JPH08323883A - 繊維強化樹脂製管継手及びその製造方法 - Google Patents
繊維強化樹脂製管継手及びその製造方法Info
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- JPH08323883A JPH08323883A JP7133712A JP13371295A JPH08323883A JP H08323883 A JPH08323883 A JP H08323883A JP 7133712 A JP7133712 A JP 7133712A JP 13371295 A JP13371295 A JP 13371295A JP H08323883 A JPH08323883 A JP H08323883A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】フィラメントワインディング法による繊維強化
樹脂製の耐ウィ−ピング性に優れた片落テ−パ管継手及
びその製造方法を提供する。 【構成】フィラメントワインディング法により成形さ
れ、テ−パ管部11の両端に受口部12,13を有する
繊維強化樹脂製の片落テ−パ管継手であり、テ−パ管部
11のテ−パ角度(テ−パ管部の管軸となす角度)が5
°〜30°とされ、そのテ−パ管部11の内面に伸縮性
繊維材強化樹脂層2が一体に設けられている。フィラメ
ントワインディングにおいては、フィ−ドアイ43の往
復走行の折り返し時にフィ−ドアイをマンドレル軸と直
角方向(Z)にマンドレル側に向け移動させて上記繊維
をマンドレル各端の掛止用ピン442,443に引っ掛
ける。
樹脂製の耐ウィ−ピング性に優れた片落テ−パ管継手及
びその製造方法を提供する。 【構成】フィラメントワインディング法により成形さ
れ、テ−パ管部11の両端に受口部12,13を有する
繊維強化樹脂製の片落テ−パ管継手であり、テ−パ管部
11のテ−パ角度(テ−パ管部の管軸となす角度)が5
°〜30°とされ、そのテ−パ管部11の内面に伸縮性
繊維材強化樹脂層2が一体に設けられている。フィラメ
ントワインディングにおいては、フィ−ドアイ43の往
復走行の折り返し時にフィ−ドアイをマンドレル軸と直
角方向(Z)にマンドレル側に向け移動させて上記繊維
をマンドレル各端の掛止用ピン442,443に引っ掛
ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は繊維強化樹脂製の片落テ
−パ管継手及びその製造方法に関するものである。
−パ管継手及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】管継手の耐内圧強度の増強のために、繊
維強化樹脂製の管継手が注目されている。かかる繊維強
化樹脂製管継手としては、生産能率上、フィラメントワ
インディング法により成形することが好適である。管継
手においては、管の接続条件に応じて種々の形式が存在
し、口径の異なる管の接続には、通常、片落テ−パ管継
手が使用されている。
維強化樹脂製の管継手が注目されている。かかる繊維強
化樹脂製管継手としては、生産能率上、フィラメントワ
インディング法により成形することが好適である。管継
手においては、管の接続条件に応じて種々の形式が存在
し、口径の異なる管の接続には、通常、片落テ−パ管継
手が使用されている。
【0003】繊維強化樹脂製管状体を内圧管として使用
する場合、マイクロクラック(荷重に対する繊維強化樹
脂の繊維の強度負担が厳密には、各繊維ごとに異なるた
めに、局部的な繊維と樹脂マトリックスとの界面の剥離
や繊維切れが生じる現象であり、材料破壊ではない)に
起因するウィ−ピング(マイクロクラックを伝っての発
汗現象)の問題が在り、このことは、繊維強化樹脂製管
継手においても同様である。
する場合、マイクロクラック(荷重に対する繊維強化樹
脂の繊維の強度負担が厳密には、各繊維ごとに異なるた
めに、局部的な繊維と樹脂マトリックスとの界面の剥離
や繊維切れが生じる現象であり、材料破壊ではない)に
起因するウィ−ピング(マイクロクラックを伝っての発
汗現象)の問題が在り、このことは、繊維強化樹脂製管
継手においても同様である。
【0004】ところで、上記の繊維強化樹脂製片落テ−
パ管継手をフィラメントワインディング法により成形す
る場合、すなわち、マンドレルを回転させると共にフィ
−ドアイをマンドレルの軸方向(X軸方向)に往復走行
させつつフィ−ドアイからの樹脂含浸繊維をマンドレル
に巻き付けていく場合、同管継手のテ−パ管部を成形す
るマンドレルのテ−パ面部においては、フィ−ドアイの
走行速度をv、マンドレルの回転速度をn(rpm)と
すると、ワインディング層の厚みはn/vに比例し一定
となるが、マンドレル半径r箇所での繊維の巻付け角度
αは、tanα=(2πn/v)・rとなり、フィ−ドア
イがマンドレルの径大端から径小端に向かって走行する
際、その走行に伴い繊維の巻付け角度αが減少していく
(マンドレルの半径rが減少していくため)。
パ管継手をフィラメントワインディング法により成形す
る場合、すなわち、マンドレルを回転させると共にフィ
−ドアイをマンドレルの軸方向(X軸方向)に往復走行
させつつフィ−ドアイからの樹脂含浸繊維をマンドレル
に巻き付けていく場合、同管継手のテ−パ管部を成形す
るマンドレルのテ−パ面部においては、フィ−ドアイの
走行速度をv、マンドレルの回転速度をn(rpm)と
すると、ワインディング層の厚みはn/vに比例し一定
となるが、マンドレル半径r箇所での繊維の巻付け角度
αは、tanα=(2πn/v)・rとなり、フィ−ドア
