JPH08315837A - 燃料電池発電プラント - Google Patents
燃料電池発電プラントInfo
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- JPH08315837A JPH08315837A JP7146923A JP14692395A JPH08315837A JP H08315837 A JPH08315837 A JP H08315837A JP 7146923 A JP7146923 A JP 7146923A JP 14692395 A JP14692395 A JP 14692395A JP H08315837 A JPH08315837 A JP H08315837A
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M8/00—Fuel cells; Manufacture thereof
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- H01M8/04029—Heat exchange using liquids
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 コンパクト性を損なわずに、熱効率の高い燃
料電池発電プラントを提供することにある。 【構成】 蒸気利用設備9が気水分離器3で分離された
蒸気を利用する必要があるときは、蒸気利用設備9にそ
の蒸気を供給し、蒸気利用設備9が蒸気を必要としない
ときは、凝縮熱交換器20にて熱回収し温水利用設備8
へその熱を供給する。従って、燃料電池1にて生成した
熱を有効に利用することができる。
料電池発電プラントを提供することにある。 【構成】 蒸気利用設備9が気水分離器3で分離された
蒸気を利用する必要があるときは、蒸気利用設備9にそ
の蒸気を供給し、蒸気利用設備9が蒸気を必要としない
ときは、凝縮熱交換器20にて熱回収し温水利用設備8
へその熱を供給する。従って、燃料電池1にて生成した
熱を有効に利用することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、燃料電池を冷却した冷
却水の排熱として蒸気を取り出し、その蒸気を蒸気利用
設備に供給するようにした燃料電池発電プラントに関す
る。
却水の排熱として蒸気を取り出し、その蒸気を蒸気利用
設備に供給するようにした燃料電池発電プラントに関す
る。
【0002】
【従来の技術】燃料電池発電プラントにおいては、燃料
電池の冷却は燃料電池に冷却水を通すことにより行われ
ている。そして、燃料電池を冷却した冷却水は、気水分
離器で蒸気と水に分離され、分離された蒸気は燃料の改
質用の蒸気として使用されると共に、余剰蒸気は蒸気利
用設備で有効利用される。一方、分離された温水は温水
利用設備で利用され、温水利用設備で利用され冷却され
た水は再び燃料電池の冷却水として燃料電池に送られ
る。このように燃料電池の排熱は有効利用されている。
電池の冷却は燃料電池に冷却水を通すことにより行われ
ている。そして、燃料電池を冷却した冷却水は、気水分
離器で蒸気と水に分離され、分離された蒸気は燃料の改
質用の蒸気として使用されると共に、余剰蒸気は蒸気利
用設備で有効利用される。一方、分離された温水は温水
利用設備で利用され、温水利用設備で利用され冷却され
た水は再び燃料電池の冷却水として燃料電池に送られ
る。このように燃料電池の排熱は有効利用されている。
【0003】図6は、そのような燃料電池発電プラント
の構成を示すものである。この図6に示したものは直接
蒸気供給方式と呼ばれるものである。燃料電池1の燃料
極1aには燃料ガスが供給され、酸化剤極1bには空気
が供給される。そして、この燃料電池1での燃料ガスと
酸化剤ガスとの電気化学反応により直接電気が発電され
る。また、燃料電池1の電池冷却器1cには、冷却水入
口配管2aから冷却水が供給されており、燃料電池1の
反応熱により加熱され2相流化した冷却水が、冷却水出
口配管2bから気水分離器3へ送られている。
の構成を示すものである。この図6に示したものは直接
蒸気供給方式と呼ばれるものである。燃料電池1の燃料
極1aには燃料ガスが供給され、酸化剤極1bには空気
が供給される。そして、この燃料電池1での燃料ガスと
酸化剤ガスとの電気化学反応により直接電気が発電され
る。また、燃料電池1の電池冷却器1cには、冷却水入
口配管2aから冷却水が供給されており、燃料電池1の
反応熱により加熱され2相流化した冷却水が、冷却水出
口配管2bから気水分離器3へ送られている。
【0004】気水分離器3では、2相流化した冷却水を
蒸気と水に分離する。分離された水は、冷却水戻り配管
2cを介して冷却水循環ポンプ4により再度燃料電池1
へ送られる。この場合、燃料電池1の冷却水はその入口
温度を出口温度よりもある程度低くする必要があるため
冷却器5で冷却される。即ち、燃料電池1の入口におけ
る電池冷却水温度を入口温度検出器6で検出し、その温
度が所定の温度になるように冷却器5のバイパスライン
2d上に設けられた冷却水温度調節弁7を調節する。つ
まり、冷却器5のバイパス流量を増減することにより、
電池冷却水の入口温度を制御している。ここで、冷却器
5で熱交換された温水は温水利用設備8にて利用が図ら
れている。
蒸気と水に分離する。分離された水は、冷却水戻り配管
2cを介して冷却水循環ポンプ4により再度燃料電池1
へ送られる。この場合、燃料電池1の冷却水はその入口
温度を出口温度よりもある程度低くする必要があるため
冷却器5で冷却される。即ち、燃料電池1の入口におけ
る電池冷却水温度を入口温度検出器6で検出し、その温
度が所定の温度になるように冷却器5のバイパスライン
2d上に設けられた冷却水温度調節弁7を調節する。つ
まり、冷却器5のバイパス流量を増減することにより、
電池冷却水の入口温度を制御している。ここで、冷却器
5で熱交換された温水は温水利用設備8にて利用が図ら
れている。
【0005】一方、気水分離器3によって分離された蒸
