JPH0832826A - カラー画像読取装置 - Google Patents
カラー画像読取装置Info
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- JPH0832826A JPH0832826A JP6168016A JP16801694A JPH0832826A JP H0832826 A JPH0832826 A JP H0832826A JP 6168016 A JP6168016 A JP 6168016A JP 16801694 A JP16801694 A JP 16801694A JP H0832826 A JPH0832826 A JP H0832826A
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Landscapes
- Image Processing (AREA)
- Color Image Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 色補正特性データを用いて、高速な色補正処
理を行う。 【構成】 基準色をカラーCCDセンサ9より読み取
り、シェーディング補正処理16によりシェーディング
補正を行った後、この時の色分解出力レベルを求め、色
補正テーブル記憶部20に記憶されているルックアップ
テーブルから、この色分解出力レベルに対応する色補正
係数を読み出し、色補正処理部18に供給する。その以
降、カラーCCDセンサ9より読み取られたカラー画像
は色補正処理部18に供給した色補正係数に基づいて最
適な色補正が行われる。
理を行う。 【構成】 基準色をカラーCCDセンサ9より読み取
り、シェーディング補正処理16によりシェーディング
補正を行った後、この時の色分解出力レベルを求め、色
補正テーブル記憶部20に記憶されているルックアップ
テーブルから、この色分解出力レベルに対応する色補正
係数を読み出し、色補正処理部18に供給する。その以
降、カラーCCDセンサ9より読み取られたカラー画像
は色補正処理部18に供給した色補正係数に基づいて最
適な色補正が行われる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、撮像素子を用いて画像
の読み取りを行う画像読取装置に関し、特に色補正処理
に関する。
の読み取りを行う画像読取装置に関し、特に色補正処理
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、カラー原稿を複数の色成分に
分解して読み取りを行う画像読取装置では、フィルタの
特性やレンズの色収差等の光学系の特性に起因した色分
解誤差が発生する。この色分解誤差を補正する方法とし
て、色分解された各色成分に対し、色補正演算を行い正
しい値に近付ける処理が周知である。従来、この様な処
理を用いたカラー画像読取装置では、予め設定された固
定の色補正係数に基づいて読み取りデータの色補正処理
を行っていた。しかし、光源、レンズ及びフィルタ等で
構成される光学系の色分解特性は、個々の読取装置によ
りばらつきがあり、また経時的に変化するもので、固定
の色補正係数だけでは適正な補正が行えないという問題
点を有していた。
分解して読み取りを行う画像読取装置では、フィルタの
特性やレンズの色収差等の光学系の特性に起因した色分
解誤差が発生する。この色分解誤差を補正する方法とし
て、色分解された各色成分に対し、色補正演算を行い正
しい値に近付ける処理が周知である。従来、この様な処
理を用いたカラー画像読取装置では、予め設定された固
定の色補正係数に基づいて読み取りデータの色補正処理
を行っていた。しかし、光源、レンズ及びフィルタ等で
構成される光学系の色分解特性は、個々の読取装置によ
りばらつきがあり、また経時的に変化するもので、固定
の色補正係数だけでは適正な補正が行えないという問題
点を有していた。
【0003】この問題点を解決するものとして、予め分
光特性が測定されている複数の色票からなる基準テスト
チャートを実際に読み取り、この読み取りデータを本来
のデータに近付けるための色補正係数を最小二乗法等の
演算を用いて装置内で自動的に算出するものが特開昭6
4−60151号公報等に開示されている。
光特性が測定されている複数の色票からなる基準テスト
チャートを実際に読み取り、この読み取りデータを本来
のデータに近付けるための色補正係数を最小二乗法等の
演算を用いて装置内で自動的に算出するものが特開昭6
4−60151号公報等に開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術に示す、固
定の色補正係数を用いる方法では、色分解特性の装置毎
の個体差や経時変化に対応することが出来ず、又、基準
テストチャートの読み取り値に基づいて、最小二乗法等
の演算により色補正特性を求めると演算量が膨大にな
り、処理時間が長くなるという問題点を有していた。
定の色補正係数を用いる方法では、色分解特性の装置毎
の個体差や経時変化に対応することが出来ず、又、基準
テストチャートの読み取り値に基づいて、最小二乗法等
の演算により色補正特性を求めると演算量が膨大にな
り、処理時間が長くなるという問題点を有していた。
【0005】本発明は、前記問題点に鑑みてなされたも
のであり、経時変化にも対応した最適な色補正係数を用
いて色補正処理を行うことを目的とするものである。
のであり、経時変化にも対応した最適な色補正係数を用
いて色補正処理を行うことを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1は、被写体像を
受光し複数の色成分に分解する撮像部と、該撮像部の色
分解出力レベルを色補正係数に基づいて補正する色補正
処理手段とを有する画像読取装置に於いて、基準となる
色を備える色基準部と、該色基準部に対応する色分解出
力レベルに応じて予め設定した色補正係数を記憶する色
補正テーブル記憶部とを設け、色補正時に前記色基準部
に対応する色分解出力レベルを検出し、該色補正テーブ
ル記憶部より該当する色補正係数を読み出し、前記前記
色補正処理手段に供給することを特徴とするものであ
る。
受光し複数の色成分に分解する撮像部と、該撮像部の色
分解出力レベルを色補正係数に基づいて補正する色補正
処理手段とを有する画像読取装置に於いて、基準となる
色を備える色基準部と、該色基準部に対応する色分解出
力レベルに応じて予め設定した色補正係数を記憶する色
補正テーブル記憶部とを設け、色補正時に前記色基準部
に対応する色分解出力レベルを検出し、該色補正テーブ