イがマンドレルの径大端から径小端に向かって走行する
際、その走行に伴い繊維の巻付け角度αが減少していく
(マンドレルの半径rが減少していくため)。
【0005】而るに、マンドレルの直上に繊維をワイン
ディングする際、すなわち、最内面をワインディングす
る際、上記のようにフィ−ドアイの走行に伴い巻付け角
αが減少していくと、繊維が平滑なマンドレル面上をす
べり巻き乱れが生じ易い〔繊維のすべりは、その繊維の
巻付け角の減少により繊維がたるむときに生じ(繊維の
引張り力が増すときは、その引張り力が繊維のすべりを
妨げようとするので、すべりは生じない)、フィ−ドア
イの走行に伴い繊維の巻付け角度αが減少していく場合
は、まさにこのケ−スに該当する〕。
ディングする際、すなわち、最内面をワインディングす
る際、上記のようにフィ−ドアイの走行に伴い巻付け角
αが減少していくと、繊維が平滑なマンドレル面上をす
べり巻き乱れが生じ易い〔繊維のすべりは、その繊維の
巻付け角の減少により繊維がたるむときに生じ(繊維の
引張り力が増すときは、その引張り力が繊維のすべりを
妨げようとするので、すべりは生じない)、フィ−ドア
イの走行に伴い繊維の巻付け角度αが減少していく場合
は、まさにこのケ−スに該当する〕。
【0006】かかる繊維強化樹脂製片落テ−パ管継手に
おけるテ−パ管部内面の繊維巻付け状態の乱れのもとで
は、上記マイクロクラックの発生原因である、荷重に対
する繊維強化樹脂の繊維の強度負担の不均一性が一層顕
著になり、マイクロクラックが発生し易くなる。従っ
て、この繊維強化樹脂製片落テ−パ管継手においては、
テ−パ管部での耐ウィ−ピングが重大となる。
おけるテ−パ管部内面の繊維巻付け状態の乱れのもとで
は、上記マイクロクラックの発生原因である、荷重に対
する繊維強化樹脂の繊維の強度負担の不均一性が一層顕
著になり、マイクロクラックが発生し易くなる。従っ
て、この繊維強化樹脂製片落テ−パ管継手においては、
テ−パ管部での耐ウィ−ピングが重大となる。
【0007】従来、フィラメントワインディング法にお
いて、とげ状突起を有するテ−プをマンドレルのテ−パ
面に貼付けてワインディングを行い繊維のすべりを防止
することが公知である(特開昭63−98427号公
報)。また、マンドレルの外径が変化しても、ワインデ
ィング層の厚みを一定とし、かつ、繊維の巻付け角が小
となるのを防止するように、フィ−ドアイの動きを多面
的に制御して繊維のすべりを防止することも公知である
(例えば、特昭63−6473号公報)。
いて、とげ状突起を有するテ−プをマンドレルのテ−パ
面に貼付けてワインディングを行い繊維のすべりを防止
することが公知である(特開昭63−98427号公
報)。また、マンドレルの外径が変化しても、ワインデ
ィング層の厚みを一定とし、かつ、繊維の巻付け角が小
となるのを防止するように、フィ−ドアイの動きを多面
的に制御して繊維のすべりを防止することも公知である
(例えば、特昭63−6473号公報)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の手段を上記の繊維強化樹脂製片落テ−パ管継手に用い
ると、前者(特開昭63−98427号公報)において
は、とげ状突起を有するテ−プが内面に残存することに
なる結果、とげ状突起を起点としてクラックが発生し易
くなり、耐圧性を保証し難い。また、とげ状突起を有す
るテ−プが特殊製品であり、その製作コストが高くつ
き、経済的にも不利である。
の手段を上記の繊維強化樹脂製片落テ−パ管継手に用い
ると、前者(特開昭63−98427号公報)において
は、とげ状突起を有するテ−プが内面に残存することに
なる結果、とげ状突起を起点としてクラックが発生し易
くなり、耐圧性を保証し難い。また、とげ状突起を有す
るテ−プが特殊製品であり、その製作コストが高くつ
き、経済的にも不利である。
【0009】また、後者においては、フィ−ドアイの走
行動作が複雑となり、高速作動が難しくなり、生産性の
低下を免れ得ない。本発明の目的は、フィラメントワイ
ンディング法による繊維強化樹脂製の耐ウィ−ピング性
に優れた片落テ−パ管継手及びその片落テ−パ管継手を
良好な生産性で製造できる片落テ−パ管継手に製造方法
を提供することにある。
行動作が複雑となり、高速作動が難しくなり、生産性の
低下を免れ得ない。本発明の目的は、フィラメントワイ
ンディング法による繊維強化樹脂製の耐ウィ−ピング性
に優れた片落テ−パ管継手及びその片落テ−パ管継手を
良好な生産性で製造できる片落テ−パ管継手に製造方法
を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る繊維強化樹
脂製管継手は、フィラメントワインディング法により成
形され、テ−パ管部の両端に受口部を有する繊維強化樹
脂製の片落テ−パ管継手であり、テ−パ管部のテ−パ角
度(テ−パ管部の管軸となす角度)が5°〜30°とさ
れ、少なくともそのテ−パ管部の内面に伸縮性繊維材強
化樹脂層が一体に設けられていることを特徴とする構成
であり、受口部の内面に樹脂成形体を固着することもで
きる。
脂製管継手は、フィラメントワインディング法により成
形され、テ−パ管部の両端に受口部を有する繊維強化樹
脂製の片落テ−パ管継手であり、テ−パ管部のテ−パ角
度(テ−パ管部の管軸となす角度)が5°〜30°とさ
れ、少なくともそのテ−パ管部の内面に伸縮性繊維材強
化樹脂層が一体に設けられていることを特徴とする構成
であり、受口部の内面に樹脂成形体を固着することもで
きる。
【0011】本発明に係る繊維強化樹脂製管継手の製造
方法は、この繊維強化樹脂製管継手を製造する方法にお
