JPH08317802A - 柔軟型のスノーサーフィン用ブーツ - Google Patents

柔軟型のスノーサーフィン用ブーツ

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JPH08317802A
JPH08317802A JP12117696A JP12117696A JPH08317802A JP H08317802 A JPH08317802 A JP H08317802A JP 12117696 A JP12117696 A JP 12117696A JP 12117696 A JP12117696 A JP 12117696A JP H08317802 A JPH08317802 A JP H08317802A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 耐磨耗性のある比較的硬い材料でできた消耗
性外底を含む柔軟型のスノーサーフィン用ブーツを提供
する。 【解決手段】 このブーツの底は、凸型をした3の異な
る支承区域10,11,12、すなわち踵の領域に位置
する第一の支承区域10と;中足骨の領域に位置する第
二の支承区域11および第三の支承区域12とを有し、
これら第二と第三の支承区域は上記ブーツの長手方向に
対して互いに側方に離間するとともに、それぞれ該ブー
ツの内側INTおよび外側EXT付近に局在する。この
外底1は、各々、上記第二と第三の支承区域11,12
内に位置するとともに、柔軟で弾性圧縮可能な材料から
成る前方内部部材が挿入される、少なくとも2の前方内
部溝穴を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、スノーサーフィン用ブーツ(特
に「フリーライド」や「フリースタイル」といった専門
種目の実施に適した柔軟型(ソフトタイプ)のブーツ)
に関する。このようなブーツは、場合によりシェル上に
ヒンジ連結される堅固なスリーブに一般に組み付けられ
る同じく堅固な外部シェルを有するアルペンサーフィン
種目の実施に適した「硬質」型(ハードタイプ)の靴と
は逆に、大部分が柔軟な胴部を含む。
【0002】これらの新種目を実施するサーファーは、
益々複雑になりつつある一連の動きや空中での演技を実
施し、この際に、サーファーは自分のサーフボードの前
方または後方へ大きく傾斜した姿勢をとる。この場合、
サーファーは、例として図1に示すように、両膝を近づ
ける方向に脚部の一方を内側へ大きく曲げる必要があ
る。他方の脚部も、程度は小さいが、外側へ向けて側方
傾斜を受ける。硬質型の靴の場合には、靴の長手方向面
内に含まれる軸に沿ってシェル上にスポイラのヒンジ連
結部を設けたとしても、このような傾斜度を得ることは
不可能である。
【0003】図2は、脚低部の側方撓曲状態を解剖学的
に示す。傾斜角αは、踵の旋回によって得られる傾斜角
α1と、踝の関節を中心とする旋回によって得られる傾
斜角α2の和に等しい。足部と脚部が靴の拘束なしにこ
のような位置をとる場合には、足が捻れて踝が側方に屈
曲し、踵がその支点上で揺動するのを観察することがで
きる。
【0004】硬い靴を使用する場合には、踵は、原則と
して、胴部の剛性のために角度α1だけ旋回することが
できず、踝を中心とする関節運動は、ヒンジ連結された
カラーを適合化させることによってのみ助長することが
できる。この硬い靴は、一般に、荷重の良好な伝達を可
能にするが、「フリーライド」や「フリースタイル」の
ようないくつかの種目を実施する場合に脚部が屈曲運動
するとき、足部と踝の自然な変形を妨げる。
【0005】硬い靴底を有するスキー靴に関するドイツ
公開特許出願第3742918号におけるように、硬質
の靴にもいくつかの改良が加えられている。この靴は、
弾性特性を有して変形可能な挿入部材を受け入れるため
のくり抜き部が設けられて側方で受ける衝撃の吸収を改
善できるようになっている。しかしながら、このような
解決方法はサーフィンの実施には適しておらず、また、
サーフィンの実施に関連する側方撓曲の問題とは全く異
なる緩衝の問題を扱っている。
【0006】オーストリー特許第2277/92号は、
シェルと、スリーブと、靴底(側方に並べて配設した2
の弾性底部材付きの支承面を備えた靴底)とを有する
「硬質」型(ハードタイプ)のサーフィン用靴に関す
る。この目的は、靴が中央長手方向面に対して傾斜した
枢軸を中心として傾動できるようにすることである。確
かに、この解決方法によれば、行われる傾動によって踝
領域の靱帯をいたわることができる。しかしながら、所