ル記憶部より該当する色補正係数を読み出し、前記前記
色補正処理手段に供給することを特徴とするものであ
る。
【0007】請求項2は、被写体像を受光し複数の色成
分に分解する撮像部と、該撮像部の色分解出力レベルを
色補正係数に基づいて補正する色補正処理手段とを有す
る画像読取装置に於いて、基準となる色を備える色基準
部と、読取装置個々又は経時的な色分解特性のばらつき
を人間が同じ色であると知覚する弁別閾に基づいてグル
ープ分けし、該グループの色分解特性に応じて予め設定
した色補正係数を記憶する色補正テーブル記憶と、前記
色基準部に対応する色分解出力レベルを検出し、該検出
された色分解出力レベルがどのグループに属するかを検
出するグループ検出手段とを設け、色補正時に該グルー
プ検出手段より検出されたグループに該当する色補正係
数を前記色補正テーブル記憶部から読み出し、前記前記
色補正処理手段に供給することを特徴とするものであ
る。
分に分解する撮像部と、該撮像部の色分解出力レベルを
色補正係数に基づいて補正する色補正処理手段とを有す
る画像読取装置に於いて、基準となる色を備える色基準
部と、読取装置個々又は経時的な色分解特性のばらつき
を人間が同じ色であると知覚する弁別閾に基づいてグル
ープ分けし、該グループの色分解特性に応じて予め設定
した色補正係数を記憶する色補正テーブル記憶と、前記
色基準部に対応する色分解出力レベルを検出し、該検出
された色分解出力レベルがどのグループに属するかを検
出するグループ検出手段とを設け、色補正時に該グルー
プ検出手段より検出されたグループに該当する色補正係
数を前記色補正テーブル記憶部から読み出し、前記前記
色補正処理手段に供給することを特徴とするものであ
る。
【0008】請求項3は、原稿を照明する光源と、被写
体像を受光し複数の色成分に分解する撮像部と、前記光
源から照射され、前記原稿にて反射された反射光、若し
くは前記原稿を透過した透過光を前記撮像部上に結像す
る様に導く光学系と、前記撮像素子の色分解出力レベル
を色補正係数に基づいて補正する色補正処理手段とを有
する画像読取装置に於いて、基準となる色を備える色基
準部と、読取装置個々又は経時的な色分解特性のばらつ
きを人間が同じ色であると知覚する弁別閾に基づいてグ
ループ分けし、該グループの色分解特性に応じて予め設
定した色補正係数を記憶する色補正テーブル記憶と、前
記色基準部に対応する色分解出力レベルを検出し、該検
出された色分解出力レベルがどのグループに属するかを
検出するグループ検出手段とを設け、色補正時に該グル
ープ検出手段より検出されたグループに該当する色補正
係数を前記色補正テーブル記憶部から読み出し、前記前
記色補正処理手段に供給することを特徴とするものであ
る。
体像を受光し複数の色成分に分解する撮像部と、前記光
源から照射され、前記原稿にて反射された反射光、若し
くは前記原稿を透過した透過光を前記撮像部上に結像す
る様に導く光学系と、前記撮像素子の色分解出力レベル
を色補正係数に基づいて補正する色補正処理手段とを有
する画像読取装置に於いて、基準となる色を備える色基
準部と、読取装置個々又は経時的な色分解特性のばらつ
きを人間が同じ色であると知覚する弁別閾に基づいてグ
ループ分けし、該グループの色分解特性に応じて予め設
定した色補正係数を記憶する色補正テーブル記憶と、前
記色基準部に対応する色分解出力レベルを検出し、該検
出された色分解出力レベルがどのグループに属するかを
検出するグループ検出手段とを設け、色補正時に該グル
ープ検出手段より検出されたグループに該当する色補正
係数を前記色補正テーブル記憶部から読み出し、前記前
記色補正処理手段に供給することを特徴とするものであ
る。
【0009】請求項4は、被写体像を受光し複数の色成
分に分解するCCDセンサと、該CCDセンサの色分解
出力レベルを色補正係数に基づいて補正する色補正処理
手段とを有する画像読取装置に於いて、基準となる色を
備える色基準部と、該色基準部に対応する色分解出力レ
ベルに応じて予め設定した色補正係数を記憶する色補正
テーブル記憶部とを設け、色補正時に前記色基準部に対
応する色分解出力レベルを検出し、該色補正テーブル記
憶部より該当する色補正係数を読み出し、前記前記色補
正処理手段に供給することを特徴とするものである。
分に分解するCCDセンサと、該CCDセンサの色分解
出力レベルを色補正係数に基づいて補正する色補正処理
手段とを有する画像読取装置に於いて、基準となる色を
備える色基準部と、該色基準部に対応する色分解出力レ
ベルに応じて予め設定した色補正係数を記憶する色補正
テーブル記憶部とを設け、色補正時に前記色基準部に対
応する色分解出力レベルを検出し、該色補正テーブル記
憶部より該当する色補正係数を読み出し、前記前記色補
正処理手段に供給することを特徴とするものである。
【0010】
【作用】本発明は、色基準部の基準色を撮像素子である
CCDセンサ上に撮像し、基準色の色分解出力レベルを
検出し、この色分解出力レベルに対応した色補正係数を
補正テーブル記憶部より読み出し、この色補正係数に基
づいて色成分の分解誤差を補正するものである。
CCDセンサ上に撮像し、基準色の色分解出力レベルを
検出し、この色分解出力レベルに対応した色補正係数を
補正テーブル記憶部より読み出し、この色補正係数に基
づいて色成分の分解誤差を補正するものである。
【0011】又、本発明は、色基準部の基準色を撮像素
子であるCCDセンサ上に撮像し、基準色の色分解出力
レベルを検出し、この色分解出力レベルがどのグループ
に属するかを判断し、色補正テーブル記憶部からこの色
分解出力レベルが属するグループに対応した色補正係数
を読み出し、この色補正係数に基づいて色成分の分解誤
差を補正するものである。
子であるCCDセンサ上に撮像し、基準色の色分解出力
レベルを検出し、この色分解出力レベルがどのグループ
に属するかを判断し、色補正テーブル記憶部からこの色
分解出力レベルが属するグループに対応した色補正係数
を読み出し、この色補正係数に基づいて色成分の分解誤
差を補正するものである。
【0012】又、本発明は、色基準部の基準色を光源及
び光学系により撮像素子であるCCDセンサ上に撮像
し、基準色の色分解出力レベルを検出し、この色分解出
力レベルがどのグループに属するかを判断し、色補正テ
ーブル記憶部からこの色分解出力レベルが属するグルー
プに対応した色補正係数を読み出し、この色補正係数に
基づいて色成分の分解誤差を補正するものである。
び光学系により撮像素子であるCCDセンサ上に撮像
し、基準色の色分解出力レベルを検出し、この色分解出
力レベルがどのグループに属するかを判断し、色補正テ
ーブル記憶部からこの色分解出力レベルが属するグルー
