JPH08324935A - エレベータ用巻上機 - Google Patents

エレベータ用巻上機

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JPH08324935A
JPH08324935A JP15121095A JP15121095A JPH08324935A JP H08324935 A JPH08324935 A JP H08324935A JP 15121095 A JP15121095 A JP 15121095A JP 15121095 A JP15121095 A JP 15121095A JP H08324935 A JPH08324935 A JP H08324935A
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JP
Japan
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sheave
pinion
gear
motor
shaft
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JP15121095A
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English (en)
Inventor
Yasutake Hattori
泰丈 服部
Miki Kawasaki
幹 川崎
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Toshiba Corp
Toshiba Elevator Engineering Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Elevator Engineering Corp
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Publication date
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  • Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ギヤケースの縮小と部品点数の削減を図り、
軽量化及びコスト低減化を図った巻上機を得ることであ
る。 【構成】 エレベータの乗りかごを吊り下げたロープ1
3を綱車12に巻き付け、綱車12をモータ16で回転
させる。モータ16の入力軸18に取り付けられた第1
のピニオン21の回転力は第1のギヤ22を介して第2
の回転軸24に伝達され、そこに取り付けられた第2の
ピニオン23は第2の回転軸24に従って回転する。そ
して、第2のピニオン23の回転力は綱車12の外周部
に形成された外歯車部28により綱車に伝達される。こ
れにより、2段減速のヘリカルギヤによる2段目の減速
機である第2のピニオン23と綱車12に刻まれた外歯
車部28とにより減速し、必要とする綱車12の回転速
度を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエレベータの乗りかごを
昇降させるためのエレベータ用巻上機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、ロープ式エレベータは、図10
に示すように構成されている。即ち、ロープ式エレベー
タの昇降路上部の機械室に巻上機11を設置し、その巻
上機11の綱車12に主ロープ13巻付け、その主ロー
プ13の両端部に、それぞれ乗りかご14とつり合い重
り15を吊り下げている。そして、巻上機11に組込ん
だモータ16により乗りかご14の昇降制御を行なって
いる。
【0003】図11に従来のヘリカルギヤによる巻上機
11の構成を示す。モータ16の回転は、カップリング
17を介し入力軸18に伝達される。入力軸18の一端
はギヤケース19から出ており、ブレーキ20に接続さ
れている。ブレーキ20はギヤケース19を挟んでモー
タ16の反対側の入力軸18に取り付けられている。モ
ータ16と綱車12はギヤケース19の同じ側面に取り
付けられ、ギヤケース19内には、1段目の減速機を構
成する第1のピニオン21と第1のギヤ22、第1のギ
ヤ22に取り付けられ2段目の減速機を構成する第2の
ピニオン23に回転力を伝達するための第2の回転軸2
4、2段目の減速機を構成する第2のピニオン23と第
