JPH08315311A - 磁気記録ヘッド - Google Patents
磁気記録ヘッドInfo
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- JPH08315311A JPH08315311A JP7122696A JP12269695A JPH08315311A JP H08315311 A JPH08315311 A JP H08315311A JP 7122696 A JP7122696 A JP 7122696A JP 12269695 A JP12269695 A JP 12269695A JP H08315311 A JPH08315311 A JP H08315311A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ムラや滲みの少ない画像情報を磁化媒体上に
安定して記録できる磁気記録ヘッドを提供する。 【構成】 垂直磁気記録ヘッド1において、主磁極11
から磁化媒体2に印加される磁界により磁化された磁化
媒体2表面上の記録領域のサイズ(ドットサイズ)WD
を、いくつかの異なる主磁極幅WP の主磁極11を用い
て測定する。そして、得られたデータをもとに、スペー
シングDS が0および5[μm]の場合の変動が許容範
囲の10[%]以下となるドットサイズWD に対する主
磁極幅WPのグラフを描き、得られた2直線で挟まれた
領域を満たすように主磁極幅WP を設計する。
安定して記録できる磁気記録ヘッドを提供する。 【構成】 垂直磁気記録ヘッド1において、主磁極11
から磁化媒体2に印加される磁界により磁化された磁化
媒体2表面上の記録領域のサイズ(ドットサイズ)WD
を、いくつかの異なる主磁極幅WP の主磁極11を用い
て測定する。そして、得られたデータをもとに、スペー
シングDS が0および5[μm]の場合の変動が許容範
囲の10[%]以下となるドットサイズWD に対する主
磁極幅WPのグラフを描き、得られた2直線で挟まれた
領域を満たすように主磁極幅WP を設計する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気記録ヘッドに関し、
特に磁気プリンタに用いられ、磁化媒体に磁界を印加し
て情報を記録する磁気記録ヘッドに関する。
特に磁気プリンタに用いられ、磁化媒体に磁界を印加し
て情報を記録する磁気記録ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】図9
は、磁気記録ヘッドを含む一般的な磁気プリンタ901
の構成を示す図である。
は、磁気記録ヘッドを含む一般的な磁気プリンタ901
の構成を示す図である。
【0003】以下に、磁気プリンタ901と、それに用
いられる磁気記録ヘッドについて簡単に説明する。
いられる磁気記録ヘッドについて簡単に説明する。
【0004】図9を参照して、磁気プリンタ901は、
磁化媒体を表面に形成して磁気ドラム903と、磁気ド
ラム903上に磁気による潜像を形成するための磁気記
録ヘッド905と、その磁気による潜像を現像する現像
器907と、記録用紙920を給紙する給紙ローラ90
9と、現像された潜像を記録用紙920に転写する転写
ローラ911と、転写された潜像を定着させる定着器9
13と、形成された潜像を消去する消去ヘッド915
と、磁気ドラム903をクリーニングするクリーニング
装置917とを含む。
磁化媒体を表面に形成して磁気ドラム903と、磁気ド
ラム903上に磁気による潜像を形成するための磁気記
録ヘッド905と、その磁気による潜像を現像する現像
器907と、記録用紙920を給紙する給紙ローラ90
9と、現像された潜像を記録用紙920に転写する転写
ローラ911と、転写された潜像を定着させる定着器9
13と、形成された潜像を消去する消去ヘッド915
と、磁気ドラム903をクリーニングするクリーニング
装置917とを含む。
【0005】給紙ローラ909により、記録用紙920
が磁気ドラム903と転写ローラ911との間に挿入さ
れる。磁気記録ヘッド905により、磁気ドラム903
上に形成された磁化媒体に磁界が印加され、画像情報に
対応する記録パターンが記録されて、潜像となる磁化領
域が形成される。現像器907により磁気ドラム903
上の磁化領域に磁性トナーを吸着させることにより潜像
の現像が行なわれる。転写ローラ911により、磁気ド
ラム903上に吸着された磁気トナーが転写され、定着
器913により定着してハードコピー921が作成され
る。
が磁気ドラム903と転写ローラ911との間に挿入さ
れる。磁気記録ヘッド905により、磁気ドラム903
上に形成された磁化媒体に磁界が印加され、画像情報に
対応する記録パターンが記録されて、潜像となる磁化領
域が形成される。現像器907により磁気ドラム903
上の磁化領域に磁性トナーを吸着させることにより潜像
の現像が行なわれる。転写ローラ911により、磁気ド
ラム903上に吸着された磁気トナーが転写され、定着
器913により定着してハードコピー921が作成され
る。
【0006】従来、図9のような磁気プリンタに用いら
れる磁気記録ヘッドとして、垂直磁気記録ヘッドが提案
されている。
れる磁気記録ヘッドとして、垂直磁気記録ヘッドが提案
されている。
【0007】垂直磁気記録ヘッドは、磁気ドラム表面上
の磁化媒体に接触した状態で記録を行なうものばかりで
あり、このように磁化媒体と接触して記録すると摺動に
よる摩耗のため、磁化媒体と磁気記録ヘッドが損傷し耐
久性に欠けるという問題点があった。一方、磁気記録ヘ
ッドを磁化媒体から離すと、主磁極の側壁から漏洩する
磁束や、磁化媒体と対向する主磁極の端面から生じる磁
束の広がりのために、その端面と磁化媒体との距離(以
下、スペーシングと呼ぶ)の変動によって磁化媒体表面
上に記録される記録領域(以下、ドットと呼ぶ)の大き
さが変動し、結果として、印刷された画像にむらや滲み
が生ずるという問題点があった。
の磁化媒体に接触した状態で記録を行なうものばかりで
あり、このように磁化媒体と接触して記録すると摺動に
よる摩耗のため、磁化媒体と磁気記録ヘッドが損傷し耐
久性に欠けるという問題点があった。一方、磁気記録ヘ
ッドを磁化媒体から離すと、主磁極の側壁から漏洩する
磁束や、磁化媒体と対向する主磁極の端面から生じる磁
束の広がりのために、その端面と磁化媒体との距離(以
下、スペーシングと呼ぶ)の変動によって磁化媒体表面
上に記録される記録領域(以下、ドットと呼ぶ)の大き
さが変動し、結果として、印刷された画像にむらや滲み
が生ずるという問題点があった。
【0008】本発明は以上のような問題点を解決するた
めになされたもので、ムラや滲みの少ない信頼性の高い
画像情報を磁化媒体上に安定して記録することが可能な
磁気記録ヘッドを提供することを目的とする。
めになされたもので、ムラや滲みの少ない信頼性の高い
