JPH08327068A - 加熱調理装置 - Google Patents
加熱調理装置Info
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- JPH08327068A JPH08327068A JP13090995A JP13090995A JPH08327068A JP H08327068 A JPH08327068 A JP H08327068A JP 13090995 A JP13090995 A JP 13090995A JP 13090995 A JP13090995 A JP 13090995A JP H08327068 A JPH08327068 A JP H08327068A
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- Japan
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- heating
- pressure
- container
- frequency heating
- thawing
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- Electric Ovens (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 冷凍食品の高周波加熱解凍調理において、高
周波加熱に起因する局部加熱による過加熱を防止し、冷
凍食品を均一に加熱解凍できる加熱調理装置を提供す
る。 【構成】 密閉可能な容器2内の冷凍食品3を高周波加
熱する高周波加熱手段5と、容器2内を減圧する減圧手
段11と、容器2内の圧力を検出する圧力検出手段14
と、圧力検出手段14により高周波加熱に伴う圧力信号
レベルが加熱初期段階から逐次上昇した後、平衡に達
し、更に平衡状態から所定レベルまで上昇する信号レベ
ルの変化を検出し、これらの信号レベルの変化に基づい
て解凍仕上がりを判定する解凍仕上がり判定手段15
と、この解凍仕上がり判定手段15の判定に基づき、高
周波加熱手段5への給電を制御する加熱制御手段16を
備えたものである。
周波加熱に起因する局部加熱による過加熱を防止し、冷
凍食品を均一に加熱解凍できる加熱調理装置を提供す
る。 【構成】 密閉可能な容器2内の冷凍食品3を高周波加
熱する高周波加熱手段5と、容器2内を減圧する減圧手
段11と、容器2内の圧力を検出する圧力検出手段14
と、圧力検出手段14により高周波加熱に伴う圧力信号
レベルが加熱初期段階から逐次上昇した後、平衡に達
し、更に平衡状態から所定レベルまで上昇する信号レベ
ルの変化を検出し、これらの信号レベルの変化に基づい
て解凍仕上がりを判定する解凍仕上がり判定手段15
と、この解凍仕上がり判定手段15の判定に基づき、高
周波加熱手段5への給電を制御する加熱制御手段16を
備えたものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、減圧下で冷凍食品を高
周波加熱手段により加熱して解凍する機能を備えた加熱
調理装置に関するものである。
周波加熱手段により加熱して解凍する機能を備えた加熱
調理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近は冷凍食品が広く普及し、それに伴
って種々の解凍手段が用いられている。従来の冷凍食品
の解凍手段としては、温度が−18℃程度の冷凍食品を
−3℃〜−1℃程度の半解凍状態にする手段として、冷
凍食品を室温或いは冷蔵庫内に放置して解凍する自然解
凍や、流水に浸漬する流水解凍や、温風或いは熱風など
の高温雰囲気で加熱して解凍するなどの方法があるが、
これらの方法では解凍に時間がかかりすぎたり、衛生上
に問題があり、これらの方法に代って手軽に、短時間で
解凍できる、電子レンジを利用した高周波加熱解凍が広
く利用されてきている。
って種々の解凍手段が用いられている。従来の冷凍食品
