JPH0832809A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH0832809A
JPH0832809A JP6165555A JP16555594A JPH0832809A JP H0832809 A JPH0832809 A JP H0832809A JP 6165555 A JP6165555 A JP 6165555A JP 16555594 A JP16555594 A JP 16555594A JP H0832809 A JPH0832809 A JP H0832809A
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昭博 伊東
Koji Aikawa
幸二 相川
Kenichi Obara
謙一 小原
Kenji Hara
健児 原
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像データのイメージ部分に文字が重ね合わ
された場合等において、画像データに適切なスムージン
グ処理を施す。 【構成】 アドレス発生部10は、シフトレジスタ5内
に記憶された参照領域の画像データのうち、注目画素周
辺のドットパターンについて、各種のパターン条件に基
づいてパターンマッチングを行う。また、比較器8は、
参照領域がイメージ画像条件を満たした場合は“1”信
号を出力する。このとき、ドットパターンが長いパター
ン条件を満たした場合はスムージング処理を行う一方、
短いパターン条件のみを満たした場合にはスムージング
処理を行わない。これにより、イメージデータ(短いパ
ターンの連続)に文字等(長いパターン条件を満たすも
の)が重ねられた場合は、前者に影響を与えず、後者の
みにスムージング処理を施すことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複写機等に用いて好
適な画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機、プリンタ等によって二値画像を
出力する場合、出力装置の解像度が低い場合には、斜線
部などにジャギーが発生し画像品質が劣化するという問
題がある。これに対して、高品質の画像出力を得るべ
く、以下のような各種のスムージング処理技術が提案さ
れている。例えば、特開昭53−41115号公報にお
いては、解像度変換時において、各画素とその周囲の画
素との論理演算により、解像度変換後の小画素の白黒状
態を変換する技術が開示されている。
【0003】また、特開平2−112966号公報にお
いては、プリンタの文字発生器から得られたイメージデ
ータと、既知のパターンとの間でパターンマッチングを
行い、スムージングを行う技術が開示されている。例え
ば、「b」という文字を印字する場合を想定すると、
「b」という文字のドットパターンが文字発生器から出
力される。次に、質向上回路において、該ドットパター
ンの各部分と複数の既知のパターンとが照合され、一致
する既知のパターンが存在する場合には、予めスムージ
ング処理の施されたパターンが出力装置に供給される。
【0004】ところで、このようなスムージング処理を
無条件に施すと、不具合の生じる場合がある。すなわ
ち、画像データに文字部分とイメージ部分(写真等)と
が含まれる場合、イメージ部分にスムージング処理が施
されると、その階調特性が崩れ、画像品質が悪化する。
このため、イメージ部分についてスムージング処理を回
避すべく、以下のような技術が提案されている。
【0005】まず、特開平4−189564号公報にあ
っては、ホストコンピュータから供給されるデータのコ
ードに基づいてイメージ部分のスタート/エンドアドレ
スを記憶し、このアドレスに基づいてスムージング機能
をオン/オフする技術が開示されている。また、特開平
4−268867号公報にあっては、画像データの所定
区間毎に画像の密集度を求め、画像が密集している部分
ではスムージング機能をオフにする技術が開示されてい
る。この技術は、注目画素を中心とする「11×9」ド
ットの参照領域について「16」程度の小領域を定め、
各小領域毎の特徴を検出し、しかる後にその結果を総合
することにより、参照領域の密集度を求めるものであ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た技術においては、以下のように種々の欠点があった。
まず、スムージング処理の効果の点から検討すると、特
開昭53−41115号公報のものは、画像データを1
画素単位で補正するため、充分な効果が得られないのみ
ならず、不要な補正によって画像品質に悪影響を及ぼす
