JPH08322385A - シイタケ栽培用ほだ木と該ほだ木の育成方法並びに育成されたほだ木を使用したシイタケ栽培方法 - Google Patents
シイタケ栽培用ほだ木と該ほだ木の育成方法並びに育成されたほだ木を使用したシイタケ栽培方法Info
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Landscapes
- Mushroom Cultivation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 シイタケ菌の活着と、菌糸の初期蔓延を確実
に行うことができるイシタケ栽培用ほだ木と、該ほだ木
の育成方法と、これによるシイタケの栽培方法を提供す
る。 【構成】 シイタケ種菌を接種した原木2を合成樹脂袋
からなる包装体3の中に収納してほだ木1とし、包装体
3の開口部4を絞って適度の通気性を確保しながら、こ
れらほだ木1の多数を地面に並べた枕木の上に多段に積
み重ねて上部を段ボールで覆って直射日光を遮蔽して仮
伏せし、これによって種菌が活着し、初期の菌糸が蔓延
したシイタケほだ木を使用して常法によりシイタケ栽培
するものである。
に行うことができるイシタケ栽培用ほだ木と、該ほだ木
の育成方法と、これによるシイタケの栽培方法を提供す
る。 【構成】 シイタケ種菌を接種した原木2を合成樹脂袋
からなる包装体3の中に収納してほだ木1とし、包装体
3の開口部4を絞って適度の通気性を確保しながら、こ
れらほだ木1の多数を地面に並べた枕木の上に多段に積
み重ねて上部を段ボールで覆って直射日光を遮蔽して仮
伏せし、これによって種菌が活着し、初期の菌糸が蔓延
したシイタケほだ木を使用して常法によりシイタケ栽培
するものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、シイタケの原木栽培
に使用するほだ木と、該ほだ木の育成方法ならびに育成
されたほだ木を使用したイシタケの栽培方法に関するも
のである。
に使用するほだ木と、該ほだ木の育成方法ならびに育成
されたほだ木を使用したイシタケの栽培方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】シイタケの栽培は、大別すると原木にシ
イタケ種菌を接種して行う原木栽培法と、おが屑を主体
とする培地にシイタケ種菌を接種し、これを合成樹脂製
の袋乃至はガラス製の瓶容器などに収容して行う菌床栽
培方法とがある。
イタケ種菌を接種して行う原木栽培法と、おが屑を主体
とする培地にシイタケ種菌を接種し、これを合成樹脂製
の袋乃至はガラス製の瓶容器などに収容して行う菌床栽
培方法とがある。
【0003】秋から初冬にかけて伐採されたクヌギやナ
ラなどの原木を、適宜の期間放置して水分の蒸散を促
し、木材組織の生活活動を停止させたのちに玉切りし、
得られた原木におが屑種菌または種菌を培養した種駒を
接種して行う原木栽培法においては、シイタケ種菌を原
木に接種していち早く原木内部にシイタケ菌を活着させ
るほだ木の育成方法が1つの重要なポイントになってい
る。
ラなどの原木を、適宜の期間放置して水分の蒸散を促
し、木材組織の生活活動を停止させたのちに玉切りし、
得られた原木におが屑種菌または種菌を培養した種駒を
接種して行う原木栽培法においては、シイタケ種菌を原
木に接種していち早く原木内部にシイタケ菌を活着させ
るほだ木の育成方法が1つの重要なポイントになってい
る。
【0004】かゝるほだ木育成のための仮伏せは、ほだ
木つくりの成否のほゞ8割を占めるともいわれている重
要な作業であって、そのほとんどが自然の気象条件下で
行われ、仮伏せ期間は、樹種や寒暖の地域、仮伏せの場
所などによって異なるが、おおむね2か月以上の期間を
要するものである。
木つくりの成否のほゞ8割を占めるともいわれている重
要な作業であって、そのほとんどが自然の気象条件下で
行われ、仮伏せ期間は、樹種や寒暖の地域、仮伏せの場
所などによって異なるが、おおむね2か月以上の期間を
要するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この仮伏せ期間中に
は、接種後の原木への散水による湿度の維持や、好適な
温度条件、日光に対する遮光などを適正な環境を維持し
なければ、たとえば、胴枯菌など好ましくない害菌の発
生などによってシイタケ菌の活着・蔓延が阻害されて最
終的にはシイタケの収量を低下させるなどの影響が生ず
る。
は、接種後の原木への散水による湿度の維持や、好適な
