JPH08322822A - ヘモグロビン測定装置 - Google Patents
ヘモグロビン測定装置Info
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- JPH08322822A JPH08322822A JP8059139A JP5913996A JPH08322822A JP H08322822 A JPH08322822 A JP H08322822A JP 8059139 A JP8059139 A JP 8059139A JP 5913996 A JP5913996 A JP 5913996A JP H08322822 A JPH08322822 A JP H08322822A
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- hemoglobin
- light
- wavelength
- tissue
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- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
- Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ヘモグロビン濃度を正確に無侵襲にかつ連続
的に測定すること。 【構成】 発光素子31、32、33、34から発せられ生体組
織5を透過した各波長の光それぞれは受光素子6、7お
よび電流/電圧変換器8、9で電気信号に変換される。
この信号はA/D変換器10でディジタル値に変換され
る。発光素子34から発せられる光の波長は水の吸光があ
る波長である。コンピュータ11は、各波長についてこの
ディジタル値の変動分の相互の比を求め、この比に基づ
いて組織項の値およびヘモグロビンの濃度を計算する。
ここで、各波長の組織項相互間には一定の関係があるこ
とに基づき組織項の未知数は1個として作成された式が
用いられる。
的に測定すること。 【構成】 発光素子31、32、33、34から発せられ生体組
織5を透過した各波長の光それぞれは受光素子6、7お
よび電流/電圧変換器8、9で電気信号に変換される。
この信号はA/D変換器10でディジタル値に変換され
る。発光素子34から発せられる光の波長は水の吸光があ
る波長である。コンピュータ11は、各波長についてこの
ディジタル値の変動分の相互の比を求め、この比に基づ
いて組織項の値およびヘモグロビンの濃度を計算する。
ここで、各波長の組織項相互間には一定の関係があるこ
とに基づき組織項の未知数は1個として作成された式が
用いられる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は血液中のヘモグロビン濃
度を無侵襲的かつ連続的に測定する装置に関する。
度を無侵襲的かつ連続的に測定する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ヘモグロビン濃度測定の重要性について
説明すると次のようになる。 1.慢性的変化の場合 血液中のヘモグロビンは酸素と可逆的に結合して血管中
を流れて、全身に酸素を供給する。従って、血液中のヘ
モグロビン濃度が異常に低い場合、即ち貧血の場合は、
組織に対する酸素の供給が不足する。また、血液中のヘ
モグロビンは赤血球の中に存在するから、血液中のヘモ
グロビン濃度が異常に高い場合には、血液の粘性が高く
なって血液の流れを阻害する。ヘモグロビン濃度の異常
は、一見健常者と見える場合にも存在するから、健常者
のヘモグロビン濃度を定期的に測定することは必要であ
り、また、手術予定者について測定することも必要であ
る。これらの為に、ヘモグロビンの測定が無侵襲であっ
て広範囲の被検者に抵抗なく受け入れられることが重要
な条件となる。
説明すると次のようになる。 1.慢性的変化の場合 血液中のヘモグロビンは酸素と可逆的に結合して血管中
を流れて、全身に酸素を供給する。従って、血液中のヘ
モグロビン濃度が異常に低い場合、即ち貧血の場合は、
組織に対する酸素の供給が不足する。また、血液中のヘ
モグロビンは赤血球の中に存在するから、血液中のヘモ
グロビン濃度が異常に高い場合には、血液の粘性が高く
なって血液の流れを阻害する。ヘモグロビン濃度の異常
は、一見健常者と見える場合にも存在するから、健常者
のヘモグロビン濃度を定期的に測定することは必要であ
り、また、手術予定者について測定することも必要であ
る。これらの為に、ヘモグロビンの測定が無侵襲であっ
て広範囲の被検者に抵抗なく受け入れられることが重要
な条件となる。
【0003】2.急性的変化の場合 手術中には出血が生じ、これによって循環血液量が減少
する。これに対する治療として輸血および輸液を行う
が、この2つの手段の使い分けはヘモグロビン濃度の測
定に基づく。従って、手術中のヘモグロビン濃度の連続
測定はきわめて重要である。また、腎臓疾患患者につい
て透析を行う場合、ヘモグロビン濃度の変化は重大関心
事である。このような場合においてもヘモグロビン濃度
の連続測定はきわめて重要である。
する。これに対する治療として輸血および輸液を行う
が、この2つの手段の使い分けはヘモグロビン濃度の測
定に基づく。従って、手術中のヘモグロビン濃度の連続
測定はきわめて重要である。また、腎臓疾患患者につい
て透析を行う場合、ヘモグロビン濃度の変化は重大関心
事である。このような場合においてもヘモグロビン濃度
の連続測定はきわめて重要である。
【0004】3.血中吸光物質の濃度を測定する場合 血中吸光物質の濃度を求めるには、血中吸光物質の吸光
とヘモグロビンの吸光との比を求めて、これにヘモグロ
ビン濃度を乗じるのが便利である。このため、ヘモグロ
ビン濃度の測定は重要である。
とヘモグロビンの吸光との比を求めて、これにヘモグロ
ビン濃度を乗じるのが便利である。このため、ヘモグロ
ビン濃度の測定は重要である。
【0005】次にヘモグロビンの種類について説明す
る。ヘモグロビンの種類には多数のものがある。各種ヘ
モグロビンはそれぞれ固有の吸光特性(吸光の波長特
性)を有する。ヘモグロビン計という場合には、総ヘモ
グロビンの濃度を測定する装置を指す。ヘモグロビン測
定の標準的方法は、シアンメトヘモグロビン(cyanmethe
moglobin) 法である。これは、総ての種類のヘモグロビ
ンを化学的反応によってシアンメトヘモグロビンに変換
して、それを光学的に測定するものである。
る。ヘモグロビンの種類には多数のものがある。各種ヘ
モグロビンはそれぞれ固有の吸光特性(吸光の波長特
性)を有する。ヘモグロビン計という場合には、総ヘモ
グロビンの濃度を測定する装置を指す。ヘモグロビン測
定の標準的方法は、シアンメトヘモグロビン(cyanmethe
moglobin) 法である。これは、総ての種類のヘモグロビ
ンを化学的反応によってシアンメトヘモグロビンに変換
して、それを光学的に測定するものである。
【0006】各種のヘモグロビンをそのままで測定して
その総和を総ヘモグロビン濃度として求める装置とし
て、通称CO−オキシメータと呼ばれるものがある。こ
れは、所定の厚みのセルに試料を入れて、複数の光波長
それぞれにおける吸光特性を測定して、各ヘモグロビン
の濃度を計算し、その総和を求める。この場合に測定対
象となるヘモグロビンは、多くの場合に次の4種であ
る。酸化ヘモグロビン、還元ヘモグロビン、一酸化炭素
ヘモグロビン、メトヘモグロビン。
その総和を総ヘモグロビン濃度として求める装置とし
て、通称CO−オキシメータと呼ばれるものがある。こ
れは、所定の厚みのセルに試料を入れて、複数の光波長
それぞれにおける吸光特性を測定して、各ヘモグロビン
の濃度を計算し、その総和を求める。この場合に測定対
象となるヘモグロビンは、多くの場合に次の4種であ
る。酸化ヘモグロビン、還元ヘモグロビン、一酸化炭素
ヘモグロビン、メトヘモグロビン。
【0007】しかし、上記のような方法による従来のヘ
モグロビン測定装置は、観血的であり、また連続して測
定を行うことはできなかった。これに対し、パルス法を
用いた装置は、ヘモグロビン濃度を無侵襲にかつ連続的
に測定することができる。例えば、特公平3−7113
5に記載された測定装置がある。
モグロビン測定装置は、観血的であり、また連続して測
定を行うことはできなかった。これに対し、パルス法を
用いた装置は、ヘモグロビン濃度を無侵襲にかつ連続的
に測定することができる。例えば、特公平3−7113
5に記載された測定装置がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしこの測定装置に
よれば、生体組織中の血液層以外の層(以下組織層と称
する)は血液の脈動によっては脈動せず、常に一定の厚
さであるとしていた。しかし、実際には、血液の脈動に
追随してその厚さは変動するのであるから、それによる
誤差が測定値に含まれるものであった。
よれば、生体組織中の血液層以外の層(以下組織層と称
する)は血液の脈動によっては脈動せず、常に一定の厚
さであるとしていた。しかし、実際には、血液の脈動に
追随してその厚さは変動するのであるから、それによる
誤差が測定値に含まれるものであった。
【0009】本発明の目的は、組織層の厚さの変動も考
慮してヘモグロビン濃度を正確に測定する装置を提供す
ることである。
慮してヘモグロビン濃度を正確に測定する装置を提供す
ることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
少なくとも1種の波長が水の吸光がある波長である複数
種の異なる波長の光を生体組織に照射する光照射手段
と、この光照射手段から発せられ生体組織を透過した光
それぞれを電気信号に変換する光電変換手段と、この光
電変換手段の出力の脈動から前記生体組織の各波長の減
光度変化分を求める減光度変化計算手段と、この減光度
変化計算手段が求めた各波長の減光度変化分相互の比を
求める減光度比計算手段と、この減光度比計算手段が求
めた減光度変化分相互の比に関して、上記の減光度変化
が血液の脈動分と組織の脈動分との差によるものである
とし、かつ、各波長における組織の脈動分は相互に一定
の関係にあるとして、作成された式を計算して、総ヘモ
グロビン濃度または各種ヘモグロビン濃度を求めるヘモ
グロビン濃度計算手段と、を具備することを特徴とす
る。請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明におい
て、ヘモグロビン濃度計算手段は、総ヘモグロビン濃度
および各種ヘモグロビン濃度を求める手段であることを
特徴とする。
少なくとも1種の波長が水の吸光がある波長である複数
種の異なる波長の光を生体組織に照射する光照射手段
と、この光照射手段から発せられ生体組織を透過した光
それぞれを電気信号に変換する光電変換手段と、この光
電変換手段の出力の脈動から前記生体組織の各波長の減
光度変化分を求める減光度変化計算手段と、この減光度
変化計算手段が求めた各波長の減光度変化分相互の比を
求める減光度比計算手段と、この減光度比計算手段が求
めた減光度変化分相互の比に関して、上記の減光度変化
が血液の脈動分と組織の脈動分との差によるものである
とし、かつ、各波長における組織の脈動分は相互に一定
の関係にあるとして、作成された式を計算して、総ヘモ
グロビン濃度または各種ヘモグロビン濃度を求めるヘモ
グロビン濃度計算手段と、を具備することを特徴とす
る。請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明におい
