JPH083259Y2 - マルチングにおける土載装置 - Google Patents

マルチングにおける土載装置

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JPH083259Y2
JPH083259Y2 JP3963891U JP3963891U JPH083259Y2 JP H083259 Y2 JPH083259 Y2 JP H083259Y2 JP 3963891 U JP3963891 U JP 3963891U JP 3963891 U JP3963891 U JP 3963891U JP H083259 Y2 JPH083259 Y2 JP H083259Y2
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JP
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mulching
soil
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frame
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JP3963891U
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JPH0730U (ja
Inventor
粂治 八木
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安久津 義人
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、複数畦を一条の幅広
フィルムあるいはシートでマルチングできるマルチング
における土載装置に関するものである。
【0002】
【技術的背景】一般に、マルチングは、一畦一条のフィ
ルムあるいはシートをもって被覆するものであるが、動
力機をもって複数条の畦を、一条のフィルムあるいはシ
ートをもって作業の能率化を図る趨勢にある。
【0003】幅広被覆体をマルチングすれば、風および
内部温度の上昇に伴い、該幅広被覆体はそれなりに揚力
が発生し、これを防止するために、幅における中間位置
をも重錘手段を施し、該重錘作用で揚力を抑制しなけれ
ばならないので、これをマルチング作業と同時に機械的
に行う方向にある。
【0004】
【従来の技術】前記した幅広被覆体をマルチングしたと
き、両側端は無論のこと幅における中間位置も列条に圃
場土をもって重錘効果をマルチング作業と同時に施すこ
とができる装置として特許出願公開昭和53年第220
496号公報において公開された技術がある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】前記の公開された技術
は、マルチング装置の走行による作用で圃場の土を掬い
上げ、これを装置後方にコンベアで搬送し、該装置で、
既に張設された被覆体の上部から列条に落下載置させよ
うとする、机上では理想的作用が期待されるものであ
る。
【0006】しかしながら実際問題として、作業する圃
場の土壌の土質は千差万別で、湿潤度が高く、且つ、粘
度が高い土壌もあり、また、これとは逆に乾燥した土塊
土壌、あるいは乾燥度の高い粉粒体土壌もある。
【0007】前者の高湿潤高粘度土壌の場合はコンベア
と枠体との間に貼着して、機器の作動を停止させること
もある。
【0008】後者は乾燥度合が高く、且つ、粉粒状土質
は掬い上げの時点で溢流し、その搬送量も不均衡とな
り、被覆体上に落下させたときから重錘としての目的を
奏することができない場合もあり、このような状態で土
載すれば、施した土列は風によって飛散現象も免れな
い。
【0009】本願人は、上記したあらゆる悪事例を克服
するために、これらの欠陥を究明し、被覆体上に施す土
載形態を列条土載から塊状土載にすることを着想し、こ
れによって前記したあらゆる土質にも適合し、高粘度土
質においても支障を来すことなく、また、乾燥土質に対
しても間断なく流動してくる土流をプレートによって、
ある設定量毎をまとめて団塊にし、これを施土すること
により、飛散現象を防止することができる。
【0010】一方、作物に対しても列条施土によって隣
接する畦に対し空気の遮断現象がなく、各畦間の空気流
通が自在で、朝夕の日照射角、日蔭等による温度変化時
にも、これらが平均されて、地形による優劣の差を、減
少できるようにすることを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この考案は、上記の目的
を達成させるための手段として、複数畦を一条の幅広フ
ィルムあるいはシートでマルチングできるマルチング装
置において、先端に堀取箆を装着した断面略U字状の搬
送樋の前後を前支持枠と、後支持枠とで支持するととも
に、前支持枠には駆動スプロケットを固着した駆動軸を
回転自在に枢着し、また、後支持枠には従動スプロケッ
トを枢着した従動軸を回転自在に軸支し、これらの支持
枠をトラクターに牽引させる連結手段を備えた主フレー
ムに取り付けられるようにし、前記の各スプロケットに
無端のチエンを、その往路作動部が前記搬送樋上で、か
つ、該搬送樋における底部と平行位置となるように架渡
し、該チエンの表面上に適宜設定した等間隙を介して搬
送樋の断面内側の形状に準じた形状のプレートの複数を