気の一部は、改質用蒸気配管2eから改質用蒸気とし
て、燃料の水蒸気改質に使用するために改質器に送られ
る。他の一部は蒸気供給配管2fから吸収式冷凍機等の
蒸気利用設備9へ送られる。蒸気利用設備9からの戻り
水は、水処理装置10へ送られ、水処理装置10で電池
冷却水として許容できる水質レベルにまで浄化される。
水処理装置10で浄化された水は、給水配管11に設け
られた給水流量調節弁12を介して給水ポンプ13によ
り冷却水戻り配管2cと合流する。
気の一部は、改質用蒸気配管2eから改質用蒸気とし
て、燃料の水蒸気改質に使用するために改質器に送られ
る。他の一部は蒸気供給配管2fから吸収式冷凍機等の
蒸気利用設備9へ送られる。蒸気利用設備9からの戻り
水は、水処理装置10へ送られ、水処理装置10で電池
冷却水として許容できる水質レベルにまで浄化される。
水処理装置10で浄化された水は、給水配管11に設け
られた給水流量調節弁12を介して給水ポンプ13によ
り冷却水戻り配管2cと合流する。
【0006】ここで、燃料電池1の発電量が変化して
も、気水分離器3内の温度は所定値を維持するように制
御される。即ち、気水分離器3内の温度は温度検出器1
4で検出され、その気水分離器3内の温度が所定の温度
になるように、蒸気流量調節弁15にて蒸気利用設備9
へ供給する蒸気量を調節する。これにより気水分離器3
の温度は所定温度に維持される。
も、気水分離器3内の温度は所定値を維持するように制
御される。即ち、気水分離器3内の温度は温度検出器1
4で検出され、その気水分離器3内の温度が所定の温度
になるように、蒸気流量調節弁15にて蒸気利用設備9
へ供給する蒸気量を調節する。これにより気水分離器3
の温度は所定温度に維持される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の燃料電池発電プラントでは、蒸気利用設備9
において、燃料電池1からの蒸気を必要としない状態で
あっても、燃料電池1のの運転のためには蒸気利用設備
9にて蒸気を凝縮して、その水を燃料電池1に戻す必要
があった。
うな従来の燃料電池発電プラントでは、蒸気利用設備9
において、燃料電池1からの蒸気を必要としない状態で
あっても、燃料電池1のの運転のためには蒸気利用設備
9にて蒸気を凝縮して、その水を燃料電池1に戻す必要
があった。
【0008】このような運転においては、熱の有効利用
が図られないばかりか、蒸気利用設備9からの戻り水の
浄化のため水処理装置10の負荷も低減できないため、
ランニングコストが増大する問題があった。
が図られないばかりか、蒸気利用設備9からの戻り水の
浄化のため水処理装置10の負荷も低減できないため、
ランニングコストが増大する問題があった。
【0009】本発明の目的は、燃料電池発電プラントの
コンパクト性を損なわずに、熱効率の高い燃料電池発電
プラントを提供することにある。
コンパクト性を損なわずに、熱効率の高い燃料電池発電
プラントを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、気水
分離器から蒸気利用設備への蒸気供給系に並列に配置さ
れ、高温加熱側へ気水分離器から分離した蒸気を供給し
低温被加熱側へ温水利用設備からの水を供給して熱交換
すると共に、高温加熱側からの凝縮水を水処理装置へ戻
し低温被加熱側からの温水を温水利用設備へ供給するた
めの凝縮熱交換器と、この凝縮熱交換器の高温加熱側か
らの凝縮水を調節するための流量制御弁とを備えたもの
である。
分離器から蒸気利用設備への蒸気供給系に並列に配置さ
れ、高温加熱側へ気水分離器から分離した蒸気を供給し
低温被加熱側へ温水利用設備からの水を供給して熱交換
すると共に、高温加熱側からの凝縮水を水処理装置へ戻
し低温被加熱側からの温水を温水利用設備へ供給するた
めの凝縮熱交換器と、この凝縮熱交換器の高温加熱側か
らの凝縮水を調節するための流量制御弁とを備えたもの
である。
【0011】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、蒸気利用設備に供給する蒸気量を調節するための蒸
気流量制御弁、及び凝縮熱交換器の高温加熱側からの凝
縮水を調節するための流量制御弁のうち、少なくともい
ずれか一方を気水分離器内の温度又は圧力が所定の値に
なるように制御するようにしたものである。
て、蒸気利用設備に供給する蒸気量を調節するための蒸
気流量制御弁、及び凝縮熱交換器の高温加熱側からの凝
縮水を調節するための流量制御弁のうち、少なくともい
ずれか一方を気水分離器内の温度又は圧力が所定の値に
なるように制御するようにしたものである。
【0012】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
の発明において、凝縮熱交換器は、高温加熱側の一次側
入口ヘッダから気水分離器からの蒸気を流入し、上下方
向に伝熱部を形成する一方の通路を蒸気が垂直下降して
凝縮水として高温加熱側の一次側出口ヘッダから流出
し、低温被加熱側の二次側入口ヘッダから温水利用設備
からの水を流入し、伝熱部を形成する他方の通路を水が
垂直上昇し温水として低温被加熱側の二次側出口ヘッダ
から流出させるプレートフィン型熱交換器を使用するよ
うにしたものである。
の発明において、凝縮熱交換器は、高温加熱側の一次側
入口ヘッダから気水分離器からの蒸気を流入し、上下方
向に伝熱部を形成する一方の通路を蒸気が垂直下降して
凝縮水として高温加熱側の一次側出口ヘッダから流出
し、低温被加熱側の二次側入口ヘッダから温水利用設備
からの水を流入し、伝熱部を形成する他方の通路を水が
垂直上昇し温水として低温被加熱側の二次側出口ヘッダ
から流出させるプレートフィン型熱交換器を使用するよ
うにしたものである。
【0013】請求項4の発明は、請求項3の発明におい
て、凝縮熱交換器における伝熱部の伝熱フィンの一部に
水平方向の脱フィン部を設け、この脱フィン部にベント
ヘッダを設けて、気水分離器からの蒸気が凝縮する際に
残留する不凝縮ガスを外部へ排出するようにしたもので
ある。
