JPH08317254A - ゴースト除去装置 - Google Patents
ゴースト除去装置Info
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- JPH08317254A JPH08317254A JP7124112A JP12411295A JPH08317254A JP H08317254 A JPH08317254 A JP H08317254A JP 7124112 A JP7124112 A JP 7124112A JP 12411295 A JP12411295 A JP 12411295A JP H08317254 A JPH08317254 A JP H08317254A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 ゴースト除去装置は、基準信号rと、基準信
号rと入力信号xとから生成される中間信号x’との間
の相関の絶対値が最大または極大になるタップの位置お
よびこの位置の前後の位置における各相関の絶対値を求
める最大・極大検出部4と、上記最大・極大検出部4で
求められた各相関の絶対値から相関の近似曲線を求め、
この近似曲線を用いて相関の絶対値が最大または極大に
なるゴースト位置を求める最大・極大補正部5と、上記
最大・極大補正部5で求められたゴースト位置を挟んで
いる2つのタップの位置においてタップ係数を逐次修正
型制御で修正するタップ係数分配部6とを備えている。 【効果】 フィルタにおいて離散的に存在するタップ位
置の中間にゴーストが存在する場合でも、ゴーストの消
え残りを小さくすることができる。
号rと入力信号xとから生成される中間信号x’との間
の相関の絶対値が最大または極大になるタップの位置お
よびこの位置の前後の位置における各相関の絶対値を求
める最大・極大検出部4と、上記最大・極大検出部4で
求められた各相関の絶対値から相関の近似曲線を求め、
この近似曲線を用いて相関の絶対値が最大または極大に
なるゴースト位置を求める最大・極大補正部5と、上記
最大・極大補正部5で求められたゴースト位置を挟んで
いる2つのタップの位置においてタップ係数を逐次修正
型制御で修正するタップ係数分配部6とを備えている。 【効果】 フィルタにおいて離散的に存在するタップ位
置の中間にゴーストが存在する場合でも、ゴーストの消
え残りを小さくすることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばテレビジョン受
信機等の入力信号に含まれるゴーストを除去するゴース
ト除去装置に関するものである。
信機等の入力信号に含まれるゴーストを除去するゴース
ト除去装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】放送局の送信アンテナより送出された電
波が直接到来する電波と、ビルや山に反射して到来する
電波とが同時に受信アンテナで受信されると、両方の電
波による画像がずれて現れる、いわゆるゴースト障害が
発生する。
波が直接到来する電波と、ビルや山に反射して到来する
電波とが同時に受信アンテナで受信されると、両方の電
波による画像がずれて現れる、いわゆるゴースト障害が
発生する。
【0003】このゴースト障害を除去するために、入力
信号をフィルタ回路で処理し、ゴースト信号を除去する
ゴースト除去装置が用いられる。
信号をフィルタ回路で処理し、ゴースト信号を除去する
ゴースト除去装置が用いられる。
【0004】フィルタ回路は、一般に、トランスバーサ
ルフィルタを用いて、図6に示すようなFIR型構成
(Finite Impulse Response digital filter、非巡回形
デジタルフィルタ)、図7に示すようなIIR型構成
(Infinite Impulse Response digital filter、巡回形
デジタルフィルタ)、あるいはこれら両方を用いた図8
に示すような構成が用いられる。図6ないし図8におけ
るトランスバーサルフィルタは、図9に示すような回路
であり、一定時間ずつの遅延器、タップ係数を記憶する
記憶器、乗算器、および加算器で構成される。タップ係
数は、ゴーストの遅延時間および大きさに対応して設定
される。
ルフィルタを用いて、図6に示すようなFIR型構成
(Finite Impulse Response digital filter、非巡回形
デジタルフィルタ)、図7に示すようなIIR型構成
(Infinite Impulse Response digital filter、巡回形
デジタルフィルタ)、あるいはこれら両方を用いた図8
に示すような構成が用いられる。図6ないし図8におけ
るトランスバーサルフィルタは、図9に示すような回路
であり、一定時間ずつの遅延器、タップ係数を記憶する
記憶器、乗算器、および加算器で構成される。タップ係
数は、ゴーストの遅延時間および大きさに対応して設定
される。
【0005】トランスバーサルフィルタのタップ係数を
計算する方法には大別して一括演算法と逐次修正法とが
ある。ここでは、広く使用されている逐次修正法につい
て説明する。
計算する方法には大別して一括演算法と逐次修正法とが
ある。ここでは、広く使用されている逐次修正法につい
て説明する。
【0006】入力信号をxi 、フィルタ回路の出力信号
をyi 、基準信号をri 、トランスバーサルフィルタの
タップの数をNとする。誤差信号をei として、式(2
1)で定義する。
をyi 、基準信号をri 、トランスバーサルフィルタの
タップの数をNとする。誤差信号をei として、式(2
1)で定義する。
【0007】 ei =yi −ri (i=0〜N−1) (21) 誤差の大きさを表す評価関数として、式(22)に示さ
れる、誤差信号ei の二乗積分値Eを用いる。
れる、誤差信号ei の二乗積分値Eを用いる。
【0008】
【数1】
【0009】逐次修正法で一般に用いられているMSE
(Mean Square Error 、最小2乗誤差)法では、上記式
(22)に示される評価関数Eが小さくなるようにタッ
プ係数を修正することを繰り返す。評価関数Eは収束す
ることが数学的に証明されている。すなわち、式(2
3)のように、入力信号xi と誤差信号ei との相関演
算結果をsi と定義し、i番目のタップ係数ci (n) と
し、αを微小係数とすると、タップ係数の修正は式(2
4)のように示される。そして、ci (n) をci (n+1)