プに対応した色補正係数を読み出し、この色補正係数に
基づいて色成分の分解誤差を補正するものである。
【0013】
【実施例】本発明のカラー画像読取装置の実施例を、図
1乃至図10に従って説明する。図1は原稿を読み取る
フラットヘッド型読取装置の構成図である。図2は色基
準色票とシェーディング補正用の白基準色とを備えた基
準チャートを示す図である。図3は色補正係数を求める
機能ブロック図である。図4は色基準と対応する色補正
係数を記録したルックアップテーブルを示す模式図であ
る。図5は後述する光学系の総合分光感度特性を示す図
である。図6は総合分光感度特性のばらつきを示す図で
ある。図7は色を数値で表す色度図である。図8は本実
施例に於いて実際に読み取られる値を色度図にプロット
した図である。図9は白色基準と対応する色補正係数を
記録したルックアップテーブルを示す模式図である。図
10は色補正用の白色基準色票とシェーディング補正用
の白基準色とを備えた基準チャートを示す図である。
1乃至図10に従って説明する。図1は原稿を読み取る
フラットヘッド型読取装置の構成図である。図2は色基
準色票とシェーディング補正用の白基準色とを備えた基
準チャートを示す図である。図3は色補正係数を求める
機能ブロック図である。図4は色基準と対応する色補正
係数を記録したルックアップテーブルを示す模式図であ
る。図5は後述する光学系の総合分光感度特性を示す図
である。図6は総合分光感度特性のばらつきを示す図で
ある。図7は色を数値で表す色度図である。図8は本実
施例に於いて実際に読み取られる値を色度図にプロット
した図である。図9は白色基準と対応する色補正係数を
記録したルックアップテーブルを示す模式図である。図
10は色補正用の白色基準色票とシェーディング補正用
の白基準色とを備えた基準チャートを示す図である。
【0014】図1に於いて、1は原稿、2は透明部材に
より形成され原稿1を載置するプラテンガラス、3はプ
ラテンガラス2に載置された原稿1を原稿1上部よりプ
ラテンガラス2に対して押圧する原稿押圧板、4はプラ
テンガラス2に載置された原稿1に対して光を照射する
光源(蛍光灯、ハロゲンランプ等)、5は光源4から照
射され原稿1によって反射された反射光を後述する第2
のミラーに対して反射する第1のミラー、6は第1のミ
ラーより導かれた反射光を後述する第3のミラーに対し
て反射する第2のミラー、7は第2のミラーより導かれ
た反射光を後述するレンズに対して反射する第3のミラ
ー、8は第3のミラーより導かれた反射光を後述する3
ラインカラーCCDセンサ上に結像するレンズ、9は3
つのラインセンサを1チップ上に並列に配置させ、各々
のラインセンサをR、G、Bのいずれかの有機染料によ
って染色している3ラインカラーCCDセンサ、10は
原稿読取位置に対して光を照射する様に光源4を配設す
る光源ユニット、11は光源ユニット10と第1のミラ
ー5とから構成される第1のミラーユニット、12は第
2のミラー6と第3のミラー7とから構成される第2の
ミラーユニットである。光源4から読取位置に照射され
た光は、プラテンガラス2を透過し、原稿1により反射
され反射光として再度プラテンガラス2を透過し、第1
のミラー5、第2のミラー6、第3のミラー7及びレン
ズ8を介し、原稿の被写体像としてカラーCCDセンサ
9に導かれる。尚、第1のミラー5、第2のミラー6、
第3のミラー7、第1のミラーユニット11、第2のミ
ラーユニット12、レンズ8及びカラーCCDセンサ9
を総称して光学系と称す。13はシェーディング補正を
行うための白基準色と、色分解特性を求めるための複数
色の色票(基準色)を備えたカラーチャートとが設けら
れている基準チャート(図2)であり、プラテンガラス
2を保持する保持部14がプラテンガラス2を押圧する
部分に配設する。この配設位置は、原稿読み取りの範囲
外であり、光学系の停止位置に於ける読み取り範囲内で
ある。尚、本実施例では、色分解の基準色成分である、
R、G、Bの夫々の波長成分に近い光を反射し、且つ、
全面に於いて反射特性等が一様であり経時変化の少ない
赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の3色の色票から
なる基準チャートである。第1のミラーユニット11と
第2のミラーユニット12は、ステッピングモータ(図
示せず)とステッピングモータの動力を伝える駆動機構
(図示せず)により2:1の走査速度で矢印方向B(副
走査方向)に移動する。
より形成され原稿1を載置するプラテンガラス、3はプ
ラテンガラス2に載置された原稿1を原稿1上部よりプ
ラテンガラス2に対して押圧する原稿押圧板、4はプラ
テンガラス2に載置された原稿1に対して光を照射する
光源(蛍光灯、ハロゲンランプ等)、5は光源4から照
射され原稿1によって反射された反射光を後述する第2
のミラーに対して反射する第1のミラー、6は第1のミ
ラーより導かれた反射光を後述する第3のミラーに対し
て反射する第2のミラー、7は第2のミラーより導かれ
た反射光を後述するレンズに対して反射する第3のミラ
ー、8は第3のミラーより導かれた反射光を後述する3
ラインカラーCCDセンサ上に結像するレンズ、9は3
つのラインセンサを1チップ上に並列に配置させ、各々
のラインセンサをR、G、Bのいずれかの有機染料によ
って染色している3ラインカラーCCDセンサ、10は
原稿読取位置に対して光を照射する様に光源4を配設す
る光源ユニット、11は光源ユニット10と第1のミラ
ー5とから構成される第1のミラーユニット、12は第
2のミラー6と第3のミラー7とから構成される第2の
ミラーユニットである。光源4から読取位置に照射され
た光は、プラテンガラス2を透過し、原稿1により反射
され反射光として再度プラテンガラス2を透過し、第1
のミラー5、第2のミラー6、第3のミラー7及びレン
ズ8を介し、原稿の被写体像としてカラーCCDセンサ
9に導かれる。尚、第1のミラー5、第2のミラー6、
第3のミラー7、第1のミラーユニット11、第2のミ
ラーユニット12、レンズ8及びカラーCCDセンサ9
を総称して光学系と称す。13はシェーディング補正を
行うための白基準色と、色分解特性を求めるための複数
色の色票(基準色)を備えたカラーチャートとが設けら
れている基準チャート(図2)であり、プラテンガラス
2を保持する保持部14がプラテンガラス2を押圧する
部分に配設する。この配設位置は、原稿読み取りの範囲
外であり、光学系の停止位置に於ける読み取り範囲内で
ある。尚、本実施例では、色分解の基準色成分である、
R、G、Bの夫々の波長成分に近い光を反射し、且つ、
