JPH08321612A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents
半導体装置及びその製造方法Info
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- JPH08321612A JPH08321612A JP15235995A JP15235995A JPH08321612A JP H08321612 A JPH08321612 A JP H08321612A JP 15235995 A JP15235995 A JP 15235995A JP 15235995 A JP15235995 A JP 15235995A JP H08321612 A JPH08321612 A JP H08321612A
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- Japan
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- film
- semiconductor device
- gate
- compressive stress
- refractory metal
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ポリサイドゲート構造の半導体装置におい
て、熱処理後の高融点金属シリサイド膜中の引っ張り応
力による半導体素子のホットキャリヤの増速劣化を抑制
する。 【構成】 半導体基板0上にウエル領域1、素子分離領
域2を形成し、ゲート絶縁膜になるゲート酸化膜3、多
結晶シリコン4を成長し、CVDタングステンシリサイ
ド膜5を堆積し、さらに圧縮応力膜としてCVD O3
−TEOS SiO2 膜6を堆積した。ゲート酸化膜、
多結晶シリコン、CVDタングステンシリサイド膜、S
iO2 膜6を同時にエッチングしてゲート絶縁膜、ゲー
ト電極を形成し、LDD構造のソース/ドレイン領域を
形成した後、層間絶縁膜10を半導体基板0の全面に堆
積させた。リフロー工程において層間絶縁膜10を平坦
化した後、層間絶縁膜12および配線13を形成し、最
終的にパッシベーション膜14を形成した。
て、熱処理後の高融点金属シリサイド膜中の引っ張り応
力による半導体素子のホットキャリヤの増速劣化を抑制
する。 【構成】 半導体基板0上にウエル領域1、素子分離領
域2を形成し、ゲート絶縁膜になるゲート酸化膜3、多
結晶シリコン4を成長し、CVDタングステンシリサイ
ド膜5を堆積し、さらに圧縮応力膜としてCVD O3
−TEOS SiO2 膜6を堆積した。ゲート酸化膜、
多結晶シリコン、CVDタングステンシリサイド膜、S
iO2 膜6を同時にエッチングしてゲート絶縁膜、ゲー
ト電極を形成し、LDD構造のソース/ドレイン領域を
形成した後、層間絶縁膜10を半導体基板0の全面に堆
積させた。リフロー工程において層間絶縁膜10を平坦
化した後、層間絶縁膜12および配線13を形成し、最
終的にパッシベーション膜14を形成した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置およびその製
造方法に関し、特に高速化を可能にするポリサイドゲー
ト構造の半導体装置において、そのゲート絶縁膜と半導
体との界面にかかる応力による半導体素子の劣化を抑制
できる半導体装置と、その製造方法に関する。
造方法に関し、特に高速化を可能にするポリサイドゲー
ト構造の半導体装置において、そのゲート絶縁膜と半導
体との界面にかかる応力による半導体素子の劣化を抑制
できる半導体装置と、その製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリサイドゲート構造の半導体装置にお
ける、ゲート絶縁膜と半導体との界面にかかる応力によ
るホットキャリヤ信頼性低下についての報告が、1994 I
EEE International Reliability Physics Symposium,
講演番号2A. 1 ,Apr. 1994 (ベルギーのIMEC)におい
てなされている。
ける、ゲート絶縁膜と半導体との界面にかかる応力によ
るホットキャリヤ信頼性低下についての報告が、1994 I
EEE International Reliability Physics Symposium,
講演番号2A. 1 ,Apr. 1994 (ベルギーのIMEC)におい
てなされている。
【0003】この報告の内容を要約すると、「0.7μ
mCMOSプロセスで作製したLDD nMOSFE
T、Tiシリサイド/ポリシリコンゲート構造の半導体
素子において、外部から強制的に応力をかけてゲート絶
縁膜と半導体との界面にかかる応力のホットキャリヤ劣
化への影響を調べた結果、圧縮応力のときは半導体素子
の劣化を抑える方向に働き、反対に引っ張り応力のとき
は、半導体素子の劣化を加速する方向に働くことがわか
った。」となる。
mCMOSプロセスで作製したLDD nMOSFE
T、Tiシリサイド/ポリシリコンゲート構造の半導体
素子において、外部から強制的に応力をかけてゲート絶
縁膜と半導体との界面にかかる応力のホットキャリヤ劣
化への影響を調べた結果、圧縮応力のときは半導体素子
の劣化を抑える方向に働き、反対に引っ張り応力のとき
は、半導体素子の劣化を加速する方向に働くことがわか
った。」となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】高融点金属シリサイド
/ポリシリコンゲート(ポリサイド)構造の半導体素子
において、高融点金属シリサイドは層間絶縁膜プロセス
のリフローなどの熱処理を経ると室温状態に戻った時
に、膜中に引っ張り応力が存在することがわかってい
る。
/ポリシリコンゲート(ポリサイド)構造の半導体素子
において、高融点金属シリサイドは層間絶縁膜プロセス
