JPH08318191A - 円筒状基材の位置決め方法及び装置 - Google Patents

円筒状基材の位置決め方法及び装置

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JPH08318191A
JPH08318191A JP12523095A JP12523095A JPH08318191A JP H08318191 A JPH08318191 A JP H08318191A JP 12523095 A JP12523095 A JP 12523095A JP 12523095 A JP12523095 A JP 12523095A JP H08318191 A JPH08318191 A JP H08318191A
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淳二 氏原
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 円筒状基材の表面上に塗布液を塗布する際
に、膜圧変動を最小にして均一且つ効率よく塗布するた
め、円筒状基材を高精度に位置決めする。また、多数の
円筒状基材に連続して塗布液を塗布する際にも、円筒状
基材を傷つけることなく塗布欠陥を発生しない位置決め
方法及び装置を得る。 【構成】 複数の円筒状基材1の筒軸を合わせて積み重
ね、下方から上方に垂直に押し上げながら、垂直塗布装
置10により円筒状基材1の外周面上に塗布液を連続的
に塗布する際、塗布前または塗布後の位置で、円筒状基
材1の外周面上に流体を吹き付ける吐出口25を有する
中空円筒状の吹き付け手段を、円筒状基材1の同軸に配
設して成る位置決め手段により円筒状基材1の位置決め
を行う円筒状基材の位置決め方法において、円筒状基材
1の表面に対向する吹き付け手段の複数の吐出口25
と、吐出口25に近接する複数の排気口26との総面積
比が、1:1ないし1:300である円筒状基材の位置
決め方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の円筒状基材外周
面上に処理液を連続的に塗布する際に、該円筒状基材を
位置決めする方法及び装置に関し、特に、円筒状基材に
感光液を塗布することにより、電子写真感光体を製造す
る際に、円筒状基材を正確に位置決めする方法及び装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真装置で使用される感光体である
有機光導電体感光ドラムの製造においては、円筒形状の
ドラムに感光性の感光液(処理液)を塗布する。その塗
布に当たっては、円筒ドラムの周面にスライドホッパー
を所定位置に位置せしめ、両者間の間隙を周方向に関し
て一定に保持する調整作業が必要となる。この場合、所
要の塗布層厚は極めて薄いため、円筒状ドラムが0.1
mmずれても周方向に関し、円筒面全体としてみれば塗
膜層の膜厚の大きな偏差要因となる。
【0003】かかる塗膜層の膜厚偏差があると、円筒状
ドラムの周方向で帯電量の変化、感度の不均一、残留電
位の変化等の各種不具合が生じることは周知の事実であ
る。従って、円筒状ドラムの正確な位置決めが極めて重
要となる。
【0004】従来、この種の円筒状ドラムの位置決め装
置としては、例えば特開昭60−50537号公報に記
載のように、支持部材に回転自在に設けた位置規制コロ
を円筒状ドラムの外周に接触させて設けたものがある。
また、特開平3−280063号公報及び特開平4−7
3655号公報には、エアベアリングを使用した感光ド
ラムの位置決め装置が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
コロ接触式の従来の位置決め装置は、位置規制コロを直
接円筒状ドラムに対して接触させながら位置決めするも
