JPH08326209A - 外壁材 - Google Patents

外壁材

Info

Publication number
JPH08326209A
JPH08326209A JP7152499A JP15249995A JPH08326209A JP H08326209 A JPH08326209 A JP H08326209A JP 7152499 A JP7152499 A JP 7152499A JP 15249995 A JP15249995 A JP 15249995A JP H08326209 A JPH08326209 A JP H08326209A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mounting member
wall
base material
mounting
wall base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7152499A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Sekine
茂 関根
Tatsuo Nishigaki
達雄 西垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tostem Corp
Original Assignee
Tostem Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tostem Corp filed Critical Tostem Corp
Priority to JP7152499A priority Critical patent/JPH08326209A/ja
Publication of JPH08326209A publication Critical patent/JPH08326209A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
  • Panels For Use In Building Construction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 取付部材を正常位置に保持できると共に、外
壁基材と外面材との間の熱膨張差に起因する外面材の歪
の発生や取付部分への応力の集中を簡単且つ確実な取付
構造で容易に防止でき、外観及び耐久性の向上が図れる
外壁材を提供する。 【構成】 外壁基材2の屋外側に配置される外面材4の
裏面に突出部5を設け、上記外壁基材2の屋外側に上記
突出部5よりも大きい径の開口部6を有する取付部材3
を設ける。この取付部材3の開口部6に挿通された上記
突出部5に抜止部材8を設け、上記取付部材3、突出部
5若しくは外面材4に上記開口部6における突出部5の
周囲に隙間sを有するように取付部材3を弾性保持する
ための保持部材25を設ける。これにより取付部材3を
正常位置に保持できると共に外壁基材2と外面材4との
間の熱膨張差を吸収できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばカーテンウォー
ル等に用いられる外壁材に係り、特に外壁基材の屋外側
に配置される外面材の取付構造を改良した外壁材に関す
る。
【0002】
【従来の技術】外壁材としては、コンクリート等からな
る外壁基材の屋外側にタイルや石材を張り付けてなるも
のが知られている。この外壁材を例えばカーテンウォー
ル等に用いることにより、装飾的な効果が得られる。ま
た、外壁基材の屋外側に金属板からなる外面材を取付け
てなる外壁材も提案されており、このような外壁材によ
ればメタル質の外観が得られる。
【0003】しかしながら、上述した外壁材において
は、外壁基材と外面材の熱膨張率が異なるため、熱膨張
差により外面材に歪が生じて外観を損ねたり、或いは外
面材の取付部分に応力が集中して破損するなど耐久性の
低下を招いたりする問題がある。なお、冷蔵倉庫等に使
用される壁材においては、例えば実開昭58−1624
9号公報に開示されているように、コンクリート板の一
側面に幅方向に適当な間隔で引張力によって容易に伸び
る部分(例えば波状部)を形成した鉄板を張り付けてな
るものが提案されているが、このようにコンクリートに
鉄板を単に張り付けてなる壁材では鉄板が剥離し易く、
建物の外壁材としては適用し得ない。
【0004】そこで、本出願人等は、このような問題点
を解決するために、外壁基材と、この外壁基材の屋外側
に配置される外面材と、この外面材の裏面に設けられた
突出部と、上記外壁基材の屋外側に設けられ、上記突出
部よりも大きい径の開口部を有する取付部材と、この取
付部材の開口部に挿通された上記突出部に設けられる抜
止部材とを備え、上記外壁基材と外面材との間の熱膨張
