JPH08324480A - 自転車用チェンの落込みおよび巻込み防止装置 - Google Patents
自転車用チェンの落込みおよび巻込み防止装置Info
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- JPH08324480A JPH08324480A JP7138018A JP13801895A JPH08324480A JP H08324480 A JPH08324480 A JP H08324480A JP 7138018 A JP7138018 A JP 7138018A JP 13801895 A JP13801895 A JP 13801895A JP H08324480 A JPH08324480 A JP H08324480A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62M—RIDER PROPULSION OF WHEELED VEHICLES OR SLEDGES; POWERED PROPULSION OF SLEDGES OR SINGLE-TRACK CYCLES; TRANSMISSIONS SPECIALLY ADAPTED FOR SUCH VEHICLES
- B62M9/00—Transmissions characterised by use of an endless chain, belt, or the like
- B62M2009/007—Guides to prevent chain from slipping off the sprocket
Landscapes
- Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 多段スプロケットにも対応できて駆動チェン
の落込みおよび巻込みの両方の機能を併せ持ち、組付け
が確実かつ容易で、チェンケースの取付けも可能な簡素
な構成の自転車用チェンの落込みおよび巻込み防止装置
を提供する。 【構成】 クランク軸6を軸支して立パイプ3の下端に
配設されるハンガーラグ2と前記クランク軸6に固定さ
れた多段スプロケット7、8、9との間に配置された駆
動チェン10の落込み防止装置が前記駆動チェン10の
軸方向への落込みを防止する落込み防止部1Aおよび前
記駆動チェン10のクランク軸6とハンガーラグ2との
間あるいはスプロケット7,8,9とチェンステー4と
の間への巻込みを防止する巻込み防止部1Bとを一体に
備えたことを特徴とする.
の落込みおよび巻込みの両方の機能を併せ持ち、組付け
が確実かつ容易で、チェンケースの取付けも可能な簡素
な構成の自転車用チェンの落込みおよび巻込み防止装置
を提供する。 【構成】 クランク軸6を軸支して立パイプ3の下端に
配設されるハンガーラグ2と前記クランク軸6に固定さ
れた多段スプロケット7、8、9との間に配置された駆
動チェン10の落込み防止装置が前記駆動チェン10の
軸方向への落込みを防止する落込み防止部1Aおよび前
記駆動チェン10のクランク軸6とハンガーラグ2との
間あるいはスプロケット7,8,9とチェンステー4と
の間への巻込みを防止する巻込み防止部1Bとを一体に
備えたことを特徴とする.
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自転車の駆動チェンの
スプロケットからの離脱すなわち落込みとクランク軸と
ハンガーラグとの間あるいはスプロケットとチェンステ
ーとの間への巻込みを防止できる自転車用チェンの落込
みおよび巻込み防止装置に関する。
スプロケットからの離脱すなわち落込みとクランク軸と
ハンガーラグとの間あるいはスプロケットとチェンステ
ーとの間への巻込みを防止できる自転車用チェンの落込
みおよび巻込み防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、自転車の立パイプの下端に配設さ
れるハンガーラグにペダルクランク軸が軸支され、該ク
ランク軸に固定された単段あるいは多段の駆動用スプロ
ケットと後輪に固定された多段スプロケット間に駆動チ
ェンが選択的に掛回されて、変速走行が行われる。この
ような自転車の駆動装置において、チェンの長期間の使
用による弛みや無理なチェン駆動、さらには変速多段ス
プロケットと変速ディレーラとの間のチェンラインのず
れ等に起因して駆動チェンが軸方向に移動し、スプロケ
ットからの離脱すなわち落込みを引き起こして走行不能
に陥ることがあった。一旦、スプロケットから落ち込ん
だチェンを掛け直すのは面倒であり、手が汚れたり負傷
する虞れもあった。このようなことから、チェンの落込
みを防止するために種々の提案がなされてきている。例
えば、スプロケットの側面にプロテクタを係合した実開
昭56−154295号公報に記載されたものや、ハン
ガーラグに円板状のチェンガードを固定した実公昭50
−27095号公報に記載されたものが提案されている
が、これらのチェン落込み防止装置にあっては、スプロ
ケットの外径とほぼ等しい大きさの円板状のものを採用
しており、装置が大型化する嫌いがあった。
れるハンガーラグにペダルクランク軸が軸支され、該ク
ランク軸に固定された単段あるいは多段の駆動用スプロ
ケットと後輪に固定された多段スプロケット間に駆動チ
ェンが選択的に掛回されて、変速走行が行われる。この
ような自転車の駆動装置において、チェンの長期間の使
用による弛みや無理なチェン駆動、さらには変速多段ス
プロケットと変速ディレーラとの間のチェンラインのず
れ等に起因して駆動チェンが軸方向に移動し、スプロケ
ットからの離脱すなわち落込みを引き起こして走行不能
に陥ることがあった。一旦、スプロケットから落ち込ん
だチェンを掛け直すのは面倒であり、手が汚れたり負傷
する虞れもあった。このようなことから、チェンの落込
みを防止するために種々の提案がなされてきている。例
えば、スプロケットの側面にプロテクタを係合した実開
昭56−154295号公報に記載されたものや、ハン
ガーラグに円板状のチェンガードを固定した実公昭50
−27095号公報に記載されたものが提案されている
が、これらのチェン落込み防止装置にあっては、スプロ
ケットの外径とほぼ等しい大きさの円板状のものを採用
しており、装置が大型化する嫌いがあった。
【0003】そこで、図6ないし図8に示したような各
防止部が板状体によって構成されて軽量化されたものが
