JPH08320460A - 液晶パネルの製造方法およびガラス基板のスクライブ装置 - Google Patents
液晶パネルの製造方法およびガラス基板のスクライブ装置Info
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- JPH08320460A JPH08320460A JP7127618A JP12761895A JPH08320460A JP H08320460 A JPH08320460 A JP H08320460A JP 7127618 A JP7127618 A JP 7127618A JP 12761895 A JP12761895 A JP 12761895A JP H08320460 A JPH08320460 A JP H08320460A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 上下2枚のガラス基板3,4の間に液晶が配
置されるとともに複数個の表示エリアが形成されてなる
液晶パネル体1を割断して複数個の液晶パネルを製造す
る際に、一方のガラス基板3の表面に、カッターにより
罫書いて亀裂8を入れ、次にこの亀裂が入った表面を加
熱してこの亀裂8を深くした後、他方のガラス基板4の
表面を押圧して、各表示エリアごとに割断させて複数個
の液晶パネルを得る方法である。 【効果】 罫書線における亀裂の深さがさらに深くなる
ため、ロール体の押圧による割断工程において、スカー
トや欠けの無い確実な割断面が得られ、したがって大型
のガラス基板において、端材の少ない効率的な多数個の
液晶セルの配置が可能となるため、生産性の向上を図る
ことができる。
置されるとともに複数個の表示エリアが形成されてなる
液晶パネル体1を割断して複数個の液晶パネルを製造す
る際に、一方のガラス基板3の表面に、カッターにより
罫書いて亀裂8を入れ、次にこの亀裂が入った表面を加
熱してこの亀裂8を深くした後、他方のガラス基板4の
表面を押圧して、各表示エリアごとに割断させて複数個
の液晶パネルを得る方法である。 【効果】 罫書線における亀裂の深さがさらに深くなる
ため、ロール体の押圧による割断工程において、スカー
トや欠けの無い確実な割断面が得られ、したがって大型
のガラス基板において、端材の少ない効率的な多数個の
液晶セルの配置が可能となるため、生産性の向上を図る
ことができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶パネルの製造方法
およびガラス基板のスクライブ装置に関するものであ
る。
およびガラス基板のスクライブ装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、液晶パネルの量産化が進み、大型
のガラス基板に多数の液晶パネルを形成して一括に処理
する工程を導入し、生産性の向上を図っている。
のガラス基板に多数の液晶パネルを形成して一括に処理
する工程を導入し、生産性の向上を図っている。
【0003】このため、図8に示すように、できるだけ
多くの液晶パネル51を1枚の大型ガラス基板52内に
配置する構成が採られており、このことから液晶パネル
の表示部、あるいは配線引出し部以外の不要部分である
端材部分がどんどん小さくされており、したがって大型
ガラス基板52から多数の液晶パネル51を割断する割
断作業においては、狭いエリアでの高い割断精度が要求
されている。
多くの液晶パネル51を1枚の大型ガラス基板52内に
配置する構成が採られており、このことから液晶パネル
の表示部、あるいは配線引出し部以外の不要部分である
端材部分がどんどん小さくされており、したがって大型
ガラス基板52から多数の液晶パネル51を割断する割
断作業においては、狭いエリアでの高い割断精度が要求
されている。
【0004】この割断エリアの寸法は、従来、6〜10
mmの比較的幅の広い端材の割断作業であったため、例え
ば図9に示すように、上下のガラス基板53,54で構
成された液晶セルの上側のガラス基板53の表面に、超
鋼またはダイヤモンド焼結のカッター61で罫書線55
を入れ、次に図10に示すように、罫書線55が入れら
れた反対側表面の上方から硬質性ゴムなどで構成された
押圧用ローラ体62を押圧(圧接)させて、下側に位置
するガラス基板53の割断を行い、次に、上側のガラス
基板53と同様に、下側のガラス基板54をカッター6
1で罫書きした後、押圧用ローラ体62で押圧して割断
