JPH08320299A - 核磁気共鳴によるサンプルの測定及び周囲第2物質内の第1物質の測定のための方法及び装置 - Google Patents

核磁気共鳴によるサンプルの測定及び周囲第2物質内の第1物質の測定のための方法及び装置

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JPH08320299A
JPH08320299A JP8031108A JP3110896A JPH08320299A JP H08320299 A JPH08320299 A JP H08320299A JP 8031108 A JP8031108 A JP 8031108A JP 3110896 A JP3110896 A JP 3110896A JP H08320299 A JPH08320299 A JP H08320299A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 第2の物質内部の第1の物質を検出するため
の、望ましくはキンバーライト岩石中のダイヤモンドを
特定するための方法ならびに装置を開示する。 【解決手段】 第1の物質、たとえばダイヤモンドは数
時間程度の非常に長いスピン格子緩和時間T1 を有す
る。第1の物質を迅速に検出するため、所定の、第1の
物質にのみ豊富に含まれる種類の核たとえば13Cの磁化
の発生を短縮し、その後でその種の核の核磁気共鳴を測
定する。短縮は前処理部12で行い、一方測定は分析部
13で行う。短縮と測定はそれぞれ異なる磁場強度の磁
場B01、B02内で行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は核磁気共鳴(NMR)を用い、す
くなくとも10秒、望ましくは1分、より特定すれば1
0分以上にわたる非常に長いスピン格子緩和時間T1
有するような第1の物質を包含する第2の物質内部にあ
る前記第1の物質を検出する方法に関する。
【0002】本発明はさらに、核磁気共鳴(NMR)を
用い、すくなくとも10秒、望ましくは1分、より特定
すれば10分以上にわたる非常に長いスピン格子緩和時
間T1 を有するようなサンプルを測定する方法に関し、
前記緩和時間は測定信号の増加に従い減少する。
【0003】本発明はさらに、核磁気共鳴(NMR)を
用い、第1の物質を包含する第2の物質内部にある前記
第1の物質を検出する方法に関し、サンプルは2つの磁
場に順次曝露される両方の物質を含み、前記核磁気共鳴
は前記磁場の一方に対し前記サンプルを少なくとも曝露
している間に測定する。
【0004】本発明はさらに、核磁気共鳴(NMR)を
用い、すくなくとも10秒、望ましくは1分、より特定
すれば10分以上にわたる非常に長いスピン格子緩和時
間T1 を有するような第1の物質を包含する第2の物質
内部にある前記第1の物質を検出するための装置に関す
る。
【0005】本発明はさらに、核磁気共鳴(NMR)を
用い、すくなくとも10秒、望ましくは1分、より特定
すれば10分以上にわたる非常に長いスピン格子緩和時
間T1 を有するようなサンプルを測定するための装置に
関し、前記緩和時間は測定信号の増加に従い減少する。
【0006】本発明はさらに、核磁気共鳴(NMR)を
用い、第1の物質を包含する第2の物質内部の第1の物
質を迅速に検出するための装置に関し、前記装置は2つ
の磁場を生成するための手段を含み、前記2つの物質を
含むサンプルが前記2つの磁場に順次曝露されて、前記
サンプルが少なくとも磁場の一方に曝露された時に核磁
気共鳴を測定する。
【0007】核磁気共鳴はスピンまたは磁気モーメント
を有するある種の核の有無を検出できる周知のスペクト
ル分析法である。NMRは 1H核(陽子)が共鳴吸収に
よる磁気モーメントを有するような生物体液の分析に多
用される。またNMRはたとえば13C、14N、17O、そ
の他の他の種類の核を検出するためにも広く使用されて
いる。
【0008】NMR測定にかかる測定時間全体がスピン
格子緩和時間、いわゆる長手方向の緩和時間T1 に依存
することは周知である。この相関は、NMR測定内で検
出可能な測定量を発生する核磁気の増大と減少それぞれ
について緩和時間T1 が測定されることによる。
【0009】固体中では、緩和時間T1 は液体より非常
に長いことが多い。ある種の結晶では、緩和時間T1
数分または数時間、または数日単位になる。したがっ
て、従来のNMR測定は、測定時巻が緩和時間T1 の大
きさと同程度の場合に限って行うことができる。この測
定時間は、ある程度多数の測定値を積算してこれらの平
均値を処理することでSN比を増大させるために平均化
法を用いる場合にも同様に増加する。
【0010】極端にスピン格子緩和時間T1 が長いよう
なサンプル材料の一例はダイヤモンドである。ダイヤモ
ンドは基本的にNMR測定に適しているが、これは13
核を含むためである。天然ダイヤモンドの13C含量は比
較的低い。炭素の13Cの同位体存在比は1.1%程度で
ある。ダイヤモンドは炭素の1変種であり、その程度の
比率で13Cを含む。天然ダイヤモンドにおける13C存在
量がこの程度であるため、13Cが特性吸収信号を増加さ
せるのでこのようなダイヤモンドの特定や検出にNMR
測定法を用いることができる。
【0011】11T程度の測定磁場強度内部では450
時間を越えるT1 の値がえられる。したがって、従来の
測定法を用いる場合、ダイヤモンドの13CのNMR測定
は極端に長い時間をかけられる場合にのみ行うことがで
きる。
【0012】前述したような種類のダイヤモンドのNM
R測定は、P.M.ヘンリックらの「固体中の常磁性中
心による核スピン格子緩和、ダイヤモンドの13C−NM
R」("Nuclear Spin-Lattice Relaxation Via Paramag
netic Centers in Solids.13C NMR of Diamonds", by H
enrichs, P.M. et al., Journal of MagneticResonanc
e, 58, pp.85-94 (1984))と題する論文に説明されてい
る。この実験を行うため、ダイヤモンド・サンプルは
3.5日にわたりマグネット内に配置した。この実験中
に人工ダイヤモンドのスピン格子緩和時間T1 が1時間
程度であるのに対し、天然ダイヤモンドのこれに対応す
る緩和時間が40時間を越えるため測定できないことが
分った。得られたスペクトラムは標準物質のTMS(テ
トラメチルシラン)から約39PPMだけ化学シフトし
たオフセットの1本の線からなる。前記論文に記述され