いて、フィ−ドアイから樹脂含浸繊維を繰出すと共にフ
ィ−ドアイをマンドレルの軸方向に沿い往復走行させ、
フィ−ドアイの往復走行の折り返し時にフィ−ドアイを
マンドレル軸と直角方向にマンドレル側に向け移動させ
て上記繊維をマンドレル各端の掛止用ピンに引っ掛ける
ことによりフィラメントワインディング法による成形を
行うことを特徴とする構成である。
方法は、この繊維強化樹脂製管継手を製造する方法にお
いて、フィ−ドアイから樹脂含浸繊維を繰出すと共にフ
ィ−ドアイをマンドレルの軸方向に沿い往復走行させ、
フィ−ドアイの往復走行の折り返し時にフィ−ドアイを
マンドレル軸と直角方向にマンドレル側に向け移動させ
て上記繊維をマンドレル各端の掛止用ピンに引っ掛ける
ことによりフィラメントワインディング法による成形を
行うことを特徴とする構成である。
【0012】以下、図面を参照しつつ本発明の構成を説
明する。図1は本発明に係る繊維強化樹脂製片落テ−パ
管継手の一例を示している。図1において、11はテ−
パ管部であり、テ−パ角度(テ−パ管部の管軸となす角
度)は5°〜30°とされている。12,13はテ−パ
管部両端の内面平滑な受口部を示している。
明する。図1は本発明に係る繊維強化樹脂製片落テ−パ
管継手の一例を示している。図1において、11はテ−
パ管部であり、テ−パ角度(テ−パ管部の管軸となす角
度)は5°〜30°とされている。12,13はテ−パ
管部両端の内面平滑な受口部を示している。
【0013】2は伸縮性繊維材(テ−プ)強化樹脂層で
あり、テ−パ管部11の内面及び両受口12,13の内
面に一体に設けられている。3はフィラメントワインデ
ィング法により形成された繊維強化樹脂製の肉部であ
り、繊維巻き付け角20°〜70°のヘリカル巻きによ
り成形されている。図2は本発明に係る繊維強化樹脂製
片落テ−パ管継手の別例を例を示し、各受口部12,1
3の内面にはパッキング装着溝、抜け止めリング装着
溝、パイプ止めテ−パ面等が設けられている。
あり、テ−パ管部11の内面及び両受口12,13の内
面に一体に設けられている。3はフィラメントワインデ
ィング法により形成された繊維強化樹脂製の肉部であ
り、繊維巻き付け角20°〜70°のヘリカル巻きによ
り成形されている。図2は本発明に係る繊維強化樹脂製
片落テ−パ管継手の別例を例を示し、各受口部12,1
3の内面にはパッキング装着溝、抜け止めリング装着
溝、パイプ止めテ−パ面等が設けられている。
【0014】2はテ−パ角度が5°〜30°のテ−パ管
部11の内面に一体に設けられた伸縮性材(テ−プ)強
化樹脂層である。22(23)は受口部12(13)の
内面に固着された樹脂成形体、32(33)はこの樹脂
成形体22(23)上に凹部(例えば、口径φ50の受
口の場合で、7mm程度。口径φ200の受口の場合
で、20mm程度)を埋めるだけの最小厚みでフィラメ
ントワインディング法により成形された繊維巻き付け角
90°±5°(フ−プ巻き)の繊維強化樹脂層である。
3はフィラメントワインディング法により形成された繊
維強化樹脂製の肉部であり、上記と同様、繊維巻き付け
角が20°〜70°のヘリカル巻きにより成形されてい
る。
部11の内面に一体に設けられた伸縮性材(テ−プ)強
化樹脂層である。22(23)は受口部12(13)の
内面に固着された樹脂成形体、32(33)はこの樹脂
成形体22(23)上に凹部(例えば、口径φ50の受
口の場合で、7mm程度。口径φ200の受口の場合
で、20mm程度)を埋めるだけの最小厚みでフィラメ
ントワインディング法により成形された繊維巻き付け角
90°±5°(フ−プ巻き)の繊維強化樹脂層である。
3はフィラメントワインディング法により形成された繊
維強化樹脂製の肉部であり、上記と同様、繊維巻き付け
角が20°〜70°のヘリカル巻きにより成形されてい
る。
【0015】図3は本発明に係る繊維強化樹脂製管継手
の製造において使用する通常のフィラメントワインディ
ング装置の概略を示し、繊維がボビン41から引き出さ
れ、この繊維に樹脂含浸槽42において硬化性樹脂が含
浸され、この硬化性樹脂含浸繊維がフィ−ドアイ43を
経て回転中のマンドレル40に巻回積層されていく。マ
ンドレル40には、剛性が高く軽量なもの、例えば、
鋼、ステンレス、アルミニウム、ジュラルミン等の金属
製品、ウレタン等のゴム材、ポリプロピレン、ポリエチ
レン等のブロ−成形品、ポリアミド、高密度ポリエチレ
ン等の切削加工品等を使用できる。
の製造において使用する通常のフィラメントワインディ
ング装置の概略を示し、繊維がボビン41から引き出さ
れ、この繊維に樹脂含浸槽42において硬化性樹脂が含
浸され、この硬化性樹脂含浸繊維がフィ−ドアイ43を
経て回転中のマンドレル40に巻回積層されていく。マ
ンドレル40には、剛性が高く軽量なもの、例えば、
鋼、ステンレス、アルミニウム、ジュラルミン等の金属
製品、ウレタン等のゴム材、ポリプロピレン、ポリエチ
レン等のブロ−成形品、ポリアミド、高密度ポリエチレ
ン等の切削加工品等を使用できる。
【0016】上記フィ−ドアイ43においては、マンド
レル40の回転軸に平行なX軸方向の往復走行、このX
軸に上下に直角な方向のZ軸方向の往復走行及びX軸及
びZ軸に直角なY軸方向の正逆移動が最低限必要であ
り、更に、樹脂含浸繊維の巾を調整するためにZ軸を軸
とする往復回転(W運動)やY軸を軸とする往復回転
(U運動)等を可能とすることもできる。これらの走行
・回転の制御には通常、ACサ−ボモ−タが使用され
る。制御方式としては、近接スイッチ等を使用したフィ
−ドバック方式、予め移動座標を記憶させたプログラム