装着し、該プレートの外周が搬送樋の内面に接近走行で
きるようにし、また、前記の駆動軸には接地車輪を、固
着してマルチング装置の走行による従動回転作用を前記
チエンの回動駆動源となるように固定装着して土載装置
を構成してなるようにしたことを特徴とするものであ
る。
【0012】
【作用】本装置がトラクターの牽引されて走行すること
によって、幅広のフィルムが、装備された手段によっ
て、設定位置に張設され、本考案の土載装置において
も、接地車輪の回転によって、これを駆動源として無端
のチエンが回動し、該チエンの表面上に設定距離の等間
隔をもって装着された複数のプレートが搬送樋内を装置
後方を指向して走行する。
【0013】一方、装置の走行に伴い、搬送樋先端の掘
取箆の作用によって圃場の土は掬い上げられ、この状態
が間断なく続行されることにより、後方への押圧縮作用
を受けて移送される。
【0014】これは、搬送樋の前進作用のみで掻き込ま
れた土は、前方方向より等間隔をもって回動してくるプ
レートによって強制的に搬送樋内を後方に向かって移送
される。
【0015】これら、プレートによる移送中に、被移送
土は、一つの団塊に形成され、搬送樋後端より、既に張
設機構によって張設された幅広フィルム上に落下させら
れるものである。
【0016】このように、搬送樋から落下される団塊土
は、無端のチエンに装着された各プレートの設置間隙に
準じた距離を介して幅広フィルムの上に一線状に点設置
されるものである。
【0017】
【考案の実施例】次に、この考案の実施例を図とともに
説明すれば、複数畦を一条の幅広フィルム2あるいはシ
ートでマルチングできるマルチング装置1において、先
端に堀取箆3を装着した断面略U字状の搬送樋4の前後
を前支持枠5と、後支持枠6とで支持するとともに、前
支持枠5には駆動スプロケット7を固着した駆動軸8を
回転自在に枢着し、また、後支持枠6には従動スプロケ
ット9を枢着した従動軸10を回転自在に軸支し、これ
らの支持枠をトラクターに牽引させる連結手段を備えた
主フレーム11に取り付けられるようにし、前記の各ス
プロケットに無端のチエン12を、その往路作動部が前
記搬送樋4上で、かつ、該搬送樋4における 底部と平行
位置となるように架渡し、該チエン12の表面上に適宜
設定した等間隙を介して搬送樋4の断面内側の形状に準
じた形状のプレート13の複数を装着し、該プレート1
3の外周が搬送樋4の内面に接近走行できるようにし、
また、前記の駆動軸8には接地車輪14を、固着してマ
ルチング装置1の走行による従動回転作用を前記チエン
12の回動駆動源となるように固定装着して土載装置A
を構成して成るものである。
【0018】これらマルチング装置1は、トラクターに
牽引されて作動するもので、トラクターの後端部より後
方に突出する牽引機構のロワーリンクならびにトップリ
ンクの先端に前記した主フレームが取り付けられるよう
にしてある。
【0019】マルチング装置1の進行方向に対し直交す
る方向に連結接続する主フレーム11には、その両端に
後述する被覆体張設主部Bが装着され、前記した土載装
置Aがその中間の適宜設定位置に設置されるものである
が、この主フレーム11には、必要に応じて複数の土載
装置Aが並列設されることもある。
【0020】土載装置Aにおいて、前記した後支持枠5
に接続したフレーム15の先端を取り付け部材16を介
して前記の主フレーム11に装着するとともに、フレー
ム15の先端部より更に伸長させた副フレーム17より
ショックアブソーバー18ならびに高さ調整機構19を
介装して前記の前支持枠5が支持されている。
【0021】以上のように構成される土載装置Aは、1
台のマルチング装置1に、単機の土載装置Aの設置機種
においては、単機専用機として構成し、前記フレーム1
5の先端を直接主フレーム11に固着し、更に前記トッ
プリンク連結用接続部材を副フレーム17に活用するも
のである。
【0022】更に、一本の主フレーム11に複数の土載
装置Aを装着できるようにするには、フレーム15と主
フレーム11とを接続するために取り付け部材16を用
い、更に、トップリンク接続部材を活用せずに、副フレ
ーム17を土載装置1の一部に構成するものである。
【0023】更にまた、前記の従動スプロケット9の従
動軸10を支承する軸受と前記支持枠とには、チエン1
2の張架度合いを調整するチエン調節ユニット20が装
備されている。
【0024】以上のように構成する土載装置Aは、以
下、その要点を説明する被覆体張設主部Bには、動力
的、または、機械的な連動機構は一切なく、ただ、配置
的関係のみが関連構成として成立させるものであり、こ
れらによって一本の主フレーム11を両装置が共用する
装着母体とする点のみに関連構成が生ずるものである。
【0025】主フレーム11の両端に装着する被覆体張
設主部Bは、主フレーム11に装着する取り付け金具3
7を設けたサブフレーム38を装着し、該サブフレーム
38の前方に、下端にゲージホイール39を回転自在に
枢着したホーク40を固定し、また、サブフレーム38
の後端には下部に掘削コルター41を回転自在に設けた
コルターステー42を上下自在に取り付け、更に、取り
付け金具37の後部には、後方上部に傾斜するフレーム
43を固定し、このフレーム42の上端にはビーム44
を回動自在に枢着し、該ビーム44の後端に、下部に覆
土コルター45を回転自在に取り付けたコルターステー
