JPH08328489A - 表示素子、及び表示機器の温度制御装置 - Google Patents

表示素子、及び表示機器の温度制御装置

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JPH08328489A
JPH08328489A JP7150091A JP15009195A JPH08328489A JP H08328489 A JPH08328489 A JP H08328489A JP 7150091 A JP7150091 A JP 7150091A JP 15009195 A JP15009195 A JP 15009195A JP H08328489 A JPH08328489 A JP H08328489A
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temperature
display tube
tube
air
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JP7150091A
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English (en)
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Itsuki Baba
一城 馬場
Akira Matsubara
章 松原
Shunsuke Taguchi
俊介 田口
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Fujitsu Frontech Ltd
Original Assignee
Fujitsu Frontech Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】表示装置の表示管の輝度を最大にするために、
表示管の表面温度を最適温度に予熱すると共に、表示管
の表示動作を制御する制御用プリント基板を冷却するこ
とを目的とする。 【構成】温度センサ3が表示管の放電管1の周囲温度
が、上記最適温度以下であるのを検出すると、パネルヒ
ータ等のヒータ2によって温められた空気を、表示モジ
ュール内循環用ダクト4に循環ファンA12によって矢
印の方向に循環させ、表示管の表面温度が最適温度に達
するまで表示管を予熱する。最適温度に達した時点で表
示管が点灯され、ヒータ2による加熱が停止される。そ
の後、表示管自身の発熱により、最適温度以上に上昇し
た場合は、表示モジュール内排気ファンB13により上
記ダクト4内の高温の空気を排気し、低温の外気を吸気
して表示管の表面温度が下げられる。一方、制御用プリ
ント基板5はユニット内吸気ファンC14により吸気さ
れた外気により冷却される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、屋外や屋内における大
型表示機器に係り、特に表示素子内の表示管と該表示管
の駆動を制御する制御部の温度管理を行う表示素子、及
び表示機器の温度制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、屋外や屋内における大型表示
機器に用いられる表示素子には、例えば、それぞれ赤、
緑、又は青の発光を行う3個の冷陰極管等の放電管が用
いられている。
【0003】この放電管は、図11に示すように、その
表面温度が70°C付近で、輝度が最大になる。そのた
め、例えば周囲温度が0°C〜10°C付近の低温で、
長時間点灯されていなかった放電管を点灯すると、充分
な輝度が得られないのみでなく、表示管の寿命にも悪影
響を与えることになる。また、表示管の点灯後、表示管
を冷却しない状態で時間が経過すると、表示管自身の発
熱のため、表示管の表面温度が次第に上昇し、例えば1
00°C以上になって輝度が低下する。
【0004】そこで従来、表示管を冷却する為、表示管
に送風を行い表示管を冷却する装置が提案されている。
一方、表示管の近くに設けられている表示動作を制御す
る制御用のプリント基板の周囲温度も、制御動作を正し
く行わせるため、所定温度以上にならないように常時放
熱又は冷却する必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
表示装置の冷却方式では表示管に送風するとしても、表