2のギヤ25、及び綱車12の綱車軸26を支持するた
めの軸受27で構成されている。なお、軸受27はベア
リングで構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来のヘリカルギヤによる巻上機11では、重量やコスト
で比較的高い割合を占めているのがギヤケース19であ
る。従って、ヘリカルギヤによる巻上機11の軽量化を
図りコストの低減化を図るためには、ギヤケース19の
軽量化及びコスト低減化を図ることが必要である。ギヤ
ケース19内荷は、1段目の減速機を構成する第1のピ
ニオン21や第1のギヤ22、2段目の減速機を構成す
る第2のピニオン23や第2のギヤ25を収めるなけれ
ばならないことから、その構造上、ギヤケース19の大
きさを縮小するのに限界があった。
【0005】本発明の目的は、ギヤケースの縮小と部品
点数の削減を図り、軽量化及びコスト低減化を図った巻
上機を得ることをである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、エレ
ベータの乗りかごを吊り下げたロープが巻き付けられる
綱車と、綱車を回転させるためのモータと、モータと連
結する入力軸に取り付けられモータの回転に従って回転
する第1のピニオンと、第1のピニオンの回転力を第2
の回転軸に伝達する第1のギヤと、第2の回転軸に取り
付けられた第2のピニオンと、綱車の外周部に形成され
第2のピニオンの回転力を綱車に伝達する外歯車部とを
備えている。
【0007】請求項2の発明は、エレベータの乗りかご
を吊り下げたロープが巻き付けられる綱車と、綱車を回
転させるためのモータと、モータと連結する入力軸に取
り付けられモータの回転に従って回転する第1のピニオ
ンと、綱車の一部に形成され第1のピニオンの回転力を
綱車に伝達する外歯車部とを備えている。
【0008】請求項3の発明は、エレベータの乗りかご
を吊り下げたロープが巻き付けられる綱車と、綱車を回
転させるためのモータと、モータと連結する入力軸に取
り付けられモータの回転に従って回転する第1のピニオ
ンと、第1のピニオンの回転力を第2の回転軸に伝達す
る第1のギヤと、第2の回転軸に取り付けられた第2の
ピニオンと、綱車に設けられた内周溝部の側壁に形成さ
れ第2のピニオンの回転力を綱車に伝達する内歯車部と
を備えている。
【0009】請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3
の発明において、綱車の回転軸である綱車軸を支持する
軸受を綱車軸の両端部に設け、両持ちとしたものであ
る。
【0010】請求項5の発明は、請求項1、請求項2又
は請求項4の発明において、外歯車部は、綱車と別部品
とし、綱車に嵌め込むようにしたものである。
【0011】請求項6の発明は、請求項3の発明におい
て、綱車軸を中空構造の軸とし、モータと連結する入力
軸を綱車軸に挿入して、綱車を配置したものである。
【0012】請求項7の発明は、請求項1、請求項2又
は請求項4の発明において、第2のピニオン及び外歯車
部をそれぞれプーリーに代え、両者間をベルトで連結し
たものである。
【0013】
【作用】請求項1の発明では、エレベータの乗りかごを
吊り下げたロープを綱車に巻き付け、綱車をモータで回
転させる。即ち、モータと連結する入力軸に取り付けら
れた第1のピニオンはモータの回転に従って回転し、第
1のピニオンの回転力は第1のギヤを介して第2の回転
軸に伝達され、そこに取り付けられた第2のピニオンは
第2の回転軸に従って回転する。そして、第2のピニオ
ンの回転力は綱車の外周部に形成された外歯車部により
綱車に伝達される。これにより、2段減速のヘリカルギ
ヤによる2段目の減速機である第2のピニオンと綱車に
刻まれた外歯車部とにより減速し、必要とする綱車の回
転速度を得る。
【0014】請求項2の発明では、エレベータの乗りか
ごを吊り下げたロープを綱車に巻き付け、綱車をモータ
で回転させる。即ち、モータと連結する入力軸に取り付
けられた第1のピニオンはモータの回転に従って回転
し、第1のピニオンの回転力は綱車の外周部に形成され
た外歯車部により綱車に伝達される。これにより、1段
減速のヘリカルギヤによる減速機の第1のピニオンと綱
車に刻まれた外歯車部とにより減速し、必要とする綱車
の回転速度を得る。
【0015】請求項3の発明では、エレベータの乗りか
ごを吊り下げたロープを綱車に巻き付け、綱車をモータ
で回転させる。即ち、モータと連結する入力軸に取り付
