JPH08323973A - インクジェット記録装置 - Google Patents
インクジェット記録装置Info
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- JPH08323973A JPH08323973A JP13684895A JP13684895A JPH08323973A JP H08323973 A JPH08323973 A JP H08323973A JP 13684895 A JP13684895 A JP 13684895A JP 13684895 A JP13684895 A JP 13684895A JP H08323973 A JPH08323973 A JP H08323973A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 プリンタ等のインクジェット記録装置におい
て、高速で高印字比率の印字を行った場合に発生する排
紙スミアーを防止するための小型可搬式プリンタにも適
用し得る防止手段を提供する。 【構成】 このため、記録媒体上に高印字比率で印字さ
れた部分の記録媒体上の位置を記憶し、その部分に印字
比率や記録媒体種,環境条件等のパラメータにより決定
した定着完了秒数等を設定し、排紙し、次ページ5を印
字したときに、前ページ4のスミアーを起こすとして設
定された部分に記録媒体の先端が達する前にその部分の
定着が完了しているか否かを判定し、定着が完了してい
ない場合には、完了した時点でその場所を通過できるよ
うに印字の遅延等の制御手段を行い、排紙スミアーが発
生しないように制御するよう構成した。
て、高速で高印字比率の印字を行った場合に発生する排
紙スミアーを防止するための小型可搬式プリンタにも適
用し得る防止手段を提供する。 【構成】 このため、記録媒体上に高印字比率で印字さ
れた部分の記録媒体上の位置を記憶し、その部分に印字
比率や記録媒体種,環境条件等のパラメータにより決定
した定着完了秒数等を設定し、排紙し、次ページ5を印
字したときに、前ページ4のスミアーを起こすとして設
定された部分に記録媒体の先端が達する前にその部分の
定着が完了しているか否かを判定し、定着が完了してい
ない場合には、完了した時点でその場所を通過できるよ
うに印字の遅延等の制御手段を行い、排紙スミアーが発
生しないように制御するよう構成した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録液(インク)を用
いて記録するインクジェット記録装置における排紙時の
擦れによる“スミアー”を、記録のスループットの低下
を極力少なくした形で、かつ、小型の可搬式プリンタ等
であっても装置の大型化を伴うことなく、設置スペース
も最小のものとする手段に関するものである。
いて記録するインクジェット記録装置における排紙時の
擦れによる“スミアー”を、記録のスループットの低下
を極力少なくした形で、かつ、小型の可搬式プリンタ等
であっても装置の大型化を伴うことなく、設置スペース
も最小のものとする手段に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、プリンタ,複写機,ファクシミ
リ等の記録装置は、画像情報に基づいて、紙やプラスチ
ック薄板等の被記録材上にドットパターンから成る画像
を記録していくように構成されている。
リ等の記録装置は、画像情報に基づいて、紙やプラスチ
ック薄板等の被記録材上にドットパターンから成る画像
を記録していくように構成されている。
【0003】これらの記録装置は、その記録方式によ
り、インクジェット式,ワイヤドット式,サーマル式,
レーザビーム式等に分類することができる。そのうちの
インクジェット式(インクジェット記録装置)は、記録
ヘッドの吐出口からインク滴を吐出飛翔させ、これを被
記録材に付着させて記録するように構成されている。
り、インクジェット式,ワイヤドット式,サーマル式,
レーザビーム式等に分類することができる。そのうちの
インクジェット式(インクジェット記録装置)は、記録
ヘッドの吐出口からインク滴を吐出飛翔させ、これを被
記録材に付着させて記録するように構成されている。
【0004】近年、多数の記録装置が使用されるように
なり、これらの記録装置に対して、高速記録,高解像
度,高画像品質,低騒音などの特性が要求されている。
このような要求に応える記録装置として、前記インクジ
ェット記録装置を挙げることができる。
なり、これらの記録装置に対して、高速記録,高解像
度,高画像品質,低騒音などの特性が要求されている。
このような要求に応える記録装置として、前記インクジ
ェット記録装置を挙げることができる。
【0005】しかしながら、これらのインクジェット記
録装置においては、多くは水性の液体のインクを用いて
記録を行うために、インクを乾燥させるための定着時間
が必要である。記録速度の遅かった時代は、次のページ
が印刷(記録)されるまでに時間があったために、余り
問題視されなかったが、最近ではスループットが向上し
て、A4サイズが1分間に4から5枚程度の出力をする
ことが可能になってくると、少し高い印字比率の部分が
あるとインクが乾燥しきらないうちに次の印字物がきて
その部分を擦ってしまうために“排紙スミアー”が生じ
てしまう問題が顕著になってきた。
録装置においては、多くは水性の液体のインクを用いて
記録を行うために、インクを乾燥させるための定着時間
が必要である。記録速度の遅かった時代は、次のページ
が印刷(記録)されるまでに時間があったために、余り
問題視されなかったが、最近ではスループットが向上し
て、A4サイズが1分間に4から5枚程度の出力をする
ことが可能になってくると、少し高い印字比率の部分が
あるとインクが乾燥しきらないうちに次の印字物がきて
その部分を擦ってしまうために“排紙スミアー”が生じ
てしまう問題が顕著になってきた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来、この種の排紙ス
