JPH0832460B2 - サーマルヘッド駆動回路 - Google Patents

サーマルヘッド駆動回路

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JPH0832460B2
JPH0832460B2 JP62278496A JP27849687A JPH0832460B2 JP H0832460 B2 JPH0832460 B2 JP H0832460B2 JP 62278496 A JP62278496 A JP 62278496A JP 27849687 A JP27849687 A JP 27849687A JP H0832460 B2 JPH0832460 B2 JP H0832460B2
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博之 佐藤
康之 鈴木
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、熱転写式プリンタ又は感熱式プリンタのサ
ーマルヘッド駆動回路に関する。
[従来技術] 従来、この種の感熱プリンタのサーマルヘッド駆動回
路としては、例えば第10図のものが知られている。
第10図において、1は1画素ライン毎に階調に相応し
た画像データDnを出力する画像データ出力回路であり、
画像データ出力回路5からの画像データDnは、コンパレ
ータ6でリファレンスデータ出力回路5からのリファレ
ンスデータDrと比較され、この比較結果に応じたパルス
がサーマルヘッド7に印加される。サーマルヘッド7は
コンパレータ6からの印加パルスに応じて感熱ドットの
オン、オフ制御を行ない、印加パルスのパルス幅に応じ
た熱エネルギーを発生して1つの画素の濃度表現を行な
う。即ち、1画素ラインの期間に与えられる印加パルス
が長ければ濃度の高い1画素ラインが形成され、印加パ
ルスが短ければ濃度の低い1画素ラインが形成される。
コンパレータ6に1画素ラインのプリント期間を通じ
て順次出力されるリファレンスデータDrはリファレンス
データ出力回路5のROM4に格納されている。このROM4の
内容は、第11図に示すように、アドレス0〜n番地にリ
ファレンスデータDrの値がDr=0〜nとして小さい順に
格納されている。ROM4はクロック発生器2からのクロッ
クを計数することによりアドレスを発生するアドレス発
生器3からのアドレス情報を受け、このアドレスに対応
するリファレンスデータDrの値を出力する。
第12図に画像データDnがDn=4の場合のタイミングチ
ャートを示す。
第12図において、まず1画素ラインのプリント開始直
前にアドレス発生回路3のカウンタがリセットされ、1
画素ラインのプリント開始で得られるクロックの計数に
よりROM4のアドレスを0〜nの順番に順次指定し、リフ
ァレンスデータとしてDr=0,1,2,3,・・・n−1,nを1
画素ラインのプリント終了までの間に出力する。このリ
ファレンスデータDrのそれぞれはコンパレータ6で画像
データDn=4と比較され。
コンパレータ6は (画像データ)≦(リファレンスデータ) でLレベル出力 (画像データ)>(リファレンスデータ) でHレベル出力 を生ずる。
即ち、画像データDn=4の場合には、最初にリファレ
ンスデータDrがDr=0,1,2,3,4となっている間、コンパ
レータ6がHレベル出力を生じ、このHレベル出力の継
続でなる印加パルスによってサーマルヘッド7の感熱動
作を行なわせる。
第13図は、画像データDn=0〜nのそれぞれに対する
リファレンスデータとの比較でサーマルヘッドに出力さ
れる印加パルスを示す。
第13図において、全ての印加パルスは1画素ラインの
プリントスタートで出力され、画素データに応じたパル
ス幅となる。即ち、印加パルスは、画素データが小さい
ほど1画素ライン内のラインスタート側で印加され、画
像データが大きいほどライン全体に印加される。
このような印加パルスを用紙連続送りを受けているサ
ーマルヘッド7に供給して画素形成を行なうと、その濃
度分布は第14図に示すように、1画素ラインの中に山形
に変化する濃度分布を生ずる。この濃度分布は、最高濃
度値がライン中央に存在し、且つ濃度分布が左右対象な
所謂ラプラス分布とはならず、山の頂点がラインエンド
側に片寄る。これは用紙の連続送りとサーマルヘッドの
温度特性によるものである。
このような濃度分布で形成された画素は、第15図に示
すようになる。即ち、画像データが小さいほど画素はス
タートライン側に形成され、画素データが大きいほどラ
イン全体に形成される。
そのため、このような画素によって画面を形成する
と、第16図に示すようになり、画素中心が用紙送り方向
(左側)のみに揃い、横方向及び斜め方向において揃わ
なくなり、その結果、解像度が劣化し、ぼけの原因とな
る。
このような画素中心のずれによる解像度劣下の問題に
対し本願発明者にあっては、第17図に示すように、ROM4
のアドレス0〜nに、まず奇数のリファレンスデータを
大きい順に、即ち、n−1,n−3,・・・1の順に格納
し、0を格納した後は偶数のリファレンスデータを小さ
い順に、即ち、2,・・・n−2,nの順に格納し、このよ
うな順番に格納したリファレンスデータをクロックの計
