JPH08314107A - 容 器 - Google Patents

容 器

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JPH08314107A
JPH08314107A JP11299295A JP11299295A JPH08314107A JP H08314107 A JPH08314107 A JP H08314107A JP 11299295 A JP11299295 A JP 11299295A JP 11299295 A JP11299295 A JP 11299295A JP H08314107 A JPH08314107 A JP H08314107A
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JP
Japan
Prior art keywords
solid processing
processing agent
container
solid
filled
Prior art date
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Pending
Application number
JP11299295A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Kenmochi
透 剱持
Satoru Hori
堀  哲
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH08314107A publication Critical patent/JPH08314107A/ja
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  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 特別な設備を必要とせず、搬送中の固形処理
剤の混合を防止できる容器を得る。 【構成】 充填部12に性質の異なる固形処理剤A〜E
が層状に充填されている。この充填部12には、括れ部
22が形成されており、充填部12の断面積が部分的に
小さくされている。このため、各固形処理剤の層間移動
が制限され、性質の異なる固形処理剤が混合して反応す
ることがない。また、上層に充填された固形処理剤の重
量が、括れ部22で一部遮断されそのまま下層部に作用
しないので、圧力による固形処理剤の固化も抑制され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、写真処理用の固形状、
顆粒状あるいは粉末状の固形処理剤が層状に充填される
容器に関する。
【0002】
【従来の技術】写真用処理剤には、容器に多層状に充填
された固形処理剤を、自動現像機等の溶解槽内で水と混
合し、処理液として使用するものがある。
【0003】ところで、搬送途中の振動等によって、充
填された各固形処理剤が反応し酸化劣化しないように、
中間層には比較的安定した性質の固形処理剤が配置され
ている。
【0004】しかしながら、容器の取扱いが乱暴であっ
たり、横転させたりすると、固形処理剤同士が混合し、
酸化劣化することがある。
【0005】このため、フィルム系の容器を使用し、真
空パックして固形処理剤の混合を防止する方法も採用さ
れているが、ピンホールが発生し易く、搬送途中に混合
する懸念もある。また、真空パック用の設備を設ける必
要があり、コストの上昇につながる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮して、特別な設備を必要とせず、搬送中の固形処理剤
の混合を防止できる容器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の容器
は、性質の異なる固形処理剤が層状に充填される容器に
おいて、前記固形処理剤が充填される充填部に各固形処
理剤の層間移動を防止する括れ部が形成されたことを特
徴としている。
【0008】請求項2に記載の容器は、前記充填部の外
径と前記括れ部の外径との比率を所定範囲に特定したこ
とを特徴としている。
【0009】請求項3に記載の容器は、前記括れ部が層
状に充填された固形処理剤の上層面及び下層面に位置す
るように成形されたことを特徴としている。
【0010】請求項4に記載の容器は、前記固形処理剤
を排出する口部につながる前記充填部の外形が底部に向
かって末広がりになっていることを特徴としている。
【0011】請求項5に記載の容器は、前記固形処理剤
の流動性に対応して前記括れ部の括れ度合いが調整され
たことを特徴としている。
【0012】
【作用】請求項1に記載の容器には、充填部に性質の異
なる固形処理剤が層状に充填されている。この充填部に
は、括れ部が形成されており、充填部の断面積が部分的
に小さくされている。このため、各固形処理剤の層間移
動が制限され、性質の異なる固形処理剤が混合して反応
することがない。
【0013】また、上層部に充填された固形処理剤の重
量が、括れ部で一部遮断されそのまま下層部に作用しな
いので、圧力による固形処理剤の固化も抑制される。
【0014】請求項2に記載の容器では、充填部の外径
と括れ部の外径との比率を所定範囲に特定することで、
固形処理剤が混合しない最適な形状を設定することがで
きる。
【0015】請求項3に記載の容器では、括れ部が、層
状に充填された固形処理剤の上層面及び下層面に位置す
るように成形されている。すなわち、括れ部によって、
各固形処理剤が仕切られていることになり、より一層、
各固形処理剤の層間移動が制限される。
