JPH08328145A - カメラ - Google Patents

カメラ

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Publication number
JPH08328145A
JPH08328145A JP13549095A JP13549095A JPH08328145A JP H08328145 A JPH08328145 A JP H08328145A JP 13549095 A JP13549095 A JP 13549095A JP 13549095 A JP13549095 A JP 13549095A JP H08328145 A JPH08328145 A JP H08328145A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
holder
cartridge
camera
camera body
film
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP13549095A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Akitake
浩 秋竹
Toshiyuki Toyofuku
敏之 豊福
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP13549095A priority Critical patent/JPH08328145A/ja
Publication of JPH08328145A publication Critical patent/JPH08328145A/ja
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  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】カートリッジの装填・排出が容易でありなが
ら、カートリッジホルダの移動機構、および、カメラ側
のカートリッジ駆動機構が簡単な構成を有するカメラを
提供する。 【構成】巻き取り軸に巻装されたフィルムを遮光状態で
収納したカートリッジ12を使用するカメラにおいて、
収納位置にてカートリッジを収容するホルダ11を直線
移動部材15によって直線移動させ、カートリッジ12
のスプールをカメラ本体10の駆動軸13から外し、そ
の後、ヒンジ16を中心にしてホルダ11を回動位置A
3 まで回動移動させて、カートリッジ装填開口を露出状
態とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カメラ、詳しくは、カ
メラのフィルムカートリッジ装填機構の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カメラのフィルムカートリッジの
装填部の構造に関して、特開平3−261931号公報
に開示されたカメラに提案されている機構は、カートリ
ッジホルダがその一端を軸支され、その軸を中心に揺動
可能に支持され、カートリッジは上記ホルダを開いた状
態でその中に出し入れができる構造のものである。この
機構は、ホルダを閉めるとカメラのスプール駆動軸と、
カートリッジのスプールが嵌合し、駆動軸側に待避機構
がないため、シンプルな構成である。
【0003】また、特開平4−80735号公報に開示
されたカメラに提案されているカートリッジ装填機構
は、カートリッジホルダがカメラ側のフィルム巻き取り
軸に直交する方向に回動可能なように軸支される機構を
持つものである。該巻き取り軸は、ホルダ閉時にはホル
ダに装填されたカートリッジのスプールと噛み合ってい
るが、カートリッジホルダの移動に際しては、その噛み
合い位置から前もって、待避位置へ移動する。
【0004】また、米国特許第5323201号公報に
開示されたフィルムカートリッジ排出装置は、カートリ
ッジを排出、または、装填する場合にカートリッジ蓋を
直線移動させ、続いて回動させて、カートリッジ室を開
放状態とする構造を有しており、その排出時にカートリ
ッジが直線的に移動する部材によって押し上げられ、カ
ートリッジが排出可能となるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の特開平3−26
1931号公報に開示されたカメラに提案されている機
構は、カートリッジを揺動するホルダに入れる構造を有
するが、揺動部材のヒンジ側と反対側にあるカートリッ
ジを支持軸が必要である。この支持軸に関しては、上記
特開平3−261931号公報に記載されていないが、
カートリッジ装填後、上記支持軸をカートリッジを係合
させるために、その支持軸を一旦待避させる機構が必要
になる。このために装置が複雑になり、カートリッジを
支持する位置の誤差も増加する。
【0006】また、特開平4−80735号公報に開示
されたカメラに提案されているカートリッジ装填・排出
機構は、前述したようにカートリッジホルダを取り出す
ために、カメラ側の駆動軸、すなわち、巻き取り軸を待
避させる構造を持つものであるが、その退避機構が複雑
である。
【0007】米国特許第5323201号公報に開示さ
れたフィルムカートリッジ排出装置では、蓋を開いてカ
ートリッジを取り出す時にカートリッジの上部に蓋側と
嵌合する軸が存在する構造では、蓋を回転させて開放す
ることができない。また、カートリッジ室をうち側に回
動付勢するバネが配設されているが、その付勢力が強力
であれば、カートリッジを引きずって、蓋が回転しまう
可能性がある。
【0008】したがって、この構造のものは、135m
mパトローネのように、カメラ側の駆動軸と係合する側
と反対側が自由になっている形式のカートリッジにしか
適用できないという不具合がある。
【0009】本発明は、上述の不具合を解決するために
なされたものであって、巻き取り軸に巻装されたフィル
ムを遮光状態で収納したフィルムカートリッジを使用す
るカメラにおいて、カートリッジの装填・排出が容易で
ありながら、カートリッジホルダの移動機構、および、
カメラ側のスプール駆動機構が簡単な構成であるカート
リッジ装填機構を有するカメラを提供することを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段および作用】本発明の1つ
のカメラは、巻き取り軸に巻装されたフィルムを遮光状
態で収納したフィルムカートリッジを使用するカメラに
て、上記フィルムカートリッジを収容可能で、カートリ
ッジ装填開口を有し、カメラ本体内に収納される収納位
置と、上記装填開口が露出するよう上記カメラ本体から
突出した突出位置とに移動可能に支持されたホルダと、