示管が収納されたランプホルダに送風を行い、表示管を
間接的に冷却するものである。また、表示管の一部(例
えば表示管の一端に設けられた一方の電極)に送風を行
う方式もあるが直接表示管を冷却するものではない。こ
の為、効率良い冷却ができないだけでなく、表示管を所
定温度に制御することもできない。
【0006】また、従来の温度制御方式では表示管の冷
却及び加熱を行うだけであり、表示制御回路等が配設さ
れたプリント基板の温度制御を行うものではない。さら
に、今日大型表示装置と言えども薄型の要請はつよく、
表示管を覆うホルダの背後に表示管の点灯制御を行う制
御基板を配置する装置も多い。特に、制御基板がホルダ
の背面に並行に密接する場合、表示管の温度制御と制御
基板の温度制御を一体として同時に行うことが要請され
ている。しかしながら、従来の温度制御装置ではこの様
な温度制御装置、及び温度制御方式は提案されていな
い。
【0007】本発明の課題は、上記従来の実情に鑑み、
表示管の表面温度が上記最適な温度以下の場合、表示管
の点灯前に最適な温度になるように、表示管を予熱する
と共に、点灯後、上述のように、表示管自身の発熱によ
り表示管の表面温度が最適な温度を超えた場合に、最適
な温度に戻すように表示管を冷却すること、及び表示管
の表示動作を制御する制御部のプリント基板を、所定温
度以下に冷却又は放熱させることである。
【0008】また、本発明の課題は、上記従来の実情に
鑑み、表示管の駆動を制御する制御基板が表示管に(表
示管のホルダに)密接する構造の場合でも、表示管の温
度制御と制御基板の温度制御を一体として同時に行うこ
とを可能とする表示機器の温度制御装置を提供すること
である。
【0009】また、この際有効に温度制御を行う為、表
示素子に熱伝導部材を設け、この熱伝導部材を筐体の一
部に当接させることで効率良い放熱を行う表示素子を提
供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
する為、表示管を用いた表示機器において、表示管の点
灯前において該表示管の表面温度が該表示管の点灯に最
適な温度になるように該表示管を予熱する表示管予熱手
段と、前記表示管の点灯中の表面温度を前記最適な温度
に保つために前記表示管を冷却する表示管冷却手段と、
前記表示管の表示動作を制御する制御部を冷却する制御
部冷却手段とで構成する。
【0011】また、前記表示管予熱手段による前記表示
管の予熱は、例えば加熱手段と温度検出手段と送風手段
とにより、所定温度の温風を循環する送風管を用いて行
うものである。
【0012】さらに、前記制御部冷却手段による前記制
御部の冷却は、例えば前記表示管予熱手段に用いられた
前記所定温度の温風により行うものである。そして上記
手段により、先ず表示管の点灯前において表示管の表面
温度を表示管の点灯に最適な温度に予熱する表示管予熱
手段を有する。同手段は、例えばパネルヒータによる加
熱手段と温度センサによる温度検出手段とファンによる
送風手段とにより、所定温度の温風を循環する送風管を
用いて、表示管の輝度が最大になる最適な表面温度に、
表示管を点灯前に予熱する手段である。
【0013】次に、表示管の点灯中の表面温度を最適な
温度に保つために表示管を冷却する表示管冷却手段を有
する。同手段は、表示管の点灯後、表示管自身の発熱に
より表面温度が最適な温度を超えたことを、温度センサ
が検出した場合、上記加熱手段の加熱を停止させた後、
所定温度の温風を循環していた送風管内を循環していた
所定温度の空気を排気し、低温の外気を吸気して表示管
をその表面温度が最適な温度になるまで冷却する手段で
ある。
【0014】そして、表示管の表示動作を制御する制御
部を冷却する制御部冷却手段を有する。同手段は、例え
ば制御部のプリント基板を、ファンにより吸気された外
気で冷却したり、又は表示管予熱手段に用いられた所定
温度の温風により放熱、または冷却させる手段である。
【0015】上記課題は本発明によれば、表示管を用い
た表示機器において、該表示管と、該表示管の表示動作
を制御する制御部を該表示管の後部に一体的形成した表
示/制御部と、該表示/制御部に温風、又は冷風を送り
該表示/制御部を最適温度に制御する送風手段とを有す
る表示機器の温度制御装置を提供することで解決でき
る。
【0016】また、前記送風手段は、例えば加熱手段で
熱した温風を表示/制御部に送り表示/制御部を所定温
度まで加熱する。また、前記送風手段は、例えば前記表
