JPH08322908A - 開封口を二重構造とした樹脂製アンプル - Google Patents

開封口を二重構造とした樹脂製アンプル

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JPH08322908A
JPH08322908A JP16675295A JP16675295A JPH08322908A JP H08322908 A JPH08322908 A JP H08322908A JP 16675295 A JP16675295 A JP 16675295A JP 16675295 A JP16675295 A JP 16675295A JP H08322908 A JPH08322908 A JP H08322908A
Authority
JP
Japan
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ampoule
drug solution
ampule
injection needle
double structure
Prior art date
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Pending
Application number
JP16675295A
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English (en)
Inventor
Tetsuyuki Mihara
徹之 三原
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ONE FUOOT KK
Original Assignee
ONE FUOOT KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】アンプルから注射器に薬液を吸引する作業を、
注射針を用いなくとも、薬液の細菌汚染なしに、安全に
早く行えるようにすることが目的である。 【構成】(イ)アンプルのネック(1)の部分を内筒
(2)と外筒(3)により二重構造とする。 (ロ)内筒(2)の内径は注射器の吸入口の外径に合わ
せる。 (ハ)アンプル内部の底面はすり鉢状とし、その中央部
に小さなくぼみを設ける。以上のように構成されたアン
プル。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ネックの部分を二重
構造とした、樹脂製アンプルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の樹脂製アンプルは、頭部のくびれ
た部分を手で折って開封するものであり、開封口におけ
るアンプルの壁の厚さは、0.5mm程度であった。細
菌汚染を生じないように薬液を吸引するには、アンプル
を傾けて逆さにしながら、注射針をつけた注射器で慎重
に吸引する必要があった。ところで、開封したアンプル
を静かに逆さにしても、表面張力の関係で薬液が直ちに
こぼれ出すことはない。つまり、滅菌された清潔な薬液
と、細菌が存在するアンプルの外壁とを隔てるわずか
0.5mm程度の距離は、この表面張力によって守られ
ていたのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これには次のような解
決すべき欠点があった。 (イ)薬液の細菌汚染・・・アンプルを逆さにしなが
ら、注射針を差し込み薬液を吸引すると、表面張力が阻
害され薬液が壁を乗り越えてしまい、さらに、いったん
壁を乗り越えた薬液が、吸引力によって注射器に吸い込
まれる恐れがあった。たった一滴の薬液でも、アンプル
の壁の厚さに比べて十分に大きいので、ここでアンプル
の外壁との交通が生じ、薬液が細菌によって汚染されて
しまう可能性があった。現在の医学では、従来救命し得
なかった非常に重篤な患者を管理し、救命する技術が確
立されつつある反面、このような重篤な患者は病院内に
普通に存在するごくありふれた細菌によって感染症を発
症し、死に至ることがあり、MRSA感染症などとして
医学界を震撼させ、広く社会問題となっている。人工関
節や臓器移植に代表される最先端の医療が、毎年全国で
数万例も実施されるようになっているが、高度な医療で
あればあるほど細菌感染に弱いため、手術室や集中治療
室などの感染対策に莫大な資金が投入され続けている。
このような医学の進歩により、従来ほとんど問題にされ
なかった、ごくありふれた細菌によるほんのわずかな薬
液の汚染ですら絶対に許されないものとなってきてお
り、この傾向はますます強まるものと思われる。一方
で、重篤な患者であればあるほど、多種の高価な医薬品
を連日大量に投与される傾向にあり、従来のアンプルに