可能性も多い。また、特開平2−112966号公報の
ものは、プリンタの文字発生器から得られたイメージデ
ータを対象としているため、複写機等に応用することが
困難であった。すなわち、プリンタの文字発生器から得
られるイメージデータはその種類が限定されているが、
複写機等においては画像データの内容が千差万別である
ため、かかる画像データに対して充分なスムージング処
理を施すことが困難であった。
【0007】次に、画像データのイメージ部分について
スムージング処理を回避する点について検討すると、特
開平4−189564号公報のものはホストコンピュー
タからデータのコードが供給されることを必須としてお
り、そのようなコードが得られない複写機等に適用する
ことは不可能であった。また、特開平4−268867
号公報のものは、画像の密集度が高い部分に文字や線画
等が存在する場合(例えば、写真イメージに文字や線画
が重ね合わされていたり、文字に網かけ等の修飾がなさ
れている場合)に、かかる文字等に対して、スムージン
グ機能がオフにされるという問題があった。この発明は
上述した事情に鑑みてなされたものであり、適切なスム
ージング処理を行う画像処理装置を提供することを目的
としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
請求項1に係る構成によれば、画像データが、所定長の
画素列の状態を規定する第1のパターン条件と該第1の
パターン条件よりも長い画素列の状態を規定する第2の
パターン条件のうち、何れを満たすかを判定するパター
ン条件判定手段と、前記第1のパターン条件に対応した
スムージング処理の内容を第1の領域に記憶し、前記第
2のパターン条件に対応したスムージング処理の内容を
第2の領域に記憶する記憶手段と、前記第1のパターン
条件が満たされ前記第2のパターン条件が満たされなか
った場合は前記第1の領域に記憶された内容に基づいて
前記画像データにスムージング処理を施す一方、前記第
1のパターン条件と前記第2のパターン条件とが共に満
たされた場合は前記第2の領域に記憶された内容に基づ
いて前記画像データにスムージング処理を施すスムージ
ング手段とを具備することを特徴とする。
【0009】また、請求項2に係る構成によれば、画像
データが、所定長の画素列の状態を規定する第1のパタ
ーン条件と該第1のパターン条件よりも長い画素列の状
態を規定する第2のパターン条件のうち、何れを満たす
かを判定するパターン条件判定手段と、前記画像データ
が所定のイメージ画像条件を満たすか否かを判定するイ
メージ画像条件判定手段と、前記第1のパターン条件に
対応したスムージング処理の内容を第1の領域に記憶
し、前記第2のパターン条件に対応したスムージング処
理の内容を第2の領域に記憶する記憶手段と、前記第2
のパターン条件が満たされた場合は前記第2の領域に記
憶された内容に基づいて前記画像データにスムージング
処理を施し、前記第1のパターン条件が満たされ前記イ
メージ画像条件と前記第2のパターン条件とが共に満た
されなかった場合は前記第1の領域に記憶された内容に
基づいて前記画像データにスムージング処理を施す一
方、前記第1のパターン条件と前記イメージ画像条件と
が共に満たされ前記第2のパターン条件が満たされなか
った場合はスムージング処理を禁止するスムージング手
段とを具備することを特徴とする。
【0010】また、請求項3に係る構成によれば、請求
項2記載の画像処理装置において、さらに、前記イメー
ジ画像条件判定手段は、前記画像データの所定領域内に
おいて、主走査方向または副走査方向に沿って隣接する
各画素の内容が相違する回数を出力する相違回数出力手
段と、この回数が所定の閾値以上になると前記イメージ
画像条件が満たされたものと判定する比較手段とを具備
することを特徴とする。
【0011】また、請求項4に係る構成によれば、請求
項2記載の画像処理装置において、前記画像データは黒
画素と白画素とから構成される二値画像データであり、
前記イメージ画像条件判定手段は、前記画像データの所
定領域内における黒画素数が所定値以上である場合に、
前記イメージ画像条件が満たされたものと判定すること
を特徴とする。
【0012】また、請求項5記載の構成によれば、請求
項2記載の画像処理装置において、前記画像データは黒
画素と白画素とから構成される二値画像データであり、
前記イメージ画像条件判定手段は、前記画像データ内に
おいて相隣接する画素間で白・黒状態が相違する回数
と、黒画素数とに基づいて前記イメージ画像条件が満た
されたか否かを判定することを特徴とする。
【0013】
【作用】請求項1に係る構成によれば、第1のパターン
条件が満たされ第2のパターン条件が満たされなかった