画像情報を磁化媒体上に安定して記録することが可能な
磁気記録ヘッドを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る磁気記録
ヘッドは、磁化媒体に磁界を印加して情報を記録する磁
気記録ヘッドであって、磁化媒体に所定の間隔で対向す
る端面を有する主磁極を設け、主磁極により磁界が印加
され、それによって磁化媒体上の第1の方向に情報が記
録され、情報が記録された記録領域上の第1の方向と交
わる第2の方向の幅をもとに、記録領域の第2の方向の
幅と主磁極の端面の第2の方向の幅との変動が所望の範
囲内となるように主磁極の端面の第2の方向の幅が定め
られる。
ヘッドは、磁化媒体に磁界を印加して情報を記録する磁
気記録ヘッドであって、磁化媒体に所定の間隔で対向す
る端面を有する主磁極を設け、主磁極により磁界が印加
され、それによって磁化媒体上の第1の方向に情報が記
録され、情報が記録された記録領域上の第1の方向と交
わる第2の方向の幅をもとに、記録領域の第2の方向の
幅と主磁極の端面の第2の方向の幅との変動が所望の範
囲内となるように主磁極の端面の第2の方向の幅が定め
られる。
【0010】請求項2に係る磁気記録ヘッドは、請求項
1の磁気記録ヘッドにおいて、記録領域の第1の方向の
幅をもとに、記録領域の第1の方向の幅と、主磁極の端
面の第1の方向の幅との変動が所望の範囲内となるよう
に、主磁極の端面の第1の方向の幅が定められる。
1の磁気記録ヘッドにおいて、記録領域の第1の方向の
幅をもとに、記録領域の第1の方向の幅と、主磁極の端
面の第1の方向の幅との変動が所望の範囲内となるよう
に、主磁極の端面の第1の方向の幅が定められる。
【0011】請求項3に係る磁気記録ヘッドは、請求項
1または2の磁気記録ヘッドにおいて、記録領域の第2
の方向の幅をWD とすると、主磁極の端面の第2の方向
の幅WP が、(1.065×WD −12.0)≦WP ≦
(1.172×WD −12.0)の関係を満たす。
1または2の磁気記録ヘッドにおいて、記録領域の第2
の方向の幅をWD とすると、主磁極の端面の第2の方向
の幅WP が、(1.065×WD −12.0)≦WP ≦
(1.172×WD −12.0)の関係を満たす。
【0012】請求項4に係る磁気記録ヘッドは、請求項
1ないし3のいずれかの磁気記録ヘッドにおいて、記録
領域の第1の方向の幅をWD ′とすると、主磁極の端面
の第1の方向の幅WP ′が、(1.065×WD ′−1
2.0)≦WP ′≦(1.172×WD ′−12.0)
の関係を満たす。
1ないし3のいずれかの磁気記録ヘッドにおいて、記録
領域の第1の方向の幅をWD ′とすると、主磁極の端面
の第1の方向の幅WP ′が、(1.065×WD ′−1
2.0)≦WP ′≦(1.172×WD ′−12.0)
の関係を満たす。
【0013】
【作用】本発明の請求項1に係る磁気記録ヘッドは、記
録領域の第2方向の幅をもとに、主磁極の磁化媒体に対
向する端面の第2の方向の幅が定められるのであった、
記録領域の第2の方向の幅と主磁極の端面の第2方向の
幅との変動を安定して所望の範囲内に抑えることが可能
となる。
録領域の第2方向の幅をもとに、主磁極の磁化媒体に対
向する端面の第2の方向の幅が定められるのであった、
記録領域の第2の方向の幅と主磁極の端面の第2方向の
幅との変動を安定して所望の範囲内に抑えることが可能
となる。
【0014】本発明の請求項2に係る磁気記録ヘッド
は、請求項1の磁気記録ヘッドにおいて、さらに、記録
領域の第1の方向の幅と主磁極の端面の第1の方向の幅
との変動を安定して所望の範囲内に抑えることが可能と
なる。
は、請求項1の磁気記録ヘッドにおいて、さらに、記録
領域の第1の方向の幅と主磁極の端面の第1の方向の幅
との変動を安定して所望の範囲内に抑えることが可能と
なる。
【0015】本発明の請求項3に係る磁気記録ヘッド
は、請求項1または2の磁気記録ヘッドにおいて、記録
領域の第2の方向の幅と主磁極の端面の第2の方向の幅
との変動を安定して所望の範囲内に抑えることが可能な
主磁極の端面の第2の方向の幅が、記録領域の第2の方
向の幅を用いて具体的な式で表わされる。
は、請求項1または2の磁気記録ヘッドにおいて、記録
領域の第2の方向の幅と主磁極の端面の第2の方向の幅
との変動を安定して所望の範囲内に抑えることが可能な
主磁極の端面の第2の方向の幅が、記録領域の第2の方
向の幅を用いて具体的な式で表わされる。
【0016】本発明の請求項4に係る磁気記録ヘッドに
おいては、請求項1ないし3のいずれかの磁気記録ヘッ
ドにおいて、記録領域の第1の方向の幅と主磁極の端面
の第1の方向の幅との変動を安定して所望の範囲内に抑
えることが可能な主磁極の端面の第1の方向の幅が、記
録領域の第2の方向の幅を用いて具体的な式で表わされ
る。
おいては、請求項1ないし3のいずれかの磁気記録ヘッ
ドにおいて、記録領域の第1の方向の幅と主磁極の端面
の第1の方向の幅との変動を安定して所望の範囲内に抑
えることが可能な主磁極の端面の第1の方向の幅が、記
録領域の第2の方向の幅を用いて具体的な式で表わされ
る。
【0017】本発明の請求項5に係る磁気記録ヘッド
は、請求項1ないし4のいずれかの磁気記録ヘッドにお
いて、記録領域の幅と主磁極の端面の幅との変動をより
小さくすることが可能となる。
は、請求項1ないし4のいずれかの磁気記録ヘッドにお
いて、記録領域の幅と主磁極の端面の幅との変動をより
小さくすることが可能となる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。
説明する。
【0019】図1は、本発明の実施例の垂直磁気記録ヘ
ッド1およびそれが対向する磁化媒体2の計算モデル断
面図である。
ッド1およびそれが対向する磁化媒体2の計算モデル断
面図である。
【0020】図1を参照して、本発明の実施例の垂直磁
気記録ヘッド1は、磁化媒体2に磁界を印加する主磁極
11と、主磁極11を保持する支持部13と、主磁極1
1による磁化の磁化効率を向上させるための補助磁極1
5と導電巻線17とを含む。
気記録ヘッド1は、磁化媒体2に磁界を印加する主磁極
11と、主磁極11を保持する支持部13と、主磁極1
1による磁化の磁化効率を向上させるための補助磁極1
5と導電巻線17とを含む。
【0021】磁化媒体2は、垂直磁気記録ヘッド1と対
向するアルミドラム3上に形成され、垂直磁気異方性を
有する垂直磁化媒体21と、高い透磁率を有する裏打ち
層23とを含む。
向するアルミドラム3上に形成され、垂直磁気異方性を
有する垂直磁化媒体21と、高い透磁率を有する裏打ち
層23とを含む。
【0022】垂直磁気記録ヘッド1の断面において、補
助磁極15はL字型をしており、その一辺の内側端に支
持部13が形成され、その先端に主磁極11が保持され
ている。