の解凍手段としては、温度が−18℃程度の冷凍食品を
−3℃〜−1℃程度の半解凍状態にする手段として、冷
凍食品を室温或いは冷蔵庫内に放置して解凍する自然解
凍や、流水に浸漬する流水解凍や、温風或いは熱風など
の高温雰囲気で加熱して解凍するなどの方法があるが、
これらの方法では解凍に時間がかかりすぎたり、衛生上
に問題があり、これらの方法に代って手軽に、短時間で
解凍できる、電子レンジを利用した高周波加熱解凍が広
く利用されてきている。
【0003】しかし高周波加熱による解凍は他の方法に
比べ短時間に解凍できる利点があるが、問題点として食
品が部分的に解凍しはじめると、氷晶部分でなく、先に
融けだした水の部分に高周波電界が集中して、局部的に
解凍が進行して解凍むらを生じ、解凍過多の部分と不足
部分が混在した状態となり、好ましい解凍仕上がりが得
られない問題があった。
比べ短時間に解凍できる利点があるが、問題点として食
品が部分的に解凍しはじめると、氷晶部分でなく、先に
融けだした水の部分に高周波電界が集中して、局部的に
解凍が進行して解凍むらを生じ、解凍過多の部分と不足
部分が混在した状態となり、好ましい解凍仕上がりが得
られない問題があった。
【0004】そこでこれらの難点を解決し、高周波加熱
により冷凍食品を自動的に解凍する手段として、食品重
量をあらかじめ計測しておくか、或いは重量センサによ
り食品重量を計測し、重量に応じた加熱時間を設定して
加熱を制御する方法や、被加熱物から発生する水分、ガ
スなどを湿度センサ、ガスセンサにて検知し、その変化
量を検知して加熱を制御する方法、さらに食品表面温度
の変化を赤外線センサにより検出することにより加熱を
制御するなどの方法が利用されていた。
により冷凍食品を自動的に解凍する手段として、食品重
量をあらかじめ計測しておくか、或いは重量センサによ
り食品重量を計測し、重量に応じた加熱時間を設定して
加熱を制御する方法や、被加熱物から発生する水分、ガ
スなどを湿度センサ、ガスセンサにて検知し、その変化
量を検知して加熱を制御する方法、さらに食品表面温度
の変化を赤外線センサにより検出することにより加熱を
制御するなどの方法が利用されていた。
【0005】また他の方法として、冷凍食品を減圧下で
高周波加熱し、沸点を低下せしめ、冷凍食品の蒸発潜熱
を奪うなどの方法により食品の過加熱を防止する方策が
なされていた。
高周波加熱し、沸点を低下せしめ、冷凍食品の蒸発潜熱
を奪うなどの方法により食品の過加熱を防止する方策が
なされていた。
【0006】しかし係る従来法、例えば大気圧における
解凍方法においては、各種センサ情報をマイクロコンピ
ュータなどで演算して制御しているものの、食品全体の
平均的な物理量の変化情報により高周波加熱源を制御す
るため、局部的な高温箇所の発生に対して応答が遅れる
ため、食品の部分的な過加熱による煮えや、変色が発生
する問題があった。
解凍方法においては、各種センサ情報をマイクロコンピ
ュータなどで演算して制御しているものの、食品全体の
平均的な物理量の変化情報により高周波加熱源を制御す
るため、局部的な高温箇所の発生に対して応答が遅れる
ため、食品の部分的な過加熱による煮えや、変色が発生
する問題があった。
【0007】一方、冷凍食品を減圧下で高周波加熱解凍
する方法は、例えば特開平3−247921号公報に示
されるように、減圧により沸点を低下せしめ、密閉され
た容器内の圧力を検出し、容器内を所定の圧力にほぼ一
定化させて冷凍食品を高周波加熱し、また加熱温度の最
高値を規制するなどの方法により食品の過加熱を防止で
きるものがある。
する方法は、例えば特開平3−247921号公報に示
されるように、減圧により沸点を低下せしめ、密閉され
た容器内の圧力を検出し、容器内を所定の圧力にほぼ一
定化させて冷凍食品を高周波加熱し、また加熱温度の最
高値を規制するなどの方法により食品の過加熱を防止で
きるものがある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記の減圧下で高周波