全面に於いて反射特性等が一様であり経時変化の少ない
赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の3色の色票から
なる基準チャートである。第1のミラーユニット11と
第2のミラーユニット12は、ステッピングモータ(図
示せず)とステッピングモータの動力を伝える駆動機構
(図示せず)により2:1の走査速度で矢印方向B(副
走査方向)に移動する。
【0015】図3に於いて、カラーCCDセンサ9は読
み取った画像の色成分をR、G、Bの3色成分値として
アナログ出力する。尚、この出力値を色分解出力レベル
と称す。15はカラーCCDセンサ9からのアナログ信
号をディジタル信号に変換するA/Dコンバータで、色
成分出力に夫々設けられる。16はシェーディング補正
処理部であり、後述CPU19から供給されるシェーデ
ィング補正データに基づき、色成分に対してシェーディ
ング補正処理を行う。17はカラーCCDセンサ9によ
り読み取られ、シェーディング補正処理された少なくと
も1ライン分の画像読み取り情報(被写体像)を一時格
納するラインメモリで、色成分出力に夫々設けられる。
18は読み取った3色成分に対して3行3列のマトリク
ス演算を用いてカラーCCDセンサ9による色分解出力
レベルの色分解誤差を補正する色補正処理部であり、カ
ラーCCDセンサ9に読み取られシェーディング補正処
理後の値をr、g、b、色補正処理後の値をRc、G
c、Bc、色補正係数をa11〜a33とすると、次式に示
すマトリクス演算により色補正演算が行われる。
み取った画像の色成分をR、G、Bの3色成分値として
アナログ出力する。尚、この出力値を色分解出力レベル
と称す。15はカラーCCDセンサ9からのアナログ信
号をディジタル信号に変換するA/Dコンバータで、色
成分出力に夫々設けられる。16はシェーディング補正
処理部であり、後述CPU19から供給されるシェーデ
ィング補正データに基づき、色成分に対してシェーディ
ング補正処理を行う。17はカラーCCDセンサ9によ
り読み取られ、シェーディング補正処理された少なくと
も1ライン分の画像読み取り情報(被写体像)を一時格
納するラインメモリで、色成分出力に夫々設けられる。
18は読み取った3色成分に対して3行3列のマトリク
ス演算を用いてカラーCCDセンサ9による色分解出力
レベルの色分解誤差を補正する色補正処理部であり、カ
ラーCCDセンサ9に読み取られシェーディング補正処
理後の値をr、g、b、色補正処理後の値をRc、G
c、Bc、色補正係数をa11〜a33とすると、次式に示
すマトリクス演算により色補正演算が行われる。
【0016】
【数1】
【0017】19はカラー画像読取装置全体を統括制御
するCPUであり、光源4の光量制御や、第1のミラー
ユニット11及び第2のミラーユニット12(図1)を
移動させるステッピングモータ(図示せず)の制御、ス
テッピングモータの動力を伝える駆動機構(図示せず)
等も制御する。20はROM等の不揮発性メモリにより
構成され、色基準と対応する色補正係数が記録されてい
るルックアップテーブルを記憶する色補正テーブル記憶
部であり、CPU19により読み出し等の制御が行われ
る。
するCPUであり、光源4の光量制御や、第1のミラー
ユニット11及び第2のミラーユニット12(図1)を
移動させるステッピングモータ(図示せず)の制御、ス
テッピングモータの動力を伝える駆動機構(図示せず)
等も制御する。20はROM等の不揮発性メモリにより
構成され、色基準と対応する色補正係数が記録されてい
るルックアップテーブルを記憶する色補正テーブル記憶
部であり、CPU19により読み出し等の制御が行われ
る。
【0018】次に、色補正処理について説明を行う。図
5は光学系の色分解特性を示す総合分光感度特性曲線の
一実施例を示すものであり、個々の読取装置に於いて、
この総合分光感度特性が等しければ、どの読取装置で読
み取っても同じ結果が得られることになる。しかし、実
際には、個々の読取装置間で経時変化や個体差等が原因
となり総合分光感度特性が異なることとなる。緑色
(G)を例に取って示すと、図6に示す様に、実線で描
いた理想的な総合分光感度特性曲線に対し、経時変化や
個体差等が原因となり破線で描いた範囲に於いて総合分
光感度特性がばらつくこととなる。これは、赤色
(R)、青色(B)の総合分光感度特性に関しても同様
にばらつきが発生するため、R、G、Bの総合分光感度
特性の組み合わせ分だけばらつきが発生することとな
る。
5は光学系の色分解特性を示す総合分光感度特性曲線の
一実施例を示すものであり、個々の読取装置に於いて、
この総合分光感度特性が等しければ、どの読取装置で読
み取っても同じ結果が得られることになる。しかし、実
際には、個々の読取装置間で経時変化や個体差等が原因
となり総合分光感度特性が異なることとなる。緑色
(G)を例に取って示すと、図6に示す様に、実線で描
いた理想的な総合分光感度特性曲線に対し、経時変化や
個体差等が原因となり破線で描いた範囲に於いて総合分
光感度特性がばらつくこととなる。これは、赤色
(R)、青色(B)の総合分光感度特性に関しても同様
にばらつきが発生するため、R、G、Bの総合分光感度
特性の組み合わせ分だけばらつきが発生することとな
る。
【0019】又、図7は色を数値で表す色度図であり、
図中の歪んだ馬蹄形の図形で囲まれた内側の範囲が実在
する色である。この色度図の歪んだ馬蹄形の図形で囲ま
れた内側にプロットされる色が実在するのであるが、実
際に、人間の視覚特性に於いては、これらの色を全て異
なる色であると認識することはできない。人間が同じ色
として認識してしまう範囲は、図7の(歪んだ馬蹄形の
図形で囲まれた内側の)楕円で囲まれた弁別閾と称され
る範囲である。
図中の歪んだ馬蹄形の図形で囲まれた内側の範囲が実在
する色である。この色度図の歪んだ馬蹄形の図形で囲ま
れた内側にプロットされる色が実在するのであるが、実
際に、人間の視覚特性に於いては、これらの色を全て異
なる色であると認識することはできない。人間が同じ色
として認識してしまう範囲は、図7の(歪んだ馬蹄形の
図形で囲まれた内側の)楕円で囲まれた弁別閾と称され
る範囲である。
【0020】以上の説明から、カラー画像読取装置の色
補正を行う際、総合分光感度特性のばらつき全てに対応
する必要はなく、読み取られた値が同じ弁別閾内ならば
同じ分光感度特性であるとして処理しても良いこととな
る。本実施例では、個々の読取装置に於ける読取データ
の統計を取り、この統計データを基に、総合分光感度特
性による色分解特性のばらつきを人間が同じ色として認
識する範囲を同一の集合である弁別閾としてグループを