助磁極15はL字型をしており、その一辺の内側端に支
持部13が形成され、その先端に主磁極11が保持され
ている。
【0023】図1中、TH は媒体厚、DS はスペーシン
グ、TR は裏打ち層厚、LP は主磁極長、WP は主磁極
幅、WL は巻線部幅、DL は巻線部深さ、WS は支持部
幅、WR は補助磁極幅、Hc はコア厚である。
グ、TR は裏打ち層厚、LP は主磁極長、WP は主磁極
幅、WL は巻線部幅、DL は巻線部深さ、WS は支持部
幅、WR は補助磁極幅、Hc はコア厚である。
【0024】磁化媒体2は、磁化効率を向上させるため
に、裏打ち層21上に垂直磁化媒体23が形成された2
層構造の積層媒体となっている。
に、裏打ち層21上に垂直磁化媒体23が形成された2
層構造の積層媒体となっている。
【0025】今、垂直磁気記録ヘッド1が、MnZnフ
ェライト磁気プリンタ用記録磁気ヘッドで、磁化媒体2
において、垂直磁化媒体23がCoNiP、裏打ち層2
1がNiFeであって、後述の表1の構造パラメータを
有する場合、主磁極11を用いて磁化媒体2に対し起磁
力1.5AT(アンペアターン)のシングルパルスで磁
化を行なったとき、スペーシングや主磁極の形状を変化
させることにより、磁化媒体2上の磁界強度がどのよう
に分布するのかについて計算を行なった。
ェライト磁気プリンタ用記録磁気ヘッドで、磁化媒体2
において、垂直磁化媒体23がCoNiP、裏打ち層2
1がNiFeであって、後述の表1の構造パラメータを
有する場合、主磁極11を用いて磁化媒体2に対し起磁
力1.5AT(アンペアターン)のシングルパルスで磁
化を行なったとき、スペーシングや主磁極の形状を変化
させることにより、磁化媒体2上の磁界強度がどのよう
に分布するのかについて計算を行なった。
【0026】図2は、図1の垂直磁気記録ヘッド1の斜
視図である。図2を参照して、垂直磁気記録ヘッド1を
断面Aで切断すると図1に示したような垂直磁気記録ヘ
ッド1の断面図が得られる。垂直磁気記録ヘッド1は、
図1に示す断面を有する複数の単位ブロックで構成され
ており、各単位ブロックは、図1で説明したように、L
字型の補助磁極15の一辺の内側端に支持部13が形成
され、その先端に主磁極11が保持されている。支持部
13の周囲には導体巻線17が巻かれ、主磁極11を励
磁する。主磁極11、補助磁極15、および導体巻線1
7は、樹脂または低融点ガラスによりモールドされ、保
護、補強されている。
視図である。図2を参照して、垂直磁気記録ヘッド1を
断面Aで切断すると図1に示したような垂直磁気記録ヘ
ッド1の断面図が得られる。垂直磁気記録ヘッド1は、
図1に示す断面を有する複数の単位ブロックで構成され
ており、各単位ブロックは、図1で説明したように、L
字型の補助磁極15の一辺の内側端に支持部13が形成
され、その先端に主磁極11が保持されている。支持部
13の周囲には導体巻線17が巻かれ、主磁極11を励
磁する。主磁極11、補助磁極15、および導体巻線1
7は、樹脂または低融点ガラスによりモールドされ、保
護、補強されている。
【0027】主磁極11は、垂直磁気記録ヘッド1と垂
直に対向する磁気ドラム表面上の磁化媒体2に画像情報
を記録する。補助磁極15は、主磁極11より発生した
磁束が磁化媒体2を磁化する際、閉磁路を形成すること
により磁化効率を向上させている。
直に対向する磁気ドラム表面上の磁化媒体2に画像情報
を記録する。補助磁極15は、主磁極11より発生した
磁束が磁化媒体2を磁化する際、閉磁路を形成すること
により磁化効率を向上させている。
【0028】図3は、図1のモデル断面図に垂直磁気記
録ヘッド1により生じる磁束を矢印で示した図である。
録ヘッド1により生じる磁束を矢印で示した図である。
【0029】図3を参照して、磁束は、主磁極11→垂
直磁化媒体23→裏打ち層21→垂直磁化媒体23→補
助磁極15→主磁極11の順に流れ、効率よく磁化媒体
2が磁化される。
直磁化媒体23→裏打ち層21→垂直磁化媒体23→補
助磁極15→主磁極11の順に流れ、効率よく磁化媒体
2が磁化される。
【0030】このとき、図2でもわかるように、磁化媒
体2と対向する面積は主磁極11に比べて補助磁極15
のほうがはるかに大きい。このため、主磁極11の表面
での磁束密度に比べると補助磁極15の表面での磁束密
度は数十〜数百分の1程度になり、磁化媒体2は主磁極
11側のみで磁化反転が生じ補助磁極15側では磁化反
転しない。
体2と対向する面積は主磁極11に比べて補助磁極15
のほうがはるかに大きい。このため、主磁極11の表面
での磁束密度に比べると補助磁極15の表面での磁束密
度は数十〜数百分の1程度になり、磁化媒体2は主磁極
11側のみで磁化反転が生じ補助磁極15側では磁化反
転しない。
【0031】表1は、本発明の実施例の垂直磁気記録ヘ
ッド1の設計のために磁化媒体2上の磁界強度分布の計
算に使用した図1の垂直磁気記録ヘッド1および垂直磁
化媒体2の計算モデルの構造パラメータの一覧表であ
る。
ッド1の設計のために磁化媒体2上の磁界強度分布の計
算に使用した図1の垂直磁気記録ヘッド1および垂直磁
化媒体2の計算モデルの構造パラメータの一覧表であ
る。
【0032】
【表1】
【0033】特に、磁化媒体2に対向する主磁極11の
端面が正方形であり、その1辺が63.5μmである場
合について説明する。
端面が正方形であり、その1辺が63.5μmである場
合について説明する。
【0034】表1を参照して、No.1〜No.11の
11種類の形状の垂直磁気記録ヘッドの計算モデルが示
されており、そのパラメータとして、磁化媒体厚TH と
スペーシングDS と裏打ち層厚TR と支持極長LP と支
持極幅WP と巻線部幅WL と巻線部深さDL と主磁極の
透磁率μP と裏打ち層の透磁率μR とが示されている。
これらの構造パラメータは図1に示した記号の部分に該
当する。単位はすべて[μm]である。
11種類の形状の垂直磁気記録ヘッドの計算モデルが示
されており、そのパラメータとして、磁化媒体厚TH と
スペーシングDS と裏打ち層厚TR と支持極長LP と支
持極幅WP と巻線部幅WL と巻線部深さDL と主磁極の
透磁率μP と裏打ち層の透磁率μR とが示されている。
これらの構造パラメータは図1に示した記号の部分に該
当する。単位はすべて[μm]である。
【0035】図4は、図1の磁化媒体2表面上における
垂直磁気記録ヘッド1からの磁界強度の変化を主磁極1
1の中心軸OP からの距離について示す図である。
垂直磁気記録ヘッド1からの磁界強度の変化を主磁極1
1の中心軸OP からの距離について示す図である。
【0036】図4を参照して、横軸は主磁極11の中心
軸OP からの距離x[μm]を示し、縦軸は磁界強度H
[Oe]を示している。
軸OP からの距離x[μm]を示し、縦軸は磁界強度H
[Oe]を示している。
