JPH0832497B2 - ファイル - Google Patents

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JPH0832497B2
JPH0832497B2 JP19126389A JP19126389A JPH0832497B2 JP H0832497 B2 JPH0832497 B2 JP H0832497B2 JP 19126389 A JP19126389 A JP 19126389A JP 19126389 A JP19126389 A JP 19126389A JP H0832497 B2 JPH0832497 B2 JP H0832497B2
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folding
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良一 松井
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Kokuyo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本願は、多数のポケット部を扇状に開くことができ
て、多種類の書類などを分類して収納する場合に有効な
ファイルに関する。
従来の技術 従来、前板と底板と後板が折線を介して上向きコ字状
に連設し、前記各板の左右側縁に、内向きの折返片を夫
々連設すると共に、後板の上端縁に蓋片を連設した合成
樹脂製の横長方形状の外装部材と、横長方形状の前片の
一方の側縁に、二つ折可能な一方の側片と、前記前片と
等大の後片と、他方の側片の一部とを夫々折線を介して
順次連設し、かつ、前記前片の他方の側縁に、他方の側
片の一部と、熔着代とを折線を介して順次連設し、さら
に、後片の上縁に折線を介して連結片を延設して成る展
開板を夫々折線により折曲して、前記熔着代を他方の側
縁の一部に熔着することにより上下面で開口するポケッ
ト部を形成した透明の合成樹脂板から成る多数の収納袋
と、前記外装部材と前記多数の収納袋と綴止めする左右
一体の綴杆とから構成され、多数の収納袋を、前位の連
結片が後位のポケット部内に介入するように順次連結し
てその集合体を外装部材の前板と後板との間に介挿する
と共に、前記集合体の下部左右位置と外装部材の下部左
右位置とを綴杆により綴り込んで成るファイルは例えば
実開昭63−112075号,同63−112076号公報により公知で
ある。
発明が解決しようとする課題 ところが、前記した従来のファイルによれば、熔着に
よってポケット部を設ける構成であるので、作製が面倒
であり、また、ポケット部の底面が開口して相互に連通
可能な状態にあるので、例えば薄い紙などが、ポケット
部の底部から他のポケット部の底部に潜入して見失う惧
れがあり、さらに、後板の上縁から蓋片を延設してある
ので、書類などを出し入れする際に、蓋片が折りぐせに
よって常に閉じる方向に傾動して邪魔になり、使用に不
便であるなどの欠陥があった。
そこで本願は、外装部材のみならず、多数のポケット
部を有する収納部材の構成及び外装部材と収納部材との
組付けの全てを折込操作だけで行うことができるように
すると共に、蓋片を後板から外向きに屈曲する構成とす
ることにより、前記した従来の欠陥を解消すると共に、
収納部材のポケット部の増減に応じて外装部材の綴り幅
を可変できるようにすることを目的としたものである。
課題を解決するための手段 本願は、上記の目的を達成するために、左右端部に通
孔を有した取付片を、前板の後縁に折線を介して連設す
ると共に、前板の前縁寄り位置に横長の溝孔を設けた前
面板と、底板の前後縁に、折線を介して上向きに折曲す
る綴込片を夫々連設すると共に、その各綴込片の左右端
部に夫々通孔を有した底面板と、左右端部に通孔を有し
た取付片を後板の前縁に折線を介して設け、かつ、後板
の後縁に蓋片を折線を介して連設すると共に、後板の後
縁寄り位置と蓋片の前縁寄り位置とに、横長の溝孔を夫
々設けた後面板とから成り、増減可能な連結具を前記各
通孔に夫々挿通することにより、前面板と底面板と後面
板とを連結して成る外装部材と、山折線と谷折線を所定