に従いコンピュ−タで制御するティ−チインプレ−バッ
ク方式等が使用される。
レル40の回転軸に平行なX軸方向の往復走行、このX
軸に上下に直角な方向のZ軸方向の往復走行及びX軸及
びZ軸に直角なY軸方向の正逆移動が最低限必要であ
り、更に、樹脂含浸繊維の巾を調整するためにZ軸を軸
とする往復回転(W運動)やY軸を軸とする往復回転
(U運動)等を可能とすることもできる。これらの走行
・回転の制御には通常、ACサ−ボモ−タが使用され
る。制御方式としては、近接スイッチ等を使用したフィ
−ドバック方式、予め移動座標を記憶させたプログラム
に従いコンピュ−タで制御するティ−チインプレ−バッ
ク方式等が使用される。
【0017】図4の(イ)乃至図4の(ハ)は、本発明
に係る樹脂含浸繊維管継手の製造方法の一例を示し、管
継手は図2に示した構造の例である。図4の(イ)にお
いて、40は中間にテ−パ面部401を有するマンドレ
ルであり、テ−パ角度は5°〜30°とされている。2
2,23は樹脂成形体を、442,443はピンリング
をそれぞれ示している。
に係る樹脂含浸繊維管継手の製造方法の一例を示し、管
継手は図2に示した構造の例である。図4の(イ)にお
いて、40は中間にテ−パ面部401を有するマンドレ
ルであり、テ−パ角度は5°〜30°とされている。2
2,23は樹脂成形体を、442,443はピンリング
をそれぞれ示している。
【0018】管継手の製造にあたっては、まず、図4の
(イ)に示すように、マンドレル40の両端に樹脂成形
体22,23を装着し、ピンリング442,443を支
着する。更に、マンドレル40のテ−パ面部401に必
要に応じ未硬化樹脂を含浸した伸縮性テ−プ等の伸縮性
繊維材を積層して、未硬化樹脂含浸伸縮性繊維材20を
形成する。この伸縮性繊維材としては、例えば、編んだ
もので、伸長率が5〜100%,伸長回復率が60%以
上のものを使用することができる。
(イ)に示すように、マンドレル40の両端に樹脂成形
体22,23を装着し、ピンリング442,443を支
着する。更に、マンドレル40のテ−パ面部401に必
要に応じ未硬化樹脂を含浸した伸縮性テ−プ等の伸縮性
繊維材を積層して、未硬化樹脂含浸伸縮性繊維材20を
形成する。この伸縮性繊維材としては、例えば、編んだ
もので、伸長率が5〜100%,伸長回復率が60%以
上のものを使用することができる。
【0019】次いで、図4の(ロ)に示すように、マン
ドレル40を回転させ、フィ−ドアイ43をX軸方向に
移動させて、樹脂成形体22,23上に凹部を埋めるだ
けの深さで樹脂含浸繊維32,33をフ−プ巻きする。
この場合、伸縮性繊維材層20に対しては繊維のフ−プ
巻きを行わないようにフィ−ドアイ43の走行を制御
し、実質的に樹脂成形体22,23上のみをフ−プ巻き
することが好ましい。
ドレル40を回転させ、フィ−ドアイ43をX軸方向に
移動させて、樹脂成形体22,23上に凹部を埋めるだ
けの深さで樹脂含浸繊維32,33をフ−プ巻きする。
この場合、伸縮性繊維材層20に対しては繊維のフ−プ
巻きを行わないようにフィ−ドアイ43の走行を制御
し、実質的に樹脂成形体22,23上のみをフ−プ巻き
することが好ましい。
【0020】次いで、図4の(ハ)に示すように、フィ
−ドアイ43の走行速度やマンドレル40の回転速度を
樹脂含浸繊維の巻き付け角を±20°〜70°程度とす
るように設定し、フィ−ドアイ43を往復走行させ、マ
ンドレル40の径小端側でのフィ−ドアイの往復走行の
折り返し時にフィ−ドアイ43をZ軸に沿いマンドレル
40側に向け走行させて繊維をピンリング443に引っ
掛け、更にZ軸に沿いもとの位置に戻すようにして、ヘ
リカル巻きで所定厚みの繊維強化樹脂製肉部3を成形し
ていく(フィ−ドアイ43の走行ラインとマンドレル4
0との間隔が特に大きい場合は、マンドレルの径大端側
でもフィ−ドアイ43の往復走行の折り返し時にフィ−
ドアイ43をZ軸に沿いマンドレル40側に向け走行さ
せて繊維をピンリング442に引っ掛け、更にZ軸に沿
いもとの位置に戻すようにする)。この場合、フィ−ド
アイ43の走行速度をv、マンドレル40の回転速度を
n(rpm)とすると、ワインディング層3の厚みはn
/vに比例し一定となり、マンドレル半径r箇所での繊
維の巻付け角度αは、tanα=(2πn/v)・rとな
る。
−ドアイ43の走行速度やマンドレル40の回転速度を
樹脂含浸繊維の巻き付け角を±20°〜70°程度とす
るように設定し、フィ−ドアイ43を往復走行させ、マ
ンドレル40の径小端側でのフィ−ドアイの往復走行の
折り返し時にフィ−ドアイ43をZ軸に沿いマンドレル
40側に向け走行させて繊維をピンリング443に引っ
掛け、更にZ軸に沿いもとの位置に戻すようにして、ヘ
リカル巻きで所定厚みの繊維強化樹脂製肉部3を成形し
ていく(フィ−ドアイ43の走行ラインとマンドレル4
0との間隔が特に大きい場合は、マンドレルの径大端側
でもフィ−ドアイ43の往復走行の折り返し時にフィ−
ドアイ43をZ軸に沿いマンドレル40側に向け走行さ
せて繊維をピンリング442に引っ掛け、更にZ軸に沿
いもとの位置に戻すようにする)。この場合、フィ−ド
アイ43の走行速度をv、マンドレル40の回転速度を
n(rpm)とすると、ワインディング層3の厚みはn
/vに比例し一定となり、マンドレル半径r箇所での繊
維の巻付け角度αは、tanα=(2πn/v)・rとな
る。
【0021】このようにして管継手の肉部を成形したの
ちは、未硬化の半製品をマンドレルと共に加熱炉に搬入
し、樹脂を硬化させ、この硬化体からマンドレルを脱型
し、両端のトリミングを行い、これにて、図2に示す片