【0037】磁化媒体2表面上の磁界強度Hは、主磁極
11の中心軸OP 近傍が最も強く、中心軸OP から離れ
るに従って減衰している。この極性の形状は、表2の主
磁極長LP 、巻線部幅WL 、巻線部深さDL 、および主
磁極の透磁率μP などにはほとんど影響されずほぼ同じ
形状を示す。
11の中心軸OP 近傍が最も強く、中心軸OP から離れ
るに従って減衰している。この極性の形状は、表2の主
磁極長LP 、巻線部幅WL 、巻線部深さDL 、および主
磁極の透磁率μP などにはほとんど影響されずほぼ同じ
形状を示す。
【0038】図5は、図4の場合よりさらに主磁極幅W
P を大きくした場合の磁化媒体2表面上における垂直磁
気記録ヘッド1からの磁界強度分布の変化を主磁極11
の中心軸OD からの距離について示す図である。
P を大きくした場合の磁化媒体2表面上における垂直磁
気記録ヘッド1からの磁界強度分布の変化を主磁極11
の中心軸OD からの距離について示す図である。
【0039】図5を参照して、図3と同様に、横軸は主
磁極11の中心軸OP からの距離x[μm]を示し、縦
軸は磁界強度H[Oe]を示している。
磁極11の中心軸OP からの距離x[μm]を示し、縦
軸は磁界強度H[Oe]を示している。
【0040】図5において、図4と比較して、磁界強度
Hの主磁極幅WP に対する傾向は、主磁極幅WP が大き
くなるにつれ磁界強度Hはその最大値を示す領域が主磁
極中心軸OP から広がるだけで、磁界強度Hの最大値と
磁界強度Hが減衰する部分の曲線の形状はほとんど影響
されない。つまり、磁化媒体2表面上に垂直磁気記録ヘ
ッド1の主磁極11によって生じる磁界強度Hの最大値
と磁界強度Hの減衰は、主磁極長LP 、主磁極幅WL 、
巻線部深さDL 、および主磁極の透磁率μP などにはほ
とんど影響されないことがわかる。
Hの主磁極幅WP に対する傾向は、主磁極幅WP が大き
くなるにつれ磁界強度Hはその最大値を示す領域が主磁
極中心軸OP から広がるだけで、磁界強度Hの最大値と
磁界強度Hが減衰する部分の曲線の形状はほとんど影響
されない。つまり、磁化媒体2表面上に垂直磁気記録ヘ
ッド1の主磁極11によって生じる磁界強度Hの最大値
と磁界強度Hの減衰は、主磁極長LP 、主磁極幅WL 、
巻線部深さDL 、および主磁極の透磁率μP などにはほ
とんど影響されないことがわかる。
【0041】表2は、表1のNo.1〜No.11の垂
直磁気記録ヘッド1の計算モデルに1.5[AT]通電
したときの磁化媒体2表面上での磁界強度分布を示す表
である。
直磁気記録ヘッド1の計算モデルに1.5[AT]通電
したときの磁化媒体2表面上での磁界強度分布を示す表
である。
【0042】表2の値は図4の曲線に基づいて各々の磁
界強度でのドットサイズを示している。
界強度でのドットサイズを示している。
【0043】
【表2】
【0044】表2を参照して、No.1〜No.11ま
での各計算モデルにおける磁化媒体2表面上での磁界強
度の最大値Hmaxと、磁界強度Hが303,500,
667,833,1000,1167[Oe]となると
きのドットサイズ磁化媒体表面上の(正方形の磁化1辺
の長さ)とが示されている。
での各計算モデルにおける磁化媒体2表面上での磁界強
度の最大値Hmaxと、磁界強度Hが303,500,
667,833,1000,1167[Oe]となると
きのドットサイズ磁化媒体表面上の(正方形の磁化1辺
の長さ)とが示されている。
【0045】図6は、表2の結果をもとにNo.1〜N
o11の各計算モデルについて計算された磁化媒体2表
面上の磁界強度の曲線における減衰部分の傾きの大きさ
を示す図である。
o11の各計算モデルについて計算された磁化媒体2表
面上の磁界強度の曲線における減衰部分の傾きの大きさ
を示す図である。
【0046】図6を参照して、横軸は磁化媒体2表面上
の磁界強度H[Oe]であり、縦軸は主磁極の中心軸O
P からの距離xに対する磁界強度Hの平均変化率ΔH/
Δx[Oe/μm]である。すなわち、表2の結果を計
算して得られた磁化媒体2表面上の磁界強度Hの減衰部
分の曲線の傾きを磁界強度ごとに各計算モデルについて
示したものである。図6の1〜11は、表2の計算モデ
ルのNo.1〜11についての計算結果を示している。
の磁界強度H[Oe]であり、縦軸は主磁極の中心軸O
P からの距離xに対する磁界強度Hの平均変化率ΔH/
Δx[Oe/μm]である。すなわち、表2の結果を計
算して得られた磁化媒体2表面上の磁界強度Hの減衰部
分の曲線の傾きを磁界強度ごとに各計算モデルについて
示したものである。図6の1〜11は、表2の計算モデ
ルのNo.1〜11についての計算結果を示している。
【0047】これにより、主磁極の中心軸OB から離れ
ることによる磁界強度Hの減衰のしかたが構造パラメー
タによりどのように変化するかが把握でき、磁界強度ご
との傾きを比較することで、磁化媒体2表面上の磁界強
度の減衰状態が類似しているかどうかを判断することが
できる。
ることによる磁界強度Hの減衰のしかたが構造パラメー
タによりどのように変化するかが把握でき、磁界強度ご
との傾きを比較することで、磁化媒体2表面上の磁界強
度の減衰状態が類似しているかどうかを判断することが
できる。
【0048】図6によると、計算モデルNo.1〜6,
8,9の磁界強度の曲線の減衰部分の傾きが近く、これ
らの計算モデルの磁界強度の減衰のようすが非常によく
似ているといえる。つまり、磁界の減衰状態は、上述の
ように主磁極長LP 、主磁極幅WP 、巻線部幅WL 、巻
線深さDL 、および主磁極の透磁率μP などにはほとん
ど影響されず、磁化媒体2と垂直磁気記録ヘッド1との
スペーシングDsによって大きく変化していることがわ
かる。すなわち、計算モデルNo.4,7,10,11
からわかるように、スペーシングDS が大きくなるほど
磁界強度の減衰部分の曲線の傾きが小さくなり、磁界強
度分布が緩やかに変化する。さらに、表2中の磁界強度
の最大値Hmaxからわかるように、磁化媒体2表面上
の磁界強度Hは磁化媒体2と垂直磁気記録ヘッド1のス
ペーシングDS が大きくなると減少する。たとえば、ス
ペーシングDS が5[μm]では最大1333[Oe]
の磁界を得ることができるが、スペーシングDS が10
[μm]で約933[Oe]、15[μm]では700
[Oe]が最大となる。
8,9の磁界強度の曲線の減衰部分の傾きが近く、これ
らの計算モデルの磁界強度の減衰のようすが非常によく
似ているといえる。つまり、磁界の減衰状態は、上述の
ように主磁極長LP 、主磁極幅WP 、巻線部幅WL 、巻
線深さDL 、および主磁極の透磁率μP などにはほとん
ど影響されず、磁化媒体2と垂直磁気記録ヘッド1との
スペーシングDsによって大きく変化していることがわ
かる。すなわち、計算モデルNo.4,7,10,11
