JPH0832481A - 衛星放送受信機の入力回路 - Google Patents
衛星放送受信機の入力回路Info
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- JPH0832481A JPH0832481A JP6165237A JP16523794A JPH0832481A JP H0832481 A JPH0832481 A JP H0832481A JP 6165237 A JP6165237 A JP 6165237A JP 16523794 A JP16523794 A JP 16523794A JP H0832481 A JPH0832481 A JP H0832481A
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- frequency
- intermediate frequency
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- Circuits Of Receivers In General (AREA)
- Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 衛星放送受信機の入力回路を工夫して、スプ
リアス妨害特性の強い衛星放送受信機を実現することを
目的としている。 【構成】 衛星からの電波を受信して周波数変換してな
る第一中間周波数信号を入力する第一中間周波増幅器2
と、第一中間周波増幅器2によって増幅した後に入力さ
れ第一中間周波数信号に対応したイメージ周波数帯を減
衰させるイメージフィルタ3と、制御信号によりトラッ
プ機能を制御可能なトラップ回路4と、その出力信号を
入力する周波数変換回路5とを備え、第一中間周波数信
号の内で低い周波数帯のチャンネル受信時には、入力さ
れた第一中間周波数信号に対応した周波数変換回路5の
局部発振周波数帯をトラップ回路4により減衰させるよ
うにし、高い周波数帯のチャンネル受信時には、トラッ
プ機能を無効として第一中間周波帯の周波数特性が乱さ
れないようにしたことを特徴とする。
リアス妨害特性の強い衛星放送受信機を実現することを
目的としている。 【構成】 衛星からの電波を受信して周波数変換してな
る第一中間周波数信号を入力する第一中間周波増幅器2
と、第一中間周波増幅器2によって増幅した後に入力さ
れ第一中間周波数信号に対応したイメージ周波数帯を減
衰させるイメージフィルタ3と、制御信号によりトラッ
プ機能を制御可能なトラップ回路4と、その出力信号を
入力する周波数変換回路5とを備え、第一中間周波数信
号の内で低い周波数帯のチャンネル受信時には、入力さ
れた第一中間周波数信号に対応した周波数変換回路5の
局部発振周波数帯をトラップ回路4により減衰させるよ
うにし、高い周波数帯のチャンネル受信時には、トラッ
プ機能を無効として第一中間周波帯の周波数特性が乱さ
れないようにしたことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、衛星放送受信機の入力
回路に関するものである。
回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】衛星放送を受信するために使用される衛
星放送受信機は図8に示すような入力回路を有してい
る。図8は衛星放送受信機の入力回路のブロック図であ
る。図8において、1は第一中間周波信号の入力端子で
ある。この入力端子1には、アンテナで受信された衛星
からの12GHz帯の電波をダウンコンバータにより1
GHz帯に周波数変換し、同軸ケーブルで屋内に導かれ
た第一中間周波信号が印加される。2は第一中間周波増
幅回路、3はイメージフィルタ、5は周波数変換器、6
は帯域通過フィルタ、7はFM復調器、8はFM復調出
力端子、9は局部発振器、10はPLL周波数制御回
路、11は選局制御回路である。
星放送受信機は図8に示すような入力回路を有してい
る。図8は衛星放送受信機の入力回路のブロック図であ
る。図8において、1は第一中間周波信号の入力端子で
ある。この入力端子1には、アンテナで受信された衛星
からの12GHz帯の電波をダウンコンバータにより1
GHz帯に周波数変換し、同軸ケーブルで屋内に導かれ
た第一中間周波信号が印加される。2は第一中間周波増
幅回路、3はイメージフィルタ、5は周波数変換器、6
は帯域通過フィルタ、7はFM復調器、8はFM復調出
力端子、9は局部発振器、10はPLL周波数制御回
路、11は選局制御回路である。
【0003】第一中間周波増幅回路2、イメージフィル
タ3、周波数変換器5、局部発振器9、PLL周波数制
御回路10によって選局回路が構成される。選局回路に
よって、1GHz帯のFM信号は第二中間周波数に変換
される。第一中間周波増幅回路2は、低NFの広帯域増
幅器である。イメージフィルタ3はイメージ妨害が生じ
ないようにするためのフィルタであり、第一中間周波数
と第二中間周波数の2倍の周波数との和であるイメージ
周波数の成分を除去するためのものである。このため一
般に低域通過フィルタが用いられる。周波数変換器5
は、バラントランスとショットキーダイオードとでバラ
ンスドミキサを構成する、いわゆるダイオードミキサを
用いるのが一般的である。周波数変換器5、局部発振器
9、PLL周波数制御回路10によって周波数シンセサ
イザ方式による周波数変換回路を構成している。選局制
御回路11は、一般にCMOS LSIで構成されるこ
との多いPLL周波数制御回路10に、必要なディジタ
ルデータを供給する役割を果たす。これには通常マイク
ロコンピュータが用いられる。このように構成される選
局回路で、多数の第一中間周波信号から選局して1つの
チャンネルを受信する機能を果す。
タ3、周波数変換器5、局部発振器9、PLL周波数制
御回路10によって選局回路が構成される。選局回路に
よって、1GHz帯のFM信号は第二中間周波数に変換
される。第一中間周波増幅回路2は、低NFの広帯域増
幅器である。イメージフィルタ3はイメージ妨害が生じ
ないようにするためのフィルタであり、第一中間周波数
と第二中間周波数の2倍の周波数との和であるイメージ
周波数の成分を除去するためのものである。このため一
般に低域通過フィルタが用いられる。周波数変換器5
は、バラントランスとショットキーダイオードとでバラ
ンスドミキサを構成する、いわゆるダイオードミキサを
用いるのが一般的である。周波数変換器5、局部発振器
9、PLL周波数制御回路10によって周波数シンセサ
イザ方式による周波数変換回路を構成している。選局制