を行い、図11に示すように、複数個の液晶パネル52
を得ていた。
mmの比較的幅の広い端材の割断作業であったため、例え
ば図9に示すように、上下のガラス基板53,54で構
成された液晶セルの上側のガラス基板53の表面に、超
鋼またはダイヤモンド焼結のカッター61で罫書線55
を入れ、次に図10に示すように、罫書線55が入れら
れた反対側表面の上方から硬質性ゴムなどで構成された
押圧用ローラ体62を押圧(圧接)させて、下側に位置
するガラス基板53の割断を行い、次に、上側のガラス
基板53と同様に、下側のガラス基板54をカッター6
1で罫書きした後、押圧用ローラ体62で押圧して割断
を行い、図11に示すように、複数個の液晶パネル52
を得ていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の製造方法によると、さらなる生産性の向上、また
は液晶セル以外のパネルサイズをコンパクトにする狭額
縁を得ることができず、端材部分における幅としては、
2〜3mmが要求されている。
従来の製造方法によると、さらなる生産性の向上、また
は液晶セル以外のパネルサイズをコンパクトにする狭額
縁を得ることができず、端材部分における幅としては、
2〜3mmが要求されている。
【0006】このような端材幅になると、カッターの罫
書部以外で割断されたり、スカートと呼ばれる割断面が
ガラス表面に対して垂直に割断されずに、斜めになった
りして外形寸法の精度不良および配線部の端子欠けが発
生してしまう。
書部以外で割断されたり、スカートと呼ばれる割断面が
ガラス表面に対して垂直に割断されずに、斜めになった
りして外形寸法の精度不良および配線部の端子欠けが発
生してしまう。
【0007】このような不良発生を防止するために、カ
ッターの切り込み深さを調節したり、また押圧用ロール
体の押圧力を調整したり、微妙な条件設定が必要になる
という欠点があった。
ッターの切り込み深さを調節したり、また押圧用ロール
体の押圧力を調整したり、微妙な条件設定が必要になる
という欠点があった。
【0008】さらに、カッターの切り込み深さは、ガラ
ス基板の反り、カッターの刃部の摩耗などの原因によ
り、バラツキやすく、したがって切り込み深さの浅い部
分で割断不良が発生するという問題もあった。
ス基板の反り、カッターの刃部の摩耗などの原因によ
り、バラツキやすく、したがって切り込み深さの浅い部
分で割断不良が発生するという問題もあった。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に、本発明の液晶パネルの製造方法は、上下2枚のガラ
ス基板の間に液晶が配置されるとともに複数個の表示エ
リアが形成されてなる液晶パネル体を割断して複数個の
液晶パネルを製造する際に、上下どちらか一方のガラス
基板の表面に、カッターにより罫書いて亀裂を入れ、次
にこの亀裂が入った表面を加熱して上記亀裂を深くした
後、反対側の表面を押圧して、各表示エリアごとに割断
させて複数個の液晶パネルを得る方法である。
に、本発明の液晶パネルの製造方法は、上下2枚のガラ
ス基板の間に液晶が配置されるとともに複数個の表示エ
リアが形成されてなる液晶パネル体を割断して複数個の
液晶パネルを製造する際に、上下どちらか一方のガラス
基板の表面に、カッターにより罫書いて亀裂を入れ、次
にこの亀裂が入った表面を加熱して上記亀裂を深くした
後、反対側の表面を押圧して、各表示エリアごとに割断
させて複数個の液晶パネルを得る方法である。
【0010】また、上記問題を解決するために、本発明
のガラス基板のスクライブ装置は、装置本体下部にガラ
ス基板を載置するテーブルを設け、装置本体の上部に、
上記テーブルに載置されたガラス基板の表面を罫書いて
亀裂を入れるカッターを設けるとともに、上記カッター
で亀裂が入れられたガラス基板の表面を加熱する加熱手
段を設けたものである。
のガラス基板のスクライブ装置は、装置本体下部にガラ
ス基板を載置するテーブルを設け、装置本体の上部に、
上記テーブルに載置されたガラス基板の表面を罫書いて
亀裂を入れるカッターを設けるとともに、上記カッター
で亀裂が入れられたガラス基板の表面を加熱する加熱手
段を設けたものである。
【0011】
【作用】上記の製造方法およびスクライブ装置の構成に
よると、液晶パネル体を構成するガラス基板の罫書面を
加熱するため、罫書面に伸びが発生して、罫書面側が凸
状に反る。この反りのため、罫書部が引き延ばされて最