形成し、夫々のグループに於いて代表となる色分解出力
レベル値の色分解特性に対応した適正な色補正係数を求
める。
補正を行う際、総合分光感度特性のばらつき全てに対応
する必要はなく、読み取られた値が同じ弁別閾内ならば
同じ分光感度特性であるとして処理しても良いこととな
る。本実施例では、個々の読取装置に於ける読取データ
の統計を取り、この統計データを基に、総合分光感度特
性による色分解特性のばらつきを人間が同じ色として認
識する範囲を同一の集合である弁別閾としてグループを
形成し、夫々のグループに於いて代表となる色分解出力
レベル値の色分解特性に対応した適正な色補正係数を求
める。
【0021】この読取データの統計の第1の実施例を示
す。まず、色分解の基準色成分である、R、G、Bの夫
々の波長成分に近い光を反射し、且つ、全面に於いて反
射特性等が一様であり経時変化の少ない赤色(R)、緑
色(G)、青色(B)の3色の色票からなる統計用基準
チャート(図示せず)を用い、複数のカラー画像読取装
置により、この統計用基準チャートを読み取り、前述色
度図(図7)上にプロットすることにより、各色票が実
際に読み取られる値の範囲が統計的に得られる。このプ
ロットした状態を示したのが図8である。図8に於い
て、例えば、赤の色票の読み取り値のばらつきの範囲は
大きな四角形で示したRtの内側の範囲となる。同様
に、緑の色票、青の色票の読み取り値のばらつきの範囲
はGt、Btの内側の範囲となる。尚、統計を得るため
に用いる複数のカラー画像読取装置は、夫々総合色分解
特性が異なるものが好ましい。又、統計を得るために用
いる統計用基準チャートは、図2に示す基準チャート1
3と同じ特性の物であり、基準チャート13そのものを
用いても良い。
す。まず、色分解の基準色成分である、R、G、Bの夫
々の波長成分に近い光を反射し、且つ、全面に於いて反
射特性等が一様であり経時変化の少ない赤色(R)、緑
色(G)、青色(B)の3色の色票からなる統計用基準
チャート(図示せず)を用い、複数のカラー画像読取装
置により、この統計用基準チャートを読み取り、前述色
度図(図7)上にプロットすることにより、各色票が実
際に読み取られる値の範囲が統計的に得られる。このプ
ロットした状態を示したのが図8である。図8に於い
て、例えば、赤の色票の読み取り値のばらつきの範囲は
大きな四角形で示したRtの内側の範囲となる。同様
に、緑の色票、青の色票の読み取り値のばらつきの範囲
はGt、Btの内側の範囲となる。尚、統計を得るため
に用いる複数のカラー画像読取装置は、夫々総合色分解
特性が異なるものが好ましい。又、統計を得るために用
いる統計用基準チャートは、図2に示す基準チャート1
3と同じ特性の物であり、基準チャート13そのものを
用いても良い。
【0022】この様に、総合分光感度特性に対応して図
8に示すような範囲で読み取り値にばらつきが生じる
が、前述したように、人間の視覚特性に於いては、これ
らのばらつきのある色を全て異なる色であると認識する
ことは出来ない。そこで、前述した色の弁別閾に基づい
て分類する。図8に於いて、赤色を例にすると、大きな
四角形で示した範囲Rt内において色分解レベルのばら
つきが生じる。このばらつきに対し、前述した弁別閾に
基づいてグループ分けを行うとR1〜R4の4つのグル
ープに分割できる。この各グループにおける赤色は、人
間にとって同じ色であると認識される。同様に緑色、青
色のGt、BtもG1〜G4、B1〜B4と、夫々4つ
の弁別グループに分類する。尚、本実施例では、各色に
ついて夫々4つの弁別グループに分類しているが、本実
施例に限るものではない。
8に示すような範囲で読み取り値にばらつきが生じる
が、前述したように、人間の視覚特性に於いては、これ
らのばらつきのある色を全て異なる色であると認識する
ことは出来ない。そこで、前述した色の弁別閾に基づい
て分類する。図8に於いて、赤色を例にすると、大きな
四角形で示した範囲Rt内において色分解レベルのばら
つきが生じる。このばらつきに対し、前述した弁別閾に
基づいてグループ分けを行うとR1〜R4の4つのグル
ープに分割できる。この各グループにおける赤色は、人
間にとって同じ色であると認識される。同様に緑色、青
色のGt、BtもG1〜G4、B1〜B4と、夫々4つ
の弁別グループに分類する。尚、本実施例では、各色に
ついて夫々4つの弁別グループに分類しているが、本実
施例に限るものではない。
【0023】各弁別閾に於いて代表となる値の色分解特
性に対応した適正な色補正係数を求める。色補正係数
は、図4に示す様に、各弁別グループの組み合わせ(4
(R)×4(G)×4(B)=64組)とそれに対応した色補正
係数が求められ、ルックアップテーブルとして色補正テ
ーブル記憶部20(図3)に記憶しておく。尚、本実施
例の図4に示すルックアップテーブルの色補正係数は、
各弁別グループに於いて代表となる値(各弁別グループ
から任意に選択)の色分解特性に対応したものであり、
色補正係数には9個の係数値(図4ではKn[9](n:
1〜64)と記述され、中身は式1に示すa11〜a33)が記
憶されている。
性に対応した適正な色補正係数を求める。色補正係数
は、図4に示す様に、各弁別グループの組み合わせ(4
(R)×4(G)×4(B)=64組)とそれに対応した色補正
係数が求められ、ルックアップテーブルとして色補正テ
ーブル記憶部20(図3)に記憶しておく。尚、本実施
例の図4に示すルックアップテーブルの色補正係数は、
各弁別グループに於いて代表となる値(各弁別グループ
から任意に選択)の色分解特性に対応したものであり、
色補正係数には9個の係数値(図4ではKn[9](n:
1〜64)と記述され、中身は式1に示すa11〜a33)が記
憶されている。
【0024】次に、読み取り処理の説明を行う。CPU
19は、原稿1の読み取りに先立ち、基準停止位置(基
準チャート13の直下)にミラーユニット11を移動さ
せ、基準チャート13のシェーディング補正用白基準色
を読み取ることにより、照明むらによるレベル差、CC
Dセンサ9の暗時出力電流の補正及び白バランス補正を
兼ねたシェーディング補正データを求め、このシェーデ
ィング補正データをシェーディング補正処理部16にセ
ットする。
19は、原稿1の読み取りに先立ち、基準停止位置(基
準チャート13の直下)にミラーユニット11を移動さ
せ、基準チャート13のシェーディング補正用白基準色
を読み取ることにより、照明むらによるレベル差、CC
Dセンサ9の暗時出力電流の補正及び白バランス補正を
兼ねたシェーディング補正データを求め、このシェーデ
ィング補正データをシェーディング補正処理部16にセ