のリフローなどの熱処理を経ると室温状態に戻った時
に、膜中に引っ張り応力が存在することがわかってい
る。
【0005】したがって本発明の目的は、高速化を可能
にするポリサイドゲート構造の半導体装置において、熱
処理後の高融点金属シリサイド膜中の引っ張り応力によ
る半導体素子のホットキャリヤの増速劣化を抑制できる
半導体装置と、その製造方法を提供することである。
にするポリサイドゲート構造の半導体装置において、熱
処理後の高融点金属シリサイド膜中の引っ張り応力によ
る半導体素子のホットキャリヤの増速劣化を抑制できる
半導体装置と、その製造方法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の半導体
装置は、ポリサイドゲートがポリシリコン膜、高融点金
属シリサイド膜および、後工程の熱処理後に膜内に圧縮
応力をもつ膜(圧縮応力膜)の3層で形成されているこ
とを特徴とする。
装置は、ポリサイドゲートがポリシリコン膜、高融点金
属シリサイド膜および、後工程の熱処理後に膜内に圧縮
応力をもつ膜(圧縮応力膜)の3層で形成されているこ
とを特徴とする。
【0007】請求項2に記載の半導体装置は、請求項1
において圧縮応力膜が、絶縁膜またはアモルファス半導
体膜であることを特徴とする。
において圧縮応力膜が、絶縁膜またはアモルファス半導
体膜であることを特徴とする。
【0008】請求項3に記載の半導体装置の製造方法
は、ポリサイドゲート構造の半導体装置を製造する方法
において、ポリシリコン膜上に高融点金属膜を形成し、
ゲート電極形状にパターニングする際、高融点金属膜の
面積をポリシリコン膜の面積よりも小さくすることを特
徴とする。
は、ポリサイドゲート構造の半導体装置を製造する方法
において、ポリシリコン膜上に高融点金属膜を形成し、
ゲート電極形状にパターニングする際、高融点金属膜の
面積をポリシリコン膜の面積よりも小さくすることを特
徴とする。
【0009】請求項4に記載の半導体装置の製造方法
は、請求項1または2に記載の半導体装置を製造する方
法であって、ポリシリコン膜上に高融点金属膜を形成
し、ゲート電極形状にパターニングする際、高融点金属
膜の面積をポリシリコン膜の面積よりも小さくすること
を特徴とする。
は、請求項1または2に記載の半導体装置を製造する方
法であって、ポリシリコン膜上に高融点金属膜を形成
し、ゲート電極形状にパターニングする際、高融点金属
膜の面積をポリシリコン膜の面積よりも小さくすること
を特徴とする。
【0010】請求項5に記載の半導体装置は、請求項1
もしくは2に記載の半導体装置、または請求項3もしく
は4に記載の製造方法で作製された半導体装置であっ
て、ポリサイドゲートが(110)の結晶面方位に沿っ
て配置されていることを特徴とする。
もしくは2に記載の半導体装置、または請求項3もしく
は4に記載の製造方法で作製された半導体装置であっ
て、ポリサイドゲートが(110)の結晶面方位に沿っ
て配置されていることを特徴とする。
【0011】請求項6に記載の半導体装置の製造方法
は、ポリシリコン膜とシリサイド膜を堆積することによ
りポリサイドゲートを2層構造に形成し、ゲート形状に
パターニングした後、圧縮応力膜を基板全面に形成する
ことを特徴とする。
は、ポリシリコン膜とシリサイド膜を堆積することによ
りポリサイドゲートを2層構造に形成し、ゲート形状に
パターニングした後、圧縮応力膜を基板全面に形成する
ことを特徴とする。
【0012】請求項7に記載の半導体装置の製造方法
は、請求項6において圧縮応力膜が絶縁膜であることを
特徴とする。
は、請求項6において圧縮応力膜が絶縁膜であることを
特徴とする。
【0013】請求項8に記載の半導体装置は、請求項6
または7に記載の半導体装置の製造方法で作製された半
導体装置であって、ポリサイドゲートが(110)の結
晶面方位に沿って配置されていることを特徴とする。
または7に記載の半導体装置の製造方法で作製された半
導体装置であって、ポリサイドゲートが(110)の結
晶面方位に沿って配置されていることを特徴とする。
【0014】以下、本発明の構成・作用について具体的
に説明する。本発明の半導体装置の製造方法においてデ
ュアルポリサイドゲートを形成する工程は、ゲート絶縁
膜上にn型ポリシリコン膜、p型ポリシリコン膜を形成
した後、高融点金属または高融点金属シリサイドをCV
D法またはスパッタ法で形成する工程を含み、前記の高
融点金属または高融点金属シリサイド上に後工程の熱処
理により膜中に圧縮応力をもつような膜、例えばTEO
Sを原料とした絶縁膜またはa−Geのようなアモルフ
ァス半導体をCVD法で形成し、ゲート形状にパターニ
ングする工程となっている。
に説明する。本発明の半導体装置の製造方法においてデ
ュアルポリサイドゲートを形成する工程は、ゲート絶縁
膜上にn型ポリシリコン膜、p型ポリシリコン膜を形成
した後、高融点金属または高融点金属シリサイドをCV
D法またはスパッタ法で形成する工程を含み、前記の高
融点金属または高融点金属シリサイド上に後工程の熱処
理により膜中に圧縮応力をもつような膜、例えばTEO
Sを原料とした絶縁膜またはa−Geのようなアモルフ
ァス半導体をCVD法で形成し、ゲート形状にパターニ
ングする工程となっている。
【0015】前記のようなプロセスにより高融点金属シ
リサイド膜中の引っ張り応力は、その膜上の圧縮応力を
もつ膜で緩和され、実効的にゲート絶縁膜と半導体との
界面にかかる応力をゼロ、または圧縮応力にすることが
できるので、高融点金属シリサイド膜中の引っ張り応力
による半導体素子のホットキャリヤの増速劣化を抑制す
ることになる。ここで用いる高融点金属にはタングステ
ン、チタン、クロム、コバルトなどがある。
リサイド膜中の引っ張り応力は、その膜上の圧縮応力を
もつ膜で緩和され、実効的にゲート絶縁膜と半導体との
界面にかかる応力をゼロ、または圧縮応力にすることが
できるので、高融点金属シリサイド膜中の引っ張り応力