初の罫書きで入った亀裂の深さがさらに深くなる。
よると、液晶パネル体を構成するガラス基板の罫書面を
加熱するため、罫書面に伸びが発生して、罫書面側が凸
状に反る。この反りのため、罫書部が引き延ばされて最
初の罫書きで入った亀裂の深さがさらに深くなる。
【0012】したがって、後工程であるローラ体の押圧
による割断工程において、スカートや欠けの無い確実な
割断面が得られる。
による割断工程において、スカートや欠けの無い確実な
割断面が得られる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の液晶パネルの製造方法および
液晶パネルのスクライブ装置の一実施例を、図面に基づ
き説明する。
液晶パネルのスクライブ装置の一実施例を、図面に基づ
き説明する。
【0014】まず、液晶パネルの構成について説明す
る。図4および図5において、1は大型の液晶パネル体
で、それぞれ表示エリアを有する多数(図4において
は、4個の場合を示している)の液晶パネル2(2A、
2B、2C、2D)を一度に形成するものである。
る。図4および図5において、1は大型の液晶パネル体
で、それぞれ表示エリアを有する多数(図4において
は、4個の場合を示している)の液晶パネル2(2A、
2B、2C、2D)を一度に形成するものである。
【0015】この液晶パネル体1は、上側の第1ガラス
基板(一般にはカラーフィルターが形成されている)3
と、下側の第2ガラス基板(一般にはTFTトランジス
ターが形成されている)4と、これら両ガラス基板3,
4間に配置される液晶5とで構成され、またこれら両ガ
ラス基板3,4同士は、エポキシまたはUV樹脂のシー
ル接着材6により互いに貼り合わせられている。
基板(一般にはカラーフィルターが形成されている)3
と、下側の第2ガラス基板(一般にはTFTトランジス
ターが形成されている)4と、これら両ガラス基板3,
4間に配置される液晶5とで構成され、またこれら両ガ
ラス基板3,4同士は、エポキシまたはUV樹脂のシー
ル接着材6により互いに貼り合わせられている。
【0016】次に、この液晶パネル体1表面の所定位置
を、スクライブ装置により罫書いた後、その罫書線7の
部分を、ブレーク装置により押圧して割断することによ
り、複数個の液晶パネル2を同時に製造する方法につい
て説明する。
を、スクライブ装置により罫書いた後、その罫書線7の
部分を、ブレーク装置により押圧して割断することによ
り、複数個の液晶パネル2を同時に製造する方法につい
て説明する。
【0017】まず、スクライブ装置を、図1および図2
に基づき説明する。このスクライブ装置11は、装置本
体12と、この装置本体12内の底部に配置されたガイ
ド部材13により所定方向に移動自在に設けられた可動
体14と、この可動体14の上部に水平面内で回転自在
に設けられるととももに液晶パネル体1を載置するため
の回転テーブル15と、この回転テーブル15内に設け
られるとともにその上面に載置された液晶パネル体1の
表面すなわち下面を加熱する加熱ヒータ(加熱手段の一
例で、具体的には、コイルヒータが使用される)16
と、同じくこの回転テーブル15の4箇所に設けられて
その上面に載置された液晶パネル体1を持ち上げるため
の昇降用ピン17と、装置本体12の上枠部11aにか
つ上記可動体14の移動方向と直角方向に配置された回
転ねじ軸体18と、この回転ねじ軸体18に螺合された
移動体19と、この移動体19に例えばシリンダー装置
などを介して昇降自在に取り付けられて回転テーブル1
5上の液晶パネル体1の表面に罫書線7を入れるための
円形カッター(例えば、外周にダイヤモンド刃が設けら
れたもの)20と、装置本体12側に設けられて回転テ
ーブル15上の液晶パネル体1の表面に圧縮空気を吹き
付けて冷却を行う冷却用エアー吹付ノズル21とから構
成されている。
に基づき説明する。このスクライブ装置11は、装置本
体12と、この装置本体12内の底部に配置されたガイ
ド部材13により所定方向に移動自在に設けられた可動
体14と、この可動体14の上部に水平面内で回転自在
に設けられるととももに液晶パネル体1を載置するため
の回転テーブル15と、この回転テーブル15内に設け
られるとともにその上面に載置された液晶パネル体1の
表面すなわち下面を加熱する加熱ヒータ(加熱手段の一
例で、具体的には、コイルヒータが使用される)16
と、同じくこの回転テーブル15の4箇所に設けられて
