JPH08321626A - 処理許容誤差を大きくできる高電圧の2レベル静電容量バラクタダイオード - Google Patents
処理許容誤差を大きくできる高電圧の2レベル静電容量バラクタダイオードInfo
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- JPH08321626A JPH08321626A JP8091311A JP9131196A JPH08321626A JP H08321626 A JPH08321626 A JP H08321626A JP 8091311 A JP8091311 A JP 8091311A JP 9131196 A JP9131196 A JP 9131196A JP H08321626 A JPH08321626 A JP H08321626A
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- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10D—INORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
- H10D1/00—Resistors, capacitors or inductors
- H10D1/60—Capacitors
- H10D1/62—Capacitors having potential barriers
- H10D1/64—Variable-capacitance diodes, e.g. varactors
Landscapes
- Bipolar Transistors (AREA)
- Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
- Electrodes Of Semiconductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、高いブレイクダウン電圧VBR、2
レベルの静電容量CmaxおよびCmin 、大きい同調比C
max /Cmin 、および、処理の変化に対する許容性を有
するバラクタダイオードを提供することを目的とする。 【解決手段】 p型半導体の陽極24と、この陽極24と接
合部23で接合されているn型半導体の陰極22とを具備
し、陰極(または陽極)は第1、第2、第3の領域30,
32, 34を備え、第1の領域30は接合部23に隣接して不純
物濃度Nd1および幅W1 を有し、第2の領域32は第1の
領域30に隣接して不純物濃度Nd2および幅W2 を有し、
第3の領域34は第2の領域32に隣接して不純物濃度Nd3
および幅W3を有し、第2の領域32の不純物濃度N
d2は、他の2つの領域の不純物濃度Nd1およびNd3より
も大きく、不純物濃度Nd1およびNd3は1×1016cm
-3以下であり、不純物濃度Nd2は5×1017cm-3以下
であることを特徴とする。
レベルの静電容量CmaxおよびCmin 、大きい同調比C
max /Cmin 、および、処理の変化に対する許容性を有
するバラクタダイオードを提供することを目的とする。 【解決手段】 p型半導体の陽極24と、この陽極24と接
合部23で接合されているn型半導体の陰極22とを具備
し、陰極(または陽極)は第1、第2、第3の領域30,
32, 34を備え、第1の領域30は接合部23に隣接して不純
物濃度Nd1および幅W1 を有し、第2の領域32は第1の
領域30に隣接して不純物濃度Nd2および幅W2 を有し、
第3の領域34は第2の領域32に隣接して不純物濃度Nd3
および幅W3を有し、第2の領域32の不純物濃度N
d2は、他の2つの領域の不純物濃度Nd1およびNd3より
も大きく、不純物濃度Nd1およびNd3は1×1016cm
-3以下であり、不純物濃度Nd2は5×1017cm-3以下
であることを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的に高電圧の
バラクタダイオードに関する。
バラクタダイオードに関する。
【0002】
【従来の技術】半導体において、電荷キャリア(電子も
しくはホール)は、キャリア密度の高い領域からキャリ
ア密度の低い領域へ拡散する。この理由のために、電荷
キャリアはバイアスされない半導体ダイオードの接合部
を横切って拡散し、それによって、イオン化された原
子、すなわち、その移動キャリアを失った原子の空乏領
域を生成する。一度、この組込み電位Vbiが最初の拡散
によって確立されると、それはさらなる拡散に対する障
壁として機能する。
しくはホール)は、キャリア密度の高い領域からキャリ
ア密度の低い領域へ拡散する。この理由のために、電荷
キャリアはバイアスされない半導体ダイオードの接合部
を横切って拡散し、それによって、イオン化された原
子、すなわち、その移動キャリアを失った原子の空乏領
域を生成する。一度、この組込み電位Vbiが最初の拡散
によって確立されると、それはさらなる拡散に対する障
壁として機能する。
【0003】逆バイアスがダイオードを横切って与えら
れた場合、空乏領域は、接合部の一方の側において(ア
クセプタ原子による)負の電荷の領域を露出し、他方の
側において(ドナー原子による)正の電荷の領域を露出
するために広くなる。空乏領域の幅は、ダイオード接合
部の不純物ドーピングレベルの関数である。接合部の両
側が等しくドープされた場合、空乏領域は接合部から等
しい距離に拡張する。不均等なドーピングレベルでは、
空乏領域は、低い不純物濃度を有する側にさらに拡張す
る。
れた場合、空乏領域は、接合部の一方の側において(ア
クセプタ原子による)負の電荷の領域を露出し、他方の
側において(ドナー原子による)正の電荷の領域を露出
するために広くなる。空乏領域の幅は、ダイオード接合
部の不純物ドーピングレベルの関数である。接合部の両
側が等しくドープされた場合、空乏領域は接合部から等
しい距離に拡張する。不均等なドーピングレベルでは、
空乏領域は、低い不純物濃度を有する側にさらに拡張す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】電界は、負および正の
電荷を積分することによって生じる。対照的に、接合部
を横切る電位降下は、電荷の2次積分か、もしくは電界
の積分によって生じる。ドーピング濃度が一定である場
合、空乏領域における電界は接合部においてピークに達
し、空乏領域のエッジに向かって線形に減少する。この
場合において、空乏領域を横切る電位降下は、2次形式
を有している。
電荷を積分することによって生じる。対照的に、接合部
を横切る電位降下は、電荷の2次積分か、もしくは電界
の積分によって生じる。ドーピング濃度が一定である場
合、空乏領域における電界は接合部においてピークに達
し、空乏領域のエッジに向かって線形に減少する。この
場合において、空乏領域を横切る電位降下は、2次形式
を有している。
【0005】逆バイアスがブレイクダウン電圧VBRまで
増加した場合、結果的に大きい逆電流が生じ、その理由
は、接合部における電界がダイオードの半導体材料の誘
電強度を超過するからである。共有原子結合が破壊さ
れ、多数の少数キャリアが解放され、ダイオードは電子
雪崩と呼ばれる状態となる。電界および空乏領域の電位
降下は、多数の研究者によって明らかにされてきた(例
えば、Singh,Jasprit 等による文献“Semiconductor De
vice”, McGraw-Hill, Inc., New York, 1994, pp.192-
208 参照)。ブレイクダウンにおいて動作するように意
図されたダイオード(例えば、Sze, S.M. による文献
“High-Speed Semiconductor Device ”Wiley-Intersci
ence Publications, New York, 1990, pp.539-544 にお
けるマイクロ波IMPATTダイオードを参照)との比
較において、バラクタダイオードは、一般的に動作上の
逆バイアスの範囲にわたるブレイクダウンを避けるよう
に構成される。
増加した場合、結果的に大きい逆電流が生じ、その理由
は、接合部における電界がダイオードの半導体材料の誘
電強度を超過するからである。共有原子結合が破壊さ
れ、多数の少数キャリアが解放され、ダイオードは電子
雪崩と呼ばれる状態となる。電界および空乏領域の電位
降下は、多数の研究者によって明らかにされてきた(例
えば、Singh,Jasprit 等による文献“Semiconductor De
vice”, McGraw-Hill, Inc., New York, 1994, pp.192-
208 参照)。ブレイクダウンにおいて動作するように意
図されたダイオード(例えば、Sze, S.M. による文献
“High-Speed Semiconductor Device ”Wiley-Intersci
ence Publications, New York, 1990, pp.539-544 にお
けるマイクロ波IMPATTダイオードを参照)との比
較において、バラクタダイオードは、一般的に動作上の
逆バイアスの範囲にわたるブレイクダウンを避けるよう
に構成される。
【0006】バラクタダイオードにおいて、ダイオード
接合部の各側は導電性であり、空乏領域は誘電体として
機能し、それによって、逆バイアスされた半導体接合部
は、キャパシタの構造を有しており、すなわち、誘電体
によって2つの導電領域が分離されている。静電容量