上記ホルダが上記収納位置にあるとき、カメラ本体側に
設けられて、上記フィルムカートリッジと係合する係合
軸と、上記係合軸の軸方向に直線移動自在に上記カメラ
本体に配設された直線移動部材と、上記ホルダを上記直
線移動部材に回動自在に支持する回動支持部材とを有し
ている。◎上記カメラにおいては、上記直線移動部材の
直線移動により、上記ホルダに収容された上記フィルム
カートリッジが上記係合軸に係合する係合位置とその位
置から退避した退避位置との間、上記ホルダを直線移動
させるとともに、上記直線移動部材の直線移動により上
記ホルダが上記退避位置にあるとき、上記回動支持手段
により上記ホルダを回動移動させる。
【0011】本発明の他の1つのカメラは、巻き取り軸
に巻装されたフィルムを遮光状態で収納したフィルムカ
ートリッジを使用するカメラにおいて、上記フィルムカ
ートリッジを収容可能で、カートリッジ装填開口を有
し、カメラ本体内に収納される収納位置と、上記装填開
口が露出するよう上記カメラ本体から突出した突出位置
との間を移動可能に支持されたホルダと、上記ホルダが
上記収納位置にある場合、カメラ本体側に設けられ、上
記フィルムカートリッジと係合する係合部材と、上記ホ
ルダを上記係合部材と係脱可能に直線移動させる直線移
動手段と、上記ホルダを上記カメラ本体に対し揺動移動
させる揺動移動手段と、上記ホルダを、上記移動手段に
よる直線移動と揺動移動とが可能に、上記収納位置から
突出位置へ駆動するよう付勢する付勢手段とを備えてい
る。上記カメラにおいては、ホルダの直線移動と揺動移
動が可能であり、そのホルダは付勢手段により収納位置
から突出位置に移動し、さらに、揺動移動するように付
勢されている。
【0012】本発明のさらに他の1つのカメラは、巻き
取り軸に巻装されたフィルムを遮光状態で収納したフィ
ルムカートリッジを使用するカメラにおいて、上記フィ
ルムカートリッジを収容可能で、カートリッジ装填開口
を有し、カメラ本体内に収納される収納位置及び上記装
填開口が露出するよう上記カメラ本体から突出した突出
位置とに移動可能に支持されたホルダと、上記ホルダと
上記カメラ本体との一方に設けられて上記ホルダの移動
軌跡を決めるカム部と、上記ホルダと上記カメラ本体と
の他方に設けられて上記カム部に嵌合する嵌合部材とを
有し、上記ホルダを上記カメラ本体に対し、直線移動と
揺動移動とを可能に支持するホルダ支持手段と、上記ホ
ルダを上記収納位置から突出位置へ駆動するよう、上記
ホルダを付勢する付勢手段と、上記ホルダが上記収納位
置から上記突出位置へ移動する際における上記ホルダの
直線移動のとき、上記ホルダに対しこのホルダに収容さ
れたフィルムカートリッジを一体的に移動するように保
持する保持手段とを備えている。上記カメラにおいて
は、収納位置と突出位置に移動可能なホルダが直線移
動、および、揺動移動可能に支持され、さらに、収納位
置から突出位置へ駆動するよう付勢される。また、ホル
ダが収納位置から突出位置へ移動する際の直線移動のと
き、上記ホルダに対しフィルムカートリッジが一体的に
保持される。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例について図を用いて説
明する。本発明の第1実施例のカメラのフィルムカート
リッジ装填機構について、まず、その構成と作用の概要
を図1のカメラのカートリッジホルダ収納状態での外観
図、図2〜図5に示すカートリッジホルダの作用状態等
を示す図、すなわち、図2の収納位置にある状態(カー
トリッジ装填完了状態)を示す図、図3の下方向突出位
置に直線移動した状態を示す図、図4の上記突出位置に
て回動した状態(カートリッジ取り出し、装填可能状
態)を示す図、図5のカートリッジ収納状態を示す図、
および、図6のフィルムカートリッジ平面図等の各図を
用いて説明する。
【0014】本実施例のカメラに適用されるカートリッ
ジ12は、リーダ部とともにフィルムが遮光状態で巻き
取り、収納するフィルムカートリッジである。本カメラ
におけるカートリッジホルダ11は、上記リーダ部,フ
ィルムがスプール12a(図5,図6参照)に巻装され
た形式のフィルムカートリッジ12を収納する略箱状の
ホルダであって、カメラ本体10の後方からみて右側に
配設される。
【0015】カメラ本体に配設されるカギレバーツマミ
19は、図1に示す収納状態でホルダ11を係止するロ
ック機構部(図示せず)に連動しており、該ツマミの
「OPEN」方向の操作により、上記ロック機構の係止
状態が解放される。なお、ロック機構が解放されると、
後述するようにカートリッジホルダ11は図2の収納位
置A1 から図3の突出位置A2 へ直線移動する。さら
に、突出位置A2 にあって、図4のように回動位置A3
まで回動することになる。
【0016】また、カートリッジホルダ11には、ホル
ダ支持手段である嵌合部材のカムピン18が固着されて
いる。該カムピン18は、カメラ本体10に配設された
ホルダ支持手段であるカム部であって、直線部17aと
円弧部17bで形成されるカム溝17と摺動自在に嵌合
している。そして、上記カムピン18には、後述する図
7,図9に示す付勢手段であるトーションバネ24が当
接しており、上記カム溝17に沿って上方から下方、さ
らに、カメラ後方に向けて移動する付勢力が与えられ
る。
【0017】また、カートリッジホルダ11は、カメラ
本体10に上下方向に直線的に摺動自在に取り付けられ
ている揺動移動手段であって、回動支持部材であるヒン
ジ16を介して直線移動部材15と回動自在に支持され
ている。したがって、トーションバネ24の付勢力によ
りカムピン18がカム溝17上を移動することによっ
て、カートリッジホルダ11は直線移動し、続いて回動
移動を行うことになる。
【0018】カメラ本体10には、係合軸である駆動軸
13が配設されているが、この駆動軸13は、ホルダ1
1が図2に示す収納位置A1 にあるときは、カートリッ
ジ12のスプール12a(図5)の上側係合部と係合し
た位置にあり、スプールの回転駆動が可能な状態にあ
る。
【0019】さて、上述のカメラにおいて、図2に示す
カートリッジホルダ収納位置A1 にある状態から、カギ
レバーツマミ19を「OPEN」方向に操作すると、ロ
ック機構(図示せず)が開放され、カートリッジホルダ
11は図3の突出位置A2 まで直線移動する。この時点
で、直線移動部材15の保持手段としての曲げ部15a
がカートリッジ12の上部を押さえ込んだ状態で降下す
るので、該駆動軸13は、スプール12aに対して相対
的に退避位置に後退し、カートリッジ12のスプール1
2aと駆動軸13との係合が外れた状態になる。
【0020】さらに、カートリッジホルダ11は、直線