温度条件、日光に対する遮光などを適正な環境を維持し
なければ、たとえば、胴枯菌など好ましくない害菌の発
生などによってシイタケ菌の活着・蔓延が阻害されて最
終的にはシイタケの収量を低下させるなどの影響が生ず
る。
【0006】このため、ほだ木育成のための良好な環境
の仮伏せ場所の選定を始めとして、散水などによる湿度
の調整、直射日光の影響を避けるための作業、温度を一
定に保持するためのビニールによる保温作業など多くの
煩瑣な作業を余儀なくされ、これに要する時間や経費の
損失も見逃すことができない。さらに、この仮伏せは爾
後の作業の容易性の観点からシイタケ種菌を接種した原
木を40〜50cm程度の高さにしか横積みすることが
できないため、伏せ込みのために多くの場所を占め、量
産化をはかるにはより広い土地を必要とするなどシイタ
ケの原木栽培における大きな隘路となっている。
の仮伏せ場所の選定を始めとして、散水などによる湿度
の調整、直射日光の影響を避けるための作業、温度を一
定に保持するためのビニールによる保温作業など多くの
煩瑣な作業を余儀なくされ、これに要する時間や経費の
損失も見逃すことができない。さらに、この仮伏せは爾
後の作業の容易性の観点からシイタケ種菌を接種した原
木を40〜50cm程度の高さにしか横積みすることが
できないため、伏せ込みのために多くの場所を占め、量
産化をはかるにはより広い土地を必要とするなどシイタ
ケの原木栽培における大きな隘路となっている。
【0007】この発明はかゝるシイタケの原木栽培にお
ける現状に鑑み、シイタケ種菌を接種した原木のほだ化
がきわめて簡単かつ容易に行えるシイタケ栽培用ほだ木
と、該ほだ木の育成方法並びに育成されたほだ木を使用
したシイタケ栽培方法を提供せんとするものである。
ける現状に鑑み、シイタケ種菌を接種した原木のほだ化
がきわめて簡単かつ容易に行えるシイタケ栽培用ほだ木
と、該ほだ木の育成方法並びに育成されたほだ木を使用
したシイタケ栽培方法を提供せんとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】かゝる目的を達成するた
め、この発明のシイタケ栽培用ほだ木は、シイタケ種菌
を接種した原木を少なくとも防水性を有する包装体内に
収納し、該包装体内においてシイタケ種菌の活着と菌糸
蔓延をさせることを特徴とするものである。
め、この発明のシイタケ栽培用ほだ木は、シイタケ種菌
を接種した原木を少なくとも防水性を有する包装体内に
収納し、該包装体内においてシイタケ種菌の活着と菌糸
蔓延をさせることを特徴とするものである。
【0009】また、この発明のほだ木の育成方法は、シ
イタケ種菌を接種した原木を少なくとも防水性を有する
包装体内に収納し、該包装体の口部を絞って包装体内へ
の適度の通気を確保したのちに、これら包装体内に収納
された原木の多数を横方向に多段に積み重ね、上部を適
度に庇陰して仮伏せすることによってシイタケ菌の活着
と菌糸蔓延を図ることを特徴とするものである。
イタケ種菌を接種した原木を少なくとも防水性を有する
包装体内に収納し、該包装体の口部を絞って包装体内へ
の適度の通気を確保したのちに、これら包装体内に収納
された原木の多数を横方向に多段に積み重ね、上部を適
度に庇陰して仮伏せすることによってシイタケ菌の活着
と菌糸蔓延を図ることを特徴とするものである。
【0010】さらに、この発明の育成されたほだ木を使
用したシイタケ栽培方法は、シイタケ種菌を接種した原
木を少なくとも防水性を有する包装体に収納し、該包装
体の口部を絞って包装体内への適度の通気を確保したの
ちに、これら包装体内に収納れた原木の多数を横方向に
多段に積み重ね、上部を適度に庇陰して所定期間の仮伏
せすることによってシイタケ菌の活着と菌糸蔓延を促進
して原木をほだ化せしめ、かくて得たシイタケ栽培用ほ
だ木を包装体から取り出して爾後常法によってシイタケ
の発生と生育をはかることを特徴とするものである。
用したシイタケ栽培方法は、シイタケ種菌を接種した原
木を少なくとも防水性を有する包装体に収納し、該包装
体の口部を絞って包装体内への適度の通気を確保したの
ちに、これら包装体内に収納れた原木の多数を横方向に
多段に積み重ね、上部を適度に庇陰して所定期間の仮伏
せすることによってシイタケ菌の活着と菌糸蔓延を促進
して原木をほだ化せしめ、かくて得たシイタケ栽培用ほ
だ木を包装体から取り出して爾後常法によってシイタケ
の発生と生育をはかることを特徴とするものである。
【0011】この発明において、使用する原木は、所定
