JPH08322342A - 乗用型田植機 - Google Patents
乗用型田植機Info
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- JPH08322342A JPH08322342A JP13127395A JP13127395A JPH08322342A JP H08322342 A JPH08322342 A JP H08322342A JP 13127395 A JP13127395 A JP 13127395A JP 13127395 A JP13127395 A JP 13127395A JP H08322342 A JPH08322342 A JP H08322342A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 乗用型田植機において、枕地を畦に沿って走
行しながら苗の植付作業を行う枕地植付行程において、
苗植付装置の昇降制御手段の制御感度を敏感側に残した
状態で、枕地植付行程に入る状態を防止する。 【構成】 機体が畦Cに沿って枕地Bを走行し植付作業
を行う枕地植付行程Mに入ったか否かを判別する判別手
段を備え、判別手段により機体が枕地植付行程Mに入っ
たと判別されると、昇降制御手段の制御感度を自動的に
鈍感側に変更操作する。
行しながら苗の植付作業を行う枕地植付行程において、
苗植付装置の昇降制御手段の制御感度を敏感側に残した
状態で、枕地植付行程に入る状態を防止する。 【構成】 機体が畦Cに沿って枕地Bを走行し植付作業
を行う枕地植付行程Mに入ったか否かを判別する判別手
段を備え、判別手段により機体が枕地植付行程Mに入っ
たと判別されると、昇降制御手段の制御感度を自動的に
鈍感側に変更操作する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は乗用型田植機において、
苗植付装置が田面から設定高さに維持されるように、苗
植付装置を昇降操作する構成に関する。
苗植付装置が田面から設定高さに維持されるように、苗
植付装置を昇降操作する構成に関する。
【0002】
【従来の技術】乗用型田植機においては、苗植付装置を
機体に対してアクチュエータにより昇降操作自在に連結
し、田面から苗植付装置までの高さを検出する高さセン
サーを備えて、高さセンサーの検出値に基づいて苗植付
装置が田面から設定高さに維持されるように、アクチュ
エータを作動操作する昇降制御手段を備えている。この
ように苗植付装置を田面から設定高さに維持することに
より、苗の植付深さが一定に維持される。
機体に対してアクチュエータにより昇降操作自在に連結
し、田面から苗植付装置までの高さを検出する高さセン
サーを備えて、高さセンサーの検出値に基づいて苗植付
装置が田面から設定高さに維持されるように、アクチュ
エータを作動操作する昇降制御手段を備えている。この
ように苗植付装置を田面から設定高さに維持することに
より、苗の植付深さが一定に維持される。
【0003】この場合、昇降制御手段の制御感度を切換
スイッチ等により人為的に鈍感側及び敏感側に変更操作
できるように構成している。これにより、田面の泥が軟
らかく田面が平滑な場合には制御感度を敏感側に変更操
作して、苗植付装置の精度良い昇降操作が行われるよう
にする。逆に、田面の泥が固く田面の凹凸が激しい場合
には制御感度を鈍感側に変更操作して、苗植付装置の昇
降操作によるハンチング現象を抑えるようにする。
スイッチ等により人為的に鈍感側及び敏感側に変更操作
できるように構成している。これにより、田面の泥が軟
らかく田面が平滑な場合には制御感度を敏感側に変更操
作して、苗植付装置の精度良い昇降操作が行われるよう
にする。逆に、田面の泥が固く田面の凹凸が激しい場合
には制御感度を鈍感側に変更操作して、苗植付装置の昇
降操作によるハンチング現象を抑えるようにする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】乗用型田植機において
は例えば図2に示すように、畦Cに沿って機体を走行さ
せて最初の植付行程A1を行い、最初の植付行程A1が
終了すると一方の枕地Bで機体を180°旋回させて次
の植付行程A2に入り、この植付行程A2が終了すると
他方の枕地Bで機体を180°旋回させて次の植付行程
A3に入る、と言う作業を繰り返していく。そして、例
えば図3に示すように最後の植付行程A5が終了する
と、機体を枕地Bに入れて畦Cに沿って走行させて枕地
Bでの苗の植付作業を行う。枕地は機体が180°旋回
する場所なので、この旋回時に前輪及び後輪によって枕
地の田面が荒らされる。これにより、苗の植付作業を行
う前において全ての部分の田面が平滑であっても、例え
ば図3に示すように全ての植付行程A1〜A5が終了す
れば、枕地Bの田面は凹凸が激しい状態になっている。
は例えば図2に示すように、畦Cに沿って機体を走行さ
せて最初の植付行程A1を行い、最初の植付行程A1が
終了すると一方の枕地Bで機体を180°旋回させて次
の植付行程A2に入り、この植付行程A2が終了すると
他方の枕地Bで機体を180°旋回させて次の植付行程
A3に入る、と言う作業を繰り返していく。そして、例
えば図3に示すように最後の植付行程A5が終了する
と、機体を枕地Bに入れて畦Cに沿って走行させて枕地
Bでの苗の植付作業を行う。枕地は機体が180°旋回
する場所なので、この旋回時に前輪及び後輪によって枕
地の田面が荒らされる。これにより、苗の植付作業を行
う前において全ての部分の田面が平滑であっても、例え
ば図3に示すように全ての植付行程A1〜A5が終了す
れば、枕地Bの田面は凹凸が激しい状態になっている。
【0005】これにより、枕地での苗植付装置の昇降操
作によるハンチング現象を抑えるために枕地での植付作
業に入ると、作業者は昇降制御手段の制御感度を鈍感側
に操作する必要がある。しかし、この枕地の前の植付行
程において長時間に亘り制御感度を敏感側に操作してい
ると、作業者がこの敏感側の状態に慣れてしまい、枕地
での植付作業に入った際に制御感度を鈍感側に操作する
のを作業者が忘れて、敏感側に残したままで枕地での植
付作業に入り、枕地において苗植付装置の昇降操作によ
るハンチング現象を引き起こしてしまうことがある。本
発明は、乗用型田植機において枕地での植付作業に入っ
た際、苗植付装置の昇降操作によるハンチング現象が引
き起されないように構成することを目的としている。
作によるハンチング現象を抑えるために枕地での植付作
業に入ると、作業者は昇降制御手段の制御感度を鈍感側
に操作する必要がある。しかし、この枕地の前の植付行
程において長時間に亘り制御感度を敏感側に操作してい
ると、作業者がこの敏感側の状態に慣れてしまい、枕地
での植付作業に入った際に制御感度を鈍感側に操作する