移動部材15との結合部のヒンジ16を中心にして、カ
ム溝17の円弧部分に沿って回動駆動され、図4の開放
状態の回動位置A3 まで回動する。この開放状態ではカ
ートリッジ装填開口11aが外部に露出した状態になっ
ており、使用者は、カートリッジ12を矢印方向に摘ん
で出し入れが可能となる(図4,図8のカートリッジ開
放状態の斜視図参照)。この開放状態から図2に示す収
納状態への移行は、上述の動作と逆の動作を行うことに
なる。
【0021】なお、上記フィルムカートリッジ12は、
装填前の状態ではフィルムリーダ部が内部に収納され、
且つ、開閉可能な遮光蓋を有しているものとする。上記
遮光蓋は、カートリッジ12に設けられる遮光蓋開閉部
材である遮光蓋軸12cに連結されている。カートリッ
ジ装填状態でカメラ本体側の遮光蓋駆動軸14が上記遮
光蓋軸12cに嵌入し(図5、図6参照)、フィルム2
0給送時には、遮光蓋が開放される。
【0022】本実施例のカメラのカートリッジホルダ部
のさらに詳細な構成とその動作について、以下に説明す
る。図7は、上記カートリッジホルダ部周りの分解斜視
図である。図8は、カートリッジホルダが開放状態にあ
るときの斜視図である。図9の(A),(B),(C)
は、それぞれカートリッジホルダのカムピンのカム溝上
の移動状態を示す図である。
【0023】カートリッジホルダ11は、フィルムカー
トリッジを保持するための部材であるが、その収納状態
では、前記図1の斜視図に示すようにカメラの外装面の
ラインとほぼ一致するような形状を有している。開放状
態では、図8に示すように、カメラの後方側にホルダ1
1が開き、フィルムカートリッジ装填開口11aが外部
に露出した状態になり、上方からフィルムカートリッジ
12の出し入れできる。
【0024】なお、上記開口11aの内部に配設される
カートリッジ保持部11cには図7,図8に示すように
ガイド部としての傾斜面11dが設けられており、カー
トリッジ12を挿入するとき、該傾斜面11dに沿って
スムースに装填できる。
【0025】カートリッジホルダ11は、直線移動部材
15にヒンジ16及び反対側のヒンジ(図示せず)を介
して図7のX方向に沿った軸回りに回動自在に支持され
ている。そして、上記直線移動部材15自体は、図7に
示すようにカメラ本体に固定される3つの段ビス25が
直線移動部材15の3つの直線ガイド穴15bに嵌入さ
れ、上下方向(図7の上記X方向直交するY方向)に直
線的に摺動可能に支持されている。
【0026】このカートリッジホルダの支持構造は、直
線移動部材15が本体10と3カ所で摺動自在に支持さ
れているため、カートリッジホルダ11に掛かる左右方
向(図7のX方向)、および、前後方向(図7に示す
X,Yと直交するZ方向)の外力によるモーメントに対
して強い支持構造といえる。
【0027】また、上記直線駆動部材15の上部には、
曲げ部15aがあり、ホルダ11が収納状態、または、
直線移動状態にあるとき、図2,3に示すようにカート
リッジ12の上部にオーバーハングするようになってい
る。但し、上記曲げ部15aとカートリッジ12の間に
はわずかな隙間が設けられている。
【0028】また、カートリッジホルダ11のヒンジ1
6の軸直交する内側の面には、本体側のカム溝17と係
合するカムピン18が一体的に設けられていて、このカ
ムピン18がカム溝17のカム形状に沿って移動し、そ
の移動によりカートリッジホルダ11の直線移動と回動
移動の駆動が行われる。
【0029】カム溝17は、直線カム部17aと円弧カ
ム部17bからなり、直線カム部17aは図7のY方向
と平行な直線カム溝であって、その長さは、カートリッ
ジのスプール12aおよび遮光蓋軸12cが本体側の駆
動軸13および遮光蓋駆動軸14との係合が外れるのに
十分な長さを有している。なお、カートリッジホルダ1
1の直線移動時には、図9の(A),(B)に示すよう
にカムピン18は、カートリッジホルダ11が収納位置
A1 にあるときのカムピン位置B1 から、突出位置A2
にあるときのカムピン位置B2 に移動する。
【0030】また、円弧部分17bは、図9の(B)等
に示すようにホルダ11を支持するヒンジ16を中心と
する半径R,角θの円弧軌跡を有している。なお、カー
トリッジホルダ11の回動移動時には、図9の(B),
(C)に示すようにカムピン18は、突出位置A2 にあ
るときのカムピン位置B2 から回動位置A3 にあるとき
のカムピン位置B3 まで移動する。
【0031】上記カムピン18は、カメラ本体に設けら
れたピン22に支持されたトーションバネ24が掛けら
れており、カムピン位置B1 から位置B2 を経由して位
置B3 まで移動するように付勢されている。なお、トー
ションバネ24の回動中心となるピン22は、上記ヒン
ジ16を中心にしたカム溝17の円弧部分17b軌跡の
角θで囲まれる範囲内に配設され、カムピン18がカム
溝17全域で適切な付勢力が作用するようにしている。
【0032】フィルムカートリッジ12には、図5に示
すように、フィルムを給送するためのスプール12aが
あり、そのスプール12aには駆動用爪13a(図10
参照)と係合する係合部12bが設けられている。一
方、カメラ本体10側の駆動軸13にも図10の断面図
に示すようにスプール12aの係合部12bに係合可能
で軸方向に摺動自在の爪13aが組み込まれている。該
爪13aはバネ13bで付勢されている。また、フィル
ムカートリッジ12のフィルムの出入口を遮光するため
の遮光蓋と連結する遮光蓋軸12cにも、同じくカメラ
本体側の遮光蓋駆動軸14が嵌入したとき、駆動用爪1
4aと係合するための係合部12dが設けられている。
【0033】次に、以上のように構成された本実施例の
カメラのカートリッジホルダの閉開動作を説明する。図
2に示す閉(収納状態)状態では、カートリッジホルダ
11は、図示しないロック機構により、トーションバネ
24の付勢力に抗して閉状態の収納位置に保持されてい
る。トーションバネバネ24は、カムピン18がカム溝
17の最上位の位置B1 にある状態まで撓んでいる(図
9の(A)参照)。
【0034】このカートリッジ装填状態では、図5に示
すようにカートリッジ12は、カートリッジホルダ11
の底部に設けられたカートリッジの支持軸21と、カメ
ラ本体から突出したスプール駆動用の駆動軸13に上下
方向から挟まれて位置決めされ、駆動軸13によりスプ
ール12aが回転駆動可能の状態になっている。同時に
カメラ本体10側に設けられるカートリッジ遮光蓋開閉
駆動用の遮光蓋駆動軸14がカートリッジ12の遮光蓋
軸12cと係合状態にある。
【0035】図2の収納状態にて、カギレバーツマミ1
9を開方向に操作すると、カートリッジホルダ11は、
ロック機構により解放される。そして、カムピン18が