による半導体素子のホットキャリヤの増速劣化を抑制す
ることになる。ここで用いる高融点金属にはタングステ
ン、チタン、クロム、コバルトなどがある。
【0016】さらに前記のような3層構造のポリシリコ
ンゲートを形成する際、ポリシリコン膜上に高融点金属
膜を形成し、ポリシリコン膜と高融点金属膜のエッチン
グレートの違いの利用して、高融点金属膜の面積をポリ
シリコン膜の面積よりも小さいゲート電極にすること
で、ゲート電極のドレイン側への後工程で形成される高
融点金属シリサイド膜中の引っ張り応力の影響を小さく
できる。よって、半導体素子のホットキャリヤの増速劣
化を抑制することができる。
ンゲートを形成する際、ポリシリコン膜上に高融点金属
膜を形成し、ポリシリコン膜と高融点金属膜のエッチン
グレートの違いの利用して、高融点金属膜の面積をポリ
シリコン膜の面積よりも小さいゲート電極にすること
で、ゲート電極のドレイン側への後工程で形成される高
融点金属シリサイド膜中の引っ張り応力の影響を小さく
できる。よって、半導体素子のホットキャリヤの増速劣
化を抑制することができる。
【0017】また、ゲート酸化膜の内部応力の面方位依
存性を利用して、内部応力の圧縮応力が最大になる(1
10)面に沿ってポリシリコンゲートを形成すれば、高
融点金属シリサイド膜中の引っ張り応力は、ゲート絶縁
膜と半導体との界面にかかる圧縮応力により緩和され、
実効的にゲート絶縁膜と半導体との界面にかかる応力を
ゼロまたは圧縮応力にすることができる。
存性を利用して、内部応力の圧縮応力が最大になる(1
10)面に沿ってポリシリコンゲートを形成すれば、高
融点金属シリサイド膜中の引っ張り応力は、ゲート絶縁
膜と半導体との界面にかかる圧縮応力により緩和され、
実効的にゲート絶縁膜と半導体との界面にかかる応力を
ゼロまたは圧縮応力にすることができる。
【0018】また、ポリシリコンゲートをポリシリコン
膜、シリサイド膜の2層構造にし、TEOSを原料とし
た絶縁膜または、a−Geのようなアモルファス半導体
膜などの圧縮応力膜を基板全面にCVD法により堆積さ
せれば、ポリシリコンゲートを圧縮応力膜で覆うことに
なる。すなわち、圧縮応力膜の圧縮応力は、高融点金属
シリサイド膜中の引っ張り応力を緩和し、かつ高融点金
属シリサイド膜中の引っ張り応力よりもゲート絶縁膜と
半導体との界面への影響がより大きくなるので、実効的
にゲート絶縁膜と半導体との界面にかかる応力をゼロま
たは圧縮応力にすることができる。
膜、シリサイド膜の2層構造にし、TEOSを原料とし
た絶縁膜または、a−Geのようなアモルファス半導体
膜などの圧縮応力膜を基板全面にCVD法により堆積さ
せれば、ポリシリコンゲートを圧縮応力膜で覆うことに
なる。すなわち、圧縮応力膜の圧縮応力は、高融点金属
シリサイド膜中の引っ張り応力を緩和し、かつ高融点金
属シリサイド膜中の引っ張り応力よりもゲート絶縁膜と
半導体との界面への影響がより大きくなるので、実効的
にゲート絶縁膜と半導体との界面にかかる応力をゼロま
たは圧縮応力にすることができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。 実施例1 図1は、シリコン半導体基板全面にCVD法によりタン
グステンシリサイド膜を500Åの膜厚で堆積し、窒素
雰囲気で室温から900℃まで連続的にアニール温度を
加えたときの、タングステンシリサイド膜の膜中応力変
化を示したものである。図中、矢印は温度変化の方向を
示す。
する。 実施例1 図1は、シリコン半導体基板全面にCVD法によりタン
グステンシリサイド膜を500Åの膜厚で堆積し、窒素
雰囲気で室温から900℃まで連続的にアニール温度を
加えたときの、タングステンシリサイド膜の膜中応力変
化を示したものである。図中、矢印は温度変化の方向を
示す。
【0020】この結果から、850℃の熱処理を受けて
室温に戻った時には、タングステンシリサイド膜の膜中
に約1000MPaの引っ張り応力が存在していること
がわかる。
室温に戻った時には、タングステンシリサイド膜の膜中
に約1000MPaの引っ張り応力が存在していること
がわかる。
【0021】前記タングステンシリサイド膜に代えて、
CVD 03−TEOSシリコン酸化膜とCVDアモル
ファスGeをシリコン半導体基板全面に堆積した後、窒
素雰囲気で850℃アニールを行い、室温での応力測定
を行った。その結果を[表1]に示す。
CVD 03−TEOSシリコン酸化膜とCVDアモル
ファスGeをシリコン半導体基板全面に堆積した後、窒
素雰囲気で850℃アニールを行い、室温での応力測定
を行った。その結果を[表1]に示す。
【0022】
【表1】(850℃アニール後の室温における膜中応
力)
力)
【0023】[表1]の結果から、室温におけるCVD
O3−TEOSシリコン酸化膜とCVDアモルファス
Geのどちらも、膜中には圧縮応力が存在していること
がわかった。
O3−TEOSシリコン酸化膜とCVDアモルファス
Geのどちらも、膜中には圧縮応力が存在していること
がわかった。
【0024】そこで、図2(a)〜(e)に示すような
ポリサイドゲートをもつLDD構造のMOSトランジス
タのゲート形成工程と、その後工程の配線工程のうち層
間絶縁膜、配線を形成する工程により半導体素子を作製
した。
ポリサイドゲートをもつLDD構造のMOSトランジス
タのゲート形成工程と、その後工程の配線工程のうち層
間絶縁膜、配線を形成する工程により半導体素子を作製
した。
【0025】本実施例では、まず図2(a)に示すよう
に、半導体基板0上にウエル領域1、素子分離領域2を
公知技術によりそれぞれ形成し、ゲート絶縁膜になるゲ
ート酸化膜(シリコン酸化膜)3、多結晶シリコン4を
公知技術により成長または堆積し、CVDタングステン
シリサイド膜5を500〜800Åの膜厚で堆積した
後、さらに圧縮応力膜としてO3−TEOSを原料とす
るシリコン酸化膜6(CVD O3−TEOS SiO
2 膜)を1000〜1500Åの膜厚で堆積した。