御回路11は、一般にCMOS LSIで構成されるこ
との多いPLL周波数制御回路10に、必要なディジタ
ルデータを供給する役割を果たす。これには通常マイク
ロコンピュータが用いられる。このように構成される選
局回路で、多数の第一中間周波信号から選局して1つの
チャンネルを受信する機能を果す。
【0004】選局して得られる第二中間周波数は、13
4.26MHzと402.78MHzとの両方が望まし
いとされている(参考文献:「衛星放送受信機 その1
目標定格」 財団法人 電波技術協会発行)。しかし
ながら、近年IC技術の進展に伴って高周波信号処理の
困難度が低減したので、イメージ処理の容易さを考慮し
て、第二中間周波数として402.78MHz帯が採用
されるようになってきた。帯域通過フィルタ6は1波の
みを通過させるチャンネルフィルタであり、帯域内の周
波数特性を極力平坦にするのが望ましく、SAWフィル
タなどが一般的に用いられる。FM復調器7は、選局さ
れたFM信号を復調し、検波出力信号を得る。
4.26MHzと402.78MHzとの両方が望まし
いとされている(参考文献:「衛星放送受信機 その1
目標定格」 財団法人 電波技術協会発行)。しかし
ながら、近年IC技術の進展に伴って高周波信号処理の
困難度が低減したので、イメージ処理の容易さを考慮し
て、第二中間周波数として402.78MHz帯が採用
されるようになってきた。帯域通過フィルタ6は1波の
みを通過させるチャンネルフィルタであり、帯域内の周
波数特性を極力平坦にするのが望ましく、SAWフィル
タなどが一般的に用いられる。FM復調器7は、選局さ
れたFM信号を復調し、検波出力信号を得る。
【0005】第一中間周波数は1035.98MHzか
ら1331.50MHzであるので、第二中間周波数を
402.78MHzとした場合には、イメージ周波数は
1841.54MHzから2110.06MHzとな
る。そこでイメージフィルタ3として用いられる低域通
過フィルタ(あるいは帯域通過フィルタ)は、103
5.98MHzから1331.50MHzまでを通過帯
域とし、1841.54MHz以上を遮断帯域とすれば
良い。このように通過帯域と遮断帯域とが比較的離れて
おり、かつ遮断帯域の減衰特性として40dB程度で良
好なイメージ妨害の除去能力が得られるので、図9に示
すような簡単な構成のフィルタが用いられてきた。図9
において、80は入力端子、94は出力端子、81、8
4、88、92、93はチップコンデンサー、82、8
3、85、86、87、89、91はマイクロストリッ
プラインである。このフィルタは3段の並列共振回路を
マイクロストリップラインで結合した構成で、イメージ
周波帯に極を持つように並列共振回路を工夫して、イメ
ージ周波帯の減衰量を大きくした有極性の帯域通過フィ
ルタである。図10は、第一中間周波数の入力端子1か
らフィルタ3までの周波数特性図である。図に示すよう
に、第一中間周波帯をほとんど損失なく通過させるとも
に、イメージ周波帯において充分な減衰特性が得られて
いる。フィルタのインダクタンス成分を高周波回路で通
常用いられる空芯コイルに代えて、マイクロストリップ
ラインを用いて構成した理由は、フィルタにおいてスプ
リアス信号を受けにくくするためと、回路の無調整化及
び低廉化のためである。チップコンデンサーは3pFか
ら4pF程度を使用するので、その製造ばらつきは、
0.25pF程度である。またマイクロストリップライ
ンは両面プリント基板を通常のエッチング工法によって
製造するため、ライン幅の変動が見込まれる。これらの
製造ばらつきによって、このフィルタのカットオフ周波
数は、約50MHz変動することが見込まれる。この変
動を考慮して、フィルタのカットオフ周波数は、約14
00MHzに選んでいる。
ら1331.50MHzであるので、第二中間周波数を
402.78MHzとした場合には、イメージ周波数は
1841.54MHzから2110.06MHzとな
る。そこでイメージフィルタ3として用いられる低域通
過フィルタ(あるいは帯域通過フィルタ)は、103
5.98MHzから1331.50MHzまでを通過帯
域とし、1841.54MHz以上を遮断帯域とすれば
良い。このように通過帯域と遮断帯域とが比較的離れて
おり、かつ遮断帯域の減衰特性として40dB程度で良
好なイメージ妨害の除去能力が得られるので、図9に示
すような簡単な構成のフィルタが用いられてきた。図9
において、80は入力端子、94は出力端子、81、8
4、88、92、93はチップコンデンサー、82、8
3、85、86、87、89、91はマイクロストリッ
プラインである。このフィルタは3段の並列共振回路を
マイクロストリップラインで結合した構成で、イメージ
周波帯に極を持つように並列共振回路を工夫して、イメ
ージ周波帯の減衰量を大きくした有極性の帯域通過フィ
ルタである。図10は、第一中間周波数の入力端子1か
らフィルタ3までの周波数特性図である。図に示すよう
に、第一中間周波帯をほとんど損失なく通過させるとも
に、イメージ周波帯において充分な減衰特性が得られて
いる。フィルタのインダクタンス成分を高周波回路で通
常用いられる空芯コイルに代えて、マイクロストリップ
ラインを用いて構成した理由は、フィルタにおいてスプ
リアス信号を受けにくくするためと、回路の無調整化及
び低廉化のためである。チップコンデンサーは3pFか
ら4pF程度を使用するので、その製造ばらつきは、
0.25pF程度である。またマイクロストリップライ
ンは両面プリント基板を通常のエッチング工法によって
製造するため、ライン幅の変動が見込まれる。これらの
製造ばらつきによって、このフィルタのカットオフ周波
数は、約50MHz変動することが見込まれる。この変
動を考慮して、フィルタのカットオフ周波数は、約14
00MHzに選んでいる。
【0006】さて、周波数変換器5、局部発振器9は1
GHz帯の信号処理回路であるが、近年高周波ICプロ
セスの進展に伴って、IC化が試まれている。従来のダ
イオードミキサに比べると、ICではトランジスタを用
いてバランスドミキサを構成するため動作振幅が小さく
なり、歪み特性が通常弱くなる。歪み特性の改善は高周
波ICプロセスの進展によって、将来なされるものと期
待されるが、現状ではより高周波のICプロセスほど歪
み特性が弱いようである。
GHz帯の信号処理回路であるが、近年高周波ICプロ
セスの進展に伴って、IC化が試まれている。従来のダ
イオードミキサに比べると、ICではトランジスタを用
いてバランスドミキサを構成するため動作振幅が小さく
なり、歪み特性が通常弱くなる。歪み特性の改善は高周