の時期に伐採されたクヌギやナラなどの原木を、適宜の
期間放置して水分の蒸散を促し、木材組織の生活活動を
停止させたのちに所定の大きさ(通常長さは90cm程
度のもの)に玉切りされたものであっても、あるいは伐
採後の日の浅い生木に接種したものでもよい。なお、乾
燥状態の進んでいる原木は、ほだ化に際しては適宜散水
して保湿させることが好ましい。
の時期に伐採されたクヌギやナラなどの原木を、適宜の
期間放置して水分の蒸散を促し、木材組織の生活活動を
停止させたのちに所定の大きさ(通常長さは90cm程
度のもの)に玉切りされたものであっても、あるいは伐
採後の日の浅い生木に接種したものでもよい。なお、乾
燥状態の進んでいる原木は、ほだ化に際しては適宜散水
して保湿させることが好ましい。
【0012】前記原木へのシイタケ種菌の接種は、おが
くず種菌であっても、菌をあらかじめ培養した種駒であ
ってもよい。
くず種菌であっても、菌をあらかじめ培養した種駒であ
ってもよい。
【0013】しいたけ種菌を接種した原木は、これを包
装体内に収納するものであるが、使用する包装体は、少
なくとも防水性を具備していれば材質には特別な制限は
ないが、具体的には、ポリエチレン、ポリプロピレン、
ポリ塩化ビニルなどの袋を使用することができ、その大
きさは内部に接種原木をそっくり収納して開口部を緩く
閉じることができる程度の大きさのものであれば特に制
限なく使用でき、袋の色にも特に制限はないが、通常黒
色の袋か内部の原木を透視できる透明な袋が好ましい。
装体内に収納するものであるが、使用する包装体は、少
なくとも防水性を具備していれば材質には特別な制限は
ないが、具体的には、ポリエチレン、ポリプロピレン、
ポリ塩化ビニルなどの袋を使用することができ、その大
きさは内部に接種原木をそっくり収納して開口部を緩く
閉じることができる程度の大きさのものであれば特に制
限なく使用でき、袋の色にも特に制限はないが、通常黒
色の袋か内部の原木を透視できる透明な袋が好ましい。
【0014】前記包装体内に収納する原木は、一つの包
装体に1本づつ収納することが最も好ましい。この収納
数が増すと、収納した原木の重量によって包装体が損傷
するなどのトラブルが生じ易く、仮伏せの際の取り扱い
も厄介となるので最大5本までとすることが望ましい。
装体に1本づつ収納することが最も好ましい。この収納
数が増すと、収納した原木の重量によって包装体が損傷
するなどのトラブルが生じ易く、仮伏せの際の取り扱い
も厄介となるので最大5本までとすることが望ましい。
【0015】この包装体に収納したシイタケ種菌を接種
した原木の仮伏せに際しては、ヨコ積み、タテ囲い、井
桁積みなど種々の方法があるが、土地の有効利用や作業
性の観点からはヨコ積みが好ましく、積み上げる高さに
特別な制限はないが、作業性の点からは高さ150c程
度が好ましい。
した原木の仮伏せに際しては、ヨコ積み、タテ囲い、井
桁積みなど種々の方法があるが、土地の有効利用や作業
性の観点からはヨコ積みが好ましく、積み上げる高さに
特別な制限はないが、作業性の点からは高さ150c程
度が好ましい。
【0016】
【作用】この発明のシイタケ栽培用ほだ木は、シイタケ
種菌を接種した原木を少なくとも防水性を有する包装体
に収納しているので、この原木を単にヨコ積みなどによ
る仮伏せ作業をするだけで簡単かつ容易にほだ化させる
ことができる。
種菌を接種した原木を少なくとも防水性を有する包装体
に収納しているので、この原木を単にヨコ積みなどによ
る仮伏せ作業をするだけで簡単かつ容易にほだ化させる
ことができる。
【0017】また、前記で得たシイタケ栽培用ほだ木の
育成方法は、包装体内に収納された原木を包装体の開口
部を適宜の手段によって仮止めし、通気性を保持した状
態でヨコ積みなどの仮伏せするだけで、包装体内の原木
は適度の温度と湿度を保持することができるため、仮伏
せ作業を効率的に実施することができる。
育成方法は、包装体内に収納された原木を包装体の開口
部を適宜の手段によって仮止めし、通気性を保持した状
態でヨコ積みなどの仮伏せするだけで、包装体内の原木
は適度の温度と湿度を保持することができるため、仮伏
せ作業を効率的に実施することができる。
【0018】さらに、前記で得たほだ化されたほだ木に
よるシイタケの栽培法は、原木に接種したシイタケ種菌
を確実に原木に活着させ、かつ菌糸を蔓延させることが
できるので、シイタケの収量を確実に向上させることが
できるものである。
よるシイタケの栽培法は、原木に接種したシイタケ種菌
