JPH08316430A - 半導体メモリとその製造方法、スタックドキャパシタ - Google Patents

半導体メモリとその製造方法、スタックドキャパシタ

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JPH08316430A
JPH08316430A JP7115810A JP11581095A JPH08316430A JP H08316430 A JPH08316430 A JP H08316430A JP 7115810 A JP7115810 A JP 7115810A JP 11581095 A JP11581095 A JP 11581095A JP H08316430 A JPH08316430 A JP H08316430A
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film
insulating film
interlayer insulating
lower electrode
semiconductor memory
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Hiroki Shinkawada
裕樹 新川田
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Mitsubishi Electric Corp
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    • HELECTRICITY
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 下部電極の中央部に生じる凹部をなくし、リ
ーク電流を低減化してキャパシタの電気特性の向上を図
る。 【構成】 トランジスタを覆うように第1層間絶縁膜1
0とその上にCMPのストッパ材となる第2層間絶縁膜
11を順次に形成し、コンタクトホール12を形成した
上で、ポリシリコン膜を成膜してコンタクトホール12
を埋める。CMPによりポリシリコン膜を研磨して、第
2層間絶縁膜11を30〜100nmの厚さとする。こ
れにより、凹部の無い平坦な上面を有するポリシリコン
プラグ14が形成され、その上に形成する下部電極(1
5,16)もまた凹部の無い均一な膜厚の膜となり、強
誘電体膜21の中央部にも凹部が生じない。従って、下
部電極(15,16)の側面を枠付ける酸化膜スペーサ
19の落ち込み量も小さくなり、しかもメタル配線24
の形成も容易となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、DRAMやFRAM
等の半導体メモリ装置に関し、特に強誘電体膜又は高誘
電体膜をスタックドキャパシタに用いた半導体メモリ装
置に関するものである。又、本発明は、そのようなスタ
ックドキャパシタに関するものでもある。
【0002】
【従来の技術】最先端DRAM(ダイナミック・ランダ
ム・アクセス・メモリでは、そのセル面積の縮小化にと
もない、従来のシリコン酸化窒化膜を用いた3次元キャ
パシタ構造(円筒型、フィン型、トレンチ型など)によ
る対応だけでは、製造プロセスが複雑かつ困難となり、
その結果、十分なキャパシタ容量を得ることができなく
なってきている。
【0003】そこで、キャパシタに用いる誘電体を誘電
率の大きいものに変える必要性が生じる。そのような誘
電率の高い材料としては、(Ba,Sr)TiO3、B
aTiO3、SrTiO3等の高誘電体材料やPbTi
O3、PbZrC3、LiNbO3、PZT、PLZT
などの酸化物セラミックスの強誘電体材料がある。ここ
で、高誘電体とは、室温ではヒステリシスを示さない誘
電率の高い誘電体である。また、これらの誘電体膜を用
いるためには、それらを結晶成長させるための下地層と
なるべき電極材料として、Pt,Pd,Rh,Ni,W
などの金属や、Pt,Pd,Rh,Ni,Wなどの合金
や、Ru/RuO2、Ir/IrO2などの金属積層膜
を用いる必要がある。また、バリア層(拡散抑止層)と
しては、TiN/TiなどのTi系材料積層膜を用いる
必要がある。これらの薄膜の作製方法としては、スパッ
タ法やMOCVD法などが挙げられる。
【0004】図33は、そのような強誘電体膜ないしは
高誘電体膜を用いたスタック構造のキャパシタを有する
DRAMの構成を示す断面図である。同図において、1
Pは半導体基板、2Pはフィールド酸化膜、3Pは不純
物領域、4Pは拡散層、5Pはゲート酸化膜、6Pはゲ
ート電極、7Pは絶縁膜、9Pはビット配線、10Pは
シリコン酸化膜等の層間絶縁膜、12Pはコンタクトホ
ール、13Pはコンタクトホール12Pを埋めるポリシ
リコン膜から成るプラグ、15Pはバリア層、16Pは
スタックドキャパシタの下部電極(Pt等)、19Pは
シリコン酸化膜のスペーサ、21Pは強誘電体膜又は高
誘電体膜、22Pはスタックドキャパシタの上部電極
(Pt等)、23Pは層間絶縁膜、24Pはメタル配線
である。ポリシリコンプラグ13Pは、層間絶縁膜10
P内に形成されたコンタクトホール12Pと層間絶縁膜
10Pの上面上にポリシリコン膜を形成し、このポリシ
リコン膜をエッチングすることにより形成される。
【0005】又、他の従来技術として、米国特許第5,
335,138号のFig.3に開示されたものがあ
る。これは、図33に示された隣り合うキャパシタの下
部電極間のギャップが、下部電極とその下のバリア層の
両膜厚の和と同じ膜厚を有する平坦な絶縁膜で埋め込ま
れた構造を有している。その際、上記絶縁膜は、下部電
極上と上記ギャップ内に絶縁膜を蒸着した上で、この膜
を上記下部電極の上面までCMP(ケミカル・メカニカ
ル・ポリッシング)法を用いて削除することにより形成
されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】DRAMのスタックド
キャパシタ(以後、単にキャパシタと称す)に結晶性の
材料である強誘電体薄膜又は高誘電体薄膜を適用する場
合には、その構造および作製プロセスに起因する局所段
差を低減する必要がある。その理由は、強誘電体薄膜な
いし高誘電体薄膜の結晶性が、その様な局所段差におい
ては、不均一に形成されてしまうので、その箇所で膜の
リーク電流が大きくなるなどにより、キャパシタの電気
的特性が劣化してしまうからである。特に、スパッタ法
でそれらの誘電体膜を形成した場合には、その局所段差
において、薄膜化が起こってしまう可能性が高く、さら
に一層、キャパシタの電気的特性の劣化が起こるものと
考えられる。
【0007】そして、図33に例示したような従来のキ
ャパシタの構造及びその形成方法では、キャパシタの下
部電極(図33の16P,15P)とMOSトランジス
タの拡散層(図33の4P)とをつなぐコンタクトとし
てのポリシリコンプラグ(図33の14P)を形成する
ために、ドライエッチングによるエッチバック法を用い
ている。この方法では、仮にエッチバックが均一に行わ
れるとしても、ウエハ面内均一性確保の関係上、どうし
てもポリシリコンプラグ上面が層間絶縁膜(10P)の
上面よりも100〜200nm程度落ち込んでしまう。
そして、もしエッチバックが不均一に行われるならば、
その落ち込みの量は一層大きくなる。従って、この方法
により形成されたポリシリコンプラグの上面と層間絶縁
膜の上面との上に強誘電体(高誘電体)キャパシタの下
部電極を形成した場合には、下部電極のバリア層(図3
3の15P)の形成および電極(図33の16P)の形
成の際に、ポリシリコンプラグの上面の落ち込みの形状
がそのまま下部電極の形状に反映されるため、ポリシリ
コンプラグの上面上にあたる、下部電極の上面が凹んだ
形状になる。
【0008】この点は、エッチバック方法に代えて、リ
フロー法によりプラグを形成する場合にも同様に生ずる
問題である。
【0009】また、下部電極のエッジ部は、バリア層
(15P)と電極(16P)の両厚さ分だけの段差を持
つことになる。そこで、この部分での誘電体膜の局所的
薄膜化を低減化するために、下部電極のエッジ部に酸化
膜スペーサ(図33の19P)を自己整合的なエッチン
グ法により形成するのが一般的である。しかし、この方
法では、上述したように下部電極の中央部が凹んでいる
ために、酸化膜形成時にその凹み(100〜200n
m)の部分が酸化膜で埋められることとなり、上記自己
整合的なエッチングを行う際に、上記凹みの部分に酸化
膜が残らないようにする必要が生じる。そこで、この要
求に応えるべく上記エッチングを更に行うこととなるた
めに、凹み分だけ、下部電極のエッジ部に形成された酸
化膜スペーサの上端が下部電極の上面から落ち込んでし
まい、酸化膜スペーサを形成したにもかかわらず、下部
電極のエッジ部に局所的な段差がなお生じる。
【0010】これらの点を考えると、従来の下部電極形
成法では、下部電極の中央付近に凹みが生じる結果、そ
の周辺で該電体膜が局所的に薄くなると共に、下部電極
のエッジ部にも局所段差が残ってしまうため、キャパシ
タ誘電体膜がそのエッジ部の局所段差において薄膜化さ
れてしまい、キャパシタの電気的特性がこれらの箇所
で、特にエッジ部の局所段差位置で劣化し、キャパシタ
の信頼性が低下してしまうという問題が生じる。
【0011】更に、従来の方法では、上記の通りに形成
したキャパシタ誘電体膜の上に上部電極(図33の22
P)を形成し、層間絶縁膜(図33の23P)を挟んで
メタル配線(図33の24P)を行うが、このとき、図
33に例示したようにキャパシタ上の層間絶縁膜の上面
に段差があると、メタル配線をエッチングにより形成す
ることが困難になる。従来の方法でキャパシタを形成し
た場合、このキャパシタ上の層間絶縁膜の段差を低減す
るのは困難であり、メタル配線の加工プロセス上の困難
さは改善されえない。
【0012】この発明は、このような問題点を克服すべ
くなされたものであり、その第一の目的は、下部電極に
凹みが生じないような構造のスタックドキャパシタ及び
それを備えた半導体メモリ装置を実現することにあり、
又、その製造方法を提供することにある。
【0013】その第二の目的は、第一の目的の構造に加
えて、キャパシタ下部電極のエッジ部において局所段差
を生じない構造のスタックドキャパシタとそれを備えた
半導体メモリ装置を実現することにあり、又、その製造
方法を提供することにもある。
【0014】その第三の目的は、凹みのないキャパシタ
下部電極を形成するにあたり、その下部電極とキャパシ
タコンタクトとの転写プロセスを容易に行えるような構
造を備えた半導体メモリとその製造方法を提供すること
にある。