は、接合面積に正比例し、また、空乏領域の幅に反比例
している。すなわち、C=(εA)/dであり、そこに
おいて、εは誘電定数であり、Aは接合部の断面積であ
り、dは空乏領域の幅である。ダイオードの静電容量
は、逆バイアスの増加と共に減少し、その理由は、バイ
アスにおけるこの変化によって空乏の幅が増加するから
である。特定された逆バイアスの範囲にわたる静電容量
の比率は、一般的に同調比と呼ばれる。これらおよび別
のバラクタダイオードの基礎は、種々の文献(例えば、
Norwood,Marcus H.,等による文献“Voltage Variable C
apacitor Tuning:A Review, ”Proceedings of the IEE
E, Vol.56, No.5, May, 1968参照)に説明されている。
接合部の各側は導電性であり、空乏領域は誘電体として
機能し、それによって、逆バイアスされた半導体接合部
は、キャパシタの構造を有しており、すなわち、誘電体
によって2つの導電領域が分離されている。静電容量
は、接合面積に正比例し、また、空乏領域の幅に反比例
している。すなわち、C=(εA)/dであり、そこに
おいて、εは誘電定数であり、Aは接合部の断面積であ
り、dは空乏領域の幅である。ダイオードの静電容量
は、逆バイアスの増加と共に減少し、その理由は、バイ
アスにおけるこの変化によって空乏の幅が増加するから
である。特定された逆バイアスの範囲にわたる静電容量
の比率は、一般的に同調比と呼ばれる。これらおよび別
のバラクタダイオードの基礎は、種々の文献(例えば、
Norwood,Marcus H.,等による文献“Voltage Variable C
apacitor Tuning:A Review, ”Proceedings of the IEE
E, Vol.56, No.5, May, 1968参照)に説明されている。
【0007】バラクタは、種々の電子回路に使用でき
る。例えば、共振型回路におけるバラクタダイオード
は、電圧制御された発振器(VCO)の周波数もしくは
受信機における増幅器の周波数を制御することができ
る。典型的に、VCOおよび受信機の増幅器は、それら
の動作帯域を通じて円滑に同調される。従って、これら
のアプリケーションのためのバラクタダイオードは、通
常、逆バイアス電圧Vr の指数電力に比例する静電容量
を有し、例えばCは(Vr )-0.5に比例する。静電容量
とバイアス電圧との間のこの指数的な関係は、階段およ
び超階段バラクタダイオードの特徴を示している。階段
接合ダイオードは、接合部における階段移行を有して接
合部の各側で均一なドーピングを有する。超階段接合ダ
イオードにおいて、ドーピングレベルは、接合部のいず
れかの側からも接合部に接近すると共に増加する。これ
らのバラクタダイオードの詳細な説明は、多数の参照文
献(例えば、Bogart,Theodore F,による文献“Electron
ic Devices and Circuits ”MacMillan Publishing Com
pany, New York, 1993, pp.891-893参照)において見ら
れることができる。
る。例えば、共振型回路におけるバラクタダイオード
は、電圧制御された発振器(VCO)の周波数もしくは
受信機における増幅器の周波数を制御することができ
る。典型的に、VCOおよび受信機の増幅器は、それら
の動作帯域を通じて円滑に同調される。従って、これら
のアプリケーションのためのバラクタダイオードは、通
常、逆バイアス電圧Vr の指数電力に比例する静電容量
を有し、例えばCは(Vr )-0.5に比例する。静電容量
とバイアス電圧との間のこの指数的な関係は、階段およ
び超階段バラクタダイオードの特徴を示している。階段
接合ダイオードは、接合部における階段移行を有して接
合部の各側で均一なドーピングを有する。超階段接合ダ
イオードにおいて、ドーピングレベルは、接合部のいず
れかの側からも接合部に接近すると共に増加する。これ
らのバラクタダイオードの詳細な説明は、多数の参照文
献(例えば、Bogart,Theodore F,による文献“Electron
ic Devices and Circuits ”MacMillan Publishing Com
pany, New York, 1993, pp.891-893参照)において見ら
れることができる。
【0008】対照的に、幾つかのアプリケーションは、
その静電容量がバイアス電圧の不規則な関数であるバラ
クタダイオードを必要とする。例えば、電力電子システ
ムは、電圧および電流の形態を使用者の負荷によって要
求されるように開発する。それらはしばしば高い電力変
換率を達成するためにスイッチング回路を使用する直列
に接続された共振型コンバータを含む。スイッチング応
力を減少し、電磁界干渉が過度に生成されないようにす
るために、各スイッチは、スイッチの電圧および/また
は電流が最小であるときに制御およびタイミング回路に
よってスイッチングされることが好ましい。制御および
タイミング回路の設計は、2レベルの静電容量特性を示
す高ブレイクダウンのバラクタダイオードが使用できる
ことによって容易になる。
その静電容量がバイアス電圧の不規則な関数であるバラ
クタダイオードを必要とする。例えば、電力電子システ
ムは、電圧および電流の形態を使用者の負荷によって要
求されるように開発する。それらはしばしば高い電力変
換率を達成するためにスイッチング回路を使用する直列
に接続された共振型コンバータを含む。スイッチング応
力を減少し、電磁界干渉が過度に生成されないようにす
るために、各スイッチは、スイッチの電圧および/また
は電流が最小であるときに制御およびタイミング回路に
よってスイッチングされることが好ましい。制御および
タイミング回路の設計は、2レベルの静電容量特性を示
す高ブレイクダウンのバラクタダイオードが使用できる
ことによって容易になる。
【0009】特に、これらのスイッチング用のアプリケ
ーションのための好ましいバラクタダイオードは、供給
された逆バイアスVr に関する以下の特性を有してい
る。すなわち、(a)高い逆ブレイクダウンVBRは、例
えば>100ボルトであることか好ましく、(b)最大
の静電容量Cmax 対最小の静電容量Cmin の同調比は、
例えばCmax /Cmin >2:1等のように大きいことが
好ましく、(c)転移電圧VTRの領域におけるCmax と
Cmin との間の転移は急速であり、(d)転移電圧VTR
は、選択された最小のVTR(min) と選択された最大のV
TR(max) との間で生じ、(e)最大の静電容量C
max は、0<Vr <VTRに対してほぼ一定であり、
(f)最小の静電容量Cmin は、VTR<Vr <VBRに対
してほぼ一定である。高いVBRおよび高いCmax /C
min のパラメータは、好ましいバラクタダイオードの特
に所望される特性である。
ーションのための好ましいバラクタダイオードは、供給
された逆バイアスVr に関する以下の特性を有してい
る。すなわち、(a)高い逆ブレイクダウンVBRは、例
えば>100ボルトであることか好ましく、(b)最大
の静電容量Cmax 対最小の静電容量Cmin の同調比は、
例えばCmax /Cmin >2:1等のように大きいことが
好ましく、(c)転移電圧VTRの領域におけるCmax と
Cmin との間の転移は急速であり、(d)転移電圧VTR
は、選択された最小のVTR(min) と選択された最大のV
TR(max) との間で生じ、(e)最大の静電容量C
max は、0<Vr <VTRに対してほぼ一定であり、
(f)最小の静電容量Cmin は、VTR<Vr <VBRに対
してほぼ一定である。高いVBRおよび高いCmax /C
min のパラメータは、好ましいバラクタダイオードの特
に所望される特性である。
【0010】現在使用できるバラクタダイオードは、好
ましい静電容量/電圧特性を示すものではない。例え
ば、Burlington社のM/A−COM半導体製品からのM
A46400およびMA46600ヒ化ガリウム超階段
バラクタにおいて、MAは大きい同調比を有している
が、例えばVBR<50ボルト程度の低いブレイクダウン
電圧を有しており、M/A−COM半導体製品からのM
A45200シリコン階段バラクタは、例えば〜90ボ
ルト等の高いブレイクダウン電圧を有しているが、要求
された転移領域においては低い同調比を有している。
ましい静電容量/電圧特性を示すものではない。例え
ば、Burlington社のM/A−COM半導体製品からのM
A46400およびMA46600ヒ化ガリウム超階段
バラクタにおいて、MAは大きい同調比を有している
が、例えばVBR<50ボルト程度の低いブレイクダウン
電圧を有しており、M/A−COM半導体製品からのM
A45200シリコン階段バラクタは、例えば〜90ボ
ルト等の高いブレイクダウン電圧を有しているが、要求
された転移領域においては低い同調比を有している。
【0011】本発明の目的は、高いブレイクダウン電圧
VBR、2レベルの静電容量Cmax およびCmin 、大きい
同調比Cmax /Cmin 、および、例えばドーピング濃度
等における処理の変化に対する許容性を有するバラクタ
ダイオードを提供することである。
VBR、2レベルの静電容量Cmax およびCmin 、大きい
同調比Cmax /Cmin 、および、例えばドーピング濃度
等における処理の変化に対する許容性を有するバラクタ