トーションバネ24の付勢力により、カム溝17に沿っ
て位置B1 から位置B2 へ(下側へ)直線移動し、カー
トリッジホルダ11は図3に示す突出位置A2 に移動す
る。この移動によりカートリッジ12のスプール12
a、および、遮光蓋軸12cと駆動軸13、および、遮
光蓋駆動軸14との係合が外れる。
【0036】なお、該駆動軸13の係合部分での摩擦保
持力が大きく、カートリッジホルダ11だけが降下する
ような場合、カートリッジ12が係合状態のまま取り残
されるような状態を防止するために、カートリッジホル
ダ11の降下に伴い、ヒンジ16を介して直線駆動部材
15も降下するので、直線駆動部材15の曲げ部15a
がカートリッジ12の上部を引っ掛け、上述の係合を外
す作用をする。なお、このときのカムピン18とトーシ
ョンバネ24の状態は、図9の(B)に示す。
【0037】上記突出位置A2 に到達した状態のカート
リッジホルダ11には、カムピン18を介してトーショ
ンバネ24の付勢力が図3、図9の(B)上で反時計回
りの回動力が作用していることから、図9の(C)に示
すように該カムピン18がカム溝17の円弧部分17b
に沿って位置B3 まで移動する。結果的にカートリッジ
ホルダ11は、図4,図8に示す回動位置A3 までヒン
ジ16を中心に回動移動して停止し、開放状態となる。
そのとき、ヒンジ16の位置は上下しない。この開放状
態で使用者は、カメラの上方からカートリッジホルダ1
1の装填開口11aを見ながら使用済カートリッジ12
を図4の矢印方向に取り出すことができる。
【0038】そのままの状態で未使用のカートリッジ1
2を装填後、使用者は、カートリッジホルダ11をヒン
ジ16中心にして時計回りに回動するように押圧する
と、カムピン18がカム溝の円弧部分17bに沿って閉
じる方向へトーションバネ24に抗して移動する。この
ときのカムピン18とトーションバネ24の状態は図9
の(B)に示される。
【0039】さらに、その状態のまま、カートリッジホ
ルダ11を上方に直線的に押し上げると、ロック機構
(図示せず)によってロックされ、収納位置A1 に保持
される。それと同時に、カートリッジ12のスプール1
2aと遮光蓋軸12cに対してカメラ側駆動軸13、遮
光蓋駆動軸14の係合が行われる。
【0040】その係合状態において、遮光蓋軸12cに
関しては、遮光状態でしかフィルムカートリッジの出し
入れはできないことからその回転位置が一義的に決まる
ため、そのまま駆動軸14と係合される。しかし、装填
時のスプール12aの回転位置は特定できない。このた
め、カメラ側駆動軸13が図10に示す構造を有してい
ることから、カートリッジ挿入時に駆動軸13の爪13
aの位相がスプール12aの係合部の位相と一致してい
ない場合、駆動軸13の爪13aが上方向へ一時待避す
る。そこで、駆動軸13を回動させて、爪13aの位相
が合致した所で、該爪13aが突出して、カートリッジ
スプール12aと係合状態になり、駆動軸13と遮光蓋
駆動軸14のカメラからの動力がカートリッジ12に伝
達できる。
【0041】以後、カートリッジ12の遮光蓋を開放状
態にして、駆動軸13を回転してフィルム20をフィル
ム給送口10cを通して送り出し、撮影状態とする。
【0042】以上説明したように本実施例のカメラによ
ると、カートリッジホルダの移動機構が簡単な構成とな
り、カメラ側のスプールの駆動軸の構造も簡単となり、
しかもカートリッジの装填・排出操作も容易に行うこと
が可能となる。
【0043】次に、前記第1実施例のカメラのカートリ
ッジホルダ支持機構の変形例について説明する。この変
形例のホルダ支持機構は、カートリッジホルダの直線、
および、回動駆動時に発生する衝撃力を緩和することが
可能な機構であって、図11は、本変形例おけるホルダ
の移動方向を規定する移動方向ガイド部の拡大図であ
り、図12は、該案内部のカムギヤ周りの側面図であ
る。なお、本変形例のカメラにおける移動方向ガイド部
以外は前記第1実施例のカメラのものと同一であり、同
一の符号を適用して説明する。
【0044】本変形例のホルダ支持機構においては、前
記図9の(A)等に示した第1実施例の機構におけるホ
ルダ支持手段としてのカム溝17とカムピン18に代え
て、図11に示す歯付きカム溝37と、ギヤ38を適用
する。この歯付きカム溝37は、カメラ本体10に配設
され、ギヤ38はカートリッジホルダ12に回動自在に
支持される。
【0045】歯付きカム溝37には、直線部と円弧部の
それぞれの片面にギヤ38が噛合するインターナルギヤ
のラック歯部37a,セクタギヤ部37bが形成されて
いる。但し、直線部と円弧部の交わる位置B2 付近は、
歯部が形成しにくいため、歯部を設けない空走区間を形
成して、噛み合いが外れた歯部の歯先どうしが干渉しな
いようになっている。
【0046】さらに、ギヤ38には、図12に示すよう
にカートリッジホルダ11との間にコイルバネ39が圧
縮状態で挿入されている。このコイルバネ39の付勢力
により、ギヤ38の回転時の摩擦負荷が与えられる。な
お、ギヤ38には第1実施例のカメラの場合と同様にト
ーションバネ24の付勢力が作用している。
【0047】以上のように構成された本変形例のカート
リッジホルダ支持機構において、カートリッジを取り出
すためには第1実施例の場合と同様にホルダ11を、ま
ず、下方に直線移動させ、さらに、回動移動させること
によって、ホルダ11の装填開口11aを開放状態にす
る。そのとき、ギヤ38は、トーションバネ24の付勢
力により歯付きカム溝37上を位置B1 から位置B2 を
経由して位置B3 に回転しながら移動するが、該ギヤ3
8にはコイルバネ39による回転摩擦力が常時作用して
いるため、移動中の速度が減じられる。したがって、ギ
ヤ38が位置B2 に到達したときの衝撃力と、さらに、
終端の位置B3 に到達したときの衝撃力とが弱められ、
スムーズなホルダの開放動作が得られることになる。
【0048】なお、前記第1実施例、または、変形例の
機構では、カメラ本体側にカム溝、または、ギヤ付きカ
ム溝が配設され、移動するカートリッジホルダ側に上記
カム溝、または、ギヤ付きカム溝に嵌入するカムピン、
または、ギヤを設けてあるが、これとは逆にカム溝、ま
たは、ギヤ付きカム溝をホルダ側に設け、カムピン、ま
たは、ギヤを本体側に配設するようにしてもよい。
【0049】次に、本発明の第2実施例のカメラにおけ
るカートリッジ装填機構について説明する。前記第1実
施例のカメラのカートリッジホルダの駆動機構は、回動
移動用ヒンジ部の軸が直線移動方向に対して交差する方
向に配置されるものであったが、本実施例のホルダの駆
動機構は、カートリッジホルダの直線移動用ガイド軸を
有し、直線移動後、該ガイド軸回りに上記ホルダを回動