けられた第1のピニオンはモータの回転に従って回転
し、第1のピニオンの回転力は第1のギヤを介して第2
の回転軸に伝達され、そこに取り付けられた第2のピニ
オンは第2の回転軸に従って回転する。そして、第2の
ピニオンの回転力は綱車に設けられた内周溝部の側壁に
形成された内歯車部に伝達される。これにより、2段減
速のヘリカルギヤによる2段目の減速機である第2のピ
ニオンと綱車に刻まれた内歯車部とにより減速する。
【0016】請求項4の発明では、請求項1乃至請求項
3の発明の作用に加え、綱車の回転軸である綱車軸を、
綱車軸の両端部に設けた軸受で支持する。これにより、
綱車軸の両持ちとなり、ギヤケース内に綱車軸を通す必
要がなくなると共に、綱車軸と第1のギヤとの干渉が緩
和される。
【0017】請求項5の発明では、請求項1、請求項2
又は請求項4の発明の作用に加え、外歯車部は、綱車と
別部品として加工され、綱車に嵌め込まれる。これによ
り、綱車と外歯車部とは嵌め合い型になる。
【0018】請求項6の発明では、請求項3の発明の作
用に加え、モータと連結する入力軸を中空構造の綱車軸
に挿入して、綱車を配置する。これにより、モータは綱
車の内側に配置される。
【0019】請求項7の発明では、請求項1、請求項2
又は請求項4の発明の作用に加え、2段目減速機のプー
リーはベルトを介して綱車のプーリーを回転させる。こ
れにより、ベルトドライブ方式によって減速する。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。図1は本
発明の第1の実施例を示す構成図である。この第1の実
施例は、図11に示した従来のものに対し、第2のギヤ
25に代えて、綱車12の外周部の一部にギヤである外
歯車部28を形成し、第2の回転軸24に取り付けられ
た第2のピニオン23の回転力を綱車12に伝達するよ
うにし、また、第2のピニオン23及び外歯車部28を
ギヤカバー29で覆うように構成したものである。その
他の構成は、図11に示した従来例と同一であるので、
同一要素には同一符号を付しその説明は省略する。
【0021】図1において、ギヤケース19内において
は、1段目の減速機は第1のピニオン21と第1のギヤ
22とで構成される。一方、ギヤケース19外において
は、第1のギヤ22の回転軸である第2の回転軸24の
端部に第2のピニオン23が設けられ、この第2のピニ
オン23とギヤの刻まれた綱車12の外歯車部28とが
嵌合する。そして、第2のピニオン23と外歯車部28
とをギヤカバー29により覆う構造となっている。ま
た、ギヤケース19とギヤカバー19内にはギヤオイル
が注入される。
【0022】即ち、ギヤケース19にモータ16を取り
付け、カップリング17を介し入力軸18にモータ16
の回転力を伝達する。モータ16の回転により、その入
力軸18に取り付けられた第1のピニオン21はモータ
16の回転に従って回転し、第1のピニオン21の回転
力は第1のギヤ22を介して第2の回転軸24に伝達さ
れる。第2の回転軸24に取り付けられた第2のピニオ
ン23は、第2の回転軸24に従って回転する。そし
て、第2のピニオン23の回転力は綱車12の外周部に
形成された外歯車部28により綱車12に伝達される。
これにより、2段減速のヘリカルギヤによる2段目の減
速機である第2のピニオン23と綱車12に刻まれた外
歯車部28とにより減速し、必要とする綱車の回転速度
を得る。
【0023】ここで、綱車12の綱車軸26を支持する
軸受27は、ギヤケース19内に構成し、ギヤケース1
9内に注入されたギヤオイルにより潤滑する。また、ギ
ヤケース19は鋳物による鋳造品とし、綱車12の外歯
車部28と綱車本体部分12Aとの境目は、図1に示し
たように、ギヤカバー29が取りつけられるように切込
みの入った構造とする。
【0024】図2にギヤカバー29を示す。図2(a)
は図1の矢印A方向から見た図であり、図2(b)は図
1の矢印B方向から見た図である。一方のカバー部材3
0aをギヤケース19に例えばねじ止めして固定し、そ
の一方のカバー部材30aに他方のカバー部材30bを
例えばねじ止めして取りつける。また、第2の回転軸2
4、綱車軸26、綱車本体部分12Aと外歯車部28と
のそれぞれの境目、一方のカバー部材30aと他方のカ
バー部材30bとの境目には、パッキン31を取りつけ
る。これによりギヤカバー29内のギヤオイルがギヤカ
バー29外に出ることを防ぐ構造としている。
【0025】この第1の実施例によれば、第2のギヤ2
5に代えて、綱車12に外歯車部28を設けるので、ギ