ダイオードを提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】これらの目的は、第1、
第2、および第3の領域を含むドーピングppで実現さ
れる。第1の領域はバラクタの接合部に隣接しており、
第2の領域は第1の領域に隣接しており、第3の領域は
第2の領域に隣接している。第1および第3の領域は軽
くドープされ、第2の領域のドーピング濃度は第1およ
び第3の領域のものを超過している。
第2、および第3の領域を含むドーピングppで実現さ
れる。第1の領域はバラクタの接合部に隣接しており、
第2の領域は第1の領域に隣接しており、第3の領域は
第2の領域に隣接している。第1および第3の領域は軽
くドープされ、第2の領域のドーピング濃度は第1およ
び第3の領域のものを超過している。
【0013】高いブレイクダウンを実現するために、全
ての領域の幅およびドーピング濃度が逆バイアスの状態
の下で接合部において電界を制限するように選択され
る。特に、ドーピング濃度は、ブレイクダウン電圧の定
格を増加するために制限される。同調比は、第1および
第3の領域の幅の選択によって実質的に設定される。2
レベルの静電容量Cmax とCmin との間の転移電圧VBR
は、第2の領域の幅およびドーピング濃度の選択によっ
て実質的に設定される。
ての領域の幅およびドーピング濃度が逆バイアスの状態
の下で接合部において電界を制限するように選択され
る。特に、ドーピング濃度は、ブレイクダウン電圧の定
格を増加するために制限される。同調比は、第1および
第3の領域の幅の選択によって実質的に設定される。2
レベルの静電容量Cmax とCmin との間の転移電圧VBR
は、第2の領域の幅およびドーピング濃度の選択によっ
て実質的に設定される。
【0014】一実施形態において、領域は、(ホールの
移動度に比較して)半導体の電子の一般的に高い移動度
を利用するためにバラクタの陰極に位置される。別の実
施形態において、ブレイクダウンおよび熱伝導性は、I
nPを半導体材料として選択することによって増強され
る。
移動度に比較して)半導体の電子の一般的に高い移動度
を利用するためにバラクタの陰極に位置される。別の実
施形態において、ブレイクダウンおよび熱伝導性は、I
nPを半導体材料として選択することによって増強され
る。
【0015】本発明の新しい特徴は、付加された特許請
求の範囲においてその特徴と共に説明される。本発明
は、添付された図面に関連して以下の説明から最も良く
理解される。
求の範囲においてその特徴と共に説明される。本発明
は、添付された図面に関連して以下の説明から最も良く
理解される。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明によれば、図1において、
関連するセクションにおいて挙げられている好ましいバ
ラクタダイオード特性を達成するバラクタダイオードの
ドーピングプロフィール22のグラフ20が示されている。
このプロフィールのグラフにおいて、水平軸はバラクタ
ダイオードの接合部23からの距離xを表し、(実際のス
ケールではない)垂直軸は不純物ドーピング濃度Nd −
Na (1立方センチメートルにおけるドナー原子の数−
1立方センチメートルにおけるアクセプタ原子の数)を
示している。プロフィール22は、接合部23の左側に陽極
領域24を含んでいる。陽極領域24は、浅く多量にドープ
されたp+ である。接合部23の右側の陰極領域26におい
て、基体領域28は、多量にドープされたn+ である。基
体領域28は、他の領域と比較して典型的に非常に厚い。
従って、領域28は、幅W28を有して示され、図が明瞭に
なるように垂直方向に破断して示されている。
関連するセクションにおいて挙げられている好ましいバ
ラクタダイオード特性を達成するバラクタダイオードの
ドーピングプロフィール22のグラフ20が示されている。
このプロフィールのグラフにおいて、水平軸はバラクタ
ダイオードの接合部23からの距離xを表し、(実際のス
ケールではない)垂直軸は不純物ドーピング濃度Nd −
Na (1立方センチメートルにおけるドナー原子の数−
1立方センチメートルにおけるアクセプタ原子の数)を
示している。プロフィール22は、接合部23の左側に陽極
領域24を含んでいる。陽極領域24は、浅く多量にドープ
されたp+ である。接合部23の右側の陰極領域26におい
て、基体領域28は、多量にドープされたn+ である。基
体領域28は、他の領域と比較して典型的に非常に厚い。
従って、領域28は、幅W28を有して示され、図が明瞭に
なるように垂直方向に破断して示されている。
【0017】接合部23と基体28との間において、3つの
n型ドープされた領域が連続した順序で配置されてい
る。第1の領域30は軽くドープされ、第2の領域32は第
1の領域30よりも多量にドープされ、第3の領域34もま
た軽くドープされている。接合部23から領域30,32,34の
右側の端部までのそれぞれの距離は、L1 、L2 、L3
として示されている。従って、第1の領域30はL1 によ
って定められた幅W1 を有し、第2の領域32はL2 −L
1 によって定められた幅W2 を有し、第3の領域34はL
3 −L2 によって定められた幅W3 を有している。
n型ドープされた領域が連続した順序で配置されてい
る。第1の領域30は軽くドープされ、第2の領域32は第
1の領域30よりも多量にドープされ、第3の領域34もま
た軽くドープされている。接合部23から領域30,32,34の
右側の端部までのそれぞれの距離は、L1 、L2 、L3
として示されている。従って、第1の領域30はL1 によ
って定められた幅W1 を有し、第2の領域32はL2 −L
1 によって定められた幅W2 を有し、第3の領域34はL
3 −L2 によって定められた幅W3 を有している。
【0018】ドーピングプロフィール20において、領域
30および34は、それぞれの不純物濃度がNd1およびNd3
になるように軽くドープされている。領域32は、不純物
濃度Nd2がNd1およびNd3よりも大きくなるようにドー
プされる。従って、領域30,32,34は、“低−高−低”と
いうドーピングプロフィールを有すると言える。本発明
の内容に対して要求される訳ではないが、Nd1およびN
d3は、ドーピングプロフィールにおいてほぼ等しい。バ
ラクタダイオードを示す記号36は図を明瞭にするために
グラフ20に含まれている。バラクタダイオードを示す記
号36は、グラフのx軸と同じ方位を有している。
30および34は、それぞれの不純物濃度がNd1およびNd3
になるように軽くドープされている。領域32は、不純物
濃度Nd2がNd1およびNd3よりも大きくなるようにドー
プされる。従って、領域30,32,34は、“低−高−低”と
いうドーピングプロフィールを有すると言える。本発明
の内容に対して要求される訳ではないが、Nd1およびN
d3は、ドーピングプロフィールにおいてほぼ等しい。バ
ラクタダイオードを示す記号36は図を明瞭にするために
グラフ20に含まれている。バラクタダイオードを示す記
号36は、グラフのx軸と同じ方位を有している。
【0019】ドーピング濃度Nd を有する半導体領域に
おける長さLの空乏領域を発生させるために、ドーピン
グ濃度と正比例し、また、空乏長Lの2乗と正比例して
変化する逆バイアス電圧Vr が必要とされる。例えば、
空乏領域をL1 にまで広げるのに必要とされる逆バイア
スは、ほぼ
おける長さLの空乏領域を発生させるために、ドーピン
グ濃度と正比例し、また、空乏長Lの2乗と正比例して
変化する逆バイアス電圧Vr が必要とされる。例えば、
空乏領域をL1 にまで広げるのに必要とされる逆バイア
スは、ほぼ
【数1】 となり、そこにおいて、qは電子の電荷であり、Vb1は
組込み接合部電位であり、εは半導体材料の誘電率であ
る。陽極領域24のドーピング濃度は、陰極領域30,32,34
のドーピング濃度を大幅に超過しているので、空乏領域
の陽極領域内への移動はこの概念の論議においては無視
され、空乏領域の左側は、接合部23にあると仮定され
る。空乏領域がL1 に拡大すると、ダイオードの静電容
量C1 は、以下のように与えられる。
組込み接合部電位であり、εは半導体材料の誘電率であ
る。陽極領域24のドーピング濃度は、陰極領域30,32,34
のドーピング濃度を大幅に超過しているので、空乏領域
の陽極領域内への移動はこの概念の論議においては無視
され、空乏領域の左側は、接合部23にあると仮定され
る。空乏領域がL1 に拡大すると、ダイオードの静電容
量C1 は、以下のように与えられる。
【0020】
【数2】 式(1)および(2)は、ドーピング濃度および逆バイ
アスに関して静電容量を表すために組合わせられる。そ
の結果、以下の式が与えられる。
アスに関して静電容量を表すために組合わせられる。そ
の結果、以下の式が与えられる。
【0021】
【数3】 この後者の式は、各領域のドーピング濃度の影響を含む
ように調整され、対応する計算機シュミレーションは、
ドーピングプロフィール22の静電容量から発展されてい
る。シミュレーションは、図2のグラフ40における静電
容量/電圧曲線42として示されている。このシミュレー
ションにおいて、幅およびドーピング濃度は、以下のよ
うに仮定される。すなわち、W1 =2.0ミクロン、W
2 =1200オングストローム(0.12ミクロン)、
W3 =3.88ミクロン、Nd1=Nd3=1.0×1015
cm-3、およびNd2=1.1×1017cm-3である。グ
ラフ40の垂直方向の静電容量の軸は、フェムトファラッ
