JPH08325559A - 研磨処理助剤組成物及びこれを用いた汚れの除去方法 - Google Patents

研磨処理助剤組成物及びこれを用いた汚れの除去方法

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JPH08325559A
JPH08325559A JP15833095A JP15833095A JPH08325559A JP H08325559 A JPH08325559 A JP H08325559A JP 15833095 A JP15833095 A JP 15833095A JP 15833095 A JP15833095 A JP 15833095A JP H08325559 A JPH08325559 A JP H08325559A
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polished
polishing
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polishing treatment
dirt
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JP15833095A
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Ushio Takahashi
潮 高橋
Naoto Tokunaga
直人 徳永
Naotaka Machida
直隆 町田
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Autobacs Seven Co Ltd
Yokohama Oils and Fats Industry Co Ltd
Original Assignee
Autobacs Seven Co Ltd
Yokohama Oils and Fats Industry Co Ltd
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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】非イオン界面活性剤及び陰イオン界面活性剤か
ら選択される少なくとも一以上の界面活性剤とポリシロ
キサン化合物及び水を含む研磨処理助剤組成物で、被研
磨面を濡らしてから、当該被研磨面を可塑性柔軟砥石を
用いて擦ることにより、被研磨面に付着した汚れを除去
することを特徴とする汚れの除去方法を提供する。 【効果】本発明の方法は、上記研磨処理助剤組成物を使
用することを特徴とし、作業効率及び汚れの除去効果に
優れた方法である。特に、可塑性柔軟砥石を使用する
と、その粘着力も汚れ除去に寄与するので、汚れ除去効
果が増強される。また、被研磨面表面からの突起部に研
磨力が作用し、平滑表面には研磨力が働かないので、塗
装面等の傷つき易い面の汚れ除去に好適に実施できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被研磨面と研磨材との
摩擦抵抗を少なくさせることを目的として、被研磨面を
濡らすために用いる研磨処理助剤組成物に関する。更に
は、前記研磨処理助剤組成物を用いて被研磨面に付着し
た汚れの除去方法に関する。詳しくは、被研磨面に突き
刺さった微粒子や水垢等の通常の洗浄剤では落ち難い汚
れの除去方法に関し、特には、塗装面を美化するための
汚れの除去方法に関する。
【0002】
【従来の技術】研磨作業において、研磨材と被研磨面と
の摩擦抵抗を小さくする目的で、水又は界面活性剤を含
む水溶液にて被研磨面を濡らしながら研磨作業を行う場
合がある。
【0003】ところで、汚れの除去方法に関し、表面に
付着した汚れを研磨材により擦り落とす(研磨する)方
法が知られている。この方法は、自動車塗装面に付着し
た、外壁塗料のミスト、ピッチやタール等の除去のため
