JPH0831384B2 - 円筒物内周への巻線装着方法及び装置 - Google Patents
円筒物内周への巻線装着方法及び装置Info
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- JPH0831384B2 JPH0831384B2 JP63112417A JP11241788A JPH0831384B2 JP H0831384 B2 JPH0831384 B2 JP H0831384B2 JP 63112417 A JP63112417 A JP 63112417A JP 11241788 A JP11241788 A JP 11241788A JP H0831384 B2 JPH0831384 B2 JP H0831384B2
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- winding
- cylindrical core
- jig
- wire
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、円筒物の内周への巻線装着方法及びその実
施装置並びにこれらに用いられる治具及び使用装置に関
するものである。詳しくは、例えば、ビデオテープレコ
ーダ(VTR)のシリンダに用いられる円筒形ロータリト
ランスの組立において、円筒形コアの内周に設けられた
巻線用溝にコイルを装着するのに好適な内周巻線装着方
法及び装置に関するものである。
施装置並びにこれらに用いられる治具及び使用装置に関
するものである。詳しくは、例えば、ビデオテープレコ
ーダ(VTR)のシリンダに用いられる円筒形ロータリト
ランスの組立において、円筒形コアの内周に設けられた
巻線用溝にコイルを装着するのに好適な内周巻線装着方
法及び装置に関するものである。
[従来の技術] 近年、ビデオテープレコーダ(VTR)の小型化、多機
能化が進められている。これに対応するため、VTRのロ
ータリトランスは、従来の平板形に代わって円筒形のも
のを用いることが検討されている。
能化が進められている。これに対応するため、VTRのロ
ータリトランスは、従来の平板形に代わって円筒形のも
のを用いることが検討されている。
このコアのコイルは、コアの内周面から内側に出ない
ようコアの内周面に形成された巻線用溝内に完全に収納
されなければならない。このような作業は、手作業でし
かも長い時間をかけてしか行えず、能率よく生産するこ
とができないという課題があった。
ようコアの内周面に形成された巻線用溝内に完全に収納
されなければならない。このような作業は、手作業でし
かも長い時間をかけてしか行えず、能率よく生産するこ
とができないという課題があった。
このため、円筒形コアの内周に設けられた巻線用溝に
コイルを自動的に装着する方法として、特開昭62−5441
1号公報に記載されている技術が提案されている。
コイルを自動的に装着する方法として、特開昭62−5441
1号公報に記載されている技術が提案されている。
この技術は、コイルの1ないし数箇所を複数の挟持フ
ィンガを備えたコイル変形作業軸により内径側に変形さ
せてコイルの外接円径が縮小するようにして、変形され
たコイルを内周に巻線用溝を有するコア内に挿入し、挿
入したコイルの変形部分を拡大フィンガーを備えたコイ
ル拡大作業軸により拡大してコアの巻線用溝にコイルの
非変形部分を係入させ、しかる後、コイルの全周を巻線
用溝の底面にきめ押しローラによって順次押し当てるこ
とで、内周にコイルを有する部品を製造するものであ
る。
ィンガを備えたコイル変形作業軸により内径側に変形さ
せてコイルの外接円径が縮小するようにして、変形され
たコイルを内周に巻線用溝を有するコア内に挿入し、挿
入したコイルの変形部分を拡大フィンガーを備えたコイ
ル拡大作業軸により拡大してコアの巻線用溝にコイルの
非変形部分を係入させ、しかる後、コイルの全周を巻線
用溝の底面にきめ押しローラによって順次押し当てるこ
とで、内周にコイルを有する部品を製造するものであ
る。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、この技術は、コイルを、コア内周面の
径よりも大きい環状溝の径に合わせて形成しておき、そ
れをコイルの弾性を利用してコア内周面に挿入し 、所定の巻線用溝にはめ込むようにしているため、次の
ような課題がある。
径よりも大きい環状溝の径に合わせて形成しておき、そ
れをコイルの弾性を利用してコア内周面に挿入し 、所定の巻線用溝にはめ込むようにしているため、次の
ような課題がある。
まず、コイルを所定の径に合わせて形成する治具、そ
の治具に巻かれたコイルを外側から保持する治具、その
保持されたコイルを内側に変形させてコアに挿入する治
具、挿入されたコイルを拡大する治具、溝に順次押し当
てる治具を必要とし、多くの治具を必要とするばかりで
なく、工程数が多い。
の治具に巻かれたコイルを外側から保持する治具、その
保持されたコイルを内側に変形させてコアに挿入する治
具、挿入されたコイルを拡大する治具、溝に順次押し当
てる治具を必要とし、多くの治具を必要とするばかりで
なく、工程数が多い。
また、コイルをコア内で拡大した後、ローラなどで巻
線用溝に順次押し当てる際、コイルに変形が生じる恐れ
がある。特に、コアに挿入する前にコイルの外接円径を
小さくするために、コイルを変形させるため、その変形
部分が完全に復元せず、たわみを生じる恐れがある。
線用溝に順次押し当てる際、コイルに変形が生じる恐れ
がある。特に、コアに挿入する前にコイルの外接円径を
小さくするために、コイルを変形させるため、その変形
部分が完全に復元せず、たわみを生じる恐れがある。
さらに、コイルをコアの巻線溝に合わせて形成してお
くため、コアに挿入する際に、コイルを変形部分と非変
形部分に分けて、変形部分を大きく変形させる必要があ
る。またそのための治具が複雑になる。
くため、コアに挿入する際に、コイルを変形部分と非変
形部分に分けて、変形部分を大きく変形させる必要があ
る。またそのための治具が複雑になる。
本発明の目的は、少ない工程で、短時間に巻線できる
巻線装着方法及び装置を提供するにある。
巻線装着方法及び装置を提供するにある。
本発明の他の目的は、使用する治具が少なく、かつ簡
易で、経済的な巻線装着方法及び装置を提供するにあ
る。
易で、経済的な巻線装着方法及び装置を提供するにあ
る。
本発明のさらに他の目的は、コアの内周に巻線した
後、たわみなどの変形がなく、コアの巻線溝に一様に固
着できる巻線装着方法及び装置を提供するにある。
後、たわみなどの変形がなく、コアの巻線溝に一様に固
着できる巻線装着方法及び装置を提供するにある。
[課題を解決するための手段] このため、本発明は、円周方向に形成された少なくと
も1つの溝内にコイルを装着した円筒形ロータリトラン
スの製造方法において、円筒形コアの内周に形成された
溝に対してコイルを装着する際に、該円筒形コアの内径
よりも実質的に小さな径で巻線された円形状コイルを拡
張し伸長することによって、該コイルを前記溝内に装着
せしめる。
も1つの溝内にコイルを装着した円筒形ロータリトラン
スの製造方法において、円筒形コアの内周に形成された
溝に対してコイルを装着する際に、該円筒形コアの内径
よりも実質的に小さな径で巻線された円形状コイルを拡
張し伸長することによって、該コイルを前記溝内に装着
せしめる。
また円周方向に形成された少なくとも1つの溝内にコ
イルを装着した円筒形ロータリトランスの製造方法にお
いて、円筒形コアの内周に形成された溝に対してコイル
を装着する際に、 (A)外周に巻線する治具を閉じ準備する工程、 (B)前記治具に線材を巻線する工程、 (C)巻線されたコイルの端末線をスタイル取りする工
程、 (D)巻線されたコイルと円筒形コアとの位置決めをす
る工程、 (E)巻線された治具を放射方向に開き治具外周上の巻
線を伸長し円筒形コアの巻線用溝に移し替える工程、 (F)治具を放射方向に閉じ円筒形コアから引き抜く工
程、 からなる。
イルを装着した円筒形ロータリトランスの製造方法にお
いて、円筒形コアの内周に形成された溝に対してコイル
を装着する際に、 (A)外周に巻線する治具を閉じ準備する工程、 (B)前記治具に線材を巻線する工程、 (C)巻線されたコイルの端末線をスタイル取りする工
程、 (D)巻線されたコイルと円筒形コアとの位置決めをす
る工程、 (E)巻線された治具を放射方向に開き治具外周上の巻
線を伸長し円筒形コアの巻線用溝に移し替える工程、 (F)治具を放射方向に閉じ円筒形コアから引き抜く工
程、 からなる。
また円周方向に形成された少なくとも1つの溝内にコ
イルを装着した円筒形ロータリトランスの製造方法にお
いて、円筒形コアの内周に形成された溝に対してコイル
を装着する際に、 (A)外周に巻線する治具を閉じ準備する工程、 (B)前記治具に線材を巻線する工程、 (C)巻線されたコイルの端末線をスタイル取りする工
程、 (D)巻線されたコイルと円筒形コアとの位置決めをす
る工程、 (E)巻線された治具を放射方向に開き治具外周上の巻
線を伸長し円筒形コアの巻線用溝に移し替える工程、 (F)治具を放射方向に閉じ円筒形コアから引き抜く工
程 から成り、(B)、(C)の工程を円筒形コアの内周に
形成された溝の層数に応じた回数を繰り返す。
イルを装着した円筒形ロータリトランスの製造方法にお
いて、円筒形コアの内周に形成された溝に対してコイル
を装着する際に、 (A)外周に巻線する治具を閉じ準備する工程、 (B)前記治具に線材を巻線する工程、 (C)巻線されたコイルの端末線をスタイル取りする工
程、 (D)巻線されたコイルと円筒形コアとの位置決めをす
る工程、 (E)巻線された治具を放射方向に開き治具外周上の巻
線を伸長し円筒形コアの巻線用溝に移し替える工程、 (F)治具を放射方向に閉じ円筒形コアから引き抜く工
程 から成り、(B)、(C)の工程を円筒形コアの内周に
形成された溝の層数に応じた回数を繰り返す。
また円周方向に形成された少なくとも1つの溝内にコ
イルを装着した円筒形ロータリトランスの製造方法にお
いて、円筒形コアの内周に形成された溝に対してコイル
を装着する際に、 (B)治具に線材を巻線する工程、 (D)巻線されたコイルと円筒形コアとの位置決めをす
る工程、 (E)巻線された治具を放射方向に開き治具外周上の巻
線を伸長し円筒形コアの巻線用溝に移し替える工程、 から成る。
イルを装着した円筒形ロータリトランスの製造方法にお
いて、円筒形コアの内周に形成された溝に対してコイル
を装着する際に、 (B)治具に線材を巻線する工程、 (D)巻線されたコイルと円筒形コアとの位置決めをす
る工程、 (E)巻線された治具を放射方向に開き治具外周上の巻
線を伸長し円筒形コアの巻線用溝に移し替える工程、 から成る。
また円周方向に形成された少なくとも1つの溝内にコ
イルを装着した円筒形ロータリトランスの製造方法にお
いて、円筒形コアの内周に形成された溝に対してコイル
を装着する際に、 (B)治具に線材を巻線する工程、 (D)巻線されたコイルと円筒形コアとの位置決めをす
る工程、 (E)巻線された治具を放射方向に開き治具外周上の巻
線を伸長し円筒形コアの巻線の巻線用溝に移し替える工
程、 から成り、(B)の工程を円筒形コアの内周に形成され
た溝の層数に応じた回数を繰り返す。
イルを装着した円筒形ロータリトランスの製造方法にお