の間隔で交互に隔設して複数の収納部片を連設すると共
に、その各収納部片の左右いずれか一方の側縁に、二つ
折り可能な側片及びこれと連設する連結片を折線を介し
て隣接同士で交互に延設し、かつ、長手方向の両端部に
夫々覆片と係挿片とを折線を介して順次延設した展開板
の各折線により、収納部片を順次蛇行状に折曲すると共
に、谷折り状に折曲されて対向する前後の収納部片の一
方の連結片が、他方の収納部片の外面に互いに重合する
ように各側片を二つ折りして、谷折り状に折曲されて対
向する各収納部片間に、左右側部が側片で閉じられたポ
ケット部を複数有した収納部材とから構成され、前記外
装部材の前板と後板の間に、前記収納部材を介挿すると
共に、その一方の覆片を、外装部材の前板の上縁を覆う
ように折曲して、係挿片を溝孔に係挿してその係挿片
を、前板と収納部材の前面との間に重合し、かつ、収納
部材の他方の覆片を、外装部材の後板と蓋片との折曲部
を覆うように折曲して、係挿片を蓋片の溝孔と後板の溝
孔とに係挿してその係挿片を後板と収納部材の後面との
間に重合することにより、収納部材を外装部材に組付け
て成るものである。
そして上記によれば、ポケット数の増減に応じて、底
板の前後幅の異なる底面板を交換することにより外装部
材の綴り幅を変更できるが、前記において、底面板の一
方の綴込片にその折線と近接して並列する複数の折線を
設け、かつ、該綴込片の左右端部に前後方向に延びる長
孔から成る通孔を設けて成るときは底面板を交換するこ
となく外装部材の綴り幅を変更することができる。
またポケット部を増加する場合に便利なように、収納
部材を複数の収納部材から成り、その複数収納部材同士
を、その谷部の位置に夫々設けた連係片と溝孔との係挿
により連結して構成し、また、連結片の抜出しを防止す
るために、収納部片の各山折線に沿って側方位置に、山
折状に折曲されて対向する収納部片間に介入する舌片を
突設し、さらに前記において舌片と対向する側片の端縁
に切欠部を設けて成り、また、体裁を良くするために、
前板,後板及び底板の各左右側縁に、折線を介して折返
片及び突片を夫々延設し、かつ、前記前板の前縁に、内
向きに折り返されて、前板の溝孔と対向する溝孔を有し
た折返片を延設して成り、さらにまた、底面板の綴り幅
を増減に対応して蓋片が湾曲するように、蓋片に、溝孔
から離れた位置で近接して並列する複数の折線を隔設し
て成るものである。
作用 しかして、使用に際しては、従来と同様に前板及び後
板と共に、収納部材を扇形状に開くと各ポケット部は大
きく開口して、従ってその開口された各ポケット部に書
類などが収納され、また、不使用時には底板の幅に収縮
して蓋片を閉じるものである。
そしてポケット部が多い収納部材を用いるときは、そ
の厚さに相当する綴り幅をもつ底面板に交換してもよい
が、底面板の一方の綴込片にその折線と近接して並列す
る複数の折線を設け、かつ、該綴込片の左右端部に前後
方向に延びる長孔から成る通孔を設けて成ることによ
り、近接して並列する折線の位置を変更することにより
外装部材の綴り幅を容易に変更することができる。
実施例 以下本願の実施例を図面にもとづいて詳述すると、第
2図のファイルAの外装部材(1)を構成する比較的分
厚い合成樹脂板から作成される前面板(2)の展開板
(2)aと、底面板(3)の展開板(3)aと、後面板
(4)の展開板(4)aを示しており、前記前面板の展
開板(2)aは、横長方形状の前板(5)の左右側縁に
折線(6),(6)を介して内向きに折り返される折返
片(7),(7)が、前板(5)の上縁に折線(8)を
介して内向きに折り返される折返片(9)が、前板
(5)の下縁には折線(10)を介して内向きに折曲する
取付片(11)が夫々一体に連設されており、前板(5)
と前縁に設けた折返片(9)により前縁寄り位置に、折
線(8)を挟んで対向する左右一対の横長の溝孔(1
2),(12),(13),(13)が、また、取付片(11)
には左右の側縁寄り位置に通孔(14),(14)が夫々穿
設されており、前板(5)の表面には、後記する蓋片
(32)の止具(38)と係脱可能な止具(15),(15)が
設けてある。前記底面板(3)の展開板(3)aは、細
