JPH08327464A - 流体の温度センサの製造方法 - Google Patents
流体の温度センサの製造方法Info
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- JPH08327464A JPH08327464A JP15984895A JP15984895A JPH08327464A JP H08327464 A JPH08327464 A JP H08327464A JP 15984895 A JP15984895 A JP 15984895A JP 15984895 A JP15984895 A JP 15984895A JP H08327464 A JPH08327464 A JP H08327464A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 シール構造を簡素化することにより、短時間
に連続したラインでの生産を可能とし、低コストを図る
ことを目的とする。 【構成】 サーミスタ等の温度センシング素子1と防水
型コネクタ4を備えた温度センサにおいて、外装モール
ド成形時に、温度センシング素子1を含むサブアセンブ
リをコネクタの内部を成形する金型12に設けられたサ
ブアセンブリ支持部12a,12bで固定し、コネクタ
の内部以外では前記サブアセンブリを外部に露出させる
ことなく、外装モールド樹脂5で覆うことにより気密性
を保ち、接着シール剤による樹脂界面のシール工程を省
略することを可能としたものである。 【効果】 この発明によれば、シール構造が簡素化さ
れ、温度センシング素子を含むサブアセンブリと外装モ
ールド樹脂との界面の接着シール工程を省略することが
できるため、短時間に連続したラインでの生産が可能と
なり、低コスト化が図れる効果を有する。
に連続したラインでの生産を可能とし、低コストを図る
ことを目的とする。 【構成】 サーミスタ等の温度センシング素子1と防水
型コネクタ4を備えた温度センサにおいて、外装モール
ド成形時に、温度センシング素子1を含むサブアセンブ
リをコネクタの内部を成形する金型12に設けられたサ
ブアセンブリ支持部12a,12bで固定し、コネクタ
の内部以外では前記サブアセンブリを外部に露出させる
ことなく、外装モールド樹脂5で覆うことにより気密性
を保ち、接着シール剤による樹脂界面のシール工程を省
略することを可能としたものである。 【効果】 この発明によれば、シール構造が簡素化さ
れ、温度センシング素子を含むサブアセンブリと外装モ
ールド樹脂との界面の接着シール工程を省略することが
できるため、短時間に連続したラインでの生産が可能と
なり、低コスト化が図れる効果を有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、各種装置の潤滑油、
冷却水、空気等の流体の温度を測定するための温度セン
サの製造方法に関するものである。
冷却水、空気等の流体の温度を測定するための温度セン
サの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の流体の温度センサとしては、図
7、図8に示すものがあった。図7は温度センサを示す
側面断面図、図8は図7のB−B線に沿う断面図であ
る。図において、1は温度センシング素子であるサーミ
スタ、2a,2bはこのサーミスタ1の両電極に接続さ
れた一対のターミナル、3は上記サーミスタ1、ターミ
ナル2a,2bを仮固定及び位置決めするための仮固定
部材、3a,3bはこの仮固定部材3の両側に設けられ
た凸部、4は上記ターミナル2a,2bを内蔵する防水
型コネクタ、5は外装モールド樹脂で、上記防水型コネ
クタ4のケーシング部及び該温度センサ全体を取付ける
ためのブラケット部5aを一体に成形している。6は上
記仮固定部材3の一部全周に塗布された接着シール剤で
ある。次に、図9は従来の温度センサの外装モールド金
型を示す断面図であり、7は上記防水型コネクタ4の内
部を形成する金型、7a,7bはこの金型7の内端に設
けられコネクタを構成するターミナル2a,2bの先端
部が挿入される一対の角穴、8,9は上記金型7を挟む
ように配置され該温度センサの外装及びコネクタの外形
を形成する金型、10は上記金型7の反対側中央部に配
置されたゲートである。
7、図8に示すものがあった。図7は温度センサを示す
側面断面図、図8は図7のB−B線に沿う断面図であ
る。図において、1は温度センシング素子であるサーミ