46を上下動自在に取り付け、ビーム44の後端に前方
下部に傾斜するフレーム47を固定し、フレーム47の
下端に、下部にフィルム押え車48を回転自在に取り付
けたフレーム49の中間を回動自在に枢着するととも
に、フレーム49の上端とフレーム47の上部とにスプ
リング50を張設しておく。
【0026】ビーム44前部近くの下部に杆51を垂下
固定し、杆51の下部とフレーム43の中間とにスプリ
ング52を張設し、ビーム44が下方向に回動しようと
する力を与えておく、フレーム43にはボルト53を突
出入自在に取り付けておき、ボルト53がフレーム43
内に突出する長さによってビーム44の下方に回動する
角度を調整するものである。
【0027】ビーム44の前端下部に調整片54を取り
付け、調整片54内に延長し、前端を斜状面とし、該斜
状面にボルト53の下端を当接しておくものである。
【0028】フレーム40の中間には、下端にフィルム
誘導ローラー55を回転自在に取り付けたフィルム支持
杆56を固定したアーム57を角度調整自在に取り付け
ておくものである。
【0029】次に、ゲージホイール39、掘削コルター
41、覆土コルター45、フィルム押え車48およびフ
ィルム支持杆56の相互の位置関係を説明すれば、ゲー
ジホイール39の後部内側に掘削コルター41を位置さ
せ、該掘削コルター41の後方で、且つ、これらの掘削
コルター41の中心より内側にフィルム押え車48を位
置させるとともに、フィルム押え車48の後部でゲージ
ホイール39の位置より外側に覆土コルター45を位置
させ、掘削コルター41とフィルム押え車48の中間に
フィルム支持杆56を位置させ、且つ、該フィルム支持
杆56は左右とも内側方向に向けて設置して被覆体張設
主部Bを形成するものである。
【0030】コルターステー42.46は、サブフレー
ム38およびビーム44の後部に取り付けたパイプ58
に上下動自在に挿通し、外部よりボルト59によって固
定するものである。
【0031】アーム57は、前端にパイプ60を設け、
パイプ60をフレーム40に直角に固定した軸61に挿
通し、外部よりボルト62で固定するものである。
【0032】なお、図中符号66は、トラクター側のロ
ワーリンクの接続部を示すものである。
【0033】
【考案の効果】この考案は、以上のように構成したもの
で、幅広フィルムをマルチングする際、これと同時に、
幅中間位置に設けるフィルム押さえの盛り土作用を、マ
ルチング装置と共に前進する搬送樋内に、圃場内の土を
前進作用で掻き込み、これを間歇的に設けたプレートの
回動によって搬送樋の後方に半ば強制的に搬送されるの
で、被搬送土は、その土質の特性に関係なくすべてが同
一条件でフィルム上に落下させることができる。
【0034】搬送手段がプレートなので、掻き込んだ採
土が一定量まとまった土群となり、張設されたフィルム
上に列状にして点設置される。
【0035】フィルムによりマルチングされた複数条の
畦は、点在された土群による並列畦との空気往来が自在
なので、場所的冷暖の温度差を解消して農作物に対し、
平均化された雰囲気に自然管理できる効果あるものであ
る。
【0036】
【図面の簡単な説明】
【図1】装置全体の平面図、
【図2】土載装置の側面図、
【図3】フィルム押え装置の側面図、である。
【図4】プレートを装着した無端のチエンで、スプロケ
ットとの係合関係を示す拡大正面図
【符号の説明】
1 マルチング装置 2 幅広フィルム 3 掘取箆 4 搬送樋 5 前支持枠 6 後支持枠 7 駆動スプロケット 8 駆動軸 9 従動スプロケット 10 従動軸 11 主フレーム 12 チエン 13 プレート 14 接地車輪 A 土載装置 B 被覆体張設主部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数畦を一条の幅広フィルム2あるい
    はシートでマルチングできるマルチング装置1におい
    て、先端に堀取箆3を装着した断面略U字状の搬送樋4
    の前後を前支持枠5と、後支持枠6とで支持するととも
    に、前支持枠5には駆動スプロケット7を固着した駆動
    軸8を回転自在に枢着し、また、後支持枠6には従動ス
    プロケット9を枢着した従動軸10を回転自在に軸支
    し、これらの支持枠をトラクターに牽引させる連結手段
    を備えた主フレーム11に取り付けられるようにし、前
    記の各スプロケットに無端のチエン12を、その往路作
    動部が前記搬送樋4上で、かつ、該搬送樋4における底
    部と平行位置となるように架渡し、該チエン12の表面
    上に適宜設定した等間隙を介して搬送樋4の断面内側の
    形状に準じた形状のプレート13の複数を装着し、該プ
    レート13の外周が搬送樋4の内面に接近走行できるよ
    うにし、また、前記の駆動軸8には接地車輪14を、固
    着してマルチング装置1の走行による従動回転作用を前
    記チエン12の回動駆動源となるように固定装着して土
    載装置Aを構成してなるようにしたことを特徴とするマ
    ルチングにおける土載装置。
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JPH0730U JPH0730U (ja) 1995-01-06
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