JPH08320061A - 機械式シフトロック装置 - Google Patents

機械式シフトロック装置

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JPH08320061A
JPH08320061A JP7125379A JP12537995A JPH08320061A JP H08320061 A JPH08320061 A JP H08320061A JP 7125379 A JP7125379 A JP 7125379A JP 12537995 A JP12537995 A JP 12537995A JP H08320061 A JPH08320061 A JP H08320061A
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lock
cable
lock receiving
shift lever
shift
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昇一 原田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ケーブルの組付けを容易にする。 【構成】 インナーケーブル19の端部に取付けられう
スライド部材23を断面円形とする(丸棒化する。)。
これにより、スライド部材23は、ハウジング21に取
り付ける際の軸回り方向の方向性が無くなり、ハウジン
グ21に容易に取付け可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車などのオート
マチックトランスミッションのシフトレバーのシフト操
作を制限するために用いられる機械式シフトロック装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】機械式シフトロック装置は、シフトレバ
ーをパーキングレンジ位置で機械的にロックするロック
機構を有する。このロック機構には種々のものがあり、
例えばスプリングによりロックピンが付勢され、この付
勢されたロックピンがシフトレバー基部に設けられたロ
ックカムの切欠部などに係合するものがある。この係合
は、スプリングによりパーキングレンジ位置で自動的に
行われる。
【0003】このロック機構においてロックを解除する
方法にも種々のものがある。例えばブレーキペダルを踏
むことでケーブルを引っ張り、ロックカムを動かしてロ
ックピンをロック解除位置に移動させるもの(ブレーキ
連動式)、あるいはキーをキーシリンダに入れてLOC
K位置からACC位置に回動することでケーブルを引っ
張り、ロックカムを動かしてロックピンをロック解除位
置に移動させるもの(キー連動式)などがある。
【0004】更に、ブレーキ連動式のものとキー連動式
のものの両者の機能を合わせ持ったもの(ブレーキ・キ
ー連動式)も存在する。
【0005】例えば、ブレーキ・キー連動式の機械式シ
フトロック装置において、ロックカムに連結されたケー
ブルの端部に角中状のスライド部材をカシメ固定したも
のがある。このスライド部材はハウジングの中で長手方
向に沿ってスライド自在に支持されており、長手方向中
間部に切欠が形成されている。また、ハウジング内には
キー操作によってスライド部材のスライド方向と直交方
向にスライドするロック部材が設けられており、このロ
ック部材が切欠に挿入されるとスライド部材の動きが拘
束されるように構成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ケーブ
ルに切欠を形成した角中状のスライド部材をカシメ固定
した場合、スライド部材は、ハウジングに対して取付け
方向(軸回りの向き)が一方向に定まってしまう(言い
換えれば、スライド部材は、ハウジングに対して方向性
を有することになる。)。
【0007】このため、先にロックカム側のケーブル端
が固定されてしまう場合、これによってケーブルの軸回
りの方向が決められてしまい、スライド部材を回転させ
なければ正しくハウジングに取り付けられなくなること
が生じる。しかし、スライド部材を回転させるというこ
とは、ケーブルを捩じることにつながるので組付性が良
いとは言えず、ケーブルを捩じった状態で使用するのは
使用形態としも好ましくない。また、ケーブル(スチー
ルワイヤー)を大きく捩じることも難しい。
【0008】本発明は以上の問題点を解決するためにな
されたもので、ケーブルの組付けが容易な機械式シフト
ロック装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、パーキングレンジ位置でシフトレバーのシフト操作
がロックされ前記ロックが運転者の特殊操作で解除され
る機械式シフトロック装置であって、パーキングレンジ
位置で前記シフトレバーのシフト操作を阻止するロック
カムと、一端が前記ロックカムに連結されるケーブル
と、前記特殊操作によって移動するロック部材と、前記