いて、円筒形コアの内周に形成された溝に対してコイル
を装着する際に、 (B)治具に線材を巻線する工程、 (D)巻線されたコイルと円筒形コアとの位置決めをす
る工程、 (E)巻線された治具を放射方向に開き治具外周上の巻
線を伸長し円筒形コアの巻線の巻線用溝に移し替える工
程、 から成り、(B)の工程を円筒形コアの内周に形成され
た溝の層数に応じた回数を繰り返す。
また上記巻線治具挿入時の治具外周上のコイルと円筒
形コアの内周に形成された溝の位置決めを行なう。
形コアの内周に形成された溝の位置決めを行なう。
また円筒形ロータリトランスの端子側から遠い溝より
順に装着していく。
順に装着していく。
また先に装着されたコイルの引出線部を次のコイルの
巻線部で押えて装着する。
巻線部で押えて装着する。
また円筒形コアに装着されたコイルを接着剤により固
定する。
定する。
また円筒形コアに装着するコイルの巻線方向を同一に
する。
する。
また巻線されたコイルを保持するコイル保持手段と、
円筒形コアを保持するコア保持手段と、前記コイル保持
手段が円筒形コア内に位置するようにコイル保持手段と
円筒形コアの相対的位置を変更する手段と、保持された
コイルを拡張し伸長する拡張手段とを備えたことを特徴
とする円筒形ロータリトランスの製造装置であり、巻線
されたコイルを保持するコイル保持手段が4分割する部
材で構成する。
円筒形コアを保持するコア保持手段と、前記コイル保持
手段が円筒形コア内に位置するようにコイル保持手段と
円筒形コアの相対的位置を変更する手段と、保持された
コイルを拡張し伸長する拡張手段とを備えたことを特徴
とする円筒形ロータリトランスの製造装置であり、巻線
されたコイルを保持するコイル保持手段が4分割する部
材で構成する。
また巻線されたコイルを保持するコイル保持手段の中
心軸と、円筒形コアを保持するコア保持手段の中心軸を
同一線上に配置する。
心軸と、円筒形コアを保持するコア保持手段の中心軸を
同一線上に配置する。
またコイル拡張治具は、複数の拡張爪から構成され、
各々の拡張爪の外周にはコイルを整列して巻線できるよ
うなコイルガイドを備え、引出線の位置決め用フック
を、各々の拡張爪の中心に配置したことを特徴とする。
各々の拡張爪の外周にはコイルを整列して巻線できるよ
うなコイルガイドを備え、引出線の位置決め用フック
を、各々の拡張爪の中心に配置したことを特徴とする。
[作用] 放射方向に開閉可能なコイル保持手段を、外周に線材
を巻線した状態でも円筒形コア内径に接触しない外径ま
で閉じる。ついで、前記コイル保持手段の外周に線材を
巻線し、円筒形コア内に挿入する。その後、前記コイル
保持手段を放射方向に開くことにより、コイル保持手段
の外周に形成されたコイルを円筒形コアの内周の巻線用
溝に押圧して、前記コイルを装着する。
を巻線した状態でも円筒形コア内径に接触しない外径ま
で閉じる。ついで、前記コイル保持手段の外周に線材を
巻線し、円筒形コア内に挿入する。その後、前記コイル
保持手段を放射方向に開くことにより、コイル保持手段
の外周に形成されたコイルを円筒形コアの内周の巻線用
溝に押圧して、前記コイルを装着する。
これら一連の動作により円筒形コアの外部で巻線を行
い、複数層のコイルを円筒形コアの内周の巻線用溝へ同
時に装着することができ、しかも前記コイルの装着とコ
イル端末線の処理とを並列して行うことが可能となる。
い、複数層のコイルを円筒形コアの内周の巻線用溝へ同
時に装着することができ、しかも前記コイルの装着とコ
イル端末線の処理とを並列して行うことが可能となる。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面に従って説明する。
第2図は、円筒形ロータリトランスをVTRシリンダ1
に組み込んだVTRのテープ走行系を示すものである。ま
た、VTRシリンダ1は図3のように構成され、その内、
ロータリトランス7には、第4図及び第5図のように内
周にコイルを巻線した円筒形コア10が設けられている。
に組み込んだVTRのテープ走行系を示すものである。ま
た、VTRシリンダ1は図3のように構成され、その内、
ロータリトランス7には、第4図及び第5図のように内
周にコイルを巻線した円筒形コア10が設けられている。
まず、第2図において、1はVTRのシリンダで、2は
テープ、3はカセットケースである。ここで、VTRシリ
ンダ1内のロータリトランス7は、第3図に示すように
上シリンダ4によって取り出したテープ2の映像信号に
対応した電気信号をVTRシリンダ1の回転しない方の下
シリンダ5に伝達するためのものである。なお、第3図
において、6はヘッドである。
テープ、3はカセットケースである。ここで、VTRシリ
ンダ1内のロータリトランス7は、第3図に示すように
上シリンダ4によって取り出したテープ2の映像信号に
対応した電気信号をVTRシリンダ1の回転しない方の下
シリンダ5に伝達するためのものである。なお、第3図
において、6はヘッドである。
また、ロータリトランス7のうち、回転する上シリン
ダ4側に取り付けられる円筒形コア(ロータ)10には、
第4図及び第5図に示すように、内部円周方向にコイル
13を装着するための巻線用溝11が形成されており、更に
前記巻線用溝11と直交する方向にコイルの端末線を収納
するための引き出し溝12が設けられている。
ダ4側に取り付けられる円筒形コア(ロータ)10には、
第4図及び第5図に示すように、内部円周方向にコイル
13を装着するための巻線用溝11が形成されており、更に
前記巻線用溝11と直交する方向にコイルの端末線を収納
するための引き出し溝12が設けられている。
なお、第4図の3において、別の円筒形コア(ステー
タ)9は下シリンダ5側に取り付けられるもので、コア
の外周にコイルが装着される。また、8は、コイル13の
端末線を巻き付けるピンである。
タ)9は下シリンダ5側に取り付けられるもので、コア
の外周にコイルが装着される。また、8は、コイル13の
端末線を巻き付けるピンである。
次に、円筒形コア10の内周への巻線装着方法を説明す
る。
る。
第1図に示す装置は、円筒形コア10とこの円筒形コア
10にコイル13を装着するコイル保持治具20とを備えてい
る。
10にコイル13を装着するコイル保持治具20とを備えてい
る。
この円筒形コア10には、第5図及び第1図に示すよう
に、円周方向にコイル13を装着する巻線用溝11が形成さ
れており、また前記巻線用溝11と直交する方向に、コイ
ル13の端末線を通す引き出し溝12が設けられている。
に、円周方向にコイル13を装着する巻線用溝11が形成さ
れており、また前記巻線用溝11と直交する方向に、コイ
ル13の端末線を通す引き出し溝12が設けられている。
前記コイル保持治具20は、コイル13のプッシャ21と、
これの開閉機構22と、端末線押え23と、コイルガイド25
と、端末線保持具26とを備えている。
これの開閉機構22と、端末線押え23と、コイルガイド25
と、端末線保持具26とを備えている。
前記プッシャ21は、円周方向に複数個(例えば、4
個)のプッシャ片21に分割され、コイル13を前記円筒形
コア10の巻線用溝11に直接押し込むようになっている。
個)のプッシャ片21に分割され、コイル13を前記円筒形
コア10の巻線用溝11に直接押し込むようになっている。
前記開閉機構22は、前記プッシャ21の複数個のプッシ
ャ片21′を一斉に放射方向、すなわち、外接円形を拡大
する方向に開閉させるようになっている。
ャ片21′を一斉に放射方向、すなわち、外接円形を拡大
する方向に開閉させるようになっている。
前記端末線押え23は、プッシャ21の外周部に設けられ
ており、巻線されたコイル13の端面線を引き出す際に、
線材24(第6図(C),(D)参照)の浮き上がりを防
止するようになっている。
ており、巻線されたコイル13の端面線を引き出す際に、
線材24(第6図(C),(D)参照)の浮き上がりを防
止するようになっている。
前記コイルガイド25は、プッシャ21の外周部に設けら
れていて、巻線する際に線材24をガイドするようになっ
ている。
れていて、巻線する際に線材24をガイドするようになっ
ている。
前記端末線保持具26も、プッシャ21の外周部に設置さ
れ、巻線されたコイル13の端末線の終端を位置決めする
ようになっている。
れ、巻線されたコイル13の端末線の終端を位置決めする
ようになっている。
なお、巻線位置において、前記コイル保持治具20の周
りには、第6図(B)に示すように、巻線用のフライヤ
14が設けられ、さらに第6図(C)に示すように、線材
24のフォーミングハンド15,15′が設けられ、また第6
図(D)に示すように、コイル押えピン16が配置されて
いる。
りには、第6図(B)に示すように、巻線用のフライヤ
14が設けられ、さらに第6図(C)に示すように、線材
24のフォーミングハンド15,15′が設けられ、また第6
図(D)に示すように、コイル押えピン16が配置されて
いる。
また、巻線されたコイル13を円筒形コア10に装着する
位置には、巻線されたコイル13を有するコイル保持治具
20と、前記円筒形コア10とを相対的に軸方向に移動さ
せ、嵌合する移動手段(図示せず)が配備されている。
位置には、巻線されたコイル13を有するコイル保持治具
20と、前記円筒形コア10とを相対的に軸方向に移動さ
せ、嵌合する移動手段(図示せず)が配備されている。
さらに、前記コイル保持治具20のプッシャ21の各プッ
シャ片21′には、第7図(A),(B)に示すように、
爪部17が設けられ、開閉機構22には爪用ガイド溝18が形
成されている。そして、前記各爪部17は開閉機構22に配
備された流体圧回路(図示せず)により操作され、爪用
ガイド溝18に沿ってプッシャ21の放射方向に移動し、プ
ッシャ片21′をプッシャ21の放射方向に開閉操作するよ
うになっている。
シャ片21′には、第7図(A),(B)に示すように、
爪部17が設けられ、開閉機構22には爪用ガイド溝18が形
成されている。そして、前記各爪部17は開閉機構22に配
備された流体圧回路(図示せず)により操作され、爪用
ガイド溝18に沿ってプッシャ21の放射方向に移動し、プ
ッシャ片21′をプッシャ21の放射方向に開閉操作するよ
うになっている。
次に、前記実施例の装置を使って行うコイルの巻線か
ら円筒形コア10へのコイルの装着までの工程を、主に第
6図(A)〜(F)により説明する。
ら円筒形コア10へのコイルの装着までの工程を、主に第
6図(A)〜(F)により説明する。
まず、第6図(A)に巻線前のコイル保持治具20を示
す。
す。
前記コイル保持治具20は、内周にコイル13を装着され
る円筒形コア10の外部位置において、初期状態ではプッ
シャ21が開閉機構22により閉じられていて、プッシャ21
の外径は外周に線材24を巻線した状態で、円筒形コア10
の内径に接触しないようにされている。つまり、例えば
円筒形コア10の内径を14mm、巻線する線材24の線径を0.
2mm、円筒形コア10の内径と、巻線されたコイル13の外
径とのクリアランスを0.6mmとした場合、プッシャ21の
外径は13mmとする。
る円筒形コア10の外部位置において、初期状態ではプッ
シャ21が開閉機構22により閉じられていて、プッシャ21
の外径は外周に線材24を巻線した状態で、円筒形コア10
の内径に接触しないようにされている。つまり、例えば
円筒形コア10の内径を14mm、巻線する線材24の線径を0.