【0015】その第四の目的は、スタックドキャパシタ
の上方に形成すべきメタル配線を容易に加工・形成する
ことができるようにすることである。
【0016】又、その第五の目的は、キャパシタ下部電
極のエッジ部における局所段差の発生を完全に防止する
ことができる酸化膜スペーサをキャパシタ下部電極の側
面に実現することにある。
【0017】又、その第六の目的は、CMP法を用いた
好適な研磨加工方法をスタックドキャパシタの製造に適
用可能とすることにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る半導体メ
モリでは、半導体基板と、前記半導体基板の主面に形成
されたトランジスタの拡散層と、前記トランジスタを覆
うように前記半導体基板の主面上に平滑に形成された第
1層間絶縁膜と、前記第1層間絶縁膜とは異種類の絶縁
膜であって且つCMP法を用いた研磨のストッパ材とな
り得る材質の絶縁膜からなり、前記第1層間絶縁膜の上
面に平坦に形成された第2層間絶縁膜と、前記第2及び
第1層間絶縁膜内に形成され、前記拡散層の上面の一部
をその底面とするコンタクトホールと、前記コンタクト
ホール内の空間を埋めるように形成され且つ前記半導体
基板の主面に対する前記第2層間絶縁膜の上面の高さと
同一の高さを持つ平坦な上面を有するプラグと、前記プ
ラグの上面上とその周辺の前記第2層間絶縁膜の上面上
とに形成されたキャパシタ下部電極とを備えている。
【0019】請求項2に係る半導体メモリでは、請求項
1記載の半導体メモリにおいて、前記第2層間絶縁膜は
前記CMP法により所定の膜厚に研磨されて平坦に形成
されたものであり、前記プラグの上面もまた前記CMP
法により研磨されて平坦化されたものである。
【0020】請求項3に係る半導体メモリでは、請求項
2記載の半導体メモリにおいて、前記第2層間絶縁膜は
前記プラグを形成する膜のエッチング率よりも小さなエ
ッチング率を有する絶縁膜から成る。
【0021】請求項4に係る半導体メモリでは、請求項
2記載の半導体メモリにおいて、前記第1層間絶縁膜は
前記第2層間絶縁膜にドーパントを含めた膜から成る。
【0022】請求項5に係る半導体メモリでは、請求項
4記載の半導体メモリにおいて、前記第2層間絶縁膜は
シリコン酸化膜であり、前記第1層間絶縁膜は前記ドー
パントを含んだ前記シリコン酸化膜から成る。
【0023】請求項6に係る半導体メモリでは、請求項
5記載の半導体メモリにおいて、前記第2層間絶縁膜は
TEOS酸化膜であり、前記第1層間絶縁膜は、ボロン
とリンとを前記ドーパントとして含むTEOS酸化膜で
ある。
【0024】請求項7に係る半導体メモリでは、請求項
5記載の半導体メモリにおいて、前記第2層間絶縁膜は
シリケイトガラスであり、前記第1層間絶縁膜は、ボロ
ンとリンとを前記ドーパントとして含むシリケイトガラ
スである。
【0025】請求項8に係る半導体メモリでは、請求項
1記載の半導体メモリにおいて、前記第2層間絶縁膜の
上面の一部と前記キャパシタ下部電極の側面に形成され
た酸化膜スペーサと、前記キャパシタ下部電極の上面と
前記酸化膜スペーサの上面とを覆うように形成された誘
電体膜とを更に備えている。
【0026】請求項9に係る半導体メモリでは、請求項
8記載の半導体メモリにおいて、前記キャパシタ下部電
極とギャップを介して隣合う様に別のキャパシタ下部電
極が前記第2層間絶縁膜の上面に更に形成されており、
前記酸化膜スペーサは、前記ギャップを完全に埋める様
に、しかも前記キャパシタ下部電極と前記別のキャパシ
タ下部電極のそれぞれのエッジ部に於いて前記キャパシ
タ下部電極と前記別のキャパシタ下部電極のそれぞれの
上面から落ち込まない様に、盛り上がった形状に形成さ
れている。
【0027】請求項10に係る半導体メモリでは、請求
項9記載の半導体メモリにおいて、前記酸化膜スペーサ
は、前記ギャップを埋める様に前記キャパシタ下部電極
の上面上と前記別のキャパシタ下部電極の上面とに形成
した酸化膜を、前記CMP法を用いて研磨することによ
り形成されている。
【0028】請求項11に係る半導体メモリでは、請求
項8記載の半導体メモリにおいて、前記誘電体膜は強誘
電体膜又は高誘電体膜から成る。
【0029】請求項12に係る半導体メモリでは、請求
項8記載の半導体メモリにおいて、前記誘電体膜の上面
上に形成されたキャパシタ上部電極と、前記キャパシタ
上部電極の上面上に形成された第3層間絶縁膜と、前記
第3層間絶縁膜の上面上に形成されたメタル配線とを更
に備えている。
【0030】請求項13に係る半導体メモリでは、請求
項1記載の半導体メモリにおいて、前記プラグは、前記
コンタクトホールの側壁と前記拡散層の上面の一部との
上に形成されて前記コンタクトホールを埋めている。
【0031】請求項14に係る半導体メモリでは、請求
項1記載の半導体メモリにおいて、前記コンタクトホー
ルの側壁の全面上に形成され、且つ前記コンタクトホー
ルの径よりも小さな開孔径を有すると共に、前記半導体
基板の主面に対する前記第2層間絶縁膜の上面の高さと
同一の高さで平坦に形成された上面を有する酸化膜スペ
ーサを更に備え、前記プラグは前記酸化膜スペーサの開
孔内を埋める様に形成されており、前記キャパシタ下部
電極は前記プラグの上面上と前記酸化膜スペーサの上面
上と前記第2層間絶縁膜の上面上とに形成されている。
【0032】請求項15に係る半導体メモリでは、請求
項14記載の半導体メモリにおいて、前記酸化膜スペー
サはシリコン酸化膜からなる。
【0033】請求項16に係る半導体メモリでは、請求
項14記載の半導体メモリにおいて、前記キャパシタ下
部電極とギャップを介して隣合う様に別のキャパシタ下
部電極が前記第2層間絶縁膜の上面に更に形成されてお
り、前記ギャップを完全に埋める様に、しかも前記キャ
パシタ下部電極と前記別のキャパシタ下部電極のそれぞ
れのエッジ部に於いて前記キャパシタ下部電極と前記別
のキャパシタ下部電極のそれぞれの上面から落ち込まな
いように平滑に形成された別の酸化膜スペーサと、前記
キャパシタ下部電極及び前記別のキャパシタ下部電極の
それぞれの上面上と前記酸化膜スペーサの上面上に形成
された誘電体膜と、前記誘電体膜の上面上に形成された
キャパシタ上部電極と、前記キャパシタ上部電極の上面
上に形成された第3層間絶縁膜と、前記第3層間絶縁膜
の上面上に形成されたメタル配線とを更に備えている。
【0034】請求項17に係る半導体メモリの製造方法
は、半導体基板の主面にトランジスタとその拡散層とを
有する半導体メモリの製造方法であって、前記半導体基
板の主面上に前記トランジスタを覆うように第1層間絶
縁膜を平滑に形成する第1工程と、前記第1層間絶縁膜
とは異種類の絶縁膜であって且つCMP法のストッパ材
となり得る材質の絶縁膜からなる第2層間絶縁膜を前記
第1層間絶縁膜の上面に形成する第2工程と、前記第2
及び第1層間絶縁膜内に、前記拡散層の上面の一部をそ
の底面とするコンタクトホールを形成する第3工程と、
前記コンタクトホール内の空間を埋めるように前記第2
層間絶縁膜の上面上にプラグ層を形成する第4工程と、
前記第2層間絶縁膜の厚みが所定の残膜量となるまで、
前記プラグ層と前記第2層間絶縁膜とを前記CMP法を
用いて研磨して、前記コンタクトホール内の空間内に前
記研磨後の前記プラグ層からなるプラグを形成する第5
工程と、前記プラグとの上面とその周辺の前記第2層間
絶縁膜の上面とにキャパシタ下部電極を形成する第6工
程とを備えている。
【0035】請求項18に係る半導体メモリの製造方法
は、請求項17記載の半導体メモリの製造方法におい
て、前記キャパシタ下部電極の側面とその周辺に於いて
露出した前記第2層間絶縁膜の上面の一部とに酸化膜ス
ペーサを形成する第7工程と、前記キャパシタ下部電極
と前記酸化膜スペーサのそれぞれの露出面を覆うように
誘電体膜を形成し、更に当該誘電体膜の上面にキャパシ
タ上部電極を形成するする第8工程と、前記キャパシタ
上部電極の上面に第3層間絶縁膜を形成し、更に当該第
3層間絶縁膜の上面にメタル配線を形成する第9工程と
を備えている。
【0036】請求項19に係る半導体メモリの製造方法
では、請求項18記載の半導体メモリの製造方法におけ
る前記第6工程が、前記プラグとの上面とその周辺の前
記第2層間絶縁膜の上面とにキャパシタ下部電極の膜を
形成し、前記キャパシタ下部電極の膜の上面に更に前記
CMP法のストッパ材となり得る別の材質から成るスト
ッパ膜を形成し、前記ストッパ膜の上面に形成したレジ
ストをマスクに前記キャパシタ下部電極の膜と前記スト
ッパ膜とをエッチングし、その後、前記レジストを除去
して前記キャパシタ下部電極とその上に積層された前記
ストッパ膜とを形成する工程を含み、前記第7工程が、
前記キャパシタ下部電極、前記第2層間絶縁膜の上面及
び前記ストッパ膜のそれぞれの露出面上を覆うように酸
化膜を形成し、前記ストッパ膜の膜厚が別の所定の残膜
量となるまで前記CMP法を用いて前記酸化膜と前記ス
トッパ膜とを研磨し、前記研磨後に前記ストッパ膜の残
膜のみを除去して前記酸化膜スペーサを形成する工程を
含む。
【0037】請求項20に係る半導体メモリの製造方法
では、請求項19記載の半導体メモリの製造方法におい
て、前記ストッパ膜はシリコン窒化膜又はチタン膜から
成る。
【0038】請求項21に係る半導体メモリの製造方法
では、請求項19記載の半導体メモリにおける前記第3
工程が、前記コンタクトホールを形成する工程と、前記
コンタクトホールの側面及びその前記底面と、前記第2
層間絶縁膜の上面とに、スペーサ用酸化膜を形成する工
程と、前記スペーサ用酸化膜の内で前記第2層間絶縁膜
の上面に形成された部分を異方性エッチングして除去
し、前記コンタクトホールの径よりも小さい開孔径を有
する別の酸化膜スペーサを前記コンタクトホールの側面
に形成する工程とを備え、前記第4工程が、前記別の酸
化膜スペーサで作り出された開孔を埋めるように前記第
2層間絶縁膜の上面上に前記プラグ層を形成する工程を
備え、前記第5工程が、前記第2層間絶縁膜の厚みが前
記所定の残膜量となるまで、前記プラグ層と前記別の酸
化膜スペーサと前記第2層間絶縁膜とを前記CMP法を
用いて研磨して、前記別の酸化膜スペーサで作り出され
た開孔内に前記プラグを形成する工程を備え、前記第6
工程が、前記プラグと前記別の酸化膜スペーサと前記別
の酸化膜スペーサの周辺の前記第2層間絶縁膜のそれぞ
れの露出面上に前記キャパシタ下部電極を形成する工程
を備えている。
【0039】請求項22に係る半導体メモリの製造方法
では、請求項18記載の半導体メモリの製造方法におけ
る前記第7工程が、前記キャパシタ下部電極と前記第2
層間絶縁膜とのそれぞれの露出面を覆うように酸化膜を