提案された。以下、これらを簡単に説明する。図6に示
した実公昭59−3025号公報に記載されたものは、
前パイプ25、立パイプ23および後パイプ24の交差
連結部に配設されたハンガーラグ22にチェン落込み防
止装置を構成する支持体21が取り付けられたもので、
該支持体21は前記立パイプ23の基部に適合して係止
される凹所21Cを有し前記ハンガーラグ22に軸支さ
れたクランク軸26を挿通する孔21Hを穿設したボス
部21Eによってハンガーラグ22の側面に回止めされ
て取り付けられる。支持体21はボス部21Eから延設
される上下アーム21F、21Gを有し、上アーム21
Fの上端にはチェン30を挿通する閉じた環状の挿通孔
21Aが設けられ、取付片21Dによって図示しないチ
ェンケースに固定される。また、下アーム21Gの下端
にも同様にチェンケースに固定される取付片21Dが設
けられたものである。しかしながら、この従来例のもの
では、板状体の落込み防止部の採用によって軽量化され
たものの、前記チェン30を閉じた環状の挿通孔21A
に通すためにチェン30の一部のリンクを外す必要があ
り、組付けが面倒であるのみならず、一旦、固定された
支持体21は軸方向に移動できないために、スプロケッ
トが単段のものにしか採用できず、多段の変速スプロケ
ットを備える自転車には不向きであった。
防止部が板状体によって構成されて軽量化されたものが
提案された。以下、これらを簡単に説明する。図6に示
した実公昭59−3025号公報に記載されたものは、
前パイプ25、立パイプ23および後パイプ24の交差
連結部に配設されたハンガーラグ22にチェン落込み防
止装置を構成する支持体21が取り付けられたもので、
該支持体21は前記立パイプ23の基部に適合して係止
される凹所21Cを有し前記ハンガーラグ22に軸支さ
れたクランク軸26を挿通する孔21Hを穿設したボス
部21Eによってハンガーラグ22の側面に回止めされ
て取り付けられる。支持体21はボス部21Eから延設
される上下アーム21F、21Gを有し、上アーム21
Fの上端にはチェン30を挿通する閉じた環状の挿通孔
21Aが設けられ、取付片21Dによって図示しないチ
ェンケースに固定される。また、下アーム21Gの下端
にも同様にチェンケースに固定される取付片21Dが設
けられたものである。しかしながら、この従来例のもの
では、板状体の落込み防止部の採用によって軽量化され
たものの、前記チェン30を閉じた環状の挿通孔21A
に通すためにチェン30の一部のリンクを外す必要があ
り、組付けが面倒であるのみならず、一旦、固定された
支持体21は軸方向に移動できないために、スプロケッ
トが単段のものにしか採用できず、多段の変速スプロケ
ットを備える自転車には不向きであった。
【0004】一方、この種の板状体の落込み防止装置の
採用によって、簡素化された構造でかつ軽量化されたも
のが外径の異なる多段スプロケットにも適用できること
となったが、走行中の変速によってチェンが大径スプロ
ケットから小径スプロケットに掛け換えされる際に、緩
み側すなわち小径スプロケットのチェンが変速前のスプ
ロケットに噛合したままで車体側であるチェンステー方
向に巻き上がり、クランク軸とハンガーラグとの間ある
いはスプロケットとチェンステーとの間へ巻き込まれて
食い込み、そこからの離脱はきわめて困難となる他、チ
ェンの損傷の虞れもあった。
採用によって、簡素化された構造でかつ軽量化されたも
のが外径の異なる多段スプロケットにも適用できること
となったが、走行中の変速によってチェンが大径スプロ
ケットから小径スプロケットに掛け換えされる際に、緩
み側すなわち小径スプロケットのチェンが変速前のスプ
ロケットに噛合したままで車体側であるチェンステー方
向に巻き上がり、クランク軸とハンガーラグとの間ある
いはスプロケットとチェンステーとの間へ巻き込まれて
食い込み、そこからの離脱はきわめて困難となる他、チ
ェンの損傷の虞れもあった。
【0005】そこで、このようなチェンのクランク軸と
ハンガーラグとの間あるいはスプロケットとチェンステ
ーとの間への巻込みを防止するために、図7および図8
に示した実開平5−94088号公報および実公平4−
16095号公報に記載されたものが提案された。以
下、これを簡単に説明すると、図7の従来例のものは、
後パイプであるチェンステー24の連結部前端に配設さ
れたハンガーラグ22に軸支された図示しないクランク
軸に固定されて外側から順次内側へ向かって、大、中お
よび小径のスプロケット27、28および29を配置し
た多段変速スプロケットを有するもので、これら多段ス
プロケットからのチェンの離脱によって該チェンがスプ
ロケットとチェンステーとの間に巻き込まれるのを防止
するために、ハンガーラグ22の底面に金属プレート3
3によって板状の巻込み防止プレート31を螺子止めし
たものである。巻込み防止プレート31の螺子孔31A
は四角形をなし、前記ハンガーラグ22に対する巻込み
防止プレート31の位置の調整を可能にする。前記巻込
み防止プレート31には、前記各スプロケット27、2
8および29の歯先後方に近接した各端面部31C、3
1D、31Eおよび各逃げ溝31F、31Gが形成され
ており、これによって、変速時に緩み側のチェンが変速
前のスプロケットに噛合したまま、チェンステー24に
巻き込まれるのを防止したものである。
ハンガーラグとの間あるいはスプロケットとチェンステ
ーとの間への巻込みを防止するために、図7および図8
に示した実開平5−94088号公報および実公平4−
16095号公報に記載されたものが提案された。以
下、これを簡単に説明すると、図7の従来例のものは、
後パイプであるチェンステー24の連結部前端に配設さ
れたハンガーラグ22に軸支された図示しないクランク
軸に固定されて外側から順次内側へ向かって、大、中お
よび小径のスプロケット27、28および29を配置し
た多段変速スプロケットを有するもので、これら多段ス
プロケットからのチェンの離脱によって該チェンがスプ
ロケットとチェンステーとの間に巻き込まれるのを防止
するために、ハンガーラグ22の底面に金属プレート3
3によって板状の巻込み防止プレート31を螺子止めし
たものである。巻込み防止プレート31の螺子孔31A
は四角形をなし、前記ハンガーラグ22に対する巻込み
防止プレート31の位置の調整を可能にする。前記巻込
み防止プレート31には、前記各スプロケット27、2
8および29の歯先後方に近接した各端面部31C、3
