来と同様に原子炉水位を下方にするよう
な設定点に変更させても問題がないからである。
【0035】一方、タービン駆動給水ポンプ6のうちの
1台がトリップしたような給水系統の異常により原子炉
スクラムが発生した場合には、原子炉水位の設定点を下
方に変更する動作は行わない。この場合、主蒸気流量Q
1と給水流量Q2とのミスマッチにより原子炉水位は上
昇するが、原子炉スクラムの原因が原子炉水位低(レベ
ル3)により原子炉スクラムに至ったものであるので、
原子炉水位を下方にするように、その設定点を変更させ
なくても特に問題がないからである。
1台がトリップしたような給水系統の異常により原子炉
スクラムが発生した場合には、原子炉水位の設定点を下
方に変更する動作は行わない。この場合、主蒸気流量Q
1と給水流量Q2とのミスマッチにより原子炉水位は上
昇するが、原子炉スクラムの原因が原子炉水位低(レベ
ル3)により原子炉スクラムに至ったものであるので、
原子炉水位を下方にするように、その設定点を変更させ
なくても特に問題がないからである。
【0036】図6は、本発明の第3の実施例を示すロジ
ック構成図である。この第3の実施例は、図5に示した
第2の実施例に対し、原子炉の給水系統が正常であるか
否かを判定する条件として、原子炉水位が所定値以上で
あるか否かを判定するようにしたものである。この場合
の原子炉水位としては、原子炉スクラムに至る原子炉水
位低(レベル3)以上であることを採用している。その
他は図5に示した第2の実施例と同様であるので、説明
は省略する。
ック構成図である。この第3の実施例は、図5に示した
第2の実施例に対し、原子炉の給水系統が正常であるか
否かを判定する条件として、原子炉水位が所定値以上で
あるか否かを判定するようにしたものである。この場合
の原子炉水位としては、原子炉スクラムに至る原子炉水
位低(レベル3)以上であることを採用している。その
他は図5に示した第2の実施例と同様であるので、説明
は省略する。
【0037】図7は、本発明の第4の実施例を示すロジ
ック構成図である。この第4の実施例は、図5に示した
第2の実施例に対し、原子炉の給水系統が正常であるか
否かを判定する条件として、原子炉水位が所定値以上で
あることを追加して設けたものである。この場合の原子
炉水位としては、原子炉スクラムに至る原子炉水位低
(レベル3)以上であることを採用している。従って、
この第4の実施例では、タービン駆動給水ポンプが2台
運転中であり、かつ原子炉水位が所定値以上であるとき
に、原子炉の給水系統が正常であると判定することにな
る。その他は図5に示した第2の実施例と同様であるの
で、説明は省略する。
ック構成図である。この第4の実施例は、図5に示した
第2の実施例に対し、原子炉の給水系統が正常であるか
否かを判定する条件として、原子炉水位が所定値以上で
あることを追加して設けたものである。この場合の原子
炉水位としては、原子炉スクラムに至る原子炉水位低
(レベル3)以上であることを採用している。従って、
この第4の実施例では、タービン駆動給水ポンプが2台
運転中であり、かつ原子炉水位が所定値以上であるとき
に、原子炉の給水系統が正常であると判定することにな
る。その他は図5に示した第2の実施例と同様であるの
で、説明は省略する。
【0038】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、原子炉ス
クラム時に動作する原子炉水位の設定点変更機能は、そ
の原子炉の運転状態に応じて適切に原子炉水位を変更す
るように動作するので、原子炉スクラム時における原子
炉水位の設定点の変更機能による不必要な原子炉水位の
低下を抑制できる。また、その後の原子炉水位の回復過
程での給水流量と主蒸気流量のミスマッチによる不必要
な原子炉水位の上昇も抑制できる。
クラム時に動作する原子炉水位の設定点変更機能は、そ
の原子炉の運転状態に応じて適切に原子炉水位を変更す
るように動作するので、原子炉スクラム時における原子
炉水位の設定点の変更機能による不必要な原子炉水位の
低下を抑制できる。また、その後の原子炉水位の回復過
程での給水流量と主蒸気流量のミスマッチによる不必要
な原子炉水位の上昇も抑制できる。
【0039】即ち、給水系統の異常による原子炉水位低
により原子炉スクラムが発生したときは、原子炉水位の
設定点の変更幅を通常の場合よりも小さくするので、原
子炉水位を適正な範囲に保持できる。このため、本発明
による沸騰水型原子力発電所の給水制御装置を使用する
と安全性の改善効果が大きい。
により原子炉スクラムが発生したときは、原子炉水位の
設定点の変更幅を通常の場合よりも小さくするので、原
子炉水位を適正な範囲に保持できる。このため、本発明
による沸騰水型原子力発電所の給水制御装置を使用する
と安全性の改善効果が大きい。
【図1】本発明の第1の実施例を示すロジック構成図。
【図2】本発明の第1の実施例における給水系統の異常
による原子炉水位低により原子炉スクラムが発生した場
合の動作を示すフローチャート。
による原子炉水位低により原子炉スクラムが発生した場
合の動作を示すフローチャート。
【図3】本発明の第1の実施例における主蒸気流量と給
水流量との特性図。
水流量との特性図。
【図4】本発明の第1の実施例における原子炉水位の特
性を示す特性図。
性を示す特性図。
【図5】本発明の第2の実施例を示すロジック構成図。
【図6】本発明の第3の実施例を示すロジック構成図。
【図7】本発明の第4の実施例を示すロジック構成図。
【図8】沸騰水型原子力発電所の系統図。
【図9】従来例を示すロジック構成図。
【図10】従来例の動作を示すフローチャート。
【図11】従来例における主蒸気流量と給水流量との特
性図。
性図。
【図12】従来例における原子炉水位の特性を示す特性
図。
図。