定の傾動軸を中心として側方に傾動するのは、全体が硬
い胴部であるという点が短所である。その結果、この側
方の弛緩により、また硬質シェル内部での足の保持によ
り感覚が大きく失われ、このことは最終的に一連の動き
の中でサーフボードの操縦を妨げる。
【0007】本発明の目的は、上述の諸問題に対する解
決方法を提供することである。特に、本発明は、「フリ
ースタイル」や「フリーライド」の実施に関連する演技
の実行のために脚部の側方の移動性を非常に大きくでき
るようにするとともに、足の自然に捻れた位置やならび
に踝の関節部分でのこの踝の撓曲を尊重するブーツを提
案することを目的とする。他の1つの目的は、求める作
用に反することになるであろう靴全体の傾動ではなく、
ブーツ内部での足の可能な限り自然な移動に追従できる
ようにすることにより、サーファーの足が受け取るすべ
ての感覚と情報を同時に保つことである。
【0008】このために、本発明は、耐磨耗性のある比
較的硬い材料でできた消耗性外底を含む柔軟型(ソフト
タイプ)のスノーサーフィン用ブーツに関する。この靴
底は、下記のような凸形をした3の異なる支承区域を有
する: − 踵の領域に位置する第一の支承区域。 − 中足骨の領域に位置する第二と第三の支承区域。こ
れら両区域は、ブーツの長手方向に対して互いに横方向
に離間し、それぞれブーツの内側および外側付近に局在
する。 上記の外底は、各々、上記第二と第三の支承区域内に位
置するとともに、柔軟で弾性圧縮可能な材料から成る前
方内部部材が挿入される少なくとも2の前方内部溝穴を
含む。
【0009】実際、これら3の支承区域は、裸足の解剖
学的主要支点に相当する。
【0010】本発明のもう1つの特徴によれば、第一の
踵支承区域は、長手方向中央垂直面を横断する方向に、
全体形状が凸形をしている。この結果、角α1だけ踵の
側方揺動が有利になる。
【0011】さらに他の特徴によれば、前方内部部材は
比較的様々な硬さ特性を有する。支持区域は互いに離れ
ているので、必要に応じて異なる特性をもつ部材によっ
てブーツ内でのつま先の移動性を制御できるのが有利で
ある。
【0012】本発明の補足的特徴によれば、外底は、踵
支承区域に、後部溝穴を含み、この溝穴に柔軟な材料で
できていて、かつ、良好な緩衝特性を有する後方内部部
材が挿入される。踵区域における緩衝作用は、ジャンプ
の着地の際に、使用者に補足的な快適さを与える。
【0013】本発明の他の特徴および利点は、非限定的
な例として本発明の実施態様を示す添付の図面を参照し
て、以下に述べる説明から明らかとなろう。
【0014】図3に示すブーツは、サーフィン実施用の
ものである。このブーツは、意図的にありふれた型で示
されているが、一般に専門家が「柔軟」なブーツと呼ぶ
胴部分を有する。
【0015】一般に、このようなブーツは、後程詳述す
る消耗性外底1と、ふくらはぎ上で多少とも情報に伸び
ることが可能な内靴(インナーブーツ)形をした柔軟で
詰め物(パッド)を入れた内側部分2と、同じく大きな
柔軟性を有するが、踵革(あるいはさらに、補強用挿入
物またはヒンジ連結された内部または外部スポイラ)を
備えることのできる、「胴部」と呼ばれる外側部分3と
を有する。このようなブーツの構造は、ドイツ公開特許
第4333503号あるいはまた本出願人名義のフラン
ス特許出願第9408872号各明細書において各種の
態様にしたがって詳述されている。
【0016】本発明によるブーツ底1は、対磨耗性を有
する硬い材料で製作される。この底は、ほぼ支持三角形
6を構成する互いに独立した別個の3の支承区域10、
11、12を含み、これにより、ブーツは、がたつきの
恐れなしに、その支持体に対して唯一の位置に休止状態
で置かれる。この点についての欠陥は加硫または射出に
よって得られるスポーツ靴の底に頻繁に見られる。
【0017】また、この靴底は、中足骨の領域と踵の領
域との間に局在する引掛け手段5を有する。この手段は
中央にあること、すなわち、前方支承区域11、12と
踵支承区域10との間で、支持三角形6の内部に位置す
るのが好ましい。引掛け手段5は、本出願人名義のフラ
ンス特許出願第9306006号および同第94088
72号各明細書の対象となったサーフボード上にブーツ
を保持するためのユニットの一部分を成す。図3および
図4に示す詳細な例において、靴底の引掛け手段5は、
この靴底の中心軸I−I′によって具体化される長手方
向を横断する方向のくり抜き部50と、該靴底の中心軸
I−I′の長手方向に沿う形材51とを含む。
【0018】ここでは図示されないが、この装置の他の