スタ、2a,2bはこのサーミスタ1の両電極に接続さ
れた一対のターミナル、3は上記サーミスタ1、ターミ
ナル2a,2bを仮固定及び位置決めするための仮固定
部材、3a,3bはこの仮固定部材3の両側に設けられ
た凸部、4は上記ターミナル2a,2bを内蔵する防水
型コネクタ、5は外装モールド樹脂で、上記防水型コネ
クタ4のケーシング部及び該温度センサ全体を取付ける
ためのブラケット部5aを一体に成形している。6は上
記仮固定部材3の一部全周に塗布された接着シール剤で
ある。次に、図9は従来の温度センサの外装モールド金
型を示す断面図であり、7は上記防水型コネクタ4の内
部を形成する金型、7a,7bはこの金型7の内端に設
けられコネクタを構成するターミナル2a,2bの先端
部が挿入される一対の角穴、8,9は上記金型7を挟む
ように配置され該温度センサの外装及びコネクタの外形
を形成する金型、10は上記金型7の反対側中央部に配
置されたゲートである。
【0003】次に従来の流体の温度センサの製造方法に
ついて説明する。図8において、サーミスタ1はターミ
ナル2a,2bに接続され、インサートモールドによっ
て形成された仮固定部材3で仮固定され、サブアセンブ
リが作られる。次に、外装モールド樹脂5により、上記
サブアセンブリを覆い、同時に防水型コネクタ4および
ブラケット5aが形成される。この種の流体の温度セン
サは、一般に、取付部の温度に影響されないように、温
度センシング素子を被測定流体に深く挿入する必要があ
るために、上記サブアセンブリは細長く剛性に乏しい形
状となる。そこで外装モールド成形時には、上記サブア
センブリが外装モールド樹脂5の流入圧力を受けても倒
れたり移動したりしないように、外装モールド金型8,
9の中で位置決めかつ固定する必要がある。そのため、
外装モールド成形は、ターミナル2a,2bの先端を金
型7の角穴7a,7bに挿入して固定するとともに、外
装モールド金型8,9により仮固定部材3の凸部3a,
3bをはさみ込んで固定した状態で行なう。したがっ
て、仮固定部材3の凸部3a,3bは外装モールド金型
8,9に密着しているため、外装モールド樹脂5で覆わ
れることなく外部に露出した構造となっている。外装モ
ールド樹脂5は、仮固定部材3に密着して成形されては
いるが、一般に、別々に成形されたモールド樹脂同士の
界面にはわずかな隙間ができやすく、仮固定部材3の凸
部3a,3bと外装モールド樹脂5の界面では気密性が
保てない。そこで、仮固定部材3の、凸部3a,3bよ
りコネクタ4側の一部全周に接着シール剤6を塗布する
ことにより、仮固定部材3と外装モールド樹脂5の界面
を接着シールし、外部からの、コネクタ4内、または、
サーミスタ1、ターミナル2a,2bへの浸水を防止す
る構造になっている。すなわち、従来の温度センサの製
造工程においては、仮固定部材3の一部全周に接着シー
ル剤6を手作業または塗布機械により塗布し、乾燥炉ま
たは自然放置により接着シール剤を乾燥させた後に外装
モールド成形を行う方法で製造されている。
ついて説明する。図8において、サーミスタ1はターミ
ナル2a,2bに接続され、インサートモールドによっ
て形成された仮固定部材3で仮固定され、サブアセンブ
リが作られる。次に、外装モールド樹脂5により、上記
サブアセンブリを覆い、同時に防水型コネクタ4および
ブラケット5aが形成される。この種の流体の温度セン
サは、一般に、取付部の温度に影響されないように、温
度センシング素子を被測定流体に深く挿入する必要があ
るために、上記サブアセンブリは細長く剛性に乏しい形
状となる。そこで外装モールド成形時には、上記サブア
センブリが外装モールド樹脂5の流入圧力を受けても倒
れたり移動したりしないように、外装モールド金型8,
9の中で位置決めかつ固定する必要がある。そのため、
外装モールド成形は、ターミナル2a,2bの先端を金
型7の角穴7a,7bに挿入して固定するとともに、外
装モールド金型8,9により仮固定部材3の凸部3a,
3bをはさみ込んで固定した状態で行なう。したがっ
て、仮固定部材3の凸部3a,3bは外装モールド金型
8,9に密着しているため、外装モールド樹脂5で覆わ
れることなく外部に露出した構造となっている。外装モ
ールド樹脂5は、仮固定部材3に密着して成形されては
いるが、一般に、別々に成形されたモールド樹脂同士の
界面にはわずかな隙間ができやすく、仮固定部材3の凸
部3a,3bと外装モールド樹脂5の界面では気密性が
保てない。そこで、仮固定部材3の、凸部3a,3bよ