て、ヘモグロビン濃度計算手段は、総ヘモグロビン濃度
および各種ヘモグロビン濃度を求める手段であることを
特徴とする。
【0011】
【作用】請求項1に係る発明において、光照射手段から
生体組織に照射された光は、生体組織を透過して光電変
換手段により電気信号に変換される。減光度変化計算手
段は、この光電変換手段の出力の脈動から前記生体組織
の各波長の減光度変化分を求める。減光度比計算手段
は、減光度変化計算手段が求めた各波長の減光度変化分
相互の比を求める。ヘモグロビン濃度計算手段は、減光
度比計算手段が求めた減光度変化分相互の比に関して、
上記の減光度変化が血液の脈動分と組織の脈動分との差
によるものであるとし、かつ、各波長における組織の脈
動分は相互に一定の関係にあるとして、作成された式を
計算して、総ヘモグロビン濃度または各種ヘモグロビン
濃度を求める。本発明において、水の吸光がある波長が
使用されている。このため血液中に含まれる水を血中吸
光物質の1つとして扱うことにより、水に対するヘモグ
ロビン濃度が得られる。水に対するヘモグロビン濃度は
絶対濃度である。請求項2に係る発明の作用は、請求項
1に係る発明の作用において、次の点で異なるのみであ
る。すなわち、請求項1に係る発明の作用では、ヘモグ
ロビン濃度計算手段は、総ヘモグロビン濃度または各種
ヘモグロビン濃度を求めたが、請求項2に係る発明の作
用では、ヘモグロビン濃度計算手段は、総ヘモグロビン
濃度および各種ヘモグロビン濃度を求める。
生体組織に照射された光は、生体組織を透過して光電変
換手段により電気信号に変換される。減光度変化計算手
段は、この光電変換手段の出力の脈動から前記生体組織
の各波長の減光度変化分を求める。減光度比計算手段
は、減光度変化計算手段が求めた各波長の減光度変化分
相互の比を求める。ヘモグロビン濃度計算手段は、減光
度比計算手段が求めた減光度変化分相互の比に関して、
上記の減光度変化が血液の脈動分と組織の脈動分との差
によるものであるとし、かつ、各波長における組織の脈
動分は相互に一定の関係にあるとして、作成された式を
計算して、総ヘモグロビン濃度または各種ヘモグロビン
濃度を求める。本発明において、水の吸光がある波長が
使用されている。このため血液中に含まれる水を血中吸
光物質の1つとして扱うことにより、水に対するヘモグ
ロビン濃度が得られる。水に対するヘモグロビン濃度は
絶対濃度である。請求項2に係る発明の作用は、請求項
1に係る発明の作用において、次の点で異なるのみであ
る。すなわち、請求項1に係る発明の作用では、ヘモグ
ロビン濃度計算手段は、総ヘモグロビン濃度または各種
ヘモグロビン濃度を求めたが、請求項2に係る発明の作
用では、ヘモグロビン濃度計算手段は、総ヘモグロビン
濃度および各種ヘモグロビン濃度を求める。
【0012】
【実施例】まず、全ての実施例に共通の原理を説明す
る。これらの実施例にはパルス法が用いられる。ここで
パルス法とは、生体組織内の血液の脈動により血液の実
効的厚みが脈動することを利用し、生体組織に光を照射
して、組織内血液の吸光特性を測定する方法である。各
種ヘモグロビンは吸光特性が異なるから、それぞれのヘ
モグロビンの血中濃度を求めてその総和を求めることに
より、総ヘモグロビンを求めることができる。従って、
測定に必要な光波長の種類の数は、血液中に含まれてい
るヘモグロビンの種類の数によって異なる。
る。これらの実施例にはパルス法が用いられる。ここで
パルス法とは、生体組織内の血液の脈動により血液の実
効的厚みが脈動することを利用し、生体組織に光を照射
して、組織内血液の吸光特性を測定する方法である。各
種ヘモグロビンは吸光特性が異なるから、それぞれのヘ
モグロビンの血中濃度を求めてその総和を求めることに
より、総ヘモグロビンを求めることができる。従って、
測定に必要な光波長の種類の数は、血液中に含まれてい
るヘモグロビンの種類の数によって異なる。
【0013】ヘモグロビン濃度の絶対値測定には試料の
厚み値が必要である。パルス法による場合は、測定に係
る血液の厚みが既知でないから、血液の厚みは水の厚み
とみなして血中の水の吸光を測定して、厚みを求める。
従って、水の吸光のある波長の光を使うことが必要であ
る。水の吸光が十分大である波長は1つあればよい。
厚み値が必要である。パルス法による場合は、測定に係
る血液の厚みが既知でないから、血液の厚みは水の厚み
とみなして血中の水の吸光を測定して、厚みを求める。
従って、水の吸光のある波長の光を使うことが必要であ
る。水の吸光が十分大である波長は1つあればよい。
【0014】組織内の血液の脈動に伴って、血液以外の
組織(純組織と称する)が脈動し、これによる減光度の
脈動が血液による減光度の脈動に重畳している。その結
果、脈動するものが血液の厚みだけとして計算する場合
には大きな誤差を生じさせる。従って、純組織の脈動の
影響を除去することが、総ヘモグロビン濃度の測定にお
ける重要な課題となる。理論式における純組織の脈動の
項の値は、波長によって異なるが、相互に一定の関係が
あって、未知数1個とみなすことができる。従って、組
織項を求めるために1波長が必要である。
組織(純組織と称する)が脈動し、これによる減光度の
脈動が血液による減光度の脈動に重畳している。その結
果、脈動するものが血液の厚みだけとして計算する場合
には大きな誤差を生じさせる。従って、純組織の脈動の
影響を除去することが、総ヘモグロビン濃度の測定にお
ける重要な課題となる。理論式における純組織の脈動の
項の値は、波長によって異なるが、相互に一定の関係が
あって、未知数1個とみなすことができる。従って、組
織項を求めるために1波長が必要である。
【0015】上記の4種類のヘモグロビンを対象とし
て、次のように記号を定める。 物質 血中濃度の記号 吸光係数 酸化ヘモグロビン ( O2 Hb) SoHb Eo 還元ヘモグロビン (RHb) SrHb Er 一酸化炭素ヘモグロビン (COHb) ScHb Ec メトヘモグロビン (MetHb) SmHb Em 総ヘモグロビン (Hb) Hb 水 Cw Ew 但し、 Hb=O2 Hb+RHb+COHb+MetHb=(So+Sr+Sc+Sm)Hb So+Sr+Sc+Sm=1 図7に各種のヘモグロビンの吸光特性を示す。図8に水
の吸光を、ヘモグロビン濃度が14[g/dL]の場合の
酸化ヘモグロビンの吸光に対比して示す。
て、次のように記号を定める。 物質 血中濃度の記号 吸光係数 酸化ヘモグロビン ( O2 Hb) SoHb Eo 還元ヘモグロビン (RHb) SrHb Er 一酸化炭素ヘモグロビン (COHb) ScHb Ec メトヘモグロビン (MetHb) SmHb Em 総ヘモグロビン (Hb) Hb 水 Cw Ew 但し、 Hb=O2 Hb+RHb+COHb+MetHb=(So+Sr+Sc+Sm)Hb So+Sr+Sc+Sm=1 図7に各種のヘモグロビンの吸光特性を示す。図8に水
の吸光を、ヘモグロビン濃度が14[g/dL]の場合の
酸化ヘモグロビンの吸光に対比して示す。
【0016】次に第1の実施例の原理を説明する。この
実施例は、血中のヘモグロビンが、酸化ヘモグロビンと
還元ヘモグロビンのみであるとした場合に使用される装
置である。この場合は、4種類の光波長が用いられ、次
の3元連立方程式が用いられる。 Φ12=[{(Eo1 So+ Er1 Sr+ Ew1 Cw/Hb) (Eo1 So+ Er1 Sr+ Ew1 Cw/Hb+F)} 1/2 - Ex1 ] /[{ (Eo2 So+ Er2 Sr+ Ew2 Cw/Hb) (Eo2 So+ Er2 Sr+ Ew2 Cw /Hb+F)} 1/2 - Ex2 ] (1) Φ32=[{(Eo3 So+ Er3 Sr+ Ew3 Cw/Hb) (Eo3 So+ Er3 Sr+ Ew3 Cw/Hb+F)} 1/2 - Ex3 ] /[{ (Eo2 So+ Er2 Sr+ Ew2 Cw/Hb) (Eo2 So+ Er2 Sr+ Ew2 Cw /Hb+F)} 1/2 - Ex2 ] (2) Φ42=[{(Eo4 So+ Er4 Sr+ Ew4 Cw/Hb) (Eo4 So+ Er4 Sr+ Ew4 Cw/Hb+F)} 1/2 - Ex4 ] /[{ (Eo2 So+ Er2 Sr+ Ew2 Cw/Hb) (Eo2 So+ Er2 Sr+ Ew2 Cw /Hb+F)} 1/2 - Ex2 ] (3)
実施例は、血中のヘモグロビンが、酸化ヘモグロビンと
還元ヘモグロビンのみであるとした場合に使用される装
置である。この場合は、4種類の光波長が用いられ、次
の3元連立方程式が用いられる。 Φ12=[{(Eo1 So+ Er1 Sr+ Ew1 Cw/Hb) (Eo1 So+ Er1 Sr+ Ew1 Cw/Hb+F)} 1/2 - Ex1 ] /[{ (Eo2 So+ Er2 Sr+ Ew2 Cw/Hb) (Eo2 So+ Er2 Sr+ Ew2 Cw /Hb+F)} 1/2 - Ex2 ] (1) Φ32=[{(Eo3 So+ Er3 Sr+ Ew3 Cw/Hb) (Eo3 So+ Er3 Sr+ Ew3 Cw/Hb+F)} 1/2 - Ex3 ] /[{ (Eo2 So+ Er2 Sr+ Ew2 Cw/Hb) (Eo2 So+ Er2 Sr+ Ew2 Cw /Hb+F)} 1/2 - Ex2 ] (2) Φ42=[{(Eo4 So+ Er4 Sr+ Ew4 Cw/Hb) (Eo4 So+ Er4 Sr+ Ew4 Cw/Hb+F)} 1/2 - Ex4 ] /[{ (Eo2 So+ Er2 Sr+ Ew2 Cw/Hb) (Eo2 So+ Er2 Sr+ Ew2 Cw /Hb+F)} 1/2 - Ex2 ] (3)
【0017】次にこの式の根拠について述べる。組織中
の血液による減光は、血液の薄い層に散乱が入射した場
合の減光と同様であって、それを分光光度計に積分球を
組み込んで測定した場合に、次の式が成立することが理
論的、実験的に確かめられた。 ΔAb= { (EhHb + EwCw) (EhHb+ EwCw+FHb)} 1/2 ・ΔDb (4) ここで、 Eh; ヘモグロビンの吸光係数 ΔDb; 血液の実効的な厚みの変化分 ΔAb; ΔDbによる減光度の変化分 (4) 式の関係は、次の文献に記載されている。 青柳卓雄;血液減光の理論的実験的検討,医用電子と生
体工学,30(1),1-7(1992)
の血液による減光は、血液の薄い層に散乱が入射した場
合の減光と同様であって、それを分光光度計に積分球を
組み込んで測定した場合に、次の式が成立することが理
論的、実験的に確かめられた。 ΔAb= { (EhHb + EwCw) (EhHb+ EwCw+FHb)} 1/2 ・ΔDb (4) ここで、 Eh; ヘモグロビンの吸光係数 ΔDb; 血液の実効的な厚みの変化分 ΔAb; ΔDbによる減光度の変化分 (4) 式の関係は、次の文献に記載されている。 青柳卓雄;血液減光の理論的実験的検討,医用電子と生
体工学,30(1),1-7(1992)
【0018】また、組織内血液の脈動に伴って透過光の
強度が脈動するが、それは、組織内血液の実効的厚みの
脈動だけによるものではなく、他の原因としては、主と
して血液以外の組織すなわち純組織の実効的な厚みの脈
動によるものと考えられる。この脈動は、血液の脈動と
逆位相で生じる。従って、生体組織の減光度の変化分Δ
A は、次のように書くことができる。 ΔA = ΔAb- ΔAt = { (EhHb + EwCw) (EhHb+ EwCw+FHb)} 1/2 ・ΔDb- ZtΔDt (5) ここで、 ΔAt; 純組織の減光度の変化分 ΔDt; 純組織の実効的厚みの変化分 Zt; 純組織の減光率