形成し、前記酸化膜を異方性エッチングして前記酸化膜
スペーサを形成する工程を含む。
【0040】請求項23に係る半導体メモリの製造方法
では、請求項22記載の半導体メモリの製造方法におけ
る前記第3工程が、前記コンタクトホールを形成する工
程と、前記コンタクトホールの側面及び前記底面と前記
第2層間絶縁膜の上面とにスペーサ用酸化膜を形成する
工程と、前記スペーサ用酸化膜の内で前記第2層間絶縁
膜の上面に形成された部分を異方性エッチングして除去
し、前記コンタクトホールの径よりも小さい開孔径を有
する別の酸化膜スペーサを前記コンタクトホールの側面
に形成する工程とを備え、前記第4工程が、前記別の酸
化膜スペーサで作り出された開孔を埋めるように前記第
2層間絶縁膜の上面上に前記プラグ層を形成する工程を
備え、前記第5工程が、前記第2層間絶縁膜の厚みが前
記所定の残膜量となるまで、前記プラグ層と前記別の酸
化膜スペーサと前記第2層間絶縁膜とを前記CMP法を
用いて研磨して、前記別の酸化膜スペーサで作り出され
た開孔内に前記プラグを形成する工程を備え、前記第6
工程が、前記プラグと前記別の酸化膜スペーサと前記別
の酸化膜スペーサの周辺の前記第2層間絶縁膜のそれぞ
れの露出面上に前記キャパシタ下部電極を形成する工程
を備えている。
【0041】請求項24に係るスタックドキャパシタ
は、半導体基板の主面に形成されたトランジスタの拡散
層と繋がれた半導体メモリ用のスタックドキャパシタで
あって、前記トランジスタを覆うように前記半導体基板
の主面上に平滑に形成された層間絶縁膜と、前記層間絶
縁膜内に形成され、前記拡散層の上面の一部をその底面
とするコンタクトホールと、前記コンタクトホール内の
空間を埋めるように形成され且つ前記半導体基板の主面
に対する前記層間絶縁膜の上面の高さと同一の高さを持
つ平坦な上面を有するプラグと、前記プラグの上面上と
その周辺の前記層間絶縁膜の上面上とに形成されたキャ
パシタ下部電極と、前記キャパシタ下部電極の上面上に
形成された誘電体膜と、前記誘電体膜の上面上に形成さ
れたキャパシタ上部電極とを備え、前記層間絶縁膜は少
なくとも異なる2種類の絶縁膜を有し、その内の最表面
の絶縁膜は前記プラグを形成する膜のエッチング率より
も小さなエッチング率を有する膜であり、その内の最下
位の絶縁膜は前記プラグを形成する膜のエッチング率よ
りも大きなエッチング率を有する膜であり、前記誘電体
膜は強誘電体膜又は高誘電体膜から成る。
【0042】請求項25に係るスタックドキャパシタ
は、請求項24記載のスタックドキャパシタにおいて、
前記層間絶縁膜を形成する前記最下位の絶縁膜はボロン
とリンとをドーパントとして含むシリコン酸化膜であ
り、前記層間絶縁膜を形成する前記最表面の絶縁膜は前
記ドーパントを含まないシリコン酸化膜である。
【0043】請求項26に係るスタックドキャパシタ
は、請求項24記載のスタックドキャパシタにおいて、
前記キャパシタ下部電極のエッジ部に於いて当該キャパ
シタ下部電極の上面からその上面が落ち込まないよう
に、前記キャパシタ下部電極の側面上とその周辺の前記
層間絶縁膜の上面上とに平滑に形成された酸化膜スペー
サを更に備え、前記誘電体膜は前記キャパシタ下部電極
の上面上と前記酸化膜スペーサの上面上とに形成されて
いる。
【0044】請求項27に係るスタックドキャパシタ
は、請求項24記載のスタックドキャパシタにおいて、
前記コンタクトホールの側壁の全面上に形成され、且つ
前記コンタクトホールの径よりも小さな開孔径を有する
と共に、前記半導体基板の主面に対する前記層間絶縁膜
の上面の高さと同一の高さで平滑に形成された上面を有
する酸化膜スペーサを更に備え、前記プラグは前記酸化
膜スペーサの開孔内を埋める様に形成されており、前記
キャパシタ下部電極は前記プラグの上面上と前記酸化膜
スペーサの上面上と前記層間絶縁膜の上面上とに形成さ
れている。
【0045】請求項28に係るスタックドキャパシタ
は、請求項27記載のスタックドキャパシタにおいて、
前記キャパシタ下部電極のエッジ部に於いて当該キャパ
シタ下部電極の上面からその上面が落ち込まないよう
に、前記キャパシタ下部電極の側面上とその周辺の前記
層間絶縁膜の上面上とに平滑に形成された別の酸化膜ス
ペーサを更に備え、前記誘電体膜は前記キャパシタ下部
電極の上面上と前記別の酸化膜スペーサの上面上とに形
成されている。
【0046】請求項29に係るスタックドキャパシタ
は、半導体基板の主面上に形成された層間絶縁膜の上面
の上部に形成された半導体メモリ用のスタックドキャパ
シタであって、前記層間絶縁膜の上面に形成されたキャ
パシタ下部電極と、前記キャパシタ下部電極の側面とそ
の周辺の前記層間絶縁膜の上面とに平滑に形成され且つ
その上面のエッジ部の前記層間絶縁膜の上面からの高さ
が前記キャパシタ下部電極の上面の高さよりも高く形成
されている酸化膜スペーサと、前記キャパシタ下部電極
の上面と前記酸化膜スペーサの上面と前記層間絶縁膜の
上面より突出した前記酸化膜スペーサの側面とに形成さ
れた誘電体膜と、前記誘電体膜の上面に形成されたキャ
パシタ上部電極とを備え、前記誘電体膜は強誘電体膜又
は高誘電体膜から成る。
【0047】請求項30に係るスタックドキャパシタ
は、請求項29記載のスタックドキャパシタにおける前
記酸化膜スペーサが、前記キャパシタ下部電極の上面に
予め形成されたストッパ膜と前記層間絶縁膜の上面とを
覆うように形成した酸化膜を、前記ストッパ膜が所定の
残膜量となるまでCMP法により研磨して平滑化し、且
つ前記ストッパ膜の残膜を除去して形成されている。
【0048】
【作用】請求項1に係る半導体メモリでは、コンタクト
ホール内の空間を埋めるプラグの上面は平坦であり、し
かも半導体基板の主面からのプラグの上面の高さは半導
体基板の主面からの第2層間絶縁膜の上面の高さと同一
であるため、当該プラグの上面とその周辺の第2層間絶
縁膜の上面との上に形成されたキャパシタ下部電極もま
た、凹部のない平坦な電極となる。
【0049】請求項2に係る半導体メモリでは、CMP
法を用いた研磨の際に第2層間絶縁膜がストッパ材とし
て機能して所定の膜厚に形成され、その結果、同時にC
MP法により研磨されるプラグの上面の高さは第2層間
絶縁膜の高さと一致し、且つプラグの上面は平坦化され
る。
【0050】請求項3に係る半導体メモリでは、第2層
間絶縁膜はCMP法を用いた研磨に於けるストッパ材と
して機能する。
【0051】請求項4に係る半導体メモリでは、第2層
間絶縁膜はCMP法を用いた研磨に於けるストッパ材と
して機能する。
【0052】請求項5に係る半導体メモリでは、第2層
間絶縁膜はCMP法を用いた研磨に於けるストッパ材と
して機能する。
【0053】請求項6に係る半導体メモリでは、第2層
間絶縁膜はCMP法を用いた研磨に於けるストッパ材と
して機能する。
【0054】請求項7に係る半導体メモリでは、第2層
間絶縁膜はCMP法を用いた研磨に於けるストッパ材と
して機能する。
【0055】請求項8に係る半導体メモリでは、キャパ
シタ下部電極は凹部の無い平坦な膜であるため、その上
に形成された誘電体膜の部分は凹部の無い膜であり且つ
均一な膜厚を有する。そのため、従来、キャパシタ下部
電極の上方に当たる誘電体膜の部分に凹部が生じていた
ことに起因した影響が酸化膜スヘーサの形状に生じな
い。
【0056】請求項9に係る半導体メモリでは、ギャッ
プ内に形成された酸化膜スペーサは、キャパシタ下部電
極の上面よりも盛り上がった形状を有しているため、キ
ャパシタ下部電極のエッジ部に局所段差を生じさせな
い。
【0057】請求項10に係る半導体メモリでは、酸化
膜スペーサはCMP法を用いて研磨されるので、キャパ
シタ下部電極のエッジ部に局所段差を生じさせない。
【0058】請求項11に係る半導体メモリでは、誘電
体膜は強誘電体として、又は高誘電体として機能する。
【0059】請求項12に係る半導体メモリでは、キャ
パシタ下部電極は凹部の無い膜であるので、その上に順
次に形成された誘電体膜、キャパシタ上部電極及び第3
層間絶縁膜の各々もまた、キャパシタ下部電極の上方に
当たる部分において凹部を生じさせない。そのため、凹
部の無い第3層間絶縁膜の上面上にメタル配線が形成さ
れる。
【0060】請求項13に係る半導体メモリでは、プラ
グはコンタクトホールを完全に埋めている。
【0061】請求項14に係る半導体メモリでは、酸化
膜スペーサはコンタクトホールの径を縮小する。この結
果、プラグの上面の径も縮小化される。
【0062】請求項15に係る半導体メモリでは、シリ
コン酸化膜は酸化膜スペーサはとして機能する。
【0063】請求項16に係る半導体メモリでは、ギャ
ップ内に形成された別の酸化膜スペーサは、キャパシタ
下部電極の上面から落ち込んだ形状を有していないた
め、キャパシタ下部電極のエッジ部に局所段差を生じさ
せない。このため、誘電体膜、キャパシタ上部電極及び
第3層間絶縁膜の各々は、全面的に凹部の無い膜とな
り、凹部の全く無い第3層間絶縁膜の上面全体にわたっ
てメタル配線が形成される。
【0064】請求項17に係る半導体メモリでは、第5
工程によって、プラグの上面は、半導体基板の主面に対
する第2層間絶縁膜の上面の高さと同一の高さを持つ平
坦な面に形成される。従って、第6工程によって、キャ
パシタ下部電極は、凹部のない平坦な電極に形成され
る。
【0065】請求項18に係る半導体メモリの製造方法
では、第6工程によって形成されたキャパシタ下部電極
が凹部のない平坦な電極であるため、その側面に形成さ
れた酸化膜スペーサには、キャパシタ下部電極が凹部と
なる従来技術において生じていた様な影響は生じない。
そして、第8工程により形成された誘電体膜とキャパシ
タ上部電極とは、共にキャパシタ下部電極の上方に当た
る部分において凹部を生じさせない。同じく、第9工程
により形成された第3層間絶縁膜もまた、そのキャパシ
タ下部電極の上方に当たる部分において凹部を生じさせ
ない。従って、凹部を生じさせない第3層間絶縁膜の部
分に対して、容易にメタル配線を形成できる。
【0066】請求項19に係る半導体メモリの製造方法
では、ストッパ膜を用いてCMP法による研磨を行って
いるので、当該研磨によってキャパシタ下部電極がダメ
ージを受けることは無い。しかも、当該研磨終了後に上
記ストッパ膜を除去しているので、当該除去後に形成さ
れた酸化膜スペーサは、キャパシタ下部電極の上面に対
して盛り上がった形状となる。このため、キャパシタ下
部電極のエッジ部に局所段差が生じることは無い。
【0067】請求項20に係る半導体メモリの製造方法
では、シリコン窒化膜又はチタン膜は、CMP法による
研磨のストッパ膜として機能する。
