JPH083262Y2 - 生け簀用移動子 - Google Patents

生け簀用移動子

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JPH083262Y2
JPH083262Y2 JP1990021680U JP2168090U JPH083262Y2 JP H083262 Y2 JPH083262 Y2 JP H083262Y2 JP 1990021680 U JP1990021680 U JP 1990021680U JP 2168090 U JP2168090 U JP 2168090U JP H083262 Y2 JPH083262 Y2 JP H083262Y2
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JP
Japan
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opening
mover
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cage
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佳祐 上野
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、生け簀用移動子に関し、例えば、養殖また
は蓄養等に使われる生け簀に利用される。
(従来の技術) 本出願人による、「生き魚分離方法及びその装置」
(特願平2−32169号)の第1実施例において、水底に
沈下された移動子20が格子状とされる基板1bと該基板1b
の下面に周設された膨縮自在とされる中空体1cとからな
り、該中空体1cにポンプ4から圧縮空気を供給して膨脹
させることにより十分な浮力を与え前記移動子20が浮上
するようにされている。(第4図) そして、前記移動子20が浮上することにより、該移動
子20と水面に浮かされている浮蓋5とで形成されている
生き魚の居住空間が無くなり前記浮蓋5に貫通された連
通孔を経て隣接する連結部材6の中空部に生き魚が移動
するようされている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、前記浮蓋5の下面と前記移動子20の上
面は互いに平面とされているため、移動子20の浮上に伴
い生き魚の居住空間は浮蓋5の下面と移動子20の上面と
が略平行状態で漸減する。
このため、連通孔の近くに居ない生き魚が浮蓋5と移
動子20との間に挟持される場合があり、その状態から脱
しようとして魚体を激しく動かす際に魚体に傷がつき、
生き魚の商品価値を著しく低下させるという問題があっ
た。
また、傷ついた生き魚は生け簀内での生存期間が短く
なるという極めて重大な問題があった。
本考案は、上述問題点を解決するためになされたもの
で、生け簀に形成された開口部と対向する移動子の面に
深さが外側に向かって漸減する凹部が形成され該凹部が
前記開口部に隣接する面に追従可能に変形可能とされて
いる生け簀用移動子を提供し、移動子を開口部に接近さ
せる際に生き魚を開口部に集結させ生き魚が開口部に隣
接する面と移動子との間に挟まれないようにすることを
目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するための本考案に係わる生け簀用移
動子は、開口部を有し生き魚を蓄養可能とされる中空体
と該中空体の中空部に水が入れられて水中を前記開口部
に向けて進退自在とされる移動子と該移動子を進退させ
る手段から成り、前記中空部の水中を泳ぐ生き魚が前記
移動子またはこの移動子と前記中空体の内壁とで形成さ
れる空隙部を通過できないようにされている生け簀にお
いて、前記移動子の前記開口部側の面に深さが外側に向
かって漸減する凹部が形成され該凹部が前記開口部に隣
接する面に追従可能に変形可能とされていることを特徴
とする。
(作用) 上記本考案では、移動子が開口部に接近する際生き魚
の居住空間は開口部の対向部が最大とされ開口部から遠
ざかるに従って居住空間が漸減されるため生き魚は居住
空間の大小を判断して開口部と対向する居住空間側に自
らの意思で移動する。移動子がさらに開口部に接近して
開口部に隣接する面に移動子の凹部縁部が当接してもな
お移動子を開口部に接近させると凹部形状が変形され開
口部の遠方から開口部に向かって居住空間が漸次縮小さ
れるので生き魚は開口部に集結し、ついには開口部を通
過する。このように、居住空間の大小の差を生き魚に容
易に悟らせる構造としたので生き魚は自らの判断により
居住空間の大きい方に移動するという作用を果たす。
(実施例) 以下に本考案の望ましい実施例を図面に従って説明す
るが、これにより本考案は何ら限定されるものではな
い。
実施例1 第1図において、本考案に係わる生け簀用移動子1は
上面が略摺鉢状の凹面とされたスポンジゴム部材1aとこ
のスポンジゴム部材1aの下面に一体的に添設された格子
状の基板1bとこの基板1bの縁部下面に一体的に取付けら
れて周設されるプラスチックス製の膨縮自在とされる中
空体1cとから成り、天側が開口された有底の箱体とされ
る水槽2に海水が入れられて水槽2の底に水槽2の水平
断面より相似的に適宜小さくされた前記移動子1がスポ
ンジゴム部材1aを最上部とされて沈下されている。
そして、前記中空体1cとポンプ4がゴム製のチューブ
3と図示しないバルブを介して接続され、ポンプ4から
チューブ3を介して中空体1cに圧縮空気が供給できるよ
うにされている。
一方、前記移動子1と対向する水面に浮蓋5が該浮蓋
5の浮力による浮かされて水位の上下に伴って水槽内を
上下動可能とされており、該浮蓋5の前記移動子1の凹
面最深部と対向する部分には浮蓋5と前記移動子1との
間の水中を泳ぐ生き魚が通過可能な穴5aが上下に貫設さ
れている。
また、この水槽2より適宜離れて水槽2の水面より底
部が高所とされて天側の一部が開口された箱体7が配設
されており、前記開口部に該開口部を開閉可能とされる
蓋8が被せられて密閉されている。
また、この開口部から適宜離れた天側壁に真空ポンプ
12がチューブ11を介して接続され、真空ポンプ12からチ
ューブ11を介して箱体7の内部圧力を減圧できるようさ
れている。
また、箱体7の側壁と前記浮蓋5の上面とがゴム製の
中空の連結部材6を介して連結されて箱体7と浮蓋5に
貫設された穴5aが連結部材6を介して連通されている。
なお、連結部材6の中空部内径の大きさは前記穴5aと
略同一の大きさであり、前記浮蓋5と前記移動子1との