て、凝縮熱交換器における伝熱部の伝熱フィンの一部に
水平方向の脱フィン部を設け、この脱フィン部にベント
ヘッダを設けて、気水分離器からの蒸気が凝縮する際に
残留する不凝縮ガスを外部へ排出するようにしたもので
ある。
【0014】請求項5の発明は、請求項3の発明におい
て、凝縮熱交換器における伝熱部の伝熱フィンとして多
孔板フィン又はセレートフィンを使用し、多孔板フィン
又はセレートフィンの端部に垂直方向の脱フィン部を設
け、脱フィン部と一次側入口ヘッダとの間にダミーフィ
ン配置すると共に脱フィン部にベントヘッダを設け、気
水分離器からの蒸気が凝縮する際に残留する不凝縮ガス
を外部へ排出できるようにしたものである。
て、凝縮熱交換器における伝熱部の伝熱フィンとして多
孔板フィン又はセレートフィンを使用し、多孔板フィン
又はセレートフィンの端部に垂直方向の脱フィン部を設
け、脱フィン部と一次側入口ヘッダとの間にダミーフィ
ン配置すると共に脱フィン部にベントヘッダを設け、気
水分離器からの蒸気が凝縮する際に残留する不凝縮ガス
を外部へ排出できるようにしたものである。
【0015】
【作用】請求項1の発明では、蒸気利用設備が気水分離
器で分離された蒸気を利用する必要があるときは、蒸気
利用設備にその蒸気を供給し、蒸気利用設備が蒸気を必
要としないときは、凝縮熱交換器にて熱回収し温水利用
設備へその熱を供給する。従って、燃料電池にて生成し
た熱を有効に利用することができる。
器で分離された蒸気を利用する必要があるときは、蒸気
利用設備にその蒸気を供給し、蒸気利用設備が蒸気を必
要としないときは、凝縮熱交換器にて熱回収し温水利用
設備へその熱を供給する。従って、燃料電池にて生成し
た熱を有効に利用することができる。
【0016】請求項2の発明では、請求項1の発明の作
用に加え、蒸気利用設備で必要とする蒸気量を蒸気流量
制御弁及び流量制御弁のうちいずれか一方で調整し、気
水分離器内の温度又は圧力が所定の値になるように制御
する。これにより、蒸気供給バランスを保持しつつ余剰
蒸気を凝縮熱交換器にに供給することができる。
用に加え、蒸気利用設備で必要とする蒸気量を蒸気流量
制御弁及び流量制御弁のうちいずれか一方で調整し、気
水分離器内の温度又は圧力が所定の値になるように制御
する。これにより、蒸気供給バランスを保持しつつ余剰
蒸気を凝縮熱交換器にに供給することができる。
【0017】請求項3の発明では、請求項1又は請求項
2の発明の作用に加え、凝縮熱交換器での熱交換の効率
が向上する。
2の発明の作用に加え、凝縮熱交換器での熱交換の効率
が向上する。
【0018】請求項4の発明では、請求項3の発明の作
用に加え、気水分離器からの蒸気が凝縮する際に残留す
る不凝縮ガスを効率良く外部へ排出する。
用に加え、気水分離器からの蒸気が凝縮する際に残留す
る不凝縮ガスを効率良く外部へ排出する。
【0019】請求項5の発明では、請求項3の発明の作
用に加え、請求項4の発明と同様に、気水分離器からの
蒸気が凝縮する際に残留する不凝縮ガスを効率良く外部
へ排出する。
用に加え、請求項4の発明と同様に、気水分離器からの
蒸気が凝縮する際に残留する不凝縮ガスを効率良く外部
へ排出する。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。図1は本
発明の実施例を示す構成図である。この実施例は、図6
に示した従来例に対し、蒸気利用設備9が気水分離器3
からの蒸気を必要としないときには、温水利用設備8か
らの水と熱交換を行う凝縮熱交換器20と、この凝縮熱
交換器20の高温加熱側からの凝縮水の流量を調節する
ための流量調節弁21を追加して設けたものである。図
6に示した従来例と同一要素には同一符号を符してい
る。
発明の実施例を示す構成図である。この実施例は、図6
に示した従来例に対し、蒸気利用設備9が気水分離器3
からの蒸気を必要としないときには、温水利用設備8か
らの水と熱交換を行う凝縮熱交換器20と、この凝縮熱
交換器20の高温加熱側からの凝縮水の流量を調節する
ための流量調節弁21を追加して設けたものである。図
6に示した従来例と同一要素には同一符号を符してい
る。
【0021】図1において、気水分離器3には、冷却水
出口配管2bと冷却水戻り配管2cと改質用蒸気配管2
eと蒸気供給配管2fとが接続されている。この実施例
では、蒸気供給配管2fから分岐して蒸気処理配管2g
を設け、凝縮熱交換器20を接続しドレン配管2hを介
して水処理装置10に接続している。つまり、蒸気利用
設備9に並列に凝縮熱交換器20を設けている。また、
ドレン配管2hには凝縮熱交換器20の高温加熱側から
の凝縮水の流量を調節するための流量調節弁21が設け
られている。
出口配管2bと冷却水戻り配管2cと改質用蒸気配管2
eと蒸気供給配管2fとが接続されている。この実施例
では、蒸気供給配管2fから分岐して蒸気処理配管2g
を設け、凝縮熱交換器20を接続しドレン配管2hを介
して水処理装置10に接続している。つまり、蒸気利用
設備9に並列に凝縮熱交換器20を設けている。また、
ドレン配管2hには凝縮熱交換器20の高温加熱側から
の凝縮水の流量を調節するための流量調節弁21が設け
られている。
【0022】凝縮熱交換器20が設けられた蒸気処理配
管2gは、蒸気供給配管2fに設けられた温度調節弁1
5の上流で蒸気供給配管2fから分岐されている。凝縮
熱交換器20は、その高温加熱側の一次側入口に蒸気供
給配管2fを接続し、高温加熱側の一次側出口にドレン
配管2hを接続している。一方、凝縮熱交換器20の低
温被加熱側である二次側入口に温水利用設備8から温水
配管2kを接続し、二次側出口からこの温水配管2kを
温水利用設備8に戻すよう接続している。
管2gは、蒸気供給配管2fに設けられた温度調節弁1
5の上流で蒸気供給配管2fから分岐されている。凝縮
熱交換器20は、その高温加熱側の一次側入口に蒸気供
給配管2fを接続し、高温加熱側の一次側出口にドレン
配管2hを接続している。一方、凝縮熱交換器20の低
温被加熱側である二次側入口に温水利用設備8から温水