た測定は人工ダイヤモンドに関連したものであるので、
得られた測定値は天然のサンプル材料に直接適用できな
い。
【0013】さらに、ダイヤモンドは結晶格子内の典型
的なN欠陥により電子スピン共鳴(ESR)の測定も行
われてしまうような種類のサンプル材料である。ダイヤ
モンドのESR研究は、J・ルブザーらの「ダイヤモン
ドの研究における電子スピン共鳴」("Electron Spin R
esonance in the Study of Diamond" of Loubser, J.et
al., Rep. Prog. Phys., 41, 1978, pp.1201-1248 )
に記載されている。
【0014】R.A.ウィンドらの論文「固体中の13
のNMRにおける動的核分極の応用」(Application of
Dynamic Nuclear Polarization In 13C NMR in Solid
s",R.A. Wind et al., Progress in NMR Spectroscopy,
Vol. 17, pp.33-67,Pergamon Press Ltd. )による
と、電子共鳴周波数においてまたはその付近での第2の
励起とあわせてNMR励起を生成することにより、固体
サンプルからのNMR信号が増加することが周知であ
る。この方法は、動的核分極(DNP)として知られて
いる。NMR信号の強調は電子スピン共鳴も同時に励起
することで13C核の磁化を増加させて行う。
【0015】前記論文は一方で天然ダイヤモンドについ
て、また他方で人工の工業用ダイヤモンドについて同等
の測定を行った実験を記載している。この目的では、そ
れぞれのサンプルを磁場強度1.4Tの一定、かつ均一
な磁場に配置した。ここでの陽子共鳴周波数は60MH
zで、13C核の共鳴周波数は15MHzである。この磁
場強度での電子スピンの共鳴周波数は40GHz程度で
ある。
【0016】ダイヤモンドのスピン格子緩和時間T1
極端に長い、即ち数時間の単位であることを念頭におい
て、13C核単独での通常の測定はDNP信号強調を行わ
ないと非常に時間がかかる。DNP技術を使用すると、
信号の強調は10〜2000倍程度となるので、天然ダ
イヤモンドと工業用ダイヤモンドを比較的短時間で測定
することができる。さらに信号の強調に関してDNP法
による別の利点は、磁化発生率がダイヤモンドのT1
和時間と比較して大幅に早いことがあげられる。
【0017】自然界では、ダイヤモンドは一般にキンバ
ーライトとよばれる岩石中に発見される。さらに小量な
がら、ダイヤモンドはランプロイト岩石中にも見出され
る。この分類名はくすんだ灰緑色から青み掛かった色の
岩石のグループを指しており、揮発成分が多く、カリウ
ムに偏った超塩基性の、地殻または大陸または深部火成
岩の内容に由来する磁性岩である。もっとも重要な例は
南アフリカ、西オーストラリア、ブラジル、インドにみ
られるダイアトリームのキンバーライト・ブレッキアス
である(D.ドーソンの「キンバーライトとその捕獲
岩」(Dawson, D., "Kimberliths and their Xenolith
s", Springer, 1980 )参照)。
【0018】キンバーライト岩は炭素も含むが、主とし
て炭酸塩(CO3 群)として含んでいる。キンバーライ
ト内部での炭素の相対比率は比較的低く、3%以下であ
る。化学的異方性が高いため、これに対応するNMRの
線はその他の線についてのNMR測定値がみられる場合
に干渉しないような範囲に広がっている。
【0019】J.クリガーらの「キンバーライト中のダ
イヤモンドの13C−NMR信号の観察」("Observation
of 13C NMR Signal of Diamonds in Kimberlits" ofKr
iger, J. et al., Abstract of the Colloque Ampere,
Kazan (1994))によると、周囲にあるキンバーライト岩
の中のダイヤモンドを検出するために13C−NMR測定
を行うことが周知である。説明されている実験では、マ
グネット内のサンプルの留置時間は約30分である。キ
ンバーライト岩だけを含むような第1のサンプルとキン
バーライト岩とダイヤモンドを含む第2のサンプルの間
で比較可能な測定を行うことにより、13C−NMR信号
が振幅において有意差を有することが観察された。
【0020】従来、ダイヤモンドを産出するために複雑
な採鉱・検出方法が用いられている。典型的には、第1
に発破を用いて、岩石をダイヤモンド鉱脈の中で約40
0ミリメートルの大きさを有する破片に破砕する。鉱脈
内では第1の採掘ミルを用いてこれらの破片をさらに小
さい平均寸法が130〜200ミリメートルの破片に破
砕する。このように破砕した岩石を地表に運び出してか
ら、第1の検出部をとおし、砂利にX線蛍光放射を照射
する。照射によって砂利の表面にあるダイヤモンドは蛍
光を発するので検出することができる。次に砂利を第2
の砕石ミルに搬入し、必要であればさらに砕石ミルとそ
れに続くX線蛍光測定部または密度ソート部に送る。
【0021】しかし、このようにする場合、それぞれの
岩石または砂利の表面に位置するダイヤモンドだけが検
出されることになる。実際のダイヤモンド含量の比率が
どの位の割合で砕石中にみつかっていないか、すなわち
残滓として破棄されているかの専門的な推定は、30%
から70%の間で変化している。
【0022】従来の方法のさらなる問題は、後続の砕石
処理の間に岩石中に含まれる大粒のダイヤモンドが破壊
されることである。専門家の推定では、約20%のダイ
ヤモンドがこのように破壊されている。
【0023】ダイヤモンドが完全に検出されない場合、
または大きな即ち商業的に価値のあるダイヤモンドが小
さなダイヤモンドの破片に破壊されると、相当の経済的
損失が発生することは言うまでもない。
【0024】ドイツ国特許明細書第29 34 966
号では、少なくとも2つの化学元素から成る化学的化合
物を磁気共鳴を用いて検出するための方法ならびにその
装置が開示されている。この従来技術の方法は、所定の
外郭たとえば手提げ鞄などの中の爆発物の検出に特に関
連している。
【0025】しかしこの従来技術の方法は4重極モーメ
ントを示すような種類の核を含む物質に制限される。こ
れはたとえば、多くの爆発物にみられるような14N核に
言えることである。しかし、4重極モーメントを顕著な
濃度で示すような核はダイヤモンドにはみられないの
で、この従来技術の方法をダイヤモンドの検出に使用す
ることはできない。
【0026】したがって、本発明の目的は非常に長いス
ピン格子緩和時間T1 を有するような物質について迅速