ド/ミクロン2 に標準化される。特定の接合部面積Asp
を有するバラクタダイオードの場合、曲線42の静電容量
をダイオード面積Aspで乗算することによって実際の静
電容量が得られる。
ように調整され、対応する計算機シュミレーションは、
ドーピングプロフィール22の静電容量から発展されてい
る。シミュレーションは、図2のグラフ40における静電
容量/電圧曲線42として示されている。このシミュレー
ションにおいて、幅およびドーピング濃度は、以下のよ
うに仮定される。すなわち、W1 =2.0ミクロン、W
2 =1200オングストローム(0.12ミクロン)、
W3 =3.88ミクロン、Nd1=Nd3=1.0×1015
cm-3、およびNd2=1.1×1017cm-3である。グ
ラフ40の垂直方向の静電容量の軸は、フェムトファラッ
ド/ミクロン2 に標準化される。特定の接合部面積Asp
を有するバラクタダイオードの場合、曲線42の静電容量
をダイオード面積Aspで乗算することによって実際の静
電容量が得られる。
【0022】曲線42は、好ましいバラクタの2レベルの
静電容量を示している。曲線42は、静電容量がバイアス
電圧と共に急速に変化する曲線部分43および44を含んで
いる。これらの曲線部分43および44は、図1のドーピン
グプロフィール22の軽くドープされた領域30および34を
通る空乏領域の端部の動きにほぼ対応する。曲線42はま
た、静電容量がバイアス電圧と共にゆっくりと変化する
曲線部分45および46も有している。これらの曲線部分
は、実質的にドーピングプロフィール22の多量にドープ
された領域32および28を通る空乏領域の端部の動きに実
質的に対応する。
静電容量を示している。曲線42は、静電容量がバイアス
電圧と共に急速に変化する曲線部分43および44を含んで
いる。これらの曲線部分43および44は、図1のドーピン
グプロフィール22の軽くドープされた領域30および34を
通る空乏領域の端部の動きにほぼ対応する。曲線42はま
た、静電容量がバイアス電圧と共にゆっくりと変化する
曲線部分45および46も有している。これらの曲線部分
は、実質的にドーピングプロフィール22の多量にドープ
された領域32および28を通る空乏領域の端部の動きに実
質的に対応する。
【0023】静電容量に加えて、バラクタダイオードの
ブレイクダウンもまた図1のドーピングプロフィール22
の関数である。空乏領域内の電荷密度はドーピング濃度
に比例し、すなわち、ドナー原子の密度に比例する。電
界は、空乏領域にわたって電子の電荷を積分することに
よって得られる。この電界が半導体材料の誘電強度を超
過する場合、電子雪崩のようにブレイクダウンが生じ
る。
ブレイクダウンもまた図1のドーピングプロフィール22
の関数である。空乏領域内の電荷密度はドーピング濃度
に比例し、すなわち、ドナー原子の密度に比例する。電
界は、空乏領域にわたって電子の電荷を積分することに
よって得られる。この電界が半導体材料の誘電強度を超
過する場合、電子雪崩のようにブレイクダウンが生じ
る。
【0024】図3のグラフ50において、図1のドーピン
グプロフィール22を横切る電子の電荷の積分が示されて
いる。図3は、同一の参照番号によって示された同一の
素子が図1に類似している。しかしながら、グラフ50の
垂直軸は、電界ε(典型的にボルト/cmで表されてい
る)を示している。図示する目的のために、図3におい
て空乏幅52はL3 に等しく、すなわち、空乏領域52は、
接合部23と基体28との間に延在している。例示的な半導
体誘電強度は、三角形53によってグラフ50の垂直軸上に
示される。
グプロフィール22を横切る電子の電荷の積分が示されて
いる。図3は、同一の参照番号によって示された同一の
素子が図1に類似している。しかしながら、グラフ50の
垂直軸は、電界ε(典型的にボルト/cmで表されてい
る)を示している。図示する目的のために、図3におい
て空乏幅52はL3 に等しく、すなわち、空乏領域52は、
接合部23と基体28との間に延在している。例示的な半導
体誘電強度は、三角形53によってグラフ50の垂直軸上に
示される。
【0025】電子の電荷の積分は、積分曲線54によって
示されている。領域32を横切る積分は、領域30および34
を横切るスロープよりもかなり急なスロープであり、そ
れは、(そのドーピング濃度が高いために)その電荷密
度が高いからである。空乏領域52を横切る電子の電荷の
積分によって、接合部23においてピーク電界ε1 が生じ
る。曲線54の下の面積を積分(電子の電荷の第2の積
分)することによって、空乏幅52に対応するバラクタダ
イオードを横切るバイアス電圧Vr が生じる(図を明瞭
にするために、この第2の積分は図示されない)。空乏
領域52が基体28中に十分に拡張する場合、ピーク電界
は、誘電強度53に等しくされることができる。この状態
における曲線54の下の積分された面積は、特定のドーピ
ングプロフィール22のブレイクダウン電圧VBRである。
このブレイクダウン電圧は、図2における三角形59とし
て示されている。
示されている。領域32を横切る積分は、領域30および34
を横切るスロープよりもかなり急なスロープであり、そ
れは、(そのドーピング濃度が高いために)その電荷密
度が高いからである。空乏領域52を横切る電子の電荷の
積分によって、接合部23においてピーク電界ε1 が生じ
る。曲線54の下の面積を積分(電子の電荷の第2の積
分)することによって、空乏幅52に対応するバラクタダ
イオードを横切るバイアス電圧Vr が生じる(図を明瞭
にするために、この第2の積分は図示されない)。空乏
領域52が基体28中に十分に拡張する場合、ピーク電界
は、誘電強度53に等しくされることができる。この状態
における曲線54の下の積分された面積は、特定のドーピ
ングプロフィール22のブレイクダウン電圧VBRである。
このブレイクダウン電圧は、図2における三角形59とし
て示されている。
【0026】プロフィール22とそのブレイクダウン電圧
VBRとの間の関係をさらに理解することは、領域32の幅
W2 が増加される新しいプロフィールを仮定することに
よって容易になる。特に、領域32は、図3の破線55によ
って示されているように接合部23に向かって拡張され、
それによって、新しいドーピングプロフィール22A が生
成される。破線の積分曲線56によって示されているよう
に、空乏領域52を横切る電子の電荷の積分は、今や誘電
強度53を超過するピーク電界ε2 を生成する。誘電強度
53を有する半導体材料に対して、空乏幅52は、半導体の
ブレイクダウンを生じることなくドーピングプロフィー
ル22において実現されることができる。対照的に、ドー
ピングプロフィール22A は、空乏幅52が得られる前に結
果的にブレイクダウンになる。
VBRとの間の関係をさらに理解することは、領域32の幅
W2 が増加される新しいプロフィールを仮定することに
よって容易になる。特に、領域32は、図3の破線55によ
って示されているように接合部23に向かって拡張され、
それによって、新しいドーピングプロフィール22A が生
成される。破線の積分曲線56によって示されているよう
に、空乏領域52を横切る電子の電荷の積分は、今や誘電
強度53を超過するピーク電界ε2 を生成する。誘電強度
53を有する半導体材料に対して、空乏幅52は、半導体の
ブレイクダウンを生じることなくドーピングプロフィー
ル22において実現されることができる。対照的に、ドー
ピングプロフィール22A は、空乏幅52が得られる前に結
果的にブレイクダウンになる。
【0027】図2の計算機シミュレーションおよび図3
の電荷の積分によって、好ましいバラクタ特性を実現す
るためにどのように図1のドーピングプロフィール22が
使用されるかについての洞察的な理解が容易になる。軽
くドープされた領域30および34の幅によって、曲線部分
43および44に沿って曲線42の垂直な動きが実質的に制御
されるということが図2において観察できる。ドーピン
グ濃度が領域30および34において非常に低い場合、曲線
部分43および44はほぼ垂直である。
の電荷の積分によって、好ましいバラクタ特性を実現す
るためにどのように図1のドーピングプロフィール22が
使用されるかについての洞察的な理解が容易になる。軽
くドープされた領域30および34の幅によって、曲線部分
43および44に沿って曲線42の垂直な動きが実質的に制御
されるということが図2において観察できる。ドーピン
グ濃度が領域30および34において非常に低い場合、曲線
部分43および44はほぼ垂直である。
【0028】それと対照的に、多量にドープされた領域
32の幅は、転移電圧VTRへの曲線42の曲線部分45に沿っ
た水平な動きを実質的に制御し、それは、曲線部分44の
中間においてほぼ示されている。ドーピング濃度が領域
32において十分に高い場合、曲線部分45はほぼ水平であ
る。
32の幅は、転移電圧VTRへの曲線42の曲線部分45に沿っ
た水平な動きを実質的に制御し、それは、曲線部分44の
中間においてほぼ示されている。ドーピング濃度が領域
32において十分に高い場合、曲線部分45はほぼ水平であ
る。
【0029】曲線部分45および46は、好ましいバラクタ
の2レベルの最大静電容量Cmax および最小静電容量C
min の領域を形成する。幅W3 は、Cmax /Cmin の高
い同調比を達成するために幅W1 よりも大きく選択され
ることができる。このパラメータを増加するために、比
率W3 /W1 は1.5よりも大きいことが好ましく、2