2mm、円筒形コア10の内径と、巻線されたコイル13の外
径とのクリアランスを0.6mmとした場合、プッシャ21の
外径は13mmとする。
第6図(B)に2層の巻線が完了し、3層目の巻線を
行う工程を示す。
行う工程を示す。
前記開閉機構22により閉じているプッシャ21の外周位
置で待機していたフライヤ14は、プッシャ21の外周を旋
回して所定ターン数のコイル13を形成する。この時、コ
イルガイド25により線材24の位置ずれを防止する。
置で待機していたフライヤ14は、プッシャ21の外周を旋
回して所定ターン数のコイル13を形成する。この時、コ
イルガイド25により線材24の位置ずれを防止する。
第6図(C)にコイル13の端末線を整形する工程を示
す。
す。
前工程で巻線が終了し、外周にコイル13が形成された
プッシャ21の両脇において、フォーミングハンド15,1
5′が線材24を把持した後、その外側をカッタ(図示せ
ず)で線材24を切断する。前記線材24を把持したままの
フォーミングハンド15,15′は、プッシャ21の外周上に
ある端末線押え23と、端末線保持具26に線材24を掛ける
ように動作する。その時、コイル13がプッシャ21より浮
き上がらないように、コイル押えピン16がコイル13の端
末線引き出し個所を押えた状態で、前記線材掛け動作を
行う。
プッシャ21の両脇において、フォーミングハンド15,1
5′が線材24を把持した後、その外側をカッタ(図示せ
ず)で線材24を切断する。前記線材24を把持したままの
フォーミングハンド15,15′は、プッシャ21の外周上に
ある端末線押え23と、端末線保持具26に線材24を掛ける
ように動作する。その時、コイル13がプッシャ21より浮
き上がらないように、コイル押えピン16がコイル13の端
末線引き出し個所を押えた状態で、前記線材掛け動作を
行う。
第6図(D)に端末線の線形完了状態を示す。
前記線材掛け動作後、フォーミングハンド15,15′は
線材24を解放する。そして、3層目の巻線、端末線処理
が完了したコイル保持治具20は、その軸線を中心に90゜
回転し、4層目の巻線を前記一連の動作により行って完
了する。
線材24を解放する。そして、3層目の巻線、端末線処理
が完了したコイル保持治具20は、その軸線を中心に90゜
回転し、4層目の巻線を前記一連の動作により行って完
了する。
第6図(E)に全ての巻線を終了した状態を示す。
前述の工程により外周上に所定層数のコイル13が形成
されたコイル保持治具20は、円筒形コア10の軸線と合致
するよう位置決めされる。ついで、事前に内周の巻線用
溝11に接着剤が塗布された円筒形コア10に挿入する。続
いて、円筒形コア10の内周に形成された巻線用溝11と、
コイル保持治具20に巻線されたコイル13が合致する位置
で、コイル保持治具20の挿入を止める。また、円筒形コ
ア10内の引き出し溝12と、コイル13の端末線引き出し位
置が合致するように、コイル保持治具20と円筒形コア10
とを相対的に軸線を中心にして回転させる。この回転調
整は、挿入する前に行ってもよい。
されたコイル保持治具20は、円筒形コア10の軸線と合致
するよう位置決めされる。ついで、事前に内周の巻線用
溝11に接着剤が塗布された円筒形コア10に挿入する。続
いて、円筒形コア10の内周に形成された巻線用溝11と、
コイル保持治具20に巻線されたコイル13が合致する位置
で、コイル保持治具20の挿入を止める。また、円筒形コ
ア10内の引き出し溝12と、コイル13の端末線引き出し位
置が合致するように、コイル保持治具20と円筒形コア10
とを相対的に軸線を中心にして回転させる。この回転調
整は、挿入する前に行ってもよい。
第6図(F)に円筒形コア10に対するコイル13の装着
完了状態を示す。
完了状態を示す。
前記円筒形コア10とコイル保持治具20の挿入深さおよ
び回転調整が完了した段階で、コイル保持治具20のプッ
シャ21の開閉機構22によりプッシャ21を開き、プッシャ
21上に形成されているコイル13を伸長させ、円筒形コア
10の巻線用溝11に押し付ける。
び回転調整が完了した段階で、コイル保持治具20のプッ
シャ21の開閉機構22によりプッシャ21を開き、プッシャ
21上に形成されているコイル13を伸長させ、円筒形コア
10の巻線用溝11に押し付ける。
次に、コイル装着工程を第7図(A),(B)を用い
て詳述する。
て詳述する。
第7図(A)に円筒形コア10の巻線用溝11と、コイル
保持治具20の外周上に形成されたコイル13の位置が合致
した状態を示す。
保持治具20の外周上に形成されたコイル13の位置が合致
した状態を示す。
この状態から、プッシャ21の開閉機構22の流体圧回路
(図示せず)を作動させ、プッシャ21の各プッシャ片2
1′に設けられた爪部17を爪用ガイド溝18に沿ってプッ
シャ21の放射方向に開く。これにより、各プッシャ片2
1′が一斉に開き、プッシャ21の外周上に巻線されたコ
イル13を伸長し、さらにコイル13を円筒形コア10の巻線
用溝11に押圧する。
(図示せず)を作動させ、プッシャ21の各プッシャ片2
1′に設けられた爪部17を爪用ガイド溝18に沿ってプッ
シャ21の放射方向に開く。これにより、各プッシャ片2
1′が一斉に開き、プッシャ21の外周上に巻線されたコ
イル13を伸長し、さらにコイル13を円筒形コア10の巻線
用溝11に押圧する。
ついで、第7図(B)に押圧状態を示す。
この時、コイルガイド25は、コイル13の線径より薄く
形成されているため、コイル13への押圧力を低減させる
ことはない。
形成されているため、コイル13への押圧力を低減させる
ことはない。
押圧されたコイル13は、円筒形コア10の巻線用溝11に
塗布されていた接着剤によりコア内周に固定される。
塗布されていた接着剤によりコア内周に固定される。
これらの押圧工程と同時に、コイル保持治具20の端末
線保持具26に位置決めされた端末線を、端末線処理手段
(図示せず)により円筒形コア10の本体の端子ピン(第
4図のピン8)等に取り付ける。
線保持具26に位置決めされた端末線を、端末線処理手段
(図示せず)により円筒形コア10の本体の端子ピン(第
4図のピン8)等に取り付ける。
コイル13が円筒形コア10の巻線用溝11に固定された
後、プッシャ21の開閉機構22によりプッシャ21を閉じ
る。この時、プッシャ21の外径は巻線前と同じ状態に戻
り、円筒形コア10の内径より小さくなる。この段階で、
コイル保持治具20を円筒形コア10より抜き取る。
後、プッシャ21の開閉機構22によりプッシャ21を閉じ
る。この時、プッシャ21の外径は巻線前と同じ状態に戻
り、円筒形コア10の内径より小さくなる。この段階で、
コイル保持治具20を円筒形コア10より抜き取る。
これら一連の工程を経ることにより、円筒形コア10の
内周の巻線用溝11にコイル13を装着することができる。
内周の巻線用溝11にコイル13を装着することができる。
この実施例では、コイル13に用いられている線材24の
展性により、コイル径を拡大して接着するようにしてい
る。
展性により、コイル径を拡大して接着するようにしてい
る。
第8図に線材として用いられている銅線の伸び一荷重
線図を示す。
線図を示す。
銅線単独では、20%程度伸びても破断の問題は生じな
いが、回路の短絡等の原因となる被覆のはがれ、破壊等
を考慮すると、巻線径から拡大径への伸びは、3〜5%
程度が望ましい。それ以上の伸長が必要な場合、端末線
側より強制的に線材を送り込み、所定の伸びに抑えるこ
とにより、不良の発生を防止する。
いが、回路の短絡等の原因となる被覆のはがれ、破壊等
を考慮すると、巻線径から拡大径への伸びは、3〜5%
程度が望ましい。それ以上の伸長が必要な場合、端末線
側より強制的に線材を送り込み、所定の伸びに抑えるこ
とにより、不良の発生を防止する。
このように線材に、塑性域の範囲で被覆のはがれ等が
生じない程度に伸びを与えることで、コア10の内周の巻
線用溝11にコイル13を接着させることができる。また、
接着後、治具20をコア10より抜き取ってもコイル13は元
に戻ることがない。
生じない程度に伸びを与えることで、コア10の内周の巻
線用溝11にコイル13を接着させることができる。また、
接着後、治具20をコア10より抜き取ってもコイル13は元
に戻ることがない。
前記実施例では、円筒形コア10の巻線用溝11に接着剤
を塗布するようにしているが、さらに作業性を向上させ
るため、コイル13に接着剤を塗布するようにしてもよ
い。
を塗布するようにしているが、さらに作業性を向上させ
るため、コイル13に接着剤を塗布するようにしてもよ
い。
第9図はコイルに接着剤を塗布する場合に適するプッ
シャの実施例を示す斜視図である。
シャの実施例を示す斜視図である。
この第9図に示す実施例では、プッシャ21に巻線され
たコイル13に、円周方向に間隔をおいて複数個所に接着
剤19を塗布している。
たコイル13に、円周方向に間隔をおいて複数個所に接着
剤19を塗布している。
このコイル13に接着剤19を塗布する実施例において、
コイル13に塗布された接着剤19を介して、円筒形コア10
の巻線用溝11の全周に接着剤19を充填させる必要がある
場合には、接着剤19の塗布量を多くする必要がある。そ
の結果、接着剤19がプッシャ21側にはみ出し、付着する
可能性がある。その対策として第9図に示すように、プ
ッシャ21に接着剤用の逃げ溝27を設けることにより、接
着剤19のプッシャ21側への付着を防止することができ
る。
コイル13に塗布された接着剤19を介して、円筒形コア10
の巻線用溝11の全周に接着剤19を充填させる必要がある
場合には、接着剤19の塗布量を多くする必要がある。そ
の結果、接着剤19がプッシャ21側にはみ出し、付着する
可能性がある。その対策として第9図に示すように、プ
ッシャ21に接着剤用の逃げ溝27を設けることにより、接
着剤19のプッシャ21側への付着を防止することができ
る。
以上の実施例では、コイル保持治具20へコイル13の巻
線を行うとき、第6図に示すようにフライヤ14をプッシ
ャ21の外周を旋回する方法について説明した。また、フ
ォーミングハンド15,15′及びコイル押えピン16を用い
て線材の押えや端末線の引出しを行う方法について説明
した。
線を行うとき、第6図に示すようにフライヤ14をプッシ
ャ21の外周を旋回する方法について説明した。また、フ
ォーミングハンド15,15′及びコイル押えピン16を用い
て線材の押えや端末線の引出しを行う方法について説明
した。
次にコイル保持治具への巻線方法及び端末線の引出し
方法について、他の実施例を用いて説明する。
方法について、他の実施例を用いて説明する。
第10図(A)〜(F)は、コイルの巻線から円筒形コ
ア10へのコイルの装着までの工程を示したものである。
まず、第10図(A)は、巻線前のコイル保持治具20′を
示す。コイル保持治具20′は、初期状態では、プッシャ
21が開閉機構22により閉じられている。治具20′には、
この他に、巻線中に線材24の一端を掛け止めしておくワ
イヤフック28と、フォーミングし、スタイル取りした後
の巻線の端末線を一時的に保持するエンドフック29とが
設けられている。また、プッシャ21の外周上に巻線を装
着可能な幅を持つ溝を形成したコイルガイド25が備えら
れている。
ア10へのコイルの装着までの工程を示したものである。
まず、第10図(A)は、巻線前のコイル保持治具20′を
示す。コイル保持治具20′は、初期状態では、プッシャ
21が開閉機構22により閉じられている。治具20′には、
この他に、巻線中に線材24の一端を掛け止めしておくワ
イヤフック28と、フォーミングし、スタイル取りした後
の巻線の端末線を一時的に保持するエンドフック29とが
設けられている。また、プッシャ21の外周上に巻線を装
着可能な幅を持つ溝を形成したコイルガイド25が備えら
れている。
第10図(B)は、線材24の一端をワイヤフック28に掛
け止めしてコイルガイド25に巻線する工程を示す。
け止めしてコイルガイド25に巻線する工程を示す。
第10図(C)は、コイル13の端末線のスタイル取り後
の状態を示す。すなわち、コイルガイド25に巻線が施さ
れ、端末線が所定の長さに切断された状態から端末線を
エンドフック29に掛け止めし、円筒形コア10の引き出し
溝12に端末線が入るように整形する。
の状態を示す。すなわち、コイルガイド25に巻線が施さ
れ、端末線が所定の長さに切断された状態から端末線を
エンドフック29に掛け止めし、円筒形コア10の引き出し
溝12に端末線が入るように整形する。
第10図(D)は、コイル保持治具20′をコア10に挿入
し、位置決めした状態を示す。
し、位置決めした状態を示す。
第10図(E)は、位置決めした状態からプッシャ21を
放射方向に拡開してプッシャ21の外周上の巻線を円筒形
コア10の巻線用溝11に押圧している状態を示す。
放射方向に拡開してプッシャ21の外周上の巻線を円筒形
コア10の巻線用溝11に押圧している状態を示す。
第10図(F)は、円筒形コア10の巻線用溝11に巻線が
完了し、コイル保持治具20′を引き抜き、取り出した状
態を示す。
完了し、コイル保持治具20′を引き抜き、取り出した状
態を示す。
次にこれらの工程を実施するための装置について第11
図から第26図を用いて説明する。
図から第26図を用いて説明する。
まず、第11図は、本実施例に適用される装置の1例を
示す斜視図、第12図は第11図に示す装置の正面図であ
る。
示す斜視図、第12図は第11図に示す装置の正面図であ
る。
また第13図は第11図及び第12図に示す装置を作動させ