示/制御部で熱せられた温風を再度表示/制御部に送る
ことにより表示/制御部を所定温度に制御する。
【0017】また、前記送風手段は、例えば外気を表示
/制御部に送ることにより、表示/制御部を冷却し、所
定温度に制御する。さらに、前記送風手段は、例えば前
記表示/制御部を通過した空気を再度表示/制御部に送
ることにより表示/制御部を所定温度に制御する。
【0018】一方、前記表示/制御部は、例えば表示管
に通ずるダクトと制御部に通ずるダクトを別々に有し、
前記送風手段からの送風がそれぞれのダクトに導かれる
ことにより、一つの送風手段により、表示/制御部を一
体的に温度制御する。
【0019】また、前記表示/制御部の表示管には、例
えば熱伝導部材が取り付けられている。この熱伝導部材
は熱伝導性の良いゴムや金属等で構成されている。ま
た、前記熱伝導部材は、例えば表示管の電極部近傍に一
端が取り付けられ、他端は表示機器の筐体に機械的に接
続された放熱部材に当接する構成である。
【0020】さらに、前記放熱部材は、例えば金属の板
状部材で構成されている。また、前記放熱部材は、上述
の金属の板状部材でなくても、例えば金属の棒状部材、
熱伝導性の良いゴムの板状部材や棒状部材であってもよ
い。
【0021】上記課題は本発明によれば、表示管と、該
表示管に取り付けられた熱伝導部材と、装置本体の筐体
に機構的に接続し前記熱伝導部材に当接する放熱部材と
を有する表示素子を使用することで解決できる。
【0022】また、前記熱伝導部材は、例えば表示管の
電極部近傍に取り付けら、例えば弾性体で構成する。
【0023】
【作用】表示管を用いた表示装置において、表示管予熱
手段により表示管の表面温度が点灯前に、点灯に最適な
温度になるように、例えばパネルヒータ等による加熱手
段と温度センサによる温度検出手段とファンによる送風
手段とにより、所定温度の温風を循環する送風管を用い
て、表示管が予熱される。そして、表示管の点灯後、表
示管自身の発熱により表面温度が上記最適な温度を超え
たことを、温度センサが検出した場合、表示管冷却手段
により、上記パネルヒータ等による加熱手段が停止さ
れ、所定温度の温風を循環していた送風管内の空気が排
気され、吸気された低温の外気で、表示管が、その表面
温度が最適な温度になるまで冷却される。
【0024】一方、表示管の表示動作を制御する制御部
の、例えばかなり高温度に発熱する部品を搭載したプリ
ント基板が、制御部冷却手段により、温度制御装置に設
けられたファンにより吸気された外気で冷却されるか、
又は表示管予熱手段に用いられた所定温度の温風により
放熱または冷却される。
【0025】本発明は、表示管に対して、又は表示管を
覆うホルダの背面に、該表示管の表示動作を制御する制
御部を一体的取り付けた構成の表示装置においても適用
でき、送風手段から送風する冷風、又は温風を表示/制
御部に送り最適な温度に制御できる。例えば、表示管
(表示管の管端)に導かれたダクトと、回路素子が配設
された制御基板に導かれたダクトに冷風又は温風を送り
込むことにより、一体的に表示/制御部の温度を最適状
態に制御できる。
【0026】例えば、表示装置の稼働開始時の様に、表
示管及び制御基板の温度が所定温度(例えば、70°
C)より低い時、ヒータ等の加熱手段で熱した温風を上
述のダクトに送り、表示/制御部を所定温度まで加熱
し、表示装置の稼働中の様に、所定温度に近い温度で駆
動している時は、例えば前記表示/制御部で熱せられた
温風を再度表示/制御部に送り、表示/制御部を所定温
度に制御する。
【0027】また、表示/制御部の温度が所定温度を大
きく越えている時は、例えば外気を表示/制御部に送り
冷却し、表示/制御部の温度が所定温度近傍の場合、表
示/制御部を通過した空気を再度表示/制御部に送るこ
とにより表示/制御部の温度制御を行う。この様に制御
することで、表示管及び制御部は常に最適な温度に制御
され、表示管は輝度の高い発光を行うことができる。
【0028】また、前記表示/制御部の表示管に熱伝導
部材として、熱伝導性の良いゴムや金属を取り付けるこ
とで表示管の温度を制御することができる。すなわち、
上述の様なゴムや金属を表示管の電極部近傍に取り付
け、その他端を上述の送風手段で加温、又は冷却するこ
とで熱伝導部材を介して表示管の温度を容易に制御する
ことができる。
【0029】さらに、熱伝導部材を金属の板状部材等の
装置本体の筐体の一部に当接させることで、表示管の発
熱は筐体側に発散され、更に効率良い表示管の温度接続