【0068】請求項21に係る半導体メモリの製造方法
では、別の酸化膜スペーサはコンタクトホールの径を縮
小する。この結果、プラグの上面の径も縮小化される。
【0069】請求項22に係る半導体メモリの製造方法
では、異方性エッチングによってキャパシタ下部電極の
側面に形成された酸化膜スペーサは、キャパシタ下部電
極の上面よりも僅かに落ち込む。
【0070】請求項23に係る半導体メモリの製造方法
では、別の酸化膜スペーサはコンタクトホールの径を縮
小する。この結果、プラグの上面の径も縮小化される。
【0071】請求項24に係る半導体メモリ用のスタッ
クドキャパシタでは、コンタクトホール内の空間を埋め
るプラグの上面は平坦であり、しかも半導体基板の主面
からのプラグの上面の高さは層間絶縁膜を構成する最表
面の絶縁膜の上面のそれと同一であるため、当該プラグ
の上面とその周辺の最表面の絶縁膜の上面との上に形成
されたキャパシタ下部電極もまた、凹部のない平坦な電
極となる。
【0072】請求項25に係る半導体メモリ用のスタッ
クドキャパシタでは、ボロンとリンとをドーパントとし
て含むシリコン酸化膜が最表面の絶縁膜に当たり、上記
ドーパントを含まないシリコン酸化膜が層間絶縁膜を形
成する最下位の絶縁膜を構成する。
【0073】請求項26に係る半導体メモリ用のスタッ
クドキャパシタでは、酸化膜スペーサは、キャパシタ下
部電極の上面から落ち込んだ形状を有していないため、
キャパシタ下部電極のエッジ部に局所段差を生じさせな
い。このため、誘電体膜とキャパシタ上部電極の各々
は、全面的に凹部の無い膜となる。
【0074】請求項27に係る半導体メモリ用のスタッ
クドキャパシタでは、酸化膜スペーサはコンタクトホー
ルの径を縮小し、この結果、プラグの上面の径も縮小化
される。
【0075】請求項28に係る半導体メモリ用のスタッ
クドキャパシタでは、別の酸化膜スペーサは、キャパシ
タ下部電極の上面から落ち込んだ形状を有していないた
め、キャパシタ下部電極のエッジ部に局所段差を生じさ
せない。このため、誘電体膜とキャパシタ上部電極の各
々は、全面的に凹部の無い膜となる。
【0076】請求項29に係る半導体メモリ用のスタッ
クドキャパシタでは、酸化膜スペーサは、キャパシタ下
部電極の上面から落ち込んだ形状を有していないため、
キャパシタ下部電極のエッジ部に局所段差を生じさせな
い。このため、誘電体膜とキャパシタ上部電極の各々
は、その酸化膜スペーサの上方に当たる部分において凹
部を生じさせない。
【0077】請求項30に係る半導体メモリ用のスタッ
クドキャパシタでは、ストッパ膜がCMPのストッパ材
となり、且つキャパシタ下部電極の上面の損傷を防ぐ。
【0078】
【実施例】
(実施例1)以下、この発明の第1実施例を、DRAM
に適用した場合を例として説明する。
【0079】図1〜図10の各々は、第1実施例を説明
するための半導体メモリ装置の構造を示す断面図であ
る。この内、図10が製造完了後の構造を示しており、
図1〜図9が製造途中の構造を示している。
【0080】この実施例における半導体メモリ装置ない
しスタックドキャパシタ(以下、キャパシタと称す)が
図33に示した従来の半導体メモリ装置ないしキャパシ
タと異なる点は、図10に示すように、MOSトラン
ジスタを被覆し且つコンタクトホール12を形成する層
間絶縁膜を異なる二種の膜10(その内の最下位の絶縁
膜),11(その内の最表面の絶縁膜)として形成し、
ポリシリコンプラグ14(プラグ)をCMP(Chemic
al Mecanical Polishing)法を用いた研磨により形成し
た点にある。これにより、実施例1は、従来技術ではポ
リシリコンプラグ上面が落ち込んでしまっていた形状を
落ち込まないように改善している。
【0081】即ち、実施例1では、CMP法を用いてポ
リシリコンプラグ14を形成するため、層間絶縁膜が露
出した時点で、ポリシリコン膜のCMP研磨を止めなけ
ればならない。そこで、この実施例1では、層間絶縁膜
を2層以上の構成としているのであり、最表面の絶縁膜
(第2層間絶縁膜)11をCMP研磨のストッパ材とな
るような絶縁膜で、例えばノンドープなTEOS酸化膜
やノンドープなシリケイド・ガラス(SG)のようなシ
リコン酸化膜で形成し、その下の層間絶縁膜(第1の層
間絶縁膜)10は、キャパシタ下の層間膜形状を平滑に
できるような材料、例えば、ボロン(B)とリン(P)
を含んだTEOS酸化膜(BPTEOS酸化膜)やBと
Pを含んだSGのようなリフローガラスなどの材料(ド
ーパントを含むシリコン酸化膜)で形成する。
【0082】この第一実施例では、より好ましい具体例
として、上記の第1層間絶縁膜10に、濃度1〜3wt
%のボロン(B)と濃度6〜8mol%のリン(P)と
をドープしたTEOS酸化膜を用い、最表面の第2層間
絶縁膜11に、その膜厚200nm以下のドーパントを
含まないTEOS酸化膜を用いている。このような材料
を選択したポイントは、CMP研磨と層間絶縁膜との選
択比にある。
【0083】即ち、まず第一にビット線(図10の9)
上の層間絶縁膜を平面化する必要があるが、ノンドープ
のシリコン酸化膜ではそれを実現できないので、それを
可能とするドーパントを含んだシリコン酸化膜、ここで
はBPTEOS酸化膜を用いる。しかし、そのBPTE
OS酸化膜をCMPのストッパー層として使う場合に
は、BPTEOS酸化膜はプラグ層となるべきポリシリ
コン膜よりも柔らかい材料なので、CMPを施すとポリ
シリコン膜よりもBPTEOS酸化膜の方が先に研磨・
除去される結果、ポリシリコンプラグが突出した形状と
なってしまうという不具合が生じる。そこで、本願出願
人は、BPTEOS酸化膜に代えて、より固い材料であ
る、ドーパントを含まないTEOS酸化膜を、CMPの
ストッパー層ないしストッパ材として用いることとし
た。この場合には、以下の表1に示すとおり、TEOS
酸化膜のエッチング率はポリシリコン膜のそれよりも約
1/2の大きさとなるので、ノンドープなTEOS酸化
膜をストッパー層の好適な材料として採用することで、
実施例1の目的を十分に達成することが可能となる。
【0084】
【表1】
【0085】続いて、図10に示した半導体メモリ装置
ないしスタックドキャパシタの製造プロセスを図1〜図
10に基づいて説明する。
【0086】先ず、図1に示すように、トランジスタの
一方のドレイン/ソース領域である不純物領域4b(拡
散層とも称す)の露出面上に、ビット配線9を加工形成
する。この状態では、まだ、デバイス構造は平坦化され
ていない。
【0087】同図において、1はシリコン基板等からな
る半導体基板、2はフィールド酸化膜、3は不純物領
域、4a,4bは半導体基板1の主面に形成された不純
物領域(拡散層)、5はトランジスタのゲート酸化膜、
6はトランジスタのゲート電極、7は絶縁膜、8は層間
絶縁膜、9はビット配線である。
【0088】次に、BPTEOS酸化膜などのリフロー
可能なドーパントを含むシリコン酸化膜を用いて、熱処
理によるリフロー、および、エッチバック法を順次に行
い、その上面が完全に平滑化された第1層間絶縁膜10
を、トランジスタのビット線9及び半導体基板1の主面
の上方に、それらを被覆するように形成する。そして、
第1層間絶縁膜10の上面上に、TEOS酸化膜など
の、研磨ストッパーとして機能する第2層間絶縁膜11
を200nm程度の厚さで形成する(図2)。
【0089】ここで、第2層間絶縁膜11の厚みを20
0nm程度としたのは、次の理由による。即ち、CMP
研磨後の第2層間絶縁膜の厚みは、後処理時の熱処理の
際にクラックが生じない厚み、即ち30〜100nmと
する必要があるので、当初の第2層間絶縁膜11を20
0nmよりも更に厚く形成してしまった場合には、CM
P研磨時のエッチング量が多くなってしまい、均一性の
バラツキが多発するおそれがあるので、これを回避する
ためである。
【0090】次に、図示しないレジストマスクを用い
て、その底面が不純物領域4aの上面となるキャパシタ
コンタクトホール12を、第1及び第2層間絶縁膜1
0,11内に加工形成する(図3)。その後、上記レジ
ストマスクを除去する。
【0091】更に、キャパシタコンタクトホール12内
の空間を完全に埋めるように、ポリシリコン膜13(プ
ラグ層)を第2層間絶縁膜11の上面上に形成する(図
4)。
【0092】次に、CMP法を用いて、プラグ上部が落
ち込むような局所段差を生じないように、ポリシリコン
膜13を研磨平坦化し、最表面の第2層間絶縁膜11を
所定の残膜量に、即ち30〜100nm程度の残膜量に
形成して、ポリシリコンプラグ14を形成する(図
5)。これにより、ポリシリコンプラグ14の上面は平
坦化され、且つ当該上面の半導体基板1の主面からの高
さは、第2層絶縁膜11の当該高さと同一となる。
【0093】更に、そのポリシリコンプラグ14の上面
上とその周辺における第2層間絶縁膜11の上面上と
に、拡散抑止層としてのバリア層15、下部電極16を
順次に製膜し、レジスト17をマスクにキャパシタ下部
電極(15,16)を加工形成する(図6)。ここで、
キャパシタ下部電極と称するときは、バリア層15と下
部電極16とを含めたものを意味する。バリア層の材料
としては、TiN/Ti等のTi系材料積層膜を用い
る。又、下部電極16の材料としては、強誘電体(高誘
電体)薄膜の結晶成長を可能とする下地層である必要が
あるため、Pt、Pd、Rh、Ni、W等の金属膜や、
Pt、Pd、Rh、Ni、W等の合金膜や、Ru/Ru
O2、Ir/IrO2等の金属積層膜を用いる必要があ
る。
【0094】その後、レジスト17を除去した上で、キ
ャパシタ下部電極(15,16)の側面部30に酸化膜
スペーサを形成するための酸化膜を、ここではシリコン
酸化膜18を、キャパシタ下部電極(15,16)の上
面上及び側面上と、当該キャパシタ下部電極の周辺にあ
たる露出した第2層間絶縁膜14の上面上とに製膜し、
これにより当該キャパシタ下部電極(15,16)と隣
り合うキャパシタ下部電極(別のキャパシタ下部電極)
との間のギャップをシリコン酸化膜18で埋める(図
7)。
【0095】次に、異方性ドライエッチングを用いて、
下部電極16のエッジ部31で局所段差を生じないよう
にシリコン酸化膜18をエッチングして、キャパシタ下
部電極の側面部30(図7参照)に酸化膜スペーサ19
を枠付けする(図8)。その際、本実施例1では、キャ
パシタ下部電極(15,16)の中央部に凹部が生じて
いないので、従来技術のように凹部の残部を取り除くエ
ッチングを行う必要がない。そのため、その分だけ、従
来技術(図33参照)と比べて、キャパシタ下部電極の
エッジ部31での局所段差が本実施例1では小さくな
る。