波ICプロセスの進展によって、将来なされるものと期
待されるが、現状ではより高周波のICプロセスほど歪
み特性が弱いようである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のように衛星放送
受信機において、IC化の進展によって選局回路の歪み
特性が弱くなってきたために、いわゆるスプリアス妨害
特性が劣化してきた。すなわち第一中間周波信号の入力
端子1に局部発振器9の発振周波数の近傍の妨害信号が
入力されると、第一中間周波信号とその妨害信号とがミ
キシング動作をすることにより第二中間周波帯の妨害信
号成分が生成される。これがスプリアス妨害である。問
題となる妨害信号の周波数は、局部発振器9の発振周波
数であるから、1452.26MHzから1720.7
8MHzまでである。この周波数帯は第一中間周波信号
の帯域外であり、イメージフィルタ3によって減衰され
る。このスプリアス妨害は、受信周波数が最も低いBS
1チャンネルを受信した時が、最も条件が悪くなるとい
う課題があった。なぜなら通常用いられるイメージフィ
ルタ3は、イメージ妨害の排除を目的としているため約
1400MHzをカットオフ周波数とする帯域通過フィ
ルタであり、1452.26MHzでは高々3dB程度
の減衰特性しか得られないからである。
受信機において、IC化の進展によって選局回路の歪み
特性が弱くなってきたために、いわゆるスプリアス妨害
特性が劣化してきた。すなわち第一中間周波信号の入力
端子1に局部発振器9の発振周波数の近傍の妨害信号が
入力されると、第一中間周波信号とその妨害信号とがミ
キシング動作をすることにより第二中間周波帯の妨害信
号成分が生成される。これがスプリアス妨害である。問
題となる妨害信号の周波数は、局部発振器9の発振周波
数であるから、1452.26MHzから1720.7
8MHzまでである。この周波数帯は第一中間周波信号
の帯域外であり、イメージフィルタ3によって減衰され
る。このスプリアス妨害は、受信周波数が最も低いBS
1チャンネルを受信した時が、最も条件が悪くなるとい
う課題があった。なぜなら通常用いられるイメージフィ
ルタ3は、イメージ妨害の排除を目的としているため約
1400MHzをカットオフ周波数とする帯域通過フィ
ルタであり、1452.26MHzでは高々3dB程度
の減衰特性しか得られないからである。
【0008】本発明は上記課題に鑑み、衛星放送受信機
の入力回路を工夫して、スプリアス妨害特性の強い衛星
放送受信機を実現することを目的としている。
の入力回路を工夫して、スプリアス妨害特性の強い衛星
放送受信機を実現することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の衛星放送受信機の入力回路は、衛星からの電
波を受信して周波数変換してなる第一中間周波数信号を
入力する第一中間周波増幅器と、前記第一中間周波増幅
器によって増幅した後に入力された第一中間周波数信号
に対応したイメージ周波数帯を減衰させるイメージフィ
ルタと、制御信号によりトラップ機能を制御可能なトラ
ップ回路と、前記トラップ回路の出力信号を入力する周
波数変換回路とを備え、第一中間周波数信号の内で低い
周波数帯のチャンネルを受信したときには、入力された
第一中間周波数信号に対応した周波数変換回路の局部発
振周波数帯を前記のトラップ回路により減衰させるよう
にし、高い周波数帯のチャンネルを受信したときには、
トラップ機能を無効として第一中間周波帯の周波数特性
が乱されないようにしたことを特徴とする。
に本発明の衛星放送受信機の入力回路は、衛星からの電
波を受信して周波数変換してなる第一中間周波数信号を
入力する第一中間周波増幅器と、前記第一中間周波増幅
器によって増幅した後に入力された第一中間周波数信号
に対応したイメージ周波数帯を減衰させるイメージフィ
ルタと、制御信号によりトラップ機能を制御可能なトラ
ップ回路と、前記トラップ回路の出力信号を入力する周
波数変換回路とを備え、第一中間周波数信号の内で低い
周波数帯のチャンネルを受信したときには、入力された
第一中間周波数信号に対応した周波数変換回路の局部発
振周波数帯を前記のトラップ回路により減衰させるよう
にし、高い周波数帯のチャンネルを受信したときには、
トラップ機能を無効として第一中間周波帯の周波数特性
が乱されないようにしたことを特徴とする。
【0010】また、トラップ回路は、マイクロストリッ
プラインとコンデンサとダイオードとを直列接続し、ダ
イオードとコンデンサとの接続点から抵抗を介して制御
端子を設けて構成する。トラップを構成する直列共振回
路の共振周波数はダイオードが導通したときに約145
0MHzとし、イメージフィルタを構成する共振回路に
付加することにより構成されることを特徴とする。
プラインとコンデンサとダイオードとを直列接続し、ダ
イオードとコンデンサとの接続点から抵抗を介して制御
端子を設けて構成する。トラップを構成する直列共振回
路の共振周波数はダイオードが導通したときに約145
0MHzとし、イメージフィルタを構成する共振回路に
付加することにより構成されることを特徴とする。
【0011】また、本発明の衛星放送受信機の入力回路
は、衛星からの電波を受信して周波数変換してなる第一
中間周波数信号を入力する第一中間周波増幅器と、前記
第一中間周波増幅器によって増幅した後に入力された第
一中間周波数信号に対応したイメージ周波数帯を減衰さ
せる妨害阻止フィルタと、前記妨害阻止フィルタの出力
信号を入力する周波数変換回路とを備え、前記妨害阻止
フィルタが入力された第一中間周波数信号に対応したイ
メージ周波数帯のみならず、入力された第一中間周波数
信号に対応した周波数変換回路の局部発振周波数帯をも
減衰させるようにしたことを特徴とする。
は、衛星からの電波を受信して周波数変換してなる第一
中間周波数信号を入力する第一中間周波増幅器と、前記
第一中間周波増幅器によって増幅した後に入力された第
一中間周波数信号に対応したイメージ周波数帯を減衰さ
せる妨害阻止フィルタと、前記妨害阻止フィルタの出力
信号を入力する周波数変換回路とを備え、前記妨害阻止
フィルタが入力された第一中間周波数信号に対応したイ
メージ周波数帯のみならず、入力された第一中間周波数
信号に対応した周波数変換回路の局部発振周波数帯をも
減衰させるようにしたことを特徴とする。
【0012】また、妨害阻止フィルタは、コンデンサと
第1のマイクロストリップラインを直列接続して構成さ
れる直列共振回路の一方の端子を接地し、かつ直列共振
回路の他方の端子と、一方の端子を接地した第2のマイ