のであるので、円筒状ドラムに傷がついてしまうという
難点があった。円筒状ドラムに傷がつくと、電子写真特
性が悪化することは周知である。
【0006】上記エアベアリング式の位置決め装置は、
空気等の流体を吹付ノズルから吹き付けて位置決めを行
うようにしたもので、円筒状ドラムの傷付きが防止で
き、極めて有効である。
【0007】しかし、図7(a)に示すように、複数の
円筒状ドラム1A,1Bの端部を接して積み重ねて繋ぎ
合わせた状態で移動させる場合、先の円筒状ドラム1A
が位置決め用吹付ノズル3から逃げて、次の円筒状ドラ
ム1Bに移行するとき、先の円筒状ドラム1Aが外的要
因により、水平方向に移動させる外力が作用したときに
は、図7(b)のように、たとえ次の円筒状ドラム1B
の位置決めを行うことができたとしても、先の円筒状ド
ラム1Aが水平方向に急にずれてしまうことがある。こ
の移動現象が生じると、感光液の横段や液切れ塗布等と
なって現れる。
【0008】本発明の主課題は円筒状ドラムに傷を付け
ることなく、円筒状ドラムの位置決めを行うとともに、
円筒状ドラム相互間の繋ぎ部分における円筒状ドラムの
位置ずれを防止することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の請求項1に記載の円筒状基材の位置決め方法は、複
数の円筒状基材の筒軸を合わせて積み重ね、下方から上
方に垂直に押し上げながら、垂直塗布装置により前記円
筒状基材外周面上に塗布液を連続的に塗布する際、塗布
前または塗布後の位置で、前記円筒状基材外周面上に流
体を吹き付ける吐出口を有する中空円筒状の吹き付け手
段を、前記円筒状基材の同軸に配設して成る位置決め手
段により前記円筒状基材の位置決めを行う円筒状基材の
位置決め方法において、前記円筒状基材表面に対向する
吹き付け手段の複数の吐出口と、該吐出口に近接する複
数の排気口との開口総面積比が、1:1〜1:300で
あることを特徴とするものである。
【0010】また、上記課題を解決する本発明の請求項
8に記載の円筒状基材の位置決め装置は、複数の円筒状
基材の筒軸を合わせて積み重ね、下方から上方に垂直に
押し上げながら、垂直塗布装置により前記円筒状基材外
周面上に塗布液を連続的に塗布する際、塗布前または塗
布後の位置で、前記円筒状基材外周面上に流体を吹き付
ける吐出口を有する中空円筒状の吹き付け手段を、前記
円筒状基材の同軸に配設して成る位置決め手段により前
記円筒状基材の位置決めを行う円筒状基材の位置決め装
置において、前記円筒状基材表面に対向する吹き付け手
段の複数の吐出口と、該吐出口に近接する複数の排気口
との開口総面積比が、1:1〜1:300であることを
特徴とするものである。
【0011】
【作用】本発明では、円筒状基材の外周面に対して流体
を吹き付けて、その流体量により円筒状基材の位置決め
を行う。すなわち、円筒状基材の周囲から流体、例えば
エアを吹き付けると、その吹き付け流体量圧力により、
円筒状基材の位置が中立化し、これによって円筒状基材
が所定位置に位置決めされる。しかも、円筒状基材に機
械的接触することがないから、円筒状基材に傷を付ける
ことが防止される。
【0012】他方、位置決めに当たり、前記円筒状基材
表面に対向する吹き付け手段の複数の吐出口と、該吐出
口に近接する複数の排気口との総面積比が、1:1〜
1:300、好ましくは、1:2〜1:200に設定す
ることにより、円筒状基材の外周面に対して、複数の吐
出口から実質的に連続して流体を吹き付けて位置決めを
行い、吹き付け後の流体を排気口から装置外に排出する
もので、複数の円筒状基材間の突き合わせ部分において
も、両円筒状基材の位置決めを正確に行うことができ
る。このように円筒状基材を正確かつ円滑に保持、移動
させることによって、塗布液の膜厚変動を押さえて、塗