【0096】その後、強誘電体(又は高誘電体)膜21
をスパッタ法又はMOCVD法を用いて製膜し、その上
に、キャパシタ上部電極22(以後、単に上部電極22
と称す)を製膜する(図9)。ここで、高誘電体膜とし
ては(Ba,Sr)TiO3、BaTiO3、SrTi
O3等を、強誘電体膜としてはPbTiO3、PbZr
03、LiNb03、PZT、PLZT等の酸化物セラ
ミックスを用いる。尚、強誘電体膜又は高誘電体膜を総
称して、単に誘電体膜とも呼ぶことにする。又、上部電
極22の材料には、下部電極16に用いられるものを用
いても良い。
【0097】そして、第3層間絶縁膜23を上部電極2
2の上面上に製膜した後、メタル配線材料を製膜し、加
工することにより、メタル配線24を形成する(図1
0)。
【0098】以上のように、本実施例1では、ポリシリ
コンプラグ14の上面に凹部が生じないため、下部電極
16上で強誘電体膜(又は高誘電体膜)21が凹部を生
じさせることなく平坦に形成され、その膜厚も均一化さ
れ、しかも、キャパシタ下部電極(15,16)のエッ
ジ部31での強誘電体膜(又は高誘電体膜)21の膜厚
が、図33の従来技術よりも十分に厚くなる。このた
め、リーク電流が格段に減少し、キャパシタの信頼性が
向上する。加えて、キャパシタ下部電極(15,16)
の上方にあたる強誘電体膜(又は高誘電体膜)21,上
部電極22及び第3層間絶縁膜23の各部分に凹部が生
じていない分だけ、メタル配線24の形成も従来の場合
より容易となる。
【0099】(実施例2)以下、この発明の第2実施例
に係る半導体メモリ装置ないしスタックドキャパシタ
を、図に従って説明する。第2実施例は、第1実施例を
更に改善したものである。
【0100】図11〜図16は、第2実施例を説明する
ための半導体メモリ装置ないしスタックドキャパシタの
構造を示す断面図である。その内、図16が製造完了後
の状態を示しており、図11〜図15が製造途中の状態
を示している。
【0101】この実施例における半導体メモリ装置が図
33に示した従来の半導体メモリ装置と異なる特徴点
は、図16に示す通り、ポリシリコンプラグ14をC
MP法で形成した点と、キャパシタ下部電極(15,
16)の側面部30に形成する酸化膜スペーサ36をも
CMP法で形成することにより、下部電極16のエッジ
部31において生じていた、下部電極16の上面からの
落ち込み(局所段差)が全く無いようにした点である。
この内、特徴点は実施例1と同じ特徴であり、特徴点
がここでの特有な効果を発揮する部分である。
【0102】ところで、上記特徴点と類似した先行技
術としては、既述した米国特許第5,335,138号
に開示されたものがある。しかし、この先行技術は、プ
ラグをリフローないしエッチバック方法で形成するとき
にはプラグの上面の中央部に凹部が生じるという問題点
を解決していない点で問題があると共に、キャパシタ下
部電極間のギャップを埋める平坦な絶縁膜をCMP法で
形成する方法自体にも問題がある技術である。後者の問
題点を、詳述すれば、次の通りである。
【0103】即ち、CMP法は、既知の通り、支持部に
取り付けたウエハの研磨面とパッドとの間にスラリー溶
液を流し込んで研磨するものである。ここで、スラリー
溶液はpH10.4のKOHやNaOH溶液中にシリカ
粒を含んだものであり、このシリカ粒が研磨中、ウエハ
の研磨面上の膜表面に対して傷を入れる。そして、この
傷部分をとかしながら研磨していくのが、CMP法であ
る。
【0104】ところが、米国特許第5,335,138
号の技術では、そのFig.3と第6コラム第34行〜
同コラム第43行に記載する通り、キャパシタの下部電
極の上面上と下部電極間のギャップ内に、CMP研磨を
行うべき絶縁膜(シリコン窒化膜又はシリコン酸化膜)
を蒸着し、この絶縁膜を直接CMP研磨することで、下
部電極間のギャップ内に平坦な膜を形成している。しか
し、この方法を用いる場合には、下部電極であるPt等
の表面にスラリー溶液中のシリカ粒が傷を付けることと
なるが、Pt等の金属膜に付いたこの傷はとけずに残っ
てしまうため、CMP研磨後の下部電極の表面にダメー
ジが残り、下部電極の特性が劣化してしまうという問題
点が生じる。
【0105】この実施例2は、米国特許第5,335,
138号の先行技術が有する問題点をも克服することが
できる構造とその製造方法を提供するものである。
【0106】続いて、実施例2の半導体メモリ装置の製
造プロセスを図11〜図16にしたがって説明し、本半
導体メモリ装置ないしスタックドキャパシタの構造の特
徴を明らかにする。尚、図11〜図16中、実施例1の
場合と同一符号のものは、同一のものを示す。
【0107】先ず、ポリシリコン膜をCMP法によって
研磨し、ポリシリコンプラグ14を形成する。この段階
までは、実施例1で述べた図1〜図5の工程と同様であ
る。
【0108】次に、実施例1と同様にして第2層間絶縁
膜11とポリシリコンプラグ14の両上面上に、バリア
層15となるべきTi系の膜と下部電極16となるべき
Pt等の膜を、スパッタ法等を用いて順次に形成する。
更に、下部電極16の膜の上面全体にわたって、CMP
研磨のストッパ材となり得る、別の材質からなる膜(ス
トッパ膜)を形成する。そして、そのストッパ膜の上面
上にレジストマスク32を形成し、このレジストマスク
32をマスクとしてドライエッチング法により第2層間
絶縁膜11の上面上に順次に形成された上記3つの膜を
同時に加工して、バリア層15,下部電極16及びスト
ッパ膜33を形成する。ここで、ストッパ膜33として
は、後述するシリコン酸化膜34との選択比との関係
で、シリコン酸化膜34よりもエッチングレイトの小さ
い材料、具体的には、シリコン窒化膜又はチタン膜を用
いる(図11)。
【0109】そして、レジスト32を除去した後、キャ
パシタ下部電極(15,16)とその上のストッパ膜3
3及び当該キャパシタ下部電極(15,16)と隣り合
う別のキャパシタ下部電極(15,16)との間のギャ
ップ部35を埋め込むための酸化膜34(ここでは、シ
リコン酸化膜を用いている。)を製膜する(図12)。
【0110】次に、CMP法を用いて、キャパシタ下部
電極のエッジ部31で局所段差を生じないように酸化膜
34を研磨し、キャパシタ下部電極間のギャップ部35
に平滑な酸化膜スペーサ36を埋め込む(図13)。こ
の際、ストッパ膜33がCMPのストッパ層として機能
するため、下部電極のエッジ部31に局所段差を生じさ
せないと共に、直接、下部電極16がCMPにより研磨
されることはないので、下部電極16が劣化することも
ない。
【0111】次に、CMP研磨のストッパ膜33を、例
えば熱リン酸溶液を用いたウェットエッチングによって
除去する。これにより、酸化膜スペーサ36は下部電極
16の上面よりも盛り上がったような形状となる(図1
4)。即ち、酸化膜スペーサ36の上面のエッジ部の第
2層間絶縁膜11の上面からの高さは、キャパシタ下部
電極(15,16)の上面の第2層間絶縁膜11からの
高さよりも高く突出して形成される。
【0112】その後、強誘電体膜又は高誘電体膜21を
スパッタ法又はMOCVD法等で製膜し、その上に、上
部電極22を製膜する(図15)。そして、第3層間絶
縁膜23を製膜した後、メタル配線材料を製膜、加工し
て、メタル配線24を形成する(図16)。その際、強
誘電体(又は高誘電体)膜21の上面、従って、上部電
極22及び第3層間絶縁膜23は全面的に凹部のない平
坦な膜となるので、メタル配線24の形成は、実施例1
以上に容易となる。
【0113】以上のように、実施例2の半導体メモリ装
置ないしはスタックドキャパシタでは、ポリシリコンプ
ラグ14の上面・中央の凹部がなくなると共に、キャパ
シタ下部電極のエッジ部での局所段差も全くなくなるの
で、リーク電流は更に一層減少し、キャパシタの電気的
特性は飛躍的に向上し得る。
【0114】(実施例3)以下、この発明の第3実施例
に係る半導体メモリ装置ないしスタックドキャパシタ
を、図17〜図26に従って説明する。
【0115】図17〜図26の各々は、第3実施例を説
明するための半導体メモリ装置及びスタックドキャパシ
タの構成を示す断面図である。尚、図17〜図26中、
実施例1と同一の符号のものは同一のものを示す。
【0116】この実施例における半導体メモリ装置が図
33に示した従来の半導体メモリ装置と異なる点は、次
の点である。
【0117】即ち、レジストマスクで開口したコンタク
トホール12の側壁に、後述する酸化膜スペーサ19と
は別の酸化膜スペーサ41を形成し、コンタクトホール
12の径を縮小している。その際、特に、コンタクトホ
ール12の下側つまり半導体基板側の径をより一層縮小
している。これにより、ポリシリコンプラグ14をCM
Pで形成するときに、ややオーバー研磨(たとえば、1
00nm程度)することで、コンタクトホール12の上
部の径もCMPで研磨する前よりも更に縮小し、かつ、
従来、凹みが生じていたポリシリコンプラグ14の上面
の形状を改善した点にある。この改善の結果、キャパシ
タコンタクトホール12の上部の径が縮小された分だ
け、キャパシタ下部電極とキャパシタコンタクト(プラ
グ)との転写プロセス上の重ね合わせマージンも増え
る。
【0118】続いて、その製造プロセスを図17〜図2
6に基づいて説明する。
【0119】図17に示すように、図示しないレジスト
マスクを用いて、キャパシタコンタクトホール12を開
口する。ここまでの工程は、実施例1の図1〜図3と同
様である。
【0120】次に、コンタクト径縮小のための枠付けス
ペーサ用酸化膜としてのシリコン酸化膜40(例えば、
減圧CVD法で形成したTEOS酸化膜)を、コンタク
トホール12の底面及び側壁ないし側面上と第2層間絶
縁膜11の上面上に製膜する(図18)。
【0121】そして、異方性ドライエッチングによりシ
リコン酸化膜40をエッチングして、酸化膜スペーサ4
1をコンタクトホール12の側壁上とその底面の一部の
上に形成する(図19)。この結果、酸化膜スペーサ4
1は、コンタクトホール12の径よりも小さい開孔径を
有する開孔をコンタクトホール12内の空間に形成す
る。
【0122】更に、コンタクトホール12内の上記開孔
を埋めるように、ポリシリコン膜42を第2層間絶縁膜
11の上面上に形成して、プラグ層を形成する(図2
0)。
【0123】次に、CMP法を用いて、ポリシリコンプ
ラグ43の上部が落ち込むような局所段差を生じさせな
いように、ポリシリコン膜42(プラグ層)を研磨平坦
化し、最表面の第2層間絶縁膜11を30〜100nm
程度の残膜量にして、ポリシリコンプラグ43を形成す
る(図21)。
【0124】そのポリシリコンプラグ43の上面上及び