りコネクタ4側の一部全周に接着シール剤6を塗布する
ことにより、仮固定部材3と外装モールド樹脂5の界面
を接着シールし、外部からの、コネクタ4内、または、
サーミスタ1、ターミナル2a,2bへの浸水を防止す
る構造になっている。すなわち、従来の温度センサの製
造工程においては、仮固定部材3の一部全周に接着シー
ル剤6を手作業または塗布機械により塗布し、乾燥炉ま
たは自然放置により接着シール剤を乾燥させた後に外装
モールド成形を行う方法で製造されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の流体の温度セン
サは、以上のような方法で製造されているが、次に述べ
るような課題があった。即ち、仮固定部材3が外装モー
ルド樹脂5に完全に覆われることなく、一部つまり凸部
3a,3b部で露出した構造となっているため、仮固定
部材3と外装モールド樹脂5との界面からのコネクタ内
への浸水を防止するには、界面を接着シールする必要が
あり、仮固定部材で仮固定されたサブアセンブリに接着
シール剤6を塗布し、乾燥させた後に外装モールドを行
う方法を採用していた。このため、接着シール剤の乾燥
に時間がかかり、連続したラインでの生産が困難なため
に、コストが高くなるという問題点があった。
サは、以上のような方法で製造されているが、次に述べ
るような課題があった。即ち、仮固定部材3が外装モー
ルド樹脂5に完全に覆われることなく、一部つまり凸部
3a,3b部で露出した構造となっているため、仮固定
部材3と外装モールド樹脂5との界面からのコネクタ内
への浸水を防止するには、界面を接着シールする必要が
あり、仮固定部材で仮固定されたサブアセンブリに接着
シール剤6を塗布し、乾燥させた後に外装モールドを行
う方法を採用していた。このため、接着シール剤の乾燥
に時間がかかり、連続したラインでの生産が困難なため
に、コストが高くなるという問題点があった。
【0005】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、シール構造を簡素化することに
より、短時間に連続したラインでの生産を可能とし、低
コスト化を図ることができる、流体の温度センサの製造
方法を提供するものである。
ためになされたもので、シール構造を簡素化することに
より、短時間に連続したラインでの生産を可能とし、低
コスト化を図ることができる、流体の温度センサの製造
方法を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る流体の温
度センサの製造方法は、温度センシング素子と一対のタ
ーミナルを仮固定部材で仮固定してサブアセンブリと
し、上記仮固定部材には凹部または凸部を設けるととも
に、外装モールド金型のコネクタの内部を形成する部分
に、上記凹部または凸部に嵌合する形状のサブアセンブ
リ支持部を設け、外装モールド成形時には、この嵌合に
よって上記サブアセンブリを位置決めかつ固定させるこ
とによって成形時のモールド樹脂の流入圧力等による倒
れや移動を小さく抑え、上記サブアセンブリが防水型コ
ネクタ内以外では露出しないようにし、仮固定部材と外
装モールド樹脂との界面に接着シール剤を使用しなくと
も、防水性を有する相手コネクタを嵌合させるだけでシ
ール効果を生じさせることができるようにしたものであ
る。
度センサの製造方法は、温度センシング素子と一対のタ
ーミナルを仮固定部材で仮固定してサブアセンブリと
し、上記仮固定部材には凹部または凸部を設けるととも
に、外装モールド金型のコネクタの内部を形成する部分
に、上記凹部または凸部に嵌合する形状のサブアセンブ
リ支持部を設け、外装モールド成形時には、この嵌合に
よって上記サブアセンブリを位置決めかつ固定させるこ
とによって成形時のモールド樹脂の流入圧力等による倒
れや移動を小さく抑え、上記サブアセンブリが防水型コ
ネクタ内以外では露出しないようにし、仮固定部材と外
装モールド樹脂との界面に接着シール剤を使用しなくと
も、防水性を有する相手コネクタを嵌合させるだけでシ
ール効果を生じさせることができるようにしたものであ
る。
【0007】また請求項2の発明では、仮固定部材の内
面に一対の凹部を設けるとともに、一方、コネクタの内
部を形成する金型に上記凹部に対応する一対のサブアセ
ンブリ支持凸部を設けたものである。
面に一対の凹部を設けるとともに、一方、コネクタの内
部を形成する金型に上記凹部に対応する一対のサブアセ
ンブリ支持凸部を設けたものである。