数によるアドレス指定で順次出力するようにした方式を
提案している。
このリファレンスデータ出力方式によれば、例えば画
像データDnがDn=4のときには第18図のタイミングチャ
ートに示す印加パルスがコンパレータ6の比較結果とし
て得られ、この場合の画像データD−0〜nのそれぞれ
に対する印加パルスは第19図に示すように、印加パルス
の中心をライン中央に一致させることができる。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、第19図に示すようにライン中央に中心
が一致する印加パルスを発生することができても、サー
マルヘッドにパルスを印加したときの濃度分布は第20図
に示すようになり、従来に比べ濃度分布の山の頂点をラ
イン中心に近づけることはできるが、左右対象とはなら
ず、理想的なラプラス分布とはならない。
このため各画像データに対応した画素の形成は第21図
に示すようにライン中心から少しエンド側にずれた位置
に行なわれ、この画素形成により画面を構成すると、第
22図に示すように、まだライン中心と画素中心が一致せ
ず、解像度の劣下防止には不十分である。
[問題点を解決するための手段] 本発明、このような問題点に鑑みてなされたもので、
山形の濃度分部が左右対象で且つ画素中心と1画素ライ
ンの中心が一致する解像度の高い画素を形成することの
できるサーマルヘッド駆動回路を提供することを目的と
する。
この目的を達成するため本発明にあっては、1画素ラ
インのプリント期間毎に、リファレンスデータを変化さ
せながら画像データと比較し、この比較結果から得られ
るパルスでサーマルヘッドをオン、オフ制御して画像デ
ータに応じた濃度を連続送りされる用紙上に得る如く構
成した感熱プリンタのサーマルヘッド駆動回路に於い
て、1画素ラインの濃度分布がラプラス分布になるよう
にリファレンスデータ出力回路による1画素ライン毎の
リファレンスデータの出力特性を、1画素ラインのプリ
ント期間の中央の時点よりもプリント開始側の時点に近
いタイミングに極小点をもつデータ分布曲線として構成
したものである。
[作用] このような本発明のサーマルヘッド駆動回路にあって
は、感熱プリンタにおける用紙連続送りとサーマルヘッ
ドの温度特性に依存した1画素ラインの濃度分布の逆特
性としてリファレンスデータの出力特性が設定されてい
るため、リファレンスデータと画像データとの比較制御
で得られた1画素の濃度分部は、1画素ラインの中心に
山形の頂点が一致し、且つ頂点に対し左右の濃度分部が
対象となる画像を形成することができ、このような画素
によって構成される画面は、画素中心が縦方向、横方向
及び斜め方向の全ての方向で揃い、解像度の劣化を防止
することができる。
[実施例] 第1図は本発明のサーマルヘッド駆動回路に設けられ
たROMに格納されるリファレンスデータの出力特性に示
したグラフ図である。
第1図において、横軸は1画素ラインのプリント時
間、即ち、ラインスタートからラインエンドまでを示
し、縦軸に0〜nの値をとるリファレンスデータを示し
ている。このリファレンスデータの出力特性は、1画素
ラインのプリント開始時(ラインスタート時)とプリン
ト終了時(ラインエンド時)にはリファレンスデータの
最高値n、あるいはそれに近い値とし、且つその中間で
極小値を持つデータ分布曲線を描くようにしており、更
に望ましくは1画素ラインのプリント期間の中央の時点
よりもプリント開始側の時点に近いタイミングに極小値
を持つデータ分布曲線としている。
この第1図に示すリファレンスデータの出力特性はサ
ーマルヘッドにパルスを印加したときの温度特性と、こ
の温度特性に依存して得られる1画素ラインの濃度分布
の特性から決められる。
第2図は印加パルスとサーマルヘッド発熱体の温度特
性を示したもので、図示の特性から明らかなように、パ
ルス印加時の発熱体温度の立上がり特性と、印加パルス
をオフしたときの発熱体温度の立下がり特性は異なった
特性となる。更に本発明のサーマルヘッド駆動回路にあ
っては、等速にて連続送りされる用紙を印刷対象として
いるため、例えば1画素ライン全体に亘ってパルスを印
加したときの濃度分布は、第3図に示す1画素ライン内
での濃度分布となる。即ち、第3図の濃度分布から明ら
かなように、ライン中心と山形の濃度分布の頂点が一致
せず、更に山形の濃度分布の頂点の左右において濃度分
布が異なる非対称の特性が生じる。
そこで本発明にあっては第1図に示したように、第3
図に示した濃度分布の逆特性を持つようにリファレンス
データの出力特性を設定し、このようなリファレンスデ
ータの出力特性の設定により1画素ライン内での山形の
濃度分布の頂点をライン中心と一致させ、且つ山形の濃
度頂点に対し左右の濃度分布を対称とする所謂ラプラス
分布を実現するものである。
具体的には第10図に示したサーマルヘッド駆動回路と
同一の回路を使用し、ROM4に格納するリファレンスデー
タのみを変更する。
第4図は第1図のリファレンスデータの出力特性に基
づいてROM4に格納されたリファレンスデータDrの値を示
す。即ち、第4図のROM4にあっては、アドレス0〜mに
アドレスの増加により極小値「0」に向って減少するリ
ファレンスデータn−2,・・・5,2,0を格納し、引続く