間の水中を泳ぐ行き魚が通過可能な大きさとされてい
る。
また、前記側壁7bには連結部材6と箱体7との連通口
より適宜離れてエアシリンダ10が取付けられ、その出力
軸が側壁7bを貫通して連結部材6と箱体7との連通口を
開閉可能とされる扉9に連結されている。
以上の構成において、その作用を説明する。
生き魚を水槽2から箱体7に分離するには、エアシリ
ンダ10を作動して扉9を側壁7bから引離して連結部材6
と箱体7との連通口を開放し連結部材6と箱体7とを連
通させて水槽2内の生き魚が箱体7内に進入可能とす
る。
次いで、真空ポンプ12を作動させて箱体7の内部圧力
を大気圧以下に減圧させて水槽2の海水を連結部材6を
介して箱体7に流入させ、水槽2と箱体7とを連結部材
6を介した水路で連通させる。
次いで、ポンプ4を作動させチューブ3を介して中空
体1cに圧縮空気を供給して膨脹させて移動子1を浮上さ
せると、浮蓋5と移動子1とで形成される生き魚の居住
空間が漸減され生き魚の一部は前記穴5aから連結部材6
を経て箱体7に移動する。
移動子1がさらに浮上を続け居住空間が狭くなると水
槽2の壁際にいた生き魚は水深の深い方、すなわち、移
動子1の凹面最深部側に移動する。
そして、スポンジゴム1aの上縁部が浮蓋5の下面に当
接してもなお移動子1が浮上するとスポンジゴムの上面
が圧縮弾性変形され居住空間は錘状で漸減され、ついに
は居住空間が無くなり全ての生き魚が水槽2から追出さ
れる。
この際、魚体がスポンジゴム1aに触れてもスポンジゴ
ム1aが弾性変形されるので魚体に傷つくことはない。
かくして、生き魚の習性から生き魚は水深の深い方、
すなわち、移動子1の凹面最深部側に自ら移動するので
浮蓋5と移動子1とに挟持されることはなく、従って、
傷つくこともなくこの凹面最深部と対向する浮蓋5に貫
設された穴5aを経て水槽2から追出す作用を果たす。
なお、移動子1は基板1bと浮力体15とを可撓性の紐16
を介して連結させ第1実施例同様の凹面を形成させても
上記第1実施例同様の作用を果たす。(第2図) また、水槽2と連結部材6との連通口が水槽2の底面
に設けられている場合は、移動子1は基板1bに海水の比
重より大きい比重の材料からなる鎖等の可撓性の条材17
を吊り下げて前記連通口に対応させて第1実施例同様の
凹面を形成させても上記第1実施例同様の作用を果た
す。(第3図)要するに、移動子の構造は凹部形状が容
易に変形できる構造であればどのような構造でも上記同
様の作用を果たす。
(考案の効果) 以上説明した如く、本考案に係わる生け簀用移動子に
よれば、移動子を開口部に接近させると生き魚が開口部
に集結するので開口部に隣接する面と移動子との間に生
き魚を挟むことなく水槽から追出すことができる。
また、生き魚に傷がつかないので別の水槽に送り出し
た後も送出す前と同様に生き魚が永く生存する効果があ
るなど、本考案の奏する効果はきわめて大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による生け簀用移動子の使用例を示す生
き魚分離装置の要部断面図、第2図は本考案による生け
簀用移動子の別の実施例を示す要部断面図、第3図は本
考案による生け簀用移動子のさらに別の実施例を示す要
部断面図、第4図は従来の生け簀用移動子の使用例を示
す生き魚分離装置の要部断面図である。 1……移動子、2……水槽 1a……スポンジゴム部材、3,11……チューブ 1b……基板、4……ポンプ 1c……中空体、5……浮蓋 15……浮力体、5a……穴 16……紐、6……連結部材 17……条材、7……箱体 8……蓋 9……扉 10……エアシリンダ 12……真空ポンプ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】開口部を有し生き魚を蓄養可能とされる中
    空体と該中空体の中空部に水が入れられて水中を前記開
    口部に向けて進退自在とされる移動子と該移動子を進退
    させる手段から成り、前記中空部の水中を泳ぐ生き魚が
    前記移動子または該移動子と前記中空体の内壁とで形成
    される空隙部を通過できないようにされている生け簀に
    おいて、前記移動子の前記開口部側の面に深さが外側に
    向かって漸減する凹部が形成され該凹部が前記開口部に
    隣接する面に追従可能に変形可能とされていることを特
    徴とする生け簀用移動子。
JP1990021680U 1990-03-03 1990-03-03 生け簀用移動子 Expired - Lifetime JPH083262Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990021680U JPH083262Y2 (ja) 1990-03-03 1990-03-03 生け簀用移動子

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JP1990021680U JPH083262Y2 (ja) 1990-03-03 1990-03-03 生け簀用移動子

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03112252U JPH03112252U (ja) 1991-11-18
JPH083262Y2 true JPH083262Y2 (ja) 1996-01-31

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ID=31524714

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990021680U Expired - Lifetime JPH083262Y2 (ja) 1990-03-03 1990-03-03 生け簀用移動子

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5420900A (en) * 1977-07-19 1979-02-16 Mitsui Ocean Dev & Eng Water tank for live fish transport and discharging
JPS57202586U (ja) * 1981-06-19 1982-12-23

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JPH03112252U (ja) 1991-11-18

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