るための制御装置を示すブロック図である。続いて、第
14図は本発明による装置の一実施例における動作順序を
示すフローチャート、第15図は第14図のフローチャート
に基づく工程説明図であり、また第16図〜第26図は各工
程の詳細を説明するための説明図である。
るための制御装置を示すブロック図である。続いて、第
14図は本発明による装置の一実施例における動作順序を
示すフローチャート、第15図は第14図のフローチャート
に基づく工程説明図であり、また第16図〜第26図は各工
程の詳細を説明するための説明図である。
これらの図に示す実施例における内周巻線装着装置は
第11図及び第12図に示すように、巻線を行い、その巻線
を保持するコイル保持治具21′と、そのコイル保持治具
20′を開閉させるための拡張機構部30と、前記コイル保
持治具20′及び拡張機構部30の回転位置決めを行うモー
タ部40と、前記コイル保持治具20′に巻かれた巻線の端
末線の処理を行うためのフォーミングガイド部50と、巻
線のフォーミング部分に溶剤を塗布しフォーミング形状
を固定させるための溶剤塗布部60と、円筒形コア10を保
持固定するためのコア保持部70と、前記コア保持部70の
左右方向の位置決めを行うコア位置決め部80と、各動作
をコントロールする制御装置(第13図)とにより構成さ
れている。
第11図及び第12図に示すように、巻線を行い、その巻線
を保持するコイル保持治具21′と、そのコイル保持治具
20′を開閉させるための拡張機構部30と、前記コイル保
持治具20′及び拡張機構部30の回転位置決めを行うモー
タ部40と、前記コイル保持治具20′に巻かれた巻線の端
末線の処理を行うためのフォーミングガイド部50と、巻
線のフォーミング部分に溶剤を塗布しフォーミング形状
を固定させるための溶剤塗布部60と、円筒形コア10を保
持固定するためのコア保持部70と、前記コア保持部70の
左右方向の位置決めを行うコア位置決め部80と、各動作
をコントロールする制御装置(第13図)とにより構成さ
れている。
前記コイル保持治具20′は、線材24を巻線し、かつ円
筒形コア10に装着するためのプッシャ21と、フォーミン
グしスタイル取りした後の巻線の端末線を一時的に保持
するエンドフック29と、巻線中に線材24の一端を掛け止
めしておくワイヤフック28とから成っている。
筒形コア10に装着するためのプッシャ21と、フォーミン
グしスタイル取りした後の巻線の端末線を一時的に保持
するエンドフック29と、巻線中に線材24の一端を掛け止
めしておくワイヤフック28とから成っている。
ここで、前記プッシャ21は、第16図に示すように複数
個(例えば、4個)のプッシャ片21′に分割され、巻線
されたコイルを円筒形コア10の巻線用溝11に直接押し込
むようになっており、巻線を施す部分(コイルガイド2
5)は、第19図に示すようにプッシャ21の外周上に巻線
を装着可能な幅を持つ溝251を形成し、その両脇に線径
の1/2程度の高さの巻線ガイド252を備えている。
個(例えば、4個)のプッシャ片21′に分割され、巻線
されたコイルを円筒形コア10の巻線用溝11に直接押し込
むようになっており、巻線を施す部分(コイルガイド2
5)は、第19図に示すようにプッシャ21の外周上に巻線
を装着可能な幅を持つ溝251を形成し、その両脇に線径
の1/2程度の高さの巻線ガイド252を備えている。
前記エンドフック29は、プッシャ21の端面に設けられ
ており、コイル保持治具20′の外周部への巻線を終了し
た後の線材24の端末を円筒形コア10の引き出し溝12に装
着できるようにスタイル取りし、一時的に保持するため
のものである。
ており、コイル保持治具20′の外周部への巻線を終了し
た後の線材24の端末を円筒形コア10の引き出し溝12に装
着できるようにスタイル取りし、一時的に保持するため
のものである。
また、前記ワイヤフック28は、プッシャ21の根元部付
近に位置し、プッシャ21に取り付けられているため、プ
ッシャ21の回転と同期する。更に、プッシャ21の中心部
から外周方向にあり、その径は、コア保持部70を摺動移
動してコイル保持治具20′のところへ位置決めした場合
でも干渉しない位置であり 、該ワイヤフック28には線材24の始端を掛け止めするフ
ック281(第16図)を設けている。
近に位置し、プッシャ21に取り付けられているため、プ
ッシャ21の回転と同期する。更に、プッシャ21の中心部
から外周方向にあり、その径は、コア保持部70を摺動移
動してコイル保持治具20′のところへ位置決めした場合
でも干渉しない位置であり 、該ワイヤフック28には線材24の始端を掛け止めするフ
ック281(第16図)を設けている。
前記拡張機構部30は、プッシャ21を取り付けるツメ部
31と、該ツメ部31に開閉運動を与えるエアーチャック32
と、開閉量を調整するストッパ39と 、該エアーチャック32に駆動用エラーを供給するエアー
フィードパイプ33と 、該エアーチャック32を保持するフランジ34と、該フラ
ンジ34に取り付けてモータ部40の回転力をタイミングベ
ルト35により受けるためのタイミングプーリ36と、フラ
ンジ34の回転を円滑にするためのベアリング37と、これ
らの拡張機構部30を保持するためのブラケット38から成
っている。
31と、該ツメ部31に開閉運動を与えるエアーチャック32
と、開閉量を調整するストッパ39と 、該エアーチャック32に駆動用エラーを供給するエアー
フィードパイプ33と 、該エアーチャック32を保持するフランジ34と、該フラ
ンジ34に取り付けてモータ部40の回転力をタイミングベ
ルト35により受けるためのタイミングプーリ36と、フラ
ンジ34の回転を円滑にするためのベアリング37と、これ
らの拡張機構部30を保持するためのブラケット38から成
っている。
ここで、前記ツメ部31は、プッシャ21の根元を保持
し、エアーチャック32の開閉動作によりプッシャ21の外
周上に巻かれた線材24を円筒形コア10の巻線用溝11及び
引き出し溝12に装着するものである。
し、エアーチャック32の開閉動作によりプッシャ21の外
周上に巻かれた線材24を円筒形コア10の巻線用溝11及び
引き出し溝12に装着するものである。
前記エアーチャック32は、所定圧のエアーを供給する
ことにより開閉動作を行うもので、チャックが回転して
もエアーの供給が継続して行えるロータリ形である。
ことにより開閉動作を行うもので、チャックが回転して
もエアーの供給が継続して行えるロータリ形である。
前記ストッパ39は、ツメ部31に当接し、プッシャ21が
閉じた時の巻線径と拡開した時の装着径とを調節するも
ので、それぞれを調整することにより円筒形コア10の内
径の異なるものや巻線用溝11の深さの違うものに対応で
きるようになっている。
閉じた時の巻線径と拡開した時の装着径とを調節するも
ので、それぞれを調整することにより円筒形コア10の内
径の異なるものや巻線用溝11の深さの違うものに対応で
きるようになっている。
前記エアーフィードパイプ33は、ロータリ形エアーチ
ャック32に駆動用のエアーを供給するもので、エアーチ
ャック32に固定され、その回転に影響されることなくエ
アーを供給することが可能である。
ャック32に駆動用のエアーを供給するもので、エアーチ
ャック32に固定され、その回転に影響されることなくエ
アーを供給することが可能である。
前記フランジ34は、エアーチャック32のツメ部31と反
対側の端面を保持し、その中心部にはエアーフィードパ
イプ33を通す穴を設けてあり、その外周にはタイミング
プーリ36とベアリング37を取り付けるための軸加工がな
されている。
対側の端面を保持し、その中心部にはエアーフィードパ
イプ33を通す穴を設けてあり、その外周にはタイミング
プーリ36とベアリング37を取り付けるための軸加工がな
されている。
前記モータ部40は、モータ41の回転でタイミングプー
リ42を回転させてその動きをタイミングベルト35を介し
て拡張機構部30のフランジ34を回転させるものであり、
これらモータ部40を保持するブラケット43から成ってい
る。
リ42を回転させてその動きをタイミングベルト35を介し
て拡張機構部30のフランジ34を回転させるものであり、
これらモータ部40を保持するブラケット43から成ってい
る。
前記フォーミングガイド部50は、プッシャ21の外周に
巻線された線材24の上から押え込み、スタイル取りする
際に線材24の浮き上がりを防止するためのフォーミング
ガイド51と、該フォーミングガイド51を保持するガイド
板52と、ガイド板52に取り付けられ、フォーミングガイ
ド51の下降を制限するためのストッパ53と、ストッパ53
に当接し下降量を調節するためのアジャスタ54と、フォ
ーミングガイド51の上下動を行わせるエアーシリンダ55
と、上下動する際の案内となるリニアガイド56と、フォ
ーミングガイド部50を保持するブロック57と、該ブロッ
ク57を支えるブラケット58とから成っている。
巻線された線材24の上から押え込み、スタイル取りする
際に線材24の浮き上がりを防止するためのフォーミング
ガイド51と、該フォーミングガイド51を保持するガイド
板52と、ガイド板52に取り付けられ、フォーミングガイ
ド51の下降を制限するためのストッパ53と、ストッパ53
に当接し下降量を調節するためのアジャスタ54と、フォ
ーミングガイド51の上下動を行わせるエアーシリンダ55
と、上下動する際の案内となるリニアガイド56と、フォ
ーミングガイド部50を保持するブロック57と、該ブロッ
ク57を支えるブラケット58とから成っている。
ここで、前記フォーミングガイド51は、第17図に示す
ように線材24の直径とほぼ同じ厚さとすることにより、
線材24の端末線のスタイル取りの際にその曲点で適度な
曲率を持たせることができ、かつ円筒形コア10の引き出
し溝12の幅内に収納できる寸法とすることができる。こ
のフォーミングガイド51の線材24に接触する部分には、
第19図のようなプッシャ21の外周上に形成された溝251
に線材24を巻線した状態でその両脇にある巻線ガイド25
2が充分入る程度のスリットが切ってあり、その深さは
線材24の直径とほぼ同程度になっている。このスリット
により、線材24のスタイル取りを行う場合、充分押える
ことができるため、線材24の浮き上がりを防止すること
ができる。
ように線材24の直径とほぼ同じ厚さとすることにより、
線材24の端末線のスタイル取りの際にその曲点で適度な
曲率を持たせることができ、かつ円筒形コア10の引き出
し溝12の幅内に収納できる寸法とすることができる。こ
のフォーミングガイド51の線材24に接触する部分には、
第19図のようなプッシャ21の外周上に形成された溝251
に線材24を巻線した状態でその両脇にある巻線ガイド25
2が充分入る程度のスリットが切ってあり、その深さは
線材24の直径とほぼ同程度になっている。このスリット
により、線材24のスタイル取りを行う場合、充分押える
ことができるため、線材24の浮き上がりを防止すること
ができる。
前記溶剤塗布部60は、自己融着性を持つ線材の線間を
接着するためのものであり、溶剤を線材24に滴下するノ
ズル61と、収納した溶剤を該ノズル61に供給するための
シリンジ62と、該シリンジ62を固定しておくための凹形
板63と、シリンジ62を凹形板63によって固定するための
固定板64と、固定板64に取り付けられシリンジ62の下降
を制限するためのストッパ65と、ストッパ65に接触し下
降量を調節するためのアジャスタ66と、シリンジ62の上
下動を行わせるためのエアーシリンダ67と、上下動する
際の案内となるリニアガイド68と、溶剤塗布部60を保持
するブロック69と、該ブロック69を支えるブラケット69
1から成っている。
接着するためのものであり、溶剤を線材24に滴下するノ
ズル61と、収納した溶剤を該ノズル61に供給するための
シリンジ62と、該シリンジ62を固定しておくための凹形
板63と、シリンジ62を凹形板63によって固定するための
固定板64と、固定板64に取り付けられシリンジ62の下降
を制限するためのストッパ65と、ストッパ65に接触し下
降量を調節するためのアジャスタ66と、シリンジ62の上
下動を行わせるためのエアーシリンダ67と、上下動する
際の案内となるリニアガイド68と、溶剤塗布部60を保持
するブロック69と、該ブロック69を支えるブラケット69
1から成っている。
前記コア保持部70は、円筒形コア10を挿入保持してお
くためのコアホルダ71と、コアホルダ71を保持するため
のホルダ板72と、ホルダ板72に取り付けコアホルダ71の
回転方向の位置決めを行う回りドメ73と、円筒形コア10
をプッシャ21に合わせ、上下方向に偏心させる際のガイ
ド上74,ガイド下75と、該ガイド上74側に取り付けられ
たL型金具76と、ガイド下75側に取り付けられたT型金
具77と、T型金具77へL型金具76を押さえ付けておくた
めの予圧スプリング78と、予圧スプリング78の中にあっ
てT型金具77へ取り付けられた予圧ボルト79と、該コア
保持部70を支持するブラケット721から成っている。
くためのコアホルダ71と、コアホルダ71を保持するため
のホルダ板72と、ホルダ板72に取り付けコアホルダ71の
回転方向の位置決めを行う回りドメ73と、円筒形コア10
をプッシャ21に合わせ、上下方向に偏心させる際のガイ
ド上74,ガイド下75と、該ガイド上74側に取り付けられ
たL型金具76と、ガイド下75側に取り付けられたT型金
具77と、T型金具77へL型金具76を押さえ付けておくた