加熱を行うようにした加熱調理装置は、実際の調理に際
して、加熱が持続すると食品から発生する蒸気が次第に
大きくなり、一定圧力に保持するのが困難となり、減圧
用真空ポンプの能力が低下して圧力が上昇し、圧力の一
定化が困難なばかりでなく、沸点が高くなったり、食品
からの肉汁が多く流出するなど、解凍の適切な仕上がり
を損なう問題があった。
加熱を行うようにした加熱調理装置は、実際の調理に際
して、加熱が持続すると食品から発生する蒸気が次第に
大きくなり、一定圧力に保持するのが困難となり、減圧
用真空ポンプの能力が低下して圧力が上昇し、圧力の一
定化が困難なばかりでなく、沸点が高くなったり、食品
からの肉汁が多く流出するなど、解凍の適切な仕上がり
を損なう問題があった。
【0009】本発明は、減圧下において加熱によって変
化する圧力の変化から高周波加熱手段への給電を制御す
ることを目的とする。
化する圧力の変化から高周波加熱手段への給電を制御す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するためになされたものであり、被加熱物を格納する
密閉可能な容器と、容器内の被加熱物を高周波加熱する
高周波加熱手段と、容器内を減圧する減圧手段と、容器
内の圧力を検出する圧力検出手段を備えた加熱調理装置
において、圧力検出手段により高周波加熱に伴う圧力の
変化を検出し、検出した圧力信号レベルが加熱初期段階
から逐次上昇した後、平衡に達し、更に平衡状態から所
定レベルまで上昇する信号レベルの変化を検出し、これ
らの信号レベルの変化に基づいて解凍仕上がりを判定す
る解凍仕上がり判定手段と、この解凍仕上がり判定手段
の判定に基づき、高周波加熱手段への給電を制御する加
熱制御手段を備えたものである。
決するためになされたものであり、被加熱物を格納する
密閉可能な容器と、容器内の被加熱物を高周波加熱する
高周波加熱手段と、容器内を減圧する減圧手段と、容器
内の圧力を検出する圧力検出手段を備えた加熱調理装置
において、圧力検出手段により高周波加熱に伴う圧力の
変化を検出し、検出した圧力信号レベルが加熱初期段階
から逐次上昇した後、平衡に達し、更に平衡状態から所
定レベルまで上昇する信号レベルの変化を検出し、これ
らの信号レベルの変化に基づいて解凍仕上がりを判定す
る解凍仕上がり判定手段と、この解凍仕上がり判定手段
の判定に基づき、高周波加熱手段への給電を制御する加
熱制御手段を備えたものである。
【0011】
【作用】上記の構成を有する本発明の加熱調理装置は、
高周波加熱手段にて容器内の冷凍食品を高周波加熱解凍
するとき、圧力検出手段を用いて高周波加熱に伴う容器
内の圧力を検出するとともに、解凍仕上がり判定手段は
検出した圧力信号レベルが加熱初期段階から逐次上昇し
た後、平衡に達し、更に平衡状態から所定レベルまで上
昇する信号レベルの変化に基づいて解凍仕上がりを判定
し、加熱制御手段は解凍仕上がり判定に基づいて高周波
加熱手段への給電を制御する。すなわち圧力検出手段の
検出信号変化に基づいて高周波加熱源を制御することに
より冷凍食品に適した解凍を自動的に行う。
高周波加熱手段にて容器内の冷凍食品を高周波加熱解凍
するとき、圧力検出手段を用いて高周波加熱に伴う容器
内の圧力を検出するとともに、解凍仕上がり判定手段は
検出した圧力信号レベルが加熱初期段階から逐次上昇し
た後、平衡に達し、更に平衡状態から所定レベルまで上
昇する信号レベルの変化に基づいて解凍仕上がりを判定
し、加熱制御手段は解凍仕上がり判定に基づいて高周波
加熱手段への給電を制御する。すなわち圧力検出手段の
検出信号変化に基づいて高周波加熱源を制御することに
より冷凍食品に適した解凍を自動的に行う。
【0012】
【実施例】以下本発明の実施例を図によって説明する。
【0013】図1は本発明の一実施例における加熱調理
装置の構成図である。図において1は金属などで構成さ
れ食品を収納する加熱室、2は被加熱物である食品(解
凍時は冷凍食品)3を格納し減圧するための密閉可能な
容器である。4は食品3を載置するスノコ網である。5