【0016】請求項4に記載の容器では、固形処理剤を
排出する口部につながる充填部の外形が底部に向かって
末広がりになっている。これによって、最上層に充填さ
れた固形処理剤が空気と触れる面積が小さくなる。
【0017】詳細に説明すると、通常、口部一杯に固形
処理剤は充填されず、口部の下方には空気層が必然的に
形成される。従って、最上層に充填された固形処理剤は
空気と触れることになるが、充填される固形処理剤の量
の多少によって、空気層の大きさが変動する。このと
き、例えば、平板(充填部の上壁が水平となっている)
の真ん中に口部が立設されたような場合、空気層自体の
容積が同じであっても、口部の下方の空気層の面は、充
填部の外形が底部に向かって末広がりになっている場合
と比較すると格段に大きくなる。
【0018】すなわち、口部につながる充填部の形状を
末広がりにすることにより、充填される固形処理剤の量
の変動による影響を小さくすることができる。
【0019】請求項5に記載の容器では、固形処理剤の
流動性に対応して括れ部の括れ度合いが調整されてい
る。すなわち、流動し易い固形処理剤の場合、括れ度合
いが大きくされ、また、流動し難い固形処理剤の場合、
括れ度合いが小さくされている。
【0020】これによって、固形処理剤同士の混合が制
限されると共に、流動性に応じて固形処理剤が流れ出る
面積の大きさが設定されるので、容器を逆さまにしてセ
ットしたとき、固形処理剤が流出し易い。
【0021】
【実施例】図1〜図3に示すように、第1実施例に係る
容器10は、柔軟性のある充填部12と、充填部12に
充填された充填物が流出する比較的肉厚に成形し硬度を
持たせた口部14とで構成されている。これら充填部1
2と口部14は、ブロー成形によって一体成形される。
【0022】充填部12は、全体として直方形状で、平
面視にて角部に丸みを帯びた長方形状となっており(図
3参照)、口部14とのつながり部分には底面18へ向
かって断面積を拡げる台形部16が形成されている。こ
れによって、充填される固形処理剤の量が減少しても、
最上層に充填される固形処理剤Aが空気と触れる面積が
小さくなるので、酸化劣化し難くなる。
【0023】この充填部12には、台形部16の下方か
ら底面18に渡って、上下面にR部20Aが形成された
膨出部20と、充填部12の水平断面積を小さくする括
れ部22とが連続して順に形成され、多段状となってい
る。すなわち、膨出部20と括れ部22とでは、充填部
12の水平断面積が変化することになる。なお、本実施
例では、充填部12の形状は、図1に示すように、膨出
部20の水平寸法をL1、括れ部22の水平寸法をL2
とすると、100×(L1−L2)/L1=X(深み
率)で特定される。
【0024】一方、本実施例では一例として、容器10
の充填部12へ、現像液の成分となる固形処理剤A〜E
が5層に分けて充填されている。なお、各固形処理剤
は、水に溶解したとき任意の量の現像液となるように配
合されている。
【0025】ここで、上層から順に説明すると、固形処
理剤AはHQ(ハイドロキノン、現像試薬)、固形処理
剤Bはブレンド層(キレストPA「酸性の沈澱防止
剤」、5−MBT「酸性のかぶり防止剤」、KBr「中
性の現像抑制剤」、及びHMP「酸性の補助現像試薬」
で構成されている)、固形処理剤Cは仕切層となる重亜
硫ソー(重亜硫酸ナトリウムのバッファ剤)、固形処理
剤Dは仕切層となる炭酸カリ(炭酸カリウムのアルカリ
剤)、及び固形処理剤Eは苛性ソーダ(NaOH)であ
る。
【0026】このように、各固形処理剤を多層に分けて
容器10に充填するのは、反応し易い成分(例えば、固
形処理剤Aと固形処理剤E)を分離して安定性を保つと
共に、搬送中の振動等によって混合しないようにするた
めである。
【0027】次に、本実施例に係る容器の作用を説明す
る。充填部12は、性質の異なる固形処理剤A〜Eが層
状に充填され、括れ部22によって、充填部12の断面
積が部分的に小さくなっている。このため、各固形処理
剤A〜Eの層間移動が制限され、性質の異なる固形処理
剤が混合して反応することがない。
【0028】次に、深み率Xで特定された充填部12の
形状の違いによって振動を与えたとき、どの程度、各固
形処理剤が混合し酸化劣化するかの実験例を表1に示
す。
【0029】
【表1】
【0030】これは、室温40℃、湿度90%の環境下
で、振動の大きさはJIS規定の1Gとし、容器を立て
た場合と倒した場合とに分け、垂直振動及び水平振動を
それぞれ30min与え、4週間経過した後、着色の程
度を観察するものである(酸化劣化すると発色する特性
がある)。
【0031】実験結果から判るように、立てられて振動
を与えられた容器の例では、深み率Xが0(ストレート
の容器)の場合、固形処理剤が混合し酸化劣化する。一
方、深み率Xが20%〜80%のものでは、何れも固形
処理剤が酸化劣化しない。
【0032】また、倒されて振動振動を与えられた容器
の例では、層間移動が容易となるため、深み率Xが40
%では、若干酸化劣化が見られ、深み率Xが60%〜8
0%の範囲で設定しないと満足の行く結果が得られない
ことが判る。
【0033】このように、括れ部22を設けることによ
って、固形処理剤の層間移動が制限されるが、最適な深
み率Xとしては、10%〜60%、より好ましくは、2
0%〜40%がよい。
【0034】なお、膨出部20と括れ部22とによって
形成される段の数は、自由に設定できるが、所定の効果
を得るためには2段〜8段、好ましくは、3段〜6段が
よい。
【0035】また、固形処理剤の流動性が大きい場合、
深み率Xを大きく(水平断面積を小さく)することで、
層間移動を制限できる。一方、深み率Xを大きくするこ