ットする。
【0025】CPU19は次に、ミラーユニット11
を、基準チャート13のカラーチャート部分(赤、緑、
青の色票)の読み取り位置まで移動させ、各色票の読み
取りを行う。尚、この移動距離は、予め設定されている
ものとする。カラーCCDセンサ9により読み取られた
色票は、色分解出力レベルとして電気信号に変換され、
A/Dコンバータ15によりディジタル変換された後、
シェーディング補正処理部16によりシェーディング補
正を施され、夫々の色に対応したラインメモリ17に一
時格納される。
を、基準チャート13のカラーチャート部分(赤、緑、
青の色票)の読み取り位置まで移動させ、各色票の読み
取りを行う。尚、この移動距離は、予め設定されている
ものとする。カラーCCDセンサ9により読み取られた
色票は、色分解出力レベルとして電気信号に変換され、
A/Dコンバータ15によりディジタル変換された後、
シェーディング補正処理部16によりシェーディング補
正を施され、夫々の色に対応したラインメモリ17に一
時格納される。
【0026】CPU19は、ラインメモリ17から赤の
色票部分のRGBデータを読み出し、夫々の色分解出力
レベル値に基づいて色度図上の座標を検出し、R1〜R
4のいづれの分類に属するかを判定する。色度図上の座
標の検出方法は、直接計算処理するか、若しくは、読み
取り値の範囲が限定されているため、色度図座標検出用
対応テーブルを各色票ごとに設けても良い。同様に、緑
の色票部分、青の色票部分の順にラインメモリ17から
各色の色票部分のRGBデータを読み出し、夫々の色分
解出力レベル値に基づいて色度図上の座標を検出し、G
1〜G4、B1〜B4のいづれの分類に属するかを判定
する。検出した各色票の座標データに基づいて、色補正
テーブル記憶部20に記憶されているルックアップテー
ブルから、最適な色補正係数Kn[9]を読み出し、こ
の色補正係数を色補正処理部18にセットする。
色票部分のRGBデータを読み出し、夫々の色分解出力
レベル値に基づいて色度図上の座標を検出し、R1〜R
4のいづれの分類に属するかを判定する。色度図上の座
標の検出方法は、直接計算処理するか、若しくは、読み
取り値の範囲が限定されているため、色度図座標検出用
対応テーブルを各色票ごとに設けても良い。同様に、緑
の色票部分、青の色票部分の順にラインメモリ17から
各色の色票部分のRGBデータを読み出し、夫々の色分
解出力レベル値に基づいて色度図上の座標を検出し、G
1〜G4、B1〜B4のいづれの分類に属するかを判定
する。検出した各色票の座標データに基づいて、色補正
テーブル記憶部20に記憶されているルックアップテー
ブルから、最適な色補正係数Kn[9]を読み出し、こ
の色補正係数を色補正処理部18にセットする。
【0027】その後、CPU19はミラーユニット11
を原稿の先頭(読み取り開始位置)に移動させ、読み取
りを開始する。読み取られた原稿のデータは、順次シェ
ーディング補正及び色補正の処理が施され、最適なデー
タに変換され、Rc、Gc、Bc(図3)として出力さ
れる。次に、統計データの統計とルックアップテーブル
に関し、更に簡易的な方法を用いた第2の実施例を示
す。
を原稿の先頭(読み取り開始位置)に移動させ、読み取
りを開始する。読み取られた原稿のデータは、順次シェ
ーディング補正及び色補正の処理が施され、最適なデー
タに変換され、Rc、Gc、Bc(図3)として出力さ
れる。次に、統計データの統計とルックアップテーブル
に関し、更に簡易的な方法を用いた第2の実施例を示
す。
【0028】前述した読取装置の構成にて、基準チャー
ト13として、図10に示す様な、シェーディング補正
を行うための白基準色と、色分解特性を求めるための白
色の色票(基準色)が設けられている基準チャートを用
いる。この様な構成の読取装置に於いて、色分解の基準
色成分である、R、G、Bの夫々の波長成分に近い光を
反射し、且つ、全面に於いて反射特性等が一様であり経
時変化が少なく、シェーディング補正用白基準色に比べ
て反射率の低い白色の色票からなる統計用基準チャート
(図示せず)を用い、複数の読取装置により、この統計
用基準チャートを読み取り、前述色度図(図7)上にプ
ロットすることにより、白色が実際に読み取られる値の
範囲として統計的に得られる。このプロットした状態を
示したのが図8である。図8に於いて、白の色票の読み
取り値のばらつきの範囲は大きな四角形で示したWtの
内側の範囲となる。尚、統計を得るために用いる複数の
読取装置は、夫々総合色分解特性が異なるものが好まし
い。又、統計を得るために用いる統計用基準チャート
は、図10に示す基準チャート13と同じ特性のもので
あり、基準チャート13そのものを用いても良い。
ト13として、図10に示す様な、シェーディング補正
を行うための白基準色と、色分解特性を求めるための白
色の色票(基準色)が設けられている基準チャートを用
いる。この様な構成の読取装置に於いて、色分解の基準
色成分である、R、G、Bの夫々の波長成分に近い光を
反射し、且つ、全面に於いて反射特性等が一様であり経
時変化が少なく、シェーディング補正用白基準色に比べ
て反射率の低い白色の色票からなる統計用基準チャート
(図示せず)を用い、複数の読取装置により、この統計
用基準チャートを読み取り、前述色度図(図7)上にプ
ロットすることにより、白色が実際に読み取られる値の
範囲として統計的に得られる。このプロットした状態を
示したのが図8である。図8に於いて、白の色票の読み
取り値のばらつきの範囲は大きな四角形で示したWtの
内側の範囲となる。尚、統計を得るために用いる複数の
読取装置は、夫々総合色分解特性が異なるものが好まし
い。又、統計を得るために用いる統計用基準チャート
は、図10に示す基準チャート13と同じ特性のもので
あり、基準チャート13そのものを用いても良い。
【0029】第1の実施例と同様に、分光感度特性に対
応して図8に示すような範囲で読み取り値にばらつきが
生じ、人間の視覚特性に於いては、これらのばらつきの
ある色を全て異なる色であると認識することは出来な
い。そこで、弁別閾に基づいて分類する。図8に於い
て、大きな四角形で示した範囲Wt内において色分解レ
ベルのばらつきが生じる。このばらつきに対し、前述し
た弁別閾に基づいてグループ分けを行うと、W1〜W9
の9つのグループに分割でき、この各グループにおける
白色は、人間にとって同じ色であると認識される。尚、
本実施例では、9つの弁別グループに分類しているが、
本実施例に限るものではない。
応して図8に示すような範囲で読み取り値にばらつきが
生じ、人間の視覚特性に於いては、これらのばらつきの
ある色を全て異なる色であると認識することは出来な