【0008】また請求項3の発明では、仮固定部材の中
心に非円形断面の1個の凹部を設けるとともに、一方、
コネクタの内部を形成する金型に上記凹部に対応する1
個のサブアセンブリ支持凸部を設けたものである。
心に非円形断面の1個の凹部を設けるとともに、一方、
コネクタの内部を形成する金型に上記凹部に対応する1
個のサブアセンブリ支持凸部を設けたものである。
【0009】
【作用】請求項1に記載の発明における流体の温度セン
サの製造方法では、仮固定部材で仮固定されたサブアセ
ンブリと外装モールド樹脂との界面が防水型コネクタ内
のみとなるため、接着シール剤を用いなくてもシール効
果が得られ、接着シール剤の塗布作業及び乾燥作業を廃
止することが出来るため、短時間に連続したラインでの
生産が可能になり、低コスト化が可能となる。
サの製造方法では、仮固定部材で仮固定されたサブアセ
ンブリと外装モールド樹脂との界面が防水型コネクタ内
のみとなるため、接着シール剤を用いなくてもシール効
果が得られ、接着シール剤の塗布作業及び乾燥作業を廃
止することが出来るため、短時間に連続したラインでの
生産が可能になり、低コスト化が可能となる。
【0010】請求項2に記載の発明における流体の温度
センサの製造方法では、外装モールド成形時にサブアセ
ンブリがしっかりと固定されるため、安定した成形が可
能となる。
センサの製造方法では、外装モールド成形時にサブアセ
ンブリがしっかりと固定されるため、安定した成形が可
能となる。
【0011】請求項3に記載の発明における流体の温度
センサの製造方法では、サブアセンブリ支持部の断面形
状を小さくできるので、温度センシング部とブラケット
部との熱絶縁が良く、精度の高い温度センサを製造する
ことが可能となる。
センサの製造方法では、サブアセンブリ支持部の断面形
状を小さくできるので、温度センシング部とブラケット
部との熱絶縁が良く、精度の高い温度センサを製造する
ことが可能となる。
【0012】
実施例1.図1はこの発明の一実施例による流体の温度
センサを示す断面図、図2は図1をA側から見た矢視図
である。図において、1はサーミスタ、2a,2bはこ
のサーミスタ1の両電極に接続された一対のターミナ
ル、3はインサートモールドで形成され上記サーミスタ
1、ターミナル2a,2bを仮固定及び位置決めするた
めの仮固定部材である。次に、11a,11bはこの仮
固定部材3の両側に対称的に設けられた一対の凹部、4
は上記ターミナル2a,2bを内蔵する防水型コネク
タ、5は上記仮固定部材3で仮固定された部材を覆い、
その一部で防水型コネクタ4のケーシングを形成する外
装モールド樹脂である。次に図3は温度センサの外装モ
ールド金型を示す断面図で、12は上記防水型コネクタ
4の内部を形成する金型、12a,12bはこの金型1
2の先端に突設された一対の凸型のサブアセンブリ支持
部であり、上記凹部11a,11bと対応する。なお
8,9は温度センサの外装及びコネクタの外形を形成す
る金型、10はゲート、7a,7bは上記金型12の角
穴を示す。
センサを示す断面図、図2は図1をA側から見た矢視図
である。図において、1はサーミスタ、2a,2bはこ
のサーミスタ1の両電極に接続された一対のターミナ
ル、3はインサートモールドで形成され上記サーミスタ
1、ターミナル2a,2bを仮固定及び位置決めするた
めの仮固定部材である。次に、11a,11bはこの仮
固定部材3の両側に対称的に設けられた一対の凹部、4
は上記ターミナル2a,2bを内蔵する防水型コネク
タ、5は上記仮固定部材3で仮固定された部材を覆い、
その一部で防水型コネクタ4のケーシングを形成する外
装モールド樹脂である。次に図3は温度センサの外装モ
ールド金型を示す断面図で、12は上記防水型コネクタ
4の内部を形成する金型、12a,12bはこの金型1
2の先端に突設された一対の凸型のサブアセンブリ支持
部であり、上記凹部11a,11bと対応する。なお
8,9は温度センサの外装及びコネクタの外形を形成す
る金型、10はゲート、7a,7bは上記金型12の角
穴を示す。
【0013】次にこの温度センサの製造方法について説
明する。サーミスタ1、ターミナル2a,2bを内包
し、凹部11a,11bを有する仮固定部材3で仮固定
されたサブアセンブリを構成し、そのターミナル2a,
2bの先端を上記金型12の角穴7a,7bに挿入して
固定するとともに、上記仮固定部材3の両側に設けられ
た2箇所の凹部11a,11bを上記金型12に設けら
れた一対の凸型のサブアセンブリ支持部12a,12b