のを作業者が忘れて、敏感側に残したままで枕地での植
付作業に入り、枕地において苗植付装置の昇降操作によ
るハンチング現象を引き起こしてしまうことがある。本
発明は、乗用型田植機において枕地での植付作業に入っ
た際、苗植付装置の昇降操作によるハンチング現象が引
き起されないように構成することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は以上のよ
うな乗用型田植機において、次のように構成することに
ある。 〔1〕苗植付装置を機体に対してアクチュエータにより
昇降操作自在に連結し、田面から苗植付装置までの高さ
を検出する高さセンサーを備えて、高さセンサーの検出
値に基づいて苗植付装置が田面から設定高さに維持され
るように、アクチュエータを作動操作する昇降制御手段
を備えると共に、機体が一つの植付行程から次の植付行
程に入るために旋回する枕地において、畦に沿って枕地
を走行し植付作業を行う枕地植付行程に機体が入ったか
否かを判別する判別手段を備え、判別手段により機体が
枕地植付行程に入ったと判別されると、昇降制御手段の
制御感度を自動的に鈍感側に変更操作する感度変更手段
を備えてある。
うな乗用型田植機において、次のように構成することに
ある。 〔1〕苗植付装置を機体に対してアクチュエータにより
昇降操作自在に連結し、田面から苗植付装置までの高さ
を検出する高さセンサーを備えて、高さセンサーの検出
値に基づいて苗植付装置が田面から設定高さに維持され
るように、アクチュエータを作動操作する昇降制御手段
を備えると共に、機体が一つの植付行程から次の植付行
程に入るために旋回する枕地において、畦に沿って枕地
を走行し植付作業を行う枕地植付行程に機体が入ったか
否かを判別する判別手段を備え、判別手段により機体が
枕地植付行程に入ったと判別されると、昇降制御手段の
制御感度を自動的に鈍感側に変更操作する感度変更手段
を備えてある。
【0007】〔2〕前項〔1〕の構成において、次の植
付行程の指標を田面に形成していくマーカーを左右一対
備えて、右及び左のマーカーを田面に突入した作業姿勢
及び田面よりも上方の格納姿勢に切換操作自在に構成す
ると共に、判別手段を右及び左のマーカーの両方が格納
姿勢に切換操作されていることにより、機体が枕地植付
行程に入ったと判別するように構成してある。
付行程の指標を田面に形成していくマーカーを左右一対
備えて、右及び左のマーカーを田面に突入した作業姿勢
及び田面よりも上方の格納姿勢に切換操作自在に構成す
ると共に、判別手段を右及び左のマーカーの両方が格納
姿勢に切換操作されていることにより、機体が枕地植付
行程に入ったと判別するように構成してある。
【0008】〔3〕前項〔1〕の構成において、判別手
段を走行用の前輪が設定角度以上に右又は左に操向操作
され、前輪が直進位置に戻し操作された状態で機体が後
進し、前輪の直進位置において機体が前進し始めると、
機体が枕地植付行程に入ったと判別するように構成して
ある。
段を走行用の前輪が設定角度以上に右又は左に操向操作
され、前輪が直進位置に戻し操作された状態で機体が後
進し、前輪の直進位置において機体が前進し始めると、
機体が枕地植付行程に入ったと判別するように構成して
ある。
【0009】
〔I〕前項〔1〕のように構成すると、畦に沿って枕地
を走行し植付作業を行う枕地植付行程に機体が入ると、
このことが判別手段により判別されて、昇降制御手段の
制御感度が自動的に鈍感側に変更操作される。これによ
り、枕地での植付作業に入った際に制御感度を鈍感側に
操作するのを作業者が忘れて、敏感側のままで枕地での
植付作業に入り、苗植付装置の昇降操作によるハンチン
グ現象を引き起こしてしまうと言うような状態は生じな
い。
を走行し植付作業を行う枕地植付行程に機体が入ると、
このことが判別手段により判別されて、昇降制御手段の
制御感度が自動的に鈍感側に変更操作される。これによ
り、枕地での植付作業に入った際に制御感度を鈍感側に
操作するのを作業者が忘れて、敏感側のままで枕地での
植付作業に入り、苗植付装置の昇降操作によるハンチン
グ現象を引き起こしてしまうと言うような状態は生じな
い。
【0010】〔II〕前項〔2〕のように構成すると、
前項〔1〕の構成の場合と同様に前項〔I〕に記載の
「作用」を備えており、これに加えて以下のような「作
用」を備えている。乗用型田植機では例えば図2に示す
ように、次の植付行程の指標E1,E2を田面Gに形成
していくマーカー24,25を左右一対備えている。こ
の場合、例えば図3に示すように機体を枕地Bに入れて
枕地植付行程Mに入ると、右及び左のマーカー24,2
5の両方を作業姿勢Sから格納姿勢K(図4参照)に切
換操作する。
前項〔1〕の構成の場合と同様に前項〔I〕に記載の
「作用」を備えており、これに加えて以下のような「作
用」を備えている。乗用型田植機では例えば図2に示す
ように、次の植付行程の指標E1,E2を田面Gに形成
していくマーカー24,25を左右一対備えている。こ
の場合、例えば図3に示すように機体を枕地Bに入れて
枕地植付行程Mに入ると、右及び左のマーカー24,2
5の両方を作業姿勢Sから格納姿勢K(図4参照)に切
換操作する。
【0011】これは、枕地Bの幅(図3の紙面上下方向
での幅)が、苗植付装置3の横幅(苗植付装置3による
複数の植付条の全体の横幅)よりも少し広い程度になる
ように、各植付行程A1〜A5において枕地Bでの旋回
を行うので、機体を枕地Bに入れた場合に、右及び左の
マーカー24,25を作業姿勢Sに切換操作している
と、右及び左のマーカー24,25が畦C及び各植付行
程A1〜A5での苗に接触するからである。
での幅)が、苗植付装置3の横幅(苗植付装置3による
複数の植付条の全体の横幅)よりも少し広い程度になる
ように、各植付行程A1〜A5において枕地Bでの旋回
を行うので、機体を枕地Bに入れた場合に、右及び左の
マーカー24,25を作業姿勢Sに切換操作している
と、右及び左のマーカー24,25が畦C及び各植付行
程A1〜A5での苗に接触するからである。
【0012】これにより、前項〔2〕のように構成すれ
ば右及び左のマーカーの両方が格納姿勢Kに切換操作さ
れると、機体が枕地植付行程に入ったと判別されて、昇
降制御手段の制御感度が自動的に鈍感側に変更操作され
る。以上のように、枕地植付行程に入る際に必ず行われ
ると言ってよい操作(右及び左のマーカーの格納姿勢へ
の切換操作)に基づいているので、機体が枕地植付行程
に入ったことが見落とされることなく確実に判別され
る。
ば右及び左のマーカーの両方が格納姿勢Kに切換操作さ
れると、機体が枕地植付行程に入ったと判別されて、昇
降制御手段の制御感度が自動的に鈍感側に変更操作され
る。以上のように、枕地植付行程に入る際に必ず行われ