い。そこで、弁別閾に基づいて分類する。図8に於い
て、大きな四角形で示した範囲Wt内において色分解レ
ベルのばらつきが生じる。このばらつきに対し、前述し
た弁別閾に基づいてグループ分けを行うと、W1〜W9
の9つのグループに分割でき、この各グループにおける
白色は、人間にとって同じ色であると認識される。尚、
本実施例では、9つの弁別グループに分類しているが、
本実施例に限るものではない。
【0030】各弁別グループに於いて代表となる値の色
分解特性に対応した適正な色補正係数を求める。色補正
係数は、図9に示す様なルックアップテーブルとして色
補正テーブル記憶部20(図3)に記憶しておく。尚、
本実施例の図9に示すルックアップテーブルの色補正係
数は、各弁別グループに於いて代表となる値(各弁別グ
ループから任意に選択)の色分解特性に対応したもので
あり、色補正係数は9個の係数値(図9ではKn[9]
(n:1〜9)と記述され、中身は式1に示すa11〜a33)が
記憶されている。
分解特性に対応した適正な色補正係数を求める。色補正
係数は、図9に示す様なルックアップテーブルとして色
補正テーブル記憶部20(図3)に記憶しておく。尚、
本実施例の図9に示すルックアップテーブルの色補正係
数は、各弁別グループに於いて代表となる値(各弁別グ
ループから任意に選択)の色分解特性に対応したもので
あり、色補正係数は9個の係数値(図9ではKn[9]
(n:1〜9)と記述され、中身は式1に示すa11〜a33)が
記憶されている。
【0031】次に、読み取り処理の説明を行う。CPU
19は、原稿1の読み取りに先立ち、基準停止位置(基
準チャート13の直下)にミラーユニット11を移動さ
せ、基準チャート13のシェーディング補正用白基準色
を読み取ることにより、照明むらによるレベル差、CC
Dセンサ9の暗時出力電流の補正及び白バランス補正を
兼ねたシェーディング補正データを求め、このシェーデ
ィング補正データをシェーディング補正処理部16にセ
ットする。
19は、原稿1の読み取りに先立ち、基準停止位置(基
準チャート13の直下)にミラーユニット11を移動さ
せ、基準チャート13のシェーディング補正用白基準色
を読み取ることにより、照明むらによるレベル差、CC
Dセンサ9の暗時出力電流の補正及び白バランス補正を
兼ねたシェーディング補正データを求め、このシェーデ
ィング補正データをシェーディング補正処理部16にセ
ットする。
【0032】CPU19は次に、ミラーユニット11
を、基準チャート13の白の色票部分の読み取り位置ま
で移動させ、白の色票の読み取りを行う。尚、この移動
距離は、予め設定されているものとする。カラーCCD
センサ9により読み取られた白の色票は、色分解出力レ
ベルとして電気信号に変換され、A/Dコンバータ15
によりディジタル変換された後、シェーディング補正処
理部16によりシェーディング補正を施され、夫々の色
に対応したラインメモリ17に一時格納される。
を、基準チャート13の白の色票部分の読み取り位置ま
で移動させ、白の色票の読み取りを行う。尚、この移動
距離は、予め設定されているものとする。カラーCCD
センサ9により読み取られた白の色票は、色分解出力レ
ベルとして電気信号に変換され、A/Dコンバータ15
によりディジタル変換された後、シェーディング補正処
理部16によりシェーディング補正を施され、夫々の色
に対応したラインメモリ17に一時格納される。
【0033】CPU19は、ラインメモリ17から白の
色票部分のRGBデータを読み出し、夫々の色分解出力
レベル値に基づいて色度図上の座標を検出し、W1〜W
9のいづれの分類に属するかを判定する。色度図上の座
標の検出方法は、第1の実施例と同じで良い。検出した
白の色票の座標データに基づいて、色補正テーブル記憶
部20に記憶されているルックアップテーブルから、最
適な色補正係数Kn[9]を読み出し、この色補正係数
を色補正処理部18にセットする。
色票部分のRGBデータを読み出し、夫々の色分解出力
レベル値に基づいて色度図上の座標を検出し、W1〜W
9のいづれの分類に属するかを判定する。色度図上の座
標の検出方法は、第1の実施例と同じで良い。検出した
白の色票の座標データに基づいて、色補正テーブル記憶
部20に記憶されているルックアップテーブルから、最
適な色補正係数Kn[9]を読み出し、この色補正係数
を色補正処理部18にセットする。
【0034】その後、CPU19はミラーユニット11
を原稿の先頭(読み取り開始位置)に移動させ、読み取
りを開始する。読み取られた原稿のデータは、順次シェ
ーディング補正及び色補正の処理が施され、最適なデー
タに変換され、Rc、Gc、Bc(図3)として出力さ
れる。以上の説明に於いて、分解される色成分はR、
G、Bとしたが、本実施例に限るものでなく、他の色成
分の組み合わせでも良い。
を原稿の先頭(読み取り開始位置)に移動させ、読み取
りを開始する。読み取られた原稿のデータは、順次シェ
ーディング補正及び色補正の処理が施され、最適なデー
タに変換され、Rc、Gc、Bc(図3)として出力さ
れる。以上の説明に於いて、分解される色成分はR、
G、Bとしたが、本実施例に限るものでなく、他の色成
分の組み合わせでも良い。
【0035】
【発明の効果】本発明では、色分解出力レベルに対応し
た補正係数を色補正テーブルから読み出す為、色分解出
力レベルに対応した補正係数を求める演算処理が必要な
く、高速な処理が行える。又、色を弁別閾に基づいてグ
ループ分けし、このグループに対応する色補正係数を備
えている為、色分解特性の経時変化にも対応出来る。
た補正係数を色補正テーブルから読み出す為、色分解出
力レベルに対応した補正係数を求める演算処理が必要な
く、高速な処理が行える。又、色を弁別閾に基づいてグ
ループ分けし、このグループに対応する色補正係数を備
えている為、色分解特性の経時変化にも対応出来る。
【0036】又、色を弁別閾に基づいてグループ分け
し、このグループに対応する色補正係数を備えている
為、色分解特性の経時変化にも対応したスキャナが実現
出来る。
し、このグループに対応する色補正係数を備えている
為、色分解特性の経時変化にも対応したスキャナが実現
出来る。
【図1】本発明のカラー画像読取装置の一実施例を示す
フラットヘッド型読取装置の構成図である。
フラットヘッド型読取装置の構成図である。
【図2】第1の実施例の色基準色票とシェーディング補
正用の白基準色とを備えた基準チャートの一実施例を示
す図である。
正用の白基準色とを備えた基準チャートの一実施例を示
す図である。
【図3】本発明の色補正係数を求める機能ブロックの一
実施例を示す図である。