は高周波加熱手段としてのマグネトロンであり、6は高
周波加熱手段5を加熱室1に結合する導波管、7は高周
波電波の励振口、8は励振口7を閉鎖する電波透過用材
料からなる平板である。容器2の一端には排気孔9があ
り、排気用パイプ10を介して真空ポンプからなる減圧
手段11により容器内を減圧する構成となっている。
装置の構成図である。図において1は金属などで構成さ
れ食品を収納する加熱室、2は被加熱物である食品(解
凍時は冷凍食品)3を格納し減圧するための密閉可能な
容器である。4は食品3を載置するスノコ網である。5
は高周波加熱手段としてのマグネトロンであり、6は高
周波加熱手段5を加熱室1に結合する導波管、7は高周
波電波の励振口、8は励振口7を閉鎖する電波透過用材
料からなる平板である。容器2の一端には排気孔9があ
り、排気用パイプ10を介して真空ポンプからなる減圧
手段11により容器内を減圧する構成となっている。
【0014】排気用パイプ10の一端には、リーク弁1
2と、減圧手段11に連設している圧力調整弁13と、
容器2内の圧力を検出する圧力センサからなる圧力検出
手段14が接続されている。15はこの圧力検出手段1
4が検出する信号レベルの変化に基づいて解凍仕上がり
を判定する解凍仕上がり判定手段である。リーク弁12
はこの解凍仕上がり判定手段15の信号に基づき、解凍
終了後の容器2内に大気を取り込んで常圧に戻す役割を
有しており、圧力調整弁13は高周波加熱の開始前及び
開始時の容器2内圧力を一定に保持するために利用す
る。
2と、減圧手段11に連設している圧力調整弁13と、
容器2内の圧力を検出する圧力センサからなる圧力検出
手段14が接続されている。15はこの圧力検出手段1
4が検出する信号レベルの変化に基づいて解凍仕上がり
を判定する解凍仕上がり判定手段である。リーク弁12
はこの解凍仕上がり判定手段15の信号に基づき、解凍
終了後の容器2内に大気を取り込んで常圧に戻す役割を
有しており、圧力調整弁13は高周波加熱の開始前及び
開始時の容器2内圧力を一定に保持するために利用す
る。
【0015】16は解凍仕上がり判定手段15の判定に
基づき、高周波加熱手段5を制御する加熱制御手段であ
り、17は容器2と排気用パイプ10との機密を保つた
めのパッキン、18は排気用パイプ10のフランジであ
り、19はキャビネットである。
基づき、高周波加熱手段5を制御する加熱制御手段であ
り、17は容器2と排気用パイプ10との機密を保つた
めのパッキン、18は排気用パイプ10のフランジであ
り、19はキャビネットである。
【0016】つぎに図1の構成において、冷凍食品3の
解凍及びその制御方法について説明する。
解凍及びその制御方法について説明する。
【0017】まず加熱室1を閉鎖するドア(図示せず)
を開き、さらに加熱室1内に載置された容器2のドア
(図示せず)を開き、スノコ網4上に冷凍食品3を載置
し、容器2及び加熱室1のドアを閉じて減圧手段11を
起動する。このときリーク弁12は閉鎖状態、圧力調整
弁13は開放状態とする。ここで容器2内の圧力が圧力
検出手段14により検出され、所定値まで減圧された
ら、加熱制御手段16に設けられた高周波加熱スタート
スイッチ(図示せず)をオンして、高周波加熱を開始す
る。この段階においては、圧力検出手段14の検出信号
はほぼ一定に維持される。
を開き、さらに加熱室1内に載置された容器2のドア
(図示せず)を開き、スノコ網4上に冷凍食品3を載置
し、容器2及び加熱室1のドアを閉じて減圧手段11を
起動する。このときリーク弁12は閉鎖状態、圧力調整
弁13は開放状態とする。ここで容器2内の圧力が圧力
検出手段14により検出され、所定値まで減圧された
ら、加熱制御手段16に設けられた高周波加熱スタート
スイッチ(図示せず)をオンして、高周波加熱を開始す
る。この段階においては、圧力検出手段14の検出信号
はほぼ一定に維持される。
【0018】高周波加熱が進行すると冷凍食品3は次第
に解凍され、解凍に伴って水蒸気が発生する。水蒸気の
発生量、発生時間は高周波加熱手段5の発振出力、冷凍