差により生じる面内方向の相対的変位を上記突出部と取
付部材の開口部との間の隙間で吸収するように構成した
外壁材を先に出願した(特願平6−155181号)
(未公開)。
【0005】上記外壁材を製造する場合、具体的には先
ず外面材の裏面に突出部及び抜止部材を介して取付部材
を取付け、次に外壁基材としてコンクリートを用いる場
合には、上記取付部材が取付けられた外面材を次工程の
PC(プレキャストコンクリート)成形部に搬送し、上
記取付部材を上にした状態で外面材を型枠に入れ、その
上方からコンクリートを打ち込んで固化させればよい。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記外
壁材においては、取付部材が熱膨張差を吸収すべく突出
部に対して移動可能であることから、外面材に取付部材
を取付けてから取付部材が外壁基材に固定されるまでの
間に、例えば外面材の搬送時やコンクリート打込み時に
受ける外力により取付部材が開口部と突出部の間の隙間
の範囲で移動して正常ないし正規の位置からずれてしま
うことが判明した。取付部材が正常位置からずれた状態
で取付基板に固定されると、熱膨張差吸収機能が十分に
発揮されなくなる。上記取付部材の位置ずれを検出ない
し修正するために、外面材の裏面に予めマーキングを施
しておく方法が考えられるが、この方法は手間がかかる
ばかりでなく、コンクリート打込み時に生じる取付部材
の位置ずれを防止することは困難である。
【0007】そこで、本発明の目的は、取付部材を正常
位置に保持できると共に、外壁基材と外面材との間の熱
膨張差に起因する外面材の歪の発生や取付部分への応力
の集中を簡単且つ確実な取付構造で容易に防止でき、外
観及び耐久性の向上が図れる外壁材を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係る外壁材は、外壁基材と、この外壁基材の
屋外側に配置される外面材と、この外面材の裏面に設け
られた突出部と、上記外壁基材の屋外側に設けられ、上
記突出部よりも大きい径の開口部を有する取付部材と、
この取付部材の開口部に挿通された上記突出部に設けら
れる抜止部材と、上記取付部材、突出部若しくは外面材
に設けられ、上記開口部における突出部の周囲に隙間を
有するように取付部材を弾性保持するための保持部材と
を備えたことを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明に係る外壁材によれば、外壁基材と外面
材との間の熱膨張差により生じる面内方向の相対的変位
を突出部と取付部材の開口部との間の隙間で吸収するよ
うに構成されているため、外壁基材と外面材との間の熱
膨張差に起因する外面材の歪の発生や取付部分への応力
の集中を簡単且つ確実な取付構造で容易に防止すること
が可能となり、外観及び耐久性の向上が図れる。また、
取付部材、突出部若しくは外面材に上記開口部における
突出部の周囲に隙間を有するように取付部材を弾性保持
するための保持部材が設けられているため、外面材に取
付部材を取付けてから取付部材が外壁基材に固定される
までの間、取付部材を突出部に対する正常位置に保持し
ておくことができ、例えば取付部材を取付けた外面材の
搬送時等に取付部材が正常位置からずれるのを防止する
ことができ、信頼性の向上が図れる。
【0010】
【実施例】以下に、本発明の実施例を添付図面に基づい
て詳述する。図1において、1はカーテンウォールに適
合するように構成された外壁材であり、この外壁材1は
コンクリート製の外壁基材2と、この外壁基材2の屋外
側に配置されて取付部材3等を介して取付けられた金属
製例えばアルミニウム製の外面材4とを備えている。上
記外壁基材2は、例えば縦が1.5〜2.5m程度、横
が2〜6m程度、厚さが10〜20cm程度の方形板状
に成形され、上記外面材4は、縦及び横の寸法が上記外
壁基材2とほぼ同じ大きさで、厚さが2〜5mm程度の
薄い方形板状に成形されている。
【0011】上記外面材4を外壁基材2に取付けるため
に、外面材4の裏面には突出部であるスタッドボルト5
が垂直に起立した状態に溶接され、上記外壁基材2の屋
外側に設けられる取付部材3には図2に示すように上記
スタッドボルト5の径dよりも大きい口径Dの開口部
(孔)6が設けられている。これは、熱膨張率の違いに
よって外壁基材2と外面材4との間に生じる面内方向
(面に沿った方向)の相対的変位をスタッドボルト5と
取付部材3の開口部6との間の隙間sにより吸収するた
めである。上記取付部材3は、金属材例えばステンレス
スチールにより断面コ字状に成形されると共に、上下の
両端縁部を互に離反する方向に直角に折り曲げることに
より上記外壁基材2の内部に係止される係止部3aとし
て形成されている。
【0012】また、上記取付部材3は、図4に示すよう
に外面材4の裏面全体に散在するように縦方向及び横方
向に適宜間隔で配置されている。このように載置される