に更新することにより、評価関数Eが徐々に小さくな
る。
(Mean Square Error 、最小2乗誤差)法では、上記式
(22)に示される評価関数Eが小さくなるようにタッ
プ係数を修正することを繰り返す。評価関数Eは収束す
ることが数学的に証明されている。すなわち、式(2
3)のように、入力信号xi と誤差信号ei との相関演
算結果をsi と定義し、i番目のタップ係数ci (n) と
し、αを微小係数とすると、タップ係数の修正は式(2
4)のように示される。そして、ci (n) をci (n+1)
に更新することにより、評価関数Eが徐々に小さくな
る。
【0010】
【数2】
【0011】 ci (n+1) =ci (n) −αsi (i=0〜N−1) (24) ここで、係数αはタップ係数の収束性と安定性との兼ね
合いで経験的に決められる。係数αが小さいと、安定性
が良くなるかわりに収束性が悪くなり、係数αが大さい
と、収束が早くなるかわりに安定性が悪くなり、出力が
発散したりする。
合いで経験的に決められる。係数αが小さいと、安定性
が良くなるかわりに収束性が悪くなり、係数αが大さい
と、収束が早くなるかわりに安定性が悪くなり、出力が
発散したりする。
【0012】図10に示すように、逐次修正法を用いた
ゴースト除去装置においては、まず、入力信号xがフィ
ルタ回路17に入力され、出力信号yが出力されるとと
もに、基準信号発生部11において基準信号rが生成さ
れる。次に、誤差信号生成部18において、フィルタ回
路17の出力信号yから基準信号rを指し引いて誤差信
号eを生成する。次に、相関演算部13において、上記
式(23)で示す演算を行い、入力信号xと誤差信号e
との相関sを求める。次に、タップ係数演算部16にお
いて、上記式(24)で示す演算を行い、タップ係数c
を求める。これをフィルタ回路17に送り、タップ係数
の修正を行う。
ゴースト除去装置においては、まず、入力信号xがフィ
ルタ回路17に入力され、出力信号yが出力されるとと
もに、基準信号発生部11において基準信号rが生成さ
れる。次に、誤差信号生成部18において、フィルタ回
路17の出力信号yから基準信号rを指し引いて誤差信
号eを生成する。次に、相関演算部13において、上記
式(23)で示す演算を行い、入力信号xと誤差信号e
との相関sを求める。次に、タップ係数演算部16にお
いて、上記式(24)で示す演算を行い、タップ係数c
を求める。これをフィルタ回路17に送り、タップ係数
の修正を行う。
【0013】そして再び出力信号yを計算し、上記の修
正処理を、評価関数Eがある程度小さくなるまで繰り返
す。タップ係数の修正を十分多く繰り返すと、最終的な
タップ係数が求められる。
正処理を、評価関数Eがある程度小さくなるまで繰り返
す。タップ係数の修正を十分多く繰り返すと、最終的な
タップ係数が求められる。
【0014】以上の処理過程における信号波形を図11
に示す。入力信号xからゴースト信号が除去されて出力
信号yが得られる。ここでは、基準信号として等化パル
スを用いている。
に示す。入力信号xからゴースト信号が除去されて出力
信号yが得られる。ここでは、基準信号として等化パル
スを用いている。
【0015】また、この手法を高速化したものの一つと
して、以下に示す方法が考えられた。すなわち、図12
に示すように、まず、基準信号発生部21で基準信号r
を生成する。そして、中間信号生成部22において、入
力信号xから上記基準信号rを指し引いて中間信号x’
を生成する。次に、相関演算部23において、基準信号
rと中間信号x’との相関sを求める。基準信号rの幅
に対応するタップの数をMとすると、相関sは式(2
5)によって与えられる。
して、以下に示す方法が考えられた。すなわち、図12
に示すように、まず、基準信号発生部21で基準信号r
を生成する。そして、中間信号生成部22において、入
力信号xから上記基準信号rを指し引いて中間信号x’
を生成する。次に、相関演算部23において、基準信号
rと中間信号x’との相関sを求める。基準信号rの幅
に対応するタップの数をMとすると、相関sは式(2
5)によって与えられる。
【0016】
【数3】
【0017】次に、最大・極大検出部24において、相
関sの絶対値が最大値または極大値となる位置を検出す
る。
関sの絶対値が最大値または極大値となる位置を検出す
る。
【0018】そして、タップ係数演算部26において、
検出された位置に対応するタップ係数cを求める。タッ
プ係数ci は、基準信号rと中間信号x’とが全く一致
する場合は1になるように定められ、式(26)により
求められる。
検出された位置に対応するタップ係数cを求める。タッ
プ係数ci は、基準信号rと中間信号x’とが全く一致
する場合は1になるように定められ、式(26)により
求められる。
【0019】
【数4】
【0020】これをフィルタ回路27に送り、タップ係
数を修正する。それと同時に、中間信号生成部22にお
いて、中間信号x’のうち、修正したタップ係数によっ
て変化する領域のみを更新し、上記の修正処理を、評価
関数Eがある程度小さくなるまで繰り返す。タップ係数
の修正を数回繰り返すと、最終的なタップ係数が求めら
れる。
数を修正する。それと同時に、中間信号生成部22にお
いて、中間信号x’のうち、修正したタップ係数によっ
て変化する領域のみを更新し、上記の修正処理を、評価
関数Eがある程度小さくなるまで繰り返す。タップ係数
の修正を数回繰り返すと、最終的なタップ係数が求めら
れる。
【0021】以上の処理過程における信号波形を図13
に示す。入力信号xから、ゴースト信号が除去された出
力信号yが得られる。
に示す。入力信号xから、ゴースト信号が除去された出
力信号yが得られる。
【0022】このゴースト除去処理は、前述したN個す
べてのタップについてMSE法により修正する処理と比
較して、一度に修正するタップ係数の数と修正の繰り返
し回数とが減るので、演算量が減り、高速に処理するこ
とが可能である。
べてのタップについてMSE法により修正する処理と比
較して、一度に修正するタップ係数の数と修正の繰り返
し回数とが減るので、演算量が減り、高速に処理するこ
とが可能である。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】ゴースト信号の位置は
連続値であり、フィルタのタップの位置は離散値であ
る。このため、上記のように、受信したゴースト信号を
含む信号と基準信号との相関の絶対値の最大値または極