食品3の重量などによって異なるが、いずれの場合にお
いても容器2内の圧力は加熱開始後ゆっくり増加し、そ
の後急上昇し平衡に達した後さらに屈曲点を経て再び圧
力上昇に転ずる。
に解凍され、解凍に伴って水蒸気が発生する。水蒸気の
発生量、発生時間は高周波加熱手段5の発振出力、冷凍
食品3の重量などによって異なるが、いずれの場合にお
いても容器2内の圧力は加熱開始後ゆっくり増加し、そ
の後急上昇し平衡に達した後さらに屈曲点を経て再び圧
力上昇に転ずる。
【0019】図2は高周波出力を変化させたときの容器
2内の圧力変化を示す特性曲線図である。図において2
0aは高出力時の、また20bは低出力時の圧力特性曲
線である。
2内の圧力変化を示す特性曲線図である。図において2
0aは高出力時の、また20bは低出力時の圧力特性曲
線である。
【0020】減圧状態の容器2内の圧力は、加熱開始後
ゆっくり上昇し、さらに屈折点を経て再び上昇に転ず
る。すなわち図2において高出力時、特性曲線20aは
点A、すなわち圧力P1(減圧状態)から加熱による水
蒸気の発生によって時間t1において点B1、すなわち圧
力P2に達する。P2は減圧状態での水の沸点に対応する
容器2内の圧力であって、解凍の進行により発生する水
分が減圧手段11の排気能力と平衡している状態(図2
におけるB1〜C1、時間t1〜t1′)を示している。こ
の一定状態を過ぎ、再び解凍が進行して水分や加熱生成
物の発生量が増大すると、圧力はC1を屈折点として再
び上昇する。
ゆっくり上昇し、さらに屈折点を経て再び上昇に転ず
る。すなわち図2において高出力時、特性曲線20aは
点A、すなわち圧力P1(減圧状態)から加熱による水
蒸気の発生によって時間t1において点B1、すなわち圧
力P2に達する。P2は減圧状態での水の沸点に対応する
容器2内の圧力であって、解凍の進行により発生する水
分が減圧手段11の排気能力と平衡している状態(図2
におけるB1〜C1、時間t1〜t1′)を示している。こ
の一定状態を過ぎ、再び解凍が進行して水分や加熱生成
物の発生量が増大すると、圧力はC1を屈折点として再
び上昇する。
【0021】同様に高周波出力が低出力の場合において
も、容器2内の圧力は圧力特性曲線20bに示すように
変化し、点Aすなわち圧力P1から時間t2においてP2
に達し、平衡状態(B2〜C2、時間t2〜t2′)を経て
C2を屈折点として再び上昇する。
も、容器2内の圧力は圧力特性曲線20bに示すように
変化し、点Aすなわち圧力P1から時間t2においてP2
に達し、平衡状態(B2〜C2、時間t2〜t2′)を経て
C2を屈折点として再び上昇する。
【0022】圧力が再上昇する屈折点以降においては、
加熱時間の経過に伴って圧力は急激に上昇し、その結
果、容器2内の水の沸点が上昇するので食品3の温度も
高くなる。そこでこの圧力特性を利用し、平衡状態の持
続時間を計測して加熱を制御するか或いは上記の屈折点
を検出して屈折点を経過したら高周波加熱手段5を加熱
制御手段16により制御し、好ましい解凍仕上がりを得
る。
加熱時間の経過に伴って圧力は急激に上昇し、その結
果、容器2内の水の沸点が上昇するので食品3の温度も
高くなる。そこでこの圧力特性を利用し、平衡状態の持
続時間を計測して加熱を制御するか或いは上記の屈折点
を検出して屈折点を経過したら高周波加熱手段5を加熱
制御手段16により制御し、好ましい解凍仕上がりを得
る。
【0023】次に冷凍食品3の重量と容器2内の圧力の
関係を図3によって説明する。図3は重量の異なる冷凍
食品3を減圧状態で高周波加熱解凍した場合の加熱時間
と容器2内圧力の関係を示す特性曲線図である。図にお
いて20cは軽い、また20dは重い冷凍食品3の解凍
に伴う容器2内圧力の変化を示した圧力特性曲線であ
る。
関係を図3によって説明する。図3は重量の異なる冷凍
食品3を減圧状態で高周波加熱解凍した場合の加熱時間
と容器2内圧力の関係を示す特性曲線図である。図にお
いて20cは軽い、また20dは重い冷凍食品3の解凍
に伴う容器2内圧力の変化を示した圧力特性曲線であ