取付部材3と対応するように外面材4の裏面には複数本
の上記スタッドボルト5が配設されている。実施例では
1個の取付部材3に対してスタッドボルト5が横列に2
本一組で配設され、これらスタッドボルト5と対応する
ように取付部材3の凸面部3bに上記開口部6が一対設
けられている。
【0013】そして、上記外面材4の裏面には、スタッ
ドボルト5を取付部材3の開口部6に挿通させた後、そ
のスタッドボルト5にワッシャ7を介して抜止部材であ
るナット8を取付けることにより、取付部材3が取付け
られている。この場合、熱膨張率差による外壁基材2と
外面材4との間の面内方向の相対的変位を吸収するため
に、取付部材3が外面材4に対して面内方向に移動可能
な程度にナット8を締め付けることが好ましい。また、
上記ナット8の緩みや脱落を防止するために、スタッド
ボルト5に対してナット8を溶接、接着剤或いはカシメ
等により固着することが好ましい。
【0014】上記外壁基材2と外面材4との間の熱膨張
差による面内方向の相対的変位を円滑に吸収するため
に、すなわち取付部材3と外面材4との間及び取付部材
3とワッシャ7との間の滑りをよくするために、本実施
例では図3に示すように取付部材3の凸面部3bの表面
及び裏面に例えばテフロンシートからなる滑り材9a,
9bが貼着されている。更に、熱膨張差による外壁基材
2に対する外面材4の変位の方向を所望の方向に規制す
ると共に、外壁基材2に対する外面材4の位置ずれを防
止するために、上記スタッドボルト5に取付けられたワ
ッシャ7のうちの一部のワッシャ7が上記取付部材3に
固着されている。本実施例では、外面材4の裏面中央部
に配設されたスタッドボルト5に取付けられるワッシャ
7が、図5に示すように取付部材3に溶接wされてい
る。なお、ワッシャ7を取付部材3に溶接する代りに、
取付部材3の開口部6をスタッドボルト5と略同径に形
成し、スタッドボルト5の径方向の移動を拘束するよう
にしてもよい。
【0015】また、外壁基材2の成形時に取付部材3を
埋設する際に、コンクリートがワッシャ7やナット8に
付着して固化するのを防止するために、取付部材3の凹
部3cにはスタッドボルト5に取付けられたワッシャ7
及びナット8を収容して覆う例えばカバー部材10が装
着されている。このカバー部材10は、取付部材3の凹
部3cに密着嵌挿し易いようにある程度の弾性(弾力
性)を有し、かつコンクリート打込み時の荷重に耐え得
る程度の剛性を有する材質、例えばポリスチレンフォー
ム等の発泡材により形成されている。
【0016】上記カバー部材10は、取付部材3の凹部
に嵌合する直方体状に成形され、その底部にスタッドボ
ルト5、ワッシャ7及びナット8を収容する円形の凹部
10aが一対形成されている。また、上記取付部材3を
突出部であるスタッドボルト5に対して正常な位置に弾
性保持するために、スタッドボルト5の先端部には中央
に孔部25aを有するリング状の保持部材25が嵌合さ
れ、この保持部材25がカバー部材10の凹部10aに
嵌合されている。本実施例では、上記保持部材25がス
タッドボルト5に取付けられると共に上記取付部材3に
カバー部材10を介して取付けられ、これにより外面材
4に突設されたスタッドボルト5に対して取付部材3が
正常位置、すなわち上記開口部6におけるスタッドボル
ト5の周囲に隙間sを有するように、好ましくは開口部
6の略中央にスタッドボルト5が位置するように弾性保
持されている。また、上記保持部材25は、カバー部材
10と同じ材質により形成されている。
【0017】なお、上記外壁基材2のアルカリ成分によ
る外面材4の腐食を防止する等の目的で、外面材4には
例えばフッ素樹脂からなる被覆材(図示省略)が塗装さ
れている。また、図1に示すように外壁基板2には吊り
用アイボルトを取付けるためのナット11や外壁材1の
取付ブラケット等をボルト止めするためのナット12等
が埋設されている。更に、外面材4と接する側の外壁基
材2の周縁部には溝13が形成され、この溝13内には
バックアップ材14を介してシール材15が充填されて
おり、例えば外壁材1を隣接して取付けた場合に生じる
目地部に上記シール材15と接するようにコーキング材
を施すことにより、隣接する外壁材1の間を気密にシー
ルできるようになっている。
【0018】次に、上記外壁材1の製造方法について説
明する。先ず、上述したように外面板4の裏面に取付部
材3を取付けると共にスタッドボルト5に保持部材25
を装着し、取付部材3の凹部3cにカバー部材10を取
付けたなら、その取付部材3を上にして外面材4を型枠
(図示せず)内に入れる。そして、上記型枠内に鉄筋や
ナット11,12等を配設した後、コンクリートを打ち
込み(流し込み)、養生、固化させて、型抜きすればよ
い。これにより、外壁基材2の一方の面(屋外側の面)
に取付部材3がその凸面部3bを同一平面上に露出させ