な検出を可能にして、迅速な測定により周辺の岩石内部
にある宝石特にダイヤモンドを検出し特定することがで
きるように、前述の種類の方法ならびに装置をさらに改
良することである。
【0027】冒頭に説明した第1の方法によれば、この
目的は第1の物質を迅速に検出するため、第1の物質に
のみ豊富にみられる種類の核の磁化の発生を短縮するこ
とと、この種類の核の核磁気共鳴をその後で測定するこ
とで達成する。
【0028】冒頭に説明した第2の方法によれば、前記
目的はサンプルを予め分極しておき所定の種類の核の磁
化の発生が短縮されるように第1の磁場内部で励起する
ことと、この種の核の核磁気共鳴が第1の磁場とは異な
る磁場強度を有する第2の磁場で測定されることで実現
する。
【0029】冒頭に説明した第3の方法によれば、前記
目的は前記第1の物質だけが非常に長いスピン格子緩和
時間T1 、少なくとも10秒、望ましくは1分さらに特
定すれば10分以上を有するようなサンプルについて、
前記第1の物質内でのみ豊富な磁化の発生を前記第1の
磁場内部で短縮化することと、この種の核の核磁気共鳴
を第1の磁場とは異なる磁場強度を有する第2の磁場内
部で測定することで達成する。
【0030】冒頭で第1に説明した装置によれば、前記
目的は前記第1の物質を迅速に検出するため、前記第1
の物質にのみ豊富に含まれる第1の種類の核の磁化の形
成を短縮化するような前処理部を設けることと、この種
の核の核磁気共鳴を測定する分析部を設けることで実現
する。
【0031】冒頭で第2に説明した装置によれば、前記
目的は、第1の磁場を含み前記サンプルを励起して所定
の種類の核の磁化の形成が短縮化されるような前処理部
を設けることと、前記第1の磁場とは磁場強度が異なる
第2の磁場を含みその種の核の核磁気共鳴を測定する分
析部を設けることで実現する。
【0032】最後に、前記目的は、冒頭で第3に説明し
た装置で実現され、前記第1の磁場内部で前記第1の物
質にのみ豊富に含まれる種類の核の磁化の発生が短縮さ
れるような前処理部を設けることと、前記第2の磁場内
部でその種の核の核磁気共鳴を測定するための分析部を
設け、磁場は異なる磁場強度を有し、前記第1の物質だ
けが少なくとも10秒、望ましくは1分さらに特定すれ
ば10分以上の非常に長いスピン格子緩和時間を有する
ことによる。
【0033】本発明の前提となる目的はこのようにして
完全に達成される。
【0034】たとえばダイヤモンドの、特に包含するキ
ンバーライト岩内部での、測定に関連する好適実施例を
考えると、ダイヤモンドのスピン格子緩和時間T1 は約
500時間程度で、これはダイヤモンド結晶内部におい
てNMR周波数範囲の格子振動のエネルギー密度が非常
に低いためであることは前述した通りである。
【0035】所定の種類の核の磁化の発生を短縮するに
は幾つかの方法を用いることができる。
【0036】第1に、サンプル材料を放射、特にイオン
放射に曝露することができる。放射はガンマ線、中性子
ビーム、X線、または紫外線放射でも好い。しかしこの
ような放射線は宝石の価値に対してマイナスの影響を与
えるような結晶内の欠陥を生成することがあるので注意
しなければならない。
【0037】磁化の生成を短縮するための第2の方法
は、超音波照射により惹起されたスピン準位を発生する
ことによる。予備的な実験により、NMR共鳴周波数の
1/4で数ミリワットの比較的低出力を用いて10倍ま
での短縮が得られることが分った。単一のサンプルにつ
いての測定では、特にこの実施例は考慮に値する。
【0038】第3の、もっとも好適な選択は、交叉磁化
を使用することで、特に電子スピン共鳴により所定の種
類の核の磁化の発生を短縮するものである。
【0039】このようにすると、ダイヤモンドが結晶内
部の多数の常磁性中心により比較的高い電子磁化を示す
ことを利用できる。この電子磁化は適切な方法を用いれ
ば1ミリ秒程度の時定数でそれぞれ生成と減衰を起すこ
とができる。急速に発生する電子磁化は核に伝達され
る。電子と核が同じ量子系に含まれているため、これが
可能になる。連続波操作を用いた実験では、磁化の伝達
は20分から1時間程度の時定数でスピン拡散を介して
行われる。しかし本発明の好適実施例によるパルスによ
る実験を行うと、電子磁化と核磁化の間の伝達時間は禁
止帯伝達がないためわずかに数ミリ秒程度である。
【0040】このようにすると、本発明により数千倍ま
での分極増幅を得ることが可能になる。理論的限界は、
これまでの知見によれば16,000倍である。
【0041】ESR測定は比較的高い周波数、典型的に
はマイクロ波帯の周波数で行う。したがって、適切な磁
場を考慮しなければならない。このようなNMR測定を
少なくとも磁場強度4Tの磁界内で行う場合、13C測定
周波数は40MHz程度となる。しかし、このような磁
界内では、ESR共鳴周波数は約100GHzである。
このようなマイクロ波の場の、キンバーライト内部への
浸透厚さは約1ミリメートル程度である。
【0042】これに対して、電子磁化が2GHzの周波
数で発生すると、必要とされる磁場強度はわずか80m
Tである。キンバーライト内部へのマイクロ波の場の浸
透深度はサンプルの粒子寸法のほぼ半分に対応する約1
0センチメートルである。
【0043】続けて13Cの核磁気共鳴を80mTの同じ
磁場内部で発生することができる。これはNMR測定周
波数約400kHzに対応する。しかし、このような低
いNMR周波数では、プローブヘッド内部で非常に長い
不感時間が発生し全体としての感度が低下する。
【0044】したがって、第1に電子磁化を発生させて
おき、次に、望ましくは離れた場所に在る第2の磁場で
さらにサンプルを処理するのが望ましい。2つの場所の
間の移動の間で磁化は相変化するが、横断方向の緩和時
間T2 程度の時定数で第2の磁場内部において位相を戻
すことができる。後続のNMR測定では、完全な磁化か
ら緩和時間T1Dでの減衰部分を引いた分がまた得られ
る。この緩和時間T1Dは天然ダイヤモンドでは数時間程
度である。
【0045】異なる磁場強度の磁界を用い、一方でES
Rを用いた予備分極を発生させ、他方でこのようなNM
R測定を行うことが望ましい。さらには、第2の磁界が
第1の磁界より強力な時が好適である。たとえば、緩和
時間T1 は磁場強度の自乗に一般に比例するので、発生
する磁化は低い磁場強度ほど短時間となる。
【0046】一方の同じマグネットで異なる磁場強度を
発生させるのもこれにあわせて磁場を切り換ることによ
り可能であろうが、空間的に離れた2つの磁場、即ち2
つの異なるマグネット系を用いるのが好適である。たと
えば、予備分極をESRにより行うために抵抗性マグネ