場合は第1の領域に記憶された内容に基づいて画像デー
タにスムージング処理が施される。ここで、第1のパタ
ーン条件における画素列の長さは第2のパターン条件の
ものよりも短いため、画像データの内、比較的多数の箇
所において第1のパターン条件が満たされる。これによ
り、画像データの内、比較的多数の箇所についてスムー
ジング処理が施される。
【0014】一方、第1のパターン条件と第2のパター
ン条件とが共に満たされた場合は、第2の領域に記憶さ
れた内容に基づいて画像データにスムージング処理が施
されるから、画像データのうち第2のパターン条件が満
たされる箇所においては、画像データの状態に一層適合
したスムージング処理が施される。
【0015】また、請求項2ないし5に係る構成によれ
ば、イメージ画像条件が満たされた場合には、第1のパ
ターン条件に基づくスムージング処理が禁止されるか
ら、イメージ画像の階調特性を損なうことなくスムージ
ング処理を行うことができる。かかる場合においても、
第2のパターン条件に基づくスムージング処理は実行さ
れるから、イメージの上に重ねられた文字等、長いパタ
ーン条件を満たす箇所については、スムージング処理を
行うことが可能になる。
【0016】
【実施例】A.実施例の原理 A−1.スムージング処理 まず、スムージング処理の内容を図2を参照し説明す
る。同図(a)はスムージング処理が施される前の画像デ
ータであり、格子の各升目が一画素の単位になってい
る。以下、各画素の位置は、主走査方向の座標(a,
b,c,・・・・)と副走査方向の座標(1,2,3,・・・
・)によって、例えば「b3」のように表現する。ま
た、「黒」という文字が書かれた画素は全黒画素であ
り、何も書かれていない画素は全白画素である。図2
(a)においては、全ての画素は全黒または全白である。
【0017】次に、図2(a)の画素にスムージング処理
を施した後の画像データを同図(b)に示す。この図にお
いて、一部が黒色の画素(以下、中間画素という)は、
黒色の部分をハッチングによって表示する。同図(a),
(b)を比較すると、例えば同図(a)の座標c4〜c7の
全黒画素と座標c8〜c11の全白画素とは、同図(b)
においては中間画素に変換されている。これら中間画素
の黒色部分の面積は、副走査方向に下にいくほど小とな
っている。また、その他のエッジ部分の画素も同様に変
換されている。
【0018】ところで、同図(a)の左端のエッジ部の全
黒画素に着目すると、副走査方向に全黒画素が8回連続
した後、主走査方向に1回シフトするようなパターンが
続いている。一方、同図(b)によれば、例えば座標c4
〜c11の各中間画素の黒色部分の面積は、副走査方向
に向かうに従って一画素の約「1/8」づつ減少してい
る。このように、周囲の画素との関係に基づいて各中間
画素における黒色部分の面積を決定しなければ、適切な
スムージングを施すことができない。
【0019】このため、本実施例にあっては、まず画像
データの中から処理対象となる画素(以下、注目画素と
いう)を中心として、主走査方向に「17」画素、副走
査方向に「9」画素の領域(以下、参照領域という)が
抽出される。そして、この参照領域のドットパターン
が、複数のパターン条件の何れかに合致するか否かが判
定され、合致する場合には、黒色部分の面積は該パター
ン条件に対応する値に設定される。
【0020】ここで、図3(a)にパターン条件の一例を
示す。この条件は、注目画素の座標「i5」に対して、
参照領域内の座標「a5〜i5,i4,j4」が白画素
であって、座標「a6〜i6,j5」が黒画素である場
合に満たされる。この条件に対して、黒色部分の面積比
率Lは「46.0%」になるように設定されており、座
標「i5」の注目画素が出力された結果は同図(b)に示
すようになる。なお、参照領域内の他の画素について
は、各画素がそれぞれ注目画素になった場合に同様の処
理が行われる。図4(a)〜(f)に各種のパターン条件の
例と、対応する黒色面積比率Lを示す。なお、これらの
図において、省略されている部分は全て「処理に関係の
無い画素(−)」である。
【0021】図2(b)の画像データは、図2(a)の画像
データの各画素について、かかるパターンマッチングが
繰り返されることによって得られるものである。ところ
で、参照領域は複数のパターン条件を満たすことがあ
る。例えば、参照領域が図3(a)のパターン条件を満足
するのであれば、図4(d)〜(f)の条件も必ず満たされ
る筈である。かかる場合、本実施例にあっては、「有効
部分(処理に関係の無い画素を除いた部分)の最も長い
パターン条件」のみが満たされたものとみなされる。例
えば、図3(a)のパターン条件の有効部分の長さは「1