ミアーに関する問題解決法は、熱ヒータによる定着機構
を設けることか、排紙機構部に前の排紙した印字物と擦
れるのを防止するためのメカ的な構造物を配置し、印字
が完了した時点で排紙のメカ機構を駆動して排紙積載す
るような手段が主流であった。またそのメカ機構では不
十分の場合には、それに排紙後の積載をさせるメカ機構
の動作の遅延制御等を組み合わせるものがある。
ミアーに関する問題解決法は、熱ヒータによる定着機構
を設けることか、排紙機構部に前の排紙した印字物と擦
れるのを防止するためのメカ的な構造物を配置し、印字
が完了した時点で排紙のメカ機構を駆動して排紙積載す
るような手段が主流であった。またそのメカ機構では不
十分の場合には、それに排紙後の積載をさせるメカ機構
の動作の遅延制御等を組み合わせるものがある。
【0007】しかしながら、これらのいずれの方法にお
いても、その具体的機構は、常時印字(記録)していな
いか、さらには排紙スミアーを起こさない様なほとんど
の印字の場合でも常設されているために、大がかりなも
のとなり小型,携帯可能な小型プリンタ等に用いること
はできなかった。
いても、その具体的機構は、常時印字(記録)していな
いか、さらには排紙スミアーを起こさない様なほとんど
の印字の場合でも常設されているために、大がかりなも
のとなり小型,携帯可能な小型プリンタ等に用いること
はできなかった。
【0008】また、加熱ヒータによる定着機構は、消費
電力,断熱,安全性の点から小型プリンタに用いるには
実質的に不可能な技術であり、特にバッテリの使用を前
提とした機種では採用は不可能である。
電力,断熱,安全性の点から小型プリンタに用いるには
実質的に不可能な技術であり、特にバッテリの使用を前
提とした機種では採用は不可能である。
【0009】さらにまた、排紙機構をメカ的に工夫して
印字中に擦れることが無いようにして排紙積載時に前ペ
ージの上に落下させる方式にあっても、実用化されてい
るものは機構的に大がかりなものであり、小型携帯用プ
リンタ等に使用できるような装置は実用化されていな
い。これは、排紙された紙を受けるための機構部が常時
紙の長さだけ必要であり、設置スペース的に小型化でき
ないためである。
印字中に擦れることが無いようにして排紙積載時に前ペ
ージの上に落下させる方式にあっても、実用化されてい
るものは機構的に大がかりなものであり、小型携帯用プ
リンタ等に使用できるような装置は実用化されていな
い。これは、排紙された紙を受けるための機構部が常時
紙の長さだけ必要であり、設置スペース的に小型化でき
ないためである。
【0010】このため、本発明は、高速で高印字比率の
印字(記録)を行った場合に発生する排紙スミアーを防
止するために、機械的な機構であっても小型可搬式のプ
リンタ等にも採用することができ、かつ、性能の優れた
スミアー防止手段の提供を目的としている。
印字(記録)を行った場合に発生する排紙スミアーを防
止するために、機械的な機構であっても小型可搬式のプ
リンタ等にも採用することができ、かつ、性能の優れた
スミアー防止手段の提供を目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】このため、本発明におい
ては、この種のインクジェット記録装置を、下記各項の
いずれかに構成することにより、前記目的を達成しよう
とするものである。
ては、この種のインクジェット記録装置を、下記各項の
いずれかに構成することにより、前記目的を達成しよう
とするものである。
【0012】(1)インクを用いて記録媒体上に記録を
行うインクジェット記録装置の先行記録媒体上に、後続
する記録媒体の落下を制御する手段を有し、記録媒体の
排紙長さに応じて前記落下制御手段の作動距離が変化す
ることを特徴とするインクジェット記録装置。
行うインクジェット記録装置の先行記録媒体上に、後続
する記録媒体の落下を制御する手段を有し、記録媒体の
排紙長さに応じて前記落下制御手段の作動距離が変化す
ることを特徴とするインクジェット記録装置。
【0013】(2)後続する記録媒体の落下を制御する
手段が必要なとき以外は、本体装置内に本体装置の必要
設置面積が減少する方向に格納されていることを特徴と
する前記(1)項記載のインクジェット記録装置。
手段が必要なとき以外は、本体装置内に本体装置の必要
設置面積が減少する方向に格納されていることを特徴と
する前記(1)項記載のインクジェット記録装置。
【0014】(3)後続する記録媒体の落下を制御する
手段は、紙送り機構の作動距離と同調して作動すること
を特徴とする前記(1),(2)項のいずれかに記載の
インクジェット記録装置。
手段は、紙送り機構の作動距離と同調して作動すること
を特徴とする前記(1),(2)項のいずれかに記載の
インクジェット記録装置。
【0015】(4)紙送り機構との同調による作動が、
紙送りローラの回転により駆動されることを特徴とする
前記(3)項記載のインクジェット記録装置。
紙送りローラの回転により駆動されることを特徴とする
前記(3)項記載のインクジェット記録装置。
【0016】(5)紙送り機構との同調による作動が、
紙送りローラの紙送り量の制御データ及び相関のあるデ
ータからの対応により駆動されることを特徴とする前記
(3)項記載のインクジェット記録装置。
紙送りローラの紙送り量の制御データ及び相関のあるデ
ータからの対応により駆動されることを特徴とする前記
(3)項記載のインクジェット記録装置。
【0017】(6)後続する記録媒体の落下を制御する
手段の制御条件が、環境の温度または湿度の少なくとも
一つに応じて変更されることを特徴とする前記(1)項
記載のインクジェット記録装置。
手段の制御条件が、環境の温度または湿度の少なくとも
一つに応じて変更されることを特徴とする前記(1)項
記載のインクジェット記録装置。
【0018】(7)後続する記録媒体の落下を制御する