ると言ってよい操作(右及び左のマーカーの格納姿勢へ
の切換操作)に基づいているので、機体が枕地植付行程
に入ったことが見落とされることなく確実に判別され
る。
【0013】〔III〕前項〔3〕のように構成する
と、前項〔1〕の構成の場合と同様に前項〔I〕に記載
の「作用」を備えており、これに加えて以下のような
「作用」を備えている。乗用型田植機では例えば図3に
示すように、最後の植付行程A5が終了して機体を枕地
Bに入れる場合、機体が最後の植付行程A5の終わりに
達すると、前輪を右(又は左)に設定角度以上に操作し
て、機体を前進させながら旋回させる(行程H1)。次
に、前輪を直進位置に戻し操作して、機体を後進させ
(行程H2)、機体を再び前進させて枕地植付行程Mに
入る。
と、前項〔1〕の構成の場合と同様に前項〔I〕に記載
の「作用」を備えており、これに加えて以下のような
「作用」を備えている。乗用型田植機では例えば図3に
示すように、最後の植付行程A5が終了して機体を枕地
Bに入れる場合、機体が最後の植付行程A5の終わりに
達すると、前輪を右(又は左)に設定角度以上に操作し
て、機体を前進させながら旋回させる(行程H1)。次
に、前輪を直進位置に戻し操作して、機体を後進させ
(行程H2)、機体を再び前進させて枕地植付行程Mに
入る。
【0014】これにより、前項〔3〕のように構成すれ
ば前述のような操作が行われると、機体が枕地植付行程
に入ったと判別されて、昇降制御手段の制御感度が自動
的に鈍感側に変更操作される。以上のように、枕地植付
行程に入る際に必ず行われると言ってよい操作(前輪の
操向操作及び前後進操作)に基づいているので、機体が
枕地植付行程に入ったことが見落とされることなく確実
に判別される。
ば前述のような操作が行われると、機体が枕地植付行程
に入ったと判別されて、昇降制御手段の制御感度が自動
的に鈍感側に変更操作される。以上のように、枕地植付
行程に入る際に必ず行われると言ってよい操作(前輪の
操向操作及び前後進操作)に基づいているので、機体が
枕地植付行程に入ったことが見落とされることなく確実
に判別される。
【0015】
【発明の効果】請求項1のように構成すると、機体が枕
地植付行程に入ると昇降制御手段の制御感度が自動的に
鈍感側に変更操作されて、枕地植付行程での苗植付装置
の昇降操作によるハンチング現象が抑えられるので、枕
地でのハンチング現象による苗の極端な深植えや浅植え
が未然に防止されることになり、乗用型田植機の植付性
能を向上させることができた。
地植付行程に入ると昇降制御手段の制御感度が自動的に
鈍感側に変更操作されて、枕地植付行程での苗植付装置
の昇降操作によるハンチング現象が抑えられるので、枕
地でのハンチング現象による苗の極端な深植えや浅植え
が未然に防止されることになり、乗用型田植機の植付性
能を向上させることができた。
【0016】請求項2のように構成すると、請求項1の
ように構成した場合と同様に前述の請求項1の「発明の
効果」を備えている。請求項2のように構成すると、枕
地植付行程に入る際に必ず行われると言ってよい操作
(右及び左のマーカーの格納姿勢への切換操作)に基づ
いて、機体が枕地植付行程に入ったことが見落とされる
ことなく確実に判別されるので、作動の信頼性の高いも
のとなる。
ように構成した場合と同様に前述の請求項1の「発明の
効果」を備えている。請求項2のように構成すると、枕
地植付行程に入る際に必ず行われると言ってよい操作
(右及び左のマーカーの格納姿勢への切換操作)に基づ
いて、機体が枕地植付行程に入ったことが見落とされる
ことなく確実に判別されるので、作動の信頼性の高いも
のとなる。
【0017】請求項3のように構成すると、請求項1の
ように構成した場合と同様に前述の請求項1の「発明の
効果」を備えている。請求項3のように構成すると、枕
地植付行程に入る際に必ず行われると言ってよい操作
(前輪の操向操作及び前後進操作)に基づいて、機体が
枕地植付行程に入ったことが見落とされることなく確実
に判別されるので、作動の信頼性の高いものとなる。
ように構成した場合と同様に前述の請求項1の「発明の
効果」を備えている。請求項3のように構成すると、枕
地植付行程に入る際に必ず行われると言ってよい操作
(前輪の操向操作及び前後進操作)に基づいて、機体が
枕地植付行程に入ったことが見落とされることなく確実
に判別されるので、作動の信頼性の高いものとなる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。 (1)図1に示すように、左右に操向操作自在な前輪1
及び後輪2で支持された機体の後部に、リンク機構4を
昇降自在に連結して、リンク機構4を昇降駆動する油圧
シリンダ5(アクチュエータに相当)を備え、リンク機
構4の後部に苗植付装置3を連結して乗用型田植機を構
成している。苗植付装置3はリンク機構4の前後軸芯P
1周りにローリング自在に連結されている。リンク機構
4の後端のフレーム4aに電動シリンダ15が備えら
れ、苗植付装置3において苗のせ台9を支持するフレー
ム10と電動シリンダ15とがバネ(図示せず)を介し
て連結されている。これにより、電動シリンダ15を伸
縮操作することによって、苗植付装置3をリンク機構4
の前後軸芯P1周りにローリング操作する。
する。 (1)図1に示すように、左右に操向操作自在な前輪1
及び後輪2で支持された機体の後部に、リンク機構4を
昇降自在に連結して、リンク機構4を昇降駆動する油圧
シリンダ5(アクチュエータに相当)を備え、リンク機
構4の後部に苗植付装置3を連結して乗用型田植機を構
成している。苗植付装置3はリンク機構4の前後軸芯P
1周りにローリング自在に連結されている。リンク機構
4の後端のフレーム4aに電動シリンダ15が備えら
れ、苗植付装置3において苗のせ台9を支持するフレー
ム10と電動シリンダ15とがバネ(図示せず)を介し
て連結されている。これにより、電動シリンダ15を伸
縮操作することによって、苗植付装置3をリンク機構4
の前後軸芯P1周りにローリング操作する。
【0019】図4及び図1に示すように、走行用として
静油圧式の無段変速装置20を装備しており、無段変速
装置20を変速操作する電動シリンダ21、及び無段変
速装置20の変速位置を検出するポテンショメータ22
が備えられている。操縦ハンドル23の横に変速レバー
19が備えられて、変速レバー19の操作位置が制御装
置11に入力されている。無段変速装置20は中立停止
位置Nを挟んで前進側F及び後進側Rの両方に無段階に
変速操作可能に構成されており、変速レバー19を中立
停止位置Nを挟んで前進側F及び後進側Rの任意の操作
位置に操作すると、変速レバー19の操作位置に対応す
る変速位置となるように、制御装置11及び電動シリン
ダ21により無段変速装置20が変速操作される。