0」であり、図4(d)〜(f)のものは各々「9」、
「3」および「4」である。従って、図3(a)の条件が
満たされる限り、黒色面積比率Lは「46.0%」に設
定される。
【0022】ところで、複写機等で得られる画像データ
はその内容が千差万別であるが、画像データの各部が短
いパターン条件(図4(e),(f)等)を満たす可能性は
高く、これによって複雑な画像データに対してもある程
度のスムージング処理を施すことが可能である。さら
に、同図(d)あるいは図3(a)のように有効部分の長い
パターン条件が同時に満たされた場合には、長いパター
ン条件に基づいてスムージング処理が施されるから、そ
の部分については、一層好適なスムージング処理が行わ
れる。このように、本実施例においては、有効部分の短
いパターン条件を各種設定するとともに、長いパターン
条件をこれに優先して適用するから、複写機等で得られ
る画像データに対しても効果的なスムージング処理を行
うことが可能になる。
【0023】A−2.スムージング処理の制限 上述したように、画像データのイメージ部分についてス
ムージング処理を無条件に施すと、その階調特性が崩れ
画像品質が悪化するような不具合を招くため、スムージ
ング処理を制限する必要がある。本実施例においては、
主走査方向および副走査方向に沿って参照領域内の画素
色が変化する回数がカウントされる。そのカウント結果
が所定値(例えば「90」)以上になった場合に、該参
照領域はイメージ部分であるとみなされる。
【0024】イメージ部分であるとみなされた参照領域
は、スムージング処理が一部制限される。すなわち、図
4(a)〜(d)のように有効部分の長いパターン条件が満
たされた場合は注目画素にスムージング処理が施される
が、同図(e),(f)のように短いパターン条件(例えば
有効部分の長さが「4」以下のパターン条件)のみが満
たされた場合は、スムージング処理は施されない。イメ
ージ部分は、短いパターンの繰り返しによって構成され
るため、これによってスムージング処理を回避すること
が可能になる。
【0025】一方、イメージ部分に文字や線画が重ねあ
わされている場合、これら文字等を構成する各画素は長
いパターン条件を満たす可能性が高い。長いパターン条
件が満たされると、その画素についてはスムージング処
理が施される。ここに本実施例の特徴があり、写真イメ
ージに文字や線画が重ね合わされていたり、文字に網か
け等の修飾がなされている場合に、写真イメージや網か
け部分の階調特性を崩すことなく、文字や線画にスムー
ジング処理を施すことができるのである。
【0026】B.実施例の構成 以下、図1を参照して本実施例の構成を説明する。図に
おいて1は画像入力部であり、イメージスキャナ等によ
って原稿を読取り、画像データを出力する。2は二値画
像変換部であり、この画像データを二値画像データに変
換する。この二値画像データにおいては、黒画素は
“1”、白画素は“0”として表現される。3は画像メ
モリであり、変換された二値画像データを記憶する。4
はアドレス発生部であり、画像メモリ3内の二値画像デ
ータを、主走査方向に「1」画素、副走査方向に「9」
画素の領域を一単位として、主走査方向に沿って順次ア
クセスするアドレス信号を出力する。これによって二値
画像データが画像メモリ3から順次読み出される。
【0027】5はシフトレジスタであり、主走査方向に
「17」画素、副走査方向に「9」画素の二値画像デー
タを記憶する。シフトレジスタ5は、画像メモリ3から
一単位の二値画像データを受信すると、主走査方向の一
端に位置する「9」個のレジスタにその内容を記憶する
とともに、他のレジスタの内容を主走査方向に向かって
シフトする。なお、あふれ出たデータは破棄される。こ
れにより、シフトレジスタ5には、参照領域の二値画像
データが記憶される。参照領域の中央の画素、すなわち
注目画素の値は、注目画素データCPXとして出力され
る。
【0028】次に、6はEOR(排他的論理和)回路群
であり、参照領域内において主走査方向および副走査方
向に相互に隣接する画素データ間の排他的論理和を演算
し出力する、多数のEOR回路から構成されている。7
は加算器であり、各EOR回路の出力信号を加算しその
結果を出力する。一例として、参照領域内で注目画素の
みが黒(“1”)でその他の画素が全て白(“0”)の
場合の加算結果を求める。まず、注目画素は主走査方向
および副走査方向に各二個の画素と隣接する。これらの
画素データと注目画素の画素データを入力信号とする四
個のEOR回路は“1”信号を出力するが、他のEOR
回路は全て“0”信号を出力する。従って、かかる場合
は、加算器7の加算結果は「4」になる。