手段の制御条件が、インク種または記録媒体種の少なく
とも1つの組み合わせに応じて変更されることを特徴と
する前記(1)項記載のインクジェット記録装置。
手段の制御条件が、インク種または記録媒体種の少なく
とも1つの組み合わせに応じて変更されることを特徴と
する前記(1)項記載のインクジェット記録装置。
【0019】(8)後続する記録媒体の落下を制御する
手段の制御条件が、先行する記録媒体上に記録された画
像の単位面積当たりのインクの打ち込み量に応じて変更
されることを特徴とする前記(1)項記載のインクジェ
ット記録装置。
手段の制御条件が、先行する記録媒体上に記録された画
像の単位面積当たりのインクの打ち込み量に応じて変更
されることを特徴とする前記(1)項記載のインクジェ
ット記録装置。
【0020】
【作用】以上のような本発明構成によれば、基本的には
小型携帯用のプリンタ等のインクジェット記録装置に好
適であるが、その他の熱的定着手段や印字の遅延をソフ
ト的に行う防止手段を用いているような従来形のプリン
タや産業用のインクジェット記録装置においても、本発
明に係る排紙スミアー防手段を併用することにより、極
端な高印字比率の記録のようなときに、従来公知の手段
のみでは防止しきれない場合の補助的な手段としても有
効である。
小型携帯用のプリンタ等のインクジェット記録装置に好
適であるが、その他の熱的定着手段や印字の遅延をソフ
ト的に行う防止手段を用いているような従来形のプリン
タや産業用のインクジェット記録装置においても、本発
明に係る排紙スミアー防手段を併用することにより、極
端な高印字比率の記録のようなときに、従来公知の手段
のみでは防止しきれない場合の補助的な手段としても有
効である。
【0021】
(実施例1)図1に、本発明に係るインクジェットプリ
ンタにおける排紙スミアー抑制制御の機構部の実施例1
の概略図を示す。図1において、1はインクジェットプ
リンタ本体であり、2は、記録媒体をストック及び給紙
するためのオートマチックシートフィーダ(以降、“A
SF”と略称する)である。3は、ASF機構2により
給紙される印字記録前の記録媒体である。4は、インク
ジェットプリンタ本体1で印字記録され、すでに排紙さ
れている先行記録媒体である。5は、先行する記録媒体
4に対して後続して印字記録されている最中の後続記録
媒体である。6は、本発明の特徴である可動式かつ、自
動格納式かつ自動落下制御を可能にした一対の可動式の
排紙スミアー防止のための落下防止片である。7は、イ
ンクジェットプリンタ1の操作キーである。
ンタにおける排紙スミアー抑制制御の機構部の実施例1
の概略図を示す。図1において、1はインクジェットプ
リンタ本体であり、2は、記録媒体をストック及び給紙
するためのオートマチックシートフィーダ(以降、“A
SF”と略称する)である。3は、ASF機構2により
給紙される印字記録前の記録媒体である。4は、インク
ジェットプリンタ本体1で印字記録され、すでに排紙さ
れている先行記録媒体である。5は、先行する記録媒体
4に対して後続して印字記録されている最中の後続記録
媒体である。6は、本発明の特徴である可動式かつ、自
動格納式かつ自動落下制御を可能にした一対の可動式の
排紙スミアー防止のための落下防止片である。7は、イ
ンクジェットプリンタ1の操作キーである。
【0022】図2は、実施例1のプリンタの全体図で、
先行する記録媒体4が記録を終了し排出され、本実施例
のインクジェットプリンタ1の一対の可動式の排紙スミ
アー防止のための落下防止片6が自動的に格納されてい
る状態を示す。
先行する記録媒体4が記録を終了し排出され、本実施例
のインクジェットプリンタ1の一対の可動式の排紙スミ
アー防止のための落下防止片6が自動的に格納されてい
る状態を示す。
【0023】図3は、従来例のプリンタ排紙時の様子の
一例を示したものである。既に印字が終了し排紙されて
いる先行記録媒体4に対して、印字記録中の後続記録媒
体5が擦りながら排紙される様子を示す。
一例を示したものである。既に印字が終了し排紙されて
いる先行記録媒体4に対して、印字記録中の後続記録媒
体5が擦りながら排紙される様子を示す。
【0024】最近では5ppm程度の高速記録が可能に
なり、先行記録媒体4が排出されてから、後続記録媒体
5が排紙されて擦れ始めるまで数秒しか間が無いため
に、先行記録媒体4上に記録密度の高い部分が存在する
と、後続記録媒体5の裏で、未だ定着の完了していない
印字面を擦ってしまい、排紙スミアーが発生してしまう
ことになる。
なり、先行記録媒体4が排出されてから、後続記録媒体
5が排紙されて擦れ始めるまで数秒しか間が無いため
に、先行記録媒体4上に記録密度の高い部分が存在する
と、後続記録媒体5の裏で、未だ定着の完了していない
印字面を擦ってしまい、排紙スミアーが発生してしまう
ことになる。
【0025】図4は、図1及び図2に示した落下防止片
6を駆動させるための機構の一例図である。落下防止片
6は、軸受8を中心に回動が可能であり、その回動は、
半月型のギヤ9がギヤ10を回動することにより得られ
る。2個のギヤ10は、噛合っていて、ウォームギヤ1
1の回転により駆動力を得ている。ウォームギヤ11の
回転は、ギヤ12より得られ、ギヤ12は、紙送り用の
LFローラ13の回転により駆動力が得られる構成にな
っている。
6を駆動させるための機構の一例図である。落下防止片
6は、軸受8を中心に回動が可能であり、その回動は、
半月型のギヤ9がギヤ10を回動することにより得られ
る。2個のギヤ10は、噛合っていて、ウォームギヤ1
1の回転により駆動力を得ている。ウォームギヤ11の
回転は、ギヤ12より得られ、ギヤ12は、紙送り用の
LFローラ13の回転により駆動力が得られる構成にな
っている。
【0026】以上の構成で落下防止片6が格納された状
態を示すものを図5に示す。図6は、図4の状態を側面
から視た状態を示す図である。Pは記録媒体であり、1
4は、記録媒体Pを最後に排紙するための排紙ローラで