めの予圧スプリング78と、予圧スプリング78の中にあっ
てT型金具77へ取り付けられた予圧ボルト79と、該コア
保持部70を支持するブラケット721から成っている。
前記コア位置決め部80は、前記コア保持部70を取り付
けるためのプレート81と、該プレート81上に設置しコア
保持部70のT型金具77を介して円筒形コア10を上下方向
に偏心移動させるためのジグシリンダ82と、コア保持部
70をプッシャ21のところへ移動する際の案内となるリニ
アガイド83と、該リニアガイド83の側面に取り付け円筒
形コア10の巻線用溝11のピッチに合わせて送るためのコ
アポジショナ84と、該コアポジショナ84の溝部に接触,
押圧して位置決めを行うスプリングプランジャ85と、該
スプリングプランジャ85を保持するためのホルダ86と、
コア位置決め部80が前進した場合に、最前端での衝突を
防止するためのストッパ87から成っている。
けるためのプレート81と、該プレート81上に設置しコア
保持部70のT型金具77を介して円筒形コア10を上下方向
に偏心移動させるためのジグシリンダ82と、コア保持部
70をプッシャ21のところへ移動する際の案内となるリニ
アガイド83と、該リニアガイド83の側面に取り付け円筒
形コア10の巻線用溝11のピッチに合わせて送るためのコ
アポジショナ84と、該コアポジショナ84の溝部に接触,
押圧して位置決めを行うスプリングプランジャ85と、該
スプリングプランジャ85を保持するためのホルダ86と、
コア位置決め部80が前進した場合に、最前端での衝突を
防止するためのストッパ87から成っている。
尚、第11図に示すように、前記コイル保持治具20′の
プッシャ21の外周に線材24を巻線する際、巻線溝251の
中に線材24を導くための線材予備ガイド91は、プッシャ
21の巻線溝251の円周方向に位置しており、コア保持部7
0を左方向へ移動させても干渉しない距離に設置されて
いる。
プッシャ21の外周に線材24を巻線する際、巻線溝251の
中に線材24を導くための線材予備ガイド91は、プッシャ
21の巻線溝251の円周方向に位置しており、コア保持部7
0を左方向へ移動させても干渉しない距離に設置されて
いる。
前記制御装置は、第13図に示すように、各種動作を監
視し制御するコントローラ100と、そのコントローラ100
に対して動作指令を発生したり、動作状態を表示するた
めの操作パネル101と、前記コントローラ100の指令によ
ってモータ41の回転を制御するためのモータコントロー
ラ102と、そのモータコントローラ102の出力パネルに基
づいてモータ41を回転駆動するためのモータドライバ10
3と、各種エアーシリンダをコントローラ100の指令に基
づき駆動するソレノイドバルブ105と、溶剤塗布器のシ
リンジ62の制御をコントローラ100の指令に基づいて行
うディスペンサ104から成っている。
視し制御するコントローラ100と、そのコントローラ100
に対して動作指令を発生したり、動作状態を表示するた
めの操作パネル101と、前記コントローラ100の指令によ
ってモータ41の回転を制御するためのモータコントロー
ラ102と、そのモータコントローラ102の出力パネルに基
づいてモータ41を回転駆動するためのモータドライバ10
3と、各種エアーシリンダをコントローラ100の指令に基
づき駆動するソレノイドバルブ105と、溶剤塗布器のシ
リンジ62の制御をコントローラ100の指令に基づいて行
うディスペンサ104から成っている。
尚、第11図及び第12図に示す実施例には各種センサを
図示していないが、これらセンサ106は第13図に示すよ
うに全てコントローラ100に接続されており、コントロ
ーラ100はこのセンサ情報を監視することによって装置
の動作状態を正しく把握できるようになっている。
図示していないが、これらセンサ106は第13図に示すよ
うに全てコントローラ100に接続されており、コントロ
ーラ100はこのセンサ情報を監視することによって装置
の動作状態を正しく把握できるようになっている。
次に、前記実施例の内周巻線装着装置の動作を第14図
〜第26図によって説明する。
〜第26図によって説明する。
まず、第15図(A)に示すように、コイル保持治具2
0′は、円周にコイルを装着される円筒形コア10の外部
位置にあって、初期状態ではプッシャ21がエアーチャッ
ク32により閉じられており、プッシャ21の外径は外周に
線材24を巻線した状態でも円筒形コア10の内径に接触し
ないようにしている。つまり、例えば円筒形コア10の内
径を14mm、巻線する線材24の線径を0.2mm、また、円筒
形コア10の内径と巻線されたコイルの外径とのクリアラ
ンスを半径方向で0.3mmとした場合、プッシャ21の外径
は13mmとなる。
0′は、円周にコイルを装着される円筒形コア10の外部
位置にあって、初期状態ではプッシャ21がエアーチャッ
ク32により閉じられており、プッシャ21の外径は外周に
線材24を巻線した状態でも円筒形コア10の内径に接触し
ないようにしている。つまり、例えば円筒形コア10の内
径を14mm、巻線する線材24の線径を0.2mm、また、円筒
形コア10の内径と巻線されたコイルの外径とのクリアラ
ンスを半径方向で0.3mmとした場合、プッシャ21の外径
は13mmとなる。
また、この時、フォーミングガイド部50は上昇端、溶
剤塗布型60は上昇端、コア保持部70は右端、及びモータ
部40は原点センサがONとなる原点位置(第11図に示すよ
うな位置にワイヤフック28がある状態)にそれぞれ合わ
せてある。
剤塗布型60は上昇端、コア保持部70は右端、及びモータ
部40は原点センサがONとなる原点位置(第11図に示すよ
うな位置にワイヤフック28がある状態)にそれぞれ合わ
せてある。
次に、第15図(B)に巻線開始直後の状態を示す。
線材24は、テンション装置(図示せず)並びに第11図
に示した線材予備ガイド91のローラ911を経由して供給
されており、この線材24の始端を、図示しないが何らか
の手段(例えば専用アーム等)で把握し、プッシャ21の
外周方向にあるワイヤフック28のフック部281に掛け止
めする(第14図の201)。この時、線材24は、ワイヤフ
ック28と線材予備ガイド91のローラ911との位置関係に
より経路途中にあるプッシャ21の巻線溝251内に入るよ
うに位置決めされている。
に示した線材予備ガイド91のローラ911を経由して供給
されており、この線材24の始端を、図示しないが何らか
の手段(例えば専用アーム等)で把握し、プッシャ21の
外周方向にあるワイヤフック28のフック部281に掛け止
めする(第14図の201)。この時、線材24は、ワイヤフ
ック28と線材予備ガイド91のローラ911との位置関係に
より経路途中にあるプッシャ21の巻線溝251内に入るよ
うに位置決めされている。
次に、コントローラ100はモータコントローラ102に対
し駆動指令を出力するが、モータコントローラ102はあ
らかじめプログラムされた回転量だけモータ41を回転さ
せる。モータ41が回転することによって線材24の始端を
フック部281に掛け止めされたままプッシャ21が所定量
回転する。これによって、線材24は、テンション装置に
よって適当な張力を付与されながら、プッシャ21の外周
に設けられた巻線溝251内に確実に巻線されることにな
る(203)。
し駆動指令を出力するが、モータコントローラ102はあ
らかじめプログラムされた回転量だけモータ41を回転さ
せる。モータ41が回転することによって線材24の始端を
フック部281に掛け止めされたままプッシャ21が所定量
回転する。これによって、線材24は、テンション装置に
よって適当な張力を付与されながら、プッシャ21の外周
に設けられた巻線溝251内に確実に巻線されることにな
る(203)。
所定の巻数の線材24を巻き付けたプッシャ21は初期状
態(第15図(A))と同じ原点位置で回転を停止するよ
うに制御される。
態(第15図(A))と同じ原点位置で回転を停止するよ
うに制御される。
第15図(C)は、線間接着のための溶剤塗布状態を示
す。
す。
前工程でプッシャ21の外周に巻線された線材24の巻線
状態を保持するために、自己融着線である線材24の外周
に溶剤を塗布して接着させる必要がある。まず、上昇端
に位置していたシリンジ62のノズル61を線材24の位置ま
で下降させるために、エアーシリンダ67を動作させる。
この時の下降端の位置は、シリンジ62の先端にあるノズ
ル61先端が線材に対し適度な位置であるように、ストッ
パ65に当たるアジャスタ66によって調整されている。線
材24に対し適正な位置に合わせられたノズル61より適量
の溶剤を滴下させる(205)。この滴下量は、あらかじ
め第13図に示すディスペンサ104に設定されており、各
種条件によって設定されているものである。コントロー
ラ100は、所定量の溶剤を滴下させた後、エアシリンダ6
7を復帰させてシリンジ62を上昇端に引き上げる動作を
行う。
状態を保持するために、自己融着線である線材24の外周
に溶剤を塗布して接着させる必要がある。まず、上昇端
に位置していたシリンジ62のノズル61を線材24の位置ま
で下降させるために、エアーシリンダ67を動作させる。
この時の下降端の位置は、シリンジ62の先端にあるノズ
ル61先端が線材に対し適度な位置であるように、ストッ
パ65に当たるアジャスタ66によって調整されている。線
材24に対し適正な位置に合わせられたノズル61より適量
の溶剤を滴下させる(205)。この滴下量は、あらかじ
め第13図に示すディスペンサ104に設定されており、各
種条件によって設定されているものである。コントロー
ラ100は、所定量の溶剤を滴下させた後、エアシリンダ6
7を復帰させてシリンジ62を上昇端に引き上げる動作を
行う。
第15図(D)は、フォーミングガイド51の下降状態を
示す。
示す。
前工程で、線間接着されたプッシャ21の線材24を、円
筒形コア10の中に入るようにスタイル取りする場合、モ
ータ部40の原点位置すなわち線材24がプッシャ21の巻線
用溝251上で始端,終端が交差している個所が上部にき
ている状態で、フォーミングガイド51を下降させる。フ
ォーミングガイド部50のエアシリンダ55にエアーを供給
し、上昇端にあるフオーミングガイド51を下降させる
(207)。下降時の位置決めは、ストッパ53に当るアジ
ャスタ54によってあらかじめ調整されている。この位置
決めは、第19図に示すように線材24を軽く押える程度で
あり、線材24を切断するような力は加えない。
筒形コア10の中に入るようにスタイル取りする場合、モ
ータ部40の原点位置すなわち線材24がプッシャ21の巻線
用溝251上で始端,終端が交差している個所が上部にき
ている状態で、フォーミングガイド51を下降させる。フ
ォーミングガイド部50のエアシリンダ55にエアーを供給
し、上昇端にあるフオーミングガイド51を下降させる
(207)。下降時の位置決めは、ストッパ53に当るアジ
ャスタ54によってあらかじめ調整されている。この位置
決めは、第19図に示すように線材24を軽く押える程度で
あり、線材24を切断するような力は加えない。
次に、プッシャ21と線材予備ガイド91との中間位置
で、所定の長さ、つまり端末線のスタイル取りをする際
に必要な長さにカッタ(図示せず)で切断する(209)
(第16図)。
で、所定の長さ、つまり端末線のスタイル取りをする際
に必要な長さにカッタ(図示せず)で切断する(209)
(第16図)。
その後、専用のアーム等により(図示せず)、前記切
断した端末線とフック部281に掛け止められている端末
線を各々エンドフック29に掛け止める動作をコントロー
ラ100が制御して行わせる必要がある。
断した端末線とフック部281に掛け止められている端末
線を各々エンドフック29に掛け止める動作をコントロー
ラ100が制御して行わせる必要がある。
第15図(E)に端末線のスタイル取り後の状態を示
す。
す。
前工程でプッシャ21の外周に巻線が施され、端末線が
所定の長さに切断された状態から、円筒形コア10内に挿
入する際に、引っ掛かりが発生しないようにし、かつ円
筒形コア10の引き出し溝12に端末線が入るように整形す
る。
所定の長さに切断された状態から、円筒形コア10内に挿
入する際に、引っ掛かりが発生しないようにし、かつ円
筒形コア10の引き出し溝12に端末線が入るように整形す
る。
フォーミングガイド51が線材24を押えている状態(第
17図)から、第18図に示すように、端末線をエンドフッ
ク29に掛け止めするため、線材24の始端側は、ワイヤフ
ック28のフック部281に仮止めしたものを自動的に取り
外し、終端側は、切断された状態からエンドフック29に
掛ける(211)。このエンドフック29には、円筒形コア1
0の引き出し溝12の幅と同じ幅の溝を設けているため、
この溝を経由して、線材24を保持することにより、円筒
形コア10の引き出し溝12に端末線を容易に位置決めでき
る。
17図)から、第18図に示すように、端末線をエンドフッ
ク29に掛け止めするため、線材24の始端側は、ワイヤフ
ック28のフック部281に仮止めしたものを自動的に取り
外し、終端側は、切断された状態からエンドフック29に
掛ける(211)。このエンドフック29には、円筒形コア1
0の引き出し溝12の幅と同じ幅の溝を設けているため、
この溝を経由して、線材24を保持することにより、円筒
形コア10の引き出し溝12に端末線を容易に位置決めでき
る。
第15図(F)は、巻線,スタイル取りが完了したコイ