大値に対応するタップ係数のみを修正する方法において
は、以下に示すように、ゴースト信号の位置とタップ係
数の位置とが、タップの位置の離散間隔以内のずれを生
じることになる。このずれにより、ゴーストが消え残
り、特性良くゴーストを除去することができないという
問題がある。
連続値であり、フィルタのタップの位置は離散値であ
る。このため、上記のように、受信したゴースト信号を
含む信号と基準信号との相関の絶対値の最大値または極
大値に対応するタップ係数のみを修正する方法において
は、以下に示すように、ゴースト信号の位置とタップ係
数の位置とが、タップの位置の離散間隔以内のずれを生
じることになる。このずれにより、ゴーストが消え残
り、特性良くゴーストを除去することができないという
問題がある。
【0024】図14(a)に、実際のゴーストとタップ
の位置での相関を示す。同図に示すように、ここで、実
際のゴーストは、相関が計算されるタップの位置の間に
存在している。この場合、絶対値が最大または極大とな
る相関と、実際のゴーストとはずれている。図14
(b)に、計算されたタップ係数と実際のゴーストとを
示す。このとき、計算されたタップ係数の位置と大きさ
とは、実際のゴーストの位置と大きさとに比較してずれ
ている。図15(a)に、計算されたタップ係数と実際
のゴーストとにそれぞれ対応する各等化パルス波形を示
す。図中、実線は、実際のゴースト信号に対応する波形
を示し、破線は、計算したタップ係数に対応した波形を
示している。図15(b)に、前者から後者を差し引い
た、ゴースト信号の消え残りの波形を示す。同図に示す
ように、波形のエッジ部に大きくゴーストが消え残って
いる。また、エッジ部以外にも消え残りが大きく存在し
ている。
の位置での相関を示す。同図に示すように、ここで、実
際のゴーストは、相関が計算されるタップの位置の間に
存在している。この場合、絶対値が最大または極大とな
る相関と、実際のゴーストとはずれている。図14
(b)に、計算されたタップ係数と実際のゴーストとを
示す。このとき、計算されたタップ係数の位置と大きさ
とは、実際のゴーストの位置と大きさとに比較してずれ
ている。図15(a)に、計算されたタップ係数と実際
のゴーストとにそれぞれ対応する各等化パルス波形を示
す。図中、実線は、実際のゴースト信号に対応する波形
を示し、破線は、計算したタップ係数に対応した波形を
示している。図15(b)に、前者から後者を差し引い
た、ゴースト信号の消え残りの波形を示す。同図に示す
ように、波形のエッジ部に大きくゴーストが消え残って
いる。また、エッジ部以外にも消え残りが大きく存在し
ている。
【0025】以上のように、相関の絶対値が最大または
極大となる位置のみにタップ係数を設けたゴースト除去
装置では、フィルタにおいて離散的に存在するタップ位
置の中間にゴーストが存在する場合には、ゴーストの消
え残りが大きくなってしまう。ゴースト除去装置の目的
は全てのゴーストを除去することであるので、これはゴ
ースト除去装置として大きな問題である。
極大となる位置のみにタップ係数を設けたゴースト除去
装置では、フィルタにおいて離散的に存在するタップ位
置の中間にゴーストが存在する場合には、ゴーストの消
え残りが大きくなってしまう。ゴースト除去装置の目的
は全てのゴーストを除去することであるので、これはゴ
ースト除去装置として大きな問題である。
【0026】本発明はこのような問題に鑑みなされたも
のであり、フィルタにおいて離散的に存在するタップ位
置の中間にゴーストが存在する場合でも消え残りの小さ
いゴースト除去装置を提供することを目的としている。
のであり、フィルタにおいて離散的に存在するタップ位
置の中間にゴーストが存在する場合でも消え残りの小さ
いゴースト除去装置を提供することを目的としている。
【0027】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1記載のゴースト除去装置は、ゴースト信号
を含む入力信号と基準信号との相関に基づき、トランス
バーサルフィルタ内のタップの位置におけるタップ係数
を逐次修正型制御で修正するゴースト除去装置におい
て、上記相関の絶対値が最大または極大になるタップの
位置およびこの位置の前後の位置における各相関値を求
める最大・極大検出部と、上記最大・極大検出部で求め
られた上記各相関値から、上記相関の近似曲線を求め、
上記近似曲線を用いて、相関の絶対値が最大または極大
になるゴースト位置prealを求める最大・極大補正部
と、上記最大・極大補正部で求められたゴースト位置を
挟んでいる2つのタップの位置p1 、p2 においてタッ
プ係数を逐次修正型制御で修正するタップ係数修正部と
を備えていることを特徴としている。
め、請求項1記載のゴースト除去装置は、ゴースト信号
を含む入力信号と基準信号との相関に基づき、トランス
バーサルフィルタ内のタップの位置におけるタップ係数
を逐次修正型制御で修正するゴースト除去装置におい
て、上記相関の絶対値が最大または極大になるタップの
位置およびこの位置の前後の位置における各相関値を求
める最大・極大検出部と、上記最大・極大検出部で求め
られた上記各相関値から、上記相関の近似曲線を求め、
上記近似曲線を用いて、相関の絶対値が最大または極大
になるゴースト位置prealを求める最大・極大補正部
と、上記最大・極大補正部で求められたゴースト位置を
挟んでいる2つのタップの位置p1 、p2 においてタッ
プ係数を逐次修正型制御で修正するタップ係数修正部と
を備えていることを特徴としている。
【0028】請求項2記載のゴースト除去装置は、請求
項1記載のゴースト除去装置において、最大・極大補正
部が、上記近似曲線を用いて位置prealでの相関の絶対
値srealを求めるとともに、タップ係数修正部が、相関
の絶対値srealに基づき、実際のゴーストの大きさを示
すタップ係数crealを求め、 c1 =creal×(p2 −preal) c2 =creal×(preal−p1 ) によって、位置p1 、p2 における各タップ係数c1 、
c2 を求めることを特徴としている。
項1記載のゴースト除去装置において、最大・極大補正
部が、上記近似曲線を用いて位置prealでの相関の絶対
値srealを求めるとともに、タップ係数修正部が、相関
の絶対値srealに基づき、実際のゴーストの大きさを示
すタップ係数crealを求め、 c1 =creal×(p2 −preal) c2 =creal×(preal−p1 ) によって、位置p1 、p2 における各タップ係数c1 、