とで、固形処理剤が口部14から流出し難くなるが、固
形処理剤自体の流動性を大きくすることで回避できる。
さらに、固形処理剤の流動性は、結晶の粒径の大きさ、
形状、滑らかさ等を調整することによって、成分の特性
を変えることなく調整することができる。
【0036】また、上層に充填された固形処理剤A〜D
の重量が、括れ部22で一部遮断されそのまま固形処理
剤Eに作用しないので、固形処理剤Eが圧力によって固
化しない。なお、固形処理剤の自重による圧密を制限す
る方法として、図4に示すように、充填部12の外形が
台形状となる容器26を用い、圧力を均等に分散するよ
うにしてもよい。
【0037】さらに、本実施例では、上下に位置する膨
出部20の外径を同一とし、また、上下に位置する括れ
部22の外径も同一としたが、膨出部20の上下方向の
寸法、幅方向の寸法に違いを設けることで、例えば、配
合比を変えずに中間部に充填される仕切層としての固形
処理剤C、Dの層厚を厚くすることもできる。これによ
って、固形処理剤Aと固形処理剤Eとがさらに混合し難
くなる。
【0038】次に、第2実施例に係る容器を説明する。
図5に示すように、第2実施例では、充填される各固形
処理剤の量に応じて、括れ部30が、固形処理剤の上層
面及び下層面に位置するように、容器28が成形されて
いる。すなわち、括れ部30によって、各固形処理剤が
仕切られ、表1に示すように、より一層、各固形処理剤
の層間移動が制限される。また、隣接する固形処理剤の
接触面積が小さくなるので反応し難くなり、酸化劣化し
ない。
【0039】このように、本発明の容器は、固形処理剤
の層間移動を防止するために真空処理する必要もないの
で、通常の充填設備がそのまま使用でき、また、ピンホ
ール発生の心配もない。
【0040】なお、容器10、26、28は、何れも蛇
腹状となっており、廃棄時に上下方向に押し縮めれば折
り畳むことができ容積を小さくすることができる。
【0041】また、容器の材質としてバリア性を持つも
のを使用すれば、酸化劣化が防止でき、吸湿による固化
も防止できる。これによって、2重包装の工程が省かれ
る。
【0042】さらに、容器成形時にパリソンをコントロ
ールして肉厚を厚くし、必要な部位だけにバリア性を持
たせるようにすれば、材質を自由に選択できる。
【0043】また、リサイクルを重視し単一素材を使用
するときは、LDPE、HDPE等が好ましく、バリア
性が要求される場合は2重包装とすればよい。
【0044】さらに、水分・酸素防止剤としてのエージ
レスや炭酸カルシウム入りの袋を、容器の口部に取付け
られるキャップの裏面、あるいは、容器の底面又は側面
に貼ることによって、保管期間中の固形処理剤の固化・
成分劣化を防止することができる。これによって、容器
の自由な材質選定が可能となり、コストダウンを図るこ
とができる。
【0045】さらに、容器の成形材料に帯電防止剤を練
り込んで、静電気の発生を防止し、固形処理剤が容器に
付着しないようにすることもできる。これによって、固
形処理剤が容器の内面に付着せず、残留することなく流
出される。
【0046】また、本実施例では、現像液用の固形処理
剤を例に採って説明したが、定着液用の各固形処理剤を
多層に分けて充填できることは無論である。さらに、固
形処理剤の配分比率が本実施例のものに限定されるもの
ではない。
【0047】また、容器の形状は、平面視にて、正方
形、円形でもよいが、箱詰めした際にデッドスペースを
無くすには、長方形状のものが好ましい。
【0048】
【発明の効果】本発明は上記構成としたので、特別な設
備を必要とせず、搬送中の振動による固形処理剤の酸化
劣化を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係る容器の正断面図である。
【図2】第1実施例に係る容器の側面図である。
【図3】第1実施例に係る容器の平面図である。
【図4】第1実施例に係る容器の変形例を示す側面図で
ある。
【図5】第2実施例に係る容器の正断面図である。
【符号の説明】
10 容器 12 充填部 16 台形部 22 括れ部 26 容器 28 容器

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 性質の異なる固形処理剤が層状に充填さ
    れる容器において、 前記固形処理剤が充填される充填部に各固形処理剤の層
    間移動を防止する括れ部が形成されたことを特徴とする
    容器。
  2. 【請求項2】 前記充填部の外径と前記括れ部の外径と
    の比率を所定範囲に特定したことを特徴とする請求項1
    に記載の容器。
  3. 【請求項3】 前記括れ部が層状に充填された固形処理
    剤の上層面及び下層面に位置するように成形されたこと
    を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の容器。
  4. 【請求項4】 前記固形処理剤を排出する口部につなが
    る前記充填部の外形が底部に向かって末広がりになって
    いることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに
    記載の容器。
  5. 【請求項5】 前記固形処理剤の流動性に対応して前記
    括れ部の括れ度合いが調整されたことを特徴とする請求
    項1〜請求項4のいずれかに記載の容器。
JP11299295A 1995-05-11 1995-05-11 容 器 Pending JPH08314107A (ja)

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