あり、15は、記録媒体Pを排紙するための記録媒体P
と相対的に回転運動する排紙拍車である。16は、LF
ローラ13に圧接されていて記録媒体Pに主搬送力を与
えるためのプレッシャプレートである。
態を示すものを図5に示す。図6は、図4の状態を側面
から視た状態を示す図である。Pは記録媒体であり、1
4は、記録媒体Pを最後に排紙するための排紙ローラで
あり、15は、記録媒体Pを排紙するための記録媒体P
と相対的に回転運動する排紙拍車である。16は、LF
ローラ13に圧接されていて記録媒体Pに主搬送力を与
えるためのプレッシャプレートである。
【0027】図7(a),(b)は、従来例のプリンタ
の一構成例を示す正面図及び落下防止機構部の側面図で
ある。プリント機構の排紙側に常設的に排紙されてきた
記録媒体を受け、印字完了時に落下させる17の範囲で
示す落下防止機構を設置したものである。18は記録ヘ
ッドであり、19は、記録媒体を搬送するためのLFロ
ーラである。20は、従来例で用いられている排紙され
た記録媒体の落下制御片である。従来例では印字完了時
に落下制御片20が開いてその上に乗っている後続記録
媒体5が先行記録媒体4上に落下する構成となってい
る。
の一構成例を示す正面図及び落下防止機構部の側面図で
ある。プリント機構の排紙側に常設的に排紙されてきた
記録媒体を受け、印字完了時に落下させる17の範囲で
示す落下防止機構を設置したものである。18は記録ヘ
ッドであり、19は、記録媒体を搬送するためのLFロ
ーラである。20は、従来例で用いられている排紙され
た記録媒体の落下制御片である。従来例では印字完了時
に落下制御片20が開いてその上に乗っている後続記録
媒体5が先行記録媒体4上に落下する構成となってい
る。
【0028】図7で示すように17の範囲で示す排紙ス
ミアー防止のための機構部が常設的に存在し非常に設置
スペースを大きくしてしまっていることが判る。図8
A,B,Cは、他の従来例の構成/動作を示す図であ
る。前記図4の6で示したような落下防止片21が、可
動式でなく常設的に設置されている場合を示す。目的と
しては、後続する記録媒体5がすぐに落下しないように
持ち上げておくと言う意味では本発明の構成と同様であ
るが、当然常設的な設置スペースがその分大きくなって
しまうことは明らかである。
ミアー防止のための機構部が常設的に存在し非常に設置
スペースを大きくしてしまっていることが判る。図8
A,B,Cは、他の従来例の構成/動作を示す図であ
る。前記図4の6で示したような落下防止片21が、可
動式でなく常設的に設置されている場合を示す。目的と
しては、後続する記録媒体5がすぐに落下しないように
持ち上げておくと言う意味では本発明の構成と同様であ
るが、当然常設的な設置スペースがその分大きくなって
しまうことは明らかである。
【0029】さらに、図8のA,B,Cの順に示すよう
に、連続的に排紙動作を続けると、図8のBに示すよう
に排紙ローラを記録媒体が抜けた後は排紙力が働かない
ために、排紙ガイド21の上に記録媒体の後端が残った
状態になってしまう。さらに後続する記録媒体5の排紙
をすると先行する記録媒体4の下側に後続する記録媒体
5が潜り込んでしまい、後続する記録媒体5上に印字さ
れた部分が先行する記録媒体4の裏面で擦られて排紙ス
ミアーが発生してしまうことが多発した。
に、連続的に排紙動作を続けると、図8のBに示すよう
に排紙ローラを記録媒体が抜けた後は排紙力が働かない
ために、排紙ガイド21の上に記録媒体の後端が残った
状態になってしまう。さらに後続する記録媒体5の排紙
をすると先行する記録媒体4の下側に後続する記録媒体
5が潜り込んでしまい、後続する記録媒体5上に印字さ
れた部分が先行する記録媒体4の裏面で擦られて排紙ス
ミアーが発生してしまうことが多発した。
【0030】つぎに、本実施例の排紙動作を詳細に説明
する:前述図4に示した排紙機構部にASF2から記録
媒体が給紙されLFローラ13が回転して記録媒体を搬
送しながら不図示の記録ヘッドがその記録媒体上を往復
動作しながらインクを吐出して印字動作を行う。記録が
進むにつれてLFローラ13が回転して記録媒体を前進
させるのであるが、その際LFローラ13の軸に連動し
ているギヤ12が同時に回転する。
する:前述図4に示した排紙機構部にASF2から記録
媒体が給紙されLFローラ13が回転して記録媒体を搬
送しながら不図示の記録ヘッドがその記録媒体上を往復
動作しながらインクを吐出して印字動作を行う。記録が
進むにつれてLFローラ13が回転して記録媒体を前進
させるのであるが、その際LFローラ13の軸に連動し
ているギヤ12が同時に回転する。
【0031】当然、LFローラ13の回転した距離、即
ち記録媒体が前進した距離だけギヤ12が回転する。す
ると、それに連動したギヤトレインが、やはりLFロー
ラ13の回転した距離に連動して回転し、半月形のギヤ
9を回転させて軸受8を回転中心として落下防止片6が
扇形に前進してくる。記録媒体の前進する距離に応じて
前進してくるために記録媒体が前進してくるまでは、プ
リンタ本体からは何も機構部が飛び出していないコンパ
クトな状態になっている。
ち記録媒体が前進した距離だけギヤ12が回転する。す
ると、それに連動したギヤトレインが、やはりLFロー
ラ13の回転した距離に連動して回転し、半月形のギヤ
9を回転させて軸受8を回転中心として落下防止片6が
扇形に前進してくる。記録媒体の前進する距離に応じて
前進してくるために記録媒体が前進してくるまでは、プ
リンタ本体からは何も機構部が飛び出していないコンパ
クトな状態になっている。
【0032】記録が進んで記録媒体が前進してくると、
記録媒体の下側に隠れるようにユーザの目に触れない状
態で記録媒体を支え、落下しないように扇形に前進して
くる。前進量は、カット紙前提のプリンタであれば、カ
ット紙の長さが例えば約11インチの物までとした場
合、誤差を考慮しても約11インチ送った時に所定の最
大位置まで扇形が広がるようにすればよい。