ット系を用いることができる。1T以下の磁場強度を有
する磁場では、ESR共鳴周波数は数GHz程度であ
る。このようなマイクロ波周波数では、マイクロ波部材
を比較的大きな寸法になるように設計しておき、大きな
サンプルとサンプル材料の連続した流れの大流量が予備
分極できるようにする。
【0047】対照的に、これに続くNMR測定では4T
程度の超電導マグネット系を用いれば従来技術を用いて
40MHz程度の13C測定を行うことができる。
【0048】電子共鳴は連続波信号またはパルス信号で
励起できる。さらに断熱径路による実験を行うこともで
きる。
【0049】核磁気共鳴の測定には励起パルスとこれに
続く少なくともひとつの再フォーカスパルスを含むスピ
ンエコーパルス・シーケンスを使用するのが好適であ
る。
【0050】検出は13C信号の強度によって行うことも
できる。キンバーライトは非常に小量の炭素をこれまで
になんの作用も受けていない炭酸として含有している。
したがって13C信号を検出した場合、ダイアモンドが存
在する確率が高い。13C信号の強度は岩石に含まれるダ
イヤモンドの大きさを表わすことになる。
【0051】ここで本発明の好適な応用範囲、言い換え
れば包含しているキンバーライト内部のダイヤモンドの
検出を考察すると、サンプル材料を処理するための数種
類の方法が使用できる。
【0052】一方、サンプル材料の連続した流れを測定
することが可能である。
【0053】この方法は、ダイヤモンド鉱脈の操業中に
断続法ステップを用いないという利点を有している。そ
の代わり、フロー処理で連続処理する前に第1の段階で
抽出した岩石材料は破砕しておく。
【0054】他方、所定のサンプル量を個別に測定する
ような断続法を使用することもできる。
【0055】この方法は所定のサンプル量のひとつに含
まれるダイヤモンドを検出するためにひとつの注目する
サンプル量を簡単に取り出せるという利点を有してい
る。
【0056】特に、取り出したサンプル量はさらに少な
い量に分割することができ、この少ない量をまた測定処
理にかけることで段階的に検出したダイヤモンドが在る
はずのサンプル量の非常に少ない部分を識別することが
できる。
【0057】これら全ての方法では核磁気共鳴による同
定またはイメージング測定法を用いるのが有利である。
【0058】この測定は特定のサンプル量にダイヤモン
ドが存在するかしないかを明らかにすることができるだ
けではないという利点を有している。むしろ、サンプル
量の中のサンプルを特定することもできる。1次元測定
では、たとえば、細長いサンプル容器を用いて長手方向
のどこにダイヤモンドが存在するかを指定できる。多次
元的測定を用いると、さらに正確にダイヤモンドの所在
を特定することができる。もっと少ない労力で、ダイヤ
モンドを損傷する危険を犯さずに周辺の岩石からダイヤ
モンドを注意深く取り出すことができ、また周辺の岩石
を破砕する時に破壊することもない。たとえば、ダイヤ
モンド周囲のある程度の厚み以外の周辺の岩石を除去し
てから残りの岩石から化学的にダイヤモンドを取り出す
ことができるが、これは鉱脈から採掘した岩石材料全体
の大量処理中にはできない。
【0059】さらなる利点は後述の詳細な説明と添付の
図面から明らかになろう。
【0060】前述した特徴および後述するような特徴は
それぞれの組み合せで使用されるばかりではなく、他の
組み合せで、または単独で、本発明の範囲を逸脱するこ
となく用いることができる。
【0061】本発明の実施例は図面に図示してあり後述
の説明でさらに詳細に説明する。
【0062】図1において、参照番号1はダイヤモンド
鉱脈内で行う爆破または発破を表わしている。爆破され
る岩石は典型的には400ミリメートル程度の「粒状」
を有する大きな岩石片となる。この比較的大きな岩石片
を切羽からコンベア径路2に沿って第1の砕石ミル3へ
搬出する。第1の砕石ミル3は比較的大きな岩石片を破
砕して、100ないし200ミリメートルの間の粒状の
鉱石を生成する。搬出量は毎時100トン程度である。
砕石ミル3で破砕した鉱石はマグネット4の動作範囲を
通って搬出される。マグネット4は強力な磁場傾斜を有
しており、搬出される材料から後続の測定および処理部
で危険なことのある鉄磁性成分を除外するために用いら
れる。
【0063】サンプル材料はコンベア径路2に沿って測
定装置5の動作範囲に搬入される。この装置の詳細につ
いては後述する。測定装置5はダイヤモンドが所定のサ
ンプル量の中に、または連続的に流れるサンプル材料の
流れの所定の領域内に存在するかまたは存在しないかを
特定するのに適している。これに続く分離装置6は制御
線7経由で測定装置5により制御される。ダイヤモンド
がある部分のサンプル材料で検出された場合、分離装置
6はその部分を第1の出力8へ取り出し、ここから価値
のあるサンプル材料部分をさらに調べることができる。
残りのダイヤモンドが入っていない無価値なサンプル材
料は第2の出力9に取り出し、模式的にしか図示してい
ない廃棄容器へと搬出するか、または配材置場に搬出す
る。
【0064】図2は測定装置5の詳細を示している。
【0065】前処理部12は測定装置5の入力に配置し
てあり、前処理部12には分析部13が続く。分析部1
3は従来設計の核磁気共鳴(NMR)測定装置を含む。
NMR測定装置は、たとえば、約4.7Tの磁場強度を
有する超電導磁石を含み、測定装置が約50MHzで13
C測定を行うことができるようにする。
【0066】分析部13はコンピュータ14を制御して
おり、コンピュータ14はサンプルセパレータ部材15
を作動させる。サンプルセパレータ15は、たとえば強
力なブロワとして、サンプル材料の流れを排出容器10
に、またはダイヤモンドを含む価値のあるサンプル材料
を貯めておくダイヤモンド回収容器16に向けることが
できる。
【0067】図3は前処理部12の詳細を示している。
【0068】コンベア径路12は前処理部12の動作範
囲内のベルトコンベアとして構成する。岩石片21はベ
ルトコンベア上20を矢印22の方向へ、即ち図3の左
から右へ搬送される。
【0069】ベルトコンベア20上の岩石片21は、た
とえば通常の抵抗性マグネット系の低強度マグネット装
置24を通って搬送される。マグネット装置24はたと
えば0.0857Tの磁場強度を有し約100,000
立方センチメートルの容積内で5×10の−4乗の均一
性の均一な予備分極磁場を発生する。磁石装置24は、
たとえば、2重ヘルムホルツ構造で自由内腔直径700
ミリメートルの、半径方向および軸方向の両方で磁場中
心へ向って到達できる水冷空芯コイルとすることができ
る。