強度が脈動するが、それは、組織内血液の実効的厚みの
脈動だけによるものではなく、他の原因としては、主と
して血液以外の組織すなわち純組織の実効的な厚みの脈
動によるものと考えられる。この脈動は、血液の脈動と
逆位相で生じる。従って、生体組織の減光度の変化分Δ
A は、次のように書くことができる。 ΔA = ΔAb- ΔAt = { (EhHb + EwCw) (EhHb+ EwCw+FHb)} 1/2 ・ΔDb- ZtΔDt (5) ここで、 ΔAt; 純組織の減光度の変化分 ΔDt; 純組織の実効的厚みの変化分 Zt; 純組織の減光率
【0019】ΔA を透過光量I を用いて表すと次のよう
になる。 ΔA =log[I/(I-ΔI)] (5A) この式は次のように近似することができる。 ΔA = ΔI/I (5B) ΔA をλ1 、λ2 の2波長の光で測定してその比Φ12を
求めると、次のようになる。 Φ12= Δ A1 / Δ A2 =[{(Eo1 So+ Er1 Sr+ Ew1 Cw/Hb) (Eo1 So+ Er1 Sr+ Ew1 Cw/Hb+F)} 1/2 - Ex1 ] /[{ (Eo2 So+ Er2 Sr+ Ew2 Cw/Hb) (Eo2 So+ Er2 Sr+ Ew2 Cw /Hb+F)} 1/2 - Ex2 ] (6A) ここで、 Ex1 = ( Zt1 /Hb) (ΔDt/ ΔDb) 、Ex2 = ( Zt2 /Hb) (ΔDt/ ΔDb) (6B) と置き換えた。
になる。 ΔA =log[I/(I-ΔI)] (5A) この式は次のように近似することができる。 ΔA = ΔI/I (5B) ΔA をλ1 、λ2 の2波長の光で測定してその比Φ12を
求めると、次のようになる。 Φ12= Δ A1 / Δ A2 =[{(Eo1 So+ Er1 Sr+ Ew1 Cw/Hb) (Eo1 So+ Er1 Sr+ Ew1 Cw/Hb+F)} 1/2 - Ex1 ] /[{ (Eo2 So+ Er2 Sr+ Ew2 Cw/Hb) (Eo2 So+ Er2 Sr+ Ew2 Cw /Hb+F)} 1/2 - Ex2 ] (6A) ここで、 Ex1 = ( Zt1 /Hb) (ΔDt/ ΔDb) 、Ex2 = ( Zt2 /Hb) (ΔDt/ ΔDb) (6B) と置き換えた。
【0020】Ex1 、Ex2 の値には実際上は誤差要因があ
るが、それを含めて、Ex1 、Ex2 の間には実用上で一定
とみなすことができる関係があるので、その関係を実測
して、計算に使うことができる。
るが、それを含めて、Ex1 、Ex2 の間には実用上で一定
とみなすことができる関係があるので、その関係を実測
して、計算に使うことができる。
【0021】本明細書では、例えば (6) 式中に示され
る項 {(Eo1 So+ Er1 Sr+ Ew1 Cw/Hb) (Eo1 So+ Er1 Sr
+ Ew1 Cw/Hb+F)} 1/2 のように血液に関する項を血液
項と称し、Ex1 のように純組織に関する項を組織項と称
する。
る項 {(Eo1 So+ Er1 Sr+ Ew1 Cw/Hb) (Eo1 So+ Er1 Sr
+ Ew1 Cw/Hb+F)} 1/2 のように血液に関する項を血液
項と称し、Ex1 のように純組織に関する項を組織項と称
する。
【0022】以上は(1) 式のΦ12についての説明である
が、(2) 式(3) 式のΦ32、Φ42についても同様である。
が、(2) 式(3) 式のΦ32、Φ42についても同様である。
【0023】組織項Ex1 、Ex2 、Ex3 、Ex4 は測定条件
によって異なる値をとるが、Ex1 、Ex2 、Ex3 、Ex4 の
相互間の一定の関係に基づいて、例えばEx2 が決定され
るならば他はEx2 から求めることができる。一般的に
は、次のように書くことができる。 Ex1 =f1 ( Ex2 ) (7) Ex3 =f3 ( Ex2 ) (8) Ex4 =f4 ( Ex2 ) (9) 実際的には、次のように1次式の関係を用いることがで
きる。 Ex1 =A1 Ex2 +B1 (10) Ex3 =A3 Ex2 +B3 (11) Ex4 =A4 Ex2 +B4 (12) A1 、 A3 、 A4 、 B1 、 B3 、 B4 は既知とすること
ができる。
によって異なる値をとるが、Ex1 、Ex2 、Ex3 、Ex4 の
相互間の一定の関係に基づいて、例えばEx2 が決定され
るならば他はEx2 から求めることができる。一般的に
は、次のように書くことができる。 Ex1 =f1 ( Ex2 ) (7) Ex3 =f3 ( Ex2 ) (8) Ex4 =f4 ( Ex2 ) (9) 実際的には、次のように1次式の関係を用いることがで
きる。 Ex1 =A1 Ex2 +B1 (10) Ex3 =A3 Ex2 +B3 (11) Ex4 =A4 Ex2 +B4 (12) A1 、 A3 、 A4 、 B1 、 B3 、 B4 は既知とすること
ができる。
【0024】ここで、ヘモグロビンは酸化ヘモグロビン
と還元ヘモグロビンのみであるとしたから、次式が成立
する。 Sr=1-So (13)
と還元ヘモグロビンのみであるとしたから、次式が成立
する。 Sr=1-So (13)
【0025】(10)〜(13)式を(1) 〜(3) 式に代入すれば
So、Ex2 、Hbを未知数とする3元連立方程式が得られ
る。従って、この連立方程式を解けばSo、Ex2 、Hbの値
が得られる。これを第1の実施例(A) とする。
So、Ex2 、Hbを未知数とする3元連立方程式が得られ
る。従って、この連立方程式を解けばSo、Ex2 、Hbの値
が得られる。これを第1の実施例(A) とする。
【0026】本実施例において、酸素飽和度の影響を無
視することができる光波長を適当に選択すればSo=1、Sr
=0とすることができる。従って未知数はEx2 、Hbの2個
となる。このようにすれば、3波長を用いた2元連立方
程式によってHbを求めることができる。
視することができる光波長を適当に選択すればSo=1、Sr
=0とすることができる。従って未知数はEx2 、Hbの2個
となる。このようにすれば、3波長を用いた2元連立方
程式によってHbを求めることができる。
【0027】この場合、次式が成立する。 Φ12=[{(Eo1 + Ew1 Cw/Hb) (Eo1 + Ew1 Cw/Hb+F)} 1/2 - Ex1 ] /[{(Eo2 + Ew2 Cw/Hb) (Eo2 + Ew2 Cw/Hb+F)} 1/2 - Ex2 ] (1A) Φ32=[{(Eo3 + Ew3 Cw/Hb) (Eo3 + Ew3 Cw/Hb+F)} 1/2 - Ex3 ] /[{(Eo2 + Ew2 Cw/Hb) (Eo2 + Ew2 Cw/Hb+F)} 1/2 - Ex2 ] (2A) これを第1の実施例(B) とする。
【0028】次に第2の実施例の原理を説明する。この
実施例は、血中のヘモグロビンが、酸化ヘモグロビン、
還元ヘモグロビンおよび一酸化炭素ヘモグロビンである
とした場合に使用される装置である。この場合は、5種
類の光波長が用いられ、次の4元連立方程式が用いられ
る。 Φ12=[{(Eo1 So+ Er1 Sr+ Ec1 Sc+ Ew1 Cw/Hb) (Eo1 So+ Er1 Sr+ Ec1 Sc + Ew1 Cw/Hb+F)} 1/2 - Ex1 ] /[{(Eo2 So+ Er2 Sr+ Ec2 Sc+ Ew2 Cw /Hb) (Eo2 So+ Er2 Sr+ Ec2 Sc+ Ew2 Cw/Hb+F)} 1/2 - Ex2 ] (14) Φ32=[{(Eo3 So+ Er3 Sr+ Ec3 Sc+ Ew3 Cw/Hb) (Eo3 So+ Er3 Sr+ Ec3 Sc + Ew3 Cw/Hb+F)} 1/2 - Ex3 ] /[{(Eo2 So+ Er2 Sr+ Ec2 Sc+ Ew2 Cw /Hb) (Eo2 So+ Er2 Sr+ Ec2 Sc+ Ew2 Cw/Hb+F)} 1/2 - Ex2 ] (15) Φ42=[{(Eo4 So+ Er4 Sr+ Ec4 Sc+ Ew4 Cw/Hb) (Eo4 So+ Er4 Sr+ Ec4 Sc + Ew4 Cw/Hb+F)} 1/2 - Ex4 ] /[{(Eo2 So+ Er2 Sr+ Ec2 Sc+ Ew2 Cw /Hb) (Eo2 So+ Er2 Sr+ Ec2 Sc+ Ew2 Cw/Hb+F)} 1/2 - Ex2 ] (16) Φ52=[{(Eo5 So+ Er5 Sr+ Ec5 Sc+ Ew5 Cw/Hb) (Eo5 So+ Er5 Sr+ Ec5 Sc + Ew5 Cw/Hb+F)} 1/2 - Ex5 ] /[{(Eo2 So+ Er2 Sr+ Ec2 Sc+ Ew2 Cw /Hb) (Eo2 So+ Er2 Sr+ Ec2 Sc+ Ew2 Cw/Hb+F)} 1/2 - Ex2 ] (17)
実施例は、血中のヘモグロビンが、酸化ヘモグロビン、
還元ヘモグロビンおよび一酸化炭素ヘモグロビンである
とした場合に使用される装置である。この場合は、5種
類の光波長が用いられ、次の4元連立方程式が用いられ
る。 Φ12=[{(Eo1 So+ Er1 Sr+ Ec1 Sc+ Ew1 Cw/Hb) (Eo1 So+ Er1 Sr+ Ec1 Sc + Ew1 Cw/Hb+F)} 1/2 - Ex1 ] /[{(Eo2 So+ Er2 Sr+ Ec2 Sc+ Ew2 Cw /Hb) (Eo2 So+ Er2 Sr+ Ec2 Sc+ Ew2 Cw/Hb+F)} 1/2 - Ex2 ] (14) Φ32=[{(Eo3 So+ Er3 Sr+ Ec3 Sc+ Ew3 Cw/Hb) (Eo3 So+ Er3 Sr+ Ec3 Sc + Ew3 Cw/Hb+F)} 1/2 - Ex3 ] /[{(Eo2 So+ Er2 Sr+ Ec2 Sc+ Ew2 Cw /Hb) (Eo2 So+ Er2 Sr+ Ec2 Sc+ Ew2 Cw/Hb+F)} 1/2 - Ex2 ] (15) Φ42=[{(Eo4 So+ Er4 Sr+ Ec4 Sc+ Ew4 Cw/Hb) (Eo4 So+ Er4 Sr+ Ec4 Sc + Ew4 Cw/Hb+F)} 1/2 - Ex4 ] /[{(Eo2 So+ Er2 Sr+ Ec2 Sc+ Ew2 Cw /Hb) (Eo2 So+ Er2 Sr+ Ec2 Sc+ Ew2 Cw/Hb+F)} 1/2 - Ex2 ] (16) Φ52=[{(Eo5 So+ Er5 Sr+ Ec5 Sc+ Ew5 Cw/Hb) (Eo5 So+ Er5 Sr+ Ec5 Sc + Ew5 Cw/Hb+F)} 1/2 - Ex5 ] /[{(Eo2 So+ Er2 Sr+ Ec2 Sc+ Ew2 Cw /Hb) (Eo2 So+ Er2 Sr+ Ec2 Sc+ Ew2 Cw/Hb+F)} 1/2 - Ex2 ] (17)
【0029】ここで、組織項Exi (i=1,2,3,4,5) 相互に
は(10)〜(12)式の他、次の関係が成立する。 Ex5 =A5 Ex2 +B5 (18) A5 、 B5 は既知とすることができる。ここで、次式が
成立する。 Sr=1-So-Sc (19)
は(10)〜(12)式の他、次の関係が成立する。 Ex5 =A5 Ex2 +B5 (18) A5 、 B5 は既知とすることができる。ここで、次式が
成立する。 Sr=1-So-Sc (19)
【0030】(10)〜(12)式、(18)式および(19)式を(14)
〜(17)式に代入すればSo、Sc、Ex2、Hbを未知数とする
4元連立方程式が得られる。従って、この連立方程式を