幅の底板(16)の前縁に折線(17)を介して前記取付片
(11)と重合する綴込片(18)を、また、底板(16)の
後縁に折線(19)を介して上向きに折曲する前記綴込片
(18)よりも上下幅の広い綴込片(20)を夫々連設する
と共に、前記一方の綴込片(18)の左右側縁寄り位置に
は、前記通孔(14)と合致する通孔(21),(21)が、
また、前記他方の綴込片(20)の左右側縁寄り位置に
は、前後方向に延びる長孔(22),(22)が夫々穿設し
てあり、さらに、前記綴込片(20)には折線(19)に近
接して並列する複数の折線(23)・・・・・が隔設して
あり、底板(16)の左右側縁に折線(25),(25)を介
して突片(24),(24)が突設してある。前記後面板
(4)の展開板(4)aは、前板(5)と対向する後板
(26)の左右側縁に折線(27),(27)を介して内向き
に折り返される折返片(28),(28)が、後板(26)の
下縁に折線(29)を介して前記他方の綴込片(20)と重
合する取付片(30)が、後板(26)の上縁に山折線(3
1)を介して外向きに折り返される蓋片(32)が夫々一
体に連設してあり、前記取付片(30)の左右側縁寄りに
は、前記長孔(22)と合致する通孔(33)が穿設してあ
り、後板(26)と蓋片(32)との山折線(31)寄り位置
に山折線(31)を挟んで対向する左右一対の横長の溝孔
(34),(34),(35),(35)が夫々一直線状に設け
てあり、さらに前記蓋片(32)には、溝孔(35)の位置
と、それから僅か離れた位置で並列する前後一対の折線
(36)a,(36)bが、さらに前記折線(36)bと蓋片
(32)の端縁との中間位置に近接して並列する複数の折
線(37)・・・・・が夫々設けてある。(38)は蓋片
(32)を前板(5)の止具(15)に止着する係脱可能な
止具である。
第3,4図は合成樹脂例えばポリプロピレンの透明シー
トから成り、かつ、中間で連結可能とした収納部材(3
9)を構成する前後一対の収納部材用展開板(40),(4
1)を示しており、第3図に示す前位の展開板(40)
は、谷折線(42)と山折線(43)を長手方向に交互に一
定の間隔で隔設して奇数の横長方形状の収納部片(44)
a,・・・・・(44)eを連設すると共に、最前位の収納
部片(44)aの前縁には、折線(45)を介して前位の覆
片(46)が、さらに、その前縁に折線(47)を介して左
右一対の係挿片(48)が夫々延設してあり、また最後位
の収納部片(44)eの端延には谷折線(42)を介して連
係片(49)が延設されており、前記谷折線(42)の位置
には溝孔(50)が設けてある。さらに前記最前位の収納
部片(44)aの一方の側縁には、折線(51)a)を介し
て二つの折り可能な細幅の側片(52)aが、その外側縁
に折線(51)bを介して所要幅の連結片(53)aが夫々
連設してあり、その次位の収納部片(44)bの他方の側
縁には、折線(51)aを介して二つ折り可能な細幅の側
片(52)bがその外側縁に折縁(51)bを介して所要幅
の連結片(53)bが夫々連結してあり、このようにして
他の収納部片(4)c,(44)d,(44)eにも前記と同様
にして左右交互に折線を介して二つ折り可能な側片(5
2)と連結片(53)とが夫々連設してある。なお(54)
は山折線(43)に沿って側方に突出した舌片、(55)は
前記舌片(54)に対応して側片の端縁に設けた切欠部で
ある。第4図に示す前記後位の展開板(41)は、前記し
た前位の展開板(40)において、連係片(49)と溝孔
(50)に代えて、最後位の収納部片(44e)′の後縁
に、折線(56)を介して前記溝孔(50)に挿込み連結さ
れる連係片(57)を設けた点以外は、前記前位の展開板
(40)と相違するところはなく、従って図において前記
前位の展開板(40)に対する部分の符号に′を付して表
している。(58)はネジ螺合によって単杆を順次増連す
ることができる連結具、(59)は前記前位の展開板(4
0),後位の展開板(41)における山折部内に係挿され
る断面V字状に折曲された見出しカードである。
しかして、先ず外装部材(1)を構成するときは、前
面板用展開板(2)aの折返片(7),(7)及び折返
片(9)を、折線(6),(6)及び折線(8)を介し