特殊操作が解除された状態の前記ロック部材が当接可能
とする径方向に沿ったストッパ面を有し、軸直角断面が
円形状とされると共に前記ケーブルの他端と軸方向を平
行にして連結された係止受部材と、を有することを特徴
としている。
【0010】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の機械式シフトロック装置において、前記ストッパ面
は、周方向に連続していることを特徴としている。
【0011】
【作用】本発明では、シフトレバーをパーキングレンジ
位置にシフトした状態では、運転者が特殊操作を行わな
いと、例えば、ブレーキペダルを踏んだりキーをキーシ
リンダに入れてLOCK位置からACC位置へ回動しな
いと、係止受部材のストッパ面がロック部材に当接する
ので、係止受部材を移動させるとができない。よって、
係止受部材とケーブルを介して連結されるロックカム
が、パーキングレンジ位置でシフトレバーのシフト操作
を阻止する。
【0012】一方、運転者が特殊操作を行うと、係止受
部材のストッパ面がロック部材に当接しないので、係止
受部材を移動させるとができる。よって、係止受部材と
ケーブルを介して連結されるロックカムをシフト操作解
除方向へ移動させることが可能となり、シフトレバーを
パーキングレンジ以外のレンジ位置に入れることが可能
となる。
【0013】また、係止受部材の軸直角断面が円形状と
されている、即ち、係止受部材が丸棒化されているた
め、係止受部材の取り付けの向きがケーブルの捩じれに
関係しなくなる。
【0014】また、ストッパ面を周方向に連続させると
によって、係止受部材の取り付けの向きがケーブルの捩
じれに一切関係しなくなる。
【0015】なお、ストッパ面は、環状であっても良
く、円形であっても良い。
【0016】
【実施例】以下、この発明の機械式シフトロック装置の
一実施例を、図1乃至図9において説明する。
【0017】まず、この機械式シフトロック装置に用い
られるロック機構を図5及び図7に示す。シフトレバー
1に設けられたシフトレバーノブボタン17を押すとデ
ィテントピン3は、図7の下方へと押し下げられシフト
レバー1の車両前後方向(矢印S方向)の回動に伴い、
ディテントプレート5のディテント溝7との係合位置を
変えP(パーキング)レンジ、Rレンジ、Nレンジ、D
レンジなどの状態に順次シフトする。このディテントピ
ン3は図示しないリターンスプリングの付勢力で図7の
上方へ付勢されており、またディテントピン3の近くに
は、ロックカム9が設けられ、P位置にあるシフトレバ
ー1のディテントピン3をU字溝9A内へ収容し、軸1
1回りに回動するようになっている。そして、シフトレ
バー1が図7に示されるPレンジの位置になった状態
で、ロックカム9が矢印L方向へ回転して図示位置(ロ
ック位置)で固定され、ディテントピン3をPレンジ用
のディテント溝から抜き出し方向(図7の下方)への移
動を阻止する。従ってロックカム9が図7の矢印L方向
と反対方向へ回転してディテントピン3がU字溝9Aか
ら抜け出す位置(解除位置)へ移動しない限り、シフト
レバー1はPレンジから他のレンジへシフトすることは
できない。
【0018】このようにロックカム9のロック位置およ
び解除位置への回動は、ロックカム9に連結されている
インナーケーブル19と連動している。インナーケーブ
ル19は、アウターケブル216内に挿入されてスライ
ド自在に支持されている。
【0019】図1及び図6に示すように、インナーケー
ブル19の他端は、ハウジング21内の係止受部材とし
ての第1スライド部材23に連結されている。
【0020】第1スライド部材23は、ハウジング21
内で矢印A方向及び矢印B方向へ所定寸法スライド可能
に収容されている。
【0021】ハウジング21は合成樹脂の成形品であ
り、図2に2点鎖線で示すように、トップハウジング2
1Aとボトムハウジング21Bとに2分割することがで
きる。トップハウジング21Aにはボトムハウジング2
1Bとの組付け時の合わせ面の内周部分に凹部200が
形成されており、ボトムハウジング21Bにはトップハ
ウジング21Aとの組付け時の合わせ面に前記凹部20
0に嵌合する凸部202が形成されている(いわゆるイ
ンロー部が形成されている。)。
【0022】図1及び図6に示すように、アウターケブ
ル216の他端には、合成樹脂の成形品であるキャップ
218が接着されている。キャップ218には、弾性変
形可能な一対の取付部220が形成されており、各取付
部220には、角孔222が形成されている。
【0023】一方、トップハウジング21A及びボトム
ハウジング21Bには、取付孔224が形成されてお
り、この取付孔224にキャップ218の一部が挿入さ
れている。また、トップハウジング21A及びボトムハ
ウジング21Bには、キャップ218を取付孔224に
挿入した際に、取付部220の角孔222に係止される
断面が三角形の係止突起226が形成されている。