ヤケース19は第2のギヤ25を収納する必要がなくな
る。従って、ギヤケース19の大きさは、第2のギヤ2
5の約半径分と、第2のピニオン23と第2のギヤ25
との1列分だけ縮少することができる。
【0026】図3は、本発明の第2の実施例を示す構成
図である。この第2の実施例は、図1に示した第1の実
施例に対し、綱車軸26の両端部に一対の軸受27a、
27bを設け、その一対の軸受27a、27bで綱車軸
26を支持するようにしたものである。この場合、ギヤ
ケース19に収納されない方の軸受27bは軸受台32
で保持されている。これにより、綱車軸26を両持ちと
する。その他の構成は、図1に示した第1の実施例と同
一であるので、同一要素には同一符号を付しその説明は
省略する。
【0027】即ち、この第2の実施例では、綱車軸29
を両持ち構造とするために、軸受台36を綱車12を挟
んだギヤケース19の反対側に配置し、綱車12の綱車
軸26を両持ちにすることにより、綱車軸26と第1の
ギヤ22との干渉の問題を解決している。なお、綱車軸
26の軸受27はベアリングで構成され、グリスによる
潤滑としている。
【0028】この第2の実施例によれば、綱車軸26と
第1のギヤ22の干渉による設計上の制約がなくなる。
また、両持ち構造であるので、綱車12の吊下げ荷重が
片持ち構造より大きくできる。
【0029】図4は、本発明の第3の実施例を示す構成
図である。この第3の実施例は、図1に示した第1の実
施例に対し、外歯車部28を、綱車12と別部品として
加工し綱車に嵌め込んだものである。これにより、綱車
12と外歯車部28とは嵌め合い型になる。
【0030】即ち、ギヤの刻まれた綱車12の外歯車部
28と綱車本体部分12Aとを別々に加工し、外歯車部
28を綱車12に固定する。この場合の固定は、焼ば
め、セレーション、又はねじ止め等が用いられる。
【0031】この第3の実施例によれば、綱車12と外
歯車部28とを別々に加工して外歯車部28を綱車12
に嵌め合わせるようにしているので、綱車本体部分12
Aと外歯車部28との間の切込みを深い構造とできる。
従って、綱車本体部分12と外歯車部28とのギヤカバ
ー29のパッキン31の径を縮少できる。これにより、
ギヤカバー29のオイル漏れの問題を減少することがで
きる。
【0032】次に、図5に本発明の第4の実施例の構成
図を示す。この第4の実施例は、第1のピニオン21と
綱車12に刻まれた外歯車部28とによる1段減速とし
たものである。即ち、図1に示した第1の実施例に対
し、第1のギヤ22、第2のピニオン23、第2の回転
軸24を省略し、外歯車部28をギヤケース19と一体
となったギヤカバー29に収納したものを示している。
【0033】図5において、この第4の実施例では、第
1のピニオン21と外歯車部28との一対のみで減速機
を構成し1段減速とする。綱車軸26の軸受27は、図
3に示した第2の実施例と同様に両持ち構造としてい
る。また、綱車本体部分12Aと外歯車部28とは別々
に加工し、図4に示した第3の実施例とは反対に外歯車
部28に綱車本体部分12Aを固定する。この場合の固
定は、焼ばめ、セレーション、ねじ止め等により行われ
る。
【0034】一方、ギヤケース19は、図6に示すよう
に、綱車本体部分12Aと外歯車部28との間で鉄板に
よるギヤカバー29と一体となった構造とする。そのた
め、ギヤケース19は箱型ではなく穴のあいた形状とな
る。ギヤケース19とギヤカバー蓋29aをギヤカバー
蓋29bのすべての境目にはパッキン31を取りつけ油
漏れ防止する。
【0035】この第4の実施例によれば、減速機構が一
対の第1のピニオン21と外歯車部28のみとなるの
で、第1のギヤ22と第2のピニオン23との素材やそ
れらの歯車加工の必要がなくなり、部品点数と加工工数
の削減を図ることができる。
【0036】図7は本発明の第5の実施例を示す構成図
である。この第5の実施例は、図3に示した第2の実施
例に対し、綱車12に刻まれた外歯車部28を内歯車部
33としたものである。
【0037】図7において、1段目減速機は、図3に示
した第2の実施例のと同様に構成されるが、2段目の減
速機は綱車12の内側に内歯車部33を刻んだ内歯車構
造とする。即ち、綱車12に設けられた内周溝部34の
側壁に第2のピニオンの回転力を綱車に伝達する内歯車
部33を形成している。また、綱車軸26の軸受27は
両持ち構造とし、綱車軸26の軸受27のベアリング、
第2のピニオン23、内歯車部33はグリス潤滑とす