よりも大きいことがより好ましい。
の2レベルの最大静電容量Cmax および最小静電容量C
min の領域を形成する。幅W3 は、Cmax /Cmin の高
い同調比を達成するために幅W1 よりも大きく選択され
ることができる。このパラメータを増加するために、比
率W3 /W1 は1.5よりも大きいことが好ましく、2
よりも大きいことがより好ましい。
【0030】多量にドープされた領域32は、実質的に転
移電圧VTRの位置を指定する。幅W2 および/または濃
度Nd2は、予め定められた転移電圧VTRを達成するため
に調整されることができる。濃度Nd2は、ほぼ水平な曲
線部分45を生成するのに十分な程度に高いことが好まし
い。
移電圧VTRの位置を指定する。幅W2 および/または濃
度Nd2は、予め定められた転移電圧VTRを達成するため
に調整されることができる。濃度Nd2は、ほぼ水平な曲
線部分45を生成するのに十分な程度に高いことが好まし
い。
【0031】反対に、図3において、幅W1 およびW2
および濃度Nd2はまた予め定められたブレイクダウンV
BRが実現されるように選択されなければならない。ブレ
イクダウンは、幅W2 を制限し、濃度Nd2を下げること
によって増加される。一般的に、VBRは、Nd2に正比例
し、W1 に正比例し、W2 により二次に変化する。例え
ば<90ボルト等の典型的に予測された転移電圧VTRに
対して、幅W2 は<2000オングストロームに制限さ
れることができる。
および濃度Nd2はまた予め定められたブレイクダウンV
BRが実現されるように選択されなければならない。ブレ
イクダウンは、幅W2 を制限し、濃度Nd2を下げること
によって増加される。一般的に、VBRは、Nd2に正比例
し、W1 に正比例し、W2 により二次に変化する。例え
ば<90ボルト等の典型的に予測された転移電圧VTRに
対して、幅W2 は<2000オングストロームに制限さ
れることができる。
【0032】ドーピングプロフィール22は、選択された
半導体材料において、例えば分子線エピタキシ(MB
E)あるいは金属−有機化学気相付着(MOCVD)等
のエピタキシャル成長によって達成されることが好まし
い。MOCVDは、層を構成するガス状の化合物の間の
化学反応によってエピタキシャル層を形成する。MOC
VDは、(図1の)ドーピングプロフィール22の領域30
および34において要求されるドーピングレベルを実現す
るのに特に適しており、それは、その本質的に低いバッ
クグラウンドのキャリア濃度(“意図しない”ドーピン
グレベルと呼ばれる)のためである。MOCVDの成長
プロセスの付加的な利点とは、そのウエハの欠陥密度が
低いということであり、それによって、結果的に生産効
率が高くなる。
半導体材料において、例えば分子線エピタキシ(MB
E)あるいは金属−有機化学気相付着(MOCVD)等
のエピタキシャル成長によって達成されることが好まし
い。MOCVDは、層を構成するガス状の化合物の間の
化学反応によってエピタキシャル層を形成する。MOC
VDは、(図1の)ドーピングプロフィール22の領域30
および34において要求されるドーピングレベルを実現す
るのに特に適しており、それは、その本質的に低いバッ
クグラウンドのキャリア濃度(“意図しない”ドーピン
グレベルと呼ばれる)のためである。MOCVDの成長
プロセスの付加的な利点とは、そのウエハの欠陥密度が
低いということであり、それによって、結果的に生産効
率が高くなる。
【0033】図1のドーピングプロフィール22におい
て、濃度Nd1およびNd3は、図2の曲線部分45および46
(Cmax およびCmin )の平坦さを増強し、ブレイクダ
ウン電圧VBRを増加させるためにできる限り低くすべき
である。しかしながら、ほとんどのエピタキシャル処理
は、最小の(“意図しない”)ドーピングレベルを有し
ている。MOCVD処理に対して、意図しないレベル
は、一般的に3×1014cm-3乃至5×1014cm-3の
範囲にある。
て、濃度Nd1およびNd3は、図2の曲線部分45および46
(Cmax およびCmin )の平坦さを増強し、ブレイクダ
ウン電圧VBRを増加させるためにできる限り低くすべき
である。しかしながら、ほとんどのエピタキシャル処理
は、最小の(“意図しない”)ドーピングレベルを有し
ている。MOCVD処理に対して、意図しないレベル
は、一般的に3×1014cm-3乃至5×1014cm-3の
範囲にある。
【0034】50ボルトのブレイクダウン電圧は、1×
1016cm-3以下で設定されたNd1およびNd3と、5×
1017cm-3以下のNd2とで達成されることができる
が、これらの各濃度は、70ボルト程度のブレイクダウ
ン電圧を得るために5×1015cm-3および3×1017
cm-3以下であることが好ましく、100ボルトのブレ
イクダウン電圧を得るために1×1015cm-3および1
×1017cm-3以下であることがより好ましい。従っ
て、本発明の内容は、典型的なバラクタダイオードの動
作状態の下でブレイクダウンを避けるためにドーピング
濃度および領域30,32,34の幅を注意深く選択することを
含んでいる。
1016cm-3以下で設定されたNd1およびNd3と、5×
1017cm-3以下のNd2とで達成されることができる
が、これらの各濃度は、70ボルト程度のブレイクダウ
ン電圧を得るために5×1015cm-3および3×1017
cm-3以下であることが好ましく、100ボルトのブレ
イクダウン電圧を得るために1×1015cm-3および1
×1017cm-3以下であることがより好ましい。従っ
て、本発明の内容は、典型的なバラクタダイオードの動
作状態の下でブレイクダウンを避けるためにドーピング
濃度および領域30,32,34の幅を注意深く選択することを
含んでいる。
【0035】図1のドーピングプロフィール22は、任意
の半導体材料において実現されることができる。材料
は、各バラクタダイオードのアプリケーションの必要条
件に合致する例えばキャリア飽和速度、熱伝導度、誘電
強度、および移動度等の特性のために選択されることが
好ましい。例えば、電力用電子システムの共振型コンバ
ータにおいて、大きいバイアス電圧および高電力放散が
一般的に予想される。このアプリケーションにおいて、
半導体は、例えばりん化インジウム(InP)等の高い
誘電強度および良好な熱伝導率を有するものが選択され
ることが好ましい。対照的に、高いスイッチング速度を
考慮に入れることが重要である場合、GaAsが選択さ
れる。それは、その高い移動度によって直列抵抗を減少
させ、結果的にRC充電時間を減少させるからである。
の半導体材料において実現されることができる。材料
は、各バラクタダイオードのアプリケーションの必要条
件に合致する例えばキャリア飽和速度、熱伝導度、誘電
強度、および移動度等の特性のために選択されることが
好ましい。例えば、電力用電子システムの共振型コンバ
ータにおいて、大きいバイアス電圧および高電力放散が
一般的に予想される。このアプリケーションにおいて、
半導体は、例えばりん化インジウム(InP)等の高い
誘電強度および良好な熱伝導率を有するものが選択され
ることが好ましい。対照的に、高いスイッチング速度を
考慮に入れることが重要である場合、GaAsが選択さ
れる。それは、その高い移動度によって直列抵抗を減少
させ、結果的にRC充電時間を減少させるからである。
【0036】一度、半導体材料が選択されると、陽極お
よび陰極の不純物ドープ剤は、半導体技術から良く知ら
れている材料から選択されることができ、例えば、n型
およびp型シリコンは、一般的に砒素またはリンのドナ
ー原子とホウ素のアクセプタ原子でそれぞれ実現される
ことができる。
よび陰極の不純物ドープ剤は、半導体技術から良く知ら
れている材料から選択されることができ、例えば、n型
およびp型シリコンは、一般的に砒素またはリンのドナ
ー原子とホウ素のアクセプタ原子でそれぞれ実現される
ことができる。
【0037】図4において、図1のドーピングプロフィ
ール22と、特に図2の計算機シミュレーションにおいて
仮定された領域の幅、すなわち、W1 =2.0ミクロ
ン、W2 =1200オングストローム(0.12ミクロ
ン)、およびW3 =3.88ミクロンを有しているバラ
クタダイオード60の拡大断面図が示されている。基体28
の幅は典型的に500ミクロン程度であり、それ故に、
その中間部分は省略されている。図4の要素は、図1に
おいて示されているものと同じ参照番号で示されてい
る。
ール22と、特に図2の計算機シミュレーションにおいて
仮定された領域の幅、すなわち、W1 =2.0ミクロ
ン、W2 =1200オングストローム(0.12ミクロ
ン)、およびW3 =3.88ミクロンを有しているバラ
クタダイオード60の拡大断面図が示されている。基体28
の幅は典型的に500ミクロン程度であり、それ故に、
その中間部分は省略されている。図4の要素は、図1に
おいて示されているものと同じ参照番号で示されてい
る。
【0038】さらに、オーム接触62が陽極24上に配置さ
れ、オーム接触64が基体28上に付着されている。オーム
接触金属は、バラクタダイオードの選択された半導体材
料との接触を増強するために選択される。例えば、In
Pがバラクタダイオード60の材料である場合、オーム接
触62および64は、金/プラチナ/チタニウム(Au/P
t/Ti)層であることが好ましい。陽極24および基体
28は、例えば、〜1×1019cm-3に多量にドープされ
ることが好ましく、それによって、低い抵抗のオーム接