た状態で埋設されると共に、外壁基材2の屋外側に上記
取付部材3、スタッドボルト5、ワッシャ7及びナット
8を介して外面材4が取付けられた外壁材1が得られ
る。
【0019】このように構成された外壁材1を用いてカ
ーテンウォールを形成する場合には、例えば図6に示す
ように建物の梁材等からなる躯体16に取付金物17を
介して外壁材1を取付け、上下の外壁材1の間に形成し
た開口部18に窓サッシ19を取付ける。そして、隣接
する外壁材1の間の目地部及び窓サッシ19と外壁材1
との間の目地部にコーキング材を施せばよい(図示省
略)。
【0020】以上の構成からなる外壁材1においては、
外面材4の裏面に設けられたスタッドボルト5の径dよ
りも取付部材3に設けられた開口部6の口径Dを大きく
形成することにより、外壁基材2と外面材4との間の熱
膨張差により生じる面内方向の相対的変位をスタッドボ
ルト5と取付部材3の開口部6との間の隙間sにより吸
収するように構成されている。このため、上記外壁基材
2と外面材4との間の熱膨張差に起因する外面材4の歪
の発生や取付部分への応力の集中を簡単且つ確実な取付
構造で容易に防止することが可能となり、外観及び耐久
性の向上が図れる。
【0021】また、スタッドボルト5には保持部材25
が取付けられ、この保持部材25が取付部材3に装着し
カバー部材10の凹部10aに嵌合されていることによ
り、取付部材3の開口部6におけるスタッドボルト5の
周囲に隙間sが生じるように取付部材3が正常位置に弾
性保持されている。このため、外面材4に取付部材3を
取付けてから取付部材3が外壁基材2に固定されるまで
の間、取付部材3を正常位置に保持しておくことがで
き、例えば取付部材3を取付けた外面材4の搬送時やコ
ンクリートの打込み時等に取付部材3が正常位置からず
れるのを防止することができる。従って、完成された外
壁材1においては、外壁基材2と外面材4との間の熱膨
張差により生じる面内方向の相対的変位を吸収する機能
が十分に発揮され、またスタッドボルト5と取付部材3
との間の相対的変位が保持部材25及びカバー部材10
の弾性によって吸収される。
【0022】また、上記スタッドボルト5が外面材4の
裏面に適宜間隔で複数設けられ、これらスタッドボルト
5に取付けられたワッシャ7のうちの一部のワッシャ7
が上記取付部材3に固着されているため、外壁基材2に
対する外面材4の変位の方向を所望の方向に規制するこ
とができると共に、外壁基材2に対する外面材4の位置
ずれを防止することができる。なお、熱膨張により外面
材4の周縁部が外壁基材2の周縁部よりも若干延出する
ことがあるが、その延出は隣接する外壁材1間の目地部
で吸収される。
【0023】更に、上記外壁材1においては、取付部材
3と外面材4及びワッシャ7との間(摺接面)が滑り材
9a,9bによって滑り易く構成されているため、外壁
基材2と外面材4との間の熱膨張差により生じる面内方
向の相対的変位を円滑に吸収することができ、熱膨張差
に起因する外面材4の歪の発生や取付部分への応力の集
中が充分防止され、外観及び耐久性の更なる向上が図れ
る。また、上記外壁材1においては、コンクリート製の
外壁基材2と金属製の外面材4とを備えているため、耐
火性、断熱性、遮音性等に優れると共に、メタル質の優
れた外観が得られ、しかも、製造コストの低減が図れ
る。
【0024】図7は本発明に係る外壁材の変形例を示し
ている。本実施例における外壁材1は、横長に成形され
た外壁基材2を有し、この外壁基材2の屋外側には長手
方向に2枚に分割された外面材4が取付けられている。
外壁基材2に対する外面材4の取付構造は上記実施例と
同様である。隣接する上記外面材4の間には所定の隙間
20が形成され、この隙間20を跨ぐようにして両外面
材4の裏面には例えばアルミニウムの押出型材からなる
断面ほぼコ字状の連結部材21が掛け渡されている。
【0025】この連結部材21は型枠内にコンクリート
を打ち込んで外壁基材2を成形する際に、コンクリート
が外面材4間の隙間20から漏出するのを防止する機能
を有している。また、外面材4の隣合う側縁部の裏面と
上記連結部材21の凹部との間にはシール材22が設け
られている。このように構成される外壁材1において
は、連結部材21の近傍に配設されるスタッドボルトの
ワッシャが取付部材3に固着されていることが好まし
く、これにより両外面材4の熱膨張変位が外壁基材2の
長手方向両端方向へ規制される。また、この外壁材1に
おいては、横長の外壁基材2に対して外面材4が長手方
向に複数に分割されているので、長手方向の熱膨張変位
量を小さく抑えることができる。
【0026】上記実施例では、保持部材25がカバー部
材10と同じ発泡材からなっているが、弾性を有するカ
バー部材10に取付けられる保持部材25としては、ア
ルミニウム等の金属、合成樹脂、木等の硬質材からなっ
ていてもよい。この場合の保持部材25の形状として