させて、開放状態とする機構であることを特徴とする。
【0050】図13は、本実施例のカメラのカートリッ
ジ開放状態の斜視図であり、図14は、後方からみたカ
メラのカートリッジ収納状態の背面図である。また、図
15は、図14のS方向矢視図であり、図16は、図1
4のTーT′断面図である。
【0051】フィルムカートリッジ12が装填可能なカ
ートリッジホルダ51は、図14に示すように2つの支
持部51bにて直線,回動移動手段である支持軸52に
より本体50に対して回動自在、また、摺動自在に支持
されており、該カートリッジホルダ51は所定の範囲だ
け支持軸に沿って上下に直線移動可能で、さらに、回動
も可能となっている。また、ホルダ51は、支持軸52
の上部に挿入される付勢手段であるコイルバネ53(図
13等参照)により図13上で下方向と時計回り方向に
付勢されている。
【0052】図14に示すカートリッジホルダ51が収
納位置A1 にある閉状態では、図15に示すようにカメ
ラ本体50に設けられたカギ55に連動する係止爪56
がホルダ51の爪54を係止しており、その状態が引張
りバネ57の付勢力によって保持されるのでロック状態
が保たれている。また、カートリッジホルダ51が図1
4の収納位置A1 にある時は、ホルダ51の支持部51
bとカメラ本体50が回動方向で干渉するので、ホルダ
51は回動できない。しかし、ホルダ51が下方の位置
A2 へ移動し、支持部51bが本体50の逃げ部50b
に対向する位置(図16参照)まで移動すると、ホルダ
51は時計回り(図16の矢印方向)に回動可能とな
る。
【0053】以上のように構成された本実施例のカメラ
において、図14に示すカートリッジホルダ51にカー
トリッジ12がすでに装填された撮影可能な状態では、
前記第1実施例の場合と同様にカートリッジのスプール
および遮光蓋軸は、各々カメラ側の駆動軸,遮光蓋駆動
軸と係合している。また、この状態でカートリッジホル
ダ51は、コイルバネ53により、図14の下方向と図
16の矢印方向へ付勢されている。
【0054】使用者が、フィルムを巻戻し後、図15の
カギ55をカギバネ57に抗して「OPEN」方向に操
作すると爪56,54が外れ、ホルダ51は、コイルバ
ネ53の付勢力により、下方向、および、時計回り方向
に移動しようとする。しかし、時計回り方向の回動付勢
力に対しては、ホルダの支持部51b部と、本体50c
の壁部分が干渉するため、最初にホルダは下側へ突出位
置A2 まで直線移動する。
【0055】ホルダの支持部51bが本体の軸支持部5
0cに当接し、ホルダ51はそれ以上、下方へは移動で
きない移動位置A2 に到達する。この状態では前記第1
実施例の機構と同じように、カートリッジ12のスプー
ルと遮光蓋軸と、本体50側の駆動軸の係合は解除され
ている。また、上述のホルダ支持部51bが本体50の
軸支持部50cに当接した状態では、ホルダ支持部51
bは本体50の逃げ部50bに対向する。したがって、
回動方向の干渉部分がなくなり、コイルバネ53の回動
付勢力により、図13に示すように、カートリッジホル
ダ51が時計回りに回動位置A3 まで回動する。この状
態ではカートリッジ装填開口51aが露出状態となって
おり、カートリッジ12の出し入れが可能になる。
【0056】未使用のフィルムカートリッジ12を装填
した後は、上述とは逆の動作によりホルダ閉操作が行わ
れ、開いているカートリッジホルダ51を反時計回り方
向に押して本体50に当て付けた後、上方に押し上げ
る。この押し上げ動作によって爪56,54が図15の
ように係合し、ホルダ51をロック状態とする。そこ
で、カートリッジ12のスプールおよび遮光蓋軸のカメ
ラ側駆動軸とは、前記第1実施例の場合と同ように係止
状態になる。
【0057】以上説明したように本実施例のカメラの機
構では、収納位置にあるカートリッジホルダ51が支持
軸52に沿って直線移動し、さらに、該支持軸52回り
に回動駆動することによって、ホルダの開放状態となる
回動位置へ移動されるため、移動機構を簡単に構成する
ことができ、さらに、確実に収納、開放移動動作を行う
ことができる。
【0058】(付記)以上、説明した実施態様に基づい
て、以下の構成を有するカメラが提案できる。すなわ
ち、 (1) 巻き取り軸に巻装されたフィルムを遮光状態で
収納したフィルムカートリッジを使用するカメラにおい
て、上記フィルムカートリッジを収容可能で、カートリ
ッジ装填開口を有し、カメラ本体内に収納される収納位
置及び上記開口が露出するよう上記カメラ本体から突出
した突出位置との間を、上記カメラ本体に対し直線作動
及び揺動作動の一連の動作をするように支持されたホル
ダを備えたことを特徴とするカメラ。
【0059】(2) 巻き取り軸に巻装されたフィルム
を遮光状態で収納したフィルムカートリッジを使用する
カメラにおいて、上記フィルムカートリッジを収容可能
で、カートリッジ装填開口を有し、カメラ本体内に収納
される収納位置及び上記開口が露出するよう上記カメラ
本体から突出した突出位置とに移動可能に支持されたホ
ルダと、上記ホルダが上記収納位置と突出位置との間を
移動するとき、上記ホルダを上記カメラ本体に対し、直
線移動と揺動移動とを行なうようにさせる移動手段と、
を備えたことを特徴とするカメラ。
【0060】(3) 付記(1)、(2)において、上
記ホルダは、上記カートリッジ装填開口近傍に設けら
れ、上記フィルムカートリッジを挿入する際、定められ
た収容位置へ上記フィルムカートリッジを案内するガイ
ド手段を有することを特徴とするカメラ。
【0061】(4) 付記(3)において、上記ガイド
手段は、上記ホルダに一体に設けた斜面形状部を有する
ことを特徴とするカメラ。
【0062】(5) 巻き取り軸に巻装されたフィルム
を遮光状態で収納したフィルムカートリッジを使用する
カメラにおいて、上記フィルムカートリッジを収容可能
で、カートリッジ装填開口を有し、カメラ本体内に収納
される収納位置及び上記開口が露出するよう上記カメラ
本体から突出した突出位置とに移動可能に支持されたホ
ルダと、上記ホルダが上記収納位置にある場合、カメラ
本体側に設けられて、上記フィルムカートリッジの巻き
取り軸と係合し、該巻き取り軸を回転駆動する駆動軸
と、上記ホルダを上記駆動軸に沿う方向に直線移動させ
る直線移動手段と、上記ホルダを上記カメラ本体に対し
揺動移動させる揺動移動手段と、を備えたことを特徴と
するカメラ。
【0063】(6) フィルムカートリッジを装填使用
するカメラにおいて、上記フィルムカートリッジを収容
可能で、カートリッジ装填開口を有し、カメラ本体内に
収納される収納位置及び上記開口が露出するよう上記カ
メラ本体から突出した突出位置とに一体的に移動可能に