て夫々内向きに折り返して前板(5)の内面に重合し、
かつ、取付片(11)を折線(10)を介して上向きに折曲
することにより前面板(2)を形成し、また、底面板用
展開板(3)aの前位の綴込片(18)及び後位の綴込片
(20)を折線(17)及び折線(19)を介し上向きコ字状
に折曲し、突片(24),(24)を折線(25),(25)を
介して内向きに折り返して底板(16)の内面に重合する
ことにより底面板(3)を形成し、さらに後面板用展開
板(4)aの折返片(28),(28)を折線(27),(2
7)を介して内向きに折り返して後板(26)の内面に重
合し、かつ、取付片(30)を折線(29)を介して上向き
に折曲し、かつ、蓋片(32)を山折線(31)を介して外
向きに折り返すことにより後面板(4)を形成し、この
ように形成された前面板(2)と底面板(3)と後面板
(4)とを第5図で示すように、通孔(14)と通孔(2
1)と長孔(22)と通孔(33)とに連結具(58)を挿通
して取付片(11)と綴込片(18)及び綴込片(20)と取
付片(30)を重合することにより連結して、前面板
(2)と底面板(3)と後面板(4)とから成る外装部
材(1)を構成する。次に、収納部材用前位の展開板
(40)を、谷折線(42)と山折線(43)とを介して各収
納部片(44)a,・・・・・(44)eを順次蛇行状に折曲
すると共に、谷折りされた前後の収納部片の連結片が、
互いに他方の収納部片の外面に重合するように、各側片
を夫々二つ折りする。即ち谷折りされた一方の収納部片
(44)aの連結片(53)aが、谷折りされた他方の収納
部片(44)bの外面に重合し、谷折りされた他方の収納
部片(44)bの連結片(53)bが、谷折りされた一方の
収納部片(44)aの外面に重合するように、側片(52)
a,(52)bを夫々二つ折りして、谷折りされて対向する
前後の収納部片(44)a,(44)bの左右側部を、それら
の側片(52)a,(52)bにより閉じる。このようにし
て、谷折りされて対向する他の収納部片(44)cと収納
部片(44)dとの左右側部も側片(52)cと側片(52)
dとにより夫々閉じることにより、谷折りされて対向す
る収納部片(44)aと収納部片(44)b及び収納部片
(44)cと収納部片(44)dとの間に夫々ポケット部が
形成される。さらにまた、舌片(54)a,(54)b,(54)
c,(54)dを夫々外向きに折曲して、これらを山折りさ
れて対向する収納部片(44)bと収納部片(44)c及び
収納部片(44)dと収納部片(44)eの間の上部に夫々
介入する。するとこの舌片(54)とは連結片(53)の上
部外面に重合してこれと対向して設けられた切欠部(5
5)の端縁に夫々係止し、これによって連結片(53)の
脱出が阻止され、以上によって第6図(イ)で示すよう
に収納部材(39)の前方部材(39)aが構成される。上
記した構成は、収納部材用後位の展開板(41)において
も同様である。即ち谷折線(42)′により谷折りされて
対向する収納部片(44)′aと収納部片(44)′b及び
収納部片(44)′cと収納部片(44)′dの左右側部
を、側片(52)′aと側片(52)′b及び側片(52)′
cと側片(52)′dにより夫々閉じて、収納部片(4
4)′aと収納部片(44)′b及び収納部片(44)′c
と収納部片(44)′dとの間でポケット部で構成し、か
つ、各舌片(55)′a,(55)′b,(55)′c,(55)′d
を夫々外向きに折曲して、これらを山折された収納部片
(44)′bと収納部片(44)′c及び収納部片(44)′
dと収納部片(44)′eの間の上部に夫々介入して各連
結片(53)′の脱出を阻止し、以上によって第6図
(ロ)で示すように収納部材(39)の後方部材(39)b
を構成する。このように構成された収納部材(39)の前
方部材(39)aと後方部材(39)bは、前方部材(39)
aに設けた溝孔(50)に、後方部材(39)bに設けた連
係片(58)を係挿して谷折線(42),折線(56)を折曲
することにより連結され、また、収納部片(44)eの連
結片(53)eを収納部片(44)′eの外面に、収納部片
(44)′eの連結片(53)′eを収納部片(44)eの外