落テ−パ管継手の製造を終了する。上記未硬化樹脂を含
浸した伸縮性繊維材層20の形成は、貼付けや重ね巻に
より行われる。この伸縮性繊維材層20においては、マ
ンドレルのテ−パ面部に上記の樹脂含浸繊維を直接にヘ
リカル巻きするときに繊維のすべりを防止して整然とし
たワインディングを可能とすること、管継手の内面層を
肉部よりも低弾性率の繊維強化樹脂で形成し、マイクロ
クラックの発生源である応力を弾性的に吸収させて管継
手内面でのマイクロクラックの発生を防止すること等を
目的として設けられており、編んだもので、伸長率が5
〜100%,伸長回復率が60%以上のものを使用する
ことが好ましい。
ちは、未硬化の半製品をマンドレルと共に加熱炉に搬入
し、樹脂を硬化させ、この硬化体からマンドレルを脱型
し、両端のトリミングを行い、これにて、図2に示す片
落テ−パ管継手の製造を終了する。上記未硬化樹脂を含
浸した伸縮性繊維材層20の形成は、貼付けや重ね巻に
より行われる。この伸縮性繊維材層20においては、マ
ンドレルのテ−パ面部に上記の樹脂含浸繊維を直接にヘ
リカル巻きするときに繊維のすべりを防止して整然とし
たワインディングを可能とすること、管継手の内面層を
肉部よりも低弾性率の繊維強化樹脂で形成し、マイクロ
クラックの発生源である応力を弾性的に吸収させて管継
手内面でのマイクロクラックの発生を防止すること等を
目的として設けられており、編んだもので、伸長率が5
〜100%,伸長回復率が60%以上のものを使用する
ことが好ましい。
【0022】この未硬化樹脂含浸伸縮性繊維材層20の
形成は、予め未硬化樹脂を含浸した伸縮性繊維材を用い
る方法の他、場合によっては、伸縮性繊維材を貼付けた
り、樹脂未含浸で巻き付けた後に、上記肉部成形のため
にワインディングした樹脂含浸繊維の樹脂を浸透させる
ことにより、その樹脂含浸を行なってもよい。上記樹脂
成形体22,23は、受口の繊維強化樹脂肉部3にマイ
クロクラック(応力集中が生じるコ−ナが存在するため
にマイクロクラックが発生し易い)が発生しても、その
マイクロクラックの当該樹脂成形体への伝播を排除する
ことを目的として設けられており、樹脂成形体として
は、塩化ビニル樹脂、ポリエチレン、ポリカ−ボネ−
ト、ABS樹脂、ポリプロピレン、アクリル樹脂等の熱
可塑性樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、フェノ
−ル樹脂等の熱硬化性樹脂、更には、これらに炭酸カル
シウム、水酸化アルミニウム等のフィラ−、短繊維(ガ
ラス繊維、炭素繊維等)を添加したものの射出成形品、
真空成形品、ブロ−成形品、熱硬化性樹脂の場合は、レ
ジンインジェクション成形品等を使用でき、高い寸法精
度が要求される場合は、射出成形品、真空成形品、パイ
プ賦形成形品を使用することが好ましい。
形成は、予め未硬化樹脂を含浸した伸縮性繊維材を用い
る方法の他、場合によっては、伸縮性繊維材を貼付けた
り、樹脂未含浸で巻き付けた後に、上記肉部成形のため
にワインディングした樹脂含浸繊維の樹脂を浸透させる
ことにより、その樹脂含浸を行なってもよい。上記樹脂
成形体22,23は、受口の繊維強化樹脂肉部3にマイ
クロクラック(応力集中が生じるコ−ナが存在するため
にマイクロクラックが発生し易い)が発生しても、その
マイクロクラックの当該樹脂成形体への伝播を排除する
ことを目的として設けられており、樹脂成形体として
は、塩化ビニル樹脂、ポリエチレン、ポリカ−ボネ−
ト、ABS樹脂、ポリプロピレン、アクリル樹脂等の熱
可塑性樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、フェノ
−ル樹脂等の熱硬化性樹脂、更には、これらに炭酸カル
シウム、水酸化アルミニウム等のフィラ−、短繊維(ガ
ラス繊維、炭素繊維等)を添加したものの射出成形品、
真空成形品、ブロ−成形品、熱硬化性樹脂の場合は、レ
ジンインジェクション成形品等を使用でき、高い寸法精
度が要求される場合は、射出成形品、真空成形品、パイ
プ賦形成形品を使用することが好ましい。
【0023】本発明に係る繊維強化樹脂製管継手におい
ては、受口の入口外周にフランジを成形することもで
き、このフランジの成形は、上記フィラメントワインデ
ィング法による肉部の成形後、各受口外周端に二枚の型
板をセットし、この型板間に樹脂含浸繊維材を巻回充填
することにより行うことができる。上記樹脂含浸繊維の
繊維、伸縮性繊維材の繊維、フランジ部の繊維強化樹脂
の繊維の材質には、通常、ガラス繊維,炭素繊維等の無
機繊維やアラミド繊維,ポリエチレンテレフタレ−ト繊
維等の有機繊維が使用可能である。樹脂含浸繊維の繊維
の形態には、通常ロ−ビング繊維が使用されるが、ロ−
ビングクロステ−プ、ガラスクロステ−プ、すだれテ−
プ、チョップドストランドテ−プ、コンティニュアステ
−プ等のテ−プ状繊維の使用も可能であり、特にフラン
ジ部の繊維材には、クロステ−プ、ロ−ビングとすだれ
テ−プとの組合せが好ましい。含浸樹脂としては、エポ
キシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ビニルエステル樹
脂、フェノ−ル樹脂等の熱硬化性樹脂が挙げられる。こ
れらの熱硬化性樹脂のほか、光硬化型樹脂の使用も可能
である。
ては、受口の入口外周にフランジを成形することもで
き、このフランジの成形は、上記フィラメントワインデ
ィング法による肉部の成形後、各受口外周端に二枚の型
板をセットし、この型板間に樹脂含浸繊維材を巻回充填
することにより行うことができる。上記樹脂含浸繊維の
繊維、伸縮性繊維材の繊維、フランジ部の繊維強化樹脂