触が得られる。陽極24および陰極26の断面積は、通常メ
サエッチングおよび製造されたウエハからスライスされ
たチップによって定められている。接合部23の露出され
た周縁部は、例えばポリイミド等の被覆によって環境か
ら保護されることが好ましい。
れ、オーム接触64が基体28上に付着されている。オーム
接触金属は、バラクタダイオードの選択された半導体材
料との接触を増強するために選択される。例えば、In
Pがバラクタダイオード60の材料である場合、オーム接
触62および64は、金/プラチナ/チタニウム(Au/P
t/Ti)層であることが好ましい。陽極24および基体
28は、例えば、〜1×1019cm-3に多量にドープされ
ることが好ましく、それによって、低い抵抗のオーム接
触が得られる。陽極24および陰極26の断面積は、通常メ
サエッチングおよび製造されたウエハからスライスされ
たチップによって定められている。接合部23の露出され
た周縁部は、例えばポリイミド等の被覆によって環境か
ら保護されることが好ましい。
【0039】図2の計算機シミュレーションにおいて、
ドーピング濃度の変化に対する静電容量およびブレイク
ダウン電圧の感度が示されている。シミュレーションに
おいて、図1のプロフィール22のドーピング濃度の第1
の変化は、Nd2の10%の増加と、Nd1およびNd3の5
0%の増加を行った場合について検査された。この変化
に対する静電容量は、破線の曲線70として示されてい
る。第2の変化は、Nd2の10%の減少と、Nd1および
Nd3の50%の減少を行った場合について検査された。
この第2の変化の静電容量は、破線の曲線72として示さ
れている。これらの変化は、実際において、名目上の濃
度が低くなるときにドーピング濃度におけるパーセンテ
ージの変化が増加するので、すなわち、低いドーピング
濃度を厳密に制御することは困難なので、選択される。
ドーピング濃度の変化に対する静電容量およびブレイク
ダウン電圧の感度が示されている。シミュレーションに
おいて、図1のプロフィール22のドーピング濃度の第1
の変化は、Nd2の10%の増加と、Nd1およびNd3の5
0%の増加を行った場合について検査された。この変化
に対する静電容量は、破線の曲線70として示されてい
る。第2の変化は、Nd2の10%の減少と、Nd1および
Nd3の50%の減少を行った場合について検査された。
この第2の変化の静電容量は、破線の曲線72として示さ
れている。これらの変化は、実際において、名目上の濃
度が低くなるときにドーピング濃度におけるパーセンテ
ージの変化が増加するので、すなわち、低いドーピング
濃度を厳密に制御することは困難なので、選択される。
【0040】Cmax およびCmin の名目値からの変化
は、両方の濃度の変化に対して最小である。曲線42によ
って示された名目上のドーピング濃度の場合、Cmax か
らCmi n への移行は40乃至60ボルトの間で達成され
る。曲線70によって示された第1の濃度の変化におい
て、Cmax からCmin への移行は45乃至75ボルトの
間で生じた。曲線72によって示された第2の濃度の変化
において、Cmax からCmi n への移行は35乃至45ボ
ルトの間で生じた。第1および第2の変化に対する計算
されたブレイクダウン電圧VBRは、三角形74および76と
してそれぞれ示されている。多数の共振型コンバータの
アプリケーションに対して、転移電圧における変化は許
容可能である。
は、両方の濃度の変化に対して最小である。曲線42によ
って示された名目上のドーピング濃度の場合、Cmax か
らCmi n への移行は40乃至60ボルトの間で達成され
る。曲線70によって示された第1の濃度の変化におい
て、Cmax からCmin への移行は45乃至75ボルトの
間で生じた。曲線72によって示された第2の濃度の変化
において、Cmax からCmi n への移行は35乃至45ボ
ルトの間で生じた。第1および第2の変化に対する計算
されたブレイクダウン電圧VBRは、三角形74および76と
してそれぞれ示されている。多数の共振型コンバータの
アプリケーションに対して、転移電圧における変化は許
容可能である。
【0041】図2において示されているように、Nd1お
よびNd3のドーピング濃度が低いときに転移電圧の勾配
は最も急である。また、Nd1およびNd3のドーピング濃
度を低くすることによって接合部におけるピーク電界も
低くなり、従って、ダイオードのブレイクダウン電圧V
BRも増加することが図3のグラフ50から明らかになる。
一般的に、達成可能な最低のドーピングレベルは、ブレ
イクダウン電圧の定格を増加させ、VTRにおいて転移の
勾配を急にするために領域30および34に対して使用され
ることが好ましい。
よびNd3のドーピング濃度が低いときに転移電圧の勾配
は最も急である。また、Nd1およびNd3のドーピング濃
度を低くすることによって接合部におけるピーク電界も
低くなり、従って、ダイオードのブレイクダウン電圧V
BRも増加することが図3のグラフ50から明らかになる。
一般的に、達成可能な最低のドーピングレベルは、ブレ
イクダウン電圧の定格を増加させ、VTRにおいて転移の
勾配を急にするために領域30および34に対して使用され
ることが好ましい。
【0042】図2において、Nd2の名目値がほぼ+/−
10%に保持される限りドーピング濃度の変化に合理的
に耐えるドーピングプロフィール22で実現される静電容
量特性が示されている。名目上のドーピング濃度1×1
017cm-3に対する10%の正確度は、MBEおよびM
OCVD等のエピタキシャル処理の能力内で良好な結果
が得られる。静電容量特性にはエピタキシャル層の幅、
すなわちW1 、W2 、W3 を注意深く制御することが必
要とされるが、エピタキシャルの厚さの制御は、MBE
およびMOCVDの特徴である。それ故に、エピタキシ
ャル成長プロセスにおけるドーピングの変化に対するそ
れらの本質的な耐性のために、本発明の内容によるバラ
クタ構造は、体積の大きい製造環境に良く適している。
10%に保持される限りドーピング濃度の変化に合理的
に耐えるドーピングプロフィール22で実現される静電容
量特性が示されている。名目上のドーピング濃度1×1
017cm-3に対する10%の正確度は、MBEおよびM
OCVD等のエピタキシャル処理の能力内で良好な結果
が得られる。静電容量特性にはエピタキシャル層の幅、
すなわちW1 、W2 、W3 を注意深く制御することが必
要とされるが、エピタキシャルの厚さの制御は、MBE
およびMOCVDの特徴である。それ故に、エピタキシ
ャル成長プロセスにおけるドーピングの変化に対するそ
れらの本質的な耐性のために、本発明の内容によるバラ
クタ構造は、体積の大きい製造環境に良く適している。
【0043】図1のドーピングプロフィールに対する図
2に示されたドーピングの変化の許容性との比較におい
て、図6は、ドーピング濃度において変化させるための
従来の“高−低”バラクタダイオードのドーピングプロ
フィールの感度を示している。図5のグラフ80におい
て、この従来のドーピングプロフィール82は、接合部83
の両側における多量にドープされた陽極領域84および陰
極領域86を有している。陰極領域86は、多量にドープさ
れた基体領域88を含んでいる。接合部83と基体88との間
において、第1の陰極領域90は、9.5×1015cm-3
のドーピング濃度Nd4を有し、隣接した第2の陰極領域
92は、1.5×1015cm-3のドーピング濃度Nd5を有
している。第1の領域90は、2.2ミクロンの幅W4 を
有し、第2の領域92は、3.2ミクロンの幅W5 を有し
ている。
2に示されたドーピングの変化の許容性との比較におい
て、図6は、ドーピング濃度において変化させるための
従来の“高−低”バラクタダイオードのドーピングプロ
フィールの感度を示している。図5のグラフ80におい
て、この従来のドーピングプロフィール82は、接合部83
の両側における多量にドープされた陽極領域84および陰
極領域86を有している。陰極領域86は、多量にドープさ
れた基体領域88を含んでいる。接合部83と基体88との間
において、第1の陰極領域90は、9.5×1015cm-3
のドーピング濃度Nd4を有し、隣接した第2の陰極領域
92は、1.5×1015cm-3のドーピング濃度Nd5を有
している。第1の領域90は、2.2ミクロンの幅W4 を
有し、第2の領域92は、3.2ミクロンの幅W5 を有し
ている。
【0044】ドーピングプロフィール82の静電容量特性
の計算機シミュレーションは、図6のグラフ100 の曲線
102 として示されている。このシミュレーションにおい
て、ドーピング濃度の第1の変化は、Nd4の10%の増
加と、Nd5の50%の増加の場合において検査された。
この変化に対する静電容量は、破線の曲線104 として示
されている。第2の変化は、Nd4の10%の減少と、N
d5の50%の減少の場合において検査された。この第2
の変化に対する静電容量は、破線の曲線106 として示さ
れている。
の計算機シミュレーションは、図6のグラフ100 の曲線
102 として示されている。このシミュレーションにおい
て、ドーピング濃度の第1の変化は、Nd4の10%の増
加と、Nd5の50%の増加の場合において検査された。
この変化に対する静電容量は、破線の曲線104 として示
されている。第2の変化は、Nd4の10%の減少と、N
d5の50%の減少の場合において検査された。この第2
の変化に対する静電容量は、破線の曲線106 として示さ