1D、31Eおよび各逃げ溝31F、31Gが形成され
ており、これによって、変速時に緩み側のチェンが変速
前のスプロケットに噛合したまま、チェンステー24に
巻き込まれるのを防止したものである。
【0006】また、図8に示された従来例のものは、前
パイプ25、立パイプ23および後パイプ24の交差連
結部に配設されたハンガーパイプ(ラグ)22の開口端
ないし端部外周に、チェン巻込み防止装置を構成して防
止部31Bを有する筒状の巻込み防止体31が固定具3
2により取り付けられたもので、これにより、チェンホ
イール28に懸回された図示しないチェンがハンガーラ
グ22に軸支されたクランク軸26のボス部とハンガー
ラグ22との間に落ち込んで巻き込まれるのを防止する
ものである。
パイプ25、立パイプ23および後パイプ24の交差連
結部に配設されたハンガーパイプ(ラグ)22の開口端
ないし端部外周に、チェン巻込み防止装置を構成して防
止部31Bを有する筒状の巻込み防止体31が固定具3
2により取り付けられたもので、これにより、チェンホ
イール28に懸回された図示しないチェンがハンガーラ
グ22に軸支されたクランク軸26のボス部とハンガー
ラグ22との間に落ち込んで巻き込まれるのを防止する
ものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記図
7の従来例のものでは、チェンの落込み防止装置である
巻込み防止プレート31がハンガーラグに金属プレート
33によって螺子止めされるので、部品点数が多くなる
他、巻込み防止プレート31における各端面部や逃げ溝
を前記各スプロケットの歯先後方に近接させるための調
整に手間を要し、変速ワイヤリード部材の取付け等も困
難であった。また、前記図8の従来例のものでは、ハン
ガーラグ22の円周上のいかなる位置においてもクラン
ク軸とハンガーラグとの間へのチェンの巻込みを防止す
ることが可能になるものの、チェンの巻込みの虞れのな
い部分にまでも巻込み防止部が配設されて無駄であり、
重量が増す他、巻込み防止体31のハンガーラグ22へ
の嵌合のための取付け精度も要求された。その上、チェ
ンのスプロケットとチェンステーとの間への巻込みを防
止することは困難であった。しかも、これまで述べてき
た従来例にあっては、駆動チェンの軸方向への落込みを
防止する落込み防止部およびチェンのクランク軸とハン
ガーラグとの間あるいはスプロケットとチェンステーと
の間への巻込みを防止する巻込み防止部とはそれぞれ別
体に形成されており、チェンの落込み防止機能と巻込み
防止機能との両方の機能を持たせるためには、落込み防
止体に加えてさらに巻込み防止体を準備してそれぞれの
部材を取り付ける必要があって、組み付けが面倒となる
他、それらの配設のための関連構成を考慮する必要があ
ることから、設計の自由度も減じ、構造も複雑になっ
た。
7の従来例のものでは、チェンの落込み防止装置である
巻込み防止プレート31がハンガーラグに金属プレート
33によって螺子止めされるので、部品点数が多くなる
他、巻込み防止プレート31における各端面部や逃げ溝
を前記各スプロケットの歯先後方に近接させるための調
整に手間を要し、変速ワイヤリード部材の取付け等も困
難であった。また、前記図8の従来例のものでは、ハン
ガーラグ22の円周上のいかなる位置においてもクラン
ク軸とハンガーラグとの間へのチェンの巻込みを防止す
ることが可能になるものの、チェンの巻込みの虞れのな
い部分にまでも巻込み防止部が配設されて無駄であり、
重量が増す他、巻込み防止体31のハンガーラグ22へ
の嵌合のための取付け精度も要求された。その上、チェ
ンのスプロケットとチェンステーとの間への巻込みを防
止することは困難であった。しかも、これまで述べてき
た従来例にあっては、駆動チェンの軸方向への落込みを
防止する落込み防止部およびチェンのクランク軸とハン
ガーラグとの間あるいはスプロケットとチェンステーと
の間への巻込みを防止する巻込み防止部とはそれぞれ別
体に形成されており、チェンの落込み防止機能と巻込み
防止機能との両方の機能を持たせるためには、落込み防
止体に加えてさらに巻込み防止体を準備してそれぞれの
部材を取り付ける必要があって、組み付けが面倒となる
他、それらの配設のための関連構成を考慮する必要があ
ることから、設計の自由度も減じ、構造も複雑になっ
た。
【0008】そのため、本発明は上記従来の諸課題を解
決して、多段スプロケットにも対応できて駆動チェンの
落込みおよび巻込みの両方の機能を併せ持ち、組付けが
確実かつ容易で、チェンケースの取付けも可能な簡素な
構成の自転車用チェンの落込みおよび巻込み防止装置を
提供する。
決して、多段スプロケットにも対応できて駆動チェンの
落込みおよび巻込みの両方の機能を併せ持ち、組付けが
確実かつ容易で、チェンケースの取付けも可能な簡素な
構成の自転車用チェンの落込みおよび巻込み防止装置を
提供する。
【0009】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、クラ
ンク軸を軸支して立パイプの下端に配設されるハンガー
ラグと前記クランク軸に固定された多段スプロケットと
の間に配置された駆動チェンの落込み防止装置が前記駆
動チェンの軸方向への落込みを防止する落込み防止部お
よび前記駆動チェンのクランク軸とハンガーラグとの間
あるいはスプロケットとチェンステーとの間への巻込み
を防止する巻込み防止部とを一体に備えたことを特徴と
するもので、これを課題解決のための手段とするもので
ある。また本発明は、前記落込みおよび巻込み防止装置
が、ハンガーラグの内周に螺合される螺子環のフランジ
と前記ハンガーラグの端面との間に挟持固定されるとと
もに、充分に上方に延設された落込み防止部と後方に延
設されて前記各多段スプロケットの歯先円に近接して適
合する各段部を設けた巻込み防止部とを有することを特
徴とするものである。さらに本発明では、前記落込み防
止部と巻込み防止部との中間部に前記ハンガーラグ近傍
に当接する回止めを突設したことを特徴とするものであ
る。さらにまた本発明では、前記落込み防止部と巻込み
防止部とにそれぞれチェンケース取付孔を穿設したこと
を特徴とするもので、これらを課題解決のための手段と
するものである。
ンク軸を軸支して立パイプの下端に配設されるハンガー
ラグと前記クランク軸に固定された多段スプロケットと
の間に配置された駆動チェンの落込み防止装置が前記駆