の繊維の材質には、通常、ガラス繊維,炭素繊維等の無
機繊維やアラミド繊維,ポリエチレンテレフタレ−ト繊
維等の有機繊維が使用可能である。樹脂含浸繊維の繊維
の形態には、通常ロ−ビング繊維が使用されるが、ロ−
ビングクロステ−プ、ガラスクロステ−プ、すだれテ−
プ、チョップドストランドテ−プ、コンティニュアステ
−プ等のテ−プ状繊維の使用も可能であり、特にフラン
ジ部の繊維材には、クロステ−プ、ロ−ビングとすだれ
テ−プとの組合せが好ましい。含浸樹脂としては、エポ
キシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ビニルエステル樹
脂、フェノ−ル樹脂等の熱硬化性樹脂が挙げられる。こ
れらの熱硬化性樹脂のほか、光硬化型樹脂の使用も可能
である。
【0024】上記肉部の繊維強化樹脂の繊維の体積含有
率は、通常55〜67%とされる。
率は、通常55〜67%とされる。
【0025】
【作用】マンドレルのテ−パ面部に繊維を巻き付ける場
合、繊維のすべりは、そのテ−パ外面のテ−パ角度が
大であるほど、すべりに対する摩擦抵抗が小さいほ
ど、生じ易い。而るに、本発明においては、に対して
は、テ−パ角度が30°以下と小であり、に対して
は、被巻付け面が滑らかなマンドレル面ではなく伸縮性
繊維材を用いた高摩擦面であるから、すべりなく整然と
ワインディングされ得る。従って、伸縮性繊維材層に面
する肉部内面においては、繊維の分布の乱れに起因する
繊維の荷重負担の不均一を充分に排除し得、マイクロク
ラックの発生をよく排除できる。
合、繊維のすべりは、そのテ−パ外面のテ−パ角度が
大であるほど、すべりに対する摩擦抵抗が小さいほ
ど、生じ易い。而るに、本発明においては、に対して
は、テ−パ角度が30°以下と小であり、に対して
は、被巻付け面が滑らかなマンドレル面ではなく伸縮性
繊維材を用いた高摩擦面であるから、すべりなく整然と
ワインディングされ得る。従って、伸縮性繊維材層に面
する肉部内面においては、繊維の分布の乱れに起因する
繊維の荷重負担の不均一を充分に排除し得、マイクロク
ラックの発生をよく排除できる。
【0026】また、伸縮性繊維材強化樹脂層(伸縮性繊
維材を強化繊維とする繊維強化樹脂層)においては、肉
部の繊維強化樹脂よりも弾性率が低く、マイクロクラッ
クの発生源である応力の弾性的吸収が期待され、上記伸
縮性繊維材層に面する肉部内面がマイクロクラックの発
生をよく排除し得ることとの相乗作用により、テ−パ管
部の優れた耐ウィ−ピング性を保証できる。
維材を強化繊維とする繊維強化樹脂層)においては、肉
部の繊維強化樹脂よりも弾性率が低く、マイクロクラッ
クの発生源である応力の弾性的吸収が期待され、上記伸
縮性繊維材層に面する肉部内面がマイクロクラックの発
生をよく排除し得ることとの相乗作用により、テ−パ管
部の優れた耐ウィ−ピング性を保証できる。
【0027】更に、受口内面への樹脂成形体の固着や伸
縮性繊維材強化樹脂層の形成により、受口の耐ウィ−ピ
ング性も保証できる。片落テ−パ管継手において、径大
端の半径をR、径小端の半径をr、テ−パ管部のテ−パ
角度をαとすれば、テ−パ管部の長さLは、L=(R−
r)/tanαで与えられるが、本発明に係る片落テ−パ
管継手においては、αを5°以上としているから、テ−
パ管部の長さをほぼ10(R−r)以下にでき、管継手
の長尺化を排除できる。
縮性繊維材強化樹脂層の形成により、受口の耐ウィ−ピ
ング性も保証できる。片落テ−パ管継手において、径大
端の半径をR、径小端の半径をr、テ−パ管部のテ−パ
角度をαとすれば、テ−パ管部の長さLは、L=(R−
r)/tanαで与えられるが、本発明に係る片落テ−パ
管継手においては、αを5°以上としているから、テ−
パ管部の長さをほぼ10(R−r)以下にでき、管継手
の長尺化を排除できる。
【0028】
〔実施例1〕製品は呼び径150−75,テ−パ角度1
3°の図2に示す片落テ−パ管継手である。樹脂には、
オルソ系不飽和ポリエステル(スチレン約40%、6%
ナフテン酸コバルト含有)100重量部とメチルエチル
ケトンパ−オキサイド(硬化剤)1重量部とからなる不
飽和ポリエステル樹脂液を使用し、繊維にはガラス繊維
ロ−ビング(番手4500g/km)を10本引き揃え
たものをそれぞれ使用した。
3°の図2に示す片落テ−パ管継手である。樹脂には、
オルソ系不飽和ポリエステル(スチレン約40%、6%
ナフテン酸コバルト含有)100重量部とメチルエチル
ケトンパ−オキサイド(硬化剤)1重量部とからなる不
飽和ポリエステル樹脂液を使用し、繊維にはガラス繊維
ロ−ビング(番手4500g/km)を10本引き揃え
たものをそれぞれ使用した。
【0029】マンドレルの各端部にそれぞれ塩化ビニル
樹脂成形体(真空成形品)を装着し、マンドレル中間の
テ−パ面部に、上記樹脂液を含浸したガラス伸縮テ−プ
(伸張率36%,伸張回復率87%,巾100mm,目
付け31g/m)の2層を積層し、而るのち、塩化ビニ
ル樹脂成形体上に凹部を埋めるだけの厚みで樹脂含浸ロ
−ビングをフ−プ巻きし、更に、樹脂含浸ロ−ビングを
フィ−ドアイの往復走行速度の調整により、マンドレル
の径大端側でほぼ3mm厚みにするように巻き付け角±
約60°でヘリカル巻きし(マンドレル中間でのヘリカ
ル巻き層と伸縮性繊維材層との繊維体積率は53%)、
このヘリカル巻き中、マンドレルの径小端側でのフィ−
ドアイの往復折り返し時での繊維のピンリングヘの引っ
掛けは、前記したようにフィ−ドアイをZ軸方向に走行
させて行った。
樹脂成形体(真空成形品)を装着し、マンドレル中間の