面に夫々重合することによって収納部片(44)eと収納
部片(44)′eとの間にもポケット部を構成し、以上に
よって多数のポケット部を連切した収納部材(39)が構
成される。
次に収納部材(39)を第5図に示す構成の外装部材
(1)に組付ける構成について詳述する。
即ち第5図で示すように、前面板(2)と底面板
(3)と後面板(4)とを連結具(58)により連結して
なる外装部材(1)の前面板(2)と後面板(4)との
間に収納部材(39)を介挿すると共に、その下部を底面
板(4)の綴込片(18)と(20)との間に介し挿入し、
かつ、第7図で示すように、折線(8)の折曲部を覆う
ように折線(45)を介して前位の覆片(46)を折曲する
と共に、折線(47)を折曲した係挿片(48)が溝孔(1
2)及び溝孔(13)に係挿して係挿片(48)を収納部片
(44)aと折返片(9)との間に重合し、また山折線
(31)の折曲部を覆うように、折線(45)′を折曲ると
共に、折線(47)′を折曲して係挿片(48)′を溝孔
(35)と溝孔(34)に係挿して係挿片(48)′を収納部
片(44)′aと後板(26)との間に重合することによ
り、外装部材(1)と収納部材(39)とが組付けられ、
第1図に示すファイルを構成する。
しかして、使用に際しては、前板(5)及び後板(2
6)と共に、収納部材(39)が扇形状に開き、大きく開
口したポケット部に書類などが収納され、また、不使用
時には底板(16)の幅に収縮され、かつ、止具(15),
(38)を介して蓋片(32)を閉じるものである。なお第
8図で示すように、山折りされた前後の収納部片(4
4),(44)間の左右位置に介在されている連結片(5
3)の上縁間に跨ぐように、側方から逆V字状に折曲さ
れた見出しカード(59)を介挿し、これらの両端部を舌
片(54)の折曲により係止することにより、所要位置の
ポケット部に対し見出しを表出することができる。
前記した実施例においては、収納部材用前位の展開板
(40)と、前記後位の展開板(41)とを溝孔(50)に連
係片(58)を係挿することにより連結して収納部材(3
9)を構成した場合を示したが、第9図に示すように、
収納部材用前位の展開板(60)と前記後位の展開板(6
0)′の長手方向の端部に互いに係挿可能な連係片(6
1)と溝孔(62)を有した連係片(63)とを並設すると
きは、前記前位の展開板(60)と前記後位の展開板(6
0)′を区別することなく共通に使用することができ
る。また、上記した実施例は、いずれも収納部材用前位
の展開板と前記後位の展開板とから収納部材を構成した
場合について述べたが、比較的ポケット数の少ないファ
イルを構成するときは、第10図で示すように偶数個の収
納部片(64)a,・・・・・(64)fを必要数丈連設する
と共に、その長手方向の両端部に夫々係挿片(65),
(65)及び係挿片(65)′,(65)′を夫々設けた収納
部材用の展開板(66)により収納部材が構成される。
また、上記においてポケット数増加するときは、収納
部材(39)の前方部材(39)a,後方部材(39)bのポケ
ット数を増加するほかに、前方部材(39)aと後方部材
(39)bとの間に、中間部用収納部材(67)を連結する
ことによっても行うことができる。
即ち第11図は中間部用収納部材(67)の展開板を示し
ており、複数の収納部片(68)a,(68)b・・・・・
(68)nを折線(69)を介して連設し、かつ、それらの
一側縁に折線(70)a,(70)bを介して二つ折り可能な
側片(71)a,(71)b,・・・・・(71)nと連結片(7
2)a,(72)b,・・・・・(72)n及び舌片(73)a,(7
3)b,・・・・・(73)nと切欠部(74)a,(74)b,・
・・・・(74)nとを夫々設けると共に、長手方向の一
方の端縁に挿入片(75),(75)を、他方の端縁に前記
挿入片(75)に係挿するスリット(76),(76)を有し
た折片(77)を夫々設けて構成し、この展開板(67)を
各折線(69),(70)a,(70)bにより折曲して互いに
対向する収納部片の外面に重合すると共に、一方の収納
部片(68)aの連結片(72)aを第6図(イ)の収納部
片(44)eの外面に重合し、前記収納部片(44)eの連