残った第2層間絶縁膜11の内でポリシリコンプラグ4
3の周辺にあたる部分の上面上に、バリア層15、下部
電極16となるべき膜を順次に製膜し、レジスト44を
マスクとして、キャパシタ下部電極(15,16)を加
工形成する(図22)。そして、レジスト44を除去し
た後に、キャパシタ下部電極(15,16)のギャップ
部45に酸化膜スペーサを形成するためのシリコン酸化
膜18を、露出した第2層間絶縁膜11の上面上及びキ
ャパシタ下部電極(15,16)の上面と側面上に製膜
する(図23)。
【0125】次に、異方性ドライエッチングにより、下
部電極16のエッジ部31で局所段差を生じないように
シリコン酸化膜18をエッチングして、両キャパシタ下
部電極間のギャップ部45内に酸化膜スペーサ19を枠
付けする(図24)。この点は、実施例1と同様の構成
である。
【0126】その後、強誘電体(又は高誘電体)膜21
を製膜し、その上に、上部電極22を製膜する(図2
5)。そして、第3層間絶縁膜23を製膜した後、メタ
ル配線材料を製膜、加工して、メタル配線24を形成す
る(図26)。
【0127】この実施例3においても、第1の実施例で
述べたのと同様の効果が得られる。
【0128】(実施例4)実施例4は、実施例3の技術
と実施例2の技術とを組み合わせたものである。即ち、
図32の断面図に示す通り、キャパシタ下部電極(1
5,16)をその側面において枠付けする酸化膜スペー
サを、実施例3における酸化膜スペーサ(図26の1
9)に代えて、実施例2における酸化膜スペーサ36に
置き換えたものである。従って、実施例4では、キャパ
シタコンタクトとキャパシタ下部電極との転写重ね合わ
せマージンの増加という実施例3の特有の効果が生じる
のに加えて、実施例2で述べた効果も生じる。
【0129】なお、酸化膜スペーサ36はコンタクトホ
ール12内の酸化膜スペーサ41からみれば「別の酸化
膜スペーサ」に該当し、逆に酸化膜スペーサ41は酸化
膜スペーサ36からみれば「別の酸化膜」に該当する。
【0130】実施例4の製造方法を、図27〜図30の
各断面図に示す。図27の酸化膜スペーサ41とプラグ
14の形成方法は図17〜図21と同様であり、図27
以後のプロセスは実施例2の図11〜図16に示したも
のと同一であり、それらの説明は割愛する。
【0131】(実施例上の特有効果)本実施例において
は、(1)半導体メモリ装置の強誘電体(高誘電体)膜
キャパシタにおける下部電極の中央部に凹部が生じなく
なるので、下部電極のエッジ部における局所的段差を格
段に低減することができ、これにより、局所的段差を有
する従来の強誘電体(又は高誘電体)膜キャパシタを用
いた半導体メモリ装置に比ベて、キャパシタのリーク電
流の増大などに起因した電気的特性の劣化がなくなると
いう効果、(2)半導体メモリ装置のキャパシタコンタ
クトの径縮小化のために、酸化膜スペーサによる径縮小
法とCMPによる平坦化プラグ形成法とを組み合わせて
いるので、これにより、キャパシタコンタクトとキャパ
シタ下部電極との転写重ね合わせマージンを増加させる
ことができるという効果、(3)スタックドキャパシタ
を形成する工程で生じていた局所段差を低減できるの
で、上記キャパシタ上に第3層間絶縁膜を挟んで形成す
るメタル配線の加工形成が格段に容易になるという効果
がある。
【0132】尚、上記実施例1〜4では、トランジスタ
を覆う層間絶縁膜を第1及び第2の層間絶縁膜10,1
1という2種類の絶縁膜で形成したが、3種類以上の絶
縁膜で形成しても良い。この場合には、層間絶縁膜の最
表面の絶縁膜がCMP法のストッパ材となり得る材質か
ら成る絶縁膜で、丁度、それは第2層間絶縁膜に該当
し、その膜よりも下方の絶縁膜は全て平滑に形成可能な
膜であり、これらの絶縁膜を総称すれば、丁度、第1層
間絶縁膜に該当することとなる。
【0133】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、キャパシ
タ下部電極を凹部の無い均一な膜厚の電極に形成できる
ので、キャパシタ下部電極に於ける局所段差を低減する
ことができる。その結果、当該局所段差から生じるリー
ク電流を低減することができ、キャパシタの電気的特性
の向上に寄与できる。
【0134】請求項2に係る発明によれば、CMP法に
よる研磨を利用して、キャパシタ下部電極を凹部の無い
均一な膜厚の電極に形成することができる。
【0135】請求項3に係る発明によれば、CMP法に
よる研磨を利用して、キャパシタ下部電極を凹部の無い
均一な膜厚の電極に形成することができる。
【0136】請求項4に係る発明によれば、CMP法に
よる研磨を利用して、キャパシタ下部電極を凹部の無い
均一な膜厚の電極に形成することができる。
【0137】請求項5に係る発明によれば、CMP法に
よる研磨を利用して、キャパシタ下部電極を凹部の無い
均一な膜厚の電極に形成することができる。
【0138】請求項6に係る発明によれば、CMP法に
よる研磨を利用して、キャパシタ下部電極を凹部の無い
均一な膜厚の電極に形成することができる。
【0139】請求項7に係る発明によれば、CMP法に
よる研磨を利用して、キャパシタ下部電極を凹部の無い
均一な膜厚の電極に形成することができる。
【0140】請求項8に係る発明によれば、凹部の無い
均一な膜厚のキャパシタ下部電極の側面に酸化膜スペー
サを形成しているので、キャパシタ下部電極に於ける局
所段差を従来の場合と比べて一層低減することができ、
その分、キャパシタの電気的特性を向上させることがで
きる。
【0141】請求項9に係る発明によれば、凹部の無い
均一な膜厚のキャパシタ下部電極を形成できると共に、
酸化膜スペーサの形成によってキャパシタ下部電極のエ
ッジ部に於ける局所段差の発生を完全に防止できるの
で、リーク電流を大幅に低減してキャパシタの電気的特
性を格段に向上させることが出来る。
【0142】請求項10に係る発明によれば、CMP法
による研磨を利用して、酸化膜スペーサ形成することが
できる。
【0143】請求項11に係る発明によれば、リーク電
流の少ない、強誘電体キャパシタないしは高誘電体キャ
パシタを実現することが出来る。
【0144】請求項12に係る発明によれば、キャパシ
タ下部電極に於いて生じていた局所段差を低減できるの
で、メタル配線の加工・形成が格段に容易になるという
効果がある。
【0145】請求項13に係る発明によれば、凹部の無
いプラグを容易に実現することができる。
【0146】請求項14に係る発明によれば、拡散層に
繋がったプラグとキャパシタ下部電極との間の転写重ね
合わせマージンを増加させることができる。
【0147】請求項15に係る発明によれば、汎用的な
シリコン酸化膜で以て酸化膜スペーサを実現することが
できる。
【0148】請求項16に係る発明によれば、キャパシ
タ下部電極に於ける局所段差を格段に低減してリーク電
流を十分に低減させることができると共に、メタル配線
の加工・形成を格段に容易にすることが可能となる。
【0149】請求項17に係る発明によれば、キャパシ
タ下部電極を凹部の無い均一な膜厚の電極に形成するこ
とができ、これによりキャパシタ下部電極に於ける局所
段差を低減することができる。その結果、当該局所段差
から生じるリーク電流を低減することができ、キャパシ
タの電気的特性の向上に寄与することができる。
【0150】請求項18に係る発明によれば、容易にメ
タル配線を形成することが出来る。
【0151】請求項19に係る発明によれば、CMP法
を用いた酸化膜の研磨時にキャパシタ下部電極が損傷を
受けるのを完全に防止して、局所段差の発生を完全に防
止できる酸化膜スペーサを形成することができる。これ
により、キャパシタ下部電極の特性の劣化が無く且つリ
ーク電流を十分に低減化された高性能のキャパシタを実
現することができる。
【0152】請求項20に係る発明によれば、シリコン
窒化膜またはチタン膜という汎用な膜をCMP法を用い
た研磨のストッパ材として利用することができる。
【0153】請求項21に係る発明によれば、拡散層に
繋がったプラグとキャパシタ下部電極との間の転写重ね
合わせマージンを増加させることができるので、製造が
より容易となる効果がある。
【0154】請求項22に係る発明によれば、局所段差
の発生の少ない酸化膜スペーサをキャパシタ下部電極の
側面に形成することができる。
【0155】請求項23に係る発明によれば、プラグと
キャパシタ下部電極との間の転写重ね合わせマージンを
増加させることができ、これにより、一層容易な製造方
法を提供できる効果がある。
【0156】請求項24に係る発明によれば、キャパシ
タ下部電極を凹部の無い均一な膜厚の電極に形成するこ
とができ、これによりキャパシタ下部電極に於ける局所
段差を低減することができる。その結果、当該局所段差
から生じるリーク電流を低減することが可能となり、電
気的特性に優れたスタックドキャパシタを実現すること
ができる。
【0157】請求項25に係る発明によれば、汎用なシ
リコン酸化膜を基礎として層間絶縁膜を実現することが
できる。
【0158】請求項26に係る発明によれば、酸化膜ス
ペーサの形成によってキャパシタ下部電極のエッジ部に
於ける局所段差の発生を完全に防止することができる。
その結果、リーク電流を大幅に低減することが可能なス
タックドキャパシタを実現することができる。
【0159】請求項27に係る発明によれば、スタック
ドキャパシタを製造する際に、プラグとキャパシタ下部
電極との間の転写重ね合わせマージンを増加させること
ができる効果がある。
【0160】請求項28に係る発明によれば、酸化膜ス
ペーサの形成によってキャパシタ下部電極のエッジ部に
於ける局所段差の発生を完全に防止することができる。
その結果、リーク電流を大幅に低減することが可能なス
タックドキャパシタを実現することができる。
【0161】請求項29に係る発明によれば、キャパシ
タ下部電極のエッジ部に於ける局所段差の発生を完全に
防止して、リーク電流を大幅に低減可能なスタックドキ
ャパシタを提供することができる。
【0162】請求項30に係る発明によれば、スタック
ドキャパシタを製造する際に、キャパシタ下部電極の特
性を劣化させることなく、CMP法を用いた研磨を利用
することが可能となる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の第1実施例の半導体メモリ装置の
断面図である。
【図2】 この発明の第1実施例の半導体メモリ装置の
断面図である。
【図3】 この発明の第1実施例の半導体メモリ装置の
断面図である。
【図4】 この発明の第1実施例の半導体メモリ装置の
断面図である。
【図5】 この発明の第1実施例の半導体メモリ装置の