【0029】8は比較器であり、加算器7の加算結果
と、レジスタ9に記憶された閾値(例えば「90」)と
を比較し、加算結果が閾値以上であれば“1”になり、
それ以外の場合は“0”になる条件選択信号PSLを出
力する。13はルックアップテーブルであり、全黒画
素、全白画素および各種の中間画素の画像データ(黒色
面積比率と黒色部分の配置位置)を記憶し、アドレス信
号が供給されると対応する画像データを出力する。すな
わち、ルックアップテーブル13から出力される画像デ
ータは、サブピクセル単位(一画素よりも小さい単位)
で白/黒の指定を行うものである。
【0030】14は画像出力部であり、ルックアップテ
ーブル13から供給された画像データに基づいて、画像
をプリントアウトする。その詳細を図5,6を参照し説
明する。図5において、画像出力部14は、ASG(点
灯開始位置制御付きパルス幅変調装置)141と、AS
G141によって点灯タイミングが制御されるレーザダ
イオード142と、レーザダイオード142が発光する
タイミングにおいて用紙を帯電させるとともに帯電位置
にトナーを定着させる電子写真方式画像出力装置143
とから構成されている。ルックアップテーブル13は、
上記画像データ(黒色面積比率と黒色部分の配置位置)
に基づいて、点灯時間信号と点灯位置信号とを画像出力
部14に供給する。
【0031】ここで、点灯時間信号は、1画素内におけ
る黒色部分の面積に対応してレーザダイオード142の
点灯時間を指定する信号である。また、点灯位置信号は
「Left」、「Right」または「Center」
なる値をとる3値の信号であり、レーザダイオード14
2の点灯位置、すなわち上記黒色部分の配置位置を指定
する信号である。例えば、点灯時間信号によって黒色部
分の面積が「50%」に指定されたとしても、黒色部分
の配置は、点灯位置信号の値に応じて、図6(a)〜(c)
に示すように設定される。
【0032】10はアドレス発生部であり、シフトレジ
スタ5に記憶された参照領域のドットパターンと各種の
パターン条件(図4参照)とを比較し、満たされたパタ
ーン条件のうち最も有効部分の長いパターン条件(以
下、確定パターン条件という)に基づいて、アドレス信
号ADLを出力する。このアドレス信号ADLはルック
アップテーブル13の読出しアドレスを指定するもので
あり、仮にアドレス信号ADLがそのままルックアップ
テーブル13に供給されると、確定パターン条件に対応
した黒色面積比率Lを有する画像データがルックアップ
テーブル13から出力されることになる。
【0033】また、アドレス発生部10は、確定パター
ン条件の有効部分の長さに基づいて、長パターンマッチ
信号LMTおよび短パターンマッチ信号SMTを出力す
る。長パターンマッチ信号LMTは、有効部分の長さが
「5」以上の場合に“1”になり、それ以外の場合は
“0”になる信号である。また、短パターンマッチ信号
SMTは、有効部分の長さが「4」以下の場合に“1”
になり、それ以外の場合は“0”になる信号である。こ
こで、参照領域のドットパターンが何れのパターン条件
も満たさない場合は、アドレス信号ADLは出力され
ず、短パターンマッチ信号SMTおよび長パターンマッ
チ信号LMTは“0”になる。
【0034】次に、12はセレクタであり、選択入力端
SEL1〜SEL4において各信号PSL,SMT,L
MT,CPXを受信し、その結果に基づいて、データ入
力端A〜Cに供給されたアドレス信号のうち何れかを選
択し出力端OUTから出力する。ここで、データ入力端
Aには、レジスタ11から、ルックアップテーブル13
の全黒パターンのアドレスが供給されている。また、デ
ータ入力端Bには、同様に全白パターンのアドレスが供
給されている。セレクタ12における選択条件は、下表
1の通りである。
【0035】
【表1】
【0036】C.実施例の動作 次に、本実施例の動作を説明する。まず、画像入力部1
から画像データが入力されると、この画像データが二値
画像変換部2を介して二値画像データに変換され、画像
メモリ3に記憶される。次に、アドレス発生部4によっ
て、画像メモリ3内の一単位(主走査方向に「1」画
素、副走査方向に「9」画素の領域)の二値画像データ
が順次読出されると、その内容がシフトされつつシフト
レジスタ5に記憶される。以後の動作は、シフトレジス
タ5に記憶された参照領域の内容に基づいて異なるた
め、場合を分けて説明する。
【0037】C−1.何れのパターン条件も満足されな
い場合 参照領域のドットパターンが何れのパターン条件も満足
しない場合は、短パターンマッチ信号SMTおよび長パ
ターンマッチ信号LMTが共に“0”になる。ここで、
注目画素が黒画素であれば、注目画素データCPXが