静油圧式の無段変速装置20を装備しており、無段変速
装置20を変速操作する電動シリンダ21、及び無段変
速装置20の変速位置を検出するポテンショメータ22
が備えられている。操縦ハンドル23の横に変速レバー
19が備えられて、変速レバー19の操作位置が制御装
置11に入力されている。無段変速装置20は中立停止
位置Nを挟んで前進側F及び後進側Rの両方に無段階に
変速操作可能に構成されており、変速レバー19を中立
停止位置Nを挟んで前進側F及び後進側Rの任意の操作
位置に操作すると、変速レバー19の操作位置に対応す
る変速位置となるように、制御装置11及び電動シリン
ダ21により無段変速装置20が変速操作される。
【0020】後述する(4)及び図2に示す最初の植付
行程A1において、作業者が操作する変速レバー19の
操作パターン、及び操作位置が記憶されるように構成し
ている。これにより、次の植付行程A2以降において作
業者が変速レバー19を最初の植付行程A1での操作位
置の近くに操作するだけで、変速レバー19の操作位置
に関係なく、無段変速装置20が最初の植付行程A1で
の変速レバー19の操作位置に対応する変速位置に、自
動的に変速操作される。
行程A1において、作業者が操作する変速レバー19の
操作パターン、及び操作位置が記憶されるように構成し
ている。これにより、次の植付行程A2以降において作
業者が変速レバー19を最初の植付行程A1での操作位
置の近くに操作するだけで、変速レバー19の操作位置
に関係なく、無段変速装置20が最初の植付行程A1で
の変速レバー19の操作位置に対応する変速位置に、自
動的に変速操作される。
【0021】(2)次に、苗植付装置3の昇降操作につ
いて説明する。図4に示すように、苗植付装置3の下部
の横軸芯P2周りに、センターフロート6の後部が上下
揺動自在に支持され、センターフロート6の前部がバネ
(図示せず)により下降側に付勢されており、苗植付装
置3に備えられたポテンショメータ7(高さセンサーに
相当)の検出アーム7aと、センターフロート6の前部
とがロッド8により連結されている。これにより、田面
Gから苗植付装置3までの高さが、センターフロート6
の上下角度としてポテンショメータ7により検出される
のであり、ポテンショメータ7の検出値が制御装置11
に入力される。
いて説明する。図4に示すように、苗植付装置3の下部
の横軸芯P2周りに、センターフロート6の後部が上下
揺動自在に支持され、センターフロート6の前部がバネ
(図示せず)により下降側に付勢されており、苗植付装
置3に備えられたポテンショメータ7(高さセンサーに
相当)の検出アーム7aと、センターフロート6の前部
とがロッド8により連結されている。これにより、田面
Gから苗植付装置3までの高さが、センターフロート6
の上下角度としてポテンショメータ7により検出される
のであり、ポテンショメータ7の検出値が制御装置11
に入力される。
【0022】これにより、後述する植付行程A1,A
2,A3,A4,A5においてセンターフロート6が田
面Gに接地追従して行くと、ポテンショメータ7の検出
値が目標値Dとなるように(ポテンショメータ7の検出
アーム7aが目標値Dの姿勢となるように)、制御装置
11により制御弁12が操作され油圧シリンダ5が伸縮
操作されて、苗植付装置3が自動的に昇降操作される。
これにより、苗植付装置3が田面Gから設定高さに自動
的に維持されて、苗の植付深さが設定値に維持される
(昇降制御手段に相当)。
2,A3,A4,A5においてセンターフロート6が田
面Gに接地追従して行くと、ポテンショメータ7の検出
値が目標値Dとなるように(ポテンショメータ7の検出
アーム7aが目標値Dの姿勢となるように)、制御装置
11により制御弁12が操作され油圧シリンダ5が伸縮
操作されて、苗植付装置3が自動的に昇降操作される。
これにより、苗植付装置3が田面Gから設定高さに自動
的に維持されて、苗の植付深さが設定値に維持される
(昇降制御手段に相当)。
【0023】図4に示すように、前述のような昇降制御
手段の制御感度を人為的に設定可能なダイヤル式の感度
設定スイッチ13が備えられている。前述のような昇降
制御手段において、田面Gの泥が硬く田面Gの凹凸が激
しい場合には感度設定スイッチ13を鈍感側に操作す
る。この場合、目標値Dが感度設定スイッチ13の操作
位置に対応して上向き側に変更される。
手段の制御感度を人為的に設定可能なダイヤル式の感度
設定スイッチ13が備えられている。前述のような昇降
制御手段において、田面Gの泥が硬く田面Gの凹凸が激
しい場合には感度設定スイッチ13を鈍感側に操作す
る。この場合、目標値Dが感度設定スイッチ13の操作
位置に対応して上向き側に変更される。
【0024】これによって、ポテンショメータ7の検出
値が上向きの目標値Dとなるように(ポテンショメータ
7の検出アーム7aが上向きの目標値Dの姿勢となるよ
うに)、苗植付装置3が自動的に昇降操作される。この
上向きの目標値Dでのセンターフロート6の姿勢は図4
に示す姿勢よりも上向きになるので、センターフロート
6の田面Gへの接地面積が減少し、センターフロート6
を下降側に付勢するバネ(図示せず)が圧縮されてバネ
の付勢力が強められる。従って、センターフロート6の
田面Gへの接地追従感度、つまり昇降制御手段の制御感
度が鈍感側に変更される。
値が上向きの目標値Dとなるように(ポテンショメータ
7の検出アーム7aが上向きの目標値Dの姿勢となるよ
うに)、苗植付装置3が自動的に昇降操作される。この
上向きの目標値Dでのセンターフロート6の姿勢は図4
に示す姿勢よりも上向きになるので、センターフロート
6の田面Gへの接地面積が減少し、センターフロート6
を下降側に付勢するバネ(図示せず)が圧縮されてバネ
の付勢力が強められる。従って、センターフロート6の
田面Gへの接地追従感度、つまり昇降制御手段の制御感
度が鈍感側に変更される。
【0025】逆に、田面Gの泥が軟らかく田面Gが平滑
な場合には感度設定スイッチ13を敏感側に操作する。
この場合、図4に示す目標値Dが感度設定スイッチ13
の操作位置に対応して下向き側に変更される。これによ
って、ポテンショメータ7の検出値が下向きの目標値D
となるように(ポテンショメータ7の検出アーム7aが
下向きの目標値Dの姿勢となるように)、苗植付装置3
が自動的に昇降操作される。この下向きの目標値Dでの
センターフロート6の姿勢は図4に示す姿勢よりも下向
きになるので、センターフロート6の田面Gへの接地面
積が増加し、センターフロート6を下降側に付勢するバ
ネ(図示せず)が伸長してバネの付勢力が弱められる。
従って、センターフロート6の田面Gへの接地追従感
度、つまり昇降制御手段の制御感度が敏感側に変更され
る。
な場合には感度設定スイッチ13を敏感側に操作する。