れている。
【0045】図5の従来のドーピングプロフィール82に
よって不完全に定められた2レベルの静電容量特性が発
生されることがわかる。さらに、曲線104 は、所望され
たCmax /Cmin の転移電圧に到達する前のダイオード
のブレイクダウンのために時期尚早な終端部108 を有し
ている。従って、従来のドーピングプロフィールが本発
明のドーピングプロフィールの処理のような許容性を示
すことはない。
よって不完全に定められた2レベルの静電容量特性が発
生されることがわかる。さらに、曲線104 は、所望され
たCmax /Cmin の転移電圧に到達する前のダイオード
のブレイクダウンのために時期尚早な終端部108 を有し
ている。従って、従来のドーピングプロフィールが本発
明のドーピングプロフィールの処理のような許容性を示
すことはない。
【0046】例示的なバラクタダイオードは、図1のド
ーピングプロフィール22に従って製造された。このダイ
オードにおいて、25ボルトの設計の目標が、転移電圧
VTRに対して選択されている。エピタキシャル層は、M
OCVDプロセスを使用してInPにおいて成長され
た。図1を参照すると、例示的なバラクタダイオード
は、Nd1およびNd3に対する3×1014cm-3乃至5×
1014cm-3の範囲の意図しないドーピング濃度と、N
d2に対する約8×1016cm-3の濃度とで作られる。N
d1およびNd3の濃度は、MOCVD装置の意図しない濃
度レベルによって設定される。Nd2の濃度は、予め定め
られたVTRの設計目標を達成するために選択される。接
合部は800ミクロンの直径にメサエッチングされ、オ
ーム接触は陽極および陰極領域に低抵抗の接触を与える
ために付着される。
ーピングプロフィール22に従って製造された。このダイ
オードにおいて、25ボルトの設計の目標が、転移電圧
VTRに対して選択されている。エピタキシャル層は、M
OCVDプロセスを使用してInPにおいて成長され
た。図1を参照すると、例示的なバラクタダイオード
は、Nd1およびNd3に対する3×1014cm-3乃至5×
1014cm-3の範囲の意図しないドーピング濃度と、N
d2に対する約8×1016cm-3の濃度とで作られる。N
d1およびNd3の濃度は、MOCVD装置の意図しない濃
度レベルによって設定される。Nd2の濃度は、予め定め
られたVTRの設計目標を達成するために選択される。接
合部は800ミクロンの直径にメサエッチングされ、オ
ーム接触は陽極および陰極領域に低抵抗の接触を与える
ために付着される。
【0047】測定された結果が図7のグラフ110 におい
て示されている。静電容量/逆バイアスの曲線112 は、
約25ボルトの転移電圧114 を有している。静電容量
は、0に対してほぼ33ピコファラッドの、Vr =20
ボルト+/−3%の変化を有するCmax 116 と、30に
対してほぼ10.5ピコファラッドの、Vr =90ボル
ト+/−5%の変化を有するCmin 118 とを有してい
る。同調比(Cmax /Cmi n )は、33/10.5、す
なわち約3である。
て示されている。静電容量/逆バイアスの曲線112 は、
約25ボルトの転移電圧114 を有している。静電容量
は、0に対してほぼ33ピコファラッドの、Vr =20
ボルト+/−3%の変化を有するCmax 116 と、30に
対してほぼ10.5ピコファラッドの、Vr =90ボル
ト+/−5%の変化を有するCmin 118 とを有してい
る。同調比(Cmax /Cmi n )は、33/10.5、す
なわち約3である。
【0048】静電容量がもっと大きい、もしくはもっと
小さいバラクタダイオードは、接合部の断面積を適切に
選択することによって作られることができる。その代り
に、大きい静電容量は、多数のバラクタダイオードを並
列に接続することによって得られる。
小さいバラクタダイオードは、接合部の断面積を適切に
選択することによって作られることができる。その代り
に、大きい静電容量は、多数のバラクタダイオードを並
列に接続することによって得られる。
【0049】半導体材料において、電子の移動度は、一
般的にホール移動度より大きい。図1のドーピングプロ
フィール22は、領域30,32,34を陰極26に位置付けするこ
とによってこの移動度の差を利用する。しかしながら、
本発明の内容は、領域30,32,34が陽極24に位置されてい
る別のバラクタの実施形態にも拡張することができる。
図1において、本発明のこの実施形態は、参照番号24と
26、および記号N+ とP+ を交換することによって説明
される。
般的にホール移動度より大きい。図1のドーピングプロ
フィール22は、領域30,32,34を陰極26に位置付けするこ
とによってこの移動度の差を利用する。しかしながら、
本発明の内容は、領域30,32,34が陽極24に位置されてい
る別のバラクタの実施形態にも拡張することができる。
図1において、本発明のこの実施形態は、参照番号24と
26、および記号N+ とP+ を交換することによって説明
される。
【0050】本発明の幾つかの説明的な実施形態が図示
および説明されてきたが、多数の変更および別の実施形
態が当業者によって行われる。そのような変更および別
の実施形態は、添付された請求の範囲において定められ
たように本発明の意図および技術的範囲から逸脱せずに
意図され行われる。
および説明されてきたが、多数の変更および別の実施形
態が当業者によって行われる。そのような変更および別
の実施形態は、添付された請求の範囲において定められ
たように本発明の意図および技術的範囲から逸脱せずに
意図され行われる。
【図1】本発明によるバラクタダイオードのドーピング
プロフィールの概略図。
プロフィールの概略図。
【図2】図1のドーピングプロフィールを有するバラク
タダイオードの静電容量/バイアス電圧特性の計算機シ
ミュレーション図。
タダイオードの静電容量/バイアス電圧特性の計算機シ
ミュレーション図。
【図3】図1のドーピングプロフィールによって発生さ
れた電界の概略図。
れた電界の概略図。
【図4】図1のドーピングプロフィールに従って作られ
たバラクタダイオードの拡大断面図。
たバラクタダイオードの拡大断面図。
【図5】従来のバラクタダイオードのドーピングプロフ
ィールの概略図。
ィールの概略図。
【図6】図5の従来のドーピングプロフィールを有する
バラクタダイオードの静電容量/バイアス電圧特性の計
算機シミュレーション図。
バラクタダイオードの静電容量/バイアス電圧特性の計
算機シミュレーション図。
【図7】図1のドーピングプロフィールに従って作られ
た例示的なバラクタダイオードの測定された静電容量/
バイアス電圧特性のグラフ。
た例示的なバラクタダイオードの測定された静電容量/
バイアス電圧特性のグラフ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 チャン・エム・ニューエン アメリカ合衆国、カリフォルニア州 91320、ニューベリー・パーク、ダブリ ュ・ヒルクレスト 2080 (72)発明者 マイケル・ジー・ケース アメリカ合衆国、カリフォルニア州 91360、サウザンド・オークス、サンドベ ーグ・ストリート 211 (72)発明者 ウイリアム・ダブリュ・フーパ アメリカ合衆国、カリフォルニア州 91362、ウエストレイク・ビレッジ、ロイ ヤル・セント・ジョージ・ドライブ 1741 (72)発明者 オーシー・エー・ナラヤナン アメリカ合衆国、カリフォルニア州 91360、サウザンド・オークス、カミノ・ デ・セレスティ 408
Claims (5)
- 【請求項1】 p型半導体で形成された陽極と、 n型半導体で形成され、前記陽極との間の接合部におい
て前記陽極と接合されている陰極とを具備しているバラ
クタダイオードにおいて、 前記陰極および前記陽極の一方は、第1、第2、および
第3の領域を有しており、 a)前記接合部に隣接している前記第1の領域は、不純
物ドーピング濃度Nd1および幅W1 を有し、 b)前記第1の領域に隣接している前記第2の領域は、
不純物ドーピング濃度Nd2および幅W2 を有し、 c)前記第2の領域に隣接している前記第3の領域は、
不純物ドーピング濃度Nd3および幅W3 を有し、 d)不純物ドーピング濃度Nd2は、不純物ドーピング濃
度Nd1およびNd3よりも大きく、 e)不純物ドーピング濃度Nd1およびNd3は、それぞれ
1×1016cm-3以下であることを特徴とするバラクタ
ダイオード。 - 【請求項2】 前記p型半導体および前記n型半導体は
両者共にリン化インジウムである請求項1記載のバラク
タダイオード。 - 【請求項3】 前記陰極は前記第1、第2、および第3
の領域を含んでいる請求項1記載のバラクタダイオー
ド。 - 【請求項4】 さらに前記第3の領域に隣接している半
導体基体を含んでいる請求項1記載のバラクタダイオー
ド。 - 【請求項5】 p型半導体で形成された陽極と、 n型半導体で形成され、前記陽極との間の接合部におい
て前記陽極と接合されている陰極とを具備しているバラ
クタダイオードにおいて、 前記陰極および前記陽極の一方は、第1、第2、および
第3の領域を有しており、 a)前記接合部に隣接している前記第1の領域は、不純
物ドーピング濃度Nd1および幅W1 を有し、 b)前記第1の領域に隣接している前記第2の領域は、
不純物ドーピング濃度Nd2および幅W2 を有し、 c)前記第2の領域に隣接している前記第3の領域は、
不純物ドーピング濃度Nd3および幅W3 を有し、 d)不純物ドーピング濃度Nd2は、不純物ドーピング濃