部分は、くり抜き部50と共働するための補完形状と、
形材51と共働するためのロック部材とを含む。
【0019】もちろん、引掛け手段5は、図示されてい
る長手方向の中心軸I−I′に対して外側(EXT)ま
たは内側(INT)に多少ずれていてもよい。
【0020】3の支承区域10、11、12と、ほぼ支
持三角形6の内部に局在する引掛け手段5を組み合わせ
ることにより、「バックサイド」あるいは「フロントサ
イド」の方向転換を行う上で有利なようにサーフボード
に対し前方または後方支承の剛性に直接関与する様々な
組合せ、あるいはまた、特に空中でいくつかの演技を行
うための撓曲または側方保持の諸特性に関与する様々な
組合せが定められる。
【0021】外底1は、当業者に公知で、かつ、図5お
よび図6で示すように、その周囲で高くなった縁部13
を有することを特徴とする皿形の底であるのが好まし
い。更に、この底は、内部に、中足骨の領域で2の支承
区域11、12内に局在する2の前方溝穴21、22を
含む。これらの溝穴には、柔軟で弾性圧縮可能な材料か
ら成る前方内部部材31、32が挿入される。これら前
方内部部材は、比較した場合に異なる機械的特性を有
し、場合により内側または外側でつま先の運動を助長す
るのが好ましい。特に、これらの部材は、異なる硬さ特
性を有する。
【0022】また、求める作用、サーファーの体格、あ
るいはまた、支承区域において求める感度に応じて、こ
れらの部材の形状、柔軟性あるいはまた厚みを適合化さ
せてもよい。
【0023】踵支承区域10で、靴底は、後方溝穴20
をも含み、この溝穴には、柔軟で良好な緩衝特性を有す
る材料から成る後方内部部材30が挿入される。このよ
うな部材は、エチレンビニルアセタート(EVA)、ポ
リウレタン、ポリエチレンおよびポリビニルクロリド
(PVC)の中から選択するのが好ましい、ポリマーマ
トリクス型微小細胞状(ポーラス)材料で作られる。硬
さおよび比重は、求める圧縮緩衝作用に応じて変えるこ
とができる。
【0024】踵支承区域10は、図6で示すように、側
方撓曲の際に一方側または他方側へ踵が揺動するのを助
長するため、中心軸I−I′の長手方向に対してこれを
横断する方向に全体形状が凸形をしている。
【0025】所定の支承区域10、11、12における
靴底の外面は、特に、歩行の際のグリップ力を改善する
ための凸形または凹形の細縞8を有してもよい。
【0026】図5から図8に示す靴の内部構造は、本発
明の本質的構成手段のみを示すために意図的に単純化し
たものである。特に、このブーツは、取付用内部敷き革
と清潔用敷き革をも備えうることは言うまでもない。
【0027】また、内靴を挿入して、この内靴の内部に
足の内部締付け装置を設けてもよい。
【0028】図7および図8は、異なる支承区域の箇所
に側方撓曲付勢が掛かる場合のブーツの挙動を示す横断
面図である。中足骨の領域において、ブーツの前部分
は、撓曲時に、長手方向の中央垂直面Pに対して傾か
ず、単に、足7の前部がブーツの内部で動くとともに、
弾性変形可能な材料から成る部材32内の1つに圧力を
加える。足の運動を助長するために、この靴底は、少な
くとも中足骨の領域において、接着および/または縫い
付けによって縁部13に連結される柔軟な外被で形成さ
れる胴部4により覆われる。
【0029】逆に、踵支承区域10において、側方撓曲
は、靴底の凸形状によって助長される該靴底の部分の転
動を生じさせ、この結果、図8に示すように、面Pに対
して踝/ブーツ全体の傾斜α1が得られる。
【0030】図9は、脚部の枢動後、支持三角形6が別
の三角形60へ変化する状態を概略的に示すものであ
る。最初の三角形6は、支承区域10、11、12内に
含まれるそれぞれの支点100、110、120によっ
て画成される。枢動の後、支点100のみが、踵支承区
域10の内部で踵の転動の作用により実際に移動して転
100bとなる。もちろん、ここでは原理を説明してい
るのであり、実際には、100、110、120はサー
ファーの荷重に応じていずれかの方向に極めて僅かに移
動する場合がある。同様に、厳密に言えば、靴底の圧縮
変形を考慮すると、実際には、これは本来の意味での支
点ではなく、むしろ、定められた支承区域に近い輪郭を
有する支承面である。
【0031】外底の構成材料については、加硫ゴムおよ
び熱可塑性ゴムから成る群より選択する。
【0032】言うまでもなく、本発明は、以上説明した
実施態様にのみ限定されるものではなく、冒頭の特許請
求の範囲に入りうる同等の技術を全て含む。
【図面の簡単な説明】