で挟み込むように嵌合させ、この嵌合によって上記サブ
アセンブリを外装モールド金型内で位置決めかつ固定さ
せ、外装モールド成形時のモールド樹脂の流入圧力等に
よる倒れや移動を極力小さくした状態で外装モールド成
形を行う。このとき、一方の外装モールド金型12の凸
部12a,12bは、従来の凸部3a,3bのように外
装モールド樹脂5の外部に露出することなく、外装モー
ルド樹脂で形成される防水型コネクタ内のみで構成され
ている。また、外装モールド樹脂の注入口であるゲート
10は、仮固定部材3で仮固定された部材を固定するた
めの外装モールド金型12の凸部12a,12bに対し
水平方向でかつ中心付近に配置されており、外装モール
ド樹脂が仮固定部材で仮固定された部材の回りに容易に
流入するようにしている。
明する。サーミスタ1、ターミナル2a,2bを内包
し、凹部11a,11bを有する仮固定部材3で仮固定
されたサブアセンブリを構成し、そのターミナル2a,
2bの先端を上記金型12の角穴7a,7bに挿入して
固定するとともに、上記仮固定部材3の両側に設けられ
た2箇所の凹部11a,11bを上記金型12に設けら
れた一対の凸型のサブアセンブリ支持部12a,12b
で挟み込むように嵌合させ、この嵌合によって上記サブ
アセンブリを外装モールド金型内で位置決めかつ固定さ
せ、外装モールド成形時のモールド樹脂の流入圧力等に
よる倒れや移動を極力小さくした状態で外装モールド成
形を行う。このとき、一方の外装モールド金型12の凸
部12a,12bは、従来の凸部3a,3bのように外
装モールド樹脂5の外部に露出することなく、外装モー
ルド樹脂で形成される防水型コネクタ内のみで構成され
ている。また、外装モールド樹脂の注入口であるゲート
10は、仮固定部材3で仮固定された部材を固定するた
めの外装モールド金型12の凸部12a,12bに対し
水平方向でかつ中心付近に配置されており、外装モール
ド樹脂が仮固定部材で仮固定された部材の回りに容易に
流入するようにしている。
【0014】次に上記のようにして製造された温度セン
サの気密構造について説明する。仮固定部材3で仮固定
されたサブアセンブリは、外装モールド樹脂で形成され
た防水型コネクタの内部以外では全て外装モールド樹脂
で覆われている。すなわち、外装モールド樹脂で形成さ
れた防水型コネクタ内部以外には、水、オイル、空気等
の通路となる樹脂同士の界面がないため、外装モールド
樹脂で形成された防水型コネクタに防水性を有する相手
コネクタを嵌合するだけで温度センサの気密が可能とな
る。
サの気密構造について説明する。仮固定部材3で仮固定
されたサブアセンブリは、外装モールド樹脂で形成され
た防水型コネクタの内部以外では全て外装モールド樹脂
で覆われている。すなわち、外装モールド樹脂で形成さ
れた防水型コネクタ内部以外には、水、オイル、空気等
の通路となる樹脂同士の界面がないため、外装モールド
樹脂で形成された防水型コネクタに防水性を有する相手
コネクタを嵌合するだけで温度センサの気密が可能とな
る。
【0015】実施例2.図4、図5はこの発明の実施例
2を示すもので、図4は温度センサを示す断面図、図5
は図4をC側から見た矢視図であり、図6は温度センサ
の外装モールド金型を示す断面図である。なお図におい
て、実施例1と同一部分については同一符号を付してそ
の説明を省略する。上記実施例1では、サブアセンブリ
を両側2個のサブアセンブリ支持部12a,12bで挟
み込むように嵌合させ、この嵌合によって上記サブアセ
ンブリを外装モールド金型内で位置決めかつ固定させる
構造としたが、このようにサブアセンブリ支持部をサブ
アセンブリの両側2個所に設ける構造にすると、温度セ
ンサの断面形状を大きくする必要がある。そして温度セ
ンサの断面形状が大きいと、温度センシング部とブラケ
ット部との熱絶縁が悪くなり、温度計測に誤差を生じる
という問題点がある。そこで、本実施例では、仮固定部
材3の中心に1個の凹部13を設けるとともに、コネク
タの内部を形成する金型12に上記凹部13に対応する
凸型のサブアセンブリ支持部14を設け、このサブアセ
ンブリ支持部14を上記仮固定部材の凹部13に挿入す
るように嵌合させ、外装モールド成形時にはこの嵌合に
よって上記サブアセンブリを位置決めかつ固定させるよ
うにした。なおこの仮固定部材3の凹部13およびサブ
アセンブリ支持部14の断面形状は非円形として回転止
めの効果を持たせている。この構造によれば、実施例1
と同様のシール効果が得られるうえに、サブアセンブリ