配管2kを接続し、二次側出口からこの温水配管2kを
温水利用設備8に戻すよう接続している。
【0023】このような本発明による燃料電池発電プラ
ントにおいては、燃料電池1の燃料極1aには燃料ガス
が供給され、酸化剤極1bには空気がそれぞれ供給され
る。燃料電池1においては、燃料ガスと酸化剤ガスとの
電気化学反応により直接電気が発電される。また、燃料
電池1の反応熱により冷却器1cで加熱され2相流化し
た電池冷却水が冷却水出口配管2bから気水分離器3へ
送入される。
ントにおいては、燃料電池1の燃料極1aには燃料ガス
が供給され、酸化剤極1bには空気がそれぞれ供給され
る。燃料電池1においては、燃料ガスと酸化剤ガスとの
電気化学反応により直接電気が発電される。また、燃料
電池1の反応熱により冷却器1cで加熱され2相流化し
た電池冷却水が冷却水出口配管2bから気水分離器3へ
送入される。
【0024】2相流化した電池冷却水は、気水分離器3
で水と蒸気に分離され、分離された蒸気の一部は改質用
蒸気配管2eから供給される。そして、燃料の改質用蒸
気として使用される。一方、残りの蒸気は蒸気供給配管
2fに設けられた蒸気量調節弁15により気水分離器3
の温度を所定の値に適正に保ちつつ、蒸気利用設備9へ
供給される。
で水と蒸気に分離され、分離された蒸気の一部は改質用
蒸気配管2eから供給される。そして、燃料の改質用蒸
気として使用される。一方、残りの蒸気は蒸気供給配管
2fに設けられた蒸気量調節弁15により気水分離器3
の温度を所定の値に適正に保ちつつ、蒸気利用設備9へ
供給される。
【0025】ここで、蒸気利用設備9で蒸気を消費しな
い場合や、蒸気利用設備9での蒸気の消費が気水分離器
3で分離された蒸気量から燃料の水蒸気改質に使用され
る蒸気量を差し引いた蒸気量より少なく余剰蒸気が発生
する場合は、その余剰蒸気を蒸気処理配管2gから凝縮
熱交換器20の高温加熱側である一次側入口へ流入させ
る。
い場合や、蒸気利用設備9での蒸気の消費が気水分離器
3で分離された蒸気量から燃料の水蒸気改質に使用され
る蒸気量を差し引いた蒸気量より少なく余剰蒸気が発生
する場合は、その余剰蒸気を蒸気処理配管2gから凝縮
熱交換器20の高温加熱側である一次側入口へ流入させ
る。
【0026】一方、凝縮熱交換器20の低温被加熱側で
ある二次側へは、温水配管2kにて温水利用設備8から
二次冷却水を供給する。これにより、凝縮熱交換器20
の一次側へ流入する余剰蒸気を凝縮熱交換器20の伝熱
部にて二次冷却水との熱交換により凝縮し、気水分離器
3の温度を一定に維持する。この凝縮水は凝縮熱交換器
20の一次側の伝熱部を流下する際に、さらに二次冷却
水にて水処理装置10へ回収され、この場合、二次冷却
水は凝縮熱交換器20の伝熱部で余剰蒸気の潜熱や顕熱
により加熱され、温水利用設備8へ送入される。
ある二次側へは、温水配管2kにて温水利用設備8から
二次冷却水を供給する。これにより、凝縮熱交換器20
の一次側へ流入する余剰蒸気を凝縮熱交換器20の伝熱
部にて二次冷却水との熱交換により凝縮し、気水分離器
3の温度を一定に維持する。この凝縮水は凝縮熱交換器
20の一次側の伝熱部を流下する際に、さらに二次冷却
水にて水処理装置10へ回収され、この場合、二次冷却
水は凝縮熱交換器20の伝熱部で余剰蒸気の潜熱や顕熱
により加熱され、温水利用設備8へ送入される。
【0027】以上述べたように、この実施例では、燃料
電池発電プラントの運転中に、蒸気利用設備9での蒸気
消費量が低下した場合においても、凝縮熱交換器20に
余剰蒸気を流入させその余剰蒸気熱にて二次冷却水を加
熱して、温水利用設備8へ回収することができるので、
熱回収効率の高い燃料電池発電プラントが提供できる。
さらに、余剰蒸気の凝縮や回収を燃料電池発電プラント
内の凝縮熱交換器20にて処理するので、回収水の洗浄
度が維持できる。このため、水処理装置10の負荷の低
減によるランニングコストの節約効果が得られる。
電池発電プラントの運転中に、蒸気利用設備9での蒸気
消費量が低下した場合においても、凝縮熱交換器20に
余剰蒸気を流入させその余剰蒸気熱にて二次冷却水を加
熱して、温水利用設備8へ回収することができるので、
熱回収効率の高い燃料電池発電プラントが提供できる。
さらに、余剰蒸気の凝縮や回収を燃料電池発電プラント
内の凝縮熱交換器20にて処理するので、回収水の洗浄
度が維持できる。このため、水処理装置10の負荷の低
減によるランニングコストの節約効果が得られる。
【0028】次に、気水分離器3で分離した蒸気の供給
について説明する。気水分離器3で分離した蒸気は、燃
料の改質用蒸気、蒸気利用設備9での消費蒸気、及び凝
縮熱交換器20で凝縮する余剰蒸気の順に優先度を設定
して供給する。即ち、燃料の改質用蒸気を取り出した後
の気水分離器3の温度が所定の値に維持されるように、
気水分離器3の温度を温度検出器で検出し、蒸気流量調
整弁15又は流量調整弁21を調節する。
について説明する。気水分離器3で分離した蒸気は、燃
料の改質用蒸気、蒸気利用設備9での消費蒸気、及び凝
縮熱交換器20で凝縮する余剰蒸気の順に優先度を設定
して供給する。即ち、燃料の改質用蒸気を取り出した後
の気水分離器3の温度が所定の値に維持されるように、
気水分離器3の温度を温度検出器で検出し、蒸気流量調
整弁15又は流量調整弁21を調節する。
【0029】ここで、凝縮熱交換器20にて凝縮する余
剰蒸気量Gsは、気水分離器3で分離した蒸気量をG
1、改質用蒸気量をG2、蒸気利用設備9での蒸気消費
量をG3とすると、Gs=G1−G2−G3となる。余
剰蒸気は燃料電池1と蒸気利用設備9との相互の運転状
態により変動する。このことから、凝縮熱交換器20に
供給される蒸気が最も変動が大きくなるので、凝縮熱交
換器20では、その伝熱部に形成される余剰蒸気の凝縮
水の水位を流量調節弁21にて調節する。こうすること
により、凝縮熱交換器20の性能を制御する。これは、
凝縮水に没水した伝熱部は凝縮水冷却クーラに相当し、
非没水伝熱部は凝縮伝熱部に相当することから、凝縮熱
交換器20の性能は凝縮水の水位を調節して、凝縮水に