この場合、図4に示す目標値Dが感度設定スイッチ13
の操作位置に対応して下向き側に変更される。これによ
って、ポテンショメータ7の検出値が下向きの目標値D
となるように(ポテンショメータ7の検出アーム7aが
下向きの目標値Dの姿勢となるように)、苗植付装置3
が自動的に昇降操作される。この下向きの目標値Dでの
センターフロート6の姿勢は図4に示す姿勢よりも下向
きになるので、センターフロート6の田面Gへの接地面
積が増加し、センターフロート6を下降側に付勢するバ
ネ(図示せず)が伸長してバネの付勢力が弱められる。
従って、センターフロート6の田面Gへの接地追従感
度、つまり昇降制御手段の制御感度が敏感側に変更され
る。
【0026】(3)次に、苗植付装置3のローリング操
作について説明する。図4に示すように、水平面に対す
る苗植付装置3の左右角度を検出する傾斜センサー1
6、及び水平面に対して苗植付装置3が支持される左右
角度を人為的に設定可能なダイヤル式の角度設定スイッ
チ17が備えられており、傾斜センサー16の検出値及
び角度設定スイッチ17で設定された左右角度が制御装
置11に入力されている。
作について説明する。図4に示すように、水平面に対す
る苗植付装置3の左右角度を検出する傾斜センサー1
6、及び水平面に対して苗植付装置3が支持される左右
角度を人為的に設定可能なダイヤル式の角度設定スイッ
チ17が備えられており、傾斜センサー16の検出値及
び角度設定スイッチ17で設定された左右角度が制御装
置11に入力されている。
【0027】これにより、傾斜センサー16の検出値に
基づいて制御装置11により電動シリンダ15が作動操
作されて、苗植付装置3が水平面に対して角度設定スイ
ッチ17で設定された左右角度となるように自動的にロ
ーリング操作される。この場合、角度設定スイッチ17
を水平、右下がり側及び左下がり側に操作することによ
って、苗植付装置3が水平面に対して維持される左右角
度を任意に設定変更することができる。
基づいて制御装置11により電動シリンダ15が作動操
作されて、苗植付装置3が水平面に対して角度設定スイ
ッチ17で設定された左右角度となるように自動的にロ
ーリング操作される。この場合、角度設定スイッチ17
を水平、右下がり側及び左下がり側に操作することによ
って、苗植付装置3が水平面に対して維持される左右角
度を任意に設定変更することができる。
【0028】以上のように、角度設定スイッチ17で設
定された左右角度に基づいて苗植付装置3が自動的にロ
ーリング操作される状態に対して、このような自動的な
ローリング操作を行わずに、電動シリンダ15を所望の
位置に固定しておくこともできる。この場合には、図4
に示す手動設定スイッチ18を右下がり側及び左下がり
側に操作することにより、電動シリンダ15を作動操作
して、機体(リンク機構4)に対する苗植付装置3の左
右角度を所望の角度に変更し固定しておくことができ
る。
定された左右角度に基づいて苗植付装置3が自動的にロ
ーリング操作される状態に対して、このような自動的な
ローリング操作を行わずに、電動シリンダ15を所望の
位置に固定しておくこともできる。この場合には、図4
に示す手動設定スイッチ18を右下がり側及び左下がり
側に操作することにより、電動シリンダ15を作動操作
して、機体(リンク機構4)に対する苗植付装置3の左
右角度を所望の角度に変更し固定しておくことができ
る。
【0029】(4)乗用型田植機においては図2に示す
ように、畦Cに沿って機体を走行させて最初の植付行程
A1を行い、最初の植付行程A1が終了すると一方の枕
地Bで機体を180°旋回させて次の植付行程A2に入
り、この植付行程A2が終了すると他方の枕地Bで機体
を180°旋回させて次の植付行程A3に入ると言う作
業を繰り返していく。
ように、畦Cに沿って機体を走行させて最初の植付行程
A1を行い、最初の植付行程A1が終了すると一方の枕
地Bで機体を180°旋回させて次の植付行程A2に入
り、この植付行程A2が終了すると他方の枕地Bで機体
を180°旋回させて次の植付行程A3に入ると言う作
業を繰り返していく。
【0030】図4及び図1に示すように一つの植付行程
中に次の植付行程の指標E1,E2を田面Gに形成して
いく右のマーカー24及び左のマーカー25が、機体の
右及び左に備えられている。右及び左のマーカー24,
25は田面Gに突入した作業姿勢S及び田面Gよりも上
方の格納姿勢Kに亘り、機体の軸芯P3周りに切換操作
自在に支持されており、右及び左のマーカー24,25
が格納姿勢Kに切換操作されていることを検出する一対
のリミットスイッチ26が備えられている。図2に示す
状態は植付行程A3の状態であり、この状態において前
回の植付行程A2で右のマーカー24により田面Gに形
成した指標E1に沿って機体を走行させており、左のマ
ーカー25を作業姿勢Sに切換操作して、次の植付行程
A4(図3参照)の指標E2を田面Gに形成しているの
であり、右のマーカー24は格納姿勢Kに切換操作して
いる。
中に次の植付行程の指標E1,E2を田面Gに形成して
いく右のマーカー24及び左のマーカー25が、機体の
右及び左に備えられている。右及び左のマーカー24,
25は田面Gに突入した作業姿勢S及び田面Gよりも上
方の格納姿勢Kに亘り、機体の軸芯P3周りに切換操作
自在に支持されており、右及び左のマーカー24,25
が格納姿勢Kに切換操作されていることを検出する一対
のリミットスイッチ26が備えられている。図2に示す
状態は植付行程A3の状態であり、この状態において前
回の植付行程A2で右のマーカー24により田面Gに形
成した指標E1に沿って機体を走行させており、左のマ
ーカー25を作業姿勢Sに切換操作して、次の植付行程
A4(図3参照)の指標E2を田面Gに形成しているの
であり、右のマーカー24は格納姿勢Kに切換操作して
いる。
【0031】図3に示すように植付行程A4から最後の
植付行程A5に入ると、機体の一方に畦Cが位置し、機
体の他方に前回の植付行程A4の苗が位置することにな
る。これにより、最後の植付行程A5において右及び左
のマーカー24,25を作業姿勢Sに切換操作している
と、右及び左のマーカー24,25が畦C及び植付行程
A4での苗に接触するので、機体が最後の植付行程A5
に入る前に右及び左のマーカー24,25の両方を作業
姿勢Sから格納姿勢Kに切換操作する。
植付行程A5に入ると、機体の一方に畦Cが位置し、機
体の他方に前回の植付行程A4の苗が位置することにな
る。これにより、最後の植付行程A5において右及び左
のマーカー24,25を作業姿勢Sに切換操作している
と、右及び左のマーカー24,25が畦C及び植付行程
A4での苗に接触するので、機体が最後の植付行程A5
に入る前に右及び左のマーカー24,25の両方を作業