からわかるように、スペーシングDS が大きくなるほど
磁界強度の減衰部分の曲線の傾きが小さくなり、磁界強
度分布が緩やかに変化する。さらに、表2中の磁界強度
の最大値Hmaxからわかるように、磁化媒体2表面上
の磁界強度Hは磁化媒体2と垂直磁気記録ヘッド1のス
ペーシングDS が大きくなると減少する。たとえば、ス
ペーシングDS が5[μm]では最大1333[Oe]
の磁界を得ることができるが、スペーシングDS が10
[μm]で約933[Oe]、15[μm]では700
[Oe]が最大となる。
【0049】原理的には、スペーシングが大きくなるこ
とで磁化媒体上の磁界強度が減少しても、大きな起磁力
を磁気ヘッドに供給すれば磁化媒体は磁化反転すること
が可能である。しかし、起磁力は電流と導体巻線(コイ
ル)巻数の積であるため、コイルの巻数が一定であれば
電流値が大きくなり、これに伴い消費電力が大きくなっ
てしまう。逆に、起磁力を大きく保ったまま消費電力を
小さくするには、コイルの巻数を増やしてコイルに通電
する電流をできるだけ小さくする必要があるが、効率化
のため多数のヘッドを集積して配置するとヘッドとヘッ
ドとの間隔が微小になり、数十ターンから数百ターンと
いった大量の巻線を行なうことは困難である。また、巻
線数が多くなると製造コストが増加し、安価な垂直磁気
記録ヘッドを提供することができない。
とで磁化媒体上の磁界強度が減少しても、大きな起磁力
を磁気ヘッドに供給すれば磁化媒体は磁化反転すること
が可能である。しかし、起磁力は電流と導体巻線(コイ
ル)巻数の積であるため、コイルの巻数が一定であれば
電流値が大きくなり、これに伴い消費電力が大きくなっ
てしまう。逆に、起磁力を大きく保ったまま消費電力を
小さくするには、コイルの巻数を増やしてコイルに通電
する電流をできるだけ小さくする必要があるが、効率化
のため多数のヘッドを集積して配置するとヘッドとヘッ
ドとの間隔が微小になり、数十ターンから数百ターンと
いった大量の巻線を行なうことは困難である。また、巻
線数が多くなると製造コストが増加し、安価な垂直磁気
記録ヘッドを提供することができない。
【0050】これらの点を考慮すると、コイルの巻数を
極端に多くすることができないため、実際的にはコイル
の巻数は10ターンから十数ターンが適当と考えられ
る。一方、磁気ヘッドに供給する電流値は、磁気ヘッド
を駆動するドライバ用のトランジスタの容量を考えると
百数十mA程度の抑える必要がある。たとえば、ヘッド
に対して電流を双方向に流すと考えると、ヘッド1個当
たりにトランジスタが4個必要となるため、仮に300
〜400のヘッドを集積すると1200〜1600個の
トランジスタが必要となる。このとき、ヘッドに通電す
る電流値が数Aであれば、大型のパワートランジスタを
用いなければならず、このようなトランジスタを100
0個以上も使用するとヘッドの駆動回路が非常に大型化
してしまい現実的ではない。このため、電流値をできる
だけ小さく抑える必要がある。以上のことから、磁気記
録ヘッドの起磁力は、(十ターン)×(百数十mA)で
1.数ATが妥当である。
極端に多くすることができないため、実際的にはコイル
の巻数は10ターンから十数ターンが適当と考えられ
る。一方、磁気ヘッドに供給する電流値は、磁気ヘッド
を駆動するドライバ用のトランジスタの容量を考えると
百数十mA程度の抑える必要がある。たとえば、ヘッド
に対して電流を双方向に流すと考えると、ヘッド1個当
たりにトランジスタが4個必要となるため、仮に300
〜400のヘッドを集積すると1200〜1600個の
トランジスタが必要となる。このとき、ヘッドに通電す
る電流値が数Aであれば、大型のパワートランジスタを
用いなければならず、このようなトランジスタを100
0個以上も使用するとヘッドの駆動回路が非常に大型化
してしまい現実的ではない。このため、電流値をできる
だけ小さく抑える必要がある。以上のことから、磁気記
録ヘッドの起磁力は、(十ターン)×(百数十mA)で
1.数ATが妥当である。
【0051】現在報告されている垂直磁化媒体の保磁力
はだいたい1000[Oe]前後であるため、垂直磁気
記録ヘッドによって磁化媒体上に生じる磁界が少なくと
も1000[Oe]以上でなければ上記垂直磁化媒体を
磁化反転することはできない。低い記録電流により上記
垂直磁化媒体を磁化反転するためには、垂直磁気記録ヘ
ッドと磁化媒体とをできるだけ接近させて記録する必要
がある。磁化媒体上の磁界強度は、図6で説明したよう
にスペーシングが10[μm]を超えると1000[O
e]以下に減少してしまい、実用的な記録電流では十分
に磁化媒体を磁化できないため、上記のような垂直磁化
媒体を磁化反転するためには、スペーシングを5[μ
m]以下に設定するのが望ましい。
はだいたい1000[Oe]前後であるため、垂直磁気
記録ヘッドによって磁化媒体上に生じる磁界が少なくと
も1000[Oe]以上でなければ上記垂直磁化媒体を
磁化反転することはできない。低い記録電流により上記
垂直磁化媒体を磁化反転するためには、垂直磁気記録ヘ
ッドと磁化媒体とをできるだけ接近させて記録する必要
がある。磁化媒体上の磁界強度は、図6で説明したよう
にスペーシングが10[μm]を超えると1000[O
e]以下に減少してしまい、実用的な記録電流では十分
に磁化媒体を磁化できないため、上記のような垂直磁化
媒体を磁化反転するためには、スペーシングを5[μ
m]以下に設定するのが望ましい。
【0052】さらに、垂直磁気記録ヘッド1により磁化
媒体2上に画像情報を安定して記録するためには、スペ
ーシングの変動によってドットサイズの変動が少ないと
いう特性が要求される。
媒体2上に画像情報を安定して記録するためには、スペ
ーシングの変動によってドットサイズの変動が少ないと
いう特性が要求される。
【0053】表3は、表1の計算モデルを用いて磁化媒
体2上の磁界強度分布のスペーシングDS による変化
を、スペーシングDS が5[μm]における各磁界強度
の磁化媒体表面上の領域の幅で規格化した結果を示す表
である。
体2上の磁界強度分布のスペーシングDS による変化
を、スペーシングDS が5[μm]における各磁界強度
の磁化媒体表面上の領域の幅で規格化した結果を示す表
である。
【0054】表4は、表3と同様に、磁化媒体上の磁界
強度分布のスペーシングDS による変化をスペーシング
DS が10[μm]における各磁界強度の磁化媒体表面
上の領域の幅で規格化した結果を示す表である。
強度分布のスペーシングDS による変化をスペーシング
DS が10[μm]における各磁界強度の磁化媒体表面
上の領域の幅で規格化した結果を示す表である。
【0055】計算モデルは、No.4,7,10,11
を用いている。
を用いている。
【0056】
【表3】
【0057】
【表4】
【0058】表3と表4とを比較すると、スペーシング