を容易に行うことができる。
【0030】
【実施例】次に、本発明を適用した3つ実施例について
図面を用いて説明する。以下、説明する第1の実施例
は、予熱することが必要な表示管部と冷却が必要な制御
部のそれぞれの温度制御の系統を、独立の系統とする方
式であり、それに対して、第2の実施例は、表示部の予
熱と制御部の冷却を、同一の系統の通風により行う方式
である。
【0031】また、第3の実施例は、表示管のホルダの
背面近傍に、この表示管の表示動作を制御する制御基板
を取り付けた構成の表示機器について、送風手段から送
風を行い温度制御するものである。 <第1の実施例>図1は、第1の実施例の表示装置の全
体構成図で、この表示装置は、以下に述べる4×8の表
示モジュールが、1ユニット分として4段積み重ねられ
ており、同ユニットの前部には表示管を主にしたランプ
部と、その後部に表示管の表示動作を制御する制御部と
が、後に説明する図3に示すように、間に断熱材15を
挟んで設けられている。なお、前述の大型表示装置は、
このようなユニットを必要個数配置して構成されてい
る。
【0032】次に、図2は上下方向に4段、水平方向に
8個、すなわち32(4×8)個の表示素子を持つ表示
モジュールの外観図(正面図)と内部構造を示す断面図
で、図4に、大型表示装置の表示部に用いられる上記表
示素子1個分の外観構造図が示されている(尚、図4
(a)は表示素子の斜視図、同図(b)は表示素子の側
面図、同図(c)は表示素子の正面図である)。
【0033】この表示素子は、各構成部材を収納するラ
ンプハウスを三等分に仕切る2枚の仕切り板と、それら
三つに仕切られた各室内中央にそれぞれ一個配設された
合計3個の直管型表示管の放電管1と、表示管の側面か
ら拡散放射される光を前方に効率良く反射させるランプ
ハウス10から構成される。
【0034】上記3個の放電管1は、それぞれ赤
(R)、緑(G)、及び青(B)の蛍光発光剤を塗装さ
れ、長手方向をハウジングの前後方向に向けて配設され
る。次に、図1により表示装置の温度制御について説明
する。
【0035】先ず、ランプ部は、図1及び図2のA−
A′断面図である図3に示すように、表示管の放電管
1、パネルヒータ等のヒータ2、温度センサ3、及び表
示モジュール内循環ファンA12等を有する表示モジュ
ール内循環用ダクト4からなる。
【0036】そして、温度センサ3が、表示管の周囲温
度が前述の表示管の輝度が最大になる最適な温度(以
下、最適温度という)以下であることを検出した場合
に、ヒータ2によって温められた空気を、表示モジュー
ル内循環用ダクト4に、表示モジュール内循環ファンA
12によって矢印の方向に循環させ、表示管の放電管1
を最適温度、例えば前述したように、発光輝度が最高に
なる70°Cに達するまで予熱し、最適温度に達して表
示管が点灯され、予熱のためのヒータ2の加熱が停止さ
れた後で、表示管自身の発熱により表面温度が、最適温
度より更に上昇した場合は、表示モジュール内排気ファ
ンB13により、上記表示モジュール内循環用ダクト4
の高温の空気を排気し、低温の外気を吸気して表示管の
表面温度を低下させる構造である。
【0037】このようにして、温度センサ3、ヒータ
2、及び表示モジュール内循環ファンA12と表示モジ
ュール内排気ファンB13、及び表示モジュール内循環
ダクト4とにより、表示管の放電管1の表面温度が、発
光輝度を最大にするため最適温度付近を保つように制御
される。
【0038】一方、図1の制御部の制御用プリント基板
5は、ユニット内吸気ファンC14により吸気された外
気によって冷却される。この様に制御することにより表
示管を最適温度に設定でき、放電管1から効率良い発光
を行うことができる。また、制御用プリント基板5につ
いても最適温度で使用することができ、表示管と制御用
プリント基板5との両方の温度制御を効率良く行うこと
ができる。 <第2の実施例>図5は、第2の実施例に用いられる表
示モジュールの上面図と側面断面図である。尚、同図
(a)が上面図を示し、同図(b)が側面断面図を示
す。
【0039】同図において、まず、ランプハウス10内
の温度センサ3が、表示管の周囲温度が前述の表示管の
輝度が最大になる最適温度以下であることを検出した場
合、ユニット後部に設けられた吸排気用ファン6によ
り、ユニット外の空気が吸排気口8から吸気され、チャ
ンバー部11に取り入れられる。
【0040】そして、その際、吸気された空気はヒータ