その上面に載置された液晶パネル体1を持ち上げるため
の昇降用ピン17と、装置本体12の上枠部11aにか
つ上記可動体14の移動方向と直角方向に配置された回
転ねじ軸体18と、この回転ねじ軸体18に螺合された
移動体19と、この移動体19に例えばシリンダー装置
などを介して昇降自在に取り付けられて回転テーブル1
5上の液晶パネル体1の表面に罫書線7を入れるための
円形カッター(例えば、外周にダイヤモンド刃が設けら
れたもの)20と、装置本体12側に設けられて回転テ
ーブル15上の液晶パネル体1の表面に圧縮空気を吹き
付けて冷却を行う冷却用エアー吹付ノズル21とから構
成されている。
【0018】なお、図示しないが、可動体14の移動、
回転テーブル15の回転などを行わせる駆動装置がそれ
ぞれ設けられている。このスクライブ装置11には、昇
降用ピン17により上昇された液晶パネル体1を保持す
るとともに、反転(裏返す)させる反転装置(図示せ
ず)が具備されている。
回転テーブル15の回転などを行わせる駆動装置がそれ
ぞれ設けられている。このスクライブ装置11には、昇
降用ピン17により上昇された液晶パネル体1を保持す
るとともに、反転(裏返す)させる反転装置(図示せ
ず)が具備されている。
【0019】例えば、この反転装置は、上昇された液晶
パネル体1を把持するロボットアームと、このロボット
アームにより保持された液晶パネル体1を載置して反転
させる反転台とから構成されている。勿論、ロボットア
ームにより、液晶パネル体1を保持させ、そのまま反転
させるようにしてもよい。
パネル体1を把持するロボットアームと、このロボット
アームにより保持された液晶パネル体1を載置して反転
させる反転台とから構成されている。勿論、ロボットア
ームにより、液晶パネル体1を保持させ、そのまま反転
させるようにしてもよい。
【0020】また、図3に示すように、液晶パネル体1
を割断(ブレーク)するブレーク装置31は、装置本体
32の下部に配置されてスクライブ装置11で罫書線7
(亀裂8)が入れられた液晶パネル体1を載置する載置
台33と、装置本体32の上部に設けられて、載置台3
3に罫書線7(亀裂8)が入った面を上側にして載置さ
れた液晶パネル体1の表面を、上方から押圧(圧接)す
る押圧用ローラ体(例えば、硬質性ゴムなどの弾性材料
により構成されている)34とから構成されている。な
お、上記載置台33は、スクライブ装置11における回
転テーブル15と同様に、所定方向に移動および水平面
内で回転可能に構成されており、また押圧用ローラ体3
4についても、所定方向に移動自在に設けられた移動体
35に取り付けられるとともに、載置台33に載置され
た液晶パネル体1の表面を押圧し得るように、例えばシ
リンダー装置などを介して移動体35側に取り付けられ
ている。
を割断(ブレーク)するブレーク装置31は、装置本体
32の下部に配置されてスクライブ装置11で罫書線7
(亀裂8)が入れられた液晶パネル体1を載置する載置
台33と、装置本体32の上部に設けられて、載置台3
3に罫書線7(亀裂8)が入った面を上側にして載置さ
れた液晶パネル体1の表面を、上方から押圧(圧接)す
る押圧用ローラ体(例えば、硬質性ゴムなどの弾性材料
により構成されている)34とから構成されている。な
お、上記載置台33は、スクライブ装置11における回
転テーブル15と同様に、所定方向に移動および水平面
内で回転可能に構成されており、また押圧用ローラ体3
4についても、所定方向に移動自在に設けられた移動体
35に取り付けられるとともに、載置台33に載置され
た液晶パネル体1の表面を押圧し得るように、例えばシ
リンダー装置などを介して移動体35側に取り付けられ
ている。
【0021】次に、大型の液晶パネル体1の割断作業に
ついて説明する。まず、液晶パネル体1をスクライブ装
置11の回転テーブル15上に載置し、所定の大きさの
液晶パネル2が得られるように、回転ねじ軸体18を介
してカッター20を所定位置に移動させた後、その表面
に所定の力でもって押し付けるとともに、可動体14を
所定方向に移動させて、液晶パネル体1の上側の第1ガ
ラス基板3の表面に罫書線7を入れて、所定深さの亀裂
8を発生させる。
ついて説明する。まず、液晶パネル体1をスクライブ装
置11の回転テーブル15上に載置し、所定の大きさの
液晶パネル2が得られるように、回転ねじ軸体18を介
してカッター20を所定位置に移動させた後、その表面
に所定の力でもって押し付けるとともに、可動体14を