を確実に原木に活着させ、かつ菌糸を蔓延させることが
できるので、シイタケの収量を確実に向上させることが
できるものである。
【0019】
【実施例】以下、この発明のシイタケ栽培用ほだ木と該
ほだ木の育成方法並びに育成されたほだ木を使用したシ
イタケ栽培方法について具体的に説明する。この発明の
シイタケ栽培用ほだ木1(以下、単にほだ木1とい
う。)は、ナラ,クヌギ,クリ,シイ,カシなどのシイ
タケ栽培に適する直径約100mmの樹木を伐採し、こ
れを長さ900〜1000mmに玉切りして原木2と
し、この原木2に所定間隔で孔を開けて種駒を打ち込ん
だものである。
ほだ木の育成方法並びに育成されたほだ木を使用したシ
イタケ栽培方法について具体的に説明する。この発明の
シイタケ栽培用ほだ木1(以下、単にほだ木1とい
う。)は、ナラ,クヌギ,クリ,シイ,カシなどのシイ
タケ栽培に適する直径約100mmの樹木を伐採し、こ
れを長さ900〜1000mmに玉切りして原木2と
し、この原木2に所定間隔で孔を開けて種駒を打ち込ん
だものである。
【0020】しかして、原木2にシイタケ種菌を接種し
たほだ木1は、これを包装体3内に収納して仮伏せ用の
ほだ木1とするものであるが、前記包装体3は、ポリエ
チレン製の長さが約1300mm、幅約400mmの袋
からなるもので、この包装体3内にほだ木1を1つ収納
したのち、緩やかな通気性を保持するように包装体3の
開口部4を軽く手で絞り込みホイッチキスで止めてほだ
木1とする。その際、乾燥しすぎた原木2に対しては包
装体3に収納する前に軽く散水したのち収納することが
好ましい。
たほだ木1は、これを包装体3内に収納して仮伏せ用の
ほだ木1とするものであるが、前記包装体3は、ポリエ
チレン製の長さが約1300mm、幅約400mmの袋
からなるもので、この包装体3内にほだ木1を1つ収納
したのち、緩やかな通気性を保持するように包装体3の
開口部4を軽く手で絞り込みホイッチキスで止めてほだ
木1とする。その際、乾燥しすぎた原木2に対しては包
装体3に収納する前に軽く散水したのち収納することが
好ましい。
【0021】かくして得たほだ木1の多数を常法に従っ
て仮伏せするのであるが、この仮伏せは野外で行っても
よく、ビニルハウスのようなハウス内で実施してもよ
い。仮伏せは、一般的には保湿を第一に考えるので、散
水の行える場所で比較的風当たりの弱い、湿度の得やす
い場所が選定されるが、この発明においてはかゝる条件
は好ましくはあるが、絶対条件とはならない。
て仮伏せするのであるが、この仮伏せは野外で行っても
よく、ビニルハウスのようなハウス内で実施してもよ
い。仮伏せは、一般的には保湿を第一に考えるので、散
水の行える場所で比較的風当たりの弱い、湿度の得やす
い場所が選定されるが、この発明においてはかゝる条件
は好ましくはあるが、絶対条件とはならない。
【0022】仮伏せは、具体的には図2に示すように、
地面に並べた枕木5,5の上に包装体3内に収納し、か
つその開口部を軽く閉めて内部の通気性を保持したほだ
木1を1本づつ横に積み重ねて高さが約1.5mとなる
ように横積みしたのち、最上段のほだ木1,1・・・の
上に段ボール6を設けて直射日光を遮断する。
地面に並べた枕木5,5の上に包装体3内に収納し、か
つその開口部を軽く閉めて内部の通気性を保持したほだ
木1を1本づつ横に積み重ねて高さが約1.5mとなる
ように横積みしたのち、最上段のほだ木1,1・・・の
上に段ボール6を設けて直射日光を遮断する。
【0023】その際、接種の時期が早く所定の温度が保
持し難いときには、段ボール6の上に保温のために合成
樹脂シート(図示せず)を掛け、また、逆に温度が上が
り過ぎる傾向の場合には最上段にヨシズなどの被覆材の
せて直射日光による過度の温度上昇を防ぐようにする。
持し難いときには、段ボール6の上に保温のために合成
樹脂シート(図示せず)を掛け、また、逆に温度が上が
り過ぎる傾向の場合には最上段にヨシズなどの被覆材の
せて直射日光による過度の温度上昇を防ぐようにする。
【0024】かくて仮伏せした一連のほだ木1のブロッ
クAは、所定の期間そのまゝの状態として時々は包装体
3の開口部4から種菌の活着の状態を観察し、積替えや
位置換えを必要に応じて行い、接種部位の全てに均一に
発菌した状態(約60日間)をもって育成されたほだ木
として仮伏せを終了する。
クAは、所定の期間そのまゝの状態として時々は包装体
3の開口部4から種菌の活着の状態を観察し、積替えや
位置換えを必要に応じて行い、接種部位の全てに均一に