クロストリップラインの他方の端子とを互いに接続して
構成される第1の並列共振回路と、第1の並列共振回路
と同様な構成を有する第2、第3及び第4の並列共振回
路を夫々マイクロストリップラインを用いて結合して縦
続接続し、第1と第4の並列共振回路からコンデンサを
介してそれぞれ入出力端子を接続して構成されることを
特徴とする。
第1のマイクロストリップラインを直列接続して構成さ
れる直列共振回路の一方の端子を接地し、かつ直列共振
回路の他方の端子と、一方の端子を接地した第2のマイ
クロストリップラインの他方の端子とを互いに接続して
構成される第1の並列共振回路と、第1の並列共振回路
と同様な構成を有する第2、第3及び第4の並列共振回
路を夫々マイクロストリップラインを用いて結合して縦
続接続し、第1と第4の並列共振回路からコンデンサを
介してそれぞれ入出力端子を接続して構成されることを
特徴とする。
【0013】
【作用】以上のように本発明によれば、入力回路を工夫
することにより、スプリアス妨害に対して強い衛星放送
受信機を実現できる。
することにより、スプリアス妨害に対して強い衛星放送
受信機を実現できる。
【0014】
(実施例1)以下本発明の第1の実施例について図を参
照しながら説明する。図1は、本発明の第1の実施例に
おける衛星放送受信機の入力回路のブロック図である。
照しながら説明する。図1は、本発明の第1の実施例に
おける衛星放送受信機の入力回路のブロック図である。
【0015】図1において、1は第一中間周波信号の入
力端子である。この端子1には、アンテナで受信された
衛星からの12GHz帯の電波をダウンコンバータによ
り1GHz帯に周波数変換し、同軸ケーブルで屋内に導
かれた第一中間周波信号が印加される。2は第一中間周
波増幅回路、3はイメージフィルタ、4はトラップ回
路、5は周波数変換器、6は帯域通過フィルタ、7はF
M復調器、8はFM復調出力端子、9は局部発振器、1
0はPLL周波数制御回路、11は選局制御回路であ
る。
力端子である。この端子1には、アンテナで受信された
衛星からの12GHz帯の電波をダウンコンバータによ
り1GHz帯に周波数変換し、同軸ケーブルで屋内に導
かれた第一中間周波信号が印加される。2は第一中間周
波増幅回路、3はイメージフィルタ、4はトラップ回
路、5は周波数変換器、6は帯域通過フィルタ、7はF
M復調器、8はFM復調出力端子、9は局部発振器、1
0はPLL周波数制御回路、11は選局制御回路であ
る。
【0016】以上のように構成された衛星放送受信機の
入力回路について、以下その動作について説明する。入
力端子1にはパラボラ アンテナで受信された衛星から
の12GHz帯の電波をダウンコンバータにより1GH
z帯に周波数変換し、同軸ケーブルで屋内に導かれた第
一中間周波信号が印加される。その第一中間周波信号は
第一中間周波増幅回路2で増幅される。イメージフィル
タ3、トラップ回路4、周波数変換器5、局部発振器
9、PLL周波数制御回路10、選局制御回路11によ
って選局回路が構成される。選局回路は、多数の第一中
間周波信号から選局して1つのチャンネルを受信する機
能を果すもので、402.78MHzを中心周波数とす
る第二中間周波信号を作り出す。このとき第一中間周波
増幅回路2は、後段のNFが入力端子に影響しないよう
にするための低NFの広帯域増幅器である。イメージフ
ィルタ3はイメージ妨害が生じないようにするためのフ
ィルタであり、第一中間周波数と第二中間周波数の2倍
の周波数との和であるイメージ周波数の成分を除去する
ためのものである。従来例の図9に示したような回路で
構成される。周波数変換器5、局部発振器9、PLL周
波数制御回路10、選局制御回路11によって周波数シ
ンセサイザ方式による周波数変換回路を構成している。
また選局制御回路11はトラップ回路4の機能を有効に
したり、無効にしたりするための信号を供給する。
入力回路について、以下その動作について説明する。入
力端子1にはパラボラ アンテナで受信された衛星から
の12GHz帯の電波をダウンコンバータにより1GH
z帯に周波数変換し、同軸ケーブルで屋内に導かれた第
一中間周波信号が印加される。その第一中間周波信号は
第一中間周波増幅回路2で増幅される。イメージフィル
タ3、トラップ回路4、周波数変換器5、局部発振器
9、PLL周波数制御回路10、選局制御回路11によ
って選局回路が構成される。選局回路は、多数の第一中
間周波信号から選局して1つのチャンネルを受信する機
能を果すもので、402.78MHzを中心周波数とす
る第二中間周波信号を作り出す。このとき第一中間周波
増幅回路2は、後段のNFが入力端子に影響しないよう
にするための低NFの広帯域増幅器である。イメージフ
ィルタ3はイメージ妨害が生じないようにするためのフ
ィルタであり、第一中間周波数と第二中間周波数の2倍
の周波数との和であるイメージ周波数の成分を除去する
ためのものである。従来例の図9に示したような回路で
構成される。周波数変換器5、局部発振器9、PLL周
波数制御回路10、選局制御回路11によって周波数シ
ンセサイザ方式による周波数変換回路を構成している。
また選局制御回路11はトラップ回路4の機能を有効に
したり、無効にしたりするための信号を供給する。
【0017】トラップ回路4は、例えばBS1チャンネ
ルのような第一中間周波数信号の内で低い周波数帯のチ
ャンネルを受信したときには、入力された第一中間周波
数信号に対応した周波数変換回路の局部発振周波数帯を
減衰させる役割を果たす。そして高い周波数帯のチャン
ネルを受信したときには、トラップ機能を無効として第
一中間周波帯の周波数特性が乱されないようにする。ト
ラップ回路4は、図2のように構成することができる。
図2において、20、26はそれぞれ入出力端子で、2
7は制御端子で、21はマイクロストリップライン、2
2はチップコンデンサ、23はダイオード25は抵抗で
ある。
ルのような第一中間周波数信号の内で低い周波数帯のチ
ャンネルを受信したときには、入力された第一中間周波
数信号に対応した周波数変換回路の局部発振周波数帯を
減衰させる役割を果たす。そして高い周波数帯のチャン
ネルを受信したときには、トラップ機能を無効として第
一中間周波帯の周波数特性が乱されないようにする。ト
ラップ回路4は、図2のように構成することができる。
図2において、20、26はそれぞれ入出力端子で、2
7は制御端子で、21はマイクロストリップライン、2
2はチップコンデンサ、23はダイオード25は抵抗で
ある。
【0018】制御端子27の電圧が高くてダイオード2
3が順バイアスされているときは、マイクロストリップ