所定方向に移動させて、液晶パネル体1の上側の第1ガ
ラス基板3の表面に罫書線7を入れて、所定深さの亀裂
8を発生させる。
【0022】この動作を繰り返して、所定本数の罫書線
7すなわち亀裂8を入れた後、回転テーブル15を90
度回転させて、上記の罫書線7とは直交するように、所
定位置にそれぞれ罫書線7を入れて、亀裂8を発生させ
る(図4参照)。
7すなわち亀裂8を入れた後、回転テーブル15を90
度回転させて、上記の罫書線7とは直交するように、所
定位置にそれぞれ罫書線7を入れて、亀裂8を発生させ
る(図4参照)。
【0023】次に、昇降用ピン17により液晶パネル体
1を上昇させ、そして反転装置により液晶パネル体1を
反転させた後、液晶パネル体1を回転テーブル15上に
戻す。
1を上昇させ、そして反転装置により液晶パネル体1を
反転させた後、液晶パネル体1を回転テーブル15上に
戻す。
【0024】この時、液晶パネル体1の亀裂8が入れら
れた表面は下側となっており、この状態で、加熱ヒータ
16に電源を供給して、その表面を60℃〜80℃に加
熱するとともに、その反対側の表面(第2ガラス基板4
側)に冷却用エアー吹付ノズル21より冷却用エアーを
吹き付ける。このように、液晶パネル体1の下面が加熱
されかつ上面が冷却されると、下側に位置している第1
ガラス基板3の熱膨張により、図6に示すように、液晶
パネル体1全体に凸状に反りが発生し、この反りにより
罫書きにより発生した亀裂8がさらに深くなる。
れた表面は下側となっており、この状態で、加熱ヒータ
16に電源を供給して、その表面を60℃〜80℃に加
熱するとともに、その反対側の表面(第2ガラス基板4
側)に冷却用エアー吹付ノズル21より冷却用エアーを
吹き付ける。このように、液晶パネル体1の下面が加熱
されかつ上面が冷却されると、下側に位置している第1
ガラス基板3の熱膨張により、図6に示すように、液晶
パネル体1全体に凸状に反りが発生し、この反りにより
罫書きにより発生した亀裂8がさらに深くなる。
【0025】この反り量は、加熱温度の設定と加熱時間
により最大5mm程度となるが、例えば実験によると、加
熱温度が60℃〜80℃、加熱時間が10秒で良好な反
り量が得られた。
により最大5mm程度となるが、例えば実験によると、加
熱温度が60℃〜80℃、加熱時間が10秒で良好な反
り量が得られた。
【0026】しかし、加熱条件はガラス基板の厚み、ガ
ラス基板の熱履歴などで異なるので、上記条件に限られ
るものではない。また、この亀裂8は液晶パネル体1が
均一に反りを生じていることから、罫書線7の垂直方向
(ガラス基板の反対側表面に向かって)にほぼ均一に発
生する。
ラス基板の熱履歴などで異なるので、上記条件に限られ
るものではない。また、この亀裂8は液晶パネル体1が
均一に反りを生じていることから、罫書線7の垂直方向
(ガラス基板の反対側表面に向かって)にほぼ均一に発
生する。
【0027】次に、この液晶パネル体1をブレーク装置
31に移動させ、押圧用ローラ体34を罫書線7に沿っ
て上から押圧(圧接)して第1ガラス基板3を割断す
る。このように、罫書線7を入れた後、そのガラス基板
3の表面を加熱しかつ反対側のガラス基板4の表面を冷
却するようにしているので、最初に入れた罫書線7によ
る亀裂8よりも深い亀裂が形成され、したがって従来強
い押圧力で割断していたものが、約半分の押圧力で割断
することが可能となり、割断面もスカートと呼ばれる斜
め面にならず精度よく割断できる。
31に移動させ、押圧用ローラ体34を罫書線7に沿っ
て上から押圧(圧接)して第1ガラス基板3を割断す
る。このように、罫書線7を入れた後、そのガラス基板
3の表面を加熱しかつ反対側のガラス基板4の表面を冷
却するようにしているので、最初に入れた罫書線7によ
る亀裂8よりも深い亀裂が形成され、したがって従来強
い押圧力で割断していたものが、約半分の押圧力で割断
することが可能となり、割断面もスカートと呼ばれる斜
め面にならず精度よく割断できる。
【0028】次に、個々の液晶パネル2にするために、
第2ガラス基板4も第1ガラス基板3と同様の工程を経
て割断する。すなわち、個々の液晶パネル2を精度よく
得ることができる。
第2ガラス基板4も第1ガラス基板3と同様の工程を経
て割断する。すなわち、個々の液晶パネル2を精度よく
得ることができる。
【0029】ところで、上記実施例においては、液晶パ
ネル体1の一方の表面を加熱するとともに、他方の表面