発菌した状態(約60日間)をもって育成されたほだ木
として仮伏せを終了する。
【0025】仮伏せの終了後にそれぞれのほだ木1を包
装体3から取り出すと、ほだ木1は木口面が褐変し、シ
イタケ栽培における害菌である胴枯菌などの乾性害菌の
発生はほとんど見られない。また、各ほだ木1の上部に
積み上げたほだ木1と下部のほだ木1との間には菌の活
着状態にほとんど差がなく、おおむね均一な発菌・活着
状態を見ることができる。
装体3から取り出すと、ほだ木1は木口面が褐変し、シ
イタケ栽培における害菌である胴枯菌などの乾性害菌の
発生はほとんど見られない。また、各ほだ木1の上部に
積み上げたほだ木1と下部のほだ木1との間には菌の活
着状態にほとんど差がなく、おおむね均一な発菌・活着
状態を見ることができる。
【0026】仮伏せ処理が終了し包装体3から取り出し
たほだ木1は、爾後常法の栽培方法にしたがって本伏せ
し、シイタケの発生、育成を行う。すなわち、生シイタ
ケの栽培においてはほだ木を浸水したのち本伏せし、ま
た乾シイタケ栽培においてはそのまゝ本伏せし、芽出し
操作による子実体の発生と生育などの所定の過程を経て
目的とするイシタケを収穫する。
たほだ木1は、爾後常法の栽培方法にしたがって本伏せ
し、シイタケの発生、育成を行う。すなわち、生シイタ
ケの栽培においてはほだ木を浸水したのち本伏せし、ま
た乾シイタケ栽培においてはそのまゝ本伏せし、芽出し
操作による子実体の発生と生育などの所定の過程を経て
目的とするイシタケを収穫する。
【0027】以下、この発明によるシイタケ栽培の実施
例と、これとほゞ同じ条件下における従来の方法による
シイタケ栽培の比較例とを示す。実施例1 玉切りしたコナラ(直径約100mm×長さ約900m
m)を20本使用して各々に種駒を接種したのち、これ
を1本宛幅400mm×長さ1300mmのポリエチレ
ンの黒色の袋(包装体)に収納し、袋の先端の開口部を
軽く手で絞り込んで内部に緩やかな通気が行えるように
隙間を残してホイッチキスで止めた。これらを横に並べ
て高さが約1500mmとなるように多段に積み上げ、
最上段のほだ木の上部を段ボールで覆って仮伏せし、種
菌の活着と初期の菌糸蔓延によるシイタケほだ木の育成
を図った。仮伏せ終了後にほだ木を袋から取り出して浸
水し、本伏せしてシイタケ子実体の発生、生育を行い、
仮伏せ終了時における害菌の発生状態と、収穫時におけ
る子実体発生を調査した。
例と、これとほゞ同じ条件下における従来の方法による
シイタケ栽培の比較例とを示す。実施例1 玉切りしたコナラ(直径約100mm×長さ約900m
m)を20本使用して各々に種駒を接種したのち、これ
を1本宛幅400mm×長さ1300mmのポリエチレ
ンの黒色の袋(包装体)に収納し、袋の先端の開口部を
軽く手で絞り込んで内部に緩やかな通気が行えるように
隙間を残してホイッチキスで止めた。これらを横に並べ
て高さが約1500mmとなるように多段に積み上げ、
最上段のほだ木の上部を段ボールで覆って仮伏せし、種
菌の活着と初期の菌糸蔓延によるシイタケほだ木の育成
を図った。仮伏せ終了後にほだ木を袋から取り出して浸
水し、本伏せしてシイタケ子実体の発生、生育を行い、
仮伏せ終了時における害菌の発生状態と、収穫時におけ
る子実体発生を調査した。
【0028】比較例1 種駒を接種した原木を袋に収納することなくそのまゝ使
用し、これらを横に並べて高さが約1000mmとなる
ように多段に積み上げ、最上段を段ボールで覆って仮伏
せしてシイタケほだ木の育成を図った。それ以外は実施
例1と同様にしてシイタケ子実体の発生、生育を行い、
同様にして仮伏せ終了時における害菌の発生状態と、子
実体の発生における発生本数、1本当りの重量を調べ
た。
用し、これらを横に並べて高さが約1000mmとなる
ように多段に積み上げ、最上段を段ボールで覆って仮伏
せしてシイタケほだ木の育成を図った。それ以外は実施
例1と同様にしてシイタケ子実体の発生、生育を行い、
同様にして仮伏せ終了時における害菌の発生状態と、子
実体の発生における発生本数、1本当りの重量を調べ
た。
【0029】なお、上記実施例1、比較例1の具体的な
条件は以下のとおりである。 1)原木 供試本数 ;各20本、長さ900mmに玉切りした
コナラ 接種日 ;平成 6年 3月 5日 種菌 ;種駒(森440号) 2)伏込み 仮伏せ期間 ;平成 6年 3月 5日〜平成 6年
5月11日 本伏せ方法 ;裸地にヨロイ伏せにし、ヨシズを掛け
た。 3) シイタケの発生;平成6年11月7日に12時