る。
【0038】この第5の実施例によれば、内歯車部とし
たので、第2のピニオン71が綱車75内側に隠れるこ
とになり、ギヤカバー29を必ずしも取り付ける必要が
なくなる。また、綱車12の外歯車部を設ける部分の素
材の必要がなくなり、巻上機11自体の大きさを小型化
することができる。
【0039】次に、図8は本発明の第6の実施例の構成
図である。この第6の実施例は、図7に示した第5の実
施例に対し、綱車軸26を中空構造の軸とし、モータ1
6の入力軸18を綱車軸26に挿入して、綱車12を配
置したものである。
【0040】図8において、モータ16を綱車12の内
側、即ち図8に示すように綱車12をギヤケース19と
モータ16との間に配置する。綱車軸26の軸受27を
両持ちの構造とし、モータ16を綱車12を挟んでギヤ
ケース19の反対側の軸受台32に取り付け、中空軸構
造の綱車軸26の中に入力軸18を挿入する。入力軸1
8には第1のピニオン21が取り受けられ、この第1の
ピニオン21で第1のギヤ22に回転力を伝達する。
【0041】第1のギヤ22の回転は第2の回転軸24
に伝達され、第2のピニオン23が回転する。この第2
のピニオン23と綱車12に刻まれた内歯車部33によ
り減速し、綱車12の必要とする回転速度を得ることに
なる。ここで、ギヤケース19内の入力軸18や第2の
回転軸24の軸受は、ギヤオイルによる潤滑とし、入力
軸19のモータ16側の軸受、綱車軸26の軸受27、
綱車12の内歯車部33はグリス潤滑としている。
【0042】この第6の実施例によれば、図7に示した
第5の実施例の場合よりも、さらにギヤケース19を小
さくすることができる。
【0043】図9に、本発明の第7の実施例の構成図を
示す。この第7の実施例は、第2のピニオン23及び外
歯車部28をそれぞれプーリーに代え、両者間をベルト
で連結したものである。
【0044】モータ16の回転は、入力軸18の第1の
ピニオン21と第2の回転軸24の第1のギヤ22とに
より減速され、ギヤケース19外に出した第2の回転軸
24の先に小径のプーリー35aを取りつける。そし
て、綱車12に大径のプーリー35bを削り出しか別加
工して、ねじ止め等の方法で取りつける。そして、歯付
きのベルト36にて回転を伝達し減速する。ブレーキは
綱車軸26に取り付けられる。また、プーリー35bの
部分を覆うプーリーカバー37をギヤケース19に取り
付ける。
【0045】この第7の実施例によれば、ギヤケース1
9外に出たギヤをプーリー35とベルト36とによるベ
ルトドライブの減速方法に代えたことによって、2段目
のギヤの潤滑や騒音の問題が解消される。
【0046】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、綱
車に歯車部又はプーリーを設け第2のギヤを省略するの
で、ギヤケースの縮小と部品点数の削減を図り、軽量化
及びコスト低減化を図った巻上機を得ることができる。
【0047】即ち、請求項1の発明によれば、第2のギ
ヤに代えて、綱車に外歯車部を設けるので、ギヤケース
は第2のギヤを収納する必要がなくなる。従って、ギヤ
ケースの大きさは、第2のギヤの約半径分と、第2のピ
ニオンと第2のギヤとの1列分だけ縮少することができ
る。
【0048】請求項2の発明によれば、減速機構が一対
の第1のピニオンと外歯車部のみとなるので、第1のギ
ヤと第2のピニオンとの素材やそれらの歯車加工の必要
がなくなり、部品点数と加工工数の削減を図ることがで
きる。
【0049】請求項3の発明によれば、内歯車部とした
ので、第2のピニオンが綱車内側に隠れることになり、
ギヤカバーを必ずしも取り付ける必要がなくなる。ま
た、綱車の外歯車部を設ける部分の素材の必要がなくな
り、巻上機自体の大きさを小型化することができる。
【0050】請求項4の発明によれば、綱車軸を両持ち
とするので、綱車軸と第1のギヤとの干渉による設計上
の制約がなくなる。また、両持ち構造であるので、綱車
の吊下げ荷重が片持ち構造より大きくできる。
【0051】請求項5の発明によれば、綱車と外歯車部
とを別々に加工して外歯車部を綱車に嵌め合わせるよう
にしているので、綱車本体部分と外歯車部との間の切込
みを深い構造とできる。従って、綱車本体部分と外歯車
部とのギヤカバーのパッキンの径を縮少できる。これに
より、ギヤカバーのオイル漏れの問題を減少することが
できる。
【0052】請求項6の発明によれば、モータと連結す
る入力軸を中空構造の綱車軸に挿入して綱車を配置する