解けばSo、Sc、Ex2 、Hbの値が得られる。
〜(17)式に代入すればSo、Sc、Ex2、Hbを未知数とする
4元連立方程式が得られる。従って、この連立方程式を
解けばSo、Sc、Ex2 、Hbの値が得られる。
【0031】次に第3の実施例について説明する。上記
第2の実施例において一酸化炭素ヘモグロビンの代わり
にメトヘモグロビンとした場合、(14)〜(17)式に相当す
る式は次のようになる。 Φ12=[{(Eo1 So+ Er1 Sr+ Em1 Sm+ Ew1 Cw/Hb) (Eo1 So+ Er1 Sr+ Em1 Sm + Ew1 Cw/Hb+F)} 1/2 - Ex1 ] /[{(Eo2 So+ Er2 Sr+ Em2 Sm+ Ew2 Cw /Hb) (Eo2 So+ Er2 Sr+ Em2 Sm+ Ew2 Cw/Hb+F)} 1/2 - Ex2 ] (14A) Φ32=[{(Eo3 So+ Er3 Sr+ Em3 Sm+ Ew3 Cw/Hb) (Eo3 So+ Er3 Sr+ Em3 Sm + Ew3 Cw/Hb+F)} 1/2 - Ex3 ] /[{(Eo2 So+ Er2 Sr+ Em2 Sm+ Ew2 Cw /Hb) (Eo2 So+ Er2 Sr+ Em2 Sm+ Ew2 Cw/Hb+F)} 1/2 - Ex2 ] (15A) Φ42=[{(Eo4 So+ Er4 Sr+ Em4 Sm+ Ew4 Cw/Hb) (Eo4 So+ Er4 Sr+ Em4 Sm + Ew4 Cw/Hb+F)} 1/2 - Ex4 ] /[{(Eo2 So+ Er2 Sr+ Em2 Sm+ Ew2 Cw /Hb) (Eo2 So+ Er2 Sr+ Em2 Sm+ Ew2 Cw/Hb+F)} 1/2 - Ex2 ] (16A) Φ52=[{(Eo5 So+ Er5 Sr+ Em5 Sm+ Ew5 Cw/Hb) (Eo5 So+ Er5 Sr+ Em5 Sm + Ew5 Cw/Hb+F)} 1/2 - Ex5 ] /[{(Eo2 So+ Er2 Sr+ Em2 Sm+ Ew2 Cw /Hb) (Eo2 So+ Er2 Sr+ Em2 Sm+ Ew2 Cw/Hb+F)} 1/2 - Ex2 ] (17A)
第2の実施例において一酸化炭素ヘモグロビンの代わり
にメトヘモグロビンとした場合、(14)〜(17)式に相当す
る式は次のようになる。 Φ12=[{(Eo1 So+ Er1 Sr+ Em1 Sm+ Ew1 Cw/Hb) (Eo1 So+ Er1 Sr+ Em1 Sm + Ew1 Cw/Hb+F)} 1/2 - Ex1 ] /[{(Eo2 So+ Er2 Sr+ Em2 Sm+ Ew2 Cw /Hb) (Eo2 So+ Er2 Sr+ Em2 Sm+ Ew2 Cw/Hb+F)} 1/2 - Ex2 ] (14A) Φ32=[{(Eo3 So+ Er3 Sr+ Em3 Sm+ Ew3 Cw/Hb) (Eo3 So+ Er3 Sr+ Em3 Sm + Ew3 Cw/Hb+F)} 1/2 - Ex3 ] /[{(Eo2 So+ Er2 Sr+ Em2 Sm+ Ew2 Cw /Hb) (Eo2 So+ Er2 Sr+ Em2 Sm+ Ew2 Cw/Hb+F)} 1/2 - Ex2 ] (15A) Φ42=[{(Eo4 So+ Er4 Sr+ Em4 Sm+ Ew4 Cw/Hb) (Eo4 So+ Er4 Sr+ Em4 Sm + Ew4 Cw/Hb+F)} 1/2 - Ex4 ] /[{(Eo2 So+ Er2 Sr+ Em2 Sm+ Ew2 Cw /Hb) (Eo2 So+ Er2 Sr+ Em2 Sm+ Ew2 Cw/Hb+F)} 1/2 - Ex2 ] (16A) Φ52=[{(Eo5 So+ Er5 Sr+ Em5 Sm+ Ew5 Cw/Hb) (Eo5 So+ Er5 Sr+ Em5 Sm + Ew5 Cw/Hb+F)} 1/2 - Ex5 ] /[{(Eo2 So+ Er2 Sr+ Em2 Sm+ Ew2 Cw /Hb) (Eo2 So+ Er2 Sr+ Em2 Sm+ Ew2 Cw/Hb+F)} 1/2 - Ex2 ] (17A)
【0032】ここで、組織項Exi (i=1,2,3,4,5) 相互に
は上記一酸化炭素ヘモグロビンの場合と同様の関係が成
立する。ここで、次式が成立する。 Sr=1-So-Sm (19A)
は上記一酸化炭素ヘモグロビンの場合と同様の関係が成
立する。ここで、次式が成立する。 Sr=1-So-Sm (19A)
【0033】(10)〜(12)式、(18)式および(19A) 式を(1
4A) 〜(17A) 式に代入すればSo、Sm、Ex2 、Hbを未知数
とする4元連立方程式が得られる。従って、この連立方
程式を解けばSo、Sm、Ex2 、Hbの値が得られる。
4A) 〜(17A) 式に代入すればSo、Sm、Ex2 、Hbを未知数
とする4元連立方程式が得られる。従って、この連立方
程式を解けばSo、Sm、Ex2 、Hbの値が得られる。
【0034】次に第4の実施例の原理を説明する。この
実施例は、血中のヘモグロビンが、酸化ヘモグロビン、
還元ヘモグロビン、一酸化炭素ヘモグロビンおよびメト
ヘモグロビンであるとした場合に使用される装置であ
る。この場合は、6種類の光波長が用いられ、次の5元
連立方程式が用いられる。 Φ12=[{(Eo1 So+ Er1 Sr+ Ec1 Sc+ Em1 Sm+ Ew1 Cw/Hb) (Eo1 So+ Er1 Sr + Ec1 Sc+ Em1 Sm+ Ew1 Cw/Hb+F)} 1/2 - Ex1 ] /[{(Eo2 So+ Er2 Sr+ Ec2 Sc+ Em2 Sm+ Ew2 Cw/Hb) (Eo2 So+ Er2 Sr + Ec2 Sc+ Em2 Sm+ Ew2 Cw/Hb+F)} 1/2 - Ex2 ] (20) Φ32=[{(Eo3 So+ Er3 Sr+ Ec3 Sc+ Em3 Sm+ Ew3 Cw/Hb) (Eo3 So+ Er3 Sr + Ec3 Sc+ Em3 Sm+ Ew3 Cw/Hb+F)} 1/2 - Ex3 ] /[{(Eo2 So+ Er2 Sr+ Ec2 Sc+ Em2 Sm+ Ew2 Cw/Hb) (Eo2 So+ Er2 Sr + Ec2 Sc+ Em2 Sm+ Ew2 Cw/Hb+F)} 1/2 - Ex2 ] (21) Φ42=[{(Eo4 So+ Er4 Sr+ Ec4 Sc+ Em4 Sm+ Ew4 Cw/Hb) (Eo4 So+ Er4 Sr + Ec4 Sc+ Em4 Sm+ Ew4 Cw/Hb+F)} 1/2 - Ex4 ] /[{(Eo2 So+ Er2 Sr+ Ec2 Sc+ Em2 Sm+ Ew2 Cw/Hb) (Eo2 So+ Er2 Sr + Ec2 Sc+ Em2 Sm+ Ew2 Cw/Hb+F)} 1/2 - Ex2 ] (22) Φ52=[{(Eo5 So+ Er5 Sr+ Ec5 Sc+ Em5 Sm+ Ew5 Cw/Hb) (Eo5 So+ Er5 Sr + Ec5 Sc+ Em5 Sm+ Ew5 Cw/Hb+F)} 1/2 - Ex5 ] /[{ (Eo2 So+ Er2 Sr+ Ec2 Sc+ Em2 Sm+ Ew2 Cw/Hb) (Eo2 So+ Er2 Sr + Ec2 Sc+ Em2 Sm+ Ew2 Cw/Hb+F)} 1/2 - Ex2 ] (23) Φ62=[{(Eo6 So+ Er6 Sr+ Ec6 Sc+ Em6 Sm+ Ew6 Cw/Hb) (Eo6 So+ Er6 Sr + Ec6 Sc+ Em6 Sm+ Ew6 Cw/Hb+F)} 1/2 - Ex6 ] /[{(Eo2 So+ Er2 Sr+ Ec2 Sc+ Em2 Sm+ Ew2 Cw/Hb) (Eo2 So+ Er2 Sr + Ec2 Sc+ Em2 Sm+ Ew2 Cw/Hb+F)} 1/2 - Ex2 ] (24)
実施例は、血中のヘモグロビンが、酸化ヘモグロビン、
還元ヘモグロビン、一酸化炭素ヘモグロビンおよびメト
ヘモグロビンであるとした場合に使用される装置であ
る。この場合は、6種類の光波長が用いられ、次の5元
連立方程式が用いられる。 Φ12=[{(Eo1 So+ Er1 Sr+ Ec1 Sc+ Em1 Sm+ Ew1 Cw/Hb) (Eo1 So+ Er1 Sr + Ec1 Sc+ Em1 Sm+ Ew1 Cw/Hb+F)} 1/2 - Ex1 ] /[{(Eo2 So+ Er2 Sr+ Ec2 Sc+ Em2 Sm+ Ew2 Cw/Hb) (Eo2 So+ Er2 Sr + Ec2 Sc+ Em2 Sm+ Ew2 Cw/Hb+F)} 1/2 - Ex2 ] (20) Φ32=[{(Eo3 So+ Er3 Sr+ Ec3 Sc+ Em3 Sm+ Ew3 Cw/Hb) (Eo3 So+ Er3 Sr + Ec3 Sc+ Em3 Sm+ Ew3 Cw/Hb+F)} 1/2 - Ex3 ] /[{(Eo2 So+ Er2 Sr+ Ec2 Sc+ Em2 Sm+ Ew2 Cw/Hb) (Eo2 So+ Er2 Sr + Ec2 Sc+ Em2 Sm+ Ew2 Cw/Hb+F)} 1/2 - Ex2 ] (21) Φ42=[{(Eo4 So+ Er4 Sr+ Ec4 Sc+ Em4 Sm+ Ew4 Cw/Hb) (Eo4 So+ Er4 Sr + Ec4 Sc+ Em4 Sm+ Ew4 Cw/Hb+F)} 1/2 - Ex4 ] /[{(Eo2 So+ Er2 Sr+ Ec2 Sc+ Em2 Sm+ Ew2 Cw/Hb) (Eo2 So+ Er2 Sr + Ec2 Sc+ Em2 Sm+ Ew2 Cw/Hb+F)} 1/2 - Ex2 ] (22) Φ52=[{(Eo5 So+ Er5 Sr+ Ec5 Sc+ Em5 Sm+ Ew5 Cw/Hb) (Eo5 So+ Er5 Sr + Ec5 Sc+ Em5 Sm+ Ew5 Cw/Hb+F)} 1/2 - Ex5 ] /[{ (Eo2 So+ Er2 Sr+ Ec2 Sc+ Em2 Sm+ Ew2 Cw/Hb) (Eo2 So+ Er2 Sr + Ec2 Sc+ Em2 Sm+ Ew2 Cw/Hb+F)} 1/2 - Ex2 ] (23) Φ62=[{(Eo6 So+ Er6 Sr+ Ec6 Sc+ Em6 Sm+ Ew6 Cw/Hb) (Eo6 So+ Er6 Sr + Ec6 Sc+ Em6 Sm+ Ew6 Cw/Hb+F)} 1/2 - Ex6 ] /[{(Eo2 So+ Er2 Sr+ Ec2 Sc+ Em2 Sm+ Ew2 Cw/Hb) (Eo2 So+ Er2 Sr + Ec2 Sc+ Em2 Sm+ Ew2 Cw/Hb+F)} 1/2 - Ex2 ] (24)
【0035】ここで、組織項Exi (i=1,2,3,4,5,6) 相互
には(10)〜(12)式および(18)式の他、次の関係が成立す
る。 Ex6 =A6 Ex2 +B6 (25) A6 、 B6 は既知とすることができる。
には(10)〜(12)式および(18)式の他、次の関係が成立す
る。 Ex6 =A6 Ex2 +B6 (25) A6 、 B6 は既知とすることができる。
【0036】ここで、次式が成立する。 Sr=1-So-Sc-Sm (26)
【0037】(10)〜(12)式、(18)式、(25)式および(26)
式を(20)〜(24)式に代入すればSo、Sc、Sm、Ex2 、Hbを
未知数とする5元連立方程式が得られる。従って、この
連立方程式を解けばSo、Sc、Sm、Ex2 、Hbの値が得られ
る。
式を(20)〜(24)式に代入すればSo、Sc、Sm、Ex2 、Hbを
未知数とする5元連立方程式が得られる。従って、この
連立方程式を解けばSo、Sc、Sm、Ex2 、Hbの値が得られ