【0070】マグネット装置24はマイクロ波共鳴系を
包含する。本システムは動作周波数がたとえば3GHz
でマイクロ波共鳴器に接続してあるマイクロ波源25を
含む。術語「共鳴器」は考えうるあらゆる種類のマイク
ロ波に共鳴するまたは共鳴しない構造、即ち中空の空
洞、線共鳴器、導波管、ホーンなどを含むものと理解す
べきである。
【0071】これ以外に、または追加として、イオン放
射の供給源27を設けてもよい。図示した実施例では、
マイクロ波共鳴器26にはイオン放射が供給源27から
マイクロ波共鳴器26内部に入射できる、即ちここを通
る岩石片21に入射できるようにするためのスロット2
8が設けてある。
【0072】さらに、またはこれ以外に、マグネット装
置24内の岩石片21内部に超音波発振を発生するため
の超音波トランスデューサ29を設けてもよい。
【0073】このためには、超音波発振を岩石片21に
伝達できるようにする結合媒体が必要である。適切な結
合媒体としてはシリコン油がある。図3において、参照
番号30は結合媒体を循環させるカイロを示す。参照番
号31で結合媒体は岩石片21と接触してからマグネッ
ト装置24とマイクロ波共鳴器26それぞれの動作範囲
に入る。岩石片21がこの領域から搬出されると、結合
媒体は結合媒体除去部32で除去される。矢印34で示
す閉ループ回路のため、結合媒体を再循環させたとえば
熱交換器33を通して圧送することができる。このよう
にすることで、結合媒体を圧送、冷却した後、31で入
力に還元することができる。
【0074】場合によっては、独立した冷却媒体を使用
することが必須ではなく、適切な超音波トランスデュー
サと岩石片21の間の物理的接触を保てば充分なことも
ある。たとえば、ピストンとシリンダから成るユニット
を用いて岩石片21に圧接される平坦なトランスデュー
サを用いることが可能である。
【0075】図2および図3による装置は次のように動
作する:前処理部12はダイヤモンド内の13C核の磁化
発生が短縮するように流れるサンプル材料に作用する目
的を有している。このようにすることで、測定時間を受
け入れ可能な値まで減少させ、連続的、または半連続的
な測定が毎時1,000トン程度の出力を有する採掘場
で可能になるようにすべきである。
【0076】磁化の発生を短縮するために必要な励起は
さまざまな方法で行うことができる:第1の選択肢によ
れば、サンプル材料、即ち岩石片21は第1の磁場強度
01を有するマグネット装置24内部の第1の磁場に曝
露される。同時にマイクロ波の場をマイクロ波共鳴器2
6内部のマイクロ波源25を用いて照射することによ
り、電子系が励起され数ミリ秒の非常に短い時間で励起
が可能になる。電子スピン共鳴(ESR)はマイクロ波
源25の連続波信号を用いて、またはそれ自体が周知の
ようにパルス信号を用いて、励起することができる。ま
た断熱径路内で実験を行うこともできる。このように磁
化され対になっていない電子は結晶格子内の欠陥によ
り、または結晶構造内の不純物またはオフセットにより
存在する電子である。
【0077】磁場強度B01は典型的には0.01から
0.2Tの間である。これは250MHzから6GHz
の間のESR共鳴周波数に対応する。照射されるマイク
ロ波の出力はダイヤモンド内部の電子スピン系を飽和さ
せるのに充分な量である。電子系の磁化は核磁気の強調
のためにスピン系に伝達される。
【0078】これは2つの別の方法で行うことができ
る:一つ目の可能性は、強いRF磁場内で予め選択した
ESR遷移を励起し、RF磁場のベクトルを静磁場と直
角の方向に向けることによる。マイクロ波照射強度はE
SR線が飽和するように設定しなければならない。正確
な周波数は交叉分極の種類で左右される。ダイヤモンド
の場合、周波数は純粋なESR周波数から対応する静磁
場内のNMRラーマー周波数だけオフセットされる必要
がある。ESR遷移が飽和する時間は電子のスピン格子
緩和時間により、また核の緩和時間により変化する。ダ
イヤモンドの場合、5分以内の時間でも、非常に小さい
粒子が検出できるように磁化を強調できる。
【0079】磁化の発生を短縮するためのさらなる可能
性は静的な放射ではなく適切なパルス・シーケンスによ
る磁化作用を発生させることより成る。このようなパル
ス・シーケンスはそれ自体が周知である。
【0080】適切なパルス・シーケンスについては、
A.ヘンストラらの「電子スピンロッキングによる核ス
ピンの方向づけ(NOVEL)」("Nuclear spinOrien
tation Via Electron spin Locking (NOVEL)" of Henst
ra, A. et al.,Journal of Magnetic Resonance, 77,
pp.389-393 (1988))に記載されている。このパルス・
シーケンスの作用下で、電子の磁化はRF磁場によりス
ピンがロックされる。スピンロック・パルスの振幅が改
良ハートマン・ハーン条件に一致している場合、電子系
の磁化は炭素スピン系に伝達される。この伝達は核スピ
ン系と電子スピン系の間のダイポール相互作用を説明す
るフリップフロップ式で行われる。
【0081】相互分極のパルス法を用いる場合、選別処
理内での、たとえばダイヤモンド鉱山でのサンプル材料
の実質的に高い質料流量で作業することができる。これ
は磁化の伝達が前述のように加速されるためである。さ
らに、パルス・シーケンスにより検出用法の大きな帯域
幅が可能になるが、これはスピン系を何らかの考え得る
方法で操作できるためである。このような方法では周辺
の岩石中のマイクロ波の場の吸収に起因するサンプル内
のRF磁場の変動を補償することができる。
【0082】前述の測定効果は、電子系の充分な磁化を
起こす上でダイヤモンド内部の対になっていない電子の
充分な濃度に依存している。結晶内部に一時的な欠陥を
生成することで対になっていない電子の個数を人工的に
増加することができる。このようにすると、電子は拘束
されていた軌道からはずれ、充分な時間間隔にわたり対
になっていない電子が自由になり、ダイヤモンドに永久
的な損傷を与えることなく磁化処理に組み込むことがで
きる。
【0083】このような対になっていない電子の過渡的
な生成はたとえばサンプルを前述したイオン放射に曝露
する、すなわちサンプルをガンマ線、中性子ビーム、X
線、または紫外線に曝露することで行える。
【0084】磁化の生成を短縮させるための別の方法と
して、超音波発振をダイヤモンド内部で励起する方法を
用いることがある。これは前述の方法に加えて行ってい
もよい。
【0085】超音波発振がダイヤモンド内部で励起され
ると、ダイヤモンドの緩和率が異なるエネルギー準位の