DS の変化が5→0[μm]と10→5[μm]の同じ
5[μm]の距離の変化において、5→0[μm]では
各磁界強度の領域の幅はほとんど変化していないのに対
して、10→5[μm]では最大28%の等磁界領域の
広がりが見られる。このことにより、ドットサイズの変
動を少なく抑えるために、スペーシングを5[μm]以
下に設定することが望ましいことがわかる。
DS の変化が5→0[μm]と10→5[μm]の同じ
5[μm]の距離の変化において、5→0[μm]では
各磁界強度の領域の幅はほとんど変化していないのに対
して、10→5[μm]では最大28%の等磁界領域の
広がりが見られる。このことにより、ドットサイズの変
動を少なく抑えるために、スペーシングを5[μm]以
下に設定することが望ましいことがわかる。
【0059】一方、消費電力をできるだけ少なくするた
めには、できるだけ強い磁界となる領域で磁化媒体を磁
化することが望ましいが、表3および4からもわかるよ
うに、磁界強度Hが強くなるほどスペーシングDS の変
動による磁化領域の変動が大きくなっている。反対に、
磁界強度が弱い領域はスペーシングDS の変動による磁
化領域の変動は少ないが、磁化媒体上の磁界強度が弱い
ため、磁化媒体を磁化するためには起磁力を大きくして
全体の磁界を大きくする必要があり、このため磁気記録
ヘッドの導体巻線に通電する電流が多くなり、消費電力
が増加することになる。
めには、できるだけ強い磁界となる領域で磁化媒体を磁
化することが望ましいが、表3および4からもわかるよ
うに、磁界強度Hが強くなるほどスペーシングDS の変
動による磁化領域の変動が大きくなっている。反対に、
磁界強度が弱い領域はスペーシングDS の変動による磁
化領域の変動は少ないが、磁化媒体上の磁界強度が弱い
ため、磁化媒体を磁化するためには起磁力を大きくして
全体の磁界を大きくする必要があり、このため磁気記録
ヘッドの導体巻線に通電する電流が多くなり、消費電力
が増加することになる。
【0060】たとえば、1000[Oe]の磁界強度で
磁化反転する磁化媒体を考えると、表3および4におい
て、500[Oe]の磁界強度の磁化領域の変動は5→
0[μm]の5[μm]のスペーシングの変動に対して
も0.2[%]であり、1000[Oe]の磁界強度の
磁化領域の変動の7[%]と比べて非常に小さいが、5
00[Oe]ではこの磁化媒体を磁化反転することがで
きない。このため、スペーシングの変動に対して非常に
安定な1.5ATで500[Oe]となる磁化領域をこ
の磁化媒体に使うためには、磁気ヘッドの起磁力を2倍
以上の設定して、この磁化領域の磁界強度が1000
[Oe]以上になるように設計する必要があり、このた
め、ヘッドの消費電力が大きくなる。
磁化反転する磁化媒体を考えると、表3および4におい
て、500[Oe]の磁界強度の磁化領域の変動は5→
0[μm]の5[μm]のスペーシングの変動に対して
も0.2[%]であり、1000[Oe]の磁界強度の
磁化領域の変動の7[%]と比べて非常に小さいが、5
00[Oe]ではこの磁化媒体を磁化反転することがで
きない。このため、スペーシングの変動に対して非常に
安定な1.5ATで500[Oe]となる磁化領域をこ
の磁化媒体に使うためには、磁気ヘッドの起磁力を2倍
以上の設定して、この磁化領域の磁界強度が1000
[Oe]以上になるように設計する必要があり、このた
め、ヘッドの消費電力が大きくなる。
【0061】つまり、磁界強度の強い領域を使って記録
すれば、消費電力は低く抑えることができるが、スペー
シングの変動によって磁界領域、すなわちドットサイズ
が大きく変化し、逆に、磁界領域の弱い領域を使って記
録すればスペーシングの変動によるドットサイズの変動
は小さくなるが、磁化媒体を十分磁化させるために大き
な消費電力が必要となる。
すれば、消費電力は低く抑えることができるが、スペー
シングの変動によって磁界領域、すなわちドットサイズ
が大きく変化し、逆に、磁界領域の弱い領域を使って記
録すればスペーシングの変動によるドットサイズの変動
は小さくなるが、磁化媒体を十分磁化させるために大き
な消費電力が必要となる。
【0062】このため、最も適した磁化媒体上の磁界強
度としては、スペーシングの変動によるドットサイズの
変化が許容範囲内である磁界強度のうちで最も高い値と
なる磁界強度が最適である。
度としては、スペーシングの変動によるドットサイズの
変化が許容範囲内である磁界強度のうちで最も高い値と
なる磁界強度が最適である。
【0063】今、一例としてドットサイズの変動の許容
範囲を10[%]とする。表5は、表2の計算モデルN
o.10および11をもちいて主磁極幅WP を変化させ
たとき5→0[μm]のスペーシングDS の変動による
ドットサイズの変動が10[%]以内になるドットサイ
ズを示す表である。
範囲を10[%]とする。表5は、表2の計算モデルN
o.10および11をもちいて主磁極幅WP を変化させ
たとき5→0[μm]のスペーシングDS の変動による
ドットサイズの変動が10[%]以内になるドットサイ
ズを示す表である。
【0064】
【表5】
【0065】表5を参照して、スペーシングDS が0お
よび5[μm]の2つの場合について、各主磁極幅WP
[μm]によるドットサイズ、および、スペーシングD
S が5[μm]である場合には、さらに、最大磁界強度
Hmax[Oe]と、その最大磁界強度Hmaxに対す
るドットサイズの変動が10[%]以内となるような磁
界(最適記録磁界)の領域の割合とが示されている。
よび5[μm]の2つの場合について、各主磁極幅WP
[μm]によるドットサイズ、および、スペーシングD
S が5[μm]である場合には、さらに、最大磁界強度
Hmax[Oe]と、その最大磁界強度Hmaxに対す
るドットサイズの変動が10[%]以内となるような磁
界(最適記録磁界)の領域の割合とが示されている。
【0066】つまり、表5は、できるだけ小さい起磁力
で磁化媒体の磁化を反転し、ドットサイズの変動を許容
範囲内に抑えることができる最も効率のよい条件を示し
ている。
で磁化媒体の磁化を反転し、ドットサイズの変動を許容
範囲内に抑えることができる最も効率のよい条件を示し
ている。
【0067】たとえば、64.34[μm]の幅のドッ
トを記録する場合、63.5[μm]の主磁極幅の垂直
磁気記録ヘッドを使用し、スペーシングを0〜5[μ
m]で制御すれば、ドットサイズは64.34〜70.
77[μm]で変動し、ドットサイズの変動が許容範囲
の10[%]に収まる。さらに、この条件では、最大磁
界強度の約83[%]の磁界強度の領域において記録で
きるため、上述のように消費電力を小さく設計すること
ができる。
トを記録する場合、63.5[μm]の主磁極幅の垂直
磁気記録ヘッドを使用し、スペーシングを0〜5[μ
m]で制御すれば、ドットサイズは64.34〜70.