に、好適に実施されている。その実施態様は、例えば、
特公平4−11335号公報及び特公平5−39677号公報に記
載されている如く、水又は界面活性剤を含んだ洗剤で、
塗装面若しくは砥石を濡らしてから、可塑性柔軟砥石を
用いて塗装面を擦る方法である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、一般に、被研
磨面は疎水性である場合が多く、水と馴染み難いもので
ある。また、塗装表面やそれに付着する汚れも殆どが油
性である為、水と馴染み難いものである。従って、研磨
作業の際に水を用いても、研磨材との摩擦抵抗が大きい
ため作業性が悪く、仕上がり状態も滑らかさを欠いてい
た。一方、界面活性剤溶液を使用する場合には、いくら
か作業性が改善されるものの、未だ満足できるものでは
なく、仕上がり状態も滑らかさに欠けたものであった。
【0005】そこで、本発明は上述の作業性をより一層
向上させ、更には、滑らかさに優れる処理面を与えるこ
とができる、研磨処理助剤組成物の提供を目的とする。
また、前記研磨処理助剤組成物の好適な使用方法とし
て、作業効率を向上させ、被研磨面に付着した汚れの除
去能力を大きく改善させることができ、更に清浄で滑ら
かな処理面を与えることができる、汚れの除去方法の提
供を本発明のもう一つの目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
に従い鋭意研究を進めた結果、ポリシロキサン化合物を
含む研磨処理助剤が、作業効率を極めて上昇させること
を見出し、本発明を完成させた。
【0007】即ち、本発明は、非イオン界面活性剤及び
陰イオン界面活性剤から選択される少なくとも一以上の
界面活性剤とポリシロキサン化合物及び水を含む、被研
磨面を濡らすために使用する研磨処理助剤組成物に関す
る。
【0008】また、本発明は、研磨処理助剤組成物で被
研磨面を濡らしてから、当該被研磨面を研磨材にて擦る
ことにより、被研磨面に付着した汚れを除去することを
特徴とする汚れの除去方法にも関する。
【0009】
【作用】本発明に係る研磨処理助剤組成物で被研磨面を
予め濡らしておくと、研磨作業を行う際に、前記組成物
中に配合された界面活性剤及びポリシロキサン化合物
が、研磨材と被研磨面との間に均一な薄い液膜を作るの
で、摩擦抵抗が小さくなり、研磨作業をスムーズに行う
ことができる。
【0010】上記作用を目的として水(のみ)を使用す
る場合には、一般に、被研磨面及び研磨材は疎水性であ
るため共に水に濡れ難く、両者の間に均一な液膜が生じ
ない。これに対して、本発明の研磨処理助剤組成物で
は、界面活性剤及びポリシロキサン化合物が、被研磨面
及び研磨材を濡れ易くさせるため、両者の間に当該組成
物が拡り均一な液膜相が生じる。
【0011】特にポリシロキサン化合物は表面張力が極
めて小さいために、速やかに拡り、被研磨面と研磨材と
の間に液膜相を生成する。しかし、ポリシロキサン化合
物は、被研磨面及び研磨剤との親和性は低い為に、これ
らと吸着することなく、摩擦力に応じて滑らかに移動せ
しめる。故に、従来の界面活性剤のみが配合されている
研磨処理助剤と比べても、ポリシロキサン化合物が併用
されている場合には、潤滑性が非常に高まり作業性が大
きく向上する。従って、作業後の処理面も滑らかさに優
れる。
【0012】本発明の研磨処理助剤組成物を、特に被研
磨面の汚れを除去するために使用する場合には、付着物
と被研磨面との微小間隙に界面活性剤及びポリシロキサ
ン化合物が浸透し、剥がれ易くさせる作用をする。ま
た、水垢様の汚れに対しては、これを膨潤させ、やはり
汚れを剥がれ易くさせる。
【0013】この本発明の汚れの除去方法において、研
磨材に可塑性柔軟砥石を適用すると、研磨作用に加え、
粘着作用により汚れを把持する力が働くので、汚れの除
去効果が増強する。また、この場合には、研磨材の柔軟
性により、凸部にのみ研磨作用が働き、平滑面に対して