没水した伝熱部と非没水伝熱部の伝熱面積の割合を変え
ることで制御できるからである。
剰蒸気量Gsは、気水分離器3で分離した蒸気量をG
1、改質用蒸気量をG2、蒸気利用設備9での蒸気消費
量をG3とすると、Gs=G1−G2−G3となる。余
剰蒸気は燃料電池1と蒸気利用設備9との相互の運転状
態により変動する。このことから、凝縮熱交換器20に
供給される蒸気が最も変動が大きくなるので、凝縮熱交
換器20では、その伝熱部に形成される余剰蒸気の凝縮
水の水位を流量調節弁21にて調節する。こうすること
により、凝縮熱交換器20の性能を制御する。これは、
凝縮水に没水した伝熱部は凝縮水冷却クーラに相当し、
非没水伝熱部は凝縮伝熱部に相当することから、凝縮熱
交換器20の性能は凝縮水の水位を調節して、凝縮水に
没水した伝熱部と非没水伝熱部の伝熱面積の割合を変え
ることで制御できるからである。
【0030】なお、以上の説明では気水分離器3内の温
度が所定の値になるように制御するようにしているが、
気水分離器3内の圧力が所定の値になるように制御する
ようにしても良い。
度が所定の値になるように制御するようにしているが、
気水分離器3内の圧力が所定の値になるように制御する
ようにしても良い。
【0031】次に、本発明の凝縮熱交換器20について
説明する。図2は、本発明における凝縮熱交換器20の
第1の実施例を示す説明図である。図2(a)は凝縮熱
交換器20の正面図であり、図2(b)は凝縮熱交換器
20の一次側伝熱部の縦断面図である。
説明する。図2は、本発明における凝縮熱交換器20の
第1の実施例を示す説明図である。図2(a)は凝縮熱
交換器20の正面図であり、図2(b)は凝縮熱交換器
20の一次側伝熱部の縦断面図である。
【0032】本発明では凝縮熱交換器20としてプレー
トフィン型熱交換器を用いる。この凝縮熱交換器20に
は、高温加熱側の一次側入口ヘッダ23から気水分離器
3からの蒸気を流入する。そして、その蒸気は上下方向
に伝熱部22を形成する一方の通路を垂直下降して凝縮
水として高温加熱側の一次側出口ヘッダ24から流出す
る。即ち、図2(a)に示すように伝熱部22を形成す
る一次側の伝熱フィン31を垂直下降して凝縮水として
高温加熱側の一次側出口ヘッダ24から流出する。
トフィン型熱交換器を用いる。この凝縮熱交換器20に
は、高温加熱側の一次側入口ヘッダ23から気水分離器
3からの蒸気を流入する。そして、その蒸気は上下方向
に伝熱部22を形成する一方の通路を垂直下降して凝縮
水として高温加熱側の一次側出口ヘッダ24から流出す
る。即ち、図2(a)に示すように伝熱部22を形成す
る一次側の伝熱フィン31を垂直下降して凝縮水として
高温加熱側の一次側出口ヘッダ24から流出する。
【0033】一方、低温被加熱側の二次側入口ヘッダ2
5から温水利用設備8からの水を流入し、伝熱部22を
形成する他方の通路を垂直上昇し温水として低温被加熱
側の二次側出口ヘッダ26から流出させる。即ち、図示
はしていないが伝熱部22を形成する二次側の伝熱フィ
ンを垂直上昇し温水として低温被加熱側の二次側出口ヘ
ッダ26から流出させる。
5から温水利用設備8からの水を流入し、伝熱部22を
形成する他方の通路を垂直上昇し温水として低温被加熱
側の二次側出口ヘッダ26から流出させる。即ち、図示
はしていないが伝熱部22を形成する二次側の伝熱フィ
ンを垂直上昇し温水として低温被加熱側の二次側出口ヘ
ッダ26から流出させる。
【0034】また、蒸気中に含まれる不凝縮ガスをベン
トヘッダ27で捕捉し、ベント管28を介してベント集
合管29に集めて、オリフィス30にて流量を制限され
つつ大気に放出する。これは、蒸気中に多量の不凝縮ガ
スが含まれる場合には、その不凝縮ガスが高温側の伝熱
部22に滞留して、凝縮熱交換器20の伝熱性能を著し
く低下させるので、それを防止するためである。
トヘッダ27で捕捉し、ベント管28を介してベント集
合管29に集めて、オリフィス30にて流量を制限され
つつ大気に放出する。これは、蒸気中に多量の不凝縮ガ
スが含まれる場合には、その不凝縮ガスが高温側の伝熱
部22に滞留して、凝縮熱交換器20の伝熱性能を著し
く低下させるので、それを防止するためである。
【0035】即ち、気水分離器3によって分離された蒸
気の余剰蒸気の一部は、一次側入口ヘッダ23より伝熱
部22の一次側通路に導かれ、一次側伝熱フィン31に
沿って伝熱部22を垂直下降する。その際に二次側であ
る低温被加熱側の水と熱交換にて凝縮し、伝熱部22内
に水位32を形成する。そして、さらに低温被加熱側の
水にて冷却され、一次側出口ヘッダ24より流出し水処
理装置10へ回収される。一方、二次側である低温被加
熱側の水は、二次側入口ヘッダ24より伝熱部22の二
次側通路に導かれ、伝熱部22を垂直上方に流れる。そ
の際に余剰蒸気の潜熱や顕熱にて加熱され、二次側出口
ヘッダ26より温水配管2kにて温水利用設備8へ供給
される。
気の余剰蒸気の一部は、一次側入口ヘッダ23より伝熱
部22の一次側通路に導かれ、一次側伝熱フィン31に
沿って伝熱部22を垂直下降する。その際に二次側であ
る低温被加熱側の水と熱交換にて凝縮し、伝熱部22内
に水位32を形成する。そして、さらに低温被加熱側の
水にて冷却され、一次側出口ヘッダ24より流出し水処
理装置10へ回収される。一方、二次側である低温被加
熱側の水は、二次側入口ヘッダ24より伝熱部22の二
次側通路に導かれ、伝熱部22を垂直上方に流れる。そ
の際に余剰蒸気の潜熱や顕熱にて加熱され、二次側出口
ヘッダ26より温水配管2kにて温水利用設備8へ供給
される。
【0036】このように、図2に示した凝縮熱交換器2
0は、高温加熱側に垂直下降の凝縮熱伝達がされ、低温
被加熱側は水の熱伝達を利用するプレートフィン型熱交
換器であり、高温加熱側と低温被加熱側共に高い熱伝達
係数が達成されるので、コンパクトな機器を提供するこ
とができる。また、凝縮熱交換器20に流入する余剰蒸
気量の変動に対し、水位32を調節して凝縮性能を設定
する制御運転を採用しているので、凝縮熱交換器20の
性能を制御することができる。なお、図2に示した凝縮