間で遷移を起す条件を発生させるのに利用できるメカニ
ズムの個数に依存する。正しい刺激周波数で超音波をサ
ンプルに適用すると、格子の光子の個数が増加し、した
がって、エネルギー準位間の遷移数が増加する。これに
よって磁化の平衡にさらに迅速に到達することができ
る。
【0086】前処理部でこのように前処理したサンプル
材料は分析部13の操作領域に搬入する。
【0087】分析部13は磁場強度B02の磁場を発生す
るさらなるマグネット系を含む。関連するマグネット系
は4.7T程度の磁場強度を発生する超電導マグネット
が望ましい。13C核に対応するNMR測定周波数はおよ
そ50MHzである。
【0088】停留時間を適切に設定することでサンプル
材料が充分な時間間隔にわたって前処理部12の動作範
囲内におかれたことにより、サンプル材料はキンバーラ
イトに含まれるダイヤモンドが磁化され、これに対応す
るNMR測定を行うのに充分な状態で隣接する分析部1
3へ搬送される。時定数が関係するため、前処理部12
から分析部13への急速な移動は必要とされない。実験
によれば、予備分極が受け入れられないほどの影響を受
けないので約10分の時間間隔でも有害ではないことが
示された。
【0089】前処理部12と分析部13のあいだの移動
中に予備分極への影響を避けるため、様々な手段をさら
に講じることができる。
【0090】第1に、実質的なフリンジ磁場が発生する
ように処理部12、13のマグネット系を設計すること
ができる。処理部12、13が互いに離れすぎていない
ならば、サンプル材料は予備分極を保存するのに充分な
ある程度の残留磁場、たとえば5Gから10Gの磁場内
に常に留まることになる。
【0091】第2に、処理部12、13の間のコンベア
を、たとえばコンベアに沿って配置した細長いソレノイ
ドまたは永久磁石からなる低磁場マグネット系で取り囲
むことができる。
【0092】第3に、サンプル材料が容器たとえばバケ
ットで搬送される場合、永久磁石を容器に取り付けてお
くことができる。
【0093】分析部13でのNMR測定は基本的に従来
どおりである。サンプル材料は磁場強度B02の磁場の中
心に置かれ、同時に従来の方法でRF周波数の電磁パル
スに曝露される。サンプル材料から放射されるスピンエ
コー信号を受信処理し、コンピュータ14に転送する。
【0094】分析部13は、たとえばBRUKER DSX 200 S
WBの名称で入手可能な市販の標準型NMRスペクトロメ
ータを含む。このスペクトロメータは縦方向の直径15
センチメートルの内腔を有する超電導マグネットを含
む。このマグネット系を用いると、最大寸法で7センチ
メートルまでのキンバーライト岩石片を個別にまたはバ
ッチのいずれかで調査することができる。
【0095】岩石片はコンベアベルトの終端からマグネ
ット内腔へ、望ましくは対向する気流の作用に逆らって
自由落下する。このような方法では、岩石片はエアクッ
ションのためにまたは対向する気流の作用で減速され、
測定され、マグネットの直下に配置した第2のコンベア
ベルトに受け止められる。
【0096】サンプルがたとえば4.7Tの磁場の中心
にきた時に、パルス即ちサンプルを取り囲む送信コイル
によるRF磁場に曝露される。サンプルから放射されサ
ンプル内の自由誘導減衰に対応するエコー信号が同じコ
イルで受信され、増幅、デジタル化、インタリーブ化さ
れてコンピュータ14へ供給される。
【0097】コンピュータ14は伝達関数を用いて、た
とえばフーリエ変換を用いて周波数領域内のスペクトル
を導出する。このように誘導した周波数領域スペクトル
はダイヤモンド内の13Cに特徴的な吸収線の発生を調査
される。これに代って、または同時に、何らかの信号処
理技術たとえばニューラルネットワークを用いることに
より、エコー信号を時間領域で直接分析してもよい。
【0098】前述したようにサンプルがエアクッション
の上でまたは減少した落下速度で測定できるように、N
MR測定は1ミリ秒の時間内に行うことができる。これ
に代って、高水準で後続の測定の反復速度が設定できる
ようにするためシリンダからの積み込みと積み下し時間
を非常に短く設定してもよい。
【0099】ダイヤモンド鉱脈内での操作には、1メー
トル程度の自由内腔直径を有するような非常に大きなマ
グネット系を使用してもよい。それぞれのコンベアシス
テムによって、マグネットの内腔は垂直方向または水平
方向に向けることができる。このような水平方向の内腔
を有するマグネット系は、たとえば核スピントモグラフ
ィー、即ちイメージングNMRの医療分野での応用に用
いられている。
【0100】このようなNMR測定はパルス・シーケン
スを放射することで行う。第1の90°パルスは、定常
磁場の軸方向からこれに直交する観察面へ磁化を偏向さ
せる。局部的な磁場の不均一に起因して磁化の焦点が急
激にはずれるので、適切なパルスを用いて磁化を再合焦
し、いわゆるスピンエコーとしてこれを検出するのがよ
い。
【0101】好適実施例によれば、いわゆる位相が18
0°交替するパルスを再合焦パルスとして用いるが、位
相を90°シフトしたパルスまたは単純な180°パル
スを用いてもよい。全体として検出・増幅・デジタル化
したNMR信号はコンピュータ14のメモリーに記憶
し、平均化技術により信号対雑音比を減少させるため完
全にエコーを積算する。
【0102】コンピュータ14で13C信号がある程度の
閾値以上で発生することを検出した場合、サンプルセパ
レータ部材15を作動させ、ダイヤモンド回収容器16
にある程度のサンプル量を取り出して内部のダイヤモン
ドをさらに検索する。
【0103】装置を連続フローたとえば分析部13へサ
ンプル材料の流れが自由落下するように運転する場合、
サンプルセパレータ部材15はたとえば強力な流体の流
れ、特に気流で動作させることができる。分析部13か
ら出てくるサンプル材料の流れは、後述するように、所
定の時間間隔にわたり所定量がダイヤモンド回収容器1
6に向くように偏向する。
【0104】これに代るものとして、サンプル材料を独
立した所定量づつ処理することで非連続的に運転するこ
とができる。
【0105】これの例は、分析部13’の別の実施例が
図4に図示してある。
【0106】分析部13’はマグネットコイル40、特
に超電導ソレノイドコイルを含む。コイル40は軸方向
の内腔42を有する。矢印43で示したように、独立し
たサンプル容器14は軸方向に内腔42を通って搬送で
きる。
【0107】サンプル容器44は現在の内容において注
目している測定値を邪魔するような偽の信号を発生しな
いように選択した非磁性体から成る壁45を有する。た