ル保持治具20′をコア保持部70に挿入した状態を示す。
ル保持治具20′をコア保持部70に挿入した状態を示す。
初期状態で、プッシャ21の中心位置とコア保持部70の
中心位置が合致しているため、そのままコア保持部70を
モータとボールネジ等の駆動手段(図示せず)により水
平移動させ、プッシャ21の巻線個所と所定の円筒形コア
10の巻線用溝11の位置に合わせる(213)。この時、コ
ア保持部70の側面に取り付けられたコアポジショナ84の
溝部と、固定用のスプリングプランジャ85がかみ合うこ
とにより、容易に位置合せができる。尚、高精度に合わ
せる必要があるならば、プランジャ等を用いずサーボモ
ータシステム等による位置決め方法も可能である。ま
た、コア保持部70の円筒形コア10の引き出し溝12とプッ
シャ21上の端末引き出し線の回転方向角度は合致するよ
うに、コアホルダ71の回転方向角度の調整をしており、
更にプッシャ21に巻線を施した状態の外径は、円筒形コ
ア10の内径に対してクリアランスを持つように設定され
ているので、コア保持部70の挿入時に巻線とコア10が接
触して被覆破壊等の欠陥を生じさせることはない。
中心位置が合致しているため、そのままコア保持部70を
モータとボールネジ等の駆動手段(図示せず)により水
平移動させ、プッシャ21の巻線個所と所定の円筒形コア
10の巻線用溝11の位置に合わせる(213)。この時、コ
ア保持部70の側面に取り付けられたコアポジショナ84の
溝部と、固定用のスプリングプランジャ85がかみ合うこ
とにより、容易に位置合せができる。尚、高精度に合わ
せる必要があるならば、プランジャ等を用いずサーボモ
ータシステム等による位置決め方法も可能である。ま
た、コア保持部70の円筒形コア10の引き出し溝12とプッ
シャ21上の端末引き出し線の回転方向角度は合致するよ
うに、コアホルダ71の回転方向角度の調整をしており、
更にプッシャ21に巻線を施した状態の外径は、円筒形コ
ア10の内径に対してクリアランスを持つように設定され
ているので、コア保持部70の挿入時に巻線とコア10が接
触して被覆破壊等の欠陥を生じさせることはない。
次に、プッシャ21の巻線と、円筒形コア10の巻線用溝
11の位置決めを完了した後、円筒形コア10を偏心させ
る。
11の位置決めを完了した後、円筒形コア10を偏心させ
る。
前工程で、巻線と巻線用溝11の位置決めが完了した状
態で、ジグシリンダ82を下降させることにより、予圧ス
プリング78の働きによりホルダ板72を押し下げて偏心さ
せる(215)。この偏心量は、円筒形コア10の巻線用溝1
1とプッシャ21の巻線とのクリアランスで決まり、その
押し付ける力は予圧スプリング78のバネ力によって決定
される。
態で、ジグシリンダ82を下降させることにより、予圧ス
プリング78の働きによりホルダ板72を押し下げて偏心さ
せる(215)。この偏心量は、円筒形コア10の巻線用溝1
1とプッシャ21の巻線とのクリアランスで決まり、その
押し付ける力は予圧スプリング78のバネ力によって決定
される。
この上方をあらかじめ押え付ける理由は、プッシャ21
を放射方向に拡開する際にプッシャ21上の巻線は自己融
着線の接着力のみで固定されているため、単に拡開する
とその力によって端末引き出し個所から発生する線材ど
うしのほぐれを防ぐためである。
を放射方向に拡開する際にプッシャ21上の巻線は自己融
着線の接着力のみで固定されているため、単に拡開する
とその力によって端末引き出し個所から発生する線材ど
うしのほぐれを防ぐためである。
しかる後、プッシャ21を放射方向に拡開してプッシャ
21の外周上の巻線を円筒形コア10の巻線用溝11に押圧す
る。
21の外周上の巻線を円筒形コア10の巻線用溝11に押圧す
る。
前工程で、偏心して位置決めされた円筒形コア10の巻
線用溝11に対してプッシャ21を放射方向に拡開すること
により、予圧スプリング78の力を超えるため、中心位置
が合致し、かつプッシャ21の外周上の線材24を伸長させ
て巻線用溝11の底部に押し付けるように作用する(21
7)(第20図)。また、第21図に示すようにプッシャ21
の外周を巻線用溝11底部の半径に対応させているため、
円筒形コア10からコイル13の浮き上がりを防止すること
ができる。プッシャ21の拡開する量はストッパ39で調整
しており、プッシャ21の変形等を考慮して、線材24を巻
線用溝11底部に充分押し込めるように設定する。
線用溝11に対してプッシャ21を放射方向に拡開すること
により、予圧スプリング78の力を超えるため、中心位置
が合致し、かつプッシャ21の外周上の線材24を伸長させ
て巻線用溝11の底部に押し付けるように作用する(21
7)(第20図)。また、第21図に示すようにプッシャ21
の外周を巻線用溝11底部の半径に対応させているため、
円筒形コア10からコイル13の浮き上がりを防止すること
ができる。プッシャ21の拡開する量はストッパ39で調整
しており、プッシャ21の変形等を考慮して、線材24を巻
線用溝11底部に充分押し込めるように設定する。
第15図(G)は、プッシャ21の巻線を円筒形コア10に
装着した後の状態を示す。
装着した後の状態を示す。
前工程で、円筒形コア10の巻線用溝11底部に線材24を
押し付けたプッシャ21を閉じる。この前に、コア保持部
70のジグシリンダ82を上昇させ、円筒形コア10とプッシ
ャ21の偏心を解除しておくことにより、円筒形コア10が
プッシャ21へ再度衝突し、コア10の破損を防止できる。
押し付けたプッシャ21を閉じる。この前に、コア保持部
70のジグシリンダ82を上昇させ、円筒形コア10とプッシ
ャ21の偏心を解除しておくことにより、円筒形コア10が
プッシャ21へ再度衝突し、コア10の破損を防止できる。
プッシャ21を閉じた際、外周の巻線溝251に巻かれた
線材24は、塑性変形を受けているために小径に戻ること
はない。また、線材24の線間接着は上部1個所だけであ
り、その溶剤滴下量も少量であるため、プッシャ21に付
着することはない。
線材24は、塑性変形を受けているために小径に戻ること
はない。また、線材24の線間接着は上部1個所だけであ
り、その溶剤滴下量も少量であるため、プッシャ21に付
着することはない。
また、線材24の端末線も円筒形コア10の引き出し溝12
に押圧されて、円筒形コア10の内径より線材24が浮き上
がることはない。
に押圧されて、円筒形コア10の内径より線材24が浮き上
がることはない。
次に、コア保持部70を引き抜く際に、端末線からコイ
ルが引っ張られないように、専用の取り外しアーム(図
示せず)を作動させ、エンドフック29から線材24を外し
ておく(219,221)。
ルが引っ張られないように、専用の取り外しアーム(図
示せず)を作動させ、エンドフック29から線材24を外し
ておく(219,221)。
第15図(H)は、円筒形コア10の巻線用溝11に巻線を
完了させた状態を示す。
完了させた状態を示す。
前工程で、巻線用溝11にコイルが装着された円筒形コ
ア10をコア保持部70と同時に引き抜く(223)。
ア10をコア保持部70と同時に引き抜く(223)。
これは、挿入時と同様にプッシャ21の外径と円筒形コ
ア10の内径は、クリアランスがあり、コイルも円筒形コ
ア10の内径より浮き上がることはないので、容易に引き
抜くことができる。
ア10の内径は、クリアランスがあり、コイルも円筒形コ
ア10の内径より浮き上がることはないので、容易に引き
抜くことができる。
次に、コア保持部70を引き抜いた後、コントローラ10
0からの他のロボット等のシステムに製品取り出し指令
を送り、その指令によってロボット等の他のシステム
は、円筒形コア10のコアホルダ71から取り去り、以上一
連の動作により、筒状物の内周への巻線装着が完了す
る。
0からの他のロボット等のシステムに製品取り出し指令
を送り、その指令によってロボット等の他のシステム
は、円筒形コア10のコアホルダ71から取り去り、以上一
連の動作により、筒状物の内周への巻線装着が完了す
る。
前記実施例では、巻線用溝251に対して2ターンとな
る線径であったが、更に細線を使用した場合でも対応が
可能である。この場合、第22図に示すように、細線の多
ターン巻を実施する場合には、2層巻,3層巻と先に巻線
した上に更に巻線を行う必要があるため、従来の線材予
備ガイド91だけでは、巻線用溝251に位置決めしにくい
ので、線材ノズル95をプッシャ21の外周付近に位置さ
せ、かつ、プッシャ21の一回転当り、線径分移動させる
ことによって整列巻線が可能となる。
る線径であったが、更に細線を使用した場合でも対応が
可能である。この場合、第22図に示すように、細線の多
ターン巻を実施する場合には、2層巻,3層巻と先に巻線
した上に更に巻線を行う必要があるため、従来の線材予
備ガイド91だけでは、巻線用溝251に位置決めしにくい
ので、線材ノズル95をプッシャ21の外周付近に位置さ
せ、かつ、プッシャ21の一回転当り、線径分移動させる
ことによって整列巻線が可能となる。
また前記実施例では、線材24の線間接着用の溶剤塗布
を独立した一工程として含んでいるが、第23図に示すよ
うな溶剤浸漬方式でも可能である。これは、線材24の通
過経路途中で、線材口964より線材を通し2組のローラ9
61に掛け、その中間での浸漬ローラ962によって線材24
を溶剤液965に浸す。この時、浸漬ローラ962を固定した
場合には、線材全長にわたり溶剤が塗布されてしまうの
で、ローラ支え963を線材送り量に合わせ、上昇下降さ
せることにより、必要な個所のみ溶剤塗布が可能とな
り、実施例のように、溶剤塗布のための工程が不要とな
る。
を独立した一工程として含んでいるが、第23図に示すよ
うな溶剤浸漬方式でも可能である。これは、線材24の通
過経路途中で、線材口964より線材を通し2組のローラ9
61に掛け、その中間での浸漬ローラ962によって線材24
を溶剤液965に浸す。この時、浸漬ローラ962を固定した
場合には、線材全長にわたり溶剤が塗布されてしまうの
で、ローラ支え963を線材送り量に合わせ、上昇下降さ
せることにより、必要な個所のみ溶剤塗布が可能とな
り、実施例のように、溶剤塗布のための工程が不要とな
る。
前記実施例では、プッシャ21の間隔動作だけによりそ
の外周の線材24を、円筒形コア10の巻線用溝11に押し込
んでいるが、円周分割されたプッシャ片21′間の押し込
みが不充分となる可能性がある。そこで第24図に示すよ
うな、押し込み部255を設けたプッシャ21を使用するこ
とにより、確実な巻線組込みを可能とする。これは、プ
ッシャ21の巻線溝251と同じ外径の押し込み部255を作
り、そのピッチを円筒形コア10の巻線用溝11のピッチに
合わせておく。円筒形コア10の巻線用溝11に線材24を接
着していく場合には、巻線方法を問わず、端末線引き出
し方向から見て、奥側から装着していく必要がある。そ
こで、円筒形コア10の一番奥側の巻線用溝11に巻線を施
す場合には、第24図の巻線溝251に線材24を巻回した箇
所を、装着しようとする巻線用溝11に合せ、一連の動作
を行なう。その後一溝ピッチ分だけプッシャ21を引き抜
き、かつ、プッシャ21の角度もしくは、円筒形コア10の
円周方向の角度45゜移動させる。これは、プッシャ片2
1′の間隙が再度重なるのを防止するためである。この
状態で、プッシャ21の開閉動作を行なうことにより、全
周にわたって線材押し込みができ、浮き上がりのない巻
線装着が可能となる。
の外周の線材24を、円筒形コア10の巻線用溝11に押し込
んでいるが、円周分割されたプッシャ片21′間の押し込
みが不充分となる可能性がある。そこで第24図に示すよ
うな、押し込み部255を設けたプッシャ21を使用するこ
とにより、確実な巻線組込みを可能とする。これは、プ
ッシャ21の巻線溝251と同じ外径の押し込み部255を作
り、そのピッチを円筒形コア10の巻線用溝11のピッチに
合わせておく。円筒形コア10の巻線用溝11に線材24を接
着していく場合には、巻線方法を問わず、端末線引き出
し方向から見て、奥側から装着していく必要がある。そ
こで、円筒形コア10の一番奥側の巻線用溝11に巻線を施
す場合には、第24図の巻線溝251に線材24を巻回した箇
所を、装着しようとする巻線用溝11に合せ、一連の動作
を行なう。その後一溝ピッチ分だけプッシャ21を引き抜
き、かつ、プッシャ21の角度もしくは、円筒形コア10の
円周方向の角度45゜移動させる。これは、プッシャ片2
1′の間隙が再度重なるのを防止するためである。この
状態で、プッシャ21の開閉動作を行なうことにより、全
周にわたって線材押し込みができ、浮き上がりのない巻
線装着が可能となる。
前記実施例では、円筒形コア10の内径と、巻線用溝11
の深さによって拡張量が決められるが、更に線材へのダ
メージを軽減するために、第25図に示すように予備変形
を与えることによって、線材の伸びを抑えることができ
る。これは、まず巻線時のプッシャ21の外径を、円筒形
コア10の巻線用溝11の内径より、1〜2%小さい径にし
てプッシャ21の外径に巻線し、溶剤塗布・端末線のスタ
イル取りまで行なう。その後、円筒形コア10の内径に入
るようにプッシャ21の外径を閉じる。この時、プッシャ
21の間に位置する線材を変形させ、プッシャ21間に収納
し、突出させなうようにする。もちろん、プッシャ21の
形状を、コアを挿入する時にも、プッシャ21間に隙間が
生じるように、変更しておくことは言うまでもない。こ
の予備変形が加えられた状態で、円筒形コア10の巻線用
溝11に位置決めし、前記実施例と同様にプッシャ21を開