間、水温10℃の水に浸水した。 これら実施例1および比較例1の試験結果を表1に示
す。なお、表1における害菌の発生状態の調査本数は重
複した本数である。
条件は以下のとおりである。 1)原木 供試本数 ;各20本、長さ900mmに玉切りした
コナラ 接種日 ;平成 6年 3月 5日 種菌 ;種駒(森440号) 2)伏込み 仮伏せ期間 ;平成 6年 3月 5日〜平成 6年
5月11日 本伏せ方法 ;裸地にヨロイ伏せにし、ヨシズを掛け
た。 3) シイタケの発生;平成6年11月7日に12時
間、水温10℃の水に浸水した。 これら実施例1および比較例1の試験結果を表1に示
す。なお、表1における害菌の発生状態の調査本数は重
複した本数である。
【0030】
【表1】
【0031】
【発明の効果】この発明のシイタケ栽培用ほだ木は、シ
イタケ種菌を接種した原木を少なくとも防水性を有する
包装体内に収納してほだ木としたので、シイタケ原木に
おける必須の仮伏せ作業に際し、仮伏せのための場所の
選定や特別な仮伏せのさめの作業を必要とすることなく
ほだ化させることができる。
イタケ種菌を接種した原木を少なくとも防水性を有する
包装体内に収納してほだ木としたので、シイタケ原木に
おける必須の仮伏せ作業に際し、仮伏せのための場所の
選定や特別な仮伏せのさめの作業を必要とすることなく
ほだ化させることができる。
【0032】また、この発明のシイタケ栽培用ほだ木の
育成方法は、種菌を接種した原木を袋などからなる包装
体内に入れ、その開口部から適宜の通気を図るようにし
て、その多数を横積みし、直射日光を避けながら仮伏せ
して種菌の原木への活着と、活着した種菌の初期の蔓延
を図るものである。また、この発明のシイタケ栽培方法
は、このようにして得られた種菌が原木に活着し、初期
蔓延した育成ほだ木を用いて常法によってシイタケを栽
培するものである。
育成方法は、種菌を接種した原木を袋などからなる包装
体内に入れ、その開口部から適宜の通気を図るようにし
て、その多数を横積みし、直射日光を避けながら仮伏せ
して種菌の原木への活着と、活着した種菌の初期の蔓延
を図るものである。また、この発明のシイタケ栽培方法
は、このようにして得られた種菌が原木に活着し、初期
蔓延した育成ほだ木を用いて常法によってシイタケを栽
培するものである。
【0033】かゝるシイタケ栽培用ほだ木育成方法並び
に育成されたほだ木を使用したシイタケ栽培方法は、以
下に述べる多くの優れた効果を発揮する。 (1)種菌を接種した原木を包装体に入れた後は、原木
の持つ水分によって包装体内が一定の湿度に保たれるの
で、加水の必要がなく、接種後の散水作業とそれに用い
る散水施設の必要がなく、作業の省力化、経済効率の大
幅な向上を期待することができる。 (2)また、包装体内の温度もほゞ一定に保たれるの
で、接種部位の全てに菌糸を均一に活着させ、原木内部
に菌をむらなく蔓延させることができる。 (3)原木が包装体に収納されているため、シイタケ栽
培の害菌が外部から侵入することがなく、害菌に起因す
るシイタケの損失が大きく減少する。 (4)仮伏せに際して接種後の原木を1本〜数本を単位
として包装体に入れて仮伏せするので、この仮伏せ作業
の中断が容易(原木の乾燥などや害菌の付着などがな
い)であり、従来の仮伏せのように作業を中断するごと
に散水し、被覆材をかけるなどの厄介な手数を要しな
い。 (5)従来の仮伏せでは普通、400〜500mmの高
さにほだ木を横積みするので、単位面積当りの収容本数
は少ない(約150本/坪)が、この発明では1500
mm程度の高さまでほだ木を横積みすることができるの
で、単位面積当りの収容本数が大きく向上(約400本
/坪)し、狭い場所でも容易に仮伏せすることができ
る。 (6)従来の仮伏せにおいては、上部に積んだほだ木と
下部のほだ木では温湿度の差が大きく、ほだ化にバラツ
キや差がみとめられたが、この発明の方法では均一なほ
だ木が得られるため、ロスがなくなる。 (7)また、接種の初期におけるシイタケ菌の原木への
活着、菌糸の蔓延が確実であるので、その後のほだ木づ
くりのロスもなくなり、その結果、最終目的である子実
体の収量が増加し、経営が安定する。 (8)近年増加しつゝある水分管理の難しい生木の状態
の原木に適用して有効かつ容易にほだ木の育成を図るこ
とができる。
に育成されたほだ木を使用したシイタケ栽培方法は、以
下に述べる多くの優れた効果を発揮する。 (1)種菌を接種した原木を包装体に入れた後は、原木
の持つ水分によって包装体内が一定の湿度に保たれるの