記録媒体の下側に隠れるようにユーザの目に触れない状
態で記録媒体を支え、落下しないように扇形に前進して
くる。前進量は、カット紙前提のプリンタであれば、カ
ット紙の長さが例えば約11インチの物までとした場
合、誤差を考慮しても約11インチ送った時に所定の最
大位置まで扇形が広がるようにすればよい。
【0033】印字が終了したら、排紙ローラの搬送力で
プリンタ内から記録紙後端を排出する。次の記録媒体を
ASF2から給紙する前に、LFローラ13を高速で逆
転させてギヤトレインを逆転させ、落下防止片6を元の
位置に戻す動作を実行する。すると落下防止片6の上に
乗っていた排紙された記録媒体の後端が、従来例と違っ
て下に自然に落下することが可能となる。記録媒体が完
全に落下した時には、落下防止片6は、プリンタ本体内
に格納されてしまうので、ユーザの目には触れにくく、
さらに不要な時は格納されてしまっているので極めて好
都合である。
プリンタ内から記録紙後端を排出する。次の記録媒体を
ASF2から給紙する前に、LFローラ13を高速で逆
転させてギヤトレインを逆転させ、落下防止片6を元の
位置に戻す動作を実行する。すると落下防止片6の上に
乗っていた排紙された記録媒体の後端が、従来例と違っ
て下に自然に落下することが可能となる。記録媒体が完
全に落下した時には、落下防止片6は、プリンタ本体内
に格納されてしまうので、ユーザの目には触れにくく、
さらに不要な時は格納されてしまっているので極めて好
都合である。
【0034】上述の動作の機構設計は、最も簡単な構成
例にものについて説明したが、別の公知の機構設計手法
を用いて設計すれば良い。例えばLFローラ13の回転
した距離に連動して回転し半月形のギヤ9を回転させ
て、軸受8を回転中心として落下防止片6が扇形に前進
してくる部分において、ある一定量だけ落下防止片6が
前進してしまったら、それ以上は前進しないようにギヤ
面が外れて回転しないようにすることもできる。
例にものについて説明したが、別の公知の機構設計手法
を用いて設計すれば良い。例えばLFローラ13の回転
した距離に連動して回転し半月形のギヤ9を回転させ
て、軸受8を回転中心として落下防止片6が扇形に前進
してくる部分において、ある一定量だけ落下防止片6が
前進してしまったら、それ以上は前進しないようにギヤ
面が外れて回転しないようにすることもできる。
【0035】(実施例2)前記実施例1においては、機
械的設計手法でLFローラ13の回転から駆動を取って
落下防止片6を前進させることにより排紙スミアーを防
止する事例を示した。この実施例2においては、この完
全に機械的に制御していたものを、一部電気的に制御し
ようとするものである。
械的設計手法でLFローラ13の回転から駆動を取って
落下防止片6を前進させることにより排紙スミアーを防
止する事例を示した。この実施例2においては、この完
全に機械的に制御していたものを、一部電気的に制御し
ようとするものである。
【0036】具体的には、図13のプリンタの制御構成
ブロック図に示すように、インタフェイス100を介し
て入力された印字データに対して、プリンタ側のコント
ローラないしエンジン部において解釈を行う。ラスタデ
ータであれば、何ラスタ分を一度に印字するかを判定
し、文字コードデータであればLF(紙送り)の制御量
コマンドからLF量をいくつに設定しているかを判定で
きる。この情報に基づき、LFローラを回転させている
LFモータ190の制御量を決定して記録媒体を送って
いるので記録媒体の先端位置がペーパセンサ210によ
り判れば記録媒体がどのくらいプリンタ本体内から印字
されて、排出されているかが判る。
ブロック図に示すように、インタフェイス100を介し
て入力された印字データに対して、プリンタ側のコント
ローラないしエンジン部において解釈を行う。ラスタデ
ータであれば、何ラスタ分を一度に印字するかを判定
し、文字コードデータであればLF(紙送り)の制御量
コマンドからLF量をいくつに設定しているかを判定で
きる。この情報に基づき、LFローラを回転させている
LFモータ190の制御量を決定して記録媒体を送って
いるので記録媒体の先端位置がペーパセンサ210によ
り判れば記録媒体がどのくらいプリンタ本体内から印字
されて、排出されているかが判る。
【0037】本実施例では、この情報を用いて落下防止
片6の動きを制御している別のアクチュエータ230を
制御しようとするものである。まず本実施例の詳細を説
明するために、プリンタの構成を説明する。
片6の動きを制御している別のアクチュエータ230を
制御しようとするものである。まず本実施例の詳細を説
明するために、プリンタの構成を説明する。
【0038】図13は、プリンタの制御構成を示したブ
ロック図である。100は、インタフェイスであり、1
10はMPUである。120はROMである。130は
DRAMである。140はゲートアレイである。150
はヘッドドライバであり、160はLF用のモータ19
0のモータドライバであり、190は、紙送り用の搬送
モータである。170は、キャリッジモータ200用の
モータドライバである。
ロック図である。100は、インタフェイスであり、1
10はMPUである。120はROMである。130は
DRAMである。140はゲートアレイである。150
はヘッドドライバであり、160はLF用のモータ19
0のモータドライバであり、190は、紙送り用の搬送
モータである。170は、キャリッジモータ200用の
モータドライバである。
【0039】ホストからの印字データがインタフェイス
100を介して送られてくると、ゲートアレイ140を
通してDRAM130に印字データが一時蓄えられる。
その後、DRAM130のデータを再度ゲートアレイ1
40を通してラスタデータから記録ヘッド180で印字
するためのプリントイメージに変換し、再度DRAM1
30に記憶する。そのデータを再度ゲートアレイ140
を通してヘッドドライバ150を介して記録ヘッド18