を冷却するように説明したが、例えば冷却をしない場合
でも、液晶パネル体1の割断を精度良く行うことができ
る。
ネル体1の一方の表面を加熱するとともに、他方の表面
を冷却するように説明したが、例えば冷却をしない場合
でも、液晶パネル体1の割断を精度良く行うことができ
る。
【0030】また、上記実施例においては、加熱手段と
して加熱ヒータだけを用いたが、例えば図7に示すよう
に、スクライブ装置31に、加熱ヒータ16に加えて温
風ヒータ41を設置し、高温のエアーを液晶パネル体1
のガラス基板に吹き付けて、反りを発生させることもで
きる。この場合、上記実施例で説明したように、罫書線
を入れた表面を加熱ヒータ16が組み込まれた回転テー
ブル15の表面に接触させるために、液晶パネル体1を
反転させる必要が無い。
して加熱ヒータだけを用いたが、例えば図7に示すよう
に、スクライブ装置31に、加熱ヒータ16に加えて温
風ヒータ41を設置し、高温のエアーを液晶パネル体1
のガラス基板に吹き付けて、反りを発生させることもで
きる。この場合、上記実施例で説明したように、罫書線
を入れた表面を加熱ヒータ16が組み込まれた回転テー
ブル15の表面に接触させるために、液晶パネル体1を
反転させる必要が無い。
【0031】さらに、この場合、温風ヒータ41の加熱
電源を停止させて、エアーのみを吹き付けることによ
り、加熱ヒータ16により、下面側が加熱された状態の
液晶パネル体1の上面側を、そのまま冷却することがで
きる。
電源を停止させて、エアーのみを吹き付けることによ
り、加熱ヒータ16により、下面側が加熱された状態の
液晶パネル体1の上面側を、そのまま冷却することがで
きる。
【0032】
【発明の効果】上記本発明の製造方法およびスクライブ
装置の構成によると、液晶パネル体を構成するガラス基
板の罫書面を加熱するため、罫書面に伸びが発生して、
罫書面側が凸状に反る。この反りのため、罫書部が引き
延ばされて最初の罫書きで入った亀裂の深さがさらに深
くなる。
装置の構成によると、液晶パネル体を構成するガラス基
板の罫書面を加熱するため、罫書面に伸びが発生して、
罫書面側が凸状に反る。この反りのため、罫書部が引き
延ばされて最初の罫書きで入った亀裂の深さがさらに深
くなる。
【0033】すなわち、後工程であるロール体の押圧に
よる割断工程において、スカートや欠けの無い確実な割
断面が得られるため、大型のガラス基板において、端材
の少ない効率的な多数個の液晶セルの配置が可能とな
り、したがって狭額縁のコンパクトな液晶パネルを得る
ことができるので、生産性の向上を図ることができる。
よる割断工程において、スカートや欠けの無い確実な割
断面が得られるため、大型のガラス基板において、端材
の少ない効率的な多数個の液晶セルの配置が可能とな
り、したがって狭額縁のコンパクトな液晶パネルを得る
ことができるので、生産性の向上を図ることができる。
【0034】また、スクライブ装置に、ガラス基板の加
熱手段を設けたので、より確実な罫書き、すなわちより
深い亀裂を発生させることができる。
熱手段を設けたので、より確実な罫書き、すなわちより
深い亀裂を発生させることができる。
【図1】本発明の一実施例におけるスクライブ装置の全
体斜視図である。
体斜視図である。
【図2】同実施例におけるスクライブ装置の正面図であ
る。
る。
【図3】同実施例におけるブレーク装置の正面図であ
る。
る。
【図4】同実施例における液晶パネル体の平面図であ
る。
る。
【図5】同実施例における液晶パネル体の正面図であ
る。
る。
【図6】同実施例における液晶パネル体の加熱状態を示
す正面図である。
す正面図である。
【図7】本発明のスクライブ装置の変形例を示す正面図
である。
である。
【図8】従来例における液晶パネルの製造方法を説明す
る液晶パネル体の平面図である。
る液晶パネル体の平面図である。
【図9】従来例における液晶パネルの製造方法を説明す
る液晶パネル体の正面図である。
る液晶パネル体の正面図である。
【図10】従来例における液晶パネルの製造方法を説明
する液晶パネル体の正面図である。
する液晶パネル体の正面図である。
【図11】従来例における液晶パネルの製造方法を説明
する液晶パネル体の正面図である。
する液晶パネル体の正面図である。
1 液晶パネル体 2 液晶パネル 3 第1ガラス基板 4 第2ガラス基板 7 罫書線 8 亀裂 11 スクライブ装置 15 回転テーブル 16 加熱ヒータ 19 移動体 20 カッター 21 冷却用エアー吹付ノズル 31 ブレーク装置