ので、請求項3の発明の場合よりも、さらにギヤケース
を小さくすることができる。
【0053】請求項7の発明によれば、ギヤケース外に
出たギヤをプーリーとベルトとによるベルトドライブの
減速方法に代えたので、2段目のギヤの潤滑や騒音の問
題が解消される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の構成図である。
【図2】本発明のギヤカバーの説明図であり、図2
(a)は図1の矢印Aから見た図、図2(b)は図1の
矢印Bから見た図である。
【図3】本発明の第2の実施例の構成図である。
【図4】本発明の第3の実施例の構成図である。
【図5】本発明の第4の実施例の構成図である。
【図6】本発明の第4の実施例で使用するギヤケースの
説明図である。
【図7】本発明の第5の実施例の構成図である。
【図8】本発明の第6の実施例の構成図である。
【図9】本発明の第7の実施例の構成図である。
【図10】ロープ式エレベータの説明図である。
【図11】従来例の構成図である。
【符号の説明】
11 巻上機 12 綱車 13 主ロープ 14 乗りかご 15 つり合い重り 16 モータ 17 カップリング 18 入力軸 19 ギヤケース 20 ブレーキ 21 第1のピニオン 22 第1のギヤ 23 第2のピニオン 24 第2の回転軸 25 第2のギヤ 26 綱車軸 27 軸受 28 外歯車部 29 ギヤカバー 30 カバー部材 31 パッキン 32 軸受台 33 内歯車部 34 内周溝部 35 プーリー 36 ベルト 37 プーリーカバー

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エレベータの乗りかごを吊り下げたロー
    プが巻き付けられる綱車と、前記綱車を回転させるため
    のモータと、前記モータと連結する入力軸に取り付けら
    れ前記モータの回転に従って回転する第1のピニオン
    と、前記第1のピニオンの回転力を前記第2の回転軸に
    伝達する第1のギヤと、前記第2の回転軸に取り付けら
    れた第2のピニオンと、前記綱車の外周部に形成され前
    記第2のピニオンの回転力を前記綱車に伝達する外歯車
    部とを備えたことを特徴とするエレベータ用巻上機。
  2. 【請求項2】 エレベータの乗りかごを吊り下げたロー
    プが巻き付けられる綱車と、前記綱車を回転させるため
    のモータと、前記モータと連結する入力軸に取り付けら
    れ前記モータの回転に従って回転する第1のピニオン
    と、前記綱車の一部に形成され前記第1のピニオンの回
    転力を前記綱車に伝達する外歯車部とを備えたことを特
    徴とするエレベータ用巻上機。
  3. 【請求項3】 エレベータの乗りかごを吊り下げたロー
    プが巻き付けられる綱車と、前記綱車を回転させるため
    のモータと、前記モータと連結する入力軸に取り付けら
    れ前記モータの回転に従って回転する第1のピニオン
    と、前記第1のピニオンの回転力を前記第2の回転軸に
    伝達する第1のギヤと、前記第2の回転軸に取り付けら
    れた第2のピニオンと、前記綱車に設けられた内周溝部
    の側壁に形成され前記第2のピニオンの回転力を前記綱
    車に伝達する前記内歯車部とを備えたことを特徴とする
    エレベータ用巻上機。
  4. 【請求項4】 前記綱車の回転軸である綱車軸を支持す
    る軸受を前記綱車軸の両端部に設け、両持ちとしたこと
    を特徴とする請求項1乃至請求項3に記載のエレベータ
    用巻上機。
  5. 【請求項5】 前記外歯車部は、前記綱車と別部品と
    し、前記綱車に嵌め込むようにしたことを特徴とする請
    求項1、請求項2又は請求項4に記載のエレベータ用巻
    上機。
  6. 【請求項6】 前記綱車軸を中空構造の軸とし、前記モ
    ータと連結する入力軸を前記綱車軸に挿入して、前記綱
    車を配置したことを特徴とする請求項3に記載のエレベ
    ータ用巻上機。
  7. 【請求項7】 前記第2のピニオン及び前記外歯車部を
    それぞれプーリーに代え、両者間をベルトで連結したこ
    とを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項4に記載
    のエレベータ用巻上機。
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