0に送り、対応してノズル位置のインクを吐出させて印
字を行う。
100を介して送られてくると、ゲートアレイ140を
通してDRAM130に印字データが一時蓄えられる。
その後、DRAM130のデータを再度ゲートアレイ1
40を通してラスタデータから記録ヘッド180で印字
するためのプリントイメージに変換し、再度DRAM1
30に記憶する。そのデータを再度ゲートアレイ140
を通してヘッドドライバ150を介して記録ヘッド18
0に送り、対応してノズル位置のインクを吐出させて印
字を行う。
【0040】このような電気的構成のプリンタにおい
て、LF量の積算値に応じて、後述する図11における
アクチュエータ230を駆動して落下防止片6を駆動す
るものである。コントローラないしエンジンで指定され
たLF量の積算値をDRAM130上に蓄え、表1のL
F量対駆動量テーブルを参照しながらアクチュエータ2
30の駆動量が大きくなり落下防止片6が駆動されるこ
とが判る。
て、LF量の積算値に応じて、後述する図11における
アクチュエータ230を駆動して落下防止片6を駆動す
るものである。コントローラないしエンジンで指定され
たLF量の積算値をDRAM130上に蓄え、表1のL
F量対駆動量テーブルを参照しながらアクチュエータ2
30の駆動量が大きくなり落下防止片6が駆動されるこ
とが判る。
【0041】
【表1】
【0042】さらに印字が終了し排紙されると、PEセ
ンサ(ペーパエンドセンサ)210が排紙されたことを
確認すると、プリンタ内に残っている記録媒体の後端を
排紙できるだけLFローラを回転させてプリンタ内から
完全に記録媒体を排出させて落下防止片6上に記録媒体
の後端が乗っているような状態にする。この状態から次
にアクチュエータ230を駆動して落下防止片6を格納
する方向へ駆動を行う。すると、落下防止片6の上に乗
っていた記録媒体の後端が落下し先行記録媒体の上に積
載され印字が完了する。
ンサ(ペーパエンドセンサ)210が排紙されたことを
確認すると、プリンタ内に残っている記録媒体の後端を
排紙できるだけLFローラを回転させてプリンタ内から
完全に記録媒体を排出させて落下防止片6上に記録媒体
の後端が乗っているような状態にする。この状態から次
にアクチュエータ230を駆動して落下防止片6を格納
する方向へ駆動を行う。すると、落下防止片6の上に乗
っていた記録媒体の後端が落下し先行記録媒体の上に積
載され印字が完了する。
【0043】この方法によれば、超小型のプリンタのよ
うに、ギアトレインのような機械設計要素を排紙機構側
にスペースの点で設けにくいようなものにおいては特に
有効である。さらに先行記録媒体4の単位面積当たりの
印字比率を前述のゲートアレイの出力により検出してお
けば、先行記録媒体4上の印字比率が非常に低ければ後
続の記録媒体5に対して落下防止片6を動かす必要の無
いときは駆動しないということも、電気的に制御すれば
前記実施例1の機械設計要素のみで行うものに対して有
効である。
うに、ギアトレインのような機械設計要素を排紙機構側
にスペースの点で設けにくいようなものにおいては特に
有効である。さらに先行記録媒体4の単位面積当たりの
印字比率を前述のゲートアレイの出力により検出してお
けば、先行記録媒体4上の印字比率が非常に低ければ後
続の記録媒体5に対して落下防止片6を動かす必要の無
いときは駆動しないということも、電気的に制御すれば
前記実施例1の機械設計要素のみで行うものに対して有
効である。
【0044】また、実施例1の機械的要素で駆動力を取
って落下防止片6を駆動するものにおいても、このゲー
トアレイでの出力により電気信号により動作させるクラ
ッチ機構等の機械要素を用いて落下防止片6を作動させ
たり、作動させなくすることも同一の効果が得られるも
のである。
って落下防止片6を駆動するものにおいても、このゲー
トアレイでの出力により電気信号により動作させるクラ
ッチ機構等の機械要素を用いて落下防止片6を作動させ
たり、作動させなくすることも同一の効果が得られるも
のである。
【0045】さらに、その他の応用例として、湿度セン
サとの組み合わせにより、この動作を制御させることも
可能である。動作の条件を環境の湿度で決定するか、さ
らには環境の湿度と印字比率の組み合わせで行うことも
可能である。表2に、本実施例に好適な制御に用いるべ
き環境テーブル対印字比率テーブルを示す。このテーブ
ルからも判るように、印字比率が高く、かつ環境湿度が
高い場合に動作するようになる。さらに記録媒体により
排紙スミアーを起こし易い媒体と起こしにくい媒体と
で、使用するテーブルを切り替えて判定条件を変更して
も良い。
サとの組み合わせにより、この動作を制御させることも
可能である。動作の条件を環境の湿度で決定するか、さ
らには環境の湿度と印字比率の組み合わせで行うことも
可能である。表2に、本実施例に好適な制御に用いるべ
き環境テーブル対印字比率テーブルを示す。このテーブ
ルからも判るように、印字比率が高く、かつ環境湿度が
高い場合に動作するようになる。さらに記録媒体により
排紙スミアーを起こし易い媒体と起こしにくい媒体と
で、使用するテーブルを切り替えて判定条件を変更して
も良い。
【0046】
【表2】
【0047】(実施例3)つぎに、実施例3として、前
記実施例1及び2に対して落下防止片6の構成を他の構
造にした実施態様例を示す。図9は、扇形の落下防止片
に対して棒状の落下防止片6aが前進してくる構成を示
したものである。棒の構成としては、プリンタの奥行き
の範囲で格納できる長さのものか、背面へ多少逆に格納
時は出っ張っている程度のものが構成としては簡単であ
る。駆動は、やはりLFローラから取る方法でも、モー
タのようなアクチュエータを使用する方法でも容易に実
現し得る。
記実施例1及び2に対して落下防止片6の構成を他の構
造にした実施態様例を示す。図9は、扇形の落下防止片
に対して棒状の落下防止片6aが前進してくる構成を示
したものである。棒の構成としては、プリンタの奥行き