7によって加熱され、両サイドの合計16個の通風用ダ
クト9に沿って表示モジュール内を循環され、表示モジ
ュールのランプハウス10内の放電管1を、効率良く予
熱する。
【0041】その後、表示管の表面温度が、表示管点灯
の最適温度に達して表示管が点灯され、予熱のためのヒ
ータ7の加熱が停止された後、表示管自身の発熱により
表示モジュール内部の温度が、表示管の最適温度以上に
高くなったことを温度センサ3が検出した場合、吸排気
用ファン6により表示モジュールの外部、及び内部の空
気を吸排気し、内部温度が下げられる。
【0042】このようにして、温度センサ3とヒータ
7、及び吸排気用ファン6と通風用ダクト9により、表
示管の放電管の表面温度が、発光輝度を最大にするため
の最適温度付近を保つように制御される。
【0043】そして、ランプハウス10を通過した温風
は、制御用プリント基板5の熱を吸収して、吸排気用フ
ァン6の吸気として図5に示す矢印の方向に進み、ユニ
ット外へ排気される。
【0044】この場合、ランプハウス10を通過した温
風は、かなり高温度に上昇する部品を搭載した制御用プ
リント基板に較べれば、比較的低温であるため、同基板
5の熱を充分放熱、冷却させることができる。
【0045】この様に構成しても、表示管を最適温度に
設定でき、同時に制御用プリント基板5についても最適
温度で使用することができ、表示管と制御用プリント基
板5との両方の温度制御を効率良く行うことができる。 <第3の実施例>図6は、本発明の第3の実施例の表示
機器を示し、その表示機器の側断面図である。同図にお
いて、表示ユニット20は、例えば縦4段×横8列の合
計32個の表示モジュール21から構成される。尚、表
示機器全体は、上述の構成の表示ユニット20が多数上
下左右に配設され、構成されている。
【0046】表示ユニット20の裏面には、表示ユニッ
ト20内の熱気を機外に排出する為の排気用ファン17
が設けられている。また、加熱手段としてヒータ18も
設けられている。また、表示ユニット20の裏面には、
外気を吸入する外気吸入口20′が設けられ、外気吸入
口20′から吸入された外気は循環ファン19により表
示ユニット20内を循環する。この表示ユニット20内
を循環する空気は、後述する各表示モジュール21で温
められた空気を冷却する。また、ヒータ18で温められ
た表示ユニット20内の熱は各表示モジュール21に供
給され、表示モジュール21内の表示管や制御基板を加
熱する。
【0047】図7は上述の表示モジュール21の構成を
示す図である。各表示モジュール21は4×8個の表示
素子で構成され、同図はその縦断面を示す。それぞれの
表示素子22はランプハウス23、コネクタ22′で構
成され、コネクタ22′には制御用基板30が配設され
ている。また、ランプハウス23の後部は表示管用ダク
ト31に収納されている。この表示管用ダクト31には
表示モジュール内循環ファン32の駆動により表示ユニ
ット20内の空気が循環する構成である。尚、表示管用
ダクト31を循環する空気の流れは、同図に実線の矢印
で示す。
【0048】図8は表示素子の構成を詳しく説明する斜
視図である。同図に示すように、表示素子は内部を三等
分に仕切る2枚の仕切り板22″、それら三つに仕切ら
れた各室内にそれぞれ1本づつ配設された合計3本の放
電管である表示管22a〜22c、及び熱伝導フィン2
4、25で構成されている。上記3本の放電管22a〜
22cは、それぞれ赤(R)、緑(G)、及び青(B)
の蛍光発光材を塗布され、例えばハウジング上面に沿っ
て、それぞれ配設される。
【0049】また、上述の熱伝導フィン24、25は熱
伝導の良好な、例えば特殊加工を施したシリコーンゴム
等を用いて構成され、弾性力に富んだ材質である。熱伝
導フィン25は前述の表示管用ダクト31内に位置し、
表示管用ダクト31を循環する流れにより、冷却又は加
熱される構成である。
【0050】一方、熱伝導フィン24はランプハウス2
3の上面に形成された不図示の孔を介して、ランプハウ
ス23の上方に突出する構成である。図9はこの構成を
詳しく示す断面図である。同図に斜線で示す熱伝導フィ
ン24は表示管22a(22b,22c)の一方の電極
の配設位置の周面に固定され、不図示の孔を介して、ラ
ンプハウス23の上方に突出している。尚、図10は熱
伝導フィン24の単体の構成を示す図である。
【0051】熱伝導フィン24は上述の様に弾性力に富