ライン21とチップコンデンサ22とに依って直列共振
回路が形成されている。基板の板厚が1mmのコンポジ
ットガラス基板を使用した場合、マイクロストリップラ
イン21は幅0.4mm、長さ約9mmで、チップコン
デンサ22は2pFである。そのトラップ周波数をBS
1チャンネルを受信しているときの局部発振周波数であ
る約1450MHzに設定する。また制御端子27の電
圧が低くてダイオード23が逆バイアスされているとき
は、トラップは機能しない。このようなトラップ回路4
の機能を実際の回路構成に依って測定した例を図4に示
す。図4は第一中間周波数信号の入力端子1からトラッ
プ回路4までの周波数特性を表す。図4に示すように、
トラップが無効な場合には、イメージフィルタ3の周波
数特性がそのまま現れ、従来例の図10に示したものと
同等な周波数特性が得られる。次にトラップが有効な場
合には、BS1チャンネルの信号帯域である1049M
Hz帯はほとんど減衰しないが、1450MHz近傍が
トラップによって約30dB程度減衰させられる。これ
によってスプリアス妨害が生じないことになる。
3が順バイアスされているときは、マイクロストリップ
ライン21とチップコンデンサ22とに依って直列共振
回路が形成されている。基板の板厚が1mmのコンポジ
ットガラス基板を使用した場合、マイクロストリップラ
イン21は幅0.4mm、長さ約9mmで、チップコン
デンサ22は2pFである。そのトラップ周波数をBS
1チャンネルを受信しているときの局部発振周波数であ
る約1450MHzに設定する。また制御端子27の電
圧が低くてダイオード23が逆バイアスされているとき
は、トラップは機能しない。このようなトラップ回路4
の機能を実際の回路構成に依って測定した例を図4に示
す。図4は第一中間周波数信号の入力端子1からトラッ
プ回路4までの周波数特性を表す。図4に示すように、
トラップが無効な場合には、イメージフィルタ3の周波
数特性がそのまま現れ、従来例の図10に示したものと
同等な周波数特性が得られる。次にトラップが有効な場
合には、BS1チャンネルの信号帯域である1049M
Hz帯はほとんど減衰しないが、1450MHz近傍が
トラップによって約30dB程度減衰させられる。これ
によってスプリアス妨害が生じないことになる。
【0019】なお、本実施例では、トラップ回路4のイ
ンダクタンス素子としてマイクロストリップラインを用
いたが、空芯コイル等を用いても同様な効果を得ること
ができる。
ンダクタンス素子としてマイクロストリップラインを用
いたが、空芯コイル等を用いても同様な効果を得ること
ができる。
【0020】(実施例2)次に、本発明の第2の実施例
を図3に示す。この実施例では、第1の実施例で分離し
ていたイメージフィルタ3とトラップ回路4を合体した
ものである。
を図3に示す。この実施例では、第1の実施例で分離し
ていたイメージフィルタ3とトラップ回路4を合体した
ものである。
【0021】図3において、30は入力端子、48は出
力端子、31,34,38,42,47はチップコンデ
ンサー、32,33,35,36,37,39,40,
41はマイクロストリップラインであり、これらはイメ
ージフィルタに相当する部分である。図3に示すように
イメージフィルタを構成する共振回路の一つに制御端子
49、マイクロストリップライン43、コンデンサ4
4、ダイオード46、抵抗45で構成されるトラップ回
路を付加している。このような回路構成でも、図4と同
等な周波数特性を得ることができるので、スプリアス妨
害が生じないことになる。なお本実施例では、第3の並
列共振回路にトラップ回路を付加したが、他の第1乃至
第2の並列共振回路にトラップ回路を付加しても同様な
効果が得られる。
力端子、31,34,38,42,47はチップコンデ
ンサー、32,33,35,36,37,39,40,
41はマイクロストリップラインであり、これらはイメ
ージフィルタに相当する部分である。図3に示すように
イメージフィルタを構成する共振回路の一つに制御端子
49、マイクロストリップライン43、コンデンサ4
4、ダイオード46、抵抗45で構成されるトラップ回
路を付加している。このような回路構成でも、図4と同
等な周波数特性を得ることができるので、スプリアス妨
害が生じないことになる。なお本実施例では、第3の並
列共振回路にトラップ回路を付加したが、他の第1乃至
第2の並列共振回路にトラップ回路を付加しても同様な
効果が得られる。
【0022】(実施例3)次に、本発明の第3の実施例
を図5に示す。図5は、本発明の第3の実施例における
衛星放送受信機の入力回路のブロック図を示すものであ
る。
を図5に示す。図5は、本発明の第3の実施例における
衛星放送受信機の入力回路のブロック図を示すものであ
る。
【0023】図5において、1は第一中間周波信号の入
力端子である。この端子1には、アンテナで受信された
衛星からの12GHz帯の電波をダウンコンバータによ
り1GHz帯に周波数変換し、同軸ケーブルで屋内に導
かれた第一中間周波信号が印加される。2は第一中間周
波増幅回路、50は妨害阻止フィルタ、5は周波数変換
器、9は局部発振器、10はPLL周波数制御回路、1
1は選局制御回路、6は帯域通過フィルタ、7はFM復
調器、8はFM復調出力端子である。
力端子である。この端子1には、アンテナで受信された
衛星からの12GHz帯の電波をダウンコンバータによ
り1GHz帯に周波数変換し、同軸ケーブルで屋内に導
かれた第一中間周波信号が印加される。2は第一中間周
波増幅回路、50は妨害阻止フィルタ、5は周波数変換
器、9は局部発振器、10はPLL周波数制御回路、1
1は選局制御回路、6は帯域通過フィルタ、7はFM復
調器、8はFM復調出力端子である。
【0024】以上のように構成された衛星放送受信機の
入力回路について、以下その動作について説明する。入
力端子1には第一中間周波信号が印加される。その第一
中間周波信号は第一中間周波増幅回路2で増幅される。
妨害阻止フィルタ50、周波数変換器5、局部発振器
9、PLL周波数制御回路10、選局制御回路11によ
って選局回路が構成される。選局回路は、多数の第一中
間周波信号から選局して1つのチャンネルを受信する機
能を果すもので、402.78MHzを中心周波数とす
る第二中間周波信号を作り出す。第一中間周波増幅回路
2は、低NFの広帯域増幅器である。周波数変換器5、
局部発振器9、PLL周波数制御回路10、選局制御回
路11によって周波数シンセサイザ方式による周波数変
換回路を構成している。
入力回路について、以下その動作について説明する。入