の範囲で格納できる長さのものか、背面へ多少逆に格納
時は出っ張っている程度のものが構成としては簡単であ
る。駆動は、やはりLFローラから取る方法でも、モー
タのようなアクチュエータを使用する方法でも容易に実
現し得る。
【0048】さらに棒状の落下防止片6aを自動車アン
テナのような伸縮形のものにすることにより、より薄型
のものに適用することも可能である。この構成を用いれ
ば、実施例1及び2の扇形の構成のものは、記録媒体の
幅がA4とかB4縦程度までは非常に有効であったが、
B4横とかA3横程度まで大きくなると対応できなかっ
たが、本実施例によれば棒状の落下防止片6aを2本以
上の複数本配置することによりいかなる紙幅サイズのも
のでも対応することが可能となる。
テナのような伸縮形のものにすることにより、より薄型
のものに適用することも可能である。この構成を用いれ
ば、実施例1及び2の扇形の構成のものは、記録媒体の
幅がA4とかB4縦程度までは非常に有効であったが、
B4横とかA3横程度まで大きくなると対応できなかっ
たが、本実施例によれば棒状の落下防止片6aを2本以
上の複数本配置することによりいかなる紙幅サイズのも
のでも対応することが可能となる。
【0049】図10は、本発明のさらに別の落下防止片
の構成を示す図9対応図である。本実施例においては、
前述の実施例の6aに対して落下防止片6bが柔軟性を
持っているベルト状のものであり、巻き取って格納する
ことが可能なものであることを特徴とするものである。
本実施例に好適なベルト状の落下防止片としては、例え
ば金属の巻尺状のものであり、作動状態を示す図12の
ように伸ばすと、プリンタの前にU字形のループを作
り、落下防止片としての作用を示すものである。金属ま
たは樹脂製の、薄いが幅のあるベルト状のものであるか
ら、上に記録媒体程度の重さのものが乗っても変形して
垂れ下がることがなく、記録媒体の落下を防止すること
が可能である。
の構成を示す図9対応図である。本実施例においては、
前述の実施例の6aに対して落下防止片6bが柔軟性を
持っているベルト状のものであり、巻き取って格納する
ことが可能なものであることを特徴とするものである。
本実施例に好適なベルト状の落下防止片としては、例え
ば金属の巻尺状のものであり、作動状態を示す図12の
ように伸ばすと、プリンタの前にU字形のループを作
り、落下防止片としての作用を示すものである。金属ま
たは樹脂製の、薄いが幅のあるベルト状のものであるか
ら、上に記録媒体程度の重さのものが乗っても変形して
垂れ下がることがなく、記録媒体の落下を防止すること
が可能である。
【0050】具体的な構成としては図11に示すような
構成が好ましい。プリンタ内部の端の方にベルト状の落
下防止片6bを巻き取るアクチュエータ部材230があ
り格納状態では全て巻き取られている。実施例1及び2
と同様に、必要な時にはLFローラの駆動した量に応じ
て巻き取られていたベルト状の落下防止片6bを送り出
すようにする。するとこのベルト状の落下防止片6bの
先端は、プリンタの反対側にその終端が固定されている
ので、プリンタの前面にU字形のループを構成するよう
になる。
構成が好ましい。プリンタ内部の端の方にベルト状の落
下防止片6bを巻き取るアクチュエータ部材230があ
り格納状態では全て巻き取られている。実施例1及び2
と同様に、必要な時にはLFローラの駆動した量に応じ
て巻き取られていたベルト状の落下防止片6bを送り出
すようにする。するとこのベルト状の落下防止片6bの
先端は、プリンタの反対側にその終端が固定されている
ので、プリンタの前面にU字形のループを構成するよう
になる。
【0051】印字された記録媒体がこの上に乗り、不図
示のPE(ペーパエンド)センサが記録媒体後端を検知
したら、プリンタ内部からその記録媒体の後端が完全に
排紙されるようにLFローラを回転させてやる。次にこ
のベルト状の落下防止片6bを巻き戻してやると、先行
記録媒体上に後続記録媒体が落下して印字が完了する。
矢張りこの場合も、先行記録媒体上の印字比率を記憶し
ておいて後続記録媒体で擦っても問題が無い場合等は、
作動させない等の判断を入れることも可能である。
示のPE(ペーパエンド)センサが記録媒体後端を検知
したら、プリンタ内部からその記録媒体の後端が完全に
排紙されるようにLFローラを回転させてやる。次にこ
のベルト状の落下防止片6bを巻き戻してやると、先行
記録媒体上に後続記録媒体が落下して印字が完了する。
矢張りこの場合も、先行記録媒体上の印字比率を記憶し
ておいて後続記録媒体で擦っても問題が無い場合等は、
作動させない等の判断を入れることも可能である。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
高速で高印字比率の印字(記録)を行った場合に発生す
るインクジェット記録装置における排紙スミアーを防止
するために、機械的な機構であっても、小型可搬のプリ
ンタ等にも採用し得るものであり、かつ、性能の優れた
防止機構を提供することができた。
高速で高印字比率の印字(記録)を行った場合に発生す
るインクジェット記録装置における排紙スミアーを防止
するために、機械的な機構であっても、小型可搬のプリ
ンタ等にも採用し得るものであり、かつ、性能の優れた
防止機構を提供することができた。
【0053】具体的には、記録媒体がプリンタ等から排
出されていない時には、プリンタ本体内に格納されてい
ることが特徴であり、記録媒体が記録されながら排出さ
れてくる動作に連動して記録媒体が先行記録媒体上に落
下し、排紙スミアーを発生しないように排紙スミアー防
止のためのメカ機構が作動することにより達成される。
出されていない時には、プリンタ本体内に格納されてい
ることが特徴であり、記録媒体が記録されながら排出さ
れてくる動作に連動して記録媒体が先行記録媒体上に落
下し、排紙スミアーを発生しないように排紙スミアー防
止のためのメカ機構が作動することにより達成される。