る。
【0038】各種ヘモグロビンの吸光特性を図7に示
す。上記各実施例において使用する光波長は例えば次の
ようである。 第1の実施例 ヘモグロビンが2種類(O2 Hb,RHb) の場
合 (A) 酸素飽和度も求めるようにした場合;4波長 使用波長;λ1 =700nm、λ2 =805nm、λ3 =890nm、λ4
=1250nm (B) 酸素飽和度の影響がきわめて少ない波長を用いた場
合;3波長 使用波長;λ1 =805nm、λ2 =890nm、λ3 =1250nm 第2の実施例 ヘモグロビンが O2 Hb,RHb,COHb の3種
類である場合;5波長 使用波長;λ1 =660nm、λ2 =700nm、λ3 =805nm、λ4
=890nm λ5 =1250nm 第3の実施例 ヘモグロビンが O2 Hb,RHb,MetHbの3種
類である場合;5波長 使用波長;λ1 =700nm、λ2 =750nm、λ3 =805nm、λ4
=890nm λ5 =1250nm 第4の実施例 ヘモグロビンが4種類(O2 Hb,RHb,COHb
,MetHb) の場合;6波長 使用波長;λ1 =660nm、λ2 =700nm、λ3 =850nm、λ4
=805nm λ5 =890nm、λ6 =1250nm
す。上記各実施例において使用する光波長は例えば次の
ようである。 第1の実施例 ヘモグロビンが2種類(O2 Hb,RHb) の場
合 (A) 酸素飽和度も求めるようにした場合;4波長 使用波長;λ1 =700nm、λ2 =805nm、λ3 =890nm、λ4
=1250nm (B) 酸素飽和度の影響がきわめて少ない波長を用いた場
合;3波長 使用波長;λ1 =805nm、λ2 =890nm、λ3 =1250nm 第2の実施例 ヘモグロビンが O2 Hb,RHb,COHb の3種
類である場合;5波長 使用波長;λ1 =660nm、λ2 =700nm、λ3 =805nm、λ4
=890nm λ5 =1250nm 第3の実施例 ヘモグロビンが O2 Hb,RHb,MetHbの3種
類である場合;5波長 使用波長;λ1 =700nm、λ2 =750nm、λ3 =805nm、λ4
=890nm λ5 =1250nm 第4の実施例 ヘモグロビンが4種類(O2 Hb,RHb,COHb
,MetHb) の場合;6波長 使用波長;λ1 =660nm、λ2 =700nm、λ3 =850nm、λ4
=805nm λ5 =890nm、λ6 =1250nm
【0039】次に上記の実施例の原理それぞれに基づく
具体的な装置を説明する。
具体的な装置を説明する。
【0040】まず第1の実施例(A) の具体的な装置につ
いて説明する。図1に本装置の全体構成を示す。本実施
例では4個の発光素子31、32、33、34を備えている。発
光素子31、32、33、34はそれぞれ波長λ1 =700nm、λ2
=805nm、λ3 =890nm、λ4 =1250nm の光を発生するLED
である。波長λ1 =700nmは酸化ヘモグロビンと還元ヘモ
グロビンの吸光係数が大きく異なる波長であり、この波
長の透過光量は酸素飽和度に依存する。波長λ4 =1250n
m は、水の吸光がきわめて大きい波長である。駆動回路
4は、これら4個の発光素子31、32、33、34を駆動する
ものである。受光素子6、7は発光素子31、32、33、34
に対向するように配置されており、それらの間に挿入さ
れた生体組織5を透過した光を電気信号に変換するもの
である。ここで受光素子6は、発光素子31、32、33から
発生した光を電気信号に変換するシリコン光ダイオード
であり、受光素子7は発光素子44から発生した光を電気
信号に変換するゲルマニウム光ダイオードである。電流
/電圧変換器8、9は、受光素子6、7に流れる電流を
その大きさに応じた電圧に変換して出力する増幅器であ
り、オペアンプおよび抵抗器から構成されている。マル
チプレクサ20は電流/電圧変換器8、9から出力される
信号を選択して出力するものである。A/D変換器10
は、電流/電圧変換器8、9の出力電圧の大きさをディ
ジタル値に変換するものである。コンピュータ11はA/
D変換器10から与えられるデータに基づいて演算処理を
行うと共に、駆動回路4およびマルチプレクサ20に対し
動作のタイミングを制御する制御信号を送出するもので
ある。
いて説明する。図1に本装置の全体構成を示す。本実施
例では4個の発光素子31、32、33、34を備えている。発
光素子31、32、33、34はそれぞれ波長λ1 =700nm、λ2
=805nm、λ3 =890nm、λ4 =1250nm の光を発生するLED
である。波長λ1 =700nmは酸化ヘモグロビンと還元ヘモ
グロビンの吸光係数が大きく異なる波長であり、この波
長の透過光量は酸素飽和度に依存する。波長λ4 =1250n
m は、水の吸光がきわめて大きい波長である。駆動回路
4は、これら4個の発光素子31、32、33、34を駆動する
ものである。受光素子6、7は発光素子31、32、33、34
に対向するように配置されており、それらの間に挿入さ
れた生体組織5を透過した光を電気信号に変換するもの
である。ここで受光素子6は、発光素子31、32、33から
発生した光を電気信号に変換するシリコン光ダイオード
であり、受光素子7は発光素子44から発生した光を電気
信号に変換するゲルマニウム光ダイオードである。電流
/電圧変換器8、9は、受光素子6、7に流れる電流を
その大きさに応じた電圧に変換して出力する増幅器であ
り、オペアンプおよび抵抗器から構成されている。マル
チプレクサ20は電流/電圧変換器8、9から出力される
信号を選択して出力するものである。A/D変換器10
は、電流/電圧変換器8、9の出力電圧の大きさをディ
ジタル値に変換するものである。コンピュータ11はA/
D変換器10から与えられるデータに基づいて演算処理を
行うと共に、駆動回路4およびマルチプレクサ20に対し
動作のタイミングを制御する制御信号を送出するもので
ある。
【0041】コンピュータ11は、CPU(中央処理装
置)12と、このCPU12に接続された出力制御部13、R
OM14、RAM15、キーボード制御部16および表示制御
部18と、キーボード制御部16に接続されたキーボード1
7、および表示制御部18に接続された表示装置19を具備
している。出力制御部13は、このコンピュータ11から外
部装置へ出力する信号を制御するものである。ROM14
は、読み出し専用メモリであり、図2のフローチャート
に示すようなプログラムが格納されている。RAM15
は、読み出し/書き込みメモリであり、CPU12がプロ
グラムを実行する際に用いられる。キーボード17は複数
のキーを備え、それらのキーが押下されるとそれに応じ
た信号を送出するものである。キーボード制御部16は、
キーボード17から送出された信号をCPU12に与えた
り、それらの信号をRAM15に格納する制御を行うもの
である。表示装置19は、例えばCRTであり、与えられ
るデータを画面に表示する装置である。表示制御部18
は、RAM15に格納されたデータを表示用データに作成
して表示装置19に与えるものである。CPU12は、RO
M14に格納されたプログラムを実行し、上記各部と信号
の授受を行って上記各部を制御すると共に、データの処
理を行うものである。
置)12と、このCPU12に接続された出力制御部13、R
OM14、RAM15、キーボード制御部16および表示制御
部18と、キーボード制御部16に接続されたキーボード1
7、および表示制御部18に接続された表示装置19を具備
している。出力制御部13は、このコンピュータ11から外
部装置へ出力する信号を制御するものである。ROM14
は、読み出し専用メモリであり、図2のフローチャート
に示すようなプログラムが格納されている。RAM15
は、読み出し/書き込みメモリであり、CPU12がプロ
グラムを実行する際に用いられる。キーボード17は複数
のキーを備え、それらのキーが押下されるとそれに応じ
た信号を送出するものである。キーボード制御部16は、
キーボード17から送出された信号をCPU12に与えた
り、それらの信号をRAM15に格納する制御を行うもの
である。表示装置19は、例えばCRTであり、与えられ
るデータを画面に表示する装置である。表示制御部18
は、RAM15に格納されたデータを表示用データに作成
して表示装置19に与えるものである。CPU12は、RO
M14に格納されたプログラムを実行し、上記各部と信号
の授受を行って上記各部を制御すると共に、データの処
理を行うものである。
【0042】本実施例において、発光素子31、32、33、
34および駆動回路4が光照射手段を構成し、受光素子
6、7、電流/電圧変換器8、9、マルチプレクサ20お
よびA/D変換器10が光電変換手段を構成し、コンピュ
ータ11の機能のうち図2に示したステップ101 〜105,
109 および110 が減光度変化計算手段に相当し、ステッ
プ106 が減光度比計算手段に相当し、ステップ107 がヘ
モグロビン濃度計算手段に相当する。
34および駆動回路4が光照射手段を構成し、受光素子
6、7、電流/電圧変換器8、9、マルチプレクサ20お
よびA/D変換器10が光電変換手段を構成し、コンピュ
ータ11の機能のうち図2に示したステップ101 〜105,
109 および110 が減光度変化計算手段に相当し、ステッ
プ106 が減光度比計算手段に相当し、ステップ107 がヘ
モグロビン濃度計算手段に相当する。
【0043】次にこのように構成された装置の動作を図
2のフローチャートを参照して説明する。まず被検者
は、指先を発光素子31、32、33、34と受光素子6、7の
間に挿入する。この指先が図1に示す生体組織5であ
る。次に操作者はキーボード17を操作して本コンピュー
タ11の動作を開始させる信号を入力する。CPU12は動
作開始となると、ステップ101 において、駆動回路4お
よびA/D変換器10に対し制御信号を送出する。この信
号により駆動回路4は発光素子31、32、33、34を順次点
灯させる。発光素子31、32、33、34から発生した光は、
生体組織5を透過して受光素子6、7に至る。受光素子
6、7に至った光は電流に変換される。この電流は電流
/電圧変換器8、9によってその大きさに応じた電圧に
変換される。一方、マルチプレクサ20は、コンピュータ
11から駆動回路4に送出された制御信号と同じ信号が与
えられるので、発光素子31、32、33、34それぞれの点灯
時期に合わせて電流/電圧変換器8、9の出力電圧の一
方を選択してA/D変換器10に出力する。ここで、受光
素子6は、波長λ4 =1250nm の光よりも波長λ1 =700n
m、波長λ2 =805nmおよび波長λ3 =890nmの光に対して
きわめて高い感度を持つ素子であり、受光素子7は、波
長λ1 =700nm、波長λ2 =805nmおよびλ3 =890nmの光よ
りも波長λ4 =1250nm の光に対してきわめて高い感度を
持つ素子である。マルチプレクサ20は、発光素子31、3
2、33が点灯している間は、電流/電圧変換器8の出力
電圧のみをA/D変換器10に出力し、発光素子34が点灯
している間は、電流/電圧変換器9の出力電圧のみをA
/D変換器10に出力する。
2のフローチャートを参照して説明する。まず被検者
は、指先を発光素子31、32、33、34と受光素子6、7の
間に挿入する。この指先が図1に示す生体組織5であ
る。次に操作者はキーボード17を操作して本コンピュー
タ11の動作を開始させる信号を入力する。CPU12は動
作開始となると、ステップ101 において、駆動回路4お