動チェンの軸方向への落込みを防止する落込み防止部お
よび前記駆動チェンのクランク軸とハンガーラグとの間
あるいはスプロケットとチェンステーとの間への巻込み
を防止する巻込み防止部とを一体に備えたことを特徴と
するもので、これを課題解決のための手段とするもので
ある。また本発明は、前記落込みおよび巻込み防止装置
が、ハンガーラグの内周に螺合される螺子環のフランジ
と前記ハンガーラグの端面との間に挟持固定されるとと
もに、充分に上方に延設された落込み防止部と後方に延
設されて前記各多段スプロケットの歯先円に近接して適
合する各段部を設けた巻込み防止部とを有することを特
徴とするものである。さらに本発明では、前記落込み防
止部と巻込み防止部との中間部に前記ハンガーラグ近傍
に当接する回止めを突設したことを特徴とするものであ
る。さらにまた本発明では、前記落込み防止部と巻込み
防止部とにそれぞれチェンケース取付孔を穿設したこと
を特徴とするもので、これらを課題解決のための手段と
するものである。
【0010】
【作用】立パイプ3の下端に配設されるハンガーラグ2
の内周に螺合される螺子環(玉押し)5を介してクラン
ク軸6をハンガーラグ2に軸支するに際して、前記螺子
環5の外周に嵌合されて、そのフランジ5Aと前記ハン
ガーラグ2の端面との間に落込み巻込み防止プレート1
が挟持固定される。該落込み巻込み防止プレート1は、
充分に上方に延設された落込み防止部1Aと後方に延設
されて各多段スプロケットの歯先円に近接して適合する
各第1、第2および第3段部1F、1G、1Hを設けた
巻込み防止部1Bとを有するもので、これら落込み防止
部1Aと巻込み防止部1Bとは一体に形成される。以上
の構成により、落込み防止部1Aと巻込み防止部1Bと
が一体に形成されて構成が簡素化されたことから、例え
ばプレス等により1工程にて製作が可能で、従来のよう
に別体に形成されたものの配設のための関連構成を考慮
する必要もなく、他のフレーム等との関連に頓着するこ
ともないので設計の自由度が増し、しかも、落込み巻込
み防止プレート1を何ら取付部材を要することなく、ク
ランク軸6をハンガーラグ2に対して螺子環5を介して
軸支する際に、螺子環5のフランジ5Aとハンガーラグ
2の端面との間に挟持固定されて、同時にきわめて確実
で容易に組み付けられることになる。かくして、駆動チ
ェン10が少なくともインナスプロケット9から軸方向
に離脱して落ち込もうとしても、充分に上方に延設され
た落込み防止部1Aによってこの落込みを防止すること
ができる。該落込み防止機能は前記落込み防止部1Aが
充分に上方に延設されていることによって、センタスプ
ロケット8および外径の大きなアウタスプロケット7に
対しても有効に作用する。また、変速時等において緩み
を伴う動作によりチェン10が巻き上げられても、後方
に延設されて各多段スプロケット9、8、7の歯先円に
近接して適合する各段部1F、1G、1Hを設けた巻込
み防止部1Bの存在により、クランク軸6とハンガーラ
グ2との間あるいはスプロケットとチェンステー4との
間へのチェン10の巻込みが有効に防止され、従来のも
ののようにチェンの巻込みからの離脱のために多くの労
力を要したり、手を負傷する虞れもなくなった。
の内周に螺合される螺子環(玉押し)5を介してクラン
ク軸6をハンガーラグ2に軸支するに際して、前記螺子
環5の外周に嵌合されて、そのフランジ5Aと前記ハン
ガーラグ2の端面との間に落込み巻込み防止プレート1
が挟持固定される。該落込み巻込み防止プレート1は、
充分に上方に延設された落込み防止部1Aと後方に延設
されて各多段スプロケットの歯先円に近接して適合する
各第1、第2および第3段部1F、1G、1Hを設けた
巻込み防止部1Bとを有するもので、これら落込み防止
部1Aと巻込み防止部1Bとは一体に形成される。以上
の構成により、落込み防止部1Aと巻込み防止部1Bと
が一体に形成されて構成が簡素化されたことから、例え
ばプレス等により1工程にて製作が可能で、従来のよう
に別体に形成されたものの配設のための関連構成を考慮
する必要もなく、他のフレーム等との関連に頓着するこ
ともないので設計の自由度が増し、しかも、落込み巻込
み防止プレート1を何ら取付部材を要することなく、ク
ランク軸6をハンガーラグ2に対して螺子環5を介して
軸支する際に、螺子環5のフランジ5Aとハンガーラグ
2の端面との間に挟持固定されて、同時にきわめて確実
で容易に組み付けられることになる。かくして、駆動チ
ェン10が少なくともインナスプロケット9から軸方向
に離脱して落ち込もうとしても、充分に上方に延設され
た落込み防止部1Aによってこの落込みを防止すること
ができる。該落込み防止機能は前記落込み防止部1Aが
充分に上方に延設されていることによって、センタスプ
ロケット8および外径の大きなアウタスプロケット7に
対しても有効に作用する。また、変速時等において緩み
を伴う動作によりチェン10が巻き上げられても、後方
に延設されて各多段スプロケット9、8、7の歯先円に
近接して適合する各段部1F、1G、1Hを設けた巻込
み防止部1Bの存在により、クランク軸6とハンガーラ
グ2との間あるいはスプロケットとチェンステー4との
間へのチェン10の巻込みが有効に防止され、従来のも
ののようにチェンの巻込みからの離脱のために多くの労
力を要したり、手を負傷する虞れもなくなった。
【0011】また、前記落込み防止部1Aと巻込み防止
部1Bとの中間部には、前記ハンガーラグ2の近傍に当
接する回止め1Cを突設したことにより、落込み巻込み
防止プレート1を螺子環5のフランジ5Aとハンガーラ
グ2の端面との間に挟持固定する際の、落込み巻込み防
止プレート1の螺子環5との摩擦による左方向への回動
(螺子環5は左螺子であるため)が防止される。また、
前記回止め1Cを係止すべきチェンステー4等に対して
ほぼ起立状態に設ければ、その保持効果はより確実とな
る。さらに、前記落込み防止部1Aと巻込み防止部1B
とにそれぞれチェンケース取付孔1D、1Dを穿設した
ので、落込み巻込み防止プレート1を利用して必要に応
じてチェンケースを容易に設置することが可能になり、
チェンケース取付けのためのステー等を別途準備する必
要なくして、自転車の泥濘地走行に迅速に対応すること
が可能になる。さらにまた、本発明の落込み巻込み防止
プレートを、予め異なった寸法の数種類の落込み防止部
や巻込み防止部を組み合わせて一体に構成しておくなら
ば、種々の寸法の多段スプロケットを備えた変速装置に