結片(53)eを収納部材(68)aの外面に重合し、前記
他方端部の収納部片(68)nの連結片(72)nを第6図
(ロ)の収納部片(44)′eの外面に重合し、前記収納
部片(44)′eの連結片(53)′eを前記他方の収納部
片(68)nの外面に重合し、かつ、挿入片(75)を連係
片(49)の溝孔(50)に、連係片(57)′をスリット
(76),(76)に係挿して、中間部用収納部材(67)と
収納部材(39)の前方部材(39)aと後方部材(39)b
とを連結する。この構成によれば、収納部材(39)全体
の幅寸法が増加するので、その増加寸法に相当して連結
具(58)の長さ寸法を単杆の追加により延長すると共
に、前記底板(16)の幅寸法lを第12図で示すように、
近接して並列する折線(23)の位置を変更することによ
り増加し、これに合わせて蓋片(32)に近接して並列し
た複数の折線(37)のうち任意の折線位置で折曲するも
のである。
なお、上記において、ポケット数の増減に伴って外装
部材の底面板の綴り幅を変更する場合、底板の前後幅の
異なる底面板を変更することによっても行うことができ
る。
発明の効果 叙上のように、本願によれば、外装部材と収納部材の
展開板を熔着する必要はなく、また、外装部材と収納部
材の組付けも、それらを折込操作するだけでファイルの
構成ができるので製作が簡単で、かつ、安価に提供でき
ると共に、蓋片は一旦外向きに折返されているので、使
用時に蓋片が折りぐせにより開披状態を保持して書類の
出し入れに便利であり、また請求項2記載の構成におい
ては、ポケット部の増減に合わせて外装部材の綴り幅を
変更することができて使用にも便利である。さらに請求
項3記載の構成においては、収納部材の前方部材,後方
部材を外装部材に取り付けた状態で中間部用収納部材を
連結することにより収納部材全体のポケット部を増加す
る場合に有効であり、また、請求項4記載の構成におい
ては、連結片の抜出し防止ができ、さらに、請求項5記
載の構成においては、外装部材の外周縁に切口が表出し
ないので、体裁がよく、また、請求項6記載の構成にお
いては、底面の幅寸法の増加に対応して蓋片が湾曲する
ので使い易いなどの利点を有する。
【図面の簡単な説明】 図面は本願の実施例を示し、第1図は総体斜視図、第2
図は外装部材の展開平面図、第3図は収納部材の前方部
材の展開平面図、第4図は収納部材の後方部材の展開平
面図、第5図は一部切欠した折曲後の外装部材の斜視
図、第6図は折曲後の収納部材の前方部材と後方部材の
斜視図、第7図は要部の拡大縦断側面図、第8図は一部
切欠して見出しカードの取付状態を示す拡大斜視図、第
9図は他の実施例を示す収納部材の前方部材の展開平面
図、第10図は他の実施例における収納部材の展開平面
図、第11図は中間部用収納部材の展開平面図、第12図は
他の実施例における要部の拡大縦断面図である。 図中、Aはファイル、(1)は外装部材、(2)は前面
板、(2)a,(3)a,(4)a,(40),(41),(6
0),(60)′,(66)は展開板、(3)は底面板、
(4)は後面板、(5)は前板、(6),(8),(1
0),(17),(19),(23),(25),(27),(2
9),(37),(45),(45)′,(47),(47)′,
(51)a,(51)′a,(53)b,(51)′b,(69),(70)
a・・・・・(70)nは折線、(7),(9),(28)
は折返片、(11),(30)は取付片、(12),(13),
(34),(35),(50),(62)は溝孔、(16)は底
板、(18),(20)は綴込片、(14),(21),(33)
は通孔、(22)は長孔、(25)は突片、(26)は後板、
(31),(43),(43)′は山折線、(32)は蓋片、
(39)は収納部材、(39)a,(39)b,(69)は分割され
た収納部材、(42),(42)′は谷折線、(44)a・・
・・・(44)e,(44)′a・・・・・(44)′e,(64)
a・・・・・(64)f,(68)a,・・・・・(68)nは収
納部片、(46),(46)′は覆片、(48),(48)′,
(65),(65)′は係挿片、(49),(57),(61),