くことにより、巻線を巻線用溝11に装着する。この時
に、第24図で説明した押し込み部255を設けたプッシャ2
1で巻線を装着することにより、浮き上がりを防止でき
る。
の深さによって拡張量が決められるが、更に線材へのダ
メージを軽減するために、第25図に示すように予備変形
を与えることによって、線材の伸びを抑えることができ
る。これは、まず巻線時のプッシャ21の外径を、円筒形
コア10の巻線用溝11の内径より、1〜2%小さい径にし
てプッシャ21の外径に巻線し、溶剤塗布・端末線のスタ
イル取りまで行なう。その後、円筒形コア10の内径に入
るようにプッシャ21の外径を閉じる。この時、プッシャ
21の間に位置する線材を変形させ、プッシャ21間に収納
し、突出させなうようにする。もちろん、プッシャ21の
形状を、コアを挿入する時にも、プッシャ21間に隙間が
生じるように、変更しておくことは言うまでもない。こ
の予備変形が加えられた状態で、円筒形コア10の巻線用
溝11に位置決めし、前記実施例と同様にプッシャ21を開
くことにより、巻線を巻線用溝11に装着する。この時
に、第24図で説明した押し込み部255を設けたプッシャ2
1で巻線を装着することにより、浮き上がりを防止でき
る。
前記実施例では、円筒形コア10に線材を固定する方法
については示していない。これは、線材自体に塑性変形
を与えているため、プッシャ21を取り除いても、線材24
が戻って円筒形コア10より外れることがないからであ
る。つまり接着剤の塗布は、巻線の装着前・装着後であ
っても構わないが第26図に示すように、円筒形コア10の
巻線用溝11全部の巻線が完了した状態で、シリンジ110
からノズル111を介して端末線を引き出し溝12のみに接
着剤を塗布した場合でも、充分な接着力が得られる。
については示していない。これは、線材自体に塑性変形
を与えているため、プッシャ21を取り除いても、線材24
が戻って円筒形コア10より外れることがないからであ
る。つまり接着剤の塗布は、巻線の装着前・装着後であ
っても構わないが第26図に示すように、円筒形コア10の
巻線用溝11全部の巻線が完了した状態で、シリンジ110
からノズル111を介して端末線を引き出し溝12のみに接
着剤を塗布した場合でも、充分な接着力が得られる。
尚、本発明における前記実施例では、コイルを円筒形
コアに接着するために線材を拡張する方式を採用してい
るが、実施例においては線材伸び量が約3%になる用に
拡張している。実験で確認したところ、15%までは線材
及び被覆を破損しないことがわかっているので、本発明
の実施例では線材にダメージを与える懸念は全くない。
コアに接着するために線材を拡張する方式を採用してい
るが、実施例においては線材伸び量が約3%になる用に
拡張している。実験で確認したところ、15%までは線材
及び被覆を破損しないことがわかっているので、本発明
の実施例では線材にダメージを与える懸念は全くない。
以上説明したこの実施例によれば、巻線中あるいは巻
線の装着中に接着剤を使用しないので、接着剤の影響に
よる装置トラブルを防ぐことができ、装置の稼動率向上
が図れる効果がある。
線の装着中に接着剤を使用しないので、接着剤の影響に
よる装置トラブルを防ぐことができ、装置の稼動率向上
が図れる効果がある。
また、巻線並びに装着を行うコイル保持治具の開閉寸
法を自在に調整できるので、製品の寸法が変わった場合
でも即対応することが可能であるという効果もある。
法を自在に調整できるので、製品の寸法が変わった場合
でも即対応することが可能であるという効果もある。
なお、以上の説明では、コイル保持治具を、線材の巻
線用と、コアへの挿入用と、コア内周への装着用とに兼
用させている。しかし、1つの治具でなく、線材の巻線
は別の治具を用いて行い、巻線されたコイル装着治具を
介して、コア内に挿入し、放射方向に開いて装着しても
よい。要は、1つの治具、あるいは複数の治具を使って
も、治具に巻線された状態でのコイルの外周より、コア
内周に装着された状態でのコイルの外周が大きくなるよ
うに、コイルを治具により拡張できればよい。
線用と、コアへの挿入用と、コア内周への装着用とに兼
用させている。しかし、1つの治具でなく、線材の巻線
は別の治具を用いて行い、巻線されたコイル装着治具を
介して、コア内に挿入し、放射方向に開いて装着しても
よい。要は、1つの治具、あるいは複数の治具を使って
も、治具に巻線された状態でのコイルの外周より、コア
内周に装着された状態でのコイルの外周が大きくなるよ
うに、コイルを治具により拡張できればよい。
また、前記実施例では、プッシャ21の外周に巻線され
たコイル13を円筒形コア10に装着する際に、プッシャ21
の開閉機構22に設けられた流体圧回路により、プッシャ
21の各プッシャ片21′に設けられた爪部を操作し、コイ
ル13を伸長させるようにしている。しかし、このコイル
13の伸長を他の手段により行ってもよい。
たコイル13を円筒形コア10に装着する際に、プッシャ21
の開閉機構22に設けられた流体圧回路により、プッシャ
21の各プッシャ片21′に設けられた爪部を操作し、コイ
ル13を伸長させるようにしている。しかし、このコイル
13の伸長を他の手段により行ってもよい。
第27図(A),(B)および第28図(A),(B)は
それぞれコイルを伸長させるための開閉機構の他の実施
例を示す断面図である。
それぞれコイルを伸長させるための開閉機構の他の実施
例を示す断面図である。
その第27図(A),(B)に示す実施例では、ゴムア
クチュエータ300を用いている。このゴムアクチュエー
タ300の外周には、ゴム膜301が装着されている。
クチュエータ300を用いている。このゴムアクチュエー
タ300の外周には、ゴム膜301が装着されている。
また、前記ゴムアクチュエータ300の中心部にはエア
通し穴303が設けられ、このエア通し穴303からゴムアク
チュエータ300の放射方向にエア補助穴304が設けられて
いる。このエア補助穴304は、ゴムアクチュエータ300の
円周方向に複数個設けられている。
通し穴303が設けられ、このエア通し穴303からゴムアク
チュエータ300の放射方向にエア補助穴304が設けられて
いる。このエア補助穴304は、ゴムアクチュエータ300の
円周方向に複数個設けられている。
前記ゴム膜301には、巻線受け部302と、コイルガイド
305とが設けられている。
305とが設けられている。
第27図(A)にゴムアクチュエータ300に巻線された
コイル13を円筒形コア10に装着する前の状態を示す。
コイル13を円筒形コア10に装着する前の状態を示す。
前記ゴム膜301は、加圧エアで拡大しない状態で、巻
線受け部302がコイル13を巻線した場合でも、ゴムアク
チュエータ300の外径を超えない位置に来るように成形
されている。このゴムアクチュエータ300を用いて前記
実施例と同様に、コイル13の巻線から円筒形コア10の内
周の巻線用溝11への位置合わせまで行なう。
線受け部302がコイル13を巻線した場合でも、ゴムアク
チュエータ300の外径を超えない位置に来るように成形
されている。このゴムアクチュエータ300を用いて前記
実施例と同様に、コイル13の巻線から円筒形コア10の内
周の巻線用溝11への位置合わせまで行なう。
次に、第27図(B)にコイル13の円筒形コア10への装
着状態を示す。
着状態を示す。
前記ゴムアクチュエータ300の中心部に設けられたエ
ア通し穴303に、加圧エアを供給することによって、エ
ア補助穴304を経由した加圧エアはゴム膜301を放射方向
に押し広げるような力を発生する。その結果、ゴム膜30
1上のコイル13は伸長しながら、円筒形コア10の内周の
巻線用溝11に押し付けられる。これらの動作により、コ
イル13を円筒形コア10に装着することができる。コイル
装着後は、加圧コアの供給を停止することにより、ゴム
膜301はその復元力で、コイル装着前の形状に戻る。
ア通し穴303に、加圧エアを供給することによって、エ
ア補助穴304を経由した加圧エアはゴム膜301を放射方向
に押し広げるような力を発生する。その結果、ゴム膜30
1上のコイル13は伸長しながら、円筒形コア10の内周の
巻線用溝11に押し付けられる。これらの動作により、コ
イル13を円筒形コア10に装着することができる。コイル
装着後は、加圧コアの供給を停止することにより、ゴム
膜301はその復元力で、コイル装着前の形状に戻る。
ゴムアクチュエータ300での巻線を行なう際に線材の
ガイドとなるコイルガイド305は、全周に断続的に設け
ることにより、ゴム膜301の拡張を妨げることはない。
ガイドとなるコイルガイド305は、全周に断続的に設け
ることにより、ゴム膜301の拡張を妨げることはない。
このゴムアクチュエータ300を用いたコイル13の装着
では、全周にわたり 、均一な押圧力が得やすいため、コイル13での延びが均
一になり、先に述べた被覆はがれ等をより効果的に防止
することができる。
では、全周にわたり 、均一な押圧力が得やすいため、コイル13での延びが均
一になり、先に述べた被覆はがれ等をより効果的に防止
することができる。
ついで、第28図(A),(B)に示す実施例では、拡
張治具310を用いている。この拡張治具310は、外軸部31
4と、これの中心部に組み込まれた軸カム312と、外軸部
314の放射方向に設けられたコイル押出部311とを有して
いる。
張治具310を用いている。この拡張治具310は、外軸部31
4と、これの中心部に組み込まれた軸カム312と、外軸部
314の放射方向に設けられたコイル押出部311とを有して
いる。
前記軸カム312は、円柱の軸線方向に沿って滑らかな
傾斜状に形成されている。また、この軸カム312は軸線
方向に摺動可能に組み込まれていて、コイル押出部311
を突出させるようになっている。
傾斜状に形成されている。また、この軸カム312は軸線
方向に摺動可能に組み込まれていて、コイル押出部311
を突出させるようになっている。
前記コイル押出部311は、外軸部314の軸心の回りに複
数個設けられている。各コイル押出部311は、前記軸カ
ム312により突出方向に操作され、また圧縮ばね313によ
り没入方向に押されている。
数個設けられている。各コイル押出部311は、前記軸カ
ム312により突出方向に操作され、また圧縮ばね313によ
り没入方向に押されている。
第28図(A)に、拡張治具310に巻線されたコイル13
を円筒形コア10に装着する前の状態を示す。
を円筒形コア10に装着する前の状態を示す。
この状態では、軸カム312の最小径の部分にコイル押
出部311が当たっており、コイル押出部311の突出量が最
小に押えられている。この状態で前記実施例と同様に、
コイル13の巻線から円筒形コア10の内周の巻線用溝11へ
の位置合わせまで行う。
出部311が当たっており、コイル押出部311の突出量が最
小に押えられている。この状態で前記実施例と同様に、
コイル13の巻線から円筒形コア10の内周の巻線用溝11へ
の位置合わせまで行う。
ついで、第28図(B)にコイル13の円筒形コア10への
装着状態を示す。
装着状態を示す。
コイル13の装着時には、拡張治具310の軸カム312を、
コイル押出部311を突出させる方向に移動させる。その
結果、軸カム312の傾斜に従って、各コイル押出部311が
一斉に外軸部314の外周部に向かって突出する。この動
作により、コイル押出部311上に巻線されたコイル13を
円筒形コア10の内周の巻線用溝11に押し付け、円筒形コ
ア10にコイル13を装着することができる。コイル13の装
着後、軸カム312を元の位置に戻すことにより、軸カム3
12にコイル押出部311を当接させる圧縮ばね313が働き、
コイル押出部311を没入させ、ついで円筒形コア10より
拡張治具310全体を抜き取る。
コイル押出部311を突出させる方向に移動させる。その
結果、軸カム312の傾斜に従って、各コイル押出部311が
一斉に外軸部314の外周部に向かって突出する。この動
作により、コイル押出部311上に巻線されたコイル13を
円筒形コア10の内周の巻線用溝11に押し付け、円筒形コ
ア10にコイル13を装着することができる。コイル13の装
着後、軸カム312を元の位置に戻すことにより、軸カム3
12にコイル押出部311を当接させる圧縮ばね313が働き、
コイル押出部311を没入させ、ついで円筒形コア10より
拡張治具310全体を抜き取る。
なお、コイル13を円筒形コア10の内周の巻線用溝11に
押し付けて装着する手段は、前記各実施例の構造に限ら
ず、要は装着時にコイル13の直径を均等に伸長させ得る
構造であればよい。
押し付けて装着する手段は、前記各実施例の構造に限ら
ず、要は装着時にコイル13の直径を均等に伸長させ得る
構造であればよい。
[発明の効果] 以上説明した本発明によれば、放射方向に開閉可能な
コイル保持治具の外周に線材を巻線する工程と、該コイ
ル保持治具を円筒形コア内に挿入し、コイル保持治具を
放射方向に開いて拡張し伸長して前記巻線されたコイル
を、コア内周の巻線用溝に装着する工程とで実現でき、
またコイルを装着する円筒形コアの外部において、コイ
ル保持治具の外周に所定のターン数およびコイル層数、
巻線することができるので、少ない工程で、かつコイル
のターン数およびコイル層数が増加した場合でも巻線時
間を短縮し得る効果がある。
コイル保持治具の外周に線材を巻線する工程と、該コイ
ル保持治具を円筒形コア内に挿入し、コイル保持治具を
放射方向に開いて拡張し伸長して前記巻線されたコイル
を、コア内周の巻線用溝に装着する工程とで実現でき、