布性を向上させることができる。また、円筒状基材やコ
ーターに傷を発生させることがなくなった。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
【0014】図1は、本発明の位置決め装置を含む環状
の垂直塗布装置の全体を示す断面図である。該垂直塗布
装置は、中心線Oに沿って垂直状に重ね合わせた円筒状
基材(円筒状ドラム)1A,1Bに塗布液(感光液)2
を塗布する垂直塗布装置10と、該垂直塗布装置10の
下方に固設された円筒状基材位置決め装置20と、前記
垂直塗布装置10の上方に設置された乾燥フード30
と、前記位置決め装置20の下部に固定された支持装置
40とから構成されている。
【0015】垂直塗布装置10の内部には、円筒状基材
1Aの外周を取り囲むように塗布液2を塗布する塗布ヘ
ッド11、該塗布ヘッド11に隣接するテーパ状の塗布
液流出口(塗布液スライド面)12、水平方向の幅狭の
塗布液通路を形成する塗布液分配用スリット13、塗布
液分配室14が形成されている。前記塗布液分配室14
には塗布液供給パイプ16が接続され、図示しない圧送
ポンプにより塗布液が供給される。
【0016】上記垂直塗布装置10による塗布方法は、
垂直塗布装置10を固定し、前記円筒状基材1Aを中心
線Oに沿って矢示方向に上昇移動させながら円筒状基材
1Aの上端部より塗布ヘッド11により塗布を行う。
【0017】前記垂直塗布装置10には、圧送ポンプに
より一定量の塗布液が安定して送り込まれ、塗布液供給
パイプ16、塗布液分配室14、塗布液分配用スリット
13、塗布液流出口12を経て、塗布ヘッド11に供給
され、円筒状基材1Aの表面に塗布液が塗布され感光層
が形成される。
【0018】前記垂直塗布装置10の上部には、垂直に
形成した乾燥フード30が固定されている。該乾燥フー
ド30には多数の開口部31が形成されている。前記垂
直塗布装置10により形成された円筒状基材上の感光層
は、前記乾燥フード30内を通過しながら塗布された感
光液2を徐々に乾燥させる。乾燥は前記開口部31より
感光液に含まれる溶媒を外部に放出させることにより行
なわれる。
【0019】前記垂直塗布装置10の下部には、円筒状
基材位置決め装置20が固定されている。図2(a)は
図1における円筒状基材位置決め装置20のA−A断面
図(給気部)、図2(b)はB−B断面図(排気部)で
ある。
【0020】前記円筒状基材の位置決め装置20は、外
筒部材21と、該外筒部材21の内部に固定された内筒
部材22とから構成されている。外筒部材21と内筒部
材22には、両部材を貫通する複数の給気口23と、複
数の排気口26が穿設されている。該複数の給気口23
は、図示しない給気ポンプに接続され、空気等の流体が
圧送される。
【0021】図1及び図2(a)に示すように、前記外
筒部材21には、給気口23が水平方向に4個の放射状
に配置され、さらに垂直方向に複数段(図示5段)配列
されている。該外筒部材21の内周面には水平溝24が
穿設されていて、前記内筒部材22の外周面との間に水
平流路を形成し、前記水平方向に放射状に配置された4
個の給気口23に連通している。前記内筒部材22に
は、水平方向に12個の吐出口25を有する穴が貫通し
ている。該吐出口25は前記円筒状基材1の外周面と間
隙Gを保って対向している。該間隙Gは、20μm〜3
mm、好ましくは30μm〜2mmである。この間隙G
が20μmより小さいと、円筒状基材1の僅かな振れで
内筒部材22に接触して円筒状基材1を傷つけやすい。
また、間隙Gが3mmより大であると、円筒状基材1の
位置決め精度が低下する。前記吐出口25は直径0.0
1〜1.0mmの小口径のノズルであり、好ましくは
0.05〜0.5mmが良い。
【0022】図1及び図2(b)に示すように、前記外