は、円形以外に例えば図8の(a)に示すように多角
形、或いは(b)に示すように歯車状であってもよい。
また、カバー部材10を硬質材とし、保持部材25をゴ
ム、発泡材等の弾性材とした組合せを採用してもよい。
【0027】上記保持部材25としては、図9に示すよ
うに弾性材からなるカバー部材10に一体成形されてい
てもよい。この場合、カバー部材10にはワッシャ7及
びナット8を収容する凹部10aと、スタッドボルト5
が嵌合する孔部25aとを形成すればよい。また、保持
部材25はスタッドボルト5側に設けられていてもよ
く、或いは取付部材3側に設けられていてもよい。更
に、保持部材25としては、取付部材3を正常位置に保
持するものであれば、必ずしも上記実施例のように取付
部材3の内側(取付部材3とスタッドボルト5の間)に
設けられている必要はない。例えば、図10の(a)に
示すように外面材4の裏面に取付部材3の外周を囲む如
く枠状の弾性材からなる保持部材25を貼着して設けて
もよく、或いは(b)に示すように取付部材3の四隅を
支持する如く保持部材25を設けてもよく、或いは
(c)に示すように取付部材3の四辺を支持する如く保
持部材25を設けてもよい。
【0028】以上、本発明の実施例を図面により詳述し
てきたが、本発明は上記実施例に限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲での種々の設計変形
等が可能である。例えば、本発明の外壁材はカーテンウ
ォールだけでなく、一般住宅等の外装材としても適用可
能である。上記実施例では、外面材4の裏面に設けられ
る突出部としてスタッドボルト5が例示されているが、
突出部としては、例えば突軸或いは突片等であってもよ
い。また、抜止部材としては、ナット8以外に、突出部
に一体的に設けられる鍔状のものであってもよい。
【0029】上記実施例では、取付部材3の凸面部3b
の表面及び裏面に滑り材9a,9bが設けられている
が、外面材4の裏面に塗装される被覆材が潤滑性を有し
ていれば、上記凸面部3bの表面に滑り材9aを設けな
くてもよく、また、上記凸面部3bの裏面に滑り材9b
を設ける代りにワッシャ7側に滑り材9bを設けるよう
にしてもよい。更に、外壁基材2としては、必ずしもコ
ンクリート製である必要はなく、例えば金属製のフレー
ム、木製等であってよい。また、外面材4を形成する金
属材としては、アルミニウム以外に、例えばステンレス
スチール、チタン等が適用可能である。
【0030】
【発明の効果】以上要するに本発明に係る外壁材よれ
ば、外壁基材と外面材との間の熱膨張差により生じる面
内方向の相対的変位を突出部と取付部材の開口部との間
の隙間で吸収するように構成されているため、外壁基材
と外面材との間の熱膨張差に起因する外面材の歪の発生
や取付部分への応力の集中を簡単且つ確実な取付構造で
容易に防止することができ、外観及び耐久性の向上が図
れる。また、上記取付部材、突出部若しくは外面材に上
記開口部における突出部の周囲に隙間を有するように取
付部材を弾性保持するための保持部材が設けられている
ため、外面材に取付部材を取付けてから取付部材が外壁
基材に固定されるまでの間、取付部材をスタッドボルト
に対する正常位置に保持しておくことができ、例えば取
付部材を取付けた外面材の搬送時等に取付部材が正常位
置からずれるのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る外壁材の一実施例を示す縦断面図
である。
【図2】外面材のスタッドボルトに対する取付部材の取
付構成を示す分解斜視図である。
【図3】取付部材の縦断面図である。
【図4】外壁材の正面図である。
【図5】図4のA部における取付部材に対するワッシャ
の固定状態を示す図である。
【図6】外壁材をカーテンウオールとして建物の躯体に
取付けた状態を概略的に示す縦断面図である。
【図7】本発明に係る外壁材の他の実施例を示す横断面
図である。
【図8】保持部材の変形例を示す平面図である。
【図9】カバー部材の変形例を示す断面図である。
【図10】外面材の裏面に設けた保持部材の変形例を示
す説明図である。
【符号の説明】
1 外壁材 2 外壁基材 3 取付部材 4 外面材 5 スタッドボルト(突出部) 6 開口部 8 ナット(抜止部材) 25 保持部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外壁基材と、この外壁基材の屋外側に配
    置される外面材と、この外面材の裏面に設けられた突出
    部と、上記外壁基材の屋外側に設けられ、上記突出部よ
    りも大きい径の開口部を有する取付部材と、この取付部
    材の開口部に挿通された上記突出部に設けられる抜止部
    材と、上記取付部材、突出部若しくは外面材に設けら
    れ、上記開口部における突出部の周囲に隙間を有するよ