よびA/D変換器10に対し制御信号を送出する。この信
号により駆動回路4は発光素子31、32、33、34を順次点
灯させる。発光素子31、32、33、34から発生した光は、
生体組織5を透過して受光素子6、7に至る。受光素子
6、7に至った光は電流に変換される。この電流は電流
/電圧変換器8、9によってその大きさに応じた電圧に
変換される。一方、マルチプレクサ20は、コンピュータ
11から駆動回路4に送出された制御信号と同じ信号が与
えられるので、発光素子31、32、33、34それぞれの点灯
時期に合わせて電流/電圧変換器8、9の出力電圧の一
方を選択してA/D変換器10に出力する。ここで、受光
素子6は、波長λ4 =1250nm の光よりも波長λ1 =700n
m、波長λ2 =805nmおよび波長λ3 =890nmの光に対して
きわめて高い感度を持つ素子であり、受光素子7は、波
長λ1 =700nm、波長λ2 =805nmおよびλ3 =890nmの光よ
りも波長λ4 =1250nm の光に対してきわめて高い感度を
持つ素子である。マルチプレクサ20は、発光素子31、3
2、33が点灯している間は、電流/電圧変換器8の出力
電圧のみをA/D変換器10に出力し、発光素子34が点灯
している間は、電流/電圧変換器9の出力電圧のみをA
/D変換器10に出力する。
【0044】次にCPU12は、ステップ102 に進み、A
/D変換器10の出力を取り込み、これをRAM15に書き
込む。
/D変換器10の出力を取り込み、これをRAM15に書き
込む。
【0045】次にCPU12は、ステップ103 に進み、今
まで取り込んだ透過光量のデータを参照し、各波長につ
いて最新のピーク値が過ぎたか否かを判断し、ピーク値
が過ぎたと判断すればステップ104 に進み、そのピーク
値を求め、RAM15に格納し、次にステップ105 に進
み、検出した最新のピーク値と検出した最新のボトム値
との差ΔI を各波長について求める。次にCPU12は、
ステップ106 に進み、Φ12、Φ32、Φ42を求める。次に
CPU12は、ステップ107 に進み、ステップ106で求め
たΦ12、Φ32、Φ42と(10)〜(13)式を代入した連立方程
式(1) 、(2) 、(3) を計算して、ヘモグロビン濃度Hbを
求める。次にCPU12は、ステップ108 に進み、求めた
ヘモグロビン濃度Hbを表示装置19に表示させ、ステップ
101 に戻る。
まで取り込んだ透過光量のデータを参照し、各波長につ
いて最新のピーク値が過ぎたか否かを判断し、ピーク値
が過ぎたと判断すればステップ104 に進み、そのピーク
値を求め、RAM15に格納し、次にステップ105 に進
み、検出した最新のピーク値と検出した最新のボトム値
との差ΔI を各波長について求める。次にCPU12は、
ステップ106 に進み、Φ12、Φ32、Φ42を求める。次に
CPU12は、ステップ107 に進み、ステップ106で求め
たΦ12、Φ32、Φ42と(10)〜(13)式を代入した連立方程
式(1) 、(2) 、(3) を計算して、ヘモグロビン濃度Hbを
求める。次にCPU12は、ステップ108 に進み、求めた
ヘモグロビン濃度Hbを表示装置19に表示させ、ステップ
101 に戻る。
【0046】一方、CPU12は、ステップ103 におい
て、ピーク値が過ぎていないと判断すればステップ109
に進み、今まで取り込んだ透過光量のデータを参照し
て、各波長について最新のボトム値が過ぎたか否かを判
断し、ボトム値が過ぎたと判断すればステップ110 に進
み、そのボトム値を求め、RAM15に格納し、次にステ
ップ105 に進む。CPU12は、ステップ109 において、
ボトム値が過ぎていないと判断すればステップ101 に戻
る。
て、ピーク値が過ぎていないと判断すればステップ109
に進み、今まで取り込んだ透過光量のデータを参照し
て、各波長について最新のボトム値が過ぎたか否かを判
断し、ボトム値が過ぎたと判断すればステップ110 に進
み、そのボトム値を求め、RAM15に格納し、次にステ
ップ105 に進む。CPU12は、ステップ109 において、
ボトム値が過ぎていないと判断すればステップ101 に戻
る。
【0047】本実施例では、ヘモグロビン濃度Hbを測定
するようにしたが、上記ステップ107 においてヘモグロ
ビン濃度Hbと共に酸素飽和度Soも求め、次のステップ10
8 において、求めた両者を表示するようにしても良い。
するようにしたが、上記ステップ107 においてヘモグロ
ビン濃度Hbと共に酸素飽和度Soも求め、次のステップ10
8 において、求めた両者を表示するようにしても良い。
【0048】次に第1の実施例(B) の具体的な装置につ
いて説明する。図3に本装置の全体構成を示す。本実施
例では3個の発光素子41、42、43を備えている。
いて説明する。図3に本装置の全体構成を示す。本実施
例では3個の発光素子41、42、43を備えている。
【0049】発光素子41、42、43は、それぞれ波長λ1
=805nm、λ2 =890nm、λ3 =1250nmの光を発生するLED
である。ここで各波長λ1 、λ2 、λ3 は酸化ヘモグロ
ビンと還元ヘモグロビンの吸光が略同じである波長であ
り、その中で波長λ3 =1250nmは、水の吸光がきわめて
大きい波長である。駆動回路4Aはこれらの発光素子41、
42、43を駆動する回路である。受光素子6、7は発光素
子41、42、43に対向するように配置されており、それら
の間に挿入された生体組織5を透過した光を電気信号に
変換するものである。ここで受光素子6は、発光素子4
1、42から発生した光を電気信号に変換するシリコン光
ダイオードであり、受光素子7は発光素子43から発生し
た光を電気信号に変換するゲルマニウム光ダイオードで
ある。電流/電圧変換器8、9、マルチプレクサ20、A
/D変換器10は、電流/電圧変換器8、9それぞれの出
力電圧の大きさをディジタル値に変換するものである。
コンピュータ11は、A/D変換器10から与えられるデー
タに基づいて演算処理を行うと共に、駆動回路4Aおよび
A/D変換器10に対し動作のタイミングを制御する制御
信号を送出するものである。
=805nm、λ2 =890nm、λ3 =1250nmの光を発生するLED
である。ここで各波長λ1 、λ2 、λ3 は酸化ヘモグロ
ビンと還元ヘモグロビンの吸光が略同じである波長であ
り、その中で波長λ3 =1250nmは、水の吸光がきわめて
大きい波長である。駆動回路4Aはこれらの発光素子41、
42、43を駆動する回路である。受光素子6、7は発光素
子41、42、43に対向するように配置されており、それら
の間に挿入された生体組織5を透過した光を電気信号に
変換するものである。ここで受光素子6は、発光素子4
1、42から発生した光を電気信号に変換するシリコン光
ダイオードであり、受光素子7は発光素子43から発生し
た光を電気信号に変換するゲルマニウム光ダイオードで
ある。電流/電圧変換器8、9、マルチプレクサ20、A
/D変換器10は、電流/電圧変換器8、9それぞれの出
力電圧の大きさをディジタル値に変換するものである。
コンピュータ11は、A/D変換器10から与えられるデー
タに基づいて演算処理を行うと共に、駆動回路4Aおよび
A/D変換器10に対し動作のタイミングを制御する制御
信号を送出するものである。
【0050】コンピュータ11A のROM14A と、図1に
示した第1の実施例(A) のコンピュータ11のROM14と
はそれぞれに格納されたプログラムが若干異なる。コン
ピュータ11A のROM14A に格納されたプログラムと図
2のフローチャートに示すプログラムは、ステップ101
〜105 、109 、110 における4波長の処理が3波長の処
理となっており、ステップ106 の処理がΦ12、Φ32を求
める処理となっており、ステップ107 の処理が、前のス
テップで求めたΦ12、Φ32と(10)、(11)式を代入した連
立方程式(1A)、(2A)を計算して、ヘモグロビン濃度Hbを
求める処理となっている点で異なる。コンピュータ11A
の他の構成要素は、コンピュータ11と同じである。
示した第1の実施例(A) のコンピュータ11のROM14と
はそれぞれに格納されたプログラムが若干異なる。コン
ピュータ11A のROM14A に格納されたプログラムと図
2のフローチャートに示すプログラムは、ステップ101
〜105 、109 、110 における4波長の処理が3波長の処
理となっており、ステップ106 の処理がΦ12、Φ32を求
める処理となっており、ステップ107 の処理が、前のス
テップで求めたΦ12、Φ32と(10)、(11)式を代入した連
立方程式(1A)、(2A)を計算して、ヘモグロビン濃度Hbを
求める処理となっている点で異なる。コンピュータ11A
の他の構成要素は、コンピュータ11と同じである。
【0051】本実施例において、発光素子41、42、43お
よび駆動回路4Aが光照射手段を構成し、受光素子6、
7、電流/電圧変換器8、9、マルチプレクサ20および
A/D変換器10が光電変換手段を構成し、コンピュータ
11の機能のうち図2に示したステップ101 〜105, 109
および110 に対応するステップが減光度変化計算手段に
相当し、ステップ106 に対応するステップが減光度比計
算手段に相当し、ステップ107 に対応するステップがヘ
モグロビン濃度計算手段に相当する。
よび駆動回路4Aが光照射手段を構成し、受光素子6、
7、電流/電圧変換器8、9、マルチプレクサ20および
A/D変換器10が光電変換手段を構成し、コンピュータ
11の機能のうち図2に示したステップ101 〜105, 109
および110 に対応するステップが減光度変化計算手段に
相当し、ステップ106 に対応するステップが減光度比計
算手段に相当し、ステップ107 に対応するステップがヘ
モグロビン濃度計算手段に相当する。
【0052】このように構成された装置の動作は第1の
実施例(A) の動作と概ね同様であるので説明を省略す
る。
実施例(A) の動作と概ね同様であるので説明を省略す
る。
【0053】本実施例によれば酸素飽和度に影響されな
い光波長を使用したので、少ない波長で総ヘモグロビン
濃度を求めることができる。
い光波長を使用したので、少ない波長で総ヘモグロビン
濃度を求めることができる。
【0054】次に第2の実施例の具体的な装置について
説明する。図4に本装置の全体構成を示す。図1に示し
た第1の実施例(A) の装置と同一の構成要素には同一の
符号を付し、その説明は省略する。本実施例では5個の
発光素子51、52、53、54、55を備えている。発光素子5
1、52、53、54、55はそれぞれ波長λ1 =660nm、λ2 =70
0nm 、λ3 =805nm、λ4 =890nm、λ5 =1250nm の光を発
生するものである。これらの波長は、一酸化炭素ヘモグ
ロビンを測定しやすいように選んである。駆動回路4B
は、これら5個の発光素子51、52、53、54、55を駆動す
るものである。受光素子30は発光素子51、52、53、54、
55に対向するように配置されており、それらの間に挿入
された生体組織5を透過した光を電気信号に変換するも
のである。コンピュータ11B は、A/D変換器10から与
えられるデータに基づいて演算処理を行うと共に、駆動
回路4Bおよびマルチプレクサ20に対し動作のタイミング
を制御する制御信号を送出するものである。コンピュー
タ11B のROM14B には、図1に示した第1の実施例
(A) のコンピュータ11のROM14に格納されているプロ