は研磨作用が働かないため、被研磨面に対して悪影響を
与えることがない。従って、特に傷がつき易い塗装面等
の被研磨面に対して有効に実施することができる。
【0014】
【好適な実施態様】本発明の研磨処理助剤に好適に使用
されるポリシロキサン化合物としては、粘度が10cS
〜100,000cS程度の範囲内にあるものが好ましく、更
には、100cS〜10,000cSの範囲内にあるものが好ま
しい。一般的に粘度が10cS未満のものは、潤滑性に
対する寄与が少ない傾向にあり、逆に100,000cSを越
える粘度を有するものは、却って摩擦抵抗を大きくする
傾向にある。具体的な化合物としてはジメチルポリシロ
キサンが最も好ましい。
【0015】本発明の研磨処理助剤組成物中には、ポリ
シロキサン化合物が0.1〜5.0重量%程度配合され
るのが好ましい。0.1重量%未満では、その効果が十
分に表われず、作業性の向上が大して図れず、また滑ら
かな処理面も得られ難い。逆に、5.0重量%を越えて
配合されると、処理後にベタつき感が残るようになるの
であまり好ましくない。
【0016】本発明の研磨処理助剤組成物に適用される
界面活性剤は、非イオン界面活性剤及び陰イオン界面活
性剤から選択される。陽イオン界面活性剤は被研磨面に
対して吸着性を表わす場合があり、作業性が損なわれる
ので不適である。より好ましくは非イオン界面活性剤で
あり、本発明の研磨処理助剤組成物は、後述のように水
系として提供されるため、親水性であることが望まし
く、HLBでは大体10〜17を表わすものが好まし
い。
【0017】本発明の研磨処理助剤組成物に配合される
界面活性剤としては、例えば、非イオン界面活性剤で
は、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、ポリオキ
シアルキレンアルキルフェニルエーテル及びポリオキシ
アルキレンジメチルポリシロキサンなどが挙げられる。
【0018】一方、陰イオン界面活性剤では、ポリオキ
シエチレンアルキルエーテル硫酸ナトリウム及び直鎖第
2級アルカンスルフォネートナトリウム塩などが挙げら
れる。また、これらの二種以上を混合して使用しても構
わない。
【0019】本発明の研磨処理助剤組成物において、界
面活性剤は0.01〜5.0重量%程度配合されている
のが好ましい。0.01重量%未満では、研磨材と被研
磨面の濡れ性の改善が不十分であり、両者の間に均一な
液膜が作成されない場合も生じ、作業性の向上が必ずし
も十分ではない。逆に、5.0重量%を越えて配合され
ると、これらの成分が塗装面に残存するなどの悪影響が
生じる為、あまり好ましくない。
【0020】本発明の研磨処理助剤組成物は、上記界面
活性剤及びポリシロキサン化合物を含有した水系の液
剤、即ち、水溶液或いはO/W型乳液として提供され
る。従って、取扱が容易であり、疎水性の研磨材又は被
研磨面に対して悪影響を与えることなく、研磨作業にお
いて摩擦抵抗を小さくさせる為、作業労力及び作業時間
が減少し、作業効率が上昇する。更には、滑らかな美し
い処理面が得られる。
【0021】本発明の研磨処理助剤組成物は、一般の研
磨作業において使用されると、上述の如く作業効率を向
上させることができる。その使用態様は、スプレー等に
より本発明品にて被研磨面を濡らしてから或いは濡らし
ながら、研磨材にて研磨作業を行うものであり、そうす
ることで、被研磨面と研磨材との間に液膜を作成し、作
業がスムーズに行えるようになる。
【0022】本発明の研磨処理助剤組成物のより好まし
い使用態様は、被研磨面に付着した汚れを、当該被研磨
面を研磨材にて擦る(研磨する)ことにより除去する際
に使用される場合であり、一般の研磨作業の場合と同様
に、被研磨面を濡らしてから或いは濡らしながら、研磨
材を用いて汚れ除去作業を行う。この汚れの除去方法の
提供が本発明の第二の視点である。
【0023】即ち、当該方法は、前述の本発明に係る研
磨処理助剤組成物で被研磨面を濡らしてから、当該被研