“1”になる。この場合、表1(a)によれば、セレクタ
12においてデータ入力端Aが選択され、全黒パターン
のアドレスがルックアップテーブル13に供給される。
一方、注目画素が白画素であれば、注目画素データCP
Xが“0”になる。この場合、表1(b)によれば、デー
タ入力端Bが選択され、全白パターンのアドレスがルッ
クアップテーブル13に供給される。この結果、画像出
力部14に供給される画像データは、注目画素データC
PXに応じた全黒パターンまたは全白パターンであり、
スムージング処理の施されていない画像が出力される。
【0038】C−2.長いパターン条件が満足された場
合 有効部分の長さが「5」以上の確定パターン条件が満足
された場合、長パターンマッチ信号LMTが“1”に設
定される。表1(e)によれば、かかる場合は他の信号の
値にかかわらずデータ入力端Cが選択される。この結
果、アドレス信号ADLがセレクタ12を介してルック
アップテーブル13に供給され、ルックアップテーブル
13から中間画素に係る画像データが出力される。すな
わち、スムージング処理の施された画像データが画像出
力部14から出力される。
【0039】C−3.短いパターン条件が満足された場
合 有効部分の長さが「4」以下の確定パターン条件が満足
された場合、短パターンマッチ信号SMTが“1”に設
定される。ここで、参照領域の白/黒の変化数が閾値以
上であれば、条件選択信号PSLが“1”になる。かか
る場合、表1(c),(d)によれば、注目画素データCP
Xに応じてデータ入力端A,Bの何れかが選択される。
すなわち、参照領域のドットパターンが何れのパターン
条件も満足しない場合と同様に、スムージング処理の施
されていない画像が画像出力部14から出力される。
【0040】一方、参照領域の白/黒の変化数が閾値未
満であれば、条件選択信号PSLが“0”になる。かか
る場合、表1(f)によれば、セレクタ12においてデー
タ入力端Cが選択される。すなわち、長いパターン条件
が満足された場合と同様に、スムージング処理の施され
た画像データが画像出力部14から出力される。
【0041】以上説明した各動作のうち何れが実行され
るかは、シフトレジスタ5内の参照領域の内容に基づい
て決定される。すなわち、画像メモリ3から新たな二値
画像データが読出されシフトレジスタ5の内容が更新さ
れる毎に、これに応じてセレクタ12の選択状態が変更
される。従って、画像メモリ3にイメージデータが記憶
され、しかもそのイメージデータに文字や線画が重なっ
ている場合は、条件選択信号PSLが“1”に固定され
たまま、短パターンマッチ信号SMTまたは長パターン
マッチ信号LMTの値が変動することになる。
【0042】すなわち、注目画素がイメージの背景部分
に位置する場合は短パターンマッチ信号SMTが“1”
になり、スムージング処理の施されていない画像データ
が出力される一方、注目画素がイメージ上の文字や線画
上に位置する場合は、長パターンマッチ信号LMTが
“1”になり、かかる文字等にスムージング処理が施さ
れる。
【0043】このように、本実施例によれば、条件選択
信号PSLが“1”に固定された場合には、短パターン
マッチ信号SMTおよび長パターンマッチ信号LMTの
状態に応じてセレクタ12の選択状態が変更されるか
ら、イメージの背景部分に対するスムージング処理を回
避しつつ、該イメージに重ねられた文字や線画にスムー
ジング処理を施すことが可能である。
【0044】また、画像入力部1から出力される多値画
像データを二値画像変換部2を介して二値画像データに
変換する際に、二値画像データにノッチの生ずる場合も
あるが、本実施例によってスムージング処理を施すこと
により、ノッチを目立たないようにすることも可能にな
る。
【0045】D.変形例 なお、本発明は上述した実施例に限定されるものではな
く、例えば以下説明するように種々の変形が可能であ
る。
【0046】D−1.変形例1 上記実施例においては、イメージ画像条件は、参照領域
内の画素色の変化する回数が所定値以上であるか否かに
基づいて判定されたが、イメージ画像条件は実施例以外
のものを用いてもよい。その一例を図7,8を参照し説
明する。図7は変形例1による画像処理装置のブロック
図であり、図1におけるEOR回路群6、加算器7、比
較器8およびレジスタ9,11に代えて条件判定回路1
5が設けられている。ここで、条件判定回路15の詳細
を図8に示す。図8において151は黒画素計数回路で
あり、参照領域内の黒画素数BKをカウントし出力す
る。また、152は画素変化点計数回路であり、上記実
施例におけるEOR回路群6および加算器7と同様に構
成され、主走査方向または副走査方向に沿って隣接する