グラムとは若干異なるプログラムが格納されている。コ
ンピュータ11B の他の構成要素は、コンピュータ11A と
同じである。
説明する。図4に本装置の全体構成を示す。図1に示し
た第1の実施例(A) の装置と同一の構成要素には同一の
符号を付し、その説明は省略する。本実施例では5個の
発光素子51、52、53、54、55を備えている。発光素子5
1、52、53、54、55はそれぞれ波長λ1 =660nm、λ2 =70
0nm 、λ3 =805nm、λ4 =890nm、λ5 =1250nm の光を発
生するものである。これらの波長は、一酸化炭素ヘモグ
ロビンを測定しやすいように選んである。駆動回路4B
は、これら5個の発光素子51、52、53、54、55を駆動す
るものである。受光素子30は発光素子51、52、53、54、
55に対向するように配置されており、それらの間に挿入
された生体組織5を透過した光を電気信号に変換するも
のである。コンピュータ11B は、A/D変換器10から与
えられるデータに基づいて演算処理を行うと共に、駆動
回路4Bおよびマルチプレクサ20に対し動作のタイミング
を制御する制御信号を送出するものである。コンピュー
タ11B のROM14B には、図1に示した第1の実施例
(A) のコンピュータ11のROM14に格納されているプロ
グラムとは若干異なるプログラムが格納されている。コ
ンピュータ11B の他の構成要素は、コンピュータ11A と
同じである。
【0055】本実施例において、発光素子51、52、53、
54、55および駆動回路4Bが光照射手段を構成し、受光素
子30、電流/電圧変換器21、マルチプレクサ20およびA
/D変換器10が光電変換手段を構成している。
54、55および駆動回路4Bが光照射手段を構成し、受光素
子30、電流/電圧変換器21、マルチプレクサ20およびA
/D変換器10が光電変換手段を構成している。
【0056】次にこのように構成された装置の動作は、
上記第1の実施例(A) で説明した図2のフローチャート
に基づく動作と概ね同じであるが、上記第1の実施例
(A) では4種類の波長の透過光のデータを処理するのに
対し、本実施例では5種類の波長の透過光のデータを処
理する点で異なる。そして図2のステップ106 に相当す
るステップでは、4種類のΦすなわち、Φ12、Φ32、Φ
42、Φ52を求め、図2のステップ107 に相当するステッ
プでは、求めたΦ12、Φ32、Φ42、Φ52と(10)〜(12)
式、(18)式および(19)式を代入した(14)〜(17)式の連立
方程式を計算し、So、Sc、Ex2 、Hbを求める。図2のス
テップ108 に相当するステップではCPU12は、求めた
これらの値を表示装置19に表示させる。
上記第1の実施例(A) で説明した図2のフローチャート
に基づく動作と概ね同じであるが、上記第1の実施例
(A) では4種類の波長の透過光のデータを処理するのに
対し、本実施例では5種類の波長の透過光のデータを処
理する点で異なる。そして図2のステップ106 に相当す
るステップでは、4種類のΦすなわち、Φ12、Φ32、Φ
42、Φ52を求め、図2のステップ107 に相当するステッ
プでは、求めたΦ12、Φ32、Φ42、Φ52と(10)〜(12)
式、(18)式および(19)式を代入した(14)〜(17)式の連立
方程式を計算し、So、Sc、Ex2 、Hbを求める。図2のス
テップ108 に相当するステップではCPU12は、求めた
これらの値を表示装置19に表示させる。
【0057】本実施例では、総ヘモグロビン濃度Hbの他
に総ヘモグロビン中の酸化ヘモグロビン濃度So、一酸化
炭素ヘモグロビン濃度Sc、還元ヘモグロビン濃度Sr(Sr=
1-So-Sc より) も求めたが、図2のステップ107 に相当
するステップにおいて、これらの濃度のすべてではな
く、これらの濃度のうちの1つまたは複数を求め、図2
のステップ108 に相当するステップにおいて、求めたそ
れらの濃度を表示するようにしても良い。
に総ヘモグロビン中の酸化ヘモグロビン濃度So、一酸化
炭素ヘモグロビン濃度Sc、還元ヘモグロビン濃度Sr(Sr=
1-So-Sc より) も求めたが、図2のステップ107 に相当
するステップにおいて、これらの濃度のすべてではな
く、これらの濃度のうちの1つまたは複数を求め、図2
のステップ108 に相当するステップにおいて、求めたそ
れらの濃度を表示するようにしても良い。
【0058】次に第3の実施例の具体的な装置について
説明する。本実施例においても図4に示したような5個
の発光素子を備えている。しかし、これらの発光素子は
それぞれ波長λ1 =700nm、λ2 =750nm、λ3 =805nm、λ
4 =890nm、λ5 =1250nm の光を発生するものである。こ
れらの波長は、メトヘモグロビンを測定しやすいように
選んである。他の構成要素は第1の実施例(A) の装置と
同様であるので、それらの説明および図面は省略する。
説明する。本実施例においても図4に示したような5個
の発光素子を備えている。しかし、これらの発光素子は
それぞれ波長λ1 =700nm、λ2 =750nm、λ3 =805nm、λ
4 =890nm、λ5 =1250nm の光を発生するものである。こ
れらの波長は、メトヘモグロビンを測定しやすいように
選んである。他の構成要素は第1の実施例(A) の装置と
同様であるので、それらの説明および図面は省略する。
【0059】次にこのように構成された装置の動作は、
概ね上記第1の実施例(A)で説明した動作と同様である
が、上記第1の実施例(A) では図2のステップ107 に相
当するステップにおいて、(14)〜(17)式の連立方程式を
計算したが、ここでは、(14A) 〜(17A) 式の連立方程式
を計算する。ここで(10)〜(12)式、(18)式および(19A)
式が用いられるならばSo、Sm、Ex2 、Hbを未知数とする
4元連立方程式が得られる。従って、図2のステップ10
7 に相当するステップでは、この連立方程式により、S
o、Sm、Ex2 、Hbを求める。図2のステップ108 に相当
するステップでは、求めたこれらの値を表示装置19に表
示させる。
概ね上記第1の実施例(A)で説明した動作と同様である
が、上記第1の実施例(A) では図2のステップ107 に相
当するステップにおいて、(14)〜(17)式の連立方程式を
計算したが、ここでは、(14A) 〜(17A) 式の連立方程式
を計算する。ここで(10)〜(12)式、(18)式および(19A)
式が用いられるならばSo、Sm、Ex2 、Hbを未知数とする
4元連立方程式が得られる。従って、図2のステップ10
7 に相当するステップでは、この連立方程式により、S
o、Sm、Ex2 、Hbを求める。図2のステップ108 に相当
するステップでは、求めたこれらの値を表示装置19に表
示させる。
【0060】本実施例によれば、総ヘモグロビン濃度Hb
の他に総ヘモグロビン中の酸化ヘモグロビン濃度So、メ
トヘモグロビン濃度Sm、還元ヘモグロビン濃度Sr( Sr=1
- So-Sm より) も求めたが、図2のステップ107 に相当
するステップにおいて、これらの濃度のすべてではな
く、これらの濃度のうちの1つまたは複数を求め、図2
のステップ108 に相当するステップにおいて、求めたそ
れらの濃度を表示するようにしても良い。
の他に総ヘモグロビン中の酸化ヘモグロビン濃度So、メ
トヘモグロビン濃度Sm、還元ヘモグロビン濃度Sr( Sr=1
- So-Sm より) も求めたが、図2のステップ107 に相当
するステップにおいて、これらの濃度のすべてではな
く、これらの濃度のうちの1つまたは複数を求め、図2
のステップ108 に相当するステップにおいて、求めたそ
れらの濃度を表示するようにしても良い。
【0061】次に第4の実施例の具体的な装置について
説明する。図5に本装置の全体構成を示す。第1の実施
例(A) の装置と同一の構成要素には同一の符号を付し、
その説明は省略する。本実施例では6個の発光素子61、
62、63、64、65、66を備えている。発光素子61、62、6
3、64、65、66はそれぞれ波長λ1 =660nm、λ2 =700n
m、λ3 =850nm、λ4 =805nm、λ5 =890nm、λ6 =1250nm
の光を発生するものである。各波長の特徴については
前述した通りである。駆動回路4Cは、これら6個の発光
素子61、62、63、64、65、66を駆動するものである。受
光素子30は発光素子61、62、63、64、65、66に対向する
ように配置されており、それらの間に挿入された生体組
織5を透過した光を電気信号に変換するものである。コ
ンピュータ11C は、A/D変換器10から与えられるデー
タに基づいて演算処理を行うと共に、駆動回路4Bおよび
マルチプレクサ20に対し動作のタイミングを制御する制
御信号を送出するものである。コンピュータ11C のRO
M14C には、図1に示した第1の実施例(A) のコンピュ
ータ11のROM14に格納されたプログラムとは若干異な
るプログラムが格納されている。コンピュータ11C の他
の構成要素は、コンピュータ11A と同じである。
説明する。図5に本装置の全体構成を示す。第1の実施
例(A) の装置と同一の構成要素には同一の符号を付し、
その説明は省略する。本実施例では6個の発光素子61、
62、63、64、65、66を備えている。発光素子61、62、6
3、64、65、66はそれぞれ波長λ1 =660nm、λ2 =700n
m、λ3 =850nm、λ4 =805nm、λ5 =890nm、λ6 =1250nm
の光を発生するものである。各波長の特徴については
前述した通りである。駆動回路4Cは、これら6個の発光
素子61、62、63、64、65、66を駆動するものである。受
光素子30は発光素子61、62、63、64、65、66に対向する
ように配置されており、それらの間に挿入された生体組
織5を透過した光を電気信号に変換するものである。コ
ンピュータ11C は、A/D変換器10から与えられるデー
タに基づいて演算処理を行うと共に、駆動回路4Bおよび
マルチプレクサ20に対し動作のタイミングを制御する制
御信号を送出するものである。コンピュータ11C のRO
M14C には、図1に示した第1の実施例(A) のコンピュ
ータ11のROM14に格納されたプログラムとは若干異な
るプログラムが格納されている。コンピュータ11C の他
の構成要素は、コンピュータ11A と同じである。
【0062】本実施例において、発光素子61、62、63、
64、65、66および駆動回路4Cが光照射手段を構成し、受
光素子30、電流/電圧変換器21、マルチプレクサ20およ
びA/D変換器10が光電変換手段を構成している。
64、65、66および駆動回路4Cが光照射手段を構成し、受
光素子30、電流/電圧変換器21、マルチプレクサ20およ
びA/D変換器10が光電変換手段を構成している。
【0063】次にこのように構成された装置の動作は、
概ね上記第1の実施例(A) で説明した図2のフローチャ
ートに基づく動作と同様であるが、上記第1の実施例
(A) では4種類の波長の透過光のデータを処理するのに
対し、本実施例では6種類の波長の透過光のデータを処
理する。そして図2のステップ106 に相当するステップ
では、5種類のΦすなわち、Φ12、Φ32、Φ42、Φ52、
Φ62を求め、図2のステップ209 に相当するステップで
は、求めたΦ12、Φ32、Φ42、Φ52、Φ62と(10)〜(12)
式、(18)式、(25)式および(26)式を(20)〜(24)式に代入