よって細菌汚染された薬液が体内に侵入する確率が、よ
り高くなることは容易に推測される。 (ロ)針刺し事故の危険性・・薬液を注射器に吸引する
ときの注射針の頻回の使用は、医療従事者の針刺し事故
につながり危険である。医療従事者が指先に傷を生じた
場合、患者血液を介して、B型肝炎やエイズ等の感染症
に罹患する恐れもある。また、針刺し事故による手先の
傷は非常に痛むため、仕事上、毎日数十回も手を洗うこ
とが必要な、医師や看護婦等の医療従事者の業務に支障
をきたすことにもなる。したがって、注射針を用いず
に、注射器で直接薬液を吸引できるアンプルが望まし
い。 (ハ)作業効率が悪い・・・薬液を吸引するために先
ず、吸引しやすい太い注射針を注射器に接続し、薬液を
吸引した後、実際に患者に使用する細い注射針に付け替
える必要があった。また、注射針による薬液の吸引には
常に針刺し事故の危険が伴うため、手早く作業すること
が難しかった。しかし、病院では一刻を争う緊急事態な
ど日常茶飯事であり、薬液の吸引は、安全にかつ一秒で
も早く完了できることが求められていた。
【0004】
【問題を解決するための手段】本発明はこのような欠点
を除くためになされたもので、それを図面について説明
すれば、アンプルのネック(1)の部分を内筒(2)と
外筒(3)により二重構造とする。また、内筒(2)の
内径は注射器の吸入口の外径に合わせる。アンプル内部
の底面はすり鉢状とし、その中央部に小さなくぼみを設
ける。以上のように構成されたアンプルとする。
【0005】
【作用】本発明により、注射針を使わずに注射器のみ
で、アンプルの内容液を吸引することができる。また、
開封口の清潔区域が広くなり、薬液の細菌汚染の可能性
が飛躍的に減少する。注射針の使用量が減少するので、
作業の安全性が向上するだけでなく医療廃棄物の減少に
も役立つ。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。 (イ)アンプル全体を一塊として考え、これを長軸方向
に2分割した形状のものを張り合わせて作製する。この
とき頭部または底面に穴をあけておき、薬液を注入した
後、この穴を閉じる。 (ロ)アンプルの頭部(4)を指でつまみ、ネック
(1)を折ってアンプルを開封し、内筒(2)に注射器
の吸入口を直接差込んだのち、アンプルを逆さにして、
注射器から空気を送り込みながら薬液を吸引する。 (ハ)開封口からアンプルの内部の底面までの長さを、
一般に薬液の吸引に用いられる注射針の長さ以下とす
る。これにより、注射針を用いて薬液を吸引するときで
も、アンプルを傾けずに吸引することができる。 (ニ)アンプルの内部の底面をすり鉢状とし、その中央
部に小さなくぼみ(6)を設ける。注射針を用いて吸引
する場合、針先をこのくぼみに誘導すればアンプルを傾
けずに、薬液を最後まで吸引することができる。 (ホ)注射針を用いて吸引する機会が少ないと予想され
る薬液では、アンプル内部の底面は、平坦な形状でもよ
い。 (ヘ)アンプルの頭部(4)の形状は、折りやすく使い
やすいものであればよい。 (ト)アンプルのネック(1)の部分に、開封しやすい
ように、切れ込み(5)を設けておく。
【0007】
【発明の効果】この発明により次のような効果が生じ
る。 (イ)薬液の細菌汚染の減少・・・開封口の清潔区域が
広くなり、薬液の細菌汚染の可能性が飛躍的に減少す
る。 (ロ)作業時間の短縮・・注射針を使用しないことで作
業工程が少なくなり、すばやく作業ができる。 (ハ)医療従事者の針刺し事故の減少・・本発明による
アンプルを使用すれば、注射針を使用する機会が減少
し、針刺し事故が減少する。 (ニ)医療廃棄物の減少・・・注射針の使用量が減少す
るので医療廃棄物の削減に役立つ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の斜視図である。
【図2】本発明のA−A’線の断面図である。
【符号の説明】
(1)はアンプルのネック部分 (2)は内筒 (3)は外筒 (4)はアンプルの頭部 (5)は切れ込み (6)は底面中央部のくぼみ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(イ)アンプルのネック(1)の部分を内
    筒(2)と外筒(3)により二重構造とする。 (ロ)内筒(2)の内径は注射器の吸入口の外径に合わ
    せる。 (ハ)アンプル内部の底面はすり鉢状とし、その中央部
    に小さなくぼみを設ける。以上のように構成されたアン
    プル。
JP16675295A 1995-05-29 1995-05-29 開封口を二重構造とした樹脂製アンプル Pending JPH08322908A (ja)

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