力端子1には第一中間周波信号が印加される。その第一
中間周波信号は第一中間周波増幅回路2で増幅される。
妨害阻止フィルタ50、周波数変換器5、局部発振器
9、PLL周波数制御回路10、選局制御回路11によ
って選局回路が構成される。選局回路は、多数の第一中
間周波信号から選局して1つのチャンネルを受信する機
能を果すもので、402.78MHzを中心周波数とす
る第二中間周波信号を作り出す。第一中間周波増幅回路
2は、低NFの広帯域増幅器である。周波数変換器5、
局部発振器9、PLL周波数制御回路10、選局制御回
路11によって周波数シンセサイザ方式による周波数変
換回路を構成している。
【0025】妨害阻止フィルタ50は入力された第一中
間周波数信号に対応したイメージ周波数帯のみならず、
入力された第一中間周波数信号に対応した周波数変換回
路の局部発振周波数帯をも減衰させるためのものであ
る。妨害阻止フィルタ50は図6のように構成すること
ができる。図6において、60は入力端子、78は出力
端子、61,64,68,72,76はチップコンデン
サー、62,63,65,66,67,69,70,7
1,73,74,75はマイクロストリップラインであ
る。この妨害阻止フィルタは4段の並列共振回路をマイ
クロストリップラインで結合した構成で、周波数変換回
路の局部発振周波数帯に極を持つように並列共振回路を
工夫して、イメージ周波帯のみならず、周波数変換回路
の局部発振周波数帯をも減衰量を大きくした有極性の帯
域通過フィルタである。具体的な定数としては、チップ
コンデンサー61、77はともに15pF、チップコン
デンサー64,76は5pF,チップコンデンサー6
8,72は6pFである。またプリント基板として板厚
1mmのコンポジットガラス基板を用いた場合、マイク
ロストリップライン62,66,70,74は幅0.4
mmで長さがそれぞれ6.5mm,8.5mm,8.5
mm,6.5mmである。マイクロストリップライン6
3,67,71,75は幅1.0mmで長さがそれぞれ
2.0mm,2.0mm,2.0mm,2.0mmであ
る。マイクロストリップライン65,69,73は幅
0.4mmで長さがそれぞれ12mm,13mm,12
mmである。図7は、このように構成した妨害阻止フィ
ルタの周波数特性図である。図7に示すように、第一中
間周波帯をほとんど損失なく通過させるともに、イメー
ジ周波帯において充分な減衰特性が得られている。さら
に、1452.26MHz以上では、約15dB以上の
減衰量が得られている。これによってスプリアス妨害が
生じないことになる。
間周波数信号に対応したイメージ周波数帯のみならず、
入力された第一中間周波数信号に対応した周波数変換回
路の局部発振周波数帯をも減衰させるためのものであ
る。妨害阻止フィルタ50は図6のように構成すること
ができる。図6において、60は入力端子、78は出力
端子、61,64,68,72,76はチップコンデン
サー、62,63,65,66,67,69,70,7
1,73,74,75はマイクロストリップラインであ
る。この妨害阻止フィルタは4段の並列共振回路をマイ
クロストリップラインで結合した構成で、周波数変換回
路の局部発振周波数帯に極を持つように並列共振回路を
工夫して、イメージ周波帯のみならず、周波数変換回路
の局部発振周波数帯をも減衰量を大きくした有極性の帯
域通過フィルタである。具体的な定数としては、チップ
コンデンサー61、77はともに15pF、チップコン
デンサー64,76は5pF,チップコンデンサー6
8,72は6pFである。またプリント基板として板厚
1mmのコンポジットガラス基板を用いた場合、マイク
ロストリップライン62,66,70,74は幅0.4
mmで長さがそれぞれ6.5mm,8.5mm,8.5
mm,6.5mmである。マイクロストリップライン6
3,67,71,75は幅1.0mmで長さがそれぞれ
2.0mm,2.0mm,2.0mm,2.0mmであ
る。マイクロストリップライン65,69,73は幅
0.4mmで長さがそれぞれ12mm,13mm,12
mmである。図7は、このように構成した妨害阻止フィ
ルタの周波数特性図である。図7に示すように、第一中
間周波帯をほとんど損失なく通過させるともに、イメー
ジ周波帯において充分な減衰特性が得られている。さら
に、1452.26MHz以上では、約15dB以上の
減衰量が得られている。これによってスプリアス妨害が
生じないことになる。
【0026】また上記のようにして、スプリアス妨害が
生じないように工夫することにより、選局回路で発生す
る局部発振器の周波数成分が、第一中間周波数の入力端
子から漏洩する量を軽減できるという効果も期待でき
る。
生じないように工夫することにより、選局回路で発生す
る局部発振器の周波数成分が、第一中間周波数の入力端
子から漏洩する量を軽減できるという効果も期待でき
る。
【0027】
【発明の効果】本発明は上記した構成によって、入力さ
れた第一中間周波信号を第一中間周波増幅器によって増
幅した後に、イメージフィルタによって入力された第一
中間周波数信号に対応したイメージ周波数帯を減衰させ
ることができる。第一中間周波数信号の内で高い周波数
帯のチャンネルを受信したときには、トラップ機能を無
効とするので、第一中間周波帯の周波数特性は乱されな
い。このためイメージフィルタと周波数変換回路とによ
って、周波数特性が良好でイメージ妨害の生じない選局
回路が形成できる。さらにイメージフィルタは、簡単な
構成ではあるが、入力された第一中間周波数信号に対応
した周波数変換回路の局部発振周波数帯をも充分減衰さ
せることができるのでスプリアス妨害が生じない。
れた第一中間周波信号を第一中間周波増幅器によって増
幅した後に、イメージフィルタによって入力された第一
中間周波数信号に対応したイメージ周波数帯を減衰させ
ることができる。第一中間周波数信号の内で高い周波数
帯のチャンネルを受信したときには、トラップ機能を無
効とするので、第一中間周波帯の周波数特性は乱されな
い。このためイメージフィルタと周波数変換回路とによ
って、周波数特性が良好でイメージ妨害の生じない選局
回路が形成できる。さらにイメージフィルタは、簡単な
構成ではあるが、入力された第一中間周波数信号に対応
した周波数変換回路の局部発振周波数帯をも充分減衰さ
せることができるのでスプリアス妨害が生じない。
【0028】一方、低い周波数帯のチャンネルを受信し
たときには、トラップ機能を有効として、入力された第
一中間周波数信号に対応した周波数変換回路の局部発振
周波数帯をトラップ回路により減衰させるようにでき