各画素の内容が相違する回数(以下、画素変化点数CH
という)を出力する。
【0047】157はイメージ画像判定ブロックであ
り、以下の条件1〜3が満たされるか否かを判定する。 条件1: CH≧A 条件2: BK≧B 条件3: CH/2+C≧BK 但し、上記条件1〜3において、Aは画素変化点閾値、
Bは黒画素閾値、Cは演算オフセットであり、各々レジ
スタ153〜155に記憶されている。
【0048】156は条件制御モードレジスタであり、
上記条件1〜3を選択するか否かを各条件毎に記憶し、
その内容を条件セレクト信号として出力する。なお、一
般的には、条件1〜3は全て選択状態にしておくとよ
い。次に、157はイメージ画像判定ブロックであり、
条件1〜3のうち選択されたものが満たされたか否かを
判定する。そして、選択された条件のうち少なくとも一
つの条件が満たされた場合は条件選択信号PSLを
“1”に設定する一方、選択された何れの条件も満たさ
れなかった場合は条件選択信号PSLを“0”に設定す
る。
【0049】上記以外の構成は図1のものと同様であ
る。すなわち、本変形例においても、条件選択信号PS
Lが“1”に設定された場合には、短パターンマッチ信
号SMTおよび長パターンマッチ信号LMTの状態に応
じてセレクタ12の選択状態が変更されるから、イメー
ジの背景部分に対するスムージング処理を回避しつつ、
該イメージに重ねられた文字や線画にスムージング処理
を施すことが可能である。
【0050】さらに、本変形例においては、複数の条件
に基づいて条件選択信号PSLを設定するから、イメー
ジ画像を一層正確に検出することが可能である。特に、
条件2および条件3は本変形例独自のものである。これ
らの条件は、「イメージ部分においては、参照領域内の
画素数の半分に達するまでは、黒画素数の増加に伴って
画素変化点数は単調増加する一方、黒画素数が参照領域
内の画素数の半分を超えると、黒画素数の増加に伴って
画素変化点数は単調減少する傾向にある」こと、およ
び、「黒画素数が多くなると、文字が現れなくなる傾向
にある」ことに鑑みて設けたものである。
【0051】D−2.変形例2 上記変形例1においては、条件1〜3の結果に基づいて
条件選択信号PSLを設定したが、一般的に、条件選択
信号PSLは黒画素数BKおよび画素変化点数CHの関
数として設定してもよい。例えば、黒画素数BKをY
軸、画素変化点数CHをX軸とする平面を想定すると、
参照領域における黒画素数BK、画素変化点数CHに基
づいて該平面上の点(BK,CH)が特定される。この
点(BK,CH)が図9(a)、(b)または(c)でハッチ
ングを施した領域に属する場合は条件選択信号PSLを
“0”に設定し、それ以外の場合は条件選択信号PSL
を“1”に設定してもよい。また、予めBK・CH面で
の判定結果を収めたルックアップテーブルを作成してお
き、点(BK,CH)の判定結果をルックアップテーブ
ルを参照することによって求めてもよい。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る構
成によれば、第1のパターン条件を設けることによって
比較的多数の箇所についてスムージング処理を施すこと
ができ、しかも第2のパターン条件を満たす箇所につい
ては画像データの状態に一層適合したスムージング処理
を施すことが可能である。また、請求項2ないし5に係
る構成によれば、イメージ画像条件が満たされた場合に
は、第2のパターン条件に基づくスムージング処理のみ
を実行されるから、イメージの上に重ねられた文字等に
対してスムージング処理を行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施例の構成を示すブロック図である。
【図2】 一実施例の動作説明図である。
【図3】 一実施例の動作説明図である。
【図4】 一実施例の動作説明図である。
【図5】 画像出力部14のブロック図である。
【図6】 画像出力部14の動作説明図である。
【図7】 変形例1のブロック図である。
【図8】 条件判定回路15のブロック図である。
【図9】 変形例2の動作説明図である。
【符号の説明】
10 アドレス発生部(パターン条件判定手段、スムー
ジング手段) 13 ルックアップテーブル(記憶手段) 8 比較器(イメージ画像条件判定手段、比較手段) 7 加算器(イメージ画像条件判定手段、相違回数出力
手段) 6 EOR回路群(イメージ画像条件判定手段、相違回