支持部の断面形状を小さくできるので、精度の高い温度
センサを製造することが可能となる。
2を示すもので、図4は温度センサを示す断面図、図5
は図4をC側から見た矢視図であり、図6は温度センサ
の外装モールド金型を示す断面図である。なお図におい
て、実施例1と同一部分については同一符号を付してそ
の説明を省略する。上記実施例1では、サブアセンブリ
を両側2個のサブアセンブリ支持部12a,12bで挟
み込むように嵌合させ、この嵌合によって上記サブアセ
ンブリを外装モールド金型内で位置決めかつ固定させる
構造としたが、このようにサブアセンブリ支持部をサブ
アセンブリの両側2個所に設ける構造にすると、温度セ
ンサの断面形状を大きくする必要がある。そして温度セ
ンサの断面形状が大きいと、温度センシング部とブラケ
ット部との熱絶縁が悪くなり、温度計測に誤差を生じる
という問題点がある。そこで、本実施例では、仮固定部
材3の中心に1個の凹部13を設けるとともに、コネク
タの内部を形成する金型12に上記凹部13に対応する
凸型のサブアセンブリ支持部14を設け、このサブアセ
ンブリ支持部14を上記仮固定部材の凹部13に挿入す
るように嵌合させ、外装モールド成形時にはこの嵌合に
よって上記サブアセンブリを位置決めかつ固定させるよ
うにした。なおこの仮固定部材3の凹部13およびサブ
アセンブリ支持部14の断面形状は非円形として回転止
めの効果を持たせている。この構造によれば、実施例1
と同様のシール効果が得られるうえに、サブアセンブリ
支持部の断面形状を小さくできるので、精度の高い温度
センサを製造することが可能となる。
【0016】なお上記実施例では、仮固定部材3に凹部
を設け、これに対応する金型12に凸部を設けたものを
示したが、これらの凹凸関係を逆に構成してもよい。
を設け、これに対応する金型12に凸部を設けたものを
示したが、これらの凹凸関係を逆に構成してもよい。
【0017】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、温度セ
ンサに形成された防水型コネクタに防水型相手コネクタ
を嵌合するだけの極めて簡単な方法でシールを形成でき
るため、温度センサ製造ラインにおいて、接着シール材
塗布工程及び乾燥工程を廃止することができ、従来の製
造方法に比べ、短時間に連続したラインでの生産が可能
であり、低コスト化が図れる効果を有する。
ンサに形成された防水型コネクタに防水型相手コネクタ
を嵌合するだけの極めて簡単な方法でシールを形成でき
るため、温度センサ製造ラインにおいて、接着シール材
塗布工程及び乾燥工程を廃止することができ、従来の製
造方法に比べ、短時間に連続したラインでの生産が可能
であり、低コスト化が図れる効果を有する。
【0018】また、請求項2の発明によれば、外装モー
ルド成形時にはサブアセンブリが両側から挟み込まれて
しっかりと固定されるため、成形が安定する効果を有す
る。
ルド成形時にはサブアセンブリが両側から挟み込まれて
しっかりと固定されるため、成形が安定する効果を有す
る。
【0019】また、請求項3の発明によれば、サブアセ
ンブリ支持部の断面形状を小さく出来るので、温度セン
シング部とブラケット部との熱絶縁が良く、精度の高い
温度センサが得られる効果がある。
ンブリ支持部の断面形状を小さく出来るので、温度セン
シング部とブラケット部との熱絶縁が良く、精度の高い
温度センサが得られる効果がある。
【図1】 この発明の実施例1による温度センサを示す
側面断面図である。
側面断面図である。
【図2】 図1の温度センサをAから見た矢視図であ
る。
る。
【図3】 この発明の実施例1による温度センサの外装
モールド金型の断面図である。
モールド金型の断面図である。
【図4】 この発明の実施例2による温度センサを示す
側面断面図である。
側面断面図である。
【図5】 図4の温度センサをCから見た矢視図であ
る。
る。
【図6】 この発明の実施例2による温度センサの外装
モールド金型の断面図である。
モールド金型の断面図である。
【図7】 従来の温度センサを示す側面断面図である。
【図8】 従来の温度センサを示す図7のB−B線に沿
う断面図である。
う断面図である。
【図9】 従来の温度センサの外装モールド金型を示す
断面図である。
断面図である。
1 サーミスタ、2a,2b ターミナル、3 仮固定
部材、4 防水型コネクタ、5 外装モールド樹脂、7
a,7b 角穴、8,9 外装モールド金型、10 ゲ
ート、11a,11b,13 仮固定部材に設けられた