る。この時入力された第一中間周波数とその局部発振周
波数とは約400MHzの周波数差があるので、第一中
間周波数信号はトラップ回路に依ってほとんど影響され
ないようにできる。そのため低い周波数帯のチャンネル
の第一中間周波数信号とその入力された第一中間周波数
信号に対応した周波数変換回路の局部発振周波数帯の妨
害信号が同時に入力された場合でも、妨害信号のみがト
ラップされるので、周波数変換回路において歪み特性が
弱いことが原因で生じるスプリアス妨害を抑圧できる。
たときには、トラップ機能を有効として、入力された第
一中間周波数信号に対応した周波数変換回路の局部発振
周波数帯をトラップ回路により減衰させるようにでき
る。この時入力された第一中間周波数とその局部発振周
波数とは約400MHzの周波数差があるので、第一中
間周波数信号はトラップ回路に依ってほとんど影響され
ないようにできる。そのため低い周波数帯のチャンネル
の第一中間周波数信号とその入力された第一中間周波数
信号に対応した周波数変換回路の局部発振周波数帯の妨
害信号が同時に入力された場合でも、妨害信号のみがト
ラップされるので、周波数変換回路において歪み特性が
弱いことが原因で生じるスプリアス妨害を抑圧できる。
【0029】トラップ回路は、マイクロストリップライ
ンとコンデンサとダイオードとを直列接続して構成さ
れ、その直列共振回路の共振周波数はダイオードが導通
した時に約1450MHzとなる。マイクロストリップ
ラインとコンデンサの定数を適当に選択すれば、充分な
帯域幅を有するトラップを形成できる。むしろトラップ
の周波数と第一中間周波数の上限とは、約100MHz
しか離れていないので、トラップにより第一中間周波数
信号の高い周波数のチャンネルでは、信号が減衰するこ
とになる。そこで、このようなチャンネルではトラップ
の制御端子に電圧を加えないでおけば、ダイオードは導
通しない。この時はトラップ機能を無効となり、正常な
周波数変換を行うことができる。またこのようなチャン
ネルではイメージフィルタによって、スプリアス妨害と
して問題となる第一中間周波数信号に対応した周波数変
換回路の局部発振周波数帯の妨害信号を充分除去でき
る。
ンとコンデンサとダイオードとを直列接続して構成さ
れ、その直列共振回路の共振周波数はダイオードが導通
した時に約1450MHzとなる。マイクロストリップ
ラインとコンデンサの定数を適当に選択すれば、充分な
帯域幅を有するトラップを形成できる。むしろトラップ
の周波数と第一中間周波数の上限とは、約100MHz
しか離れていないので、トラップにより第一中間周波数
信号の高い周波数のチャンネルでは、信号が減衰するこ
とになる。そこで、このようなチャンネルではトラップ
の制御端子に電圧を加えないでおけば、ダイオードは導
通しない。この時はトラップ機能を無効となり、正常な
周波数変換を行うことができる。またこのようなチャン
ネルではイメージフィルタによって、スプリアス妨害と
して問題となる第一中間周波数信号に対応した周波数変
換回路の局部発振周波数帯の妨害信号を充分除去でき
る。
【0030】さらに本発明は上記した構成によって、入
力された第一中間周波数信号を第一中間周波増幅器によ
って増幅した後に、妨害阻止フィルタによって、入力さ
れた第一中間周波数信号に対応したイメージ周波数帯の
みならず、入力された第一中間周波数信号に対応した周
波数変換回路の局部発振周波数帯をも減衰させるように
することができる。この場合妨害阻止フィルタの特性と
しては、1331.50MHzまでを通過帯域とし、1
452.26MHz以上を減衰帯域とし、10dB以上
の減衰量が必要である。従来のイメージフィルタは通過
帯域は同等で、減衰帯域が1841.54MHzである
から、これに比べて、相当急峻な減衰特性が必要であ
る。
力された第一中間周波数信号を第一中間周波増幅器によ
って増幅した後に、妨害阻止フィルタによって、入力さ
れた第一中間周波数信号に対応したイメージ周波数帯の
みならず、入力された第一中間周波数信号に対応した周
波数変換回路の局部発振周波数帯をも減衰させるように
することができる。この場合妨害阻止フィルタの特性と
しては、1331.50MHzまでを通過帯域とし、1
452.26MHz以上を減衰帯域とし、10dB以上
の減衰量が必要である。従来のイメージフィルタは通過
帯域は同等で、減衰帯域が1841.54MHzである
から、これに比べて、相当急峻な減衰特性が必要であ
る。
【0031】妨害阻止フィルタは、コンデンサと第1の
マイクロストリップラインを直列接続して構成される直
列共振回路の一方の端子を接地し、かつ前記直列共振回
路の他方の端子と、一方の端子を接地した第2のマイク
ロストリップラインの他方の端子とを互いに接続して構
成される第1の並列共振回路と、第1の並列共振回路と
同様な構成を有する第2、第3及び第4の並列共振回路
をそれぞれマイクロストリップラインに結合して縦続接
続し、第1と第4の並列共振回路からコンデンサを介し
て入出力端子を接続して構成される。このようにして4
段の並列共振回路の結合した帯域通過フィルタを構成し
ているので、そのカットオフ周波数を約1400MHz
に選べば、1452.26MHz以上を減衰帯域とし、
10dB以上の減衰量確保できる。
マイクロストリップラインを直列接続して構成される直
列共振回路の一方の端子を接地し、かつ前記直列共振回
路の他方の端子と、一方の端子を接地した第2のマイク
ロストリップラインの他方の端子とを互いに接続して構
成される第1の並列共振回路と、第1の並列共振回路と
同様な構成を有する第2、第3及び第4の並列共振回路
をそれぞれマイクロストリップラインに結合して縦続接
続し、第1と第4の並列共振回路からコンデンサを介し
て入出力端子を接続して構成される。このようにして4
段の並列共振回路の結合した帯域通過フィルタを構成し
ているので、そのカットオフ周波数を約1400MHz
に選べば、1452.26MHz以上を減衰帯域とし、
10dB以上の減衰量確保できる。
【0032】このようにしてスプリアス妨害特性の強い
衛星放送受信機を実現することができる。
衛星放送受信機を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけ衛星放送受信機の
入力回路のブロック図
入力回路のブロック図
【図2】本発明の第1の実施例におけるトラップ回路の
回路図
回路図
【図3】本発明の第2の実施例におけるイメージフィル
タとトラップ回路の回路図
タとトラップ回路の回路図
【図4】本発明の第1の実施例における衛星放送受信機
の入力回路の周波数特性図
の入力回路の周波数特性図