とえば、ポリ塩化ビニル(PVC)製のサンプル容器4
4を用いることができる。サンプル容器44は4T程度
の磁場強度で、今日製造されているような超電導マグネ
ット系の内部で使用する場合、10ないし20リットル
の容積を有する。
【0108】サンプル容器44は岩石片21を含む。図
4ではダイヤモンド46が周辺岩石47すなわちキンバ
ーライトの内部に含まれる岩石片21の一つが図示して
ある。
【0109】さらに、送受信コイルをマグネットコイル
40の内腔42の中に配置してあり、送受信コイル50
は線51によってスペクトロメータのコンソール52に
接続する。
【0110】最後に、傾斜コイル系52を図4にも史記
的に図示したようにも受ける。傾斜コイル53によりた
とえば磁場強度が内腔42を通るサンプル容器44の搬
送方向を表わす矢印で示した方向43に沿って直線的に
それぞれ増加または減少するように磁場の傾斜を重ね合
せることができる。このような場合、1次元NMR測定
が可能出る。即ち、NMRに活性のある物質が位置する
マグネットコイル40の軸方向に沿って判定を行うこと
ができる。
【0111】そのため、スペクトロメータのコンソール
52はサンプル容器44とその内容を合せた画像を生成
するためのディスプレイ55を含む。一つまたはそれ以
上の傾斜を磁場に重ね合せることにより、ダイヤモンド
46の位置を表わす座標57を特定することができる。
【0112】マグネットコイル40の遷移後にダイヤモ
ンド46が検出された一つのプローブ容器を取り出せ
ば、ダイヤモンド46がそのサンプル容器44に含まれ
ているという判定が出来るだけではなく、さらに軸方向
のどこの位置に、またはサンプル容器44内部で多次元
的などこの位置にダイヤモンド46が存在しているかの
判定を行うことも出来る。
【0113】詳細に前述したように、キンバーライト岩
石内のダイヤモンドを検出するための応用の分野は単な
る例であると理解されるべきである。本発明は一般に非
常にスピン格子緩和時間T1 が長いサンプルの迅速な測
定に有利にも使用することができ、前記方法を何らかの
物質の検出に用いる場合、ダイヤモンドに制限されるも
のではない。たとえば、何らかの他の種類の結晶に、望
ましくは他の種類の宝石、たとえばルビーやサファイア
など他の種類の核たとえば27Alを用いることのできる
ようなものにも使用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による処理のひとつの実施例を説明する
ための非常に模式的な流れ図である。
【図2】本発明による処理およびその装置を説明するた
めのさらに詳細な模式図である。
【図3】図2の一部のさらに詳しい略図である。
【図4】サンプル材料の断続処理を説明するための本発
明による装置およびその方法のさらなる実施例である。
フロントページの続き (72)発明者 デトレフ アール ミュラー ドイツ連邦共和国、デー76316 マルシェ、 レーメルストラッセ 19 (72)発明者 グラント リスル ハイ 南アフリカ、ヨハネスブルグ、パークヴュ ー、ガルウェイ ロード 45 (72)発明者 ジョージ ウイリアム オーバー 南アフリカ、ボクスブルグ、パークラン ド、カリーストリート 28 (72)発明者 ピーター ヘーファー ドイツ連邦共和国、デー76133 カールス ルーエ、アルマリエンストラッセ 63/67

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の物質を包含する第2の物質の内部
    の前記第1の物質を核磁気共鳴(NMR)を用いて検出
    する方法であって、前記第1の物質は少なくとも10
    秒、望ましくは1分さらに特定すれば10分以上の非常
    に長いスピン格子緩和時間(T1 )を有するような方法
    において、、前記第1の物質を迅速に検出するため、前
    記第1の物質にのみ豊富な種類の核の磁化の発生を短縮
    化することと、その種類の核の核磁気共鳴をその後で測
    定することを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 前記磁化の発生は第1の磁場(B01)内
    部で短縮化されることと、前記核磁気共鳴は第2の磁場
    (B02)内部で測定されることを特徴とする請求項1に
    記載の方法。
  3. 【請求項3】 核磁気共鳴(NMR)を用いてサンプル
    を測定する方法であって、前記サンプルは少なくとも1
    0秒、望ましくは1分さらに特定すれば10分以上の非
    常に長いスピン格子緩和時間(T1 )を有し、前記緩和
    時間(T1 )は測定信号の増加により減少するような方
    法において、所定の種類の核の磁化の発生が短縮される
    ように前記サンプルが第1の磁場(B01)内部で分極励
    起されることと、その種の核の核磁気共鳴が第2の磁場
    (B02)で測定され、前記磁場(B01、B02)は異なる
    磁場強度を有することを特徴とする方法。
  4. 【請求項4】 第1の物質を包含する第2の物質の内部
    の前記第1の物質を核磁気共鳴(NMR)を用いて検出
    する方法であって、サンプルは2つの磁場(B01
    02)に順次曝露される両方の物質を含み、前記核磁気
    共鳴は前記磁場の一方(B02)にサンプルを少なくとも
    曝露している間に測定するような方法において、前記第
    1の物質だけが少なくとも10秒、望ましくは1分さら
    に特定すれば10分以上の非常に長いスピン格子緩和時
    間(T1 )を有するようなサンプルについて、前記第1
    の物質にのみ豊富な種類の核の磁化の発生が前記第1の
    磁場(B01)内部で短縮化されることと、その種の核の
    核磁気共鳴が前記第2の磁場(B02)内部で測定され、
    前記磁場(B01、B02)は異なる磁場強度を有すること
    を特徴とする方法。
  5. 【請求項5】 前記第1の物質は結晶望ましくは宝石さ
    らに特定すればダイヤモンドを含むことを特徴とする請
    求項2〜4のいずれかに記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記第2の物質は岩石望ましくはキンバ
    ーライトまたはランプロイトであることを特徴とする請
    求項1、2、4、または5のいずれかに記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記第2の磁場(B02)は前記第1の磁
    場(B01)より少なくとも5倍強力であることを特徴と