に、半導体基板0上にウエル領域1、素子分離領域2を
公知技術によりそれぞれ形成し、ゲート絶縁膜になるゲ
ート酸化膜(シリコン酸化膜)3、多結晶シリコン4を
公知技術により成長または堆積し、CVDタングステン
シリサイド膜5を500〜800Åの膜厚で堆積した
後、さらに圧縮応力膜としてO3−TEOSを原料とす
るシリコン酸化膜6(CVD O3−TEOS SiO
2 膜)を1000〜1500Åの膜厚で堆積した。
【0026】次に、図2(b)に示すように、ゲート酸
化膜3、多結晶シリコン4、CVDタングステンシリサ
イド膜5、シリコン酸化膜6を同時にエッチングしてゲ
ート絶縁膜、ゲート電極を形成した。
化膜3、多結晶シリコン4、CVDタングステンシリサ
イド膜5、シリコン酸化膜6を同時にエッチングしてゲ
ート絶縁膜、ゲート電極を形成した。
【0027】次に、図2(c)に示すように、公知技術
によりLDD構造のソース/ドレイン領域を形成した
後、層間絶縁膜10を半導体基板0の全面に堆積させ
た。図2(c)において7はサイドウオール、8はドレ
イン、9はソースである。
によりLDD構造のソース/ドレイン領域を形成した
後、層間絶縁膜10を半導体基板0の全面に堆積させ
た。図2(c)において7はサイドウオール、8はドレ
イン、9はソースである。
【0028】そして、図2(d)のリフロー工程におい
て、層間絶縁膜10を850℃の温度で平坦化した。こ
のときCVDタングステンシリサイド膜5およびシリコ
ン酸化膜6はそれぞれ熱を受けて、CVDタングステン
シリサイド膜5中には引っ張り応力が、シリコン酸化膜
6中には圧縮応力がそれぞれ存在することになるが、そ
れぞれの応力の相殺の結果、ゲート酸化膜3と半導体基
板0との界面には、応力の影響は殆どなくなる。
て、層間絶縁膜10を850℃の温度で平坦化した。こ
のときCVDタングステンシリサイド膜5およびシリコ
ン酸化膜6はそれぞれ熱を受けて、CVDタングステン
シリサイド膜5中には引っ張り応力が、シリコン酸化膜
6中には圧縮応力がそれぞれ存在することになるが、そ
れぞれの応力の相殺の結果、ゲート酸化膜3と半導体基
板0との界面には、応力の影響は殆どなくなる。
【0029】次に、図2(e)に示すように、公知技術
により層間絶縁膜12および配線13を形成し、最終的
にパッシベーション膜14を形成した。以上の工程で得
られた試料を「試料1」とした。また、シリコン酸化膜
6の代わりに、同じ膜厚のアモルファスGeをCVD法
で堆積した「試料2」も作製し、さらに対照として圧縮
応力膜のない「試料3」も作製した。
により層間絶縁膜12および配線13を形成し、最終的
にパッシベーション膜14を形成した。以上の工程で得
られた試料を「試料1」とした。また、シリコン酸化膜
6の代わりに、同じ膜厚のアモルファスGeをCVD法
で堆積した「試料2」も作製し、さらに対照として圧縮
応力膜のない「試料3」も作製した。
【0030】次に、試料1,2,3上のMOSトランジ
スタ(W/L=0.35/10)を同一条件(Vd=
5.8V、Vg=2.3V、60分)で劣化させ、Gm
の変化率を測定した。結果を図3に示す。この結果か
ら、圧縮応力膜のホットキャリヤ劣化抑制効果が確認で
きた。
スタ(W/L=0.35/10)を同一条件(Vd=
5.8V、Vg=2.3V、60分)で劣化させ、Gm
の変化率を測定した。結果を図3に示す。この結果か
ら、圧縮応力膜のホットキャリヤ劣化抑制効果が確認で
きた。
【0031】実施例2 ポリサイドゲートをもつLDD構造のMOSトランジス
タのゲート形成工程と、その後工程の配線工程のうち層
間絶縁膜、配線を形成する工程により半導体素子を作製
した。
タのゲート形成工程と、その後工程の配線工程のうち層
間絶縁膜、配線を形成する工程により半導体素子を作製
した。
【0032】本実施例では、まず図4(a)に示すよう
に、半導体基板0上にウエル領域1、素子分離領域2を
公知技術によりそれぞれ形成し、ゲート絶縁膜になるゲ
ート酸化膜(シリコン酸化膜)3、多結晶シリコン4を
公知技術により成長または堆積した。CVDタングステ
ン膜15を500〜800Åの膜厚で堆積した後、ゲー
ト酸化膜3、多結晶シリコン4、CVDタングステン膜
15を同時にエッチングしてゲート絶縁膜、ゲート電極
を形成した。そのときにゲート酸化膜3、多結晶シリコ
ン4、CVDタングステン膜15のエッチングレートの
違いを利用して、図4(b)に示すような段差を形成し
た。こうすることで、実効的にCVDタングステン膜1
5の膜面積を多結晶シリコン4の膜面積よりも小さくで
きた。
に、半導体基板0上にウエル領域1、素子分離領域2を
公知技術によりそれぞれ形成し、ゲート絶縁膜になるゲ
ート酸化膜(シリコン酸化膜)3、多結晶シリコン4を
公知技術により成長または堆積した。CVDタングステ
ン膜15を500〜800Åの膜厚で堆積した後、ゲー
ト酸化膜3、多結晶シリコン4、CVDタングステン膜
15を同時にエッチングしてゲート絶縁膜、ゲート電極
を形成した。そのときにゲート酸化膜3、多結晶シリコ
ン4、CVDタングステン膜15のエッチングレートの
違いを利用して、図4(b)に示すような段差を形成し
た。こうすることで、実効的にCVDタングステン膜1
5の膜面積を多結晶シリコン4の膜面積よりも小さくで
きた。
【0033】次に、図4(c)に示すように、公知技術
によりLDD構造のソース/ドレイン領域を形成した
後、層間絶縁膜10を半導体基板0全面に堆積させた。
そして、図4(d)のリフロー工程で層間絶縁膜10を
850℃で平坦化した。このとき、CVDタングステン
膜15およびゲート酸化膜3はそれぞれ熱を受けて、C
VDタングステン膜15は多結晶シリコン4と反応し、
CVDタングステンシリサイド膜5を形成した。そし
て、このCVDタングステンシリサイド膜5中には引っ
張り応力、ゲート酸化膜3中には圧縮応力が存在するこ
とになる。しかし、それぞれの応力の相殺により、ゲー