アドレスm+1〜nに、極小値「0」から最大値「n」
に向かって、増加するリファレンスデータ1,3,・・・n
−1を格納している。
第5図は第1図のリファレンスデータの出力特性に基
づくリファレンスデータを格納した第4図のROM4を用い
た本発明によるサーマルヘッド駆動回路のタイミングチ
ャートを示す。
第5図において、1画素ラインのラインスタートから
クロックを計数することでアドレス発生回路3がROM4の
アドレスを発生し、このアドレス指定を受けてROM4より
出力されるリファレンスデータDrはクロック毎にn−2,
・・・5,2,0,1,3,3,・・・,n−3,n−1,nと変化する。即
ち、このリファレンスデータの変化は第3図に示した濃
度データの逆特性に一致する。
ROM4より得られたリファレンスデータDrはコンパレー
タ6で画像データDn=3と比較され、Dn≧DrときHレベ
ル出力を生じ、Dn<DrときLレベル出力を生ずる。即ち
第5図に示すように、画像データDn=3に対し最初はリ
ファレンスデータDrが大きいことから、サーマルヘッド
7に対する印加パルスはLレベルにあり、アドレスn−
1のタイミングでリファレンスデータがDr=2に下がる
と印加パルスがHレベルに立上がり、この印加パルスの
Hレベル状態はアドレスn+4でリファレンスデータが
Dr=4に上がるまで継続する。
このような本発明によるリファレンスデータの出力特
性により、画像データDn(D=0〜nの値をとる)のそ
れぞれに対する印加パルスは第6図に示す関係を持つ。
この第6図に示す印加パルスを受けてサーマルヘッド
が形成する1画素の濃度分布は第7図に示すようにな
り、いずれの画像データD=0〜nにおいても、山形の
濃度分布の頂点がライン中心と一致し、且つライン中心
に対し左右の濃度分布が対称となる理想的なラプラス分
布が得られる。
この第7図に示すラプラス分布を持つ濃度分布で1画
素を形成すると各画像データ毎に第8図に示す画素が得
られ、画素中心がラインの中央に揃い且つライン中心に
対し左右対称の画素分布を持つ。従って第8図に示すよ
うな画素形成により画面を構成すると、第9図に示すよ
うに画素中心が、縦、横及び斜め方向のすべてにおいて
揃い、画素の中心ずれによる解像度の劣化を確実に防止
できる。
[発明の効果] 以上説明してきたように本発明によれば、1画素ライ
ン毎のリファレンスデータの出力特性を1画素ラインの
プリント開始時と終了時には最高値、あるいはそれに近
い値とし、且つその中間で極小値を持つデータ分布曲線
を描くように構成したため、感熱プリンタにおける用紙
連続送りとサーマルヘッドの温度特性に依存した1画素
ラインの濃度分布の逆特性となるリファレンスデータの
出力特性が設定され、このようなリファレンスデータの
出力特性をリファレンスデータ設定用のROMに格納する
ことでサーマルヘッドにより得られる1画素の濃度分布
を山形の濃度分布の中心がライン中心に位置し、且つ山
形の頂点に対し左右対称の濃度分布となる理想的なラプ
ラス分布を実現し、このような画素形成により構成され
る画面においては画素中心が左右、上下及び斜め方向で
すべて揃って解像度の劣化を防止することができる。
また、リファレンスデータを格納するROMをデータ書
換え可能なRAMに変更することにより、色の重ね合せに
より色調を表現するプリンタにあっては、各色による濃
度分布特性の相違を簡単に補正することができるという
効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明で用いるリファレンスデータの出力特性
図、第2図はサーマルヘッドの温度特性図、第3図はサ
ーマルヘッドの濃度分布の特性図、第4図は第1図の特
性に基づくリファレンスデータを格納したROMの説明
図、第5図は本発明の動作を示したタイミングチャー
ト、第6図は本発明で得られる画像データに対する印加
パルスを示した説明図、第7図は本発明で得られる1画
素ラインの濃度分布を各画素データごとに示した特性
図、第8図は本発明で得られる各画像データ毎の画素形
成を示した説明図、第9図は本発明の画素形成で構成さ
れた画面の説明図、第10図は従来回路の説明図、第11図
は従来のROM説明図、第12図は従来回路のタイミングチ
ャート、第13図は従来の各画像データに対する印加パル
スを示した説明図、第14図は従来の1画素ラインの濃度
分布を各画像データについて示した特性図、第15図は従
来の各画像データに対する形成画素の説明図、第16図は
従来の形成画素による画面構成の説明図、第17図は本願
発明者等が既に提案しているリファレンスデータの発生
方式を採用したROMの説明図、第18図は第17図のROMを用
いたタイミングチャート、第19図は第17図のROMの使用
で得られる各画像データに対する印加パルスの説明図、
第20図は第19図の印加パルスによる1画素ラインの濃度
分布を各画像データについて示した特性図、第21図は第
17図のROMの使用で形成される画素の説明図、第22図は
第17図のROMの使用で形成される画素による画面構成の
説明図である。 1:画像データ出力回路 2:クロック発生器 3:アドレス発生器 4:ROM(リファレンスデータ格納) 5:リファレンスデータ出力回路 6:コンパレータ 7:サーマルヘッド

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1画素ライン分のプリント期間毎に、各階
    調レベルに相応して変化するリファレンスデータを順次
    出力するリファレンスデータ出力回路と、 画像データと前記リファレンスデータとの大小関係を比
    較し、該比較結果に応じてサーマルヘッドの各ドットを
    オン・オフ制御する制御回路とを有し、 1画素ラインのプリント期間中にリファレンスデータを
    変化させながら前記比較と制御を繰り返すことにより画
    像データに応じた濃度を連続送りされる用紙上に得るよ
    うに構成した感熱型プリンタのサーマルヘッド駆動回路
    において、 1画素ラインの濃度分布がラプラス分布になるように前
    記リファレンスデータ出力回路による1画素ライン毎の
    リファレンスデータの出力特性を、1画素ラインのプリ
    ント期間の中央の時点よりもプリント開始側の時点に近
    いタイミングに極小点をもつデータ分布曲線としたこと
    を特徴とするサーマルヘッド駆動回路。
JP62278496A 1987-11-04 1987-11-04 サーマルヘッド駆動回路 Expired - Lifetime JPH0832460B2 (ja)

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JP62278496A JPH0832460B2 (ja) 1987-11-04 1987-11-04 サーマルヘッド駆動回路

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Publication Number Publication Date
JPH01120365A JPH01120365A (ja) 1989-05-12
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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54161948A (en) * 1978-06-13 1979-12-22 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Method and apparatus for heat sensitive recording
JPS59111872A (ja) * 1982-12-17 1984-06-28 Victor Co Of Japan Ltd 熱転写型印刷装置

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JPH01120365A (ja) 1989-05-12

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