c2 を求めることを特徴としている。
【0029】
【作用】上記の請求項1記載のゴースト除去装置の構成
により、ゴースト信号を含む入力信号が入力されると、
最大・極大検出部が、入力信号と上記基準信号との相関
sの絶対値が最大または極大になるタップの位置pおよ
び位置pの前後の位置である位置p−1、p+1におけ
る各相関の絶対値sp 、sp-1 、sp+1 を求める。
により、ゴースト信号を含む入力信号が入力されると、
最大・極大検出部が、入力信号と上記基準信号との相関
sの絶対値が最大または極大になるタップの位置pおよ
び位置pの前後の位置である位置p−1、p+1におけ
る各相関の絶対値sp 、sp-1 、sp+1 を求める。
【0030】次に、最大・極大補正部が、上記各相関の
絶対値sp 、sp-1 、sp+1 から、相関sの近似曲線を
求め、上記近似曲線を用いて、ゴースト位置として、相
関sの絶対値が最大または極大になる位置prealを求め
る。
絶対値sp 、sp-1 、sp+1 から、相関sの近似曲線を
求め、上記近似曲線を用いて、ゴースト位置として、相
関sの絶対値が最大または極大になる位置prealを求め
る。
【0031】次に、タップ係数修正部が、ゴースト位置
prealを挟んでいる2つのタップの位置p1 、p2 を求
め、位置p1 、p2 においてトランスバーサルフィルタ
内のタップのタップ係数を逐次修正型制御で修正する。
prealを挟んでいる2つのタップの位置p1 、p2 を求
め、位置p1 、p2 においてトランスバーサルフィルタ
内のタップのタップ係数を逐次修正型制御で修正する。
【0032】したがって、相関sの絶対値が最大または
極大になる位置prealを挟んでいる2つのタップの位置
p1 、p2 においてタップ係数が修正されることにな
る。
極大になる位置prealを挟んでいる2つのタップの位置
p1 、p2 においてタップ係数が修正されることにな
る。
【0033】それによって、相関の絶対値が最大または
極大となる位置のみにタップ係数を設けたゴースト除去
装置と異なり、フィルタにおいて離散的に存在するタッ
プ位置の中間にゴーストが存在する場合でも、ゴースト
の消え残りを小さくすることができる。
極大となる位置のみにタップ係数を設けたゴースト除去
装置と異なり、フィルタにおいて離散的に存在するタッ
プ位置の中間にゴーストが存在する場合でも、ゴースト
の消え残りを小さくすることができる。
【0034】請求項2記載のゴースト除去装置の構成に
より、最大・極大補正部が、上記近似曲線を用いて、位
置prealでの相関の絶対値srealを求める。
より、最大・極大補正部が、上記近似曲線を用いて、位
置prealでの相関の絶対値srealを求める。
【0035】そして、タップ係数修正部が、上記相関の
絶対値srealに基づき、実際のゴーストの大きさを示す
タップ係数crealを求め、 c1 =creal×(p2 −preal) c2 =creal×(preal−p1 ) によって、位置p1 、p2 における各タップ係数c1 、
c2 を求める。そして、位置p1 、p2 において、トラ
ンスバーサルフィルタ内のタップのタップ係数を逐次修
正型制御でそれぞれc1 、c2 に修正する。
絶対値srealに基づき、実際のゴーストの大きさを示す
タップ係数crealを求め、 c1 =creal×(p2 −preal) c2 =creal×(preal−p1 ) によって、位置p1 、p2 における各タップ係数c1 、
c2 を求める。そして、位置p1 、p2 において、トラ
ンスバーサルフィルタ内のタップのタップ係数を逐次修
正型制御でそれぞれc1 、c2 に修正する。
【0036】したがって、2つのタップ係数c1 、c2
の和は実際のゴーストの大きさとほぼ等しく、また、2
つのタップ係数c1 、c2 はそれぞれ、位置が実際のゴ
ーストの位置に近いほど大きくなる。それによって、ゴ
ーストをさらに精度良く除去し、ゴーストの消え残りを
小さくすることができる。
の和は実際のゴーストの大きさとほぼ等しく、また、2
つのタップ係数c1 、c2 はそれぞれ、位置が実際のゴ
ーストの位置に近いほど大きくなる。それによって、ゴ
ーストをさらに精度良く除去し、ゴーストの消え残りを
小さくすることができる。
【0037】
【実施例】本発明の一実施例について図1ないし図5に
基づいて説明すれば、以下の通りである。本実施例に係
るゴースト除去装置は、ゴースト信号を含む入力信号と
基準信号との相関に基づき、トランスバーサルフィルタ
内のタップの位置におけるタップ係数を逐次修正型制御
で修正してゴースト信号を除去するゴースト除去装置で
ある。
基づいて説明すれば、以下の通りである。本実施例に係
るゴースト除去装置は、ゴースト信号を含む入力信号と
基準信号との相関に基づき、トランスバーサルフィルタ
内のタップの位置におけるタップ係数を逐次修正型制御
で修正してゴースト信号を除去するゴースト除去装置で
ある。
【0038】図1に示すように、基準信号発生部1、中
間信号生成部2、相関演算部3、最大・極大検出部4、
最大・極大補正部5、タップ係数分配部(タップ係数修
正部)6、および、トランスバーサルフィルタを用いた
フィルタ回路7が、この順に接続されている。そして、
入力信号xが中間信号生成部2およびフィルタ回路7に
入力され、フィルタ回路7から出力信号yが出力される
ようになっている。また、タップ係数分配部6の出力が
中間信号生成部2にも入力される。さらに、基準信号発
生部1の出力(基準信号r)は相関演算部3にも入力さ
れるようになっている。
間信号生成部2、相関演算部3、最大・極大検出部4、
最大・極大補正部5、タップ係数分配部(タップ係数修
正部)6、および、トランスバーサルフィルタを用いた
フィルタ回路7が、この順に接続されている。そして、
入力信号xが中間信号生成部2およびフィルタ回路7に
入力され、フィルタ回路7から出力信号yが出力される
ようになっている。また、タップ係数分配部6の出力が
中間信号生成部2にも入力される。さらに、基準信号発
生部1の出力(基準信号r)は相関演算部3にも入力さ
れるようになっている。
【0039】次に、上記構成によるゴースト除去動作に
ついて説明する。なお、入力信号をxi 、フィルタ回路
の出力信号をyi 、基準信号をri 、トランスバーサル
フィルタのタップの数をNとする。
ついて説明する。なお、入力信号をxi 、フィルタ回路