姿勢Sから格納姿勢Kに切換操作する。
【0032】従って、右及び左のマーカー24,25の
両方が作業姿勢Sから格納姿勢Kに切換操作されると、
図4に示す一対のリミットスイッチ26の検出信号が制
御装置11に入力され、制御装置11において感度設定
スイッチ13の操作位置に関係なく、現在の感度設定ス
イッチ13の操作位置での制御感度と最鈍感状態との間
の制御感度に、昇降制御手段の制御感度が自動的に変更
操作される。
両方が作業姿勢Sから格納姿勢Kに切換操作されると、
図4に示す一対のリミットスイッチ26の検出信号が制
御装置11に入力され、制御装置11において感度設定
スイッチ13の操作位置に関係なく、現在の感度設定ス
イッチ13の操作位置での制御感度と最鈍感状態との間
の制御感度に、昇降制御手段の制御感度が自動的に変更
操作される。
【0033】畦Cの近傍の田面Gは機体が旋回する枕地
Bの田面Gほどではなくても、一般に荒れていることが
多いので、前述のように昇降制御手段の制御感度を自動
的に鈍感側に変更操作することによって、畦Cの近傍の
最後の植付行程A5であっても、苗植付装置3の昇降操
作によるハンチング現象を引き起こすことなく苗の植付
作業が行われる。これにより、図3に示す最初の植付行
程A1も畦Cの近傍となるので、この場合には作業者が
手動で感動設定スイッチ13を鈍感側に操作し、次の植
付行程A2に入ると感度設定スイッチ13を適切な操作
位置に操作すればよい。
Bの田面Gほどではなくても、一般に荒れていることが
多いので、前述のように昇降制御手段の制御感度を自動
的に鈍感側に変更操作することによって、畦Cの近傍の
最後の植付行程A5であっても、苗植付装置3の昇降操
作によるハンチング現象を引き起こすことなく苗の植付
作業が行われる。これにより、図3に示す最初の植付行
程A1も畦Cの近傍となるので、この場合には作業者が
手動で感動設定スイッチ13を鈍感側に操作し、次の植
付行程A2に入ると感度設定スイッチ13を適切な操作
位置に操作すればよい。
【0034】次に図3に示すように、機体が最後の植付
行程A5の終わりに達すると、作業者は操縦ハンドル2
3を操作して機体の向きを約90°変え、機体を枕地B
に入れて機体を畦Cに沿って走行させ、枕地Bでの苗の
植付作業を行う枕地植付行程Mに入る。この場合、枕地
Bの幅(図3の紙面上下方向での幅)が、苗植付装置3
の横幅(苗植付装置3による複数の植付条の全体の横
幅)よりも少し広い程度になるように、各植付行程A1
〜A5において枕地Bでの旋回を行っている。これによ
って、機体が枕地Bに入った場合、右及び左のマーカー
24,25を作業姿勢Sに切換操作していると、右及び
左のマーカー24,25が畦C及び各植付行程A1〜A
5での苗に接触するので、右及び左のマーカー24,2
5の両方を格納姿勢Kに切換操作しておく。
行程A5の終わりに達すると、作業者は操縦ハンドル2
3を操作して機体の向きを約90°変え、機体を枕地B
に入れて機体を畦Cに沿って走行させ、枕地Bでの苗の
植付作業を行う枕地植付行程Mに入る。この場合、枕地
Bの幅(図3の紙面上下方向での幅)が、苗植付装置3
の横幅(苗植付装置3による複数の植付条の全体の横
幅)よりも少し広い程度になるように、各植付行程A1
〜A5において枕地Bでの旋回を行っている。これによ
って、機体が枕地Bに入った場合、右及び左のマーカー
24,25を作業姿勢Sに切換操作していると、右及び
左のマーカー24,25が畦C及び各植付行程A1〜A
5での苗に接触するので、右及び左のマーカー24,2
5の両方を格納姿勢Kに切換操作しておく。
【0035】従って、前述の最後の植付行程A5から引
き続いて、右及び左のマーカー24,25の両方が格納
姿勢Kに切換操作された状態で、前述のように操縦ハン
ドル23により機体の向きが約90°変えられると、機
体が枕地植付行程Mに入ったと判別される(判別手段に
相当)。これにより、制御装置11において感度設定ス
イッチ13の操作位置に関係なく、昇降制御手段の制御
感度が最鈍感状態に自動的に変更操作される(感度変更
手段に相当)。このように、枕地植付行程Mにおいて昇
降制御手段の制御感度を最鈍感状態に設定することによ
り、枕地Bの田面Gの凹凸が激しいものであっても、苗
植付装置3の昇降操作によるハンチング現象を引き起こ
すことなく、枕地植付行程Mでの苗の植付作業が行われ
る。
き続いて、右及び左のマーカー24,25の両方が格納
姿勢Kに切換操作された状態で、前述のように操縦ハン
ドル23により機体の向きが約90°変えられると、機
体が枕地植付行程Mに入ったと判別される(判別手段に
相当)。これにより、制御装置11において感度設定ス
イッチ13の操作位置に関係なく、昇降制御手段の制御
感度が最鈍感状態に自動的に変更操作される(感度変更
手段に相当)。このように、枕地植付行程Mにおいて昇
降制御手段の制御感度を最鈍感状態に設定することによ
り、枕地Bの田面Gの凹凸が激しいものであっても、苗
植付装置3の昇降操作によるハンチング現象を引き起こ
すことなく、枕地植付行程Mでの苗の植付作業が行われ
る。
【0036】以上のようにして一方の枕地Bでの枕地植
付行程Mが終了すると、機体を畦Cに上げて反対側の枕
地B(図3の紙面下側)の方へ走行させ、他方の枕地B
に入り、この他方の枕地Bで枕地植付行程Mに入る。こ
の他方の枕地Bにおいても、右及び左のマーカー24,
25の両方を格納姿勢Kに切換操作しているので、制御
装置11において感度設定スイッチ13の操作位置に関
係なく、昇降制御手段の制御感度が最鈍感状態に自動的
に変更操作されている(感度変更手段に相当)。
付行程Mが終了すると、機体を畦Cに上げて反対側の枕
地B(図3の紙面下側)の方へ走行させ、他方の枕地B
に入り、この他方の枕地Bで枕地植付行程Mに入る。こ
の他方の枕地Bにおいても、右及び左のマーカー24,
25の両方を格納姿勢Kに切換操作しているので、制御
装置11において感度設定スイッチ13の操作位置に関
係なく、昇降制御手段の制御感度が最鈍感状態に自動的
に変更操作されている(感度変更手段に相当)。
【0037】(5)この乗用型田植機においては、傾斜
センサー16やセンターフロート6のポテンショメータ
7等の各部用の調整モードを備えており、次のこの調整
モードの操作について説明する。先ず図4に示す切換ス
イッチ27を自己診断位置に操作し、キースイッチ(図
示せず)によりエンジン(図示せず)を始動させて、エ
ンジンの始動から設定時間(例えば10秒程度)の間
に、角度設定スイッチ17を最左下がり位置、水平位置
及び最右下がり位置の3位置の各々に、設定短時間(例
えば2秒程度)ずつ操作する。以上の操作を行うと自動
的に調整モードに入り、図1に示す操縦パネル28に調
整モードに入ったことが表示される。