る。
【0024】加熱により容器2内の圧力は加熱開始時の
P1(点A)からゆっくり上昇し、圧力P3において平衡
状態B3〜C3或いはB4〜C4を持続した後、それぞれC
3或いはC4を屈折点として再び上昇する。そこで平衡状
態の持続時間を計測して加熱を制御するか或いは屈折点
を経過したら高周波加熱手段5を加熱制御手段16によ
り制御して好ましい解凍仕上がりを得ることができる。
P1(点A)からゆっくり上昇し、圧力P3において平衡
状態B3〜C3或いはB4〜C4を持続した後、それぞれC
3或いはC4を屈折点として再び上昇する。そこで平衡状
態の持続時間を計測して加熱を制御するか或いは屈折点
を経過したら高周波加熱手段5を加熱制御手段16によ
り制御して好ましい解凍仕上がりを得ることができる。
【0025】次に本発明における高周波加熱源5の制御
方法について説明する。図4は圧力検出結果に基づき高
周波加熱手段5を制御する方法を説明するための特性曲
線図である。図において20eは圧力特性曲線である。
方法について説明する。図4は圧力検出結果に基づき高
周波加熱手段5を制御する方法を説明するための特性曲
線図である。図において20eは圧力特性曲線である。
【0026】図に示すように冷凍食品3が容器2内に格
納され、減圧状態に保持されて加熱解凍が始まる段階
(点A)での圧力P11から、加熱により圧力が上昇して
圧力P12において平衡状態(B12〜C12)に到り、さら
に容器2内の圧力が上昇して加熱終了時点t13において
圧力がP13に到る変化を示している。圧力の平衡状態
(B12〜C12)は、減圧手段11の排気している排気量
と、冷凍食品3が加熱によって発生する蒸気などの発生
量とが平衡を保っている状態であって、この段階におい
ては水の沸点は大気圧の場合より低いから冷凍食品3の
解凍による熱的な損傷は生じないが、平衡状態を超えて
容器2内の圧力が、C12(屈折点)より増加すると水の
沸点も次第に上昇するから、この圧力上昇を検出して圧
力がP13(時間t13)において加熱を制御すればよい。
納され、減圧状態に保持されて加熱解凍が始まる段階
(点A)での圧力P11から、加熱により圧力が上昇して
圧力P12において平衡状態(B12〜C12)に到り、さら
に容器2内の圧力が上昇して加熱終了時点t13において
圧力がP13に到る変化を示している。圧力の平衡状態
(B12〜C12)は、減圧手段11の排気している排気量
と、冷凍食品3が加熱によって発生する蒸気などの発生
量とが平衡を保っている状態であって、この段階におい
ては水の沸点は大気圧の場合より低いから冷凍食品3の
解凍による熱的な損傷は生じないが、平衡状態を超えて
容器2内の圧力が、C12(屈折点)より増加すると水の
沸点も次第に上昇するから、この圧力上昇を検出して圧
力がP13(時間t13)において加熱を制御すればよい。
【0027】この図4における加熱制御条件の設定はつ
ぎの手順により行われる。
ぎの手順により行われる。
【0028】すなわち加熱開始時の圧力信号レベルを圧
力検出手段14により測定するとともに、圧力上昇速度
を解凍仕上がり判定手段15に内臓されたマイクロコン
ピュータによって演算する。そして加熱、解凍により圧
力が上昇する点A〜B12間(圧力P11〜P12間)の圧力
信号レベルを計測する。加熱を続行すると容器2内の圧
力は平衡に達する。そこで容器2内の圧力変化が平衡状
態を持続する時間を計測して、所定時間経過後に加熱を
制御する。或いは圧力が平衡状態を通り過ぎて、圧力上
昇速度が増加(C12以降)に転じたらこの信号レベル変
化を検出して、加熱を制御してもよい。
力検出手段14により測定するとともに、圧力上昇速度
を解凍仕上がり判定手段15に内臓されたマイクロコン
ピュータによって演算する。そして加熱、解凍により圧
力が上昇する点A〜B12間(圧力P11〜P12間)の圧力
信号レベルを計測する。加熱を続行すると容器2内の圧
力は平衡に達する。そこで容器2内の圧力変化が平衡状
態を持続する時間を計測して、所定時間経過後に加熱を