の出力信号をyi 、基準信号をri 、トランスバーサル
フィルタのタップの数をNとする。
【0040】ゴースト信号を含む入力信号がx入力され
る。一方、基準信号発生部1が、基準信号rを生成す
る。そして、中間信号生成部2が、式(1)に示すよう
に、入力信号xから基準信号rを差し引いて中間信号
x’を生成する。
る。一方、基準信号発生部1が、基準信号rを生成す
る。そして、中間信号生成部2が、式(1)に示すよう
に、入力信号xから基準信号rを差し引いて中間信号
x’を生成する。
【0041】 x’i =xi −ri (i=0〜N−1) (1) 上記中間信号x’は、基準信号rに対する入力信号xの
誤差の指標となる。この誤差の大きさを表す評価関数と
して、式(2)に示される、中間信号x’i の二乗積分
値Eを用いる。
誤差の指標となる。この誤差の大きさを表す評価関数と
して、式(2)に示される、中間信号x’i の二乗積分
値Eを用いる。
【0042】
【数5】
【0043】相関演算部3が、基準信号rと中間信号
x’との相関sを求める。すなわち、基準信号rの幅に
対応するタップの数をMとすると、相関sは式(3)に
より与えられる。
x’との相関sを求める。すなわち、基準信号rの幅に
対応するタップの数をMとすると、相関sは式(3)に
より与えられる。
【0044】
【数6】
【0045】次に、最大・極大検出部4が、上記相関s
の絶対値が最大または極大になるタップの位置pおよび
位置pの前後の位置である位置p−1、p+1における
各相関の絶対値sp 、sp-1 、sp+1 を検出する。
の絶対値が最大または極大になるタップの位置pおよび
位置pの前後の位置である位置p−1、p+1における
各相関の絶対値sp 、sp-1 、sp+1 を検出する。
【0046】次に、最大・極大補正部5が、位置p、p
−1、p+1における各相関の絶対値sp 、sp-1 、s
p+1 とから、以下のようにしてゴーストの位置と大きさ
とを補正する。
−1、p+1における各相関の絶対値sp 、sp-1 、s
p+1 とから、以下のようにしてゴーストの位置と大きさ
とを補正する。
【0047】すなわち、まず、上記位置と相関との間の
関係に対する近似曲線を求める。本実施例では、図2に
示すように、2次関数に近似する。なお、ここでは上記
近似曲線として2次関数を選んでいるが、これに限定さ
れない。
関係に対する近似曲線を求める。本実施例では、図2に
示すように、2次関数に近似する。なお、ここでは上記
近似曲線として2次関数を選んでいるが、これに限定さ
れない。
【0048】次に、上記近似曲線におけるピーク値か
ら、相関sの絶対値が最大または極大になる位置、すな
わち補正されたゴーストの位置prealと、ゴーストの大
きさを示すタップ係数crealとを求める。prealとc
realとはそれぞれ式(4)ないし式(8)によって求め
られる。すなわち、 m=sp −sp-1 (4) n=sp −sp+1 (5) とすると、
ら、相関sの絶対値が最大または極大になる位置、すな
わち補正されたゴーストの位置prealと、ゴーストの大
きさを示すタップ係数crealとを求める。prealとc
realとはそれぞれ式(4)ないし式(8)によって求め
られる。すなわち、 m=sp −sp-1 (4) n=sp −sp+1 (5) とすると、
【0049】
【数7】
【0050】
【数8】
【0051】
【数9】
【0052】である。
【0053】このように、相関の絶対値が最大または極
大となる位置pとその隣接位置における相関の絶対値に
基づき、近似曲線を用いてゴースト位置を補正すること
によって、相関の絶対値が最大または極大となる位置の
みにタップ係数を設けたゴースト除去装置と比べて、実
際のゴーストの位置と大きさとに、より近い値を得るこ
とができる。
大となる位置pとその隣接位置における相関の絶対値に
基づき、近似曲線を用いてゴースト位置を補正すること
によって、相関の絶対値が最大または極大となる位置の
みにタップ係数を設けたゴースト除去装置と比べて、実
際のゴーストの位置と大きさとに、より近い値を得るこ
とができる。
【0054】次に、図3に示すように、タップ係数分配
部6が、以下のようにして、ゴースト位置prealを挟む
2つのタップの位置p1 、p2 および各位置p1 、p2
におけるタップ係数の大きさc1 、c2 を求める。な
お、p1 、p2 はそれぞれ、p−1、pであるか、p、
p+1であるかのいずれかとなる。
部6が、以下のようにして、ゴースト位置prealを挟む
2つのタップの位置p1 、p2 および各位置p1 、p2
におけるタップ係数の大きさc1 、c2 を求める。な
お、p1 、p2 はそれぞれ、p−1、pであるか、p、
p+1であるかのいずれかとなる。
【0055】すなわち、まず、p1 、p2 を式(9)、
式(10)によって求める。 p1 =INT(preal) (9) p2 =p1 +1 (10) ただし、ここで、INT(X)はXの整数部分を与える
ものである。
式(10)によって求める。 p1 =INT(preal) (9) p2 =p1 +1 (10) ただし、ここで、INT(X)はXの整数部分を与える
ものである。
【0056】次に、位置p1 、p2 に上記タップ係数c
realを分配することによって、位置p1 、p2 にそれぞ
れ対応するタップ係数の大きさc1 、c2 を求める。本
実施例においては、例えば、式(11)、式(12)に
示すように、crealをp2 −prealとpreal−p1 との
比で位置p1 、p2 に分配する。しかしながら、分配方
法はこれに限定されない。 c1 =creal×(p2 −preal) (11) c2 =creal×(preal−p1 ) (12) 以上のようにして、p1 、p2 、c1 、c2 が求められ
る。
realを分配することによって、位置p1 、p2 にそれぞ
れ対応するタップ係数の大きさc1 、c2 を求める。本
実施例においては、例えば、式(11)、式(12)に
示すように、crealをp2 −prealとpreal−p1 との
比で位置p1 、p2 に分配する。しかしながら、分配方
法はこれに限定されない。 c1 =creal×(p2 −preal) (11) c2 =creal×(preal−p1 ) (12) 以上のようにして、p1 、p2 、c1 、c2 が求められ
る。
【0057】上記式(9)ないし式(12)のようにp
1 、p2 、c1 、c2 を決定すると、式(13)ないし