センサー16やセンターフロート6のポテンショメータ
7等の各部用の調整モードを備えており、次のこの調整
モードの操作について説明する。先ず図4に示す切換ス
イッチ27を自己診断位置に操作し、キースイッチ(図
示せず)によりエンジン(図示せず)を始動させて、エ
ンジンの始動から設定時間(例えば10秒程度)の間
に、角度設定スイッチ17を最左下がり位置、水平位置
及び最右下がり位置の3位置の各々に、設定短時間(例
えば2秒程度)ずつ操作する。以上の操作を行うと自動
的に調整モードに入り、図1に示す操縦パネル28に調
整モードに入ったことが表示される。
【0038】調整モードに入った場合に図4に示す感度
設定スイッチ13は、傾斜センサー16やセンターフロ
ート6のポテンショメータ7等の各部のうち、どの部分
の調整を行うかの選択用に使用される。これにより、調
整モードに入ると感度設定スイッチ13を操作すること
によって所望の部分を選択して、その部分の調整を行
う。例えば、センターフロート6のポテンショメータ7
を選択した場合、ポテンショメータ7の調整が終了する
と、切換スイッチ27をアワーメーター位置(通常の植
付作業時において、植付作業の合計時間を積算して操縦
パネル28に表示する位置)に操作すれば、調整後のポ
テンショメータ7の出力値が操縦パネル28に表示され
るので、この出力値で良い場合に手動設定スイッチ18
を右下がり側又は左下がり側に操作することにより、調
整後のポンテンショメータ7の状態(出力値)が設定
(記憶)されて調整を終了する。このように一つの調整
の終了後に別の部分の調整を行う場合には、感度設定ス
イッチ13を別の部分に対応する位置に操作して、以上
の操作を繰り返せば良い。
設定スイッチ13は、傾斜センサー16やセンターフロ
ート6のポテンショメータ7等の各部のうち、どの部分
の調整を行うかの選択用に使用される。これにより、調
整モードに入ると感度設定スイッチ13を操作すること
によって所望の部分を選択して、その部分の調整を行
う。例えば、センターフロート6のポテンショメータ7
を選択した場合、ポテンショメータ7の調整が終了する
と、切換スイッチ27をアワーメーター位置(通常の植
付作業時において、植付作業の合計時間を積算して操縦
パネル28に表示する位置)に操作すれば、調整後のポ
テンショメータ7の出力値が操縦パネル28に表示され
るので、この出力値で良い場合に手動設定スイッチ18
を右下がり側又は左下がり側に操作することにより、調
整後のポンテンショメータ7の状態(出力値)が設定
(記憶)されて調整を終了する。このように一つの調整
の終了後に別の部分の調整を行う場合には、感度設定ス
イッチ13を別の部分に対応する位置に操作して、以上
の操作を繰り返せば良い。
【0039】〔第1別実施例〕前項(4)の構成に代え
て、次のように構成してもよい。乗用型田植機において
は図3に示すように、最後の植付行程A5が終了して機
体を枕地Bに入れる場合、機体が最後の植付行程A5の
終わりに達すると、作業者は操縦ハンドル23により前
輪1を右(又は左)に設定角度以上に操作して、機体を
前進させながら約90°旋回させる(行程H1)。次
に、作業者は前輪1を直進位置に戻し操作し、変速レバ
ー19を後進側Rに操作して機体を後進させ(行程H
2)、苗植付装置3が畦Cに達すると機体を停止させ
て、変速レバー10を再び前進側Fに操作して枕地植付
行程Mに入る。
て、次のように構成してもよい。乗用型田植機において
は図3に示すように、最後の植付行程A5が終了して機
体を枕地Bに入れる場合、機体が最後の植付行程A5の
終わりに達すると、作業者は操縦ハンドル23により前
輪1を右(又は左)に設定角度以上に操作して、機体を
前進させながら約90°旋回させる(行程H1)。次
に、作業者は前輪1を直進位置に戻し操作し、変速レバ
ー19を後進側Rに操作して機体を後進させ(行程H
2)、苗植付装置3が畦Cに達すると機体を停止させ
て、変速レバー10を再び前進側Fに操作して枕地植付
行程Mに入る。
【0040】これにより、前輪1の操向角度を検出する
角度センサー(図示せず)を備え、角度センサーの検出
値を制御装置11に入力することにより、角度センサー
の検出値及び変速レバー19の操作位置に基づいて、前
述のような操縦ハンドル23及び変速レバー19の操作
が行われると、機体が枕地植付行程Mに入ったと判別さ
れるように構成する(判別手段に相当)。以上のように
機体が枕地植付行程Mに入ったと判別されると、制御装
置11において感度設定スイッチ13の操作位置に関係
なく、昇降制御手段の制御感度が最鈍感状態に自動的に
変更操作される(感度変更手段に相当)。
角度センサー(図示せず)を備え、角度センサーの検出
値を制御装置11に入力することにより、角度センサー
の検出値及び変速レバー19の操作位置に基づいて、前
述のような操縦ハンドル23及び変速レバー19の操作
が行われると、機体が枕地植付行程Mに入ったと判別さ
れるように構成する(判別手段に相当)。以上のように
機体が枕地植付行程Mに入ったと判別されると、制御装
置11において感度設定スイッチ13の操作位置に関係
なく、昇降制御手段の制御感度が最鈍感状態に自動的に
変更操作される(感度変更手段に相当)。
【0041】以上のようにして一方の枕地Bでの枕地植
付行程Mが終了すると、機体を畦Cに上げて反対側の枕
地B(図3の紙面下側)の方へ走行させ、他方の枕地B
に入り、この他方の枕地Bで枕地植付行程Mに入る。こ
の場合、感度設定スイッチ13を手動で最鈍感位置に操
作しない限り、前述の最鈍感状態が保持されるように構
成しているので、一方の枕地Bを出て他方の枕地Bに入
っても、昇降制御手段の制御感度は最鈍感状態となって
いる。
付行程Mが終了すると、機体を畦Cに上げて反対側の枕
地B(図3の紙面下側)の方へ走行させ、他方の枕地B
に入り、この他方の枕地Bで枕地植付行程Mに入る。こ
の場合、感度設定スイッチ13を手動で最鈍感位置に操
作しない限り、前述の最鈍感状態が保持されるように構
成しているので、一方の枕地Bを出て他方の枕地Bに入
っても、昇降制御手段の制御感度は最鈍感状態となって
いる。
【0042】〔第2別実施例〕以上の構成では、右及び
左のマーカー24,25の両方が格納姿勢Kに切換操作
されるか、又は図3の行程H1,H2のような操作を行
うと、昇降制御手段の制御感度を最鈍感状態に変更操作
するように構成しているが、これを最鈍感状態から少し
敏感側の制御感度の状態に変更操作するように構成して
もよい。右及び左のマーカー24,25を機体ではな
く、苗植付装置3の右及び左に備えてもよい。
左のマーカー24,25の両方が格納姿勢Kに切換操作
されるか、又は図3の行程H1,H2のような操作を行
うと、昇降制御手段の制御感度を最鈍感状態に変更操作