んだ材質であるので、表示機器の筐体に設けられた金具
27に当接すると、図9に示す様に容易に曲がり、熱伝
導フィン24と金具27との当接面積を大きくすること
ができる。したがって、表示管22a等に発生する熱
は、シリコーンゴム製の熱伝導フィン24を経て表示機
器の筐体に容易に逃すことができる構成である。
【0052】以下、本実施例の表示機器の温度制御動作
について説明する。まず、表示管の周囲温度が前述の表
示管の輝度が最大になる最適温度以下であることを、不
図示の温度センサが検出した場合、図6に示したヒータ
18によって温められた空気を、表示モジュール内循環
ファン32によって、実線及び点線方向に循環させ、表
示管22a〜22cを最適温度、例えば前述したよう
に、発光輝度が最高になる70°Cに達するまで予熱す
る。そして、最適温度に達して表示管22a〜22cが
点灯動作を開始した後、予熱のためのヒータ18の加熱
を停止する。
【0053】その後、表示管22a〜22c自身の発熱
により表面温度が、最適温度より更に上昇したことを、
温度センサが検出した場合、排気用ファン17により、
上記表示ユニット20内の高温の空気を排気し、低温の
外気を、外気吸気口20′から吸入する。こうして吸入
された空気は表示モジュール内循環ファン32により表
示管用ダクト31を循環し、放電管22a〜22cの表
面温度を低下させ、表示管22a〜22cの表面温度
が、発光輝度が最大になる最適温度付近を保つように制
御される。また、制御用基板30の温度を最適に保つ。
【0054】また、表示管用ダクト31を通過した温風
は、一端表示ユニット20に排出された後、表示モジュ
ール内循環ファン32により表示管用ダクト31内に吸
入され、例えば非点灯が続く表示管22a〜22cがあ
っても常に一定の最適温度に保持する。したがって、非
点灯が続く表示管22a〜22cが存在しても、点灯の
際直ちに最適温度で発光することができる。
【0055】
【発明の効果】本発明によれば、表示管予熱手段により
表示管の点灯前に、表示管の表面温度が点灯に最適な温
度になるように、表示管を予熱することにより、表示管
の最大輝度が得られると共に、表示管の点灯後、表示管
自身の発熱により表示管の表面温度が上昇し、最適温度
を超えた場合、表示管冷却手段により表示管が冷却され
るため、点灯中の表示管の表面温度は、最適温度に保た
れる。
【0056】また、制御部冷却手段により表示管の表示
動作を制御する制御部を冷却することにより、表示管の
表示動作を、正しく制御することが可能となる。さら
に、制御用プリント基板も同時に適正温度に制御でき、
効率良い温度制御を行うことができる。
【0057】また、表示管又は表示管を覆うホルダの背
面に、該表示管の表示動作を制御する制御部を一体的取
り付けた構成の表示装置においても、送風手段により表
示/制御部を最適温度に制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の全体構成図である。
【図2】表示モジュールの外観図と構造図である。
【図3】図2のA−A′断面図である。
【図4】(a)は1表示素子の外観構造図であり、
(b)は1表示素子の側面図であり、(c)は1表示素
子の正面図である。
【図5】(a)は第2の実施例の表示モジュールの上面
図であり、(b)は第2の実施例の表示モジュールの側
面断面図である。
【図6】第3の実施例の表示機器の側断面図である。
【図7】表示モジュールの構成図である。
【図8】表示素子の斜視図である。
【図9】表示素子の断面図である。
【図10】熱伝導フィン2の構成図である。
【図11】放電管の表面温度と輝度との関係を示す特性
図である。
【符号の説明】
1 放電管 2,7 ヒータ 3 温度センサ 4 表示モジュール内循環用ダクト 5 制御用プリント基板 6 吸排気用ファン 8 吸排気口 9 通風用ダクト 10 ランプハウス 11 チャンバー部 12 表示モジュール内循環ファンA 13 表示モジュール内排気ファンB 14 ユニット内吸気ファンC 15 断熱材 17 排気用ファン 18 ヒータ 19 循環ファン 20 表示ユニット 20′ 外気吸気口 21 表示モジュール 22 表示素子 22a〜22c 表示管 22′ ランプホルダ 23 ランプハウス 24,25 熱伝導フィン 27 金具 31 表示管用ダクト 32 表示モジュール内循環ファン