式(16)の条件が満たされる。 p1 ≦preal≦p2 (13) p1 =prealのとき c1 =creal (14) p2 =prealのとき c2 =creal (15) c1 +c2 =creal (16) しかしながら、式(16)を満たすような分配方法に限
定されない。
1 、p2 、c1 、c2 を決定すると、式(13)ないし
式(16)の条件が満たされる。 p1 ≦preal≦p2 (13) p1 =prealのとき c1 =creal (14) p2 =prealのとき c2 =creal (15) c1 +c2 =creal (16) しかしながら、式(16)を満たすような分配方法に限
定されない。
【0058】これらのp1 、p2 、c1 、c2 をフィル
タ回路7に送る。フィルタ回路7では、上記タップ位置
p1 、p2 においてタップ係数をそれぞれc1 、c2 に
修正する。
タ回路7に送る。フィルタ回路7では、上記タップ位置
p1 、p2 においてタップ係数をそれぞれc1 、c2 に
修正する。
【0059】また、上記タップ係数c1 、c2 は中間信
号生成部2へも入力される。中間信号生成部2では、中
間信号x’i (i=0〜N−1)の各領域のうち、タッ
プ係数の修正によって値が変化する中間信号x’i の領
域のみにおいて、値を更新する。
号生成部2へも入力される。中間信号生成部2では、中
間信号x’i (i=0〜N−1)の各領域のうち、タッ
プ係数の修正によって値が変化する中間信号x’i の領
域のみにおいて、値を更新する。
【0060】以上の修正処理を、評価関数Eがある程度
小さくなるまで繰り返す。タップ係数の修正を数回繰り
返すと、最終的なタップ係数が求められる。
小さくなるまで繰り返す。タップ係数の修正を数回繰り
返すと、最終的なタップ係数が求められる。
【0061】このように、本実施例においては、N個あ
るタップのうち、タップ位置p1 、p2 の2つのみにお
いてタップ係数を修正すればよく、一度に修正するタッ
プ係数の数を減らすことができる。また、実際のゴース
トの位置に最も近いタップ位置のみにおいてタップ係数
を修正しているので、必要な修正の繰り返し回数を減ら
すことができる。それによって、演算量を減少させ、高
速に処理することが可能である。
るタップのうち、タップ位置p1 、p2 の2つのみにお
いてタップ係数を修正すればよく、一度に修正するタッ
プ係数の数を減らすことができる。また、実際のゴース
トの位置に最も近いタップ位置のみにおいてタップ係数
を修正しているので、必要な修正の繰り返し回数を減ら
すことができる。それによって、演算量を減少させ、高
速に処理することが可能である。
【0062】なお、もしゴースト信号が複数あり、上記
相関の絶対値が複数の位置で極大となる場合であれば、
上記操作を該複数の極大位置に関して行えばよい。
相関の絶対値が複数の位置で極大となる場合であれば、
上記操作を該複数の極大位置に関して行えばよい。
【0063】図4(a)に、実際のゴーストとタップの
位置での相関とを示す。ここで、実際のゴーストは相関
が計算されるタップの位置の中間に存在している。この
場合、絶対値が最大または極大となる相関と実際のゴー
ストとはずれている。
位置での相関とを示す。ここで、実際のゴーストは相関
が計算されるタップの位置の中間に存在している。この
場合、絶対値が最大または極大となる相関と実際のゴー
ストとはずれている。
【0064】図4(b)に、本実施例に記載した手順に
よって計算されたタップ係数と、実際のゴーストとを示
す。計算された2つのタップ係数は実際のゴーストを挟
んでいる。また、ゴーストの大きさを示すタップ係数c
realを上記式(11)および式(12)に示したように
分配しているので、2つのタップ係数c1 、c2 の和は
実際のゴーストの大きさとほぼ等しくなっている。さら
に、上記分配方法によって、2つのタップ係数c1 とc
2 との比は、式(17)に示すように、タップの位置p
2 と実際のゴーストの位置prealとの間隔が大きくなる
ほど大きくなり、タップの位置p1 と実際のゴーストの
位置prealとの間隔が大きくなるほど小さくなる。 c1 /c2 =(p2 −preal)/(preal−p1 ) (17) すなわち、2つのタップ係数c1 、c2 はそれぞれ、タ
ップの位置p1 、p2が実際のゴーストの位置に近いほ
ど、大きくなるように設定されている。それによって、
ゴーストをさらに精度良く除去し、ゴーストの消え残り
を小さくすることができる。
よって計算されたタップ係数と、実際のゴーストとを示
す。計算された2つのタップ係数は実際のゴーストを挟
んでいる。また、ゴーストの大きさを示すタップ係数c
realを上記式(11)および式(12)に示したように
分配しているので、2つのタップ係数c1 、c2 の和は
実際のゴーストの大きさとほぼ等しくなっている。さら
に、上記分配方法によって、2つのタップ係数c1 とc
2 との比は、式(17)に示すように、タップの位置p
2 と実際のゴーストの位置prealとの間隔が大きくなる
ほど大きくなり、タップの位置p1 と実際のゴーストの
位置prealとの間隔が大きくなるほど小さくなる。 c1 /c2 =(p2 −preal)/(preal−p1 ) (17) すなわち、2つのタップ係数c1 、c2 はそれぞれ、タ
ップの位置p1 、p2が実際のゴーストの位置に近いほ
ど、大きくなるように設定されている。それによって、
ゴーストをさらに精度良く除去し、ゴーストの消え残り
を小さくすることができる。
【0065】図5に、上記のようにしてゴーストが除去
される様子を示す。すなわち、図5(a)に、計算され
たタップ係数と実際のゴーストとにそれぞれ対応する等
化パルス波形を表す。図中、実線は、実際のゴースト信
号に対応する波形を表しており、破線は、計算した2つ
のタップ係数に対応する波形を表している。一方、図5
(b)に、前者すなわち実際のゴースト信号に対応する
波形から、後者すなわち計算した2つのタップ係数に対
応する波形を差し引いた消え残りの波形を示す。図15
(b)に示す従来技術と比較すると、波形のエッジ部の
消え残りが小さくなっており、エッジ部以外の消え残り
も小さくなっている。
される様子を示す。すなわち、図5(a)に、計算され
たタップ係数と実際のゴーストとにそれぞれ対応する等
化パルス波形を表す。図中、実線は、実際のゴースト信
号に対応する波形を表しており、破線は、計算した2つ
のタップ係数に対応する波形を表している。一方、図5