数出力手段) 12 セレクタ(スムージング手段) 15 条件判定回路(イメージ画像条件判定手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06T 5/00 G06F 15/66 405 15/68 350 (72)発明者 原 健児 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データが、所定長の画素列の状態を
    規定する第1のパターン条件と該第1のパターン条件よ
    りも長い画素列の状態を規定する第2のパターン条件の
    うち、何れを満たすかを判定するパターン条件判定手段
    と、 前記第1のパターン条件に対応したスムージング処理の
    内容を第1の領域に記憶し、前記第2のパターン条件に
    対応したスムージング処理の内容を第2の領域に記憶す
    る記憶手段と、 前記第1のパターン条件が満たされ前記第2のパターン
    条件が満たされなかった場合は前記第1の領域に記憶さ
    れた内容に基づいて前記画像データにスムージング処理
    を施す一方、前記第1のパターン条件と前記第2のパタ
    ーン条件とが共に満たされた場合は前記第2の領域に記
    憶された内容に基づいて前記画像データにスムージング
    処理を施すスムージング手段とを具備することを特徴と
    する画像処理装置。
  2. 【請求項2】 画像データが、所定長の画素列の状態を
    規定する第1のパターン条件と該第1のパターン条件よ
    りも長い画素列の状態を規定する第2のパターン条件の
    うち、何れを満たすかを判定するパターン条件判定手段
    と、 前記画像データが所定のイメージ画像条件を満たすか否
    かを判定するイメージ画像条件判定手段と、 前記第1のパターン条件に対応したスムージング処理の
    内容を第1の領域に記憶し、前記第2のパターン条件に
    対応したスムージング処理の内容を第2の領域に記憶す
    る記憶手段と、 前記第2のパターン条件が満たされた場合は前記第2の
    領域に記憶された内容に基づいて前記画像データにスム
    ージング処理を施し、前記第1のパターン条件が満たさ
    れ前記イメージ画像条件と前記第2のパターン条件とが
    共に満たされなかった場合は前記第1の領域に記憶され
    た内容に基づいて前記画像データにスムージング処理を
    施す一方、前記第1のパターン条件と前記イメージ画像
    条件とが共に満たされ前記第2のパターン条件が満たさ
    れなかった場合はスムージング処理を禁止するスムージ
    ング手段とを具備することを特徴とする画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記イメージ画像条件判定手段は、 前記画像データの所定領域内において、主走査方向また
    は副走査方向に沿って隣接する各画素の内容が相違する
    回数を出力する相違回数出力手段と、 この回数が所定の閾値以上になると前記イメージ画像条
    件が満たされたものと判定する比較手段とを具備するこ
    とを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記画像データは黒画素と白画素とから
    構成される二値画像データであり、 前記イメージ画像条件判定手段は、前記画像データの所
    定領域内における黒画素数が所定値以上である場合に、
    前記イメージ画像条件が満たされたものと判定すること
    を特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記画像データは黒画素と白画素とから
    構成される二値画像データであり、 前記イメージ画像条件判定手段は、前記画像データ内に
    おいて相隣接する画素間で白・黒状態が相違する回数
    と、黒画素数とに基づいて前記イメージ画像条件が満た
    されたか否かを判定することを特徴とする請求項2記載
    の画像処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09216413A (ja) * 1996-02-15 1997-08-19 Nec Corp 印刷装置
JPH106559A (ja) * 1996-06-26 1998-01-13 Nec Niigata Ltd Ledプリンタ
US7711202B2 (en) 2003-07-23 2010-05-04 Marvell International Technology Ltd. Image enhancement employing partial template matching

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