支持されたホルダと、上記フィルムカートリッジと係合
可能に、上記カメラ本体に設けられた係合部材と、上記
ホルダに収容される上記フィルムカートリッジが、上記
係合部材に係合する係合位置及びその位置から退避した
退避位置との間で、上記ホルダを直線移動させる直線移
動手段と、上記直線移動手段により上記退避位置にある
時、上記ホルダを上記カメラ本体に対し回動移動可能と
する回動移動手段と、を備えたことを特徴とするカメ
ラ。
【0064】(7) 付記(6)において、上記直線移
動手段は、上記ホルダを直線方向へ移動可能にガイドす
る直線ガイド軸を有し、上記回動移動手段は、上記直線
ガイド軸と略直交する方向に、上記ホルダを回動させる
ことを特徴とするカメラ。
【0065】(8) 付記(5)において、上記ホルダ
が上記収納位置から上記突出位置へ移動する際、最初に
直線移動手段により直線移動し、続いて、揺動移動手段
により揺動移動することを特徴とするカメラ。
【0066】(9) 付記(5)、(6)において、上
記ホルダに収納されたフィルムカートリッジを、移動す
る上記ホルダに一体的となるよう保持する保持手段を備
えたことを特徴とするカメラ。
【0067】(10) 付記(5)、(6)において、
上記ホルダが上記収納位置から上記突出位置へ移動する
際、上記ホルダに対し、このホルダに収納されたフィル
ムカートリッジを一体的に保持する保持手段を有し、こ
れを上記ホルダを直線移動させる直線移動手段に設けた
ことを特徴とするカメラ。
【0068】(11) 巻き取り軸に巻装されたフィル
ムを遮光状態で収納したフィルムカートリッジを使用す
るカメラにおいて、上記フィルムカートリッジを収容可
能で、カートリッジ装填開口を有し、カメラ本体内に収
納される収納位置及び上記開口が露出するよう上記カメ
ラ本体から突出した突出位置とに移動可能に支持された
ホルダと、上記ホルダを上記カメラ本体に対し、直線移
動と揺動移動可能に支持するホルダ支持手段と、上記ホ
ルダが上記収納位置から突出位置へ駆動するよう、上記
ホルダを付勢する付勢手段と、を備えたことを特徴とす
るカメラ。
【0069】(12) 巻き取り軸に巻装されたフィル
ムを遮光状態で収納したフィルムカートリッジを使用す
るカメラにおいて、上記フィルムカートリッジを収容可
能で、カートリッジ装填開口を有し、カメラ本体内に収
納される収納位置及び上記開口が露出するよう上記カメ
ラ本体から突出した突出位置とに移動可能に支持された
ホルダと、上記ホルダと上記カメラ本体との一方に設け
られ、上記ホルダ部の移動軌跡を決めるカム部と、上記
ホルダと上記カメラ本体との他方に設けられ、上記カム
部に嵌合する嵌合部材とを有し、上記ホルダを上記カメ
ラ本体に対し、直線移動と揺動移動可能に支持するホル
ダ支持手段と、上記ホルダを上記収納位置から突出位置
へ移動するよう、上記ホルダを付勢する付勢手段と、を
備えたことを特徴とするカメラ。
【0070】(13) 付記(12)において、上記ホ
ルダと上記カメラ本体との一方に設けられ、上記ホルダ
の移動軌跡を決める上記カム部と嵌合しつつ噛み合い回
転する回転部材と、上記回転部材に回転負荷を与える負
荷手段と、を備えたことを特徴とするカメラ。
【0071】(14) フィルムリーダー部が収納さ
れ、かつ開閉する遮光蓋を有する形式のフィルムカート
リッジを装填するカメラにおいて、上記フィルムカート
リッジを収容可能で、カートリッジ装填開口を有し、カ
メラ本体内に収納される収納位置及び上記開口が露出す
るよう上記カメラ本体から突出した突出位置とに移動可
能に支持されたホルダと、上記ホルダと上記カメラ本体
との一方に設けられて上記ホルダの移動軌跡を決めるカ
ム部と、上記ホルダと上記カメラ本体との他方に設けら
れて上記カム部に嵌合する嵌合部材とを有し、上記ホル
ダを上記カメラ本体に対し、直線移動と揺動移動とが可
能に支持するホルダ支持手段と、上記ホルダを上記収納
位置から突出位置へ駆動するよう、上記ホルダを付勢す
る付勢手段と、上記カム部の少なくとも一部に設けられ
た略ギヤ形状の噛み合い部と、上記嵌合部材に設けら
れ、該噛み合い部と噛み合い回動するとともに、この回
動に摩擦力を付与されたギヤ部と、を備えたことを特徴
とするカメラ。
【0072】(15) 巻き取り軸に巻装されたフィル
ムを遮光状態で収納したフィルムカートリッジを使用す
るカメラにおいて、上記フィルムカートリッジを収容可
能で、カートリッジ装填開口を有し、カメラ本体内に収
納される収納位置及び上記開口が露出するよう上記カメ
ラ本体から突出した突出位置との間を、上記カメラ本体
に対し直線作動及び揺動作動の一連の動作をするように
支持されたホルダと、上記ホルダを上記カメラ本体に対
し、直線移動と揺動移動とを行なわせ、上記収納位置か
ら突出位置へ移動させる方向へ付勢する付勢手段と、を
備えたことを特徴とするカメラ。
【0073】(16) フィルムリーダー部が収納さ
れ、かつ開閉する遮光蓋を有する形式のフィルムカート
リッジを装填するカメラにおいて、上記フィルムカート
リッジを収容可能で、カートリッジ装填開口を有し、カ
メラ本体内に収納される収納位置及び上記開口が露出す
るよう上記カメラ本体から突出した突出位置とに、収容
された上記フィルムカートリッジと一体的に移動可能に
支持されたホルダと、上記ホルダをカメラ本体内に収納
した際、上記フィルムカートリッジと係合可能に、上記
カメラ本体に設けられた係合部材と、上記ホルダに収容
された上記フィルムカートリッジが上記係合部材に係合
する係合位置及びその位置から退避する退避位置との間
で、上記ホルダを直線移動させる直線移動手段と、上記
直線移動手段により上記退避位置にある時、上記ホルダ
を上記カメラ本体に対し回動移動可能とする回動移動手
段と、上記ホルダを上記カメラ本体に対し、上記収納位
置から突出位置へ移動させる方向へ付勢する付勢手段
と、を備えたことを特徴とするカメラ。
【0074】(17) 巻き取り軸に巻装されたフィル
ムを遮光状態で収納したフィルムカートリッジを使用す
るカメラにおいて、上記フィルムカートリッジを収容可
能で、カートリッジ装填開口を有し、カメラ本体内に収
納される収納位置及び上記開口が露出するよう上記カメ
ラ本体から突出した突出位置とに、収容された上記フィ
ルムカートリッジと一体的に移動可能に支持されたホル
ダと、上記ホルダをカメラ本体内に収納した際、上記フ
ィルムカートリッジと係合可能に、上記カメラ本体に設
けられた係合部材と、上記ホルダに収容された上記フィ
ルムカートリッジが上記係合部材に係合する係合位置及
びその位置から退避する退避位置との間で、上記ホルダ
を直線移動させる直線移動手段と、上記直線移動手段に
より上記退避位置にある時、回動中心となる回動軸を中