(b)に、前者すなわち実際のゴースト信号に対応する
波形から、後者すなわち計算した2つのタップ係数に対
応する波形を差し引いた消え残りの波形を示す。図15
(b)に示す従来技術と比較すると、波形のエッジ部の
消え残りが小さくなっており、エッジ部以外の消え残り
も小さくなっている。
【0066】以上のように、タップの位置の中間に存在
するゴーストに対しても、それを挟む2つの位置にタッ
プ係数を設けることによって、消え残りを小さくするこ
とができる。
するゴーストに対しても、それを挟む2つの位置にタッ
プ係数を設けることによって、消え残りを小さくするこ
とができる。
【0067】なお、上記実施例においては、相関の絶対
値の最大および極大の補正を、2次関数によって近似し
て行ったが、前述のように、近似曲線はこれに限定され
ない。例えば3次関数等のn次多項式でもよく、また、
別の関数系でもよい。
値の最大および極大の補正を、2次関数によって近似し
て行ったが、前述のように、近似曲線はこれに限定され
ない。例えば3次関数等のn次多項式でもよく、また、
別の関数系でもよい。
【0068】また、上記実施例においては、各処理を対
応する処理部に分けて構成したが、一つの演算器におい
て処理してもよく、また、汎用のCPU(中央演算処理
装置)によって、コンピュータプログラムで処理を行っ
てもよい。
応する処理部に分けて構成したが、一つの演算器におい
て処理してもよく、また、汎用のCPU(中央演算処理
装置)によって、コンピュータプログラムで処理を行っ
てもよい。
【0069】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1記載の
ゴースト除去装置は、ゴースト信号を含む入力信号と基
準信号との相関に基づき、トランスバーサルフィルタ内
のタップの位置におけるタップ係数を逐次修正型制御で
修正するゴースト除去装置において、上記相関の絶対値
が最大または極大になるタップの位置およびこの位置の
前後の位置における各相関値を求める最大・極大検出部
と、上記最大・極大検出部で求められた上記各相関値か
ら、上記相関の近似曲線を求め、上記近似曲線を用い
て、相関の絶対値が最大または極大になるゴースト位置
prealを求める最大・極大補正部と、上記最大・極大補
正部で求められたゴースト位置を挟んでいる2つのタッ
プの位置p1 、p2 においてタップ係数を逐次修正型制
御で修正するタップ係数修正部とを備えている構成であ
る。
ゴースト除去装置は、ゴースト信号を含む入力信号と基
準信号との相関に基づき、トランスバーサルフィルタ内
のタップの位置におけるタップ係数を逐次修正型制御で
修正するゴースト除去装置において、上記相関の絶対値
が最大または極大になるタップの位置およびこの位置の
前後の位置における各相関値を求める最大・極大検出部
と、上記最大・極大検出部で求められた上記各相関値か
ら、上記相関の近似曲線を求め、上記近似曲線を用い
て、相関の絶対値が最大または極大になるゴースト位置
prealを求める最大・極大補正部と、上記最大・極大補
正部で求められたゴースト位置を挟んでいる2つのタッ
プの位置p1 、p2 においてタップ係数を逐次修正型制
御で修正するタップ係数修正部とを備えている構成であ
る。
【0070】それゆえ、フィルタにおいて離散的に存在
するタップ位置の中間にゴーストが存在する場合でも、
ゴーストの消え残りを小さくすることができるという効
果を奏する。
するタップ位置の中間にゴーストが存在する場合でも、
ゴーストの消え残りを小さくすることができるという効
果を奏する。
【0071】請求項2記載のゴースト除去装置は、請求
項1記載のゴースト除去装置において、最大・極大補正
部が、上記近似曲線を用いて位置prealでの相関の絶対
値srealを求めるとともに、タップ係数修正部が、相関
の絶対値srealに基づき、実際のゴーストの大きさを示
すタップ係数crealを求め、 c1 =creal×(p2 −preal) c2 =creal×(preal−p1 ) によって、位置p1 、p2 における各タップ係数c1 、
c2 を求める構成である。
項1記載のゴースト除去装置において、最大・極大補正
部が、上記近似曲線を用いて位置prealでの相関の絶対
値srealを求めるとともに、タップ係数修正部が、相関
の絶対値srealに基づき、実際のゴーストの大きさを示
すタップ係数crealを求め、 c1 =creal×(p2 −preal) c2 =creal×(preal−p1 ) によって、位置p1 、p2 における各タップ係数c1 、
c2 を求める構成である。
【0072】それゆえ、ゴーストをさらに精度良く除去
し、ゴーストの消え残りを小さくすることができるとい
う効果を奏する。
し、ゴーストの消え残りを小さくすることができるとい
う効果を奏する。
【図1】本発明の一実施例のゴースト除去装置の全体の
概略の構成を示すブロック図である。
概略の構成を示すブロック図である。
【図2】図1のゴースト除去装置においてゴーストの位
置と大きさとを2次関数近似を用いて補正する方法を示
す説明図である。
置と大きさとを2次関数近似を用いて補正する方法を示
す説明図である。
【図3】図1のゴースト除去装置におけるタップ係数の
分配方法を示す説明図である。
分配方法を示す説明図である。
【図4】(a)および(b)は、図1のゴースト除去装
置におけるタップ係数の分配処理の様子を示す説明図で
ある。
置におけるタップ係数の分配処理の様子を示す説明図で
ある。
【図5】(a)および(b)は、図1のゴースト除去装
置におけるゴースト除去処理の様子を示す説明図であ
る。
置におけるゴースト除去処理の様子を示す説明図であ
る。
【図6】トランスバーサルフィルタを用いたFIR型の
フィルタ回路の構成を示すブロック図である。
フィルタ回路の構成を示すブロック図である。
【図7】トランスバーサルフィルタを用いたIIR型の
フィルタ回路の構成を示すブロック図である。
フィルタ回路の構成を示すブロック図である。
【図8】トランスバーサルフィルタを用いたFIR型と
IIR型との両方を有するフィルタ回路の構成を示すブ
ロック図である。
IIR型との両方を有するフィルタ回路の構成を示すブ
ロック図である。
【図9】従来のゴースト除去装置に用いられるトランス
バーサルフィルタの構成を示すブロック図である。
バーサルフィルタの構成を示すブロック図である。
【図10】従来の逐次修正法を用いたゴースト除去装置