【図1】通常の実演におけるサーファーの姿勢を示す概
略図である。
【図2】図1のサーファーの右足の位置を示す解剖学的
な概略図である。
【図3】本発明によるサーフィン用ブーツの下方斜視図
である。
【図4】本発明のサーフィン用ブーツの底を示す底面図
である。
【図5】図4のA−A線に沿ってみた断面図である。
【図6】図4のB−B線に沿ってみた断面図である。
【図7】図1のサーファーの姿勢において脚部が側方へ
撓曲のする場合を示す図4のA−A線に沿ってみた図5
に類似の概略断面図である。
【図8】図7と同じ構成において図1のB−B線に沿っ
てみた概略断面図である。
【図9】サーファーの脚部が枢動した後、支持三角形が
変化する状態を示す図1に類似の概略図である。
【符号の説明】
1 消耗性外底 4 胴部 10、11、12 支承区域 20 後部溝穴 30 後方内部部材 31、32 前方内部部材

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 耐磨耗性を有する比較的硬い材料ででき
    た消耗性外底(1)を含む柔軟型のスノーサーフィン用
    ブーツにおいて、 前記靴底は、凸形をした3の異なる支承区域(10,1
    1,12)、すなわち踵の領域に位置する第一の支承区
    域(10)と;中足骨の領域に位置する第二の支承区域
    (11)および第三の支承区域(12)とを有し、前記
    第二と第三の支承区域は前記ブーツの長手方向に対して
    互いに側方に離間するとともに、それぞれ該ブーツの内
    側(INT)および外側(EXT)付近に局在し、 前記外底(1)は、各々、前記第二と第三の支承区域
    (11,12)内に位置するとともに、柔軟で弾性圧縮
    可能な材料から成る前方内部部材(31,32)が挿入
    される、少なくとも2の前方内部溝穴(21,22)を
    含むことを特徴とするスノーサーフィン用ブーツ。
  2. 【請求項2】 前記第一の踵支承区域(10)の全体形
    状が、長手方向中央垂直面(P)を横断する方向におい
    て、凸形であることを特徴とする請求項1によるスノー
    サーフィン用ブーツ。
  3. 【請求項3】 前記前方内部部材(31,32)が異な
    る剛性を有することを特徴とする請求項1または2によ
    るスノーサーフィン用ブーツ。
  4. 【請求項4】 前記外底が、前記踵支承区域に後部溝穴
    (20)を含み、前記溝穴には、柔軟な材料から成ると
    ともに、良好な緩衝特性を有する後方内部部材(30)
    が挿入されることを特徴とする請求項1、2または3に
    よるスノーサーフィン用ブーツ。
  5. 【請求項5】 前記後部内部部材(30)がエチレンビ
    ニルアセタート(EVA)、ポリウレタン、ポリエチレ
    ンおよびポリビニルクロリド(PVC)の中から選択し
    た微小細胞状材料から成ることを特徴とする請求項4に
    よるスノーサーフィン用ブーツ。
  6. 【請求項6】 少なくとも中足骨の領域で、前記靴底
    (1)が柔軟な外被によって形成される胴部(4)によ
    り覆われ、前記外被は接着および/または縫い付けによ
    って前記靴底に連結されることを特徴とする請求項1な
    いし5のいずれか1によるスノーサーフィン用ブーツ。
  7. 【請求項7】 前記外底(1)を構成する材料が加硫ゴ
    ムおよび熱可塑性ゴムから成る群より選ばれることを特
    徴とする請求項1ないし6のいずれか1によるスノーサ
    ーフィン用ブーツ。
JP12117696A 1995-05-18 1996-05-16 柔軟型のスノーサーフィン用ブーツ Expired - Lifetime JP3701384B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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FR9506169 1995-05-18
FR9506169A FR2734128B1 (fr) 1995-05-18 1995-05-18 Botte de surf des neiges du type souple

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FR2734128A1 (fr) 1996-11-22
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