制御する。或いは圧力が平衡状態を通り過ぎて、圧力上
昇速度が増加(C12以降)に転じたらこの信号レベル変
化を検出して、加熱を制御してもよい。
【0029】なお加熱制御の条件としては、圧力信号レ
ベルの増加(C12以降)する領域と判断した時点から、
所定時間を経過したら加熱を停止するか、圧力上昇速度
を演算して、上昇速度が所定値を超えたら加熱を停止す
る。または、加熱制御方法としては、加熱を停止するほ
か、高周波加熱スケジュールを切り替えてマグネトロン
5の間欠発振により間欠的に冷凍食品3を加熱する方法
が適切であり、この場合は加熱スケジュールに合わせて
延べ加熱時間を設定する。
ベルの増加(C12以降)する領域と判断した時点から、
所定時間を経過したら加熱を停止するか、圧力上昇速度
を演算して、上昇速度が所定値を超えたら加熱を停止す
る。または、加熱制御方法としては、加熱を停止するほ
か、高周波加熱スケジュールを切り替えてマグネトロン
5の間欠発振により間欠的に冷凍食品3を加熱する方法
が適切であり、この場合は加熱スケジュールに合わせて
延べ加熱時間を設定する。
【0030】圧力信号レベルが平衡状態で所定時間経過
し、或いは平衡状態から増加に転じたか、または上昇速
度が所定値を超えたら加熱を停止し、次に減圧手段11
を停止し、リーク弁12を開放状態にして容器2内を大
気圧とし、内部に格納された解凍済の食品を取り出すこ
とによって、解凍操作は終了となる。
し、或いは平衡状態から増加に転じたか、または上昇速
度が所定値を超えたら加熱を停止し、次に減圧手段11
を停止し、リーク弁12を開放状態にして容器2内を大
気圧とし、内部に格納された解凍済の食品を取り出すこ
とによって、解凍操作は終了となる。
【0031】図5は、上記の解凍操作を示すフローチャ
ートである。
ートである。
【0032】
【発明の効果】本発明は、密閉可能な容器内の冷凍食品
を高周波加熱する高周波加熱手段と、容器内を減圧する
減圧手段と、容器内の圧力を検出する圧力検出手段と、
圧力検出手段により高周波加熱に伴う圧力信号レベルが
加熱初期段階から逐次上昇した後、平衡に達し、更に平
衡状態から所定レベルまで上昇する信号レベルの変化を
検出し、これらの信号レベルの変化に基づいて解凍仕上
がりを判定する解凍仕上がり判定手段と、この解凍仕上
がり判定手段の判定に基づき、高周波加熱手段への給電
を制御する加熱制御手段を備えているので、以下に記載
されているような効果を得ることができる。
を高周波加熱する高周波加熱手段と、容器内を減圧する
減圧手段と、容器内の圧力を検出する圧力検出手段と、
圧力検出手段により高周波加熱に伴う圧力信号レベルが
加熱初期段階から逐次上昇した後、平衡に達し、更に平
衡状態から所定レベルまで上昇する信号レベルの変化を
検出し、これらの信号レベルの変化に基づいて解凍仕上
がりを判定する解凍仕上がり判定手段と、この解凍仕上
がり判定手段の判定に基づき、高周波加熱手段への給電
を制御する加熱制御手段を備えているので、以下に記載
されているような効果を得ることができる。
【0033】(1)冷凍食品を容器内で大気圧より低い
圧力で高周波加熱解凍し、解凍に伴う容器内の圧力変化
を利用して解凍を制御するので、大気圧における加熱の
場合のように加熱過多によって食品が煮えたり、変色す
ることがない。
圧力で高周波加熱解凍し、解凍に伴う容器内の圧力変化
を利用して解凍を制御するので、大気圧における加熱の
場合のように加熱過多によって食品が煮えたり、変色す
ることがない。
【0034】(2)容器内の圧力を検出し、その圧力上
昇速度の変化を検出するだけで加熱制御が可能であるか
ら、容易に実現できる。
昇速度の変化を検出するだけで加熱制御が可能であるか
ら、容易に実現できる。
【0035】(3)特に大形食品の解凍が均一に行える
特徴がある。
特徴がある。
【図1】本発明の一実施例を示す加熱調理装置の構成図
である。
である。
【図2】同じく冷凍食品解凍時の容器内の圧力変化を示
す特性図である。
す特性図である。
【図3】同じく冷凍食品解凍時の容器内の圧力変化を示