筒部材21及び内筒部材22を貫通して、排気口26が
水平方向に4個の放射状に配置され、さらに垂直方向に
複数段(図示5段)配列されている。該排気口26は垂
直方向に前記給気口23と交互に配列されている。内筒
部材22の内周面には、垂直溝27が穿設されていて、
前記複数段の排気口26を連通している。
【0023】前記内筒部材22の下部の内周面は、入り
口側が広がったテーパー面28になっている。このテー
パー面28は、例えば軸方向の長さが50mmで、片側
傾斜角が0.5mmの円錐面である。このテーパー面2
8を設けることにより、円筒状基材1が内筒部材22に
進入するとき、円筒状基材1の先端部が内筒部材22の
内周面に接触することを防止している。
【0024】前記給気ポンプから圧送された流体は、複
数の給気口23から外筒部材23内に導入されて、水平
溝24を介して複数の吐出口25から吐出され、前記円
筒状基材1A(1B)の外周面と均一な流体膜層を形成
する。吐出後の流体は垂直溝27を経て複数の排気口2
6から装置外に排出される。前記吐出口25の開口直径
は0.01〜1mm、好ましくは0.05〜0.5m
m、例えば0.2〜0.5mmの円形に形成されてい
る。排気口26の開口直径は1.0〜10mm、好まし
くは2.0〜8.0mm、例えば3〜5mmの円形に形
成されている。そして前記吐出口25及び排気口26と
は、前記位置決め手段20の最内面を形成する部材(内
筒部材22)の円筒状基材1の外周面に対向する側に、
一体に組み込まれている。
【0025】前記円筒状基材表面に対向する吹き付け手
段の複数の吐出口25と、該吐出口25に近接する複数
の排気口26との開口総面積比(S比)が、1:1ない
し1:300に設定した。吐出口25と排気口26との
開口総面積比(S比)が1:1より大きいときには、吹
き付け手段の外部に流体が漏れ出るため、塗布された液
膜を振動させたりして、塗布性に悪影響を与える。ま
た、開口総面積比(S比)が1:300より小さいとき
には、排気による流体に好ましくない流れが生じ、前記
液膜生成を不安定にしたり、位置決め機能を低下させた
りする。このため好ましくは、1:2ないし1:200
が良い。
【0026】前記吹き付け手段内に穿設された複数の前
記吐出口25及び排気口26の配置密度は、吹き付け手
段の軸方向において、同じか好ましくは上方になる程大
きくなるのが良い。
【0027】なお、図1に示す位置決め装置20は、1
組のユニットであるが、2組以上のユニットを上下方向
に連続接続しても良い。
【0028】前記給気口23に供給される流体は、空
気、不活性ガス例えば窒素ガスが良い。そして該流体
は、JIS規格でクラス100以上の清浄な気体が良
い。
【0029】なお、本発明の位置決め装置に接続される
垂直塗布装置としては、スライドホッパー型、押し出し
型、リングコーター、スプレー塗布等の各種装置が用い
られる。
【0030】[実施例]次に、具体的な実施例により本
発明を説明するが、本発明はこれに限定されるものでは
ない。
【0031】実施例1 (実施例及び比較例)導電性支持体(円筒状基材)1と
しては鏡面加工を施した直径80mm、高さ355mm
のアルミニウムドラム支持体を用いた。
【0032】前記導電性支持体1上に下記の如く塗布液
組成物UCL−1(3.0W/V%ポリマー濃度)を調
製し、図1に記載の如くのスライドホッパー型塗布装置
10を用いて塗布した。図3は前記塗布装置10と位置
決め装置20の模式断面図、図4は位置決め装置20の
一部破断斜視図である。この実施例では、上記塗布装置
10の直前に図3に示す位置決め装置20(長さH=2
00mm、H1〜H4=各50mm、吐出口径0.3m
m、排気口径2.0mm)を吐出装置と排気装置とを交
互に積み重ねた構成となし、表1に記載の如くの吐出口
/排気口総面積比(S比)で設置し、塗布ドラムNo.