した連立方程式を計算する。従って、図2のステップ10
7 に相当するステップでは、この連立方程式により、S
o、Sc、Sm、Ex2 、Hbを求める。図2のステップ108 に
相当するステップでは、求めたこれらの値を表示装置19
に表示させる。
概ね上記第1の実施例(A) で説明した図2のフローチャ
ートに基づく動作と同様であるが、上記第1の実施例
(A) では4種類の波長の透過光のデータを処理するのに
対し、本実施例では6種類の波長の透過光のデータを処
理する。そして図2のステップ106 に相当するステップ
では、5種類のΦすなわち、Φ12、Φ32、Φ42、Φ52、
Φ62を求め、図2のステップ209 に相当するステップで
は、求めたΦ12、Φ32、Φ42、Φ52、Φ62と(10)〜(12)
式、(18)式、(25)式および(26)式を(20)〜(24)式に代入
した連立方程式を計算する。従って、図2のステップ10
7 に相当するステップでは、この連立方程式により、S
o、Sc、Sm、Ex2 、Hbを求める。図2のステップ108 に
相当するステップでは、求めたこれらの値を表示装置19
に表示させる。
【0064】本実施例では、総ヘモグロビン濃度Hbの他
に総ヘモグロビン中の酸化ヘモグロビン濃度So、一酸化
炭素ヘモグロビン濃度Sc、メトヘモグロビン濃度Sm、還
元ヘモグロビン濃度Sr(Sr=1-So-Sc-Smより) も求めた
が、図2のステップ107 に相当するステップにおいて、
これらの濃度のすべてではなく、これらの濃度のうちの
1つまたは複数を求め、図2のステップ108 に相当する
ステップにおいて、求めたそれらの濃度を表示するよう
にしても良い。
に総ヘモグロビン中の酸化ヘモグロビン濃度So、一酸化
炭素ヘモグロビン濃度Sc、メトヘモグロビン濃度Sm、還
元ヘモグロビン濃度Sr(Sr=1-So-Sc-Smより) も求めた
が、図2のステップ107 に相当するステップにおいて、
これらの濃度のすべてではなく、これらの濃度のうちの
1つまたは複数を求め、図2のステップ108 に相当する
ステップにおいて、求めたそれらの濃度を表示するよう
にしても良い。
【0065】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、水の吸光
がある波長の光の減光度を用い、かつ組織層の厚さの変
動を考慮した式を用いているので、総ヘモグロビン濃度
または各種ヘモグロビン濃度の絶対的な値を無侵襲に連
続的にかつ正確に測定することができる。請求項2に係
る発明によれば、水の吸光がある波長の光の減光度を用
い、かつ組織層の厚さの変動を考慮した式を用いている
ので、総ヘモグロビン濃度および各種ヘモグロビン濃度
の絶対的な値を無侵襲に連続的にかつ正確に測定するこ
とができる。
がある波長の光の減光度を用い、かつ組織層の厚さの変
動を考慮した式を用いているので、総ヘモグロビン濃度
または各種ヘモグロビン濃度の絶対的な値を無侵襲に連
続的にかつ正確に測定することができる。請求項2に係
る発明によれば、水の吸光がある波長の光の減光度を用
い、かつ組織層の厚さの変動を考慮した式を用いている
ので、総ヘモグロビン濃度および各種ヘモグロビン濃度
の絶対的な値を無侵襲に連続的にかつ正確に測定するこ
とができる。
【図1】第1の実施例(A) の全体構成を示す図。
【図2】第1の実施例(A) の動作を説明するためのフロ
ーチャートを示す図。
ーチャートを示す図。
【図3】第1の実施例(B) の全体構成を示す図。
【図4】第2の実施例の全体構成を示す図。
【図5】第4の実施例の全体構成を示す図。
【図6】水の吸光率と波長との関係を示す図。
【図7】ヘモグロビンの吸光と波長との関係を示す図。
31、32、33、41〜44、51〜55、61〜66 発光素子 6、7、 受光素子 8、9、 電流/電圧変換器 20 マルチプレクサ 10 A/D変換器 11、11A 、11B 、11C コンピュータ
フロントページの続き (72)発明者 謝 承泰 東京都新宿区西落合1丁目31番4号 日本 光電工業株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 少なくとも1種の波長が水の吸光がある
波長である複数種の異なる波長の光を生体組織に照射す
る光照射手段と、この光照射手段から発せられ生体組織
を透過した光それぞれを電気信号に変換する光電変換手
段と、この光電変換手段の出力の脈動から前記生体組織
の各波長の減光度変化分を求める減光度変化計算手段
と、この減光度変化計算手段が求めた各波長の減光度変
化分相互の比を求める減光度比計算手段と、この減光度
比計算手段が求めた減光度変化分相互の比に関して、上
記の減光度変化が血液の脈動分と組織の脈動分との差に
よるものであるとし、かつ、各波長における組織の脈動
分は相互に一定の関係にあるとして、作成された式を計
算して、総ヘモグロビン濃度または各種ヘモグロビン濃
度を求めるヘモグロビン濃度計算手段とを具備すること
を特徴とするヘモグロビン測定装置。 - 【請求項2】少なくとも1種の波長が水の吸光がある波
長である複数種の異なる波長の光を生体組織に照射する
光照射手段と、この光照射手段から発せられ生体組織を
透過した光それぞれを電気信号に変換する光電変換手段
と、この光電変換手段の出力の脈動から前記生体組織の
各波長の減光度変化分を求める減光度変化計算手段と、
この減光度変化計算手段が求めた各波長の減光度変化分
相互の比を求める減光度比計算手段と、この減光度比計
算手段が求めた減光度変化分相互の比に関して、上記の
減光度変化が血液の脈動分と組織の脈動分との差による
ものであるとし、かつ、各波長における組織の脈動分は
相互に一定の関係にあるとして、作成された式を計算し
て、総ヘモグロビン濃度および各種ヘモグロビン濃度を
求めるヘモグロビン濃度計算手段とを具備することを特
徴とするヘモグロビン測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8059139A JPH08322822A (ja) | 1995-03-31 | 1996-03-15 | ヘモグロビン測定装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7688895 | 1995-03-31 | ||
| JP7-76888 | 1995-03-31 | ||
| JP8059139A JPH08322822A (ja) | 1995-03-31 | 1996-03-15 | ヘモグロビン測定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08322822A true JPH08322822A (ja) | 1996-12-10 |
Family
ID=26400187
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8059139A Pending JPH08322822A (ja) | 1995-03-31 | 1996-03-15 | ヘモグロビン測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08322822A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6415236B2 (en) | 1999-11-30 | 2002-07-02 | Nihon Kohden Corporation | Apparatus for determining concentrations of hemoglobins |
| US6622095B2 (en) | 1999-11-30 | 2003-09-16 | Nihon Kohden Corporation | Apparatus for determining concentrations of hemoglobins |
| US7206621B2 (en) | 2003-08-27 | 2007-04-17 | Nihon Kohden Corporation | Pulse oximeter |
| JP2008505691A (ja) * | 2004-07-07 | 2008-02-28 | マシモ・ラボラトリーズ・インコーポレイテッド | 多波長生理学的モニタ |
| WO2009127024A1 (en) * | 2008-04-17 | 2009-10-22 | Paulo Alberto Paes Gomes | Process, portable equipment and device for in vitro, one-step photometric determination of hemoglobin concentration in a diluted blood sample |
| EP3213686A1 (en) | 2016-03-04 | 2017-09-06 | Nihon Kohden Corporation | Biological information measurement device, mixed venous oxygen saturation estimation method, and program |
-
1996
- 1996-03-15 JP JP8059139A patent/JPH08322822A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6415236B2 (en) | 1999-11-30 | 2002-07-02 | Nihon Kohden Corporation | Apparatus for determining concentrations of hemoglobins |
| US6622095B2 (en) | 1999-11-30 | 2003-09-16 | Nihon Kohden Corporation | Apparatus for determining concentrations of hemoglobins |
| US7206621B2 (en) | 2003-08-27 | 2007-04-17 | Nihon Kohden Corporation | Pulse oximeter |
| JP2008505691A (ja) * | 2004-07-07 | 2008-02-28 | マシモ・ラボラトリーズ・インコーポレイテッド | 多波長生理学的モニタ |
| WO2009127024A1 (en) * | 2008-04-17 | 2009-10-22 | Paulo Alberto Paes Gomes | Process, portable equipment and device for in vitro, one-step photometric determination of hemoglobin concentration in a diluted blood sample |
| EP3213686A1 (en) | 2016-03-04 | 2017-09-06 | Nihon Kohden Corporation | Biological information measurement device, mixed venous oxygen saturation estimation method, and program |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040203 |