テ−パ面部に、上記樹脂液を含浸したガラス伸縮テ−プ
(伸張率36%,伸張回復率87%,巾100mm,目
付け31g/m)の2層を積層し、而るのち、塩化ビニ
ル樹脂成形体上に凹部を埋めるだけの厚みで樹脂含浸ロ
−ビングをフ−プ巻きし、更に、樹脂含浸ロ−ビングを
フィ−ドアイの往復走行速度の調整により、マンドレル
の径大端側でほぼ3mm厚みにするように巻き付け角±
約60°でヘリカル巻きし(マンドレル中間でのヘリカ
ル巻き層と伸縮性繊維材層との繊維体積率は53%)、
このヘリカル巻き中、マンドレルの径小端側でのフィ−
ドアイの往復折り返し時での繊維のピンリングヘの引っ
掛けは、前記したようにフィ−ドアイをZ軸方向に走行
させて行った。
【0030】次いで、70℃×1時間で樹脂を硬化のう
え脱型した。 〔実施例2〕実施例1に対し、樹脂にビスフェノ−ルA
型エポキシ樹脂100重量部と脂環式無水物系硬化剤9
0重量に促進剤を所定量添加したエポキシ樹脂液を使用
し、硬化条件を130℃×2時間とした以外、実施例1
に同じとした。
え脱型した。 〔実施例2〕実施例1に対し、樹脂にビスフェノ−ルA
型エポキシ樹脂100重量部と脂環式無水物系硬化剤9
0重量に促進剤を所定量添加したエポキシ樹脂液を使用
し、硬化条件を130℃×2時間とした以外、実施例1
に同じとした。
【0031】〔比較例〕実施例1に対し、ガラス伸縮テ
−プの積層を省略し、他の条件は実施例1に同じとした
(ヘリカル巻き肉部の外径も実質上実施例1に等しくし
た)。上記の実施例品並びに比較例品(各試料数は3
箇)のそれぞれについて、管継手の両端に硬質塩化ビニ
ル管を内圧に基づくスラスト荷重(管内の断面積×内
圧)に耐えるように接続し、耐内圧試験を行ったとこ
ろ、実施例品1及び2ともに60kg/cm2でも何ら
の異常も観られなかったのに対し、比較例品では25k
g/cm2といった低い内圧で受口表面から漏水が生じ
た。
−プの積層を省略し、他の条件は実施例1に同じとした
(ヘリカル巻き肉部の外径も実質上実施例1に等しくし
た)。上記の実施例品並びに比較例品(各試料数は3
箇)のそれぞれについて、管継手の両端に硬質塩化ビニ
ル管を内圧に基づくスラスト荷重(管内の断面積×内
圧)に耐えるように接続し、耐内圧試験を行ったとこ
ろ、実施例品1及び2ともに60kg/cm2でも何ら
の異常も観られなかったのに対し、比較例品では25k
g/cm2といった低い内圧で受口表面から漏水が生じ
た。
【0032】また、20kg/cm2加圧−内圧0を1
サイクルとする水圧疲労試験を行ったところ、実施例品
1及び2ともに、100000サイクルを異常なく経過
したが、比較例品では5000サイクル程度であった。
サイクルとする水圧疲労試験を行ったところ、実施例品
1及び2ともに、100000サイクルを異常なく経過
したが、比較例品では5000サイクル程度であった。
【0033】
【発明の効果】本発明に係る繊維強化樹脂製の片落テ−
パ管継手においては、マンドレル上での繊維のすべりを
伸縮性繊維材強化樹脂層の繊維材により防止してその繊
維の整然分布を保証し得ると共にその伸縮性繊維材強化
樹脂層で応力を効果的に吸収できるので、テ−パ管部内
面でのマイクロクラックの発生をよく防止でき、受口内
面での樹脂成形体の固着によるマイクロクラックの発生
防止と相俟って管継手全体に優れた耐ウィ−ピング性を
保証できる。
パ管継手においては、マンドレル上での繊維のすべりを
伸縮性繊維材強化樹脂層の繊維材により防止してその繊
維の整然分布を保証し得ると共にその伸縮性繊維材強化
樹脂層で応力を効果的に吸収できるので、テ−パ管部内
面でのマイクロクラックの発生をよく防止でき、受口内
面での樹脂成形体の固着によるマイクロクラックの発生
防止と相俟って管継手全体に優れた耐ウィ−ピング性を
保証できる。
【0034】また、フィラメントワインディング法を使
用するも、ワインディング中はフィ−ドアイをX軸方向
とZ軸方向に走行させるだけであるから、フィ−ドアイ
の走行制御も容易であり、高速度化を図ることができ
る。
用するも、ワインディング中はフィ−ドアイをX軸方向
とZ軸方向に走行させるだけであるから、フィ−ドアイ
の走行制御も容易であり、高速度化を図ることができ
る。
【図1】本発明に係る繊維強化樹脂製管継手の一例を示
す断面図である。
す断面図である。
【図2】本発明に係る繊維強化樹脂製管継手の上記とは
別の例を示す断面図である。
別の例を示す断面図である。
【図3】本発明に係る繊維強化樹脂製管継手の製造に使
用するフィラメントワインディング装置を模式図的に示
す説明図である。
用するフィラメントワインディング装置を模式図的に示
す説明図である。
【図4】本発明に係る繊維強化樹脂製管継手の製造方法
を示す説明図であり、図4の(イ)は伸縮性繊維材の積
層直後を、図4の(ロ)は樹脂成形体の凹部をフ−プ巻
で埋めた直後を、図4の(ハ)は繊維強化樹脂製肉部の
成形直後をそれぞれ示している。
を示す説明図であり、図4の(イ)は伸縮性繊維材の積
層直後を、図4の(ロ)は樹脂成形体の凹部をフ−プ巻
で埋めた直後を、図4の(ハ)は繊維強化樹脂製肉部の
成形直後をそれぞれ示している。
11 テ−パ管部 12 受口部 13 受口部 2 伸縮性繊維材強化樹脂層 20 未硬化樹脂含浸伸縮性繊維材層 22 樹脂成形体 23 樹脂成形体 3 フィラメントワインディング繊維強化樹
脂製肉部 40 マンドレル 401 マンドレルのテ−パ面部 43 フィ−ドアイ 442 ピンリング 443 ピンリング
脂製肉部 40 マンドレル 401 マンドレルのテ−パ面部 43 フィ−ドアイ 442 ピンリング 443 ピンリング