1−1〜No.1−5を得た。なお、円筒状基材1の移
動速度は20mm/sec、コーター(塗布ヘッド)1
1と円筒状基材1間ギャップは100μmで行った。結
果を表1に示す。
【0033】・UCL−1塗布液組成物 共重合ナイロン樹脂(CM−8000 東レ社製) メタノール/n−ブタノール=10/1(Vol比)
【0034】
【表1】
【0035】表1に示す如く円筒状基材1やコーター1
1に損傷を与えず、膜厚変動が少なくまた塗布欠陥も生
じない。
【0036】実施例2 (実施例及び比較例)導電性支持体(円筒状基材)1と
しては実施例1と同じアルミニウムドラム支持体を用い
た。
【0037】前記導電性支持体1上に下記の如く塗布液
組成物CGL−2(3.0W/V%固形分濃度)を分散
調製し、図1に記載の如くのスライドホッパー型塗布装
置10を用いて塗布した。この際、上記塗布装置10の
直前に図5に示す位置決め装置(長さH=240mm、
H1〜4=各60mm、吐出口径0.1mm、排気口径
5.0mm、但し吐出口25の単位面積当たりの個数す
なわち密度はH4の部分の方がH2の部分よりも10%
増しとし、排気口26も同様にH3の部分をH1よりも
10%増しとした。)を表2に記載の如くのS比で設置
し、塗布ドラムNo.2−1〜No.2−6を得た。な
お円筒状基材1の移動速度は30mm/sec、コータ
ー11・円筒状基材1間ギャップは100μmで行っ
た。
【0038】・CGL−2塗布液組成物 ペリレン顔料(CGM−4) ブチラール樹脂(エスレックBX−L 積水化学社製) メチルエチルケトン 上記塗布液組成物(固形分については固形分重量比CG
M−2:BX−L=2:1に固定)をサンドミルを用い
て20時間分散したもの。
【0039】
【化1】
【0040】
【表2】
【0041】表2に示す如くドラムやコーターに損傷を
与えず、膜厚変動が少なくまた色ムラや塗布欠陥も生じ
ない。
【0042】実施例3 (実施例)導電性支持体(円筒状基材)1としては実施
例1と同じアルミニウムドラム支持体を用いた。
【0043】前記導電性支持体1上に下記の如く塗布液
組成物CTL−1(35W/V%固形分濃度)を調製
し、図1に記載の如くのスライドホッパー型塗布装置1
0を用いて塗布した。この際、上記塗布装置10の直前
に図6に示す位置決め装置20(長さH=250mm、
吐出口径0.3mm、排気口径10mm)を表3に記載
の如くのS比で設置し、塗布ドラムNo.3−1〜N
o.3−4を得た。なお、円筒状基材1の移動速度は5
mm/sec、コーター11と円筒状基材1間ギャップ
は250μmで行った。結果を表3に示す。
【0044】・CTL−1塗布液組成物 CTM−1 ポリカーボネート(Z−200 三菱瓦斯化学社製) 1,2−ジクロロエタン 固形分については固形分重量比CTM−1:Z−200
=0.89:1に固定
【0045】
【化2】
【0046】
【表3】
【0047】表3に示す如く位置決め精度が高く、傷、
塗布ムラも無く塗布性が良好であった。
【0048】本発明の感光体をUCL/CGL/CTL
と3層に逐次重層したOPC感光体を作製し実写したと
ころ、濃淡ムラ、カブリムラや画像欠陥(黒ポチ、白ポ
チ、スジ故障、キズ故障)がなく良好であった。またコ
ーターを損傷することもなかった。
【0049】
【発明の効果】本発明の塗布装置に備えた円筒状基材の
位置決め方法及び装置により、以下の優れた効果が得ら
れた。
【0050】(1)円筒状基材上に塗布された感光膜厚
の変動が極めて微小となった。
【0051】(2)円筒状基材への塗布液の塗布性が良
好になった。
【0052】(3)円筒状基材の表面の傷発生が解消さ
れた。
【0053】(4)塗布装置の塗布液吐出部(コータ
ー)を損傷させることがない。 (5)円筒状基材の位置決め精度が向上した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による位置決め装置と塗布装置の縦断面
図。
【図2】上記塗布装置のA−A断面図及びB−B断面
図。