ト酸化膜3と半導体基板0との界面には応力の影響は殆
どなくなる。
によりLDD構造のソース/ドレイン領域を形成した
後、層間絶縁膜10を半導体基板0全面に堆積させた。
そして、図4(d)のリフロー工程で層間絶縁膜10を
850℃で平坦化した。このとき、CVDタングステン
膜15およびゲート酸化膜3はそれぞれ熱を受けて、C
VDタングステン膜15は多結晶シリコン4と反応し、
CVDタングステンシリサイド膜5を形成した。そし
て、このCVDタングステンシリサイド膜5中には引っ
張り応力、ゲート酸化膜3中には圧縮応力が存在するこ
とになる。しかし、それぞれの応力の相殺により、ゲー
ト酸化膜3と半導体基板0との界面には応力の影響は殆
どなくなる。
【0034】次に、図4(e)に示すように、公知技術
により層間絶縁膜12および配線13を形成し、最終的
にパッシベーション膜14を形成した。これを「試料
4」とした。また、対照として同じゲートの膜構成で、
ゲートに段差がない「試料5」も作製した。そして、C
VDタングステン膜15上に03−TEOSを原料とす
るシリコン酸化膜をCVD法で堆積した後、ゲートパタ
ーニングで段差のある「試料6」と、段差のない「試料
7」も作製した。
により層間絶縁膜12および配線13を形成し、最終的
にパッシベーション膜14を形成した。これを「試料
4」とした。また、対照として同じゲートの膜構成で、
ゲートに段差がない「試料5」も作製した。そして、C
VDタングステン膜15上に03−TEOSを原料とす
るシリコン酸化膜をCVD法で堆積した後、ゲートパタ
ーニングで段差のある「試料6」と、段差のない「試料
7」も作製した。
【0035】次に、試料4〜7のMOSトランジスタ
(W/L=0.35/10)を同一条件(Vd=5.8
V、Vg=2.3V、60分)で劣化させ、Gmの変化
率を比較した。結果を図5に示す。この結果から、ゲー
トに段差を設けた場合のホットキャリヤ劣化抑制効果が
確認できた。また、圧縮応力をCVDタングステン膜1
5上に堆積させた方が、さらにホットキャリヤ劣化の抑
制効果が向上することがわかった。
(W/L=0.35/10)を同一条件(Vd=5.8
V、Vg=2.3V、60分)で劣化させ、Gmの変化
率を比較した。結果を図5に示す。この結果から、ゲー
トに段差を設けた場合のホットキャリヤ劣化抑制効果が
確認できた。また、圧縮応力をCVDタングステン膜1
5上に堆積させた方が、さらにホットキャリヤ劣化の抑
制効果が向上することがわかった。
【0036】実施例3 面方位が(100)、(110)、(111)のシリコ
ン半導体基板全面に850℃で膜厚100Åの熱酸化膜
を形成したときの酸化膜中応力を測定した。結果を[表
2]に示す。
ン半導体基板全面に850℃で膜厚100Åの熱酸化膜
を形成したときの酸化膜中応力を測定した。結果を[表
2]に示す。
【0037】
【表2】
【0038】[表2]から、(110)面で酸化膜中応
力(ここでは圧縮応力)が最大になることがわかる。そ
こで、実施例1と同じプロセスで前記面方位のシリコン
半導体基板上に半導体素子を作製した。そして、各基板
上のMOSトランジスタ(W/L=0.35/10)を
同一条件(Vd=5.8V、Vg=2.3V、60分)
で劣化させ、Gmの変化率を比較した。結果を図6に示
す。この結果から、(110)面のシリコン半導体基板
で劣化が最小となり、ホットキャリヤ劣化抑制効果が確
認できた。
力(ここでは圧縮応力)が最大になることがわかる。そ
こで、実施例1と同じプロセスで前記面方位のシリコン
半導体基板上に半導体素子を作製した。そして、各基板
上のMOSトランジスタ(W/L=0.35/10)を
同一条件(Vd=5.8V、Vg=2.3V、60分)
で劣化させ、Gmの変化率を比較した。結果を図6に示
す。この結果から、(110)面のシリコン半導体基板
で劣化が最小となり、ホットキャリヤ劣化抑制効果が確
認できた。
【0039】実施例4 ポリサイドゲートをもつLDD構造のMOSトランジス
タのゲート形成工程と、その後工程の配線工程のうち層
間絶縁膜、配線を形成する工程により半導体素子を作製
した。
タのゲート形成工程と、その後工程の配線工程のうち層
間絶縁膜、配線を形成する工程により半導体素子を作製
した。
【0040】まず、図7(a)に示すように半導体基板
0上にウエル領域1、素子分離領域2を公知技術により
それぞれ形成し、ゲート絶縁膜になるゲート酸化膜(シ
リコン酸化膜)3、多結晶シリコン4を公知技術により
成長または堆積した。CVDタングステンシリサイド膜
5を500〜800Åの膜厚で堆積した後、図7(b)
に示すようにゲート酸化膜3、多結晶シリコン4、CV
Dタングステンシリサイド膜5を同時にエッチングして
ゲート絶縁膜、ゲート電極を形成した。
0上にウエル領域1、素子分離領域2を公知技術により
それぞれ形成し、ゲート絶縁膜になるゲート酸化膜(シ
リコン酸化膜)3、多結晶シリコン4を公知技術により
成長または堆積した。CVDタングステンシリサイド膜
5を500〜800Åの膜厚で堆積した後、図7(b)
に示すようにゲート酸化膜3、多結晶シリコン4、CV
Dタングステンシリサイド膜5を同時にエッチングして
ゲート絶縁膜、ゲート電極を形成した。
【0041】次に、図7(c)に示すように、圧縮応力
膜としてO3−TEOSを原料とするシリコン酸化膜1
7(O3−TEOS SiO2 膜)を1000〜150
0Åの膜厚で半導体基板0全面に堆積させた。
膜としてO3−TEOSを原料とするシリコン酸化膜1
7(O3−TEOS SiO2 膜)を1000〜150
0Åの膜厚で半導体基板0全面に堆積させた。
【0042】そして、図7(d)に示すように公知技術
によりLDD構造のソース/ドレイン領域を形成した
後、層間絶縁膜10を半導体基板0全面に堆積させた。
そして、図7(e)に示すリフロー工程で層間絶縁膜1
0を850℃で平坦化した。このとき、CVDタングス
テンシリサイド膜5およびシリコン酸化膜17はそれぞ