磨面を研磨材にて擦り、被研磨面に付着した汚れを除去
する方法である。この方法において、本発明の研磨処理
助剤組成物は、作業効率を向上させる効果を発揮するだ
けでなく、組成物中の界面活性剤及びポリシロキサン化
合物が汚れを剥がれ易くする作用をし、汚れ除去能力を
向上させる効果も有する。例えば、水垢等の汚れに対し
ては、これを膨潤させ剥がれ易くし、微粒子等が被研磨
面に突き刺さっているような汚れに対しては、この汚れ
と被研磨面とのわずかな隙間に前記成分が入り込み、浮
き上がらせることにより剥がれ易くする。
【0024】この汚れの除去方法において、研磨材に可
塑性柔軟砥石を適用すると、研磨作用に加え、粘着作用
により汚れを把持する力が働くので、汚れの除去効果が
増強する。また、この場合には、研磨材の柔軟性によ
り、凸部にのみ研磨作用が働き、平滑面に対しては研磨
作用が働かないため、被研磨面に対して悪影響を与える
ことがない。従って、特に傷がつき易い塗装面等の被研
磨面に対して有効に実施することができる。
【0025】ところで、本発明において、可塑性柔軟砥
石とは、室温で可塑性を有する柔軟材料に研磨用微粒子
を混入させたものをいう。図1は、本発明の汚れ除去方
法において、可塑性柔軟砥石を使用した場合の態様及び
汚れの除去作用を説明する図である。
【0026】図1(A)及び図1(B)を参照して、初
めに、柔軟砥石1を硬い平面に押し当てて、該砥石1に
平滑な平面1aを形成させる。この状態では、研磨用微
粒子4が柔軟材料7の平面1aから内部に入り込み、研
磨用微粒子4のエッジが柔軟材料7の平面1aから突出
することはない。
【0027】次に、被研磨面2に付着した汚れの突起部
分6に、柔軟砥石1の平面1aを覆い被せると、小突起
6は柔軟砥石1の平面1aに小穴をあけてその中に入り
込む(図1(A)の状態)。この後、柔軟砥石1を被研
磨面2に沿って繰り返し往復移動させて擦ると、柔軟砥
石1の平面1aが前記小突起6で切り込まれつつ移動す
る。この移動中に切れ込み部分5が生じる過程におい
て、その部分に存在する研磨用微粒子4が小突起6に当
たることになり(図1(B)の状態)、この小突起6が
研磨され除去される。
【0028】尚、この場合、水垢等の被研磨面表面から
の突起部を持たない汚れに対しては、柔軟砥石に形成さ
れた平面と被研磨面とが、圧着することにより、柔軟砥
石の粘着力のために汚れが砥石側に貼り付き除去され
る。尚、柔軟砥石に形成された平面と被研磨面との間に
は、研磨処理助剤による液膜が介在しているものの、該
液膜は極めて薄いものであり、上記柔軟砥石の粘着性に
よる汚れの除去を妨げるものではない。
【0029】また、柔軟砥石と被研磨面との接触平面に
おいて、研磨用微粒子のエッジは、柔軟材料平面から突
出していないので、被研磨面を傷つけることはない。更
には、削りカスや汚れは柔軟砥石自体の内部に取り込ま
れるので、これらを飛散させずに除去することができ
る。
【0030】但し、上記汚れの除去方法に関し、可塑性
柔軟砥石の擦り方には、特殊な動作は不要であり、誰で
も容易に作業を行うことができる。
【0031】この可塑性柔軟砥石には、公知のものを使
用することができる。例えば、可塑性柔軟材料には、体
質顔料と展色剤を練り合わせた油性パテ、及び可塑性を
有する石油系樹脂或いは合成樹脂などが挙げられる。
【0032】油性パテには、例えばシリコンパテなどを
挙げることができる。シリコンパテとしては、特公昭59
−4463号公報に記載されているような、反応性シリコン
オイル100部に重量比3〜5部の無水ホウ酸/シリコ
ンオイル及び重量比0.2〜0.5部のオレイン酸を混
入して生成されるものなどがある。また、可塑性を有す
る樹脂には、特公平4−11335号公報記載のポリオレフ
ィンポリオールなどが挙げられる。
【0033】研磨用微粒子には、特公平4−11335号公
報及び特公平5−39677号公報記載の珪砂、炭酸カルシ
ウム、アルミナ、グリーンカーボランダムなどを使用す