で、加水の必要がなく、接種後の散水作業とそれに用い
る散水施設の必要がなく、作業の省力化、経済効率の大
幅な向上を期待することができる。 (2)また、包装体内の温度もほゞ一定に保たれるの
で、接種部位の全てに菌糸を均一に活着させ、原木内部
に菌をむらなく蔓延させることができる。 (3)原木が包装体に収納されているため、シイタケ栽
培の害菌が外部から侵入することがなく、害菌に起因す
るシイタケの損失が大きく減少する。 (4)仮伏せに際して接種後の原木を1本〜数本を単位
として包装体に入れて仮伏せするので、この仮伏せ作業
の中断が容易(原木の乾燥などや害菌の付着などがな
い)であり、従来の仮伏せのように作業を中断するごと
に散水し、被覆材をかけるなどの厄介な手数を要しな
い。 (5)従来の仮伏せでは普通、400〜500mmの高
さにほだ木を横積みするので、単位面積当りの収容本数
は少ない(約150本/坪)が、この発明では1500
mm程度の高さまでほだ木を横積みすることができるの
で、単位面積当りの収容本数が大きく向上(約400本
/坪)し、狭い場所でも容易に仮伏せすることができ
る。 (6)従来の仮伏せにおいては、上部に積んだほだ木と
下部のほだ木では温湿度の差が大きく、ほだ化にバラツ
キや差がみとめられたが、この発明の方法では均一なほ
だ木が得られるため、ロスがなくなる。 (7)また、接種の初期におけるシイタケ菌の原木への
活着、菌糸の蔓延が確実であるので、その後のほだ木づ
くりのロスもなくなり、その結果、最終目的である子実
体の収量が増加し、経営が安定する。 (8)近年増加しつゝある水分管理の難しい生木の状態
の原木に適用して有効かつ容易にほだ木の育成を図るこ
とができる。
【図1】この発明のシイタケ栽培用ほだ木の側面図であ
る。
る。
【図2】この発明のシイタケ栽培用ほだ木の仮伏せの状
態を示した正面図である。
態を示した正面図である。
【図3】図2の側面図である。
1 ほだ木 2 種菌を接種した原木 3 包装体 4 開口部 5 枕木 6 段ボール A 仮伏せしたほだ木のブロック
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年12月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項5
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】さらに、この発明の育成されたほだ木を使
用したシイタケ栽培方法は、シイタケ種菌を接種した原
木を少なくとも防水性を有する包装体に収納し、該包装
体の口部を絞って包装体内への適度の通気を確保したの
ちに、これら包装体内に収納された原木の多数を横方向
に多段に積み重ね、上部を適度に庇陰して所定期間の仮
伏せすることによってシイタケ菌の活着と菌糸蔓延を促
進して原木をほだ化せしめ、かくて得たシイタケ栽培用
ほだ木を包装体から取り出して爾後常法によってシイタ
ケの発生と生育をはかることを特徴とするものである。
用したシイタケ栽培方法は、シイタケ種菌を接種した原
木を少なくとも防水性を有する包装体に収納し、該包装
体の口部を絞って包装体内への適度の通気を確保したの
ちに、これら包装体内に収納された原木の多数を横方向
に多段に積み重ね、上部を適度に庇陰して所定期間の仮
伏せすることによってシイタケ菌の活着と菌糸蔓延を促
進して原木をほだ化せしめ、かくて得たシイタケ栽培用
ほだ木を包装体から取り出して爾後常法によってシイタ
ケの発生と生育をはかることを特徴とするものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】仮伏せ処理が終了し包装体3から取り出し
たほだ木1は、爾後常法の栽培方法にしたがって本伏せ
し、シイタケの発生、育成を行う。すなわち、生シイタ
ケの栽培においてはほだ木を本伏せしたのち浸水し、ま
た乾シイタケ栽培においてはそのまゝ本伏せし、芽出し
操作による子実体の発生と生育などの所定の過程を経て
目的とするシイタケを収穫する。
たほだ木1は、爾後常法の栽培方法にしたがって本伏せ
し、シイタケの発生、育成を行う。すなわち、生シイタ
ケの栽培においてはほだ木を本伏せしたのち浸水し、ま
た乾シイタケ栽培においてはそのまゝ本伏せし、芽出し
操作による子実体の発生と生育などの所定の過程を経て
目的とするシイタケを収穫する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】
【表1】
Claims (5)