Claims (3)
- 【請求項1】フィラメントワインディング法により成形
され、テ−パ管部の両端に受口部を有する繊維強化樹脂
製の片落テ−パ管継手であり、テ−パ管部のテ−パ角度
(テ−パ管部の管軸となす角度)が5°〜30°とさ
れ、少なくともそのテ−パ管部の内面に伸縮性繊維材強
化樹脂層が一体に設けられていることを特徴とする繊維
強化樹脂製管継手。 - 【請求項2】受口部の内面に樹脂成形体が固着されてい
る請求項1記載の繊維強化樹脂製管継手。 - 【請求項3】請求項1または2の繊維強化樹脂製管継手
を製造する方法において、フィ−ドアイから樹脂含浸繊
維を繰出すと共にフィ−ドアイをマンドレルの軸方向に
沿い往復走行させ、フィ−ドアイの往復走行の折り返し
時にフィ−ドアイをマンドレル軸と直角方向にマンドレ
ル側に向け移動させて上記繊維をマンドレル各端の掛止
用ピンに引っ掛けることによりフィラメントワインディ
ング法による成形を行うことを特徴とする繊維強化樹脂
製管継手の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7133712A JPH08323883A (ja) | 1995-05-31 | 1995-05-31 | 繊維強化樹脂製管継手及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7133712A JPH08323883A (ja) | 1995-05-31 | 1995-05-31 | 繊維強化樹脂製管継手及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08323883A true JPH08323883A (ja) | 1996-12-10 |
Family
ID=15111138
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7133712A Withdrawn JPH08323883A (ja) | 1995-05-31 | 1995-05-31 | 繊維強化樹脂製管継手及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08323883A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011082417A3 (en) * | 2010-01-04 | 2011-10-27 | Lokring Technology, Llc | Mechanically attached fitting for use in a sour environment |
| KR101251901B1 (ko) * | 2011-03-11 | 2013-04-09 | 주식회사 데크 | 복합재 관 및 그 제작방법 |
| JP2020138366A (ja) * | 2019-02-27 | 2020-09-03 | 株式会社ショーワ | 動力伝達軸に用いられる管体の製造方法 |
| CN114347445A (zh) * | 2022-01-13 | 2022-04-15 | 长春长光宇航复合材料有限公司 | 一种碳纤维复合材料低膨胀桁架圆杆的制备方法 |
-
1995
- 1995-05-31 JP JP7133712A patent/JPH08323883A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2011082417A3 (en) * | 2010-01-04 | 2011-10-27 | Lokring Technology, Llc | Mechanically attached fitting for use in a sour environment |
| US8870237B2 (en) | 2010-01-04 | 2014-10-28 | Lokring Technology, Llc | Mechanically attached fitting for use in a sour environment |
| RU2552638C2 (ru) * | 2010-01-04 | 2015-06-10 | ЛОКРИНГ ТЕКНОЛОДЖИ, ЭлЭлСи | Фитинг с механическим креплением для работы в кислой среде |
| KR101251901B1 (ko) * | 2011-03-11 | 2013-04-09 | 주식회사 데크 | 복합재 관 및 그 제작방법 |
| JP2020138366A (ja) * | 2019-02-27 | 2020-09-03 | 株式会社ショーワ | 動力伝達軸に用いられる管体の製造方法 |
| CN114347445A (zh) * | 2022-01-13 | 2022-04-15 | 长春长光宇航复合材料有限公司 | 一种碳纤维复合材料低膨胀桁架圆杆的制备方法 |
| CN114347445B (zh) * | 2022-01-13 | 2023-11-28 | 长春长光宇航复合材料有限公司 | 一种碳纤维复合材料低膨胀桁架圆杆的制备方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040715 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050126 |
|
| A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20050413 |