【0054】基本的には、小型携帯用のプリンタ等に好
適であるが、その他の熱的定着手段や印字の遅延をソフ
ト的に行う防止手段を用いているようなプリンタや産業
用のインクジェット記録装置においても本発明の排紙ス
ミアー防止手段を併用することで、極端な高印字比率の
記録のようなときに公知の手段のみでは防止しきれない
場合の補助的な手段としても有効である。
適であるが、その他の熱的定着手段や印字の遅延をソフ
ト的に行う防止手段を用いているようなプリンタや産業
用のインクジェット記録装置においても本発明の排紙ス
ミアー防止手段を併用することで、極端な高印字比率の
記録のようなときに公知の手段のみでは防止しきれない
場合の補助的な手段としても有効である。
【図1】 実施例1のプリンタ機構概要図
【図2】 実施例1のプリンタの全体図
【図3】 従来例のプリンタの排紙状態例
【図4】 実施例1の落下防止片駆動機構図
【図5】 図4の落下防止片格納状態図
【図6】 図4の側面図
【図7】 従来のプリンタの一構成例
【図8】 他の従来例の構成/動作図例
【図9】 実施例の棒状落下防止片の例図
【図10】 ベルト状落下防止片の例図
【図11】 ベルト状落下防止片の構成図
【図12】 図11の作動状態図
【図13】 実施例のプリンタ制御構成ブロック図
1 インクジェットプリンタ 2 ASF 3 記録媒体 4 先行記録媒体 5 後続記録媒体 6,6a,6b 落下防止片 13 LFローラ 100 インタフェイス 180 記録ヘッド 190 LFモータ 200 キャリッジモータ 210 PEセンサ 230 アクチュエータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩崎 督 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 兼松 大五郎 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内
Claims (8)
- 【請求項1】 インクを用いて記録媒体上に記録を行う
インクジェット記録装置の先行記録媒体上に、後続する
記録媒体の落下を制御する手段を有し、記録媒体の排紙
長さに応じて前記落下制御手段の作動距離が変化するこ
とを特徴とするインクジェット記録装置。 - 【請求項2】 後続する記録媒体の落下を制御する手段
が必要なとき以外は、本体装置内に本体装置の必要設置
面積が減少する方向に格納されていることを特徴とする
請求項1記載のインクジェット記録装置。 - 【請求項3】 後続する記録媒体の落下を制御する手段
は、紙送り機構の作動距離と同調して作動することを特
徴とする請求項1,2のいずれかに記載のインクジェッ
ト記録装置。 - 【請求項4】 紙送り機構との同調による作動が、紙送
りローラの回転により駆動されることを特徴とする請求
項3記載のインクジェット記録装置。 - 【請求項5】 紙送り機構との同調による作動が、紙送
りローラの紙送り量の制御データ及び相関のあるデータ
からの対応により駆動されることを特徴とする請求項3
記載のインクジェット記録装置。 - 【請求項6】 後続する記録媒体の落下を制御する手段
の制御条件が、環境の温度または湿度の少なくとも一つ
に応じて変更されることを特徴とする請求項1記載のイ
ンクジェット記録装置。 - 【請求項7】 後続する記録媒体の落下を制御する手段
の制御条件が、インク種または記録媒体種の少なくとも
1つの組み合わせに応じて変更されることを特徴とする
請求項1記載のインクジェット記録装置。 - 【請求項8】 後続する記録媒体の落下を制御する手段
の制御条件が、先行する記録媒体上に記録された画像の
単位面積当たりのインクの打ち込み量に応じて変更され
ることを特徴とする請求項1記載のインクジェット記録
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13684895A JPH08323973A (ja) | 1995-06-02 | 1995-06-02 | インクジェット記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13684895A JPH08323973A (ja) | 1995-06-02 | 1995-06-02 | インクジェット記録装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08323973A true JPH08323973A (ja) | 1996-12-10 |
Family
ID=15184923
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13684895A Withdrawn JPH08323973A (ja) | 1995-06-02 | 1995-06-02 | インクジェット記録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08323973A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0916604A3 (en) * | 1997-11-12 | 2001-01-24 | Canon Kabushiki Kaisha | Recording apparatus |
-
1995
- 1995-06-02 JP JP13684895A patent/JPH08323973A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0916604A3 (en) * | 1997-11-12 | 2001-01-24 | Canon Kabushiki Kaisha | Recording apparatus |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020806 |