1 主蒸気管 2 主蒸気加減弁 3 タービン 4 タービンバイパス弁 5 復水器 6 給水ポンプ 7 再循環ポンプ 8 給水配管 9 圧力容器 10 再循環配管 11 ジェットポンプ 12 主蒸気隔離弁 13 主蒸気止め弁 14 AND回路 16 炉心部 17 給水制御装置 18 原子炉水位
Claims (5)
- 【請求項1】 原子炉スクラム発生時の蒸気流量と給水
流量とのミスマッチにより生じる原子炉水位の上昇を抑
制するために、原子炉スクラム信号の発生から一定時間
が経過したときに前記原子炉水位の設定点を下方に変更
するようにした沸騰水型原子力発電所の給水制御装置に
おいて、前記原子炉スクラム信号の発生から前記一定時
間が経過し、かつ前記原子炉の給水系統が正常であると
きには、前記原子炉水位の設定点を所定の変更幅だけ下
方に変更し、前記原子炉の給水系統が正常でないときに
は、その状態での給水能力に応じた変更幅だけ前記原子
炉水位の設定点を変更するようにしたことを特徴とする
沸騰水型原子力発電所の給水制御装置。 - 【請求項2】 原子炉スクラム発生時の蒸気流量と給水
流量とのミスマッチにより生じる原子炉水位の上昇を抑
制するために、原子炉スクラム信号の発生から一定時間
が経過したときに前記原子炉水位の設定点を下方に変更
するようにした沸騰水型原子力発電所の給水制御装置に
おいて、前記原子炉スクラム信号の発生から前記一定時
間が経過し、かつ前記原子炉の給水系統が正常であると
きに、前記原子炉水位の設定点を所定の変更幅だけ下方
に変更するようにしたことを特徴とする沸騰水型原子力
発電所の給水制御装置。 - 【請求項3】 前記原子炉の給水系統が正常であること
の条件は、タービン駆動給水ポンプが2台運転中である
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の沸騰水
型原子力発電所の給水制御装置。 - 【請求項4】 前記原子炉の給水系統が正常であること
の条件は、前記原子炉水位が所定値以上であることを特
徴とする請求項1又は請求項2に記載の沸騰水型原子力
発電所の給水制御装置。 - 【請求項5】 前記原子炉の給水系統が正常であること
の条件は、タービン駆動給水ポンプが2台運転中であ
り、かつ前記原子炉水位が所定値以上であることを特徴
とする請求項1又は請求項2に記載の沸騰水型原子力発
電所の給水制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7146924A JPH08313687A (ja) | 1995-05-23 | 1995-05-23 | 沸騰水型原子力発電所の給水制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7146924A JPH08313687A (ja) | 1995-05-23 | 1995-05-23 | 沸騰水型原子力発電所の給水制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08313687A true JPH08313687A (ja) | 1996-11-29 |
Family
ID=15418657
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7146924A Pending JPH08313687A (ja) | 1995-05-23 | 1995-05-23 | 沸騰水型原子力発電所の給水制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08313687A (ja) |
-
1995
- 1995-05-23 JP JP7146924A patent/JPH08313687A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR102307255B1 (ko) | 기력 플랜트의 복수 급수 계통 및 기력 플랜트 복수 급수 계통의 운전 방법 | |
| JPS6253797B2 (ja) | ||
| JP2012103086A (ja) | 原子炉水位制御システム | |
| JPH08313687A (ja) | 沸騰水型原子力発電所の給水制御装置 | |
| JP3011451B2 (ja) | 沸騰水型原子力プラントの炉出力制御装置 | |
| JP2546568B2 (ja) | 原子炉水位制御方法 | |
| JPH0456957B2 (ja) | ||
| JPH01178900A (ja) | 原子炉給水流量制御装置 | |
| JP5657441B2 (ja) | 原子炉再循環流量制御装置および制御方法 | |
| JPH06289174A (ja) | 原子炉出力制御方法とその装置 | |
| JP2799068B2 (ja) | 原子炉出力制御方法及びその装置 | |
| JP7638927B2 (ja) | 給水制御装置、および給水制御方法 | |
| JP3427733B2 (ja) | 蒸気発生プラントの給水制御方法及びその装置 | |
| JPS60117002A (ja) | 原子炉給水制御装置 | |
| JP2001004790A (ja) | 蒸気発生プラントの水位制御装置 | |
| JPS5828689A (ja) | 負荷喪失時の原子炉出力制御方法及び装置 | |
| JP3114448B2 (ja) | 蒸気発生プラントの給水制御装置 | |
| JPH04125494A (ja) | 原子炉出力制御装置 | |
| JP3604566B2 (ja) | 沸騰水型原子力発電所の給水制御装置 | |
| JPS6128881B2 (ja) | ||
| JPH0535838B2 (ja) | ||
| JPS5999008A (ja) | 蒸気発生プラントの制御方法 | |
| JPH0843590A (ja) | 沸騰水型原子力発電プラントの制御方式 | |
| JP2007225530A (ja) | 原子炉出力制御装置 | |
| JPH08166106A (ja) | 給水制御装置 |