心にして上記ホルダを上記カメラ本体に対し、回動移動
可能とする回動移動手段と、上記ホルダを上記カメラ本
体に対し、上記直線移動手段及び上記回動移動手段を上
記収納位置から突出位置へ移動させる方向へ付勢するト
ーションバネと、を有し、上記トーションバネの回動中
心は、上記トーションバネによる上記ホルダの付勢点の
上記回動移動手段に伴う円弧状移動軌跡と上記ホルダの
上記回動軸の中心とを結んだ延長上に得られる見込範囲
内に設けられていることを特徴とするカメラ。
【0075】(18) 巻き取り軸に巻装されたフィル
ムを遮光状態で収納したフィルムカートリッジを使用す
るカメラにおいて、上記フィルムカートリッジを収容可
能で、カートリッジ装填開口を有し、カメラ本体内に収
納される収納位置及び上記開口が露出するよう上記カメ
ラ本体から突出した突出位置とに移動可能に支持された
ホルダと、上記ホルダと上記カメラ本体との一方に設け
られて上記ホルダの移動軌跡を決めるカム部と、上記ホ
ルダと上記カメラ本体との他方に設けられて上記カム部
に嵌合する嵌合部材とを有し、上記ホルダを上記カメラ
本体に対し、直線移動と揺動移動可能に支持するホルダ
支持手段と、上記ホルダを上記収納位置から突出位置へ
駆動するよう、上記ホルダを付勢する付勢手段と、上記
カム部の少なくとも一部に設けられた略ギヤ形状の噛み
合い部と、上記嵌合部材に設けられ、該噛み合い部と噛
み合い回動するとともに、この回動に負荷を付与された
ギヤ部と、を備えたことを特徴とするカメラ。
【0076】(19) 付記(18)において、上記ギ
ヤ部に付与される負荷は、摩擦力であることを特徴とす
るカメラ。
【0077】(20) 付記(18)において、上記ギ
ヤ部に付与される負荷は、上記ギヤ部の回動による衝撃
を吸収するダンパーであることを特徴とするカメラ。
【0078】(21) 巻き取り軸に巻装されたフィル
ムを遮光状態で収納したフィルムカートリッジを使用す
るカメラにおいて、上記フィルムカートリッジを収容可
能で、カートリッジ装填開口を有し、カメラ本体内に収
納される収納位置及び上記開口が露出するよう上記カメ
ラ本体から突出した突出位置とに移動可能に支持された
ホルダと、上記ホルダと上記カメラ本体との一方に設け
られて上記ホルダ部の移動軌跡を決めるカム部と、上記
ホルダと上記カメラ本体との他方に設けられて上記カム
部に嵌合する嵌合部材とを有し、上記ホルダを上記カメ
ラ本体に対し、直線移動と揺動移動可能に支持するホル
ダ支持手段と、を備えたことを特徴とするカメラ。
【0079】(22) 巻き取り軸に巻装されたフィル
ムを遮光状態で収納したフィルムカートリッジを使用す
るカメラにおいて、上記フィルムカートリッジを収容可
能にカートリッジ装填開口を有し、カメラ本体内に収納
される収納位置と、上記開口が露出するよう上記カメラ
本体から突出した突出位置との間を移動可能に支持され
たホルダと、上記ホルダが上記収納位置にある場合、カ
メラ本体側に設けられ、上記フィルムカートリッジと係
合する係合部材と、上記ホルダに収容された上記フィル
ムカートリッジが上記係合部材に係合する係合位置およ
びその位置から退避する退避位置との間で、上記ホルダ
を上記係合部材と係脱可能に直線移動させる直線移動手
段と、上記直線移動手段により上記退避位置にあると
き、上記ホルダを上記カメラ本体に対し揺動移動可能と
する揺動移動手段と、上記ホルダを上記収納位置に係止
する係止手段と、上記ホルダを上記移動手段による直線
移動と揺動移動とが可能に、上記収納位置から突出位置
への方向へ駆動するよう付勢する付勢手段と、を有し、
上記係止手段が解除されたとき、上記付勢手段により上
記ホルダを上記収納位置から突出位置へ駆動することを
特徴とするカメラ。
【0080】(23) フィルムカートリッジの装填、
および、取り出しが可能な装填位置と、フィルムカート
リッジのスプールを回動するようにカメラ本体に設けら
れた駆動軸と係合する収納位置との間を移動可能なフィ
ルムホルダを備えたカメラにおいて、上記駆動軸の軸方
向に沿って直線移動自在に配設された直線移動部材と、
上記直線移動部材は上記駆動軸に対し、略直交する方向
に設けられた回動軸を有し、この回動軸に上記フィルム
ホルダを上記直線移動部材に対して回動自在に支持する
回動支持手段と、上記直線移動部材が直線移動する際、
上記フィルムホルダを上記直線移動部材と一体的に上記
駆動軸の略軸方向に沿って直線移動するようガイドする
直進ガイド手段と、上記直線移動部材が直線移動によ
り、上記フィルムホルダが上記駆動軸から離れた方向の
所定位置にある場合、上記回動支持手段による上記フィ
ルムホルダの回動を許容する回動許容手段と、を備えた
ことを特徴とするカメラ。
【0081】(24) 巻き取り軸に巻装されたフィル
ムを遮光状態で収納したフィルムカートリッジを使用す
るカメラにおいて、上記フィルムカートリッジを収容可
能で、カートリッジ装填開口を有し、カメラ本体内に収
納される収納位置と、上記開口が露出するよう上記カメ
ラ本体から突出し、フィルムカートリッジの装填、およ
び、取り出しが可能な装填位置とに移動可能に支持され
たフィルムホルダと、上記フィルムホルダが上記収納位
置にあるとき、カメラ本体側に設けられて、上記フィル
ムカートリッジと係合する係合軸と、上記係合軸の軸方
向に沿って直線移動自在に配設された直線移動部材と、
上記直線移動部材は上記係合軸に対し、略直交する方向
に設けられた回動軸を有しており、この回動軸に上記フ
ィルムホルダを上記直線移動部材に対して回動自在に支
持する回動支持手段と、上記直線移動部材が直線移動す
る際、上記フィルムホルダを上記直線移動部材と一体的
に上記係合軸の略軸方向に沿って直線移動するようガイ
ドする直進ガイド手段と、上記直線移動部材が直線移動
により、上記フィルムホルダが上記係合軸から遠のいた
方向の所定位置にある場合、上記回動支持手段による上
記フィルムホルダの回動を許容するとともに回動のみを
可能にガイドする回動ガイド手段と、上記フィルムホル
ダを上記直線移動と回動移動が可能に、上記収納位置か
ら装填位置方向へ駆動するよう付勢する付勢手段と、を
備えたことを特徴とするカメラ。
【0082】(25) 上記付記(23)、または、
(24)において、さらに、上記フィルムホルダの上記
収納位置から上記装填位置へ移動する際における上記フ
ィルムホルダの直線移動のとき、上記フィルムホルダに
対し装填されたフィルムカートリッジを一体的に移動す
るように保持する保持手段を上記直線移動部材に備えた
ことを特徴とするカメラ。
【0083】(26) 上記付記(23)、または、
(24)において、上記付勢手段は、上記フィルムホル
ダを付勢するバネ部材であることを特徴とするカメラ。