【図5】本発明の第3の実施例における衛星放送受信機
の入力回路のブロック図
の入力回路のブロック図
【図6】本発明の第3の実施例における妨害阻止フィル
タの回路図
タの回路図
【図7】本発明の第3の実施例における妨害阻止フィル
タの周波数特性図
タの周波数特性図
【図8】従来例における衛星放送受信機の入力回路のブ
ロック図
ロック図
【図9】従来例における衛星放送受信機のイメージフィ
ルタの回路図
ルタの回路図
【図10】従来例における衛星放送受信機の入力回路の
周波数特性図
周波数特性図
1 第一中間周波信号の入力端子 2 第一中間周波増幅回路 3 イメージフィルタ 4 トラップ回路 5 周波数変換器 6 帯域通過フィルタ 7 FM復調器 8 FM復調出力端子 9 局部発振器 10 PLL周波数制御回路 11 選局制御回路 30 入力端子 48 出力端子 31,34,38,42,47 チップコンデンサー 32,33,35,36,37,39,40,41 マ
イクロストリップライン 43 マイクロストリップライン 44 コンデンサ 46 ダイオード 45 抵抗 49 制御端子 50 妨害阻止フィルタ 60 入力端子 61,64,68,72,76 チップコンデンサー 62,63,65,66,67,69,70,71,7
3,74,75 マイクロストリップライン 78 出力端子
イクロストリップライン 43 マイクロストリップライン 44 コンデンサ 46 ダイオード 45 抵抗 49 制御端子 50 妨害阻止フィルタ 60 入力端子 61,64,68,72,76 チップコンデンサー 62,63,65,66,67,69,70,71,7
3,74,75 マイクロストリップライン 78 出力端子
Claims (5)
- 【請求項1】 衛星からの電波を受信して周波数変換し
てなる第一中間周波数信号を入力する第一中間周波増幅
器と、前記第一中間周波増幅器によって増幅した後に入
力された第一中間周波数信号に対応したイメージ周波数
帯を減衰させるイメージフィルタと、制御信号によりト
ラップ機能を制御可能なトラップ回路と、前記トラップ
回路の出力信号を入力する周波数変換回路とを備え、 第一中間周波数信号の内で低い周波数帯のチャンネルを
受信したときには、入力された第一中間周波数信号に対
応した周波数変換回路の局部発振周波数帯を前記のトラ
ップ回路により減衰させるようにし、高い周波数帯のチ
ャンネルを受信したときには、トラップ機能を無効とし
て第一中間周波帯の周波数特性が乱されないようにした
ことを特徴とする衛星放送受信機の入力回路。 - 【請求項2】トラップ回路が、マイクロストリップライ
ンとコンデンサとダイオードとを直列接続し、ダイオー
ドとコンデンサとの接続点から抵抗を介して制御端子を
設置して構成され、トラップを構成する直列共振回路の
共振周波数はダイオードが導通したときに約1450M
Hzとし、イメージフィルタを構成する共振回路に付加
することにより構成されることを特徴とする請求項1記
載の衛星放送受信機の入力回路。 - 【請求項3】 イメージフィルタとトラップ回路が一体
化したことを特徴とする請求項1記載の衛星放送受信機
の入力回路。 - 【請求項4】 衛星からの電波を受信して周波数変換し
てなる第一中間周波数信号を入力する第一中間周波増幅
器と、前記第一中間周波増幅器によって増幅した後に入
力された第一中間周波数信号に対応したイメージ周波数
帯を減衰させる妨害阻止フィルタと、その出力信号を入
力する周波数変換回路とを備え、 前記妨害阻止フィルタが入力された第一中間周波数信号
に対応したイメージ周波数帯のみならず、入力された第
一中間周波数信号に対応した周波数変換回路の局部発振
周波数帯をも減衰させるようにしたことを特徴とする衛
星放送受信機の入力回路。 - 【請求項5】 妨害阻止フィルタが、コンデンサと第1
のマイクロストリップラインを直列接続して構成される
直列共振回路の一方の端子を接地し、かつ前記直列共振
回路の他方の端子と、一方の端子を接地した第2のマイ
クロストリップラインの他方の端子とを互いに接続して
構成される第1の並列共振回路と、前記第1の並列共振
回路と同様な構成を有する第2、第3及び第4の並列共
振回路を夫々マイクロストリップライン用いて結合して
縦続接続し、第1と第4の並列共振回路からコンデンサ
を介して夫々入出力端子を接続して構成されることを特
徴とする請求項3記載の衛星放送受信機の入力回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6165237A JPH0832481A (ja) | 1994-07-18 | 1994-07-18 | 衛星放送受信機の入力回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6165237A JPH0832481A (ja) | 1994-07-18 | 1994-07-18 | 衛星放送受信機の入力回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0832481A true JPH0832481A (ja) | 1996-02-02 |
Family
ID=15808474
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6165237A Pending JPH0832481A (ja) | 1994-07-18 | 1994-07-18 | 衛星放送受信機の入力回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0832481A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN116743195A (zh) * | 2023-07-31 | 2023-09-12 | 重庆长安汽车股份有限公司 | 一种宽带接收机的接收通道回路 |
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1994
- 1994-07-18 JP JP6165237A patent/JPH0832481A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN116743195A (zh) * | 2023-07-31 | 2023-09-12 | 重庆长安汽车股份有限公司 | 一种宽带接收机的接收通道回路 |
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