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示管を用いた表示機器において、 表示管の点灯前において該表示管の表面温度が該表示管
    の点灯に最適な温度になるように該表示管を予熱する表
    示管予熱手段と、 前記表示管の点灯中の表面温度を前記最適な温度に保つ
    ために前記表示管を冷却する表示管冷却手段と、 前記表示管の表示動作を制御する制御部を冷却する制御
    部冷却手段と、 を有することを特徴とする表示機器の温度制御装置。
  2. 【請求項2】 前記表示管予熱手段による前記表示管の
    予熱は、加熱手段と温度検出手段と送風手段とにより、
    所定温度の温風を循環する送風管を用いて行われること
    を特徴とする請求項1記載の表示機器の温度制御装置。
  3. 【請求項3】 前記制御部冷却手段による前記制御部の
    冷却は、前記表示管予熱手段に用いられた前記所定温度
    の温風により行われることを特徴とする請求項1記載の
    表示機器の温度制御装置。
  4. 【請求項4】 前記表示管予熱手段は、表示管の表面温
    度を最適な温度に保つため前記表示機器の駆動中表示管
    を熱し、前記表示管冷却手段は表示管の表面温度を最適
    な温度に保つため前記表示機器の駆動中表示管を冷却す
    ることを特徴とする請求項1記載の表示機器の温度制御
    装置。
  5. 【請求項5】 前記表示管冷却手段は表示管の表面温度
    を最適な温度に保つため温風により、表示機器の駆動中
    表示管を冷却することを特徴とする請求項4記載の表示
    機器の温度制御装置。
  6. 【請求項6】 表示管を用いた表示機器において、 該表示管と、該表示管の表示動作を制御する制御部を該
    表示管の後部近傍に形成した表示/制御部と、 該表示/制御部に温風、又は冷風を送り該表示/制御部
    を最適温度に制御する送風手段と、 を有することを特徴とする表示機器の温度制御装置。
  7. 【請求項7】 前記送風手段は加熱手段で熱した温風を
    表示/制御部に送ることを特徴とする請求項6記載の表
    示機器の温度制御装置。
  8. 【請求項8】 前記送風手段は前記表示/制御部で熱せ
    られた温風を再度表示/制御部に送ることを特徴とする
    請求項6記載の表示機器の温度制御装置。
  9. 【請求項9】 前記送風手段は外気を表示/制御部に送
    ることを特徴とする請求項6記載の表示機器の温度制御
    装置。
  10. 【請求項10】 前記送風手段は前記表示/制御部を通
    過した空気を再度表示/制御部に送ることを特徴とする
    請求項6記載の表示機器の温度制御装置。
  11. 【請求項11】 前記表示/制御部は表示管に通ずるダ
    クトと制御部に通ずるダクトを別々に有し、前記送風手
    段からの送風がそれぞれのダクトに導かれることを特徴
    とする請求項6記載の表示機器の温度制御装置。
  12. 【請求項12】 前記表示/制御部の表示管には、熱伝
    導部材が取り付けられていることを特徴とする請求項6
    記載の表示機器の温度制御装置。
  13. 【請求項13】 前記熱伝導部材の一端は、表示管の電
    極部近傍に取り付けられていることを特徴とする請求項
    12記載の表示機器の温度制御装置。
  14. 【請求項14】 前記熱伝導部材は、一端が表示機器の
    筐体に機構的に接続された放熱部材に当接することを特
    徴とする請求項12記載の表示機器の温度制御装置。
  15. 【請求項15】 前記放熱部材は、金属の板状部材であ
    ることを特徴とする請求項14記載の表示機器の温度制
    御装置。
  16. 【請求項16】 表示管と、 該表示管に取り付けられた熱伝導部材と、 装置本体の筐体に機構的に接続し、前記熱伝導部材に当
    接する放熱部材と、 を有することを特徴とする表示素子。
  17. 【請求項17】 前記熱伝導部材は、表示管の電極部近
    傍に取り付けられていることを特徴とする請求項16記
    載の表示素子。
  18. 【請求項18】 前記熱伝導部材は、弾性体であること
    を特徴とする請求項16記載の表示素子。
  19. 【請求項19】 前記放熱部材は、金属の板状部材であ
    ることを特徴とする請求項16記載の表示素子。
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