77[μm]で変動し、ドットサイズの変動が許容範囲
の10[%]に収まる。さらに、この条件では、最大磁
界強度の約83[%]の磁界強度の領域において記録で
きるため、上述のように消費電力を小さく設計すること
ができる。
【0068】図7は、表5のドットサイズDW と主磁極
幅WP との関係を示す図である。図7を参照して、横軸
はドットサイズDW [μm]であり、縦軸は主磁極幅W
P [μm]である。
幅WP との関係を示す図である。図7を参照して、横軸
はドットサイズDW [μm]であり、縦軸は主磁極幅W
P [μm]である。
【0069】図7において、○はスペーシングDS が5
[μm]のドットサイズWD と主磁極幅WP との関係を
示す。△はスペーシングDS が0[μm]のときのドッ
トサイズWD と主磁極幅WP との関係を示す。両者とも
ほぼ線形の相関が見られる。これらの直線は、スペーシ
ングDS が0[μm]のとき、 WP =1.065×WD −12.0…(1) スペーシングDS が5[μm]のとき、 WP =1.172×WD −12.0…(2) で表わされる。
[μm]のドットサイズWD と主磁極幅WP との関係を
示す。△はスペーシングDS が0[μm]のときのドッ
トサイズWD と主磁極幅WP との関係を示す。両者とも
ほぼ線形の相関が見られる。これらの直線は、スペーシ
ングDS が0[μm]のとき、 WP =1.065×WD −12.0…(1) スペーシングDS が5[μm]のとき、 WP =1.172×WD −12.0…(2) で表わされる。
【0070】図8は、図7の2直線の一部を拡大して示
した図である。図8を参照して、ある主磁極幅WP1を設
定したとき、WP =WP1と上記式(1)および式(2)
の2つの直線との交点のドットサイズの座標をWD2およ
びWD3とすると、この主磁極幅WP1の主磁極を用いて記
録したドットサイズは、0〜5[μm]のスペーシング
の変動に対してWD2〜WD3の間で変動する。
した図である。図8を参照して、ある主磁極幅WP1を設
定したとき、WP =WP1と上記式(1)および式(2)
の2つの直線との交点のドットサイズの座標をWD2およ
びWD3とすると、この主磁極幅WP1の主磁極を用いて記
録したドットサイズは、0〜5[μm]のスペーシング
の変動に対してWD2〜WD3の間で変動する。
【0071】逆に、所望のドットサイズWD2を考えたと
き、直線WD =WD2と式(2)の直線との交点WP1に主
磁極幅を設定すれば、0〜5[μm]のスペーシングの
変動に対して、ドットサイズWD はWD2〜WD3の間で変
動し、式(1)の直線との交点WP2に主磁極幅を設定す
れば、0〜5[μm]のスペーシングの変動に対してド
ットサイズはWD1〜WD2の間で変動する。このとき、ド
ットサイズはWD1〜W D2とWD2〜WD3のどちらの変動で
も許容範囲である10[%]以内の変動に収めることが
できる。
き、直線WD =WD2と式(2)の直線との交点WP1に主
磁極幅を設定すれば、0〜5[μm]のスペーシングの
変動に対して、ドットサイズWD はWD2〜WD3の間で変
動し、式(1)の直線との交点WP2に主磁極幅を設定す
れば、0〜5[μm]のスペーシングの変動に対してド
ットサイズはWD1〜WD2の間で変動する。このとき、ド
ットサイズはWD1〜W D2とWD2〜WD3のどちらの変動で
も許容範囲である10[%]以内の変動に収めることが
できる。
【0072】つまり、所望のドットサイズに対して、上
記式(1),(2)の2直線に挟まれた斜線で示された
領域で主磁極幅を設定することによって、ドットサイズ
の変動が許容範囲10[%]内で、消費電力の少ない最
も効率のよい記録を行なうことができる。
記式(1),(2)の2直線に挟まれた斜線で示された
領域で主磁極幅を設定することによって、ドットサイズ
の変動が許容範囲10[%]内で、消費電力の少ない最
も効率のよい記録を行なうことができる。
【0073】ここまで、特に正方形の端面を持つ主磁極
について説明してきたが、たとえば長方形の端面をもつ
主磁極を考えたとき、ドットの形状が長方形になるだけ
で、ドットの長辺の長さをWD ,短辺の長さをWD ′と
すると、 (1.065×WD −12.0)≦WP ≦(1.172×WD −12.0)… (3) (1.065×WD ′−12.0)≦WP ′≦(1.172×WD ′−12. 0)…(4) となるように主磁極の長辺の長さWP および短辺の長さ
WP ′を設定すれば上記と同様の効果が得られる。
について説明してきたが、たとえば長方形の端面をもつ
主磁極を考えたとき、ドットの形状が長方形になるだけ
で、ドットの長辺の長さをWD ,短辺の長さをWD ′と
すると、 (1.065×WD −12.0)≦WP ≦(1.172×WD −12.0)… (3) (1.065×WD ′−12.0)≦WP ′≦(1.172×WD ′−12. 0)…(4) となるように主磁極の長辺の長さWP および短辺の長さ
WP ′を設定すれば上記と同様の効果が得られる。
【0074】最後に本発明の実施例の垂直磁気記録ヘッ
ドの上記設計に基づいた製造方法について簡単に説明す
る。
ドの上記設計に基づいた製造方法について簡単に説明す
る。
【0075】まず、磁気コアとなるMnフェライトやN
iZnフェライトなどの磁性材料のブロックをスライシ
ングなどの機械加工によって加工し、上述のように所望
のドットサイズWD に対して 1.065×WD −12.0≦WP ≦1.172×WD −12.0…(5) の関係を満足するように主磁極幅WP を形成する。次
に、同様にしてスライシングなどの機械加工によって主
磁極の支持部を形成する。主磁極の支持部を形成する際
に、機械加工によって作製した溝の中に導体巻線を形成
する。そして、導体巻線を施した溝と主磁極とを樹脂ま
たは低融点ガラスでモールドし、平面研削などによって
摺動面を研磨し、主磁極を所定の高さに加工し、図2に
示すような垂直磁気記録ヘッドを得ることができる。
iZnフェライトなどの磁性材料のブロックをスライシ
ングなどの機械加工によって加工し、上述のように所望
のドットサイズWD に対して 1.065×WD −12.0≦WP ≦1.172×WD −12.0…(5) の関係を満足するように主磁極幅WP を形成する。次
に、同様にしてスライシングなどの機械加工によって主
磁極の支持部を形成する。主磁極の支持部を形成する際
に、機械加工によって作製した溝の中に導体巻線を形成
する。そして、導体巻線を施した溝と主磁極とを樹脂ま
たは低融点ガラスでモールドし、平面研削などによって
摺動面を研磨し、主磁極を所定の高さに加工し、図2に
示すような垂直磁気記録ヘッドを得ることができる。
【0076】以上のようにして設計された垂直磁気記録
ヘッドにより、スペーシングの変動に対してドットサイ
ズの変動が許容範囲内に抑えられた、分解能が高く画像
にムラや滲みの少ない信頼性の高い画像情報を安定して
磁気媒体上に記録することが可能となる。
ヘッドにより、スペーシングの変動に対してドットサイ
ズの変動が許容範囲内に抑えられた、分解能が高く画像
にムラや滲みの少ない信頼性の高い画像情報を安定して
磁気媒体上に記録することが可能となる。
【0077】
【発明の効果】本発明の請求項1に係る磁気記録ヘッド
は、記録領域の第2方向の幅をもとに主磁極の端面の第
2の方向の幅が定められているので、記録領域の第2の
方向の幅と主磁極の端面の第2方向の幅との変動を安定
して所望の範囲内に抑えることが可能となる。
は、記録領域の第2方向の幅をもとに主磁極の端面の第
2の方向の幅が定められているので、記録領域の第2の
方向の幅と主磁極の端面の第2方向の幅との変動を安定
して所望の範囲内に抑えることが可能となる。
【0078】本発明の請求項2に係る磁気記録ヘッド
は、請求項1の磁気記録ヘッドにおいて、さらに、記録
領域の第1の方向の幅と主磁極の端面の第1の方向の幅
との変動を安定して所望の範囲内に抑えることが可能と
なる。
は、請求項1の磁気記録ヘッドにおいて、さらに、記録
領域の第1の方向の幅と主磁極の端面の第1の方向の幅
との変動を安定して所望の範囲内に抑えることが可能と
なる。
【0079】本発明の請求項3に係る磁気記録ヘッド