【0084】(27) 上記付記(24)において、上
記直進ガイド手段、および、上記回動ガイド手段は、上
記フィルムホルダと上記カメラ本体との一方に設けられ
て、上記フィルムホルダの移動軌跡を決めるカム部と、
上記フィルムホルダと上記カメラ本体との他方に設けら
れて、上記カム部に嵌合する嵌合部材とを有することを
特徴とするカメラ。
【0085】
【発明の効果】以上、説明したように本発明のカメラに
よれば、カートリッジを上方から容易に装填、取り出し
が可能で、しかも、カートリッジのスプール等のカメラ
本体側駆動軸を待避させる等の複雑な機構を適用する必
要がなく、使用者に使いやすいコンパクトなカートリッ
ジ装填機構を有するカメラを低コストで提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すカメラの外観斜視
図。
【図2】図1のカメラのカートリッジホルダが収納位置
にある状態(カートリッジ装填完了状態)の側面図。
【図3】図1のカメラのカートリッジホルダが突出位置
に直線移動した状態の側面図。
【図4】図1のカメラのカートリッジホルダが突出位置
にて回動した状態(カートリッジ取り出し、装填可能状
態)の側面図。
【図5】図1のカメラのカートリッジ収納状態の背面
図。
【図6】図1のカメラに適用されるフィルムカートリッ
ジ平面図。
【図7】図1のカメラのカートリッジホルダ部周りの分
解斜視図。
【図8】図1のカメラのカートリッジホルダ開放状態の
斜視図。
【図9】図1のカメラのカートリッジホルダのカムピン
のカム溝上の移動状態を示す図であって、(A)はカム
ピンが位置B1 にある状態、(B)はカムピンが位置B
2 にある状態、(C)はカムピンが位置B3 にある状態
を示す。
【図10】図1のカメラにおけるスプール駆動用駆動軸
の拡大断面図。
【図11】前記第1実施例のカメラのカートリッジ装填
機構の変形例のカム溝とカムピンの拡大図。
【図12】図11のカートリッジ装填機構の変形例のカ
ムピンの側面図。
【図13】本発明の第2実施例のカメラのカートリッジ
ホルダ開放状態での斜視図。
【図14】図13のカメラにおけるカートリッジホルダ
収納状態での背面図。
【図15】図14のS矢視図。
【図16】図14のT−T′断面図。
【符号の説明】
10,50……カメラ本体 11,51……カートリッジホルダ(ホルダ) 12……フィルムカートリッジ 12a…スプール(巻き取り軸) 13……駆動軸(係合軸,係合部材) 15……直線移動部材(直線移動手段) 15a…曲げ部(保持手段) 16……ヒンジ(回動支持部材,揺動移動手段) 17……カム溝(カム部) 18……カムピン(嵌合部材) 24……トーションバネ(付勢手段) 37……歯付きカム溝(カム部) 38……ギヤ(嵌合部材) 52……支持軸 (直線移動手段,回動支持部材,ホルダ支持手段) 53……コイルバネ(付勢手段) A1 ……収納位置 A2 ……突出位置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】巻き取り軸に巻装されたフィルムを遮光状
    態で収納したフィルムカートリッジを使用するカメラに
    おいて、 上記フィルムカートリッジを収容可能で、カートリッジ
    装填開口を有し、カメラ本体内に収納される収納位置
    と、上記装填開口が露出するよう上記カメラ本体から突
    出した突出位置とに移動可能に支持されたホルダと、 上記ホルダが上記収納位置にあるとき、カメラ本体側に
    設けられて、上記フィルムカートリッジと係合する係合
    軸と、 上記係合軸の軸方向に直線移動自在に上記カメラ本体に
    配設された直線移動部材と、 上記ホルダを上記直線移動部材に回動自在に支持する回
    動支持部材と、 を有しており、上記直線移動部材の直線移動により、上
    記ホルダに収容された上記フィルムカートリッジが上記
    係合軸に係合する係合位置、および、その位置から退避
    する退避位置との間に、上記ホルダを直線移動させると
    ともに、上記直線移動部材の直線移動により上記ホルダ
    が上記退避位置にあるとき、上記回動支持手段により上
    記ホルダを回動移動可能とすることを特徴とするカメ
    ラ。
  2. 【請求項2】巻き取り軸に巻装されたフィルムを遮光状
    態で収納したフィルムカートリッジを使用するカメラに
    おいて、 上記フィルムカートリッジを収容可能で、カートリッジ
    装填開口を有し、カメラ本体内に収納される収納位置
    と、上記装填開口が露出するよう上記カメラ本体から突
    出した突出位置との間を移動可能に支持されたホルダ
    と、 上記ホルダが上記収納位置にある場合、カメラ本体側に
    設けられ、上記フィルムカートリッジと係合する係合部
    材と、 上記ホルダを上記係合部材と係脱可能に直線移動させる
    直線移動手段と、 上記ホルダを上記カメラ本体に対し揺動移動させる揺動
    移動手段と、 上記ホルダを、上記移動手段による直線移動と揺動移動
    とが可能に、上記収納位置から突出位置へ駆動するよう
    付勢する付勢手段と、 を備えたことを特徴とするカメラ。
  3. 【請求項3】巻き取り軸に巻装されたフィルムを遮光状
    態で収納したフィルムカートリッジを使用するカメラに
    おいて、 上記フィルムカートリッジを収容可能で、カートリッジ
    装填開口を有し、カメラ本体内に収納される収納位置及
    び上記装填開口が露出するよう上記カメラ本体から突出
    した突出位置とに移動可能に支持されたホルダと、 上記ホルダと上記カメラ本体との一方に設けられて上記
    ホルダの移動軌跡を決めるカム部と、上記ホルダと上記
    カメラ本体との他方に設けられて上記カム部に嵌合する
    嵌合部材とを有し、上記ホルダを上記カメラ本体に対
    し、直線移動と揺動移動とを可能に支持するホルダ支持
    手段と、 上記ホルダを上記収納位置から突出位置へ駆動するよ
    う、上記ホルダを付勢する付勢手段と、 上記ホルダが上記収納位置から上記突出位置へ移動する
    際における上記ホルダの直線移動のとき、上記ホルダに
    対しこのホルダに収容されたフィルムカートリッジを一
    体的に移動するように保持する保持手段と、 を備えたことを特徴するカメラ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020104879A (ja) * 2018-12-27 2020-07-09 ハウス食品グループ本社株式会社 包装袋

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