す特性図である。
す特性図である。
【図4】同じく冷凍食品解凍時の容器内の圧力変化を示
す特性図である。
す特性図である。
【図5】同じく解凍操作のフローチャートである。
5 高周波加熱手段(マグネトロン) 14 圧力検出手段(圧力センサ) 15 解凍仕上がり判定手段 16 加熱制御手段
Claims (1)
- 【請求項1】 被加熱物を格納する密閉可能な容器と、
該容器内の被加熱物を高周波加熱する高周波加熱手段
と、容器内を減圧する減圧手段と、容器内の圧力を検出
する圧力検出手段を備えた加熱調理装置において、高周
波加熱に伴う圧力の変化を前記圧力検出手段(14)に
より検出し、検出した圧力信号レベルが加熱初期段階か
ら逐次上昇した後、平衡に達し、更に平衡状態から所定
レベルまで上昇したとき、これらの信号レベルの変化に
基づいて解凍仕上がりを判定する解凍仕上がり判定手段
(15)と、この解凍仕上がり判定手段(15)の判定
に基づき前記高周波加熱手段(5)への給電を制御する
加熱制御手段(16)を備えたことを特徴とする加熱調
理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13090995A JPH08327068A (ja) | 1995-05-30 | 1995-05-30 | 加熱調理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13090995A JPH08327068A (ja) | 1995-05-30 | 1995-05-30 | 加熱調理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08327068A true JPH08327068A (ja) | 1996-12-10 |
Family
ID=15045576
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13090995A Pending JPH08327068A (ja) | 1995-05-30 | 1995-05-30 | 加熱調理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08327068A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7279666B2 (en) * | 2001-08-28 | 2007-10-09 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Vacuum microwave thawing method and vacuum microwave thawing machine |
| JP2017166763A (ja) * | 2016-03-17 | 2017-09-21 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 加熱調理器 |
-
1995
- 1995-05-30 JP JP13090995A patent/JPH08327068A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7279666B2 (en) * | 2001-08-28 | 2007-10-09 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Vacuum microwave thawing method and vacuum microwave thawing machine |
| JP2017166763A (ja) * | 2016-03-17 | 2017-09-21 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 加熱調理器 |
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