【0024】図1及び図2に示すように、トップハウジ
ング21Aにはボトムハウジング21Bとの仮固定用に
用いられる引っ掛け爪204が複数箇所に形成されてお
り、ボトムハウジング21Bには前記引っ掛け爪204
を引っ掛かける引っ掛け部206が複数箇所に形成され
ている。
【0025】図1及び図9に示すように、トップハウジ
ング21A及びボトムハウジング21Bには、厚さ方向
に貫通する丸孔208が各々2ヵ所形成されている。丸
孔208には、金属パイプのカラー210が挿入されて
いる。カラー210には、ハウジング21を車体212
に取り付けるためのボルト214が挿入されている。
【0026】なお、カラー210の長さLは、ハウジン
グ21の厚さTよりも若干長くするか、または少しハウ
ジング21を締め付ける程度の寸法にして締付後のボル
ト214の緩みを防止するようにする。
【0027】図1及び図2に示すように、第1スライド
部材23は断面円形状に形成され、長手方向中間部及び
矢印A方向側の一部が小径に形成されている。第1スラ
イド部材23の矢印A方向側の小径部分23Aの矢印B
方向側の側面はストッパ面としての第1の係止受部25
とされ、長手方向中間部の小径部分23Bの矢印B方向
側の側面はストッパ面としての第2の係止受部27とさ
れている。
【0028】なお、第1スライド部材23の小径部分2
3Aには、図6に示すように、所定深さの穴228が同
軸的に穿孔されており、インナーケーブル19の他端は
この穴228に挿入された後にカシメ固定されている。
【0029】図1及び図3に示すように、この第1スラ
イド部材23の側方においてハウジング21の側面から
は、車両前方へ向けてスライドピン29が突設されてい
る。即ちこのスライドピン29は、ブレーキペダル31
の中間部へ固着された接触部32に対応して設けられ
る。
【0030】このスライドピン29は基部29A付近が
ロックピン33の内部に摺動可能に収容され、ロックピ
ン33内部に設けられた第1のスプリング35により前
記接触方向に付勢されている。
【0031】ロックピン33は、ハウジング21内で車
両前後方向へ所定寸法スライド可能に収容されており、
第2スプリング37により前記接触方向に付勢されてい
る。
【0032】なお、付勢されているスライドピン29
は、拡径部29Aがロックピン33の内壁に当たって突
出量が制限されている。また、ブレーキペダル31が踏
まれると、ブレーキペダル31が車両前方へ移動し、図
1に示すように、接触部32とスライドピン29とが離
れるようになっている。
【0033】図7に示すように、インナーケーブル19
は、リターンスプリング13によってシフトレバー1側
へ引き出される方向に付勢されている。また、リターン
スプリング13は、ディテントピン3がPレンジ以外へ
至った場合にロックカム9を解除位置に保持する。
【0034】図3及び図4に示すように、ロックピン3
3には、第1係止受部25に係止できる大きさのロック
部材としての係止突起33Aが車両前方側に形成されて
いる。
【0035】前述したように、インナーケーブル19は
ロックカム9に連結されており、ロックカム9がロック
位置にあるときには、第1スライド部材23は図1に実
線で示すロック位置に配置され、ロックカム9が解除位
置にあるときには、第1スライド部材23は、図1に2
点鎖線で示す解除位置に配置される。
【0036】図4に示すように、ロックピン33の係止
突起33Aが第1係止受部25に係止すると、インナー
ケーブル19がリターンスプリング13(図7参照)の
付勢力に抗してロックカム9を図7のロック位置へ保持
し、シフトレバーノブボタン17を押してもディテント
ピン3の図示位置からの降下を阻止する。
【0037】図7に示すように、ロックカム9はリター
ンスプリング13の付勢力で矢印L方向と反対方向(時
計方向)へ付勢されているが、ディテントピン3のリタ
ーンスプリング(図示省略)はこのリターンスプリング
13よりも強い付勢力とされ、シフトレバー1がPレン
ジへ至るとU字溝9Aを介してディテントピン3がロッ
クカム9を図示位置まで矢印L方向へと旋回させる。
【0038】次に、キー装置39を図8に示す。キー4
1をキーシリンダ43に入れてACC位置からLOCK
位置へ回動する(図8中の矢印44方向)と、カム45
の回動がピン47に伝わりキーインターロックケーブル
49が引っ張られる(図8中の矢印50方向)。
【0039】このキーインターロックケーブル49の他
端は、図1及び図2に示すように、ハウジング21内に
導かれ第2のスライド部材53に連結されている。第2
のスライド部材53は、ハウジング21内で車両前後方
向へ所定寸法スライド可能に収容されている。また、キ
ーインターロックケーブル49を支持するアウターケー
ブル236の端部には取付金具238が固着されてい
る。取付金具238には、溝240が形成されており、
この溝240にトップハウジング21A及びボトムハウ
ジング21Bが嵌まり込んで取付金具238を固定して
いる。