れ熱を受けて、CVDタングステンシリサイド膜5中に
は引っ張り応力、シリコン酸化膜17中には圧縮応力が
存在することになる。
によりLDD構造のソース/ドレイン領域を形成した
後、層間絶縁膜10を半導体基板0全面に堆積させた。
そして、図7(e)に示すリフロー工程で層間絶縁膜1
0を850℃で平坦化した。このとき、CVDタングス
テンシリサイド膜5およびシリコン酸化膜17はそれぞ
れ熱を受けて、CVDタングステンシリサイド膜5中に
は引っ張り応力、シリコン酸化膜17中には圧縮応力が
存在することになる。
【0043】しかし、この場合シリコン酸化膜17はC
VDタングステンシリサイド膜5を覆うようにしている
ので、シリコン酸化膜17中の圧縮応力がより効果的に
作用し、それぞれの応力の相殺が生じる結果、ゲート酸
化膜3と半導体基板0との界面には応力の影響は殆どな
くなるか、または応力が圧縮応力の方向にかかる。そし
て、図7(f)に示すように、公知技術により層間絶縁
膜12および配線13を形成し、最終的にパッシベーシ
ョン膜14を形成した。これを「試料8」とした。ま
た、対照として「試料1」を用いた。
VDタングステンシリサイド膜5を覆うようにしている
ので、シリコン酸化膜17中の圧縮応力がより効果的に
作用し、それぞれの応力の相殺が生じる結果、ゲート酸
化膜3と半導体基板0との界面には応力の影響は殆どな
くなるか、または応力が圧縮応力の方向にかかる。そし
て、図7(f)に示すように、公知技術により層間絶縁
膜12および配線13を形成し、最終的にパッシベーシ
ョン膜14を形成した。これを「試料8」とした。ま
た、対照として「試料1」を用いた。
【0044】次に、試料1および8上のMOSトランジ
スタ(W/L=0.35/10)を同一条件(Vd=
5.8V、Vg=2.3V、60分)で劣化させ、Gm
の変化率を比較した。結果を図8に示す。この結果か
ら、ゲートを圧縮応力膜で覆う場合のホットキャリヤ劣
化抑制効果が確認できた。
スタ(W/L=0.35/10)を同一条件(Vd=
5.8V、Vg=2.3V、60分)で劣化させ、Gm
の変化率を比較した。結果を図8に示す。この結果か
ら、ゲートを圧縮応力膜で覆う場合のホットキャリヤ劣
化抑制効果が確認できた。
【0045】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、請求項1
または2に記載の半導体装置では、ポリサイドゲートが
ポリシリコン膜、高融点金属シリサイド膜、および圧縮
応力膜の3層で形成されていることで、高融点金属シリ
サイド膜中の引っ張り応力が圧縮応力膜により緩和さ
れ、実効的にポリサイドゲートの応力をゼロまたは圧縮
応力にできるので、半導体素子のホットキャリヤの増速
劣化を抑制することができる。請求項3に記載の半導体
装置では、ポリサイドゲート構造の半導体装置を製造す
る方法において、ポリシリコン膜上に高融点金属膜を形
成し、ゲート電極形状にパターニングする際、高融点金
属膜の面積をポリシリコン膜の面積よりも小さくするこ
とで、ゲート電極のドレイン側への後工程で形成される
高融点金属シリサイド膜中の引っ張り応力の影響を小さ
くできる。よって、半導体素子のホットキャリヤの増速
劣化を抑制することができる。請求項4に記載の半導体
装置の製造方法では、請求項1または2に記載の半導体
装置を製造する際、ポリシリコン膜上に高融点金属膜を
形成し、ゲート電極形状にパターニングする際、高融点
金属膜の面積をポリシリコン膜の面積よりも小さくする
ことで、高融点金属シリサイド膜上の圧縮応力膜の効果
も加わり、ゲート電極のドレイン側への後工程で形成さ
れる高融点金属シリサイド膜中の引っ張り応力の影響を
より小さくできる。よって、半導体素子のホットキャリ
ヤの増速劣化を抑制することができる。請求項5または
8に記載の半導体装置では、ポリサイドゲートが(11
0)の結晶面方位に沿って配置されていることで、他の
どの面方位よりもゲート酸化膜中の内部応力(圧縮応
力)が大きくなるので、高融点金属シリサイド膜中の引
っ張り応力は、ゲート酸化膜中の内部応力(圧縮応力)
により緩和され、実効的にポリサイドゲートの応力をゼ
ロまたは圧縮応力にできる。よって、半導体素子のホッ
トキャリヤの増速劣化を抑制することができる。請求項
6または7に記載の半導体装置の製造方法では、ポリシ
リコン膜とシリサイド膜を堆積することによりポリサイ
ドゲートを2層構造に形成し、ゲート形状にパターニン
グした後、圧縮応力膜を基板全面に形成することで、ポ
リシリコンゲートは圧縮応力膜で覆われ、高融点金属シ
リサイド膜中の引っ張り応力を緩和しつつ、圧縮応力膜
の圧縮応力の方が、高融点金属シリサイド膜中の引っ張
り応力よりもゲート絶縁膜と半導体との界面への影響が
より大きくなるので、実効的にゲート酸化膜とシリコン
半導体基板との界面の応力をゼロまたは圧縮応力にでき
る。よって、半導体素子のホットキャリヤの増速劣化を
抑制することができる。
または2に記載の半導体装置では、ポリサイドゲートが
ポリシリコン膜、高融点金属シリサイド膜、および圧縮
応力膜の3層で形成されていることで、高融点金属シリ
サイド膜中の引っ張り応力が圧縮応力膜により緩和さ
れ、実効的にポリサイドゲートの応力をゼロまたは圧縮
応力にできるので、半導体素子のホットキャリヤの増速
劣化を抑制することができる。請求項3に記載の半導体
装置では、ポリサイドゲート構造の半導体装置を製造す
る方法において、ポリシリコン膜上に高融点金属膜を形
成し、ゲート電極形状にパターニングする際、高融点金
属膜の面積をポリシリコン膜の面積よりも小さくするこ
とで、ゲート電極のドレイン側への後工程で形成される
高融点金属シリサイド膜中の引っ張り応力の影響を小さ
くできる。よって、半導体素子のホットキャリヤの増速
劣化を抑制することができる。請求項4に記載の半導体
装置の製造方法では、請求項1または2に記載の半導体
装置を製造する際、ポリシリコン膜上に高融点金属膜を