熱交換器20では、伝導フィン31として図3(a)に
示す直線フィン31aを用いたものを示したが、図3
(b)に示すヘリボーンフィン31b、図3(c)に示
す多孔板フィン31c、図3(d)に示すセレートフィ
ン31d等を使用することも可能である。
0は、高温加熱側に垂直下降の凝縮熱伝達がされ、低温
被加熱側は水の熱伝達を利用するプレートフィン型熱交
換器であり、高温加熱側と低温被加熱側共に高い熱伝達
係数が達成されるので、コンパクトな機器を提供するこ
とができる。また、凝縮熱交換器20に流入する余剰蒸
気量の変動に対し、水位32を調節して凝縮性能を設定
する制御運転を採用しているので、凝縮熱交換器20の
性能を制御することができる。なお、図2に示した凝縮
熱交換器20では、伝導フィン31として図3(a)に
示す直線フィン31aを用いたものを示したが、図3
(b)に示すヘリボーンフィン31b、図3(c)に示
す多孔板フィン31c、図3(d)に示すセレートフィ
ン31d等を使用することも可能である。
【0037】図4は、本発明における凝縮熱交換器20
の第2の実施例を示す説明図である。図4(a)は第2
の実施例における凝縮熱交換器20の正面図であり、図
4(b)はその凝縮熱交換器20の一次側伝熱部の縦断
面図である。この図4に示す第2の実施例による凝縮熱
交換器20は、図4(b)に示すように、伝熱部22の
伝熱フィン31の一部に水平方向の脱フィン部33を設
ける。そして、この脱フィン部33にベントヘッダ27
を設けて、気水分離器3からの蒸気が凝縮する際に残留
する不凝縮ガスを外部へ排出するようにしたものであ
る。
の第2の実施例を示す説明図である。図4(a)は第2
の実施例における凝縮熱交換器20の正面図であり、図
4(b)はその凝縮熱交換器20の一次側伝熱部の縦断
面図である。この図4に示す第2の実施例による凝縮熱
交換器20は、図4(b)に示すように、伝熱部22の
伝熱フィン31の一部に水平方向の脱フィン部33を設
ける。そして、この脱フィン部33にベントヘッダ27
を設けて、気水分離器3からの蒸気が凝縮する際に残留
する不凝縮ガスを外部へ排出するようにしたものであ
る。
【0038】即ち、この凝縮熱交換器20は、一次側伝
熱フィン31をフィンの流れ方向に直交して、たとえば
脱フィン部33を2箇所設け、この各々の脱フィン部3
3に外部と連通する開口部を設ける。そして、その開口
部にベントヘッダ27を配設し、各々のベントヘッダ2
7にベント管28を接続する。ベント管28の他端はベ
ント集合管29に接続し、このベント集合管29よりオ
リフィス30を介して外部に開放する。なお、脱フィン
部33の設置箇所数は、凝縮熱交換器20に流入する余
剰蒸気の最大量に対する凝縮伝熱面積を設計計算にて求
め、凝縮伝熱面積を必要数に等分して配設される。
熱フィン31をフィンの流れ方向に直交して、たとえば
脱フィン部33を2箇所設け、この各々の脱フィン部3
3に外部と連通する開口部を設ける。そして、その開口
部にベントヘッダ27を配設し、各々のベントヘッダ2
7にベント管28を接続する。ベント管28の他端はベ
ント集合管29に接続し、このベント集合管29よりオ
リフィス30を介して外部に開放する。なお、脱フィン
部33の設置箇所数は、凝縮熱交換器20に流入する余
剰蒸気の最大量に対する凝縮伝熱面積を設計計算にて求
め、凝縮伝熱面積を必要数に等分して配設される。
【0039】この図4に示した凝縮熱交換器は20は、
図2に示した凝縮熱交換器20と同様に、高温加熱側に
気水分離器3からの余剰蒸気が流入して凝縮する。この
場合、余剰蒸気中に多量の不凝縮ガスが含まれる場合に
は、不凝縮ガスを一次側伝熱フィン31の脱フィン部3
3よりベントヘッダ27に集め、ベント管28及びベン
ト集合管29を経て、オリフィス30にて流量を制限さ
れつつ大気に放出する。従って、不凝縮ガスを効率良く
外部へ排出することができるので、不凝縮ガスが高温加
熱側の伝熱部22に滞留することがなくなり、凝縮熱交
換器20の伝熱性能を低下させることはない。
図2に示した凝縮熱交換器20と同様に、高温加熱側に
気水分離器3からの余剰蒸気が流入して凝縮する。この
場合、余剰蒸気中に多量の不凝縮ガスが含まれる場合に
は、不凝縮ガスを一次側伝熱フィン31の脱フィン部3
3よりベントヘッダ27に集め、ベント管28及びベン
ト集合管29を経て、オリフィス30にて流量を制限さ
れつつ大気に放出する。従って、不凝縮ガスを効率良く
外部へ排出することができるので、不凝縮ガスが高温加
熱側の伝熱部22に滞留することがなくなり、凝縮熱交
換器20の伝熱性能を低下させることはない。
【0040】このように図4に示した凝縮熱交換器20
においても、第2図に示した凝縮熱交換器20と同様に
プレートフィン型熱交換器を用いているので、高温加熱
側及び低温被加熱側共に高い熱伝達係数が達成される。
また、凝縮熱交換器20に流入する余剰蒸気量の変動に
対し、水位32を調節して凝縮性能を設定する制御運転
を採用しているので、凝縮熱交換器20の性能を制御す
ることができる。
においても、第2図に示した凝縮熱交換器20と同様に
プレートフィン型熱交換器を用いているので、高温加熱
側及び低温被加熱側共に高い熱伝達係数が達成される。
また、凝縮熱交換器20に流入する余剰蒸気量の変動に
対し、水位32を調節して凝縮性能を設定する制御運転
を採用しているので、凝縮熱交換器20の性能を制御す
ることができる。
【0041】さらに、一次側伝熱フィン31を脱フィン
して脱フィン部33を複数箇所設けているため、水位3
2が伝熱部22のどの位置にあっても、余剰蒸気中に含
まれる不凝縮ガスを系外に排出できる。このため、不凝
縮ガスの対流による凝縮熱伝達の低下を防止できるの
で、コンパクトな機器を提供することができる。
して脱フィン部33を複数箇所設けているため、水位3
2が伝熱部22のどの位置にあっても、余剰蒸気中に含
まれる不凝縮ガスを系外に排出できる。このため、不凝
縮ガスの対流による凝縮熱伝達の低下を防止できるの
で、コンパクトな機器を提供することができる。