は、請求項1または2の磁気記録ヘッドにおいて、記録
領域の第2の方向の幅と主磁極の端面の第2の方向の幅
との変動を安定して所望の範囲内に抑えることが可能な
主磁極の端面の第2の方向の幅が、記録領域の第2の方
向の幅を用いて具体的な式で表わされる。
は、請求項1または2の磁気記録ヘッドにおいて、記録
領域の第2の方向の幅と主磁極の端面の第2の方向の幅
との変動を安定して所望の範囲内に抑えることが可能な
主磁極の端面の第2の方向の幅が、記録領域の第2の方
向の幅を用いて具体的な式で表わされる。
【0080】本発明の請求項4に係る磁気記録ヘッド
は、請求項1ないし3のいずれかの磁気記録ヘッドにお
いて、記録領域の第1の方向の幅と主磁極の端面の第1
の方向の幅との変動を安定して所望の範囲内に抑えるこ
とが可能な主磁極の端面の第1の方向の幅が、記録領域
の第2の方向の幅を用いて具体的な式で表わされる。
は、請求項1ないし3のいずれかの磁気記録ヘッドにお
いて、記録領域の第1の方向の幅と主磁極の端面の第1
の方向の幅との変動を安定して所望の範囲内に抑えるこ
とが可能な主磁極の端面の第1の方向の幅が、記録領域
の第2の方向の幅を用いて具体的な式で表わされる。
【0081】本発明の請求項5に係る磁気記録ヘッド
は、請求項1ないし4のいずれかの磁気記録ヘッドにお
いて、記録領域の幅と主磁極の端面の幅との変動をより
小さくすることができる。
は、請求項1ないし4のいずれかの磁気記録ヘッドにお
いて、記録領域の幅と主磁極の端面の幅との変動をより
小さくすることができる。
【0082】その結果、分解能が高く画像にムラや滲み
の少ない信頼性の高い画像情報を磁気媒体上に安定して
記録することが可能な磁気記録ヘッドを提供することが
できる。
の少ない信頼性の高い画像情報を磁気媒体上に安定して
記録することが可能な磁気記録ヘッドを提供することが
できる。
【図1】本発明の実施例の垂直磁気記録ヘッド1および
それが対向する磁気媒体2の計算モデル断面図である。
それが対向する磁気媒体2の計算モデル断面図である。
【図2】図1の垂直磁気記録ヘッド1の斜視図である。
【図3】図1のモデル断面図に垂直磁気記録ヘッド1に
より生じる磁束を矢印で示した図である。
より生じる磁束を矢印で示した図である。
【図4】図1の磁化媒体2表面上における垂直磁気記録
ヘッド1からの磁界強度の変化を主磁極11の中心軸O
P からの距離について示す図である。
ヘッド1からの磁界強度の変化を主磁極11の中心軸O
P からの距離について示す図である。
【図5】図4の場合よりさらに主磁極の幅WP を大きく
した場合の磁化媒体2上における垂直磁気記録ヘッド1
からの磁界強度分布の変化を主磁極11の中心軸OP か
らの距離について示す図である。
した場合の磁化媒体2上における垂直磁気記録ヘッド1
からの磁界強度分布の変化を主磁極11の中心軸OP か
らの距離について示す図である。
【図6】表2の結果をもとにNo.1〜No.11の各
計算モデルについて計算された磁化媒体2表面上の磁界
強度の曲線における減衰部分の傾きの大きさを示す図で
ある。
計算モデルについて計算された磁化媒体2表面上の磁界
強度の曲線における減衰部分の傾きの大きさを示す図で
ある。
【図7】表5のドットサイズWD と主磁極幅WP との関
係を示す図である。
係を示す図である。
【図8】図6の2直線の一部を拡大して示した図であ
る。
る。
【図9】磁気記録ヘッドを含む一般的な磁気プリンタ9
01の構成を示す図である。
01の構成を示す図である。
【符号の説明】 1 垂直磁気記録ヘッド 11 主磁極 DS スペーシング WP 主磁極幅 H 磁界強度 OP 主磁極の中心軸 x 磁化媒体上の主磁極の中心軸OP からの距離
Claims (5)
- 【請求項1】 磁化媒体に磁界を印加して情報を記録す
る磁気記録ヘッドであって、 前記磁化媒体に所定の間隔で対向する端面を有する主磁
極を含み、前記主磁極により磁界が印加され、それによ
って前記磁化媒体上の第1の方向に情報が記録され、前
記情報が記録された記録領域上の前記第1の方向と交わ
る第2の方向の幅をもとに、前記記録領域の前記第2の
方向の幅と前記主磁極の前記端面の第2の方向の幅との
変動が所望の範囲内となるように前記主磁極の前記端面
の第2の方向の幅が定められた磁気記録ヘッド。 - 【請求項2】 前記記録領域の前記第1の方向の幅をも
とに、前記記録領域の前記第1の方向の幅と、前記主磁
極の前記端面の前記第1の方向の幅との変動が所望の範
囲内となるように、前記主磁極の前記端面の第1の方向
の幅が定められた請求項1に記載の磁気記録ヘッド。 - 【請求項3】 前記記録領域の前記第2の方向の幅をW
D とすると、前記主磁極の前記端面の前記第2の方向の
幅WP が、 (1.065×WD −12.0)≦WP ≦(1.172
×WD −12.0) の関係を満たす請求項1または2に記載の磁気記録ヘッ
ド。 - 【請求項4】 前記記録領域の前記第1の方向の幅をW
D ′とすると、前記主磁極の前記端面の前記第1の方向
の幅WP ′が、 (1.065×WD ′−12.0)≦WP ′≦(1.1
72×WD ′−12.0) の関係を満たす請求項1ないし3のいずれかに記載の磁
気記録ヘッド。 - 【請求項5】 前記所定の範囲の間隔が、5μm以下の
請求項1ないし4のいずれかに記載の磁気記録ヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7122696A JPH08315311A (ja) | 1995-05-22 | 1995-05-22 | 磁気記録ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7122696A JPH08315311A (ja) | 1995-05-22 | 1995-05-22 | 磁気記録ヘッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08315311A true JPH08315311A (ja) | 1996-11-29 |
Family
ID=14842356
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7122696A Withdrawn JPH08315311A (ja) | 1995-05-22 | 1995-05-22 | 磁気記録ヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08315311A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002288806A (ja) * | 2001-03-26 | 2002-10-04 | Akita Prefecture | 垂直磁気記録用単磁極ヘッド |
| US6639754B2 (en) | 2000-09-25 | 2003-10-28 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Perpendicular magnetic recording head and perpendicular magnetic recording apparatus |
-
1995
- 1995-05-22 JP JP7122696A patent/JPH08315311A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6639754B2 (en) | 2000-09-25 | 2003-10-28 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Perpendicular magnetic recording head and perpendicular magnetic recording apparatus |
| JP2002288806A (ja) * | 2001-03-26 | 2002-10-04 | Akita Prefecture | 垂直磁気記録用単磁極ヘッド |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020806 |