対応するための部品の共通化が図れて経済的である。ま
た、落込み防止部の側面に耐磨耗や滑り性のよい板体を
付設して、落込み防止部やチェンの寿命を伸ばすことも
できる。
部1Bとの中間部には、前記ハンガーラグ2の近傍に当
接する回止め1Cを突設したことにより、落込み巻込み
防止プレート1を螺子環5のフランジ5Aとハンガーラ
グ2の端面との間に挟持固定する際の、落込み巻込み防
止プレート1の螺子環5との摩擦による左方向への回動
(螺子環5は左螺子であるため)が防止される。また、
前記回止め1Cを係止すべきチェンステー4等に対して
ほぼ起立状態に設ければ、その保持効果はより確実とな
る。さらに、前記落込み防止部1Aと巻込み防止部1B
とにそれぞれチェンケース取付孔1D、1Dを穿設した
ので、落込み巻込み防止プレート1を利用して必要に応
じてチェンケースを容易に設置することが可能になり、
チェンケース取付けのためのステー等を別途準備する必
要なくして、自転車の泥濘地走行に迅速に対応すること
が可能になる。さらにまた、本発明の落込み巻込み防止
プレートを、予め異なった寸法の数種類の落込み防止部
や巻込み防止部を組み合わせて一体に構成しておくなら
ば、種々の寸法の多段スプロケットを備えた変速装置に
対応するための部品の共通化が図れて経済的である。ま
た、落込み防止部の側面に耐磨耗や滑り性のよい板体を
付設して、落込み防止部やチェンの寿命を伸ばすことも
できる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1〜図3は本発明の第1実施例を示すもので、
図1(A)は多段スプロケットを除いたハンガーラグ近
傍の車体右側から見た(図1(B)のC矢視)側面図で
あり、図1(B)はハンガーラグ近傍の底面図(図1
(A)のA矢視)である。図2はハンガーラグ近傍を前
方から見た(図1(A)のB矢視)正面図であり、図3
は落込み巻込み防止プレートのプレス前の正面図および
プレス後の斜視図である。図1に示すように、左右一対
のチェンステー4との連結部となる立パイプ3の下端に
配設されるハンガーラグ2には図示しないベアリングを
介してペダルクランク軸(以下クランク軸と称する。)
6が回転自在に軸支される。前記ハンガーラグ2の内周
には左右の螺子環(玉押し)5、5(左側は図示省略)
の外周に刻設された螺子を螺合する螺子が刻設されてお
り、前記左右の螺子環5、5をハンガーラグ2に螺合す
ることにより前記クランク軸6を軸支することができ
る。一方、前記クランク軸6のボス部6Aには、外側か
ら順次内側へ向かって、大、中および小径のスプロケッ
ト7、8および9が配置固定され、これらのスプロケッ
トの1つと図示しない後輪の多段スプロケットにおける
変速選択されたものとの間にチェン10が懸回される。
する。図1〜図3は本発明の第1実施例を示すもので、
図1(A)は多段スプロケットを除いたハンガーラグ近
傍の車体右側から見た(図1(B)のC矢視)側面図で
あり、図1(B)はハンガーラグ近傍の底面図(図1
(A)のA矢視)である。図2はハンガーラグ近傍を前
方から見た(図1(A)のB矢視)正面図であり、図3
は落込み巻込み防止プレートのプレス前の正面図および
プレス後の斜視図である。図1に示すように、左右一対
のチェンステー4との連結部となる立パイプ3の下端に
配設されるハンガーラグ2には図示しないベアリングを
介してペダルクランク軸(以下クランク軸と称する。)
6が回転自在に軸支される。前記ハンガーラグ2の内周
には左右の螺子環(玉押し)5、5(左側は図示省略)
の外周に刻設された螺子を螺合する螺子が刻設されてお
り、前記左右の螺子環5、5をハンガーラグ2に螺合す
ることにより前記クランク軸6を軸支することができ
る。一方、前記クランク軸6のボス部6Aには、外側か
ら順次内側へ向かって、大、中および小径のスプロケッ
ト7、8および9が配置固定され、これらのスプロケッ
トの1つと図示しない後輪の多段スプロケットにおける
変速選択されたものとの間にチェン10が懸回される。
【0013】本発明では、前記螺子環5を介してクラン
ク軸6をハンガーラグ2に軸支するに際して、前記螺子
環5のフランジ5Aとハンガーラグ2の端面との間に落
込み巻込み防止プレート1を挟持固定するものである。
落込み巻込み防止プレート1は、ほぼその中央に前記螺
子環5の外周に嵌合される螺子環挿入開口1Eを有し、
ここから充分に上方に延設された落込み防止部1Aと後
方にほぼ水平状に延設されて前記各多段スプロケット
9、8および7の歯先円に近接して適合する各第1、第
2および第3段部1F、1Gおよび1Hを設けた巻込み
防止部1Bとを有するもので、これら落込み防止部1A
と巻込み防止部1Bとは一体に形成される。また、前記
落込み防止部1Aと巻込み防止部1Bとの中間部には、
前記ハンガーラグ2の近傍に当接する回止め1Cが突設
される。該回止め1Cは、図2に示すようにチェンステ
ー4の上部に係止され、落込み巻込み防止プレート1を
螺子環5のフランジ5Aとハンガーラグ2の端面との間
に挟持固定する際の、落込み巻込み防止プレート1の螺
子環5との摩擦による左方向への回動(螺子環5は左螺
子であるため)が防止される。さらに、前記落込み防止
部1Aと巻込み防止部1Bとには、それぞれ図示しない
チェンケースのためのチェンケース取付孔1D、1Dが
穿設される。図3に示すように、落込み巻込み防止プレ
ート1は図3(A)のような形状の平板状の金属板を図
3(B)に示すようにプレスによって一度に形成しても
よいし、強化プラスチック等によりモールド成形しても
よい。
ク軸6をハンガーラグ2に軸支するに際して、前記螺子
環5のフランジ5Aとハンガーラグ2の端面との間に落
込み巻込み防止プレート1を挟持固定するものである。
落込み巻込み防止プレート1は、ほぼその中央に前記螺
子環5の外周に嵌合される螺子環挿入開口1Eを有し、
ここから充分に上方に延設された落込み防止部1Aと後
方にほぼ水平状に延設されて前記各多段スプロケット
9、8および7の歯先円に近接して適合する各第1、第
2および第3段部1F、1Gおよび1Hを設けた巻込み
防止部1Bとを有するもので、これら落込み防止部1A
と巻込み防止部1Bとは一体に形成される。また、前記
落込み防止部1Aと巻込み防止部1Bとの中間部には、
前記ハンガーラグ2の近傍に当接する回止め1Cが突設
される。該回止め1Cは、図2に示すようにチェンステ