【図3】塗布装置と位置決め装置の模式断面図。
【図4】位置決め装置の一部破断斜視図。
【図5】位置決め装置の他の実施例を示す模式断面図。
【図6】位置決め装置のさらに他の実施例を示す模式断
面図。
【図7】円筒状基材を積み重ねて搬送する状態を説明す
る模式図。
【符号の説明】
1,1A,1B 円筒状基材(円筒状ドラム、導電性支
持体) 2 処理面(感光液面) 10 垂直塗布装置(スライドホッパー型塗布装置) 11 塗布ヘッド(コーター) 20 位置決め装置(位置決め手段) 21 外筒部材 22 内筒部材 23 給気口 25 吐出口 26 排気口 G ギャップ(間隙) H,H1,H2,H3,H4 位置決め装置の軸方向長
フロントページの続き (72)発明者 浅野 真生 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の円筒状基材の筒軸を合わせて積み
    重ね、下方から上方に垂直に押し上げながら、垂直塗布
    装置により前記円筒状基材外周面上に塗布液を連続的に
    塗布する工程において、塗布前または塗布後の位置で、
    前記円筒状基材外周面上に流体を吹き付ける吐出口を有
    する中空円筒状の吹き付け手段を、前記円筒状基材の同
    軸に配設して成る位置決め手段により前記円筒状基材の
    位置決めを行う円筒状基材の位置決め方法において、 前記円筒状基材表面に対向する吹き付け手段の複数の吐
    出口と、該吐出口に近接する複数の排気口との総面積比
    が、1:1〜1:300であることを特徴とする円筒状
    基材の位置決め方法。
  2. 【請求項2】 前記垂直塗布装置がスライドホッパー型
    塗布装置であることを特徴とする請求項1記載の円筒状
    基材の位置決め方法。
  3. 【請求項3】 前記吐出口と排気口とが前記位置決め装
    置に一体に組み込まれていることを特徴とする請求項1
    記載の円筒状基材の位置決め方法。
  4. 【請求項4】 前記吐出口と排気口の開口部が円形であ
    ることを特徴とする請求項1記載の円筒状基材の位置決
    め方法。
  5. 【請求項5】 前記吐出口の開口部の直径が1.0mm
    以下であることを特徴とする請求項4記載の円筒状基材
    の位置決め方法。
  6. 【請求項6】 前記排気口の開口部の直径が1mm以上
    であることを特徴とする請求項4記載の円筒状基材の位
    置決め方法。
  7. 【請求項7】 前記吐出口あるいは排気口の単位面積当
    たりの配置個数が、吹き付け手段の軸方向で変化するよ
    うに配列されていることを特徴とする請求項1ないし6
    の何れか1項に記載の円筒状基材の位置決め方法。
  8. 【請求項8】 複数の円筒状基材の筒軸を合わせて積み
    重ね、下方から上方に垂直に押し上げながら、垂直塗布
    装置により前記円筒状基材外周面上に塗布液を連続的に
    塗布する工程において、塗布前または塗布後の位置で、
    前記円筒状基材外周面上に流体を吹き付ける吐出口を有
    する中空円筒状の吹き付け手段を、前記円筒状基材の同
    軸に配設して成る位置決め手段により前記円筒状基材の
    位置決めを行う円筒状基材の位置決め装置において、 前記円筒状基材表面に対向する吹き付け手段の複数の吐
    出口と、該吐出口に近接する複数の排気口との総面積比
    が、1:1〜1:300であることを特徴とする円筒状
    基材の位置決め装置。
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JP2005313056A (ja) * 2004-04-28 2005-11-10 Konica Minolta Business Technologies Inc 円筒状基材の位置決め方法、円筒状基材の位置決め装置及び該円筒状基材の位置決め装置を用いた垂直塗布装置

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