またコイルを装着する円筒形コアの外部において、コイ
ル保持治具の外周に所定のターン数およびコイル層数、
巻線することができるので、少ない工程で、かつコイル
のターン数およびコイル層数が増加した場合でも巻線時
間を短縮し得る効果がある。
また、本発明によれば、複数層のコイルを円筒形コア
の内周の巻線用溝へ同時に装着し、かつコイル端末線の
処理をコイル装着と並列して行い得るので、コイル層数
が多くなっても、コイル装着作業とコイル端末線の処理
作業とを能率よく行い得る効果がある。
の内周の巻線用溝へ同時に装着し、かつコイル端末線の
処理をコイル装着と並列して行い得るので、コイル層数
が多くなっても、コイル装着作業とコイル端末線の処理
作業とを能率よく行い得る効果がある。
さらに、コイル保持治具など使用する治具が少なく、
かつ簡易な構成であるため、経済的に実現できる。
かつ簡易な構成であるため、経済的に実現できる。
加えて、線材を塑性変形させるため、コアの巻線用溝
に一様にコイルを接着でき、浮き上がりの防止すること
ができる。
に一様にコイルを接着でき、浮き上がりの防止すること
ができる。
第1図は、本発明による装置の1実施例を示す一部破断
斜視図、第2図は、VTRのテープ走行系の概略図、第3
図は、VTRのシリンダの断面図、第4図は、ロータリト
ランスの構成を説明するための図、第5図は、円筒形コ
アの一部破断斜視図、第6図(A)〜(F)は、本発明
による巻線装着方法の1実施例による工程の説明図、第
7図(A),(B)は、コイル装着時の動作を説明する
ための図、第8図は、コイルの線材としての銅線の伸び
と荷重との関係を示す線図、第9図は、プッシャの他の
実施例を示す斜視図、第10図(A)〜(F)は、本発明
による巻線装着方法の他の実施例による工程の説明図、
第11図は、第10図の方法を実施するための巻線装着装置
を示す斜視図、第12図は、第11図に示す装置の正面図、
第13図は、第11図に示す装置をコントロールする制御装
置のブロック図、第14図は第13図の制御装置における動
作手順を示すフローチャート、第15図(A)〜(H)
は、第11図に示す装置の工程を説明するための図、第16
図は、プッシャへの巻線状態を説明するための図、第17
図、第18図、及び第19図はフォーミングガイドの説明
図、第20図及び第21図は、コイルの装着を説明するため
の図、第22図は、巻線における他の実施例を説明するた
めの図、第23図は、溶剤塗布の他の実施例の説明図、第
24図は、プッシャの他の実施例の説明図、第25図は、プ
ッシャへの巻線の他の実施例を示す図、第26図は、接着
剤の塗布を行なう場合の説明図、第27図(A),(B)
及び第28図(A),(B)はコイル保持治具のプッシャ
の開閉機構の夫々別の実施例を示す断面図である。 10……円筒形コア、 11……巻線用溝、 12……引き出し溝、 13……コイル、 20……コイル保持治具、 21……プッシャ、 22……開閉機構。
斜視図、第2図は、VTRのテープ走行系の概略図、第3
図は、VTRのシリンダの断面図、第4図は、ロータリト
ランスの構成を説明するための図、第5図は、円筒形コ
アの一部破断斜視図、第6図(A)〜(F)は、本発明
による巻線装着方法の1実施例による工程の説明図、第
7図(A),(B)は、コイル装着時の動作を説明する
ための図、第8図は、コイルの線材としての銅線の伸び
と荷重との関係を示す線図、第9図は、プッシャの他の
実施例を示す斜視図、第10図(A)〜(F)は、本発明
による巻線装着方法の他の実施例による工程の説明図、
第11図は、第10図の方法を実施するための巻線装着装置
を示す斜視図、第12図は、第11図に示す装置の正面図、
第13図は、第11図に示す装置をコントロールする制御装
置のブロック図、第14図は第13図の制御装置における動
作手順を示すフローチャート、第15図(A)〜(H)
は、第11図に示す装置の工程を説明するための図、第16
図は、プッシャへの巻線状態を説明するための図、第17
図、第18図、及び第19図はフォーミングガイドの説明
図、第20図及び第21図は、コイルの装着を説明するため
の図、第22図は、巻線における他の実施例を説明するた
めの図、第23図は、溶剤塗布の他の実施例の説明図、第
24図は、プッシャの他の実施例の説明図、第25図は、プ
ッシャへの巻線の他の実施例を示す図、第26図は、接着
剤の塗布を行なう場合の説明図、第27図(A),(B)
及び第28図(A),(B)はコイル保持治具のプッシャ
の開閉機構の夫々別の実施例を示す断面図である。 10……円筒形コア、 11……巻線用溝、 12……引き出し溝、 13……コイル、 20……コイル保持治具、 21……プッシャ、 22……開閉機構。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 陰地 敏男 茨城県勝田市大字稲田1410番地 株式会社 日立製作所東海工場内 (56)参考文献 特開 昭62−54411(JP,A)
Claims (15)
- 【請求項1】円周方向に形成された少なくとも1つの溝
内にコイルを装着した円筒形ロータリトランスの製造方
法において、 円筒形コアの内周に形成された溝に対してコイルを装着
する際に、該円筒形コアの内径よりも実質的に小さな径
で巻線された円形状コイルを拡張し伸長することによっ
て、該コイルを前記溝内に装着せしめることを特徴とし
た円筒形ロータリトランスの製造方法。 - 【請求項2】円周方向に形成された少なくとも1つの溝
内にコイルを装着した円筒形ロータリトランスの製造方
法において、 円筒形コアの内周に形成された溝に対してコイルを装着
する際に、以下の工程からなることを特徴とする円筒形
ロータリトランスの製造方法。 (A)外周に巻線する治具を閉じ準備する工程、 (B)前記治具に線材を巻線する工程、 (C)巻線されたコイルの端末線をスタイル取りする工
程、 (D)巻線されたコイルと円筒形コアとの位置決めをす
る工程、 (E)巻線された治具を放射方向に開き治具外周上の巻
線を伸長し円筒形コアの巻線用溝に移し替える工程、 (F)治具を放射方向に閉じ円筒形コアから引き抜く工
程。 - 【請求項3】円周方向に形成された少なくとも1つの溝
内にコイルを装着した円筒形ロータリトランスの製造方
法において、 円筒形コアの内周に形成された溝に対してコイルを装着
する際に、以下の工程から成り、(B)、(C)の工程
を円筒形コアの内周に形成された溝の層数に応じた回数
を繰り返すことを特徴とする円筒形ロータリトランスの
製造方法。 (A)外周に巻線する治具を閉じ準備する工程、 (B)前記治具に線材を巻線する工程、 (C)巻線されたコイルの端末線をスタイル取りする工
程、 (D)巻線されたコイルと円筒形コアとの位置決めをす
る工程、 (E)巻線された治具を放射方向に開き治具外周上の巻
線を伸長し円筒形コアの巻線用溝に移し替える工程、 (F)治具を放射方向に閉じ円筒形コアから引き抜く工
程。 - 【請求項4】円周方向に形成された少なくとも1つの溝
内にコイルを装着した円筒形ロータリトランスの製造方
法において、 円筒形コアの内周に形成された溝に対してコイルを装着
する際に、以下の工程から成ることを特徴とする円筒形
ロータリトランスの製造方法。 (B)治具に線材を巻線する工程、 (D)巻線されたコイルと円筒形コアとの位置決めをす
る工程、 (E)巻線された治具を放射方向に開き治具外周上の巻
線を伸長し円筒形コアの巻線用溝に移し替える工程。 - 【請求項5】円周方向に形成された少なくとも1つの溝
内にコイルを装着した円筒形ロータリトランスの製造方
法において、 円筒形コアの内周に形成された溝に対してコイルを装着
する際に、以下の工程から成り、(B)の工程を円筒形
コアの内周に形成された溝の層数に応じた回数を繰り返
すことを特徴とする円筒形ロータリトランスの製造方
法。 (B)治具に線材を巻線する工程、 (D)巻線されたコイルと円筒形コアとの位置決めをす
る工程、 (E)巻線された治具を放射方向に開き治具外周上の巻
線を伸長し円筒形コアの巻線用溝に移し替える工程。 - 【請求項6】上記巻線治具挿入時の治具外周上のコイル
と円筒形コアの内周に形成された溝の位置決めを行なう
ことを特徴とした請求項1乃至5記載のいずれか1項の
円筒形ロータリトランスの製造方法。 - 【請求項7】円筒形ロータリトランスの円筒形コアの内
周に複数の溝を備え、該トランスの端子側から遠い溝よ
り順にコイルを装着していくことを特徴とした請求項1
記載の円筒形ロータリトランスの製造方法。 - 【請求項8】先に装着されたコイルの引出線部を次のコ
イルの巻線部で押えて装着することを特徴とした請求項
7記載の円筒形ロータリトランスの製造方法。 - 【請求項9】円筒形コアに装着されたコイルを接着剤に
より固定することを特徴とした請求項1記載の円筒形ロ
ータリトランスの製造方法。 - 【請求項10】円筒形コアに装着するコイルの巻線方向
を同一にしたことを特徴とする請求項1記載の円筒形ロ
ータリトランスの製造方法。 - 【請求項11】巻線されたコイルを保持するコイル保持
手段と、 円筒形コアを保持するコア保持手段と、 前記コイル保持手段が円筒形コア内に位置するようにコ
イル保持手段と円筒形コアの相対的位置を変更する手段
と、 保持されたコイルを拡張し伸長する拡張手段と、 を備えたことを特徴とする円筒形ロータリトランスの製
造装置。 - 【請求項12】巻線されたコイルを保持するコイル保持
手段が4分割する部材で構成された請求項11記載の円筒
形ロータリトランスの製造装置。 - 【請求項13】巻線されたコイルを保持するコイル保持
手段の中心軸と、円筒形コアを保持するコア保持手段の
中心軸を同一線上に配置したことを特徴とする請求項11
記載の円筒形ロータリトランスの製造装置。 - 【請求項14】複数の拡張爪から構成されるコイル拡張
治具であって、 各々の拡張爪の外周にはコイルを整列して巻線可能なコ
イルガイドを備え、 円筒形コアの内径よりも実質的に小さな径で巻線された
円形状コイルを前記拡張爪を放射方向に開き拡張伸長す
ることを特徴とするコイル拡張治具。 - 【請求項15】引出線の位置決め用フックを、各々の拡
張爪の中心に配置したことを特徴とする請求項1記載の
コイル拡張治具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63112417A JPH0831384B2 (ja) | 1987-05-13 | 1988-05-11 | 円筒物内周への巻線装着方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62-114565 | 1987-05-13 | ||
| JP11456587 | 1987-05-13 | ||
| JP63112417A JPH0831384B2 (ja) | 1987-05-13 | 1988-05-11 | 円筒物内周への巻線装着方法及び装置 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7109332A Division JP2842296B2 (ja) | 1995-05-08 | 1995-05-08 | 円筒形ロータリトランス |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6446911A JPS6446911A (en) | 1989-02-21 |
| JPH0831384B2 true JPH0831384B2 (ja) | 1996-03-27 |
Family
ID=26451577
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63112417A Expired - Lifetime JPH0831384B2 (ja) | 1987-05-13 | 1988-05-11 | 円筒物内周への巻線装着方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0831384B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2986876B2 (ja) * | 1989-09-11 | 1999-12-06 | 株式会社日立製作所 | ロータリトランス |
| CN118675880A (zh) * | 2021-12-06 | 2024-09-20 | 联盟自动化设备(苏州)有限公司 | 一种用于卷绕线圈起始引线的卷线机构 |
| CN114709069B (zh) * | 2022-02-14 | 2024-03-26 | 优耐电子(岑溪)有限公司 | 一种磁芯绕线用的夹具 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4724604A (en) * | 1985-05-09 | 1988-02-16 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Method of manufacturing a part with a coil |
-
1988
- 1988-05-11 JP JP63112417A patent/JPH0831384B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6446911A (en) | 1989-02-21 |
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