ー4の上部に係止され、落込み巻込み防止プレート1を
螺子環5のフランジ5Aとハンガーラグ2の端面との間
に挟持固定する際の、落込み巻込み防止プレート1の螺
子環5との摩擦による左方向への回動(螺子環5は左螺
子であるため)が防止される。さらに、前記落込み防止
部1Aと巻込み防止部1Bとには、それぞれ図示しない
チェンケースのためのチェンケース取付孔1D、1Dが
穿設される。図3に示すように、落込み巻込み防止プレ
ート1は図3(A)のような形状の平板状の金属板を図
3(B)に示すようにプレスによって一度に形成しても
よいし、強化プラスチック等によりモールド成形しても
よい。
【0014】以上のように構成したことにより、落込み
防止部1Aと巻込み防止部1Bとが一体に形成されて構
成が簡素化されたことから、例えばプレス等により1工
程にて製作が可能で、従来のように別体に形成されたも
のの配設のための関連構成を考慮する必要もなく、他の
フレーム等との関連に頓着することもないので設計の自
由度が増す。しかも、クランク軸6をハンガーラグ2に
対して螺子環5の螺合により軸支する際に螺子環5のフ
ランジ5Aとハンガーラグ2の端面との間に挟持固定す
るだけで、落込み巻込み防止プレート1を何ら取付部材
を要することなくきわめて確実で容易に組み付けられる
ことが可能になる。しかも、その組付けによって、多段
スプロケット9、8および7の歯先円に対する巻込み防
止部1Bにおける各段部1F、1Gおよび1Hの位置も
最適に設定されるものである。
防止部1Aと巻込み防止部1Bとが一体に形成されて構
成が簡素化されたことから、例えばプレス等により1工
程にて製作が可能で、従来のように別体に形成されたも
のの配設のための関連構成を考慮する必要もなく、他の
フレーム等との関連に頓着することもないので設計の自
由度が増す。しかも、クランク軸6をハンガーラグ2に
対して螺子環5の螺合により軸支する際に螺子環5のフ
ランジ5Aとハンガーラグ2の端面との間に挟持固定す
るだけで、落込み巻込み防止プレート1を何ら取付部材
を要することなくきわめて確実で容易に組み付けられる
ことが可能になる。しかも、その組付けによって、多段
スプロケット9、8および7の歯先円に対する巻込み防
止部1Bにおける各段部1F、1Gおよび1Hの位置も
最適に設定されるものである。
【0015】かくして、駆動チェン10が少なくともイ
ンナスプロケット9から軸方向に離脱して落ち込もうと
しても、充分に上方に延設された落込み防止部1Aによ
ってこの落込みを防止することができ、該落込み防止機
能は前記落込み防止部1Aが充分に上方に延設されてい
ることによって、センタスプロケット8および外径の大
きなアウタスプロケット7に対しても有効に作用する。
また、変速時等において緩みを伴う動作によりチェン1
0が巻き上げられても、後方に延設されて各多段スプロ
ケット9、8、7の歯先円に近接して適合する各段部1
F、1G、1Hを設けた巻込み防止部1Bの存在によ
り、クランク軸6とハンガーラグ2との間あるいはスプ
ロケットとチェンステー4との間へのチェン10の巻込
みが有効に防止され、従来のもののようにチェンの巻込
みからの離脱のために多くの労力を要したり、手を負傷
する虞れもなくなった。
ンナスプロケット9から軸方向に離脱して落ち込もうと
しても、充分に上方に延設された落込み防止部1Aによ
ってこの落込みを防止することができ、該落込み防止機
能は前記落込み防止部1Aが充分に上方に延設されてい
ることによって、センタスプロケット8および外径の大
きなアウタスプロケット7に対しても有効に作用する。
また、変速時等において緩みを伴う動作によりチェン1
0が巻き上げられても、後方に延設されて各多段スプロ
ケット9、8、7の歯先円に近接して適合する各段部1
F、1G、1Hを設けた巻込み防止部1Bの存在によ
り、クランク軸6とハンガーラグ2との間あるいはスプ
ロケットとチェンステー4との間へのチェン10の巻込
みが有効に防止され、従来のもののようにチェンの巻込
みからの離脱のために多くの労力を要したり、手を負傷
する虞れもなくなった。
【0016】さらに、前記落込み防止部1Aと巻込み防
止部1Bとの中間部には、前記ハンガーラグ2の近傍に
当接する回止め1Cを突設したことにより、落込み巻込
み防止プレート1を螺子環5のフランジ5Aとハンガー
ラグ2の端面との間に挟持固定する際の、落込み巻込み
防止プレート1の螺子環5との摩擦による左方向への回
動が防止される。また、前記回止め1Cを係止すべきチ
ェンステー4等に対してほぼ起立状態に設ければ、その
保持効果はより確実となる。 また、前記落込
み防止部1Aと巻込み防止部1Bとには、それぞれ図示
しないチェンケースのためのチェンケース取付孔1D、
1Dが穿設されているので、落込み巻込み防止プレート
1を利用して必要に応じてチェンケースを容易に設置す
ることが可能になり、チェンケース取付けのためのステ
ー等を別途準備する必要なくして、自転車の泥濘地走行
に迅速に対応することが可能になる。
止部1Bとの中間部には、前記ハンガーラグ2の近傍に
当接する回止め1Cを突設したことにより、落込み巻込
み防止プレート1を螺子環5のフランジ5Aとハンガー
ラグ2の端面との間に挟持固定する際の、落込み巻込み
防止プレート1の螺子環5との摩擦による左方向への回
動が防止される。また、前記回止め1Cを係止すべきチ
ェンステー4等に対してほぼ起立状態に設ければ、その
保持効果はより確実となる。 また、前記落込
み防止部1Aと巻込み防止部1Bとには、それぞれ図示
しないチェンケースのためのチェンケース取付孔1D、
1Dが穿設されているので、落込み巻込み防止プレート
1を利用して必要に応じてチェンケースを容易に設置す
ることが可能になり、チェンケース取付けのためのステ
ー等を別途準備する必要なくして、自転車の泥濘地走行
に迅速に対応することが可能になる。
【0017】図4は本発明の第2実施例を示すもので、
本実施例は前記第1実施例と同様に、落込み巻込み防止
プレート1を構成する落込み防止部1Aと巻込み防止部
1B巻込み防止プレートとが一体に構成されているが、
該落込み巻込み防止プレート1として、予め異なった寸
法の数種類の落込み防止部1A、1A’や巻込み防止部
1B、1B’を組み合わせて螺子等により組み立てて一
体に構成しておくものである。これによって、種々の寸
法の多段スプロケットを備えた変速装置に対応するため
の部品の共通化が図れて経済的である他、落込み防止部