度Nd1およびNd3よりも大きく、 e)不純物ドーピング濃度Nd2は、5×1017cm-3以
下であることを特徴とするバラクタダイオード。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US08/420,959 US5557140A (en) | 1995-04-12 | 1995-04-12 | Process tolerant, high-voltage, bi-level capacitance varactor diode |
| US420959 | 1995-04-12 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08321626A true JPH08321626A (ja) | 1996-12-03 |
Family
ID=23668576
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8091311A Pending JPH08321626A (ja) | 1995-04-12 | 1996-04-12 | 処理許容誤差を大きくできる高電圧の2レベル静電容量バラクタダイオード |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5557140A (ja) |
| EP (1) | EP0738015A1 (ja) |
| JP (1) | JPH08321626A (ja) |
Families Citing this family (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6060962A (en) * | 1997-08-02 | 2000-05-09 | Tlc Precision Wafer Technology Inc. | Phase angle modulator for microwaves |
| US6480986B1 (en) * | 1999-03-04 | 2002-11-12 | Simplex Solutions, Inc. | IC substrate noise modeling including extracted capacitance for improved accuracy |
| US6438733B1 (en) | 1999-03-04 | 2002-08-20 | Simplex Solutions, Inc. | IC substrate noise modeling with improved surface gridding technique |
| US6995068B1 (en) * | 2000-06-09 | 2006-02-07 | Newport Fab, Llc | Double-implant high performance varactor and method for manufacturing same |
| US6924691B2 (en) * | 2000-11-28 | 2005-08-02 | Precision Dynamics Corporation | Rectifying charge storage device with sensor |
| US6521506B1 (en) * | 2001-12-13 | 2003-02-18 | International Business Machines Corporation | Varactors for CMOS and BiCMOS technologies |
| DE10349582B4 (de) * | 2003-10-24 | 2008-09-25 | Infineon Technologies Ag | Halbleiterdiode sowie dafür geeignetes Herstellungsverfahren |
| WO2006022637A1 (en) * | 2004-07-22 | 2006-03-02 | Precision Dynamics Corporation | Rectifying charge storage device with phototransducer |
| JP2008516441A (ja) * | 2004-10-05 | 2008-05-15 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 半導体デバイス及びその使用 |
| US7518215B2 (en) | 2005-01-06 | 2009-04-14 | International Business Machines Corporation | One mask hyperabrupt junction varactor using a compensated cathode contact |
| US7825441B2 (en) * | 2007-06-25 | 2010-11-02 | International Business Machines Corporation | Junction field effect transistor with a hyperabrupt junction |
| US7902606B2 (en) * | 2008-01-11 | 2011-03-08 | International Business Machines Corporation | Double gate depletion mode MOSFET |
| US7919382B2 (en) * | 2008-09-09 | 2011-04-05 | Freescale Semicondcutor, Inc. | Methods for forming varactor diodes |
| US12520507B2 (en) | 2022-08-26 | 2026-01-06 | Globalfoundries U.S. Inc. | Structures for a vertical varactor diode and related methods |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5577131A (en) * | 1978-12-06 | 1980-06-10 | Mitsubishi Monsanto Chem Co | Vapor phase growth of compound semiconductor epitaxial film |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE1464669B1 (de) * | 1961-03-06 | 1971-02-04 | Itt Ind Gmbh Deutsche | Halbleiterdiode mit stark spannungsabhaengiger Kapazitaet |
| DE2104752B2 (de) * | 1971-02-02 | 1975-02-20 | Philips Patentverwaltung Gmbh, 2000 Hamburg | Verfahren zum Herstellen einer Halbleiter-Kapazitätsdiode |
| DE3028820A1 (de) * | 1980-07-30 | 1982-02-25 | Licentia Patent-Verwaltungs-Gmbh, 6000 Frankfurt | Kapazitaetsvariationsdiode |
| JPS6459874A (en) * | 1987-08-31 | 1989-03-07 | Toko Inc | Manufacture of variable-capacitance diode |
| US4876211A (en) * | 1988-08-09 | 1989-10-24 | Hughes Aircraft Company | Method for fabricating varactor diodes using ion implanation |
-
1995
- 1995-04-12 US US08/420,959 patent/US5557140A/en not_active Expired - Lifetime
-
1996
- 1996-04-11 EP EP96105673A patent/EP0738015A1/en not_active Withdrawn
- 1996-04-12 JP JP8091311A patent/JPH08321626A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5577131A (en) * | 1978-12-06 | 1980-06-10 | Mitsubishi Monsanto Chem Co | Vapor phase growth of compound semiconductor epitaxial film |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0738015A1 (en) | 1996-10-16 |
| US5557140A (en) | 1996-09-17 |
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