するように構成しているが、これを最鈍感状態から少し
敏感側の制御感度の状態に変更操作するように構成して
もよい。右及び左のマーカー24,25を機体ではな
く、苗植付装置3の右及び左に備えてもよい。
【0043】前述のように、枕地植付行程Mに入り昇降
制御手段の制御感度が最鈍感状態に変更操作された場
合、感度設定スイッチ13を手動で最鈍感位置に操作す
るとこの状態が解除されて、感度設定スイッチ13の操
作により制御感度を任意に変更できる元の状態に復帰す
るように構成してもよい。これにより、枕地植付行程M
において制御感度を最鈍感状態に設定しなくてもよい場
合、前述のように感度設定スイッチ13を操作して、制
御感度を適切なものに設定することができる。本発明は
昇降制御手段ばかりではなく、前項(3)で説明した苗
植付装置3のローリング操作に適用してもよい。
制御手段の制御感度が最鈍感状態に変更操作された場
合、感度設定スイッチ13を手動で最鈍感位置に操作す
るとこの状態が解除されて、感度設定スイッチ13の操
作により制御感度を任意に変更できる元の状態に復帰す
るように構成してもよい。これにより、枕地植付行程M
において制御感度を最鈍感状態に設定しなくてもよい場
合、前述のように感度設定スイッチ13を操作して、制
御感度を適切なものに設定することができる。本発明は
昇降制御手段ばかりではなく、前項(3)で説明した苗
植付装置3のローリング操作に適用してもよい。
【0044】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にする為に符号を記すが、該記入により本発明は添
付図面の構成に限定されるものではない。
便利にする為に符号を記すが、該記入により本発明は添
付図面の構成に限定されるものではない。
【図1】乗用型田植機の全体側面図
【図2】水田の中央付近での植付行程の状態を示す平面
図
図
【図3】機体が枕地植付行程に入った状態を示す平面図
【図4】右及び左のマーカー、感度設定スイッチ、セン
ターフロート等の連係状態を示す図
ターフロート等の連係状態を示す図
1 前輪 3 苗植付装置 5 アクチュエータ 7 高さセンサー 24,25 マーカー A1,A2,A3,A4,A5 植付行程 B 枕地 C 畦 E1,E2 指標 M 枕地植付行程 S 作業姿勢 K 格納姿勢 G 田面
Claims (3)
- 【請求項1】 苗植付装置(3)を機体に対してアクチ
ュエータ(5)により昇降操作自在に連結し、田面
(G)から前記苗植付装置(3)までの高さを検出する
高さセンサー(7)を備えて、前記高さセンサー(7)
の検出値に基づいて前記苗植付装置(3)が田面(G)
から設定高さに維持されるように、前記アクチュエータ
(5)を作動操作する昇降制御手段を備えると共に、 機体が一つの植付行程(A1),(A2),(A3),
(A4),(A5)から次の植付行程(A1),(A
2),(A3),(A4),(A5)に入るために旋回
する枕地(B)において、畦(C)に沿って前記枕地
(B)を走行し植付作業を行う枕地植付行程(M)に機
体が入ったか否かを判別する判別手段を備え、 前記判別手段により機体が枕地植付行程(M)に入った
と判別されると、前記昇降制御手段の制御感度を自動的
に鈍感側に変更操作する感度変更手段を備えてある乗用
型田植機。 - 【請求項2】 次の植付行程(A2),(A3),(A
4),(A5)の指標(E1),(E2)を田面(G)
に形成していくマーカー(24),(25)を左右一対
備えて、前記右及び左のマーカー(24),(25)を
田面(G)に突入した作業姿勢(S)及び田面(G)よ
りも上方の格納姿勢(K)に切換操作自在に構成すると
共に、 前記判別手段を、前記右及び左のマーカー(24),
(25)の両方が格納姿勢(K)に切換操作されている
ことにより、機体が枕地植付行程(M)に入ったと判別
するように構成してある請求項1記載の乗用型田植機。 - 【請求項3】 前記判別手段を、走行用の前輪(1)が
設定角度以上に右又は左に操向操作され、前記前輪
(1)が直進位置に戻し操作された状態で機体が後進
し、前記前輪(1)の直進位置において機体が前進し始
めると、機体が枕地植付行程(M)に入ったと判別する
ように構成してある請求項1記載の乗用型田植機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13127395A JPH08322342A (ja) | 1995-05-30 | 1995-05-30 | 乗用型田植機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13127395A JPH08322342A (ja) | 1995-05-30 | 1995-05-30 | 乗用型田植機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08322342A true JPH08322342A (ja) | 1996-12-10 |
Family
ID=15054082
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13127395A Pending JPH08322342A (ja) | 1995-05-30 | 1995-05-30 | 乗用型田植機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08322342A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006280301A (ja) * | 2005-04-01 | 2006-10-19 | Iseki & Co Ltd | 農用作業車の制御装置 |
| JP2010046013A (ja) * | 2008-08-21 | 2010-03-04 | Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd | 移植機 |
-
1995
- 1995-05-30 JP JP13127395A patent/JPH08322342A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006280301A (ja) * | 2005-04-01 | 2006-10-19 | Iseki & Co Ltd | 農用作業車の制御装置 |
| JP2010046013A (ja) * | 2008-08-21 | 2010-03-04 | Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd | 移植機 |
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