1Aおよび巻込み防止部1Bとして用途に応じて種々の
材質のものを組み合わせて採用することも可能になる。
本実施例は前記第1実施例と同様に、落込み巻込み防止
プレート1を構成する落込み防止部1Aと巻込み防止部
1B巻込み防止プレートとが一体に構成されているが、
該落込み巻込み防止プレート1として、予め異なった寸
法の数種類の落込み防止部1A、1A’や巻込み防止部
1B、1B’を組み合わせて螺子等により組み立てて一
体に構成しておくものである。これによって、種々の寸
法の多段スプロケットを備えた変速装置に対応するため
の部品の共通化が図れて経済的である他、落込み防止部
1Aおよび巻込み防止部1Bとして用途に応じて種々の
材質のものを組み合わせて採用することも可能になる。
【0018】図5は本発明の第3実施例を示すもので、
本実施例は前記第1実施例のプレス等により形成した落
込み巻込み防止プレート1における落込み防止部1Aの
側面に耐磨耗や滑り性のよい板体1Fを付設することに
よって、落込み防止部1Aのチェン10との摺接による
損傷や、チェン10の構成リンク間の枢軸端面の磨耗損
傷等が防止され、チェンの寿命を大幅に伸ばすことがで
きる。
本実施例は前記第1実施例のプレス等により形成した落
込み巻込み防止プレート1における落込み防止部1Aの
側面に耐磨耗や滑り性のよい板体1Fを付設することに
よって、落込み防止部1Aのチェン10との摺接による
損傷や、チェン10の構成リンク間の枢軸端面の磨耗損
傷等が防止され、チェンの寿命を大幅に伸ばすことがで
きる。
【0019】以上、各実施例について説明したが、本発
明の趣旨の範囲内で、落込み巻込み防止プレートの形
状、材質およびそのハンガーラグ部における取付形態、
回止めおよびチェンケース取付孔の位置、数、スプロケ
ットとクランク軸との固定形態等については、適宜採用
できることは言うまでもない。
明の趣旨の範囲内で、落込み巻込み防止プレートの形
状、材質およびそのハンガーラグ部における取付形態、
回止めおよびチェンケース取付孔の位置、数、スプロケ
ットとクランク軸との固定形態等については、適宜採用
できることは言うまでもない。
【0020】
【発明の効果】以上詳細に説明してきたように、本発明
によれば、落込み防止部と巻込み防止部とが一体に形成
されて構成が簡素化されたことから、例えばプレス等に
より1工程にて製作が可能で、従来のように別体に形成
されたものの配設のための関連構成を考慮する必要もな
く、他のフレーム等との関連に頓着することもないので
設計の自由度が増し、落込み巻込み防止プレートを何ら
取付部材を要することなく、クランク軸をハンガーラグ
に対して螺子環を介して軸支する際に、螺子環のフラン
ジとハンガーラグの端面との間に挟持固定されて、同時
にきわめて確実で容易に組み付けられる。そして、駆動
チェンが軸方向に離脱して落ち込もうとしても、充分に
上方に延設された落込み防止部によって防止することが
でき、センタスプロケットおよび外径の大きなアウタス
プロケットに対しても有効に作用する。また、変速時等
において緩みを伴う動作によりチェンが巻き上げられる
ことがあっても、前記落込み防止部と一体に構成されて
後方に延設されて各多段スプロケットの歯先円に近接し
て適合する各段部を設けた巻込み防止部の存在により、
クランク軸とハンガーラグとの間あるいはスプロケット
とチェンステーとの間へのチェンの巻込みが有効に防止
され、従来のもののようにチェンの巻込みからの離脱の
ために多くの労力を要したり、手を負傷する虞れもなく
なった。
によれば、落込み防止部と巻込み防止部とが一体に形成
されて構成が簡素化されたことから、例えばプレス等に
より1工程にて製作が可能で、従来のように別体に形成
されたものの配設のための関連構成を考慮する必要もな
く、他のフレーム等との関連に頓着することもないので
設計の自由度が増し、落込み巻込み防止プレートを何ら
取付部材を要することなく、クランク軸をハンガーラグ
に対して螺子環を介して軸支する際に、螺子環のフラン
ジとハンガーラグの端面との間に挟持固定されて、同時
にきわめて確実で容易に組み付けられる。そして、駆動
チェンが軸方向に離脱して落ち込もうとしても、充分に
上方に延設された落込み防止部によって防止することが
でき、センタスプロケットおよび外径の大きなアウタス
プロケットに対しても有効に作用する。また、変速時等
において緩みを伴う動作によりチェンが巻き上げられる
ことがあっても、前記落込み防止部と一体に構成されて
後方に延設されて各多段スプロケットの歯先円に近接し
て適合する各段部を設けた巻込み防止部の存在により、
クランク軸とハンガーラグとの間あるいはスプロケット
とチェンステーとの間へのチェンの巻込みが有効に防止
され、従来のもののようにチェンの巻込みからの離脱の
ために多くの労力を要したり、手を負傷する虞れもなく
なった。
【0021】また、前記落込み防止部と巻込み防止部と
の中間部には、前記ハンガーラグの近傍に当接する回止
めを突設したことにより、落込み巻込み防止プレートを
螺子環のフランジとハンガーラグの端面との間に挟持固
定する際の、落込み巻込み防止プレートの螺子環との摩
擦による左方向への回動が防止される。さらに、前記落
込み防止部と巻込み防止部とにそれぞれチェンケース取
付孔を穿設したので、落込み巻込み防止プレートを利用
して必要に応じてチェンケースを容易に設置することが
可能になり、チェンケース取付けのためのステー等を別
途準備する必要なくして、自転車の泥濘地走行に迅速に
対応することが可能になる。このように本発明によれ
ば、多段スプロケットにも対応できて駆動チェンの落込
みおよび巻込みの両方の機能を併せ持ち、組付けが確実
かつ容易で、チェンケースの取付けも可能な簡素な構成
の自転車用チェンの落込みおよび巻込み防止装置が提供
される。
の中間部には、前記ハンガーラグの近傍に当接する回止
めを突設したことにより、落込み巻込み防止プレートを
螺子環のフランジとハンガーラグの端面との間に挟持固
定する際の、落込み巻込み防止プレートの螺子環との摩
擦による左方向への回動が防止される。さらに、前記落
込み防止部と巻込み防止部とにそれぞれチェンケース取
付孔を穿設したので、落込み巻込み防止プレートを利用
して必要に応じてチェンケースを容易に設置することが
可能になり、チェンケース取付けのためのステー等を別
途準備する必要なくして、自転車の泥濘地走行に迅速に
対応することが可能になる。このように本発明によれ