【0040】第2のスライド部材53には、キーインタ
ーロックケーブル49が挿通する細径の貫通孔230が
形成されており、車両前方側には大径の穴232が形成
されている。キーインターロックケーブル49の他端部
には円柱状のケーブルエンド234がカシメ固定されて
おり、ケーブルエンド234は穴232に挿入されてい
る。
【0041】第2のスライド部材53には、車両前方側
にロック部材としての係止突起53Aが形成されてお
り、係止突起53Aは、第1スライド部材23の長手方
向中間部の小径部分23Bに挿入されて、第2係止受部
27に係止できる大きさとされている。この係止は、図
2及び図4に示すように、第2のスライド部材53およ
び第1のスライド部材23が略直交した状態で行われ
る。
【0042】なお、係止突起53Aは、第1スライド部
材23がロック位置にある時(=ロックカム9がロック
位置にあるとき)に、小径部分23Bへ挿入可能とな
る。
【0043】なお、図2中、符号55はキー41をLO
CK位置からACC位置へと回動した時に、スライド部
材53を図中FR方向へ付勢してスライドさせるリター
ンスプリングである。
【0044】以下、この実施例の作用を説明する。図7
の図示状態はシフトレバー1がPレンジ位置にあり、ロ
ックカム9がロック位置にあるので、図4に示すよう
に、インナーケーブル19および第1スライド部材23
もロック位置にある。
【0045】停車状態ではキー41がロック位置にある
ので、第2のスライド部材53は第2の係止受部27と
係止しており、第1スライド部材23のロック位置が維
持される。そして、ブレーキペダル31が踏まれていな
いと、原位置である停止位置にあるブレーキペダル31
でスライドピン29が図4の矢印FR方向とは反対方向
に押され、この押圧力が第1スプリング35を介してロ
ックピン33、第2スプリング37を撓ませて、ロック
ピン33が後退し、ロックピン33の後端が、第1係止
受部25に係止している。このため、シフトレバーノブ
ボタン17へ押圧力を加えてもロックカム9は回動せ
ず、よってディテントピン3は押し下げられることがで
きないので、シフトレバー1は他のレンジ位置へシフト
することがない。
【0046】また、インナーケーブル19および第1ス
ライド部材23がロック位置にある場合には、図1に示
すように、第2スライド部材53は第2係止受部27へ
自由に出入りできるので、キー41をキーシリンダ43
に入れてLOCK位置からACC位置へ回動することが
でき(図8参照)また逆方向への回動もできる。
【0047】シフトレバーをPレンジ位置から他のレン
ジ位置、例えばDレンジ位置へシフトするためには、ブ
レーキペダル31を踏み、かつキー41をLOCK位置
からACC位置へ(必要に応じてさらにはエンジン作動
位置へ)と回動する。これによりロックピン33は、図
1に示すように第1係止受部25から外れ、第2スライ
ド部材53は第2係止受部27から外れるので、インナ
ーケーブル19は移動可能となる。これによりロックカ
ム9も容易に回動できる状態となる。そこで、シフトレ
バーノブボタン17を押すことにより、ディテントピン
3を押し下げ、これによりロックカム9をロック解除方
向に回動させる。このようにしてロック解除が行われる
と、シフトレバー1は任意のレンジ位置へシフトするこ
とが可能となる。
【0048】シフトレバー1がPレンジ位置以外の他の
レンジ位置にシフトされると、第1スライド部材23は
図1の2点鎖線の様に矢印A方向に移動し、係止突起3
3A及び係止突起53Aは、大径部分に対向することに
なる。
【0049】この場合に、ブレーキペダル31が踏まれ
ない位置にくると、スライドピン29は後退し第1のス
プリング35が撓み、係止突起33Aは第1スライド部
材23の大径部分に当接して第2スプリング37は殆ど
撓まない。
【0050】また、係止突起53Aが径部分23Bへ挿
入出来ないので、第2スライド部材53およびキーイン
ターロックケーブル49は矢印FR方向とは反対方向に
移動できず、従ってキー41はACC位置からLOCK
位置に回動することができない。
【0051】なお、シフトレバー1がPレンジへ戻さ
れ、ディテントピン3がリターンスプリングの付勢力で
ディテントカム9をロック位置へと回転させると、イン
ナーケーブル19は第1スライド部材23を図4のロッ
ク位置へと戻すのでキー41はLOCK位置へと移動で
きる。
【0052】また、本実施例では、ハウジング21側で
のインナーケーブル19及びアウターケブル216の取
り付けが容易である。
【0053】即ち、アウターケブル216は、図6に示
すように、2点鎖線で示す状態から実線で示す状態とな
るように、キャップ218をハウジング21の取付孔2
24に向けて挿入すれば良い。挿入途中では、弾性変形
可能な取付部220が三角形の係止突起226に当接し
て開き、係止突起226が角孔222に対応すると取付
部220が弾性復帰して係止突起226が角孔222に
挿入されて係止される。