形成し、ゲート電極形状にパターニングする際、高融点
金属膜の面積をポリシリコン膜の面積よりも小さくする
ことで、高融点金属シリサイド膜上の圧縮応力膜の効果
も加わり、ゲート電極のドレイン側への後工程で形成さ
れる高融点金属シリサイド膜中の引っ張り応力の影響を
より小さくできる。よって、半導体素子のホットキャリ
ヤの増速劣化を抑制することができる。請求項5または
8に記載の半導体装置では、ポリサイドゲートが(11
0)の結晶面方位に沿って配置されていることで、他の
どの面方位よりもゲート酸化膜中の内部応力(圧縮応
力)が大きくなるので、高融点金属シリサイド膜中の引
っ張り応力は、ゲート酸化膜中の内部応力(圧縮応力)
により緩和され、実効的にポリサイドゲートの応力をゼ
ロまたは圧縮応力にできる。よって、半導体素子のホッ
トキャリヤの増速劣化を抑制することができる。請求項
6または7に記載の半導体装置の製造方法では、ポリシ
リコン膜とシリサイド膜を堆積することによりポリサイ
ドゲートを2層構造に形成し、ゲート形状にパターニン
グした後、圧縮応力膜を基板全面に形成することで、ポ
リシリコンゲートは圧縮応力膜で覆われ、高融点金属シ
リサイド膜中の引っ張り応力を緩和しつつ、圧縮応力膜
の圧縮応力の方が、高融点金属シリサイド膜中の引っ張
り応力よりもゲート絶縁膜と半導体との界面への影響が
より大きくなるので、実効的にゲート酸化膜とシリコン
半導体基板との界面の応力をゼロまたは圧縮応力にでき
る。よって、半導体素子のホットキャリヤの増速劣化を
抑制することができる。
【図1】CVDタングステンシリサイドのアニール時の
応力変化を示すグラフである。
応力変化を示すグラフである。
【図2】本発明の実施例に係る半導体装置の製造工程説
明図であって、半導体装置の断面図で示したものであ
る。
明図であって、半導体装置の断面図で示したものであ
る。
【図3】MOSトランジスタの膜構成とホットキャリヤ
劣化の関係を示すグラフである。
劣化の関係を示すグラフである。
【図4】別の実施例に係る半導体装置の製造工程説明図
であって、半導体装置の断面図で示したものである。
であって、半導体装置の断面図で示したものである。
【図5】MOSトランジスタの膜構成における段差あり
/なしとホットキャリヤ劣化の関係を示すグラフであ
る。
/なしとホットキャリヤ劣化の関係を示すグラフであ
る。
【図6】MOSトランジスタを構成するシリコン半導体
基板の面方位とホットキャリヤ劣化の関係を示すグラフ
である。
基板の面方位とホットキャリヤ劣化の関係を示すグラフ
である。
【図7】さらに別の実施例に係る半導体装置の製造工程
説明図であって、半導体装置の断面図で示したものであ
る。
説明図であって、半導体装置の断面図で示したものであ
る。
【図8】プロセスの違いとMOSトランジスタのホット
キャリヤ劣化の関係を示すグラフである。
キャリヤ劣化の関係を示すグラフである。
0 半導体基板 1 ウエル領域 2 素子分離領域 3 ゲート酸化膜 4 多結晶シリコン 5 CVDタングステンシリサイド膜 6 シリコン酸化膜(CVD O3−TEOS SiO
2 膜) 7 サイドウオール 8 ドレイン 9 ソース 10,12 層間絶縁膜 13 配線 14 パッシベーション膜 15 CVDタングステン膜 17 シリコン酸化膜(O3−TEOS SiO2 膜)
2 膜) 7 サイドウオール 8 ドレイン 9 ソース 10,12 層間絶縁膜 13 配線 14 パッシベーション膜 15 CVDタングステン膜 17 シリコン酸化膜(O3−TEOS SiO2 膜)
Claims (8)
- 【請求項1】 ポリサイドゲートがポリシリコン膜、高
融点金属シリサイド膜および、後工程の熱処理後に膜内
に圧縮応力をもつ膜(以下、圧縮応力膜)の3層で形成
されていることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項2】 前記圧縮応力膜は、絶縁膜またはアモル
ファス半導体膜であることを特徴とする請求項1に記載
の半導体装置。 - 【請求項3】 ポリサイドゲート構造の半導体装置を製
造する方法において、ポリシリコン膜上に高融点金属膜
を形成し、ゲート電極形状にパターニングする際、高融
点金属膜の面積をポリシリコン膜の面積よりも小さくす
ることを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項4】 請求項1または2に記載の半導体装置を
製造する方法であって、ポリシリコン膜上に高融点金属
膜を形成し、ゲート電極形状にパターニングする際、高
融点金属膜の面積をポリシリコン膜の面積よりも小さく
することを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項5】 請求項1もしくは2に記載の半導体装
置、または請求項3もしくは4に記載の製造方法で作製
された半導体装置であって、ポリサイドゲートが(11
0)の結晶面方位に沿って配置されていることを特徴と
する半導体装置。 - 【請求項6】 ポリシリコン膜とシリサイド膜を堆積す
ることによりポリサイドゲートを2層構造に形成し、ゲ
ート形状にパターニングした後、圧縮応力膜を基板全面
に形成することを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項7】 前記圧縮応力膜が絶縁膜であることを特
徴とする請求項6に記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項8】 請求項6または7に記載の半導体装置の
製造方法で作製された半導体装置であって、ポリサイド
ゲートが(110)の結晶面方位に沿って配置されてい