断面図である。
【図6】 この発明の第1実施例の半導体メモリ装置の
断面図である。
【図7】 この発明の第1実施例の半導体メモリ装置の
断面図である。
【図8】 この発明の第1実施例の半導体メモリ装置の
断面図である。
【図9】 この発明の第1実施例の半導体メモリ装置の
断面図である。
【図10】 この発明の第1実施例の半導体メモリ装置
の断面図である。
【図11】 この発明の第2実施例の半導体メモリ装置
の断面図である。
【図12】 この発明の第2実施例の半導体メモリ装置
の断面図である。
【図13】 この発明の第2実施例の半導体メモリ装置
の断面図である。
【図14】 この発明の第2実施例の半導体メモリ装置
の断面図である。
【図15】 この発明の第2実施例の半導体メモリ装置
の断面図である。
【図16】 この発明の第2実施例の半導体メモリ装置
の断面図である。
【図17】 この発明の第3実施例の半導体メモリ装置
の断面図である。
【図18】 この発明の第3実施例の半導体メモリ装置
の断面図である。
【図19】 この発明の第3実施例の半導体メモリ装置
の断面図である。
【図20】 この発明の第3実施例の半導体メモリ装置
の断面図である。
【図21】 この発明の第3実施例の半導体メモリ装置
の断面図である。
【図22】 この発明の第3実施例の半導体メモリ装置
の断面図である。
【図23】 この発明の第3実施例の半導体メモリ装置
の断面図である。
【図24】 この発明の第3実施例の半導体メモリ装置
の断面図である。
【図25】 この発明の第3実施例の半導体メモリ装置
の断面図である。
【図26】 この発明の第3実施例の半導体メモリ装置
の断面図である。
【図27】 この発明の第4実施例の半導体メモリ装置
の断面図である。
【図28】 この発明の第4実施例の半導体メモリ装置
の断面図である。
【図29】 この発明の第4実施例の半導体メモリ装置
の断面図である。
【図30】 この発明の第4実施例の半導体メモリ装置
の断面図である。
【図31】 この発明の第4実施例の半導体メモリ装置
の断面図である。
【図32】 この発明の第4実施例の半導体メモリ装置
の断面図である。
【図33】 従来技術における半導体メモリ装置の断面
図である。
【符号の説明】
1 半導体基板、4a 不純物領域、9 ビット配線、
10 第1層間絶縁膜、11 第2層間絶縁膜、12
コンタクトホール、14 ポリシリコンプラグ、16
下部電極、18 シリコン酸化膜、19 酸化膜スペー
サ、21 強誘電体膜又は高誘電体膜、22 上部電
極、23 第3層間絶縁膜、24 メタル配線、33
シリコン窒化膜又はチタン膜、36 酸化膜スペーサ、
41 酸化膜スペーサ。

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板と、 前記半導体基板の主面に形成されたトランジスタの拡散
    層と、 前記トランジスタを覆うように前記半導体基板の主面上
    に平滑に形成された第1層間絶縁膜と、 前記第1層間絶縁膜とは異種類の絶縁膜であって且つC
    MP法を用いた研磨のストッパ材となり得る材質の絶縁
    膜からなり、前記第1層間絶縁膜の上面に平坦に形成さ
    れた第2層間絶縁膜と、 前記第2及び第1層間絶縁膜内に形成され、前記拡散層
    の上面の一部をその底面とするコンタクトホールと、 前記コンタクトホール内の空間を埋めるように形成され
    且つ前記半導体基板の主面に対する前記第2層間絶縁膜
    の上面の高さと同一の高さを持つ平坦な上面を有するプ
    ラグと、 前記プラグの上面上とその周辺の前記第2層間絶縁膜の
    上面上とに形成されたキャパシタ下部電極とを、備えた
    半導体メモリ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体メモリにおいて、 前記第2層間絶縁膜は前記CMP法により所定の膜厚に
    研磨されて平坦に形成されたものであり、 前記プラグの上面もまた前記CMP法により研磨されて
    平坦化されたものであることを特徴とする、半導体メモ
    リ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の半導体メモリにおいて、 前記第2層間絶縁膜は前記プラグを形成する膜のエッチ
    ング率よりも小さなエッチング率を有する絶縁膜から成
    ることを特徴とする、半導体メモリ。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の半導体メモリにおいて、 前記第1層間絶縁膜は前記第2層間絶縁膜にドーパント
    を含めた膜から成ることを特徴とする、半導体メモリ。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の半導体メモリにおいて、 前記第2層間絶縁膜はシリコン酸化膜であり、 前記第1層間絶縁膜は前記ドーパントを含んだ前記シリ
    コン酸化膜から成ることを特徴とする、半導体メモリ。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の半導体メモリにおいて、 前記第2層間絶縁膜はTEOS酸化膜であり、 前記第1層間絶縁膜は、ボロンとリンとを前記ドーパン
    トとして含むTEOS酸化膜であることを特徴とする、
    半導体メモリ。
  7. 【請求項7】 請求項5記載の半導体メモリにおいて、 前記第2層間絶縁膜はシリケイトガラスであり、 前記第1層間絶縁膜は、ボロンとリンとを前記ドーパン
    トとして含むシリケイトガラスであることを特徴とす
    る、半導体メモリ。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の半導体メモリにおいて、 前記第2層間絶縁膜の上面の一部と前記キャパシタ下部
    電極の側面に形成された酸化膜スペーサと、 前記キャパシタ下部電極の上面と前記酸化膜スペーサの
    上面とを覆うように形成された誘電体膜とを、更に備え
    た半導体メモリ。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の半導体メモリにおいて、 前記キャパシタ下部電極とギャップを介して隣合う様に
    別のキャパシタ下部電極が前記第2層間絶縁膜の上面に
    更に形成されており、 前記酸化膜スペーサは、前記ギャップを完全に埋める様
    に、しかも前記キャパシタ下部電極と前記別のキャパシ
    タ下部電極のそれぞれのエッジ部に於いて前記キャパシ
    タ下部電極と前記別のキャパシタ下部電極のそれぞれの
    上面から落ち込まない様に、盛り上がった形状に形成さ
    れていることを特徴とする、半導体メモリ。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の半導体メモリにおい
    て、 前記酸化膜スペーサは、前記ギャップを埋める様に前記
    キャパシタ下部電極の上面上と前記別のキャパシタ下部
    電極の上面とに形成した酸化膜を、前記CMP法を用い
    て研磨することにより形成されたことを特徴とする、半
    導体メモリ。
  11. 【請求項11】 請求項8記載の半導体メモリにおい
    て、 前記誘電体膜は強誘電体膜又は高誘電体膜から成ること
    を特徴とする、半導体メモリ。
  12. 【請求項12】 請求項8記載の半導体メモリにおい
    て、 前記誘電体膜の上面上に形成されたキャパシタ上部電極
    と、 前記キャパシタ上部電極の上面上に形成された第3層間
    絶縁膜と、 前記第3層間絶縁膜の上面上に形成されたメタル配線と
    を、 更に備えたことを特徴とする、半導体メモリ。
  13. 【請求項13】 請求項1記載の半導体メモリにおい
    て、 前記プラグは、前記コンタクトホールの側壁と前記拡散
    層の上面の一部との上に形成されて前記コンタクトホー
    ルを埋めていることを特徴とする、半導体メモリ。
  14. 【請求項14】 請求項1記載の半導体メモリにおい
    て、 前記コンタクトホールの側壁の全面上に形成され、且つ
    前記コンタクトホールの径よりも小さな開孔径を有する
    と共に、前記半導体基板の主面に対する前記第2層間絶
    縁膜の上面の高さと同一の高さで平坦に形成された上面
    を有する酸化膜スペーサを更に備え、 前記プラグは前記酸化膜スペーサの開孔内を埋める様に
    形成されており、 前記キャパシタ下部電極は前記プラグの上面上と前記酸
    化膜スペーサの上面上と前記第2層間絶縁膜の上面上と
    に形成されていることを特徴とする、半導体メモリ。
  15. 【請求項15】 請求項14記載の半導体メモリにおい
    て、 前記酸化膜スペーサはシリコン酸化膜からなることを特
    徴とする、半導体メモリ。
  16. 【請求項16】 請求項14記載の半導体メモリにおい
    て、 前記キャパシタ下部電極とギャップを介して隣合う様に
    別のキャパシタ下部電極が前記第2層間絶縁膜の上面に
    更に形成されており、 前記ギャップを完全に埋める様に、しかも前記キャパシ
    タ下部電極と前記別のキャパシタ下部電極のそれぞれの
    エッジ部に於いて前記キャパシタ下部電極と前記別のキ
    ャパシタ下部電極のそれぞれの上面から落ち込まないよ
    うに平滑に形成された別の酸化膜スペーサと、 前記キャパシタ下部電極及び前記別のキャパシタ下部電
    極のそれぞれの上面上と前記酸化膜スペーサの上面上に
    形成された誘電体膜と、 前記誘電体膜の上面上に形成されたキャパシタ上部電極
    と、 前記キャパシタ上部電極の上面上に形成された第3層間
    絶縁膜と、 前記第3層間絶縁膜の上面上に形成されたメタル配線と
    を、更に備えたことを特徴とする、半導体メモリ。
  17. 【請求項17】 半導体基板の主面にトランジスタとそ
    の拡散層とを有する半導体メモリの製造方法であって、 前記半導体基板の主面上に前記トランジスタを覆うよう
    に第1層間絶縁膜を平滑に形成する第1工程と、 前記第1層間絶縁膜とは異種類の絶縁膜であって且つC
    MP法のストッパ材となり得る材質の絶縁膜からなる第
    2層間絶縁膜を前記第1層間絶縁膜の上面に形成する第
    2工程と、 前記第2及び第1層間絶縁膜内に、前記拡散層の上面の
    一部をその底面とするコンタクトホールを形成する第3
    工程と、 前記コンタクトホール内の空間を埋めるように前記第2