の構成を示すブロック図である。
の構成を示すブロック図である。
【図11】従来の逐次修正法を用いたゴースト除去装置
の処理過程における信号波形を示す説明図である。
の処理過程における信号波形を示す説明図である。
【図12】従来の逐次修正法を用いたゴースト除去装置
の構成を示すブロック図である。
の構成を示すブロック図である。
【図13】従来の逐次修正法を用いたゴースト除去装置
の処理過程における信号波形を示す説明図である。
の処理過程における信号波形を示す説明図である。
【図14】(a)および(b)は、従来のゴースト除去
装置におけるタップ係数の計算処理の様子を示す説明図
である。
装置におけるタップ係数の計算処理の様子を示す説明図
である。
【図15】(a)および(b)は、従来のゴースト除去
装置におけるゴーストの消え残りの発生を示す説明図で
ある。
装置におけるゴーストの消え残りの発生を示す説明図で
ある。
1 基準信号発生部 2 中間信号生成部 3 相関演算部 4 最大・極大検出部 5 最大・極大補正部 6 タップ係数分配部(タップ係数修正部) 7 フィルタ回路
Claims (2)
- 【請求項1】ゴースト信号を含む入力信号と基準信号と
の相関に基づき、トランスバーサルフィルタ内のタップ
の位置におけるタップ係数を逐次修正型制御で修正する
ゴースト除去装置において、 上記相関の絶対値が最大または極大になるタップの位置
およびこの位置の前後の位置における各相関値を求める
最大・極大検出部と、 上記最大・極大検出部で求められた上記各相関値から、
上記相関の近似曲線を求め、上記近似曲線を用いて、相
関の絶対値が最大または極大になるゴースト位置preal
を求める最大・極大補正部と、 上記最大・極大補正部で求められたゴースト位置を挟ん
でいる2つのタップの位置p1 、p2 においてタップ係
数を逐次修正型制御で修正するタップ係数修正部とを備
えていることを特徴とするゴースト除去装置。 - 【請求項2】最大・極大補正部が、上記近似曲線を用い
て位置prealでの相関の絶対値sre alを求めるととも
に、 タップ係数修正部が、相関の絶対値srealに基づき、実
際のゴーストの大きさを示すタップ係数crealを求め、 c1 =creal×(p2 −preal) c2 =creal×(preal−p1 ) によって、位置p1 、p2 における各タップ係数c1 、
c2 を求めることを特徴とする請求項1記載のゴースト
除去装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7124112A JPH08317254A (ja) | 1995-05-23 | 1995-05-23 | ゴースト除去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7124112A JPH08317254A (ja) | 1995-05-23 | 1995-05-23 | ゴースト除去装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08317254A true JPH08317254A (ja) | 1996-11-29 |
Family
ID=14877226
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7124112A Pending JPH08317254A (ja) | 1995-05-23 | 1995-05-23 | ゴースト除去装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08317254A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5812217A (en) * | 1996-06-26 | 1998-09-22 | Intel Corporation | Automatically adjusting anti-ghosting filter coefficients when the coefficients exceed particular values |
| US5838382A (en) * | 1996-06-26 | 1998-11-17 | Intel Corporation | Method and apparatus for optimizing starting point for run-in clock recovery |
| US5926491A (en) * | 1996-06-26 | 1999-07-20 | Intel Corporation | Noise tolerant run-in clock recovery method and apparatus |
| US5953065A (en) * | 1996-06-26 | 1999-09-14 | Intel Corporation | Method and apparatus for common vertical blanking interval scan line decoding |
| US6005632A (en) * | 1996-12-20 | 1999-12-21 | Intel Corporation | Method and apparatus for supporting variable sampling rates when decoding vertical blanking interval data |
| US6268888B1 (en) * | 1996-06-26 | 2001-07-31 | Intel Corporation | Mechanism for adaptive selection of anti-ghosting filtering |
| US6377308B1 (en) | 1996-06-26 | 2002-04-23 | Intel Corporation | Method and apparatus for line-specific decoding of VBI scan lines |
-
1995
- 1995-05-23 JP JP7124112A patent/JPH08317254A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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