(63)は連係片、(52)a・・・・・(52)e,(52)′
a・・・・・(52)′e,(71)a・・・・・(71)nは
側片、(53)a・・・・・(53)e,(53)′a,・・・・
・(53)′e,(72)a・・・・・(72)nは連結片、
(54)a・・・・・(54)e,(54)′a・・・・・(5
4)′e,(73)a・・・・・(73)nは舌片、(55)a
・・・・・(55)e,(55)′a,・・・・・(55)′e,
(74)a・・・・・(74)nは切欠部、(58)は連結具
である。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】左右端部に通孔を有した取付片を、前板の
    後縁に折線を介して連設すると共に、前板の前縁寄り位
    置に横長の溝孔を設けた前面板と、底板の前後縁に、折
    線を介して上向きに折曲する綴込片をそれぞれ連設する
    と共に、その各綴込片の左右端部にそれぞれ通孔を有し
    た底面板と、左右端部に通孔を有した取付片を後板の前
    縁に折線を介して設け、かつ、後板の後縁に蓋片を折線
    を介して連設すると共に、後板の後縁寄り位置と蓋片の
    前縁寄り位置とに、横長の溝孔をそれぞれ設けた後面板
    とから成り、増減可能な連結具を前記各通孔にそれぞれ
    挿通することにより、前面板と底面板と後面板とを連結
    して成る外装部材と、山折線と谷折線を所定の間隔で交
    互に隔設して複数の収納部片を連設すると共に、その各
    収納部片の左右いずれか一方の側縁に、二つ折り可能な
    側片及びこれと連設する連結片を折線を介して隣接同士
    で交互に延設し、かつ、長手方向の両端部にそれぞれ覆
    片と係挿片とを折線を介して順次延設した展開板の各折
    線により、収納部片を順次蛇行状に折曲すると共に、谷
    折状に折曲されて対向する前後の収納部片の一方の連結
    片が、他方の収納部片の外面に互いに重合するように各
    側片を二つ折りして、谷折状に折曲されて対向する各収
    納部片間に、左右側部が側片で閉じられたポケット部を
    複数有した収納部材とから構成され、前記外装部材の前
    板と後板の間に、前記収納部材を介挿すると共に、その
    一方の覆片を、外装部材の前板の上縁を覆うように折曲
    して、係挿片を溝孔に係挿してその係挿片を、前板と収
    納部材の前面との間に重合し、かつ、収納部材の他方の
    覆片を、外装部材と後板と蓋片との折曲部を覆うように
    折曲して、係挿片を蓋片の溝孔と後板の溝孔とに係挿し
    てその係挿片を後板と収納部材の後面との間に重合する
    ことにより、収納部材を外装部材に組付けて成るファイ
    ル。
  2. 【請求項2】請求項1において底面板の一方の綴込片に
    その折線と近接して並列する複数の折線を設け、かつ、
    該綴込片の左右端部に前後方向に延びる長孔から成る通
    孔を設けて成るファイル。
  3. 【請求項3】収納部材が、複数の収納部材から成り、そ
    の複数収納部材同士を、その谷部の位置にそれぞれ設け
    た連係片と溝孔との係挿により連結して構成した請求項
    1または2記載のファイル。
  4. 【請求項4】収納部材の各山折線に沿って側方位置に、
    山折状に折曲されて対向する収納部片間に介入する舌片
    を突設し、かつ、舌片と対向する側片の端縁に切欠部を
    設けて成る請求項1,2または3記載のファイル。
  5. 【請求項5】前板及び後板の各左右側縁に、折線を介し
    てその内面に重合する折返片を、また、底板の左右側縁
    に内向きに重合する突片をそれぞれ延設し、かつ、前記
    前板の前縁に、内向きに折り返されて前板の溝孔と対向
    する溝孔を有した折返片を延設して成る請求項1,2,3ま
    たは4記載のファイル。
  6. 【請求項6】蓋片に、溝孔から離れた位置で近接して並
    列する複数の折線を隔設して成る請求項1,2,3,4または
    5記載のファイル。
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