【0042】次に、図5に凝縮熱交換器20についての
第3の実施例を示す。図5(a)は第3の実施例におけ
る凝縮熱交換器20の正面図であり、図5(b)はその
凝縮熱交換器20の一次側伝熱部の縦断面図である。
第3の実施例を示す。図5(a)は第3の実施例におけ
る凝縮熱交換器20の正面図であり、図5(b)はその
凝縮熱交換器20の一次側伝熱部の縦断面図である。
【0043】この第3の実施例は、図5(b)に示すよ
うに伝熱フィン31の長手に直交方向に連通した伝熱フ
ィンを用いる。即ち、凝縮熱交換器20における伝熱部
22の伝熱フィン31として、多孔板フィン31c又は
セレートフィン31dを使用し、多孔板フィン31c又
はセレートフィン31dの端部に垂直方向の脱フィン部
33を設けると共に、脱フィン部33と一次側入口ヘッ
ダ23との間にダミーフィン34を配置したものであ
る。そして、脱フィン部33にベントヘッダ27を設
け、気水分離器3からの蒸気が凝縮する際に残留する不
凝縮ガスを外部へ排出する。
うに伝熱フィン31の長手に直交方向に連通した伝熱フ
ィンを用いる。即ち、凝縮熱交換器20における伝熱部
22の伝熱フィン31として、多孔板フィン31c又は
セレートフィン31dを使用し、多孔板フィン31c又
はセレートフィン31dの端部に垂直方向の脱フィン部
33を設けると共に、脱フィン部33と一次側入口ヘッ
ダ23との間にダミーフィン34を配置したものであ
る。そして、脱フィン部33にベントヘッダ27を設
け、気水分離器3からの蒸気が凝縮する際に残留する不
凝縮ガスを外部へ排出する。
【0044】即ち、この第3の実施例による凝縮熱交換
器20は、一次側伝熱フィン31として、図3(c)に
示す多孔板フィン31c又は図3(d)に示すセレート
フィン31d等のような伝熱フィン31の長手に直交方
向に連通した伝熱フィン31を使用する。そして、脱フ
ィン部33を一次側伝熱フィン31の縦方向に沿って伝
熱部31の端部に配設し、この脱フィン部33に流入し
ないようにする。また、脱フィン部33のダミーフィン
34の下に外部と連通する開口部35を設け、この開口
部33にベントヘッダ27を取り付ける。
器20は、一次側伝熱フィン31として、図3(c)に
示す多孔板フィン31c又は図3(d)に示すセレート
フィン31d等のような伝熱フィン31の長手に直交方
向に連通した伝熱フィン31を使用する。そして、脱フ
ィン部33を一次側伝熱フィン31の縦方向に沿って伝
熱部31の端部に配設し、この脱フィン部33に流入し
ないようにする。また、脱フィン部33のダミーフィン
34の下に外部と連通する開口部35を設け、この開口
部33にベントヘッダ27を取り付ける。
【0045】この図5に示した凝縮熱交換器20によっ
ても、一次側伝熱フィン31に、たとえば多孔板フィン
31cを使用することにより、脱フィン部33と一次側
の伝熱部22とが多孔板フィン31cに配設された多数
の穴により連通させるので、余剰蒸気が凝縮する際の不
凝縮ガスを脱フィン部33に吸入し、系外に排出するこ
とができる。また、一次側伝熱フィン31に多孔板フィ
ン31c又はセレートフィン31dを使用しているの
で、直線フィン31aと比較して、圧力損失は増加する
ものの高い熱伝達計数が達成される。従って、一層コン
パクトな機器を提供することができる。
ても、一次側伝熱フィン31に、たとえば多孔板フィン
31cを使用することにより、脱フィン部33と一次側
の伝熱部22とが多孔板フィン31cに配設された多数
の穴により連通させるので、余剰蒸気が凝縮する際の不
凝縮ガスを脱フィン部33に吸入し、系外に排出するこ
とができる。また、一次側伝熱フィン31に多孔板フィ
ン31c又はセレートフィン31dを使用しているの
で、直線フィン31aと比較して、圧力損失は増加する
ものの高い熱伝達計数が達成される。従って、一層コン
パクトな機器を提供することができる。
【0046】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、燃料
電池発電プラントからの蒸気熱を回収する蒸気利用設備
の負荷が小さい場合においても、凝縮熱交換器で温水利
用設備にその蒸気熱を回収するので、燃料電池発電プラ
ントからの蒸気熱を有効に回収できる。また、凝縮熱交
換器として伝熱性能が高いプレートフィン型熱交換器を
使用することができるので、燃料電池発電プラントのコ
ンパクト性を損なわずに、システム全体の効率を向上す
ることが可能になる。
電池発電プラントからの蒸気熱を回収する蒸気利用設備
の負荷が小さい場合においても、凝縮熱交換器で温水利
用設備にその蒸気熱を回収するので、燃料電池発電プラ
ントからの蒸気熱を有効に回収できる。また、凝縮熱交
換器として伝熱性能が高いプレートフィン型熱交換器を
使用することができるので、燃料電池発電プラントのコ
ンパクト性を損なわずに、システム全体の効率を向上す
ることが可能になる。
【図1】本発明の実施例を示す燃料電池発電プラントの
構成図。
構成図。
【図2】本発明における凝縮熱交換器の第1の実施例の
説明図。
説明図。
【図3】本発明の凝縮熱交換器における伝熱フィンの説
明図。
明図。
【図4】本発明における凝縮熱交換器の第2の実施例の
説明図。
説明図。
【図5】本発明における凝縮熱交換器の第3の実施例の
説明図。
説明図。
【図6】従来例を示す燃料電池発電プラントの構成図。
【符号の説明】 1 燃料電池 1a 燃料極 1b 酸化剤極 1c 電池冷却器 2a 冷却水入口配管 2b 冷却水出口配管 2c 冷却水戻り配管 2d バイパスライン 2e 改質器用蒸気配管 2f 蒸気供給配管 2g 蒸気処理配管 2h ドレン配管 2k 気水分離器 3 循環ポンプ 4 温水利用設備 5 冷却器 6 温度検出器 7 冷却水温度調節弁 8 蒸気ポンプ 9 温水利用設備 10 水処理装置 11 給水配管 12 給水流量調節弁 13 給水ポンプ 14 温度検出器 15 蒸気量調節弁 20 凝縮熱交換器 21 流量調節弁 22 伝熱部 23 一次側入口ヘッダ 24 一次側出口ヘッダ 25 二次側入口ヘッダ 26 二次側出口ヘッダ 27 ベントヘッダ 28 ベント管 29 ベント集合管 30 オリフィス 31 伝熱フィン 32 水位 33 脱フィン部 34 ダミーフィン 35 開口部