- 【請求項1】 シイタケ種菌を接種した原木を少なくと
も防水性を有する包装体内に収納し、該包装体内におい
てシイタケ種菌の活着と菌糸蔓延をさせることを特徴と
するシイタケ栽培用ほだ木。 - 【請求項2】 シイタケ種菌を接種した原木を少なくと
も防水性を有する包装体内に収納し、該包装体の口部を
絞って包装体内への適度の通気を確保したのちに、これ
ら包装体内に収納された原木の多数を横方向に多段に積
み重ね、上部を適度に庇陰して仮伏せすることによって
シイタケ菌の活着と菌糸蔓延を図ることを特徴とするシ
イタケ栽培用ほだ木の育成方法。 - 【請求項3】 前記シイタケ種菌を接種した原木は、少
なくとも防水性を有する包装体内に1本あて収納するこ
とを特徴とする請求項2記載のシイタケ栽培栽培用ほだ
木の育成方法。 - 【請求項4】 前記シイタケ種菌を接種した原木は、伐
採直後の生原木にシイタケ種菌を接種したものであるこ
とを特徴とする請求項2記載のシイタケほだ木の育成方
法。 - 【請求項5】 シイタケ種菌を接種した原木を少なくと
も防水性を有する包装体に収納し、該包装体の口部を絞
って包装体内への適度の通気を確保したのちに、これら
包装体内に収納れた原木の多数を横方向に多段に積み重
ね、上部を適度に庇陰して所定期間の仮伏せすることに
よってシイタケ菌の活着と菌糸蔓延を促進して原木をほ
だ化せしめ、かくて得たシイタケ栽培用ほだ木を包装体
から取り出して爾後常法によってシイタケの発生と生育
をはかることを特徴とするシイタケ栽培方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7152541A JP2969429B2 (ja) | 1995-05-27 | 1995-05-27 | シイタケ栽培用ほだ木と該ほだ木の育成方法並びに育成されたほだ木を使用したシイタケ栽培方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7152541A JP2969429B2 (ja) | 1995-05-27 | 1995-05-27 | シイタケ栽培用ほだ木と該ほだ木の育成方法並びに育成されたほだ木を使用したシイタケ栽培方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08322385A true JPH08322385A (ja) | 1996-12-10 |
| JP2969429B2 JP2969429B2 (ja) | 1999-11-02 |
Family
ID=15542716
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7152541A Expired - Lifetime JP2969429B2 (ja) | 1995-05-27 | 1995-05-27 | シイタケ栽培用ほだ木と該ほだ木の育成方法並びに育成されたほだ木を使用したシイタケ栽培方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2969429B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100488395B1 (ko) * | 2002-06-03 | 2005-05-10 | 이한식 | 버섯재배용 골목의 밀봉 및 살균방법 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4867033A (ja) * | 1971-12-15 | 1973-09-13 |
-
1995
- 1995-05-27 JP JP7152541A patent/JP2969429B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4867033A (ja) * | 1971-12-15 | 1973-09-13 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100488395B1 (ko) * | 2002-06-03 | 2005-05-10 | 이한식 | 버섯재배용 골목의 밀봉 및 살균방법 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2969429B2 (ja) | 1999-11-02 |
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