【0054】一方、インナーケーブル19は第1スライ
ド部材23は、丸棒状とされているので、取り付けの向
き(軸回り方向の)に方向性がない。このため、アウタ
ーケブル216のキャップ218を取付孔224に挿入
するだけでハウジング21に簡単にセットできる。
【0055】また、ボトムハウジング21B及びトップ
ハウジング21Aには、いわゆるインロー部が形成され
てハウジング21内への異物の進入が防止されているの
で、耐環境性が良い。
【0056】また、第1スライド部材23は、丸棒の一
部を同軸に小径に切削加工し、インナーケーブル19を
挿入する穴228を同軸に加工すれば良いので、NC旋
盤等で大量生産が可能であり、角柱の部材の一部にフラ
イス加工等で切欠を加工する従来のものに比較して加工
が容易であり、かつ生産効率が高い(角柱の部材では、
角の面取りが面倒であるが、丸棒の場合にはバイトで容
易に面取りができる)。
【0057】なお、前記の実施例では、第1スライド部
材23の小径部分23Aに所定寸法の穴228を穿孔
し、この穴228にインナーケーブル19の他端を挿入
してカシメ固定したが、図10に示すように、第1スラ
イド部材23にインナーケーブル19を同軸的に貫通さ
せ、前記実施例とは反対側に形成した小径部分23Aで
インナーケーブル19の他端をカシメ固定してもよい。
この場合、インナーケーブル19を予め所定寸法長く設
定しておき、アウターケブル216のキャップ218の
所定位置と第1スライド部材23の所定位置との間隔M
を治具等で決めた後にカシメ固定し、余ったインナーケ
ーブル19の他端をカットする。これにより、ケーシン
グ21に配置される第1スライド部材23の位置を容易
に一定にすることができる。
【0058】なお、前述の固定方法では、穴228の深
さやインナーケーブル19の長さの公差によって、前記
間隔Mが変化するので、加工に高い精度要する。
【0059】また、前記の実施例においては第1スライ
ド部材23に対する第2スライド部材53又はロックピ
ン29は略直交していたが、必ずしもこれらは直交では
なくある程度の角度をもって交差させてもよい。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように本発明の機械式シフ
トロック装置は上記の構成としたので、係止受部材の取
り付けの向きがケーブルの捩じれに関係しなくなり、ケ
ーブルの組み付けが容易になるという優れた効果を有す
る。特に、ストッパ面を周方向に連続させるとによっ
て、係止受部材の取り付けの向きがケーブルの捩じれに
一切関係しなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る装置のハウジングの
水平断面図である。
【図2】図4の2−2線断面図である。
【図3】図4の3−3線断面図である。
【図4】図1の作用を示す図である。
【図5】この実施例の全体図を示す自動車室内の斜視図
である。
【図6】図1の6−6線断面図である。
【図7】シフトレバーの側面図である。
【図8】図5のキー装置を示す拡大斜視図である。
【図9】図1の9−9線断面図である。
【図10】第1スライド部材の他の実施例である。
【符号の説明】
1 シフトレバー 9 ロックカム 19 インナーケーブル 23 第1スライド部材(係止受部材) 25 第1係止受部(ストッパ面) 27 第2係止受部(ストッパ面) 33A 係止突起(ロック部材) 53A 係止突起53A(ロック部材)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パーキングレンジ位置でシフトレバーの
    シフト操作がロックされ前記ロックが運転者の特殊操作
    で解除される機械式シフトロック装置であって、 パーキングレンジ位置で前記シフトレバーのシフト操作
    を阻止するロックカムと、 一端が前記ロックカムに連結されるケーブルと、 前記特殊操作によって移動するロック部材と、 前記特殊操作が解除された状態の前記ロック部材が当接
    可能とする径方向に沿ったストッパ面を有し、軸直角断
    面が円形状とされると共に前記ケーブルの他端と軸方向
    を平行にして連結された係止受部材と、 を有することを特徴とした機械式シフトロック装置。
  2. 【請求項2】 前記ストッパ面は、周方向に連続してい
    ることを特徴とした請求項1に記載の機械式シフトロッ
    ク装置。
JP12537995A 1994-06-30 1995-05-24 機械式シフトロック装置 Expired - Lifetime JP3549617B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12537995A JP3549617B2 (ja) 1995-05-24 1995-05-24 機械式シフトロック装置
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