実施例を示す図である。
【図4】第1の実施例の色補正テーブル記憶部に記憶さ
れるルックアップテーブルの一実施例を示す模式図。
れるルックアップテーブルの一実施例を示す模式図。
【図5】本実施例の光学系の総合分光感度特性の一実施
例を示す図である。
例を示す図である。
【図6】本実施例の総合分光感度特性のばらつきの一実
施例を示す図である。
施例を示す図である。
【図7】色を数値で表す色度図である。
【図8】本実施例に於いて実際に読み取られる値を色度
図にプロットした一実施例を示す図である。
図にプロットした一実施例を示す図である。
【図9】第2の実施例の色補正テーブル記憶部に記憶さ
れるルックアップテーブルの一実施例を示す模式図。
れるルックアップテーブルの一実施例を示す模式図。
【図10】第2の実施例の白色基準色票とシェーディン
グ補正用の白基準色とを備えた基準チャートの一実施例
を示す図である。
グ補正用の白基準色とを備えた基準チャートの一実施例
を示す図である。
1 原稿 9 3ラインカラーCCDセンサ 11 第1のミラーユニット 13 基準チャート 15 A/Dコンバータ 16 シェーディング補正処理部 17 ラインメモリ 18 色補正処理部 19 CPU 20 色補正テーブル記憶部
Claims (4)
- 【請求項1】 被写体像を受光し複数の色成分に分解す
る撮像部と、 該撮像部の色分解出力レベルを色補正係数に基づいて補
正する色補正処理手段とを有する画像読取装置に於い
て、 基準となる色を備える色基準部と、 該色基準部に対応する色分解出力レベルに応じて予め設
定した色補正係数を記憶する色補正テーブル記憶部とを
設け、 色補正時に前記色基準部に対応する色分解出力レベルを
検出し、該色補正テーブル記憶部より該当する色補正係
数を読み出し、前記前記色補正処理手段に供給すること
を特徴とするカラー画像読取装置。 - 【請求項2】 請求項1に於いて、 色分解特性のばらつきを人間が同じ色であると知覚する
弁別閾に基づいてグループ分けし、該グループの色分解
特性に応じて予め設定した色補正係数を記憶する色補正
テーブル記憶と、 前記色基準部に対応する色分解出力レベルを検出し、該
検出された色分解出力レベルがどのグループに属するか
を検出するグループ検出手段とを設け、 色補正時に該グループ検出手段より検出されたグループ
に該当する色補正係数を前記色補正テーブル記憶部から
読み出し、前記前記色補正処理手段に供給することを特
徴とするカラー画像読取装置。 - 【請求項3】 請求項2に於いて、 原稿を照明する光源と、 該光源から照射され、前記原稿にて反射された反射光、
若しくは前記原稿を透過した透過光を前記撮像素子上に
結像する様に導く光学系とを設けたことを特徴とするカ
ラー画像読取装置。 - 【請求項4】 請求項1、請求項2及び請求項3に於い
て、 前記撮像部にCCDセンサを用いることを特徴とするカ
ラー画像読取装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6168016A JPH0832826A (ja) | 1994-07-20 | 1994-07-20 | カラー画像読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6168016A JPH0832826A (ja) | 1994-07-20 | 1994-07-20 | カラー画像読取装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0832826A true JPH0832826A (ja) | 1996-02-02 |
Family
ID=15860249
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6168016A Pending JPH0832826A (ja) | 1994-07-20 | 1994-07-20 | カラー画像読取装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0832826A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5995165A (en) * | 1996-05-06 | 1999-11-30 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Color correction method and apparatus using uneven two-dimensional chromaticity partitioning |
| US7142238B1 (en) | 1998-10-26 | 2006-11-28 | Minolta Co., Ltd. | Image pick-up device |
| JP2007081580A (ja) * | 2005-09-12 | 2007-03-29 | Canon Inc | 画像処理方法及び画像処理装置並びにプログラム |
| JP2010124168A (ja) * | 2008-11-19 | 2010-06-03 | Mega Chips Corp | 色変換マトリクス算出方法 |
-
1994
- 1994-07-20 JP JP6168016A patent/JPH0832826A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5995165A (en) * | 1996-05-06 | 1999-11-30 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Color correction method and apparatus using uneven two-dimensional chromaticity partitioning |
| US7142238B1 (en) | 1998-10-26 | 2006-11-28 | Minolta Co., Ltd. | Image pick-up device |
| JP2007081580A (ja) * | 2005-09-12 | 2007-03-29 | Canon Inc | 画像処理方法及び画像処理装置並びにプログラム |
| JP2010124168A (ja) * | 2008-11-19 | 2010-06-03 | Mega Chips Corp | 色変換マトリクス算出方法 |
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