    する請求項2〜6のいずれかに記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記磁場(B01、B02)は異なる場所で
    生成されることを特徴とする請求項2〜7のいずれかに
    記載の方法。
  9. 【請求項9】 所定の種類の前記核の磁化の発生が電子
    スピン共鳴(ESR)により短縮されることを特徴とす
    る請求項1〜8のいずれかに記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記電子スピン共鳴は連続波信号とし
    て、またはパルス信号として、または断熱径路として励
    起されることを特徴とする請求項9に記載の方法。
  11. 【請求項11】 所定の種類の前記核の磁化の発生が超
    音波照射またはイオン放射により短縮されることを特徴
    とする請求項1〜10のいずれかに記載の方法。
  12. 【請求項12】 所定量のサンプル内部の前記第1の物
    質の特定の場合に、前記サンプル量を取り出すことと、
    前記取り出したサンプル量をさらに少ない量に分割する
    ことと、前記請求項1〜12のいずれかの方法を前記さ
    らに少ない量に対して少なくとも1回以上実施すること
    を特徴とする請求項4〜11のいずれかに記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記核磁気共鳴はイメージング核磁気
    共鳴として測定されることを特徴とする請求項1〜12
    のいずれかに記載の方法。
  14. 【請求項14】 第1の物質を包含する第2の物質内部
    の前記第1の物質を核磁気共鳴(NMR)を用いて検出
    するための装置であって、前記第1の物質が少なくとも
    10秒、望ましくは1分より特定すれば10分以上の非
    常に長いスピン格子緩和時間(T1 )を有しており、前
    記第1の物質を迅速に検出するため、前記第1の物質に
    のみ豊富な第1の種類の核の磁化の発生が短縮化される
    ような前処理部(12)を設けることと、その種の核の
    核磁気共鳴を測定する分析部(13)を設けることを特
    徴とする装置。
  15. 【請求項15】 前記前処理部(12)は第1の磁場
    (B01)を含むことと、前記分析部(13)は第2の磁
    場(B02)を含み、前記磁場(B01、B02)は異なる磁
    場強度を有することを特徴とする請求項14に記載の装
    置。
  16. 【請求項16】 核磁気共鳴(NMR)を用いて、少な
    くとも10秒、望ましくは1分、より特定すれば10分
    以上の非常に長いスピン格子緩和時間(T1)を有する
    サンプルを測定するための装置であって、前記緩和時間
    (T1 )は測定信号の増加に従って減少し、所定の種類
    の核の磁化の発生が短縮されるように前記サンプルが励
    起される第1の磁場(B01)を含む前処理部(12)を
    設けることと、その種の核の核磁気共鳴を測定する第2
    の磁場(B02)を含む分析部(13)を設け、前記磁場
    (B01、B02)は異なる磁場強度を有することを特徴と
    する装置。
  17. 【請求項17】 核磁気共鳴(NMR)を用いて、第1
    の物質を包含する第2の物質の内部の前記第1の物質を
    迅速に検出するための装置であって、前記装置は2つの
    磁場(B01、B02)を発生するための手段を含み、サン
    プルは前記2つの磁場(B01、B02)に順次曝露される
    前記2つの物質を含み、前記核磁気共鳴は前記サンプル
    が前記磁場の少なくとも一方(B02)に曝露された時に
    測定されるような装置において、前記第1の物質にのみ
    豊富な種類の核の磁化の発生が前記第1の磁場(B01
    内部で短縮されるような前処理部(12)を設けること
    と、前記第2の磁場(B02)内部でその種の核の核磁気
    共鳴を測定するための分析部(13)を設け、前記磁場
    (B01、B02)は異なる磁場強度を有しており、前記第
    1の物質だけが少なくとも10秒、望ましくは1分、さ
    らに特定すれば10分以上の非常に長いスピン格子緩和
    時間(T1 )を有することを特徴とする装置。
  18. 【請求項18】 前記第2の磁場(B02)は前記第1の
    磁場(B01)より少なくとも5倍強力であることを特徴
    とする請求項15〜17のいずれかに記載の装置。
  19. 【請求項19】 前記前処理部(12)と前記分析部
    (13)は異なる場所に配置されることを特徴とする請
    求項14〜17のいずれかに記載の装置。
  20. 【請求項20】 前記前処理部(12)は電子スピン共
    鳴(ESR)を励起するための装置(25、26)を含
    むことを特徴とする請求項14〜19のいずれかに記載
    の装置。
  21. 【請求項21】 連続波装置としてまたはパルス装置と
    して構成されることを特徴とする請求項20に記載の装
    置。
  22. 【請求項22】 前記前処理部(12)は超音波発振を
    励起するための装置(29〜33)またはイオン照射を
    放出するための装置(27、28)を含むことを特徴と
    する請求項14〜21のいずれかに記載の装置。
  23. 【請求項23】 前記前処理部(12)と前記分析部
    (13)を通ってサンプル材料を搬送するためのコンベ
    ア手段を設け、望ましくは、前記コンベア手段は前記前
    処理部(12)と前記分析部(13)を少なくとも1回
    以上通りサンプル材料を搬送するための再循環手段を含
    むことを特徴とする請求項14〜22のいずれかに記載
    の装置。
  24. 【請求項24】 前記分析部はイメージング核磁気共鳴
    測定のためのディスプレイ(52)を含むことを特徴と
    する請求項14〜23のいずれかに記載の装置。
  25. 【請求項25】 母岩内の結晶を迅速に特定するため、
    より特定すればキンバーライト母岩中のダイヤモンドを
    特定するための使用を特徴とする請求項14〜24のい
    ずれかに記載の装置。
  26. 【請求項26】 宝石鉱脈内で砕石装置の出力に配置さ
    れることを特徴とする請求項14〜25のいずれかに記
    載の装置。
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