ることができる。その粒径は、1〜50μmの範囲内で
自在に設定可能である。より好ましくは、1〜30μm
の範囲内の粒径のものである。
【0034】
【実施例】以下、実施例により本発明を更に詳説する。
但し、本発明はこれらに限定されるものではない。尚、
特に断わらない限り、%は重量%を表わすこととする。
【0035】<実施例1>次に示す処方の研磨処理助剤
を調製した。 (処方) ポリオキシエチレンジメチルポリシロキサン(HLB11.5) 0.3% ジメチルポリシロキサン (350cS) 0.3% 水 99.4%
【0036】<実施例2>次に示す処方の研磨処理助剤
を調製した。 (処方) POE(9)アルキル(C12〜14)エーテル 0.3% ジメチルポリシロキサン (350cS) 0.3% 水 99.4%
【0037】<実施例3>次に示す処方の研磨処理助剤
を調製した。 (処方) POE(9)アルキル(C12〜14)エーテル硫酸ナトリウム 0.3% ジメチルポリシロキサン (350cS) 0.3% 水 99.4%
【0038】<実施例4>次に示す処方の研磨処理助剤
を調製した。 (処方) ポリオキシエチレンジメチルポリシロキサン(HLB11.5) 0.3% ジメチルポリシロキサン (1000cS) 0.3% 水 99.4%
【0039】<比較例1>次に示す処方の研磨処理助剤
を調製した。 (処方) POE(9)アルキル(C12〜14)エーテル 0.3% 水 99.7%
【0040】<比較例2>次に示す処方の研磨処理助剤
を調製した。 (処方) POE(10)ノニルフェニルエーテル 0.3% 水 99.7%
【0041】<比較例3>次に示す処方の研磨処理助剤
を調製した。 (処方) ポリオキシエチレンジメチルポリシロキサン(HLB11.5) 0.3% 水 99.7%
【0042】<比較例4>次に示す処方の研磨処理助剤
を調製した。 (処方) POE(2,3)アルキル(C12〜13)エーテル硫酸ナトリウム 0.3% 水 99.7%
【0043】<評価試験>上記実施例1〜4及び比較例
1〜4、更に水のみ(比較例5)あるいはケロシンのみ
(比較例6)からなる研磨処理助剤を用いて、下記の研
磨試験を行い、作業性、研磨後の塗装面状態及び研磨素
材への影響について比較評価した。
【0044】(研磨試験方法)JIS K2236の光沢増加度
のための試験片7cm×15cmを用い、これを1ヶ月屋外
に放置し、汚れを付着させたものを本試験の試験片とす
る。該試験片を、各研磨処理助剤にて濡らしながら、ポ
リブテンに3〜10μmの珪砂を混入させた可塑性柔軟
砥石を用いて研磨した。研磨方法は、前記砥石200g
に重りをつけて計450gとし、その自重により往復1
00回研磨した。研磨後の状態を下記評価規準に従い、
評価した。結果は表1に示す通りであった。
【0045】(評価規準) 作業性 ◎:非常に良い(非常に軽い) ○:良い(軽い) △:普通 ×:悪い
【0046】研磨後の塗装面状態 ◎:均一性良好、滑らか ○:滑らか △:普通 ×:悪い
【0047】研磨素材への影響 ◎:影響なし ○:特に問題なし △:やや影響 ×:影響大(溶解)
【0048】
【表1】
【0049】水のみからなる比較例5の研磨処理助剤を
使用した場合には、滑りが悪く摩擦抵抗が大きくなるた
め、研磨作業に労力と時間を要した。従来の研磨処理助
剤(比較例1〜4)を使用した場合には、いくらか改善
されているが、本発明品を使用した場合は更に作業性を
向上させることができた。そのうえ、被研磨面の付着物
除去効果にも極めて優れており、研磨後の塗装面は滑ら
かで均一になっていた。一方、従来の研磨処理助剤(比
較例1〜4)を使用した場合には、ある程度の滑らかさ
は得られるが、均一性に不満が残るものであった。尚、
本発明品は、研磨素材に対しても全く影響を与えなかっ
た。
【0050】
【発明の効果】本発明の研磨処理助剤組成物は、研磨作
業をスムーズにし、作業効率を向上させることができ
る。また、得られる処理面は滑らかな美しいものであ