凹部、12 コネクタ内部を形成する外装モールド金
型、12a,12b,14 サブアセンブリ支持部。
部材、4 防水型コネクタ、5 外装モールド樹脂、7
a,7b 角穴、8,9 外装モールド金型、10 ゲ
ート、11a,11b,13 仮固定部材に設けられた
凹部、12 コネクタ内部を形成する外装モールド金
型、12a,12b,14 サブアセンブリ支持部。
Claims (3)
- 【請求項1】 温度センシング素子と、この温度センシ
ング素子の両電極に接続された一対のターミナルと、こ
のターミナルを外部の計測回路に接続するための防水型
コネクタを備えた流体の温度センサの製造方法であっ
て、上記温度センシング素子とターミナルを仮固定部材
で固定したサブアセンブリを構成し、このサブアセンブ
リを外装モールド金型で覆って成形するようにしたもの
において、上記仮固定部材に凹部または凸部を設けると
ともに、上記外装モールド金型のコネクタの内部を形成
する部分に、上記仮固定部材の凹部または凸部に嵌合す
る形状のサブアセンブリ支持部を設け、外装モールド成
形時には、これらの嵌合により、上記サブアセンブリを
位置決めかつ固定させることによって、成形時のモール
ド樹脂の流入圧力等による倒れや、移動を小さく抑える
とともに、上記サブアセンブリが防水型コネクタ内以外
では露出しないようにしたことを特徴とする流体の温度
センサの製造方法。 - 【請求項2】 仮固定部材の内面に一対の凹部を備え、
一方、外装モールド金型のコネクタの内部を形成する部
分に上記一対の凹部に対応する一対の凸型のサブアセン
ブリ支持部を備え、この一対の凸型のサブアセンブリ支
持部で上記仮固定部材の一対の凹部を挟み込むように嵌
合させ、この嵌合によって上記サブアセンブリを位置決
めかつ固定させるようにしたことを特徴とする請求項1
記載の流体の温度センサの製造方法。 - 【請求項3】 仮固定部材の中心に非円形断面の1個の
凹部を備え、一方、外装モールド金型のコネクタの内部
を形成する部分に上記非円形断面の凹部に対応する凸型
のサブアセンブリ支持部を備え、この凸型のサブアセン
ブリ支持部を上記仮固定部材の凹部に挿入して嵌合さ
せ、この嵌合によって上記サブアセンブリを位置決めか
つ固定させるようにしたことを特徴とする請求項1記載
の流体の温度センサの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15984895A JP3205221B2 (ja) | 1995-06-02 | 1995-06-02 | 流体の温度センサの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15984895A JP3205221B2 (ja) | 1995-06-02 | 1995-06-02 | 流体の温度センサの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08327464A true JPH08327464A (ja) | 1996-12-13 |
| JP3205221B2 JP3205221B2 (ja) | 2001-09-04 |
Family
ID=15702564
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15984895A Expired - Fee Related JP3205221B2 (ja) | 1995-06-02 | 1995-06-02 | 流体の温度センサの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3205221B2 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
1995
- 1995-06-02 JP JP15984895A patent/JP3205221B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| JP2022072543A (ja) * | 2020-10-30 | 2022-05-17 | 日立Astemo株式会社 | 圧力センサ装置 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3205221B2 (ja) | 2001-09-04 |
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