Claims (4)
- 【請求項1】上下2枚のガラス基板の間に液晶が配置さ
れるとともに複数個の表示エリアが形成されてなる液晶
パネル体を割断して複数個の液晶パネルを製造する際
に、上下どちらか一方のガラス基板の表面に、カッター
により罫書いて亀裂を入れ、次にこの亀裂が入った表面
を加熱して上記亀裂を深くした後、反対側の表面を押圧
して、各表示エリアごとに割断させて複数個の液晶パネ
ルを得ることを特徴とする液晶パネルの製造方法。 - 【請求項2】ガラス基板の亀裂が入った表面とは反対側
の表面を冷却することを特徴とする請求項1記載の液晶
パネルの製造方法。 - 【請求項3】装置本体下部にガラス基板を載置するテー
ブルを設け、装置本体の上部に、上記テーブルに載置さ
れたガラス基板の表面を罫書いて亀裂を入れるカッター
を設けるとともに、上記カッターで亀裂が入れられたガ
ラス基板の表面を加熱する加熱手段を設けたことを特徴
とするガラス基板のスクライブ装置。 - 【請求項4】テーブルに載置されたガラス基板の表面を
冷却する冷却手段を設けた請求項3記載のガラス基板の
スクライブ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7127618A JPH08320460A (ja) | 1995-05-26 | 1995-05-26 | 液晶パネルの製造方法およびガラス基板のスクライブ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7127618A JPH08320460A (ja) | 1995-05-26 | 1995-05-26 | 液晶パネルの製造方法およびガラス基板のスクライブ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08320460A true JPH08320460A (ja) | 1996-12-03 |
Family
ID=14964550
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7127618A Pending JPH08320460A (ja) | 1995-05-26 | 1995-05-26 | 液晶パネルの製造方法およびガラス基板のスクライブ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08320460A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020054701A (ko) * | 2000-12-28 | 2002-07-08 | 구본준, 론 위라하디락사 | 액정패널의 제조방법 |
| JP2004279630A (ja) * | 2003-03-14 | 2004-10-07 | Miyota Kk | 液晶表示パネルの製造方法 |
| KR100692853B1 (ko) * | 2005-04-19 | 2007-03-13 | 엘지전자 주식회사 | 평판 표시소자의 제조장치 및 제조방법 |
| US7319503B2 (en) | 2002-03-09 | 2008-01-15 | Lg.Philips Lcd Co., Ltd. | Method for cutting liquid crystal display panel |
| JP2012092010A (ja) * | 2011-11-10 | 2012-05-17 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | ガラス加工装置 |
| CN112987364A (zh) * | 2019-12-13 | 2021-06-18 | 群创光电股份有限公司 | 电子装置及其制作方法 |
-
1995
- 1995-05-26 JP JP7127618A patent/JPH08320460A/ja active Pending
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| CN112987364A (zh) * | 2019-12-13 | 2021-06-18 | 群创光电股份有限公司 | 电子装置及其制作方法 |
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