ることを特徴とする半導体装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15235995A JPH08321612A (ja) | 1995-05-26 | 1995-05-26 | 半導体装置及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15235995A JPH08321612A (ja) | 1995-05-26 | 1995-05-26 | 半導体装置及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08321612A true JPH08321612A (ja) | 1996-12-03 |
Family
ID=15538826
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15235995A Pending JPH08321612A (ja) | 1995-05-26 | 1995-05-26 | 半導体装置及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08321612A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6638803B2 (en) | 2000-01-18 | 2003-10-28 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Semiconductor device and method for manufacturing the same |
| US6929991B2 (en) | 1998-12-15 | 2005-08-16 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Reliable semiconductor device and method of manufacturing the same |
| SG115585A1 (en) * | 2003-01-17 | 2005-10-28 | Taiwan Semiconductor Mfg | Strained silicon mos devices |
| KR100616671B1 (ko) * | 2005-02-07 | 2006-08-28 | 삼성전기주식회사 | 절연층을 갖는 반도성 칩 소자의 제조방법 및 이로부터제조된 반도성 칩 소자 |
| CN1293646C (zh) * | 2003-02-13 | 2007-01-03 | 台湾积体电路制造股份有限公司 | 增加沟道载流子流动性的结构 |
| JP2007067086A (ja) * | 2005-08-30 | 2007-03-15 | Toshiba Corp | 半導体装置 |
| JP2007073801A (ja) * | 2005-09-08 | 2007-03-22 | Seiko Epson Corp | 半導体装置 |
| WO2007034718A1 (ja) * | 2005-09-21 | 2007-03-29 | Nec Corporation | 半導体装置 |
| JP2007203420A (ja) * | 2006-02-03 | 2007-08-16 | Hitachi Ltd | Mems構造体およびその製造方法、並びにmems構造体混載半導体装置の製造方法 |
| WO2008096587A1 (ja) * | 2007-02-07 | 2008-08-14 | Nec Corporation | 半導体装置 |
-
1995
- 1995-05-26 JP JP15235995A patent/JPH08321612A/ja active Pending
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6929991B2 (en) | 1998-12-15 | 2005-08-16 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Reliable semiconductor device and method of manufacturing the same |
| US6638803B2 (en) | 2000-01-18 | 2003-10-28 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Semiconductor device and method for manufacturing the same |
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| US8045379B2 (en) | 2005-08-30 | 2011-10-25 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Semiconductor device that is advantageous in operational environment at high temperatures |
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| JP2007203420A (ja) * | 2006-02-03 | 2007-08-16 | Hitachi Ltd | Mems構造体およびその製造方法、並びにmems構造体混載半導体装置の製造方法 |
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| WO2008096587A1 (ja) * | 2007-02-07 | 2008-08-14 | Nec Corporation | 半導体装置 |
| JP5401991B2 (ja) * | 2007-02-07 | 2014-01-29 | 日本電気株式会社 | 半導体装置 |
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