ば、多段スプロケットにも対応できて駆動チェンの落込
みおよび巻込みの両方の機能を併せ持ち、組付けが確実
かつ容易で、チェンケースの取付けも可能な簡素な構成
の自転車用チェンの落込みおよび巻込み防止装置が提供
される。
【図1】本発明の第1実施例を示すもので、図1(A)
は多段スプロケットを除いたハンガーラグ近傍の車体右
側から見た側面図であり、図1(B)はハンガーラグ近
傍の底面図である。
は多段スプロケットを除いたハンガーラグ近傍の車体右
側から見た側面図であり、図1(B)はハンガーラグ近
傍の底面図である。
【図2】本発明の第1実施例を示すもので、ハンガーラ
グ近傍を前方から見た正面図である。
グ近傍を前方から見た正面図である。
【図3】本発明の第1実施例を示すもので、落込み巻込
み防止プレートのプレス前の正面図およびプレス後の斜
視図である。
み防止プレートのプレス前の正面図およびプレス後の斜
視図である。
【図4】本発明の第2実施例の落込み巻込み防止プレー
トを示す図である。
トを示す図である。
【図5】本発明の第3実施例の落込み巻込み防止プレー
トを示す図である。
トを示す図である。
【図6】第1の従来例を示す斜視図である。
【図7】第2の従来例を示す底面図である。
【図8】第3の従来例を示す斜視図である。
1 落込み巻込み防止プレート 1A 落込み防止部 1B 巻込み防止部 1C 回止め 1D チェンケース取付孔 1E 螺子環挿入開口 1F〜1H 段部 2 ハンガーラグ 3 立パイプ 4 チェンステー 5 螺子環(玉押し) 5A 螺子環フランジ 6 クランク軸 7〜9 スプロケット 10 チェン
Claims (4)
- 【請求項1】 クランク軸を軸支して立パイプの下端に
配設されるハンガーラグと前記クランク軸に固定された
多段スプロケットとの間に配置された駆動チェンの落込
み防止装置が前記駆動チェンの軸方向への落込みを防止
する落込み防止部および前記駆動チェンのクランク軸と
ハンガーラグとの間あるいはスプロケットとチェンステ
ーとの間への巻込みを防止する巻込み防止部とを一体に
備えたことを特徴とする自転車用チェンの落込みおよび
巻込み防止装置。 - 【請求項2】 前記落込みおよび巻込み防止装置は、ハ
ンガーラグの内周に螺合される螺子環のフランジと前記
ハンガーラグの端面との間に挟持固定されるとともに、
充分に上方に延設された落込み防止部と後方に延設され
て前記各多段スプロケットの歯先円に近接して適合する
各段部を設けた巻込み防止部とを有することを特徴とす
る請求項1に記載の自転車用チェンの落込みおよび巻込
み防止装置。 - 【請求項3】 前記落込み防止部と巻込み防止部との中
間部に前記ハンガーラグ近傍に当接する回止めを突設し
たことを特徴とする請求項1または2に記載の自転車用
チェンの落込みおよび巻込み防止装置。 - 【請求項4】 前記落込み防止部と巻込み防止部とにそ
れぞれチェンケース取付孔を穿設したことを特徴とする
請求項1ないし3のいずれかに記載の自転車用チェンの
落込みおよび巻込み防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7138018A JPH08324480A (ja) | 1995-06-05 | 1995-06-05 | 自転車用チェンの落込みおよび巻込み防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7138018A JPH08324480A (ja) | 1995-06-05 | 1995-06-05 | 自転車用チェンの落込みおよび巻込み防止装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08324480A true JPH08324480A (ja) | 1996-12-10 |
Family
ID=15212139
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7138018A Pending JPH08324480A (ja) | 1995-06-05 | 1995-06-05 | 自転車用チェンの落込みおよび巻込み防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08324480A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0936134A1 (en) * | 1998-02-13 | 1999-08-18 | Shimano Inc. | Protective plate for a bicycle |
| CN100418843C (zh) * | 2004-12-09 | 2008-09-17 | 株式会社岛野 | 自行车用曲柄链轮 |
| EP1867563A3 (en) * | 2006-06-15 | 2009-03-25 | Shimano Inc. | Bicycle front derailleur |
| EP3351471A1 (en) * | 2013-03-15 | 2018-07-25 | Wick Werks, LLC | Single pivot front derailleur and dual-sided chain catcher |
| CN112441164A (zh) * | 2019-08-27 | 2021-03-05 | 本田技研工业株式会社 | 鞍乘型车辆 |
-
1995
- 1995-06-05 JP JP7138018A patent/JPH08324480A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0936134A1 (en) * | 1998-02-13 | 1999-08-18 | Shimano Inc. | Protective plate for a bicycle |
| US6117032A (en) * | 1998-02-13 | 2000-09-12 | Shimano, Inc. | Protective plate for bicycle chain |
| CN100418843C (zh) * | 2004-12-09 | 2008-09-17 | 株式会社岛野 | 自行车用曲柄链轮 |
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