    層間絶縁膜の上面上にプラグ層を形成する第4工程と、 前記第2層間絶縁膜の厚みが所定の残膜量となるまで、
    前記プラグ層と前記第2層間絶縁膜とを前記CMP法を
    用いて研磨して、前記コンタクトホール内の空間内に前
    記研磨後の前記プラグ層からなるプラグを形成する第5
    工程と、 前記プラグとの上面とその周辺の前記第2層間絶縁膜の
    上面とにキャパシタ下部電極を形成する第6工程とを、
    備えた半導体メモリの製造方法。
  18. 【請求項18】 請求項17記載の半導体メモリの製造
    方法において、 前記キャパシタ下部電極の側面とその周辺に於いて露出
    した前記第2層間絶縁膜の上面の一部とに酸化膜スペー
    サを形成する第7工程と、 前記キャパシタ下部電極と前記酸化膜スペーサのそれぞ
    れの露出面を覆うように誘電体膜を形成し、更に当該誘
    電体膜の上面にキャパシタ上部電極を形成するする第8
    工程と、 前記キャパシタ上部電極の上面に第3層間絶縁膜を形成
    し、更に当該第3層間絶縁膜の上面にメタル配線を形成
    する第9工程とを、備えた半導体メモリの製造方法。
  19. 【請求項19】 請求項18記載の半導体メモリの製造
    方法において、 前記第6工程は、 前記プラグとの上面とその周辺の前記第2層間絶縁膜の
    上面とにキャパシタ下部電極の膜を形成し、 前記キャパシタ下部電極の膜の上面に更に前記CMP法
    のストッパ材となり得る別の材質から成るストッパ膜を
    形成し、 前記ストッパ膜の上面に形成したレジストをマスクに前
    記キャパシタ下部電極の膜と前記ストッパ膜とをエッチ
    ングし、その後、前記レジストを除去して前記キャパシ
    タ下部電極とその上に積層された前記ストッパ膜とを形
    成する工程を含み、 前記第7工程は、 前記キャパシタ下部電極、前記第2層間絶縁膜の上面及
    び前記ストッパ膜のそれぞれの露出面上を覆うように酸
    化膜を形成し、 前記ストッパ膜の膜厚が別の所定の残膜量となるまで前
    記CMP法を用いて前記酸化膜と前記ストッパ膜とを研
    磨し、 前記研磨後に前記ストッパ膜の残膜のみを除去して前記
    酸化膜スペーサを形成する工程を含む、半導体メモリの
    製造方法。
  20. 【請求項20】 請求項19記載の半導体メモリの製造
    方法において、 前記ストッパ膜はシリコン窒化膜又はチタン膜から成る
    ことを特徴とする半導体メモリの製造方法。
  21. 【請求項21】 請求項19記載の半導体メモリの製造
    方法において、 前記第3工程は、 前記コンタクトホールを形成する工程と、 前記コンタクトホールの側面及びその前記底面と、前記
    第2層間絶縁膜の上面とに、スペーサ用酸化膜を形成す
    る工程と、 前記スペーサ用酸化膜の内で前記第2層間絶縁膜の上面
    に形成された部分を異方性エッチングして除去し、前記
    コンタクトホールの径よりも小さい開孔径を有する別の
    酸化膜スペーサを前記コンタクトホールの側面に形成す
    る工程とを備え、 前記第4工程は、 前記別の酸化膜スペーサで作り出された開孔を埋めるよ
    うに前記第2層間絶縁膜の上面上に前記プラグ層を形成
    する工程を備え、 前記第5工程は、 前記第2層間絶縁膜の厚みが前記所定の残膜量となるま
    で、前記プラグ層と前記別の酸化膜スペーサと前記第2
    層間絶縁膜とを前記CMP法を用いて研磨して、前記別
    の酸化膜スペーサで作り出された開孔内に前記プラグを
    形成する工程を備え、 前記第6工程は、 前記プラグと前記別の酸化膜スペーサと前記別の酸化膜
    スペーサの周辺の前記第2層間絶縁膜のそれぞれの露出
    面上に前記キャパシタ下部電極を形成する工程を備え
    た、半導体メモリの製造方法。
  22. 【請求項22】 請求項18記載の半導体メモリの製造
    方法において、 前記第7工程は、 前記キャパシタ下部電極と前記第2層間絶縁膜とのそれ
    ぞれの露出面を覆うように酸化膜を形成し、 前記酸化膜を異方性エッチングして前記酸化膜スペーサ
    を形成する工程を含む、半導体メモリの製造方法。
  23. 【請求項23】 請求項22記載の半導体メモリの製造
    方法において、 前記第3工程は、 前記コンタクトホールを形成する工程と、 前記コンタクトホールの側面及び前記底面と前記第2層
    間絶縁膜の上面とにスペーサ用酸化膜を形成する工程
    と、 前記スペーサ用酸化膜の内で前記第2層間絶縁膜の上面
    に形成された部分を異方性エッチングして除去し、前記
    コンタクトホールの径よりも小さい開孔径を有する別の
    酸化膜スペーサを前記コンタクトホールの側面に形成す
    る工程とを備え、 前記第4工程は、 前記別の酸化膜スペーサで作り出された開孔を埋めるよ
    うに前記第2層間絶縁膜の上面上に前記プラグ層を形成
    する工程を備え、 前記第5工程は、 前記第2層間絶縁膜の厚みが前記所定の残膜量となるま
    で、前記プラグ層と前記別の酸化膜スペーサと前記第2
    層間絶縁膜とを前記CMP法を用いて研磨して、前記別
    の酸化膜スペーサで作り出された開孔内に前記プラグを
    形成する工程を備え、 前記第6工程は、 前記プラグと前記別の酸化膜スペーサと前記別の酸化膜
    スペーサの周辺の前記第2層間絶縁膜のそれぞれの露出
    面上に前記キャパシタ下部電極を形成する工程を備え
    た、半導体メモリの製造方法。
  24. 【請求項24】 半導体基板の主面に形成されたトラン
    ジスタの拡散層と繋がれた半導体メモリ用のスタックド
    キャパシタであって、 前記トランジスタを覆うように前記半導体基板の主面上
    に平滑に形成された層間絶縁膜と、 前記層間絶縁膜内に形成され、前記拡散層の上面の一部
    をその底面とするコンタクトホールと、 前記コンタクトホール内の空間を埋めるように形成され
    且つ前記半導体基板の主面に対する前記層間絶縁膜の上
    面の高さと同一の高さを持つ平坦な上面を有するプラグ
    と、 前記プラグの上面上とその周辺の前記層間絶縁膜の上面
    上とに形成されたキャパシタ下部電極と、 前記キャパシタ下部電極の上面上に形成された誘電体膜
    と、 前記誘電体膜の上面上に形成されたキャパシタ上部電極
    とを備え、 前記層間絶縁膜は少なくとも異なる2種類の絶縁膜を有
    し、その内の最表面の絶縁膜は前記プラグを形成する膜
    のエッチング率よりも小さなエッチング率を有する膜で
    あり、その内の最下位の絶縁膜は前記プラグを形成する
    膜のエッチング率よりも大きなエッチング率を有する膜
    であり、 前記誘電体膜は強誘電体膜又は高誘電体膜から成ること
    を特徴とする、スタックドキャパシタ。
  25. 【請求項25】 請求項24記載のスタックドキャパシ
    タにおいて、 前記層間絶縁膜を形成する前記最下位の絶縁膜はボロン
    とリンとをドーパントとして含むシリコン酸化膜であ
    り、 前記層間絶縁膜を形成する前記最表面の絶縁膜は前記ド
    ーパントを含まないシリコン酸化膜であることを特徴と
    する、スタックドキャパシタ。
  26. 【請求項26】 請求項24記載のスタックドキャパシ
    タにおいて、 前記キャパシタ下部電極のエッジ部に於いて当該キャパ
    シタ下部電極の上面からその上面が落ち込まないよう
    に、前記キャパシタ下部電極の側面上とその周辺の前記
    層間絶縁膜の上面上とに平滑に形成された酸化膜スペー
    サを更に備え、 前記誘電体膜は前記キャパシタ下部電極の上面上と前記
    酸化膜スペーサの上面上とに形成されていることを特徴
    とする、スタックドキャパシタ。
  27. 【請求項27】 請求項24記載のスタックドキャパシ
    タにおいて、 前記コンタクトホールの側壁の全面上に形成され、且つ
    前記コンタクトホールの径よりも小さな開孔径を有する
    と共に、前記半導体基板の主面に対する前記層間絶縁膜
    の上面の高さと同一の高さで平滑に形成された上面を有
    する酸化膜スペーサを更に備え、 前記プラグは前記酸化膜スペーサの開孔内を埋める様に
    形成されており、 前記キャパシタ下部電極は前記プラグの上面上と前記酸
    化膜スペーサの上面上と前記層間絶縁膜の上面上とに形
    成されていることを特徴とする、スタックドキャパシ
    タ。
  28. 【請求項28】 請求項27記載のスタックドキャパシ
    タにおいて、 前記キャパシタ下部電極のエッジ部に於いて当該キャパ
    シタ下部電極の上面からその上面が落ち込まないよう
    に、前記キャパシタ下部電極の側面上とその周辺の前記
    層間絶縁膜の上面上とに平滑に形成された別の酸化膜ス
    ペーサを更に備え、 前記誘電体膜は前記キャパシタ下部電極の上面上と前記
    別の酸化膜スペーサの上面上とに形成されていることを
    特徴とする、スタックドキャパシタ。
  29. 【請求項29】 半導体基板の主面上に形成された層間
    絶縁膜の上面の上部に形成された半導体メモリ用のスタ
    ックドキャパシタであって、 前記層間絶縁膜の上面に形成されたキャパシタ下部電極
    と、 前記キャパシタ下部電極の側面とその周辺の前記層間絶
    縁膜の上面とに平滑に形成され且つその上面のエッジ部
    の前記層間絶縁膜の上面からの高さが前記キャパシタ下
    部電極の上面の高さよりも高く形成されている酸化膜ス
    ペーサと、 前記キャパシタ下部電極の上面と前記酸化膜スペーサの
    上面と前記層間絶縁膜の上面より突出した前記酸化膜ス
    ペーサの側面とに形成された誘電体膜と、 前記誘電体膜の上面に形成されたキャパシタ上部電極と
    を備え、 前記誘電体膜は強誘電体膜又は高誘電体膜から成ること
    を特徴とする、スタックドキャパシタ。
  30. 【請求項30】 請求項29記載のスタックドキャパシ
    タにおいて、 前記酸化膜スペーサは、前記キャパシタ下部電極の上面
    に予め形成されたストッパ膜と前記層間絶縁膜の上面と
    を覆うように形成した酸化膜を、前記ストッパ膜が所定
    の残膜量となるまでCMP法により研磨して平滑化し、
    且つ前記ストッパ膜の残膜を除去して形成されたもので
    あることを特徴とする、スタックドキャパシタ。
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