Claims (5)
- 【請求項1】 燃料電池を冷却した後の冷却水を気水分
離器に導き蒸気と水に分離し、分離された蒸気を蒸気流
量制御弁を介して蒸気利用設備に供給し、この蒸気利用
設備で利用され凝縮した水を回収して水処理装置で浄化
すると共に、前記気水分離器で分離された水及び前記水
処理装置からの水を冷却器で熱交換して前記燃料電池の
冷却水として供給し、前記冷却器で熱交換された熱を温
水利用設備で利用するようにした燃料電池発電プラント
において、前記気水分離器から前記蒸気利用設備への蒸
気供給系に並列に配置され高温加熱側へ前記気水分離器
から分離した蒸気を供給し低温被加熱側へ前記温水利用
設備からの水を供給して熱交換すると共に前記高温加熱
側からの凝縮水を前記水処理装置へ戻し前記低温被加熱
側からの温水を前記温水利用設備へ供給するための凝縮
熱交換器と、前記凝縮熱交換器の前記高温加熱側からの
凝縮水を調節するための流量制御弁とを備えたことを特
徴とする燃料電池発電プラント。 - 【請求項2】 前記蒸気利用設備に供給する蒸気量を調
節するための蒸気流量制御弁、及び前記凝縮熱交換器の
前記高温加熱側からの凝縮水を調節するための流量制御
弁のうち、少なくともいずれか一方を前記気水分離器内
の温度又は圧力が所定の値になるように制御するように
したことを特徴とすることを特徴とする請求項1に記載
の燃料電池発電プラント。 - 【請求項3】 前記凝縮熱交換器は、前記高温加熱側の
一次側入口ヘッダから前記気水分離器からの蒸気を流入
し、上下方向に伝熱部を形成する一方の通路を前記蒸気
が垂直下降して凝縮水として前記高温加熱側の一次側出
口ヘッダから流出し、前記低温被加熱側の二次側入口ヘ
ッダから前記温水利用設備からの水を流入し、前記伝熱
部を形成する他方の通路を前記水が垂直上昇し温水とし
て前記低温被加熱側の二次側出口ヘッダから流出させる
プレートフィン型熱交換器であることを特徴とする請求
項1又は請求項2に記載の燃料電池発電プラント。 - 【請求項4】 前記凝縮熱交換器における前記伝熱部の
伝熱フィンの一部に水平方向の脱フィン部を設け、この
脱フィン部にベントヘッダを設けて前記気水分離器から
の蒸気が凝縮する際に残留する不凝縮ガスを外部へ排出
するようにしたことを特徴とする請求項3に記載の燃料
電池発電プラント。 - 【請求項5】 前記凝縮熱交換器における前記伝熱部の
伝熱フィンとして多孔板フィン又はセレートフィンを使
用し、前記多孔板フィン又は前記セレートフィンの端部
に垂直方向の脱フィン部を設け、前記脱フィン部と前記
一次側入口ヘッダとの間にダミーフィン配置すると共に
前記脱フィン部にベントヘッダを設け、前記気水分離器
からの蒸気が凝縮する際に残留する不凝縮ガスを外部へ
排出できるようにしたことを特徴とする請求項3に記載
の燃料電池発電プラント。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7146923A JPH08315837A (ja) | 1995-05-23 | 1995-05-23 | 燃料電池発電プラント |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7146923A JPH08315837A (ja) | 1995-05-23 | 1995-05-23 | 燃料電池発電プラント |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08315837A true JPH08315837A (ja) | 1996-11-29 |
Family
ID=15418634
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7146923A Pending JPH08315837A (ja) | 1995-05-23 | 1995-05-23 | 燃料電池発電プラント |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08315837A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000059059A1 (de) * | 1999-03-26 | 2000-10-05 | Siemens Aktiengesellschaft | Verfahren zum betreiben einer brennstoffzellenanlage und brennstoffzellenanlage |
| JP2002539584A (ja) * | 1999-03-10 | 2002-11-19 | シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト | 燃料電池設備の作動方法及び燃料電池設備 |
-
1995
- 1995-05-23 JP JP7146923A patent/JPH08315837A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002539584A (ja) * | 1999-03-10 | 2002-11-19 | シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト | 燃料電池設備の作動方法及び燃料電池設備 |
| WO2000059059A1 (de) * | 1999-03-26 | 2000-10-05 | Siemens Aktiengesellschaft | Verfahren zum betreiben einer brennstoffzellenanlage und brennstoffzellenanlage |
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