    うに取付部材を弾性保持するための保持部材とを備えた
    ことを特徴とする外壁材。
JP7152499A 1995-05-26 1995-05-26 外壁材 Pending JPH08326209A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7152499A JPH08326209A (ja) 1995-05-26 1995-05-26 外壁材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7152499A JPH08326209A (ja) 1995-05-26 1995-05-26 外壁材

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08326209A true JPH08326209A (ja) 1996-12-10

Family

ID=15541807

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7152499A Pending JPH08326209A (ja) 1995-05-26 1995-05-26 外壁材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08326209A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008003023A (ja) * 2006-06-26 2008-01-10 Japan Electronic Materials Corp プローブカード
WO2015076104A1 (ja) * 2013-11-19 2015-05-28 株式会社Ihi 低温タンク
JP2019019604A (ja) * 2017-07-20 2019-02-07 株式会社竹中工務店 仕上げ材付き成形板

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008003023A (ja) * 2006-06-26 2008-01-10 Japan Electronic Materials Corp プローブカード
WO2015076104A1 (ja) * 2013-11-19 2015-05-28 株式会社Ihi 低温タンク
JP2015098903A (ja) * 2013-11-19 2015-05-28 株式会社Ihi 低温タンク
US9890904B2 (en) 2013-11-19 2018-02-13 Ihi Corporation Cryogenic tank
JP2019019604A (ja) * 2017-07-20 2019-02-07 株式会社竹中工務店 仕上げ材付き成形板

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20120125409A1 (en) Fastening of panel-type elements
KR200410714Y1 (ko) 건물의 외벽재 고정장치
JP2745286B2 (ja) 外壁材
JP6754265B2 (ja) ルーバー用パネル、及びルーバー用パネルの取付構造
JPH0663292B2 (ja) 外壁パネル及びその取付構造
JP2000017670A (ja) 建築基礎構造に用いるベースプレートと建築基礎構造
JPH0420889Y2 (ja)
JP3044332B2 (ja) 床盤体の製造方法
JPH0740023Y2 (ja) 建築用表装材の固定構造
JPS5833289Y2 (ja) 合成樹脂板の取付け構造
JPH044403Y2 (ja)
JP2007002433A (ja) 外装材の取付け方法及びコンクリート躯体の外壁の構造
JP2893572B2 (ja) サッシ、ドア、がらり等建具の取付け構造及びその取付け構造を使用した建具乾式取付け工法
JP3496210B2 (ja) ガラスブロック集合体
JP7484645B2 (ja) 目地側面形成部材、目地構造、及び増築方法
KR200275088Y1 (ko) 건축용 거푸집의 구조
JP3516510B2 (ja) セラミック外壁材の乾式施工構造
JP3053757B2 (ja) 堰板兼用断熱パネルの厚さ可変型止め具
JPH08270177A (ja) コーナーパネル
JP2603755Y2 (ja) 表面板を備えたプレキャストパネル
JP3013391U (ja) 外装板取付け金物
JPH0527624Y2 (ja)
JPS5854485Y2 (ja) 外壁パネルの取付構造
JPS6037927Y2 (ja) パネル取り付け具
KR101651953B1 (ko) 외장재 연결장치

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees