JPH08324735A - 幅方向に曲げ剛性の大きいコンベヤベルト - Google Patents

幅方向に曲げ剛性の大きいコンベヤベルト

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Publication number
JPH08324735A
JPH08324735A JP13194795A JP13194795A JPH08324735A JP H08324735 A JPH08324735 A JP H08324735A JP 13194795 A JP13194795 A JP 13194795A JP 13194795 A JP13194795 A JP 13194795A JP H08324735 A JPH08324735 A JP H08324735A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
belt
nylon
conveyor belt
weft
width direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13194795A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Sumino
真一 隅野
Masami Kojima
正美 小島
Takanari Tamura
敬成 田村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Bridgestone Corp filed Critical Bridgestone Corp
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Publication of JPH08324735A publication Critical patent/JPH08324735A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、コンベヤベルトに関し、特にベル
ト幅方向に大きな曲げ剛性が要求されるコンベヤベルト
に関するものである。 【構成】 繊維織物を芯体としたコンベヤ用ゴムベルト
において、前記繊維織物に使用するコンベヤベルト幅方
向の横糸の材質を化学構造の主鎖中に芳香族環を有する
脂肪族ポリアミドのモノフィラメントとしたことを特徴
とするコンベヤベルト。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンベヤベルトに関
し、特にベルト幅方向に大きな曲げ剛性が要求されるコ
ンベヤベルトに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ベルトはベルト幅方向の変形に対
しては比較的大きな抵抗を示すことが要求され、一方ベ
ルト長手方向に対して曲げ剛性が高いと案内ドラムの直
径を大きくしなければならないとか所要動力を余分に要
するということから小さな曲げ剛性が要求されている。
このため、ベルト幅方向に曲げ剛性を大きくする手段と
して、繊維織物の横糸にポリエステルモノフィラメント
を用いたものをベルトに挿入することが製造上および各
種性能状好ましく一般的に用いられてきた。ポリエステ
ルモノフィラメントは他の有機繊維に比べて最も経済的
に大きな曲げ剛性を得ることができるが、ゴムとの接着
性が悪く、それを補うためポリエステルモノフィラメン
トをナイロンマルチフィラメントで被覆した糸を製織し
て用いたりまた、ポリエステルモノフィラメントを横糸
として使用する場合は縦糸にナイロンマルチフィラメン
トを多数打ち込んでナイロン繊維とゴムとの接着力を強
固にして使用しなければならなかった。また、従来の6
ナイロン、66ナイロンのモノフィラメントでは、表1
に示すように十分な曲げ剛性を実現するための大きな曲
げ弾性率を得ることができなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は従来技術の有
する上記の問題点を解決することを目的として検討した
結果なされたものであり、本発明の目的は繊維織物の横
糸に芳香族環を有する脂肪族ポリアミド(以下、MXナ
イロンと称する)を使用することによりベルト幅方向に
大きな曲げ剛性を得るとともに接着性を確保することを
従来のように特別な工程・作業を必要とせずに達成する
ことにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために次の構成を採用したものである。即ち、
繊維織物を芯体としたコンベヤ用ゴムベルトにおいて、
繊維織物に使用するコンベヤベルト幅方向の横糸の材質
を化学構造の主鎖中に芳香族環を有する脂肪族ポリアミ
ド(MXナイロン)のモノフィラメントとしている。
【0005】また、繊維織物あるいはスチールワイヤー
ロープを芯体としたコンベヤ用ゴムベルトにおいて、芯
体の一部あるいは補強するために付加的に挿入した繊維
織物の横糸の材質を化学構造の主鎖中に芳香族環を有す
る脂肪族ポリアミドのモノフィラメントとしている。下
記の脂肪族ポリアミドがモノフィラメント繊維の具体例
である。
【0006】
【化1】
【0007】射出成形品の性能は表1のようになってい
る。
【0008】
【表1】
【0009】上記の表のように、引張弾性率および曲げ
剛性が他の繊維より優れていることが明らかである。ま
た、本MXナイロンφ0.6とポリエステルのφ0.5
のモノフィラメントの単糸の接着性能は表2のようにな
っている。
【0010】
【表2】
【0011】ゴム付着について本MXナイロンは、ポリ
エステル繊維に比べて優れていることが明らかである。
【0012】本発明の繊維補強材、即ちMXナイロンの
モノフィラメントを横糸としたベルトであれば、コンベ
ヤベルトの形状、構造等は特に限定されるものではな
く、使用目的、態様に応じて、コンベヤベルトの形状、
構造等を、多様に変化させることができる。
【0013】
【作用】上記の構成によれば、コンベヤ用ゴムベルトの
芯体の一部あるいは補強するために付加的に挿入した繊
維織物の横糸の材質としてMXナイロンのモノフィラメ
ントを用いているため、ベルト幅方向に大きな曲げ剛性
を得ることができるとともに、ゴムとの接着性もポリエ
ステルのモノフィラメントに比べて遥かに優れているた
め特別な加工をしなくともよく容易で安価にベルト幅方
向に大きな曲げ剛性を持つベルトを製造できる。
【0014】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、布層コンベヤベルトの一例を示すもので
ある。この布層コンベヤベルトAは、上カバー1、下カ
バー2、耳カバー3及び横糸がφ0.6のMXナイロン
のモノフィラメントからなり、縦糸がナイロン6の84
0デニール2本撚からなる布層4によって構成される。
本実施例では、布層4の枚数が2枚であるが、1枚以上
であればよく、用途・構造によって適宜決めればよい。
図2は、芯体帆布の上下にそれぞれ横糸がMXナイロン
のφ0.6のモノフィラメントからなり、縦糸が6ナイ
ロンの840デニール2本撚からなる布層4を2枚ずつ
配した構造の実施例を示す。
【0015】布層の構造例としては、図3に示す平織構
造、図4に示すストレートワープ構造等を挙げることが
できる。図3、図4において6が横糸、7が縦糸、8が
バインダー糸である。MXナイロンのモノフィラメント
は、これらの横糸6として使用される。
【0016】次に、本発明の実施例について比較例によ
り更に説明する。下記表3に実施例と比較例についての
ベルト横剛性についてのISO両持ちトラフ撓み試験の
結果を示してある。ベルト幅1500、1400、12
00mmの3種に対し150mmの長さのベルト試料片
を作成し、ベルト両端4点を24時間吊り下げた時の撓
み量を比較しているものである。なお、ベルトの構造に
ついては図2に示したものである。この結果から明らか
なように布層の横糸にMXナイロンを使用した本発明の
実施例はベルトの横剛性が20〜30%向上している。
【0017】
【表3】
【0018】次に、接着性について本発明のMXナイロ
ンと比較例のポリエステルモノフィラメントの比較を試
料片を用いた実験結果を表4で説明する。試料片は表3
で示した縦糸と横糸を組み合わせた布層2枚をゴム中に
埋め込み作成したものである。この試料片を25mm幅
にして布層間を剥離してその時の接着力とゴム付着の割
合を測定することにより接着性能を調べるものであり、
接着力では若干MXナイロンが優れているが、剥離面の
ゴム付着の割合では顕著な差が見られた。このように、
曲げ剛性を大きくすることができる一方、接着性も優れ
ていることが判明した。
【0019】
【表4】
【0020】
【発明の効果】以上に述べたところから明らかなよう
に、本発明によれば、ベルト幅方向に大きな曲げ剛性を
得ることができるとともに、従来のように特別な工程・
作業を必要とせずに接着性を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンベヤベルトの一例を示す断面図である。
【図2】芯体を持つコンベヤベルトの一例を示す断面図
である。
【図3】平織構造の一例を示す平面図である。
【図4】ストレ−トワープ織構造の一例を示す平面図で
ある。
【符号の説明】
A コンベヤベルト T モノフィラメント接着性能試験サンプル 1 上カバー 2 下カバー 3 耳カバー 4 布層(横糸がモノフィラメント) 5 芯体帆布 6 横糸 7 縦糸 8 バインダー糸

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 繊維織物を芯体としたコンベヤ用ゴムベ
    ルトにおいて、前記繊維織物に使用するコンベヤベルト
    幅方向の横糸の材質を化学構造の主鎖中に芳香族環を有
    する脂肪族ポリアミドのモノフィラメントとしたことを
    特徴とするコンベヤベルト。
  2. 【請求項2】 繊維織物あるいはスチールワイヤーロー
    プを芯体としたコンベヤ用ゴムベルトにおいて、前記芯
    体の一部あるいは補強するために付加的に挿入した繊維
    織物の横糸の材質を化学構造の主鎖中に芳香族環を有す
    る脂肪族ポリアミドのモノフィラメントとしたことを特
    徴とするコンベヤベルト。
JP13194795A 1995-05-30 1995-05-30 幅方向に曲げ剛性の大きいコンベヤベルト Pending JPH08324735A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13194795A JPH08324735A (ja) 1995-05-30 1995-05-30 幅方向に曲げ剛性の大きいコンベヤベルト

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JP13194795A JPH08324735A (ja) 1995-05-30 1995-05-30 幅方向に曲げ剛性の大きいコンベヤベルト

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08324735A true JPH08324735A (ja) 1996-12-10

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ID=15069936

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JP13194795A Pending JPH08324735A (ja) 1995-05-30 1995-05-30 幅方向に曲げ剛性の大きいコンベヤベルト

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JP (1) JPH08324735A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003020107A (ja) * 2001-07-11 2003-01-21 Bando Chem Ind Ltd コルゲートサイドコンベヤベルト

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003020107A (ja) * 2001-07-11 2003-01-21 Bando Chem Ind Ltd コルゲートサイドコンベヤベルト

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