る。特に、被研磨面に付着した汚れを研磨して除去する
際に使用すると、作業効率の向上に加え、汚れ除去能力
を上昇させることができる。
【0051】本発明の汚れの除去方法は、前記研磨処理
助剤組成物を使用することを特徴とし、その作用によ
り、作業効率及び汚れの除去効果の高い、優れた方法で
ある。特に、可塑性柔軟砥石を使用すると、その粘着力
も汚れ除去に寄与するので、更に効果が増強される。ま
た、被研磨面表面からの突起部のみに研磨力が作用し、
平滑表面には研磨力が働かないので、塗装面等の傷つき
易い面の汚れ除去に好適に実施できる。更には、削りカ
スや汚れを柔軟砥石自体に取り込まれるので、これらを
飛散させずに除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の汚れの除去方法の一実施態様を説明す
るための概念図であり、(A)は、研磨作業の開始状態
を説明するための概念図であり、(B)は、研磨作業中
の状態を説明するための概念図である。
【符号の説明】
1…可塑性柔軟砥石 2…被研磨面 3…研磨処理助剤による液膜 4…研磨用微粒子 5…切れ込み部分 6…小突起(付着物) 7…可塑性柔軟材料
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 町田 直隆 大阪府豊中市新千里東町一丁目5番3号 株式会社オートバックスセブン内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】非イオン界面活性剤及び陰イオン界面活性
    剤から選択される少なくとも一以上の界面活性剤とポリ
    シロキサン化合物及び水を含むことを特徴とする、被研
    磨面を濡らすために使用する研磨処理助剤組成物。
  2. 【請求項2】前記ポリシロキサン化合物は、10cS〜
    100,000cSの粘度を有することを特徴とする請求項1
    記載の研磨処理助剤組成物。
  3. 【請求項3】前記ポリシロキサン化合物の少なくとも一
    は、ジメチルポリシロキサンであることを特徴とする請
    求項1又は2記載の研磨処理助剤組成物。
  4. 【請求項4】前記界面活性剤の少なくとも一は、非イオ
    ン界面活性剤から選択されることを特徴とする請求項1
    から3のいずれか一に記載の研磨処理助剤組成物。
  5. 【請求項5】前記非イオン界面活性剤は、HLBが10
    〜17の範囲内にあることを特徴とする請求項4記載の
    研磨処理助剤組成物。
  6. 【請求項6】前記界面活性剤が合計で0.01重量%〜
    5.0重量%含有することを特徴とする請求項1から5
    のいずれか一に記載の研磨処理助剤組成物。
  7. 【請求項7】前記ポリシロキサン化合物が合計で0.1
    重量%〜5.0重量%含有することを特徴とする請求項
    1から6のいずれか一に記載の研磨処理助剤組成物。
  8. 【請求項8】請求項1から7のいずれか一に記載の研磨
    処理助剤組成物で被研磨面を濡らしてから、当該被研磨
    面を研磨材にて擦ることにより、被研磨面に付着した汚
    れを除去することを特徴とする汚れの除去方法。
  9. 【請求項9】前記研磨材が可塑性柔軟砥石であることを
    特徴とする請求項8記載の汚れの除去方法。
  10. 【請求項10】前記被研磨面が塗装面であることを特徴
    とする請求項9記載の汚れの除去方法。
  11. 【請求項11】前記研磨材に平滑な平面を形成し、該平
    面を被研磨面に押し当てて擦ることを特徴とする請求項
    9又は10記載の汚れの除去方法。
JP15833095A 1995-06-01 1995-06-01 研磨処理助剤組成物及びこれを用いた汚れの除去方法 Pending JPH08325559A (ja)

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